JP2019029237A - 端子付き電線 - Google Patents

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Tadashi Iwata
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Abstract

【課題】止水性能の低下を抑制することができる端子付き電線を提供する。【解決手段】端子付き電線4は、電線60と、電線に対して巻き付けられて芯線61および被覆を一体に覆う電線接続部12を有する端子1と、電線接続部の内側面と芯線との間に介在する止水材20と、を備える。電線接続部は、底部14と、電線に巻き付けられて芯線および被覆を一体に覆う第一の加締片15と、第一の加締片の外側に巻き付けられた第二の加締片16と、を有する。電線接続部は、電線の軸方向における前側に位置し、芯線に対して圧着される芯線圧着部12Aと、後側に位置し、被覆に対して圧着される被覆圧着部と、を有する。芯線圧着部における底部の内側面は、第一の加締片の前端および止水材の前端の何れよりも後側に位置し、かつ芯線側に向けて突出しており、電線の軸方向と交差する方向に延在する突起25を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、端子付き電線に関する。
従来、止水材を用いた圧着端子がある。特許文献1には、電線の導体を圧着する導体圧着部と電線を被覆の外周から圧着する被覆圧着部とが連設され、電線に圧着される電線接続部が設けられた圧着端子と、導体と導体圧着部とを接触させる開口部を有するとともに圧着される導体と被覆を包囲する大きさを有して電線接続部と電線の間に介装される防水材とを備える圧着端子と電線の接続構造の技術が開示されている。
特開2015−201269号公報
端子付き電線における止水性能の低下を抑制する点において、なお改良の余地がある。例えば、圧着時に電線が圧縮されると、芯線が電線接続部の開口に向けて伸張する。その結果、芯線の先端と開口との間の距離が不足して止水材による止水性能の低下を招く可能性がある。
本発明の目的は、止水性能の低下を抑制することができる端子付き電線を提供することである。
本発明の端子付き電線は、芯線と、前記芯線を覆う被覆とを有し、前記芯線の先端部分が前記被覆から露出している電線と、前記電線に対して巻き付けられて前記芯線および前記被覆を一体に覆う電線接続部を有する端子と、前記電線接続部の内側面と前記芯線との間に介在し、前記芯線の先端を覆う止水材と、を備え、前記電線接続部は、底部と、前記底部における幅方向の一端につながり、前記電線に巻き付けられて前記芯線および前記被覆を一体に覆う第一の加締片と、前記底部における幅方向の他端につながり、前記第一の加締片の外側に巻き付けられた第二の加締片と、を有し、前記電線接続部は、前記電線の軸方向における前側に位置し、前記芯線に対して圧着される芯線圧着部と、前記電線の軸方向における後側に位置し、前記被覆に対して圧着される被覆圧着部と、を有し、前記芯線圧着部における前記底部の内側面は、前記第一の加締片の前端および前記止水材の前端の何れよりも後側に位置し、かつ前記芯線側に向けて突出しており、前記電線の軸方向と交差する方向に延在する突起を有することを特徴とする。
本発明に係る端子付き電線は、芯線と、芯線を覆う被覆とを有し、芯線の先端部分が被覆から露出している電線と、電線に対して巻き付けられて芯線および被覆を一体に覆う電線接続部を有する端子と、電線接続部の内側面と芯線との間に介在し、芯線の先端を覆う止水材と、を備える。
電線接続部は、底部と、底部における幅方向の一端につながり、電線に巻き付けられて芯線および被覆を一体に覆う第一の加締片と、底部における幅方向の他端につながり、第一の加締片の外側に巻き付けられた第二の加締片と、を有する。電線接続部は、電線の軸方向における前側に位置し、芯線に対して圧着される芯線圧着部と、電線の軸方向における後側に位置し、被覆に対して圧着される被覆圧着部と、を有する。
