JP2019031367A - 昇降自在なワーク支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワーク支持台を昇降させる駆動チエン22aを駆動する駆動用歯輪23aがフリーな状態になったときのワーク支持台の落下事故を未然に防止出来るようにする。【解決手段】前記駆動用歯輪23aのボス部37の端面に、当該駆動用歯輪の外径より大径のラチェットホイール38が同心状に取り付けられ、前記駆動用歯輪に対して駆動チエン22aの遊端側が水平に延出する側に、前記駆動チエンの水平延出経路部22Yを間に挟むように左右一対の軸受け部材41a,41bが並設され、この左右一対の軸受け部材間に、ラチェットホイール38に係合して、ワーク支持台の降下時の前記駆動チエンの移動に伴うラチェットホイール38の回転を阻止する可動爪39が軸支され、この可動爪39をラチェットホイール38に対する非作用位置に切り換えるアクチュエーター40が併設された構成。【選択図】図8

Description

本発明は、平行昇降自在に支持されたワーク支持台を昇降駆動する昇降駆動手段が、片側にのみ屈曲可能な駆動チエンと当該駆動チエンに係合する駆動用歯輪とから成る昇降自在なワーク支持装置に関するものである。
更に具体的には、前記駆動チエンは、ワーク支持台に連結された一端部から前記駆動用歯輪に係合する中間部までの上下方向直線状経路部でワーク支持台を支持すると共に、当該駆動チエンの前記駆動用歯輪から遊端側の部分が、当該駆動用歯輪の下側を経由して水平に延出するように構成された昇降自在なワーク支持装置が知られている。このような昇降自在なワーク支持装置では、所定高さまで上げられたワーク支持台は、前記駆動チエンの上下方向直線状経路部の突っ張りによって保持されているが、このとき駆動用歯輪を回転駆動するモーターが備える制動手段が故障によって機能しなくなって当該駆動用歯輪がフリーになると、この駆動用歯輪の逆転と前記駆動チエンの降下とを伴ってワーク支持台が重力で衝撃的に落下してしまう恐れがある。このような問題点を解決するために、特許文献1に記載されるように、前記ワーク支持台を平行昇降自在に支持する平行リンク機構のワーク支持台降下時の運動を、ラチェットギヤとこれに係脱自在な可動爪から成る制止するワーク支持台降下制止機構と、正常降下時には前記ワーク支持台降下制止機構が働かないように前記可動爪を非作用姿勢に切り換えておくアクチュエーターとから構成された安全機構を設けていた。
特開2017−39552号公報
上記の特許文献1に記載の安全機構では、ワーク支持台を平行昇降自在に支持する平行リンク機構の支持用架台側の可動支点軸を支持する前後移動自在な可動軸受けの、ワーク支持台降下時の横動を、当該可動軸受けの横動経路に沿って敷設された前記ラチェットギヤと、前記可動軸受けに軸支された前記可動爪とから阻止する構成であるから、長尺のラチェットギヤが必要であるだけでなく、前記可動爪を非作用姿勢に切り換えておくアクチュエーターを、当該可動爪を軸支している可動軸受けに取り付けなければならないので、当該アクチュエーターに対する通電系に要するコストも高くなり、全体としてコスト高で占有スペースも大きくなる問題点があった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできる昇降自在なワーク支持装置を提案するものであって、本発明に係る昇降自在なワーク支持装置は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、平行昇降自在に支持されたワーク支持台(3)を昇降駆動する昇降駆動手段(21)を備え、この昇降駆動手段(21)が、片側にのみ屈曲可能な駆動チエン(22a)と当該駆動チエン(22a)に係合する駆動用歯輪(23a)とから成り、前記駆動チエン(22a)は、ワーク支持台(3)に連結された一端部から前記駆動用歯輪(23a)に係合する中間部までの上下方向直線状経路部でワーク支持台(3)を支持すると共に、当該駆動チエン(22a)の前記駆動用歯輪(23a)から遊端側の部分が、当該駆動用歯輪(23a)の下側を経由して水平に延出するように構成された昇降自在なワーク支持装置において、
