JP2019039889A - 携帯型電波時計 - Google Patents

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Hideji Naka
秀治 仲
加藤 明
Akira Kato
加藤  明
健 北村
Takeshi Kitamura
健 北村
吉康 渡邉
Yoshiyasu Watanabe
吉康 渡邉
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Abstract

【課題】内部の容積を過度に圧迫することなく、またデザイン上の制限も小さいアンテナを備えた携帯型電波時計を提供すること。【解決手段】導体製の指針3と、指針3の特定の回転位置において、指針3に非接触給電する給電電極9と、を有するアンテナを備えた携帯型電波時計100。【選択図】図2

Description

本発明は、携帯型電波時計に関する。
腕時計、懐中時計などの携帯型時計に関し、特に、腕時計において、GPS(Global Positioning System)等の衛星電波を受信して時刻修正を行う電波時計がある。衛星電波は一般にUHF帯の高周波であり、携帯型電波時計にはかかる周波数帯の電波の受信に適した形態のアンテナが内蔵される。なお、ここで携帯型電波時計とは、携帯に適したサイズの時計であって且つ、外部電波を受信して時刻修正をする機能を有するいわゆる電波時計でもあるものを指す。
特許文献1には、GPS衛星からの衛星信号を受信し、かかる衛星信号に含まれるGPS時刻情報に基づいて時刻を修正する電波腕時計であって、パッチアンテナを内蔵したものが記載されている。
特許文献2には、窓材の内面上、外周部に沿って周回する形状に絶縁体を介して薄膜状に形成された導体層を積層してなるアンテナを備えた電波腕時計が記載されている。
特許文献3には、外装ケースの内側で駆動体の周囲に配置され、環状の一部を切り欠いた形状のアンテナ体を備えた電波腕時計が記載されている。
特開2009−168620号公報 特開2003−315475号公報 特開2013−64723号公報
特許文献1に開示されているパッチアンテナは、携帯型電波時計内部で大きな体積を占めるため、携帯型電波時計の小型化・薄型化が困難である。また、特許文献2に開示されているリングアンテナは、携帯型電波時計内部の容積を過度に圧迫することはないものの、携帯型電波時計が外観上の制約を受けるため、デザインの自由度が損なわれる。また、リングアンテナの大きさも受信しようとする電波による制約を受けるため、やはり小型化は困難である。特許文献3に開示されたリングアンテナは、外観には表れないが、やはり携帯型電波時計内部で大きな体積を占め、小型化が困難となるほか、外装ケースが金属であるとアンテナの側面全周が金属ケースに隣接するため、受信感度の低下が懸念される。
本発明はかかる観点に立ちなされたものであり、その解決しようとする課題は、内部の容積を過度に圧迫することなく、またデザイン上の制限も小さいアンテナを備えた携帯型電波時計を提供することである。
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下のとおりである。
(1)導体製の指針と、前記指針の特定の回転位置において、前記指針に非接触給電する給電電極と、を有するアンテナを備えた携帯型電波時計。
(2)(1)において、前記給電電極は、文字板上に配置された金属部材である携帯型電波時計。
(3)(2)において、前記給電電極は時字であり、前記指針は分針である携帯型電波時計。
(4)(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記指針の回転中心に対し、前記給電電極が配置された方向に受信中を示す状態表示が設けられた携帯型電波時計。
(5)(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記給電電極の下部にマッチング回路が配置された携帯型電波時計。
(6)(1)〜(5)のいずれかにおいて、外部電波の受信時に、前記指針を前記給電電極に向くよう回転させ、他の指針を前記給電電極から離れるよう回転させる携帯型電波時計。
