JP2019026174A - ロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より簡易な構造のロック装置を提供する。【解決手段】ロック装置30は、モータ32の駆動により回転軸O4周りを周回する周回ピン45と、当該周回ピン45の回転軸O4周りの周回に伴い、ロック対象の変位を規制するロック位置とロック対象の変位を許容するアンロック位置との間で変位するロックストッパ35を有するノックカム機構50と、を備える。【選択図】図4
Description
本発明は、ロック装置に関する。
従来、車両に採用されるロック装置が周知である。このようなロック装置は、ステアリングシャフトの回転を許容する状態と規制する状態とを切り替えたり、給電口に挿入されている給電プラグの引き抜きを許容する状態と規制する状態とを切り替えたり、給電口を閉塞しているリッドの開放状態へ移行を許容する状態と規制する状態とを切り替えたりする。
特許文献1のロック装置は、モータの回転をウォーム&ホイールにより減速させたホイールの回転をロックピンのロック位置とアンロック位置との間の直線往復変位に変換する回動ピースを備える。回動ピースは、ホイールと一体回転するものであって、ホイールの回転方向に傾斜面(スロープ)を有する。そのスロープには、ロックピンに設けられる係止突起が挿入されている。これにより、回動ピースが回転すると、係止突起がスロープにより案内されて、ロックピンがロック位置とアンロック位置との間で直線往復変位する。
特許文献1のロック装置は、給電プラグの引き抜きを許容する状態と規制する状態とを切り替えるものである。このため、給電プラグの操作を通じて、ロック位置に位置するロックピンは、アンロック位置へ向かう方向へ押圧されることがある。
特許文献1のロック装置に採用される回動ピースは、ロックピンがアンロック位置へ向かう方向へ押圧される力を受けて回転しないように強度受け面を備える。
上記説明したように、特許文献1のロック装置は、回転運動を往復直線運動に変換するとともに、ロックピンをロック位置に維持するために、回転ピース及びロックピンに採用される形状が複雑であり、製造や組み付けに時間を要していた。
本発明の目的は、より簡易な構造のロック装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、ロック装置は、モータの駆動により特定の回転軸周りを周回する周回部材と、前記周回部材の前記回転軸周りの周回に伴い、ロック対象の変位を規制するロック位置と前記ロック対象の変位を許容するアンロック位置との間で変位するロックストッパを有するノックカム機構と、を備えることを要旨とする。
この構成によれば、周回部材は、回転軸周りを周回することにより、ノックカム機構をノックすることが可能となる。ノックカム機構は、信頼性に優れ且つ簡易な構成である。したがって、この構成を採用すれば、従来のような汎用品ではないスロープ構造の構成を採用することなく、ロック対象のロックとアンロックとを切り替えることができる。すなわち、従来よりも簡易な構成で従来と同じ機能を発揮される。したがって、ロック装置の製造や組み付けにかかる工数も少ない。
上記構成において、前記モータのモータ軸と前記周回部材との間に介在される減速機構を備える。
この構成によれば、モータを小型化することができる。ひいては、ロック装置全体を小型化することができる。
この構成によれば、モータを小型化することができる。ひいては、ロック装置全体を小型化することができる。
本発明のロック装置は、より簡易な構造となり、製造や組み付けに要する時間が短縮されるという効果を有する。
以下、給電プラグロック装置の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、例えばプラグインハイブリッド車や電気自動車等のバッテリ搭載型の車両1は、外部の充電設備(住宅電源、充電スタンド等)からバッテリへの充電が許容されている。
図1に示すように、例えばプラグインハイブリッド車や電気自動車等のバッテリ搭載型の車両1は、外部の充電設備(住宅電源、充電スタンド等)からバッテリへの充電が許容されている。
具体的には、車体3の側部には、給電口4と、当該給電口4を開閉するリッド5が設けられている。給電口4には、充電設備から延びる給電プラグ6との接続が許容されるインレット7が設けられている。インレット7は、給電口4の内部の給電口フレーム8に凹設された穴部9内に配置されている。インレット7には、インレット7側の電気的な接続部11が設けられている。