前記駆動用歯輪(23a)の外側に、当該駆動用歯輪(23a)の外径より大径のラチェットホイール(38)が同心状に取り付けられ、前記駆動用歯輪(23a)に対して前記駆動チエン(22a)の遊端側が水平に延出する側に、前記駆動チエン(22a)の水平延出経路部を間に挟むように左右一対の軸受け部材(41a,41b)が並設され、この左右一対の軸受け部材(41a,41b)間に、前記ラチェットホイール(38)に係合して、ワーク支持台(3)の降下時の前記駆動チエン(22a)の移動に伴う前記ラチェットホイール(38)の回転を阻止する可動爪(39)が軸支され、この可動爪(39)を前記ラチェットホイール(38)に対する非作用位置に切り換えるアクチュエーター(40)が併設された構成になっている。
上記本発明の構成によれば、少なくともワーク支持台を降下させるときは、前記アクチュエーターにより可動爪を退避位置に切り換えておくことにより、モーターにより駆動用歯輪を正逆任意の方向に回転駆動して、駆動チエンによりワーク支持台を突き上げ上昇させるか又は重力で定速降下させることが出来る。ワーク支持台を所定高さで停止させておくときは、従来通り駆動用歯輪を、モーターが備える制動機構などにより回転不能な状態にしておくことが出来るが、ワーク支持台を積極的に降下させるとき以外は、前記アクチュエーターにより可動爪を非作用位置から作用位置に戻して、当該可動爪によりラチェットホイールを介して駆動用歯輪のワーク支持台降下方向の回転を不能にしておくことが出来る。このようにアクチュエーターを制御することにより、昇降させたワーク支持台を目的の高さで停止させている状況において、仮にモーターが備える制動機構などの故障により駆動用歯輪がフリーな状態になったときでも、当該駆動用歯輪と一体のラチェットホイールに対して可動爪が係合して、当該駆動用歯輪がワーク支持台降下方向に回転するのを阻止するので、重力に任せてワーク支持台が勢いよく落下する事故を未然に防止出来る。
上記の作用により、ワーク支持台の意図しない落下事故を未然に防止出来るのであるが、上記本発明の構成によれば、従来のラチェットギヤとこれに係合する可動爪を使用する構成と比較して、ラチェットホイールとこれに係合する可動爪を使用した、占有スペースの小さなコンパクトな機構として実施することが出来るのであるが、
1.駆動用歯輪の軸支構造をそのまま利用してラチェットホイールを軸支することが出 来るので、昇降駆動用歯輪とは別にラチェットホイールを軸支する場合と比較して、 部品点数が少なくて安価に実施出来る。
2.駆動用歯輪の周りをほぼ90度の範囲で円弧形に移動する駆動チエンの入隅側空間 、即ち、通常は他の部材の配設空間には利用し難い駆動チエンの入隅側空間を活用し て、落下防止手段をコンパクトに構成出来る。
3.構造上比較的小径になる駆動用歯輪に対してラチェットホイールを大径にしている ので、昇降駆動用歯輪のボス部端面にラチェットホイールを同心状に固着することが 容易になる。勿論、大径のラチェットホイールにより、落下阻止時に当該ラチェット ホイールの爪部や可動爪が受ける負荷を抑制出来ると共に、ラチェットホイールの周 囲の爪数を増やして、落下阻止までのワーク支持台の降下量を抑制することも容易に なる。
などの格別の効果が期待出来る。
上記本発明を実施する場合、具体的には、前記可動爪(39)は、前記ラチェットホイール(38)の軸心高さの周縁の上方位置に上端部を軸支し、当該上端部から下端爪部(39a)までの部分を、前記ラチェットホイール(38)から遠ざかる側に膨らんだ巾広形状に構成し、この巾広形状部分(39b)に作用する重力によって可動爪(39)に、その下端爪部(39a)が前記ラチェットホイール(38)の周縁に係合する方向の回転力が与えられるように構成し、前記アクチュエーター(40)の引込み用軸(40a)の先端に取り付けられた駆動ピン(40b)が遊嵌する係合孔(39d)を前記可動爪(39)の巾広形状部分(39b)に設け、前記係合孔(39d)は、ワーク支持台(3)の上昇時における前記ラチェットホイール(38)の回転に伴う前記可動爪(39)の係脱揺動運動が前記駆動ピン(40b)に伝達されない大きさに形成し、前記アクチュエーター(40)の引込み用軸(40a)を引込み動作させたときに、前記駆動ピン(40b)と係合孔(39d)とを介して前記可動爪(39)が前記ラチェットホイール(38)から外れた状態に保持されるように構成することが出来る。