(7)(1)〜(5)のいずれかにおいて、前記指針は他の指針と連動しており、2以上の前記給電電極を備え、外部電波の受信時に、時刻に応じて前記指針を移動させる前記給電電極を選択する携帯型電波時計。
(8)(1)〜(7)のいずれかにおいて、前記指針が前記給電電極を向く時刻において、自動受信を行う携帯型電波時計。
(9)(1)〜(8)のいずれかにおいて、前記指針と前記給電電極間に誘電体が配置される携帯型電波時計。
(10)(1)〜(9)のいずれかにおいて、外部電波の受信時に、前記指針と前記給電電極は平面視において重なり合い、前記指針と前記給電電極の重なり具合が調整される携帯型電波時計。
(11)(1)〜(10)のいずれかにおいて、前記指針は回転中心において電気的に接続された第1の指針と第2の指針からなり、外部電波の受信時に、前記第1の指針は前記給電電極を向き、前記第2の指針は前記給電電極の反対を向く携帯型電波時計。
(12)(1)〜(10)のいずれかにおいて、前記指針が結合される指針軸は絶縁支持される携帯型電波時計。
上記(1)の側面によれば、内部の容積を過度に圧迫することなく、またデザイン上の制限も小さいアンテナを備えた携帯型電波時計を提供することができる。
上記(2)の側面によれば、文字板上の部材を給電電極として利用でき、外観上の違和感をなくすことができる。
上記(3)の側面によれば、外観上の違和感なく、かつ受信感度の優れたものとすることができる。
上記(4)の側面によれば、外部電波の受信時にユーザに受信中であることを示すことができる。
上記(5)の側面によれば、受信しようとする電波に対して、指針長の過不足を補完しつつ、インピーダンスを調整することができる。
上記(6)又は(7)の側面によれば、外部電波の受信時に、他の指針による受信感度への影響を低減することができる。
上記(8)の側面によれば、指針を大きく回転することなく自動受信を試みることができる。
上記(9)の側面によれば、指針と給電電極間の電磁結合を強固なものとできる。
上記(10)の側面によれば、製造時の指針アンテナの個体差を吸収でき、あるいは、複数の異なる小端数の外部電波を受信できる。
上記(11)の側面によれば、小型の時計でも指針アンテナに必要な指針長を確保できる。
上記(12)の側面によれば、指針軸からのショートによる感度低下を防止できる。
本発明の実施形態に係る携帯型電波時計の上面図である。 携帯型電波時計の断面を模式的に示す図である。 アンテナを構成している際の携帯型電波時計の指針の回転位置を示す図である。 電波受信時の指針の動作の第1の例を説明する図である。 電波受信時の指針の動作の第2の例を説明する図である。 電波受信時の指針の動作の第3の例を説明する図である。 指針と給電電極の重なり具合を調整している様子を説明する平面図である。 アンテナを構成する指針と、給電電極との間に誘電体が配置される様子を説明する側面図である。 本実施形態の変形例におけるアンテナによる受信の様子を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る携帯型電波時計100を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯型電波時計100の上面図である。携帯型電波時計100は、ここでは腕時計として示しているが、その他の形式、例えば、懐中時計であってもよい。携帯型電波時計100は、図示の通り、アナログ式の電子時計であるが、一部に液晶表示器などを用いたデジタル表示を備えるものであってもよい。なお、図1では、携帯型電波時計100を腕に装着するためのバンドは図示を省略している。
携帯型電波時計100は、外装ケース1の内部に、時計の機構部材であるいわゆるムーブメントを収容したものである。図1で見て、携帯型電波時計100の文字板2のほぼ中央を軸として、時針3a、分針3b及び秒針3cからなる指針3が設けられている。文字板2の外周縁には、見返しリング4が設けられ、見返しリング4の斜面上には、「RX」、「OK」、「NG」の状態表示5が刻印又は印刷されている。また、文字板2の外周に沿って、時刻を示す目印、いわゆる時字6が1時間を示す30度毎に取り付けられている(図中では、煩雑となるため12時位置の時字6にのみ符号を付した)。そして、これら時字6のうち、10時位置のもののみ給電電極9となっている(時字6を兼ねている)。
