JP2019034803A - 車載器および荷物管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】トラック等の車両により運搬される様々な荷物に影響を及ぼす温度、加速度等の外部環境情報を荷物毎に正確に、且つリアルタイムで監視可能にすること。【解決手段】車両33で輸送する荷物31−1〜31−6のそれぞれに取り付けた無線タグ32−1〜32−6で、温度や加速度を荷物毎に個別に検出する。車載器10は、無線タグ32−1〜32−6で検出した温度や加速度のデータを収集しサーバ43に定期的に無線送信する。検出した温度や加速度の値が閾値を超えると車載器10が運転手に対して警報を出力する。検出した温度や加速度の値が閾値を超えるとサーバ43は管理者やユーザが操作するユーザ端末44等に対して警報を出力する。車載器10は、複数の無線タグ32−1〜32−6が検出した温度や加速度のデータからその最大値を抽出して運転手に提供する。サーバ43も最大値を検出してユーザ等に提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、所定の車両に載せて輸送される各荷物に影響する外部環境を監視するために利用可能な車載器および荷物管理システムに関する。
例えば、生鮮食料品、美術品、精密機器等のように外部環境の影響を受けやすい荷物をトラックなどの車両を利用して輸送する場合には、輸送中の温度変化や外部から加わる衝撃などに起因して、荷物の品質が劣化したり故障や破壊が生じないように管理する必要がある。
例えば、特許文献1の物流管理システムにおいては、荷物の温度・湿度を最適に保った状態で効率よく物流状態を管理すると共に環境変化の原因を究明可能にするための技術を示している。具体的には、温度・湿度センサ及び記憶機能を有するタグ部材を荷物に取付け、作業場所の各ステーション毎に温度・湿度センサの情報を記憶機能に書込記憶させている。また、タグ部材に記憶される情報を受けて荷物の出荷順や作業場所の環境等の荷物管理を行い、荷物の温度・湿度を最適に保った状態で効率よく物流状態を管理する。また、タグ部材を回収して荷物の温度・湿度の履歴を分析し、荷物に品質変化が生じた場合でも、環境変化の原因を究明する。
また、特許文献2のトラックの荷物の検品装置は、トラックの積荷の輸送中の温度、湿度、加速度などの状態量を管理するための技術を示している。具体的には、トラックの荷台の周囲に配設され個々の荷物に貼付してある無線ICタグの荷物情報を受信するアンテナと、アンテナからの荷物情報を処理する車載制御装置とを有する。また、上記アンテナは前後に複数列に配設されていて、それらのアンテナの交信領域がトラックの荷台の積荷スペースの全部または一部をカバーしている。
また、特許文献3の荷物所在管理装置は、RFID等の識別体を用いて倉庫内での荷物の位置を把握するための技術を示している。具体的には、GPSや無線LAN測位、赤外線測位などの測位技術を用いてフォークリフトなどの位置を測位し、さらにフォークリフトに搭載している荷物を、RFIDタグなどの近接したIDを読み取る技術により判別し、荷物の位置を搭載されたフォークリフトの位置と同一と見なし算出する。
また、特許文献4の温度管理システムは、積載空間内に存在する収容箱の測定情報を好適に選別するための技術を示している。具体的には、端末装置は、断熱箱に付された温度測定モジュールから測定情報を受信する。端末装置は、GPS受信機の出力情報やエンジンのオン及びオフの情報等に基づき配送車両が移動中か否か判定する。そして、端末装置は、配送車両が移動したと判定した後における測定情報の箱IDごとの受信強度の時間変化に基づき、配送車両の内部に存在する断熱箱の箱IDを特定して箱登録リストを生成し、箱登録リストに登録された箱IDを含む測定情報のみをサーバ装置へ送信する。
特開2001−325333号公報 特開2005−320126号公報 特開2011−219229号公報 特開2017−57044号公報
外部環境の影響を受けやすい荷物を運搬するトラック等の車両には、温度や加速度などを検知するためのセンサが搭載されている。しかし、このようなセンサは一般的には一箇所だけに配置されているので、トラックの荷台のように広い空間に様々な荷物を積載して運搬する場合には、それぞれの荷物を配置する場所の違いの影響により、温度や加速度の正確な値を把握することは困難であった。
