JP2019025407A - 浮遊物除去装置 - Google Patents

浮遊物除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019025407A
JP2019025407A JP2017146705A JP2017146705A JP2019025407A JP 2019025407 A JP2019025407 A JP 2019025407A JP 2017146705 A JP2017146705 A JP 2017146705A JP 2017146705 A JP2017146705 A JP 2017146705A JP 2019025407 A JP2019025407 A JP 2019025407A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
floating
floating substance
suction port
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017146705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6833641B2 (ja
Inventor
静夫 田中
Shizuo Tanaka
静夫 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsurumi Manufacturing Co Ltd filed Critical Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2017146705A priority Critical patent/JP6833641B2/ja
Publication of JP2019025407A publication Critical patent/JP2019025407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6833641B2 publication Critical patent/JP6833641B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Removal Of Floating Material (AREA)

Abstract

【課題】装置構成を簡素化するとともに、装置を小型化し、フロートの浮遊位置の調整を容易に行うことが可能な浮遊物除去装置を提供する。【解決手段】この浮遊物除去装置100は、液面に浮かぶ単一のフロート1と、フロート1の直下の離間した位置でフロート1に接続され、液面近傍の浮遊物を吸引する吸引力を発生させるポンプ本体4と、ポンプ本体4に接続され、液面近傍位置に配置される浮遊物吸入口3aを有する吸入管3と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、液面に浮かぶフロートを備える浮遊物除去装置に関する。
従来、液面に浮かぶフロートを備える浮遊物除去装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、液面に浮かぶ複数のフロートと、フロートに接続され、液面近傍位置に配置される流入口(浮遊物吸入口)を有する回収パイプ(吸入管)とを備える浮遊物除去装置が開示されている。フロートは、回収パイプの周囲を囲むように複数設けられている。
特開平11−90426号公報
しかしながら、上記特許文献1の浮遊物除去装置は、複数のフロートを備えているので、装置構成が複雑化するという問題点がある。また、複数のフロートを備えていることから、装置が大型化し、各フロートの浮遊位置の調整に手間がかかるという問題点もある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、装置構成を簡素化するとともに、装置を小型化し、フロートの浮遊位置の調整を容易に行うことが可能な浮遊物除去装置を提供することである。
この発明の一の局面による浮遊物除去装置は、液面に浮かぶ単一のフロートと、フロートの直下の離間した位置でフロートに接続され、液面近傍の浮遊物を吸引する吸引力を発生させるポンプ本体と、ポンプ本体に接続され、液面近傍位置に配置される浮遊物吸入口を有する吸入管と、を備える。ここで、浮遊物とは、液面上に浮遊する物質であり、汚泥の塊(スカム)や、落ち葉、藻、水と分離した油性物質、上澄み液などを含んでいる。
この発明の一の局面による浮遊物除去装置では、上記のように、単一のフロートと、フロートの直下の離間した位置でフロートに接続され、液面近傍の浮遊物を吸引する吸引力を発生させるポンプ本体と、ポンプ本体に接続され、液面近傍位置に配置される浮遊物吸入口を有する吸入管と、を設ける。これにより、浮遊物除去装置は、単一のフロートを備えるので、フロートが複数ある場合と比較して、装置構成を簡素化するとともに、装置を小型化し、フロートの位置調整も容易に行うことができる。また、フロートの直下の離間した位置に重量物である(装置全体の重心位置を定める)ポンプ本体が配置されるので、単一のフロートであっても、液面に浮遊させた状態で装置全体を安定させることができる。
