JP2019036088A - 情報処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを通じた操作側の装置による被操作側の装置の直接的で効率的な遠隔操作を実現する。【解決手段】支援端末112が画像形成装置103等の被操作側の装置を遠隔操作する場合に、携帯端末102は、被操作側の装置と支援端末112との通信を仲介する。携帯端末102は、被操作側の装置と支援端末112との間でトンネリング通信が確立したことに応じて、接続先のアプリケーションサーバと通信する。そして携帯端末102は、トンネリング通信を介して、被操作側の装置のアプリケーションサーバと支援端末112との間でのデータ転送を仲介する。【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークを通じて装置を遠隔操作する技術に関する。
近年の画像形成装置等の製品は、多機能、高機能化し機能が複合して動くようになるにつれ、使い方がわからない場合や、所望の動作をしないといったトラブルが発生した時に、ユーザが自己解決できない場合が発生している。この場合にユーザは、コールセンターと呼ばれる問い合わせ窓口に連絡して、回答を得たり解決したりしている。このような際に、トラブル対応を迅速に行うため、ユーザの携帯端末とコールセンターとの間での遠隔支援システムが考えられている(特許文献1)。この遠隔支援システムでは、コールセンター側の遠隔支援者が、ユーザ側にある携帯端末のカメラ映像を通じて、ユーザが支援を受けようとしている現場の製品の状況をリアルタイムに確認することができる。これにより、製品の状況を視覚的に把握しながら遠隔支援を行うことが可能となっている。
特開2014−42226号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、遠隔支援者は、現場の製品の状況を携帯端末のカメラ映像でしか確認できない。遠隔支援者は、使用者に電話等を用いて指示を行い、現象を確認し、設定変更やジョブ実行をするといった、時間や手間のかかる方法でトラブル解決を行っていた。従って、操作側の装置による被操作側の装置の遠隔操作が間接的であり効率的でないという問題があった。
本発明は、ネットワークを通じた操作側の装置による被操作側の装置の直接的で効率的な遠隔操作を実現することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、アプリケーションサーバを有する第2の装置を第1の装置がネットワークを通じて遠隔操作する際の前記第1の装置と前記第2の装置との間の通信を仲介する情報処理装置の制御方法であって、前記第1の装置との間でトンネリング通信によりデータを送受信する通信ステップと、前記通信ステップによるトンネリング通信が確立したことに応じて前記アプリケーションサーバと通信し、トンネリング通信により前記第1の装置から受信したデータを前記アプリケーションサーバに転送すると共に、前記アプリケーションサーバから受信したデータをトンネリング通信により前記第1の装置へ転送する仲介処理を実施する仲介ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークを通じた操作側の装置による被操作側の装置の直接的で効率的な遠隔操作を実現することができる。
情報処理装置を含む遠隔支援システムの全体構成を示す図である。 携帯端末、画像形成装置、ユーザPC及び支援端末の各ハードウェア構成を示すブロック図である。 携帯端末、画像形成装置、ユーザPC及び支援端末の各ソフトウェア構成を示すブロック図である。 一連の処理シーケンスを示す図である。 仲介処理のフローチャートである。 アドレスとポートを含むテーブルの例を示す図である。 携帯端末と画像形成装置との装着状態における、各ソフトウェア構成を示すブロック図である。 携帯端末と画像形成装置との装着状態における、一連の処理シーケンスを示す図である。 仲介処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置を含む遠隔支援システムの全体構成を示す図である。この遠隔支援システムにおいては、ネットワークであるインターネットを通じて遠隔操作(遠隔支援)する側の装置と遠隔操作される側の装置がある。コールセンター環境、ユーザ環境の各装置、及び、各種中継サーバが、インターネットに接続される。
遠隔支援者111は、支援端末112を使用して遠隔支援をする者である。支援端末112は、この遠隔支援システムを使用して遠隔操作をする側の装置である。コールセンター環境は複数あってもよい。本実施の形態では、遠隔支援者111及び支援端末112が属するコールセンター環境に着目する。ユーザ101は、この遠隔支援システムを使用して遠隔支援を受ける側の者である。ユーザ環境は複数あってもよい。ユーザ101が属するユーザ環境には、画像形成装置103及びユーザPC104が含まれる。画像形成装置103及びユーザPC104は、この遠隔支援システムを使用して遠隔操作される側の装置である。
