JP2019033964A - 殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 たとえば、空気調和装置の熱交換器のように使用環境中で微生物が付着して繁殖し易い部材と、紫外線照射部有し、紫外線出射部から出射される紫外線を用いて殺菌及び/又は洗浄を行うことのできる機能を有する装置又は物品において、上記紫外線出射部の汚れを可及的に防止することができる装置又は物品を提供する。
【解決手段】 前記紫外線出射部にシャッターを設け、制御手段により、紫外線非照射時に前記シャッターを閉の状態を保つとともに、シャッターを開状態としてから所定の時間内に紫外線照射を開始し、紫外線照射停止してから所定の時間内に前記シャッターを閉状態とするように制御する。
【選択図】図4
【解決手段】 前記紫外線出射部にシャッターを設け、制御手段により、紫外線非照射時に前記シャッターを閉の状態を保つとともに、シャッターを開状態としてから所定の時間内に紫外線照射を開始し、紫外線照射停止してから所定の時間内に前記シャッターを閉状態とするように制御する。
【選択図】図4
Description
本発明は、使用環境中で微生物が付着して繁殖し易い第一の露出表面を有する微生物繁殖性部材と、紫外線出射部と、当該紫外線出射部の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記紫外線照射部から出射された紫外線を用いて前記微生物繁殖性部材の殺菌及び/又は洗浄を行うことのできる殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品に関する。
紫外線は、殺菌効果を有するばかりでなく、光触媒を励起する機能及び過酸化水素やオゾンから強力な酸化力を有する水酸化物ラジカル(OHラジカルともいう。)を発生させる機能を有するため、殺菌・洗浄分野において広く使用されている。
紫外線発光ダイオード(UV−LEDともいう。)は、軽量小型で、寿命が長く、瞬時点灯が可能であるという、水銀ランプ等の他の紫外線光源には見られない優れた特徴を有する。そして、このような特徴を生かして、殺菌・洗浄用の光源としてUV−LEDを組込んだ装置が知られている。
例えば、特許文献1には、「室内機に内蔵されたエアフィルタの表面を紫外線により殺菌又は除菌する機能を備える空気調和機であって、前記エアフィルタに対して相対的に移動して、前記エアフィルタの表面に付着した塵埃を除去する塵埃除去部と、前記塵埃除去部により塵埃が除去されたエアフィルタに対して紫外線を照射する紫外線照射部と、を備え、前記塵埃除去部の移動と、前記紫外線照射部の照射を交互に行う、空気調和機」が記載されている。そして、特許文献1では、上記空気調和装置の紫外線照射部として、「紫外線を発生させる光源と、前記エアフィルタの表面に沿って設けられ、前記光源から発生した紫外線を前記エアフィルタの表面と対向する位置に導き、当該エアフィルタの表面に向けて照射する導光板と、を備える」ものが使用されている。
また、特許文献2には、「エバポレータの殺菌機構を備えた自動車用空気調和装置であって、前記殺菌機構は、水の共存下における紫外線照射によってヒドロキシルラジカルを生成する物質又はイオンが溶解した水溶液からなる殺菌用洗浄液を前記エバポレータ表面に供給可能な殺菌用洗浄液供給手段と、波長250nm以下の深紫外光を前記エバポレータ表面に照射可能な深紫外光源と、を備え、前記エバポレータ表面に供給される前記殺菌用洗浄液に、前記深紫外光を照射することにより、前記エバポレータの殺菌を行う、自動車用空気調和装置」が記載されている。そして、上記の紫外線照射は特許第5591305号公報に開示されているようなモジュール、すなわち、コリメート光学系から紫外線を帯状の光束として出射するようなモジュールを配置し、該帯状の光束を順次ずらしながら被洗浄体表面の全面に紫外線を照射することによって行われている。また、特許文献2では、エバポレータ表面に付着する前の殺菌用洗浄液に対して紫外線を照射する態様も示されており、その時には、光源からの紫外線を、光ファイバ等の導光部を介して伝送し、固定配置された紫外線出射部(光ファイバ用コリメータ、レンズ拡散板、拡散レンズ又は導光板からなる)から出射させている。
UV−LEDを装置に組込んで使用する場合、特許文献1及び2に示されるように、紫外線を被照射体に向けて出射する部分である紫外線出射部(引用文献1では紫外線照射部と呼ばれている。)は装置内の狭小空間内に、固定配置されるか又は移動可能に配置されるのが一般的である。そして、このような紫外線出射部は、紫外線照射時において被照射体と対向するように配置される。