一方、例えば特許文献1の技術を採用する場合には、それぞれの荷物に取り付けたタグ部材が温度・湿度を個別に検知するので、荷物毎に正確な情報を把握できる。しかしながら、各ステーションに到着するまでの間は、センサが検知した情報はタグ部材の内部に記憶されるだけなので、トラックで運搬している途中で各荷物の温度等をリアルタイムで監視することはできない。特許文献2の技術も同様である。また、特許文献4の技術では、配送車両の内部に存在する断熱箱毎に、個別に温度を測定し監視することができるが、荷物毎に個別に温度を監視することはできない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、トラック等の車両により運搬される様々な荷物に影響を及ぼす温度、加速度等の外部環境情報を荷物毎に正確に、且つリアルタイムで監視するために役立つ車載器および荷物管理システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車載器および荷物管理システムは、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) 車両により輸送される複数の荷物それぞれに装着され、各前記荷物に影響を与える外部環境を表す信号を送信する複数のタグから、当該信号をそれぞれ受信する信号受信部と、
前記信号受信部の受信信号に基づいて、前記複数のタグがそれぞれ送信した前記外部環境のデータを収集するデータ処理部と、
前記データ処理部が収集したデータの少なくとも一部を、前記車両の外側に存在する所定の外部装置に対して無線通信を利用して送信する無線送信部と、
を備えたことを特徴とする車載器。
(2) 前記データ処理部は、前記複数のタグがそれぞれ送信した前記外部環境のデータを事前に定めた閾値とそれぞれ比較し、比較結果に応じて所定の警報を出力する警報出力部を有する、
ことを特徴とする上記(1)に記載の車載器。
(3) 前記データ処理部は、前記複数のタグがそれぞれ送信した前記外部環境のデータのうち、規定値から最も離隔した最大離隔値を検出し、前記最大離隔値のデータを記録又は出力する最大離隔値検出部を有する、
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の車載器。
(4) 上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の少なくとも1つの車載器と、前記外部装置とによって構成される荷物管理システム。
上記(1)の構成の車載器によれば、例えば温度、加速度等荷物に影響を与える外部環境の状況を検知するセンサをタグに装備することにより、荷物毎に個別に正確な外部環境のデータを収集し、荷物の状態を把握できる。また、車載器が収集したデータが外部装置に送信されるので、外部装置を操作することにより、車両外でも荷物の状況を常時把握可能になる。
上記(2)の構成の車載器によれば、運送の途中でいずれかの荷物の品質劣化等が見込まれる状況が発生した場合に、その警報を運転手、荷主、管理者等に与えることができる。したがって、荷物の品質劣化を抑制するための対策を講ずることが可能になる。
上記(3)の構成の車載器によれば、車両により運送されている複数の荷物のうち最も強く外部環境の影響を受けている荷物に与えられている当該外部環境のデータを把握できる。したがって、運送の途中で荷物の品質劣化等が見込まれる状況に至る前に、外部環境の異常の発生を運転手等が把握することが容易になる。
上記(4)の構成の荷物管理システムによれば、外部装置を操作する管理者が、運送中の各荷物の状況を正確に把握できるので、例えば管理者から該当する車両の運転手に対して、運送中の荷物の品質劣化等を予防するための指示を与えることが可能になる。また、外部装置を利用することにより、管理者は複数台の車両の荷物の状況を同時に監視することも可能になる。
本発明の車載器および荷物管理システムによれば、トラック等の車両により運搬される様々な荷物に影響を及ぼす温度、加速度等の外部環境情報を荷物毎に正確に、且つリアルタイムで監視するために役立つ情報が得られる。したがって、輸送中の荷物の品質劣化等を抑制することが可能になる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態における車載器の構成例を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態における荷物管理システムの構成例を示すブロック図である。 図3は、荷物管理システムが使用するデータベースの構成例を示す模式図である。 図4は、本発明の実施形態における車載器の動作の概要を示すフローチャートである。 図5は、車載器が複数タグのデータを受信する際の動作例を示すフローチャートである。 図6は、サーバの動作例を示すフローチャートである。 図7は、変形例における車載器の動作を示すフローチャートである。 図8は、変形例におけるサーバの動作を示すフローチャートである。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
