JP2019031297A - パネル収納容器 - Google Patents

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【課題】パネル中央部の撓みを抑制できるパネル収納容器を提供する。【解決手段】複数のパネルPを収納する容器本体20と、パネルPを支持するパネル支持手段と、を備えるパネル収納容器1であって、パネル支持手段は、パネルPの左右端部を支持するパネル支持部30と、パネルPの中央部を支持する中央サポート部60と、を含むものである。また、中央サポート部60は、パネルPを左右方向に離れた位置で支持する棒状の中央サポート部材61であり、隣接する中央サポート部材61同士が連結されている。【選択図】図2

Description

本発明は、パネルを収納するパネル収納容器に関する。
液晶パネル用ガラス基板などのパネルを扱う製造工程では、パネルを製造装置から別工程の製造装置に移送する際や、パネルを一時的に保管する際に、複数のパネルを収納するパネル収納容器が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
近年、液晶パネルは大型化しており、それに伴って、液晶パネル用キャリアパネルも大型化している。キャリアパネルが大型化してくると、キャリアパネルの重量も、例えば、1枚当たり5kg〜8kgと重くなるため、キャリアパネルの左右端部を支持するパネル支持部の強度が必要になってきている。
ところで、液晶パネルに限らず、ICチップなどの電子部品も量産化のため、一枚のパネル上に複数形成する必要があり、パネルが大型化している。このパネル形態の電子部品は、例えば、大型のキャリアパネル(ガラス板、ステンレス板など)上に多数の電子部品を接着・載置する工程、これらの電子部品をエポキシ樹脂などで封止する工程、封止された電子部品をパネル形態でキャリアパネルから剥がす工程、パネル形態の電子部品を個別に切り出す工程などを経て製造されている。
国際公開第2010/134492号
しかしながら、これらの大型パネルを左右両端側で支持すると、パネルの中央部が撓み変形するため、パネルが破損することがあり、また、破損しない場合でも、ロボットなどの移送装置によるパネル収納容器への挿入又は取出に不都合が起きることがある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、パネル中央部の撓みを抑制できるパネル収納容器を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る1つの態様は、複数のパネルを収納する容器本体と、前記パネルを支持するパネル支持手段と、を備えるパネル収納容器であって、前記パネル支持手段は、 前記パネルの左右端部を支持するパネル支持体と、前記パネルの中央部を支持する中央サポート部と、を含むものである。
(2)上記(1)の態様において、前後方向に沿って延在するとともに、その一端部が前記容器本体に取り付けられるサイドサポート部を備え、前記サイドサポート部は、前記パネル支持体と連結されるように設けられてもよい。
(3)上記(2)の態様において、前記サイドサポート部の他端部には、前記パネルの前後方向の位置決めをするストッパ部材が設けられてもよい。
(4)上記(1)から(3)までのいずれか1つの態様において、前記中央サポート部は、前記パネルを左右方向に離れた位置で支持してもよい。
(5)上記(1)から(4)までのいずれか1つの態様において、前記中央サポート部は、棒状の中央サポート部材であり、隣接する前記中央サポート部材同士が連結されてもよい。
(6)上記(1)から(4)までのいずれか1つの態様において、前記中央サポート部は、前記パネルを面状に支持してもよい。
(7)上記(1)から(6)までのいずれか1つの態様において、前記中央サポート部は、前記パネルに接触するパネル接触部が、金属材料よりも摩擦性の高い又はクッション性の高い材料で形成されてもよい。
(8)上記(7)の態様において、前記中央サポート部は、円柱状であり、前記パネル接触部は、円筒状であってもよい。
(9)上記(1)から(8)までのいずれか1つの態様において、前記中央サポート部は、導電性材料で形成されているか、又は、導電性材料で形成された部品を有してもよい。
(10)上記(1)から(9)までのいずれか1つの態様において、前記パネル支持体は、金属材料よりも摩擦性の高い又はクッション性の高い材料で形成されているか、又は、金属材料よりも摩擦性の高い又はクッション性の高い材料で形成されたパネル接触部を有してもよい。
(11)上記(1)から(10)までのいずれか1つの態様において、前記パネル支持体は、導電性材料で形成されているか、又は、導電性材料で形成された部品を有してもよい。
(12)上記(1)から(11)までのいずれか1つの態様において、前記中央サポート部は、前後方向後端部が、サポート支持部材を介して前記容器本体に取り付けられ、前記サポート支持部材は、前記パネルの前後方向の位置決めをする位置決め部を有し、前記位置決め部は、前記サポート支持部材を前記容器本体に対する取付方向の選択に基づいて、前記パネルを位置決めする前後方向の位置が変更されてもよい。
(13)上記(1)から(12)までのいずれか1つの態様において、前記サポート支持部材は、取付方向を変更しても、前記中央サポート部材を支持する高さは変わらなくてもよい。
(14)上記(1)から(13)までのいずれか1つの態様において、前記容器本体は、搬送機械に保持される第1被搬送用部品を天面の外側に有してもよい。
(15)上記(1)から(14)までのいずれか1つの態様において、前記容器本体は、搬送機械に保持される第2被搬送用部品を左右側面の外側に有してもよい。
(16)上記(1)から(15)までのいずれか1つの態様において、前記容器本体は、搬送機械又は加工装置の位置決め手段に支持される装置位置決め部を、底面の外側に少なくとも3か所有してもよい。
