JP2019034670A - ボーディングブリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の車輪部の車軸を同期させることができ、かつ、旋回時において車輪が地面から受ける水平荷重を低減することが可能なボーディングブリッジを提供することを目的とする。【解決手段】ボーディングブリッジ1は、通路部3と、通路部3に対して通路部3の長手方向の軸線を挟んで設けられた複数の車輪19を有して通路部3を移動させる1対の車輪部8と、それぞれの車輪部8に設けられて車輪部8を鉛直方向の旋回軸周りに回転させる1対の旋回部と、それぞれの旋回部と連結された旋回同期部とを備え、旋回同期部は、通路部3の長手方向の軸線に対する複数の車輪19の方向を同一にする第1機構と、通路部3がロタンダ2側を中心にして旋回するとき、すべての複数の車輪19の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、複数の車輪19の方向を同時に調整することが可能な第2機構とを有する。【選択図】図9

Description

本発明は、ボーディングブリッジに関するものである。
ボーディングブリッジ(PBB)は、搭乗橋とも呼ばれ、空港のターミナルビルと航空機との間を連絡するトンネル状の歩行通路であり、ターミナルビルと航空機との間を連結することにより、乗客が直接乗降できるようにしたものである。
ボーディングブリッジのトンネル部の先端側、すなわち、航空機と接続される側には、走行装置が設けられた可動脚が固定されている。そして、走行装置の車輪が駆動することによって、トンネル部がターミナルビル側に設置されたロタンダを中心にして旋回したり、伸縮構造を有するトンネル部の場合、トンネル部がターミナルビル側と航空機側との間を伸縮したりする。
下記の特許文献1には、走行装置において、それぞれ一つの車軸に取り付けられた2本の車輪を有する2組の走行部(本発明の車輪部)が設けられ、同期部材が、各走行部における車軸の旋回角度を同期させることが開示されている。
特開2010−155551号公報
上記特許文献1のように、ボーディングブリッジの走行装置における同期部材は、例えば、旋回スプロケットと、チェーンなどを備える。旋回スプロケットは、各車輪部の車軸に対応して設けられており、車軸を鉛直方向の旋回軸周りに旋回させる。また、チェーンは、各旋回スプロケット間を周回するように設けられる。
また、車輪部の2本の車輪のうち1本がモータ等の駆動装置に接続された駆動輪であり、他の1本が駆動装置から駆動力を直接受けない従動輪である場合がある。この構成では、上記の同期部材のチェーンは、車輪駆動時に2本の車輪が車軸の旋回中心周りに回転することを規制する。
2組の車輪部は、同期部材によって旋回角度が変更されると、すべての車輪がトンネル部の長手方向に対して同一方向に向くように構成されている。すなわち、すべての車輪の方向は、トンネル部の長手方向に対して同一角度に設定される。
ロタンダを中心にしてトンネル部を旋回させる場合、すべての車輪の方向は、トンネル部の長手方向に対して90°、すなわち、旋回軌道の接線方向に対して平行に設定されて、車輪が駆動される。しかし、2組の車輪部は、いずれもトンネル部の長手方向の中心軸から外れた位置に設置されている。そのため、車輪自体は旋回軌道の接線方向を向いておらず、トンネル部が旋回している間、車輪は地面から大きな水平荷重を受ける。その結果、車輪部が設けられた可動脚の支柱に大きな曲げ荷重が作用する。そのため、同期部材によって互いに同期された2組の車輪部が設けられたボーディングブリッジでは、可動脚の支柱が曲げ荷重に耐え得るように、支柱等の板厚を厚くして強度を確保しており、全体の重量が大幅に上昇している。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、複数の車輪部の車軸を同期させることができ、かつ、旋回時において車輪が地面から受ける水平荷重を低減することが可能なボーディングブリッジを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のボーディングブリッジは以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係るボーディングブリッジは、通路部と、前記通路部に対して前記通路部の長手方向の軸線を挟んで設けられた複数の車輪を有し、前記通路部を移動させる1対の車輪部と、それぞれの前記車輪部に設けられ、前記車輪部を鉛直方向の旋回軸周りに回転させる1対の旋回部と、それぞれの前記旋回部と連結された旋回同期部とを備え、前記旋回同期部は、前記軸線に対する前記複数の車輪の方向を同一にする第1機構と、前記通路部が一端側を中心にして旋回するとき、すべての前記複数の車輪の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、前記複数の車輪の方向を同時に調整することが可能な第2機構とを有する。
