JP2019039571A - 冷凍機 - Google Patents

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智之 北山
Tomoyuki Kitayama
智之 北山
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【課題】ヒータを用いずに冷凍機の昇温に要する時間を短縮する。【解決手段】シリンダと、シリンダとにより空間を形成すると共にシリンダ内を往復動するディスプレーサと、蓄冷器における空間に対する反対側と圧縮機の吐出側とを接続する第1流路と、第1流路に設けられた第1バルブと、蓄冷器における空間に対する反対側と圧縮機の吸入側とを接続する第2流路と、第2流路に設けられた第2バルブと、回転機の回転に伴ってディスプレーサをシリンダ内で往復動させると共に第1バルブおよび第2バルブを開閉させる駆動部とを備え、駆動部による第1バルブおよび第2バルブの開閉に伴ってシリンダにおける空間側の端部に寒冷を発生させる。そして、第1流路における圧縮機と第1バルブとの間と空間とを蓄冷器を介さずに接続する第3流路と、第3流路に設けられた第3バルブと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍機に関する。
従来、この種の冷凍機としては、圧縮機と、シリンダと、シリンダ内を往復動するディスプレーサと、ディスプレーサに内蔵された蓄冷器と、シリンダの膨張空間に蓄冷器を介して連通するシリンダの背面室と圧縮機の吐出側とを接続する第1流路と、第1流路に設けられた高圧側切替弁と、背面室と圧縮機の吸入側とを接続する第2流路と、第2流路に設けられた低圧側切替弁と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この冷凍機では、高圧側切替弁および低圧側切替弁の開閉に伴ってシリンダにおける膨張室側の端部に寒冷を発生させている。
特開2014−6001号公報
冷凍機のメンテナンス等のために冷凍機を昇温させる際に、冷凍機を自然昇温させると、昇温が完了する(常温程度に至る)までに長い時間(例えば数日程度)を要していた。これに対して、ヒータを用いてシリンダにおける膨張室側の端部を加熱することも考えられるものの、この場合、冷凍機の温度が過度に上昇する可能性がある。これらのことから、ヒータを用いずに冷凍機の昇温に要する時間を短縮することが求められている。
本発明の冷凍機は、ヒータを用いずに冷凍機の昇温に要する時間を短縮することを主目的とする。
本発明の冷凍機は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の冷凍機は、
作動流体を圧縮する圧縮機と、
シリンダと、
前記シリンダとにより空間を形成すると共に前記シリンダ内を往復動するディスプレーサと、
蓄冷器における前記空間に対する反対側と前記圧縮機の吐出側とを接続する第1流路と、
前記第1流路に設けられた第1バルブと、
前記蓄冷器における前記空間に対する反対側と前記圧縮機の吸入側とを接続する第2流路と、
前記第2流路に設けられた第2バルブと、
回転機の回転に伴って、前記ディスプレーサを前記シリンダ内で往復動させると共に前記第1バルブおよび前記第2バルブを開閉させる駆動部と、
を備え、前記駆動部による前記第1バルブおよび前記第2バルブの開閉に伴って前記シリンダにおける前記空間側の端部に寒冷を発生させる冷凍機であって、
前記第1流路における前記圧縮機と前記第1バルブとの間と前記空間とを前記蓄冷器を介さずに接続する第3流路と、
前記第3流路に設けられた第3バルブと、
を備えることを要旨とする。
