JP2019037951A - アルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステム - Google Patents

アルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】アルカリ性廃液に炭酸ガスを添加して中和処理する各種の設備において、エジェクターを用いてアルカリ性廃液に炭酸ガスを高混合効率で撹拌混合する。【解決手段】この方法及びシステムでは、ポンプの作動によりアルカリ性廃液の供給源からアルカリ性廃液を供給管を通じてエジェクターの噴射口に送球することによりエジェクターを駆動し、炭酸ガスの供給源から供給管を通じて供給される炭酸ガスをエジェクターの吸引口から吸引して、エジェクターの内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスとを強制的に接触させて撹拌混合し、エジェクターを通して、吐出口から次の処理ルートへ排送する。【選択図】図1

Description

本発明は、土木、建設工事現場や各種の工場などで発生するアルカリ性の濁水や廃液に炭酸ガスを混入して中和処理するアルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムに関する。
土木、建設工事現場で発生する濁水は、水に土砂やセメントなどの異物を含んでおり、アルカリ性の基準値を超えている場合、そのまま河川等に放流することができない。また、各種の工場で発生するアルカリ性の廃液も同様である。そこで、このような濁水や廃液を凝集剤を使って異物を凝集沈殿させることによりきれいな水にする処理やアルカリ性を炭酸ガスなどを使って中和させる処理を行って、基準に適合した濁度やpH値にして放流する必要がある。
この種の濁水の処理に用いる一般的な濁水処理設備が特許文献1などにより提案されており、その処理系統図を図5に示している。
図5に示すように、この濁水処理設備は、施工現場から発生する濁水を原水として貯溜する原水槽101と、原水槽101から送られる原水に凝集剤を添加し、フロックを生成させる凝集反応槽103と、原水中のフロックを分離し沈殿させる沈殿槽102と、凝集反応槽103に設けられたpH指示調節計116と、原水槽101と凝集反応槽103との間の経路で原水に中和剤を添加する中和剤添加装置106と、pH指示調節計116の検出pH値と閾値とを比較し、検出pH値が閾値を越えているとき、その間中和剤添加装置106に中和剤の添加動作を行わせる演算制御装置117とを備える。
施工現場で発生した濁水は、まず、原水槽101に貯溜される。原水は沈殿槽102に付設された凝集反応槽103に、ポンプ104により管路105を通じて送られる。 管路105には中和剤添加装置106を構成する炭酸ガス気化器106が管路107を介して接続されており、管路107には炭酸ガスの注入を制御する注入弁108が設けられている。管路105にはまた、凝集剤であるPAC(ポリ塩化アルミニウム)が収容されたPAC槽109が管路110を介して接続されている。PACは管路110に設けられた注入ポンプ111により管路105に送られる。管路105にはラインミキサー123が設けられている。このラインミキサー123により、PACと炭酸ガスとが混合されて、凝集反応槽103に送られる。凝集反応槽103で凝集剤として高分子凝集剤も用いられ、高分子凝集剤が溶解槽112に収容され、注入ポンプ113を有する管路114を通じて凝集反応槽103に送られる。凝集反応槽103には攪拌機115が設けられている。この凝集反応槽103において、凝集剤及び炭酸ガスが添加された原水が攪拌され、フロックが生成される。凝集反応槽103にはpH指示調節計116が設けられ、その計測信号がコンピュータなどで構成される演算制御装置117に入力される。沈殿槽102では凝集反応槽103で生成されたフロックの分離沈殿処理がなされ、上澄水は管路118を通じて、濁度計121及びpH指示調節計122を有する放流槽119に送られ、(基準に適合した濁度やpH値として)河川等に放流される。
このように一般的な濁水処理設備では、濁水に混入される異物をPAC(ポリ塩化アルミニウム)や高分子凝集剤(ポリアクリルアミド)などの凝集剤を用いて凝集させ、異物を凝集沈殿させ、濁水のアルカリ性は、濁水に炭酸ガスを添加して中和処理を行なっている。
