JP2018131886A - 短距離無線通信部による鍵運用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の機械式錠、または標準化された短距離無線通信と互換性のない鍵を利用する電気錠の鍵で利用可能な鍵運用システムを提供することを目的とする。【解決手段】 標準化された短距離無線通信部を備えた鍵100を持ったユーザーが情報端末200に対し接近した場合において通信可能な範囲内に位置すると、情報端末200は鍵100の識別情報を取得し、同時に鍵100との接近距離を判定する。情報端末200に保存された鍵100の識別情報であった場合、かつ鍵100と情報端末200間の接近距離が情報端末200に保存された距離を満たす場合、情報端末200は接近記録を記録する。【選択図】図2

Description

本発明は、標準化された短距離無線通信部による鍵運用システムに関するものである。
近年、RFIDを利用した入館管理などに見られるように、近づくだけまたは触れるだけで錠の開閉を実施できる環境が整っているとともに、スマートフォンをはじめとする通信可能な携帯端末が普及したことに伴い、携帯端末が利用可能な標準化された短距離無線通信または近距離無線通信を利用した電子鍵も整備されている。
一方、得られる防犯性や電源喪失の懸念を考慮して、機械式錠、または標準化された短距離無線通信または近距離無線通信と互換性のない鍵を利用する電気錠を選択することも多くある。
このため従来の機械式錠や、標準化された規格と互換性のない鍵を利用する電気錠を利用するユーザーに対して、提供した鍵のみで、錠の開閉をどの鍵で行ったか特定する仕組み、それぞれの合鍵に対しどの錠の施錠や解錠を行えるかを個別に決定する仕組み、またはマンションの入り口などでキーレスエントリーに相当する自動ドアのオートロックを提供する仕組みなど、RFIDを利用した入館管理やスマートフォンを鍵とした仕組みで提供可能な仕組みの提供が困難な状況である。
特にマンションの入り口などでキーレスエントリーに相当する自動ドアのオートロックを提供する、特開2015−218547によれば、携帯端末を持たない人については今までどおりに従来の機械式鍵やカード等を利用して自動ドアのロックを操作することを示している。
また、複数ある鍵の全てが保管場所にあることを常時監視する場合についても、従来であれば鍵ごとに電子錠が付ついた保管庫などを用意する必要がある。
特開2015−218547
特開2016−079644
解決しようとする問題点は上記事情に鑑み、従来の錠と鍵の機構を維持したまま機能拡張可能な鍵運用システムを提供することである。
第1の発明である鍵運用システムは、標準化された短距離無線通信部を備えた鍵を備え、かつ、標準化された短距離無線通信部を備えた錠側端末、標準化された短距離無線通信部を備えた携帯端末または標準化された短距離無線通信部を備えた据置型端末のいずれか一つ以上の情報端末を備え、前記鍵と前記情報端末が通信可能な位置を有する場合に前記鍵に接近された前記情報端末が前記鍵の識別情報を受信し、前記識別情報が前記情報端末に保存されている識別情報の一部または全てが一致した場合、かつ前記鍵と前記情報端末間の接近距離が前記情報端末に保存された設定距離を満たす場合に、前記鍵の接近記録として、前記識別情報、前記情報端末を識別可能な固有のID、時刻、前記接近距離、前記情報端末の現在位置、錠の開閉状態、ドアの開閉状態、錠の開閉操作結果またはドアの開閉操作結果のいずれか一つ以上の情報を含む情報を記録するシステムである。
第2の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記鍵と前記情報端末との通信はBluetooth(登録商標)による通信を利用する。
第3の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記識別情報を送信するための最低条件として、前記鍵が送信する前記識別情報に前記鍵運用システム固有の暗号化および署名を行わず、かつ、前記識別情報の送受信に前記鍵運用システム固有の認証を利用しない、かつ、前記鍵はBroadcasterとなる機能備え前記情報端末はObserverとなる機能を備えるが、必要があれば、前記鍵が送信する前記識別情報に前記鍵運用システム固有の暗号化または署名を利用、前記識別情報の送受信に前記鍵運用システム固有の認証を利用、または前記鍵はPeripheralとなる機能備え前記情報端末はCentralとなる機能を備える、など高機能な仕様も選択し利用できる。