給電プラグ6は、ケーブル線14と、ケーブル線14の先端に配置された充電コネクタ15とを備える。充電コネクタ15の先端部には、インレット7との接続口となる筒状の接続部16が設けられている。充電コネクタ15をインレット7に接続するとき、接続部16がインレット7の内部に挿し込まれる。充電コネクタ15がインレット7に接続されたとき、接続部16の内部に設けられた端子部(図示略)がインレット7の接続部11と電気接続される。
給電プラグ6(充電コネクタ15)は、充電コネクタ15をインレット7に接続したときの抜け止めとなるロックアーム17が設けられている。ロックアーム17は、その先端部に設けられた係止爪18と、ロックアーム17を作動させるときに操作する操作部19とを備える。ロックアーム17は、充電コネクタ15内の付勢部によって閉じ側に常時付勢されており、その付勢に抗して操作部19を操作することで開き側に回動する。充電コネクタ15は、インレット7に接続されたとき、ロックアーム17の係止爪18がインレット7の上部に設けられる係止部20に係止されることにより、インレット7から抜け止めされる。
図2(a)及び図2(b)、並びに図3に示すように、車体3には、インレット7に接続された給電プラグ6の操作部19を操作しても給電プラグ6とインレット7との接続状態を維持するロック状態と、これら両者の接続状態の解消を許容するアンロック状態とを切り替える給電プラグ6のロック装置30が設けられている。ロック装置30は、インレット7の上方に設けられている。当該ロック装置30は、インレット7と一体で車体3に取り付けられていてもよいし、インレット7とは別々に車体3に取り付けられていてもよい。
ロック装置30は、ケース31と、当該ケース31の内部に設けられるモータ32、及びロック機構33を備える。
図2(a)及び図3に示すように、モータ32は、そのモータ軸32aが車幅方向外側に向かって延びる態様でケース31に固定されている。モータ32は、当該モータ32と隣接するようにケース31に固定される基板34に設けられる図示しないロック制御部により、その駆動が制御される。ロック制御部は、インレット7と給電プラグ6とが接続されて、その接続を示す信号を認識した場合、モータ32を駆動させる。また、ロック制御部は、外部よりインレット7と給電プラグ6との接続を解除させる旨示す信号を認識した場合、モータ32を駆動させる。本例において、モータ32が駆動したときのモータ軸32aの回転方向は、図4及び図5における反時計方向の一方向である。なお、モータ32の駆動時におけるモータ軸32aの回転方向は、反時計方向に限定されるものではなく、時計方向であってもよい。また、インレット7と給電プラグ6との接続に伴うモータ32の駆動時と、外部よりインレット7と給電プラグ6との接続を解除させる旨示す信号の認識に伴うモータ32の駆動時とで、モータ軸32aの回転方向が逆であってもよい。
図2(a)及び図3に示すように、モータ32は、そのモータ軸32aが車幅方向外側に向かって延びる態様でケース31に固定されている。モータ32は、当該モータ32と隣接するようにケース31に固定される基板34に設けられる図示しないロック制御部により、その駆動が制御される。ロック制御部は、インレット7と給電プラグ6とが接続されて、その接続を示す信号を認識した場合、モータ32を駆動させる。また、ロック制御部は、外部よりインレット7と給電プラグ6との接続を解除させる旨示す信号を認識した場合、モータ32を駆動させる。本例において、モータ32が駆動したときのモータ軸32aの回転方向は、図4及び図5における反時計方向の一方向である。なお、モータ32の駆動時におけるモータ軸32aの回転方向は、反時計方向に限定されるものではなく、時計方向であってもよい。また、インレット7と給電プラグ6との接続に伴うモータ32の駆動時と、外部よりインレット7と給電プラグ6との接続を解除させる旨示す信号の認識に伴うモータ32の駆動時とで、モータ軸32aの回転方向が逆であってもよい。
なお、インレット7と給電プラグ6との接続を解除させる旨示す信号は、インレット7近傍、電子キー、或いは車体3の内部等に設けられるスイッチが操作されることにより生成される。
モータ32の駆動に伴うモータ軸32aの回転運動は、ロック機構33及びケース31との協働によりロック機構33の一部を構成するロックピン35の直線運動に変換される。
