JP2019027042A - 複層窓 - Google Patents

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文彦 千葉
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慶朗 堀
輝樹 児島
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輝樹 児島
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Yasushi Sugano
康史 菅野
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Abstract

【課題】ガラスパネルの室内面に当接するシール部の火災時における発火を抑制することができ且つシール部を室外側から目隠しすることができる複層窓を提供すること。【解決手段】複層窓1は、第一ガラスパネル4と、第二ガラスパネル5と、これらの周縁部を受ける枠体2とを備える。第一ガラスパネル4の室外面および枠体2間にはガスケット31が設けられている。第二ガラスパネル5の室内面および枠体2間にはバックアップ材32およびシール材33が設けられている。第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5間には、バックアップ材32およびシール材33の内側シール部を室外側から覆った遮蔽ヒレ16を有したスペーサ部材10が配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、少なくとも二枚のガラスパネルを備えた複層窓に関する。
従来、上枠、下枠および左右の縦枠によって形成される枠内に複層のガラス(ガラスパネル)が固定されてなる窓部(複層窓)を備えたカーテンウォールが知られている(特許文献1参照)。上枠、下枠および左右の縦枠は、枠本体と枠本体に係合した押縁とによってそれぞれ構成されており、各押縁およびガラスパネルの室外面間にガスケットが設けられており、各枠本体およびガラスパネルの室内面間にバックアップ材およびシール材が設けられてシール部を構成している。
特開2005−16089号公報
ところで、特許文献1に記載のカーテンウォールでは、枠本体およびガラスパネルの室内面間に設けられたシール部が押縁およびガラスパネルの室外面間に設けられたガスケットよりも枠の見付け方向内側に突出している。枠の見付け方向内側に突出した部分は室外側のガスケットや押縁に覆われていないので、室外火災による輻射熱を前記ガスケットや押縁に遮られることなく室内側のシール部が受けて発火するおそれがある。また、外観意匠を構成する部品ではない室内側のシール部は、前記ガスケットや押縁に覆われていないと室外側から目立ってしまうおそれがあり、意匠上望ましくない。
なお、前述した問題点は、前述した複層窓を備えるカーテンウォールに限られず、二枚以上のガラスパネルを備えた各種の複層窓においても同様である。
本発明の目的は、ガラスパネルの室内面に当接するシール部の火災時における発火を抑制することができ且つシール部を室外側から目隠しすることができる複層窓を提供することにある。
本発明の複層窓は、第一ガラスパネルと、前記第一ガラスパネルよりも室内側に位置した第二ガラスパネルと、前記第一ガラスパネルおよび前記第二ガラスパネルの周縁部を受けるフレームとを備えた複層窓であって、前記第一ガラスパネルの室外面および前記フレーム間には第一シール部が設けられており、前記第二ガラスパネルの室内面および前記フレーム間には第二シール部が設けられており、前記第二シール部には、前記フレームによって形成された開口において前記フレームのうち前記第一ガラスパネルよりも室外側に位置する部分および前記第一シール部よりも開口内側に位置した内側シール部があり、前記第一ガラスパネルおよび前記第二ガラスパネル間には、前記内側シール部を室外側から覆った遮蔽ヒレを有したスペーサ部材が配置されていることを特徴とする。
本発明の複層窓によれば、室外側からの火炎による輻射熱は遮蔽ヒレによって遮られて、第二シール部が当該輻射熱を受けにくい構成にできる。このため、火災時における第二シール部の昇温や発火を抑制することができる。
また、第二シール部が遮蔽ヒレによって室外側から覆われるので、第二シール部を室外側から目隠しすることができる。
本発明の複層窓では、前記スペーサ部材には、前記遮蔽ヒレが一体成形されていることが好ましい。
このような構成によれば、スペーサ部材を第一ガラスパネルおよび第二ガラスパネル間に配置するだけで、遮蔽ヒレを第一ガラスパネルおよび第二ガラスパネル間の中間層に配置することができる。
本発明の複層窓では、前記スペーサ部材には、前記遮蔽ヒレが着脱可能に装着されていることが好ましい。
このような構成によれば、遮蔽ヒレが必要な箇所には当該遮蔽ヒレの装着状態でスペーサ部材を配置すればよく、また、もともと第二シール部が室外側から輻射熱を受けにくい位置にあって遮蔽ヒレが不要な場合には、遮蔽ヒレを外してスペーサ部材を配置することで開口寸法を大きくとることができる。