<車載器の構成例>
本発明の実施形態における車載器10の構成例を図1に示す。この車載器10は、例えばトラックなどの車両に載せて搬送される様々な荷物を管理するために当該車両に搭載した状態で使用されるものである。この車載器10は、荷物を管理するための専用の車載器として構成するか、又は例えばデジタルタコグラフのような一般的な車載器の一部分として構成することが想定される。
図1に示すように、車載器10は、マイクロコンピュータ(CPU)11、速度信号インタフェース12、エンジン信号インタフェース13、GPSインタフェース14、アナログ信号インタフェース15、外部入力インタフェース16、タグ信号インタフェース17、広域無線通信モジュール18、アンテナ19、不揮発メモリ20、揮発メモリ21、SDカード22、スイッチ入力部23、および液晶表示部(LCD)24を備えている。
マイクロコンピュータ11は、予め組み込まれたプログラムを実行することにより、車載器10に必要とされる様々な機能を実現する。マイクロコンピュータ11の主要な動作については後で説明する。
速度信号インタフェース12は、車両側から出力される所定の車速信号SG1をマイクロコンピュータ11の入力処理に適した信号に変換する。マイクロコンピュータ11は、車速信号SG1のパルス数や信号の周期を監視することにより、車両の走行速度や走行距離を把握できる。
エンジン信号インタフェース13は、車両側から出力される所定のエンジン回転信号SG2をマイクロコンピュータ11の入力処理に適した信号に変換する。マイクロコンピュータ11は、エンジン回転信号SG2のパルス数や信号の周期を監視することにより、エンジンの回転速度(rpm)を把握できる。
GPSインタフェース14は、図示しないGPS受信機からの信号SG3をマイクロコンピュータ11に入力するために利用される。GPS受信機は複数のGPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して、受信地点である車両の現在位置を算出できる。マイクロコンピュータ11は、現在位置の情報をGPSインタフェース14を経由してGPS受信機から取得できる。
アナログ信号インタフェース15は、例えば車両の荷物室の特定部位における温度などを表すアナログ信号SG4をデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ11に与えることができる。なお、本実施形態では、後述するように温度等の外部環境情報を荷物毎に個別に把握することが可能である。
外部入力インタフェース16は、所定の外部信号SG5をマイクロコンピュータ11の入力処理に適した信号に変換する。例えば車両に加わった加速度の大きさを表す信号を外部信号SG5として外部入力インタフェース16に入力することができる。
タグ信号インタフェース17は、レシーバ30をマイクロコンピュータ11の入力に接続するために利用される。レシーバ30は、後述する無線タグ32の無線信号を受信する機能を有する。なお、レシーバ30は、図1のように車載器10の外側に接続してもよいし、車載器10に内蔵してもよい。
広域無線通信モジュール18は、例えば移動体通信事業者などが提供する無線基地局41などとの間で無線通信回線を確保し、広域の無線通信を可能にするための機能を有している。広域無線通信モジュール18は、アンテナ19を介して無線基地局41と通信することができる。
不揮発メモリ20は、マイクロコンピュータ11のアクセスにより、データの読み出しおよび保持しているデータの書き換えが可能なフラッシュメモリのような電子デバイスである。不揮発メモリ20は、車載器10が使用する様々なパラメータ、定数データ、プログラムなどのデータを保持するために利用される。
揮発メモリ21は、マイクロコンピュータ11のアクセスにより、データの読み出しおよび書き込みが自在な半導体メモリデバイスである。揮発メモリ21は、マイクロコンピュータ11が扱う様々なデータを一時的に保持するために利用される。
SDカード22は、図示しない所定のカードインタフェースを利用して、着脱自在な状態で車載器10に接続される。SDカード22は、例えば車両の運行データのように、車載器10が記録すべき様々なデータを保存するために利用される。
スイッチ入力部23は、車両の運転者などのユーザの入力操作を受け付けるための複数のボタンの操作状態を表す信号を生成するスイッチを備えている。各ボタンの操作状態の信号は、スイッチ入力部23からマイクロコンピュータ11に入力される。