この本発明の冷凍機では、シリンダと、シリンダとにより空間を形成すると共にシリンダ内を往復動するディスプレーサと、蓄冷器における空間に対する反対側と圧縮機の吐出側とを接続する第1流路と、第1流路に設けられた第1バルブと、蓄冷器における空間に対する反対側と圧縮機の吸入側とを接続する第2流路と、第2流路に設けられた第2バルブと、回転機の回転に伴ってディスプレーサをシリンダ内で往復動させると共に第1バルブおよび第2バルブを開閉させる駆動部とを備え、駆動部による第1バルブおよび第2バルブの開閉に伴ってシリンダにおける空間側の端部に寒冷を発生させる。そして、第1流路における圧縮機と第1バルブとの間と空間とを蓄冷器を介さずに接続する第3流路と、第3流路に設けられた第3バルブと、を備える。こうした構成において、冷凍機を昇温させる際には、第3バルブを開弁させて圧縮機を駆動すれば、圧縮機から蓄冷器を介さずに空間に作動流体を供給することができる。これにより、空間を自然昇温させるものに比して、空間ひいては冷凍機を迅速に昇温させることができる。また、ヒータを用いて空間周辺を昇温させるものに比して、空間ひいては冷凍機の温度が過度に上昇するのを抑制することができる。即ち、ヒータを用いずに冷凍機の昇温に要する時間を短縮することができるのである。
こうした本発明の冷凍機において、前記冷凍機を昇温させる際には、前記第1バルブが閉弁で且つ前記第2バルブが開弁の所定開弁状態でないときには前記所定開弁状態となるように前記回転機を制御し、前記所定開弁状態で、前記第3バルブを開弁させ、前記圧縮機を駆動する制御部を更に備えるものとしてもよい。こうすれば、作動流体を圧縮機、第1流路(第1バルブよりも圧縮機側)、第3流路(第3バルブ)、空間、蓄冷器、第2流路(第2バルブ)、圧縮機の順に循環させることにより、空間ひいては冷凍機を迅速に昇温させることができる。
また、本発明の冷凍機において、前記第1流路における前記第3流路との接続点よりも前記蓄冷器側に設けられた第4バルブと、前記第2流路において前記第2バルブに並列に設けられた第5バルブと、前記冷凍機を昇温させる際には、前記第4バルブを閉弁させると共に前記第3バルブおよび前記第5バルブを開弁させ、前記圧縮機を駆動する制御部と、を更に備えるものとしてもよい。こうすれば、作動流体を圧縮機、第1流路(第4バルブよりも圧縮機側)、第3流路(第3バルブ)、空間、蓄冷器、第2流路(第5バルブ)、圧縮機の順に循環させることにより、空間ひいては冷凍機を迅速に昇温させることができる。なお、前記第4バルブは、前記第1流路における前記第3流路との接続点と前記第1バルブとの間に設けるものとしてもよい。
さらに、本発明の冷凍機において、前記制御部は、前記冷凍機を昇温させる際には、所定時間に亘って、または、前記空間周辺の温度が所定温度に至るまで、前記圧縮機を駆動するものとしてもよい。
冷凍機20の構成の概略を示す構成図である。 冷凍機20の一部の構成の概略を示す構成図である。 制御装置90により実行される昇温処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 冷凍機120の構成の概略を示す構成図である。 冷凍機220の構成の概略を示す構成図である。 昇温処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 冷凍機320の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の実施形態としての冷凍機20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、冷凍機20の一部の構成の概略を示す構成図である。なお、以下の説明において、「上」および「下」は、図1の「上」および「下」を意味し、実際に冷凍機20が図1の向きに配置されるとは限らない。
図1に示すように、実施形態の冷凍機20は、ギフォード・マクマホン冷凍機(GM冷凍機)として構成されており、作動流体(例えばヘリウムガス)を圧縮する圧縮機22と、寒冷を発生させる寒冷発生部30と、圧縮機22の吐出側と寒冷発生部30の常温空間Sh(後述)とを接続する流路50と、流路50に設けられた高圧バルブ51と、圧縮機22の吸入側と寒冷発生部30の常温空間Shとを接続する流路52と、流路52に設けられた低圧バルブ53と、流路50における圧縮機22と高圧バルブ51との間の位置P1と寒冷発生部30の第2膨張空間Sc2(後述)とを接続する流路54と、流路54に設けられた開閉バルブ55と、寒冷発生部30や高圧バルブ51、低圧バルブ53を駆動する駆動部60と、冷凍機全体をコントロールする制御装置90と、を備える。寒冷発生部30は、シリンダ32と、シリンダ32内で往復動するディスプレーサ(ピストン)40と、を備える。
