JP2019033158A - 電子デバイス装置製造用積層体及びその製造方法、MgO膜並びに分散液 - Google Patents

電子デバイス装置製造用積層体及びその製造方法、MgO膜並びに分散液 Download PDF

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Abstract

【課題】 エッチングによって保護膜に薄化面及び基板の表面に露出面が形成されない電子デバイス装置製造用積層体を提供すること。【解決手段】 電子デバイス装置製造用積層体は、基板と、パターニングされた電子デバイスと、レジストパターン以下のエッチングレートを有する保護膜と、MgO膜とを有し、電子デバイスは、基板から立ち上がり、自由端側に第1端面を有し、保護膜は、基板と、電子デバイスの第1端面以外とを覆い、MgO膜は、電子デバイスの第1端面が露出するように保護膜を覆う。【選択図】 図8

Description

本発明は、電子デバイス装置製造用積層体及びその製造方法、MgO膜並びに分散液に関する。
記録密度を向上させる磁気記録装置として磁気トンネル接合(MTJ)装置が注目されている。例えば、特許文献1には、スタック構造の磁気トンネル接合(MTJ)素子が複数形成されるMTJ装置の製造方法が記載されている。図1〜6を用いてその製造方法を説明する。
図1に示すように、MOSトランジスタ等、電子デバイスを駆動するための所定の構造物が形成された基板11の表面に、第1電極層12、磁気トンネル接合(MTJ)層13及び第2電極層14を順次形成する。MTJ層13は第1電極層12側から強磁性層、絶縁体層及び強磁性層が順次積層されて構成される。第1電極層12、MTJ層13及び第2電極層14は、磁気トンネル接合(MTJ)デバイス層(電子デバイス層)15を形成する。次に、図2に示すように、第2電極層14の表面にレジストパターン16を形成する。次に、図3に示すように、レジストパターン16に従って第2電極層14、MTJ層13及び第1電極層12を順次エッチングし、それぞれパターニングされた第2電極17、磁気トンネル接合(MTJ)18及び第1電極19を形成する。第2電極17、磁気トンネル接合(MTJ)18及び第1電極19は、パターニングされた柱状部分を有する磁気トンネル接合(MTJ)デバイス(電子デバイス)20を形成する。MTJデバイス20の柱状部分は、基板11から立ち上がる側面21と、側面21の自由端側にある第1端面22とを有する。レジストパターン16は、MTJデバイス20の第1端面22を覆い、第1端面22から立ち上がるレジスト側面23と、レジスト側面23の自由端側にあるレジスト端面24とを有する。レジストパターン16を複数形成することにより、基板11の表面にMTJデバイス20を複数形成することができる。
次に、図4に示すように、MTJデバイス20を除く基板11の表面、MTJデバイス20の側面21並びにレジストパターン16のレジスト側面23及びレジスト端面24にSiO保護膜(保護膜)25を形成する。SiO保護膜25は、MTJデバイス20を除いて基板11の表面を覆う基板被覆部26と、第1端面22を除いてMTJデバイス20の側面21を覆う電子デバイス被覆部27と、レジストパターン16のレジスト側面23及びレジスト端面24を覆うレジスト被覆部28とを有する。SiO保護膜25は、後の工程で、MTJデバイス20を被覆するレジストパターン16をArイオンミリングでエッチングする際、MTJデバイス20の側面や基板11の表面を保護する。SiO保護膜25は、例えば、スパッタ等、公知の方法を用いて形成される。以下、図1〜4に示す工程を「準備工程」という。
次に、図5に示すように、SiO保護膜25の表面を覆うように、基板の表面にほぼ平行な表面を有するSOG(Spin On Glass)層29を形成する。以下、図5に示す工程を「成膜工程」という。成膜工程は、SOG塗布液を塗布する塗布工程と、SOG塗布液を乾燥する乾燥工程と、300〜400℃程度の熱処理を行う熱処理工程とを有する。
SOG層29の形成には、例えば、東京応化工業株式会社製OCDシリーズを用いる。また、塗布工程には、例えば、2000〜4000回転/分のスピンコートを用いる。
次に、図6に示すように、SOG層29、SiO保護膜25のレジスト被覆部28及びレジストパターン16をArイオンミリング(エッチング)で順次エッチングする。エッチングの終了は、レジストパターン16が除去され、MTJデバイス20の第1端面22(第2電極17)が露出した時点である。このとき、第1端面22の周囲に電子デバイス被覆部27の第2端面30が形成され、MTJ装置製造用積層体(電子デバイス装置製造用積層体)10が製造される。以下、図6に示す工程を「エッチング工程」という。その後、配線等の後工程を経て、MTJ装置(電子デバイス装置)が製造される。