液晶表示部24は、車載器10の筐体前面の運転者から見やすい位置に配置されており、マイクロコンピュータ11の制御により、車載器10の動作状態を表示したり、ユーザの入力操作の際に必要な情報を表示するために利用される。
<荷物管理システムの構成例>
本発明の実施形態における荷物管理システムの構成例を図2に示す。
図2に示した例では、車両33が様々な荷物を荷台33aに積載可能なトラックの場合を想定している。また、図2の例では荷台33aは6区画の積載領域33a1、33a2、33a3、33a4、33a5、および33a6を有している。
図2に示した例では、積載領域33a1、33a2、33a3、33a4、33a5、および33a6に、それぞれ荷物31−1、31−2、31−3、31−4、31−5、および31−6が配置されている。また、荷物31−1〜31−6のそれぞれに、無線タグ32−1〜32−6(TAG1〜TAG6)が個別に取り付けられている。
ここで、各無線タグ32−1〜32−6は、アクティブタグである。すなわち、各々のタグが電池を内蔵しており、自らの電力で周期的に電波を発し、タグの情報を送信する。また、図2には示されていないが、無線タグ32−1〜32−6の各々は、温度センサおよび加速度センサを内蔵している(外付けでもよい)。したがって、これらのセンサが検出した外部環境の情報をタグから送信することもできる。各無線タグ32−1〜32−6は、具体例としては、1分毎に周期的にそれ自身のIDを含む情報を無線信号として送信する。
また、無線タグ32−1〜32−6の各々は、例えば920[MHz]の周波数帯を利用して無線信号を送信する。勿論、これ以外の周波数帯を利用してもよい。また、無線タグ32−1〜32−6として電池を内蔵しないパッシブタグを利用してもよいし、無線タグの代わりに有線のタグを利用してもよい。
なお、本実施形態では荷物31−1〜31−6のそれぞれを無線タグ32−1〜32−6で個別に管理するので、必要に応じて必要な場所に荷物31−1〜31−6を配置したとしても、それぞれの荷物31−1〜31−6のそれぞれに与えられる外部環境の情報を取得できる。したがって、荷物31−1〜31−6を図2のように水平方向に並べて配置してもよいし、垂直方向に積載して配置してもよい。
図2に示したように、車両33には車載器10が搭載されている。また、車載器10にレシーバ30が接続されている。レシーバ30は、荷台33aに配置されている無線タグ32−1〜32−6の電波を受信して受信信号からIDなどの情報を取得するための受信機能を搭載している。本実施形態では、アクティブタグを用いる場合を想定しているのでレシーバ30は送信機能を備えていないが、無線タグ32−1〜32−6としてパッシブタグを利用する場合には、レシーバ30が送信機能も備えるようにする。
図2に示した荷物管理システムに含まれるサーバ43は、インターネット網42を介して無線基地局41と接続されている。サーバ43は、例えば所定のデータセンタや企業内に設置される。また、ユーザ端末44がサーバ43と接続されている。ユーザ端末44は、例えばユーザである各企業が管理しているパーソナルコンピュータ(PC)である。なお、共通の1台のサーバ43で複数企業の荷物情報を扱うことも可能である。
図2においては1台の車両33だけが示してあるが、実際には、それぞれが車載器10を搭載した多数の車両33を共通のサーバ43で同時に管理できる。各車両33に搭載された車載器10の各々は、荷台33aの各積載領域33a1〜33a6に存在する各無線タグ32−1〜32−6の無線信号をレシーバ30で受信することにより、該当するタグのID番号などを取得することができる。
また、各車両33の車載器10は、広域無線通信により無線基地局41との間の無線通信回線を確保し、検出したタグのID番号などをサーバ43宛てに送信する。各車両の車載器10が送信した情報は、無線基地局41およびインターネット網42を経由してサーバ43に届く。
また、後述するように、各車両の車載器10は、自車両の現在位置の情報を取得し、検出したタグのID番号などに位置情報や温度、加速度などの外部環境情報を紐付けしてサーバ43に送信する。したがって、サーバ43は各無線タグ32−1〜32−6の検出の有無だけでなく、その現在位置や外部環境情報を個別に把握できる。また、複数の企業やユーザの荷物を互いに区別して管理できるように、サーバ43は、荷物31−1〜31−6、無線タグ32−1〜32−6、レシーバ30、および車載器10の各々、又はこれらの少なくとも1つを、企業毎にもしくはユーザ毎に区別した状態で情報を管理することが可能である。
サーバ43は、運送している荷物の品質に影響を及ぼす温度、加速度などの外部環境情報の異常を自動的に検知したり、荷物の紛失を自動的に検出して、該当するユーザ端末44の画面に警報を表示したり、電子メールで通知することができる。また、各企業等のユーザは、ユーザ端末44によりサーバ43にアクセスし、管理している荷物の状況を把握できる。
