JP2019029740A - 超音波振動子駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】超音波振動子における残響時間の短縮を容易に行うことが可能な超音波振動子駆動装置を提供する。【解決手段】トランス10が有する一次側コイル11への周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電により、トランス10が有する二次側コイル12に接続された圧電素子を用いた超音波振動子20を駆動し、二次側コイル12と二次側コイル12が有する2つの端子12A、12B間に設けられたコンデンサCtとからなり、圧電素子を駆動する並列共振回路30を有する超音波振動子駆動装置1は、二次側コイル12が有する端子12Bは接地され、二次側コイル12の端子12Aと端子12Bとの間にスイッチSWが設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、トランスが有する一次側コイルへの周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電により、トランスが有する二次側コイルに接続された圧電素子を用いた超音波振動子を駆動し、二次側コイルと二次側コイルが有する2つの端子間に設けられたコンデンサとからなり、圧電素子を駆動する並列共振回路を有する超音波振動子駆動装置に関する。
従来、周囲に存在する物体の検出にソナーが利用されている。ソナーには超音波振動子を有して構成されるものがあり、当該超音波振動子は超音波の送信源であると同時に、送信した超音波の反射波を受信する検出素子として機能する。このため、近距離の物体を検出するには超音波の送信後、超音波振動子に生じる残響振動が生じている時間(以下「残響時間」とする)の短縮が必要である。残響時間を短くする技術として、例えば下記に出典を特許文献1−3に記載されるものがある。
特許文献1には、超音波を送信して、物体(例えば障害物)から反射された反射波を受信することにより、物体の有無や物体からの距離を検知する超音波送信器の駆動装置が記載されている。この超音波送信器の駆動装置は、電圧信号から成る駆動信号を振動子に供給することで超音波を発生させる。例えば、振動子に供給する電圧信号を制御する制御手段を備え、制御手段は電圧が周期的に変化する駆動信号を振動子に供給した直後に駆動信号と逆位相の制御信号を振動子に供給し、振動子の残響を抑制している。
また、特許文献2には、以下のような記載がある。超音波の送信と反射波の受信とが共通の振動子を用いて超音波センサが構成されることがある。また、このような超音波センサにあっては、送信信号に基づく超音波の送信中に、送信信号に応じた受信信号が振動子から出力され、超音波の送信後であっても、振動子の残響振動に起因して受信信号が出力される。したがって、対象物が超音波センサから遠くにあり、反射波による受信信号が残響振動の収束後に出力される場合には、受信信号を検出でき、対象物までの距離を正確に測定できる。それに対して、対象物が超音波センサの近くにあり、残響振動が収束するまでの残響振動収束時間中に反射波が受信されたとする。その場合には、振動子から出力される受信信号が、反射波に因る受信信号であるか、又は残響振動に起因する受信信号であるかを区別することが困難であり、対象物までの距離を正確に測定することは難しい。そこで、対象物が近距離にあったとしても、その対象物までの距離を正確に測定できるようにするために、残響振動を抑制する構成を備えた超音波センサが知られている。この超音波センサは、そのような構成として、1次側に入力される電源電圧を昇圧し、その昇圧後の電圧を2次側から振動子に出力するトランスを備える。この超音波センサは、一般に残響振動の周波数が振動子の機械的な固有振動数(自己共振周波数)と略等しいことを利用しており、トランスの電気的な共振周波数が振動子の固有振動数と同一になるように設定されている。従って、残響振動のエネルギーがトランスにより共振現象を利用して吸収され、残響振動が抑制される。
また、特許文献3には、超音波センサの送波回路が記載されている。この超音波センサの送波回路は、超音波振動子の駆動後の残響時間を短縮するため、超音波振動子の電極間容量と並列にインダクタンスを調整可能なコイルを接続して並列共振回路を形成している。当該コイルのインダクタンスを調整することにより、前記並列共振回路の共振周波数と超音波振動子の残響周波数とを略一致させて残響時間を短縮し、近距離の物体の検出を可能としている。