この構成によれば、車輪部における複数の車輪が、通路部の長手方向の軸線を挟んで設けられ、車輪部に設けられた旋回部によって、車輪部が鉛直方向の旋回軸周りに回転する。また、旋回同期部がそれぞれの旋回部と連結されており、旋回同期部の第1機構によって、軸線に対する複数の車輪の方向が同一になる。さらに、通路部が一端側を中心にして旋回するとき、旋回同期部の第2機構によって、すべての複数の車輪の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、複数の車輪の方向が調整することができる。ここで、通路部の一端側とは、例えば、ターミナルビル又はターミナルビルへ通じる固定橋付近に固定して設けられるロタンダ側のことであり、通路部の一端側に対して反対側の他端側とは、例えば、通路部の先端部に固定されたヘッド側のことである。
上記発明において、前記旋回同期部は、それぞれの前記旋回部に取り付けられた1対の旋回スプロケットと、前記1対の旋回スプロケットの間に設けられた移動スプロケット、前記旋回スプロケット及び前記移動スプロケットに巻回されたチェーンと、前記移動スプロケットの位置を移動させるスプロケット駆動部とを有してもよい。
この構成によれば、旋回スプロケット及び移動スプロケットに巻回されたチェーンがチェーン機構の軌道上を一方向に移動することによって、1対の旋回スプロケットが同一方向に旋回し、その結果、複数の車輪が鉛直方向の旋回軸周りに同一方向に旋回する。これにより、通路部の軸線に対する複数の車輪の方向が同一になる。
また、スプロケット駆動部によって、1対の旋回スプロケット間に設けられた移動スプロケットの位置が通路部の一端側(ロタンダ側)から他端側へ、又は、他端側から一端側へ移動することによって、旋回スプロケットと移動スプロケットの間の軌道長さが変化する。例えば通路部の一端側(ロタンダ側)から他端側(ヘッド側)へ移動スプロケットが移動されて、旋回スプロケットと移動スプロケットの間における通路部の一端側(ロタンダ側)のチェーンの軌道長さが長くなる場合、通路部の一端側(ロタンダ側)のチェーンはチェーン機構の軌道上を移動スプロケットに近付く方向に移動する。反対に、通路部の他端側(ヘッド側)から一端側(ロタンダ側)へ移動スプロケットが移動されて、旋回スプロケットと移動スプロケットの間における通路部の一端側(ロタンダ側)の軌道長さが短くなる場合、通路部の一端側(ロタンダ側)のチェーンはチェーン機構の軌道上を移動スプロケットから遠ざかる方向に移動する。
1対の車輪部の2本の車輪のうち1本の車輪が通路部の一端側(ロタンダ側)に配置され、他の1本の車輪が通路部の他端側(ヘッド側)に配置されているとき、通路部の一端側(ロタンダ側)のチェーンが、チェーン機構の軌道上を移動スプロケットに近付く方向に移動した場合、通路部の一端側(ロタンダ側)の車輪が、移動スプロケットに近付く方向へ移動し、通路部の他端側(ヘッド側)の車輪が、移動スプロケットから遠ざかる方向に移動する。
移動スプロケットは、1対の旋回スプロケットの間に設けられていることから、移動スプロケットの移動に伴ってチェーンが軌道上を移動した場合、旋回スプロケットはそれぞれ異なる方向に回転する。したがって、通路部の長手方向の軸線を挟んで設けられている車輪部における複数の車輪について、すべての複数の車輪の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、複数の車輪の方向を同時に調整できる。
上記発明において、前記複数の車輪の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、前記通路部の旋回中心から前記車輪までの距離に基づいて、前記スプロケット駆動部による前記移動スプロケットの移動量を算出する制御部を更に備えてもよい。
通路部の旋回中心から車輪までの距離によって、車輪の旋回軌道を想定できることから、通路部の旋回中心から車輪までの距離に基づいて、旋回軌道の接線方向と一致させるための複数の車輪の旋回角度を決定できる。上記構成によれば、スプロケット駆動部による移動スプロケットの移動量が、通路部の旋回中心から車輪までの距離に基づいて算出され、複数の車輪の方向を旋回軌道の接線方向に一致させることができる。