特開2010−016384号公報 特開2015−010025号公報
SOG層29は、エッチングレートが大きい。このため、エッチング工程において、レジストパターン16及びSiO保護膜25のレジスト被覆部28よりもその周辺のSOG層29の方がエッチングの進行が速い。その結果、図6に示すように、エッチングが終了した時点では、第1端面22及び第2端面30の周辺ではSOG層29が除去されてSiO保護膜25の基板被覆部26が露出し、さらに基板被覆部26がエッチングされて薄化面31が形成されることがある。さらに薄化面31も除去されて基板11の露出面32が露出することもある。MTJデバイス20の第2電極17への配線には通常物理蒸着プロセスが用いられるため、導電性の配線材料が基板被覆部26の薄化面31や基板11の露出面32に付着すると、SiO保護膜25の絶縁破壊や電子デバイス装置のショートの原因になることがある。さらに、SOG層29を形成する成膜工程での熱処理工程は300〜400℃程度の高温であるため、MTJデバイス20の故障の原因になることもある。
ここで、特許文献2には、AC型PDPの誘電体保護層、MRAM及びTMR素子の絶縁膜並びに有機EL素子及びバリアフィルムの水分吸着層として、酸化マグネシウム微粒子分散液を用いて塗布法により形成された酸化マグネシウム膜が記載されている。また、特許文献2には、この酸化マグネシウム膜は光透過性、耐スパッタ性及び絶縁性に優れていることも記載されている。しかし、特許文献2には、酸化マグネシウム膜をエッチングに供することについての記載はない。
本発明の幾つかの態様は、エッチングによって保護膜の基板被覆部に薄化面又は基板の表面に露出面が形成されず、さらに、成膜工程での熱処理工程によって電子デバイスが故障しない電子デバイス装置製造用積層体及びその製造方法、MgO膜並びに分散液を提供することを目的とする。
(1)本発明の第1の態様は、基板と、パターニングされた電子デバイスと、レジストパターン以下のエッチングレートを有する保護膜と、MgO膜とを有し、電子デバイスは、基板から立ち上がり、自由端側に第1端面を有し、保護膜は、基板と、電子デバイスの第1端面以外とを覆い、MgO膜は、電子デバイスの第1端面が露出するように保護膜を覆うことを特徴とする電子デバイス装置製造用積層体に関する。
MgO膜のエッチングレートは、従来のSOG層よりも小さく、レジストパターンや、レジストパターン以下のエッチングレートを有する保護膜のエッチングレートに近い。MgO膜は保護膜を覆って保護し、保護膜は基板と、基板から立ち上がる電子デバイスとを覆って保護するため、エッチングによって電子デバイスの第1端面が露出した時点で基板を覆う保護膜が露出することはない。したがって、基板を覆う保護膜に薄化面が形成されない。さらに、保護膜に覆われる基板に露出面が形成されることもない。この電子デバイス装置製造用積層体に配線等の後工程を行って電子デバイス装置を製造すると、保護膜が絶縁破壊を起こすことはなく、電子デバイス装置がショートを起こすこともない。
(2)本発明の第1の態様では、保護膜はSiOから製造されることが好ましい。保護膜をSiOから製造するには、スパッタ等、公知の方法を用いて容易に形成することができる。
(3)本発明の第2の態様は、基板と、パターニングされた電子デバイスと、MgO膜とを有し、電子デバイスは、基板から立ち上がり、自由端側に第1端面を有し、MgO膜は、電子デバイスの第1端面を除いて電子デバイス及び基板を覆うことを特徴とする電子デバイス装置製造用積層体に関する。
MgO膜のエッチングレートは、レジストパターンのエッチングレートよりも小さい。MgO膜は、基板と、基板から立ち上がる電子デバイスとを覆って保護するため、エッチングによって電子デバイスの第1端面が露出した時点で基板に露出面が形成されることはない。この電子デバイス装置製造用積層体に配線等の後工程を行って電子デバイス装置を製造すると、電子デバイス装置がショートを起こすこともない。
(4)本発明の第1及び第2の態様では、MgO膜はMgO微粒子から製造されることが好ましい。MgO微粒子から製造されるMgO膜は、MgO微粒子を塗布することにより簡単に形成することができる。さらに、MgO微粒子は成膜工程での熱処理が200℃以下でよいため、電子デバイスが故障することもない。
(5)本発明の第3の態様は、基板の表面に電子デバイス層を形成し、電子デバイス層の表面にレジストパターンを形成し、レジストパターンに従って電子デバイス層をエッチングして、基板から立ち上がる電子デバイスと、電子デバイスの基板から立ち上がる自由端側であってレジストパターンとの界面に第1端面とを形成し、基板の露出面と、電子デバイスの露出面と、レジストパターンとを、レジストパターン以下のエッチングレートを有する保護膜で被覆する準備工程と、保護膜をMgO膜で被覆する成膜工程と、MgO膜、保護膜及びレジストパターンをエッチングするエッチング工程とを有し、エッチング工程では電子デバイスの第1端面が露出した時点でエッチングを終了することを特徴とする電子デバイス装置製造用積層体の製造方法に関する。