第4の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記錠側端末は錠を開閉可能な機能または自動ドアを開閉する機能を有することで、前記鍵と前記情報端末が通信可能な位置を有する場合に前記鍵に接近された前記情報端末が前記鍵の識別情報を受信し、前記識別情報が前記情報端末に保存されている識別情報の一部または全てが一致した場合、かつ、前記鍵と前記情報端末間の接近距離が前記情報端末に保存された設定距離を満たす場合に、錠を開閉または自動ドアを開閉することを特徴とする。
第5の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記錠側端末は合鍵を錠の開閉操作に利用できなくするための機構として、電気式錠の開閉機能をキャンセルする機能または機械式錠の機構を内部で固定する機能もしくは機械式錠の機構を内部で分離する機能など、錠の操作阻止機構を有することで、前記鍵と前記錠側端末が通信可能な位置にない場合は錠の操作阻止状態を維持し、前記鍵と前記情報端末が通信可能な位置を有する場合に前記鍵に接近された前記情報端末が前記鍵の識別情報を受信し、前記識別情報が前記情報端末に保存されている識別情報の一部または全てが一致した場合、かつ、前記鍵と前記情報端末間の接近距離が前記情報端末に保存された設定距離を満たす場合に、前記錠の操作阻止状態を解除することを特徴とする。
第6の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、インターネット接続を通してデータの送受信を行うサーバー装置を有し、前記情報端末が、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、有線LAN、移動体通信ネットワークまたは光回線など方式に関わらず1種類以上の通信方法を利用し直接的又は間接的にインターネット接続できる機能を備えることで、前記情報端末から前記接近記録を前記サーバー装置に送信し前記サーバー装置は前記接近記録の記録内容を保存し、前記サーバー装置から前記情報端末に前記サーバー装置に保存された接近記録を送信することで、ユーザーが前記サーバー装置から送信された接近記録を閲覧することができる機能を有することを特徴とする。
第7の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記サーバー装置が前記情報端末に対し鍵の識別情報を含む設定情報を送信することにより、前記情報端末が行う接近記録の実行、前記錠側端末が行う錠の開閉もしくは自動ドアの開閉の実行、または錠の操作阻止の実行のいずれか一つ以上の実行可否条件を設定できる、ことを特徴とする。
第8の発明は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の発明において、前記鍵と前記情報端末が通信可能な位置を有する場合に前記鍵に接近された前記情報端末が前記鍵の識別情報を受信し、前記識別情報が前記情報端末に保存されている識別情報の一部または全てが一致した場合、かつ、前記鍵と前記情報端末間の接近距離が前記情報端末に保存された設定距離を満たす場合に、前記サーバー装置が前記情報端末に対し前記鍵の制御ソフトウエアまたは保存情報の1つ以上で構成された鍵情報を送信することにより、前記情報端末が前記鍵の前記鍵情報の書換えができる。
本発明によれば、通常ユーザーが携帯する鍵(例として自動車または家の鍵など)を、標準化された短距離無線通信部を備えた状態で配布することで、従来の錠と鍵が提供している機構を維持したまま鍵の運用を大きく拡張し運用状態を詳細に把握することが可能である。
従来の錠と鍵の組合せが提供する機構を維持していることで防犯性も維持されており、本発明は鍵の運用を拡張するにあたり、防犯性以外の補助的な機能を効果的に拡張可能であり、少ない電力消費で実現可能である。