シリンダ32は、有底円筒状で且つ下側壁部(底部)の中央に穴33hを有する第1シリンダ部33と、第1シリンダ部33の下側壁部に第1シリンダ部33と同軸に連結されると共に有底円筒状で且つ第1シリンダ部よりも小径(内周が穴33hと同径)の第2シリンダ部34と、第1シリンダ部33の側壁部の下端部の外周に固定された円筒状の第1コールドヘッド35と、第2シリンダ部34の側壁部の下端部の外周に固定された円筒状の第2コールドヘッド36と、を備える。第1シリンダ部33や第2シリンダ部34は、例えばステンレスによって形成されている。第1コールドヘッド35や第2コールドヘッド36は、例えば銅によって形成されている。第1シリンダ部33の上端部(基端部)には、フランジ部が設けられており、このフランジ部は、駆動部60のクランクケース80の下側壁部に固定されている。
ディスプレーサ(ピストン)40は、第1シリンダ部33内に配置されると共に中空で円柱状の第1ピストン部41と、第1ピストン部41に連結されると共に第2シリンダ部34内に大部分が配置されて更に第1ピストン部41よりも小径で且つ中空で且つ円柱状の第2ピストン部42と、を備える。第1ピストン部41や第2ピストン部42は、例えば樹脂によって形成されている。第1ピストン部41には、第1蓄冷器43が内蔵されており、第2ピストン部42には、第2蓄冷器44が内蔵されている。第1蓄冷器43は、複数の金網の蓄冷材等により構成されている。第2蓄冷器44は、微小な鉛球状の蓄冷材やその球状の蓄冷材の流出を防止する網状の蓄冷材等により構成されている。
第1ピストン部41の上側壁部には、第1ピストン部41内(第1蓄冷器43)と常温空間Shとを連通する連通孔41aが形成されており、第1ピストン部41の側壁部のうち下端側には、第1ピストン部41内と第1膨張空間Sc1とを連通する連通孔41bが形成されている。ここで、常温空間Shは、第1シリンダ部33内の第1ピストン部41よりも上側に形成される空間であり、主として、第1シリンダ部33の内周面(側壁部の内面)と駆動部60のクランクケース80の下端面(下側壁部の外面)と第1ピストン部41の上端面(上側壁部の外面)とにより形成される。上述の流路50および流路52は、この常温空間Shに接続されている。また、第1膨張空間Sc1は、第1シリンダ部33内の第1ピストン部41よりも下側に形成されるいわゆる第1段低温空間であり、主として、第1シリンダ部33の内周面(側壁部の内面)および底面(下側壁部の内面)と第1ピストン部41の下端面(下側壁部の外面)と第2ピストン部42の外周面(側壁部の外面)とにより形成される。第1ピストン部41の外周面(側壁部の外面)には、シール部材45が取り付けられており、第1ピストン部41の外周面と第1シリンダ部33の内周面との間を介して常温空間Shと第1膨張空間Sc1とで作動流体が流通するのを抑制する。
第2ピストン部42の上側壁部には、第2ピストン部42内(第2蓄冷器44)と第1膨張空間Sc1とを連通する連通孔42aが形成されており、第2ピストン部42の側壁部のうち下端側には、第2ピストン部42内と第2膨張空間Sc2とを連通する連通孔42bが形成されている。ここで、第2膨張空間Sc2は、第2シリンダ部34内の第2ピストン部42よりも下側に形成されるいわゆる第2段低温空間であり、主として、第2シリンダ34の内周面(側壁部の内面)および底面(下側壁部の内面)と第2ピストン部42の下端面(下側壁部の外面)とにより形成される。上述の流路54は、この第2膨張空間Sc2に接続されている。第2ピストン部42の外周面(側壁部の外面)には、シール部材46が取り付けられており、第2ピストン部42の外周面と第2シリンダ部34の内周面との間を介して第1膨張空間Sc1と第2膨張空間Sc2とで作動流体が流通するのを抑制する。