これにより、ロックピン35は、ケース31の下部に設けられる円筒部31aより下側に突出するロック位置(図5参照)と、当該ロック位置と比較して円筒部31aからの突出長が短いアンロック位置(図4参照)との間で変位する。なお、図2(b)に示すように、ロック位置に位置するロックピン35は、インレット7と接続されている給電プラグ6のロックアーム17と当接又は近接する。一方、アンロック位置に位置するロックピン35は、ロックアーム17が開き側へ回動したときに当該ロックピン35と接触しない。すなわち、アンロック位置に位置するロックピン35は、ロックアーム17の開き側への回動を許容する。
続いて、ロック機構33について詳述する。
図3、図4、及び図5に示すように、ロック機構33は、第1ギヤ41、第2ギヤ42、第3ギヤ43、第4ギヤ44、周回ピン45、受け部46、及びノックカム機構50を備える。ノックカム機構50は、ロックピン35を有するとともに受け部46に連結されている。
図3、図4、及び図5に示すように、ロック機構33は、第1ギヤ41、第2ギヤ42、第3ギヤ43、第4ギヤ44、周回ピン45、受け部46、及びノックカム機構50を備える。ノックカム機構50は、ロックピン35を有するとともに受け部46に連結されている。
第1ギヤ41は、モータ軸32aに取り付けられるいわゆる平歯車である。なお、モータ32は、そのモータ軸32aが車両幅方向外側に向かって延びる態様で、ケース31に固定されている。
第2ギヤ42は、第1ギヤ41の車両前方側に設けられ、当該第1ギヤ41と外接状態で噛合する平歯車である。第2ギヤ42の回転軸O2は、モータ軸32aと平行に延びるように設定されている。
第3ギヤ43は、第2ギヤ42の車両幅方向内面に設けられ、第2ギヤ42のピッチ円直径よりも小さなピッチ円直径を有する平歯車である。なお、第3ギヤ43は、その回転軸が第2ギヤ42の回転軸O2と一致するように設けられている。
第4ギヤ44は、第2ギヤ42の車両幅方向内側且つ第3ギヤ43の車両前方側に設けられ、当該第3ギヤ43と外接状態で噛合する平歯車である。第4ギヤ44の回転軸O4は、モータ軸32a及び第2ギヤ42の回転軸O2と平行に延びるように設定されている。
なお、これら第2ギヤ42、第3ギヤ43、及び第4ギヤ44は、それぞれとケース31との間の図示しない軸支構造を通じて、ケース31に対して相対回転可能とされている。
周回ピン45は、第4ギヤ44の車両幅方向内面に突設される円柱状の部材である。周回ピン45は、第4ギヤ44の回転軸O4上ではなく、回転軸O4から径方向外側にずれた位置に設けられている。第4ギヤ44の回転軸O4は、車両幅方向に延びている。したがって、第4ギヤ44が回転するとき、周回ピン45は、回転軸O4周りを周回する。言い換えれば、第4ギヤ44が回転軸O4を中心として回転するとき、周回ピン45は、上下方向に変位する。
受け部46は、車両前後方向の延びる受け板46aと、当該受け板46aの前後方向両端部が上方向に向かって折り曲げられてなる受け端部46bと、受け板46aの前後方向中央部から下方に向かって延びる円柱46cを備える。受け端部46b同士の距離は、周回ピン45の周回直径よりも若干長く設定されている。
図3、図4、及び図5に示すように、ノックカム機構50は、スレーブ51、第1カム52、第2カム53、スプリング54、及びロックピン35を備える。ノックカム機構50は、いわゆるノック式のボールペンに採用される周知のノックカム機構と同様の機械構成である。このため、構成について簡易的な説明に留める。
受け部46は、その円柱46cが第1カム52の筒内を挿通し、第2カム53の筒内に固定されている。これら第1カム52及び第2カム53は、ケース31の円筒部31aに設けられるスレーブ51の筒内に収容されている。スレーブ51、第1カム52、及び第2カム53は、それぞれが周知のカム構造を有する。第2カム53の下端部は、ロックピン35と当接している。より正確には、ロックピン35は、円柱部35aとその上部に連続するフランジ35bとを有し、フランジ35bの上部と第2カム53の下端部とが当接している。なお、フランジ35bの下端面と円筒部31aの下底部との間には、コイル状のスプリング54が弾性圧縮状態で介在されている。なお、スプリング54の内部には、ロックピン35の円柱部35aが挿通されている。円柱部35aは、ケース31の円筒部31aの下端部から下方に突出する。
ノックカム機構50は、スレーブ51、第1カム52、第2カム53、及びロックピン35の各係合関係、並びにスプリング54の弾性力により、受け部46が下方へ変位するたびに、ロックピン35の位置を、図4に示す円筒部31aから下方への突出長が短いアンロック位置と、図5に示す下方への突出長が長いロック位置との間で切り替える。