スマートフォンなどの情報端末を持たない場面でも鍵さえあれば拡張された機能を利用できることはユーザーにとって便利である。(例として、スマートフォンを持たない場合でも、玄関の鍵さえあればマンションの自動ドアのオートロックが操作なしで解除できる)
防犯性は従来の錠と鍵の組合せが提供する機横に依存しているが、本発明を組合せて利用することで、さらに防犯性が高い錠の運用に利用できる。(例としてシリンダー錠がピッキングされた場合でも、識別情報が一致しないかぎりシリンダーが空転する)
なお、本発明は、従来の機構をもった錠を導入する際に標準化された短距離無線通信部を備えた鍵を配布することを想定しているが、鍵の再配布や更新が可能であれば、追加の機能として既存の設備を拡張することもできる。
実施形態の鍵運用システムの機器構成を示す概念図である。 実施形態の鍵運用システムの機能構成を示すブロック図である。 実施形態の鍵運用システムにおいて、鍵と情報端末の接近時の処理の流れを示すフロー図である。 実施形態の鍵運用システムにおいて、接近記録の処理の流れを示すフロー図である。
以下、図面を参照して本発明を具体化した実施形態について説明する。以下で説明するフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同である。
図1は、本システムの使用時の機器構成を示す概念図である。鍵運用システムは、まず各ユーザーが所有する鍵100、情報端末200、サーバー装置300によって構成されている。
鍵100は、機械式錠に対する鍵101(例としてマンション玄関に利用するディンプルキー)、電子式錠に対する鍵102(例として自動車のキーレスエントリー式の無線鍵)に標準化された短距離無線通信部110を備えた鍵である。
鍵の短距離無線通信部110は、(例としてibeacon(登録商標)のようなBluetooth Low Energy規格は)短距離間を無線で通信を行うことが可能であり、個別の識別情報(例としてibeacon(登録商標)あればUUID、major、minor)を送信可能で、鍵100と情報端末200間のおおよその接近距離も電波状態で検知可能(例としてibeacon(登録商標)であれば、Immediate、Near、Farの3段階で距離を判定可能)で、電力消費が少ない通信部である。
なお、鍵となるハードウェアとしては機械式錠に対する鍵101、電子式錠に対する鍵102にとどまらず、標準化された短距離無線通信部を内蔵した鍵であれば、今後新たに登場する鍵も含めて、適用することができる。
情報端末200は、錠側端末201、携帯端末202または据置型端末203の総称で、標準化された短距離無線通信部210を備えている情報通信端末である。
錠側端末201はユーザーがドアやドア付近に取り付けする専用の端末として短距離無線通信部211を備えた端末を想定しているが、標準化された短距離無線通信部211を備えていれば電子錠、自動車のキーレスエントリー、自動ドアまたはインターホンなどの機器にアプリケーションまたは専用の制御ソフトウエアをインストールして使用する態様も想定している。
なお、使用されるハードウェアとしてはこれらにとどまらず、(例としてBluetooth(登録商標)を利用したキーボックスなど)今後新たに登場するデバイスであれば、適用することができる。
携帯端末202はスマートフォン、携帯型ミュージックプレーヤーまたはタブレットなどユーザーが日常的に持ち歩けるもので標準化された短距離無線通信部212を備えており、アプリケーションをインストールして使用する態様を想定している。
なお、使用されるハードウェアとしてはこれらにとどまらず(例としてスマートウォッチなど)今後新たに登場するデバイスであれば、適用することができる。
据置型端末203はセットトップボックスや家庭用ゲーム機、ホームサーバーなどユーザーが設置可能なもので標準化された短距離無線通信部213を備えており、アプリケーションまたは専用の制御ソフトウエアをインストールして使用する態様を想定している。