図2は、携帯型電波時計100の断面を模式的に示す図である。外装ケース1は、胴1a、ベゼル1b及び裏蓋1cから構成されており、本例ではいずれもステンレスやチタン合金等の金属製となっており、耐久性に富み、外観上の高級感がある仕上げとなっている。ムーブメント7は外装ケース1内に収容されており、その上面には太陽電池8、文字板2が重ねて配置されている。ムーブメント7内には、各種電子部品、二次電池とモータ、輪列その他の駆動機構など多数の部品が地板と呼ばれる合成樹脂製のベースに組みつけられているが、ここでは、煩雑となるため、ムーブメント7を構成する各種の部品は、本発明の説明に当たり必要な部分のみ表示し、その他の部品はその断面及び説明を省略する。図2では、ムーブメント7を構成する部品のうち、回路基板10と導電ピン11、マッチング回路12のみを独立して示した。
太陽電池8は、外光により発電し、ムーブメント7に取り付けられた二次電池を充電するためのものである。なお、必ずしも太陽電池8は必要ではなく、ムーブメント7の電源として、一次電池を用いても差し支えない。
文字板2は、半透過性の合成樹脂等の不導体製であり、文字板2に入射した外光の一部を太陽電池8へと透過して、太陽電池8による発電がなされるようになっている。文字板2の外周縁には、適宜の位置に時字6が取り付けられる。また、本例では時字6は導体である金属製であり、図中左側に示された時字は給電電極9である。なお、文字板2は不導体製に限られるものではなく、金属製であってもよい。この場合、接着剤等の絶縁体を介して、文字板2上に給電電極9を設けるとよい。この場合、給電電極9と指針3(ここでは分針3b)の間の距離が、文字板2と給電電極9の間の距離よりも短いとよい。
文字板2の外周縁には、見返しリング4が載置される。見返しリング4は、携帯型電波時計100の主として外観を整える装飾部品であって、本例では中空の環状部材であり、合成樹脂やセラミックスなどの不導体製である。見返しリング4の表面は、必要に応じて塗装がなされ、また、その内側側面は斜面となっており、先に示した状態表示5やその他の刻印又は印刷がなされる。ムーブメント7、太陽電池8、文字板2及び見返しリング4は、ベゼル1bと裏蓋1cに挟まれるように配置されており、外装ケース1内での位置が固定される。
ムーブメント7から延びる指針軸には、時針3a、分針3b及び秒針3cからなる指針3が取り付けられる。本例では、携帯型電波時計100はいわゆる3針式のアナログ時計であるが、これ以外に適宜の副針やレトログラード、液晶表示器などの平面ディスプレイを備えるようにしてもよい。また、携帯型電波時計100の外形は、円形のものとして示したが、これ以外の形状、例えば角型としてもよい。
これらの文字板2と指針3は風防15により保護されている。風防15は、ベゼル1bに嵌めこまれ、取り付けられている。
本明細書では、携帯型電波時計100の断面に関し、図2の上側(すなわち、風防15が取り付けられている方向)を上、図2の下側(すなわち、裏蓋1cが取り付けられている方向)を下と呼ぶ。また、上から見える面を上面、下から見える面を下面と称する。
そして、図2に示されているように、給電電極9の下側では、文字板2及び太陽電池8に孔が設けられており、回路基板10からマッチング回路12を介して、導電ピン11が給電電極9の下面に接触しており、給電電極9と回路基板10が電気的に接続されている。かかる構造により、回路基板10上に設けられた図示しない受信回路から、給電電極9に給電することができる。なお、受信回路から給電電極9への給電構造は図2に示すものに限られず、マッチング回路12が導電ピン11を含んでいてもよい。すなわち、マッチング回路12はコイルと導電ピン11との一体物であってもよい。また、回路基板10上にマッチング回路12を含むチップ部品を実装し、給電電極9を下側に延ばして形成し、給電電極9を回路基板10に直接接触させる構成としてもよい。また、回路基板10と給電電極9とをフレキシブル配線基板を介して電気的に接続する構成としてもよい。