高圧バルブ51は、図2に示すように、ノーマルクローズタイプのバルブとして構成されており、弁体51aと、バルブが閉弁する(圧縮機22の吐出側と寒冷発生部30の常温空間Shとの作動流体の流通を規制する)ように弁体51aに付勢力を付与するスプリング51bと、を備える。低圧バルブ53は、ノーマルクローズタイプのバルブとして構成されており、弁体53aと、バルブが閉弁する(寒冷発生部30の常温空間Shと圧縮機22の吐出側との作動流体の流通を規制する)ように弁体53aに付勢力を付与するスプリング53bと、を備える。高圧バルブ51および低圧バルブ53は、駆動部60のカム機構70により開閉される。開閉バルブ55は、ノーマルクローズタイプの電磁バルブとして構成されており、制御装置90により開閉制御される。
駆動部60は、図1に示すように、モータ61と、モータ61の出力軸62に偏心して固定されたクランクピン63と、クランクケース80と、を備える。モータ61は、例えば同期モータや誘導モータとして構成されており、図示しない駆動回路により駆動制御される。駆動回路は、交流電源からの電力を直流電力に変換するコンバータや、コンバータからの直流電力を三相交流電力に変換してモータ61に供給するインバータを備える。クランクケース80は、モータ61のケースに固定され、ディスプレーサ40の第1ピストン部41の上側壁部に連結されたピストンロッド48の一部や、モータ61の出力軸62、クランクピン63などを収容する。クランクケース80の下側壁部には、ピストンロッド48が挿通される貫通穴81が形成され、クランクケース80の上側壁部のうち貫通穴81に対向する位置には、ピストンロッド48の上下方向(特に上側)の移動を許容するように内面から上側に窪む凹部82が形成されている。ピストンロッド48は、クランクピン63周りに揺動自在となるように軸受64を介してクランクピン63に支持され、貫通穴81内で上下方向に移動できるように滑り軸受65を介してクランクケース80に支持され、凹部82内で上下方向に移動できるように滑り軸受66を介してクランクケース80に支持される。モータ61の回転に応じて、クランクピン63に軸受64を介して連結されたピストンロッド48が上下方向に往復動し、これに伴ってディスプレーサ40がシリンダ32内で上下方向に往復動する。
また、駆動部60は、図2に示すように、高圧バルブ51および低圧バルブ53を開弁させるカム機構70を備える。カム機構70は、駆動部60のモータ61の出力軸62に偏心して固定された円板状の円板部71と、回動軸72a周りに回動すると共に円板部71に押圧されて弁体51aをスプリング51bの付勢力に抗して移動させることにより高圧バルブ51を開弁させるカム73aと、回動軸72b周りに回動すると共に円板部71に押圧されて弁体53aをスプリング53bの付勢力に抗して移動させることにより低圧バルブ53を開弁させるカム73bと、を備える。高圧バルブ51および低圧バルブ53は、それぞれモータ61の回転に応じて以下のように開閉する。クランクピン63が最下部(下死点)のときのクランク角θcrを0度したときに、クランク角θcrが角度θ1(例えば−30度など)から角度θ2(例えば30度など)の範囲および角度θ3(例えば150度など)から角度θ4(例えば210度など)の範囲では、高圧バルブ51および低圧バルブ53が共に閉弁する両閉弁状態となる。クランク角θcrが角度θ2から角度θ3の範囲では、高圧バルブ51が開弁で且つ低圧バルブ53が閉弁の高圧開弁状態となる。クランク角θcrが角度θ4から角度θ1の範囲では、高圧バルブ51が閉弁で且つ低圧バルブ53が開弁の低圧開弁状態となる。
制御装置90は、CPUやROM、RAMなどを備えるマイクロプロセッサとして構成されている。制御装置90には、冷凍機20を運転するのに必要な各種センサからの信号が入力されている。制御装置90からは、圧縮機22への駆動制御信号やモータ61(インバータ)への駆動制御信号、開閉バルブ55への開閉制御信号などが出力されている。