なお、使用されるハードウェアとしてはこれらにとどまらず、(例としてBluetooth(登録商標)を利用したキーボックスなど)今後新たに登場するデバイスであれば、適用することができる。
サーバー装置300は、情報端末200との間で、データの送受信を行う装置であり、情報端末200との間の通信には、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、有線LAN、移動体通信ネットワーク、光回線など方式に関わらず1種類以上の通信方法を利用し直接的または間接的に利用可能なインターネット接続よって行われる。
鍵運用システムでは、ユーザーは携帯端末202や据置型端末203を利用する場合、当該システムを利用するために必要であれば、あらかじめ専用のアプリケーションをインストールする。
鍵100を持ったユーザーが情報端末200に対し接近した場合において通信可能な範囲内(例としてibeacon(登録商標)の規格で定められる10〜20m程度の範囲内)に位置すると、情報端末200は鍵100の識別情報(例としてibeacon(登録商標)のようなBluetooth Low Energy規格であれば、アドバタイズ情報に含まれるUUID、Major、Minor)を取得し、同時に鍵100との接近距離(例としてibeacon(登録商標)の規格であれば、Immediate、Near、Farの3段階の距離)を判定する。
情報端末200に保存された鍵100の識別情報(例としてibeacon(登録商標)のようなBluetooth Low Energy規格であれば、アドバタイズ情報に含まれるUUID、UUIDとMajorの組合せ、またはUUIDとMajorとMinorの組合せのいずれか)であった場合、かつ鍵100と情報端末200間の接近距離が情報端末200に保存された距離を満たす場合、情報端末200は接近記録を記録する。
接近記録には接近した鍵の識別情報、接近された情報端末を識別可能な固有のID、時刻、鍵と情報端末間の接近距離、のいずれか一つ以上とともに、情報端末200にて利用可能であれば接近された情報端末の位置、錠の開閉状態、錠の開閉操作結果、ドアの開閉状態、またはドアの開閉操作結果いずれか一つ以上を合わせて記録する。
鍵100が接近した情報端末200が錠側端末201であった場合、鍵100の識別情報と鍵100との接近距離を判断することで、錠の開閉の実行、自動ドアの開閉の実行または錠の操作阻止解除を行う。
情報端末200は接近記録を実施後、情報端末200がインターネットへ接続可能なタイミングで接近記録をサーバー装置300へと送信する。
サーバー装置300は接近記録を情報端末200に送信することで、ユーザーは情報端末200を利用して鍵の接近記録を閲覧可能になる。
図2は、鍵運用システムの機能構成を示すブロック図である。
鍵100は鍵情報送信部151を備えている。鍵情報送信部151は、前記鍵100の識別情報を通信可能な範囲内にある情報端末200に対して送信する。
鍵情報送信部151に相当する識別情報を含む保存情報や制御ソフトウエアの1つ以上で構成された鍵情報の書き込みは、鍵100の提供者が工場出荷時までに行うことが通常であるが、必要な場合は鍵100に鍵情報更新部152を備えることで情報端末200からの書き換えも行うことができる。
情報端末200は、接近判定部251、接近判定設定部252、接近情報記録部253、接近情報送信部254を備えており、構成上必要な場合において、接近情報受信表示部255、錠およびドア操作部256または鍵情報書換え機能部257のいずれか1つ以上も備えている。
接近判定部251は、接近判定設定部252に保存された接近判定設定情報を利用して、接近判定を実施する。
接近判定部251による接近判定に基づき、接近情報記録部253は接近記録を実施し、錠およびドア操作部256によって錠の開閉の実行、自動ドアの開閉の実行または錠の操作阻止解除の実行が行われる。
接近情報記録部253が接近記録を実施した後、接近情報送信部254はインターネットへ接続可能なタイミングで接近記録をサーバー装置300へと送信する。
鍵情報書換え機能部257は接近判定部251による接近判定により設定された距離範囲と認識されている場合のみ機能し、サーバー装置300から鍵情報を受信し鍵100が保存する鍵情報の書き換えを行う。