携帯端末102は遠隔支援機能を持つ。支援端末112は、遠隔支援時に、携帯端末102の通信相手として動作する。中継サーバ121は、HTTPサーバとしての通信機能を備える。中継サーバ121は、携帯端末102と支援端末112との間の中継を行う。携帯端末102は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、カメラや音声通話用のスピーカ、マイクを内蔵している。携帯端末102、支援端末112は、HTTPクライアントとしての通信機能を備えている。HTTPクライアント同士は、HTTPサーバに対してPOST/GETを行うことで、HTTPクライアント同士のデータ送受信が可能となる。例えば、データを携帯端末102から支援端末112に送りたい場合、携帯端末102は中継サーバ121にそのデータをPOSTする。そして、支援端末112が中継サーバ121からそのデータをGETする。この様にすることで、携帯端末102と支援端末112がそれぞれ、プライベートアドレスエリアやFW(ファイアウォール)に遮られていても、HTTPを使用することにより、互いにデータを送りあうことができる。以下、この通信方式を「HTTPトンネリング」と呼ぶ。
なお、トンネリング方式として、HTTPによる中継サーバを介した方法を採用するが、その他の通信プロトコルを採用してもよく、また中継サーバを介さない方法を採用してもよい。本実施の形態では、トンネリング方式によって送り合うデータのことを「ペイロードデータ」と呼ぶ。ペイロードデータとしては、映像データ、音声データ、遠隔操作用データが挙げられる。HTTPトンネリングを通して、携帯端末102のカメラで撮影した映像データを支援端末112側で表示することも可能である。この様にすれば、遠隔支援者111は、ユーザ環境に設置されている製品の映像を、コールセンター環境からでも確認可能となる。例えば、ユーザ101から遠隔支援者111に、画像形成装置103の紙詰まり解除方法に関する電話による問い合わせがあったとする。この場合、遠隔支援者111は、ユーザ101に携帯端末102のカメラにより紙詰まり箇所を撮影してもらうように誘導する。これにより、遠隔支援者111は紙詰まり箇所を特定でき、適切な解除方法をユーザ101に伝えることが可能となる。また、ユーザPC104、画像形成装置103に、遠隔操作用のサーバアプリケーションがインストールされていれば、HTTPトンネリングを通して、それらの装置を支援端末112から操作可能である。遠隔操作用のサーバアプリケーションとしては、VNC(Virtual Network Computing)やRDP(Remote Desktop Protocol)技術を使ったものがある。また、画像形成装置103がWeb用UIを持っている場合、HTTPトンネリングを通して支援端末112のWebブラウザからWeb操作することも可能である。
認証サーバ122は、認証機能を提供するサーバである。携帯端末102と支援端末112とは、中継サーバ121に接続する際には、予め認証サーバ122に対して認証を行い、認証トークン情報を取得しておかなければならない。URL管理サーバ123は、中継サーバ121のURLを管理するサーバである。携帯端末102と支援端末112とは、中継サーバ121に接続する際には、予めURL管理サーバ123から中継サーバ121のURLを取得する。なお、URL管理サーバ123を使用せずに、中継サーバ121のURLを予め、携帯端末102、支援端末112に設定しておくシステム構成としてもよい。携帯端末102と支援端末112とは、それぞれ中継サーバ121を接続するが、中継サーバ121側は双方を通信相手として識別しなければならない。本実施の形態では、通信相手の識別方法として、接続番号を用いた方法を採用する。携帯端末102が中継サーバ121に接続した際に、中継サーバ121は接続番号を発行する。支援端末112は、中継サーバ121に接続する際にはこの接続番号を指定する。中継サーバ121は、接続番号が一致したもの同士を通信相手として識別する。なお、携帯端末102を接続番号の発行元としたが、支援端末112が発行元で、携帯端末102がその接続番号を指定する構成としてもよい。ユーザ101と遠隔支援者111との間では、上記接続番号を、電話や電子メールで別途伝えあうことを想定している。
図2は、携帯端末102、画像形成装置103、ユーザPC104及び支援端末112の各ハードウェア構成を示すブロック図である。携帯端末102、画像形成装置103、ユーザPC104及び支援端末112は、それぞれインターネットに接続される。携帯端末102において、CPU201は、ROM202またはメモリ204に記憶された制御プログラムに基づいて、動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM202は、CPU201が実行可能な制御プログラム等を記憶している。RAM203は、主としてCPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。メモリ204は、制御プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。通信部205は、有線LANや無線LAN等を介して他の装置と通信する。操作パネル206は、各種画面を表示する制御や、タッチ操作等の入力制御を行う。スピーカ207とマイク208は、ユーザが他の携帯端末や固定電話と電話をする際に使用される。カメラ209は、ユーザの指示に応じて撮像する。携帯端末102は、装着部210を介して、画像形成装置103と着脱可能に接続される。装着部210は、有線LAN、無線LANまたはUSB等により、携帯端末102と画像形成装置103との間の通信を実現する。