そして、給電電極9単体では、外部電波の受信用アンテナとしては機能しないが、適宜の導体製の指針3、ここでは、分針3bが給電電極9を指し示す位置にあり、その先端の下面が給電電極9の上面と向かい合う状態になると、図2に示したように、給電電極9と分針3bの先端とが近接するため、両者は電磁的に結合し、交流が通過するようになる。これにより、給電電極9から分針3bに給電することが可能となり、給電電極9と分針3bとがアンテナとして機能する。
図3は、アンテナ13を構成している際の携帯型電波時計100の指針3の回転位置を示す図である。ここで、アンテナ13を構成する指針3は分針3bであるので、分針3bのみを表示し、時針3aと秒針3cは省略して示している。図示のように、分針3bは給電電極9が配置された10時の方向を指し示しており、分針3bの先端部3dは、平面視において、給電電極9と重なり合っている。また、本例では、分針3bの先端部3dは、平面視において、給電電極9と同形状となっており、給電電極9と過不足なく重なり合うことにより、安定した電磁的結合がなされるようになっている。
ここで図2を再度参照する。本例では、給電電極9は、時字6を兼ねているが、この時、一般に時針3aは短針であり、長さが短いため時字6に到達しないから、アンテナ13を構成することができない。分針3bと秒針3cは時字6に到達する十分な長さを有しているが、一般に時計の指針3は、下側から順に時針3a、分針3b、秒針3cの順に配置されるため、分針3bに比して、秒針3cは給電電極9からの距離が遠くなり、電磁的結合による給電が困難となる。そのため、分針3bがアンテナ13を構成する指針として利用しやすい。ただし、給電電極9は必ずしも時字6を兼ねずともよく、また指針3の長さやデザインも必ずしも制限はないので、携帯型電波時計100の指針3のいずれをアンテナとして用いてもよい。また、携帯型電波時計100にクロノグラフ機能を設け、クロノ針をアンテナ13として用いてもよい。この場合、クロノ針の12時位置に給電電極9を配置するとよい。クロノ針は、クロノグラフモードでない場合において、12時位置で停止している。そのため、クロノ針をアンテナ13として用いることにより、電波の受信を安定して行うことが可能となる。また、クロノグラフモードにおいては、通常、クロノ針のモータ駆動によるノイズの影響を考慮して電波の受信を行わないため、クロノ針はアンテナ13を兼ねて用いるのに適している。
なお、本例では、分針3bと給電電極9によりアンテナ13が構成されている際の分針3bと給電電極9間の距離は、およそ0.5mm程度である。また、マッチング回路12は少なくともコイルを含むアンテナ13の共振周波数とインピーダンスを調整する回路である。アンテナ13の一部として利用する指針3(ここでは分針3b)の長さは、携帯型電波時計100の大きさやデザインにより定められ、必ずしもアンテナ13として使用するために定められるわけではない。そのため、指針3の長さは、必ずしも、受信しようとする電波の周波数と、アンテナ13の共振周波数とが一致するようなものにはならないが、マッチング回路12を挿入することによりアンテナ13の共振周波数を調整している。また、導電ピン11は、給電電極9とマッチング回路12をつなぐ導電部材であり、本例では、両者を弾性的に接続する弾性ピンである。
再び図3に戻り説明する。分針3bと給電電極9によりアンテナ13が構成されている際には、分針3bは、給電電極9の向きである10時の向きを向くことになるが、見返しリング4の10時の位置には、受信中を示す状態表示5である、「RX」が印刷または刻印されている。換言すれば、指針3の回転中心に対し、給電電極9が配置された方向に受信中を示す状態表示5が設けられる。このようにすれば、外部電波を受信するために分針3bと給電電極9がアンテナ13を構成すると、自然に、分針3bが受信中を示す状態表示5を指し示すこととなり、ユーザに現在電波を受信中であることを知らせることができる。
