JP2019028302A - 写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019028302A
JP2019028302A JP2017148362A JP2017148362A JP2019028302A JP 2019028302 A JP2019028302 A JP 2019028302A JP 2017148362 A JP2017148362 A JP 2017148362A JP 2017148362 A JP2017148362 A JP 2017148362A JP 2019028302 A JP2019028302 A JP 2019028302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
parameter
unit
captured image
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017148362A
Other languages
English (en)
Inventor
里香 笹野
Rika Sasano
里香 笹野
由香理 濱口
Yukari Hamaguchi
由香理 濱口
雅典 住永
Masanori Suminaga
雅典 住永
栄次 瀬尾
Eiji Seo
栄次 瀬尾
たいら 中村
Taira Nakamura
たいら 中村
義幸 徳田
Yoshiyuki Tokuda
義幸 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furyu Corp
Original Assignee
Furyu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furyu Corp filed Critical Furyu Corp
Priority to JP2017148362A priority Critical patent/JP2019028302A/ja
Publication of JP2019028302A publication Critical patent/JP2019028302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】より確実に、完成度の高い画像を提供する。
【解決手段】撮影処理部は、利用者を撮影することで撮影画像を取得し、表示制御部は、撮影画像に施される画像処理のパラメータを設定するための設定部を有する設定画面を表示し、画像処理部は、設定部において設定されたパラメータによる画像処理を、撮影画像に施す。設定部は、基準となる基準位置から第1の方向に値をとる第1の属性のパラメータと、基準位置から第2の方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、一次元図形上に割り当てられて構成される。本技術は、例えば、写真シール作成装置に適用することができる。
【選択図】図14

Description

本技術は、写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラムに関し、特に、より簡単な操作で、所望の仕上がりの画像を得ることができるようにする写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラムに関する。
従来、アミューズメント施設等に設置される写真シール機が知られている。写真シール機は、利用者を撮影し、利用者の操作に応じて撮影画像に対して編集を施す。写真シール機は、編集が施された撮影画像をシール紙に印刷する。
近年の写真シール機においては、利用者が、撮影画像に施される画像処理の強さ(強度)を調整できるようになされている。
例えば、特許文献1には、目の写りを調整するスライドバーと、肌の明るさを調整するスライドバーとを有する写り選択画面を表示する写真作成ゲーム機が開示されている。利用者は、それぞれのスライドバー(以下、スライダーという)を操作することで、撮影画像における目の写りと肌の明るさという2つのパラメータを調整することができる。
特開2016−114793号公報
特許文献1の構成において、所望の仕上がりの画像を得るためには、利用者は、写り選択画面に並んで表示される2本のスライダーそれぞれを適切に操作する必要があった。しかしながら、このようにして1つの画面で2つのパラメータを調整することに、手間がかかることがあった。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より簡単な操作で、所望の仕上がりの画像を得ることができるようにするものである。
本技術の写真作成ゲーム機は、利用者を撮影することで撮影画像を取得する撮影処理部と、前記撮影画像に施される画像処理のパラメータを設定するための設定部を有する設定画面を表示する表示制御部と、前記設定部において設定された前記パラメータによる前記画像処理を、前記撮影画像に施す画像処理部とを備え、前記設定部は、基準となる基準位置から第1の方向に値をとる第1の属性のパラメータと、前記基準位置から第2の方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、一次元図形上に割り当てられて構成される。
本技術の画像処理方法は、利用者を撮影することで撮影画像を取得し、前記撮影画像に施される画像処理のパラメータを設定するための設定部を有する設定画面を表示し、前記設定部において設定された前記パラメータによる前記画像処理を、前記撮影画像に施すステップを含み、前記設定部は、基準となる基準位置から第1の方向に値をとる第1の属性のパラメータと、前記基準位置から第2の方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、一次元図形上に割り当てられて構成される。
本技術のプログラムは、コンピュータを、利用者を撮影することで撮影画像を取得する撮影処理部と、前記撮影画像に施される画像処理のパラメータを設定するための設定部を有する設定画面を表示する表示制御部と、前記設定部において設定された前記パラメータによる前記画像処理を、前記撮影画像に施す画像処理部として機能させるためのプログラムであって、前記設定部は、基準となる基準位置から第1の方向に値をとる第1の属性のパラメータと、前記基準位置から第2の方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、一次元図形上に割り当てられて構成される。
本技術においては、利用者を撮影することで撮影画像が取得され、前記撮影画像に施される画像処理のパラメータを設定するための設定部を有する設定画面が表示され、前記設定部において設定された前記パラメータによる前記画像処理が、前記撮影画像に施され、前記設定部は、基準となる基準位置から第1の方向に値をとる第1の属性のパラメータと、前記基準位置から第2の方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、一次元図形上に割り当てられて構成される。
本技術によれば、より簡単な操作で、所望の仕上がりの画像を得ることが可能となる。
本技術の写真シール作成装置の外観の構成例を示す斜視図である。 写真シール作成装置の外観を他の角度からみた斜視図である。 利用者の移動について説明する図である。 事前選択部の構成例を示す図である。 撮影部の構成例を示す図である。 背景部の構成例を示す図である。 編集ユニットの正面の構成例を示す図である。 編集ユニットの側面の構成例を示す図である。 写真シール作成装置の内部の構成例を示すブロック図である。 制御部の機能構成例を示すブロック図である。 編集処理部の機能構成例を示すブロック図である。 写真シール作成ゲーム処理について説明するフローチャートである。 編集処理について説明するフローチャートである。 フィルタ選択画面の例を示す図である。 撮影画像のレイヤ構成を示す図である。 撮影画像の表示例を示す図である。 パラメータに応じたぼかし処理について説明する図である。 フィルタ選択画面の他の例を示す図である。 フィルタ選択画面の他の例を示す図である。 画像処理のパラメータ選択画面の例を示す図である。 画像処理のパラメータ選択画面の例を示す図である。 画像処理のパラメータ選択画面の例を示す図である。 編集画面の例を示す図である。 分割数選択画面の例を示す図である。 ライブビュー表示画面の例を示す図である。 撮影結果表示画面の例を示す図である。 携帯端末におけるフィルタ選択画面の例を示す図である。 スライダーにおけるパラメータの割り当てについて説明する図である。 パラメータ設定の他の例について説明する図である。 パラメータ設定の他の例について説明する図である。
以下、本技術を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<写真シール作成装置の外観構成>
図1および図2は、写真シール作成装置1の外観の構成例を示す斜視図である。
写真シール作成装置1は、撮影画像や編集画像を提供するゲーム機である。写真シール作成装置1は、画像をシール紙に印刷したり、画像を利用者の携帯端末上で閲覧可能にするためにその画像をサーバに送信することで、利用者に画像を提供する。写真シール作成装置1は、アミューズメント施設や店舗に設置される。写真シール作成装置1の利用者は、主に女子高生や若い女性が中心とされる。写真シール作成装置1において、1組あたり主に2人や3人などの複数人の利用者がゲームを楽しむことができる。もちろん、写真シール作成装置1において、1人の利用者がゲームを楽しむこともできる。
写真シール作成装置1において、利用者は、自身が被写体となって撮影作業を行う。利用者は、編集作業により、撮影によって得られた撮影画像の中から選択した画像に、手書きの文字やスタンプ画像などの合成用画像を合成させる。これにより、撮影画像が彩り豊かな画像に編集される。利用者は、編集済みの画像である編集画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させる。
図1に示すように、写真シール作成装置1は、基本的に、撮影ユニット11と編集ユニット12が接した状態で設置されることによって構成される。
撮影ユニット11は、事前選択部20、撮影部21、および背景部22から構成される。事前選択部20は、撮影部21の側面に設置される。事前選択部20の前方の空間が、事前選択処理が行われる事前選択空間となる。また、撮影部21と背景部22は所定の距離だけ離れて設置される。撮影部21と背景部22の間に形成される空間が、撮影処理が行われる撮影空間となる。
事前選択部20は、事前選択処理として、写真シール作成装置1によって提供されるゲームを紹介するガイダンスを行ったり、撮影空間で行われる撮影処理における各種の設定を行ったりする。事前選択部20には、利用者が代金を投入する硬貨投入口や、各種の操作に用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。事前選択部20は、撮影空間の空き状況に応じて、適宜、事前選択空間にいる利用者を撮影空間へと案内する。
撮影部21は、利用者を被写体として撮影するための装置である。撮影部21は、撮影空間に入った利用者の正面に位置する。撮影空間に臨む撮影部21の正面には、カメラや、各種の操作に用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。撮影空間において正面を向いている利用者からみて左側の面を左側面、右側の面を右側面とすると、撮影部21の左側面が側面パネル41Aにより構成され、右側面が側面パネル41Bにより構成される。さらに、撮影部21の正面が正面パネル42により構成される。側面パネル41Aには、上述した事前選択部20が設置されるものとする。なお、事前選択部20は、側面パネル41Bに設置されるようにしてもよいし、側面パネル41A,41Bの両方に設置されるようにしてもよい。
背景部22は、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bから構成される。背面パネル51は、正面を向いている利用者の背面側に位置する板状の部材である。側面パネル52Aは、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル41Aより横幅の狭い板状の部材である。側面パネル52Bは、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル41Bより横幅の狭い板状の部材である。
側面パネル41Aと側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられる。側面パネル41Aと側面パネル52Aの上部は、板状の部材である連結部23Aによって連結される。側面パネル41Aと側面パネル52Aの下部は、床面に設けた例えば金属製の部材である連結部23A’によって連結される。側面パネル41Bと側面パネル52Bも同様に、ほぼ同一平面に設けられる。側面パネル41Bと側面パネル52Bの上部は、連結部23Bによって連結される。側面パネル41Bと側面パネル52Bの下部は、連結部23B’によって連結される。
なお、背面パネル51の撮影空間側の面には、例えば緑色のクロマキー用のシートが貼り付けられる。写真シール作成装置1は、クロマキー用のシートを背景として撮影することで、撮影処理や編集処理においてクロマキー合成を行う。これにより、利用者が所望する背景画像がシートの部分に合成される。
