JP2019039238A - 電気錠制御システム、通信方法、及びプログラム - Google Patents

電気錠制御システム、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電気錠の制御に関する制御プログラムの更新を行う場合の利便性を向上させること。【解決手段】電気錠制御システム1は、錠側通信部11と、錠側制御部12と、を備える。錠側通信部11は、鍵装置2との間で通信を行う。錠側制御部12は、鍵装置2と錠側通信部11との間の通信により、電気錠3を制御して建物の開口部を開閉する開閉部材の施錠及び解錠の少なくとも一方を行う。錠側制御部12は、鍵装置2から錠側通信部11が受信した電気錠3の制御に関する制御プログラムの更新情報に基づいて、自己の制御プログラムを更新する。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に電気錠制御システム、通信方法、及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、建物に設けられた開閉部材を施錠又は解錠する電気錠を制御するための電気錠制御システム、通信方法、及びプログラムに関する。
従来、携帯機(鍵装置)との間の無線通信に基づいてドア(開閉部材)の施解錠を制御するドア錠制御装置(電気錠制御システム)が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のドア錠制御装置は、携帯機から送信された固有情報と、予め登録されている固有情報とを比較し、それらの固有情報が一致したときにドアを解錠する。また、ドア錠制御装置は、無線通信を通じて取得した携帯機の固有情報を、記憶手段に記憶することができる。
特開2009−264017号公報
特許文献1に記載の電気錠制御システムでは、電気錠の制御に関する制御プログラムの更新が必要となる場合が起こり得る。このような場合、特許文献1に記載の電気錠制御システムでは、専用のメンテナンス装置を用いて制御プログラムの更新を行うことが想定され、利便性に乏しいという問題があった。
本開示は、上記の点に鑑みてなされており、電気錠の制御に関する制御プログラムの更新を行う場合の利便性を向上させることを目的とする。
本開示の一態様に係る電気錠制御システムは、錠側通信部と、錠側制御部と、を備える。前記錠側通信部は、鍵装置との間で通信を行う。前記錠側制御部は、前記鍵装置と前記錠側通信部との間の通信により、電気錠を制御して建物の開口部を開閉する開閉部材の施錠及び解錠の少なくとも一方を行う。前記錠側制御部は、前記鍵装置から前記錠側通信部が受信した前記電気錠の制御に関する制御プログラムの更新情報に基づいて、自己の前記制御プログラムを更新する。
本開示の一態様に係る通信方法は、第1通信部及び第2通信部を有する鍵装置の通信方法である。前記第1通信部は、電気錠制御システムとの間で通信を行う。前記第2通信部は、前記電気錠制御システムとは異なる他システムとの間で通信を行う。前記通信方法は、取得ステップと、送信ステップと、を有する。前記取得ステップは、前記第2通信部と前記他システムとの通信により、前記電気錠制御システムの制御対象である電気錠の制御に関する制御プログラムの更新情報を取得するステップである。前記送信ステップは、前記第1通信部と前記電気錠制御システムとの通信により、取得した前記制御プログラムの更新情報の少なくとも一部を前記電気錠制御システムへ送信するステップである。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、上記の通信方法を実行させるためのプログラムである。
本開示は、電気錠の制御に関する制御プログラムの更新を行う場合の利便性を向上させることができる、という利点がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る電気錠制御システムの構成を示すブロック図である。 図2は、同上の電気錠制御システムの使用例の概念図である。 図3は、同上の電気錠制御システムにおいて、電気錠制御システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、同上の電気錠制御システムに用いられる鍵装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(1)概要
以下、実施形態に係る電気錠制御システム1及び電気錠システム10の概要について説明する。本実施形態の電気錠システム10は、図1に示すように、電気錠制御システム1と、電気錠3と、を備えている。電気錠制御システム1は、図1に示すように、錠側通信部11と、錠側制御部12と、を備えている。
電気錠制御システム1は、図2に示すように、開閉部材5を施錠又は解錠する電気錠3を制御するためのシステムである。言い換えれば、電気錠3は、錠側制御部12により制御されて開閉部材5を施錠又は解錠する。開閉部材5は、建物4の開口部40を開閉する部材である。開閉部材5は、建物4の内側41と外側42とを隔てる扉又は窓であって、例えば、玄関扉、勝手口ドア、又は掃き出し窓等である。本実施形態では、開閉部材5は、玄関扉である。電気錠制御システム1及び電気錠3は、開閉部材5に設置されている。電気錠制御システム1の錠側通信部11は、鍵装置2との間で無線通信を行う。そして、電気錠制御システム1の錠側制御部12は、鍵装置2と錠側通信部11と間の通信により、電気錠3を制御する。
鍵装置2は、電気錠制御システム1との通信機能を有している。本実施形態では、電気錠制御システム1と鍵装置2との間の通信方式は、電波を媒体とする無線通信である。また、本実施形態では、電気錠制御システム1及び鍵装置2は、いずれも電池駆動式である。また、本実施形態では、鍵装置2は、例えば電話機能を有する携帯端末である。本実施形態では、建物4が戸建て住宅である場合を例として説明する。したがって、電気錠制御システム1のユーザ6は、建物4の住人のうち、鍵装置2を所有する人である。