なお、分針3bと給電電極9によりアンテナ13を構成し、外部電波を受信する際には、アンテナ13の受信感度に影響を与える他の部材はできるだけアンテナから遠ざけるようにすることが望ましい。以下、そのような携帯型電波時計100の動作の例を説明する。
図4は、電波受信時の指針3の動作の第1の例を説明する図である。外部電波を受信する際、携帯型電波時計100はアンテナ13を構成する分針3bを、矢印101に示すように、給電電極9が配置された10時の方向へと回転させる。そして、他の指針3である時針3a及び秒針3cを、給電電極9から離れる方向へと、それぞれ矢印102及び103に示すように回転させ退避させる。時針3a及び秒針3cをどの位置まで退避させるかは、アンテナ13への影響が十分小さくなる程度であればよく、任意であるが、好ましくは、給電電極9が配置された方向から90°以上離れた位置とする。図示の例では、時針3aは7時の位置まで、秒針3cは1時の位置まで退避することになる。あるいは、給電電極9が配置された方向の逆向きの位置まで退避させてもよい。その場合には、時針3a及び秒針3cは、それぞれ、破線矢印104、105で示した4時の位置まで退避させる。なお、指針3の一部が導体製でなく、例えば合成樹脂製など、アンテナ13の受信感度に影響を与えないものである場合には、ここで説明したような退避動作は行わなくともよい。
図5は、電波受信時の指針3の動作の第2の例を説明する図である。本例では、給電電極9は2か所に設けられており、それぞれ、反対側の位置となる10時の位置と、4時の位置に設けられている。先の例では、分針3bの回転に伴い、時針3a及び秒針3cを分針3bから離れるように回転させたが、このような動作は、指針3がそれぞれ独立してモータにより駆動されている場合に限定される。一般に時計では、指針3のいくつかが輪列によりたがいに連動して動作するようになっているため、アンテナ13として用いる指針3の分針3bと連動している場合には、それらをそれぞれ独立して動作させることはできない。
そこで、本例では、携帯型電波時計100は、時刻に応じてアンテナ13を構成する指針3を移動させる給電電極9を選択するようになっている。その具体例を図5を参照して説明する。
本例では、一般的によくみられる形式として、時針3aと分針3bとが連動しており、共通のモータで駆動されるものとする。そして、図示のように時刻が10時9分の時点において、電波の受信を試みるものとする。なお、秒針3cは必ずしも本例の動作の説明に必要でないため、表示を省略した。
この時、分針3bは、給電電極9として、10時の位置のものか、4時の位置のものかいずれかの方向を向けばアンテナ13が構成されるが、この場合では、4時の位置のものが選択され、分針3bは矢印106のように回転し、それに伴い、時針3aは矢印107のように回転する。その結果、時刻は一見、10時20分を指すこととなり、時針3aは、4時の位置の給電電極9から90度以上離れた位置を指し、アンテナ13への影響をほとんど及ぼさない。
以上より明らかなように、時刻が1時から7時までの間であれば、給電電極9として10時位置のものを選択することにより、時針3aが1時から7時の間に位置し、また、時刻が7時から1時までの間であれば、給電電極9として4時位置のものを選択することにより、時針3aが7時から1時の間に位置することとなり、時針3aによりアンテナ13への影響を軽減できる。また、時針3aを大きく回転させる必要がないため、受信の際に、指針3を回転させる時間が短時間で済む。
なお、給電電極9を複数設ける場合、それぞれの給電電極9の向きに対応して、受信中を示す状態表示5を設けるとよい。
また、給電電極9を複数設ける場合、受信した信号を処理する信号処理IC20を、それら給電電極9に対して等距離になる位置に配置するとよい。具体的には、図5に示すように10時位置と4時位置に給電電極9を設けた場合、指針3の中心と7時位置とを結ぶ線上に信号処理IC20を配置するとよい。なお、構造上、複数の給電電極9に対して物理的に等距離になるように信号処理IC20を配置できない場合は、信号処理IC20を含むチップ部品を、複数の給電電極9のそれぞれに対する電気長が等しくなるように実装するか、マッチング回路12をそれぞれの給電電極9までの間で、アンテナ13が構成された際に、共振周波数とインピーダンスが合うように適切に配置するとよい。