<サーバ43が使用するデータベースの構成例>
荷物管理システムのサーバ43が使用するデータベースの構成例を図3に示す。すなわち、サーバ43内のコンピュータは、荷物を管理するために図3に示したタグデータベースDB1、車両データベースDB2、判定条件データベースDB3等に存在する様々な情報を利用する。
タグデータベースDB1は、多数のタグのそれぞれに関連付けた情報をタグ毎に個別に管理するためのデータベースである。図3に示したタグデータベースDB1には、管理項目として、会社名、認識番号(当該タグのID番号)、温度情報、加速度情報、ステータス情報、および行き先情報が含まれている。
タグデータベースDB1におけるステータス情報は、当該タグを取り付けた荷物の状態を表す情報であって、具体的には、デポ(倉庫や配送拠点)で待機中、遅配、誤配、配送中、配送完了などの状態がある。また、温度の異常、加速度の異常や、確定タグか否かを表す情報や、荷物紛失の有無を表す情報も、このステータス情報に含まれる。
タグデータベースDB1における行き先情報は、当該タグを取り付けた荷物の行き先(配送拠点、中継地点などの場所)や、行き先に着くべき時刻の情報を含んでいる。タグデータベースDB1の内容は、該当する各々のタグの実際の状態変化に伴って、サーバ43の制御により逐次更新される。
車両データベースDB2は、車載器10を搭載した各車両を管理するためのデータベースである。図3に示した車両データベースDB2には、管理項目として、会社名、走行速度、エンジン回転速度、およびGPSデータ(車両の現在位置)が含まれている。
なお、各タグおよびそれを取り付けた荷物の現在位置については、車両データベースDB2中のGPSデータに基づいて取得できるが、タグ毎の現在位置の情報をタグデータベースDB1で管理してもよい。車両データベースDB2の内容は、当該車両の状態変化に伴って、サーバ43の制御により逐次更新される。
判定条件データベースDB3は、サーバ43が各々のタグおよびそれを取り付けた荷物の状態を判定する際に利用する情報である。図3に示した判定条件データベースDB3には、時間、場所、距離、温度の閾値、加速度の閾値などの情報が判定条件として予め登録されている。
<動作の説明>
<車載器10の動作の概要>
本発明の実施形態における車載器10の動作の概要を図4に示す。すなわち、図1に示した車載器10内のマイクロコンピュータ11が図4に示した動作を実行する。図4の動作について以下に説明する。
マイクロコンピュータ11は、車載器10の入力に接続されているレシーバ30が出力する信号を監視して、このレシーバ30がいずれかの無線タグ32からの無線信号を受信したか否かをS11で識別し、無線信号を受信した場合に次のS12に進む。
また、図4に示したように各無線タグ32には温度センサ32aおよび加速度センサ32bが備わっているので、車載器10は各無線タグ32が検出した温度および加速度の情報もレシーバ30から取得できる。
ステップS12では、マイクロコンピュータ11はレシーバ30が受信した信号に含まれる無線タグ32のID番号の情報を、タグ信号インタフェース17を経由してレシーバ30から取得する。また、ID番号の他に、温度や加速度の外部環境情報も無線タグ32毎に取得する。
ステップS13では、マイクロコンピュータ11は、図示しないGPS受信機が算出した現在位置(受信地点又は自車両位置の緯度/経度)の情報を、GPSインタフェース14を介して取得する。
ステップS14では、マイクロコンピュータ11は、S12で取得した無線タグ32のID番号の情報と、S13で取得した現在位置の情報とを互いに関連付け、更に前記外部環境情報を含めた状態で、これらの情報を、広域無線通信モジュール18を経由してサーバ43宛てに送信する。なお、例えば自車両の走行速度、走行距離などの状態を表す情報をS14で同時に車載器10がサーバ43宛てに送信してもよい。
したがって、サーバ43は、各車両に搭載された車載器10から、それに接続されたレシーバ30が検出した各無線タグ32のID番号と、現在位置とを互いに紐付けした状態で周期的に繰り返し受信することができる。
<複数タグのデータを受信する処理>
車載器10が複数タグのデータを受信する際の動作例を図5に示す。この動作は、タグからのデータ受信を開始した後で、車載器10内のマイクロコンピュータ11により定期的に繰り返し実施される。なお、図5中に示した「TAG」は、図2に示した各無線タグ32−1〜32−6に相当する。図5の動作について以下に説明する。