画像形成装置103において、CPU221は、ROM222またはメモリ224、HDD229に記憶された制御プログラムに基づいて、動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM222は、CPU221が実行可能な制御プログラム等を記憶している。RAM223は、主としてCPU221の主メモリ、ワークエリア等として機能する。メモリ224は、制御プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。画像形成装置103は、装着部225を介して、携帯端末102と着脱可能に接続される。装着部225は、有線LAN、無線LANまたはUSB等により、携帯端末102と画像形成装置103との間の通信を実現する。操作パネル226は、各種画面を表示する制御や、タッチ操作等の入力制御を行う。プリンタ227は、プリンタへの画像出力を制御する。スキャナ228は、スキャナからの画像入力を制御する。HDD229は、制御プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。通信部230は、有線LANや無線LAN等を介して他の装置と通信する。
ところで、装着部210及び装着部225により、携帯端末102が画像形成装置103に装着状態となると、携帯端末102が、画像形成装置103の操作部として機能できるように構成されている。この動作については第2の実施の形態で説明する。従って、第1の実施の形態では、装着部210及び装着部225は必須でない。
ユーザPC104において、通信部241は、有線LANや無線LAN等を介して他の装置と通信する。CPU242は、ROM243またはメモリ245、HDD248に記憶された制御プログラムに基づいて、動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM243は、CPU242が実行可能な制御プログラム等を記憶している。RAM244は、主としてCPU242の主メモリ、ワークエリア等として機能する。メモリ245は、制御プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。ディスプレイ246は、各種画面を表示する制御する。キーボード247は、各種入力を制御する。HDD248は、制御プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。
支援端末112において、通信部261は、有線LANや無線LAN等を介して他の装置と通信する。CPU262は、ROM263またはメモリ265、HDD268に記憶された制御プログラムに基づいて、動作を制御するための様々な処理を実行する。ROM263は、CPU262が実行可能な制御プログラム等を記憶している。RAM264は、主としてCPU262の主メモリ、ワークエリア等として機能する。メモリ265は、制御プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。ディスプレイ266は、各種画面を表示する制御する。キーボード267は、各種入力を制御する。HDD268は、制御プログラムや電子文書等の様々なデータを記憶する。なお、メモリ204、224、245、265は、フラッシュメモリ等の不揮発メモリである。
図3は、携帯端末102、画像形成装置103、ユーザPC104及び支援端末112の各ソフトウェア構成を示すブロック図である。これらのソフトウェア構成において、携帯端末102の各機能部は、CPU201がROM202またはメモリ204からRAM203に展開した制御プログラム(モジュール)を実行することによって実現される。画像形成装置103の各機能部は、CPU221が、ROM222、メモリ224またはHDD229からRAM223に展開した制御プログラム(モジュール)を実行することによって実現される。ユーザPC104の各機能部は、CPU242が、ROM243、メモリ245またはHDD248からRAM244に展開した制御プログラム(モジュール)を実行することによって実現される。支援端末112の各機能部は、CPU262が、ROM263、メモリ265またはHDD268からRAM264に展開した制御プログラム(モジュール)を実行することによって実現される。
図2も参照しつつ各機能部を説明する。携帯端末102の操作部301は、表示部である操作パネル206を制御する。トンネリング部302(通信手段)、トンネリング部361は、それぞれ操作部301、操作部363からの開始指示に伴い、HTTPトンネリング処理を開始する。トンネリング部361は、遠隔クライアント364やWebブラウザ362から受け取ったペイロードデータを、HTTPトンネリングを使用してトンネリング部302に渡す。また、トンネリング部361はトンネリング部302から受信したペイロードデータを、遠隔クライアント364やWebブラウザ362に渡す。接続部303(仲介手段)は、トンネリング部302と各アプリケーションサーバとの間の仲介処理を実施する。すなわち、接続部303は、トンネリング通信により支援端末112から受信したデータを接続先のアプリケーションサーバに転送すると共に、上記アプリケーションサーバから受信したデータをトンネリング通信により支援端末112へ転送する。接続先となり得るアプリケーションサーバには、遠隔サーバ304、遠隔サーバ323、Webサーバ325、遠隔サーバ341がある。従って、接続部303は、トンネリング部302からペイロードデータを受け取ると、それを接続先のアプリケーションサーバに転送する。さらに接続部303は、接続先のアプリケーションサーバからペイロードデータを受け取ると、それをトンネリング部302に渡す。これら一連の処理シーケンスは図4で後述する。