特許文献1に記載の技術においては、超音波を発生させるために振動子に対して駆動信号を供給した直後に、この駆動信号と逆位相の制御信号を振動子に供給している。しかしながら、振動子に対して駆動信号を供給した直後は、残響エネルギーが大きい。よって、振動子に対して駆動信号を供給した直後に(すなわち遅延時間無しで)、駆動信号と逆位相の制御信号を振動子に供給する場合、大きな電圧の制御信号を供給する必要があり効率が悪い。その理由は、駆動信号を供給した直後の振動子に加わっている電圧信号のピークtoピークがおよそ100V程度であり、制御信号としてこれだけの振幅の逆位相を作り出すことは容易ではないためである。
特許文献2の記載に対して、超音波トランスデューサ(「超音波振動子」の一例)は、構成するアルミケースの形状、圧電セラミックの形状に個体差があり、その個体差により等価回路定数にばらつきが生じる。したがって、そのばらつきに起因して直列共振周波数(超音波トランスデューサの等価回路の直列LCR回路で構成される部分の共振周波数)と、並列共振周波数(超音波トランスデューサの並列キャパシタと、昇圧トランスと並列コンデンサ及び並列抵抗で構成されるチューニング回路で作る回路の共振周波数)との間に差が生じ、残響時間の短縮効果が減少することがある。その理由は、直列共振周波数と並列共振周波数とが一致していることが残響時間の短縮に寄与しているためである。
特許文献3に記載の技術では、並列共振回路の振動の減衰が超音波振動子の振動におけるロス成分により減衰すると推定され、ロスを大きくすると残響時間は短縮されるが、超音波の出力音圧の低下や受信感度の低下につながりセンサ性能が低下する。また、超音波振動子の駆動時に並列共振回路に蓄えられたエネルギーは、駆動後は前記ロス成分にて消費されるのみであるためエネルギーの放出効率が悪い。
そこで、超音波振動子における残響時間の短縮を容易に行うことが可能な超音波振動子駆動装置が求められる。
本発明に係る超音波振動子駆動装置の特徴構成は、トランスが有する一次側コイルへの周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電により、前記トランスが有する二次側コイルに接続された圧電素子を用いた超音波振動子を駆動し、前記二次側コイルと前記二次側コイルが有する2つの端子間に設けられたコンデンサとからなり、前記圧電素子を駆動する並列共振回路を有する超音波振動子駆動装置であって、前記二次側コイルが有する前記2つの端子のうちの一方は接地され、前記二次側コイルが有する前記2つの端子のうちの一方の端子と他方の端子との間にスイッチが設けられている点にある。
このような構成において、トランスの一次側コイルへの周期的交流電圧の印加時又は周期的交流電流の通電時にはスイッチを開状態とし、トランスの一次側コイルへの周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電の終了後に二次側コイルが有する2つの端子どうしを所定時間、短絡することによって、残響振動エネルギーの電気的な部分は瞬時に失われて、残響時間を短縮することが可能となる。
また、前記スイッチは、抵抗器と直列に接続されていると好適である。
このような構成とすれば、突入電流が抑制され、EMI特性の向上に寄与することができる。
また、前記スイッチは、スイッチング素子であると好適である。
このような構成とすれば、スイッチをコンパクトに構成することができるので、超音波振動子駆動装置を小型化できる。
また、前記スイッチング素子は、並列接続された、少なくとも電子をキャリアとする第1のスイッチング素子と、少なくとも正孔をキャリアとする第2のスイッチング素子とから構成され、前記抵抗器は、第1の抵抗器と第2の抵抗器とから構成され、前記二次側コイルが有する前記2つの端子のうちの一方の端子と他方の端子との間に前記第1のスイッチング素子と前記第1の抵抗器とが直列接続されて設けられ、前記二次側コイルが有する前記2つの端子のうちの一方の端子と他方の端子との間に前記第2のスイッチング素子と前記第2の抵抗器とが直列接続されて設けられると好適である。
このような構成とすれば、トランスの一次側コイルへの周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電の終了後に第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を動作させることで、電気的損失により超音波振動子の振動を所定時間で略ゼロまで減衰させることが可能となる。
本発明に係る超音波振動子駆動装置は、超音波振動子における残響時間の短縮を容易に行うことができるように構成される。以下、超音波振動子駆動装置について説明する。