このとき、上記紫外線出射部の紫外線出射面(被照射体側の面)の表面は、常時前記狭小空間に露出しているため、埃が付着したり、殺菌用洗浄液を用いた処理時に汚れを含んだ液体の飛沫が付着したりして、汚れてしまうことが懸念される。このような汚れが起こった場合には、汚れ成分によって出射された紫外線が吸収されたり遮られたりして、被照射体に紫外線を所期の照射量で照射することが困難となる。したがって、上記紫外線出射部の紫外線出射面の表面(第二の露出表面)を定期的に清掃することが必要となる。
しかしながら、上記紫外線出射部は装置に組み込まれているため、上記清掃を行うためには装置を分解する必要があり、作業が煩雑で手間がかかるばかりでなく、一般ユーザーがこのような清掃を行う場合には、誤って周辺機器を破損してしまうおそれがある。
そこで、本発明は上記紫外線出射部の汚れを可及的に防止し、定期的な分解清掃の必要を無くすか、又は分解清掃を行う場合でもその頻度を著しく低減することを目的とする。
本発明は、使用環境中で微生物が付着して繁殖し易い第一の露出表面を有する微生物繁殖性部材と、紫外線出射部と、当該紫外線出射部の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記紫外線照射部から出射された紫外線を用いて前記微生物繁殖性部材の殺菌及び/又は洗浄を行うことのできる殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品について、上記課題を解決するものである。
すなわち、本発明は、上記殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品であって、前記紫外線出射部は、紫外線照射時において露出して紫外線出射面となる第二の露出面を有し、当該第二の露出面は、紫外線出射時において前記第一の露出面と対向するように、固定的に又は移動可能に設置されており、前記紫外線出射部は、前記第二の露出表面の外側に開閉自在に設けられたシャッターを有し、前記制御手段は、前記紫外線出射部の駆動を制御するに際して、紫外線の非照射時に前記シャッターを、前記第二の露出表面を覆う閉状態を保つとともに、前記シャッターを、前記第二の露出表面を露出させる開状態としてから所定の時間内に紫外線照射を開始し、紫外線照射停止してから所定の時間内に前記シャッターを閉状態とするように制御する、ことを特徴とする。
上記本発明の装置又は物品は、前記シャッター及び又は前記第二の露出表面に向けてエアーを吹き付けるエアー噴射機構を更に有することが好ましい。また、前記第一の露出表面に洗浄液を噴射又は噴霧する手段を更に有することが好ましい。更に、前記シャッターの軽量化および低コスト化を図ることができ、且つ前記制御手段の制御によりシャッターの劣化が抑制されるという効果が得られるという観点から、前記シャッターは、樹脂製であることが好ましい。
本発明の装置又は物品によれば、紫外線照射部が装置また物品内に組み込まれた状態で、その第二の露出表面の汚れを有効に防止することができ、長期間安定して所期の強度で紫外線を微生物繁殖性部材に照射することができる。また、殺菌及び/又は洗浄効果を高めるために洗浄液を使用する場合において、洗浄液を噴霧又は噴射したときの洗浄液の飛沫や、汚れを含む廃液の飛沫が第二の露出表面に付着することを防止することができる。したがって、装置又は物品の分解を必要とするメンテナンス頻度を大幅に低減することができる。また、このような効果に伴って、一般ユーザーが分解して紫外線照射部の清掃を行う場合に、一定の割合で起こり得る、周辺機器の破損の頻度も大幅に低減することができる。
さらに、前記制御手段の制御によれば、エネルギーが高く、樹脂劣化を引き起こす紫外線はシャッターに照射されることが無いので、シャッターの遮蔽板として紫外線劣化しやすい樹脂製のものを長期間安定して使用することが可能となる。したがって、本発明によれば、シャッターの遮蔽板を樹脂製にすることができ、軽量化および低コスト化を図ることができる。
本発明の上記した作用および利得は、以下に説明する発明を実施するための形態から明らかにされる。
本発明の装置又は物品は、使用環境中で微生物が付着して繁殖し易い第一の露出表面を有する微生物繁殖性部材と、紫外線出射部と、当該紫外線出射部の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記紫外線照射部から出射された紫外線を用いて前記微生物繁殖性部材の殺菌及び/又は洗浄を行うことのできる殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品である。