第3の態様の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法によって、第1の態様の電子デバイス装置製造用積層体が製造される。MgO膜のエッチングレートは、従来のSOG層よりも小さく、レジストパターンや、レジストパターン以下のエッチングレートを有する保護膜のエッチングレートに近い。このため、MgO膜、レジストパターン及び保護膜のエッチ面は、MgO膜形成時の面に近い形を保ってエッチングが進行する。基板から立ち上がる電子デバイスの第1端面が露出した時点でエッチングを終了すると、その周辺には電子デバイスの第1端面と同程度の高さの面を有する保護膜とMgO膜とが形成される。MgO膜は保護膜を覆って保護するため、基板を覆う保護膜が露出することはない。したがって、基板を覆う保護膜に薄化面は形成されない。さらに、保護膜に覆われる基板に露出面が形成されることもない。この電子デバイス装置製造用積層体に配線等の後工程を行って電子デバイス装置を製造すると、保護膜が絶縁破壊を起こすことはなく、電子デバイス装置がショートを起こすこともない。
(6)本発明の第3の態様では、保護膜はSiOから製造されることが好ましい。保護膜をSiOから製造するには、スパッタ等、公知の方法を用いて容易に形成することができる。
(7)本発明の第3の態様では、MgO膜を除去する除去工程をさらに有することが好ましい。保護膜が電子デバイスを保護するため、MgO膜を除去しても電子デバイスがダメージを受けることはない。
(8)本発明の第4の態様は、基板の表面に電子デバイス層を形成し、電子デバイス層の表面にレジストパターンを形成し、レジストパターンに従って電子デバイス層をエッチングして、基板から立ち上がる電子デバイスと、電子デバイスの基板から立ち上がる自由端側であってレジストパターンとの界面に第1端面とを形成する準備工程と、基板の露出面と、電子デバイスの露出面と、レジストパターンとを、MgO膜で被覆する成膜工程と、MgO膜及びレジストパターンをエッチングするエッチング工程とを有し、エッチング工程では電子デバイスの第1端面が露出した時点でエッチングを終了することを特徴とする電子デバイス装置製造用積層体の製造方法に関する。
第4の態様の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法によって、第2の態様の電子デバイス装置製造用積層体が製造される。MgO膜のエッチングレートは、レジストパターンのエッチングレートに近い。このため、MgO膜及びレジストパターンは、エッチ面はMgO膜形成時の面に近い形を保ってエッチングが進行する。基板から立ち上がる電子デバイスの第1端面が露出した時点でエッチングを終了すると、その周辺には電子デバイスの第1端面と同程度の高さの面を有するMgO膜が形成される。MgO膜は、基板の露出面と、基板から立ち上がる電子デバイスの露出面とを覆って保護するため、基板に露出面が形成されない。この電子デバイス装置製造用積層体に配線等の後工程を行って電子デバイス装置を製造すると、電子デバイス装置がショートを起こすこともない。
(9)本発明の第3及び第4の態様では、成膜工程は、MgO微粒子の分散液を塗布する塗布工程と、分散液の分散媒を除去する乾燥工程とを有し、MgO膜はMgO微粒子から製造されることが好ましい。MgO微粒子の分散液を用いることにより、MgO膜を簡単に形成することができる。さらに、MgO膜は液相を用いて形成するため、下地に凹凸があっても、基板の表面にほぼ平行な表面を形成することができる。そうすると、平坦な表面を形成するための化学機械研磨工程が不要になる。
(10)本発明の第3及び第4の態様では、成膜工程は、乾燥工程の後にMgO微粒子を200℃以下で熱処理する熱処理工程をさらに有することが好ましい。成膜工程での熱処理温度が従来のSOG膜の300〜400℃よりも低い200℃以下であるため、電子デバイスがダメージを受けることがない。また、MgO微粒子を熱処理することによってMgO膜が緻密になり、保護膜及びレジストパターンとのエッチングレートの差が小さくなる。このため、MgO膜、保護膜及びレジストパターンは、エッチ面がMgO膜形成時の面に近い形を保ってエッチングが進行し、基板や保護膜の露出を防ぐことができる。
(11)本発明の第5の態様は、第1又は第2の態様の電子デバイス装置製造用積層体に含まれるMgO膜であって、累積粒度分布における累積50%の粒子径が5〜150nmであるMgO微粒子を含む分散液から製造されることを特徴とするMgO膜に関する。