芯線圧着部における底部の内側面は、第一の加締片の前端および止水材の前端の何れよりも後側に位置し、かつ芯線側に向けて突出しており、電線の軸方向と交差する方向に延在する突起を有する。本発明に係る端子付き電線によれば、前側に向けての芯線の伸びが突起によって抑制される。よって、本発明に係る端子付き電線は、止水性能の低下を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る圧着端子の圧着前の状態を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る圧着端子の圧着前の状態を示す側面図である。 図3は、実施形態に係る圧着端子の平面図である。 図4は、実施形態に係る圧着端子において止水材が貼付された状態を示す平面図である。 図5は、実施形態に係る圧着工程の説明図である。 図6は、底部に載置された電線を示す平面図である。 図7は、底部に載置された電線を示す断面図である。 図8は、実施形態に係る端子付き電線の斜視図である。 図9は、実施形態に係る端子付き電線の断面図である。 図10は、実施形態の第1変形例に係る圧着端子の平面図である。 図11は、実施形態の第2変形例に係る圧着端子の平面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る端子付き電線につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図9を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、端子付き電線に関する。図1は、実施形態に係る圧着端子の圧着前の状態を示す斜視図、図2は、実施形態に係る圧着端子の圧着前の状態を示す側面図、図3は、実施形態に係る圧着端子の平面図、図4は、実施形態に係る圧着端子において止水材が貼付された状態を示す平面図、図5は、実施形態に係る圧着工程の説明図、図6は、底部に載置された電線を示す平面図、図7は、底部に載置された電線を示す断面図、図8は、実施形態に係る端子付き電線の斜視図、図9は、実施形態に係る端子付き電線の断面図である。
まず、本実施形態に係る圧着端子1について説明する。図1等に示す圧着端子1は、電線60に対して圧着される端子である。圧着端子1は、電線60と一体になった状態で相手側端子に対して電気的に接続される。圧着対象の電線60は、端部の被覆62が取り除かれて芯線61が所定の長さ露出している。芯線61は、複数本の素線の集合体であってもよく、同軸ケーブルのような単線であってもよい。圧着端子1は、電線60の端部に圧着されることで、露出している芯線61に対して電気的に接続される。
圧着端子1は、端子金具10および止水材20を有する。端子金具10は、圧着端子1の主体部分である。端子金具10は、母材としての導電性の金属板(例えば銅板、銅合金板)から形成される。端子金具10は、母材に対する打ち抜き加工や折り曲げ加工等により、相手側端子や電線60との接続が可能な所定の形状に形成される。端子金具10は、端子接続部11および電線接続部12を有する。端子接続部11は、相手側端子に対して電気的に接続される部分である。電線接続部12は、電線60に対して圧着される部分であり、芯線61に対して電気的に接続される。
端子接続部11と電線接続部12との間には、連結部13が設けられている。言い換えると、端子接続部11と電線接続部12とは連結部13を介して連結されている。連結部13は、側壁13a,13aを有する。側壁13a,13aは、端子接続部11の側壁11a,11aと、電線接続部12の側壁であるバレル片部15,16とを繋ぐ。一方の側壁13aは、一方の側壁11aと第一バレル片部15とを繋ぎ、他方の側壁13aは、他方の側壁11aと第二バレル片部16とを繋ぐ。側壁13aの高さは、バレル片部15,16や側壁11aの高さよりも低くなっている。側壁13aの高さは、端子接続部11から電線接続部12へ向かうに従って低くなっている。
端子金具10は、雄端子であっても雌端子であってもよい。端子接続部11は、端子金具10が雄端子である場合、雄型に成型され、端子金具10が雌端子である場合、雌型に成型される。
圧着端子1の説明において、相手側端子との接続方向、すなわち相手側端子との挿入方向を第一方向Lと称する。第一方向Lは、圧着端子1の長手方向である。圧着端子1の幅方向を第二方向Wと称する。第二方向Wは、第一方向Lと直交する方向である。圧着端子1において、第一方向Lおよび第二方向Wの何れとも直交する方向を第三方向Hと称する。第三方向Hは、圧着端子1の高さ方向である。圧着端子1の説明において、第一方向Lにおける端子接続部11側を「前側」と称し、第一方向Lにおける端子接続部11側とは反対側を「後側」と称する。
成形工程において、圧着端子1は、平板な板状に成型され、この状態から、端子接続部成形工程において、端子接続部11が図1に示すように筒状に形成される。端子接続部成形工程では、端子接続部11に対する折り曲げ加工等がなされる。本実施形態の端子接続部11は、断面形状が矩形の筒形状に形成される。電線接続部12は、電線接続部成形工程において、断面形状がU字状となるように成型される。電線接続部成形工程では、電線接続部12に対する折り曲げ加工等がなされる。また、電線接続部12には、貼付工程において、止水材20が貼付けられる。貼付工程は、例えば、電線接続部成形工程よりも前に実行される。ただし、貼付工程は、電線接続部成形工程の後で実行されてもよい。
