JP2019040050A - プロジェクタ、プロジェクタの制御方法およびプロジェクタの制御プログラム - Google Patents

プロジェクタ、プロジェクタの制御方法およびプロジェクタの制御プログラム Download PDF

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英司 大嶋
松田 則夫
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Abstract

【課題】プロジェクタにおいて、簡易な構成でスペックルノイズを低減させること。
【解決手段】プロジェクタであって、光を発生する光源を備えた。プロジェクタであって、光源からの光を反射して2次元走査型ミラーへと誘導する光学系を備えた。プロジェクタであって、光学系により誘導された光をスクリーン上に投影する2次元走査型ミラーを備えた。プロジェクタであって、光学系を所定の周期および所定の振幅で駆動させる駆動手段を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタ、プロジェクタの制御方法およびプロジェクタの制御プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、スペックルノイズの発生源の一つである、スクリーンを直接揺動してスペックルノイズを低減する技術が開示されている。
桑田宗晴、外6名、「揺動スクリーンを用いたレーザディスプレイのスペックル低減」、映像情報メディア学会誌 Vol.65 No.2_ pp.224〜228 (2011)65_224
しかしながら、上記文献に記載の技術では、物理的に大きな装置であるスクリーンを直接揺動させるため、スペックルノイズ低減のための装置が大型化し、簡易な構成でスペックルノイズを低減させることができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るプロジェクタは、
光を発生する光源と、
前記光源からの前記光を反射して2次元走査型ミラーへと誘導する光学系と、
前記光学系により誘導された前記光をスクリーン上に投影する前記2次元走査型ミラーと、
前記光学系を所定の周期および所定の振幅で駆動させる駆動手段と、
を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係るプロジェクタの制御方法は、
光を発生する光源と、
前記光源からの前記光を反射して2次元走査型ミラーへと誘導する光学系と、
前記光学系により誘導された前記光をスクリーン上に投影する前記2次元走査型ミラーと、
前記光学系を所定の周期および所定の振幅で駆動させる駆動手段と、
を備えたプロジェクタの制御方法であって、
光源から光を発生させる発生ステップと、
発生させた前記光を前記スクリーン上に投影させる投影ステップと、
前記光学系を駆動させる駆動ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係るプロジェクタの制御プログラムは、
光を発生する光源と、
前記光源からの前記光を反射して2次元走査型ミラーへと誘導する光学系と、
前記光学系により誘導された前記光をスクリーン上に投影する前記2次元走査型ミラーと、
前記光学系を所定の周期および所定の振幅で駆動させる駆動手段と、
を備えたプロジェクタの制御方法であって、
光源から光を発生させる発生ステップと、
発生させた前記光を前記スクリーン上に投影させる投影ステップと、
前記光学系を駆動させる駆動ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、簡易な構成でスペックルノイズを低減させることができる。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの前提技術に係るプロジェクタによるスペックルノイズの発生を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタによるスペックルノイズの低減の概要について説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの構成を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの駆動部の構成を説明する部分拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの他の駆動部の構成を説明する部分拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタの駆動部による駆動パターンを説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクタによる処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るプロジェクタの構成を説明する図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としてのプロジェクタ100について、図1を用いて説明する。プロジェクタ100は、スクリーン上に映像を投影する装置である。