MgO膜のエッチングレートは、従来のSOG層よりも小さく、レジストパターンのエッチングレートに近い。また、累積粒度分布における累積50%の粒子径が5〜150nmであるMgO微粒子を含む分散液から製造されるMgO膜は均一かつ緻密である。このため、MgO膜及びレジストパターンは、エッチ面がMgO膜形成時の面に近い形を保ってエッチングが進行する。
(12)本発明の第6の態様は、第5の態様のMgO膜を形成するための分散液であって、分散媒体中に、動的光散乱法により測定される粒度分布において、累積粒度分布における累積50%の粒子径が5〜150nmのMgO微粒子を含むことを特徴とする分散液に関する。
MgO膜のエッチングレートは、従来のSOG層よりも小さく、レジストパターンのエッチングレートに近い。また、分散媒体中に、動的光散乱法により測定される粒度分布において、累積粒度分布における累積50%の粒子径が5〜150nmのMgO微粒子を含む分散液から形成されるMgO膜は均一かつ緻密である。このため、MgO膜及びレジストパターンは、エッチ面がMgO膜形成時の面に近い形を保ってエッチングが進行する。
電子デバイス装置製造用積層体の製造方法の準備工程の一部を示す。 電子デバイス装置製造用積層体の製造方法の準備工程の一部を示す。 電子デバイス装置製造用積層体の製造方法の準備工程の一部を示す。 電子デバイス装置製造用積層体の製造方法の準備工程の一部を示す。 従来の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法の成膜工程を示す。 従来の電子デバイス装置製造用積層体の構造及び製造方法のエッチング工程を示す。 本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法の成膜工程を示す。 本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の構造及び製造方法のエッチング工程を示す。 本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の他の構造を示す。 本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の他の構造の製造方法を示す。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成のすべてが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(1)電子デバイス装置製造用積層体の製造方法
本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法は、レジストパターンと、レジストパターンによってパターニングされた柱状部分を有する電子デバイスと、SiO保護膜とを有する基板であって、電子デバイスの柱状部分は、基板から立ち上がる側面と、側面の自由端側にある第1端面とを有し、レジストパターンは、電子デバイスの第1端面を覆い、第1端面から立ち上がるレジスト側面と、レジスト側面の自由端側にあるレジスト端面とを有し、SiO保護膜は、基板を覆う基板被覆部と、第1端面を除いて電子デバイスの側面を覆う電子デバイス被覆部と、レジストパターンのレジスト側面及びレジスト端面を覆うレジスト被覆部とを有する基板を準備する準備工程と、SiO保護膜の表面に、基板の表面にほぼ平行な表面を有するMgO膜を形成する成膜工程と、ArイオンミリングでMgO膜、SiO保護膜及びレジストパターンをエッチングするエッチング工程とを有し、エッチング工程では電子デバイスの第1端面が露出した時点でエッチングを終了することを特徴とする。以下、図1〜図4、図7及び図8を用いて本実施形態の電子デバイス装置の製造方法をさらに詳しく説明する。
(1−1)準備工程
図1〜図4に本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法の準備工程を示す。本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法の準備工程は、従来の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法で説明した準備工程と同じであるため、詳細な説明は省略する。