サーバー装置300から接近記録を受信した場合、接近情報受信表示部255は画面上に接近記録を表示可能となる。
サーバー装置300から接近判定設定情報を受信した場合、接近判定設定部252は保存済みの接近判定設定情報の一部または全てを受信した接近判定設定情報に置き換える。
サーバー装置300は、接近記録受信保存部351、保存済み接近記録送信部352、接近判定設定情報送信部353を備えており、構成上必要な場合、鍵情報送信部354も備えている。
接近記録受信保存部351は、情報端末200から送信された接近記録を受信し保存する。
保存済み接近記録送信部352は、情報端末200に保存済みの接近記録を送信する。送信タイミングは情報端末200からのリクエスト時を想定しているが、必要に応じて情報端末200へプッシュ送信することもできる。
接近判定設定情報送信部353は、情報端末200に接近判定設定情報を送信する。送信タイミングは情報端末200からのリクエスト時を想定しているが、必要に応じて情報端末200へプッシュ送信することもできる。
鍵情報送信部354は鍵情報を情報端末200へ送信する。
図3は、鍵100が情報端末200と通信可能な範囲に入ることによって接近判定設定部252が行う処理の流れを示すフロー図である。本処理は、情報端末200が鍵100の識別情報を受信することにより処理が開始される。
接近判定設定部252は、受信した鍵100の識別情報が設定されているか否かを接近判定設定部252の情報から判定する(ステップS31)。
識別情報が設定されていない場合(ステップS31:No)、処理は終了する。
識別情報が設定されている場合(ステップS31:Yes)、接近判定設定部252は、鍵100と情報端末200の距離が接近判定設定部252に設定されている接近記録実行距離の範囲内か否かを接近判定設定部252の情報から判定する(ステップS32)。
鍵100と情報端末200の距離が接近記録実行距離の範囲内である場合(ステップS32:Yes)、接近情報記録部253を呼び出し接近情報記録(ステップS33)を実施した上で、ドア開閉実行距離に関わる判定(ステップS34)に進む。
鍵100と情報端末200の距離が接近記録実行距離の範囲内でない場合(ステップS32:No)、ドア開閉実行距離に関わる判定(ステップS34)に進む。
接近判定設定部252は、鍵100と情報端末200の距離が接近判定設定部252に設定されている鍵開閉、ドア開閉実行距離の範囲内か否かを接近判定設定部252の情報から判定する(ステップS34)。
鍵100と情報端末200の距離が鍵開閉、ドア開閉実行距離の範囲内である場合(ステップS34:Yes)、接錠およびドア操作部256を呼び出し鍵開閉、ドア開閉処理(ステップS35)を実施した上で、鍵操作阻止解除距離に関わる判定(ステップS36)に進む。
鍵100と情報端末200の距離がドア開閉実行距離の範囲内でない場合(ステップS34:No)、鍵操作阻止解除距離に関わる判定(ステップS36)に進む。
接近判定設定部252は、鍵100と情報端末200の距離が接近判定設定部252に設定されている鍵操作阻止解除距離の範囲内か否かを接近判定設定部252の情報から判定する(ステップS36)。
鍵100と情報端末200の距離が鍵操作阻止解除距離の範囲内である場合(ステップS36:Yes)、接錠およびドア操作部256を呼び出し鍵操作阻止解除処理(ステップS37)を実施した上で、鍵更新可能距離に関わる判定(ステップS38)に進む。
鍵100と情報端末200の距離が鍵操作阻止解除距離の範囲内でない場合(ステップS36:No)、鍵更新可能距離に関わる判定(ステップS38)に進む。
接近判定設定部252は、鍵100と情報端末200の距離が接近判定設定部252に設定されている鍵更新可能距離の範囲内か否かを接近判定設定部252の情報から判定する(ステップS38)。
鍵100と情報端末200の距離が鍵更新可能距離の範囲内である場合(ステップS38:Yes)、鍵情報書換え機能部257を呼び出し鍵情報更新可能状態(ステップS39)を実施した上で、処理を終了する。
鍵100と情報端末200の距離が鍵更新可能距離の範囲内でない場合(ステップS38:No)、処理を終了する。