また、この種のアルカリ性廃液を炭酸ガスを用いて中和処理するアルカリ性廃液のpH中和処理装置が特許文献2により提案されており、その概要を図6に示している。
図6において、21は反応槽22内に収容された水中ポンプ、23は水中ポンプ21の吐出口から導延された吐水管であり、反応槽22内に収容された先端開口部に形成されるエジェクター29内のノズル外周(図示せず)には負圧部が繞設されている。24は炭酸ガスボンベ25から気化器26を介して導延された炭酸ガス送給管であり、その先端開口部を吐水管23に導通させて気液送給路を構成する。27はアルカリ性廃液の原水槽28から上導された原水吸引管であり、その終端開口部をノズル外周の負圧部へ導通させてエジェクター29のスロート部221から反応槽22内へ噴射するように構成される。
このようにして水中ポンプ21の駆動により反応槽22内のアルカリ性廃液はポンプ吸込口から吸込まれ吐出口より吐水管23を通過する際に炭酸ガス送給管24からの炭酸ガスを伴い、かつ、吐水管23を経由してエジェクター29内のノズルを通過する際に負圧部に負圧が発生し、原水吸込管27により原水槽28内のアルカリ性廃液を吸引して気液混合状態でエジェクター29のスロート部221から噴射され、撹拌作用によって中和反応する。
このようにこのpH中和処理装置では、反応槽22内に収容された水中ポンプ21でエジェクター29を作動させて原水槽28内のアルカリ性廃液をエジェクター29の負圧部へ吸引しスロート部221から噴射するという方式になっているため、原水槽28からの廃液流入が途絶えても中和処理を継続でき、反応槽22の容量が少なくても十分な中和処理を可能にしている。
特開2012−50947号公報 特許第4514285号公報
ところで、特許文献1の濁水処理装置のような濁水処理設備では、アルカリ性の濁水に炭酸ガスを注入することによりpHを中性化することが安全性を理由に一般的となっている。しかしながら、この種の濁水処理設備では、炭酸ガスを気化した際の圧力により配管内の濁水に送り込むので、濁水に対する混合効率が低く、一般的な理論値の2、3倍の添加量が適正(文献によっては、3〜5倍程度までが適正とする場合もある。)とされている。このため、密閉されたタンク(反応層)で炭酸ガスを混合することで、タンクから炭酸ガスが大気中に逃げないようにしたり、炭酸ガスの混合時間をできるだけ確保するために、炭酸ガスを配管の手前で添加して、シックナーとの距離を伸ばしたり、また、反応層に機械式の撹拌翼を備えたり、といった手法で対応するものの、炭酸ガスの濁水に対する混合効率は依然低いままで、薬品購入のコストや薬品搬入の手間などは軽減されていない。
また、特許文献2のようなアルカリ廃液のpH中和処理装置では、炭酸ガスを混入した濁水を駆動水(ジェット水)としてエジェクターの駆動水(ジェット水)供給口に送給し、エジェクターを通して、エジェクター先端の噴射口から高圧で噴射するので、炭酸ガスの濁水に対する混合効率の多少の改善が見込める可能性があるものの、この処理装置でもまた、炭酸ガスを気化した際の圧力で配管(吐水管)内の濁水に送り込み、この炭酸ガスを含む濁水を、エジェクターを通して、反応層内の濁水内に噴出させるだけなので、炭酸ガスを濁水に積極的に撹拌混合させるものとはなっていない。このため、炭酸ガスの(濁水に対する)高い混合効率は期待できない。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、この種の濁水処理設備やアルカリ廃液のpH中和装置などアルカリ性の濁水や廃液などのアルカリ性廃液を炭酸ガスを添加して中和処理する各種の設備において、エジェクターを用いて炭酸ガスを濁水に高混合効率で撹拌混合することのできるアルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムを提供すること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明(1)は、
アルカリ性の濁水や廃液などのアルカリ性廃液に炭酸ガスを添加して中和処理するアルカリ性廃液のpH中和処理方法であって、
炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートに、噴射口、吸引口、及び吐出口を有し、ポンプから送給される高圧の動力流体により駆動され、流体を吸引、圧送するエジェクターを設置し、アルカリ性廃液の供給源に前記ポンプを設置して、前記エジェクターの噴射口とアルカリ性廃液の供給源の前記ポンプとの間にアルカリ性廃液を動力流体として供給するためのアルカリ性廃液供給管を接続するとともに、前記エジェクターの吸引口と炭酸ガスの供給源との間に炭酸ガスを前記吸引口に向けて供給するための炭酸ガス供給管を接続して、前記エジェクターの吐出口を炭酸ガス添加後のアルカリ性廃液を送球する次の処理ルートに接続し、
アルカリ性廃液の供給源の前記ポンプを作動させてアルカリ性廃液の供給源からアルカリ性廃液を前記アルカリ性廃液供給管を通じて前記エジェクターの噴射口に送球し前記噴射口から高速噴射させることにより前記エジェクターの内部に高い負圧を発生させて前記エジェクターの吸引口に前記エジェクターの外部から内部に向けて働く真空吸引力により、炭酸ガスの供給源から前記炭酸ガス供給管を通じて供給される炭酸ガスを前記エジェクターの吸引口から吸引し、前記エジェクターの内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスとを強制的に接触させて撹拌混合し、前記エジェクターを通して、前記吐出口から前記次の処理ルートへ排送する、
ことを要旨とする。
上記目的を達成するために、本発明(2)は、
アルカリ性の濁水や廃液などのアルカリ性廃液に炭酸ガスを添加して中和処理するアルカリ性廃液のpH中和処理システムであって、
炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートに設置され、噴射口、吸引口、及び吐出口を有し、ポンプから送給される高圧の動力流体により駆動され、流体を吸引、圧送するエジェクターと、
アルカリ性廃液の供給源に設置されるポンプと、
前記エジェクターの噴射口とアルカリ性廃液の供給源の前記ポンプとの間に接続され、アルカリ性廃液を動力流体として供給するためのアルカリ性廃液供給管と、
前記エジェクターの吸引口と炭酸ガスの供給源との間に接続され、炭酸ガスを前記吸引口に向けて供給するための炭酸ガス供給管と、
を備え、
前記エジェクターの吐出口は炭酸ガス添加後のアルカリ性廃液を送球する次の処理ルートに接続されて、
アルカリ性廃液の供給源の前記ポンプの作動によりアルカリ性廃液の供給源からアルカリ性廃液を前記アルカリ性廃液供給管を通じて前記エジェクターの噴射口に送球し前記噴射口から高速噴射させることにより前記エジェクターの内部に高い負圧を発生させて前記エジェクターの吸引口に前記エジェクターの外部から内部に向けて働く真空吸引力により、炭酸ガスの供給源から前記炭酸ガス供給管を通じて供給される炭酸ガスを前記エジェクターの吸引口から吸引し、前記エジェクターの内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスとを強制的に接触させて撹拌混合し、前記エジェクターを通して、前記吐出口から前記次の処理ルートへ排送する、
ことを要旨とする。
本発明のアルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムによれば、炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートにエジェクターを設置し、ポンプをアルカリ性廃液の供給源に設置して、エジェクターの噴射口とアルカリ性廃液の供給源のポンプとの間にアルカリ性廃液を動力流体として供給するためのアルカリ性廃液供給管を接続するとともに、エジェクターの吸引口と炭酸ガスの供給源との間に炭酸ガスを吸引口に向けて供給するための炭酸ガス供給管を接続して、エジェクターの吐出口を炭酸ガス添加後のアルカリ性廃液を送球する次の処理ルートに接続し、アルカリ性廃液の供給源のポンプの作動によりアルカリ性廃液の供給源からアルカリ性廃液をアルカリ性廃液供給管を通じてエジェクターの噴射口に送球し噴射口から高速噴射させることによりエジェクターの内部に高い負圧を発生させてエジェクターの吸引口にエジェクターの外部から内部に向けて働く真空吸引力により、炭酸ガスの供給源から炭酸ガス供給管を通じて供給される炭酸ガスをエジェクターの吸引口から吸引し、エジェクターの内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスとを強制的に接触させて撹拌混合し、エジェクターを通して、吐出口から次の処理ルートへ排送するようにしたので、濁水処理設備やアルカリ廃液のpH中和装置などアルカリ性の濁水や廃液などのアルカリ性廃液を炭酸ガスを添加して中和処理する各種の設備において炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理設備に代えて又は加えて設置することにより、エジェクターの作用により、炭酸ガスを濁水に高混合効率で撹拌混合することができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。