上記発明において、前記通路部が固定され、前記車輪部が設けられた可動脚と、前記可動脚に負荷されている水平荷重を測定する荷重測定部と、前記複数の車輪の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、前記荷重測定部で測定された前記水平荷重に基づいて、前記スプロケット駆動部による前記移動スプロケットの移動を制御する制御部とを更に備えてもよい。
可動脚に負荷されている水平荷重の大小によって、車輪が旋回軌道の接線方向とは異なる方向を向いて走行しているのか、又は、接線方向に向いて走行しているのかを想定できることから、可動脚に負荷されている水平荷重に基づいて、旋回軌道の接線方向と一致させるように複数の車輪の旋回角度を決定できる。上記構成によれば、スプロケット駆動部による移動スプロケットの移動量が、可動脚に負荷されている水平荷重に基づいて、例えば、可動脚に負荷されている水平荷重が所定値以下となるように移動スプロケットの移動が制御され、複数の車輪の方向を旋回軌道の接線方向に一致させることができる。
本発明は、複数の車輪部の車軸を同期させることができ、かつ、旋回時において車輪が地面から受ける水平荷重を低減することができる。その結果、可動脚の支柱等に生じる曲げ荷重が減少するため、支柱等の耐荷重を低減でき、重量を減らすことが可能になる。
本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジを示す平面図(A)及び側面図(B)である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジを示す縦断面図であり、図1(A)のII−II線で切断した矢視図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジの走行装置を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジの走行装置を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジの走行装置を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジの走行装置を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジを示す平面図である。 ボーディングブリッジを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジの支柱を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジの支柱を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジの支柱を示す横断面図である。
本発明の一実施形態に係るボーディングブリッジ1は、空港のターミナルビルと航空機との間に乗客の通行路を形成して、ターミナルビルと航空機とを連絡し、乗客の直接の乗り降りを可能にする。
ボーディングブリッジ1は、例えば、航空機到着前の接続準備のための待機位置と、航空機と接続されるときの接続位置との間で移動する。
ボーディングブリッジ1は、図1に示すように、ターミナルビル又はターミナルビルへ通じる固定橋付近に固定して設けられるロタンダ2と、ロタンダ2に対して水平方向及び垂直方向に回動可能に接続されている基端トンネル3aと、基端トンネル3aの先端側(航空機側)で、入れ子式に基端トンネル3aの外側に嵌合され、移動可能な先端トンネル3bと、先端トンネル3bの先端部に固定されたヘッド4などを備える。
先端トンネル3bの長手方向先端側には、可動脚5が設けられる。可動脚5には、先端トンネル3bの両側面に取り付けられ、上下方向に延在する左右一対の支柱11が備えられている。ロタンダ2の下部には、固定脚6が地面に固定して設置される。ボーディングブリッジ1は、可動脚5と固定脚6とによって支持される。基端トンネル3a及び先端トンネル3bは、通路部3を構成し、通路部3とヘッド4は、可動脚5によって移動可能である。なお、ロタンダ2は、ターミナルビルによって支持されて、下部に固定脚6が設置されない場合もある。