図4は、接近情報記録部253が行う処理の流れを示すフロー図である。
本処理は、図3接近情報記録(ステップS33)によって接近判定部251が接近情報記録部253呼び出した際に処理が開始される。
接近情報記録部253は、時刻、情報端末固有のID、錠の開閉状態、ドアの開閉状態、情報端末の位置など情報端末200において取得可能な情報を取得する(ステップS41)。
接近情報記録部253は、鍵100から識別譲歩を受信したタイミングや時間あたりの受信回数をもって、鍵が接近状態を維持しているかを判定する(ステップS42)。本ステップでは鍵100の発信間隔(例としてBluetooth Low Energy規格のアドバタイズ間隔)を考慮することで、維持判定の制度を向上できる余地がある。
発信間隔は比較的短い時間(例としてBluetooth Low Energy規格のアドバタイズ間隔では20ミリ秒から10.24秒の範囲で、そのうちiBeaconでは100ミリ秒程度)なので鍵やドアの操作を行う時間の接近状態を維持は判定可能である。
鍵が接近状態を維持いる場合(ステップS42:Yes)、接近情報記録部253は、錠の開閉操作結果、ドアの開閉操作結果など鍵が接近状態を維持している間に発生した変化を取得(ステップS43)し、接近記録の保存処理(ステップS44)へと進む。
鍵が接近状態を維持いない、または新たに接近してきた場合(ステップS42:No)、接近記録の保存処理(ステップS44)へと進む。
接近情報記録部253は、鍵の識別情報、鍵と情報端末の距離、時刻、情報端末固有のID、錠の開閉状態、ドアの開閉状態、錠の開閉操作結果、ドアの開閉操作結果、情報端末の位置を接近記録として保存(ステップS44)した上で処理を終了する。
以上に示した本実施形態は、発明の構成の一例を示したものであり、構成は発明の範囲内において適宜変更することができる。
100 鍵
101 機械式錠に対する鍵
102 電子式錠に対する鍵
110 鍵の短距離無線通信部
111 機械式錠に対する鍵の短距離無線通信部
112 電子式錠に対する鍵の短距離無線通信部
151 鍵情報送信部
152 鍵情報更新部
200 情報端末
201 錠側端末
202 携帯端末
203 据置型端末
210 情報端末の短距離無線通信部
211 錠側端末の短距離無線通信部
212 携帯端末の短距離無線通信部
213 据置型端末の短距離無線通信部
251 接近判定部
252 接近判定設定部
253 接近情報記録部
254 接近情報送信部
255 接近情報受信表示部
256 錠およびドア操作部
257 鍵情報書換え機能部
300 サーバー装置
351 接近記録受信保存部
352 保存済み接近記録送信部
353 接近判定設定情報送信部
354 鍵情報送信部

Claims (8)

  1. 鍵運用システムは、標準化された短距離無線通信部を備えた鍵を備え、かつ、標準化された短距離無線通信部を備えた錠側端末、標準化された短距離無線通信部を備えた携帯端末または標準化された短距離無線通信部を備えた据置型端末のいずれか一つ以上の情報端末を備え、前記鍵と前記情報端末が通信可能な位置を有する場合に前記鍵に接近された前記情報端末が前記鍵の識別情報を受信し、前記識別情報が前記情報端末に保存されている識別情報の一部または全てが一致した場合、かつ、前記鍵と前記情報端末間の接近距離が前記情報端末に保存された設定距離を満たす場合に、前記鍵の接近記録として、前記識別情報、前記情報端末を識別可能な固有のID、時刻、前記接近距離、前記情報端末の現在位置、錠の開閉状態、ドアの開閉状態、錠の開閉操作結果またはドアの開閉操作結果のいずれか一つ以上の情報を含む情報を記録する、ことを特徴とする鍵運用システムである。
  2. 前記鍵と前記情報端末との通信はBluetooth(登録商標)による通信を利用する、ことを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鍵運用システムである。
