JP2004273686A - 大型基板用カセット - Google Patents

大型基板用カセット Download PDF

Info

Publication number
JP2004273686A
JP2004273686A JP2003061317A JP2003061317A JP2004273686A JP 2004273686 A JP2004273686 A JP 2004273686A JP 2003061317 A JP2003061317 A JP 2003061317A JP 2003061317 A JP2003061317 A JP 2003061317A JP 2004273686 A JP2004273686 A JP 2004273686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
frame
frames
support frame
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003061317A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yoshida
俊雄 吉田
Akihiro Yamanaka
昭浩 山中
Hiroyuki Shimada
浩幸 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yodogawa Hu Tech Co Ltd
Original Assignee
Yodogawa Hu Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yodogawa Hu Tech Co Ltd filed Critical Yodogawa Hu Tech Co Ltd
Priority to JP2003061317A priority Critical patent/JP2004273686A/ja
Priority to TW93126309A priority patent/TWI274025B/zh
Publication of JP2004273686A publication Critical patent/JP2004273686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

【課題】基板用カセットへの大型基板の収容時における大型基板の撓みが問題とならず、また、基板カセットにおける基板の収容効率を向上させることが可能な、大型基板用カセットを提供する。
【解決手段】支持フレーム160〜163において、同一ガラス基板を支持する第1基板支持手段を構成し、それぞれの上面が同じ高さ位置となるように後側フレーム145〜148に取付られている。同様に、支持フレーム170〜173において、同一ガラス基板を支持する第2基板支持手段を構成し、それぞれの上面が同じ高さ位置となるように後側フレーム145〜148に取付られ、支持フレーム180〜183において、同一ガラス基板を支持する第3基板支持手段を構成し、それぞれの上面が同じ高さ位置となるように後側フレーム145〜148に取付られ、支持フレーム190〜193において、同一ガラス基板を支持する第4基板支持手段を構成し、それぞれの上面が同じ高さ位置となるように後側フレーム145〜148に取付られている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、基板用カセットに関し、より特定的には、大型基板用カセットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイ等にはガラス基板が用いられているが、その製造プロセスにおいては、工程間におけるガラス基板の搬送・ストック等のために、このガラス基板を複数枚蓄積させた状態で保持する基板用カセットが用いられる。
【0003】
この基板用カセットとしては、以下に示す特許文献1および特許文献2等に開示されるものがある。特許文献1に開示される基板用カセットは、側板の両側面から内方に向かって延びる長尺リブを張出させ、基板の両側面側から基板を支持する構造が採用されている。また、特許文献2に開示される基板用カセットは、側板の両側面を連結する梁部材を設け、この梁部材に設けられた突出体の上に基板を載置する構造が採用されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−146295号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平11−35089号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、フラットパネルディスプレイ等の大型化が進んでおり、たとえば、液晶ディスプレイに用いられるガラス基板の大きさは、従来は、1100mm(短辺寸法)×1300mm(長辺寸法)が最大サイズであったが、より大きくなり、1500(短辺寸法)×1800(長辺寸法)、1800mm(短辺寸法)×2100mm(長辺寸法)等が考えられており、その後も、ガラス基板の大きさは加速的に大型化されるものと思われる。その結果、ガラス基板の大型化に伴い基板用カセットも大型化することになる。また、ガラス基板の厚さについても、今後は薄型化されるものと思われる。そのため、基板の大型化および薄型化により、大型基板の自重による撓みも無視することのできない問題となる。
【0007】
ここで、上記特許文献1に開示された基板用カセットを大型基板用カセットとして適用した場合には、大型基板の自重による撓みを回避するため、長尺リブを内方に向かって大きく張出させる必要が生じる。しかし、長尺リブを長くした場合、基板用カセットへの基板の搬送搬出時に用いる搬送アームによる基板支持領域が基板の中央部となり、基板の搬送時における基板の撓みが問題となってしまう。また、これを回避するために、搬送アームの形状を魚の骨状(フィッシュボーン型)にすることも考えられるが、特殊形状の搬送アームが必要となる。さらに、基板の搬送時における搬送アームの動作においては、長尺リブを回避させるための動きが必要となるため、上下の長尺リブの間隔に搬送アームの動作のための距離を含ませる必要が生じ、基板カセットにおける基板の収容効率を向上させることができない。
【0008】
また、特許文献2に開示された基板用カセットを、大型基板に適用した場合は基板の撓みは問題とならない。しかし、フレームの両側面を連結する梁部材が設けられている結果、梁部材が専有する領域を搬送アームの動作のための空間に利用することができず、基板用カセットにおける基板の収容効率を向上させることができない。