(17)上記(1)から(16)までのいずれか1つの態様において、前記容器本体は、正面に開口を有するフロントオープンボックスタイプの容器であるとともに、前記開口がシールガスケットを有する蓋体により閉止されることで、気密状態が維持され、前記蓋体は、ロック手段により前記容器本体に対して施錠又は解錠可能であってもよい。
(18)上記(17)の態様において、前記容器本体は、内部に気体を給気する給気部又は内部から気体を排気する排気部を有してもよい。
(19)上記(1)から(16)までのいずれか1つの態様において、前記容器本体は、直方体形状に組み立てられた枠体であってもよい。
(20)上記(1)から(19)までのいずれか1つの態様において、前記パネルは、矩形形状であってもよい。
本発明によれば、パネル中央部の撓みを抑制できるパネル収納容器を提供することができる。
本発明に係る第1実施形態のパネル収納容器の斜視図である。 容器本体の正面図である。 容器本体の下面図である。 パネル支持部を示す要部平面図である。 パネル支持部を示す要部側面図である。 パネル支持部を示す要部正面図である。 パネル支持体に形成された取付孔を示す要部平面図であり、(a)長孔形状の取付孔、(b)ダルマ形状の取付孔、(c)ホームベース形状の取付孔である。 取付方向を変更したパネル支持体を示す概略正面図であり、(a)パネル位置決め寸法A1の状態、(b)パネル位置決め寸法B1の状態である。 中央サポート部を示す要部平面図である。 中央サポート部を示す要部側面図である。 中央サポート部を示す要部正面図である。 図9のI−I断面図である。 取付方向を変更した中央サポート部を示す概略側面図であり、(a)パネル位置決め寸法A2の状態、(b)パネル位置決め寸法B2の状態である。 変形例の中央サポート部材61を示す図であり、(a)円柱クッション部材61a、(a)円柱クッション部材61a、(c)三角柱クッション部材61b、それぞれ適用した断面図である。 パネル支持手段を示す要部平面図である。 サイドサポート部を示す要部側面図である。 取付方向を変更したサイドサポート部を示す概略側面図であり、(a)パネル位置決め寸法A2の状態、(b)パネル位置決め寸法B2の状態である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係るパネル収納容器1について詳細に説明する。
(第1実施形態)
[パネル収納容器の全体構成]
図1は、本発明に係る第1実施形態のパネル収納容器1の分解斜視図である。図2は、容器本体20の正面図である。図3は、容器本体20の下面図である。なお、図1において、X軸に沿って延在するX方向を左右方向とし、Y軸に沿って延在するY方向を前後方向とし、Z軸に沿って延在するZ方向を上下方向とする。
図1から図3に示すように、本実施形態のパネル収納容器1は、複数枚(例えば、6枚、12枚・・・25枚)の矩形形状のパネルPを収納する容器本体20と、容器本体20の正面に形成される開口部21を開閉自在に覆う蓋体40と、を備える。
パネル収納容器1は、電子部品を製造する製造装置(製造工程)に使用されるものであり、例えば、ガラス板、ステンレス板など大型のキャリアパネルPc(図8参照)上に多数の電子部品を形成する工程と、これらの電子部品をエポキシ樹脂などで封止する工程、封止された電子部品(パネル形態)をキャリアパネルPcから剥がす工程、封止パネルPeから電子部品を切り出す工程などの各工程間でパネルPを移送する際に使用される。つまり、パネル収納容器1に収納されるパネルPのサイズには、例えば、キャリアパネルPcのサイズである625mm×615mmと、封止パネルPeのサイズである600mm×600mmとの2種類が存在する。そのため、パネル収納容器1は、各サイズに対応した2種類以上のものが準備されるとよい。
容器本体20は、正面に開口部21を有するフロントオープンボックスタイプの容器であり、パネルPの左右端部を支持するパネル支持部30と、パネルPの左右中央部を支持する中央サポート部60を有している。具体的には、左右の側壁22a,22bの内面に、パネル支持部30が対設され、背面壁28の内面に、中央サポート部60が設けられている。パネル支持部30及び中央サポート部60の詳細は後述する。なお、本実施形態の容器本体20は、直方体形状に組み立てられた枠体に、その上面、下面、左側面、右側面及び背面を気密的に覆う壁部材を組付けて構成されるが、容器本体20の構造は、これに限定されない。
また、パネル収納容器1の内部の清浄性や低湿度を保つようにガス置換を行うために、容器本体20の底板23には、容器本体20内に不活性ガスを給気し、又は、容器本体20内のエアを排気する給排気部50が複数設けられてもよい。本実施形態では、給排気部50は、例えば、開口部21側の2か所が排気部となり、背面(奥側)の2か所が給気部となるが、給気部及び排気部の数量や位置は、図示したものに限らない。あるいは、給排気部50は、蓋体40の側に設けられてもよい。
また、底板23の底面には、搬送機械又は加工装置の位置決め手段に支持される装置位置決め部24が少なくとも3か所に設けられる。
容器本体20の天板25の上面には、製造工場の天井搬送機構に保持される搬送用のロボティックフランジ26(第1被搬送用部品)が設けられ、容器本体20の左右の側壁22a,22bの外面には、搬送機械に保持される搬送用のリフトフランジ27(第2被搬送用部品)が前後方向に沿って突出形成されている。さらに、容器本体20の天板25の上面の左右端部には、作業員がパネル収納容器1を搬送できるようにハンドル29(第3被搬送用部品)が4か所に設けられている。
一方、蓋体40は、シールガスケット(図示せず)を介して容器本体20の開口部21を気密状態で閉止するもので、蓋本体41と、容器本体20の開口部21を閉止する蓋体40を施錠又は解錠する施錠機構42(ロック手段)と、を有している。施錠機構42は、鍵穴43に挿入される鍵(図示せず)の操作に応じて施錠位置と解錠位置とに変位するラッチ(図示せず)を備え、ラッチが容器本体20側の係合部(図示せず)に係合されたり、係合解除されたりすることで、蓋体40の施錠及び解錠が行われる。