本実施形態では、鍵装置2に予め記憶されている鍵情報を、鍵装置2が電気錠制御システム1に送信することによって、開閉部材5の解錠及び施錠を可能にする。すなわち、錠側通信部11と鍵装置2とが通信し、錠側制御部12において鍵装置2の持つ鍵情報の認証に成功した場合に、電気錠制御システム1は開閉部材5の解錠及び施錠が可能な状態となる。ここで、電気錠制御システム1は、ユーザ6による錠側操作部13(後述する)の操作をトリガとして認証を行い、開閉部材5の施錠又は解錠を行ってもよい。また、電気錠制御システム1は、認証の成功後、ユーザ6による錠側操作部13の操作を待って開閉部材5の施錠又は解錠を行ってもよい。いずれにせよ、電気錠制御システム1は、鍵装置2との通信によって、開閉部材5を施錠状態から解錠状態へ切り替える解錠動作、及び開閉部材5を解錠状態から施錠状態へ切り替える施錠動作の少なくとも一方の動作を行う。
本実施形態では、錠側通信部11は、鍵装置2との通信により、更新情報を取得する。更新情報は、電気錠3の制御に関する制御プログラムの更新に用いられる情報である。制御プログラムは、錠側制御部12で用いられるプログラムである。制御プログラムが錠側制御部12で実行されることにより、上述の認証などの処理が実現される。言い換えれば、制御プログラムは、電気錠制御システム1のファームウェアである。
そして、本実施形態では、錠側制御部12は、鍵装置2から錠側通信部11が受信した更新情報に基づいて、自己の制御プログラムを更新する。言い換えれば、錠側制御部12は、更新情報を受信する前に用いていた制御プログラムを、更新情報を用いて更新する。したがって、更新後においては、錠側制御部12は、最新の制御プログラムを実行することになる。ここで、更新情報は、制御プログラム自体であってもよいし、更新前の制御プログラムとの差分のデータであってもよい。
ここでいう「制御プログラムの更新」は、認証のアルゴリズムの変更、バグの修正など、主として制御プログラムで用いられるアルゴリズムの更新であり、制御プログラムで参照されるデータ自体の更新は含まない。したがって、例えば電気錠制御システム1に対する鍵装置2の登録は、「制御プログラムの更新」には含まれない。
上述のように、本実施形態では、錠側制御部12は、鍵装置2から受信した更新情報に基づいて、自己の制御プログラムを更新することが可能である。このため、本実施形態では、専用のメンテナンス装置を用いなくても、電気錠3の制御に関する制御プログラムを更新することが可能である。したがって、本実施形態では、専用のメンテナンス装置を用いる場合と比較して、電気錠3の制御に関する制御プログラムの更新を行う場合の利便性を向上させることができる、という利点がある。
(2)詳細
以下、本実施形態に係る電気錠制御システム1及び電気錠システム10の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
(2.1)電気錠制御システム
電気錠制御システム1は、図1に示すように、錠側通信部11と、錠側制御部12と、錠側操作部13と、錠側記憶部14と、を備えている。本実施形態では、錠側通信部11、錠側制御部12、錠側操作部13、及び錠側記憶部14が1つのケースに収納されている。
錠側通信部11は、例えば、アンテナと、通信回路と、を有している。錠側通信部11は、鍵装置2との間で電波を媒体とする無線通信を行う通信インタフェースである。無線通信にて使用する周波数帯域は、例えば、420MHz帯、920MHz帯、2.4GHz帯などである。錠側通信部11は、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)の規格に準拠した近距離無線通信を行うように構成されている。ここで、「BLE」とは、無線PAN(Personal Area Network)技術であるBluetooth(登録商標)の仕様における、低消費電力仕様の呼称である。錠側通信部11は、錠側制御部12からの指令に従って、ビーコン信号を送信する。また、錠側通信部11は、ビーコン応答を受信する。ビーコン応答は、ビーコン信号に応答した鍵側通信部22(後述する)から送信される。つまり、錠側通信部11は、信号の送信機能及び受信機能を有しており、鍵側通信部22との間で双方向の通信を行うように構成されている。
本実施形態では、錠側通信部11は、1つの通信インタフェースであり、制御プログラムの更新用の通信と、鍵装置2の認証用の通信との両方を行うように構成されている。つまり、本実施形態では、錠側通信部11は、鍵装置2から制御プログラムの更新情報を受信するために用いられるだけではなく、鍵装置2と認証部121(後述する)との間の通信にも用いられる。
錠側制御部12は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、錠側制御部12は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが錠側制御部12として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。錠側制御部12は、認証部121を有している。
認証部121は、錠側通信部11が鍵装置2から受信した鍵情報を、錠側記憶部14が記憶する認証情報と照合することにより、鍵情報を送信してきた鍵装置2が、電気錠3の操作を許可された鍵装置2であるか否かを認証する認証処理を行う。すなわち、認証部121は、鍵装置2との通信により、鍵情報を送信してきた鍵装置2が正規の鍵装置であるか否かを認証する。錠側制御部12は、認証部121での認証に成功した場合、制御信号(解錠信号又は施錠信号)を電気錠3へ出力する。
錠側操作部13は、ユーザ6による操作入力を受け付ける機能を有している。錠側操作部13は、例えば押釦スイッチからなる。錠側操作部13は、建物4の内側41と外側42との各々に設けられている。その他、錠側操作部13は、例えば開閉部材5(玄関扉)に備わっているドアハンドル(取っ手)であってもよいし、ユーザ6がドアハンドルに触れる操作を検知するタッチセンサ等であってもよい。錠側操作部13は、ユーザ6による操作入力を受け付けると、操作入力に応じた操作信号を錠側制御部12に出力する。