側面パネル41A、連結部23A、および側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口となる。また、側面パネル41B、連結部23B、および側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口となる。
撮影空間の上方には、撮影部21の正面、連結部23A、および連結部23Bに囲まれた天井が形成される。その天井の一部に、天井ストロボユニット24が設けられる。天井ストロボユニット24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。天井ストロボユニット24は、撮影に合わせて撮影空間内に向けて光を照射するストロボを内蔵する。天井ストロボユニット24の内部には、ストロボの他に蛍光灯が設けられている。これにより、天井ストロボユニット24は、撮影空間の照明としても機能する。
編集ユニット12は、撮影画像に編集を施すための装置である。編集ユニット12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル42に接するようにして、撮影ユニット11に連結している。
図1に示される編集ユニット12の構成を正面側の構成とすると、編集ユニット12の正面側と背面側のそれぞれに、編集作業で用いられる構成が設けられる。この構成により、2組の利用者が同時に編集作業を行うことができる。
編集ユニット12の正面側は、面61と、面61の上方に形成された斜面62から構成される。面61は、床面に対して垂直で、撮影部21の側面パネル41Aとほぼ平行な面である。斜面62には、編集作業に用いられる構成として、タブレット内蔵モニタやタッチペンが設けられる。斜面62の左側には、照明装置64の一端を支持する柱状の支持部63Aが設けられる。斜面62の右側には、照明装置64の他端を支持する柱状の支持部63Bが設けられる。支持部63Aの上面にはカーテンレール26を支持する支持部65が設けられる。
編集ユニット12の上方にはカーテンレール26が取り付けられる。カーテンレール26は、3本のレール26A乃至26Cが、組み合わせられて構成される。3本のレール26A乃至26Cは、上から見たときの形状がコの字状となるように組み合わせられる。平行に設けられるレール26Aとレール26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定され、レール26Aとレール26Bの他端は、レール26Cの両端にそれぞれ接合される。
カーテンレール26には、編集ユニット12の正面前方の空間と背面前方の空間が外から見えないようにカーテンが取り付けられる。そのカーテンにより囲まれる編集ユニット12の正面前方の空間と背面後方の空間が、利用者が編集作業を行う編集空間となる。
また、後述するが、編集ユニット12の左側面には、印刷済みのシール紙が排出される排出口が設けられる。編集ユニット12の左側面前方の空間が、利用者が印刷済みのシール紙が排出されるのを待つ印刷待ち空間となる。
<利用者の移動について>
ここで、写真シール作成ゲームの流れと、それに伴う利用者の移動について説明する。図3は、写真シール作成装置1を上から見た平面図である。
まず、利用者は、事前選択部20の前方の空間である事前選択空間A0において硬貨投入口に代金を投入する。次に、利用者は、タッチパネルモニタに表示される画面に従って各種の設定を行う。利用者は、例えば、撮影空間で行われる撮影に関するコースの選択などを事前選択作業として行う。
事前選択作業を終えた利用者は、白抜き矢印#1で示すように、側面パネル41Aと側面パネル52Aの間の出入り口G1から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入る。そして利用者は、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなど利用して撮影作業を行う。
撮影作業を終えた利用者は、白抜き矢印#2で示すように出入り口G1から撮影空間A1を出て編集空間A2−1に移動するか、または、白抜き矢印#3で示すように出入り口G2から撮影空間A1を出て編集空間A2−2に移動する。
編集空間A2−1は、編集ユニット12の正面側の編集空間である。一方、編集空間A2−2は、編集ユニット12の背面側の編集空間である。利用者が編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかは、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動した利用者は、編集作業を開始する。編集空間A2−1の利用者と、編集空間A2−2の利用者は同時に編集作業を行うことができる。
編集作業が終了した後、編集画像の印刷が開始される。印刷が開始されると、編集空間A2−1での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#4で示すように編集空間A2−1から印刷待ち空間A3に移動する。また、編集空間A2−2での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−2から印刷待ち空間A3に移動する。
印刷待ち空間A3に移動した利用者は、画像の印刷の終了を待つ。印刷が終了すると、利用者は、編集ユニット12の右側面に設けられた排出口から排出されたシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームを終える。
次に、各装置の構成について説明する。
<事前選択部の構成>
図4は、事前選択部20の構成例を示す図である。
事前選択部20の上側にはタッチパネルモニタ71が設けられる。タッチパネルモニタ71は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ71は、各種のGUI(Graphical User Interface)を表示し、利用者の選択操作を受け付ける機能を備えている。タッチパネルモニタ71には、撮影に関するコースの選択などを行わせる事前選択処理に用いられる画面が表示される。
タッチパネルモニタ71の下方には、スピーカ72が設けられる。スピーカ72は、事前選択処理の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音などを出力する。また、スピーカ72に隣接するようにして、利用者が硬貨を入れる硬貨投入返却口73が設けられる。
<撮影部の構成>
図5は、撮影部21の正面の構成例を示す図である。撮影部21は、側面パネル41A、側面パネル41B、および正面パネル42に囲まれるようにして構成される。
正面パネル42の中央よりやや上側には、カメラユニット81が設けられる。カメラユニット81は、カメラ91およびタッチパネルモニタ92から構成される。
カメラ91は、例えば一眼レフカメラであり、レンズが露出するようにカメラユニット81の内部に取り付けられる。カメラ91は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を有し、撮影空間A1にいる利用者を撮影する。カメラ91により取り込まれた動画像(以下、ライブビュー画像ともいう)は、タッチパネルモニタ92にリアルタイムで表示される。撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91により取り込まれた静止画像は、撮影画像として保存される。
タッチパネルモニタ92は、カメラ91の下方に設けられる。タッチパネルモニタ92は、LCDなどのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ92は、カメラ91により取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUIを表示し利用者の選択操作を受け付ける機能を備えている。タッチパネルモニタ92には、カメラ91により取り込まれた動画像(ライブビュー画像)や静止画像(撮影画像)が表示される。
カメラユニット81の上方には、曲面の発光面を利用者に向けた上ストロボユニット82が設置される。上ストロボユニット82は、利用者の正面上方から、利用者の顔および上半身に光を照射する。
カメラユニット81の下方には、利用者の下半身および足元に光を照射する足元ストロボユニット83が設けられる。
上ストロボユニット82および足元ストロボユニット83は、蛍光灯とストロボ発光可能な照明機器とにより構成される。上ストロボユニット82および足元ストロボユニット83は、撮影空間を明るくして、利用者の操作性や安全性を確保するために、撮影空間内を常時照らすとともに、撮影画像の画質を向上させるために、撮影タイミングでストロボ発光し、被写体となる利用者に光を照射する。
足元ストロボユニット83と側面パネル41Aとの間には、箱状部84が設けられる。また、足元ストロボユニット83と側面パネル41Bとの間には、箱状部85が設けられる。箱状部84,85の上面は、写真シール作成装置1の設置面と略水平な面をなし、撮影作業を行う利用者が手荷物などを置くための荷物置き場として用いられる。
なお、図示はしないが、正面パネル42の例えば天井付近には、スピーカが設けられる。そのスピーカは、撮影処理の案内音声、BGM、効果音などを出力する。
<背景部の構成>
図6は、背景部22の撮影空間A1側の構成例を示す図である。
背面パネル51の上方には、背面上ストロボ101が設置される。背面上ストロボ101は、背面上方から利用者に光を照射する。
図中、背面パネル51の左方には、背面左ストロボ102が設置される。背面左ストロボ102は、背面右方から利用者を照射する。図中、背面パネル51の右方には、背面右ストロボ103が設置される。背面右ストロボ103は、背面左方から利用者を照射する。
また、背面パネル51の撮影空間A1側(図中、手前側)の面には、クロマキーシート121が貼り付けられる。クロマキーシート121の色は、例えば緑色とされる。
なお、図示はしないが、側面パネル52A,52Bの撮影空間A1側の面にも、クロマキーシート121と同様に、クロマキーシートが貼り付けられる。
<編集ユニットの構成>
図7は、編集ユニット12の正面側(編集空間A2−1側)の構成例を示す図である。
斜面62のほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131の左側にはタッチペン132Aが設けられる。タブレット内蔵モニタ131の右側にはタッチペン132Bが設けられる。
タブレット内蔵モニタ131は、タブレットがディスプレイを露出するように設けられることによって構成される。タブレットは、タッチペン132Aまたはタッチペン132Bを用いた操作入力を可能とする。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、編集作業に用いられる編集画面が表示される。2人の利用者が同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aはタブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者により用いられ、タッチペン132Bはタブレット内蔵モニタ131に向かって右側にいる利用者により用いられる。
図8は、編集ユニット12の左側面の構成例を示す図である。
編集ユニット12の左側面の下側にはシール紙排出口161が設けられる。編集ユニット12の内部にはプリンタが設けられている。そのプリンタにより、編集空間A2−1の利用者が写る画像、または、編集空間A2−2の利用者が写る画像が所定のレイアウトでシール紙に印刷され、シール紙排出口161から排出される。
<写真シール作成装置の内部構成>
図9は、写真シール作成装置1の内部の構成例を示すブロック図である。図9において、上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
制御部201はCPU(Central Processing Unit)などにより構成される。制御部201は、ROM(Read Only Memory)206や記憶部202に記憶されているプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。制御部201には、記憶部202、通信部203、ドライブ204、ROM206、RAM(Random Access Memory)207が接続される。制御部201には、事前選択部208、撮影部209、編集部210A,210B、および印刷部211の各構成も接続される。
記憶部202は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体である。記憶部202は、制御部201から供給された各種の設定情報などを記憶する。記憶部202に記憶されている情報は制御部201により適宜読み出される。
通信部203は、インターネットなどのネットワークのインタフェースである。通信部203は、制御部201による制御に従って外部の装置と通信を行う。通信部203は、例えば、利用者に選択された撮影画像や編集画像を、例えば写真シール作成装置1の製造メーカが管理するサーバに送信する。通信部203から送信された画像は、サーバにおいて所定の記憶領域が割り当てられて保存され、サーバにアクセスしてきた携帯端末上で表示されたり、その携帯端末にダウンロードされたりする。