図1および図3に示すように、電線接続部12は、底部14、第一バレル片部15、および第二バレル片部16を有する。底部14は、U字状に形成された電線接続部12の底壁となる部位である。底部14には、圧着加工の際に電線60の端部が載置される。第一バレル片部15および第二バレル片部16は、U字状に形成された電線接続部12の側壁となる部位である。第一バレル片部15および第二バレル片部16は、底部14における第二方向Wの端部につながっている。U字状に形成された電線接続部12では、底部14に電線60の端部が載置されると、第一バレル片部15および第二バレル片部16が第二方向Wの両側から電線60を囲む。
第一バレル片部15および第二バレル片部16は、底部14側の基端から先端15a,16aの端面までの長さが互いに等しくてもよく、一方の長さが他方の長さよりも長くてもよい。本実施形態の圧着端子1では、第一バレル片部15における根元から先端15aまでの長さよりも、第二バレル片部16における根元から先端16aまでの長さが大きい。第一バレル片部15および第二バレル片部16は、例えば、互いに重なり合いながら電線60に対して巻き付けられる。
電線60の端部は、電線接続部12のU字の開口部、すなわち先端15a,16aの隙間からU字状の内側の空間に挿入される。電線接続部12は、電線60の端部が挿入されやすいように形成されている。具体的には、電線接続部12は、底部14側から先端15a,16aへ向かうに従って第一バレル片部15と第二バレル片部16との第二方向Wの間隔が広がっている。
電線接続部12は、図2および図3に示すように、芯線圧着部12A、被覆圧着部12B、および連結圧着部12Cを有する。芯線圧着部12Aと被覆圧着部12Bとの間に連結圧着部12Cが介在している。第一バレル片部15および第二バレル片部16は、それぞれ圧着部12A,12C,12Bがこの順序で第一方向Lに沿って連続している一枚の片部である。
芯線圧着部12Aは、電線60の先端の芯線61に対して圧着される部位である。芯線圧着部12Aは、底部14および各バレル片部15,16における最も連結部13寄りの部位である。言い換えると、芯線圧着部12Aは、電線接続部12において相手側端子との挿入方向の最も前側に位置している。被覆圧着部12Bは、被覆62の端部に対して圧着される部位である。被覆圧着部12Bは、底部14および各バレル片部15,16における最も連結部13側から遠い側に位置する部位である。つまり、被覆圧着部12Bは、電線接続部12において相手側端子との挿入方向の最も後側に位置している。連結圧着部12Cは、芯線圧着部12Aと被覆圧着部12Bとを繋ぐ部位である。連結圧着部12Cは、電線60における芯線61と被覆62との境界部分に対して圧着される。
図3に示すように、電線接続部12の内側面12i、すなわち電線60を覆う側の壁面には、セレーション領域17が設けられている。セレーション領域17は、芯線61を保持する芯線保持領域である。セレーション領域17は、電線接続部12の内側面12iにおいて、芯線61に対して巻き付けられる部分を含む領域である。セレーション領域17には、複数の凹部、複数の凸部、または凹部と凸部の組み合わせが配置される。凹部や凸部は、電線接続部12と芯線61との接触面積を増やし、両者の密着強度を高める。本実施形態のセレーション領域17は、矩形の領域である。
本実施形態のセレーション領域17は、第一方向Lにおいて、芯線圧着部12Aの一部から被覆圧着部12Bの一部までの範囲に設けられている。また、セレーション領域17は、第二方向Wにおいて、第一バレル片部15の先端部から第二バレル片部16の中間部までの範囲に設けられている。セレーション領域17には、複数の凹部17aが形成されている。凹部17aは、第一方向Lおよび第二方向Wに沿って配列されている。
図3に示すように、電線接続部12の内側面12iは、第一の突起25、第二の突起26、および溝27,28,29を有する。第一の突起25および第二の突起26は、それぞれ内側面12iにおける底部14の領域に形成されている。以下の説明では、底部14における芯線圧着部12Aに対応する部分を「前部14A」と称し、底部14における被覆圧着部12Bに対応する部分を「後部14C」と称する。また、底部14における連結圧着部12Cに対応する部分を「中間部14B」と称する。
溝27,28,29は、止水材20による止水性能を向上させる。電線60に対して電線接続部12が圧着されるときに、止水材20が溝27,28,29に入り込むことで、止水材20と電線接続部12との間の密着性が高まる。その結果、止水材20による止水性能が向上すると共に、止水性能の経時的な低下が抑制される。溝27,28,29は、セレーション領域17を三方から囲んでいる。