錠側記憶部14は、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read-Only Memory)のような電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを備える。錠側記憶部14は、電気錠3の制御を許可された1台以上の鍵装置2の鍵情報を認証情報として記憶する。本実施形態では、鍵装置2が登録されると、鍵装置2に固有の鍵情報が付与される。このため、錠側記憶部14は、鍵装置2の識別情報と、鍵装置2に付与された鍵情報とを対応付けて記憶する。識別情報は、例えば鍵装置2の固有のID(Identification)である。
(2.2)鍵装置
鍵装置2は、例えばスマートフォンのような携帯端末である。鍵装置2は、図1に示すように、鍵側制御部21と、鍵側通信部22と、鍵側操作部23と、鍵側記憶部24と、表示部25と、を備えている。
鍵側制御部21は、例えば、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、鍵側制御部21は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが鍵側制御部21として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
鍵側通信部22は、第1通信部221と、第2通信部222と、を有している。第1通信部221及び第2通信部222の各々は、例えば、アンテナと、通信回路と、を有している。
第1通信部221は、錠側通信部11との間で、例えばBLEの規格に準拠した近距離無線通信を行う通信インタフェースである。第1通信部221は、鍵側制御部21からの指令に従って、応答信号を錠側通信部11へ送信する。また、第1通信部221は、錠側通信部11から送信されるビーコン信号を受信する。第1通信部221は、ビーコン信号を受信すると、ビーコン信号を受信したことを通知するビーコン応答を錠側通信部11へ送信する。つまり、第1通信部221は、信号の送信機能及び受信機能を有しており、錠側通信部11との間で双方向の通信を行うように構成されている。鍵装置2からのビーコン応答を錠側通信部11が受信することにより、鍵装置2の認証を行うための認証通信が電気錠制御システム1と鍵装置2との間で開始される。
第2通信部222は、例えばイーサネット(登録商標)規格に準拠した通信インタフェースであり、無線LAN(Local Area Network)に対応したルータに接続されている。本実施形態では、第2通信部222は、ルータとの間でWi−Fi(登録商標)に準拠した近距離無線通信を行う。第2通信部222は、ルータを介して、例えばインターネット等のネットワークN1に接続される。そして、第2通信部222は、ネットワークN1を介して、電気錠制御システム1とは異なる他システム(ここでは、サーバ7)との間で通信を行う。
鍵側操作部23は、ユーザ(つまり、人)6による操作入力を受け付ける機能を有している。鍵側操作部23は、例えば鍵装置2のケースに設けられた押釦スイッチで構成されていてもよいし、鍵装置2のケースに設けられたレバーで構成されていてもよい。本実施形態では、鍵側操作部23は、表示部25を構成するディスプレイ装置に設けられたタッチパネルを有している。タッチパネルは、静電容量方式、感圧式などのタッチセンサを有する。ユーザ6が表示部25のディスプレイ装置に触れる操作(タップ操作、スワイプ操作等)を行うと、鍵側操作部23は、操作に応じた信号を鍵側制御部21に出力する。
鍵側記憶部24は、例えばEEPROMのような電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを備える。鍵側記憶部24は、鍵装置2に割り当てられた個別の識別情報、及び電気錠制御システム1から付与された鍵情報等を記憶する。また、鍵側記憶部24には、鍵装置2のコンピュータシステムが実行するプログラムが記憶されている。このプログラムは、予めメモリに記憶されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。本実施形態のように、鍵装置2がスマートフォンのような携帯端末であれば、鍵側記憶部24には、ユーザ6が任意にインストールしたアプリケーションが記憶されていてもよい。
表示部25は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の薄型ディスプレイ装置である。表示部25は、鍵側制御部21によって表示内容が制御される。
(2.3)電気錠
電気錠3は、開閉部材5(ここでは、玄関扉)を解錠及び施錠する。電気錠3は、デッドボルトと、駆動部と、駆動回路と、を有している。駆動回路は、錠側制御部12から出力される制御信号(解錠信号又は施錠信号)に応じて駆動信号を作成し、この駆動信号を駆動部に出力する。駆動部は、電動モータと、電動モータの駆動力をデッドボルトに伝達する伝達機構と、を備えている。駆動部は、駆動回路から入力される駆動信号に従って駆動モータを駆動する。駆動モータの駆動力が伝達機構を介してデッドボルトに伝達されることによって、デッドボルトが施錠位置又は解錠位置に移動する。ここで、デッドボルトが施錠位置に移動した状態では、デッドボルトの少なくとも一部が、開閉部材5を支持する扉枠に設けられたボルト穴に挿入されており、この状態では開閉部材5が閉じた状態で保持される。デッドボルトが解錠位置に移動した状態では、デッドボルトの全体がボルト穴の外に出ており、この状態では開閉部材5の開閉が可能になる。
(2.4)サーバ
サーバ7は、電気錠制御システム1が設置される建物4から離れた場所、例えば電気錠制御システム1の提供元、又は電気錠制御システム1を用いたサービスの提供元が所有する施設に設けられている。サーバ7は、ネットワークN1を介して鍵装置2の第2通信部222と通信を行う。サーバ7は、例えばプロセッサ及びメモリを含むコンピュータシステム(マイクロコンピュータを含む)を主構成とする。つまり、コンピュータシステムは、適宜のプログラムをプロセッサにて実行することにより、サーバ7として機能する。
サーバ7は、電気錠3の制御に関する制御プログラムの更新情報と、鍵装置2で用いるプログラムの更新情報とを記憶する。ここでいう「鍵装置2で用いるプログラム」は、鍵側制御部21で実行されるプログラムであり、言い換えれば、鍵装置2のファームウェアである。鍵装置2で用いる更新情報は、プログラム自体であってもよいし、更新前のプログラムとの差分のデータであってもよい。以下の説明では、これらの更新情報を「更新情報群」ともいう。