次に、ロック装置30の動作及びその効果について説明する。
まず、ロック装置30がアンロック状態にある場合について説明する。図4に示すように、ロック装置30のアンロック状態とは、ロックピン35がアンロック位置、円筒部31aから下方への突出長が短い位置にある状態を言う。
まず、ロック装置30がアンロック状態にある場合について説明する。図4に示すように、ロック装置30のアンロック状態とは、ロックピン35がアンロック位置、円筒部31aから下方への突出長が短い位置にある状態を言う。
ロック装置30がアンロック状態において、給電プラグ6とインレット7とが接続されてモータ32が駆動すると、モータ軸32aが当該モータ軸32aを中心として図4中の反時計方向に回転する。これにより、モータ軸32aと一体回転する第1ギヤ41と外接状態で噛合する第2ギヤ42は、回転軸O2を中心に時計方向に回転する。また、第3ギヤ43も回転軸O2を中心に時計方向に回転する。
すると、第3ギヤ43に外接状態で噛合する第4ギヤ44は、回転軸O4を中心に反時計方向に回転する。これにより、第4ギヤ44の車両幅方向内面に突設されている周回ピン45は、回転軸O4周りを反時計方向に周回する。この周回により、周回ピン45は、図4に示す位置から一旦下方へ変位した後、上方へ変位し、元の位置まで復帰する。
この周回ピン45の一連の上下動は、受け部46を介してノックカム機構50に伝達される。すなわち、周回ピン45の上下動により、受け部46は、下方へ変位する。これにより、ロックピン35は、図4に示すアンロック位置から図5に示すロック位置へ変位する。
ロックピン35がロック位置からアンロック位置へ向かう力を受けても、ロックピン35の位置(ロック位置)が維持されることは、周知のノックカム機構より明らかである。すなわち、ロックピン35の上方への変位が規制されるので、これ以上のロックアーム17の開き方向への変位が規制される。したがって、ロックアーム17の係止爪18とインレット7の係止部20との係止関係が解消されないので、給電プラグ6とインレット7との接続状態が維持される。
なお、外部よりインレット7と給電プラグ6との接続を解除させる旨示す信号を認識した場合、ロック装置30は、ロック状態からアンロック状態へと移行する。この場合、モータ32は、アンロック状態からロック状態へ移行する際と同様に、図5中の反時計方向にモータ軸32aを回転させる。これにより、周回ピン45が上下動し、受け部46を下方へ変位させることは言うまでもない。したがって、ロックピン35は、図5に示すロック位置から図4に示すアンロック位置へ変位する。
これにより、操作部19を操作すれば、ロックアーム17の開き方向へ回動し、インレット7と給電プラグ6との接続を解除させることが可能となる。
以上説明したように、ロック装置30は、回転軸O4周りを周回することに伴い上下動する周回ピン45と、周知のノックカム機構50という信頼性に優れ且つ簡易な構成とを採用することにより、回転運動を直線運動に変換してロックピン35をアンロック位置とロック位置との間で変位させている。また、ノックカム機構50は、ロックピン35がロック位置からアンロック位置へ向かう力を受けても、ロックピン35をロック位置に維持させることができる。
以上説明したように、ロック装置30は、回転軸O4周りを周回することに伴い上下動する周回ピン45と、周知のノックカム機構50という信頼性に優れ且つ簡易な構成とを採用することにより、回転運動を直線運動に変換してロックピン35をアンロック位置とロック位置との間で変位させている。また、ノックカム機構50は、ロックピン35がロック位置からアンロック位置へ向かう力を受けても、ロックピン35をロック位置に維持させることができる。
このように、本例のロック装置30は、従来のような汎用品ではないスロープ構造の構成を採用することなく、ロックピン35のロック位置からアンロック位置への変位を規制する状態とこれを許容する状態とを切り替えることができる。すなわち、ロック装置30は、従来よりも簡易な構成で従来と同じ機能を発揮される。したがって、ロック装置の製造や組み付けにかかる工数も少ない。
また、本例のロック装置30は、モータ32の駆動に伴うモータ軸32aの回転を、第1ギヤ41、第2ギヤ42、第3ギヤ43、及び第4ギヤ44の各ギヤを介して減速させた後、周回ピン45及び受け部46を通じてノックカム機構50に伝達させている。これにより、モータ32をより小型化することができる。ひいては、ロック装置30全体を小型化することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、ノックカム機構50の構成は、図2〜図5の各図に示す形状のものに限らない。ノックカム機構であれば、適宜変更可能である。