図6は、電波受信時の指針3の動作の第3の例を説明する図である。本例では、給電電極9は10時の位置のみに設けられている。そして、本例は、携帯型電波時計100が特定の時刻になった時に自動的に受信を行う、いわゆる定時受信の動作を示している。
本例では、アンテナ13を構成する指針3である分針3bが給電電極9を向く時刻において、定時受信を行う。こうすることで、受信のために指針3を特別に駆動する必要がない。また、本例では分針3bをアンテナ13を構成する指針3として用いているので、分針3bが給電電極9に向く時刻は、毎時50分であるが、さらに、他の指針3である時針3a及び秒針3cが、給電電極9から離れた向きとなる時刻に定時受信をするとよい。給電電極9から離れる向きは、アンテナ13への影響が十分小さいものであればよいが、例えば、90度以上である。
図6に示した例では、4時50分20秒が定時受信時刻として選択されている。この時刻であれば、分針3bはほぼ給電電極9と重なり合うのに対し、時針3a及び秒針3cは、給電電極9からはおおむね反対方向に位置している。さらには、図示しないが、例えば4時50分5秒が定時受信時刻として選択されれば、時針3cが給電電極9からおおむね反対方向に配置されるだけでなく、秒針3cは、90度離れた位置から受信を開始することになるため、測時の短時間受信においては、秒針3cが回転駆動していてもアンテナ13を構成する分針3bの90度以内に近接するまでに30秒ほどの余裕を持つため、より安定した受信を行うことができる。
なお、図7に示すように、外部電波を受信する際に、アンテナ13を構成する指針3(ここでは分針3b)と、給電電極9との重なり具合を調整するようにしてもよい。具体的にはね分針3bと給電電極9との重なり幅dをパラメータにより変更できるようにしておくとよい。
これは、分針3bと給電電極9との重なり幅dによって、アンテナ13の共振周波数やインピーダンスが変化するためである。したがって、重なり幅dを制御することにより、例えば製造時の個体差によるアンテナ13の共振周波数やインピーダンスの設計値からのずれを補償することができる。あるいは、周波数の異なる複数種類の外部電波を受信する際に、目標とする電波の周波数に対して、アンテナ13の特性を合わせることができる。
また、図8に示すように、アンテナ13を構成する指針3(ここでは分針3b)と、給電電極9との間に誘電体9aを配置してもよい。誘電体9aとして、比誘電率の高いものを配置すると、分針3bと給電電極9間の電磁的結合が強まる。誘電体9aの材質は、一例として、チタン酸バリウム等の高誘電セラミックスであってよい。なお、この場合、給電電極9が文字板2に埋め込まれて設けられ、その給電電極9上に誘電体9aが設けられる構成であってもよい。このように給電電極9を文字板2に埋め込むことで、誘電体9aの厚み分だけ、給電電極9に該当する時字6のみが厚くなり美観を損ねることがなく、さらには、誘電体9aが分針3bに近接しすぎて接触してしまうという不具合を防ぐことができる。
なお、図8では誘電体9aは給電電極9の上面に設けたが、これを指針3の先端部3dの下面に設けるようにしてもよい。ただし、指針3に誘電体を設けた場合には、指針3の慣性質量が増大して、駆動時の消費電力が増大すること、また、給電電極9が時字やその他の表示部材を兼ねている場合には、誘電体9aを設けることによる外観上の変化には注意が必要である。
図9は、本実施形態の変形例におけるアンテナ13による受信の様子を示す図である。本変形例では、アンテナ13を構成する指針3は1本ではなく2本であり、分針3bと時針3aである。そして、それらアンテナ13を構成する指針3である分針3bと時針3aは回転中心において互いに電気的に接続されている。
この例では、外部電波の受信の際に、携帯型電波時計100は分針3bを給電電極9の向きとなる10時の方向に回転させ、さらに、時針3aを給電電極9の反対の向きとなる4時の方向に回転させる。こうすることにより、分針3bと時針3aは一直線上に整列する。