容器本体20や蓋体40は、金属材料や樹脂材料で成形される複数の部品の組み合わせで構成される。樹脂部品の成形材料に含まれる樹脂としては、例えば、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、液晶ポリマー、ポリメタクリル酸メチルなどのアクリル樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体といった熱可塑性樹脂やこれらのアロイなどがあげられる。
これらの樹脂には、カーボン繊維、カーボンパウダー、カーボンナノチューブ、導電性ポリマーなどからなる導電物質やアニオン、カチオン、非イオン系などの各種帯電防止剤が必要に応じて添加される。また、ベンゾトリアゾール系、サリシレート系、シアノアクリレート系、オキザリックアシッドアニリド系、ヒンダードアミン系の紫外線吸収剤が添加されたり、剛性を向上させるガラス繊維や炭素繊維なども選択的に添加されたりする。
そして、容器本体20は、軽量化を優先すれば、左右の側壁22a,22b、底板23及び天板25の材料がアルミニウムであることが望ましく、なお、強度を優先すれば、左右の側壁22a,22b、底板23及び天板25の材料がステレンスであることが望ましい。
図3に示される容器本体20の背面壁28は、全体が容器本体20の内部を目視することができるような透明な樹脂材料で形成されるが、これに限らず、背面壁28の一部(例えば、中央部)が透明な樹脂材料で形成されてもよい。なお、この透明な樹脂材料は、アクリル樹脂、ポリカーボネート又はシクロオレフィンポリマーであることが望ましい。
[パネル支持部]
つぎに、パネル支持部30の詳細について、図4から図8を参照しつつ説明する。図4は、パネル支持部30を示す要部平面図である。図5は、パネル支持部30を示す要部側面図である。図6は、パネル支持部30を示す要部正面図である。図7は、パネル支持体31に形成された、(a)長孔形状の取付孔31a、(b)ダルマ形状の取付孔31a、(c)ホームベース形状の取付孔31a、をそれぞれ示す要部平面図である。図8は、取付方向を変更したパネル支持体31を示す概略正面図であり、(a)パネル位置決め寸法A1の状態、(b)パネル位置決め寸法B1の状態である。
図4から図8に示すように、パネル支持部30は、パネルPの左右端部を支持するパネル支持体31と、パネル支持体31の基端側に形成される取付孔31aに挿通される支持軸32と、容器本体20の側壁22a,22bの内面側に立設され、複数の固定部材33を介して支持軸32が固定される固定壁34(以後、単に「支柱34」という。)と、を備える。
なお、本実施形態のパネル支持部30では、6枚のパネル支持体31と、4本の支持軸32と、12個の固定部材33と、4本の支柱34と、をそれぞれ左右に備えているが、これらの数量は、収納するパネルPの枚数や重量に応じて適宜変更することができる。例えば、2本の支持軸32でパネル支持体31を取り付け固定してもよく、2個の固定部材33で1本の支持軸32を1本の支柱34に取り付け固定してもよい。
[パネル支持体]
パネル支持体31は、平面視で前後方向に長い矩形形状を有し、パネルPの左右端部をそれぞれ1枚のパネル支持体31で支持する。パネル支持体31を形成する材料は、帯電防止のために導電性を有する樹脂材料又は金属材料であることが望ましい。本実施形態のパネル支持体31は、支持するパネルPの滑りを防止するために金属材料よりも摩擦性が高く、かつ、支持するパネルPの損傷を防止するために金属材料よりも、ゴム材、エラストマー材料等のクッション性が高い導電性の樹脂材料で形成してもよい。
また、パネル支持体31の基端側には、上下方向に貫通する取付孔31aが前後方向に所定の間隔をあけて複数形成され、さらに、パネル支持体31のパネルPを支持する面には、パネルPの位置決めをするための位置決め用の段差部31b,31cが形成されるが、取付孔31a及び段差部31b,31cの形状については、後述する。
[支柱]
支柱34は、容器本体20の側壁22a,22bの内面側に前後方向に所定の間隔をあけて複数立設される。支柱34には、パネル支持体31の基端部を嵌合支持する嵌合溝34aが前後方向に沿って形成される。嵌合溝34aは、支柱34の内側面において、上下方向に所定の間隔をあけて複数形成されており、前後方向に並ぶ複数の支柱34の同じ高さの嵌合溝34aにパネル支持体31の基端部を嵌合させることで、パネル支持体31が支柱34に仮固定される。なお、支柱34の嵌合溝34aに嵌合するパネル支持体31の基端部には、嵌合溝34aに嵌合する際に押し潰されることで、嵌合ガタを除去するガタ取り用の突起を設けることが好ましい。
また、支柱34の内側面には、支持軸32と係合する係合溝34bが上下方向に沿って形成されている。このような係合溝34bによれば、支柱34に支持軸32を固定する際、支柱34に対する支持軸32の前後方向の取付位置を位置決めできるだけでなく、固定後における支持軸32の前後方向のずれを規制することができる。
支柱34を形成する材料は、帯電防止のために導電性を有する樹脂材料又は金属材料であることが望ましい。さらに、本実施形態の支柱34は、軽量化を重視するために、アルミニウムで形成されることがより望ましい。なお、支柱34は、側壁22a,22bと別部材で形成されるが、支柱34を側壁22a,22bと一体に形成してもよい。
[支持軸]
支持軸32は、支柱34の嵌合溝34aで仮固定されたパネル支持体31の取付孔31aに挿通された状態で、複数の固定部材33を介して支柱34に固定されることにより、パネル支持体31を強固に固定する。なお、本実施形態の支持軸32は、円柱状、楕円柱状であるが、角柱状であってもよい。また、固定部材33は、支柱34との間で支持軸32を挟持する状態で、左右一対のネジ33aを介して支柱34に固定されることにより、支持軸32を支柱34に固定するが、固定部材33の固定構造は、これに限定されない。
支持軸32を形成する材料は、帯電防止のために導電性を有する樹脂材料又は金属材料であることが望ましい。さらに、本実施形態の支持軸32は、ステレンスやアルミニウムで形成されることがより望ましい。