図1に示すように、プロジェクタ100は、光源101と、光学系102と、2次元走査型ミラー103と、駆動部104と、を含む。
光源101は、光を発生する。光学系102は、光源101からの光を反射して2次元走査型ミラー103へと誘導する。2次元走査型ミラー103は、光学系102により誘導された光をスクリーン110上に投影する。駆動部104は、光学系102を所定の周期および所定の振幅で駆動させる。
本実施形態によれば、簡易な構成でスペックルノイズを低減させることができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係るプロジェクターについて、図2A乃至図4を用いて説明する。図2Aは、本実施形態に係るプロジェクタの前提技術に係るプロジェクタによるスペックルノイズの発生を説明する図である。レーザ光源201からのレーザ光211が、スクリーン202に投影されると、レーザ光211の投影部分の拡大図(221)に示したように、スクリーン202の表面227には凹凸があるので、レーザ光211がスクリーン202の表面227で散乱される。そして、散乱されたレーザ光211が干渉し合うので、スクリーン202に投影された映像などを見る場合、この干渉光が人間の眼球204の水晶体241を通り、網膜242上で結像すると、映像がちらついて見える。これが、微細な斑点模様のスペックルノイズ203である。
図2Bは、本実施形態に係るプロジェクタによるスペックルノイズの低減の概要について説明する図である。
図2Aに示した前提技術に係るプロジェクタでは、常に同じ位置に映像などを描画しているために、散乱光が干渉するので、これを防止するため、レーザ光源201からのレーザ光211がスクリーン202に投影される位置を僅かにずらす(移動させる)。これにより、散乱光の干渉パターンを変化させることができる。そして、複数の干渉パターンを生成することにより、干渉パターンが平均化され、その結果、スペックルノイズ203を低減させることができる。ここで、投影位置の移動量(ずらしの量)は、1画素分程度の微小な変位である。
図2Bを参照すると、1フレーム目221は、描画の基準位置250(X=0、Y=0)を示している。2フレーム目222において、描画の基準位置250を1画素分−Y方向へずらして描画する(X=0,Y=−1)。3フレーム目223において、描画の基準位置250を1画素分+X方向へずらして描画する(X=1,Y=−1)。4フレーム目224において、描画の基準位置250を1画素分+Y方向へずらして描画する(X=1,Y=0)。5フレーム目225において、描画の基準位置250を1画素分−X方向へずらして描画する(X=0,Y=0)。6フレーム目226において、2フレーム目222から5フレーム目225までの4フレーム分を平均化することにより、スペックルノイズを低減(軽減)することができる。なお、1フレームは、1/60秒とする。
図3Aは、本実施形態に係るプロジェクタ300の構成を説明する図である。プロジェクタ300は、光源301、光線調整部302、ミラー303、ミラー304、2次元走査型ミラー305、駆動部306および駆動部307を有する。プロジェクタ300は、スクリーン310上に映像を投影する。
光源301は、例えば、RGBLD(RGB Laser Diode)である。光源301は、さらに、B−LD311(青)、G−LD312(緑)およびR−LD313(赤)を有する。そして、光源301で発生した光線は、光線調整部302へ入射する。光線調整部302は、コリメータ321,322,323とミラー324,325,326とを含む。ミラー324,325,326は、例えば、ダイクロイックミラー(Dichroic Mirror)である。光線調整部302は、光源301から発生したレーザ光を平行光に変換し、RGBのレーザ光を合成する光学機器である。
光線調整部302へ入射した光線は、コリメータ321,322,323で平行光となり、ミラー324,325,326へ入射する。ミラー324,325,326で反射した光線は合成されて、光線調整部302から出射し、光線311としてミラー303に入射する。ミラー303に入射した光線311は、ミラー303で反射して、ミラー304へ入射する。ミラー304に入射した光は、ミラー304で反射して、2次元走査型ミラー305へ入射する。2次元走査型ミラー305へ入射した光は、2次元走査型ミラー305からスクリーン310上へ投影される。
ミラー303は、光源301からの光線311を反射するミラーである。ミラー303は、ミラー304へ向けて光線311を反射する。ミラー303は、例えば、ダイクロイックミラー(Dichroic Mirror)であるが、これには限定されない。
ミラー304は、ミラー303で反射された光線311を反射するミラーである。ミラー304は、2次元走査型ミラー305へ向けて光線311を反射する。ミラー304は、例えば、フォールドミラー(Fold Mirror)であるが、これには限定されない。なお、ミラー303,304は、これらのうち少なくとも一方が、ダイクロイックミラーまたはフォールドミラーであってもよく、また、両方がダイクロイックミラーまたはフォールドミラーであってもよい。