先端トンネル3bの中空部の横断面積は、基端トンネル3aの横断面積よりも大きい。先端トンネル3bは、基端トンネル3aの外周面に沿って移動する。先端トンネル3bが航空機の駐機側へ移動することで通路部3の全長が伸長し、先端トンネル3bがロタンダ2側へ移動することで通路部3の全長が収縮する。なお、本発明の通路部は、基端トンネル3aと先端トンネル3bの二つのトンネル部の組み合わせに限定されず、三つ以上のトンネル部が連結されて、2段以上の伸縮機構を有するものでもよい。
基端トンネル3aは、ロタンダ2に設けられた鉛直方向に平行な回動軸周りに回動可能である。したがって、基端トンネル3a,先端トンネル3b及びヘッド4は、回動軸を中心にして水平面内を例えば左右方向に回動可能である。
先端トンネル3bは、可動脚5に設けられた走行装置7が駆動して可動脚5が移動することによって、基端トンネル3aや先端トンネル3bの長手方向や左右方向に移動する。
基端トンネル3aは、ロタンダ2に設けられた水平方向に平行な回動軸周りに回動可能である。可動脚5は、昇降装置10によって先端トンネル3bの高さ方向の調整が可能である。昇降装置10は、例えばモータとボールねじ機構を備える。したがって、可動脚5の高さが調整され、基端トンネル3a、先端トンネル3b及びヘッド4が、回動軸を中心にして上下方向に回動することによって、航空機の高さに応じて傾斜される。
このようにボーディングブリッジ1が伸縮したり、ロタンダ2に設けられた回動軸を中心にして左右方向及び上下方向に回動したりするため、航空機の駐機状態に応じて、ボーディングブリッジ1を航空機に対して適切に接続することができる。
ヘッド4は、先端側に開口が形成され、先端側が航空機の乗降口に接続される。ヘッド4の内部には、ボーディングブリッジ1の走行装置7の駆動を開始させたり、走行装置7の車輪19の走行方向(ステアリング角度)を操作したりするための操作盤(図示せず。)が設けられている。
なお、ボーディングブリッジ1のロタンダ2、基端トンネル3a、先端トンネル3b及びヘッド4の内部には、乗客が通行する通路がロタンダ2からヘッド4に向けて設置される。
図2及び図3に示すように、一対の支柱11の下端部には、それらを連結するように水平に延びる支持梁12が固定して取り付けられている。図3及び図4に示すように、走行装置7には、支柱11の延長位置において支持梁12の下部に取り付けられた2組の車輪部8と、2組の車輪部8の走行方向、すなわち、旋回角度(ステアリング角度)を同期させる旋回同期部13とが備えられている。
走行装置7は、鉛直方向に平行な軸線周りに回転自在に支持されている旋回部14と、旋回部14の下部に固定して取り付けられた接続部15と、接続部15に対してピン17によって取り付けられた軸保持部16と備える。また、走行装置7は、軸保持部16に回転自在に支持された車軸18と、車軸18の両端部にそれぞれ固定して取り付けられた2本のゴム製の車輪19と、車軸18を回転駆動する駆動部20とを備える。駆動部20は、例えば、軸保持部16に取り付けられ、減速機付の走行モータや伝達機構を有する。
旋回部14の回転動作は、接続部15を介して軸保持部16に伝達され、軸保持部16を旋回軸周りに回転させる。これにより、車軸18が旋回軸周りに回転するので、車輪19の走行方向が変化することとなる。
旋回同期部13は、図3に示すように、支持梁12の下部に取り付けられている。
図3及び図4に示すように、旋回同期部13には、各旋回部14の外周に同一軸線中心を持つように固定して取り付けられた旋回スプロケット21と、二つの旋回スプロケット21の略中間位置に設置された移動スプロケット22と、これらの旋回スプロケット21及び移動スプロケット22を巻回する旋回同期チェーン23と、旋回同期チェーン23を案内する複数の案内スプロケット24と、移動スプロケット22の位置を移動させるスプロケット駆動部(図示せず。)などが備えられている。
旋回同期チェーン23は、各車輪部8の旋回部14に固定して取り付けられた旋回スプロケット21に巻回されている。これにより、各車輪部8の旋回部14は、旋回同期チェーン23を介して一体的に接続されていることになる。旋回部14に取り付けられた旋回スプロケット21は、旋回同期チェーン23が移動した移動量の分だけ回転することになるので、図5に示すように、旋回スプロケット21は同量回転させられることになる。すなわち、旋回同期部13は、通路部3の軸線に対する複数の車輪19の方向を同一にする第1機構として機能する。
駆動部20は、一対の車輪19のうち一方の車輪19のみに接続され、一方が駆動輪19A、他方が従動輪19Bとして機能する。走行装置7の走行速度は、駆動輪19Aの回転速度を変更することによって調整可能である。走行装置7における車輪部8の先端トンネル3bの長さ方向に対する旋回角度(ステアリング角度)は、2本の駆動輪19Aのそれぞれの回転速度の差、及び、2本の駆動輪19Aのそれぞれの回転方向(正転又は逆転)を変更することによって調整可能である。