【0009】
したがって、この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、基板用カセットへの大型基板の収容時における大型基板の撓みが問題とならず、また、基板カセットにおける基板の収容効率を向上させることが可能な、大型基板用カセットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に基づいた大型基板用カセットにおいては、前面側から大型基板の出し入れを可能とし、前記大型基板を積層状態に収容するための大型基板用カセットであって、以下の構成を有することを特徴としている。
【0011】
まず、ベース部材と、このベース部材の後端部側から上方に向かって立上がる後側部材と、上下方向に所定の間隔で複数配設された状態で上記後側部材に支持され、上記後側部材から前方に向けて延びるように設けられる複数の基板支持手段とを備えている。さらに、上記基板支持手段は、上記後側部材から前方に向けて延び、左右方向に所定の間隔で複数設けられるフレーム支持部材から構成されている。
【0012】
上記構成からなる大型基板用カセットによれば、基板支持手段において、左右方向に所定の間隔で複数設けられるフレーム支持部材が後側部材から前方に向けて延びるよう設けられていることから、大型基板に撓みを生じさせることなく、基板支持手段において大型基板を支持することが可能となる。
【0013】
また、フレーム支持部材が後側部材から前方に向けて設けられていることから、フレーム支持部材の左右方向には空間が生まれ、この空間に大型基板を搬送するための搬送アームを挿入することが可能になる。その結果、フォーク状に設けられる搬送アームの出し入れにおいても、必要以上に搬送アームの動作のための空間を設ける必要がなく、基板用カセットにおける基板の収容効率を向上させることが可能になる。
【0014】
また、上記発明において好ましくは、上記大型基板の左右方向への移動を阻止するため、上記基板支持手段の左右の両外側に配設される基板側面ガイド手段をさらに有する。この構成により、大型基板用カセットに収容された大型基板の左右方向への移動が阻止され、大型基板用カセット内において安定的に大型基板を支持することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に基づいた大型基板用カセットの各実施の形態について、図を参照しながら説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1を参照して、本実施の形態における大型基板用カセット100の概略構成について説明する。なお、図1は、本実施の形態における大型基板用カセット100の構成を示す全体斜視図である。なお、便宜上、一部図示を省略して示している。
【0017】
この大型基板用カセット100は、1500mm(短辺寸法)×1800mm(長辺寸法)、1800mm(短辺寸法)×2100mm(長辺寸法)等の大きさを備えるガラス基板をその前面側からの出し入れを可能とし(図中矢印S方向)、このガラス基板を積層状態に収容することを目的としており、矩形に配置される底面外枠フレーム101,102,103,104と、底面外枠フレーム101と底面外枠フレーム104とを連結するように、左右方向に所定の間隔をもって配置されるベースフレーム140,141,142,143とを有している。底面外枠フレーム102,103,104に対向する上方側には、上面外枠フレーム120,121,122,123が設けられ、底面外枠フレーム101,102,103,104の四隅に設けられるコーナフレーム110,111,112,113により、底面外枠フレーム101,102,103,104と上面外枠フレーム120,121,122とが連結されている。なお、前面側においては、上面外枠フレーム123が設けられない構造の採用も可能である。
【0018】
底面外枠フレーム102と上面外枠フレーム120との間には、基板側面ガイドフレーム130,131,132が設けられ、底面外枠フレーム104と上面外枠フレーム122との間には、基板側面ガイドフレーム133,134,135が設けられている。
【0019】
ベースフレーム140,141,142,143の後端部側には、上方に向かって立上がる後側フレーム145,146,147,148が設けられ、それぞれの上端部は、上面外枠フレーム121に連結されている。
【0020】
後側フレーム145には、前方に向けて延びる支持フレーム160,170,180,190が所定のピッチで上下方向において積層するように設けられている。同様に、後側フレーム146には、前方に向けて延びる支持フレーム161,171,181,191が所定のピッチで上下方向において積層するように設けられ、後側フレーム147には、前方に向けて延びる支持フレーム162,172,182,192が所定のピッチで上下方向において積層するように設けられ、後側フレーム148には、前方に向けて延びる支持フレーム163,173,183,193が所定のピッチで上下方向において積層するように設けられている。
【0021】
ここで、支持フレーム160,161,162,163において、同一ガラス基板を支持する第1基板支持手段を構成し、それぞれの上面が同じ高さ位置となるように後側フレーム145〜148に取付られている。同様に、支持フレーム170,171,172,173において、同一ガラス基板を支持する第2基板支持手段を構成し、それぞれの上面が同じ高さ位置となるように後側フレーム145〜148に取付られ、支持フレーム180,181,182,183において、同一ガラス基板を支持する第3基板支持手段を構成し、それぞれの上面が同じ高さ位置となるように後側フレーム145〜148に取付られ、支持フレーム190,191,192,193において、同一ガラス基板を支持する第4基板支持手段を構成し、それぞれの上面が同じ高さ位置となるように後側フレーム145〜148に取付られている。
【0022】
なお、各外枠フレーム、ベースフレーム、コーナフレーム、および後側フレームに用いられる材料としては、ステンレス、アルミ、樹脂等、炭素繊維を含む炭素繊維強化プラスチック材料等が挙げられる。
【0023】
また、基板側面ガイドフレームに用いられる材料としては、樹脂(ポリエーテル、エーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリカーボネート等)、ステンレス、アルミ等、炭素繊維を含む炭素繊維強化プラスチック材料等が挙げられる。
【0024】