ドライブ204には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205が適宜装着される。ドライブ204によりリムーバブルメディア205から読み出されたプログラムやデータは、制御部201に供給され、記憶部202に記憶されたり、インストールされたりする。
ROM206は、制御部201において実行されるプログラムやデータを記憶する。RAM207は、制御部201が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
事前選択部208は、事前選択空間A0にいる利用者を対象とした事前選択処理を実現する。事前選択部208は、タッチパネルモニタ71、スピーカ72、および硬貨処理部221から構成される。
タッチパネルモニタ71は、制御部201による制御に従って各種の選択画面を表示し、選択画面に対する利用者の操作を受け付ける。利用者の操作の内容を表す入力信号は制御部201に供給され、各種の設定が行われる。
硬貨処理部221は、硬貨投入返却口73への硬貨の投入を検出する。硬貨処理部221は、所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、ゲームの開始を指示する起動信号を制御部201に出力する。
撮影部209は、撮影空間A1にいる利用者を対象とした撮影処理を実現する。撮影部209は、照明装置231、カメラ91、タッチパネルモニタ92、およびスピーカ232から構成される。
照明装置231は、撮影空間A1内の各ストロボユニットであり、制御部201から供給される照明制御信号に従って発光する。
カメラ91は、制御部201によるシャッタ制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた撮影画像(画像データ)を制御部201に出力する。
編集部210Aは、編集空間A2−1にいる利用者を対象とした編集処理を実現する。編集部210Aは、タブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A,132B、およびスピーカ241から構成される。編集部210Bは、編集空間A2−2にいる利用者を対象とした編集処理を実現し、編集部210Aと同一の構成を有する。なお、以下、編集部210A,210Bを特に区別しない場合には、単に、編集部210という。
タブレット内蔵モニタ131は、制御部201による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の操作を受け付ける。利用者の操作の内容を表す入力信号は制御部201に供給され、編集対象となる撮影画像が編集される。
印刷部211は、印刷待ち空間A3にいる利用者に、印刷済みのシール紙である写真シールを出力する印刷処理を実現する。印刷部211は、プリンタ251を含むように構成される。プリンタ251にはシール紙ユニット252が装着される。
プリンタ251は、制御部201から供給された印刷データに基づいて、内蔵するヘッド261によって、画像をシール紙ユニット252に収納されているロール紙263に印刷する。また、プリンタ251は、画像を印刷したロール紙263を出力口に向けて送り、内蔵するカッター262によって所定のカット位置でカットして、シール紙排出口161に排出する。
<制御部の構成>
図10は、制御部201の機能構成例を示すブロック図である。図10に示す機能部のうちの少なくとも一部は、制御部201内のCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。
制御部201は、事前選択処理部301、撮影処理部302、編集処理部303、および印刷処理部304から構成される。
事前選択処理部301は、事前選択部208の各部を制御することで、事前選択処理を実行する。撮影処理部302は、撮影部209の各部を制御することで、撮影処理を実行する。編集処理部303は、編集部210の各部を制御することで、編集処理を実行する。印刷処理部304は、印刷部211のプリンタ251を制御することで、印刷処理を実行する。
<編集処理部の構成例>
図11は、編集処理部303の機能構成例を示すブロック図である。
編集処理部303は、表示制御部331、画像処理部332、編集制御部333、および通信制御部334から構成される。
表示制御部331は、タブレット内蔵モニタ131の表示を制御する。例えば、表示制御部331は、タブレット内蔵モニタ131に、撮影画像に施される画像処理のパラメータを選択・設定するための選択画面(設定画面)や、撮影画像を対象とした編集作業のための編集画面を表示させる。
画像処理部332は、選択画面において利用者により選択・設定されたパラメータによる画像処理を、撮影画像に施す。
編集制御部333は、編集画面に対する操作に応じて、撮影画像に編集を施す。具体的には、編集制御部333は、編集画面において利用者により選択された合成用画像を、撮影画像の所定の位置に合成する。
通信制御部334は、通信部203を制御し、インターネットなどのネットワークを介した通信に関する処理を行う。例えば、通信制御部334は、通信部203を制御することで、撮影処理において得られた撮影画像や、編集処理において得られた編集画像を、上述したサーバへ送信する。
<写真シール作成装置の動作>
ここで、図12のフローチャートを参照して、写真シール作成ゲームを提供する写真シール作成装置1の動作について説明する。
ステップS1において、事前選択処理部301は、所定の金額分の硬貨が投入されたか否かを、硬貨処理部221から供給される起動信号に基づいて判定し、硬貨が投入されたと判定するまで待機する。
ステップS1において、硬貨が投入されたと判定された場合、処理はステップS2に進む。ステップS2において、事前選択処理部301は、事前選択部208を制御することで、事前選択処理を行う。具体的には、事前選択処理部301は、例えば、撮影空間において行われる撮影処理に関するコースや、撮影画像の背景となる背景画像などの選択を利用者に行わせることで、各種の設定を行う。
ステップS3において、撮影処理部302は、撮影部209を制御することで、撮影処理を行う。具体的には、撮影処理部302は、カメラ91に取り込まれた被写体の動画像をタッチパネルモニタ92にライブビュー表示させ、撮影空間A1にいる利用者を被写体として撮影し、撮影画像を生成する。
本実施の形態の撮影処理においては、合計5回の撮影が行われる。5回の撮影により得られる5枚の撮影画像は、編集処理の対象とされてシール紙に印刷されることはもちろん、携帯端末に送信される対象にもなり得る。
撮影空間で行われる撮影の種類を決定する撮影コースには、5回の撮影として、アップ撮影と全身撮影とが行われる「アップ+全身」コースと、アップ撮影のみが行われる「アップのみ」コースとがある。
アップ撮影とは、被写体の顔および上半身を撮影範囲とした撮影である。アップ撮影により、撮影画像として、被写体の顔および上半身が写るアップ画像が得られる。一方、全身撮影とは、被写体の全身を撮影範囲とした撮影である。全身撮影により、撮影画像として、被写体の全身が写る全身画像が得られる。
このようにして、撮影処理において、5枚の撮影画像が取得される。
ステップS4において、編集処理部303は、編集空間A2−1と編集空間A2−2のうち、撮影処理を終えた利用者の移動先とした方の編集空間に対応する編集部210を制御することで、編集処理を行う。具体的には、編集処理部303は、撮影処理により得られた撮影画像に対して利用者に編集作業を行わせることで、編集が施された編集画像を生成する。
ステップS5において、印刷処理部304は、プリンタ251を制御することで、印刷処理を行う(開始する)。具体的には、印刷処理部304は、所定のレイアウトで配置された撮影画像や編集画像をプリンタ251に出力してシール紙(ロール紙263)に印刷する。
印刷が終了すると、ステップS6において、プリンタ251は、画像が印刷されたシール紙をシール紙排出口161に排出し、処理を終了させる。
<編集処理の詳細>
次に、図13のフローチャートを参照して、上述した写真シール作成ゲームの一連の処理におけるステップS4の編集処理の詳細について説明する。
編集処理が開始されると、ステップS31において、表示制御部331は、タブレット内蔵モニタ131に盛れ感選択画面を表示させる。
盛れ感選択画面は、盛れ感の選択に用いられる画面である。「盛れ感」とは、目の大きさ、顔の大きさ、まつ毛の濃さなど、顔や目の見た目を良く見せる強調の度合いを表す。盛れ感選択画面には、1枚の撮影画像(例えば1回目の撮影により得られた撮影画像)と、4種類(4段階)の盛れ感それぞれを選択するための4つのボタンとが表示される。
盛れ感選択画面において、盛れ感を選択するためのボタンのいずれかが選択されると、画像処理部332は、盛れ感選択画面に表示された1枚の撮影画像に、選択された盛れ感に対応する画像処理を施し、処理はステップS32に進む。なお、選択された盛れ感に対応する画像処理は、盛れ感選択画面に表示されていない他の4枚の撮影画像にも施される。
ステップS32において、表示制御部331は、タブレット内蔵モニタ131に目の写り選択画面を表示させる。
目の写り選択画面は、目の形と黒目(瞳)の大きさの選択に用いられる画面である。目の写り選択画面には、1枚の撮影画像、3種類の目の形それぞれを選択するための3つのボタン、および、2種類の黒目の大きさそれぞれを選択するための2つのボタンが表示される。
目の写り選択画面において、目の形を選択するためのボタンのいずれかと、黒目の大きさを選択するためのボタンのいずれかが選択されると、画像処理部332は、目の写り選択画面に表示された1枚の撮影画像に、選択された目の形および黒目の大きさに対応する画像処理を施し、処理はステップS33に進む。なお、選択された目の形および黒目の大きさに対応する画像処理は、目の写り選択画面に表示されていない他の4枚の撮影画像にも施される。
ステップS33において、表示制御部331は、タブレット内蔵モニタ131にフィルタ選択画面を表示させる。
フィルタ選択画面は、撮影画像全体に色付けされる色の選択・設定に用いられる設定画面である。撮影画像に色付けされる色としては、ホワイト(白色)、ピンク(桃色)、ブルー(青色)の3色がある。フィルタ選択画面は、1枚の撮影画像が表示される画像表示領域と、撮影画像をそれぞれの色に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが一次元図形上に割り当てられて構成される設定部とを有している。ここでいう一次元図形には、直線の他、任意の曲線や円周が含まれる。
フィルタ選択画面において、設定部が操作されてパラメータの値が設定されることで、そのパラメータの値に対応する色に色付けする処理における色の濃淡が決定されると、画像処理部332は、フィルタ選択画面に表示された1枚の撮影画像に、設定されたパラメータによる画像処理を施し、処理はステップS34に進む。なお、設定されたパラメータによる画像処理は、フィルタ選択画面に表示されていない他の4枚の撮影画像にも施される。
ステップS34において、表示制御部331は、タブレット内蔵モニタ131に編集画面を表示させる。
編集画面は、編集対象となる撮影画像の編集に用いられる画面である。編集画面には、編集対象となる撮影画像と、編集に用いられるスタンプ画像やペン画像などの各種の編集ツール(合成用画像)が表示される。
利用者は、タッチペン132A,132Bを用いて、スタンプ画像やペン画像などを編集対象となる撮影画像上の所定の位置へ重畳することで、編集対象となる撮影画像に対する合成用画像の合成が行われる。
すなわち、ステップS35において、編集制御部333は、利用者の操作に応じて、編集対象となる撮影画像に編集を施す。
編集作業が終了すると、ステップS36において、表示制御部331は、タブレット内蔵モニタ131に分割数選択画面を表示させる。
分割数選択画面は、最終的に出力される写真シールの分割数やシールレイアウトの選択に用いられる画面である。シールレイアウトは、1枚の写真シールに配置される編集画像(撮影画像)の枚数や位置、大きさを決定するレイアウト(配置パターン)である。ここで、利用者により選択されたシールレイアウトに従って編集画像が配置されてなる画像、すなわち、ロール紙に印刷されて最終的に写真シールとして出力される画像をレイアウト画像という。このレイアウト画像のイメージを表すシール紙イメージは、記憶部202に記憶される。
したがって、分割数選択画面には、例えば5枚の撮影画像それぞれに編集が施された編集画像が、異なるシールレイアウトで配置されたレイアウト画像が複数表示される。
分割数選択画面において、レイアウト画像のいずれかが選択されると、処理はステップS37に進む。
ステップS37において、表示制御部331は、タブレット内蔵モニタ131に携帯送信用画像選択画面を表示させる。
携帯送信用画像選択画面は、携帯送信用画像の選択に用いられる画面である。携帯送信用画像は、上述したサーバを介して、利用者の所有する携帯端末上で表示されたり、その携帯端末にダウンロードされたりする撮影画像である。携帯送信用画像選択画面には、例えば5枚の編集画像に編集が施される前の5枚の撮影画像や、編集画面において作成された携帯送信専用の画像が表示される。
携帯送信用画像選択画面において、携帯送信用画像として、画像のいずれかが選択されると、処理はステップS38に進む。
ステップS38において、表示制御部331は、タブレット内蔵モニタ131にアドレス入力画面を表示させる。