  3. 前記識別情報を送信するための最低条件として、前記鍵が送信する前記識別情報に前記鍵運用システム固有の暗号化および署名を行わず、かつ、前記識別情報の送受信に前記鍵運用システム固有の認証を利用しない、かつ、前記鍵はBroadcasterとなる機能備え前記情報端末はObserverとなる機能を備えるが、必要があれば、前記鍵が送信する前記識別情報に前記鍵運用システム固有の暗号化または署名を利用、前記識別情報の送受信に前記鍵運用システム固有の認証を利用、または前記鍵はPeripheralとなる機能備え前記情報端末はCentralとなる機能を備える、など高機能な仕様も選択し利用できる、ことを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鍵運用システムである。
  4. 前記錠側端末は錠を開閉可能な機能または自動ドアを開閉する機能を有することで、前記鍵と前記情報端末が通信可能な位置を有する場合に前記鍵に接近された前記情報端末が前記鍵の識別情報を受信し、前記識別情報が前記情報端末に保存されている識別情報の一部または全てが一致した場合、かつ、前記鍵と前記情報端末間の接近距離が前記情報端末に保存された設定距離を満たす場合に、錠を開閉または自動ドアを開閉することを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鍵運用システムである。
  5. 前記錠側端末は合鍵を錠の開閉操作に利用できなくするための機構として、電気式錠の開閉機能をキャンセルする機能または機械式錠の機構を内部で固定する機能もしくは機械式錠の機構を内部で分離する機能など、錠の操作阻止機構を有することで、前記鍵と前記錠側端末が通信可能な位置にない場合は錠の操作阻止状態を維持し、前記鍵と前記情報端末が通信可能な位置を有する場合に前記鍵に接近された前記情報端末が前記鍵の識別情報を受信し、前記識別情報が前記情報端末に保存されている識別情報の一部または全てが一致した場合、かつ、前記鍵と前記情報端末間の接近距離が前記情報端末に保存された設定距離を満たす場合に、前記錠の操作阻止状態を解除する、ことを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鍵運用システムである。
  6. インターネット接続を通してデータの送受信を行うサーバー装置を有し、前記情報端末が、Bluetooth、Wi−Fi(登録商標)、有線LAN、移動体通信ネットワークまたは光回線など方式に関わらず1種類以上の通信方法を利用し直接的または間接的にインターネット接続できる機能を備えることで、前記情報端末から前記接近記録を前記サーバー装置に送信し前記サーバー装置は前記接近記録の記録内容を保存し、前記サーバー装置から前記情報端末に前記サーバー装置に保存された接近記録を送信することで、ユーザーが前記サーバー装置から送信された接近記録を閲覧することができる機能を有する、ことを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鍵運用システムである。
  7. 前記サーバー装置が前記情報端末に対し鍵の識別情報を含む設定情報を送信することにより、前記情報端末が行う接近記録の実行、前記錠側端末が行う錠の開閉もしくは自動ドアの開閉の実行、または錠の操作阻止の実行のいずれか一つ以上の実行可否条件を設定できる、ことを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鍵運用システムである。
  8. 前記鍵と前記情報端末が通信可能な位置を有する場合に前記鍵に接近された前記情報端末が前記鍵の識別情報を受信し、前記識別情報が前記情報端末に保存されている識別情報の一部または全てが一致した場合、かつ、前記鍵と前記情報端末間の接近距離が前記情報端末に保存された設定距離を満たす場合に、前記サーバー装置が前記情報端末に対し前記鍵の制御ソフトウエアまたは保存情報の1つ以上で構成された鍵情報を送信することにより、前記情報端末が前記鍵の前記鍵情報の書換えができる、ことを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の鍵運用システムである。
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