[取付孔の形状]
図7(a)から(c)に示すように、パネル支持体31に形成される取付孔31aは、パネル支持体31の先端側と基端側とを結ぶ方向をX方向とするとき、X方向の長さL1が支持軸32のY方向の長さL2よりも長い形状を有する。例えば、図7(a)に示す取付孔31aは、X方向に長い長孔形状であり、支持軸32を挿通する際、支持軸32のX方向の位置ずれを許容することにより、組立性を向上させる。また、取付孔31aに支持軸32を挿通した後、支持軸32を取付孔31aのパネル支持体31の基端側の端部に押し当てることにより、支持軸32が取付孔31aの端部に3点で接触し、パネル支持体31のX方向及びY方向の位置が決まる。
図7(b)に示す取付孔31aは、パネル支持体31の先端側に、支持軸32の外形よりも大きい部分が形成されている。具体的に説明すると、図7(b)に示す取付孔31aは、パネル支持体31の先端側のY方向の長さL3が、図7(a)に示す長孔形状の取付孔31aのY方向の長さL4よりも長いダルマ形状を有する。このような取付孔31aによれば、支持軸32を挿通する際、支持軸32のX方向及びY方向の位置ずれを許容することにより、組立性を向上させる。また、取付孔31aに支持軸32を挿通した後、支持軸32を取付孔31aのパネル支持体31の基端側の端部に押し当てることにより、支持軸32が取付孔31aの端部に3点で接触し、パネル支持体31のX方向及びY方向の位置が決まる。
図7(c)に示す取付孔31aは、パネル支持体31の先端側から基端側に向うに従って、支持軸32の外形よりもY方向の幅が狭くなる部分を有する。具体的に説明すると、図7(c)に示す取付孔31aは、パネル支持体31の基端側が頂点となるように配置された三角形状又はホームベース形状であり、支持軸32を挿通する際、支持軸32のX方向及びY方向の位置ずれを許容することにより、組立性を向上させる。また、取付孔31aに支持軸32を挿通した後、支持軸32を取付孔31aのパネル支持体31の基端側の端部に押し当てることにより、支持軸32が取付孔31aの端部に2点で接触し、パネル支持体31のX方向及びY方向の位置が決まる。なお、取付孔31aの頂部の角度は、60°〜120°が好ましい。
[段差形状]
図8に示すように、パネル支持体31は、取付方向の選択に基づいて異なる面でパネルPを支持可能であり、パネルPを支持可能な複数の面が異なる段差形状を有する。具体的に説明すると、本実施形態のパネル支持体31は、パネルPを支持可能な面として、第1の面S1と、その裏側の面である第2の面S2と、を有し、第1の面S1に第1の段差部31bが形成され、第2の面S2に第2の段差部31cが形成されている。第1の段差部31bは、第2の段差部31cよりもパネル支持体31の基端側に形成されており、図8(a)に示すように、第1の面S1がパネルPの支持面となるようにパネル支持体31を取り付けた場合は、左右のパネル支持体31で左右端部が支持されるパネルPの左右方向の位置決め寸法がA1となり、図8(b)に示すように、第2の面S2がパネルPの支持面となるようにパネル支持体31を取り付けた場合は、左右のパネル支持体31で左右端部が支持されるパネルPの左右方向の位置決め寸法がA1よりも短いB1となる。
本実施形態のパネル位置決め寸法A1は、キャリアパネルPcを位置決めするためのものであり、キャリアパネルPcの左右幅(例えば、615mm)に所定のクリアランス(例えば、片側2mmから3mm)を加えて設定される。また、パネル位置決め寸法B1は、封止パネルPeを位置決めするためのものであり、封止パネルPeの左右幅(例えば、600mm)に所定のクリアランス(例えば、片側2mmから3mm)を加えて設定される。このようなパネル支持体31によれば、取付方向の選択に基づいて2種類のパネル位置決め寸法A1、B1を実現できるので、パネル位置決め寸法に応じて2種類のパネル支持体31を製造する場合に比べ製造コストを抑制できる。
このとき、パネル支持体31は、取付方向を変更しても、パネルPを支持する高さが変わらないように形成されている。具体的に説明すると、第1の面S1における段差部31bの上段面(基端側上端面)から下段面(パネル支持面)までの上下方向の寸法C1と、第2の面S2における段差部31cの上段面(基端側上端面)から下段面(パネル支持面)までの上下方向の寸法D1と、が一致するように形成されている。このようなパネル支持体31によれば、ロボットの高さ設定を変更することなく、サイズの異なるパネルPの収納及び取出を行うことができる。
[中央サポート部]
つぎに、中央サポート部60の詳細について、図9から図13を参照しつつ説明する。図9は、中央サポート部60を示す要部平面図である。図10は、中央サポート部60を示す要部側面図である。図11は、中央サポート部60を示す要部正面図である。図12は、図9のI−I断面図である。図13は、取付方向を変更した中央サポート部60を示す概略側面図であり、(a)パネル位置決め寸法A2の状態、(b)パネル位置決め寸法B2の状態である。なお、図10から図12は、下段の中央サポート部60を取り外した状態で示している。
図9から図13に示すように、中央サポート部60は、1枚のパネルPの中央部下面を左右方向に離れた位置で支持する一対の中央サポート部材61と、前後方向に沿う中央サポート部材61の前端部に設けられるストッパ部材62と、ストッパ部材62を介して一対の中央サポート部材61の前端部同士を連結する連結部材63と、背面壁28の内面の左右方向に離れた位置に立設される一対の支柱64と、中央サポート部材61の後端部を支柱64に固定するサポート支持部材65と、を備える。
なお、中央サポート部60は、12本の中央サポート部材61と、12個のストッパ部材62と、6本の連結部材63と、2本の支柱64と、12個のサポート支持部材65と、を備えるが、これらの数量は、収納するパネルPの枚数や重量に応じて適宜変更することができる。
[中央サポート部材]