移動スプロケット22は、スプロケット駆動部によって、図6に示すように、位置が移動される。スプロケット駆動部は、例えばモータと動力伝達機構を備える。移動スプロケット22は、例えば先端トンネル3bの長手方向に対して平行に移動する。1対の旋回スプロケット21間に設けられた移動スプロケット22の位置が移動することによって、1の旋回スプロケット21と1の移動スプロケット22の間の旋回同期チェーン23の軌道長さが変化する
以下、図4から図6に示すように、移動スプロケット22が二つ設けられ、ロタンダ2側に配置された移動スプロケット22Aと、ヘッド4側に配置された移動スプロケット22Bを有する場合について説明する。
図5に示した状態から図6に示した状態へ移行する場合のように、移動スプロケット22A,22Bがロタンダ2側からヘッド4側へ移動されて、旋回スプロケット21と移動スプロケット22Aの間におけるロタンダ2側の旋回同期チェーン23の軌道長さが長くなる場合、ロタンダ2側の旋回同期チェーン23は、移動スプロケット22A側に引っ張られて、チェーン機構の軌道上を移動スプロケット22Aに近付く方向に移動する。
反対に、図6に示した状態から図5に示した状態へ移行する場合のように、移動スプロケット22A,22Bがヘッド4側からロタンダ2側へ移動されて、旋回スプロケット21と移動スプロケット22Aの間におけるロタンダ2側の旋回同期チェーン23の軌道長さが短くなる場合、ロタンダ2側の旋回同期チェーン23は、移動スプロケット22B側に引っ張られて、チェーン機構の軌道上を移動スプロケット22Aから遠ざかる方向に移動する。
図5に示す状態のように、車輪部8の2本の車輪19のうち1本の車輪19がロタンダ2側に配置され、他の1本の車輪19がヘッド4側に配置されている場合において、例えば、図6に示すように、ロタンダ2側の旋回同期チェーン23が、チェーン機構の軌道上を移動スプロケット22Aに近付く方向に移動したとき、ロタンダ2側の車輪19が、移動スプロケット22Aに近付く方向へ移動し、ヘッド4側の車輪19が、移動スプロケット22Bから遠ざかる方向に移動する。
反対に、例えば、ロタンダ2側の旋回同期チェーン23が、チェーン機構の軌道上を移動スプロケット22Aから遠ざかる方向に移動したとき、ロタンダ2側の車輪19が、移動スプロケット22Aから遠ざかる方向へ移動し、ヘッド4側の車輪19が、移動スプロケット22Bに近付く方向に移動する。
移動スプロケット22A,22Bは、1対の旋回スプロケット21の間に設けられていることから、移動スプロケット22A,22Bの移動に伴って旋回同期チェーン23が軌道上を移動した場合、図6に示すように、旋回スプロケット21,21はそれぞれ異なる方向に回転する。したがって、図6及び図7に示すように、先端トンネル3bの長手方向の軸線を挟んで設けられている車輪部8における複数の車輪19について、すべての複数の車輪19の方向が、車輪19の旋回軌道の接線方向にほぼ一致するように、複数の車輪19の方向を同時に調整できる。
旋回同期部13は、通路部3がロタンダ2側を中心にして旋回するとき、すべての複数の車輪19の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、複数の車輪19の方向を同時に調整することが可能な第2機構として機能する。
以下、通路部3をロタンダ2に設けられた鉛直方向に平行な回動軸周りに回動させる場合の動作、すなわち、基端トンネル3a,先端トンネル3b及びヘッド4を左右方向に回動させる場合の動作について、以下に説明する。
この場合、まず、図4に示した状態から図5に示した状態へ移行する場合のように、車輪19の方向が先端トンネル3bの長手方向に対して90°、すなわち、旋回軌道の接線方向に対して平行になるように、車輪19が駆動される。このとき、2本の駆動輪19Aのそれぞれの回転速度の差、及び、2本の駆動輪19Aのそれぞれの回転方向(正転又は逆転)を調整することによって、複数の車輪19が車軸18の旋回軸周りに旋回する。旋回部14によって、すべての車輪19の方向が同一になり、先端トンネル3bの長手方向に対して90°になる。
その結果、図5に示すように、車輪部8の2本の車輪19のうち1本の車輪19がロタンダ2側に配置され、他の1本の車輪19がヘッド4側に配置される。