第一の溝27は、芯線圧着部12Aに形成されており、第二方向Wに延在している。より詳しくは、第一の溝27は、第一バレル片部15から前部14Aを経由して第二バレル片部16まで延在している。本実施形態の第一の溝27は、第一バレル片部15における第二方向Wの先端部から第二バレル片部16における第二方向Wの先端部まで延在している。第一の溝27は、セレーション領域17よりも前側に位置している。芯線圧着部12Aが電線60の芯線61に対して圧着されると、第一の溝27が芯線61を取り巻く。言い換えると、圧着後の芯線圧着部12Aにおいて、第一の溝27は、芯線61と対向する環状の溝となる。
第二の溝28は、第二バレル片部16に形成されており、第一方向Lに延在している。第二の溝28は、第二バレル片部16における第二方向Wの中間よりもやや先端16a寄りに位置している。第二の溝28は、第二方向Wにおいて、セレーション領域17よりも先端16a寄りに位置している。第二の溝28は、第一の溝27と第三の溝29とをつないでいる。
第三の溝29は、被覆圧着部12Bに形成されており、第二方向Wに延在している。第三の溝29は、第二バレル片部16から後部14Cを経由して第一バレル片部15まで延在している。本実施形態の第三の溝29は、第二バレル片部16における先端16aの近傍から第一バレル片部15の先端15aまで延在している。第三の溝29は、三本の分岐溝29a,29b,29cを有する。三本の分岐溝29a,29b,29cは、第二バレル片部16側の端部において互いにつながっており、かつ平行である。三本の分岐溝29a,29b,29cは、被覆圧着部12Bにおける第一方向Lの中間から後端までの領域に形成されている。第三の溝29は、第一方向Lにおいて、セレーション領域17よりも後側に位置している。
第一の突起25および第二の突起26は、例えば、打ち出し加工によって形成される。第一の突起25は、前部14Aに配置されており、第二方向Wに沿って延在している。第一の突起25は、第一の溝27よりも後側の位置に形成されている。本実施形態の第一の突起25は、セレーション領域17の前端部に形成されている。平面視における第一の突起25の形状は、前側に向けて湾曲した湾曲形状である。第一の突起25の湾曲形状は、例えば、円弧形状である。第一の突起25の前端25fは、第一の溝27よりもわずかに後側に位置している。
第二の突起26は、第一の突起25よりも後側に配置されている。第二の突起26は、前部14Aから中間部14Bに亘って第一方向Lに沿って延在している。第二の突起26において、第一方向Lの長さは、第二方向Wの幅よりも大きい。平面視における第二の突起26の両端の形状は、湾曲形状である。本実施形態では、第一の突起25の後端25rは、第二の突起26の前端26fと第一方向Lにおいて略同じ位置にある。
ここで、芯線61と、芯線61に対して圧着された電線接続部12との間に水が浸入してしまうことは好ましくない。例えば、芯線61の金属材料と電線接続部12の金属材料とがイオン化傾向の大きさの異なるものである場合、腐食の可能性がある。一例として、芯線61の材料がアルミニウム、電線接続部12の材料が銅である場合、芯線61が腐食してしまう可能性がある。図1および図4に示すように、本実施形態の圧着端子1には止水材20が設けられている。止水材20は、電線接続部12と芯線61との間への水の浸入を抑制する。
止水材20は、例えば、アクリル系粘着剤等の粘着剤を主とするシート状に形成された部材である。本実施形態の止水材20としては、シート状の不織布に粘着剤を染み込ませて形成された粘着シートであって、両面に粘着効果を有するものが用いられる。
止水材20は、例えば、図4に示す平板状の電線接続部12の内側面12iに対して貼り付けられる。止水材20は、図4に示すように、所定形状に形成されており、第一止水部21、第二止水部22、および第三止水部23を有する。第一止水部21は、圧着完了後に第一バレル片部15と第二バレル片部16とが重なり合う部分を止水する。つまり、第一止水部21は、互いに重なり合う第一バレル片部15と第二バレル片部16との間に挟み込まれてバレル片部15,16の間に止水領域を形成する。本実施形態の第一止水部21は、第二バレル片部16に配置されており、第一方向Lに沿って延在している。第一止水部21は、第二の溝28を含む領域に貼り付けられており、第二の溝28を覆っている。
第二止水部22は、芯線61の先端よりも端子接続部11側を止水する。第二止水部22は、芯線圧着部12Aにおける端子接続部11側の端部に配置されており、第二方向Wに沿って延在している。第二止水部22の少なくとも一部は、芯線61が載置される領域に設けられることが望ましい。第二止水部22は、第一の溝27および第一の突起25を含む領域に貼り付けられており、第一の溝27および第一の突起25を覆っている。第二止水部22は、第二の突起26よりも前側に貼り付けられる。