本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法の準備工程によって、図4に示すように、レジストパターン16と、レジストパターン16によってパターニングされた柱状部分を有するMTJデバイス20(電子デバイス)と、SiO保護膜25とを有する基板11であって、MTJデバイス20の柱状部分は、基板11から立ち上がる側面21と、側面21の自由端側にある第1端面22とを有し、レジストパターン16は、MTJデバイス20の第1端面22を覆い、第1端面22から立ち上がるレジスト側面23と、レジスト側面の自由端側にあるレジスト端面24とを有し、SiO保護膜25は、MTJデバイス20を除いて基板11の表面を覆う基板被覆部26と、第1端面22を除いてMTJデバイス20の側面21を覆う電子デバイス被覆部27と、レジストパターン16のレジスト側面23及びレジスト端面24を覆うレジスト被覆部28とを有する基板11を準備する。第1端面22は、MTJデバイス20の基板11から立ち上がる自由端側であって、レジストパターン16との界面に形成される。
なお、本実施形態の電子デバイスはMTJデバイス20であり、基板11の表面に第1電極19、磁気トンネル接合(MTJ)18及び第2電極17が順に積層された構造を有するが、本発明の電子デバイスはMTJデバイス及びその構造に限定されない。また、MTJデバイス(電子デバイス)20の柱状部分の形状は、円柱、楕円柱、三角柱、四角柱、多角柱等、柱状であればよく、電子デバイスの高さ方向に対する垂直断面形状に特に制限はない。電子デバイスの高さ方向に対する垂直断面形状は、その形状を矩形に近似したとき、アスペクト比(長辺/短辺)が極端に大きくてもよい(長辺≫短辺)。また、SiO保護膜25の材料は、以下の条件を満たせば、特にSiOに限定されない。即ち、SiO保護膜25の材料は、MTJデバイス20を除いて基板11の表面を覆う基板被覆部26と、第1端面22を除いてMTJデバイス20の側面21を覆う電子デバイス被覆部27と、レジストパターン16のレジスト側面23及びレジスト端面24を覆うレジスト被覆部28とを形成することができ、かつ、エッチングレートがレジストパターンやMgO膜に近ければよい。さらに、SiO保護膜25の形成方法は、レジストパターン16、MTJデバイス20及び基板11の表面を均一かつ緻密に覆うことができれば、特に制限はなく、例えば、公知のスパッタやCVDを用いることができる。本実施形態ではスパッタを用いた。また、レジストパターン16の材料には東京応化工業株式会社製TGMRシリーズを用いた。
(1−2)成膜工程
次に、図7に示すように、SiO保護膜25の表面を覆うように、基板の表面にほぼ平行な表面を有するMgO膜(1)33を形成する(成膜工程)。本実施形態の成膜工程は、SiO保護膜25の表面にMgO微粒子の分散液を塗布する塗布工程と、分散液の分散媒を除去する乾燥工程と、MgO微粒子を200℃以下で熱処理する熱処理工程とを有する。MgO膜(1)33の形成にMgO微粒子の分散液(液相)を用いるため、下地のSiO保護膜25の表面に凹凸があっても基板11の表面にほぼ平行な表面を有するMgO膜(1)33を形成することができる。
MgO膜(1)33を形成するための分散液は、分散媒体中に、動的光散乱法により測定される粒度分布において、累積粒度分布における累積50%の粒子径(D50)が5〜150nmのMgO微粒子を含むことが好ましく、10〜100nmのMgO微粒子を含むことがより好ましく、10〜80nmのMgO微粒子を含むことがより好ましく、15〜60nmのMgO微粒子を含むことがより好ましく、20〜50nmのMgO微粒子を含むことがさらに好ましい。成膜後のMgO膜をより均一かつ緻密にすることができる。また、MgO膜(1)33のエッチングレートは、従来のSOG層よりも小さく、レジストパターン16のエッチングレートに近い。このため、MgO膜(1)33、SiO保護膜25及びレジストパターン16は、エッチ面がMgO膜(1)形成時の面に近い形を保ってエッチングが進行する。
分散液の分散媒は、例えば、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール等、公知の分散媒を用いることができる。本実施形態では、BET比表面積が180m/g(BET換算径9.3nm)のMgO微粒子(宇部マテリアルズ(株)製)を10質量%になるようにメタノール(分散媒)に分散して得た分散液を用いた。当分散液に含まれるMgO微粒子は、D50が23nmである。本実施形態の塗布工程には、例えば、ディップコートやスピンコート等、公知の塗布方法を用いることができる。本実施形態では2000〜4000回転/分のスピンコートを用いた。熱処理工程の温度は、200℃以下が好ましく、170℃以下がより好ましく、140℃以下がさらに好ましく、120℃以下が特に好ましい。熱処理工程の温度が低いほどMTJデバイス20の故障を防ぐことができる。本実施形態では120℃1時間とした。
(1−3)エッチング工程