次に、こうして構成された冷凍機20の動作について説明する。冷凍機20により第1コールドヘッド35周辺(いわゆる第1段冷却ステージ)や第2コールドヘッド36周辺(いわゆる第2段冷却ステージ)に配置された冷却対象を冷却する際には、制御装置90は、開閉バルブ55を閉弁として、圧縮機22およびモータ61を駆動制御する。すると、モータ61の回転に応じて、クランク角θcrが角度θ1に至ったときに両閉弁状態になり、その後にクランク角θcrが角度θ2に至ったときに高圧開弁状態になると、ディスプレーサ40(第1ピストン部41および第2ピストン部42)が上側に移動しながら、圧縮機22からの作動流体が、流路50(高圧バルブ51)や常温空間Shを経由して第1膨張空間Sc1や第2膨張空間Sc2に流入する。このとき、作動流体は、第1ピストン部41内で第1蓄冷器43により冷却されて第1膨張空間Sc1に流入し、更に、第2ピストン部42内で第2蓄冷器44により冷却されて第2膨張空間Sc2に流入する。そして、クランク角θcrが角度θ3に至ったときに両閉弁状態になり、その後にクランク角θcrが角度θ4に至ったときに低圧開弁状態になると、第2膨張空間Sc2や第1膨張空間Sc1などの作動流体が流路52(低圧バルブ53)を経由して圧縮機22側に流れてサイモン膨張により作動流体の温度が低下して第2膨張空間Sc2や第1膨張空間Sc1で寒冷が発生する。このとき、第2膨張空間Sc2の作動流体は、第2ピストン部42内で第2蓄冷器44を冷却しながら第1膨張空間Sc1に流れ、第1膨張空間Sc1の作動流体は、第1ピストン部41内で第1蓄冷器43を冷却しながら常温空間Shや流路52を経由して圧縮機22側に流れる。そして、ディスプレーサ40(第1ピストン部41および第2ピストン部42)が下側に移動しながら、更に、第2膨張空間Sc2や第1膨張空間Sc1の作動流体が流路52を経由して圧縮機22側に流れる。このようにして、第1コールドヘッド35周辺(第1段冷却ステージ)を20K〜75K程度にし、第2コールドヘッド36周辺(第2段冷却ステージ)を数K〜十数K程度にして、冷却対象を冷却する。
次に、冷凍機20のメンテナンス等のために冷凍機20を昇温させる際の動作について説明する。図3は、このときに制御装置90により実行される昇温処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、操作者によるスイッチ操作などにより、冷凍機20の昇温が指示されたときに実行される。なお、本ルーチンの実行開始時には、圧縮機22やモータ61は駆動停止しており、開閉バルブ55は閉弁しているものとした。
図3の昇温処理ルーチンが実行されると、制御装置90は、最初に、低圧開弁状態(クランク角θcrが角度θ4から角度θ1の範囲内である)か否かを判定する(ステップS100)。この判定は、例えば、モータ61の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサやクランク角θcrを検出するクランク角センサによる検出値を用いて行なうことができる。
ステップS100で低圧開弁状態でないと判定したときには、低圧開弁状態になるようにモータ61を駆動制御する(ステップS110)。なお、ステップS100の処理で低圧開弁状態であると判定したときには、ステップS110の処理を実行する必要はない。
続いて、低圧開弁状態を保持しながら、開閉バルブ55を開弁させ(ステップS120)、圧縮機22を駆動する(ステップS130)。すると、圧縮機22からの作動流体は、流路50(高圧バルブ51よりも圧縮機22側)、流路54(開閉バルブ55)を介して第2膨張空間Sc2に流れる。したがって、圧縮機22から第1蓄冷器43や第2蓄冷器44を介さずに第2膨張空間Sc2に作動流体を供給することができるから、第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機20を自然昇温させるものに比して、第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機20を迅速に昇温させることができる。また、ヒータを用いて第2膨張空間Sc2周辺を昇温させるものに比して、第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機20の温度が過度に上昇するのを抑制することができる。即ち、ヒータを用いずに冷凍機20の昇温に要する時間を短縮することができるのである。そして、作動流体は、第2膨張空間Sc2から第2蓄冷器44、第1膨張空間Sc1、第1蓄冷器43、常温空間Sh、流路52(低圧バルブ53)を介して圧縮機22に流れる。