更新情報群は、例えば電気錠制御システム1を用いたサービスの提供元により、適宜更新される。そして、サーバ7は、鍵装置2との通信により、鍵装置2からの要求に応じて、更新情報群を鍵装置2へ送信する。例えば、ユーザ6が鍵側操作部23を操作して特定の操作を行うことで、更新情報群を要求する要求信号が、鍵側通信部22からサーバ7へ送信される。サーバ7は、要求信号を受信すると、要求信号の送信元である鍵装置2に対して、更新情報群を送信する。
本実施形態のように鍵装置2がスマートフォンのような携帯端末である場合、更新情報群は、携帯端末の専用のアプリケーションに含まれる形で鍵装置2へ送信される。また、既に鍵装置2に専用のアプリケーションがインストールされている場合は、更新情報群は、専用のアプリケーションを更新するための情報として鍵装置2へ送信される。
(3)動作
以下、本実施形態の電気錠制御システム1の動作について説明する。
(3.1)認証
まず、電気錠制御システム1による認証について説明する。錠側制御部12は、錠側通信部11を制御してアンテナを間欠的に駆動することで、ビーコン信号を送信する。ここで、鍵装置2を所有するユーザ6が電気錠制御システム1の通信エリアに立ち入ると、鍵側通信部22は、錠側通信部11からのビーコン信号を受信する。通信エリアは、鍵装置2での処理に必要な強度を持って、鍵装置2が電気錠制御システム1からの無線信号を受信可能な範囲である。
鍵装置2は、ビーコン信号を受信すると、ビーコン応答を錠側通信部11へ送信する。鍵装置2からのビーコン応答を錠側通信部11が受信することにより、認証部121は、認証処理を実行する。認証処理に成功した場合、錠側制御部12は、自動的に又はユーザ6による錠側操作部13の操作を待って、電気錠3を制御して開閉部材5を施錠又は解錠する。一方、認証処理に失敗した場合、又は一定時間、鍵装置2からのビーコン応答を受信しなかった場合、錠側制御部12は電気錠3を制御しない。
(3.2)電気錠制御システムにおける更新
次に、電気錠制御システム1の錠側制御部12が自己の制御プログラムを更新する動作について、図3を用いて説明する。以下の説明では、鍵装置2は、サーバ7との間の通信により、予め鍵装置2で用いるプログラムを更新しており、かつ、予め電気錠制御システム1の制御プログラムの更新情報を記憶していると仮定する。
鍵装置2を所有するユーザ6が電気錠制御システム1の通信エリアに立ち入ると、電気錠制御システム1は、鍵装置2との間で通信を開始する(ステップS10)。そして、認証部121は、認証処理を実行する(ステップS11)。認証処理に失敗した場合(ステップS12:No)、上述のように、錠側制御部12は電気錠3を制御しない。この場合、鍵装置2が更新情報を記憶していたとしても、錠側通信部11は、鍵装置2から更新情報を受信しない。一方、認証処理に成功した場合(ステップS12:Yes)、錠側制御部12は、電気錠3を制御して開閉部材5を施錠又は解錠する(ステップS13)。
電気錠3を制御した後(つまり、認証に成功した後)、錠側通信部11は、鍵装置2と通信することにより、鍵装置2が記憶している更新情報を受信する。そして、錠側制御部12は、鍵装置2から更新情報を受信すると(ステップS14:Yes)、更新情報に基づいて自己の制御プログラムを更新する(ステップS15)。一方、鍵装置2が更新情報を記憶しておらず、錠側通信部11が鍵装置2から更新情報を受信できない場合(ステップS14:No)、錠側制御部12は、自己の制御プログラムの更新を行わない。
(3.3)鍵装置における更新
次に、主として鍵装置2の鍵側制御部21が自己のプログラムを更新する動作について、図4を用いて説明する。以下の説明では、「(3.2)電気錠制御システムにおける更新」とは異なり、鍵装置2は、未だ鍵装置2で用いるプログラムを更新していないと仮定する。
まず、鍵装置2は、ユーザ6が鍵側操作部23を操作したタイミングで、又は定期的に、サーバ7との間で通信する(ステップS20)。このとき、鍵装置2が未だ受信していない更新情報群がある場合(ステップS21:Yes)、鍵装置2は、サーバ7に更新情報群の送信を要求する。すると、サーバ7は、鍵装置2からの要求に応じて、更新情報群を鍵装置2へ送信する。鍵側制御部21は、鍵側通信部22がサーバ7から更新情報群を受信すると、更新情報群に含まれる鍵装置2で用いるプログラムの更新情報に基づいて、自己のプログラムを更新する(ステップS22)。また、鍵側制御部21は、更新情報群に含まれる制御プログラムの更新情報を鍵側記憶部24に記憶させる。言い換えれば、鍵装置2は、更新情報群に含まれる制御プログラムの更新情報を取得する(ステップS23)。一方、鍵装置2が未だ受信していない更新情報群がない場合(ステップS21:No)、鍵側制御部21は、自己のプログラムの更新を行わない。
その後、鍵装置2を所有するユーザ6が電気錠制御システム1の通信エリアに立ち入ると、鍵装置2は、電気錠制御システム1との間で通信を開始する(ステップS24)。電気錠制御システム1で認証処理が実行され、認証処理に失敗した場合(ステップS25:No)、電気錠3は制御されず、開閉部材5の施錠及び解錠も行われない。この場合、鍵装置2が更新情報を記憶していたとしても、鍵装置2は、更新情報を電気錠制御システム1へ送信しない。
認証処理に成功した場合であって(ステップS25:Yes)、鍵装置2が更新情報を記憶している場合(ステップS26:Yes)、鍵装置2は、更新情報を電気錠制御システム1へ送信する。認証処理に成功した場合であっても(ステップS25:Yes)、鍵装置2が更新情報を記憶していない場合(ステップS26:No)、鍵装置2は、更新情報を電気錠制御システム1へ送信しない。
上述のように、錠側制御部12は、鍵装置2が予め更新情報を取得している場合、鍵装置2から錠側通信部11が受信した更新情報に基づいて、自己の制御プログラムを更新する。このため、本実施形態では、専用のメンテナンス装置を用いなくても、電気錠3の制御に関する制御プログラムを更新することが可能である。