その後、図5に示した状態から図6に示した状態へ移行する場合のように、移動スプロケット22A,22Bをロタンダ2側からヘッド4側へ移動する。
1対の旋回スプロケット21間に設けられた移動スプロケット22A,22Bの位置が移動することによって、旋回スプロケット21と移動スプロケット22の間の軌道長さが変化する。すなわち、図6に示すように、旋回スプロケット21と移動スプロケット22Aの間におけるロタンダ2側の旋回同期チェーン23の軌道長さが長くなる。その結果、ロタンダ2側の旋回同期チェーン23は、移動スプロケット22A側に引っ張られて、チェーン機構の軌道上を移動スプロケット22Aに近付く方向に移動する。そして、ロタンダ2側の車輪19が、移動スプロケット22Aに近付く方向へ移動し、ヘッド4側の車輪19が、移動スプロケット22Aから遠ざかる方向に移動する。
移動スプロケット22A,22Bの移動に伴って旋回同期チェーン23が軌道上を移動した場合、先端トンネル3bの軸線を挟んで設けられた旋回スプロケット21,21はそれぞれ異なる方向に回転する。その結果、1対の車軸18は、ハの字に配置される。
これにより、先端トンネル3bの長手方向の軸線を挟んで設けられている車輪部8における複数の車輪19について、複数の車輪19の方向を同時に調整できる。また、車軸18の旋回角度を調整することによって、図7に示すように、車輪19の方向が、車輪19の旋回軌道の接線方向に一致するように、複数の車輪19の方向を同時に調整できる。
2組の車輪部8は、いずれも通路部3の長手方向の軸線から外れた位置に設置されている。そのため、図8に示すように、車輪19自体が、旋回軌道の接線方向を向いておらず、例えば通路部3の長手方向に対して90°、すなわち、旋回軌道の接線方向に対して平行に設定されると、車輪19の走行方向は、通路部3の長手方向に対して90°である(図8の一点鎖線の矢印)。この状態で、車輪19を走行させると、通路部3は、ロタンダ2を中心にして旋回するが、支柱11に対して通路部3の長手方向に平行な力がかかる。そして、旋回軌道の接線方向(図8の破線の矢印で示す方向)に沿って、車輪19が強制的に移動される。通路部3が旋回している間、車輪19は地面から大きな水平荷重を受ける。図8では、車輪19に加わる水平荷重を実線の矢印で示している。
これに対し、本実施形態では、図7に示すように、すべての車輪19の方向が、車輪19の旋回軌道の接線方向に一致するように調整できる。図7では、車輪19の走行方向を一点鎖線の矢印で示し、車輪19が旋回軌道の接線方向に移動する方向を破線の矢印で示している。したがって、旋回同期部13が第1機構として機能したとき、複数の車輪部8の車軸18を同期させることができるだけでなく、旋回同期部13が第2機構として機能したとき、すべての車輪19の方向を、車輪19の旋回軌道の接線方向に向けることができる。その結果、通路部3の旋回時において車輪19が地面から受ける水平荷重を低減することができる。
また、地面から受ける水平荷重が低減することから、車輪部8が設けられた可動脚5の支柱11に作用する曲げ荷重を減らすことができる。そのため、従来に比べて、支柱11等の板厚を厚くして強度を確保する必要がなくなり、ボーディングブリッジ1全体の重量を低減できる。
以下、車輪19の旋回軌道の接線方向に一致するように車輪19の方向を調整する手段及びその方法について説明する。
各車輪19は、可動脚5に対して位置が固定されており、通路部3の伸縮に関わらず、通路部3の軸線からの距離が一定である。すなわち、図10に示すように、可動脚5がロタンダ2側に位置している場合の2本の車軸18がなす角θは、図9に示すように、可動脚5がヘッド4側に位置している場合の2本の車軸18がなす角θよりも大きい。
そのため、図9及び図10に示すように、車輪19の旋回軌道の接線方向は、通路部3の旋回中心から車輪19までの距離Lで変化する。なお、図9及び図10における距離Lは、2本の車輪19の旋回中心までの距離の平均を示している。上述したとおり、ボーディングブリッジ1の通路部3が伸縮機能を有する場合、通路部3の旋回中心から車輪19までの距離に応じて、車輪19の方向を変更する必要がある。
ボーディングブリッジ1には、通路部3の旋回中心から車輪19までの距離を検出するセンサが設けられる。センサは、例えば、距離センサ、先端トンネル3bの移動量又は車輪19等の回転量を測定するセンサなどである。
制御部は、通路部3の旋回中心から車輪19までの距離に基づいて、複数の車輪19の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、車輪19の方向を算出する。また、制御部は、算出された車輪19の方向に基づいて、スプロケット駆動部による移動スプロケット22の移動量を算出する。