アドレス入力画面は、利用者の所有する携帯端末のメールアドレスの入力に用いられる画面である。アドレス入力画面は、メールアドレスに用いることが可能なアルファベットや記号、携帯電話機のキャリアを選択するためのボタンと、選択されたボタンに対応する文字列が表示されるテキストボックスが表示される。
アドレス入力画面において、メールアドレスの入力が終了すると、処理はステップS39に進む。
ステップS39において、通信制御部334は、通信部203を制御することで、インターネットなどのネットワークを介して、利用者により選択された携帯送信用画像を、利用者によりアドレス入力画面に入力されたメールアドレスとともに、上述したサーバに送信する。
サーバは、利用者により入力されたメールアドレス宛てに、携帯端末がサーバにアクセスするのに必要なURLが記載されたメールを送信する。そして、そのURLに基づいて、利用者が所有する携帯端末が、ネットワークを介してサーバにアクセスすることで、サーバに送信された画像が携帯端末に提供される。
その後、ステップS40において、編集処理部303は、編集作業を終えた利用者に対して、印刷待ち空間A3への移動を案内する。印刷待ち空間A3への移動の案内は、編集部210のタブレット内蔵モニタ131に案内画面を表示させることによって、または音声をスピーカ241から出力させることによって行われる。
以上のようにして、編集処理が行われる。
<フィルタ選択画面の例>
ここで、図14を参照して、上述した編集処理のステップS33において表示されるフィルタ選択画面について説明する。
図14のフィルタ選択画面の中央上側には、撮影画像表示部411が設けられる。
撮影画像表示部411は、撮影処理において行われた5回の撮影により得られた5枚の撮影画像のうちの1枚が表示される領域である。この例では、撮影画像表示部411には、1回目の撮影により得られた撮影画像が表示されるものとするが、2回目以降の撮影により得られた他の1枚の撮影画像が表示されるようにしてもよいし、5枚全ての撮影画像が表示されるようにしてもよい。
フィルタ選択画面において、撮影画像表示部411の下方には、上述した設定部としてのスライダー412が設けられる。
スライダー412は、撮影画像をそれぞれの色に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが、フィルタ選択画面上で左右に直線状に延在する1つの軸に割り当てられて構成される。
具体的には、スライダー412においては、基準となる基準位置である軸の中央C0から左端C1に向かって左方向に値をとる第1の属性のパラメータと、軸の中央C0から右端C2に向かって右方向に値をとる第2の属性のパラメータとが割り当てられている。また、軸の中央C0には、1値のみをとる第3の属性のパラメータが割り当てられている。
ここで、第1の属性のパラメータは、撮影画像をピンク(桃色)に色付けする処理における色の濃淡を段階的に調整するためのパラメータであり、第2の属性のパラメータは、撮影画像をブルー(青色)に色付けする処理における色の濃淡を段階的に調整するためのパラメータである。また、第3の属性のパラメータは、撮影画像をホワイト(白色)に色付けするためのパラメータである。このように、第3の属性のパラメータは、第1の属性のパラメータと第2の属性のパラメータの中央値などではなく、第1の属性のパラメータおよび第2の属性のパラメータとは異なる属性のパラメータである。
すなわち、撮影画像をピンクに色付けする処理における色の濃さは、軸の中央C0では0をとり、軸の中央C0から左端C1に向かって段階的に強くなり、軸の左端C1で最大値をとる。また、撮影画像をブルーに色付けする処理における色の濃さは、軸の中央C0では0をとり、軸の中央C0から右端C2に向かって段階的に強くなり、軸の右端C2で最大値をとる。
スライダー412の軸上には、割り当てられたパラメータの値を設定するためのハンドルアイコン(以下、単にアイコンという)412sが設けられている。アイコン412sは、利用者の操作により、スライダー412の軸上を左右に移動する。
具体的には、利用者がスライダー412の軸上の所定の位置を、タッチペン132Aまたは132Bによりタッチすると、その位置にアイコン412sが移動する。また、アイコン412sは、タッチペン132Aまたは132Bによるドラッグ操作により、スライダー412の軸上を移動することもできる。
そして、画像処理部332は、スライダー412において設定されたパラメータの値に対応する色(色の濃淡)で、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像を色付けする処理を施す。このとき、撮影画像を色付けする処理は、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像以外の撮影画像にも施されるものとするが、撮影画像に全身画像が含まれる場合、全身画像には、アップ画像に施される処理と比較して、ピンクやブルーに色付けする処理における色の濃さの強い処理が施される。これは、全身画像が、アップ画像と比較して画像全体に対する顔の大きさが小さく、色付けする処理の結果を確認しづらいことによる。
例えば、利用者が、スライダー412の軸上を中央C0から左端C1に向けてアイコン412sを徐々に移動させた場合、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像は、淡いピンクから濃いピンクに段階的に色付けられる。そして、アイコン412sがスライダー412の軸の左端C1に位置したとき、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色は、あらかじめ設定された中で最も濃いピンクに色付けられる。なお、アイコン412sがスライダー412の軸の左端C1に位置した場合、アップ画像は最も濃いピンクに色付けられるが、上述したように、全身画像は、アップ画像のピンクよりも濃いピンクに色付けられるようになる。
また、利用者が、スライダー412の軸上を中央C0から右端C2に向けてアイコン412sを徐々に移動させた場合、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像は、淡いブルーから濃いブルーに段階的に色付けられる。そして、アイコン412sがスライダー412の軸の右端C2に位置したとき、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色は、あらかじめ設定された中で最も濃いブルーに色付けられる。なお、アイコン412sがスライダー412の軸の右端C2に位置した場合、アップ画像は最も濃いブルーに色付けられるが、上述したように、全身画像は、アップ画像のブルーよりも濃いブルーに色付けられるようになる。
なお、利用者が、スライダー412の軸上の中央C0にアイコン412sを位置させた場合、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色は、ホワイトに色付けられる。
アイコン412sが、スライダー412の軸上の所定の位置にある状態で、撮影画像表示部411の右側に設けられているOKボタン413が押下されると、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像に色付けられている色が確定される。
このようにして、利用者は、撮影画像全体に色付けされる色(色の濃淡)を選択することができる。
なお、フィルタ選択画面において選択される色のなかで、利用者にすすめたい色が例えばホワイトである場合には、フィルタ選択画面が最初に表示されたときの、スライダー412の軸上におけるアイコン412sの位置(初期位置)を、軸の中央C0とする。
また、図14のフィルタ選択画面において、スライダー412の軸上の中央C0、左端C1、および右端C2に対応する位置には、それぞれの位置で設定されるパラメータの値に対応する色を表す画像414w,414p,414bが表示されている。
これらの画像414w,414p,414bをボタンとして機能させるようにしてもよい。この場合、画像414w,414p,414bのいずれかが選択されることで、スライダー412の軸上の対応する位置で設定されるパラメータの値に対応する色で、撮影画像を色付けする処理が施されるようにすることができる。
以上の構成によれば、2つの属性(色)のパラメータが1本のスライダー412上に割り当てられているので、利用者は、2本のスライダーそれぞれを操作する場合と比較して、より簡単な操作で、所望の仕上がりの画像を得ることが可能となる。
また、2本のスライダーを表示するようにした場合、2本のタッチペン132A,132Bによってそれぞれが操作されてしまうおそれがある。この場合、2本のスライダーのうちの一方が操作されている場合には、他方を非アクティブにするなどの処理が必要となる。そこで、表示されるスライダーを1本のみとすることで、このような処理を不要とすることができる。
さらに、表示されるスライダーを1本のみとすることで、2本のスライダーを表示する場合と比較して、画面の省スペース化を図ることができる。その結果、利用者が確認すべき撮影画像が表示される撮影画像表示部411の領域を大きくすることができる。
なお、以上においては、パラメータは、撮影画像を所定の色に色付けする処理における色の濃淡を段階的に調整するためのものとしたが、撮影画像を所定の色に色付けする処理の強度を段階的に調整するためのものであってもよい。
上述した例では、設定部(スライダー412)は、第1の属性のパラメータと第2のパラメータとが一直線上に割り当てられて構成されるものとした。これに限らず、設定部は、第1の属性のパラメータと第2のパラメータとが、円弧上や、その他の曲線上に割り当てられて構成されるようにしてもよい。さらに、設定部は、第1の属性のパラメータと第2のパラメータとが、真円や楕円の円周上に割り当てられて構成されるようにしてもよい。
例えば、第1の属性のパラメータと第2のパラメータとが円周上に割り当てられる場合、円周上の基準位置から異なる方向に、円周上の任意の点までの間に、第1の属性のパラメータと第2のパラメータとがそれぞれ割り当てられるようにする。
また例えば、円の中心を直交座標系の原点とした場合、円周とy軸とが交差する2点を基準位置とし、円周とx軸とが交差する一方の点に向かって、第1の属性のパラメータが割り当てられ、円周とx軸とが交差する他方の点に向かって、第2の属性のパラメータが割り当てられるようにしてもよい。
<フィルタ選択画面に表示される撮影画像について>
フィルタ選択画面においては、1枚の撮影画像のみが表示されるものとしたが、5枚全ての撮影画像が表示されるようにしてもよい。これにより、全ての撮影画像について、色付けする処理の結果を確認することができる。
なお、上述したように、アップ画像と全身画像とは、色付けする処理における色の濃淡が異なるため、アップ画像と全身画像とが1つの画面上に並んで表示された場合、利用者が、その色の濃淡の差に違和感をもつ可能性がある。そこで、撮影画像に全身画像が含まれる場合、フィルタ選択画面においては、アップ画像のみが表示されるようにしてもよい。これにより、フィルタ選択画面には、色付けする処理における色の濃淡が同じアップ画像のみが表示され、利用者が、上述したような違和感をもつことを防ぐことができる。
また、撮影処理において、例えば5回行われる撮影のうちの1回目の撮影を、利用者それぞれの顔を識別するための顔画像をトリミングにより得るための識別撮影として行うようにしてもよい。この場合、フィルタ選択画面においては、識別撮影により得られた利用者それぞれの顔画像が表示されるようにしてもよい。なお、識別撮影により得られた、トリミング前の撮影画像は、編集処理や印刷処理の対象となってもよいし、携帯送信用画像の選択肢に含まれるようにしてもよい。
フィルタ選択画面においては、利用者によってスライダー412が操作される度に、スライダー412の軸上におけるアイコン412sの位置に対応する色に色付けする処理が、撮影画像に施されて表示される。これに限らず、スライダー412の軸上における各位置に対応する色に色付けする処理が施された撮影画像をあらかじめ生成して記憶しておくようにしてもよい。この場合、利用者によってスライダー412が操作される度に、スライダー412の軸上におけるアイコン412sの位置に対応する色に色付けする処理が施された撮影画像が読み出されて表示されるようになる。
なお、上述した例では、スライダー412に対する操作により、撮影画像には、ピンク、ホワイト、ブルーの3色のいずれかの色に色付けする処理が施されるようにしたが、4色以上のいずれかの色に色付けする処理が施されるようにしてもよい。この場合、例えば第4の属性のパラメータが、スライダー412の軸上の所定の位置に割り当てられることになる。
<色付けする処理が施された撮影画像について>
ここで、利用者により選択(設定)された色に色付けする処理が施された撮影画像について説明する。
図15は、色付けする処理が施された撮影画像のレイヤ構成について説明する。
図15に示されるように、色付けする処理が施された撮影画像431は、背景レイヤ441、被写体レイヤ442、および前景レイヤ443から構成される。
背景レイヤ441は、背景画像に対応するレイヤである。被写体レイヤ442は、カメラ91により撮影された利用者の静止画像をクロマキー処理により人物の領域のみ抽出した画像に対応するレイヤである。そして、前景レイヤ443は、フィルタ選択画面において選択された色に色付けされた、撮影画像の前景に合成される前景画像に対応するレイヤである。