本発明の一実施の形態によるアルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムの構成を示す図 同方法及びシステムに用いるエジェクターの構成を示す図 同方法及びシステムの一般の土木、建設工事現場に設置される濁水処理設備での適用例を示す図 同方法及びシステムの一般の土木、建設工事現場に設置される濁水処理設備での他の適用例を示す図 一般的な濁水処理設備における濁水の処理系統図 一般的なアルカリ性廃液のpH中和処理装置の概要を示す図
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。
図1にアルカリ性廃液のpH中和処理方法(以下、単に方法という場合がある。)を示している。
図1に示すように、このpH中和処理方法は、アルカリ性の濁水や廃液などアルカリ性廃液に炭酸ガスを添加して中和処理するもので、この方法では、特に、炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートLに、噴射口11、吸引口12、及び吐出口13を有し、ポンプ2から送給される高圧の動力流体により駆動され、流体を吸引、圧送するエジェクター1を設置し、アルカリ性廃液の供給源Aにアルカリ性廃液をエジェクター1に送給するポンプ2を設置して、エジェクター1の噴射口11とアルカリ性廃液の供給源Aのポンプ2との間にアルカリ性廃液を動力流体として供給するためのアルカリ性廃液供給管3を接続するとともに、エジェクター1の吸引口2と炭酸ガスの供給源Cとの間に炭酸ガスを吸引口12に向けて供給するための炭酸ガス供給管4を接続して、エジェクター1の吐出口13を炭酸ガス添加後のアルカリ性廃液を送球する次の処理ルートに接続する。
このようにしてアルカリ性廃液の供給源Aのポンプ2を作動させて、アルカリ性廃液の供給源Aからアルカリ性廃液をアルカリ性廃液供給管3を通じてエジェクター1の噴射口11に送球し噴射口11から高速噴射させることによりエジェクター1の内部に高い負圧を発生させてエジェクター1の吸引口12にエジェクター1の外部から内部に向けて働く真空吸引力により、炭酸ガスの供給源Cから炭酸ガス供給管4を通じて供給される炭酸ガスをエジェクター1の吸引口12から吸引し、エジェクター1の内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスとを強制的に接触させて撹拌混合し、エジェクター1を通して、吐出口13から次の処理ルートへ排送する。
図1にアルカリ性廃液のpH中和処理システム(以下、単にシステムという場合がある。)を併せて示している。
図1に示すように、このpH中和処理システムは、アルカリ性の濁水や廃液などアルカリ性廃液に炭酸ガスを添加して中和処理する設備で、炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートLに設置され、噴射口11、吸引口12、及び吐出口13を有し、ポンプ2から送給される高圧の動力流体により駆動され、流体を吸引、圧送するエジェクター1と、アルカリ性廃液の供給源Aに設置され、アルカリ性廃液をエジェクター1に送給するポンプ2と、エジェクター1の噴射口11とアルカリ性廃液の供給源Aのポンプ2との間に接続され、アルカリ性廃液を動力流体として供給するためのアルカリ性廃液供給管3と、エジェクター1の吸引口12と炭酸ガスの供給源Cとの間に接続され、炭酸ガスを吸引口12に向けて供給するための炭酸ガス供給管4とを備えて構成され、エジェクター1の吐出口13は炭酸ガス添加後のアルカリ性廃液を送球する次の処理ルートに接続される。