1.第1の実施形態
図1には、本実施形態に係る超音波振動子駆動装置1が示される。超音波振動子駆動装置1は、トランス10が有する一次側コイル11への周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電により、トランス10が有する二次側コイル12に接続された圧電素子を用いた超音波振動子20を駆動する。超音波振動子20は、超音波の送信源であると同時に、送信した超音波の反射波を受信して機能するものが多い。周期的交流電圧とは所定の周期で振幅する交流電圧である。周期的交流電流とは、所定の周期で振幅する交流電流である。このような周期的交流電圧又は周期的交流電流は駆動回路部からトランス10が有する一次側コイル11に入力される。
図1には、本実施形態に係る超音波振動子駆動装置1が示される。超音波振動子駆動装置1は、トランス10が有する一次側コイル11への周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電により、トランス10が有する二次側コイル12に接続された圧電素子を用いた超音波振動子20を駆動する。超音波振動子20は、超音波の送信源であると同時に、送信した超音波の反射波を受信して機能するものが多い。周期的交流電圧とは所定の周期で振幅する交流電圧である。周期的交流電流とは、所定の周期で振幅する交流電流である。このような周期的交流電圧又は周期的交流電流は駆動回路部からトランス10が有する一次側コイル11に入力される。
超音波振動子駆動装置1は、二次側コイル12と二次側コイル12が有する2つの端子間に設けられたコンデンサCtと抵抗器Rtを含み、圧電素子を駆動する並列共振回路30を有する。二次側コイル12が有する2つの端子とは、端子12A、12Bである。この端子12A、12Bに亘ってコンデンサCt及び抵抗器Rtが設けられる。コンデンサCt及び抵抗器Rtは、検出感度の向上と残響時間の調整に用いられる。なお、反射波による受信信号は、アナログ入力回路(不図示)に入力され、アナログ入力回路においてA/D変換される。A/D変換された受信信号は、さらにECU(電子制御装置:不図示)に入力されることで、例えば車両の物体(例えば障害物)回避制御に活用される。
二次側コイル12が有する2つの端子12A、12Bのうちの一方は接地される。本実施形態では、端子12Bが接地される。
二次側コイル12が有する2つの端子12A、12Bのうちの一方の端子12Bと他方の端子12Aとの間にスイッチSWが設けられる。スイッチSWは、上述した一次側コイル11への周期的交流電圧の印加時又は周期的交流電流の通電時は開状態とされ、一次側コイル11への周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電が終了後に閉状態とされる。
図2には、本実施形態における超音波振動子20の両端に印加される電圧波形が示される。図2に示されるように、t=1より前における一次側コイル11への周期的交流電圧の印加時又は周期的交流電流の通電時には、超音波振動子20の両端に所定の電圧値(例えば100V)の電圧が印加される。t=1で一次側コイル11への周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電を終了した後、スイッチSWを所定時間、閉状態にする。スイッチSWを閉状態にすると、超音波振動子20に瞬時に電気的損失を与え、超音波振動子20の振動を機械的損失及び電気的損失により所定の時間内にゼロまで減衰させることが可能となる。
以上のように超音波振動子駆動装置1によれば、トランス10の一次側コイル11への周期的交流電圧の印加時又は周期的交流電流の通電時にはスイッチSWを開状態とし、トランス10の一次側コイル11への周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電の終了後に二次側コイル12が有する2つの端子12A、12Bどうしを所定時間、短絡することによって、残響振動エネルギーの電気的な部分は瞬時に失われて、残響時間を短縮することが可能となる。また、スイッチSWを閉状態にするタイミングをマイク印加電圧のピークに設定(並列接続されたコンデンサCtにエネルギーが蓄えられている状態で、二次側コイル12に加わるエネルギーは最小となっている)することで、コンデンサCtに蓄えられたエネルギーを一気に損失させることができる。
2.第2の実施形態
次に、超音波振動子駆動装置1の第2の実施形態について説明する。図3には、本実施形態に係る超音波振動子駆動装置1が示される。本実施形態の超音波振動子駆動装置1では、スイッチSWは抵抗器Rと直列に接続されている。