上記構成によれば、可動爪自体が重力によってラチェットホイールに係合する向きの回転力を有する形状であるから、可動爪をラチェットホイールに係合する向きに付勢するスプリングを特に併用しなくとも実施可能であり、部品点数を減らして安価に実施出来るのであるが、この効果を得るための可動爪の巾広形状部分が、アクチュエーター側の駆動ピンが係合する係合孔の形成領域を提供することになり、その係合孔を、ワーク支持台の上昇時における前記ラチェットホイールの回転に伴う前記可動爪の係脱揺動運動が前記駆動ピンに伝達されない大きさに形成することも容易になる。即ち、ワーク支持台を降下させるときのみ、可動爪をラチェットホイールに係合しない退避位置に切り換えておき、それ以外の状況では常に可動爪がラチェットホイールに係合出来る状態とすることにより、ワーク支持台を上昇させている途中で駆動用歯輪がフリーになるような異常が生じても、特別なセンサーから得られる信号に頼らずとも自動的に可動爪を働かせて、ラチェットホイールを介して駆動用歯輪を制止させ、ワーク支持台の落下を抑止出来、しかも正常にワーク支持台を上昇させているときに可動爪の係脱揺動運動がアクチュエーターの引込み用軸に伝達されることはなく、アクチュエーター側に悪影響が及ぶことも無い。
ワーク支持台を駆動チエンによって押上げ上昇駆動する場合には、前記可動爪をアクチュエーターによってラチェットホイールに係合しない退避位置に切り換えておかなくとも、駆動用歯輪と一体に回転するラチェットホイールの回転に伴って可動爪が当該ラチェットホイールの爪を乗り上げ通過することが出来るが、このときの可動爪の揺動運動によって、金属製の可動爪と金属製のラチェットホイールの爪との断続的な衝突に伴う騒音が発生する。このような問題点を解消するために、前記ラチェットホイール(38)に、当該ラチェットホイール(38)と一体に回転し且つ爪数が同一の樹脂製の第二ラチェットホイール(44)を同心状に並設し、この第二ラチェットホイール(44)は、前記ラチェットホイール(38)の爪(38c)間に対する前記可動爪(39)の噛み込みは許すが、前記可動爪(39)が前記ラチェットホイール(38)の爪(38c)を乗り上げ通過するときは、当該可動爪(39)を前記ラチェットホイール(38)の爪(38c)から浮き上がらせる高さの高い爪(44a)を備えた構造とすることが出来る。この構成によれば、前記のようにワーク支持台を駆動チエンによって押上げ上昇駆動する場合に、ラチェットホイールの回転に伴って可動爪が揺動運動しても、当該可動爪は樹脂製の第二ラチェットホイールの爪と衝突するので、金属製のラチェットホイールの爪と衝突を繰り返すときのような騒音の発生は回避出来る。
図1は、ワーク支持台が上昇限高さまで上げられている状態での側面図である。 図2は、ワーク支持台が下降限高さまで下げられている状態での側面図である。 図3は、図2のワーク支持台側を下半部分の平面図である。 図4は、ワーク支持台が中間高さにある状態での、平行リンク機構の固定支軸側から見た縦断立面図である。 図5は、ワーク支持台が下降限高さにある状態での、平行リンク機構の可動支軸側から見た縦断立面図である。 図6は、本発明に係る落下防止手段が取り付けられた状態の要部の側面図である。 図7は、図6から本発明に係る落下防止手段を取り外した状態を示す縦断側面図である。 図8は、図6の一部横断平面図である。 図9Aは、本発明に係る落下防止手段を示す一部縦断側面図、図9Bは、図9AのX−X線断面図である。 図10Aは、図9Aの一部分の横断平面図、図10Bは、図9Aの可動爪を退避位置に切り換えた状態を示す一部縦断側面図である。 図11Aは、本発明の別実施例を示す要部の一部切欠き側面図、図11Bは、同要部の一部切欠き平面図である。
以下、本発明に係る昇降自在なワーク支持装置を図に基づき説明すると、図1〜図5に示すように、このワーク支持装置は、水平架台1の上に平行リンク機構2を介してワーク支持台3が水平姿勢を保って平行昇降自在に支持されている。平行リンク機構2は、左右一対のクロスリンク4A,4Bを使用したもので、各クロスリンク4A,4Bは、左右対称構造のもので、それぞれ同一長さの2本のリンク単体5a,5bを重ねて中央位置で支軸6により開閉自在に軸支一体化されたものである。