この場合、エジェクター1は、図2に示すように、全体が管材からなり、一端の噴射口11をなすノズル11と、ノズル11の先端延長上に延び、他端に吐出口13を有する他端側のディフューザー14と、ノズル11とディフューザー14との間に構成され、周面に吸引口12を有する吸入部15とからなる。このエジェクター1は、炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する所定の処理ルートLに設置される。
この場合、アルカリ性廃液供給管3は、鋼管が使用され、アルカリ性廃液の送給に必要な直径と、アルカリ性廃液の供給源Aのポンプ2と所定の処理ルートLのエジェクター1との接続に必要な長さを有する。このアルカリ性廃液供給管3は一端がアルカリ性廃液の供給源Aのポンプ2に連結固定され、他端が所定の処理ルートLのエジェクター1のノズル11に連結固定される。
この場合、炭酸ガス供給管4は、鋼管が使用され、炭酸ガスの供給に必要な直径と、炭酸ガスの供給源Cと所定の処理ルートLのエジェクター1との接続に必要な長さを有する。この炭酸ガス供給管4は一端が炭酸ガスの供給源Cに連結固定され、他端が所定の処理ルートLのエジェクター1の吸引口12に連結固定される。
このシステムはかかる構成からなり、アルカリ性廃液の供給源Aのポンプ2の作動によりアルカリ性廃液の供給源Aからアルカリ性廃液をアルカリ性廃液供給管3を通じてエジェクター1のノズル11に送球しノズル11から高速噴射させることによりエジェクター1の内部に高い負圧を発生させてエジェクター1の吸引口12にエジェクター1の外部から内部に向けて働く真空吸引力により、炭酸ガスの供給源Cから炭酸ガス供給管4を通じて供給される炭酸ガスをエジェクター1の吸引口12から吸引し、エジェクター1の内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスとを強制的に接触させて撹拌混合し、エジェクター1を通して、吐出口13から次の処理ルートへ排送するようになっている。
この方法及びシステムによると、エジェクター1の吸入部15の小容積の空間内で、エジェクター1の噴射口(ノズル)11から高速に噴射されるアルカリ性廃液とエジェクター1の吸引口12から真空吸引される炭酸ガスが積極的に接触して高速(短時間)で撹拌混合される結果、高速流のアルカリ性廃液により炭酸ガスの気泡が微細に破砕されて、アルカリ性廃液と炭酸ガスとの接触面積が著しく増大し、アルカリ性廃液と炭酸ガスとの撹拌混合効率は極めて向上する。かくしてエジェクター1に送給されるアルカリ性廃液とエジェクター1に吸引される炭酸ガスは、エジェクター1から、炭酸ガス泡沫混合水となって(次の処理ルートへ)圧送排出される。
図3にこのアルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムの一般の土木、建設工事現場に設置される濁水処理設備での適用例を示している。
この濁水処理設備5は、濁水を貯留するポンプ51P(なお、このポンプ51Pは、以下の説明の便宜上、設備のポンプ51という。)を有する原水槽51と、原水槽51のポンプ51Pに仕切り弁511、配管512を介して接続されるラインミキサー52と、原水層51、ラインミキサー52間の配管512に配管531、逆止弁532、ポンプ533及び仕切り弁534を介して接続されるPAC(ポリ塩化アルミニウム)槽53と、原水層51、ラインミキサー52間の配管512に配管541、フローゲージ542及び電磁弁543を介して接続される炭酸ガス供給装置54(なお、この場合、炭酸ガス供給装置54の配管541と配管512との接続位置はラインミキサー52の少し手前(原水槽51側)にしている。)と、ラインミキサー52に配管521を介して接続される混合槽55と、混合槽55に配管561、逆止弁562、ポンプ563及び仕切り弁564を介して接続されるポリマー溶解貯槽56と、混合槽55に配管551を介して接続される撹拌装置571内蔵の造粒槽57及びこの造粒槽57に上方で接続される撹拌固化防止装置581内蔵の沈殿槽58と、沈殿槽58に配管582、計量槽59Aを介して接続される処理水槽58Bとにより構成される。