また、支持フレームに用いられる材料としては、ステンレス、アルミ、カーボン、チタン、炭素繊維を含む炭素繊維強化プラスチック材料等、これらの材料と樹脂との複合品等、が挙げられる。
【0025】
(作用・効果)
上記構成からなる大型基板用カセット100によれば、側面側から基板をサポートする支持部材を設けることなく、左右方向に所定の間隔で複数設けられる支持フレーム160〜163、170〜173、180〜183、190〜193のみを後側フレーム145〜148から前方に向けて延びるように設けていることから、ガラス基板の全体を下方面側からサポートすることにより、ガラス基板に撓みを生じさせることなく、支持フレーム160〜163、170〜173、180〜183、190〜193においてガラス基板を均等に支持することができる。
【0026】
また、支持フレーム160〜163、170〜173、180〜183、190〜193が後側部材から前方に向けて設けられていることから、支持フレーム160〜163、170〜173、180〜183、190〜193の左右方向の相互には空間が生まれ、この空間にガラス基板を搬送するための搬送アームを挿入することができる。その結果、たとえばフォーク状に設けられる搬送アームの出し入れにおいても、必要以上に搬送アームの動作のための空間を設ける必要がないため、同一容積内において多くの基板支持手段を積層させることができ、大型基板用カセット100における基板の収容効率を向上させることができる。
【0027】
また、本実施の形態においては、基板側面ガイドフレーム130〜135を設けるようにしていることから、大型基板用カセット100に収容されたガラス基板の左右方向への移動が阻止され、大型基板用カセット100内において安定的にガラス基板を支持することができる。
【0028】
(実施の形態2)
次に、図2および図3を参照して、実施の形態2として、上記大型基板用カセット100の変形例について説明する。なお、図2は、本実施の形態における第4基板支持手段の構成を示す斜視図であり、図3は、図2中A矢視端面図である。なお、図2において、代表例として、第4基板支持手段の構成を図示しているが、他の第1〜第3基板支持手段においても、本実施の形態における第4基板支持手段と同様の構成を有しているものとする。
【0029】
本変形例の特徴としては、上述した基板側面ガイドフレーム130〜135に代わり、支持フレーム190の外側の面に、基板側面ガイドフレーム190a,190b,190cを設け、支持フレーム193の外側の面に、基板側面ガイドフレーム193a,193b,193cを設けるようにしたものである。
【0030】
この基板側面ガイドフレーム190aは、図3に示すように、外側に平行に延びる平行部19aと、平行部19aの端部から上方に延びる立上がり部19bとを有している。他の基板側面ガイドフレーム190b,190c,193a,193b,193cについても同様の構成を有している。
【0031】
基板側面ガイドフレームに用いられる材料としては、アルミ、ステンレス、樹脂、炭素繊維を含む炭素繊維強化プラスチック材料等が挙げられる。
【0032】
また、本変形例においては、支持フレーム190,191,192,193の先端部分に、収容されたガラス基板の前方側への移動を抑制するための突起部190dがそれぞれ設けられている。この突起部に用いられる材料としては、粘りのある発塵防止性または耐磨耗性の良い樹脂等が用いられ、発塵防止性の良い樹脂としてエラストマー系樹脂、耐磨耗性の良い樹脂としてポリエーテルエーテルケトン等が挙げられる。
【0033】
(作用・効果)
以上、本変形例においても、上記実施の形態1における大型基板用カセット100と同様の作用効果を得ることができる。また、基板側面ガイドフレーム190a,190b,190c,193a,193b,193cを設ける構成を採用することにより、上記図1に示す大型基板用カセット100の構造と比較した場合、基板側面ガイドフレーム130〜135が不要となるとともに、コーナフレーム110,113、底面外枠フレーム102,104、および上面外枠フレーム120,122が不要となるため、大型基板用カセットの軽量化を図ることができる。
【0034】
(実施の形態3)
次に、図4を参照して、実施の形態3として、上記大型基板用カセット100のさらに他の変形例について説明する。なお、図4は、本実施の形態における支持フレーム160,170,180,190の構成を示す斜視図である。なお、図4においては、支持フレーム160,170,180,190のみを図示しているが、反対側の支持フレーム163,173,183,193においても同様の構成を有しているものとする。
【0035】
本変形例の特徴としては、上述した実施の形態1における基板側面ガイドフレーム130〜135に代わり、図4に示すように、支持フレーム160の外側の側面に、外側に向けて張出す補助プレート201,202,203を所定の間隔で設け、同様に、支持フレーム170にも外側に張出す補助プレート204,205,206を所定の間隔で設け、支持フレーム180にも外側に張出す補助プレート207,208,209を所定の間隔で設け、支持フレーム190にも外側に張出す補助プレート210,211,212を所定の間隔で設けている。なお、補助プレートに用いられる材料としては、ステンレス、アルミ、樹脂等、炭素繊維を含む炭素繊維強化プラスチック材料等が挙げられる。
【0036】
また、補助プレート201〜212のそれぞれの先端部には、貫通孔が設けられ、補助プレート201,204,207,210のそれぞれの貫通孔を通過するように基板側面ガイドピン221が固定され、同様に、補助プレート202,205,208,211のそれぞれの貫通孔を通過するように基板側面ガイドピン222が固定され、補助プレート203,206,209,212のそれぞれの貫通孔を通過するように基板側面ガイドピン223が固定されている。
【0037】
基板側面ガイドピンに用いられる材料としては、粘りのある発塵防止性または耐磨耗性の良い樹脂等が用いられ、発塵防止性の良い樹脂としてエラストマー系樹脂、耐磨耗性の良い樹脂としてポリエーテルエーテルケトン等が挙げられる。
【0038】
(作用・効果)
以上、本変形例においても、上記実施の形態1における大型基板用カセット100と同様の作用効果を得ることができる。また、基板側面ガイドピン221〜223を設ける構成を採用することにより、上記図1に示す大型基板用カセット100の構造と比較した場合、基板側面ガイドフレーム130〜135が不要となるとともに、コーナフレーム110,113、底面外枠フレーム102,104、および上面外枠フレーム120,122が不要となるため、大型基板用カセットの軽量化を図ることができる。