そして、昇温終了条件が成立するのを待つ(ステップS140)。ここで、昇温終了条件としては、冷凍機20の昇温が完了するまでに要するとして定められた所定時間(例えば、数時間程度)が経過した条件を用いたり、第2コールドヘッド36に温度センサを取り付けてその温度センサの検出値が閾値以上に至った条件を用いたりすることができる。昇温終了条件が成立すると、圧縮機22を駆動停止すると共に(ステップS150)、開閉バルブ55を閉弁させて(ステップS160)、本ルーチンを終了する。
以上説明した実施形態の冷凍機20では、圧縮機22の吐出側と寒冷発生部30の常温空間Shとを接続する流路50と、流路50に設けられた高圧バルブ51と、圧縮機22の吸入側と寒冷発生部30の常温空間Shとを接続する流路52と、流路52に設けられた低圧バルブ53と、寒冷発生部30や高圧バルブ51、低圧バルブ53を駆動する駆動部60とに加えて、流路50における圧縮機22と高圧バルブ51との間の位置P1と寒冷発生部30の第2膨張空間Sc2とを接続する流路54と、流路54に設けられた開閉バルブ55とを更に備える。そして、冷凍機20を昇温させる際には、低圧開弁状態でなければ低圧開弁状態にし、その状態で、開閉バルブ55を開弁させ、圧縮機22を駆動する。これにより、作動流体を、圧縮機22、流路50(高圧バルブ51よりも圧縮機22側)、流路54(開閉バルブ55)、第2膨張空間Sc2、第2蓄冷器44、第1膨張空間Sc1、第1蓄冷器43、常温空間Sh、流路52(低圧バルブ53)、圧縮機22の順に循環させることができる。このように圧縮機22から第1蓄冷器43や第2蓄冷器44を介さずに第2膨張空間Sc2に作動流体を供給することにより、第2膨張空間Sc2を自然昇温させるものに比して第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機20を迅速に昇温させることができると共に、ヒータを用いて第2膨張空間Sc2周辺を昇温させるものに比して第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機20の温度が過度に上昇するのを抑制することができる。即ち、ヒータを用いずに冷凍機20の昇温に要する時間を短縮することができるのである。
実施形態の冷凍機20では、流路50の位置P1と寒冷発生部30の第2膨張空間Sc2とを接続する流路54と、流路54に設けられた開閉バルブ55と、を備えるものとしたが、図4の冷凍機120に示すように、図1の冷凍機20の各構成に加えて、流路54における開閉バルブ55よりも第2膨張空間Sc2側の位置P2と第1膨張空間Sc1とを接続する流路54bを更に備えるものとしてもよい。こうすれば、圧縮機22からの作動流体を第1蓄冷器43や第2蓄冷器44を介さずに第1膨張空間Sc1および第2膨張空間Sc2に供給することができ、冷凍機20をより迅速に昇温させることができる。
実施形態の冷凍機20では、流路50と高圧バルブ51と流路52と低圧バルブ53と流路54と開閉バルブ55とを備えるものとしたが、図5の冷凍機220に示すように、図1の冷凍機20の各構成に加えて、流路50における位置P1よりも常温空間Sh側(具体的には、位置P1と高圧バルブ51との間)に設けられた開閉バルブ56と、流路52において低圧バルブ53と並列に設けられた開閉バルブ57と、を更に備えるものとしてもよい。ここで、開閉バルブ56は、ノーマルオープンタイプの電磁バルブとして構成されており、制御装置90により開閉制御される。開閉バルブ57は、ノーマルクローズタイプの電磁バルブとして構成されており、制御装置90により開閉制御される。なお、開閉バルブ56は、流路50における位置P1よりも常温空間Sh側であれば、高圧バルブ51よりも常温空間Sh側に設けられるものとしてもよい。
この冷凍機220を昇温させる際には、制御装置90は、図3の昇温処理ルーチンに代えて、図6の昇温処理ルーチンを実行するものとしてもよい。なお、本ルーチンの実行開始時には、圧縮機22やモータ61は駆動停止しており、開閉バルブ55,57は閉弁しており、開閉バルブ56は開弁しているものとした。