中央サポート部材61は、前後方向に沿う金属製の円柱部材であり、その周囲には、支持するパネルPに接触する円筒状のパネル接触部61tを備える。また、中央サポート部材61の前後両端部は、後述する抜け止めピン62b及び64cが挿入されるピン挿入孔を備えるが、図示は省略する。
パネル接触部61tは、支持するパネルPの滑りを防止するために金属材料よりも摩擦性が高く、かつ、支持するパネルPの損傷を防止するために金属材料よりもクッション性が高い導電性の樹脂材料で形成されるとよい。
[ストッパ部材]
ストッパ部材62は、樹脂材料で形成されており、中央サポート部材61の前端部が挿入されるサポート挿入孔62aと、サポート挿入孔62aに挿入された中央サポート部材61を抜け止めする抜け止めピン62bが挿入されるピン挿入孔62cと、連結部材63の一端部が挿入される連結挿入孔62dと、連結挿入孔62dに挿入された連結部材63を抜け止めする抜け止めピン62eが挿入されるピン挿入孔62fと、パネルPの前後方向の位置決めを行う位置決め部62gと、を備える。
[連結部材]
連結部材63は、金属製の円柱部材又は円筒部材で形成されており、ストッパ部材62を介して一対の中央サポート部材61の前端部同士を連結することにより、一対の中央サポート部材61の間隔を維持するとともに、一対の中央サポート部材61の振動を抑制しているが、パネルPの寸法が小さい場合や重量が軽い場合は省略されてもよい。
[支柱]
支柱64は、背面壁28の内面に左右方向に所定の間隔をあけて2本立設される。なお、支柱64は、背面壁28と別部材で形成されるが、支柱64を背面壁28と一体に形成してもよい。
支柱64には、中央サポート部材61の基端部を嵌合支持する丸穴状の嵌合凹部64aと、サポート支持部材65の一部を嵌合支持する嵌合溝64bと、嵌合された中央サポート部材61及びサポート支持部材65を抜け止めする抜け止めピン64cが挿入されるピン挿入孔64dと、が形成されている。
支柱64を形成する材料は、帯電防止のために導電性を有する樹脂材料又は金属材料が選択されるとよい。なお、本実施形態の支柱64は、中央サポート部材61の支持強度を優先し、金属材料で形成される。
[サポート支持部材]
サポート支持部材65は、樹脂材料で形成されており、中央サポート部材61の後端部が挿入されるサポート挿入孔65aと、支柱64の嵌合溝64bに嵌合してサポート支持部材65の上下位置を規定する嵌合部65bと、支柱64の左右側面に当接してサポート支持部材65の左右位置を規定する左右一対の当接部65cと、前述した抜け止めピン64cを挿入するためのピン挿入孔65dと、パネルPの前後方向の位置決めをする第1位置決め部65f及び第2位置決め部65gと、を備える。
サポート支持部材65の後端部を支柱64に固定する場合は、まず、支柱64の嵌合溝64bにサポート支持部材65の嵌合部65bを嵌入させた後、サポート支持部材65の後端部をサポート支持部材65のサポート挿入孔65aを介して支柱64の嵌合凹部64aに嵌合させる。この状態で、サポート支持部材65のピン挿入孔65dに抜け止めピン64cを挿入すると、抜け止めピン64cが、支柱64のピン挿入孔64d及び中央サポート部材61のピン挿通孔を貫通することにより、中央サポート部材61及びサポート支持部材65が支柱64から抜け止めされる。
ここで、図13に示すように、サポート支持部材65は、支柱64に対して上下反転して取り付けることが可能である。そして、図13(a)に示す取付状態では、第1位置決め部65fが有効となり、図13(b)に示す取付状態では、第2位置決め部65gが有効となる。第1位置決め部65fと第2位置決め部65gは、前後方向の位置が相違しており、図13(a)に示す取付状態では、第1位置決め部65fとストッパ部材62の位置決め部62gとの間で規定されるパネルPの前後方向の位置決め寸法がA2となり、図13(b)に示す取付状態では、第2位置決め部65gとストッパ部材62の位置決め部62gとの間で規定されるパネルPの前後方向の位置決め寸法がB2となる。
また、サポート支持部材65は、取付方向を変更しても、中央サポート部材61を支持する高さが変わらないように形成されている。具体的に説明すると、第1位置決め部65fの上下方向の寸法C2と、第2位置決め部65gの上下方向の寸法D2と、が一致するように形成されている。このようなサポート支持部材65によれば、ロボットによるパネルPの挿入高さを変更することなく、また、ロボットによるパネルPの挿入量を変更することなく、サイズの異なるパネルPの収納又は取り出しを行うことができる。
本実施形態のパネル位置決め寸法A2は、キャリアパネルPcを位置決めするためのものであり、キャリアパネルPcの前後幅(例えば、625mm)に所定のクリアランス(例えば、片側2mmから3mm)を加えて設定される。また、本実施形態のパネル位置決め寸法B2は、封止パネルPeを位置決めするためのものであり、封止パネルPeの前後幅(例えば、600mm)に所定のクリアランス(例えば、片側2mmから3mm)を加えて設定される。このようなサポート支持部材65によれば、取付方向の選択に基づいて2種類のパネル位置決め寸法A2,B2を実現できるので、パネル位置決め寸法に応じて2種類の位置決め部材を製造する場合に比べ製造コストを抑制できる。
[実施形態の効果]
以上のように構成された本実施形態のパネル収納容器1によれば、複数のパネルPを収納する容器本体20と、パネルPを支持するパネル支持手段と、を備えるパネル収納容器1であって、パネル支持手段は、パネルPの左右端部を支持するパネル支持部30と、パネルPの中央部を支持する中央サポート部60と、を含むので、パネルPの中央部の撓み変形を抑制しつつ、大型のパネルPを収納することができる。
また、中央サポート部材61の前後方向後端部は、サポート支持部材65を介して支柱64に取り付けられ、サポート支持部材65は、パネルPの前後方向の位置決めをする位置決め部65f,65gを有し、位置決め部65f,65gは、サポート支持部材65を支柱64に取り付ける取付方向の選択に基づいて、パネルPを位置決めする前後方向の位置が変更されるので、1種類のサポート支持部材65で複数種類のパネル位置決め寸法A2,B2を実現できる。