第二止水部22は、例えば、重なり合うバレル片部15,16の間に挟み込まれることにより、バレル片部15,16の隙間に止水領域を形成する。また、第二止水部22は、圧着工程において相互に接触して密着することにより、芯線61の先端よりも端子接続部11側の隙間を塞ぐこともできる。第二止水部22は、電線接続部12と芯線61との間への端子接続部11側からの浸水を抑制する。
第三止水部23は、電線接続部12と被覆62との隙間からの水の浸入を抑制する。第三止水部23は、電線接続部12における端子接続部11側と反対側の端部、すなわち電線接続部12の後部に配置されており、第二方向Wに沿って延在している。第三止水部23は、第三の溝29を含む領域に貼り付けられており、第三の溝29を覆っている。第三止水部23は、被覆62と電線接続部12との間に挟み込まれることにより、被覆62と電線接続部12との間に止水領域を形成する。
以上示した端子金具10は、母材となる一枚の金属板に対するプレス工程および端子接続部成形工程を経て、図3に示す平板状の電線接続部12を有する形態に加工される。その後の止水材貼付工程において、平板状の電線接続部12に止水材20が貼付される。しかる後、電線接続部成形工程において、電線接続部12がU字状に形成される。
電線接続部12は、図5に示すアンビル40およびクリンパ50によって電線60に対して圧着される。アンビル40およびクリンパ50は、端子圧着装置100の構成要素である。アンビル40は、電線接続部12を下方から支持する支持側の金型である。アンビル40は電線接続部12の底部14の外側面を支持する。従って、電線接続部12がアンビル40によって支持されている状態で、第一バレル片部15および第二バレル片部16は、底部14から斜め上方に向けて延出している。
クリンパ50は、電線接続部12および電線60をアンビル40との間に挟み込んで電線接続部12を電線60に対して圧着させる端子圧着用金型である。クリンパ50は、アンビル40の上方に配置されている。クリンパ50は、アンビル40に対して第三方向Hに沿って相対移動する。端子圧着装置100は、クリンパ50を第三方向Hに上下動させる駆動装置を有する。
クリンパ50は、アンビル40側とは反対側に向けて凹んだ凹状の加締め部50aを有する。加締め部50aは、クリンパ50の下面に設けられた溝状の凹部である。加締め部50aは、第一壁面51および第二壁面52を有する。第一壁面51は、第一バレル片部15を案内する壁面である。第二壁面52は、第二バレル片部16を案内する壁面である。第一壁面51および第二壁面52は、第三方向Hに沿って延在している。
第一壁面51は、第一裾部53、第一中間部54、および第一弧状部55を有する。第二壁面52は、第二裾部56、第二中間部57、および第二弧状部58を有する。第一裾部53は、第一壁面51における最も入口側の部分、言い換えると第三方向Hにおける最も下側の部分である。第一弧状部55は、第一壁面51における最も奥側の部分、言い換えると第三方向Hにおける最も上側の部分である。第一中間部54は、第一裾部53と第一弧状部55との間の部分である。第二裾部56は、第二壁面52における最も入口側の部分である。第二弧状部58は、第二壁面52における最も奥側の部分である。第二中間部57は、第二裾部56と第二弧状部58との間の部分である。
第一裾部53および第二裾部56は、第二方向Wにおいて互いに対向している。第一裾部53および第二裾部56は、入口側へ向かうに従って互いに遠ざかるように湾曲している。クリンパ50がアンビル40に向けて下降していくと、第一裾部53が第一バレル片部15の先端15aに接触し、第二裾部56が第二バレル片部16の先端16aに接触する。第一裾部53は、第一バレル片部15を第二バレル片部16側に向けて押圧する。第二裾部56は、第二バレル片部16を第一バレル片部15側に向けて押圧する。第一裾部53および第二裾部56から受ける押圧力によって、第一バレル片部15と第二バレル片部16との間隔が狭められていく。
第一中間部54および第二中間部57は、第二方向Wにおいて互いに対向している。第一中間部54および第二中間部57は、それぞれ平面である。第一中間部54および第二中間部57は、奥側へ向かうに従って互いに近づくように傾斜している。第三方向Hに対する第一中間部54および第二中間部57の傾斜角度はわずかである。第一中間部54および第二中間部57は、第一バレル片部15と第二バレル片部16とが略平行となるように、第二方向Wの両側から被覆圧着部12Bを押圧しながら支持する。