本発明の複層窓では、前記遮蔽ヒレは、前記複層窓の見込み方向において前記第一ガラスパネルおよび前記第二ガラスパネル間の中央位置よりも前記第二ガラスパネル側に配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、遮蔽ヒレが前記中央位置よりも第一ガラスパネル側にある場合と比べて、遮蔽ヒレを長く形成しなくても室外側からの輻射熱を広範囲に遮ることができる。
本発明の複層窓では、前記遮蔽ヒレは、前記第二ガラスパネルとの間に隙間を隔てて配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、遮蔽ヒレおよび第二ガラスパネル間に隙間を形成することで、輻射熱を受けた遮蔽ヒレから第二ガラスパネルを経て第二シール部まで熱伝導するおそれがなく、遮蔽ヒレが樹脂製のほか金属製である場合にも前記熱伝導による第二シール部の昇温を抑制することができる。
本発明の複層窓では、前記遮蔽ヒレのうち前記開口内側にあるヒレ縁部は、前記第二シール部の内側シール部よりも前記開口内側に位置していることが好ましい。
このような構成によれば、第二シール部の内側シール部全体を遮蔽ヒレによって室外側から目隠しすることができる。また、前記フレームに対する第二ガラスパネルの施工誤差等があっても、ヒレ縁部が内側シール部よりも開口内側にある分、前記施工誤差等を吸収でき、内側シール部全体を覆うことができる。
本発明の複層窓では、前記遮蔽ヒレは、前記第二ガラスパネルの面内方向に沿ったヒレ本体部と、前記ヒレ本体部に対して前記開口内側にあるヒレ縁部とを有しており、前記ヒレ縁部は、前記ヒレ本体部に対して室内側に折曲されていることが好ましい。
このような構成によれば、ヒレ縁部が室内側に折曲されているので、ヒレ縁部が第二ガラスパネルの面内方向に沿っている場合と比べて、第二シール部への輻射熱を遮る範囲を維持しつつ室外側から遮蔽ヒレが見える領域を狭めることができ、遮蔽ヒレを目立たなくすることができる。
本発明によれば、ガラスパネルの室内面に当接するシール部の火災時における発火を抑制することができ且つシール部を室外側から目隠しすることができる複層窓を提供することができる。
本発明の実施形態に係る複層窓を示す正面図。 前記実施形態に係る複層窓を示す縦断面図。 前記実施形態に係る複層窓の要部を拡大して示す縦断面図。 本発明の変形例に係る複層窓の要部を拡大して示す縦断面図。
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3において、本実施形態に係る建具である複層窓1は、枠体2(フレーム)と、枠体2内に配置された第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5とを備えている。
枠体2は、アルミ押出形材によって形成された上枠21、下枠22および左右の縦枠23を枠組みして構成されている。第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5は、上枠21、下枠22および左右の縦枠23によって形成された開口6に配置された複層ガラスパネル3を構成している。第一ガラスパネル4は室外側に配置され、第二ガラスパネル5は室内側に配置され、これらの周縁部間にスペーサ部材10が配置されている。
図においてX,Y,Z軸方向は互いに直交する方向であり、X軸方向は左右の縦枠23の見付け方向に沿っており、Y軸方向は上枠21および下枠22の見付け方向に沿っており、Z軸方向は複層窓1の見込み方向に沿っている。
上枠21は、断面矩形状の枠本体部25と、枠本体部25から室外側に延出した見込み片部26と、見込み片部26の室外端部から開口6の内側に向かってY軸方向に延出した室外対向片部27とを有している。枠本体部25は、第二ガラスパネル5の室内面に対向する室内対向片部28を有している。
室外対向片部27は、第一ガラスパネル4の室外面に対向しており、その延出端部には、ガスケット31(第一シール部)が装着されている。ガスケット31は第一ガラスパネル4の室外面に当接しており、室外対向片部27および第一ガラスパネル4間を塞いでいる。
室内対向片部28は、室外対向片部27のY軸方向における寸法よりも長い寸法とされており、室外対向片部27よりも開口6の内側に向かってY軸方向に延出した部分を有している。室内対向片部28の前記部分と第二ガラスパネル5との間にはバックアップ材32およびシール材33(第二シール部)が設けられており、これらによって室内対向片部28および第二ガラスパネル5間が塞がれている。
本実施形態では、バックアップ材32およびシール材33の全体がY軸方向においてガスケット31よりも開口6の内側(ガスケット31よりも下側)に位置しているので、これらバックアップ材32およびシール材33の全体が、室外対向片部27およびガスケット31よりも開口6の内側に位置した内側シール部を構成している。
下枠22は、上枠21と概略同様に構成されて上下逆向きに配置されているので、図に同符号を適宜付して詳細な説明を省略する。なお、第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5は、下枠22の見込み片部26に載置されたセッティングブロック7上に設置されている。