ここで、微生物繁殖性部材とは、前記装置又は物品をその使用目的に応じて使用した場合における使用環境中で、表面に微生物が付着する可能性があり、特に清掃を行うことなく長期間使用し続けた場合には、表面に付着した微生物が繁殖してしまうような部材を意味する。このような微生物繁殖性部材としては、上記したような性質を有するものであれば特に限定されない。たとえば、特許文献1に記載されているような空気調和機のエアフィルタ及び特許文献2に記載されているような自動車用空気調和装置のエバポレータも微生物繁殖性部材に該当する。その他の微生物繁殖性部材としては、自動車用空気調和装置のエバポレータ以外の各種空気調和装置の熱交換器;各種空気調和装置のドレンパン、ドレン配管;水洗トイレ装置のボウル部(便鉢)、トイレタンク、排水管;洗濯機の水槽、回転ドラム、排水管、排水トラップ;ハンドドライヤーの水受け部;浴槽;浴室の天井材;壁材および床材;並びに洗面用シンク又は流し台シンク、及びこれらの排水トラップなどを挙げることができる。
また、紫外線出射部とは、雰囲気空間に向けて紫外線が出射される部分であり、紫外線出射時において雰囲気空間に露出して紫外線出射面となる表面(第二の露出表面)を有する。別言すれば、紫外線出射部は紫外線出射手段の光学系の末端部であると言え、当該末端の露出表面(第二の露出表面)から雰囲気空間に向けて紫外線が出射される。したがって、紫外線出射部は、UV−LED又はそれをパッケージ化したUV−LEDパッケージなどの紫外線光源そのものであってもよいし、光伝送手段を介して紫外線光源と光学的に接続された光ファイバ用コリメータ、レンズ拡散板、拡散レンズ又は導光板等の紫外線出射用の部材であってもよいし、又はこれら紫外線光源或は紫外線出射用の部材と、被照射体と、の間に配置される紫外線透過性の窓材であってもよい。
本発明の装置又は物品において、紫外線光源としては、紫外線ランプなども使用できるか、装置を小型化でき、瞬時に点灯及び消灯が可能であり、しかもメンテナンスを容易化できるという観点から、紫外線発光ダイオード(UV−LED)、特に250nm以上280nm以下の波長領域にピークを有する紫外線を出射するUV−LEDを使用することが好ましい。また、洗浄液として紫外線が照射されることにより殺菌又は汚れの分解に有効な活性種を発生させる成分を含む溶液を用いる場合には、活性種の一つであるヒドロキシルラジカル(OHラジカル)を発生させるために、280nmを越え380nm以下の波長領域にピークを有する紫外線を出射するUV−LEDを併用することが好ましい。
なお、紫外線光源は、必ずしも本発明の装置又は物品の内部に組込まれる必要はなく、外部に配置し、光ファイバや光導波路のような光伝送手段を用いて本発明の装置又は物品の内部に組込まれた光ファイバ用コリメータ、レンズ拡散板、拡散レンズ又は導光板等の紫外線出射用の部材に導くようにしてもよい。紫外線光源のメンテナンスが容易となるという観点からは、紫外線光源は本発明の装置又は物品の外部に配置され、光伝送手段により紫外線出射部より紫外線を出射するようにしたものであることが好ましい。
前記紫外線出射部は、当該紫外線出射部から出射される紫外線の照射領域(紫外線出射部の照射領域)が紫外線照射すべき第一の露出面の面積全体の主要部を十分にカバーできる大きさものものであってもよく、また紫外線照射部の照射領域が第一の露出面の面積よりもかなり小さいものであってもよい。前者の場合には、設置される紫外線出射部の数は1つでよい。後者の場合には、紫外線出射部を複数設置し、これらで第一の露出面の面積全体を照射するようにしてもよく、又は1或は複数の紫外線照射部を移動可能に設置し、紫外線照射部移動手段を用いて、たとえば、照射領域をずらしながら第一の露出面の全面を走査するように(スキャンするように)紫外線出射部を移動させてもよい。このとき、微生物繁殖性部材の形状が複雑で、例えば第一の露出表面が複雑に入り組んだ凹凸を有する場合には、紫外線が届かない影の部分が発生することは止むを得ないが、第一の露出表面に対して、異なる複数の方向から、同時に又は時間をずらして紫外線を照射するようにすることにより、影の部分を可及的に少なくなるようにすることができる。また、紫外線出射部移動手段としては、電動モーター、スプロケットおよびチェインを組み合わせたような電動アクチュエーター、並びに油圧或いは空気圧シリンダー等を用いた油圧又は空圧アクチュエーターなどが特に制限なく利用できる。
本発明の装置又は物品をコンパクトにすることができるという観点から、前記紫外線出射部は、その照射領域が第一の露出面の面積よりも狭く、且つ1又は複数の紫外線出射部を紫外線出射部移動手段により移動可能に設置することが好ましい。上記コンパクト化効果が大きいという観点から、各紫外線出射部の第二の露出面の面積が、それぞれ、紫外線照射できる前記第一の露出面の面積の1/5〜1/100、特に1/10〜1/50であることが好ましい。また、この時の第二の露出面の形状は、円形若しくは略円形又は矩形(特に長方形)であることが好ましい。