この濁水処理設備5に上記アルカリ性廃液のpH中和処理方法を適用する場合、この濁水処理設備5には、原水槽51、ラインミキサー52間を接続する配管512に炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートLが設けられているので、この処理ルートLにエジェクター1を接続して設置し、原水槽51にポンプ2を設置する。そして、エジェクター1の噴射口11と原水槽51のポンプ2との間にアルカリ性廃液供給管3を接続するとともに、エジェクター1の吸引口12と炭酸ガス供給装置54の配管541との間に炭酸ガス供給管4をフローゲージ16及び電磁弁17を介して接続して、エジェクター1の吐出口13を原水槽51、ラインミキサー52間の配管512に配管18を介して接続する。なお、この場合、エジェクター1の吐出口13の配管18と配管512との接続位置は炭酸ガス供給装置54の配管541と配管512との接続位置よりも少し手前側(原水槽51側)とする。
この場合、上記アルカリ性廃液のpH中和処理システムは、炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートL、すなわち、原水槽51、ラインミキサー52間を接続する配管512に接続して設置されるエジェクター1と、原水槽51に設置されるポンプ2(なお、このポンプ2は、以下の説明の便宜上、システムのポンプ2という。)と、エジェクター1の噴射口11と原水槽51のシステムのポンプ2との間に仕切り弁511を介して接続されるアルカリ性廃液供給管3と、エジェクター1の吸引口12と炭酸ガス供給装置54の配管541との間にフローゲージ16及び電磁弁17を介して接続される炭酸ガス供給管4とを備えて構成され、エジェクター1の吐出口13が原水槽51、ラインミキサー52間の配管512(この場合、炭酸ガス供給装置54の配管541と配管512との接続位置よりも少し手前側(原水槽51側)の位置)に配管18を介して接続される。
この濁水処理装置5による濁水の処理の流れ及びpH中和処理方法及びシステムの働きは次のとおりである。
土木、建設工事現場で発生する濁水は原水槽51に貯留され、設備のポンプ51Pで汲み上げられて原水槽51、ラインミキサー52間の配管512を通してラインミキサー52に送られる。濁水が原水槽51、ラインミキサー52間の配管512で送られる際、PAC槽53から配管531を介して所定量のPACが投入される。またこれに併せて、原水槽51の濁水はシステムのポンプ2に汲み上げられてアルカリ性廃液供給管3を通しエジェクター1に向けて送給され、炭酸ガス供給装置54からは配管541、炭酸ガス供給管4を介して所定量の炭酸ガスがエジェクター1に向けて供給される。そして、原水槽51からの濁水をアルカリ性廃液供給管3を通じてエジェクター1の噴射口11に送球しこの噴射口11から高速噴射させると、エジェクター1の内部に高い負圧が発生してエジェクター1の吸引口12にエジェクター1の外部から内部に向けて真空吸引力が働き、この真空吸引力により炭酸ガス供給装置54から炭酸ガス供給管4を通じて供給される炭酸ガスがエジェクター1の吸引口12から吸引され、エジェクター1の内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスが強制的に接触されて撹拌混合され、これが炭酸ガス泡沫混合水となってエジェクター1から配管18を介して原水槽51、ラインミキサー52間の配管512へ排出され、原水槽51から原水槽51、ラインミキサー52間の配管512で送られる濁水に混入される。そして、これに続いて、炭酸ガス供給装置54から配管541を介して所定量の炭酸ガスが供給され、これが原水槽51から原水槽51、ラインミキサー52間の配管512で送られた濁水とエジェクター1から送られた炭酸ガス泡沫混合水との混合水に添加されてラインミキサー52へ送られる。
ラインミキサー52で、濁水、PAC、炭酸ガス泡沫混合水の混合水、炭酸ガスが急速に撹拌されて混ざり合い、アルカリ性の中和処理が行われて、混合槽55へ送られる。この炭酸ガス泡沫混合水を含む混合水は混合槽55へ上から流入され、混合槽55内部での迂流を経て、アルカリ性の中和処理が進み、凝集が行なわれる。そして、ポリマー溶解貯槽56から配管561を通して供給される所定量のポリマーが混合槽55の下部側から投入される。このポリマーによって造粒が行なわれる。
ポリマー投入後の混合水は、造粒槽57の底部の放出口から流入し、ここで、撹拌装置571により撹拌されて、造粒槽57の上方に送られる。造粒槽57の上方に送られた混合水は、さらに撹拌されて、この造粒槽57から沈殿槽58に流れ込み、一部が凝集、沈殿する。この沈殿槽58では、流れ込んだ混合水中の沈殿物(スラリー)の固化を防止するため、底部において固化防止撹拌装置581によってスラリーを固化しない程度の低速で撹拌する。沈殿槽58の底部に沈殿した高密度フロックは、固化防止撹拌装置581により集められ、上澄み水(処理済み水)が計量槽59Aへ排出される。この上澄み水は計量槽59Aに貯溜され、この計量槽59Aで上澄み水の濁度、pH値を検査され、放流基準値に適合した上澄み水が処理水槽59Bへ排出されて、この処理水槽59Bから河川などに放流される。