図6の昇温処理ルーチンが実行されると、制御装置90は、開閉バルブ56を閉弁させると共に開閉バルブ55,57を開弁させ(ステップS200)、圧縮機22を駆動する(ステップS210)。すると、圧縮機22からの作動流体は、流路50(高圧バルブ56よりも圧縮機22側)、流路54(開閉バルブ55)を介して第2膨張空間Sc2に流れる。したがって、圧縮機22から第1蓄冷器43や第2蓄冷器44を介さずに第2膨張空間Sc2に作動流体を供給することができるから、第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機20を自然昇温させるものに比して、第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機220を迅速に昇温することができる。また、ヒータを用いて第2膨張空間Sc2周辺を昇温させるものに比して、第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機220の温度が過度に上昇するのを抑制することができる。即ち、ヒータを用いずに冷凍機220の昇温に要する時間を短縮することができるのである。そして、作動流体は、第2膨張空間Sc2から第2蓄冷器44、第1膨張空間Sc1、第1蓄冷器43、常温空間Sh、流路52(開閉バルブ57)を介して圧縮機22に流れる。この冷凍機220では、開閉バルブ55,57の開弁により、冷凍機20とは異なり、低圧開弁状態であるか否かに拘わらずに、作動流体を、圧縮機22、流路50(高圧バルブ51よりも圧縮機22側)、流路54(開閉バルブ55)、第2膨張空間Sc2、第2蓄冷器44、第1膨張空間Sc1、第1蓄冷器43、常温空間Sh、流路52(開閉バルブ57)、圧縮機22の順に循環させることができる。
そして、図3のルーチンのステップS140の処理と同様に、昇温終了条件が成立するのを待つ(ステップS220)。そして、昇温終了条件が成立すると、圧縮機22を駆動停止し(ステップS230)、開閉バルブ56を開弁させると共に開閉バルブ55,57を閉弁させて(ステップS240)、本ルーチンを終了する。
実施形態の冷凍機20では、ディスプレーサ40の第1ピストン部41に第1蓄冷器43を内蔵すると共に、ディスプレーサ40の第2ピストン部42に第2蓄冷器44を内蔵するものとしたが、図7の冷凍機320に示すように、ディスプレーサ340の第1ピストン部341の外部に第1蓄冷器343を配置すると共に、ディスプレーサ340の第2ピストン部342の外部に第2蓄冷器344を配置するものとしてもよい。図7では、駆動部60の大部分については図示を省略した。この冷凍機320では、第2膨張空間Sc2と第2蓄冷器344とを接続する流路350と、第1膨張空間Sc1と第2蓄冷器344と第1蓄冷器343とを接続する流路351と、常温空間Shと第1蓄冷器343とを接続する流路352とを備え、流路352の位置P3と圧縮機22の吐出側とを流路50により接続し、流路352の位置P3と圧縮機22の吸入側とを流路52により接続する。この場合でも、冷凍機20と同様に流路54および開閉バルブ55を設けて、図3の低温処理ルーチンを実行することにより、圧縮機22から第1蓄冷器43や第2蓄冷器44を介さずに第2膨張空間Sc2に作動流体を供給することができ、第2膨張空間Sc2を自然昇温させるものに比して第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機20を迅速に昇温させることができると共に、ヒータを用いて第2膨張空間Sc2周辺を昇温させるものに比して第2膨張空間Sc2ひいては冷凍機20の温度が過度に上昇するのを抑制することができる。
実施形態の冷凍機20では、2段のGM冷凍機として構成されるものとしたが、1段のGM冷凍機とし構成されるものとしてもよいし、3段以上のGM冷凍機として構成されるものとしてもよい。
実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施形態では、圧縮機22が「圧縮機」に相当し、シリンダ32(第1シリンダ部33、第2シリンダ部34、第1コールドヘッド35、第2コールドヘッド36)が「シリンダ」に相当し、ディスプレーサ40(第1ピストン部41、第2ピストン部42)が「ディスプレーサ」に相当し、流路50が「第1流路」に相当し、高圧バルブ51が「第1バルブ」に相当し、流路52が「第2流路」に相当し、低圧バルブ53が「第2バルブ」に相当し、駆動部60が「駆動部」に相当し、流路54が「第3流路」に相当し、開閉バルブ55が「第3バルブ」に相当する。また、制御装置90が「制御部」に相当する。さらに、開閉バルブ56が「第4バルブ」に相当し、開閉バルブ57が「第5バルブ」に相当する。