【0039】
(実施の形態4)
次に、図5および図6を参照して、実施の形態4として、上記大型基板用カセット100のさらに他の変形例について説明する。なお、図5(A),(B)は、本実施の形態における第4基板支持手段の構成を示す斜視図であり、図6は、本実施の形態における第4基板支持手段の構成を示す側面図である。なお、図5および図6において、代表例として、第4基板支持手段の構成を図示しているが、他の第1〜第3基板支持手段においても、本実施の形態における第4基板支持手段と同様の構成を有しているものとする。
【0040】
本変形例の特徴としては、たとえば、第4基板支持手段を構成する支持フレーム190の側面側から見た形状を、自重たわみおよび荷重たわみを軽減する目的から、先端側から後側フレーム145に向かうにしたがって徐々に上下方向の厚さが厚くなる構造とし、さらに、前端部分に下方に向かって凸となる半円状の突出部190e,190eを設け、この突出部190e,190eに貫通孔190h、190hを形成している。他の支持フレーム191〜193も支持フレーム190と同様の形状を有し、支持フレーム191の先端部には、貫通孔191h、191hが形成された突出部191e,191eが設けられ、支持フレーム192の先端部には、貫通孔192h、192hが形成された突出部192e,192eが設けられ、支持フレーム193の先端部には、貫通孔193h、193hが形成された突出部193e,193eが設けられている。
【0041】
また、各支持フレーム190〜193に設けられた貫通孔190h〜193hには、補助ピン302が挿通されている。補助ピン302の両端部は、補助ピン302の脱落を防止するため、プッシュナット301により固定されている。補助ピンに用いられる材料としては、ステンレス、アルミ、カーボン、チタン等が挙げられ、プッシュナットに用いられる材料としては、ステンレス、アルミ等が挙げられる。
【0042】
(作用・効果)
以上、本変形例においても、上記実施の形態1における大型基板用カセット100と同様の作用効果を得ることができる。また、各支持フレーム190〜193の線端部を補助ピン302に連結させることにより、各支持フレーム自体に下方に向かう撓みが生じた場合であっても、各支持フレームの撓み量を同じにすることができるため、支持されるガラス基板に3次元的な撓みを与えることがなく、ガラス基板の3次元的な歪の発生を抑制することができる。
【0043】
なお、図5(A)に示す構造においては、支持フレーム190〜193にのみ補助ピン302を貫通させる構造を示しているが、図5(B)に示すように、コーナフレーム110,113に対しても補助ピン302を貫通させる構造を採用することで、支持フレーム190〜193に生じるたわみ量を大きく低減させることが可能になる。
【0044】
また、図6に示すように、突出部190eを設けた場合であっても、支持フレーム190自体の形状をいわゆるテーパ形状にし、支持フレーム190の後端部の厚み(L3)を、支持フレーム190の先端部の厚み(L1)と支持フレーム190のたわみ量(L2)との合計程度の厚みにすることで、支持フレーム190による支持強度を十分確保しながら、大型基板用カセット100における基板の収容効率を向上させることができる。
【0045】
(実施の形態5)
次に、図7から図15を参照して、実施の形態5として、上記大型基板用カセット100に適用される支持フレームの具体的構造について説明する。大型基板用カセット100においては、ガラス基板に重量が重くなるため(たとえば、1800mm×2100mm×1.1mmの場合は約10,400g)支持フレームのの十分な強度が必要になる。一方で、大型基板用カセット全体の自重を軽減させる必要がある。そこで、強度と軽量化との2つの要素を兼ね備える支持フレームとして、以下の図7から図15に示す支持フレームの構造が挙げられる。なお、図7から図15は、各支持フレームの構造を示す全体斜視図である。
【0046】
図7に示す支持フレーム401は、円筒構造からなり、後端部に向かうほど、外径および内径が大きくなる略円錐形状を有している。また、支持フレーム401の上面側においては、中央部から先端部側の領域は、円筒の外周面がそのまま用いられる曲面領域401aが設けられ、中央部から後端部側の領域には、平坦面領域401bが設けられている。
【0047】
次に、図8に示す支持フレーム402は、後端部に向かうほど、外径および内径が大きくなる略円錐形状を有する本体部402aと、全長において上面側に設けられる平坦面領域402bとを備えている。
【0048】
次に、図9に示す支持フレーム403は、3分割構造からなる先端側支持フレーム403aと、中間支持フレーム403bと、後端側支持フレーム403cとを有し、全体として後端部に向かうほど、外径および内径が大きくなる略円錐形状を有するように設けられている。
【0049】
次に、図10に示す支持フレーム404は、3分割構造からなる先端側支持フレーム404aと、中間支持フレーム404bと、後端側支持フレーム404cとを有し、いずれも下方に開口側を有するコの字の横断面形状を有している。
【0050】
次に、図11に示す支持フレーム405は、下方に開口側を有するコの字の横断面形状を有する本体フレーム405aを備え、上面側には本体フレーム405aの軽量化を図るため、細長形状の開口部404b,404c,404dが設けられている。
【0051】
次に、図12に示す支持フレーム406は、下方に開口側を有するコの字の横断面形状を有し、側壁部において、先端部の上下方向幅(S1)よりも後端部の上下方向幅(S2)が広くなるように徐々にその幅が大きくなるように設けられている。
【0052】
次に、図13に示す支持フレーム407は、先端側に頂点を有する三角形形状の平面形状を有し、側辺を構成する側辺フレーム407a,407bと、側辺フレーム407a,407bを相互に連結する連結フレーム407c,407d,407eとが設けられている。
【0053】
次に、図14に示す支持フレーム408は、外径が約20mm程度の棒状部材からなる本体フレーム408aを有している。また、ガラス基板の当接時におけるガラス基板の損傷を防ぐ観点から、本体フレーム408aの先端部には、半球状部408bが設けられている。
【0054】
次に、図15に示す支持フレーム409は、外径が約15mm程度の棒状部材に所定の曲げ加工を施したものであり、先端側で折り曲げられ2本の棒状部材が近接して配置される先端側部409aと、この先端側部409aよりもその間隔が広くなるように棒状部材を配置した後端側部409bとを有している。後端側部409bの最後端部には、後側フレームに係合するための折れ曲り部409cが設けられている。