紫外線出射部の駆動を制御する制御手段とは、装置や物品に付属した入力装置、タイマー、各種センサーからの情報に基づいて前記紫外線出射部からの紫外線照射(紫外線出射)の開始及び停止の制御を行う手段であり、主として紫外線光源の点灯及び消灯のタイミングを制御する。また、後述するシャッターの開閉制御の他、前記紫外線出射部が移動可能に取り付けられている場合におけるその移動の制御等、被照射体に紫外線を照射する際に必要な動きの制御も行う。
前記殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品とは、微生物繁殖性部材と、紫外線出射部と、当該紫外線出射部の駆動を制御する制御手段と、を有する装置又は物品であれば特に限定されない。このような装置又は物品を例示すれば、一般家庭用又は業務用の室内空気調和装置;自動車等の車輌、船舶、航空機などの輸送機関用空気調和装置;及び当該輸送機関用空気調和装置を有する輸送機器;洗濯機、冷蔵庫、食器洗浄機、加湿器、空気清浄機、ハンドドライヤーなどの電気機器;浴槽;洗面用シンク又は流し台シンク;並びに排水トラップなどにおいて前記殺菌及び/又は洗浄機能を有するものを挙げることができる。
これら殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品において、本発明の装置又は物品は、次のような点に特徴を有する。すなわち、(1)前記紫外線出射部は、紫外線照射時において露出して紫外線出射面となる第二の露出面を有し、当該第二の露出面は、紫外線出射時において前記第一の露出面と対向するように、固定的に又は移動可能に設置されており、(2)前記紫外線出射部は、前記第二の露出表面の外側に開閉自在に設けられたシャッターを有し、(3)前記制御手段は、前記紫外線出射部の駆動を制御するに際して、紫外線の非照射時に前記シャッターを、前記第二の露出表面を覆う閉状態を保つとともに、前記シャッターを、前記第二の露出表面を露出させる開状態としてから所定の時間内に紫外線照射を開始し、紫外線照射停止してから所定の時間内に前記シャッターを閉状態とするように制御する、点に特徴を有する。
前記紫外線出射部は、紫外線出射時において前記第二の露出表面が前記第一の露出面と対向するように、固定的に又は移動可能に設置される。ここで、対向するとは、正対する状態だけでなく斜めに向かい合う態様も含む。また、紫外線出射部の設置方式に関しては、紫外線出射部の紫外線照射領域が紫外線照射すべき第一の露出面の略全面を十分にカバーできる場合には、通常、紫外線出射部は、固定的に設置される。一方、上記照射面積が第一の露出面の面積に比べて狭い場合には、紫外線出射部は、紫外線出射部移動手段を用いて移動可能に設置されることが好ましい。
前記紫外線出射部が有するシャッターは、閉状態において遮蔽板によって前記第二の露出表面を覆うことができ且つ開状態において前記第二の露出表面を露出させることができるものであれば特に限定されない。例えば第二の露出表面の周囲に枠体を設け当該枠体に遮蔽板をヒンジにより固定し、電動モーターの回転力等を用いて(必要に応じてバネやカム、ギアなどと組み合わせて)上記遮蔽板をヒンジ軸周りに回動させるようにしたもの(図4(a)参照。)、上記枠体にガイドを設け、ラックアンドピニオン機構などにより遮蔽板を上記ガイドに沿ってスライド移動させるようにしたもの(図4(b)及び(c)参照。)、特許第4190402号公報に開示されているように、電動モーターよって回転される回転枠体と、バリア羽(遮蔽板に相当する)とバネやレバーを組み合わせ、前記回転枠体の回転によって開閉するシャッター構造、などが特に制限なく採用できる。
上記遮蔽板の材質は特に限定されるものではないが、軽量化が図れ、成形加工が容易でコストも安いという理由から樹脂製であることが好ましい。好適に使用できる樹脂を例示すれば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、フッ素樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、アクリル樹脂などを挙げることができる。
本発明の装置又は物品においては、前記シャッターの開閉は前記制御手段によって、紫外線出射部の駆動と連動して制御される。すなわち、前記シャッターは、紫外線の非照射時には閉状態が保たれるようにされる。そして、紫外線を照射する場合には、照射開始を指示する信号を受けて先ず前記シャッターを開状態としてから所定の時間内に紫外線照射を開始するようにされ、紫外線照射期間中は開状態を保ち、紫外線照射停止を指示する信号を受けた場合には、紫外線の照射を停止してから所定の時間内に前記シャッターを閉状態とするように制御される。この時、上記所定の時間は0.1〜5秒、特に0.2〜3秒であることが好ましい。