遠隔サーバ304は、操作部301を遠隔制御するためのアプリケーションサーバである。遠隔サーバ323は、操作部322を遠隔制御するためのアプリケーションサーバである。遠隔サーバ341は、操作部342を遠隔制御するためのアプリケーションサーバである。これらの遠隔サーバの例としては、VNCや、RDP技術を使用したものが挙げられる。Webサーバ325は、Webブラウザ等のクライアントからのリクエストを受けて、WebUI部324を呼び出すためのサーバである。制御部321は、操作部322やWebUI部324が受け付けた操作に基づき、画像形成装置103の全体を制御する。
なお、本遠隔支援システムでは、遠隔クライアント364やWebブラウザ362を支援端末112上で動かすことができる。仮に、遠隔クライアントやWebブラウザを携帯端末102上で動かし、携帯端末102を遠隔操作することによって、これらを間接的に操作するという方法も考えられる。しかし、遠隔操作している操作部上でさらに遠隔操作用のアプリケーションを動かすことにより操作応答性が低下する。これに対し、本遠隔支援システムでは、支援端末112上で遠隔クライアント364やWebブラウザ362を起動し、これらを直接操作することができるため、上記の間接的な方法に比べ、操作応答性の点で優れている。
図4は、本遠隔支援システムにおける各装置での一連の処理シーケンスを示す図である。携帯端末102で実行される各ステップは、CPU201がROM202またはメモリ204からRAM203に展開した制御プログラム(モジュール)を実行することによって実現される。画像形成装置103で実行される各ステップは、CPU221が、ROM222、メモリ224またはHDD229からRAM223に展開した制御プログラム(モジュール)を実行することによって実現される。ユーザPC104で実行される各ステップは、CPU242が、ROM243、メモリ245またはHDD248からRAM244に展開した制御プログラム(モジュール)を実行することによって実現される。支援端末112で実行される各ステップは、CPU262が、ROM263、メモリ265またはHDD268からRAM264に展開した制御プログラム(モジュール)を実行することによって実現される。
ステップS401で、携帯端末102の操作部301は、ユーザ101から指示を受けると、トンネリング部302に、HTTPトンネリングの開始を指示する。ステップS402で、トンネリング部302は中継サーバ121にHTTPトンネリング接続を行う。一方、ステップS403で、支援端末112の操作部363は、遠隔支援者111から指示を受けると、トンネリング部361に、HTTPトンネリングの開始を指示する。ステップS404で、トンネリング部361は中継サーバ121にHTTPトンネリング接続を行う。ステップS402、S404により、携帯端末102と支援端末112との間では、HTTPトンネリングが形成される。トンネリング通信が確立した以降のステップS407、S413、S420、S428での通信は、HTTPトンネリングによる通信となる。
ステップS405〜S410は、遠隔支援者111が携帯端末102の操作部301を遠隔操作する処理の流れを示す。トラブル解決のために携帯端末102の操作部301の遠隔操作が必要な場合はこの処理が実行される。ステップS405で、支援端末112の操作部363は、遠隔支援者111から指示を受けると、遠隔クライアント364に遠隔操作の開始を指示する。ステップS406で、遠隔クライアント364は、遠隔操作用データをペイロードデータとしてトンネリング部361に渡す。ステップS407で、トンネリング部361は、遠隔操作用データをペイロードデータとしてHTTPトンネリングを通じて携帯端末102のトンネリング部302に渡す。ステップS408で、トンネリング部302は、受信した遠隔操作用データを接続部303に渡す。ステップS409で、接続部303は、遠隔サーバ304と接続し、遠隔操作用データを遠隔サーバ304に渡す。ステップS410で、遠隔サーバ304は、渡された遠隔操作用データに基づいて操作部301を操作する。一方、遠隔操作した結果を示す操作部301の画面データは、ステップS405〜S410とは逆の経路で支援端末112の操作部363に渡される。
ステップS411〜S417は、遠隔支援者111が画像形成装置103の操作部322を遠隔操作する処理の流れを示す。トラブル解決のために画像形成装置103の操作部322の遠隔操作が必要な場合はこの処理が実行される。ステップS411〜S414はステップS405〜S408と同様であるので説明を割愛する。ステップS415で、接続部303は、画像形成装置103の遠隔サーバ323と接続し、遠隔操作用データを遠隔サーバ323に渡す。ステップS416で、遠隔サーバ323は、渡された遠隔操作用データに基づいて操作部322を遠隔操作する。ステップS417で、操作部322は制御部321を制御する。遠隔操作した結果を示す操作部322の画面データは、ステップS411〜S416とは逆の経路で支援端末112の操作部363に渡される。
ステップS418〜S424は、遠隔支援者111が画像形成装置103のWebUI部324を遠隔操作する処理の流れを示す。トラブル解決のために画像形成装置103のWebUI部324の遠隔操作が必要な場合はこの処理が実行される。ステップS418で、操作部363は、遠隔支援者111から指示を受けると、Webブラウザ362に遠隔操作の開始を指示する。ステップS419で、Webブラウザ362は、遠隔操作用データをペイロードデータとしてトンネリング部361に渡す。ステップS420、S421はステップS407、S408と同様であるので説明を割愛する。ステップS422で、接続部303は、画像形成装置103のWebサーバ325と接続し、遠隔操作用データをWebサーバ325に渡す。ステップS423で、Webサーバ325は、渡された遠隔操作用データに基づいてWebUI部324を操作する。ステップS424で、WebUI部324は制御部321を制御する。遠隔操作した結果を示すWebUI部324のWeb画面のデータは、ステップS418〜S423とは逆の経路で支援端末112の操作部363に渡される。