【0055】
なお、上記支持フレームに用いられる材料としては、導電性の材料が用いられることが好ましく、たとえば、アルミ、ステンレス、チタン、炭素繊維を含む炭素繊維強化プラスチック材料等が挙げられる。
【0056】
また、支持フレーム190の先端部分には、ガラス基板の脱落を防止する観点から、図2に示すように、突起部190dを設けることについて説明したが、図16に示すように、さらに支持フレーム190自体に、ガラス基板800に直接接し、ガラス基板800を支持する支持突起190e,190f,190gが設けられる。この支持突起190e,190f,190gの数量は、適宜変更可能であり、この支持突起に用いられる材料としては、粘りのある発塵防止性または耐磨耗性の良い樹脂等が用いられ、発塵防止性の良い樹脂としてエラストマー系樹脂、耐磨耗性の良い樹脂としてポリエーテルエーテルケトン等が挙げられる。
【0057】
また、後側フレーム145の前面側を基準にしたガラス基板800の長さをW1とした場合、少なくとも最も先端側に位置する支持突起190eが設けられる位置(W2)は、W1/2〜W1の範囲となるように設けられる。
【0058】
(実施の形態6)
次に、図17〜図19を参照して、本実施の形態における大型基板用カセットにおける、支持フレーム160の後側フレーム145への取付構造の詳細について説明する。なお、代表例として、支持フレーム160の後側フレーム145への取付構造について説明するが、他の支持フレームの後側フレームへの取付構造についても同様とする。
【0059】
上記各実施の形態における支持フレームは長尺となるため、それ自身によるたわみが問題になるおそれがある。たとえば、支持フレームの後側フレームの取付に際して、支持フレームの根元部分における後側フレームへの取付ピッチにおいては、その誤差の範囲をプラスマイナス1mm〜2mm程度の範囲に取付たとしても、支持フレームの自重たわみの影響により、支持フレームの先端部分における上下の支持フレームのピッチには、プラスマイナス5mm〜7mm程度の誤差が生じるものと思われる。
【0060】
そこで、以下の図17〜図19に示す取付構造を採用することにより、支持フレームの先端部分における上下の支持フレームのピッチを、プラスマイナス1mm〜2mm程度の誤差内となるように修正することを可能としている。
【0061】
(第1の取付構造)
まず、図17を参照して、支持フレーム160の後側フレーム145への第1の取付構造について説明する。なお、図17(A)は部分側面図、図17(B)は部分背面図、図17(C)は部分平面図である。支持フレーム160の後端部に、後側フレーム145を両側から挟みこむ1対の延長部160A,160Bが設けられている。延長部160A,160Bと後側フレーム145とは、支持フレーム160が延びる方向に沿って配置されるピン601およびピン602により連結され、それぞれのピン601およびピン602の両端部は、C型ワッシャ603,604が嵌め込められている。
【0062】
ピン601は、延長部160A,160Bおよび後側フレーム145に設けられた丸孔に挿通されている。また、ピン602は、後側フレーム145内に配置される上側ブロック体605を貫通するように設けられるとともに、後側フレーム145に設けられた丸孔に挿通され、さらに、延長部160A,160Bに設けられた縦方向に延びる長孔145Aに挿通されている。
【0063】
これにより、支持フレーム160は、後側フレーム145に対して、ピン601を中心に回動可能し、長孔145Aの長さに応じてピン602が上下に移動する結果、支持フレーム160の先端部の位置の調整を可能としている。
【0064】
上側ブロック体605の下方には、下側ブロック体606が設けられ、この下側ブロック体606は、後側フレーム145にピン611により固定されている。上側ブロック体605と下側ブロック体606との間には、位置調節用ボルト607等が設けられ、支持フレーム160の調整位置を固定することが可能となっている。また、位置調節用ボルト607を調節することにより、上側ブロック体605と下側ブロック体606との間隔が調節され、その結果、支持フレーム160の先端部の位置の調整をも可能としている。
【0065】
(第2の取付構造)
次に、図18を参照して、支持フレーム160の後側フレーム145への第2の取付構造について説明する。なお、図18(A)は部分側面図、図18(B)は部分背面図、図18(C)は部分平面図である。支持フレーム160の後端部に、後側フレーム145を両側から挟みこむ1対の延長部160A,160Bが設けられている。延長部160A,160Bと後側フレーム145とは、支持フレーム160が延びる方向に沿って配置されるピン601およびピン602により連結され、それぞれのピン601およびピン602の両端部は、C型ワッシャ603,604が嵌め込められている。
【0066】
ピン601は、延長部160A,160Bおよび後側フレーム145に設けられた丸孔に挿通されている。また、ピン602は、後側フレーム145内に配置されるブロック体621を貫通するように設けられるとともに、後側フレーム145に設けられた丸孔に挿通され、さらに、延長部160A,160Bに設けられた縦方向に延びる長孔145Aに挿通されている。
【0067】
これにより、支持フレーム160は、後側フレーム145に対して、ピン601を中心に回動可能となり、長孔145Aの長さに応じてピン602が上下に移動する結果、支持フレーム160の先端部の位置の調整を可能としている。
【0068】
ブロック体621には、上下方向に延びるネジ部材622が貫通するように設けられ、ブロック体621の上下端部には、ネジ部材622に螺合するナット623が嵌められている。
【0069】
したがって、また、ネジ部材622を調節することにより、ブロック体621の上下位置が調節され、その結果、支持フレーム160の先端部の位置の調整を可能としている。
【0070】
(第3の取付構造)
次に、図19を参照して、支持フレーム160の後側フレーム145への第3の取付構造について説明する。なお、図19(A)は部分側面図、図19(B)は部分背面図、図19(C)は部分平面図である。支持フレーム160の後端部に、後側フレーム145を両側から挟みこむ1対の延長部160A,160Bが設けられている。延長部160A,160Bと後側フレーム145とは、支持フレーム160が延びる方向に沿って配置されるピン601およびピン602により連結され、それぞれのピン601およびピン602の両端部は、C型ワッシャ603,604が嵌め込められている。