両クロスリンク4A,4Bの内側に位置する左右一対のリンク単体5aの下端は、水平架台1の後端部上に付設された左右一対の固定軸受け7a,7bに互いに同心状の水平支軸8a,8bにより軸支され、両リンク単体5aの上端は、ワーク支持台3の前端側下側に互いに平行に敷設された前後方向のガイドレール9a,9bに前後水平方向にスライド自在に係合する可動軸受け10a,10bに互いに同心状の水平支軸11a,11bにより軸支され、両クロスリンク4A,4Bの外側に位置する左右一対のリンク単体5bの上端は、ワーク支持台3の後端部下側に付設された左右一対の固定軸受け12a,12bに互いに同心状の水平支軸13a,13bにより軸支され、両リンク単体5bの下端は、水平架台1の前端側上に互いに平行に敷設された前後方向のガイドレール14a,14bに前後水平方向にスライド自在に係合する可動軸受け15a,15bに互いに同心状の水平支軸16a,16bにより軸支されている。
上記のように平行リンク機構2によって支持されたワーク支持台3は、図1に示す上昇限位置と図2に示す下降限位置との間で水平姿勢を保って平行昇降移動することが出来るが、ワーク支持台3が図2に示す下降限位置にあるとき、当該ワーク支持台3の前端部左右二カ所と後端部左右二か所を各別に支持する4本の支持部材17a〜17dが水平架台1上に立設されている。これら各支持部材17a〜17dは、支柱本体18の上端にネジ軸19を介して高さ調整自在に受け盤20が支持されたものである。
ワーク支持台3を昇降駆動する昇降駆動手段21が併設されている。この昇降駆動手段21は、左右一対の駆動チエン22a,22bと、各駆動チエン22a,22bに係合する左右一対の駆動用歯輪23a,23b、及び両駆動用歯輪23a,23bを同期駆動する1つの減速機付きモーター24から構成されている。駆動チエン22a,22bは、図7に示すように、左右一対の外側リンクプレート25aと左右一対の内側リンクプレート25bとを片側に寄った位置で連結する等間隔おきの連結ピン26に、内側リンクプレート25b間でローラー27を遊転自在に支承させて成る、従来周知の片側にのみ屈曲自在なローラーチエンから構成されたものである。
上記構成の左右一対の駆動チエン22a,22bは、その一端がワーク支持台3の後端側下側に、当該駆動チエン22a,22bの屈曲可能な側、即ち、ローラー27が突出している側がワーク支持台3の前端側に位置する向きで、チエン端部連結用具28a,28bを介して結合されて、ワーク支持台3から垂直下方に垂下し、水平架台1上の後端側に互いに同心状に軸支された左右一対の駆動用歯輪23a,23bの後ろ側に係合した後、当該駆動用歯輪23a,23bの下側を経由して前方へ水平に延出している。即ち、駆動チエン22a,22bには、ワーク支持台3と駆動用歯輪23a,23bとの間の、ワーク支持台3を支持する上下方向直線状経路部22Xと、駆動用歯輪23a,23bの下側から前方へ水平に延出する水平延出経路部22Yとが形成されている。減速機付きモーター24は、前後方向向きのモーター本体24aの前端側に減速機24bが連結一体化され且つ電磁ブレーキを備えたもので、当該減速機24bが前記左右一対の駆動用歯輪23a,23bの中間に位置するように水平架台1上に据え付けられ、当該減速機24bから左右両側に互いに同心状に突出する左右一対の出力軸24c,24dに駆動用歯輪23a,23bが取り付けられている。而して、モーター本体24aを通電稼動させることにより、電磁ブレーキが解放され、左右一対の駆動用歯輪23a,23bを同一方向に同一速度で同期駆動させることが出来る。
左右一対の駆動用歯輪23a,23bには、各駆動チエン22a,22bを案内するチエンガイド手段29a,29bが併設されている。このチエンガイド手段29a,29bは、図6〜図8に示すように、水平架台1上に立設された支柱部材30の外側にスペーサー31a,31bを介して取り付けられて、駆動チエン22a,22bの内側リンクプレート25b間に後ろ側から入り込んでローラー27を転動自在に案内する内側ローラー案内板32と、前記支柱部材30の前側に取り付けられた支持部材31cに取り付けられて、駆動チエン22a,22bのローラー27を転動自在に案内する外側ローラー案内板33から構成されている。前記内側ローラー案内板32は、駆動チエン22a,22bの駆動用歯輪23a,23bより上方の垂直直線状の経路部においてローラー27を案内する直線状案内辺32aと、駆動用歯輪23a,23bのほぼ90度の範囲に沿って回動する駆動チエン22a,22bのローラー27を案内する円弧形案内辺32bとを備え、外側ローラー案内板33は、駆動用歯輪23a,23bより上方で前記内側ローラー案内板32の直線状案内辺32aとの間でローラー27を案内する直線状案内辺33aを備えている。