また、本実施形態では、錠側通信部11は、認証部121にて鍵装置2の認証に成功した状態で、制御プログラムの更新情報を受信している。つまり、錠側制御部12は、認証部121にて鍵装置2の認証に成功した場合にのみ、自己の制御プログラムを更新する。このため、本実施形態では、新たな認証手段を用意しなくても、不正な機器による不正な制御プログラムの改変を防止することが可能である、という利点がある。
(4)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
一実施形態に係る通信方法は、第1通信部221及び第2通信部222を有する鍵装置2の通信方法である。第1通信部221は、電気錠制御システム1との間で通信を行う。第2通信部222は、電気錠制御システム1とは異なる他システム(サーバ7)との間で通信を行う。この通信方法は、取得ステップと、送信ステップと、を有する。取得ステップは、第2通信部222と他システムとの通信により、電気錠制御システム1の制御対象である電気錠3の制御に関する制御プログラムの更新情報を取得するステップである。送信ステップは、第1通信部221と電気錠制御システム1との通信により、取得した更新情報の少なくとも一部を電気錠制御システム1へ送信するステップである。
一実施形態に係るプログラムは、コンピュータシステムに、上記の通信方法を実行させるためのプログラムである。
以下、実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
上述の実施形態において、「制御プログラムの更新」には、例えばリモコン機能を有していない鍵装置2にリモコン機能を付与する等、機能の追加が含まれていてもよい。
上述の実施形態では、錠側制御部12は、電気錠3を制御して開閉部材5を施錠又は解錠した後に、更新情報の有無を確認しているが、逆であってもよい。つまり、図3において、錠側制御部12は、ステップS13を実行する前に、ステップS14,S15を実行してもよい。
上述の実施形態では、錠側通信部11は、認証部121にて鍵装置2の認証に成功した場合に、鍵装置2から更新情報を受信しているが、これに限定する趣旨ではない。例えば、錠側通信部11は、認証部121での鍵装置2の認証の成功・失敗を問わず、鍵装置2から更新情報を受信してもよい。言い換えれば、錠側制御部12は、認証部121での鍵装置2の認証の成功・失敗を問わず、自己の制御プログラムを更新してもよい。
上述の実施形態では、鍵装置2は、専用のアプリケーションを更新する等して予め制御プログラムの更新情報を取得しているが、これに限定する趣旨ではない。例えば、電気錠制御システム1は、認証に成功したときに、鍵装置2を中継機として、サーバ7から制御プログラムの更新情報を取得してもよい。この場合、鍵装置2に予め制御プログラムの更新情報を取得させる必要はない。
上述の実施形態において、制御プログラムのバージョンと、鍵装置2で用いるプログラムのバージョンとが互いに異なる場合でも、開閉部材5の施錠及び解錠の少なくとも一方が可能であってもよい。例えば、鍵装置2にて鍵装置2で用いるプログラムの更新を行い、電気錠制御システム1にて制御プログラムの更新を行っていない場合に、バージョンの相違が生じる。このような場合でも、錠側制御部12は、認証処理を実行し、かつ、電気錠3を制御して開閉部材5の施錠又は解錠を行ってもよい。この態様では、錠側制御部12は、制御プログラムを更新した場合、更新前の制御プログラムを錠側記憶部14に記憶させておくのが好ましい。また、この態様では、鍵側制御部21は、鍵装置2で用いるプログラムを更新した場合、更新前のプログラムを鍵側記憶部24に記憶させておくのが好ましい。
上述の実施形態において、錠側通信部11は、鍵装置2に対して、自己の制御プログラムに関する情報(例えば、制御プログラムのバージョン情報等)を送信してもよい。例えば、錠側通信部11は、所定の条件を満たすと、自己の制御プログラムに関する情報を鍵装置2へ送信する。所定の条件は、例えば開閉部材5の施錠又は解錠である。その他、所定の条件は、例えば鍵側操作部23が特定の操作を受け付けることである。この態様では、制御プログラムに関する情報が表示部25に表示されることで、制御プログラムの更新が必要であるか否かをユーザ6が把握し易い、という利点がある。
上述の実施形態において、錠側制御部12は、制御プログラムの更新が完了すると、制御プログラムの更新が完了した旨を表す情報を含む通知信号を、錠側通信部11から鍵装置2へ送信してもよい。また、錠側制御部12は、制御プログラムの更新の状況を表す情報を含む通知信号を、リアルタイムに錠側通信部11から鍵装置2へ送信してもよい。つまり、錠側通信部11は、鍵装置2に対して、自己の制御プログラムの更新の状況及び更新の完了の少なくとも一方に関する情報(通知信号)を送信してもよい。この場合、鍵装置2の表示部25には、例えば制御プログラムの更新の進捗を表す百分率、制御プログラムの更新の完了までに要する時間、又はプログレスバー(progress bar)等が表示される。制御プログラムの更新の状況を通知する場合は、錠側制御部12は、例えば鍵装置2からダウンロードしたデータ量と、更新情報の総データ量とに基づいて百分率などの情報をリアルタイムで計算し、計算した情報を錠側通信部11から鍵装置2へ送信する。この態様では、制御プログラムの更新が完了したか否か、又は制御プログラムの更新がどの程度進んでいるかをユーザ6が把握し易い、という利点がある。
上述の実施形態において、錠側制御部12は、自己の制御プログラムの更新中においては、電気錠の制御を行わないのが好ましい。この場合、制御プログラムの更新中においては、たとえ鍵装置2(制御プログラムの更新に用いる鍵装置2だけではなく、他の鍵装置2も含む)との認証に成功していたとしても、開閉部材5の施錠及び解錠が行われない。この態様では、制御プログラムの更新中において他の処理が入り込まないため、制御プログラムの更新に要する時間を短縮し易い、という利点がある。また、この態様では、制御プログラムの更新中において開閉部材5の施錠及び解錠が行われないので、安全性を確保し易い、という利点がある。