【0071】
ピン601は、延長部160A,160Bおよび後側フレーム145に設けられた丸孔に挿通されている。また、ピン602は、後側フレーム145内に配置される下側ブロック体632を貫通するように設けられるとともに、後側フレーム145に設けられた丸孔に挿通され、さらに、延長部160A,160Bに設けられた縦方向に延びる長孔145Aに挿通されている。また、下側ブロック体632は、後側フレーム145に対して、ピン636,637によって固定される。
【0072】
これにより、支持フレーム160は、後側フレーム145に対して、ピン601を中心に回動可能し、長孔145Aの長さに応じてピン602が上下に移動する結果、支持フレーム160の先端部の位置の調整を可能としている。
【0073】
また、下側ブロック体632の上方には、上側ブロック体631が設けられ、この上側ブロック体631は、後側フレーム145に対して、ピン634,635によって固定される。
【0074】
また、下側ブロック体632と上側ブロック体631との間には、所定厚さのシム641が設けられることにより、下側ブロック体632の位置決めの微調整を可能としている。その結果、支持フレーム160の先端部の位置の微調整をも可能としている。
【0075】
(実施の形態7)
次に、図20を参照して、本実施の形態における大型基板用カセット500の概略構成について説明する。なお、図20は、本実施の形態における大型基板用カセット500の構成を示す全体斜視図である。
【0076】
この大型基板用カセット500は、1800mm(短辺寸法)×2000mm(長辺寸法)×0.7mmの大きさのガラス基板を、20枚上下方向に積層可能な構成を有している。
【0077】
ベースフレーム501が所定の間隔で左右方向に4本配置され、このベースフレーム501の後端部には、上方に向かって立上がる後側部材502がそれぞれ設けられている。4本の後側部材502は、矩形の枠状に配置されたバックフレーム503に固定されている。
【0078】
後側部材502には、基板支持手段が20段、上下方向に積層するように設けられている。基板支持手段を構成する支持フレーム504としては、上述した実施の形態5の図11で示した、下方に開口側を有するコの字の横断面形状を有し、上面側には軽量化を図るため細長形状の開口部が設けられる本体フレーム構造が採用されている。
【0079】
また、支持フレーム502の両側面の外側には、上述した実施の形態3の図4で示した、補助プレート510および基板側面ガイドピン520からなる基板側面ガイドフレームが設けられている。
【0080】
さらに、支持フレーム502の先端部分には、支持フレーム502の撓み量を均一化させるため、実施の形態4の図5で示した、下方に向かって凸となる半円状の突出部および補助ピン(図示省略)が設けられている。
【0081】
(作用・効果)
上記実施の形態7における大型基板用カセット500は、上記各実施の形態における構造を組合せた一例であり、上述した実施の形態の作用効果が得られる。
【0082】
(実施の形態8)
上記各実施の形態においては、大型基板用カセットそのものの軽量化を図る観点から、基板を保持するために必要なフレームのみを示している。しかし、基板を保持した状態で、大型基板用カセットを搬送する場合には、外的な要因に基づく基板の破損を防止する必要がある。
【0083】
実施の形態1において示した大型基板用カセット100の場合には、特に上方からの落下物による基板の破損を防止する必要がある。そこで、図21に示すように、大型基板用カセット100の上面外枠フレーム120,121,122,123上に載置される保護カバー900を設けることが好ましい。この保護カバー800は、図示していないが、上面外枠フレーム120,121,122,123に対して着脱可能な機構を備え、厚さ2mm程度、材料としては、アルミ、ステンレス、樹脂等、炭素繊維を含む炭素繊維強化プラスチック材料等が挙げられる。
【0084】
また、実施の形態7における大型基板用カセット500の場合には、基板の露出部分が多いため、図22に示すように、大型基板用カセット500の上面、下面、両側面を覆う筒状の保護カバー950を設けることが好ましい。この保護カバー900は、図示していないが、ベースフレーム501およびバックフレーム503に対して着脱可能な機構を備え、厚さ3mm程度、材料としては、アルミ、ステンレス、樹脂等、炭素繊維を含む炭素繊維強化プラスチック材料等が挙げられる。
【0085】
なお、上記実施の形態4においては、自重たわみおよび荷重たわみを軽減する目的から、支持フレームの先端部に補助ピンを設ける構成を採用したが、他の構成として、図23の部分全体斜視図に示すように、支持フレームの後端部側に、各支持フレーム190〜193を連通させる補助フレーム190Fを設ける構成を採用することも可能である。同様に、各支持フレーム180〜183を連通させる補助フレーム180F、各支持フレーム170〜173を連通させる補助フレーム170Fを設ける。図示していないが、各支持フレーム160〜163についても同様である。なお、各補助フレーム170F〜190Fの両端部は、基板側面ガイドフレーム132,135に連結させておくことが好ましい。
【0086】
ここで、各支持フレームの後端部側の上下方向の幅が大きくなることから、上下に位置する各支持フレームの間隔が小さくなることが考えられる。この場合、各支持フレーム間に挿入される外部リフトのハンドの先端部分を細くすることにより、上下に位置する各支持フレームの間隔を大きくすることなく、大型基板用カセット500の基板収容能力を維持させることができる。
【0087】
また、ガラス基板用の大型基板用カセットについて説明したが、ガラス基板に限られず、同様の性質を有する基板に対しても本発明を適用することが可能である。
【0088】
したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0089】
【発明の効果】
本発明に基づく大型基板用カセットによれば、大型基板の収容時における大型基板の撓みが問題とならず、また、大型基板の収容効率を向上させることが可能な、大型基板用カセットを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における大型基板用カセットの構成を示す全体斜視図である。
【図2】実施の形態2における第4基板支持手段の構成を示す斜視図である。
【図3】図2中A矢視端面図である。
【図4】実施の形態3における支持フレームの構成を示す斜視図である。
【図5】(A)および(B)は、実施の形態4における第4基板支持手段の構成を示す斜視図である。