車載器10のマイクロコンピュータ11は、無線タグ32−1〜32−6(TAG1〜6)のそれぞれが送信したデータをレシーバ30を経由して取得する(S21)。また、車載器10のマイクロコンピュータ11は、S21で取得した無線タグ32−1〜32−6からのデータをサーバ43へ送信する(S22)。
ステップS23では、車載器10のマイクロコンピュータ11は、S21で取得したデータに含まれるタグ毎の外部環境の温度を、事前に定めた閾値(温度上限を定めた規定値)とそれぞれ比較する。なお、この閾値については荷物31毎に個別に定める場合もあるし、複数の荷物31に共通の値を割り当てる場合もある。無線タグ32−1〜32−6のいずれかの温度が閾値以上の場合には、荷物31の品質が低下する可能性があるので、警報出力のためにS23からS25に進む。
ステップS24では、車載器10のマイクロコンピュータ11は、S21で取得したデータに含まれるタグ毎の外部環境の加速度を、事前に定めた閾値(加速度上限を定めた規定値)とそれぞれ比較する。なお、この閾値については荷物31毎に個別に定める場合もあるし、複数の31に共通の値を割り当てる場合もある。無線タグ32−1〜32−6のいずれかの加速度が閾値以上の場合には、荷物31の品質が低下する可能性があるので、警報出力のためにS24からS25に進む。
ステップS25では、車載器10のマイクロコンピュータ11は、S23又はS24で検知した異常の種類に応じた警報を車載器10自身から出力する。具体的には、液晶表示部24の表示を利用して、「温度異常」や「加速度異常」を表示する。また、車載器10が音声出力機能を有する場合には、「温度異常です、確認下さい。」や「加速度異常です、確認下さい。」の音声出力を同時に実施する。
<サーバの動作>
サーバ43の動作例を図6に示す。この処理は、サーバ43内のコンピュータにより、周期的に随時実行される。図6の動作について以下に説明する。
サーバ43は、各車両の車載器10から送信されるデータをS31で受信処理する。例えば、図2に示した車載器10から送信されるデータには、無線タグ32−1〜32−6のそれぞれに対応するタグ(TAG)のID番号、位置情報、温度情報、加速度情報などが含まれている。したがって、サーバ43内のコンピュータは、各車両のタグ毎に温度情報および加速度情報をS31で把握できる。
ステップS32では、サーバ43内のコンピュータは、複数の無線タグ32−1〜32−6の各温度情報を事前に定めた閾値(温度上限を定めた規定値)とそれぞれ比較する。この閾値は、荷物毎に個別に割り当てる場合もあるし、複数の荷物に共通の値を割り当てる場合もある。複数の無線タグ32−1〜32−6の少なくとも1つの温度情報が閾値以上の場合、すなわち温度の異常により該当する荷物の品質低下の可能性がある場合には、警報出力のためにS32からS34に進む。
ステップS33では、サーバ43内のコンピュータは、複数の無線タグ32−1〜32−6の各加速度情報を事前に定めた閾値(加速度上限を定めた規定値)とそれぞれ比較する。この閾値は、荷物毎に個別に割り当てる場合もあるし、複数の荷物に共通の値を割り当てる場合もある。複数の無線タグ32−1〜32−6の少なくとも1つの加速度情報が閾値以上の場合、すなわち過大な加速度の影響により該当する荷物の品質低下の可能性がある場合には、警報出力のためにS33からS34に進む。
ステップS34では、サーバ43内のコンピュータは、S32又はS33で検知した異常の種類に応じた警報を出力する。例えば、荷物の管理者やユーザがユーザ端末44を経由してサーバ43にアクセスしている状態であれば、サーバ43はユーザ端末44の表示画面に対して、Webサービスとして、該当する荷物に温度や加速度の異常が発生していることを表す情報をポップアップ表示により出力する。また、荷物の管理者やユーザが所持している携帯端末等の電子メールアドレスが事前にサーバ43に登録してある場合には、サーバ43は該当する荷物の電子メールアドレス宛てに警報メールを送信する。
なお、各荷物31に取り付ける無線タグ32としてアクティブタグを利用する場合には、荷物の温度、加速度などの外部環境情報を管理する以外に、配送管理を実施することもできる。すなわち、アクティブタグが送信する電波は例えば300[m]程度距離が離れた場所まで届くので、車載器10およびレシーバ30を用いて各無線タグ32−1〜32−6の信号の有無を監視することにより、荷物毎の現在位置、紛失の有無、盗難の有無などの状態を車載器10およびサーバ43が常時把握できる。
<動作の変形例>
変形例における車載器10の動作を図7に示す。また、変形例におけるサーバ43の動作を図8に示す。
<車載器10の動作>
図7に示した車載器10の動作には各ステップS21B、S26が追加されている。それ以外は図5の内容と同様である。