上述の実施形態において、錠側通信部11は、制御プログラムの更新情報を一時に受信しているが、これに限定する趣旨ではない。例えば、錠側通信部11は、鍵装置2と通信可能な状態において、所定の回数に分けて制御プログラムの更新情報を受信してもよい。この態様では、制御プログラムの更新情報のデータ量が比較的多い場合でも、1回当たりの制御プログラムの更新情報の受信に要する時間を短縮することができる、という利点がある。また、この態様では、例えば鍵装置2が電気錠制御システム1の通信エリア内に立ち入るごとに制御プログラムの更新情報を受信すれば、日常においてユーザ6が建物4への出入りを繰り返している間に、制御プログラムを更新することが可能である。
上述の実施形態において、制御プログラムの更新は、開閉部材5が施錠されている施錠状態(例えば、建物4の内側41から施錠された状態)にあるときに行われるのが好ましい。また、制御プログラムの更新は、開閉部材5が解錠されている解錠状態にあるときに行われてもよい。つまり、錠側制御部12は、開閉部材5の施錠状態及び解錠状態の少なくとも一方の状態にあるときの更新期間において、自己の制御プログラムを更新してもよい。この態様では、例えばユーザ6が建物4内に滞在しているとき、又はユーザ6が建物4を出入りするとき等の限定された期間において制御プログラムの更新が行われるので、ユーザ6の意図しないタイミングで制御プログラムの更新が行われ難い、という利点がある。
上述の実施形態では、錠側通信部11は、ユーザ6の更新の意思に依らず、制御プログラムの更新情報を受信しているが、これに限定する趣旨ではない。例えば、錠側通信部11は、鍵装置2を所有するユーザ6による更新の意思を表す情報を含む信号を受信したとき、制御プログラムの更新情報を受信してもよい。
この態様では、鍵側制御部21は、例えば錠側制御部12が図3におけるステップS15を実行する前に、ユーザ6による更新の意思を確認するためのメッセージを表示部25に表示する。メッセージは、例えば「制御プログラムの更新を行う準備ができています。更新しますか?」等である。ユーザ6は、このメッセージに対して、例えば「はい」、「いいえ」のいずれかを選択する操作を行うことで、制御プログラムを更新する意思の有無を入力する。鍵側制御部21は、鍵側操作部23が制御プログラムの更新を肯定する入力を受け付けると、ユーザ6による更新の意思を表す情報を含む信号を、鍵側通信部22から電気錠制御システム1へ送信する。
これにより、錠側制御部12は、ユーザ6による更新の意思を確認した上で、自己の制御プログラムを更新する。一方、錠側制御部12は、ユーザ6による更新の意思を確認できない場合は、自己の制御プログラムの更新を行わない。この態様では、ユーザ6が気付かない間に勝手に制御プログラムの更新が行われるのを防止することができる、という利点がある。
上述のように、錠側制御部12に用いるプログラムの更新は、ユーザ6の意思を介さずに自動的に行われてもよいし、ユーザ6の意思を確認した上で行われてもよい。例えば、ユーザインタフェースの変更、又は機能の追加など、ユーザ6の操作に関わる制御プログラムの更新であれば、ユーザの意思を確認するのが好ましい。一方、バグの修正など、ユーザ6の操作に関わらない制御プログラムの更新であれば、ユーザ6の意思を確認せずに自動的に行われてもよい。
上述の実施形態において、錠側通信部11は、制御プログラムの更新情報の他に、鍵装置2で用いるプログラムの更新情報を更に受信してもよい。そして、錠側通信部11は、鍵装置2で用いるプログラムの更新情報を、鍵装置2とは異なる他の鍵装置2(つまり、制御プログラムの更新に用いる鍵装置2以外の鍵装置2)へ送信してもよい。鍵装置2で用いるプログラムの更新情報を送信するタイミングは、例えば他の鍵装置2を所有するユーザ6が電気錠制御システム1の通信エリアに立ち入るときである。この態様では、他の鍵装置2において、専用のアプリケーションを更新する等して鍵装置2で用いるプログラムの更新情報を取得しなくても、鍵装置2で用いるプログラムを更新することが可能である、という利点がある。この態様は、特に、サーバ7との通信機能を有さない鍵装置2に対して有用である。
(5)その他の変形例
以下、その他の変形例について列挙する。以下に説明する変形例は、「(4)変形例」に列挙した変形例を含めて、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における電気錠制御システム1又は通信方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを有する。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における電気錠制御システム1又は通信方法の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
上述の実施形態では、錠側制御部12が1つの回路で実現されているが、2つ以上の回路で実現されていてもよい。例えば、錠側制御部12の機能が、2つ以上の回路に分散して設けられていてもよい。また、例えば、錠側制御部12の機能が、1つのケースに収まる1つの装置に設けられていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。さらに、錠側制御部12の少なくとも一部の機能は、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されていてもよい。
上述の実施形態では、認証部121は、錠側制御部12の機能の1つとして実現されているが、これに限定する趣旨ではない。例えば、認証部121は、錠側制御部12とは別の回路として設けられていてもよい。
上述の実施形態において、錠側通信部11は、1つの通信インタフェースであるが、これに限定する趣旨ではない。例えば、錠側通信部11は、制御プログラムの更新用の通信インタフェースと、鍵装置2の認証用の通信インタフェースと、を有していてもよい。
上述の実施形態では、錠側通信部11及び錠側制御部12が1つのケースに収納されているが、これに限定する趣旨ではない。例えば、錠側通信部11及び錠側制御部12は、2つ以上のケースに分散して収納されていてもよい。
上述の実施形態では、鍵装置2の第2通信部222は、ルータを介してネットワークN1に接続されるが、これに限定する趣旨ではない。例えば、第2通信部222は、通信事業者が提供する携帯電話網(キャリア網)を介して、ネットワークN1に接続されてもよい。携帯電話網には、例えば3G(第3世代)回線、LTE(Long Term Evolution)回線等がある。その他、第2通信部222は、公衆無線LANを介してネットワークN1に接続されてもよい。