【図6】実施の形態4における第4基板支持手段の構成を示す側面図である。
【図7】実施の形態5における支持フレームの構造を示す第1全体斜視図である。
【図8】実施の形態5における支持フレームの構造を示す第2全体斜視図である。
【図9】実施の形態5における支持フレームの構造を示す第3全体斜視図である。
【図10】実施の形態5における支持フレームの構造を示す第4全体斜視図である。
【図11】実施の形態5における支持フレームの構造を示す第5全体斜視図である。
【図12】実施の形態5における支持フレームの構造を示す第6全体斜視図である。
【図13】実施の形態5における支持フレームの構造を示す第7全体斜視図である。
【図14】実施の形態5における支持フレームの構造を示す第8全体斜視図である。
【図15】実施の形態5における支持フレームの構造を示す第9全体斜視図である。
【図16】実施の形態5における支持フレームの他の構造を示す側面図である。
【図17】実施の形態6における支持フレームの後側フレームへの第1の取付構造を示す図であり、(A)は部分側面図、(B)は部分背面図、(C)は部分平面図である。
【図18】実施の形態6における支持フレームの後側フレームへの第2の取付構造を示す図であり、(A)は部分側面図、(B)は部分背面図、(C)は部分平面図である。
【図19】実施の形態6における支持フレームの後側フレームへの第3の取付構造を示す図であり、(A)は部分側面図、(B)は部分背面図、(C)は部分平面図である。
【図20】実施の形態7における大型基板用カセットの構成を示す全体斜視図である。
【図21】実施の形態8における大型基板用カセットに用いられる保護カバーの構成を示す全体斜視図である。
【図22】実施の形態8における大型基板用カセットに用いられる保護カバーの他の構成を示す全体斜視図である。
【図23】他の実施の形態における大型基板用カセットの構成を示す部分全体斜視図である。
【符号の説明】
19a 平行部、19b 立上がり部、100,500 大型基板用カセット、101,102,103,104 底面外枠フレーム、110,111,112,113 コーナフレーム、120,121,122,123 上面外枠フレーム、130,131,132,133,134,135 基板側面ガイドフレーム、140,141,142,143,501 ベースフレーム、145,146,147,148 後側フレーム、145A 長孔、160,161,162,163,170,171,172,173,180,181,182,183,190,191,192,193,401,402,403,404,405,406,407,408,409,504 支持フレーム、160A,160B 延長部、190a,190b,190c,193a,193b,193c
基板側面ガイドフレーム、190d 突起部、190e,190f,190g
支持突起、190h 貫通孔、201,202,203,204,205,206,207,208,209,210,211,212 補助プレート、221,222,223 基板側面ガイドピン、302 補助ピン、301 プッシュナット、401a 曲面領域、401b,402b 平坦面領域、402a 本体部、403a,404a 先端側支持フレーム、403b,404b 中間支持フレーム、403c,404c 後端側支持フレーム、405a,408a
本体フレーム、404b,404c,404d 開口部、407a,407b
側辺フレーム、407c,407d,407e 連結フレーム、408b 半球状部、409a 先端側部、409b 後端側部、409c 折れ曲り部、502 後側部材、503 バックフレーム、510 補助プレート、520 基板側面ガイドピン、601,602,611,636,637,634,635
ピン、603,604 C型ワッシャ、605,631 上側ブロック体、606,632 下側ブロック体、607 位置調節用ボルト、621 ブロック体、622 ネジ部材、623 ナット、641 シム、800 ガラス基板、900,950 保護カバー。

Claims (2)

  1. 前面側から大型基板の出し入れを可能とし、前記大型基板を積層状態に収容するための大型基板用カセットであって、
    ベース部材と、
    前記ベース部材の後端部側から上方に向かって立上がる後側部材と、
    上下方向に所定の間隔で複数配設された状態で前記後側部材に支持され、前記後側部材から前方に向けて延びるように設けられる複数の基板支持手段と、
    を備え、
    前記基板支持手段は、前記後側部材から前方に向けて延び、左右方向に所定の間隔で複数設けられる支持フレーム部材からなる、大型基板用カセット。
  2. 前記大型基板の左右方向への移動を阻止するため、前記基板支持手段の左右の両外側に配設される基板側面ガイド手段をさらに有する、請求項1に記載の大型基板用カセット。
JP2003061317A 2003-03-07 2003-03-07 大型基板用カセット Pending JP2004273686A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003061317A JP2004273686A (ja) 2003-03-07 2003-03-07 大型基板用カセット
TW93126309A TWI274025B (en) 2003-03-07 2004-09-01 Cassette for large-size substrates

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003061317A JP2004273686A (ja) 2003-03-07 2003-03-07 大型基板用カセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004273686A true JP2004273686A (ja) 2004-09-30

Family

ID=33123568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003061317A Pending JP2004273686A (ja) 2003-03-07 2003-03-07 大型基板用カセット

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2004273686A (ja)
TW (1) TWI274025B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005117100A1 (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Nippon Oil Corporation 基板カセット用サポートバー及び基板カセット