なお、実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、冷凍機の製造産業などに利用可能である。
20,120,220,320 冷凍機、22 圧縮機、30 寒冷発生部、32 シリンダ、33 第1シリンダ部、33h 穴、34 第2シリンダ部、35 第1コールドヘッド、36 第2コールドヘッド、40,340 ディスプレーサ、41,341 第1ピストン部、41a,41b,42a,42b 連通孔、42,342 第2ピストン部、43,343 第1蓄冷器、44,344 第2蓄冷器、45,46 シール部材、48 ピストンロッド、50,52,54,54b,350,351,352 流路、51 高圧バルブ、51a,53a 弁体、51b,53b スプリング、53 低圧バルブ、55,56,57 開閉バルブ、60 駆動部、61 モータ、62 出力軸、63 クランクピン、64 軸受、65,66 滑り軸受、70 カム機構、71 円板部、72a,72b 回動軸、73a,73b カム、80 クランクケース、81 貫通穴、82 凹部、90 制御装置、P1,P2,P3 位置、Sh 常温空間、Sc1 第1膨張空間、Sc2 第2膨張空間。

Claims (4)

  1. 作動流体を圧縮する圧縮機と、
    シリンダと、
    前記シリンダとにより空間を形成すると共に前記シリンダ内を往復動するディスプレーサと、
    蓄冷器における前記空間に対する反対側と前記圧縮機の吐出側とを接続する第1流路と、
    前記第1流路に設けられた第1バルブと、
    前記蓄冷器における前記空間に対する反対側と前記圧縮機の吸入側とを接続する第2流路と、
    前記第2流路に設けられた第2バルブと、
    回転機の回転に伴って、前記ディスプレーサを前記シリンダ内で往復動させると共に前記第1バルブおよび前記第2バルブを開閉させる駆動部と、
    を備え、前記駆動部による前記第1バルブおよび前記第2バルブの開閉に伴って前記シリンダにおける前記空間側の端部に寒冷を発生させる冷凍機であって、
    前記第1流路における前記圧縮機と前記第1バルブとの間と前記空間とを前記蓄冷器を介さずに接続する第3流路と、
    前記第3流路に設けられた第3バルブと、
    を備える冷凍機。
  2. 請求項1記載の冷凍機であって、
    前記冷凍機を昇温させる際には、前記第1バルブが閉弁で且つ前記第2バルブが開弁の所定開弁状態でないときには前記所定開弁状態となるように前記回転機を制御し、前記所定開弁状態で、前記第3バルブを開弁させ、前記圧縮機を駆動する制御部を更に備える、
    冷凍機。
  3. 請求項1記載の冷凍機であって、
    前記第1流路における前記第3流路との接続点よりも前記蓄冷器側に設けられた第4バルブと、
    前記第2流路において前記第2バルブに並列に設けられた第5バルブと、
    前記冷凍機を昇温させる際には、前記第4バルブを閉弁させると共に前記第3バルブおよび前記第5バルブを開弁させ、前記圧縮機を駆動する制御部と、
    を更に備える冷凍機。
  4. 請求項2または3記載の冷凍機であって、
    前記制御部は、前記冷凍機を昇温させる際には、所定時間に亘って、または、前記空間周辺の温度が所定温度に至るまで、前記圧縮機を駆動する、
    冷凍機。
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Citations (3)

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JPH05340622A (ja) * 1992-06-09 1993-12-21 Sumitomo Heavy Ind Ltd 蓄冷器式冷凍機
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