次に、図8に示すように、MgO膜(1)33、SiO保護膜25のレジスト被覆部28及びレジストパターン16をArイオンミリングで順次エッチングする。エッチングの終了は、レジストパターン16が除去され、MTJデバイス20の第1端面22(第2電極17)が露出した時点である。MgO膜(1)33のエッチングレートは、従来のSOG層29よりもArイオンミリングのエッチングレートが小さく、レジストパターン16や、SiO保護膜25のエッチングレートに近い。このため、MgO膜(1)33、レジストパターン16及びSiO保護膜25は、エッチ面はMgO膜(1)33形成時の面に近い形を保ってエッチングが進行する。MTJデバイス20の第1端面22が露出した時点でエッチングを終了すると、その周辺にはSiO保護膜25の第2端面30と、MgO膜(2)34とが形成される。MgO膜(2)34は、MTJデバイス20の第1端面22及びその周辺のSiO保護膜25の第2端面30を除いてSiO保護膜25の基板被覆部26及び電子デバイス被覆部27を覆って保護するため、SiO保護膜25の基板被覆部26が露出することはない。したがって、基板被覆部26に薄化面は形成されない。さらに、SiO保護膜25の基板被覆部26に覆われる基板11に露出面が形成されることもない。この電子デバイス装置製造用積層体10に配線等の後工程を行って電子デバイス装置を製造すると、基板被覆部26が絶縁破壊を起こすことはなく、電子デバイス装置がショートを起こすこともない。
MTJデバイス20の第1端面22とSiO保護膜25の第2端面30との位置関係は、MTJデバイス20の第1端面22が露出していれば、特に制限はないが、その後の配線等の後工程や、製造される電子デバイス装置の実装方法等によっては、第1端面22と第2端面30の高さがほぼ同程度であるか、第1端面22が第2端面30よりも突出していることが好ましい場合もある。
本実施形態でのArイオンミリングの条件は以下のとおりであるが、これに限定されない。
雰囲気:Ar、圧力:0.03Pa、温度:水冷、加速電圧:200V、照射角度: 垂直方向から15度
各材料のArイオンミリングのエッチングレートを表1に示す。
Figure 2019033158
表1に示すように、MgO膜(1)33のエッチングレートは小さく、レジストパターン16やSiO保護膜25のエッチングレートに非常に近い。このため、レジストパターン16が除去され、MTJデバイス20の第1端面22が露出した時点でエッチングを終了すると、より確実にMgO膜(2)34が残り、SiO保護膜25の基板被覆部26の露出を防ぐことができる。なお、本実施形態ではエッチングにArイオンミリングを用いたが、これに限定されない。
(1−4)除去工程
本実施形態では、必要に応じてMgO膜を除去する除去工程をさらに有してもよい。保護膜が電子デバイスを保護するため、MgO膜を除去しても電子デバイスがダメージを受けることはない。
(2)電子デバイス装置製造用積層体の構造
本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の構造を図8に示す。本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体10は、基板11と、パターニングされた柱状部分を有するMTJデバイス20と、SiO保護膜25と、MgO膜(2)34とを有し、MTJデバイス20の柱状部分は、基板11から立ち上がる側面21と、側面21の自由端側にある第1端面22とを有し、SiO保護膜25は、MTJデバイス20とMgO膜(2)34との境界に配置され、基板11を覆う基板被覆部26と、第1端面22を除いてMTJデバイス20の側面21を覆う電子デバイス被覆部27とを有し、電子デバイス被覆部27は第1端面22の周囲に第2端面30を有し、MgO膜(2)34は、MTJデバイス20の柱状部分の第1端面22及びSiO保護膜25の第2端面30を除いてを覆う。本実施形態の電子デバイスは、第1電極19、磁気トンネル接合(MTJ)18及び第2電極17が順に積層された構造を有するMTJデバイス20を用いたが、これに限定されないのは前述のとおりである。
MgO膜(2)34のエッチングレートは、従来のSOG層29も小さく、レジストパターン16や、SiO保護膜25のエッチングレートに近い。このため、MgO膜(2)34はMTJデバイス20の柱状部分の第1端面22及びSiO保護膜の第2端面30を除いてSiO保護膜25を覆って保護する。したがって、SiO保護膜25の基板被覆部26はArイオンミリングによって薄化面が形成されない。基板11に露出面が形成されることもない。この電子デバイス装置製造用積層体10に配線等の後工程を行って電子デバイス装置を製造すると、SiO保護膜25が絶縁破壊を起こすことはなく、電子デバイス装置がショートを起こすこともない。