JP2007045632A (ja) * 2005-07-15 2007-02-22 Nidec Sankyo Corp 基板搬出搬入方法及び基板搬出搬入システム
WO2007117546A2 (en) * 2006-04-07 2007-10-18 E.I. Du Pont De Nemours And Company Substrate cassette
JP2009302287A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Oki Semiconductor Co Ltd ウエハ収納キャリア
JP2011211160A (ja) * 2010-03-11 2011-10-20 Index:Kk ビーム材及び構造材並びにガラス基板支持ビーム及び基板カセット
TWI408770B (zh) * 2005-07-15 2013-09-11 Nidec Sankyo Corp The substrate moving out of the moving method and the substrate moving out of the system
JP2019031297A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 信越ポリマー株式会社 パネル収納容器
JP2021031371A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 Agc株式会社 ガラス基板の処理方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005117100A1 (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Nippon Oil Corporation 基板カセット用サポートバー及び基板カセット
JP2007045632A (ja) * 2005-07-15 2007-02-22 Nidec Sankyo Corp 基板搬出搬入方法及び基板搬出搬入システム
TWI408770B (zh) * 2005-07-15 2013-09-11 Nidec Sankyo Corp The substrate moving out of the moving method and the substrate moving out of the system
WO2007117546A2 (en) * 2006-04-07 2007-10-18 E.I. Du Pont De Nemours And Company Substrate cassette
WO2007117546A3 (en) * 2006-04-07 2008-05-08 Du Pont Substrate cassette
JP2009302287A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Oki Semiconductor Co Ltd ウエハ収納キャリア
JP2011211160A (ja) * 2010-03-11 2011-10-20 Index:Kk ビーム材及び構造材並びにガラス基板支持ビーム及び基板カセット
JP2019031297A (ja) * 2017-08-07 2019-02-28 信越ポリマー株式会社 パネル収納容器
JP2021031371A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 Agc株式会社 ガラス基板の処理方法
JP7183997B2 (ja) 2019-08-29 2022-12-06 Agc株式会社 ガラス基板の処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
TWI274025B (en) 2007-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004273686A (ja) 大型基板用カセット
US20020197139A1 (en) Transfer device for substrate and storing device therein
US20060032826A1 (en) Glass substrate cassette
US20120080354A1 (en) Cassette for Loading Substrate
TWI231288B (en) Sheet supporting device, end effector and thin plate cassette
US8829367B2 (en) Force plate with spring elements
WO2016135782A1 (ja) 取付金具、取付ユニット、及び鉄道車両
JP2008270281A (ja) 基板収納容器及びそのハンドル
JPH11322069A (ja) 基板搬送用フィンガ組立体
KR20040007294A (ko) 기판용 카세트
KR100582373B1 (ko) 대형 기판용 카세트
JP2005138858A (ja) 大型基板用カセット
WO2021039153A1 (ja) 基板収納容器
KR100686226B1 (ko) 액정 표시 장치용 글래스 적재 카세트
JP4681029B2 (ja) 枚葉基板の移載装置及びそれに用いるハンド
KR20040111085A (ko) 기판용 카세트
JP3076281B2 (ja) 基板保持ラック
KR20090002856A (ko) 액정표시장치의 유리기판 적재용 카세트
JP2005335743A (ja) 基板用カセット
US20220205215A1 (en) Blade support frame for dozer and method of manufacturing the same
US11764502B2 (en) Solderable component and board assembly
CN215701802U (zh) 抓取装置和机器人手臂
KR20190046512A (ko) 필름을 이송하기 위한 로봇 핸드
KR200445229Y1 (ko) 유리패널 이송용 트레이
JP2006108288A (ja) 基板収納用カセット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090602