こうすることにより、紫外線照射部が装置また物品内に組み込まれた状態で、その第二の露出表面の汚れを有効に防止することができ、長期間安定して所期の強度で紫外線を微生物繁殖性部材に照射することができるようになる。また、エネルギーが高く、樹脂劣化を引き起こす紫外線のシャッターへの照射回避することができるので、シャッターの遮蔽板として樹脂製のものを使用しても長期間安定して使用することができるようになる。
本発明の装置又は物品においては、前記シャッター及び/又は前記第二の露出表面に向けてエアーを吹き付けるエアー噴射機構を更に有することが好ましい。エアー噴射機構は、前記シャッター及び/又前記第二の露出表面に向けてエアーを噴射するためのノズルと、エアー供給手段と、両者を接続する配管を有するものであれば特に限定されない。エアー供給手段としては、コンプレッサー、送風ファン、圧縮空気充填シリンダー、圧縮空気スプレイ缶などを挙げることができる。エアー供給手段は必ずしも本発明の装置又は物品の内部に組込まれている必要はなく、外部に配置され、必要に応じて配管により接続するものであってもよい。このようなエアー噴射機構を所謂エアカーテンとして使用することにより、紫外線照射時における汚れの付着を防止することが可能になる。また、シャッターを閉じる前に紫外線出射部の表面をエアブローしてわずかに付着した埃を吹き飛ばしたりすることにより、紫外線出射部表面を更に長期間きれいな状態に保つことができるようになる。更に、シャッターを開状態にする前のシャッターに向けてエアー噴射して、シャッターに付着した埃等を除去してからシャッターを開状態とすることにより、シャッターの開閉機構に埃が付着することを防止し、延いてはシャッター開閉機構の故障を防止することもできる。
本発明の装置又は物品においては、前記微生物繁殖性部材の殺菌及び/又は洗浄効果を高めるという理由から、前記第一の露出表面に洗浄液を噴射又は噴霧する手段を更に有することが好ましい。ここで、洗浄液は、流体物理洗浄を行うための水や温水であってもよいが、紫外線が照射されることにより殺菌又は汚れの分解に有効な活性種を発生させる成分を含む溶液であること好ましい。このような溶液としては、過酸化水素水及び/又はオゾン水が好適に使用される。過酸化水素水及び/又はオゾン水における過酸化水素及び/又はオゾンの濃度は、0.01mM〜10M、特に0.05mM〜5Mであることが好ましく、0.1mM〜1Mであることが最も好ましい。なお、ここでMは(mol/リットル)を表す。安全性および取扱易さの観点から過酸化水素水を用いることが特に好ましい。
上記の洗浄液を噴射又は噴霧する手段は、“洗浄液タンク”と、当該洗浄液タンクから洗浄液を送り出すポンプなどの“洗浄液送り出し手段”と、当該洗浄液送り出し手段と接続する“洗浄液移送用配管”と、当該洗浄液移送用配管と接続する“洗浄液噴射ノズル”又は“洗浄液噴霧ノズル”を有するものであれば特に限定されない。但し、上記“洗浄液噴射ノズル”又は“洗浄液噴霧ノズル”以外は、必ずしも本発明の装置又は物品の内部に組込まれている必要はなく、外部に配置され、必要に応じて配管により接続するものであってもよい。なお、洗浄液が過酸化水素水及び/又はオゾン水である場合には、浄用液をミスト状にして噴霧する噴霧ノズルを有することが好ましい。
以下に、図面を参照して本発明の方法及びシステムについて更に詳しく説明する。
図1は、代表的な本発明の装置の一つである空気調和装置の室内ユニット100を模式的に説明するための図である。
図1に示す室内ユニット100は、所謂、壁掛型の室内ユニットであり、吸気口11及び吹出口12を有するケーシング10と、室内ファン30と、微生物繁殖性部材である室内熱交換器20と、室内熱交換器20から落下する凝結水を受けるためのドレンパン40a及び40bと、を有し、更に送風路14の室内熱交換器20より上流側には、室内ファン30の駆動によって吸気口11より吸入される室内雰囲気空気に含まれる塵や埃を捕集するためのフィルタ13が設置されている。また、上記ドレンパン40a及び40bには、図示しないドレン用配管が接続され、該ドレン用配管を通ってドレンが室内ユニット外(主に屋外)に排出されるようになっている。
そして、送風路14内における前記フィルタと前記室内熱交換器(微生物繁殖性部材)20との間の空間には、紫外線出射部60と洗浄液供給手段50とを兼ねるLEDモジュール70が、室内熱交換器(微生物繁殖性部材)20の第一の露出表面と紫外線出射部60の第二の露出表面が対向するようにして、配置されている。なお、LEDモジュールとは、LEDパッケージを基板などに実装するか、又は複数のLEDを平面的若しくは立体的に配列して、機械的、電気的制御回路若しくはその一部、及び光学的に多数の要素で構成して、一つのユニットとして取り扱えるようにしたもの、またはその集合体のことを意味する。