更に、駆動用歯輪23a,23bの下側から水平前方に延出する各駆動チエン22a,22bの水平延出経路部22Yを支持案内するチエンガイドレール34a,34bが水平架台1上に敷設されている。このチエンガイドレール34a,34bは、駆動チエン22a,22bの内側リンクプレート25b間に下側から入り込んで、駆動チエン22a,22bのローラー27を転動自在に支持案内する水平の直線状案内辺35を備えたもので、その始端部(後端部)は、前記チエンガイド手段29a,29bの内側ローラー案内板32の円弧形案内辺32bの遊端に繋がるものである。
以上のように構成されたワーク支持装置には、ワーク支持台3の落下防止用安全機構36が設けられている。この落下防止用安全機構36は、ワーク支持台3の昇降駆動手段21を構成している左右一対の駆動用歯輪23a,23bの内の片側の駆動用歯輪23aに併設されたもので、当該駆動用歯輪23aの外側に同心状に取り付けられたラチェットホイール38と、このラチェットホイール38に係合する可動爪39、及び当該可動爪39を操作するアクチュエーター40から構成されている。ラチェットホイール38は、駆動用歯輪23aを取り付けている減速機24bの出力軸24cの外端面中心に設けられたネジ孔に螺合する1本のボルト38aによって取り付けられているが、当該ボルト38aの周りでラチェットホイール38が回転するのを防止するため、前記出力軸24cに外嵌してキー止めされている駆動用歯輪23aのボス部37とラチェットホイール38の両者間にわたって軸心と平行に嵌合する周方向複数本の回り止めピン38bが使用されている。
可動爪39は、駆動用歯輪23aとラチェットホイール38両者の後側辺(駆動用歯輪23a,23bの下側から駆動チエン22a,22bが水平に延出する側)を左右両側から挟むように水平架台1上に立設された左右一対の軸受け板41a,41bの上端部間に左右水平方向に架設された支軸42によって上端部が軸支されたもので、当該支軸42の真下に位置する下端爪部39aがラチェットホイール38の軸心高さの後側辺爪間に係合するものである。この可動爪39の下端爪部39aがラチェットホイール38の軸心高さの後側辺爪間に係合することにより、ワーク支持台3が降下するときのラチェットホイール38(駆動用歯輪23a)の回転(図9Aのラチェットホイール38の反時計方向の回転)を阻止するものである。この可動爪39は、支軸42によって軸支された上端部と真下の下端爪部39aとの間の部分が、ラチェットホイール38から遠ざかる前側へ膨らむように巾広に形成されたもので、この巾広形状部分39bに作用する重力で当該可動爪39に、下端爪部39aがラチェットホイール38側に接近する方向の回転力が作用するように構成している。
アクチュエーター40は、左右一対の軸受け板41a,41bの内、駆動用歯輪23aの内側の軸受け板41bの上端近傍内側面に固着されて、駆動用歯輪23aから離れる前方へ延出する取付け板43の外側面に水平向きに取り付けられたもので、その前方に突出する引込み用軸40aが可動爪39に連動連結されている。即ち、可動爪39の巾広形状部分39bには、後側と下側が解放する切欠凹部39cが設けられると共に、この切欠凹部39cの左右両側壁部に上下方向の長円形係合孔39dが設けられている。そしてアクチュエーター40の引込み用軸40aには、可動爪39の切欠凹部39c内に遊嵌する先端部に、左右両側に突出する駆動ピン40bが取り付けられ、この駆動ピン40bの両端部が、切欠凹部39cの左右両側壁部に設けられた長円形係合孔39d内に遊嵌している。この長円形係合孔39dは、可動爪39がラチェットホイール38の爪間に下端爪部39aが係合する作用姿勢と、下端爪部39aがラチェットホイール38の爪の外側に乗り上げた非作用姿勢との間で支軸42の周りに前後揺動運動するときに、アクチュエーター40の突出限位置にある引込み用軸40aの先端の駆動ピン40bと干渉しない大きさに形成されている。
減速機付きモーター24を稼動させて、左右一対の駆動用歯輪23a,23bを図7において時計方向に回転駆動することにより、駆動チエン22a,22bが、チエンガイドレール34a,34b上から引き寄せられて、駆動チエン22a,22bの下側を経由して垂直上方に突き上げられる。このときチエンガイド手段29a,29bの内側ローラー案内板32が内側リンクプレート25b間に入り込んで、当該駆動チエン22a,22bの左右横方向の位置を規制すると同時に、内側リンクプレート25bの直線状案内辺32aと外側ローラー案内板33の直線状案内辺33aとの間で駆動チエン22a,22bのローラー27が前後から挟まれていることにより、駆動チエン22a,22bは、チエンガイド手段29a,29bの上端から垂直上方に直線状態を保って上昇することになる。この左右一対の駆動チエン22a,22bの突き上げ作用により、ワーク支持台3が上昇移動することになるが、このワーク支持台3は、平行リンク機構2によって水平姿勢を保って平行に昇降移動のみ可能に支持されているので、左右一対の駆動チエン22a,22bによって後端部の左右二か所が突き上げられるワーク支持台3は、結果的に、水平姿勢を保って平行に上昇移動することになる。