第一弧状部55および第二弧状部58は、第二方向Wにおいて互いに対向している。第一弧状部55および第二弧状部58は、第一方向Lから見た場合の形状が湾曲形状の凹状の曲面である。第一弧状部55および第二弧状部58は、加締め部50aの奥側へ向かうに従って互いに近づくように湾曲している。第一弧状部55の端部55aは、第二弧状部58の端部58aよりも加締め部50aの入口側に位置している。言い換えると、第二弧状部58の端部58aは、第一弧状部55の端部55aよりも上側に位置している。このように端部55a,58aの位置が異なることで、圧着時に第一バレル片部15が第二バレル片部16よりも内側に入り込む。
第一弧状部55と第二弧状部58とは傾斜面59によってつながっている。傾斜面59は、第一弧状部55の端部55aから第二弧状部58の端部58aまで設けられている。傾斜面59は、第一弧状部55から第二弧状部58へ向かうに従って加締め部50aの奥側へ向かうように傾斜している。
圧着工程において、電線接続部12が電線60に対して圧着される。圧着工程において、電線接続部12の底部14は、図5に示すようにアンビル40の上面に載置される。電線60は、底部14の内側面に載置される(矢印Y1)。電線60は、例えば、図6および図7に示すように、芯線61の先端61aが第一の突起25よりも後側に位置するようにして底部14に載置される。図6は、圧着工程において底部14に載置された電線60を示す平面図である。図7には、図6のVII−VII断面が示されている。図6に示すように、芯線61の先端61aは、第一の突起25における後側の湾曲部25aよりも後側に位置している。本実施形態の第一の突起25の高さは、第二の突起26の高さよりも大きい。第一の突起25の高さは、例えば、芯線61の半径程度の値とされてもよい。第一の突起25の高さは、芯線61の半径よりも大きくされてもよく、例えば、芯線61の直径の2/3程度の値とされてもよい。
電線60は、先端61aを湾曲部25aに押し当てるようにして底部14に載置されてもよい。なお、本実施形態では、第一の突起25が第二止水部22によって覆われている。従って、電線60は、第二止水部22を間に挟んで先端61aを第一の突起25に押し当てるようにして載置されることになる。
電線60に対して電線接続部12を圧着させる際に、端子圧着装置100は、図5に矢印Y2で示すように、クリンパ50をアンビル40に向けて下降させる。クリンパ50の加締め部50aは、第一バレル片部15および第二バレル片部16に接触し、バレル片部15,16を第二方向Wの両側から押圧する。加締め部50aは、バレル片部15,16と摺動しながら下降していき、バレル片部15,16の間隔を狭めていく。
弧状部55,58は、バレル片部15,16を内側に向けて倒れ込ませる。第一弧状部55は、第一バレル片部15を第二バレル片部16側に向けて案内し、第二バレル片部16側に倒れ込ませる。第二弧状部58は、第二バレル片部16を第一バレル片部15側に向けて案内し、第一バレル片部15側に倒れ込ませる。第一バレル片部15は、第二バレル片部16に対して電線60側に入り込み、電線60に対して巻き付けられる。電線60に対して巻き付けられた第一バレル片部15は、電線60の芯線61および被覆62を一体に覆う。第二バレル片部16は、第一バレル片部15の外側に巻き付けられる。電線60に対して巻き付けられた電線接続部12は、電線60の芯線61および被覆62に対して圧着される。
ここで、電線接続部12および電線60は、圧着工程においてアンビル40とクリンパ50との間に挟まれて圧縮される。より詳しくは、電線60の芯線61は、第一バレル片部15と底部14との間で圧縮される。芯線61の圧縮率は、第二の突起26と第一バレル片部15との間に挟み込まれた部分で一段と高くなる。圧縮された芯線61は、前側に向けて伸びる。つまり、圧着工程において、芯線61の先端61aは、電線接続部12に対して相対的に前側に向けて移動しようとする。
ここで、本実施形態の電線接続部12は、第一の突起25を有している。第一の突起25は、図7に示すように、第一方向Lにおいて芯線61の先端61aと対向している。従って、芯線61が伸びようとした場合に、第一の突起25が先端61aに当接して前側に向けての芯線61の伸びを抑制する。その結果、以下に説明するように、端子付き電線4における止水性能の低下が抑制される。
図8には、端子付き電線4が示されている。端子付き電線4では、端子圧着装置100によって電線接続部12が電線60に対して巻き付けられている。電線接続部12の後端からは、電線60の被覆62が突出している。図9には、図8のIX−IX断面が示されている。図9に示すように、第一バレル片部15は、第二バレル片部16よりも内側に位置しており、電線60に対して巻き付けられている。止水材20は、電線接続部12の内側面と芯線61との間に介在し、芯線61の先端61aを覆っている。また、止水材20は、芯線61の外周面と電線接続部12との間に介在して先端61aよりも後側への水の浸入を抑制する。第一の溝27には、止水材20が入り込んでいる。第一の溝27に止水材20が入り込むことで、止水材20と電線接続部12との密着性が高まる。