上述の実施形態では、鍵装置2は、第1通信部221と、第2通信部222の2つの通信部を備えているが、これに限定する趣旨ではない。例えば、第1通信部221及び第2通信部222は、1つの通信部で構成されていてもよい。
上述の実施形態では、鍵装置2は、スマートフォンのような携帯端末であるが、これに限定する趣旨ではない。例えば、鍵装置2は、コンピュータシステムを電気錠制御システム1の鍵として動作させるためのプログラム(アプリケーション)を実行可能な携帯端末であれば、タブレット型のコンピュータ等であってもよい。また、鍵装置2は、例えばユーザ6が所持する鞄などに収納又は取付可能な電子タグ、及びIC(Integrated Circuit)カード等であってもよい。
ここで、鍵装置2がサーバ7との通信機能を有していない場合、例えば電気錠制御システム1向けのサービス提供事業者が鍵装置2で用いるプログラムの更新を行い、かつ、制御プログラムの更新情報を記憶させるのが好ましい。例えば、鍵装置2が電子タグである場合、ユーザ6は、サービス提供事業者に鍵装置2を一時的に預けることで、上記の作業をサービス提供事業者に行ってもらえばよい。
上述の実施形態では、鍵装置2は、開閉部材5の解錠操作及び施錠操作の両方を行うことができるが、他の構成であってもよい。例えば、鍵装置2は、開閉部材5の解錠操作だけを行う構成であってもよい。すなわち、鍵装置2は、開閉部材5の施錠操作及び解錠操作のうち少なくとも解錠操作を行うように構成されていればよい。
上述の実施形態では、開閉部材5は、建物4の内側41と外側42とを隔てる扉(開き戸又は引戸)又は窓であるが、建物4の一部の区画の内側41と外側42とを隔てる扉であってもよい。例えば、建物4が複数の住戸を有する集合住宅、複数の店舗を有するテナントビル、及び複数の事務所を有するオフィスビルであれば、個々の区画(住戸、店舗、事務所)の内側41と外側42とを隔てる扉が開閉部材5となる。
上述の実施形態では、電気錠制御システム1は戸建て住宅に適用されているが、例えば集合住宅の各住戸に適用されてもよい。また、電気錠制御システム1は、集合住宅の共用部玄関に適用されてもよいし、事務所、店舗、工場などの非住宅用の建物4に適用されてもよい。
(まとめ)
以上述べたように、第1の態様に係る電気錠制御システム(1)は、錠側通信部(11)と、錠側制御部(12)と、を備える。錠側通信部(11)は、鍵装置(2)との間で通信を行う。錠側制御部(12)は、鍵装置(2)と錠側通信部(11)との間の通信により、電気錠(3)を制御して建物(4)の開口部(40)を開閉する開閉部材(5)の施錠及び解錠の少なくとも一方を行う。錠側制御部(12)は、鍵装置(2)から錠側通信部(11)が受信した電気錠(3)の制御に関する制御プログラムの更新情報に基づいて、自己の制御プログラムを更新する。
この態様によれば、電気錠(3)の制御に関する制御プログラムの更新を行う場合の利便性を向上させることができる、という利点がある。
第2の態様に係る電気錠制御システム(1)は、第1の態様において、鍵装置(2)との通信により、鍵装置(2)が正規の鍵装置であるか否かの認証を行う認証部(121)を更に備える。錠側通信部(11)は、認証部(121)にて鍵装置(2)の認証に成功した状態で、制御プログラムの更新情報を受信する。
この態様によれば、新たな認証手段を用意しなくても、不正な機器による不正な制御プログラムの改変を防止することが可能である、という利点がある。
第3の態様に係る電気錠制御システム(1)では、第2の態様において、錠側通信部(11)は、鍵装置(2)と認証部(121)との間の通信に用いられる。
この態様によれば、既存の認証用の通信インタフェースを用いることで、簡易な構成で制御プログラムの更新情報を受信する手段を実現できる、という利点がある。
第4の態様に係る電気錠制御システム(1)では、第1〜第3のいずれかの態様において、錠側通信部(11)は、鍵装置(2)に対して、自己の制御プログラムに関する情報を送信する。
この態様によれば、制御プログラムの更新が必要であるか否かをユーザ(6)が把握し易い、という利点がある。
第5の態様に係る電気錠制御システム(1)では、第1〜第4のいずれかの態様において、錠側通信部(11)は、鍵装置(2)に対して、自己の制御プログラムの更新の状況及び更新の完了の少なくとも一方に関する情報を送信する。
この態様によれば、制御プログラムの更新が完了したか否か、又は制御プログラムの更新がどの程度進んでいるかをユーザ(6)が把握し易い、という利点がある。
第6の態様に係る電気錠制御システム(1)では、第1〜第5のいずれかの態様において、錠側制御部(12)は、自己の制御プログラムの更新中においては、電気錠(3)の制御を行わない。
この態様によれば、制御プログラムの更新中において他の処理が入り込まないため、制御プログラムの更新に要する時間を短縮し易い、という利点がある。
第7の態様に係る電気錠制御システム(1)では、第1〜第6のいずれかの態様において、錠側通信部(11)は、鍵装置(2)と通信可能な状態において、所定の回数に分けて制御プログラムの更新情報を受信する。
この態様によれば、制御プログラムの更新情報のデータ量が比較的多い場合でも、1回当たりの制御プログラムの更新情報の受信に要する時間を短縮することができる、という利点がある。
第8の態様に係る電気錠制御システム(1)では、第1〜第7のいずれかの態様において、錠側制御部(12)は、更新期間において、自己の制御プログラムを更新する。更新期間は、開閉部材(5)が施錠されている施錠状態、及び開閉部材(5)が解錠されている解錠状態の少なくとも一方の状態にあるときの期間である。
この態様によれば、限定された期間において制御プログラムの更新が行われるので、ユーザ(6)の意図しないタイミングで制御プログラムの更新が行われ難い、という利点がある。
第9の態様に係る電気錠制御システム(1)では、第1〜第8のいずれかの態様において、錠側通信部(11)は、鍵装置(2)を所有するユーザ(6)による更新の意思を表す情報を含む信号を受信したとき、制御プログラムの更新情報を受信する。
この態様によれば、ユーザ(6)が気付かない間に勝手に制御プログラムの更新が行われるのを防止することができる、という利点がある。