この濁水処理装置5でのpH12.5の工業排水に対して、アルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムを導入する前後での、炭酸ガスの注入量を比較すると、同導入前は0.20〜0.82kg/m3であったのに対し、同導入後は0.25〜0.33kg/m3となり、低い値での安定性が確認された。すなわち、炭酸ガスの濁水に対する混合効率が安定的に高められた結果、炭酸ガスの注入量を安定的に押えることができた。
なお、ここでは、アルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムの適用例として、一般の土木、建設工事現場に設置される濁水処理設備にこの設備の有する炭酸ガスの添加装置に追加して、アルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムを用いるものとしたが、図4に示すように、この濁水処理設備にこの設備の有する炭酸ガスの添加装置に代えて、アルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムを用いるものとしてもよい。
このようにすることにより炭酸ガスの濁水に対する混合効率を一層安定的に高めることができ、炭酸ガスの注入量をより安定的に押えることができる。
以上説明したように、このアルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムでは、炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートLにエジェクター1を設置し、ポンプ2をアルカリ性廃液の供給源Aに設置して、エジェクター1の噴射口11とアルカリ性廃液の供給源Aのポンプ2との間にアルカリ性廃液を動力流体として供給するためのアルカリ性廃液供給管3を接続するとともに、エジェクター1の吸引口12と炭酸ガスの供給源Cとの間に炭酸ガスを吸引口12に向けて供給するための炭酸ガス供給管4を接続して、エジェクター1の吐出口13を炭酸ガス添加後のアルカリ性廃液を送球する次の処理ルートに接続し、アルカリ性廃液の供給源Aのポンプ2の作動によりアルカリ性廃液の供給源Aからアルカリ性廃液をアルカリ性廃液供給管3を通じてエジェクター1の噴射口11に送球し噴射口11から高速噴射させることによりエジェクター1の内部に高い負圧を発生させてエジェクター1の吸引口12にエジェクター1の外部から内部に向けて働く真空吸引力により、炭酸ガスの供給源Cから炭酸ガス供給管4を通じて供給される炭酸ガスをエジェクター1の吸引口12から吸引し、エジェクター1の内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスとを強制的に接触させて撹拌混合し、エジェクター1を通して、吐出口13から次の処理ルートへ排送するようにしたので、この方法及びシステムを、土木、建設工事現場に設置される濁水処理設備において炭酸ガスをアルカリ性の濁水に添加する処理設備に加えて又は代えて用いることにより、特にエジェクター1の作用により、炭酸ガスを濁水に高混合効率で撹拌混合することができ、炭酸ガスの注入量を安定的に押えることができる。
また、このシステムによれば、エジェクター1を用いたことで、エジェクター1が機械的運動によらないため、機械的な破損リスクが極めて小さいという利点がある。
なお、上記実施の形態では、このアルカリ性廃液のpH中和処理方法及びシステムを、土木、建設工事現場に設置される濁水処理設備に用いるものとして例示したが、アルカリ廃液のpH中和装置などアルカリ性の廃液に炭酸ガスを添加して中和処理する各種の設備において、炭酸ガスをアルカリ性の廃液に添加する処理設備に加えて又は代えて用いることができ、各種の設備において、上記と同様の作用効果を奏することができる。
L 炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルート
A アルカリ性廃液の供給源
C 炭酸ガスの供給源
1 エジェクター
11 噴射口(ノズル)
12 吸引口
13 吐出口
14 ディフューザー
15 吸入部
16 フローゲージ
17 電磁弁
18 配管
2 ポンプ
3 アルカリ性廃液供給管
4 炭酸ガス供給管
5 濁水処理設備
51 原水槽
51P ポンプ
511 仕切り弁
512 配管
52 ラインミキサー
521 配管
53 PAC槽
531 配管
532 逆止弁
533 ポンプ
534 仕切り弁
54 炭酸ガス供給装置
541 配管
542 フローゲージ
543 電磁弁
55 混合槽
551 配管
56 ポリマー溶解貯槽
561 配管
562 逆止弁
563 ポンプ
564 仕切り弁
57 造粒槽
571 撹拌装置
58 沈殿槽
581 撹拌固化防止装置
582 配管
59A 計量槽
59B 処理水槽

Claims (2)

  1. アルカリ性の濁水や廃液などのアルカリ性廃液に炭酸ガスを添加して中和処理するアルカリ性廃液のpH中和処理方法であって、
    炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートに、噴射口、吸引口、及び吐出口を有し、ポンプから送給される高圧の動力流体により駆動され、流体を吸引、圧送するエジェクターを設置し、アルカリ性廃液の供給源に前記ポンプを設置して、前記エジェクターの噴射口とアルカリ性廃液の供給源の前記ポンプとの間にアルカリ性廃液を動力流体として供給するためのアルカリ性廃液供給管を接続するとともに、前記エジェクターの吸引口と炭酸ガスの供給源との間に炭酸ガスを前記吸引口に向けて供給するための炭酸ガス供給管を接続して、前記エジェクターの吐出口を炭酸ガス添加後のアルカリ性廃液を送球する次の処理ルートに接続し、
    アルカリ性廃液の供給源の前記ポンプを作動させてアルカリ性廃液の供給源からアルカリ性廃液を前記アルカリ性廃液供給管を通じて前記エジェクターの噴射口に送球し前記噴射口から高速噴射させることにより前記エジェクターの内部に高い負圧を発生させて前記エジェクターの吸引口に前記エジェクターの外部から内部に向けて働く真空吸引力により、炭酸ガスの供給源から前記炭酸ガス供給管を通じて供給される炭酸ガスを前記エジェクターの吸引口から吸引し、前記エジェクターの内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスとを強制的に接触させて撹拌混合し、前記エジェクターを通して、前記吐出口から前記次の処理ルートへ排送する、
    ことを特徴とするアルカリ性廃液のpH中和処理方法。
  2. アルカリ性の濁水や廃液などのアルカリ性廃液に炭酸ガスを添加して中和処理するアルカリ性廃液のpH中和処理システムであって、
    炭酸ガスをアルカリ性廃液に添加する処理ルートに設置され、噴射口、吸引口、及び吐出口を有し、ポンプから送給される高圧の動力流体により駆動され、流体を吸引、圧送するエジェクターと、
    アルカリ性廃液の供給源に設置されるポンプと、
    前記エジェクターの噴射口とアルカリ性廃液の供給源の前記ポンプとの間に接続され、アルカリ性廃液を動力流体として供給するためのアルカリ性廃液供給管と、
    前記エジェクターの吸引口と炭酸ガスの供給源との間に接続され、炭酸ガスを前記吸引口に向けて供給するための炭酸ガス供給管と、
    を備え、
    前記エジェクターの吐出口は炭酸ガス添加後のアルカリ性廃液を送球する次の処理ルートに接続されて、
    アルカリ性廃液の供給源の前記ポンプの作動によりアルカリ性廃液の供給源からアルカリ性廃液を前記アルカリ性廃液供給管を通じて前記エジェクターの噴射口に送球し前記噴射口から高速噴射させることにより前記エジェクターの内部に高い負圧を発生させて前記エジェクターの吸引口に前記エジェクターの外部から内部に向けて働く真空吸引力により、炭酸ガスの供給源から前記炭酸ガス供給管を通じて供給される炭酸ガスを前記エジェクターの吸引口から吸引し、前記エジェクターの内部でアルカリ性廃液と炭酸ガスとを強制的に接触させて撹拌混合し、前記エジェクターを通して、前記吐出口から前記次の処理ルートへ排送する、
    ことを特徴とするアルカリ性廃液のpH中和処理システム。
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