2次元走査型ミラー305は、ミラー304で反射された光線311をスクリーン310上に投影するミラーである。2次元走査型ミラー305は、例えば、2次元MEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーである。2次元走査型ミラー305は、外部から入力した制御信号に基づいて駆動される駆動ミラーであり、水平方向(X方向)および垂直方向(Y方向)に角度を変えてレーザ光を反射するように振動するデバイスである。また、2次元走査型ミラー305を用いる代わりに、例えば、1次元走査型ミラーを2個用いて2次元走査型ミラーを構成してもよい。
ミラー303には、駆動部306が設けられ、ミラー304には、駆動部307が設けられている。駆動部306,307は、ミラー303,304を駆動させて、振動させる。駆動部306,307により、ミラー303,304を駆動(振動)させると、光源301から発生した光線311が投影される位置が変動し、スクリーン310上で、同じ位置に映像が描写されることがない。なお、駆動部306,307による駆動量は、例えば、人間の目に見えない程度の駆動量であり、駆動部306,307による駆動周期も同様に、人間の目では感知できない程度の周期であるが、これらには限定されない。
駆動部306は、1フレームの描画の基準位置250(描画領域)を1画素分だけずらすようにミラー303を駆動(振動)させる。駆動の方向は、例えば、X方向であるが、Y方向であってもよい。駆動部307も同様に、1フレームの描画の基準位置250(描画領域)を1画素分だけずらすようにミラー304を駆動させる。駆動の方向は、例えば、Y方向であるが、X方向であってもよい。なお、駆動部306および駆動部307による駆動方向は、同じ方向であっても、相互に異なる方向であっても、相互に直交する方向であってもよく、これらには限定されない。また、駆動部306,307は、ミラー303,304のいずれか一方に設けてもよい。さらに、ミラー303,304の数は、2個には限定されず、3個以上であってもよい。ミラーの数が3個以上の場合、駆動部は、全てのミラーに設けても、一部のミラーに設けてもよい。
図3Bは、本実施形態に係るプロジェクタ300の駆動部307の構成を説明する部分拡大図である。駆動部307は、圧電素子371、支点部材372およびベース部材373を有する。圧電素子371および支点部材372は、ベース部材373に取り付けられている。駆動部307は、例えば、ミラー304をX方向に駆動(振動)させる。
圧電素子371に電圧をかけると、圧電素子371が矢印374の方向へ伸縮し、ミラー304は、支点部材372を軸として動く。これにより、ミラー304が動くので、ミラー304で反射される光線311も動く。ミラー304を駆動させる(動かす、振動させる)量は、1フレームの描画の基準位置250を1画素分だけずらす量である。駆動部307は、例えば、X方向にミラー304を駆動させる。
図3Cは、本実施形態に係るプロジェクタ300の他の駆動部306の構成を説明する部分拡大図である。駆動部306は、圧電素子361および支点部材362を有する。また、駆動部306は、不図示のベース部材を有している。圧電素子361および支点部材362は、ベース部材に取り付けられている。駆動部306は、例えば、ミラー303をY方向に駆動させる。
圧電素子361に電圧をかけると、圧電素子361が伸縮し、ミラー303が支点部材362を軸として動く。これにより、ミラー303が動くので、ミラー303で反射される光線311も動く。ミラー303を駆動させる(動かす、振動させる)量は、1フレームの描画の基準位置250を1画素分だけずらす量である。駆動部306は、例えば、Y方向にミラー303を駆動させる。
図4は、本実施形態に係るプロジェクタ300の駆動部306,307による駆動パターンを説明する図である。401に示したように、1フレーム描画した後、画面全体が1画素分X方向、Y方向へオフセットするように光線311の位置をシフトする。また、駆動させる量(大きさ)は、1画素分の大きさには限定されず、所定の振幅(大きさ)であってもよい。
また、402は、タイミング、つまり、駆動部306,307がミラー303,304を駆動させるタイミング(所定の周期)を示し、駆動部306,307は、例えば、フレームごとに駆動させる(シフトさせる)。なお、駆動させるタイミングは、これには限定されない。403は、X方向への駆動およびY方向への駆動を示している。中立位置は、ミラー303,304を駆動させていない状態を示す。
図5は、本実施形態に係るプロジェクタ300による処理手順を説明するフローチャートである。ステップS501において、プロジェクタ300は、光源301から光線311を発生させる。ステップS503において、プロジェクタ300は、発生させた光線311をスクリーン310上に投影させる。ステップS505において、プロジェクタ300は、ミラー303,304を駆動させる。ステップS507において、プロジェクタ300は、ミラー303,304の駆動を調整する。調整は、例えば、スクリーン310上に投影された映像のフィードバック映像などに基づいて、周期や振幅を変化させて行われるが、調整方法は、これには限定されない。ステップS509において、プロジェクタ300は、駆動の調整が終了したか否かを判断する。終了していないと判断した場合(ステップS509のNO)、プロジェクタ300は、ステップS507へ戻り、調整を継続する。終了したと判断した場合(ステップS509のYES)、プロジェクタ300は、処理を終了する。