左右の縦枠23は、詳細な構成は図示しないが上枠21や下枠22と概略同様に構成されて左右両側に縦向きに配置されている。ただし、縦枠23における室外対向片部27および室内対向片部28の見付け位置が同じ位置とされ、室内側のバックアップ材32およびシール材33が室外側のガスケット31によって室外側から隠れる位置にある場合には、スペーサ部材10の後述する遮蔽ヒレ16が切除されていてもよく、また、そもそも遮蔽ヒレを有していないスペーサ部材を用いてもよい。
スペーサ部材10は、第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5の上縁部、下縁部および左右の縦縁部間にそれぞれ配置されている。
スペーサ部材10は、第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5の上縁部に沿って延びたスペーサ本体部11と、スペーサ本体部11のZ軸方向における両縁からY軸方向において開口6の内側に向かって延出したパネル当接部12,13と、パネル当接部12,13よりもスペーサ部材10のZ軸方向における中央側の位置においてスペーサ本体部11からY軸方向において開口6の外側に向かって延出したシール材受け部14,15と、スペーサ本体部11からY軸方向において開口6の内側に向かって延出した遮蔽ヒレ16とを有している。
パネル当接部12は第一ガラスパネル4の室内面に当接しており、パネル当接部13は第二ガラスパネル5の室外面に当接している。シール材受け部14は、第一ガラスパネル4の室内面に沿って設けられたシール材34を当該第一ガラスパネル4との間で受けており、シール材受け部15は、第二ガラスパネル5の室外面に沿って設けられたシール材34を当該第二ガラスパネル5との間で受けている。
遮蔽ヒレ16は、第二ガラスパネル5の面内方向に沿ったヒレ本体部17と、ヒレ本体部17に対して開口6の内側にあるヒレ縁部18とを有しており、ヒレ本体部17はパネル当接部12,13間においてスペーサ本体部11に一体成形されている。遮蔽ヒレ16は、Z軸方向において第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5間の中央位置よりも第二ガラスパネル5側であって当該第二ガラスパネル5との間に隙間Cを隔てて配置されている。
遮蔽ヒレ16のY軸方向における寸法Lは、本実施形態では、ヒレ縁部18がバックアップ材32およびシール材33よりも開口6の内側に若干延出して位置する寸法とされているが、Y軸方向においてシール材33の内側端部と同じ位置となる寸法とされていてもよい。このように寸法設定された遮蔽ヒレ16は、室外側のガスケット31よりも開口6の内側の位置でY軸方向における範囲Rをもつバックアップ材32およびシール材33の全体を室外側から覆っている。
第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5の下縁部間に配置されたスペーサ部材10は、上縁部間に配置されたスペーサ部材10と同様に構成されて上下逆向きに配置されているので、図に同符号を適宜付して詳細な説明を省略する。なお、左右の縦縁部間に配置されるスペーサ部材10については前述した通りである。
[本実施形態の効果]
(1)前記実施形態では、バックアップ材32およびシール材33の全体が、枠体2のうち第一ガラスパネル4よりも室外側に位置する部分およびガスケット31よりも開口6の内側に位置した内側シール部とされており、第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5間には、前記内側シール部を室外側から覆った遮蔽ヒレ16を有したスペーサ部材10が配置されていることを特徴とする。
上記構成を有するため、室外側からの火炎による輻射熱は遮蔽ヒレ16によって遮られて、バックアップ材32およびシール材33が当該輻射熱を受けにくい構成にでき、バックアップ材32およびシール材33の昇温や発火を抑制することができる。
また、バックアップ材32およびシール材33が遮蔽ヒレ16によって室外側から覆われるので、バックアップ材32およびシール材33を室外側から目隠しすることができる。
さらに、本実施形態では、以下の各効果を発揮できる。
(2)遮蔽ヒレ16が一体成形されたスペーサ部材10を第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5間に配置するだけで、遮蔽ヒレ16を第一ガラスパネル4および第二ガラスパネル5間の中間層に配置することができる。
(3)遮蔽ヒレ16は、Z軸方向において第一ガラスパネル4よりも第二ガラスパネル側にあるので、遮蔽ヒレが第二ガラスパネル5よりも第一ガラスパネル4側にある場合と比べて、遮蔽ヒレ16をY軸方向に長く形成しなくても室外側からの輻射熱を広範囲に遮ることができる。
(4)遮蔽ヒレ16および第二ガラスパネル5間に隙間Cを形成することで、輻射熱を受けた遮蔽ヒレ16から第二ガラスパネル5を経てバックアップ材32およびシール材33まで熱伝導するおそれがなく、遮蔽ヒレ16が樹脂製のほか金属製である場合にも前記熱伝導によるバックアップ材32およびシール材33の昇温を抑制することができる。