ステップS426〜S431は、遠隔支援者111がユーザPC104の操作部342を遠隔操作する処理の流れを示す。トラブル解決のためにユーザPC104の操作部342の遠隔操作が必要な場合はこの処理が実行される。ステップS426〜S429はステップS405〜S408と同様であるので説明を割愛する。ステップS430で、接続部303は、ユーザPC104の遠隔サーバ341と接続し、遠隔操作用データを遠隔サーバ341に渡す。ステップS431で、遠隔サーバ341は、渡された遠隔操作用データに基づき操作部342を操作する。遠隔操作した結果を示す操作部342の画面データは、ステップS426〜S431とは逆の経路で支援端末112の操作部363に渡される。
なお、ステップS409、S415、S422、S430では、それぞれ接続部303が、どのアプリケーションサーバ(遠隔サーバ304、遠隔サーバ323、Webサーバ325、遠隔サーバ341)と接続するかを判断している。その判断方法は図5で後述する。
このように、携帯端末102は、HTTPプロキシ機能を備える情報処理装置である。携帯端末102は、操作側である支援端末112がアプリケーションサーバを有する被操作側の装置(画像形成装置103やユーザPC104)を遠隔操作する際に両装置間の通信を仲介する。図5、図6で、支援端末112による遠隔操作の際の携帯端末102における仲介処理を説明する。
図5は、仲介処理のフローチャートである。図6は、アプリケーションサーバのアドレスとポートを含むテーブルの例を示す図である。図5のフローチャートの処理は、携帯端末102におけるCPU201がROM202またはメモリ204からRAM203に展開した制御プログラムを実行することによって実現される。従って、この処理のハードウェア上の実行主体はCPU201であるが、図3に示したソフトウェアにおける機能部を実行主体として説明する。携帯端末102で実行される制御プログラムはROM202等に予め記憶されている必要はなく、事後的に取得されインストールされてもよい。
まず、ステップS501で、操作部301は、操作パネル206から遠隔支援開始の指示を受け、遠隔支援者111との接続を開始する(図4のS401に対応)。ステップS502で、トンネリング部302は、支援端末112とのHTTPトンネリング処理を開始する(図4のS402に対応)。ステップS503で、接続部303は、HTTPトンネリングを介して受信されたペイロードデータを解析し、アプリケーションサーバに対する接続指示を受信したか否かを判別する。そして、アプリケーションサーバに対する接続指示を受信していない場合は、操作部301は処理をステップS509に進める。一方、アプリケーションサーバに対する接続指示を受信した場合は、接続部303は、処理をステップS504に進める。ここで、トンネリング部361は、ペイロードデータを送信する際(図4のS407、S413、S420、S428)、アプリケーションサーバの種別を示す情報をペイロードデータに含めることができる。ステップS504では、接続部303は、図6に示すテーブル600、すなわちアプリケーションサーバのアドレスとポートの情報を読み込む。
テーブル600は、メモリ204に保存されている。テーブル600は、接続部303が各アプリケーションサーバの状態を収集して自動作成したものでもよく、またユーザ101が予め設定したものでもよい。テーブル600には、アプリケーションサーバの種別が含まれる。種別のうち、"vnc"は、VNC技術を使用したアプリケーションサーバへの接続指示を示す。"webui"はWebUIのWebサーバへの接続指示を示す。"rdp"は、RDP技術を使用したアプリケーションサーバへの接続指示を示す。
ステップS505で、操作部301は、接続先となるアプリケーションサーバの候補を、ステップS503で受信したペイロードデータ(接続指示)とテーブル600に登録されたアプリケーションサーバの種別とに基づいて操作パネル206に表示させる。例えば操作部301は、ステップS503で受信したペイロードデータに含まれている種別がテーブル600に登録されている場合は、その種別に該当するアプリケーションサーバを候補として表示させる。ステップS506では、操作部301は、接続先となるアプリケーションサーバを決定する。例えば、ペイロードデータに含まれている種別により1つのアプリケーションサーバが一義的に定まる場合は、その種別に該当するアプリケーションサーバが1つ表示されるので、操作部301は、それを接続先として決定する。この場合は処理が簡略化される。また、ペイロードデータに含まれている種別に該当するアプリケーションサーバが複数ある場合は、操作部301は、複数表示された候補の中から1つをユーザ101に選択させ、選択されたものを接続先として決定する。候補が表示されるので、ユーザ101は、接続先とすべきアプリケーションサーバを判断しやすい。支援端末112は、ペイロードデータに種別の情報を含めることで、接続先の候補を指定できる。