図7のステップS21Bでは、車載器10のマイクロコンピュータ11は、S21で受信した複数の無線タグ32−1〜32−6のデータを処理対象として最大値の検出を実行する。すなわち、無線タグ32−1〜32−6のデータに含まれている複数の積載領域33a1〜33a6の温度情報の中から、その最大値を温度の最大値として検出する。また、無線タグ32−1〜32−6のデータに含まれている複数の積載領域33a1〜33a6の加速度情報の中からその最大値を加速度の最大値として検出する。
ステップS26では、車載器10のマイクロコンピュータ11は、S21Bで検出した温度の最大値、および加速度の最大値をそれぞれ液晶表示部24の画面に表示する。
したがって、S25で警報が出力されない状況であっても、車両の運転手は、液晶表示部24の表示内容を視認することにより、自車両の荷台33aの積載領域33a1〜33a6における温度の最大値、および加速度の最大値を常時把握できる。この場合、最大値のみが表示されるので、様々な数値を同時に監視する必要はなく監視作業が容易になる。また、警報が出力される前であっても、温度や加速度の傾向を容易に把握できる。
<サーバ43の動作>
図8に示したサーバ43の動作には各ステップS31B、S35が追加されている。それ以外は図6の内容と同様である。
図8のステップS31Bでは、サーバ43内のコンピュータは、S31で受信した複数の無線タグ32−1〜32−6のデータを処理対象として最大値の検出を実行する。すなわち、無線タグ32−1〜32−6のデータに含まれている複数の積載領域33a1〜33a6の温度情報の中から、その最大値を温度の最大値として検出する。また、無線タグ32−1〜32−6のデータに含まれている複数の積載領域33a1〜33a6の加速度情報の中からその最大値を加速度の最大値として検出する。
ステップS26では、サーバ43内のコンピュータは、S31Bで検出した温度の最大値、および加速度の最大値をそれぞれユーザ端末44の画面に表示する。
したがって、S34で警報が出力されない状況であっても、ユーザ端末44を介してサーバ43にアクセスしている管理者やユーザは、画面の表示内容を視認することにより、監視対象の荷物を運送している車両の荷台33aの積載領域33a1〜33a6における温度の最大値、および加速度の最大値を常時把握できる。この場合、最大値のみが表示されるので、様々な数値を同時に監視する必要はなく監視作業が容易になる。また、警報が出力される前であっても、温度や加速度の傾向を容易に把握できる。
<その他の変形例>
以上の説明においては、無線タグ32−1〜32−6によって検出された温度情報を、温度上限を定めた規定値と比較する場合について記載したが、これに限定されず、無線タグ32−1〜32−6によって検出された温度を、温度下限を定めた規定値と比較したり、適正温度の範囲を定めた規定値と比較しこの範囲から外れた場合に警報を出力するようにしてもよい。
同様に、車載器10は、無線タグ32−1〜32−6によって検出された温度情報の中から最大値を検出する代わりに、所定の適正温度として定めた規定値から最も離隔した温度を検出するようにしてもよい。したがって、車載器10は、各荷物31の外部環境として、温度が規定値より低すぎる場合も検出できる。つまり、規定値は、最大値のみならず、最小値、適正値、適正範囲など、検出すべき外部環境に応じて設定すると好ましい。外部環境情報としては、上記の温度や加速度以外に、湿度や酸素濃度など、荷物の輸送時において荷物の品質に影響を与える可能性のあるパラメータが含まれてもよい。そして、無線タグ32−1〜32−6はこれらの外部環境情報のうち1種類以上のパラメータを検出できるようにする。
<車載器および荷物管理システムの利点>
図2に示した車載器10および荷物管理システムにおいては、温度や加速度のような外部環境情報を各荷物31に取り付けた無線タグ32−1〜32−6により個別に検出し、リアルタイムで状況を把握できる。したがって、多数の荷物31を大型の車両の荷台33a上のどの場所に配置した場合であっても、それぞれの荷物31の外部環境情報を正確に検出することが可能であり、輸送時の荷物31の品質低下を避けるために役立つ情報が得られる。また、車載器10が取得した情報をサーバ43に送信するので、複数の車両で様々な荷物31を輸送する場合であっても、管理者はサーバ43を利用することにより、全ての荷物31の状況を同時に把握できる。
また、車載器10が図7に示した動作を実行する場合には、複数の無線タグ32−1〜32−6のそれぞれが検出した温度や加速度の最大値を車載器10上で常時表示することができる。したがって、車両の運転手等は、輸送中の荷物31の品質に影響を及ぼす温度や加速度の状況を瞬時に把握可能になり、状況を監視するための作業が容易になる。