・上記実施形態において、ノックカム機構50の構成は、図2〜図5の各図に示す形状のものに限らない。ノックカム機構であれば、適宜変更可能である。
・上記実施形態において、モータ32の駆動に伴うモータ軸32aの回転は、第1ギヤ41、第2ギヤ42、第3ギヤ43、及び第4ギヤ44の各ギヤを介して減速させていたが、モータ軸32aに直接周回ピン45に相当する周回部材を取り付けてもよい。
一方で、さらに減速比を大きなものとするために、よりギヤを多段化させてもよい。
・上記実施形態において、図4及び図5に示すように、1回のモータ32の駆動により、周回ピン45は、回転軸O4を中心としたときに10時の位置から反時計方向に回り10時の位置まで周回、正確には完全周回した。これに代えて、例えば、周回ピン45が回転軸O4を中心とした10時の位置から反時計方向に回り、2時の位置まで周回するいわゆる半周回するようにモータ32が駆動してもよい。この場合、モータ32は、次の駆動時に逆転する構成であればよい。
・上記実施形態において、図4及び図5に示すように、1回のモータ32の駆動により、周回ピン45は、回転軸O4を中心としたときに10時の位置から反時計方向に回り10時の位置まで周回、正確には完全周回した。これに代えて、例えば、周回ピン45が回転軸O4を中心とした10時の位置から反時計方向に回り、2時の位置まで周回するいわゆる半周回するようにモータ32が駆動してもよい。この場合、モータ32は、次の駆動時に逆転する構成であればよい。
・上記実施形態において、周回ピン45は、円柱状とされたが、特定の回転軸を周回してノックカム機構50をノックする構成であれば、その形状は適宜変更可能である。
・上記実施形態において、ロック装置30は、モータ32をはじめとする構成を収容するケース31を有していた。当該ケース31は、外部環境からロック装置30の各構成を保護していたが、一部構成が露出するように開口部を有していてもよい。
・上記実施形態において、ロック装置30は、モータ32をはじめとする構成を収容するケース31を有していた。当該ケース31は、外部環境からロック装置30の各構成を保護していたが、一部構成が露出するように開口部を有していてもよい。
・上記実施形態において、ロック装置30は、給電プラグ6のインレット7から許可無く抜けることを抑制するロック装置であったが、インレット7を閉塞したり開放したりするリッド5のロック装置として適用してもよいし、インレット7に限らず、車両1に設けられる開閉対象のロックとアンロックとを切り替えるロック装置として適用してもよい。車両1の開閉対象に限らず、車両1を操舵する際に操作されるステアリングのロックとアンロックとを切り替えるステアリングロック装置として適用してもよい。
O2…回転軸、O4…回転軸(特定の回転軸)、1…車両、3…車体、4…給電口、5…リッド、6…給電プラグ、7…インレット、8…給電口フレーム、9…穴部、11…接続部、14…ケーブル線、15…充電コネクタ、16…接続部、17…ロックアーム、18…係止爪、19…操作部、20…係止部、30…ロック装置、31…ケース、31a…円筒部、32…モータ、32a…モータ軸、33…ロック機構、35…ロックピン、35a…円柱部、35b…フランジ、41…第1ギヤ、42…第2ギヤ、43…第3ギヤ、44…第4ギヤ、45…周回ピン(周回部材)、46…受け部、50…ノックカム機構、51…スレーブ、52…第1カム、53…第2カム、54…スプリング。
Claims (2)
- モータの駆動により特定の回転軸周りを周回する周回部材と、
前記周回部材の前記回転軸周りの周回に伴い、ロック対象の変位を規制するロック位置と前記ロック対象の変位を許容するアンロック位置との間で変位するロックストッパを有するノックカム機構と、を備えるロック装置。 - 前記モータのモータ軸と前記周回部材との間に介在される減速機構を備える請求項1に記載のロック装置。
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KR20210035438A (ko) * | 2019-09-24 | 2021-04-01 | 아이탑스오토모티브 주식회사 | 전기차량의 충전설비 플러그 록킹-언록킹 장치 |
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