第一の突起25は、圧着後の止水材20の前端よりも後側に位置している。言い換えると、第一の突起25よりも前側に止水材20による止水層が形成されている。また、第一の突起25は、圧着後の第一バレル片部15の前端よりも後側に位置している。
本実施形態の端子付き電線4では、第一の突起25によって、前側に向けての芯線61の伸びが抑制されている。その結果、芯線61の先端61aと芯線圧着部12Aの開口30との距離L1が適切に確保される。開口30は、芯線圧着部12Aにおける前側の開口である。距離L1は、芯線61の先端61aから開口30までの第一方向Lの距離である。第一の突起25は、圧着工程において、前側に向けての芯線61の伸びを抑制し、距離L1の低下を抑制する。その結果、芯線61の先端61aよりも前側には、十分な厚さの止水材20の層が形成される。よって、端子付き電線4における止水性能の低下が抑制される。
圧着工程において電線接続部12および電線60に対する押圧力が高くなると、図9に示すように、第一の突起25が芯線61に対して押し込まれる。第一の突起25は、底部14の他の部分よりも第一バレル片部15側に向けて突出している。従って、第一の突起25は、第一バレル片部15との間に芯線61を挟み込み、高い押圧力で芯線61を保持することができる。よって、第一の突起25は、前側に向けての芯線61の伸びを効果的に抑制することができる。
また、第一の突起25の形状は、図4に示すように、湾曲形状である。第一の突起25は、芯線61が第二方向Wに向けて広がることを抑制することができる。また、第一の突起25は、電線60が底部14に載置されるときの位置決めを行い、電線60の位置ずれを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の端子付き電線4は、電線60と、圧着端子1と、止水材20と、を有する。電線60は、芯線61と、芯線61を覆う被覆62とを有し、芯線61の先端部分が被覆62から露出している。圧着端子1は、電線60に対して巻き付けられて芯線61および被覆62を一体に覆う電線接続部12を有する。止水材20は、電線接続部12の内側面と芯線61との間に介在し、芯線61の先端61aを覆う。
電線接続部12は、底部14と、第一バレル片部15と、第二バレル片部16と、を有する。第一バレル片部15は、底部14における幅方向の一端につながり、電線60に巻き付けられて芯線61および被覆62を一体に覆う第一の加締片である。第二バレル片部16は、底部14における幅方向の他端につながり、第一バレル片部15の外側に巻き付けられた第二の加締片である。
電線接続部12は、電線60の軸方向における前側に位置し、芯線61に対して圧着される芯線圧着部12Aと、電線60の軸方向における後側に位置し、被覆62に対して圧着される被覆圧着部12Bと、を有する。芯線圧着部12Aにおける底部14の内側面は、第一の突起25を有する。第一の突起25は、第一バレル片部15の前端および止水材20の前端の何れよりも後側に位置し、かつ芯線61側に向けて突出しており、電線60の軸方向と交差する方向に延在している。
本実施形態の端子付き電線4は、第一の突起25によって前側に向けての芯線61の伸びを抑制することができる。よって、端子付き電線4は、止水性能の低下を抑制することができるという効果を奏する。
本実施形態の端子付き電線4において、第一の突起25と芯線61との間には、止水材20が介在している。本実施形態では、止水材貼付工程において第一の突起25に止水材20が貼付されることで、第一の突起25と芯線61との間に止水材20が介在している。ただし、これに代えて、圧着工程において第一の突起25と芯線61との間に止水材20が入り込んでもよい。
本実施形態の芯線圧着部12Aの内側面12iは、電線60の軸方向と交差する方向に延在して芯線61を取り巻く第一の溝27を有する。止水材20は、第一の溝27に入り込んでいる。第一の突起25は、第一の溝27よりも後側に位置している。第一の溝27よりも後側の位置において第一の突起25が芯線61の伸びを抑制することで、止水材20による止水性能の低下が発生しにくい。
本実施形態の芯線圧着部12Aにおける底部14の内側面12iは、更に、電線60の軸方向に延在する第二の突起26を有する。第一の突起25は、第二の突起26よりも前側に位置している。第一の突起25は、第二の突起26と第一バレル片部15との間で圧縮された芯線61が前側へ向けて伸びることを効果的に抑制することができる。