上記一の局面による浮遊物除去装置において、好ましくは、浮遊物吸入口は、水平方向において、単一のフロートの外周面の外側に配置されている。このように構成すれば、水平方向において、浮遊物吸入口の周囲を取り囲むように複数のフロートが配置される場合と比較して、浮遊物吸入口に向けて流れる浮遊物の障害を少なくすることができる。すなわち、浮遊物吸入口の周方向において、浮遊物吸入口に向けて流れる浮遊物の経路を広く確保することができる。このため、浮遊物吸入口から多くの浮遊物を吸入して、効果的に浮遊物を除去することができる。
この場合、好ましくは、浮遊物吸入口は、平面視において、フロートに重ならないようにフロートから離間しており、フロートよりも小さく形成されている。このように構成すれば、浮遊物吸入口がフロートよりも大きい場合と比較して、装置をより小型化することができる。
上記一の局面による浮遊物除去装置において、好ましくは、吸入管は、ポンプ本体のフロート側の面に設けられるポンプ吸入口に接続され、ポンプ吸入口は、フロートの中心およびポンプ本体を上下方向に通過する軸線上に設けられている。このように構成すれば、遠心式の羽根車を用いる場合などには、ポンプ吸入口の下側(フロート側とは反対側)で、かつ、軸線上に羽根車を配置するとともに、羽根車の回転軸を軸線方向に延びるように配置することができるので、単一のフロートであっても、液面に浮遊させた状態で装置全体をより安定させることができる。
この場合、好ましくは、略直線状に上下方向に延びるとともに、フロートとポンプ本体とを接続する接続部をさらに備える。このように構成すれば、接続部が水平方向に湾曲する形状である場合と比較して、フロートの中心およびポンプ本体を上下方向に通過する軸線方向に延びるように、接続部を配置することができるので、単一のフロートであっても、液面に浮遊させた状態で装置全体を一層安定させることができる。
上記接続部を備える構成において、好ましくは、吸入管は、ポンプ吸入口近傍で接続部と一体的に設けられている。このように構成すれば、吸入管と接続部とを別体とするよりも装置構成を簡素化することができる。
上記一の局面による浮遊物除去装置において、好ましくは、単一のフロートは、フロートの略中央部に上下方向に延びるように設けられ、浮遊物吸入口に対するフロートの高さ位置を調整する液面レベル調整部を含む。このように構成すれば、複数のフロートを備え、フロートごとに液面レベルを調整する場合と比較して、液面レベルの調整作業を容易化することができる。また、吸入管側(液面下)に液面レベルを調整するための構成が設けられている場合と比較して、液面上に浮遊して露出するフロートに液面レベル調整部が設けられているので、この点からも、液面レベルの調整作業を容易化することができる。
上記一の局面による浮遊物除去装置において、好ましくは、浮遊物吸入口は、フロートの周囲にフロートから水平方向に離間して1つ設けられている。このように構成すれば、浮遊物吸入口が複数設けられる場合と比較して、装置構成をより簡素化するとともに、装置をより小型化することができる。
上記一の局面による浮遊物除去装置において、好ましくは、浮遊物吸入口は、フロートの周囲にフロートから水平方向に離間して複数設けられ、複数の浮遊物吸入口は、平面視において、フロートの周方向において略等角度間隔で配置されている。このように構成すれば、複数の浮遊物吸入口により、浮遊物除去装置の周囲のより広い角度範囲から浮遊物を引き寄せることができるので、効果的に浮遊物を除去することができる。
上記一の局面による浮遊物除去装置において、好ましくは、浮遊物吸入口は、フロートの周囲にフロートから水平方向に離間して複数設けられ、複数の浮遊物吸入口は、それぞれ、フロートの中心から略等距離だけ離間して配置されている。このように構成すれば、浮遊物吸入口が1つ設けられる場合と比較して、浮遊物除去装置を液面に浮かべた際のバランスを向上させることができる。
上記一の局面による浮遊物除去装置において、好ましくは、ポンプ本体のポンプ吐出口は、ポンプ本体の側方に向くように設けられている。このように構成すれば、ポンプ吐出口が上下方向を向く場合と比較して、一端がポンプ吐出口に接続され、他端が地上に設けられる浄化装置などに接続されるホースの接続(取り回し)を容易に行うことができる。
本発明によれば、上記のように、装置構成を簡素化するとともに、装置を小型化し、フロートの浮遊位置の調整を容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態による浮遊物除去装置の全体構成を示した一部破断の側面図である。 本発明の第1実施形態による浮遊物除去装置の全体構成を示した平面図である。 本発明の第2実施形態による浮遊物除去装置の全体構成を示した平面図である。 本発明の第2実施形態による浮遊物除去装置の全体構成を示した一部破断の側面図である。 第1および第2実施形態の第1変形例による浮遊物除去装置の全体構成を示した一部破断の側面図である。 第1および第2実施形態の第1変形例による浮遊物除去装置の全体構成を示した平面図である。 第1および第2実施形態の第2変形例による浮遊物除去装置の全体構成を示した一部破断の側面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(浮遊物除去装置の構成)