上記のようにワーク支持台3を上昇移動させるときは、駆動用歯輪23aと一体に回転するラチェットホイール38は、図9において時計方向に回転し、可動爪39は、先に説明したように、巾広形状部分39bに作用する重力に抗して支軸42の回りで前後揺動運動するが、先に説明した可動爪39の長円形係合孔39dの大きさにより、アクチュエーター40の引込み用軸40aを突出限位置に放置しておいても、可動爪39の前後揺動運動によってアクチュエーター40の引込み用軸40aに力が加わる恐れはない。
上昇させたワーク支持台3を下降させるときは、図10A及び図10Bに示すように、アクチュエーター40を通電作動させて引込み用軸40aを強制的に引込み移動させ、その先端の駆動ピン40bと可動爪39側の長円形係合孔39dとを介して、可動爪39を、巾広形状部分39bに作用する重力に抗して支軸42の回りで前方に強制的に揺動させ、その下端爪部39aがラチェットホイール38の爪と干渉しない非作用状態に切り換えておく。この結果、ラチェットホイール38と一体の駆動用歯輪23aが、図7に示す状態で反時計方向に回転することが出来るので、減速機付きモーター24を稼動させて、左右一対の駆動用歯輪23a,23bを図7において反時計方向に回転駆動させ、ワーク支持台3を支持している駆動チエン22a,22bを下降させる。このとき駆動チエン22a,22bは、チエンガイド手段29a,29bの内側ローラー案内板32と外側ローラー案内板33に案内されて、ワーク支持台3を支持する垂直経路部から駆動用歯輪23a,23bの周囲をほぼ90度の範囲で回動し、当該駆動用歯輪23a,23bの下側を経由してチエンガイドレール34a,34b上に導かれ、当該チエンガイドレール34a,34b上で水平前方に移動することになる。
上記説明では、ワーク支持台3を上昇移動させるときには、アクチュエーター40を作動させないで、可動爪39をラチェットホイール38の爪に対し係脱運動をさせるように説明したが、減速機付きモーター24を稼動させてワーク支持台3を昇降運動させるときは、常にアクチュエーター40を通電作動させ、可動爪39をラチェットホイール38の爪に対し離脱させた非作用状態に切り換えておいても良い。何れにしても、減速機付きモーター24を稼動させてワーク支持台3を昇降運動させ終わったときには、可動爪39をラチェットホイール38の爪に重力で係合し得る状態、即ち、アクチュエーター40に通電しないで引込み用軸40aが突出限位置に復帰した状態、となるようにアクチュエーター40を制御する。
以上のように減速機付きモーター24を稼動させてワーク支持台3を昇降運動させ、ワーク支持台3が所定高さに到達したならば、減速機付きモーター24のモーター本体24aに対する通電を断って駆動用歯輪23a,23bの駆動を停止させる。所定高さに到達したワーク支持台3は、左右一対の駆動チエン22a,22bの、駆動用歯輪23a,23bからワーク支持台3までの上下方向直線状経路部22Xによって支持されることになる。このようにワーク支持台3を目的の高さまで昇降駆動し終わって減速機付きモーター24に対する通電を断ったとき、当該減速機付きモーター24が備える電磁ブレーキが働き、出力軸24c,24dに制動が掛けられて駆動用歯輪23a,23bがロックされるので、ワーク支持台3側の重力を受ける駆動チエン22a,22bによって駆動用歯輪23a,23bが、ワーク支持台3が降下する方向(図7における反時計方向)に遊転して、ワーク支持台3が所定高さから不測に降下することはない。
しかしながら、減速機付きモーター24が備える電磁ブレーキが故障によって正常に動作しないためにワーク支持台3が不測に降下するような異常事態になったとしても、減速機付きモーター24によってワーク支持台3を昇降駆動していないときは、上記のように可動爪39がラチェットホイール38の爪に重力で係合する状態にあるので、ワーク支持台3の降下時の駆動用歯輪23aの回転(図7における反時計方向の回転)を、ラチェットホイール38の爪に可動爪39が係合して瞬時に阻止するので、ワーク支持台3の異常降下、即ち、落下事故を未然に防止出来る。