MgO膜(2)34はMgO微粒子から製造されることが好ましい。MgO微粒子から製造されるMgO膜(2)34は、MgO微粒子を塗布することにより簡単に形成することができる。さらに、MgO微粒子は成膜工程での熱処理が200℃以下でよいため、MTJデバイス20が故障を起こすこともない。
(3)電子デバイス装置製造用積層体の他の構造とその製造方法
表1から、MgO膜(1)33のエッチングレートはレジストパターン16のエッチングレートより小さい。したがって、図8に示すように、電子デバイス装置製造用積層体において、レジストパターン16が除去され、MTJデバイス20の第1端面22が露出した時点でエッチングを終了すると、エッチングの進行が遅いMgO膜(2)34は十分残っていることがわかる。したがって、SiO保護膜25がなくても、基板11及びMTJデバイス20の側面21をMgO膜(2)34で保護することができる。
即ち、上記のようにして得られる電子デバイス装置製造用積層体の他の構造を図9に示す。本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体10は、基板11と、パターニングされた柱状部分を有するMTJデバイス20と、MgO膜(2)34とを有し、基板11の表面は、基板11から立ち上がるMTJデバイス20の柱状部分に覆われる電子デバイス載置部35と、電子デバイス載置部35を除く電子デバイス非載置部36とを有し、MTJデバイス20の柱状部分は、基板11から立ち上がる側面21と、側面21の自由端側にある第1端面22とを有し、MgO膜(2)34は、MTJデバイス20の柱状部分の第1端面22及び基板11の表面の電子デバイス載置部35を除いてMTJデバイス20の柱状部分の側面21及び基板の表面の電子デバイス非載置部36を覆う。
本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法を図10に示す。本実施形態の電子デバイス装置製造用積層体10の製造方法は、レジストパターン16と、レジストパターン16によってパターニングされた柱状部分を有するMTJデバイス20とを有する基板11であって、基板11の表面は、基板11から立ち上がるMTJデバイス20の柱状部分に覆われる電子デバイス載置部35と、電子デバイス載置部35を除く電子デバイス非載置部36とを有し、MTJデバイス20の柱状部分は、基板11から立ち上がる側面21と、側面21の自由端側にある第1端面22とを有し、レジストパターン16は、MTJデバイス20の第1端面22を覆って第1端面22から立ち上がるレジスト側面23と、レジスト側面23の自由端側にあるレジスト端面24とを有する基板11を準備する準備工程と、基板11の表面の電子デバイス非載置部36と、MTJデバイス20の側面21と、レジストパターン16のレジスト側面23及びレジスト端面24とを覆う基板の表面にほぼ平行な表面を有するMgO膜(1)33を形成する成膜工程と、ArイオンミリングでMgO膜(1)33及びレジストパターン16をエッチングするエッチング工程とを有し、エッチング工程ではMTJデバイス20の第1端面22が露出した時点でエッチングを終了する。
MgO膜(1)33のArイオンミリングのエッチングレートがレジストパターン16のエッチングレートよりも小さいため、MgO膜(2)34はMTJデバイス20の柱状部分の第1端面22及び基板の表面の電子デバイス載置部35を除いてMTJデバイス20の柱状部分の側面21及び基板11の表面の電子デバイス非載置部36を覆って保護する。したがって、基板11に露出面が形成されない。この電子デバイス装置製造用積層体10に配線等の後工程を行って電子デバイス装置を製造すると、電子デバイス装置がショートを起こすこともない。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれる。例えば、明細書において、少なくとも一度、より広義又は同義の異なる用語とともに記載された用語は、明細書のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
10 電子デバイス装置製造用積層体、11 基板、12 第1電極層、13 磁気トンネル接合(MTJ)層、 14 第2電極層、15 磁気トンネル接合(MTJ)デバイス層、16 レジストパターン、17 第2電極、18 磁気トンネル接合(MTJ)、19 第1電極、20 磁気トンネル接合(MTJ)デバイス(電子デバイス)、21 側面、22 第1端面、23 レジスト側面、24 レジスト端面、25 SiO保護膜、26 基板被覆部、27 電子デバイス被覆部、28 レジスト被覆部、29 SOG層、30 第2端面、31 薄化面、32 露出面、33 MgO膜(1)、34 MgO膜(2)、35 電子デバイス載置部、36 電子デバイス非載置部