また、サーバ43が図8に示した動作を実行する場合には、複数の無線タグ32−1〜32−6のそれぞれが検出した温度や加速度の最大値をサーバ43がユーザ端末44等に出力できる。したがって、各荷物の管理者やユーザは、輸送中の荷物31の品質に影響を及ぼす温度や加速度の状況を瞬時に把握可能になり、状況を監視するための作業が容易になる。
ここで、上述した本発明の実施形態に係る車載器および荷物管理システムの特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両(33)により輸送される複数の荷物(31)それぞれに装着され、各前記荷物に影響を与える外部環境を表す信号を送信する複数のタグ(無線タグ32−1〜32−6)から、当該信号をそれぞれ受信する信号受信部(レシーバ30)と、
前記信号受信部の受信信号に基づいて、前記複数のタグがそれぞれ送信した前記外部環境のデータを収集するデータ処理部(マイクロコンピュータ11、S21)と、
前記データ処理部が収集したデータの少なくとも一部を、前記車両の外側に存在する所定の外部装置(サーバ43)に対して無線通信を利用して送信する無線送信部(広域無線通信モジュール18、S22)と、
を備えたことを特徴とする車載器(10)。
[2] 前記データ処理部は、前記複数のタグがそれぞれ送信した前記外部環境のデータを事前に定めた閾値とそれぞれ比較し、比較結果に応じて所定の警報を出力する警報出力部(S23〜S25)を有する、
ことを特徴とする上記[1]に記載の車載器。
[3] 前記データ処理部は、前記複数のタグがそれぞれ送信した前記外部環境のデータのうち、規定値から最も離隔した最大離隔値を検出し、前記最大離隔値のデータを記録又は出力する最大離隔値検出部(S21B)を有する、
ことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の車載器。
[4] 上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の少なくとも1つの車載器(10)と、前記外部装置(サーバ43)とによって構成される荷物管理システム。
10 車載器
11 マイクロコンピュータ
12 速度信号インタフェース
13 エンジン信号インタフェース
14 GPSインタフェース
15 アナログ信号インタフェース
16 外部入力インタフェース
17 タグ信号インタフェース
18 広域無線通信モジュール
19 アンテナ
20 不揮発メモリ
21 揮発メモリ
22 SDカード
23 スイッチ入力部
24 液晶表示部
30 レシーバ
31,31−1,31−2,31−3,31−4,31−5,31−6 荷物
32,32−1,32−2,32−3,32−4,32−5,32−6 無線タグ
32a 温度センサ
32b 加速度センサ
33 車両
33a 荷台
33a1,33a2,33a3,33a4,33a5,33a6 積載領域
41 無線基地局
42 インターネット網
43 サーバ
44 ユーザ端末
DB1 タグデータベース
DB2 車両データベース
DB3 判定条件データベース

Claims (4)

  1. 車両により輸送される複数の荷物それぞれに装着され、各前記荷物に影響を与える外部環境を表す信号を送信する複数のタグから、当該信号をそれぞれ受信する信号受信部と、
    前記信号受信部の受信信号に基づいて、前記複数のタグがそれぞれ送信した前記外部環境のデータを収集するデータ処理部と、
    前記データ処理部が収集したデータの少なくとも一部を、前記車両の外側に存在する所定の外部装置に対して無線通信を利用して送信する無線送信部と、
    を備えたことを特徴とする車載器。
  2. 前記データ処理部は、前記複数のタグがそれぞれ送信した前記外部環境のデータを事前に定めた閾値とそれぞれ比較し、比較結果に応じて所定の警報を出力する警報出力部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載器。
  3. 前記データ処理部は、前記複数のタグがそれぞれ送信した前記外部環境のデータのうち、規定値から最も離隔した最大離隔値を検出し、前記最大離隔値のデータを記録又は出力する最大離隔値検出部を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載器。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の少なくとも1つの車載器と、前記外部装置とによって構成される荷物管理システム。
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