図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態による浮遊物除去装置100の構成について説明する。
図1に示す浮遊物除去装置100は、所定領域(たとえば、貯留槽や、ため池など)に貯められた液体(たとえば、水など)に浮いた状態で設置されるように構成されている。また、浮遊物除去装置100は、液面近傍にある浮遊物を吸引することにより除去するように構成されている。
浮遊物除去装置100は、液面レベル調整部11を含む単一のフロート1と、接続部2と、浮遊物吸入口3aを含む吸入管3と、ポンプ本体4とを備えている。なお、接続部2と吸入管3とは、ポンプ吸入口4a近傍で一体的に設けられている。
〈フロートの構成〉
図1に示すフロート1は、樹脂材料により形成されており、概して、中空の球形状を有している。また、フロート1は、液面に浮かぶように構成されている。また、フロート1は、浮遊物除去装置100を浮遊させることが可能な所定の大きさ以上の浮力を発生させることが可能である。
フロート1は、水平方向において、フロート1の中心に配置され、フロート1を上下方向(Z方向)に貫通する貫通穴1aを有している。
液面レベル調整部11は、軸部12と、軸部12に取り付けられる規制部13とを有している。
軸部12は、上下方向(Z方向)に略直線状に延びる棒形状を有している。軸部12の上下方向の大きさは、フロート1の上下方向の大きさよりも大きい。軸部12は、フロート1の貫通穴1aに通されている。軸部12には、上下方向の略全域に渡り、外周面に雄ネジが形成されている。軸部12の上端には、円環状の上端部12aが一体的に設けられている。なお、上端部12aは、たとえば、アイナットにより形成することができる。上端部12aは、浮遊物除去装置100を係留して浮遊物除去装置100の水平方向への移動を規制する際や、浮遊物除去装置100を持ち上げて移動させる際などに、ロープなどが取り付けられて使用される。
規制部13は、規制部13を上下方向に貫通する図示しない貫通穴を有している。貫通穴の内側には、雌ネジが形成されている。規制部13は、軸部12に螺合により取り付けられている。なお、規制部13は、たとえば、蝶ナットにより形成することができる。規制部13は、軸部12への螺合位置を変えることにより、軸部12に対する上下方向の位置を調整可能に構成されている。
規制部13は、フロート1よりも上側に設けられている。規制部13は、水平方向において、フロート1の貫通穴1aよりも大きく形成されている。規制部13は、浮遊物除去装置100が液面上に設置された状態で、浮力によって浮遊するフロート1が下方から当接するように構成されている。すなわち、規制部13は、規制部13および軸部12に対するフロート1の上方への移動を規制するように構成されており、フロート1の上下方向の位置を定める部材である。
軸部12の下端には、接続部2が固定的に設けられている。液面レベル調整部11は、規制部13の軸部12への螺合位置を変更することによって、接続部2と一体的に設けられる吸入管3(浮遊物吸入口3a)に対するフロート1の高さ位置を調整可能に構成されている。
詳細には、液面レベル調整部11は、規制部13と軸部12との螺合位置を変更することによって、軸部12に対して規制部13が上下方向に移動するように構成されている。軸部12は、接続部2および吸入管3(浮遊物吸入口3a)に固定的に接続されている(取り付けられている)。フロート1は、液面に浮かべられた使用状態において、浮力により常に上面が規制部13に接触している。
すなわち、接続部2および吸入管3は、軸部12の上下方向への移動に追随するように構成されている。フロート1の上端は、浮力により、常に規制部13に当接している。したがって、液面レベル調整部11は、規制部13と軸部12との螺合位置を変更することによって、フロート1が浮遊している液面に対する吸入管3(浮遊物吸入口3a)の上下方向の位置を調整可能に構成されている。
〈接続部の構成〉
図1に示すように、接続部2は、上下方向に略直線状に延びる棒形状を有している。接続部2は、液面レベル調整部11の軸部12よりも太く形成されている。接続部2の上端には、液面レベル調整部11の軸部12が固定されており、接続部2の下端には、ポンプ本体4が設けられている(固定されている)。すなわち、接続部2は、液面レベル調整部11(軸部12)を介して、フロート1とポンプ本体4とを接続している。接続部2は、上下方向に延びるフロート1の中心軸線α上に配置されている。なお、中心軸線αは、特許請求の範囲の「軸線」の一例である。
〈吸入管の構成〉
図1に示すように、吸入管3は、例えば、樹脂材料により形成されている。吸入管3は、筒形状を有しており、浮遊物吸入口3aから液面近傍にある浮遊物を吸入してポンプ本体4まで運ぶための管である。吸入管3は、ポンプ本体4に接続され液面近傍位置に配置される浮遊物吸入口3aを有している。
以下、吸入管3の詳細な構成について説明する。吸入管3は、第1管部31と、第2管部32と、第3管部33とから形成されている。
第1管部31、第2管部32、第3管部33は、この順にポンプ本体4の近くに配置されている。第1管部31、第2管部32および第3管部33の内側には、被処理物を通すための互いに連通する流路3bが設けられている。流路3bの下方側の端部には、ポンプ本体4のフロート1側の面40に設けられるポンプ吸入口4aが接続されている。流路3bの上方側の端部には、浮遊物吸入口3aが設けられている。