尚、上記実施例では、左右一対の駆動チエン22a,22bでワーク支持台3を昇降駆動する構成において、片側の駆動チエン22aを駆動する駆動用歯輪23aに対してのみ、ラチェットホイール38、可動爪39、及びアクチュエーター40を備えた落下防止用安全機構36を併設したが、この構成は、落下するワーク支持台3側の荷重を各1つのラチェットホイール38と可動爪39とで安全に受け止めることが出来るということが前提であるが、各1つのラチェットホイール38と可動爪39では受け止め強度が不足する場合には、左右一対の駆動チエン22a,22bのそれぞれを駆動する駆動用歯輪23a,23bに上記落下防止用安全機構36を併設すれば良い。又、上記実施例のように、駆動用歯輪23a,23bの下側から水平に延出する駆動チエン22a,22bの延出方向を、ワーク支持台3を支持する平行リンク機構2のある側にしているが、この場合、駆動チエン22a,22bの水平延出部分を、平行リンク機構2の左右一対のクロスリンク4A,4Bの内側ではなく外側に位置させることも出来るし、クロスリンク4A,4Bの下側に位置させることも可能である。勿論、駆動用歯輪23a,23bの下側から水平に延出する駆動チエン22a,22bの延出方向を、ワーク支持台3を支持する平行リンク機構2のある側とは反対側にしても良い。
更に、上記のように左右一対の落下防止用安全機構36を設ける場合には、各落下防止用安全機構36における互いに同一のラチェットホイール38の駆動用歯輪23a,23bに対する取付け位相を、爪の半ピッチ分だけずらせるか又は、上記実施例のように1つの落下防止用安全機構36を設ける場合には、互いに同一の2枚のラチェットホイール38を、駆動用歯輪23aに対する取付け位相が爪の半ピッチ分だけ互いにずれるように駆動用歯輪23aに取り付けると共に、各ラチェットホイール38に対して係脱動作する2つの可動爪39は例えば共通の支軸42により同心状に軸支することが出来る。これらの構成によれば、駆動用歯輪23a,23bがフリーになって落下するワーク支持台3をラチェットホイール38に対する可動爪39の係合により受け止めるまでのワーク支持台3の落下距離を半減させることが出来る。
11A及び図11Bは、本発明の別実施例を示すものであって、同図に示すように、前記ラチェットホイール38には、当該ラチェットホイール38と一体に回転し且つ爪数が同一でMCナイロンなど樹脂製の第二ラチェットホイール44を同心状に並設することが出来る。この第二ラチェットホイール44は、前記ラチェットホイール38の爪38c間に対する前記可動爪39の噛み込みは許すが、前記ラチェットホイール38の爪38cを可動爪39が乗り上げ通過するときは、当該可動爪39を前記ラチェットホイール38の爪38cから浮き上がらせる高さの高い爪44aを備えたものである。尚、図では、駆動用歯輪23aのボス部37に1本のボルト38aと複数本の回り止めピン38bとで取り付けられたラチェットホイール38の外側に前記第二ラチェットホイール44を同心状に当て付けた状態で、当該第二ラチェットホイール44を周方向複数本のボルト45によってラチェットホイール38に固着している。この場合、図示のように第二ラチェットホイール44の中心部に、前記ラチェットホイール38の取付け用ボルト38aの頭部が嵌まり込む貫通孔を設けても良いし、取付け用ボルト38aの頭部が嵌まり込む座ぐり孔をラチェットホイール38の中心部に設けても良い。勿論、ラチェットホイール38と第二ラチェットホイール44を適宜の手段で一体化したものを、駆動用歯輪23aのボス部37に取り付けるようにしても良い。
上記の別実施例によれば、可動爪39が重力でラチェットホイール38の爪38cに係合可能な状態で駆動用歯輪23a,23Bを、ワーク支持台3を駆動チエン22a,22bによって押し上げ上昇させる方向(図11Aの時計方向)に回転駆動したとき、可動爪39は、ラチェットホイール38の爪38cと第二ラチェットホイール44の爪44aの内、高さの高い方の爪44a(樹脂製の爪44a)に摺接しながら支軸42の周りで揺動運動することになる。従って、この第二ラチェットホイール44が存在しないときのように、金属製の可動爪39が金属製のラチェットホイール38の爪38cに摺接しながら支軸42の周りで揺動運動するときのような断続的な騒音の発生は大巾に抑制される。勿論、駆動用歯輪23aがフリーになったときのワーク支持台3の落下を阻止させるために、アクチュエーター40によって可動爪39を強制的に作用位置に切り換えたときは、第二ラチェットホイール44の爪44aの存在に影響されずに、可動爪39をラチェットホイール38の爪38c間に確実に噛み込ませて、ワーク支持台3の落下を阻止させることが出来る。