このようなレイヤ構成により、撮影画像431は、図16に示されるように、被写体レイヤ442全体に、フィルタ選択画面において選択された色に色付けされた画像となる。
なお、前景レイヤ443においては、被写体レイヤ442における人物領域に対応する領域のみが、フィルタ選択画面において選択された色に色付けされるようにしてもよい。また、前景レイヤ443においては、被写体レイヤ442における人物領域以外の領域、すなわち背景領域に対応する領域のみが、フィルタ選択画面において選択された色に色付けされるようにしてもよい。さらに、前景レイヤ443に代えて、背景レイヤ441が、フィルタ選択画面において選択された色に色付けされるようにしてもよい。
<パラメータに応じたぼかし処理について>
フィルタ選択画面において、撮影画像には、設定されたパラメータに応じて、上述した色付けする処理の他、撮影画像における人物領域をぼかす(人物領域のコントラストを低くする)ぼかし処理が施される。
具体的には、図17に示されるように、スライダー412におけるアイコン412sが、スライダー412の軸上の左端C1から中央C0に位置するほど、被写体レイヤ442における人物領域には強いぼかし具合のぼかし処理が施される。同様に、スライダー412におけるアイコン412sが、スライダー412の軸上の右端C2から中央C0に位置するほど、被写体レイヤ442における人物領域には強いぼかし具合のぼかし処理が施される。
すなわち、撮影画像の色が、最も濃いピンクに色付けられるか、または、最も濃いブルーに色付けられる場合、被写体レイヤ442における人物領域にはぼかし処理が施されず、ホワイトに色付けられる場合、被写体レイヤ442における人物領域には、最も強いぼかし具合のぼかし処理が施される。
このように、ホワイトに色付けられた撮影画像に、最も強いぼかし具合のぼかし処理が施されることで、その撮影画像を、ふんわりとして柔らかい印象の仕上がりの画像とすることができる。すなわち、撮影画像に色付けられる色と、ぼかし処理のぼかし具合とを関連付けることで、その色に最適なぼかし処理が施されるようになり、撮影画像の完成度を向上させることができる。
<スライダーの配置について>
図14のフィルタ選択画面において、スライダー412は、撮影画像表示部411の下方に設けられている。
例えば、フィルタ選択画面において、スライダー412を、撮影画像表示部411の上方に設けるようにした場合、利用者がタッチペン132A,132Bを用いてスライダー412を操作する際に、撮影画像表示部411が利用者の腕で隠れてしまう。そのため、利用者は、スライダー412の操作に応じて色付けられた撮影画像を確認することができなくなってしまう。
そこで、フィルタ選択画面において、スライダー412を、撮影画像表示部411の下方に設けるようにすることで、利用者がスライダー412を操作する際に、撮影画像表示部411が利用者の腕で隠れてしまうのを防ぐことができる。
なお、フィルタ選択画面において、スライダー412を、撮影画像表示部411の左右いずれかに設けるようにしてもよい。
例えば、スライダー412が、撮影画像表示部411の右側に設けられるようにした場合、タブレット内蔵モニタ131に向かう2人の利用者のうち、右側の利用者がスライダー412を操作することになる。一方、スライダー412が、撮影画像表示部411の左側に設けられるようにした場合、タブレット内蔵モニタ131に向かう2人の利用者のうち、左側の利用者がスライダー412を操作することになる。
また、フィルタ選択画面に対して、2人の利用者が同時に操作できるようにしてもよい。
図18は、フィルタ選択画面の他の例を示す図である。
図18のフィルタ選択画面においては、その左半分の領域に、撮影画像表示部411L、スライダー412L、およびOKボタン413Lが設けられている。また、右半分の領域には、撮影画像表示部411R、スライダー412R、およびOKボタン413Rが設けられている。
撮影画像表示部411L,411R、スライダー412L,412R、およびOKボタン413L,413Rは、それぞれ、図14の撮影画像表示部411、スライダー412、およびOKボタン413と同様の機能を有する。なお、図18の例では、撮影画像表示部411L,411Rには、同一の撮影画像が表示されているが、実際には、5枚の撮影画像のうちの異なる撮影画像がそれぞれ表示される。例えば、フィルタ選択画面が最初に表示されたデフォルトの状態では、撮影画像表示部411Lには、1回目の撮影により得られた撮影画像が表示され、撮影画像表示部411Rには、撮影画像表示部411Rには2回目の撮影により得られた撮影画像が表示されるようにする。
また、利用者が2人の場合、撮影画像表示部411Lには、撮影画像において左側に写る利用者の部分(例えば顔)が切り出された画像が表示され、撮影画像表示部411Rには、撮影画像において右側に写る利用者の部分(例えば顔)が切り出された画像が表示されるようにしてもよい。
なお、図18に示される通り、撮影画像表示部411L,411Rに、同一の撮影画像が表示されるようにしてもよい。
撮影画像表示部411L、スライダー412L、およびOKボタン413Lと、撮影画像表示部411R、スライダー412R、およびOKボタン413Rとは、フィルタ選択画面においてそれぞれ左右対称となるように配置される。特に、スライダー412L,412Rは、それぞれフィルタ選択画面の左右外側(両端)に配置される。
このような構成により、タブレット内蔵モニタ131に向かう2人の利用者は、フィルタ選択画面に対して同時に操作することが可能となる。
さらに、利用者の人数に応じて、フィルタ選択画面におけるスライダー412の配置が変更されるようにしてもよい。
例えば、事前選択処理において、利用者の人数に応じて行われる撮影の種類を決定する人数コースを選択させるようにした場合、選択された人数コースに応じて、フィルタ選択画面におけるスライダー412の配置が変更されるようにする。
具体的には、人数コースとして、利用者が1人の場合に適した撮影が行われる1人用コースが選択された場合、図14のフィルタ選択画面のように、スライダー412が、撮影画像表示部411の下方に設けられるようにしたり、それ以外の位置に設けられるようにする。
一方、人数コースとして、利用者が2人の場合に適した撮影が行われる2人用コースが選択された場合には、図18のフィルタ選択画面のように、スライダー412L,412Rが、それぞれフィルタ選択画面の左右外側(両端)に配置されるようにする。
<パラメータ設定の他の操作例>
以上においては、撮影画像を色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータを設定するためにスライダー412が操作されるようにしたが、これ以外の操作により、パラメータが設定されるようにしてもよい。
例えば、図19のフィルタ選択画面に示されるように、スライダー412に代えて、設定部451が設けられるようにしてもよい。
設定部451は、図14のスライダー412の軸上の中央C0、左端C1、右端C2に対応する位置それぞれに、画像414w,414p,414bが一直線上に設けられている。画像414wと画像414pとの間には、画像414wから画像414pに向かって大きくなる円形のボタンp1,p2,p3が設けられている。また、画像414wと画像414bとの間には、画像414wから画像414bに向かって大きくなる円形のボタンb1,b2,b3が設けられている。設定部451においては、ボタンp1,p2,p3、および、ボタンb1,b2,b3もまた、画像414w,414p,414bと同一直線上に配置されている。
ボタンp1,p2,p3、および、ボタンb1,b2,b3には、それぞれの大きさに応じたパラメータが割り当てられている。すなわち、設定部451においても、撮影画像を色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータは、一直線上に割り当てられている。
例えば、利用者が、ボタンp1からボタンp3へと大きいボタンを選択するほど、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色は、淡いピンクから濃いピンクに段階的に色付けられる。そして、画像414pが選択されたとき、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色は、最も濃いピンクに色付けられる。
また、利用者が、ボタンb1からボタンb3へと大きいボタンを選択するほど、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色は、淡いブルーから濃いブルーに段階的に色付けられる。そして、画像414bが選択されたとき、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色は、最も濃いブルーに色付けられる。
なお、図19の設定部451においては、ボタンp1,p2,p3、ボタンb1,b2,b3、および、画像414w,414p,414は、同一直線上に配置されるものとしたが、上述した任意の曲線や円周上に配置されるようにしてもよい。
さらに、パラメータを設定するために操作されるGUIとして、フィルタ選択画面において、所定のペンアイコンを設けるようにしてもよい。タッチペン132Aまたは132Bにより、このペンアイコンが操作された後、タブレット内蔵モニタ131(フィルタ選択画面)上の所定の領域がなぞられると、タッチペン132Aまたは132Bの軌跡の移動方向および移動距離に応じて、撮影画像に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが調整される。
例えば、利用者が、タッチペン132Aまたは132Bを、フィルタ選択画面上、左方向に移動させた場合、その移動距離に応じて、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色が、淡いピンクから濃いピンクに段階的に色付けられるようにする。また、利用者が、タッチペン132Aまたは132Bを、フィルタ選択画面上、右方向に移動させた場合、その移動距離に応じて、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色が、淡いブルーから濃いブルーに段階的に色付けられるようにする。
また単に、タブレット内蔵モニタ131上のタッチペン132Aまたは132Bの移動距離に応じて、撮影画像に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが調整されるようにしてもよい。
この場合、タッチペン132Aまたは132Bが、フィルタ選択画面上で移動を開始してから移動距離が所定距離を超えるまでは、その移動距離に応じて、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色が、淡いピンクから濃いピンクに段階的に色付けられるようにする。また、タッチペン132Aまたは132Bが、フィルタ選択画面上で移動を開始してから移動距離が所定距離を超えてからは、その移動距離に応じて、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像の色が、淡いブルーから濃いブルーに段階的に色付けられるようにする。
<パラメータの他の例>
以上においては、設定部(スライダー412、設定部451など)により設定されるパラメータは、撮影画像を所定の色に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータであるものとしたが、これ以外のパラメータであってもよい。
(例1)
例えば、設定部により設定されるパラメータを、撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理の強度を調整するためのパラメータとしてもよい。
図20は、撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理の強度を調整するためのパラメータ選択画面の例を示す図である。
図20のパラメータ選択画面の中央上側には、撮影画像表示部461が設けられ、撮影画像表示部461の下方には、スライダー462が設けられる。
スライダー462は、撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理の強度を調整するためのパラメータが、パラメータ選択画面上で左右に直線状に延在する1つの軸に割り当てられて構成される。
具体的には、スライダー462においては、基準となる基準位置である軸の中央D0から左端D1に向かって左方向に値をとる第1の属性のパラメータと、軸の中央D0から右端D2に向かって右方向に値をとる第2のパラメータとが割り当てられている。
ここで、第1の属性のパラメータは、撮影画像に写る利用者の目の形をねこ目(つり目)に変える処理の強度を段階的に調整するためのパラメータであり、第2の属性のパラメータは、撮影画像に写る利用者の目の形をたれ目に変える処理の強度を段階的に調整するためのパラメータである。
この場合、画像処理部332は、スライダー462において設定されたパラメータの値に対応する強度で、撮影画像表示部461に表示されている撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理を施す。
そして、スライダー462の軸上のアイコン462sが、スライダー462の軸上の所定の位置にある状態で、撮影画像表示部461の右側に設けられているOKボタン463が押下されると、撮影画像表示部461に表示されている撮影画像に写る利用者の目の形が確定される。