そして、分針3bと時針3aはその回転中心で電気的に接続されているため、アンテナ13を構成する指針3の長さが、実質的に分針3bと時針3aを合わせたものに延長されることになる。このようにすることで、受信しようとする電波の周波数に対し、単独の指針3(この場合、分針3b)では長さが足りない時に、指針3の長さを確保することができる。これによれば、例えば指針3の長さが短くなる婦人用など小型の携帯型電波時計や、受信しようとする電波の波長が比較的長いものである場合などにも、アンテナ13の受信感度を確保できる。
また、以上説明した種々の例において、アンテナ13を構成する指針3については、ショートなどの漏電によりアンテナ13としての機能を損なわないため、当該指針3が取り付けられる指針軸が絶縁支持されることが望ましい。絶縁支持の方法は種々のものがあるが、指針軸自体を合成樹脂などの不導体で形成する、指針軸が有する歯車及びカナを合成樹脂などの不導体で形成する、指針軸が接触しうる支持部材を合成樹脂などの不導体で形成するといった方法がある。
また、以上の説明では、給電電極9は文字板2上に配置された時字6を兼ねていたが、給電電極9は必ずしも文字板2上に配置される必要はない。例えば、アンテナ13を構成する指針3の先端と向き合うように、指針3と同一の水平面内で、その先端方向に近接する位置、例えば、図2の見返しリング4の内部に配置してもよい。あるいは、文字板2と風防15に挟まれた空間内に浮かぶように、例えば見返しリング4から突き出すように配置してもよい。
なお、指針3の形状は、図1で示したものに限られるものではなく、軽量化に適した形状にするとよい。例えば、指針3の幅の一部を狭くしたり、切り欠きや孔を有する形状としてもよい。アンテナ13を構成しない指針3をそのような形状とすることで指針3の面積を小さくし、アンテナ13の受信感度への影響を低減することができる。なお、アンテナ13を構成する指針3(ここでは分針3b)についても同様に面積を小さくする形状としてもよいが、先端部3dについては切り欠きや孔が形成されないのが好ましい。先端部3dが給電電極9と重なった際に、その重なった部分の形状が非対称な形状となるとアンテナ13の受信感度へ影響する可能性があるためである。
また、アンテナ13を構成する分針3bと給電電極9を近接させるため、分針3bの先端部3dを下側(文字板2側)に曲げた形状としてもよいし、先端部3dの下側に突出する突出部を設けてもよい。
また、給電電極9は、時字に限られるものではなく、例えば、文字板2上に設けられるロゴ等であってもよい。また、例えば、文字板2上にスモールダイヤルを設け、スモールダイヤルの縁を給電電極9で構成してもよい。この場合、スモールダイヤルの形状に合わせて、例えば、給電電極9を円状に形成するとよい。このように給電電極9を構成する場合、スモールダイヤルが有する指針は、受信感度へ影響がないように非金属製であることが好ましい。なお、スモールダイヤルの指針を金属製とする場合は、分針3bが給電電極9と重なってアンテナ13として機能する状態において、スモールダイヤルの指針を分針3bに重なるように配置するとよい。このように配置することで、給電電極9、スモールダイヤルの指針、分針3bの順に配置されることになり、スモールダイヤルの指針が電磁結合の補助部材となり、金属製のスモールダイヤルの指針による受信感度への影響を小さくするだけでなく、安定した電磁結合を行うことができる。また、円状の給電電極9の一部が切断された円弧状の構成とするとよい。この場合、円弧状の片側に導電ピン11を接続し、反対側に分針3bを重ねてアンテナ13を構成するとよい。このような構成とすることにより、円弧状の長さだけ、アンテナ13が必要とする共振周波数の電気長を補完することができるため、マッチング回路12のチップ部品による電流ロスを低減し、受信感度への影響を小さくすることができる。また、スモールダイヤルの指針を給電電極9として用いてもよい。スモールダイヤルの指針は、一般的に時字6よりも上側に配置されるため、時字6を給電電極9とした場合よりも、分針3bへ近接するのでより安定した電磁結合を行うことが可能となる。