(5)ヒレ縁部18がシール材33よりも開口6内側に位置しているので、バックアップ材32およびシール材33の全体を遮蔽ヒレ16によって室外側から目隠しすることができる。また、枠体2に対する第二ガラスパネル5の施工誤差等があっても、ヒレ縁部18がバックアップ材32およびシール材33よりも開口6内側に位置している分、前記施工誤差等を吸収でき、バックアップ材32およびシール材33の全体を室外側から覆うことができる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、遮蔽ヒレ16は、第一ガラスパネル4よりも第二ガラスパネル5側に近い位置にあるが、例えば図4(A)に示すように第二ガラスパネル5よりも第一ガラスパネル4側に近い位置にあってもよい。
前記実施形態では、ヒレ縁部18はヒレ本体部17からY軸方向に沿って真直ぐに延びているが、例えば図4(B)に示すように、ヒレ縁部18がヒレ本体部17に対して室内側に折曲されていてもよい。図4(B)ではヒレ縁部18はヒレ本体部17から室内側に向かって斜め下に折曲されている。このように構成されている場合には、ヒレ縁部18がY軸方向に沿って真直ぐに延びている場合と比べて、バックアップ材32およびシール材33への輻射熱を遮る範囲を維持しつつ室外側から遮蔽ヒレ16が見える領域を狭めることができ、遮蔽ヒレ16を目立たなくすることができる。
前記実施形態では、遮蔽ヒレ16が一体成形されたスペーサ部材10を説明したが、これに限らず、例えば遮蔽ヒレ16がスペーサ本体部11に着脱可能にビス等によって装着されていてもよい。このように構成されている場合には、遮蔽ヒレ16が必要な箇所には当該遮蔽ヒレ16の装着状態でスペーサ部材10を配置すればよく、また、もともとバックアップ材32およびシール材33が室外側から輻射熱を受けにくい位置にあって遮蔽ヒレ16が不要な場合には、遮蔽ヒレ16を外してスペーサ部材10を配置することで枠体2内の開口寸法を大きくとることができる。
前記実施形態では、遮蔽ヒレ16と第二ガラスパネル5間に隙間Cが形成されているが、例えば遮蔽ヒレ16が熱伝導性の低い材料によって形成される場合には、隙間Cを形成せずに第二ガラスパネル5に当接させてもよい。
前記実施形態では、ガスケット31によって第一シール部が構成されているが、バックアップ材およびシール材によって構成されていてもよい、また、バックアップ材32およびシール材33によって第二シール部が構成されているが、ガスケットによって構成されていてもよい。
前記実施形態の複層窓1は、各種の窓、戸・ドア等の窓部、ユニット式やノックダウン式のカーテンウォールの窓部を構成するものとして用いられる。
1…複層窓、10…スペーサ部材、16…遮蔽ヒレ、17…ヒレ本体部、18…ヒレ縁部、2…枠体、31…ガスケット、32…バックアップ材、33,34…シール材、4…第一ガラスパネル、5…第二ガラスパネル、6…開口、C…隙間。

Claims (7)

  1. 第一ガラスパネルと、前記第一ガラスパネルよりも室内側に位置した第二ガラスパネルと、前記第一ガラスパネルおよび前記第二ガラスパネルの周縁部を受けるフレームとを備えた複層窓であって、
    前記第一ガラスパネルの室外面および前記フレーム間には第一シール部が設けられており、
    前記第二ガラスパネルの室内面および前記フレーム間には第二シール部が設けられており、
    前記第二シール部には、前記フレームによって形成された開口において前記フレームのうち前記第一ガラスパネルよりも室外側に位置する部分および前記第一シール部よりも開口内側に位置した内側シール部があり、
    前記第一ガラスパネルおよび前記第二ガラスパネル間には、前記内側シール部を室外側から覆った遮蔽ヒレを有したスペーサ部材が配置されている
    ことを特徴とする複層窓。
  2. 請求項1に記載の複層窓において、
    前記スペーサ部材には、前記遮蔽ヒレが一体成形されている
    ことを特徴とする複層窓。
  3. 請求項1に記載の複層窓において、
    前記スペーサ部材には、前記遮蔽ヒレが着脱可能に装着されている
    ことを特徴とする複層窓。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の複層窓において、
    前記遮蔽ヒレは、前記複層窓の見込み方向において前記第一ガラスパネルおよび前記第二ガラスパネル間の中央位置よりも前記第二ガラスパネル側に配置されている
    ことを特徴とする複層窓。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の複層窓において、
    前記遮蔽ヒレは、前記第二ガラスパネルとの間に隙間を隔てて配置されている
    ことを特徴とする複層窓。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の複層窓において、
    前記遮蔽ヒレのうち前記開口内側にあるヒレ縁部は、前記第二シール部の内側シール部よりも前記開口内側に位置している
    ことを特徴とする複層窓。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の複層窓において、
    前記遮蔽ヒレは、前記第二ガラスパネルの面内方向に沿ったヒレ本体部と、前記ヒレ本体部に対して前記開口内側にあるヒレ縁部とを有しており、
    前記ヒレ縁部は、前記ヒレ本体部に対して室内側に折曲されている
    ことを特徴とする複層窓。
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