制御部の動作は、メモリに予め記録されたプログラムを実行して、CPU等のハードウェア資源によって実現される。
次に、上述した構成において、車輪19の角度を調整する方法について説明する。
まず、通路部3の旋回中心から車輪19までの距離を検出する。なお、距離の検出方法としては、距離センサを用いる方法、先端トンネル3bの移動量又は車輪19等の回転量を用いる方法などがある。
そして、制御部において、通路部3の旋回中心から車輪19までの距離に基づいて、複数の車輪19の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、車輪19の方向を算出する。また、算出された車輪19の方向に基づいて、スプロケット駆動部による移動スプロケット22の移動量を算出する。
その後、算出された移動スプロケット22の移動量に基づいて、スプロケット駆動部によって移動スプロケット22を移動させる。これにより、複数の車輪19の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように車輪19の方向を調整できる。
なお、上記では、通路部3の旋回中心から車輪19までの距離に基づいて、車輪19の方向を算出し、算出された車輪19の方向に基づいて、移動スプロケット22の移動量を算出するとしたが、これらの算出方法は、予めメモリに記録された演算式によって演算されるようにしてもよいし、予めメモリに記録されたテーブルに基づいて、出力されるようにしてもよい。
なお、車輪19の方向を調整する方法として、上述した実施形態と異なり、通路部3の旋回中心から車輪19までの距離を検出せず、可動脚5の支柱11に負荷されている荷重を測定し、測定された荷重に基づいて車輪19の方向を調整してもよい。
図11から図13に示すように、可動脚5の支柱11は、伸縮機能を有する場合、外筒25と内筒26を備える。外筒25の内側には、内筒26との摺動性を確保するため、ライナー27が設置される。そして、ライナー27に負荷される荷重を測定するため、ライナー27が設置された部分の外周面には、歪みゲージ28が設置される。そして、歪みゲージ28で測定された測定値に基づいて、可動脚5に負荷されている水平荷重が算出される。歪みゲージ28は、荷重測定部の一例である。
なお、歪みゲージ28は、図13に示すように、左側の支柱11と右側の支柱11の両側において、ロタンダ2側とヘッド4側にそれぞれ設置される。また、歪みゲージ28は、外筒25の下端25a側に設けられたライナー27に対応する位置に設置される。なお、ここで、左側又は右側とは、ヘッド4側を前方、ロタンダ2側を後方としたときの左側又は右側である。
図1(B)に示すように、通路部3において、ヘッド4側がロタンダ2よりも下方に位置して、通路部3が前方下向きに傾斜しているとき、表1(a)に示すとおり、左側の支柱11のライナー27と右側の支柱11のライナー27の両方において、ロタンダ2側に荷重がかかる。
通路部3が前方下向きに傾斜していない場合において、通路部3が右側に旋回するとき、表1(b)に示すとおり、右側の支柱11のライナー27においてヘッド4側に荷重がかかり、左側の支柱11のライナー27においてロタンダ2側に荷重がかかる。通路部3が前方下向きに傾斜していない場合において、反対に、通路部3が左側に旋回するとき、表1(c)に示すとおり、右側の支柱11のライナー27においてロタンダ2側に荷重がかかり、左側の支柱11のライナー27においてヘッド4側に荷重がかかる。通路部3が前方下向きに傾斜していない場合において、通路部3が右側又は左側に旋回するとき、各支柱11のライナー27にかかる荷重は、通路部3が旋回しない状態で通路部3が前方下向きに傾斜しているときに各支柱11のライナー27にかかる荷重よりも大きい。
通路部3が前方下向きに傾斜している場合において、通路部3が右側に旋回するとき、表1(d)に示すとおり、右側の支柱11のライナー27においてヘッド4側に荷重がかかり、左側の支柱11のライナー27においてロタンダ2側に荷重がかかる。このとき、左側の支柱11のライナー27にかかる荷重は、通路部3が旋回しない状態で通路部3が前方下向きに傾斜しているときに左側の支柱11のライナー27においてロタンダ2側にかかる荷重分だけ大きくなる。