なお、軸の中央D0に、1値のみをとる第3の属性のパラメータが割り当てられるようにしてもよい。この場合、第3の属性のパラメータは、例えば、撮影画像に写る利用者の目の形を丸い目に変えるためのパラメータとする。
また、図20のパラメータ選択画面において、スライダー462の軸上の中央D0、左端D1、および右端D2に対応する位置には、それぞれの位置で設定されるパラメータの値に対応する目の形を表す画像464n,464c,464dが表示されている。
これらの画像464n,464c,464dをボタンとして機能させるようにしてもよい。この場合、画像464n,464c,464dのいずれかが選択されることで、スライダー462の軸上の対応する位置で設定されるパラメータの値に対応する強度で、撮影画像表示部461に表示されている撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理が施されるようにすることができる。
このように、撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理の強度を調整するための2つの属性のパラメータが1本のスライダー462上に割り当てられているので、利用者は、より簡単な操作で、所望の仕上がりの画像を得ることが可能となる。
(例2)
設定部により設定されるパラメータを、撮影画像に写る利用者の目の形または大きさを変える処理の強度を調整するためのパラメータとしてもよい。
図21は、撮影画像に写る利用者の目の形または大きさを変える処理の強度を調整するためのパラメータ選択画面の例を示す図である。
図21のパラメータ選択画面の中央上側には、撮影画像表示部471が設けられ、撮影画像表示部471の下方には、スライダー472が設けられる。
スライダー472は、撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理の強度を調整するためのパラメータと、目の大きさを変える処理の強度を調整するためのパラメータとが、パラメータ選択画面上で左右に延在する1つの軸に割り当てられて構成される。
具体的には、スライダー472においては、基準となる基準位置である軸の中央E0から左端E1に向かって左方向に値をとる第1の属性のパラメータと、軸の中央E0から右端E2に向かって右方向に値をとる第2のパラメータとが割り当てられている。
ここで、第1の属性のパラメータは、撮影画像に写る利用者の目の形をねこ目(つり目)に変える処理の強度を段階的に調整するためのパラメータであり、第2の属性のパラメータは、撮影画像に写る利用者の目を大きくする処理の強度を段階的に調整するためのパラメータである。
この場合、画像処理部332は、スライダー472において設定されたパラメータの値に対応する強度で、撮影画像表示部471に表示されている撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理、または、目を大きくする処理を施す。
そして、スライダー472の軸上のアイコン472sが、スライダー472の軸上の所定の位置にある状態で、撮影画像表示部471の右側に設けられているOKボタン473が押下されると、撮影画像表示部471に表示されている撮影画像に写る利用者の目の形または大きさが確定される。
なお、軸の中央E0に、1値のみをとる第3の属性のパラメータが割り当てられるようにしてもよい。この場合、第3の属性のパラメータは、例えば、撮影画像に写る利用者の目の形を丸い目に変えるためのパラメータとする。
また、図21のパラメータ選択画面において、スライダー472の軸上の中央E0、左端E1、および右端E2に対応する位置には、それぞれの位置で設定されるパラメータの値に対応する目の形または大きさを表す画像474n,474c,474bが表示されている。
これらの画像474n,474c,474bをボタンとして機能させるようにしてもよい。この場合、画像474n,474c,474bのいずれかが選択されることで、スライダー472の軸上の対応する位置で設定されるパラメータの値に対応する強度で、撮影画像表示部471に表示されている撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理、または、目を大きくする処理が施されるようにすることができる。
このように、撮影画像に写る利用者の目の形または大きさを変える処理の強度を調整するための2つの属性のパラメータが1本のスライダー472上に割り当てられているので、利用者は、より簡単な操作で、所望の仕上がりの画像を得ることが可能となる。
(例3)
設定部により設定されるパラメータを、撮影画像に写る利用者の目の形または顔の大きさを変える処理の強度を調整するためのパラメータとしてもよい。
図22は、撮影画像に写る利用者の目の形または顔の大きさを変える処理の強度を調整するためのパラメータ選択画面の例を示す図である。
図22のパラメータ選択画面の中央上側には、撮影画像表示部481が設けられ、撮影画像表示部481の下方には、スライダー482が設けられる。
スライダー482は、撮影画像に写る利用者の目の形または顔の大きさを変える処理の強度を調整するためのパラメータが、パラメータ選択画面上で左右に延在する1つの軸に割り当てられて構成される。
具体的には、スライダー482においては、基準となる基準位置である軸の中央F0から左端F1に向かって左方向に値をとる第1の属性のパラメータと、軸の中央F0から右端F2に向かって右方向に値をとる第2のパラメータとが割り当てられている。
ここで、第1の属性のパラメータは、撮影画像に写る利用者の目の形をねこ目(つり目)に変える処理の強度を段階的に調整するためのパラメータであり、第2の属性のパラメータは、撮影画像に写る利用者の顔を小さくする処理の強度を段階的に調整するためのパラメータである。
この場合、画像処理部332は、スライダー482において設定されたパラメータの値に対応する強度で、撮影画像表示部481に表示されている撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理、または、顔を小さくする処理を施す。
そして、スライダー482の軸上のアイコン482sが、スライダー482の軸上の所定の位置にある状態で、撮影画像表示部481の右側に設けられているOKボタン483が押下されると、撮影画像表示部481に表示されている撮影画像に写る利用者の目の形または顔の大きさが確定される。
なお、軸の中央F0に、1値のみをとる第3の属性のパラメータが割り当てられるようにしてもよい。この場合、第3の属性のパラメータは、例えば、撮影画像に写る利用者の目の形を丸い目に変えるためのパラメータとする。
また、図22のパラメータ選択画面において、スライダー482の軸上の中央F0、左端F1、および右端F2に対応する位置には、それぞれの位置で設定されるパラメータの値に対応する目の形または顔の大きさを表す画像484n,484c,484fが表示されている。
これらの画像484n,484c,484fをボタンとして機能させるようにしてもよい。この場合、画像484n,484c,484fのいずれかが選択されることで、スライダー482の軸上の対応する位置で設定されるパラメータの値に対応する強度で、撮影画像表示部481に表示されている撮影画像に写る利用者の目の形を変える処理、または、顔を小さくする処理が施されるようにすることができる。
このように、撮影画像に写る利用者の目の形および顔の大きさを変える処理の強度を調整するための2つの属性のパラメータが1本のスライダー482上に割り当てられているので、利用者は、より簡単な操作で、所望の仕上がりの画像を得ることが可能となる。
(その他)
上述したフィルタ選択画面やパラメータ選択画面において、スライダーの軸上におけるアイコンの初期位置が、撮影画像に写る利用者の髪の色や肌の色、顔や顔のパーツ(目、鼻、口など)の大きさ・形状などに応じて変更されるようにしてもよい。これらは、例えば、撮影画像に対して顔認識処理などが施されることで検出されるようにする。
例えば、撮影画像に写る利用者の髪の色が黒色である場合には、図14のフィルタ選択画面において、スライダー412の軸上におけるアイコン412sの初期位置を、撮影画像の色がピンクに色付けられる位置(中央C0と左端C1との間の位置)とする。また、撮影画像に写る利用者の髪の色が茶色である場合には、図14のフィルタ選択画面において、スライダー412の軸上におけるアイコン412sの初期位置を、撮影画像の色がホワイトに色付けられる位置(中央C0)とする。
これにより、利用者に対して、撮影画像にとって最適な処理が施されるパラメータを提示することができる。
また、スライダーの軸上におけるアイコンの初期位置を固定位置にして、スライダーの軸上において、撮影画像にとって最適な処理が施されるパラメータに対応する位置に、その位置で設定されるパラメータがおすすめであることを示す表示がなされるようにしてもよい。
これにより、利用者に対して、撮影画像にとって最適な処理が施されるパラメータを提示することができる上、その位置へアイコンを操作させるという操作感を利用者に味わわせることができる。
さらに、以上においては、設定されたパラメータによる画像処理は、撮影画像全体に一様に施されるものとしたが、撮影画像における背景領域と人物領域とで、異なる画像処理が施されるようにしてもよい。
例えば、撮影画像における背景領域に、ピンクに色付けする処理が施される場合、人物領域には、ピンクとは異なる色に色付けする処理が施されるようにする。同様に、撮影画像における背景領域に、ブルーに色付けする処理が施される場合、人物領域には、ブルーとは異なる色に色付けする処理が施されるようにする。なお、撮影画像における背景領域に、ホワイトに色付けする処理が施される場合、人物領域にも、ホワイトに色付けする処理が施されるようにするようにしてもよい。このように、背景領域と人物領域とが異なる色に色付けられることで、人物と背景とのバランスがとれた、完成度の高い撮影画像を提供することができる。
<パラメータ設定のタイミングについて>
以上においては、画像処理のパラメータを設定するための設定部は、編集処理において編集画面が表示される前に表示される設定画面に表示されるものとしたが、これ以外のタイミングで表示される画面に表示されるようにしてもよい。
(編集画面)
図23は、編集処理のステップS34において表示される編集画面の例を示す図である。
編集画面には、主な構成が、一部を除き左右に2つずつ設けられるが、図23に示される編集画面は、タブレット内蔵モニタ131に表示される編集画面の左半分のみを示している。
編集領域511は、その上側に示される5枚の撮影画像に対応する5枚のサムネイル画像の中から利用者が選択したサムネイル画像に対応する撮影画像が、編集対象として表示される領域である。
編集領域511の下側には、編集対象となる撮影画像に対して編集を施すための編集機能を提供する編集ツール(合成用画像)を利用者に選択させるための編集パレット512が表示されている。
編集パレット512には、編集ツールが、「ペン」、「オススメ」、「スタンプ」、「MOJI」、「変身」といったカテゴリ毎のタブで分類されて表示される。図23の例では、「ペン」タブが選択されている。
編集領域511の左側には、編集領域511に表示されている撮影画像をそれぞれの色に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが1つの軸に割り当てられて構成されるスライダー513が設けられている。スライダー513は、図14のフィルタ選択画面におけるスライダー412と同様の機能を有する。
このように、編集画面にスライダー513を設けることで、利用者は、編集作業を行い、その編集内容を確認しながら、撮影画像全体に色付けされる色を選択することができるので、より一層、所望の仕上がりの画像を得ることが可能となる。
なお、図23の例において、設定されたパラメータの値に対応する色に色付けする処理は、編集領域511に表示されている撮影画像に限らず、その撮影画像に合成されている合成用画像(スタンプ画像)にも施されるようにしてもよい。これにより、撮影画像と合成用画像とで違和感のない編集画像を提供することができる。
(分割数選択画面)
図24は、編集処理のステップS36において表示される分割数選択画面の例を示す図である。
分割数選択画面は、シール紙に印刷されて出力されるレイアウト画像のシールレイアウトを選択するためのレイアウト選択画面として構成される。分割数選択画面においては、シールレイアウト(レイアウト画像)をその種類毎に分類するためのタブ表示が行われる。シールレイアウトの種類は、分割数によって決まる。すなわち、分割数選択画面においては、レイアウト画像が、分割数毎のタブにより表示される。
図24の分割数選択画面においては、4つのタブのうちの「切れてる分割」タブが選択され、対応するレイアウト画像が表示されている。図24の分割数選択画面においては、主な構成が左右対称に設けられている。このような画面構成により、2人の利用者が同時にレイアウト画像を選択することができる。
図24の分割数選択画面において、左半分の領域の下側には、シールレイアウト選択領域521Lが設けられる。シールレイアウト選択領域521Lは、選択肢としての複数のレイアウト画像が表示される領域である。図24の例では、6枚のレイアウト画像が表示されている。