本実施形態によれば、光路上にある光学機器を駆動させるので、光学素子を増やすことなくスペックルノイズを低減させることができる。また、光路上にある光学機器を駆動させる機構を設けたので、簡易な構成でスペックルノイズを低減させることができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る情報処理装置について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態に係るプロジェクタ600の構成を説明する図である。本実施形態に係るプロジェクタ600は、上記第2実施形態と比べると、1次元走査型ミラーを2つ有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。なお、図6においては、光源は図示を省略した。
プロジェクタ600は、1次元走査型ミラー601および1次元走査型ミラー602を有する。1次元走査型ミラー601は、ミラー304で反射された光線311をX方向に走査(スキャン)する。そして、1次元走査型ミラー601でX方向に走査された光線311は、次に、1次元走査型ミラー602においてY方向に走査される。1次元走査型ミラー602でY方向に走査された光線311は、スクリーン310に投影される。なお、1次元走査ミラー601および1次元走査ミラー602の走査方向は、逆であっても良い。
本実施形態によれば、光路上にある光学機器を駆動させるので、光学素子を増やすことなくスペックルノイズを低減させることができる。また、光路上にある光学機器を駆動させる機構を設けたので、簡易な構成でスペックルノイズを低減させることができる。さらに、1次元走査型ミラーを2つ用いるので、光学系の配置の自由度が向上する。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (11)

  1. 光を発生する光源と、
    前記光源からの前記光を反射して2次元走査型ミラーへと誘導する光学系と、
    前記光学系により誘導された前記光をスクリーン上に投影する前記2次元走査型ミラーと、
    前記光学系を所定の周期および所定の振幅で駆動させる駆動手段と、
    を備えたプロジェクタ。
  2. 前記駆動手段は、前記光学系を所定の方向に駆動させる請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記駆動手段は、前記光学系を前記所定の方向に対して所定の角度を有する方向にさらに駆動させる請求項2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記所定の角度を有する方向は、前記所定の方向に垂直な方向である請求項3に記載のプロジェクタ。
  5. 前記光学系は、少なくとも2つのミラーを含む請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  6. 前記駆動手段は、前記少なくとも2つのミラーのうち少なくとも一方に設けられている請求項5に記載のプロジェクタ。
  7. 前記少なくとも2つのミラーは、ダイクロイックミラーおよびフォールドミラーのうち少なくとも一方を含む請求項5または6に記載のプロジェクタ。
  8. 前記光源は、レーザダイオードを含む請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  9. 前記2次元走査型ミラーは、1次元走査型ミラーを2つ含んで構成される請求項1乃至8のいずれか1項に記載のプロジェクタ。
  10. 光を発生する光源と、
    前記光源からの前記光を反射して2次元走査型ミラーへと誘導する光学系と、
    前記光学系により誘導された前記光をスクリーン上に投影する前記2次元走査型ミラーと、
    前記光学系を所定の周期および所定の振幅で駆動させる駆動手段と、
    を備えたプロジェクタの制御方法であって、
    光源から光を発生させる発生ステップと、
    発生させた前記光を前記スクリーン上に投影させる投影ステップと、
    前記光学系を駆動させる駆動ステップと、
    を含むプロジェクタの制御方法。
  11. 光を発生する光源と、
    前記光源からの前記光を反射して2次元走査型ミラーへと誘導する光学系と、
    前記光学系により誘導された前記光をスクリーン上に投影する前記2次元走査型ミラーと、
    前記光学系を所定の周期および所定の振幅で駆動させる駆動手段と、
    を備えたプロジェクタの制御方法であって、
    光源から光を発生させる発生ステップと、
    発生させた前記光を前記スクリーン上に投影させる投影ステップと、
    前記光学系を駆動させる駆動ステップと、
    をコンピュータに実行させるプロジェクタの制御プログラム。
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