[実施形態の第1変形例]
実施形態の第1変形例について説明する。図10は、実施形態の第1変形例に係る圧着端子の平面図である。実施形態の第1変形例に係る第一の突起25は、直線形状である点で上記実施形態の第一の突起25と異なる。
図10に示すように、第二方向Wに沿って直線状に延在している。第一の突起25は、第一の溝27と第二の突起26との間に形成されている。第二止水部22は、上記実施形態(図4参照)と同様に、第一の溝27および第一の突起25を含む領域に貼り付けられ、第一の溝27および第一の突起25を覆う。
[実施形態の第2変形例]
実施形態の第2変形例について説明する。図11は、実施形態の第2変形例に係る圧着端子の平面図である。実施形態の第2変形例に係る第一の突起25は、ガイド部を有する点で上記第1変形例の第一の突起25と異なる。
図11に示すように、第2変形例に係る第一の突起25は、本体部25bおよびガイド部25c,25cを有する。本体部25bは、第二方向Wに沿って直線状に延在している。ガイド部25cは、本体部25bの両端にそれぞれつながっている。ガイド部25cは、本体部25bから後側に向けて第一方向Lに延在している。第一方向Lにおけるガイド部25cの後端の位置は、第二の突起26の前端26fの位置と略同じである。ガイド部25cは、圧着工程において芯線61の広がりを抑制することができる。
[実施形態の第3変形例]
実施形態の第3変形例について説明する。電線接続部12は、第一の溝27を有していなくてもよい。第一の突起25は、第二止水部22が貼り付けられる領域よりも後側に形成されてもよい。平面視における第一の突起25の形状は、例示したものには限定されない。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 圧着端子(端子)
4 端子付き電線
10 端子金具
11 端子接続部
11a 側壁
12 電線接続部
12A 芯線圧着部
12B 被覆圧着部
12C 連結圧着部
12i 内側面
13 連結部
13a 側壁
14 底部
14A 前部
14B 中間部
14C 後部
15 第一バレル片部(第一の加締片)
15a 先端
16 第二バレル片部(第二の加締片)
16a 先端
17 セレーション領域
17a 凹部
20 止水材
21 第一止水部
22 第二止水部
23 第三止水部
25 第一の突起(突起)
25a 湾曲部
25f 前端
25r 後端
26 第二の突起
26f 前端
27 第一の溝
28 第二の溝
29 第三の溝
50 クリンパ
50a 加締め部
51 第一壁面
52 第二壁面
53 第一裾部
54 第一中間部
55 第一弧状部
56 第二裾部
57 第二中間部
58 第二弧状部
59 傾斜面
60 電線
61 芯線
61a 先端
62 被覆
100 端子圧着装置
L1 距離
L 第一方向
W 第二方向
H 第三方向

Claims (3)

  1. 芯線と、前記芯線を覆う被覆とを有し、前記芯線の先端部分が前記被覆から露出している電線と、
    前記電線に対して巻き付けられて前記芯線および前記被覆を一体に覆う電線接続部を有する端子と、
    前記電線接続部の内側面と前記芯線との間に介在し、前記芯線の先端を覆う止水材と、
    を備え、
    前記電線接続部は、底部と、前記底部における幅方向の一端につながり、前記電線に巻き付けられて前記芯線および前記被覆を一体に覆う第一の加締片と、前記底部における幅方向の他端につながり、前記第一の加締片の外側に巻き付けられた第二の加締片と、を有し、
    前記電線接続部は、前記電線の軸方向における前側に位置し、前記芯線に対して圧着される芯線圧着部と、前記電線の軸方向における後側に位置し、前記被覆に対して圧着される被覆圧着部と、を有し、
    前記芯線圧着部における前記底部の内側面は、前記第一の加締片の前端および前記止水材の前端の何れよりも後側に位置し、かつ前記芯線側に向けて突出しており、前記電線の軸方向と交差する方向に延在する突起を有する
    ことを特徴とする端子付き電線。
  2. 前記芯線圧着部の内側面は、前記電線の軸方向と交差する方向に延在して前記芯線を取り巻く溝を有し、
    前記止水材は、前記溝に入り込んでおり、
    前記突起は、前記溝よりも後側に位置している
    請求項1に記載の端子付き電線。
  3. 前記芯線圧着部における前記底部の内側面は、更に、前記電線の軸方向に延在する第二の突起を有し、
    前記突起は、前記第二の突起よりも前側に位置している
    請求項1または2に記載の端子付き電線。
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