Claims (12)

  1. 基板と、
    パターニングされた電子デバイスと、
    レジストパターン以下のエッチングレートを有する保護膜と、
    MgO膜とを有し、
    前記電子デバイスは、前記基板から立ち上がり、自由端側に第1端面を有し、
    前記保護膜は、前記基板と、前記電子デバイスの前記第1端面以外とを覆い、
    前記MgO膜は、前記電子デバイスの前記第1端面が露出するように前記保護膜を覆うことを特徴とする電子デバイス装置製造用積層体。
  2. 前記保護膜はSiOから製造されることを特徴とする請求項1に記載の電子デバイス装置製造用積層体。
  3. 基板と、
    パターニングされた電子デバイスと、
    MgO膜とを有し、
    前記電子デバイスは、前記基板から立ち上がり、自由端側に第1端面を有し、
    前記MgO膜は、前記電子デバイスの前記第1端面を除いて前記電子デバイス及び前記基板を覆うことを特徴とする電子デバイス装置製造用積層体。
  4. 前記MgO膜はMgO微粒子から製造されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子デバイス装置製造用積層体。
  5. 基板の表面に電子デバイス層を形成し、
    前記電子デバイス層の表面にレジストパターンを形成し、
    前記レジストパターンに従って前記電子デバイス層をエッチングして、前記基板から立ち上がる電子デバイスと、前記電子デバイスの前記基板から立ち上がる自由端側であって前記レジストパターンとの界面に第1端面とを形成し、
    前記基板の露出面と、前記電子デバイスの露出面と、前記レジストパターンとを、前記レジストパターン以下のエッチングレートを有する保護膜で被覆する準備工程と、
    前記保護膜をMgO膜で被覆する成膜工程と、
    前記MgO膜、前記保護膜及び前記レジストパターンをエッチングするエッチング工程とを有し、
    前記エッチング工程では前記電子デバイスの前記第1端面が露出した時点でエッチングを終了することを特徴とする電子デバイス装置製造用積層体の製造方法。
  6. 前記保護膜はSiOから製造されることを特徴とする請求項5に記載の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法。
  7. 前記MgO膜を除去する除去工程をさらに有することを特徴とする請求項5又は6に記載の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法。
  8. 基板の表面に電子デバイス層を形成し、
    前記電子デバイス層の表面にレジストパターンを形成し、
    前記レジストパターンに従って前記電子デバイス層をエッチングして、前記基板から立ち上がる電子デバイスと、前記電子デバイスの前記基板から立ち上がる自由端側であって前記レジストパターンとの界面に第1端面とを形成する準備工程と、
    前記基板の露出面と、前記電子デバイスの露出面と、前記レジストパターンとを、MgO膜で被覆する成膜工程と、
    前記MgO膜及び前記レジストパターンをエッチングするエッチング工程とを有し、
    前記エッチング工程では前記電子デバイスの前記第1端面が露出した時点でエッチングを終了することを特徴とする電子デバイス装置製造用積層体の製造方法。
  9. 前記成膜工程は、MgO微粒子の分散液を塗布する塗布工程と、前記分散液の分散媒を除去する乾燥工程とを有し、前記MgO膜は前記MgO微粒子から製造されることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法。
  10. 前記成膜工程は、乾燥工程の後に前記MgO微粒子を200℃以下で熱処理する熱処理工程をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の電子デバイス装置製造用積層体の製造方法。
  11. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子デバイス装置製造用積層体に含まれるMgO膜であって、
    累積粒度分布における累積50%の粒子径が5〜150nmであるMgO微粒子を含む分散液から製造されることを特徴とするMgO膜。
  12. 請求項11に記載のMgO膜を形成するための分散液であって、
    分散媒体中に、動的光散乱法により測定される粒度分布において、累積粒度分布における累積50%の粒子径が5〜150nmのMgO微粒子を含むことを特徴とする分散液。
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