次に、超音波振動子駆動装置1の第2の実施形態について説明する。図3には、本実施形態に係る超音波振動子駆動装置1が示される。本実施形態の超音波振動子駆動装置1では、スイッチSWは抵抗器Rと直列に接続されている。
このような構成にあっては、突入電流を抑制することでき、EMI特性の向上に寄与することが可能となる。なお、抵抗器Rの抵抗値は、EMI特性に応じて変更すると好適である。
3.第3の実施形態
次に、超音波振動子駆動装置1の第3の実施形態について説明する。図4には、本実施形態に係る超音波振動子駆動装置1が示される。本実施形態の超音波振動子駆動装置1では、スイッチSWとして、スイッチング素子Qが用いられる。図4の例では、N型MOS−FETを用いた例が示され、抵抗器RとN型MOS−FETとの間にダイオードDが設けられている。
次に、超音波振動子駆動装置1の第3の実施形態について説明する。図4には、本実施形態に係る超音波振動子駆動装置1が示される。本実施形態の超音波振動子駆動装置1では、スイッチSWとして、スイッチング素子Qが用いられる。図4の例では、N型MOS−FETを用いた例が示され、抵抗器RとN型MOS−FETとの間にダイオードDが設けられている。
端子12Aに抵抗器Rの一端が接続され、他端にダイオードDのアノードが接続される。ダイオードDのカソードはN型MOS−FETのドレーン端子と接続される。N型MOS−FETのソース端子は端子12Bと接続される。N型MOS−FETのゲート端子にはN型MOS−FETの動作を制御する制御信号が入力可能に構成される。このような構成であっても、上述した第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、スイッチSWとしてスイッチング素子Qを用いることにより、スイッチSWをコンパクトに構成することができるので、超音波振動子駆動装置1を小型化でき、ダイオードDをN型MOS−FETのドレーン側に設けることで、逆バイアスが加わった時に、電流の流れを阻止することができる。
4.第4の実施形態
次に、超音波振動子駆動装置1の第4の実施形態について説明する。図5には、本実施形態に係る超音波振動子駆動装置1が示される。本実施形態の超音波振動子駆動装置1は、スイッチング素子Qは、並列接続された、少なくとも電子をキャリアとする第1のスイッチング素子Q1と、少なくとも正孔をキャリアとする第2のスイッチング素子Q2とから構成され、抵抗器Rは、第1の抵抗器R1と第2の抵抗器R2とから構成される。図5の例では、電子をキャリアとする第1のスイッチング素子Q1としてN型MOS−FETが用いられ、正孔をキャリアとする第2のスイッチング素子Q2としてP型MOS−FETが用いられる。本実施形態では、このN型MOS−FETとP型MOS−FETとが並列に接続される。
次に、超音波振動子駆動装置1の第4の実施形態について説明する。図5には、本実施形態に係る超音波振動子駆動装置1が示される。本実施形態の超音波振動子駆動装置1は、スイッチング素子Qは、並列接続された、少なくとも電子をキャリアとする第1のスイッチング素子Q1と、少なくとも正孔をキャリアとする第2のスイッチング素子Q2とから構成され、抵抗器Rは、第1の抵抗器R1と第2の抵抗器R2とから構成される。図5の例では、電子をキャリアとする第1のスイッチング素子Q1としてN型MOS−FETが用いられ、正孔をキャリアとする第2のスイッチング素子Q2としてP型MOS−FETが用いられる。本実施形態では、このN型MOS−FETとP型MOS−FETとが並列に接続される。
二次側コイル12が有する一方の端子12Bと他方の端子12Aとの間に第1のスイッチング素子Q1と第1の抵抗器R1とが直列接続されて設けられ、二次側コイルが有する一方の端子12Bと他方の端子12Aとの間に第2のスイッチング素子Q2と第2の抵抗器R2とが直列接続されて設けられる。本実施形態では、第1の抵抗器R1とN型MOS−FETとの間にダイオードD(第1のダイオードD1)が設けられ、第2の抵抗器R2とP型MOS−FETとの間にダイオードD(第2のダイオードD2)が設けられる。