[変形例]
つぎに、本発明に係る変形例について、図14を参照しつつ説明する。図14は、変形例の中央サポート部材61を示す図であり、(a)円柱クッション部材61a、(b)円柱クッション部材61a、(c)三角柱クッション部材61b、それぞれ適用した断面図である。ただし、本実施形態と相違する構成のみを説明し、本実施形態と共通の構成については、本実施形態と同じ符号を用いることにより、本実施形態の説明を援用する。
図14に示すように、変形例の中央サポート部材61Bが、4角柱状の金属材料で形成されており、パネルPを支持する面に、金属材料よりも摩擦性が高く、かつ、クッション性の高い材料で形成されたクッション部材61a,61b(パネル接触部)が装着されている。具体的に説明すると、中央サポート部材61Bのパネル支持面には、前後方向に沿うクッション装着溝61c,61d,61eが形成され、このクッション装着溝61c,61d,61eに対し、上端がパネル支持面から突出する状態でクッション部材61a、61bが装着される。例えば、図14(a)は、断面半円状のクッション装着溝61cに円柱クッション部材61aを装着した例を示し、図14(b)は、アリミゾ状のクッション装着溝61dに円柱クッション部材61aを装着した例を示し、図14(c)は、アリミゾ状のクッション装着溝61eに三角柱クッション部材61bを装着した例を示している。
また、パネル支持体31の変形例として、変形例の中央サポート部材61Bと同様な構成が考えられる。すなわち、パネル支持体が、金属材料で形成されており、パネルPを支持する面に、金属材料よりも摩擦性が高く、かつ、クッション性の高い材料で形成されたクッション部材(パネル接触部)が装着されている。具体的に説明すると、パネル支持体のパネル支持面には、前後方向に沿うクッション装着溝が形成され、このクッション装着溝に対し、上端がパネル支持面から突出する状態でクッション部材が装着される。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、パネル収納容器1は、パネルPの左右端部を支持するパネル支持部30と、パネルPの中央部を支持する中央サポート部60と、を含むが、第2実施形態では、パネル収納容器1は、パネル支持部30及び中央サポート部60に加えて、サイドサポート部70を含む。
以下、第2実施形態のパネル収納容器1について、図15〜図17を参照しつつ説明する。なお、第2実施形態では、上記第1実施形態と同様の点については、説明を省略し、上記第1実施形態と主に異なる点について説明する。
図15は、パネル支持手段を示す要部平面図である。図16は、サイドサポート部を示す要部側面図である。図17は、取付方向を変更したサイドサポート部を示す概略側面図であり、(a)パネル位置決め寸法A2の状態、(b)パネル位置決め寸法B2の状態である。
[中央サポート部]
第1実施形態では、中央サポート部60が、平面視で2つ形成されるのに対し、第2実施形態では、中央サポート部60が、平面視で1つ形成される。このため、第2実施形態の中央サポート部60は、連結部材63を備えていない点で第1実施形態の中央サポート部60と異なるが、他の点においては、第1実施形態の中央サポート部60と同様であるため、説明を省略する。
[パネル支持部]
第2実施形態のパネル支持部30は、パネル支持体31A、支持軸32、固定部材33及び支柱34を備え、第2実施形態の支持軸32、固定部材33及び支柱34が上記第1実施形態の支持軸32、固定部材33及び支柱34と同様であるため、説明を省略する。
一方、第2実施形態のパネル支持体31Aは、第1実施形態のパネル支持体31と異なり、前後方向の寸法に比べて左右方向の寸法が長い短冊形状であり、前後方向に所定の間隔をあけて複数並設されている。また、それぞれのパネル支持体31Aの先端側には、サイドサポート部70が貫通できるように、前後方向に貫通する貫通孔31gが形成されている。
[サイドサポート部]
サイドサポート部70は、図15及び図16に示すように、容器本体20の前後方向に沿いつつ容器本体20の側壁22a,22b付近に設けられる一対のサイドサポート部材71と、前後方向に沿う一対のサイドサポート部材71の前端部に設けられるストッパ部材72と、一対のサイドサポート部材71に対応して背面壁28の内面の左右方向に離れた位置に立設される一対の支柱73と、サイドサポート部材71の後端部を支柱73に固定する一対のサポート支持部材74と、を備える。なお、中央サポート部70は、ストッパ部材72を備えなくてもよい。
サイドサポート部材71は、前後方向に沿うステレンスなどからなる金属製の円柱部材であり、その外周側には、支持するパネルPに接触する円筒状のパネル接触部71tを備える。また、サイドサポート部材71の前後両端部は、後述する抜け止めピン72b及び73cが挿入されるピン挿入孔を備えるが、図示は省略する。
パネル接触部71tは、支持するパネルPの滑りを防止するために金属材料よりも摩擦性が高く、かつ、支持するパネルPの損傷を防止するために金属材料よりもクッション性が高い導電性の樹脂材料で形成されるとよい。
一対のサイドサポート部材71は、それぞれ側壁部22a及び側壁部22bに取り付けられた複数のパネル支持体31Aと連結されるように設けられている。
詳細には、パネル支持体31Aの先端側には、前後方向に貫通する貫通孔31gが形成され、この貫通孔31gには、嵌合するようにサイドサポート部材71の円柱部材が挿通されている。なお、この場合、サイドサポート部材71の円柱部材の貫通孔31gから露出する部分は、少なくとも、パネル接触部71tによって被覆されている。
あるいは、パネル支持体31Aの先端側のパネル支持面には、前後方向に沿う凹溝が設けられ、この凹溝には、上端がパネル支持面から突出する状態又はパネル支持面と同一面とする状態でサイドサポート部材71が装着されてもよい。