LEDモジュール70では、図2及び図3にその一部が示されるように、縦長の紫外線透過性窓材73からなる紫外線出射部60を有し、内部に夫々、紫外線光源となる紫外線発光ダイオード(UV−LED)71を収容する複数の筺体ユニット74、74´等がヒンジなどの連結部材75で連結された構造を有する。また、図2及び図4に示されるように、紫外線出射部60の第二の露出表面の外側にはシャッター76が配置されている。
前記LEDモジュール70は、移動手段80のガイドレール81にアームを介して連結され、紫外線出射部60を室内熱交換器20に対向させると共に紫外線出射部60´をドレンパン40aに対向させて、LEDモジュール70の短手方向(図1における左右方向)にスライド移動できるようにされている。上記移動手段としては、電動モーター、スプロケットおよびチェインを組み合わせたような電動アクチュエーター、並びに油圧或いは空気圧シリンダー等を用いた油圧又は空圧アクチュエーターなどが特に制限なく利用できる。
LEDモジュール70における各筐体ユニットは、図3に示される筐体ユニット74として示される基本構造と同様の構造を有し、紫外線出射部60から紫外線を出射し、噴霧ノズル51から洗浄液を噴霧できるようになっている。なお、図3では、筐体ユニットの構造を分かり易くするためにシャッターは省略している。
さらに、LEDモジュール70は、それぞれ図示しないリチウムイオン電池などの2次電池、洗浄液用の小型タンク及び噴霧ノズル51から洗浄液を噴霧させるための洗浄液供給機構を有し、前記2次電池から、紫外線光源(UV−LED)71、洗浄液供給機構の駆動電力を供給されるようになっている。洗浄液用の小型タンクの容量は、少なくとも1回の洗浄・殺菌に必要な洗浄液を貯留できる容量であればよく、通常10〜200ml、好ましくは10〜150ml、最も好ましくは20〜100mlである。洗浄液供給機構としては、前記小型タンクと前記噴霧ノズルを連結するチューブと、その間に配置される超小型ポンプからなるもの、又は超小型ポンプに替えてインクジェットプリンタで採用されているようなピエゾ方式或はサーマル方式を採用したものなどが好適に採用できる。
前記LEDモジュール70は、前記室内ユニットが空気調和装置の稼働時において、図1の右側図面に示されるように、室内熱交換器と対向しない測端部近傍に設けられた格納部に格納されている。格納部には、図示しない充電器を有し、格納部において前記LEDモジュール70に内蔵される前記2次電池の充電が行われる。また、格納部近傍には、図示しない洗浄液補給機構が配置されている。当該洗浄液補給機構は、洗浄液用の大型タンク、前記大型タンクから所定量の洗浄液を前記小型タンクに補充する定量ポンプを有し、格納部において前記LEDモジュール70の小型タンクに洗浄液が補給される。図1に示される室内ユニット100においては、当該洗浄液補給機構並びに前記LEDモジュール70の洗浄液用の小型タンク及び洗浄液噴機構の組み合わせが洗浄液供給手段50を構成しているといえる。
なお、洗浄液補給機構は、必ずしもその全てをケーシング10内の格納部近傍に配置する必要はなく、例えば洗浄液用の大型タンク及び定量ポンプをケーシングの外部に配置してフレキシブルチューブ等の配管を格納部近傍に導いて前記小型タンクに洗浄液を補充するようにしてもよい。大型タンクの容量を大きくし、該大型タンクへの殺菌用洗浄液の補充の利便性や、室内ユニットの軽量化という観点からすると、このような外付けの態様を採ることが好ましい。
図4に、図3に示される筐体ユニット74の紫外線出射部60の第二の露出面の外側に配置されるシャッター76の態様を幾つか示した。図4(a)に示されるシャッター76aは、第二の露出表面の周囲に枠体(図示せず)を設け当該枠体に遮蔽板77aをヒンジ(図示せず)により固定し、電動モーター(図図示せず)の回転力等を用いて上記遮蔽板77aをヒンジ軸78の周りに回動させるようにしたものである。図4(b)に示されるシャッター76b及び図4(c)に示されるシャッター76cは、遮蔽板77b及び77cがスライド移動する態様である。シャッター76bでは、電動モーター(図示せず)によって回動するピニオン79bと遮蔽板77bに固定されたラック(図示せず)とによって構成されるラックアンドピニオン機構によって、遮蔽板77bがガイド(図示せず)に沿ってスライド移動するようになっている。シャッター76cでは、遮蔽板77cは、短冊状の複数の遮蔽板ユニットがエラストマーなどの可撓性の連結部材によって結合された構造を有し、2つのピニオン79c、79c´と遮蔽板77cの各短冊状の遮蔽板ユニットに固定されたラック(図示せず)とによって構成されるラックアンドピニオン機構によって、第二の露出表面の周囲に設けた枠体761の上下に設けられたガイド762、763に沿って遮蔽板77cがスライド移動するようになっている。なお、各ピニオンは電動モーター(図示せず)によって回動するようになっている。