シールレイアウト選択領域521Lの上方には、印刷イメージとしての選択レイアウト画像522Lが表示される。選択レイアウト画像522Lは、シールレイアウト選択領域521Lにおいて選択されたレイアウト画像である。図24の例では、選択レイアウト画像522Lは、シールレイアウト選択領域521Lにおいて、太枠で囲われている左上のレイアウト画像とされる。
シールレイアウト選択領域521Lの下方には、OKボタン523Lが設けられる。
OKボタン523Lが選択されると、印刷イメージとして表示されている選択レイアウト画像522Lが、シール紙に印刷されて出力されるレイアウト画像に確定される。
また、シールレイアウト選択領域521Lの左方には、選択レイアウト画像522Lに配置される編集済みの撮影画像をそれぞれの色に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが1つの軸に割り当てられて構成されるスライダー524Lが設けられている。スライダー524Lは、図14のフィルタ選択画面におけるスライダー412と同様の機能を有する。
なお、図24の分割数選択画面において、右半分の領域には、左半分の領域における各構成と対称となる位置に、シールレイアウト選択領域521R、選択レイアウト画像522R、OKボタン523R、およびスライダー524Rが設けられている。
このように、分割数選択画面にスライダー524L(524R)を設けることで、利用者は、シールレイアウトを選択しながら、編集済みの撮影画像全体に色付けされる色を選択することができるので、より一層、所望の仕上がりのシール紙を得ることが可能となる。
なお、設定されたパラメータの値に対応する処理は、選択レイアウト画像522L(522R)に配置される撮影画像に加えて、選択レイアウト画像522L(522R)の余白(ふち)部分にも施されるようにしてもよい。
(携帯送信用画像選択画面)
さらに、図示はしないが、編集処理のステップS36において表示される携帯送信用画像選択画面において、携帯送信用画像として選択された画像をそれぞれの色に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが1つの軸に割り当てられて構成されるスライダーが設けられるようにしてもよい。このスライダーもまた、図14のフィルタ選択画面におけるスライダー412と同様の機能を有するものとする。
(撮影処理において表示される画面)
画像処理のパラメータを設定するための設定部は、編集処理において表示される画面に限らず、撮影処理において表示される画面に表示されるようにしてもよい。
図25は、撮影処理において表示されるライブビュー表示画面の例を示す図である。
ライブビュー表示画面の略中央には、画像表示領域611が設けられる。画像表示領域611には、2人の利用者が映るライブビュー画像がリアルタイムで表示されている。
画像表示領域611の下方には、画像表示領域611に表示されているライブビュー画像をそれぞれの色に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが1つの軸に割り当てられて構成されるスライダー612が設けられている。スライダー612は、図14のフィルタ選択画面におけるスライダー412と同様の機能を有する。
このように、ライブビュー表示画面にスライダー612を設けることで、利用者は、ライブビュー画像を確認しながら、ライブビュー画像全体に色付けされる色を選択することができるので、結果として、所望の仕上がりの撮影画像を得ることが可能となる。
図26は、撮影処理において表示される撮影結果確認画面の例を示す図である。
撮影結果確認画面の略中央には、画像表示領域621が設けられる。画像表示領域621には、撮影によって得られた撮影画像が表示される
画像表示領域621の下方には、画像表示領域621に表示されているライブビュー画像をそれぞれの色に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが1つの軸に割り当てられて構成されるスライダー622が設けられている。スライダー622は、図14のフィルタ選択画面におけるスライダー412と同様の機能を有する。
このように、撮影結果確認画面にスライダー622を設けることで、利用者は、撮影結果としての撮影画像を確認しながら、撮影画像全体に色付けされる色を選択することができるので、より確実に、所望の仕上がりの撮影画像を得ることが可能となる。
なお、図25のライブビュー表示画面における画像表示領域611と、図26の撮影結果確認画面における画像表示領域621とを、同一の配置およびサイズとすることで、利用者に違和感なく、ライブビュー画像と撮影結果としての撮影画像とを確認させることができる。
また、例えば5回の撮影のうちの1回目の撮影の撮影結果確認画面にのみ、スライダー622が表示されるようにしてもよい。この場合、各回の撮影におけるライブビュー表示画面にはスライダー612を表示させないようにすることで、ライブビュー表示画面における画像表示領域611のサイズを大きくすることができ、ライブビュー画像の視認性を向上させることができる。また、撮影画像全体に色付けされる色を選択する回数が1回のみとなるので、撮影の度にポーズをとったり、立ち位置を移動するなど、意識することの多い撮影作業に利用者を集中させることができる。
なお、上述した各画面において、画像を色に色付けする処理における色の濃淡を調整するためのパラメータが割り当てられる構成としてスライダーが設けられるものとしたが、図19の設定部451のような、複数のボタンが一直線上に配置される構成が設けられるようにしてもよい。また、上述した各画面において、パラメータが、一直線上ではなく、任意の曲線上や円周上に割り当てられる構成が設けられるようにしてもよい。さらに、上述した各画面において、画像を色に色付けする処理ではなく、図20乃至図22を参照して説明したような、各種の画像処理の強度を調整するためのパラメータが割り当てられた構成が設けられるようにしてもよい。
<携帯端末における処理>
以上においては、画像処理のパラメータを設定する処理は、写真シール作成装置1において実行されるものとしたが、利用者の携帯端末において実行されるようにしてもよい。
この場合、処理の対象となる画像は、写真シール作成装置1からその携帯端末に送信された画像であってもよいし、携帯端末に内蔵されているカメラにより撮影された画像であってもよい。
図27は、携帯端末におけるフィルタ選択画面の例を示す図である。
図27の携帯端末651には、フィルタ選択画面が表示されている。
図27のフィルタ選択画面の略中央には、画像表示部661が設けられる。画像表示部661には、写真シール作成装置1から携帯端末651に送信された画像や、携帯端末651に内蔵されているカメラにより撮影された画像が表示される
画像表示部661の下方には、画像表示部661に表示されている画像をそれぞれの色に色付けする処理の強度を調整するためのパラメータが1つの軸に割り当てられて構成されるスライダー662が設けられている。スライダー662は、図14のフィルタ選択画面におけるスライダー412と同様の機能を有する。
このように、利用者は、携帯端末においても、画像全体に色付けされる色を選択することができるので、より確実に、所望の仕上がりの画像を得ることが可能となる。
<変形例>
以下においては、上述した実施の形態の変形例について説明する。
(変形例1)
例えば、図14のフィルタ選択画面においては、利用者がスライダー412の軸上の所定の位置を、タッチペン132Aまたは132Bによりタッチしたり、ドラッグ操作によりアイコン412sをスライダー412の軸上で移動させることで、撮影画像表示部411に表示されている撮影画像を色付けする処理が施されるものとした。
このとき、撮影画像表示部411には、タッチペン132Aまたは132Bがスライダー412の軸上にタッチしている間のみ、その位置に対応する色で色付けする処理が施された撮影画像が表示されるようにしてもよい。また、タッチペン132Aまたは132Bがスライダー412の軸上から離されたときには、撮影画像表示部411には、いずれの処理も施されていない状態の撮影画像が表示されるようにする。
このように、タッチペン132Aまたは132Bがスライダー412の軸上にタッチしているか否かによって、撮影画像表示部411に表示される撮影画像に対する色付けする処理の有無が切り替わる。これにより、利用者は、別途設けられたボタンなどを操作することなく、色付けする処理による撮影画像の変化を容易に把握することができる。
(変形例2)
以上においては、画像処理のパラメータを設定する設定部は、例えば、図28Aのスライダー671のように、基準となる基準位置である軸の中央P0から左端P1に向かって左方向に値をとる第1の属性のパラメータと、軸の中央P0から右端P2に向かって右方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、1つの軸に割り当てられて構成されるものとした。
しかしながら、基準位置は、軸の中央に限らず、左端P1と右端P2との間の位置にあればよい。
さらに、基準位置を軸の両端の一方の位置におき、その基準位置から両端の他方に向かって値をとる第1の属性のパラメータと、第1の属性のパラメータと同じ方向に向かって値をとる第2の属性のパラメータとが、1つの軸に割り当てられるようにしてもよい。
例えば、図28Bのスライダー672のように、基準位置を、例えば軸の左端Q0とし、軸の左端Q0から中央Q1に向かって右方向に値をとる第1の属性のパラメータと、軸の左端Q0から右端Q2に向かって右方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、1つの軸に割り当てられるようにする。
この場合、軸の左端Q0から中央Q1までの間は、第2の属性のパラメータは値をとらないようにしてもよいし、所定の切替ボタンなどにより、第1の属性のパラメータの値をとるか、第2の属性のパラメータの値をとるかを切り替えられるようにしてもよい。
(変形例3)
以上においては、画像処理のパラメータを設定する設定部は、2つのパラメータが1つの軸に割り当てられて構成されるものとしたが、そのような軸が2本設けられて構成されるようにしてもよい。
例えば、図29に示される設定部681は、第1の属性のパラメータA1と第2の属性のパラメータA2とが割り当てられる軸681A、および、第3の属性のパラメータB1と第4の属性のパラメータB2とが割り当てられる軸681Bから構成される。
軸681Aにおいては、その中心を基準位置として、軸の中央から左端に向かって左方向に値をとるパラメータA1と、軸の中央から右端に向かって右方向に値をとるパラメータA2とが割り当てられている。
軸681Bにおいては、その中心を基準位置として、軸の中央から上端に向かって上方向に値をとるパラメータB1と、軸の中央から下端に向かって下方向に値をとるパラメータB2とが割り当てられている。
このような設定部681においては、図29に示されるように、軸681Aと軸681Bとからなる座標平面上の1点にアイコン681sを移動させることで、2つのパラメータが同時に設定されるようにしてもよい。
また、図30に示されるように、軸681A上の任意の位置にアイコン681aを移動させるとともに、軸681B上の任意の位置にアイコン681bを移動させることで、2つのパラメータが設定されるようにすることもできる。
なお、上述のようにして設定されたパラメータによる画像処理は、撮影画像や編集画像の他、複数の撮影画像やデザイン性の高い画像が配置されて動画像のように表示される画像に施されるようにしてもよい。
上述した実施の形態では、写真シール作成装置1は、得られた撮影画像や編集画像をシール紙に印刷するとともに、サーバに送信することで利用者の携帯端末に提供する構成を採るものとした。これに限らず、撮影画像や編集画像をシール紙に印刷せずに、サーバに送信することで利用者の携帯端末に提供するのみの構成を採ることも可能である。また逆に、撮影画像や編集画像をサーバに送信せずに、シール紙に印刷するのみの構成を採ることも可能である。
すなわち、本技術は、撮影画像や編集画像がシール紙に印刷された写真シールを作成する写真シール作成装置に限らず、単に、撮影画像や編集画像を作成するゲームを提供する写真作成ゲーム機に適用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、例えば、図9に示されるように、装置本体とは別に、写真シール作成装置1の管理者にプログラムを配信するために配布される、そのプログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROMおよびDVDを含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア205により構成される。また、これらだけでなく、記録媒体は、装置本体にあらかじめ組み込まれた状態で管理者に配信されるプログラムが記録されているROM206や、記憶部202に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上において、印刷媒体は、シール紙や写真紙に限られるものではない。例えば、所定のサイズの紙やフィルム、プリペイドカードやIC(Integrated Circuit)カードなどのカード、あるいは、Tシャツなどの布地などに、画像を印刷するようにしてもよい。この場合、1または複数の撮影画像が配置されたシールレイアウト画像が、これらの印刷媒体に印刷されるようにしてもよい。
また、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 写真シール作成装置