本発明の昇降自在なワーク支持装置は、ワーク支持台を昇降させる駆動チエン(プッシュチエン)を駆動する駆動用歯輪が例えばモーター側の故障により予期せずフリーな状態になったときのワーク支持台の落下事故を未然に防止出来る、安全性の高いワーク支持装置として活用出来る。
1 水平架台
2 平行リンク機構
3 ワーク支持台
4A,4B クロスリンク
21 昇降駆動手段
22a,22b 駆動チエン
22X 駆動チエンの上下方向直線状経路部
22Y 駆動チエンの水平延出経路部
23a,23b 駆動用歯輪
24 減速機付きモーター
24a モーター本体
24b 減速機
24c,24d 出力軸
29a,29b チエンガイド手段
34a,34b チエンガイドレール
36 落下防止用安全機構
37 駆動用歯輪のボス部
38 ラチェットホイール
39 可動爪
39a 下端爪部
39b 巾広形状部分
39c 切欠凹部
39d 長円形係合孔
40 アクチュエーター
40a 引込み用軸
40b 駆動ピン
41a,41b 軸受け板
42 支軸
43 取付け板
44 樹脂製の第二ラチェットホイール
44a 第二ラチェットホイールの爪
45 第二ラチェットホイールの取付け用ボルト

Claims (3)

  1. 平行昇降自在に支持されたワーク支持台を昇降駆動する昇降駆動手段を備え、この昇降駆動手段が、片側にのみ屈曲可能な駆動チエンと当該駆動チエンに係合する駆動用歯輪とから成り、前記駆動チエンは、ワーク支持台に連結された一端部から前記駆動用歯輪に係合する中間部までの上下方向直線状経路部でワーク支持台を支持すると共に、当該駆動チエンの前記駆動用歯輪から遊端側の部分が、当該駆動用歯輪の下側を経由して水平に延出するように構成された昇降自在なワーク支持装置において、
    前記駆動用歯輪の外側に、当該駆動用歯輪の外径より大径のラチェットホイールが同心状に取り付けられ、前記駆動用歯輪に対して前記駆動チエンの遊端側が水平に延出する側に、前記駆動チエンの水平延出経路部を間に挟むように左右一対の軸受け部材が並設され、この左右一対の軸受け部材間に、前記ラチェットホイールに係合して、ワーク支持台の降下時の前記駆動チエンの移動に伴う前記ラチェットホイールの回転を阻止する可動爪が軸支され、この可動爪を前記ラチェットホイールに対する非作用位置に切り換えるアクチュエーターが併設されている、昇降自在なワーク支持装置。
  2. 前記可動爪は、前記ラチェットホイールの軸心高さの周縁の上方位置に上端部が軸支されると共に、当該上端部からその下方に位置する下端爪部までの部分が、前記ラチェットホイールから遠ざかる側に膨らんだ巾広形状に構成され、この巾広形状部分に作用する重力によって可動爪に、その下端爪部が前記ラチェットホイールの周縁に係合する方向の回転力が与えられるように構成され、前記アクチュエーターの引込み用軸の先端に取り付けられた駆動ピンが遊嵌する係合孔が前記可動爪の巾広形状部分に設けられ、前記係合孔は、ワーク支持台の上昇時における前記ラチェットホイールの回転に伴う前記可動爪の係脱揺動運動が前記駆動ピンに伝達されない大きさに形成され、前記アクチュエーターの引込み用軸を引込み動作させたときに、前記駆動ピンと係合孔とを介して前記可動爪が前記ラチェットホイールから外れた状態に保持されるように構成されている、請求項1に記載の昇降自在なワーク支持装置。
  3. 前記ラチェットホイールには、当該ラチェットホイールと一体に回転し且つ爪数が同一の樹脂製の第二ラチェットホイールが同心状に並設され、この第二ラチェットホイールは、前記ラチェットホイールの爪間に対する前記可動爪の噛み込みは許すが、前記ラチェットホイールの爪間を可動爪が乗り上げ通過するときは、当該可動爪を前記ラチェットホイールの爪から浮き上がらせる高さの高い爪を備えている、請求項1又は2に記載の昇降自在なワーク支持装置。
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