反対に、通路部3が前方下向きに傾斜している場合において、通路部3が左側に旋回するとき、表1(e)に示すとおり、右側の支柱11のライナー27においてロタンダ2側に荷重がかかり、左側の支柱11のライナー27においてヘッド4側に荷重がかかる。このとき、右側の支柱11のライナー27にかかる荷重は、通路部3が旋回しない状態で通路部3が前方下向きに傾斜しているときに右側の支柱11のライナー27においてロタンダ2側にかかる荷重分だけ大きくなる。
Figure 2019034670
次に、上述した構成において、車輪19の角度を調整する方法について説明する。
まず、可動脚5の支柱11のライナー27に負荷されている水平荷重を測定する。そして、測定された水平荷重に基づいて、測定された水平荷重が所定の閾値以下になるように、スプロケット駆動部による移動スプロケット22の移動を制御する。図7に示すように、車輪19が接線方向に向いて走行している場合、図8に示すように、車輪19が旋回軌道の接線方向とは異なる方向を向いて走行している場合に比べて、可動脚5の支柱11のライナー27に負荷されている荷重が低減する。したがって、スプロケット駆動部による移動スプロケット22の移動を制御して、測定された荷重が所定の閾値以下になるようにすることで、車輪19を接線方向に向けて走行させることができる。
なお、上述した説明では、可動脚5の支柱11のライナー27に負荷されている荷重に基づいて、移動スプロケット22の移動を制御するとしたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、可動脚5の右側の支柱11のライナー27に負荷されている荷重と左側の支柱11のライナー27に負荷されている荷重の方向を考慮し、かつ、ライナー27に負荷されている荷重の差に基づいて、荷重差が所定の閾値以下になるように、スプロケット駆動部による移動スプロケット22の移動を制御してもよい。
1 :ボーディングブリッジ
2 :ロタンダ
3 :通路部
3a :基端トンネル
3b :先端トンネル
4 :ヘッド
5 :可動脚
6 :固定脚
7 :走行装置
8 :車輪部
10 :昇降装置
11 :支柱
12 :支持梁
13 :旋回同期部
14 :旋回部
15 :接続部
16 :軸保持部
17 :ピン
18 :車軸
19 :車輪
19A :駆動輪
19B :従動輪
20 :駆動部
21 :旋回スプロケット
22,22A,22B :移動スプロケット
23 :旋回同期チェーン
24 :案内スプロケット
25 :外筒
25a :下端
26 :内筒
27 :ライナー
28 :歪みゲージ

Claims (4)

  1. 通路部と、
    前記通路部に対して前記通路部の長手方向の軸線を挟んで設けられた複数の車輪を有し、前記通路部を移動させる1対の車輪部と、
    それぞれの前記車輪部に設けられ、前記車輪部を鉛直方向の旋回軸周りに回転させる1対の旋回部と、
    それぞれの前記旋回部と連結された旋回同期部と、
    を備え、
    前記旋回同期部は、前記軸線に対する前記複数の車輪の方向を同一にする第1機構と、前記通路部が一端側を中心にして旋回するとき、すべての前記複数の車輪の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、前記複数の車輪の方向を同時に調整することが可能な第2機構とを有するボーディングブリッジ。
  2. 前記旋回同期部は、
    それぞれの前記旋回部に取り付けられた1対の旋回スプロケットと、
    前記1対の旋回スプロケットの間に設けられた移動スプロケット、
    前記旋回スプロケット及び前記移動スプロケットに巻回されたチェーンと、
    前記移動スプロケットの位置を移動させるスプロケット駆動部と、
    を有する請求項1に記載のボーディングブリッジ。
  3. 前記複数の車輪の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、前記通路部の旋回中心から前記車輪までの距離に基づいて、前記スプロケット駆動部による前記移動スプロケットの移動量を算出する制御部を更に備える請求項2に記載のボーディングブリッジ。
  4. 前記通路部が固定され、前記車輪部が設けられた可動脚と、
    前記可動脚に負荷されている水平荷重を測定する荷重測定部と、
    前記複数の車輪の方向が旋回軌道の接線方向に一致するように、前記荷重測定部で測定された前記水平荷重に基づいて、前記スプロケット駆動部による前記移動スプロケットの移動を制御する制御部と、
    を更に備える請求項3に記載のボーディングブリッジ。
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