201 制御部
301 事前選択処理部
302 撮影処理部
303 編集処理部
304 印刷処理部
331 表示制御部
332 画像処理部
333 編集制御部
334 通信制御部

Claims (16)

  1. 利用者を撮影することで撮影画像を取得する撮影処理部と、
    前記撮影画像に施される画像処理のパラメータを設定するための設定部を有する設定画面を表示する表示制御部と、
    前記設定部において設定された前記パラメータによる前記画像処理を、前記撮影画像に施す画像処理部と
    を備え、
    前記設定部は、基準となる基準位置から第1の方向に値をとる第1の属性のパラメータと、前記基準位置から第2の方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、一次元図形上に割り当てられて構成される
    写真作成ゲーム機。
  2. 前記設定部は、スライダーである
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  3. 前記第1の属性のパラメータは、前記撮影画像を第1の色に色付けする処理における色の濃淡を段階的に調整するためのパラメータであり、
    前記第2の属性のパラメータは、前記撮影画像を前記第1の色とは異なる第2の色に色付けする処理における色の濃淡を段階的に調整するためのパラメータであり、
    前記画像処理部は、前記設定部において設定された前記第1または第2の属性のパラメータの値に対応する色で、前記撮影画像を色付けする処理を施す
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  4. 前記表示制御部は、前記設定部における前記第1および第2の属性のパラメータの最大値それぞれに対応する位置に、第1および第2のボタンを表示し、
    前記画像処理部は、前記第1または第2のボタンが選択された場合、前記第1または第2の属性のパラメータの最大値に対応する色で、前記撮影画像を色付けする処理を施す
    請求項3に記載の写真作成ゲーム機。
  5. 前記設定部における前記基準位置には、1値のみをとる第3の属性のパラメータが割り当てられており、
    前記画像処理部は、前記設定部において前記第3の属性のパラメータが設定された場合、前記撮影画像を第3の色に色付けする処理を施す
    請求項4に記載の写真作成ゲーム機。
  6. 前記表示制御部は、前記設定部における前記基準位置に対応する位置に、第3のボタンを表示し、
    前記画像処理部は、前記第3のボタンが選択された場合、前記撮影画像を前記第3の色に色付けする処理を施す
    請求項5に記載の写真作成ゲーム機。
  7. 前記第1の属性のパラメータは、前記第1の画像処理の強度を段階的に調整するためのパラメータであり、
    前記第2の属性のパラメータは、前記第1の画像処理とは異なる第2の画像処理の強度を段階的に調整するためのパラメータであり、
    前記画像処理部は、前記設定部において選択された前記第1または第2の属性のパラメータの値に対応する強度の前記第1または第2の画像処理を、前記撮影画像に施す
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  8. 前記基準位置は、前記設定部における軸の両端同士の間の位置にあり、
    前記第1の方向と前記第2の方向とは、互いに異なる方向となる
    請求項1乃至7のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。
  9. 前記基準位置は、前記設定部における軸の中心にある
    請求項8に記載の写真作成ゲーム機。
  10. 前記基準位置は、前記設定部における軸の両端いずれかの位置にあり、
    前記第1の方向と前記第2の方向とは、同じ方向である
    請求項1乃至7のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。
  11. 前記表示制御部は、前記設定画面に、複数枚のうちの1枚の前記撮影画像を表示し、
    前記画像処理部は、前記設定部において設定された前記パラメータによる前記画像処理を、前記設定画面に表示された1枚の前記撮影画像とともに、前記設定画面に表示されていない他の前記撮影画像にも施す
    請求項1乃至10のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。
  12. 前記一次元図形は、直線である
    請求項1乃至11のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。
  13. 前記一次元図形は、任意の曲線である
    請求項1乃至11のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。
  14. 前記一次元図形は、円周である
    請求項1乃至11のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。
  15. 利用者を撮影することで撮影画像を取得し、
    前記撮影画像に施される画像処理のパラメータを設定するための設定部を有する設定画面を表示し、
    前記設定部において設定された前記パラメータによる前記画像処理を、前記撮影画像に施す
    ステップを含み、
    前記設定部は、基準となる基準位置から第1の方向に値をとる第1の属性のパラメータと、前記基準位置から第2の方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、一次元図形上に割り当てられて構成される
    画像処理方法。
  16. コンピュータを、
    利用者を撮影することで撮影画像を取得する撮影処理部と、
    前記撮影画像に施される画像処理のパラメータを設定するための設定部を有する設定画面を表示する表示制御部と、
    前記設定部において設定された前記パラメータによる前記画像処理を、前記撮影画像に施す画像処理部と
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記設定部は、基準となる基準位置から第1の方向に値をとる第1の属性のパラメータと、前記基準位置から第2の方向に値をとる第2の属性のパラメータとが、一次元図形上に割り当てられて構成される
    プログラム。
JP2017148362A 2017-07-31 2017-07-31 写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラム Pending JP2019028302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017148362A JP2019028302A (ja) 2017-07-31 2017-07-31 写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017148362A JP2019028302A (ja) 2017-07-31 2017-07-31 写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019028302A true JP2019028302A (ja) 2019-02-21

Family

ID=65478369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017148362A Pending JP2019028302A (ja) 2017-07-31 2017-07-31 写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019028302A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003298984A (ja) * 2001-04-02 2003-10-17 Omron Corp 画像印刷装置および方法、印刷媒体ユニット、並びにプログラム
JP2004080549A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Make Softwear:Kk 画像表示方法、画像表示装置、画像印刷装置、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2005277891A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Omron Entertainment Kk 写真シール販売機および写真シール作成方法、並びにプログラム
JP2016046623A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 株式会社メイクソフトウェア 写真撮影遊戯装置、写真シール作成装置、写真撮影遊戯装置の制御方法、及び写真撮影遊戯装置の制御プログラム
JP2016114793A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 フリュー株式会社 撮影装置および画像処理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003298984A (ja) * 2001-04-02 2003-10-17 Omron Corp 画像印刷装置および方法、印刷媒体ユニット、並びにプログラム
JP2004080549A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Make Softwear:Kk 画像表示方法、画像表示装置、画像印刷装置、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2005277891A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Omron Entertainment Kk 写真シール販売機および写真シール作成方法、並びにプログラム
JP2016046623A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 株式会社メイクソフトウェア 写真撮影遊戯装置、写真シール作成装置、写真撮影遊戯装置の制御方法、及び写真撮影遊戯装置の制御プログラム
JP2016114793A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 フリュー株式会社 撮影装置および画像処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5007774B1 (ja) 写真シール機、写真シール機の処理方法、および、そのプログラム
JP7248920B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム
JP6765054B2 (ja) 写真作成ゲーム機および表示方法
JP2013098622A (ja) 写真シール作成装置、写真シール作成方法、およびプログラム
JP6792154B2 (ja) 写真作成ゲーム機および画像処理方法
JP6477780B2 (ja) 写真シール作成装置、写真シール作成方法及び写真シール作成処理プログラム
JP7152687B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、プログラム
JP2016177015A (ja) 写真シール作成装置および画像処理方法
JP6521136B1 (ja) 写真作成ゲーム機、制御方法、およびプログラム
JP7074994B2 (ja) 写真作成ゲーム機および画像処理方法
JP7140962B2 (ja) 画像処理装置、制御方法、およびプログラム
JP5505751B2 (ja) 画像編集装置および方法、並びにプログラム
JP2019028302A (ja) 写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラム
JP7121256B2 (ja) 写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラム
JP6376421B1 (ja) 写真作成ゲーム機、表示方法、およびプログラム
JP7280474B2 (ja) 写真作成ゲーム機、制御方法、およびプログラム
JP6982230B2 (ja) 写真作成ゲーム機および画像処理方法
JP2019203996A (ja) 写真作成ゲーム機、表示制御方法、およびプログラム
JP7319535B2 (ja) 写真作成ゲーム機、制御方法、およびプログラム
JP6867587B2 (ja) 写真作成ゲーム機、情報処理方法、およびプログラム
JP2018101106A (ja) 写真作成ゲーム機および撮影方法
JP6842038B2 (ja) 写真作成ゲーム機および画像処理方法
JP2017194596A (ja) 写真シール作成装置および印刷方法
JP2020053831A (ja) 写真作成ゲーム機、画像処理方法、およびプログラム
JP2024064430A (ja) 写真作成ゲーム機、画像加工方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211102