ストッパ部材72は、樹脂材料で形成されており、パネルPの前後方向の位置決めをするものである。また、ストッパ部材72は、サイドサポート部材71の前端部が挿入されるサポート挿入孔72aと、サポート挿入孔72aに挿入されたサイドサポート部材71を抜け止めする抜け止めピン72bが挿入されるピン挿入孔72cと、パネルPの前後方向の位置決めを行う位置決め部72gと、を備える。
支柱73は、背面壁28の内面の左右方向に離れた位置に立設される。なお、支柱73は、背面壁28と別部材で形成されるが、支柱73を背面壁28と一体に形成してもよい。
支柱73には、サイドサポート部材71の後端部を嵌合支持する丸穴状の嵌合凹部73aと、サポート支持部材74の一部を嵌合支持する嵌合溝73bと、嵌合されたサイドサポート部材71及びサポート支持部材74を抜け止めする抜け止めピン73cが挿入されるピン挿入孔73dと、が形成されている。
支柱73を形成する材料は、帯電防止のために導電性を有する樹脂材料又は金属材料が選択されるとよい。なお、本実施形態の支柱73は、サイドサポート部材71の支持強度を優先し、金属材料で形成される。
サポート支持部材74は、樹脂材料で形成されており、サイドサポート部材71の後端部が挿入されるサポート挿入孔74aと、支柱73の嵌合溝73bに嵌合してサポート支持部材74の上下位置を規定する嵌合部74bと、支柱73の左右側面に当接してサポート支持部材74の左右位置を規定する左右一対の当接部74cと、前述した抜け止めピン73cを挿入するためのピン挿入孔74dと、パネルPの前後方向の位置決めをする第1位置決め部74f及び第2位置決め部74gと、を備える。
サポート支持部材74の後端部を支柱73に固定する場合は、まず、支柱73の嵌合溝73bにサポート支持部材74の嵌合部74bを嵌入させた後、サポート支持部材74の後端部をサポート支持部材74のサポート挿入孔74aを介して支柱73の嵌合凹部73aに嵌合させる。この状態で、サポート支持部材74のピン挿入孔74dに抜け止めピン73cを挿入すると、抜け止めピン73cが、支柱73のピン挿入孔73d及びサイドサポート部材71のピン挿通孔を貫通することにより、サイドサポート部材71及びサポート支持部材74が支柱73から抜け止めされる。
ここで、図17に示すように、サポート支持部材74は、支柱73に対して上下反転して取り付けることが可能である。そして、図17(a)に示す取付状態では、第1位置決め部74fが有効となり、図17(b)に示す取付状態では、第2位置決め部74gが有効となる。第1位置決め部74fと第2位置決め部74gは、前後方向の位置が相違しており、図17(a)に示す取付状態では、第1位置決め部74fとストッパ部材72の位置決め部72gとの間で規定されるパネルPの前後方向の位置決め寸法がA2となり、図17(b)に示す取付状態では、第2位置決め部74gとストッパ部材72の位置決め部72gとの間で規定されるパネルPの前後方向の位置決め寸法がB2となる。
また、サポート支持部材74は、取付方向を変更しても、中央サポート部材71を支持する高さが変わらないように形成されている。具体的に説明すると、第1位置決め部74fの上下方向の寸法C2と、第2位置決め部74gの上下方向の寸法D2と、が一致するように形成されている。このようなサポート支持部材74によれば、ロボットによるパネルPの挿入高さを変更することなく、また、ロボットによるパネルPの挿入量を変更することなく、サイズの異なるパネルPの収納又は取り出しを行うことができる。
また、サイドサポート部材71は、上述のように、パネル支持体31Aと共にパネルPに接触する場合に、サイドサポート部材71と連結されるパネル支持体31Aは、複数ではなく、1つ設けられてもよい。
なお、サイドサポート部材71は、パネルPに接触しないように構成されてもよい。この場合、1つのサイドサポート部材71は、複数のパネル支持体31Aを連結しているため、その後端部がサポート支持部材74を介して支柱73に取り付けられなくてもよい。
このように、第2実施形態のパネル収納容器1によれば、パネルPの左右中央部を支持する中央サポート部材61と、パネルPの左右端部を支持するパネル支持体31Aと、パネル支持体31Aと連結されるサイドサポート部70と、を備えることにより、上記第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、複数のパネル支持体31Aの間隔を維持するとともに、パネル支持体31Aの振動を抑制することができる。
以上、具体的な実施形態に基づき、本発明のパネル収納容器について説明してきたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲には、本発明の目的が達成される範囲での様々な変形や改良などが含まれるものであり、そのことは当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上記実施形態の中央サポート部60は、1枚のパネルPを左右方向に離れた2本の中央サポート部材61で支持するが、中央サポート部材61の本数は1本でもよいし、3本以上であってもよい。棒状の中央サポート部材61でなく、板状のものでパネルPを面状に支持してもよい。
例えば、上記実施形態では、パネル収納容器1の内部のエアを不活性ガスに置換するために、上面、下面、左側面、右側面及び背面が壁部材によって気密的に覆われていたが、気密性が求められない場合は、直方体形状に組み立てられた枠体とし、周囲を覆う壁部材を省略してもよい。
また、上記実施形態では、キャリアパネルPc又は封止パネルPeの寸法差が比較的小さなパネルPを収納したが、625mm×615mm又は300mm×300mmなど寸法差が大きいパネルPを収納してもよい。
1 パネル収納容器
20 容器本体
21 開口部、22a,22b 側壁、23 底板、24 装置位置決め部、25 天板、26 ロボティックフランジ(第1被搬送用部品)、27 リフトフランジ(第2被搬送用部品)、28 背面壁、29 ハンドル(第3被搬送用部品)
30 パネル支持部
31,31A パネル支持体、31a 取付孔、31b,31c 段差部、31g 貫通孔
32 支持軸、33 固定部材、34 支柱、34a 嵌合溝、34b 係合溝