なお、太陽電池8には半導体層で生じた電荷を回収するため金属薄膜が形成されており、この金属薄膜がアンテナ13と重なって設けられるとアンテナ13の受信感度に影響を及ぼすおそれがある。したがって、指針3が給電電極9に重なってアンテナ13として機能する状態において、指針3と重ならないように、太陽電池8に孔又は切り欠きを設けてもよい。または、指針3と重ならないように、金属薄膜を一部除去してもよい。または、太陽電極8を、指針3の中心から延びる線状の間隙を介して分割される複数の部材で構成し、間隙と重なる部分に給電電極9を設けてもよい。このような構成とすることで、アンテナ13の受信感度への影響を低減しつつ、太陽電池8の面積を保つことで発電効率の低下を抑制することができる。ここでは、太陽電池8について述べたが、上述した文字板2が金属製の場合も同様の構成とする方が好ましい。
以上説明した実施形態に示した具体的な構成は例示として示したものであり、本明細書にて開示される発明をこれら具体例の構成そのものに限定するものではない。当業者はこれら開示された実施形態に種々の変形、例えば、各部材あるいはその部分の形状や数、配置等を適宜変更したり、例示された実施形態を互いに組み合わせたりしてもよい。本明細書にて開示される発明の技術的範囲は、そのようになされた変形をも含むものと理解すべきである。
100 携帯型電波時計、1 外装ケース、2 文字板、3 指針、3a 時針、3b 分針、3c 秒針、3d 先端部、4 見返しリング、5 状態表示、6 時字、7 ムーブメント、8 太陽電池、9 給電電極、9a 誘電体、10 回路基板、11 導電ピン、12 マッチング回路、15 風防、20 信号処理IC。

Claims (12)

  1. 導体製の指針と、
    前記指針の特定の回転位置において、前記指針に非接触給電する給電電極と、
    を有するアンテナを備えた携帯型電波時計。
  2. 前記給電電極は、文字板上に配置された金属部材である請求項1に記載の携帯型電波時計。
  3. 前記給電電極は時字であり、前記指針は分針である請求項2に記載の携帯型電波時計。
  4. 前記指針の回転中心に対し、前記給電電極が配置された方向に受信中を示す状態表示が設けられた請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯型電波時計。
  5. 前記給電電極の下部にマッチング回路が配置された請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯型電波時計。
  6. 外部電波の受信時に、前記指針を前記給電電極に向くよう回転させ、他の指針を前記給電電極から離れるよう回転させる請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯型電波時計。
  7. 前記指針は他の指針と連動しており、
    2以上の前記給電電極を備え、
    外部電波の受信時に、時刻に応じて前記指針を移動させる前記給電電極を選択する請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯型電波時計。
  8. 前記指針が前記給電電極を向く時刻において、定時受信を行う請求項1〜7のいずれか1項に記載の携帯型電波時計。
  9. 前記指針と前記給電電極間に誘電体が配置される請求項1〜8のいずれか1項に記載の携帯型電波時計。
  10. 外部電波の受信時に、前記指針と前記給電電極は平面視において重なり合い、前記指針と前記給電電極の重なり具合が調整される請求項1〜9のいずれか1項に記載の携帯型電波時計。
  11. 前記指針は回転中心において電気的に接続された第1の指針と第2の指針からなり、
    外部電波の受信時に、前記第1の指針は前記給電電極を向き、前記第2の指針は前記給電電極の反対を向く請求項1〜10のいずれか1項に記載の携帯型電波時計。
  12. 前記指針が結合される指針軸は絶縁支持される請求項1〜10のいずれか1項に記載の携帯型電波時計。
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