なお、ペイロードデータに含まれている種別に該当するアプリケーションサーバが登録されていない場合や、ペイロードデータに種別が含まれていなかった場合は、接続先となるアプリケーションサーバの候補は操作パネル206に表示されない。その場合は、操作部301は、ユーザ101に、接続すべきアプリケーションサーバを示す情報として、アドレスとポート番号を新規に入力させる。操作部301は、新規に入力されたアドレスとポート番号に対応するアプリケーションサーバを、接続先として決定する。ユーザ101は、自身のユーザ環境から所望の接続先を指定できる。なお、ここで新規に入力されたアドレスとポートは、テーブル600に反映(追加登録)され、次回以降の候補リストに加わる。このようにして、接続部303は、接続先のアプリケーションサーバ(遠隔サーバ304、遠隔サーバ323、Webサーバ325または遠隔サーバ341)を決定する。
ステップS507で、接続部303は、接続先として決定したアプリケーションサーバのアドレスとポートに対して接続処理を行う。ステップS508で、接続部303は、接続したアプリケーションサーバとトンネリング部302との間でのペイロードデータの転送を開始する。これにより、携帯端末102の仲介による、支援端末112からのアプリケーションサーバの遠隔操作が可能となる。その後、処理はステップS509に進む。
ステップS509で、接続部303は、HTTPトンネリングを介して受信するペイロードデータを解析し、アプリケーションサーバとの接続中止指示を受信したか否かを判別する。そして、接続部303は、接続中止指示を受信しない場合は処理をステップS503に戻す。一方、接続中止指示を受信した場合は、ステップS510で、接続部303は、接続中のアプリケーションサーバとトンネリング部302との間のペイロードデータの転送を中止する。次にステップS511で、接続部303は、接続中のアプリケーションサーバとの接続を切断する。ステップS512で、操作部301は、操作パネル206から入力される遠隔支援停止指示が検知された否かによって、遠隔支援者111との接続を終了するか否かを判別する。そして接続部303は、遠隔支援停止指示が検知されない場合は、処理をステップS503に戻す。一方、遠隔支援停止指示が検知され遠隔支援者111との接続を終了すると判別した場合は、ステップS513で、トンネリング部302は、トンネリング部361との間のHTTPトンネリングを切断し、図5に示す処理を終了する。
このようにして、遠隔支援者111は、携帯端末102と支援端末112との間のHTTPトンネリングを介して、画像形成装置103、ユーザPC104あるいは携帯端末102の各操作部301のほか、WebUI部324を直接的に操作可能となる。
本実施の形態によれば、支援端末112が画像形成装置103等の被操作側の装置を遠隔操作する場合に、携帯端末102は、被操作側の装置と支援端末112との通信を仲介する。すなわち、携帯端末102は、被操作側の装置と支援端末112との間でトンネリング通信が確立したことに応じて、接続先のアプリケーションサーバと通信する。そして携帯端末102は、トンネリング通信を介して、被操作側の装置のアプリケーションサーバと支援端末112との間でのデータ転送を仲介する。これにより、ネットワークを通じた操作側の装置(支援端末112)による被操作側の装置の直接的で効率的な遠隔操作を実現することができる。遠隔支援者111は、製品のトラブルが発生した場合、その製品の操作部やWebUIを直接的な感覚で遠隔操作できるので、従来のカメラ映像だけの遠隔支援に比べてより効果的な遠隔支援が可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、装着部210と装着部225とが接続されていない動作、すなわち携帯端末102と画像形成装置103との非装着状態における動作を説明した。第2の実施の形態では、装着部210と装着部225とが接続され、携帯端末102と画像形成装置103との装着状態における動作を説明する。携帯端末102と画像形成装置103とが装着されている状態とは、装着部210と装着部225とが、インターネットとな別の、有線LAN、無線LANまたはUSB等により接続され、携帯端末102と画像形成装置103とが通信できる状態である。携帯端末102と画像形成装置103とが装着状態となると、携帯端末102が、画像形成装置103の操作部として機能し、支援端末112は、遠隔操作によって、携帯端末102の操作部301を画像形成装置103の操作部として利用できる。このような動作モードを、装着時モードと称する。
図7は、携帯端末102と画像形成装置103との装着状態における、携帯端末102、画像形成装置103の各ソフトウェア構成を示すブロック図である。なお、ユーザPC104及び支援端末112の各ソフトウェア構成は図3に示すのと同じであるので、それらの図示及び説明を省略する。
携帯端末102における装着制御部702は、装着部210を制御して、画像形成装置103との着脱制御を実施する。画像形成装置103における装着制御部701は、装着部225を制御して、携帯端末102との着脱制御を実施する。携帯端末102と画像形成装置103とが装着状態にある場合(装着時モード時)は、携帯端末102の操作部301が画像形成装置103の操作部として動作する。携帯端末102と画像形成装置103とが装着状態にない場合は、携帯端末102の操作部301と画像形成装置103の操作部322とは、それぞれが属する装置の操作部として動作する。