40 蓋体
41 蓋本体、42 施錠機構(ロック手段)、
50 給排気部(給気部、排気部)
60 中央サポート部
61,61B 中央サポート部材、61t,61a,61b パネル接触部
62 ストッパ部材
63 連結部材
64 支柱
65 サポート支持部材
70 サイドサポート部
71 サイドサポート部材
72 ストッパ部材
73 支柱
74 サポート支持部材

Claims (20)

  1. 複数のパネルを収納する容器本体と、
    前記パネルを支持するパネル支持手段と、を備えるパネル収納容器であって、
    前記パネル支持手段は、
    前記パネルの左右端部を支持するパネル支持体と、
    前記パネルの中央部を支持する中央サポート部と、を含む
    ことを特徴とするパネル収納容器。
  2. 前後方向に沿って延在するとともに、その一端部が前記容器本体に取り付けられるサイドサポート部を備え、
    前記サイドサポート部は、前記パネル支持体と連結されるように設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のパネル収納容器。
  3. 前記サイドサポート部の他端部には、前記パネルの前後方向の位置決めをするストッパ部材が設けられる
    ことを特徴とする請求項2に記載のパネル収納容器。
  4. 前記中央サポート部は、前記パネルを左右方向に離れた位置で支持する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  5. 前記中央サポート部は、棒状の中央サポート部材であり、
    隣接する前記中央サポート部材同士が連結されている
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  6. 前記中央サポート部は、前記パネルを面状に支持する
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  7. 前記中央サポート部は、前記パネルに接触するパネル接触部が、金属材料よりも摩擦性の高い又はクッション性の高い材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  8. 前記中央サポート部は、円柱状であり、
    前記パネル接触部は、円筒状である
    ことを特徴とする請求項7に記載のパネル収納容器。
  9. 前記中央サポート部は、導電性材料で形成されているか、又は、導電性材料で形成された部品を有する
    ことを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  10. 前記パネル支持体は、金属材料よりも摩擦性の高い又はクッション性の高い材料で形成されているか、又は、金属材料よりも摩擦性の高い又はクッション性の高い材料で形成されたパネル接触部を有する
    ことを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  11. 前記パネル支持体は、導電性材料で形成されているか、又は、導電性材料で形成された部品を有する
    ことを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  12. 前記中央サポート部は、前後方向後端部が、サポート支持部材を介して前記容器本体に取り付けられ、
    前記サポート支持部材は、前記パネルの前後方向の位置決めをする位置決め部を有し、
    前記位置決め部は、前記サポート支持部材を前記容器本体に対する取付方向の選択に基づいて、前記パネルを位置決めする前後方向の位置が変更される
    ことを特徴とする請求項1から11までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  13. 前記サポート支持部材は、取付方向を変更しても、前記中央サポート部材を支持する高さは変わらない
    ことを特徴とする請求項12に記載のパネル収納容器。
  14. 前記容器本体は、搬送機械に保持される第1被搬送用部品を天面の外側に有する
    ことを特徴とする請求項1から13までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  15. 前記容器本体は、搬送機械に保持される第2被搬送用部品を左右側面の外側に有する
    ことを特徴とする請求項1から14までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  16. 前記容器本体は、搬送機械又は加工装置の位置決め手段に支持される装置位置決め部を、底面の外側に少なくとも3か所有する
    ことを特徴とする請求項1から15までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  17. 前記容器本体は、正面に開口を有するフロントオープンボックスタイプの容器であるとともに、前記開口がシールガスケットを有する蓋体により閉止されることで、気密状態が維持され、
    前記蓋体は、ロック手段により前記容器本体に対して施錠又は解錠可能である
    ことを特徴とする請求項1から16までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  18. 前記容器本体は、内部に気体を給気する給気部又は内部から気体を排気する排気部を有する
    ことを特徴とする請求項17に記載のパネル収納容器。
  19. 前記容器本体は、直方体形状に組み立てられた枠体である
    ことを特徴とする請求項1から16までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
  20. 前記パネルは、矩形形状である
    ことを特徴とする請求項1から19までのいずれか1項に記載のパネル収納容器。
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