紫外線光源であるUV−LED71の点灯・消灯およびLEDモジュール70の移動を含む紫外線出射部60の駆動、並びにシャッターの開閉の制御は図示しない制御手段によって行われる。室内ユニット100では、基本的に、冷房、暖房、除湿などの空気調和を行っていないとき(空気調和機能停止時)に、次のようにして紫外線を用いた殺菌及び/又は洗浄が行われる。
すなわち、付属した入力装置、タイマー、各種センサーからの情報に基づいて、空気調和機能停止時であることを確認したうえで、LEDモジュール70の駆動開始指令(殺菌及び/又は洗浄の開始指令)に基づいて、移動手段80によりLEDモジュール70を格納部から移動させ、室内熱交換器(微生物繁殖性部材)20の一端(図面左端)に対向する位置(開始位置)まで移動させる。次いで、シャッター76が閉状態を維持したまま、移動手段80及び洗浄液供給手段50を駆動させて、LEDモジュール70が室内熱交換器(微生物繁殖性部材)20の一端から他端の間をスライド移動する間に洗浄液を噴霧する。そして、この操作を1回又は数回往復させて行い、開始位置に戻ったところで移動手段80及び洗浄液供給手段50を停止させる。その後、シャッター76を全開状態としてから、所定時間(例えば1秒)経過後にUV−LED71を点灯し、再び移動手段80を駆動させて室内熱交換器(微生物繁殖性部材)20の前を開始位置から1又は複数回往復するようにスライド移動させながら紫外線照射を行う。そして、開始位置に再び戻ったところでUV−LED71を消灯し、所定時間(例えば1秒)経過後にシャッター76を閉じる。最後に移動手段80によってLEDモジュール70を格納部に格納する。
このような紫外線を用いた殺菌及び/又は洗浄操作は、前記室内ユニット100が空気調和装置の稼働停止時であれば特に限定されず、空気調和装置の稼働を停止した直後に毎回稼働するようにしてもよいし、例えば5回とか10回といった予め定めた回数空気調和装置を稼働させて、最後の稼働が停止した直後に稼働するようにしてもよいし、別途汚れセンサーを配置し、汚れの程度が所定の値に達した場合に稼働するようにしてもよい。このようにすることによって、絶えず室内熱交換器等の表面をきれいな状態に保つことができる。
以上、図面を参照して、本発明の代表的な装置の一つである空気調和装置の室内ユニット100について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲おいて、範囲内において適宜変更及び改変することができる。たとえば、洗浄液の使用は必須ではなく、また洗浄液を使用する場合であって洗浄液の噴射ノズル又は噴霧ノズルは、LEDモジュール70に設置する必要はなく、室内熱交換器(微生物繁殖性部材)20の第一の露出表面に洗浄液を供給できる位置に固定配置してもよい。また、紫外線出射を導光板とし、外部に配置した紫外線光源であるUV−LEDから紫外線を伝送するようにしてもよい。
100・・・空気調和装置の室内ユニット
10・・・ケーシング
11・・・吸気口
12・・・吹出口
13・・・フィルタ
14・・・送風路
20・・・室内熱交換器(微生物繁殖性部材)
30・・・室内ファン
40a、40b・・・ドレンパン
50・・・殺菌用洗浄液供給手段
51・・・噴霧ノズル
60、60´・・・紫外線出射部
70・・・LEDモジュール
71・・紫外線発光素子(UV−LED:紫外線光源)
72・・・光軸(紫外線の出射方向)
73、73´・・・紫外線透過性窓材
74、74´・・・筺体ユニット
75・・・連結部材
76、76a、76b、76c・・・シャッター
77a、77b、77c・・・遮蔽板
78・・・ヒンジ軸
79b、79c、79c‘・・・ピニオン
761・・・枠体
762・・・上部ガイド
763・・・下部ガイド
80・・・移動手段
81・・・ガイドレール
10・・・ケーシング
11・・・吸気口
12・・・吹出口
13・・・フィルタ
14・・・送風路
20・・・室内熱交換器(微生物繁殖性部材)
30・・・室内ファン
40a、40b・・・ドレンパン
50・・・殺菌用洗浄液供給手段
51・・・噴霧ノズル
60、60´・・・紫外線出射部
70・・・LEDモジュール
71・・紫外線発光素子(UV−LED:紫外線光源)
72・・・光軸(紫外線の出射方向)
73、73´・・・紫外線透過性窓材
74、74´・・・筺体ユニット
75・・・連結部材
76、76a、76b、76c・・・シャッター
77a、77b、77c・・・遮蔽板
78・・・ヒンジ軸
79b、79c、79c‘・・・ピニオン
761・・・枠体
762・・・上部ガイド