図8は、携帯端末102と画像形成装置103との装着状態における、本遠隔支援システムにおける各装置での一連の処理シーケンスを示す図である。ステップS801〜S804については、図4のステップS401〜S404と同様であるので説明を割愛する。ステップS805〜S813は、遠隔支援者111が画像形成装置103の操作部を遠隔操作する処理の流れを示す。トラブル解決に画像形成装置103の操作部の遠隔操作が必要な場合はこの処理が実行される。ステップS805〜S808については、図4のステップS405〜S408と同様であるので説明を割愛する。ステップS809で、接続部303は、携帯端末102の遠隔サーバ304と接続し、遠隔操作用データを遠隔サーバ304に渡す。携帯端末102の操作部301が画像形成装置103の操作部として動いているため、遠隔操作に関しても携帯端末102の遠隔サーバ304が接続部303の接続相手となる。ステップS810で、遠隔サーバ304は、渡された遠隔操作用データに基づいて操作部301を遠隔操作する。ステップS811〜S813で、操作部301は、支援端末112での操作結果に基づく制御命令を、装着制御部702と装着制御部701とを経由して制御部321に渡す。遠隔操作した結果を示す画面データは、ステップS805〜S813とは逆の経路で支援端末112の操作部363に渡される。
図9は、仲介処理のフローチャートである。図9のフローチャートの処理は、携帯端末102におけるCPU201がROM202またはメモリ204からRAM203に展開した制御プログラムを実行することによって実現される。
まず、ステップS901〜S904は、図5のステップS501〜S504と同様であるため説明を割愛する。ステップS905で、接続部303は、携帯端末102と画像形成装置103との着脱状態を検知する。具体的には、CPU201は、画像形成装置103の装着部225に対して装着部210が通信可能に接続されているか否かを検知し、両者が接続されていれば、携帯端末102と画像形成装置103とが装着状態であると判断する。そして携帯端末102と画像形成装置103とが装着状態であれば、動作モードは、装着時モードとなる。すなわち装着時モードは、携帯端末102が、自身のアプリケーションサーバである遠隔サーバ304を介して、画像形成装置103を操作する操作部として機能するモードである。一方、CPU201は、装着部225と装着部210とが通信可能に接続されていない場合は、携帯端末102と画像形成装置103とが非装着状態であると判断する。この場合は、動作モードは通常モードとなる。
ステップS905で、携帯端末102と画像形成装置103の両装置が非装着状態(通常モード)である場合、ステップS906で、操作部301は、図5のステップS505と同様の候補を操作パネル206に表示させる。従ってこの候補には遠隔サーバ304や遠隔サーバ323も含まれる。一方、ステップS905で、両装置が装着状態(装着時モード)である場合、ステップS906で、操作部301は、接続先となるアプリケーションサーバの候補として、携帯端末102の遠隔サーバ304を操作パネル206に表示させる。操作部322が画像形成装置103の操作部として動作していない場合、遠隔サーバ323に接続することは遠隔支援の意味をなさないからである。
次に、ステップS907では、図5のステップS506と同様に、操作部301は、接続先となるアプリケーションサーバを決定する。ステップS908〜S914は、S507〜S513と同様であるため説明を割愛する。
本実施の形態によれば、ネットワークを通じた操作側の装置による被操作側の装置の直接的で効率的な遠隔操作を実現することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。また、携帯端末102の操作部301が画像形成装置103の操作部として動作する場合でも、遠隔操作を適切に実施することができる。
なお、上記各実施の形態において、操作側の装置(第1の装置)として支援端末112を例示し、被操作側の装置(第2の装置)として画像形成装置103やユーザPC104を例示したが、これらの装置に限定されない。なお、第2の装置を第1の装置がネットワークを通じて遠隔操作する際に両装置の通信を仲介する情報処理装置として、スマートデバイスである携帯端末102を例示したが、これに限定されず、また、据置型の装置であってもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
102 携帯端末
103 画像形成装置
104 ユーザPC
112 支援端末
302 トンネリング部
303 接続部

Claims (11)

  1. アプリケーションサーバを有する第2の装置を第1の装置がネットワークを通じて遠隔操作する際の前記第1の装置と前記第2の装置との間の通信を仲介する情報処理装置の制御方法であって、
    前記第1の装置との間でトンネリング通信によりデータを送受信する通信ステップと、
    前記通信ステップによるトンネリング通信が確立したことに応じて前記アプリケーションサーバと通信し、トンネリング通信により前記第1の装置から受信したデータを前記アプリケーションサーバに転送すると共に、前記アプリケーションサーバから受信したデータをトンネリング通信により前記第1の装置へ転送する仲介処理を実施する仲介ステップと、を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  2. アプリケーションサーバを有する前記第2の装置は複数あり、
    前記通信ステップにより前記第1の装置からデータを受信したことに応じて、いずれかの前記第2の装置のアプリケーションサーバを、接続先のアプリケーションサーバとして決定する決定ステップを有し、
    前記仲介ステップは、前記決定ステップにより決定されたアプリケーションサーバと前記第1の装置との間の前記仲介処理を実施することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