第10の態様に係る電気錠制御システム(1)では、第1〜第9のいずれかの態様において、錠側通信部(11)は、鍵装置(2)で用いるプログラムの更新情報を更に受信する。錠側通信部(11)は、鍵装置(2)で用いるプログラムの更新情報を、鍵装置(2)とは異なる他の鍵装置(2)へ送信する。
この態様によれば、他の鍵装置(2)において、専用のアプリケーションを更新する等して鍵装置(2)で用いるプログラムの更新情報を取得しなくても、鍵装置(2)で用いるプログラムを更新することが可能である、という利点がある。
第11の態様に係る通信方法は、第1通信部(221)及び第2通信部(222)を有する鍵装置(2)の通信方法である。第1通信部(221)は、電気錠制御システム(1)との間で通信を行う。第2通信部(222)は、電気錠制御システム(1)とは異なる他システム(サーバ(7))との間で通信を行う。この通信方法は、取得ステップと、送信ステップと、を有する。取得ステップは、第2通信部(222)と他システムとの通信により、電気錠制御システム(1)の制御対象である電気錠(3)の制御に関する制御プログラムの更新情報を取得するステップである。送信ステップは、第1通信部(221)と電気錠制御システム(1)との通信により、取得した制御プログラムの更新情報の少なくとも一部を電気錠制御システム(1)へ送信するステップである。
この態様によれば、電気錠(3)の制御に関する制御プログラムの更新を行う場合の利便性を向上させることができる、という利点がある。
第12の態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、第11の態様の通信方法を実行させるためのプログラムである。
この態様によれば、電気錠(3)の制御に関する制御プログラムの更新を行う場合の利便性を向上させることができる、という利点がある。
第2〜第10の態様に係る構成については、電気錠制御システム(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 電気錠制御システム
11 錠側通信部
12 錠側制御部
121 認証部
2 鍵装置
221 第1通信部
222 第2通信部
3 電気錠
4 建物
40 開口部
5 開閉部材
6 ユーザ
7 サーバ(他システム)

Claims (12)

  1. 鍵装置との間で通信を行う錠側通信部と、
    前記鍵装置と前記錠側通信部との間の通信により、電気錠を制御して建物の開口部を開閉する開閉部材の施錠及び解錠の少なくとも一方を行う錠側制御部と、を備え、
    前記錠側制御部は、前記鍵装置から前記錠側通信部が受信した前記電気錠の制御に関する制御プログラムの更新情報に基づいて、自己の前記制御プログラムを更新する
    電気錠制御システム。
  2. 前記鍵装置との通信により、前記鍵装置が正規の鍵装置であるか否かの認証を行う認証部を更に備え、
    前記錠側通信部は、前記認証部にて前記鍵装置の認証に成功した状態で、前記制御プログラムの更新情報を受信する
    請求項1記載の電気錠制御システム。
  3. 前記錠側通信部は、前記鍵装置と前記認証部との間の通信に用いられる
    請求項2記載の電気錠制御システム。
  4. 前記錠側通信部は、前記鍵装置に対して、自己の前記制御プログラムに関する情報を送信する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気錠制御システム。
  5. 前記錠側通信部は、前記鍵装置に対して、自己の前記制御プログラムの更新の状況及び更新の完了の少なくとも一方に関する情報を送信する
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気錠制御システム。
  6. 前記錠側制御部は、自己の前記制御プログラムの更新中においては、前記電気錠の制御を行わない
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電気錠制御システム。
  7. 前記錠側通信部は、前記鍵装置と通信可能な状態において、所定の回数に分けて前記制御プログラムの更新情報を受信する
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電気錠制御システム。
  8. 前記錠側制御部は、前記開閉部材が施錠されている施錠状態、及び前記開閉部材が解錠されている解錠状態の少なくとも一方の状態にあるときの更新期間において、自己の前記制御プログラムを更新する
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電気錠制御システム。
  9. 前記錠側通信部は、前記鍵装置を所有するユーザによる更新の意思を表す情報を含む信号を受信したとき、前記制御プログラムの更新情報を受信する
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電気錠制御システム。
  10. 前記錠側通信部は、前記鍵装置で用いるプログラムの更新情報を更に受信し、
    前記錠側通信部は、前記鍵装置で用いるプログラムの更新情報を、前記鍵装置とは異なる他の鍵装置へ送信する
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電気錠制御システム。
  11. 電気錠制御システムとの間で通信を行う第1通信部、及び前記電気錠制御システムとは異なる他システムとの間で通信を行う第2通信部を有する鍵装置の通信方法であって、
    前記第2通信部と前記他システムとの通信により、前記電気錠制御システムの制御対象である電気錠の制御に関する制御プログラムの更新情報を取得する取得ステップと、
    前記第1通信部と前記電気錠制御システムとの通信により、取得した前記制御プログラムの更新情報の少なくとも一部を前記電気錠制御システムへ送信する送信ステップと、を有する
    通信方法。
  12. コンピュータシステムに、
    請求項11記載の通信方法を実行させるための
    プログラム。
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