763・・・下部ガイド
80・・・移動手段
81・・・ガイドレール
Claims (4)
- 使用環境中で微生物が付着して繁殖し易い第一の露出表面を有する微生物繁殖性部材と、紫外線出射部と、当該紫外線出射部の駆動を制御する制御手段と、を有し、前記紫外線照射部から出射された紫外線を用いて前記微生物繁殖性部材の殺菌及び/又は洗浄を行うことのできる殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品であって、
前記紫外線出射部は、紫外線照射時において露出して紫外線出射面となる第二の露出面を有し、当該第二の露出面は、紫外線出射時において前記第一の露出面と対向するように、固定的に又は移動可能に設置されており、
前記紫外線出射部は、前記第二の露出表面の外側に開閉自在に設けられたシャッターを有し、
前記制御手段は、前記紫外線出射部の駆動を制御するに際して、紫外線の非照射時に前記シャッターを、前記第二の露出表面を覆う閉状態を保つとともに、前記シャッターを、前記第二の露出表面を露出させる開状態としてから所定の時間内に紫外線照射を開始し、紫外線照射停止してから所定の時間内に前記シャッターを閉状態とするように制御する、ことを特徴とする前記装置又は物品。 - 前記シャッター及び又は前記第二の露出表面に向けてエアーを吹き付けるエアー噴射機構を更に有することを特徴とする請求項1に記載の装置又は物品。
- 前記第一の露出表面に洗浄液を噴射又は噴霧する手段を更に有する請求項1又は2に記載の装置又は物品。
- 前記シャッターが樹脂製である請求項1乃至3の何れかに記載の装置又は物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017158092A JP2019033964A (ja) | 2017-08-18 | 2017-08-18 | 殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品 |
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Publications (1)
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JP2019033964A true JP2019033964A (ja) | 2019-03-07 |
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ID=65636266
Family Applications (1)
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JP2017158092A Pending JP2019033964A (ja) | 2017-08-18 | 2017-08-18 | 殺菌及び/又は洗浄機能付き装置又は物品 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2019033964A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102046339B1 (ko) * | 2019-04-10 | 2019-11-20 | 김화열 | 식기세척기 도어장치 |
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JP2021020043A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 株式会社エンプラス | 殺菌装置 |
US20210369907A1 (en) * | 2020-01-07 | 2021-12-02 | Ghsp, Inc. | Device for dual mode disinfection in a vehicle interior |
CN114305276A (zh) * | 2021-12-31 | 2022-04-12 | 徐州伟林木业有限公司 | 一种基于羟基自由基具有空气消毒功能的智能家居 |
US20220193297A1 (en) * | 2020-12-23 | 2022-06-23 | Pioneer Valley Hotel Group, Inc. | Apparatus and method for sanitizing air and surfaces |
-
2017
- 2017-08-18 JP JP2017158092A patent/JP2019033964A/ja active Pending
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