  3. 前記情報処理装置は、アプリケーションサーバを有し、
    前記通信ステップにより前記第1の装置からデータを受信したことに応じて、前記情報処理装置または前記第2の装置のアプリケーションサーバを、接続先のアプリケーションサーバとして決定する決定ステップを有し、
    前記仲介ステップは、前記仲介処理においては、前記通信ステップによるトンネリング通信が確立したことに応じて、前記決定ステップにより決定されたアプリケーションサーバと通信し、トンネリング通信により前記第1の装置から受信したデータを前記決定されたアプリケーションサーバに転送すると共に、前記決定されたアプリケーションサーバから受信したデータをトンネリング通信により前記第1の装置へ転送することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
  4. 前記決定ステップは、前記第1の装置から受信されたデータに含まれる、アプリケーションサーバの種別を示す情報に基づいて、前記接続先のアプリケーションサーバを決定することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置の制御方法。
  5. 前記決定ステップは、前記通信ステップにより前記第1の装置からデータを受信したことに応じて、アプリケーションサーバの候補を表示部に表示させ、表示された候補のうちユーザによって選択されたものを、前記接続先のアプリケーションサーバとして決定することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置の制御方法。
  6. 前記情報処理装置は、アプリケーションサーバを有し、
    前記情報処理装置は、自身の前記アプリケーションサーバを介して、前記第2の装置を操作する操作部として機能するモードを有し、
    前記仲介ステップは、前記モードにおける前記仲介処理においては、前記通信ステップによるトンネリング通信が確立したことに応じて自身の前記アプリケーションサーバと通信し、トンネリング通信により前記第1の装置から受信したデータを自身の前記アプリケーションサーバに転送すると共に、自身の前記アプリケーションサーバから受信したデータをトンネリング通信により前記第1の装置へ転送することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 前記情報処理装置は、携帯端末装置であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. アプリケーションサーバを有する第2の装置を第1の装置がネットワークを通じて遠隔操作する際の前記第1の装置と前記第2の装置との間の通信を仲介する情報処理装置であって、
    前記第1の装置との間でトンネリング通信によりデータを送受信する通信手段と、
    前記通信手段によるトンネリング通信が確立したことに応じて前記アプリケーションサーバと通信し、トンネリング通信により前記第1の装置から受信したデータを前記アプリケーションサーバに転送すると共に、前記アプリケーションサーバから受信したデータをトンネリング通信により前記第1の装置へ転送する仲介処理を実施する仲介手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 第1の装置と、アプリケーションサーバを有する第2の装置を前記第1の装置がネットワークを通じて遠隔操作する際の前記第1の装置と前記第2の装置との間の通信を仲介する情報処理装置と、を有する遠隔支援システムであって、
    前記第1の装置は、前記情報処理装置との間でトンネリング通信によりデータを送受信する第1の通信手段を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記第1の装置との間でトンネリング通信によりデータを送受信する第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段によるトンネリング通信が確立したことに応じて前記アプリケーションサーバと通信し、トンネリング通信により前記第1の装置から受信したデータを前記アプリケーションサーバに転送すると共に、前記アプリケーションサーバから受信したデータをトンネリング通信により前記第1の装置へ転送する仲介処理を実施する仲介手段と、を有することを特徴とする遠隔支援システム。
  11. 第1の装置と、アプリケーションサーバを有する第2の装置を前記第1の装置がネットワークを通じて遠隔操作する際の前記第1の装置と前記第2の装置との間の通信を仲介する情報処理装置と、を有する遠隔支援システムの制御方法であって、
    前記第1の装置が、前記情報処理装置との間でトンネリング通信によりデータを送受信し、
    前記情報処理装置が、前記第1の装置との間でトンネリング通信によりデータを送受信し、
    前記情報処理装置が、前記情報処理装置と前記第1の装置との間でトンネリング通信が確立したことに応じて前記アプリケーションサーバと通信し、トンネリング通信により前記第1の装置から受信したデータを前記アプリケーションサーバに転送すると共に、前記アプリケーションサーバから受信したデータをトンネリング通信により前記第1の装置へ転送する仲介処理を実施することを特徴とする遠隔支援システムの制御方法。


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