端子12Aに第1の抵抗器R1の一端が接続され、他端に第1のダイオードD1のアノードが接続される。第1のダイオードD1のカソードはN型MOS−FETのドレーン端子と接続される。N型MOS−FETのソース端子は端子12Bと接続される。N型MOS−FETのゲート端子にはN型MOS−FETの動作を制御する制御信号が入力可能に構成される。また、端子12Aには第2の抵抗器R2の一端も接続され、他端に第2のダイオードD2のカソードが接続される。第2のダイオードD2のアノードはP型MOS−FETのドレーン端子と接続される。P型MOS−FETのソース端子は端子12Bと接続される。P型MOS−FETのゲート端子にはP型MOS−FETの動作を制御する制御信号が入力可能に構成される。なお、P型MOS−FETのゲート端子に入力される制御信号は、N型MOS−FETのゲート端子に入力される制御信号に対し、インバータにより反転されている。このような構成であっても、N型MOS−FET及びP型MOS−FETを夫々動作させることにより、電気的損失を瞬時に与えることができ、上述した第2の実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
なお、図5では、電子をキャリアとする第1のスイッチング素子Q1としてN型MOS−FETが用いられる例を示したが、電子が多数キャリアであり、正孔が少数キャリアであるnpn型バイポーラトランジスタを用いても良い。また、図5では、正孔をキャリアとする第2のスイッチング素子Q2としてP型MOS−FETが用いられる例を示したが、正孔が多数キャリアであり、電子が少数キャリアであるpnp型バイポーラトランジスタを用いても良い。
本発明は、トランスが有する一次側コイルへの周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電により、トランスが有する二次側コイルに接続された圧電素子を用いた超音波振動子を駆動し、二次側コイルと二次側コイルが有する2つの端子間に設けられたコンデンサとからなり、圧電素子を駆動する並列共振回路を有する超音波振動子駆動装置に用いることが可能である。
1:超音波振動子駆動装置
10:トランス
11:一次側コイル
12:二次側コイル
12A:端子
12B:端子
20:超音波振動子
30:並列共振回路
Ct:コンデンサ
Q:スイッチング素子
Q1:第1のスイッチング素子
Q2:第2のスイッチング素子
R:抵抗器
Rt:抵抗器
R1:第1の抵抗器
R2:第2の抵抗器
SW:スイッチ
10:トランス
11:一次側コイル
12:二次側コイル
12A:端子
12B:端子
20:超音波振動子
30:並列共振回路
Ct:コンデンサ
Q:スイッチング素子
Q1:第1のスイッチング素子
Q2:第2のスイッチング素子
R:抵抗器
Rt:抵抗器
R1:第1の抵抗器
R2:第2の抵抗器
SW:スイッチ
Claims (4)
- トランスが有する一次側コイルへの周期的交流電圧の印加又は周期的交流電流の通電により、前記トランスが有する二次側コイルに接続された圧電素子を用いた超音波振動子を駆動し、前記二次側コイルと前記二次側コイルが有する2つの端子間に設けられたコンデンサとからなり、前記圧電素子を駆動する並列共振回路を有する超音波振動子駆動装置であって、
前記二次側コイルが有する前記2つの端子のうちの一方は接地され、
前記二次側コイルが有する前記2つの端子のうちの一方の端子と他方の端子との間にスイッチが設けられている超音波振動子駆動装置。 - 前記スイッチは、抵抗器と直列に接続されている請求項1に記載の超音波振動子駆動装置。
- 前記スイッチは、スイッチング素子である請求項2に記載の超音波振動子駆動装置。
- 前記スイッチング素子は、並列接続された、少なくとも電子をキャリアとする第1のスイッチング素子と、少なくとも正孔をキャリアとする第2のスイッチング素子とから構成され、
前記抵抗器は、第1の抵抗器と第2の抵抗器とから構成され、
前記二次側コイルが有する前記2つの端子のうちの一方の端子と他方の端子との間に前記第1のスイッチング素子と前記第1の抵抗器とが直列接続されて設けられ、前記二次側コイルが有する前記2つの端子のうちの一方の端子と他方の端子との間に前記第2のスイッチング素子と前記第2の抵抗器とが直列接続されて設けられる請求項3に記載の超音波振動子駆動装置。
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US20110102114A1 (en) * | 2004-12-06 | 2011-05-05 | Martin Reiche | Device And Method For Attenuating An Anti-Resonant Circuit |
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- 2017-07-27 JP JP2017145120A patent/JP2019029740A/ja active Pending
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