第1管部31は、略上下方向に延びている。第1管部31は、液面レベル調整部11とポンプ本体4との間に配置されている。第1管部31は、上下方向に延びるフロート1の中心軸線α上に配置されている。第1管部31の下端は、ポンプ本体4のポンプ吸入口4aに上方から接続されている。第1管部31は、接続部2のポンプ吸入口4a側の部分と一体的に設けられている。すなわち、第1管部31は、接続部2の一部でもある。第1管部31は、ポンプ吸入口4aの近傍において、接続部2と吸入管3とに共通の部分であり、接続部2と吸入管3とを一体的に接続する部分である。
図2に示すように、第2管部32の一端には、第1管部31の上端が接続されている。第2管部32は、平面視において、フロート1の半径方向に延びている。第2管部32は、平面視において、フロート1とオーバーラップする第1管部31側の部分と、フロート1よりもフロート1の半径方向外側に突出する部分とを有している。
図1に示すように、第2管部32は、略水平方向に延びている。第2管部32は、上下方向において、接続部2の上端と下端との間に配置されている。第2管部32の他端には、第3管部33の下端が接続されている。
第3管部33は、略上下方向に延びている。第3管部33は、水平方向において、フロート1の半径方向の外側に配置されている。第3管部33の上端には、浮遊物吸入口3aが設けられている。第3管部33は、上端に円環形状の端面33aを有している。
浮遊物吸入口3aは、フロート1の周囲にフロート1から水平方向に離間して1つ設けられている。浮遊物吸入口3aは、水平方向において、フロート1の外周面10の外側に配置されている。浮遊物吸入口3aは、上方側が開かれた開口であり、液面下の液面近傍の位置に保持されている。詳細には、浮遊物除去装置100は、液位が上下に変動したとしても、フロート1とともに吸入管3が上下に移動するため、浮遊物吸入口3aを常に液面下の液面近傍位置に配置するように構成されている。
〈ポンプ本体の構成〉
図1に示すポンプ本体4は、例えば、主に樹脂材料とステンレス等の耐食性を有する金属材料とにより形成されており、ポンプとしては、比較的軽量のポンプである。ポンプ本体4は、液体中に配置された状態で駆動される水中ポンプである。ポンプ本体4は、液面近傍の浮遊物を浮遊物吸入口3aから吸引する吸引力を発生させるように構成されている。ポンプ本体4は、フロート1直下のフロート1から離間した位置で、接続部2を介してフロート1に接続されている。ポンプ本体4は、ポンプ本体4の略全域において、フロート1と上下方向にオーバーラップしている。
ポンプ本体4は、遠心式の羽根車41と、羽根車41に回転軸42aを介して駆動力を付与するモータ42とを備えている。回転軸42aは、上下方向に延びている。回転軸42aの上端近傍には、羽根車41が取り付けられており、回転軸42aの下端近傍には、モータ42が配置されている。回転軸42aは、上下方向に延びるフロート1の中心軸線α上に配置されている。
ポンプ本体4には、内側に羽根車41が配置され、吸引した水(浮遊物)をポンプ吸入口4aからポンプ吐出口4bに送るポンプ室43が設けられている。ポンプ吸入口4aは、フロート1の中心およびポンプ本体4を上下方向に通過する中心軸線α上に設けられている。すなわち、ポンプ吸入口4aは、フロート1の中心の直下に設けられている。ポンプ吐出口4bは、ポンプ本体4の側方(Z方向に略直交する方向)を向くように設けられている。
ポンプ吐出口4bには、側方からホースHの一端が接続されている。ホースHの他端は、たとえば、地上に設けられる浄化装置などに接続されている。浄化装置では、浮遊物の油水分離処理や、ろ過処理などが行われる。
ポンプ本体4は、フロート1、接続部2、吸入管3に比べて大きな重量を有している。また、ポンプ本体4は、フロート1の直下のフロート1から離間した位置で、かつ、装置全体で下端に設けられている。したがって、ポンプ本体4は、自重により、液面に浮遊するフロート1に対して、フロート1の直下に位置し続けようとする。すなわち、フロート1が液面に浮かべられた使用状態において、ポンプ本体4により、ポンプ本体4とフロート1との相互の位置が保持されて装置全体が安定する。
なお、ポンプ本体4とフロート1との間から吸入管3が側方に延びているが、上記の通り、ポンプ本体4の重量と比較して、吸入管3の重量は軽いため、ポンプ本体4とフロート1との相互の位置に吸入管3が影響することはほとんどない。すなわち、吸入管3がポンプ本体4とフロート1とに及ぼす回転モーメントは、無視できる程度に小さい。ポンプ本体4とフロート1との相互の位置が保持されることにより、吸入管3の浮遊物吸入口3aが、液面近傍位置に配置される。これにより、浮遊物除去装置100は、浮遊物を吸引により除去する機能を発揮することが可能となる。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、単一のフロート1と、フロート1の直下の離間した位置でフロート1に接続され、液面近傍の浮遊物を吸引する吸引力を発生させるポンプ本体4と、ポンプ本体4に接続され、液面近傍位置に配置される浮遊物吸入口3aを有する吸入管3と、を設ける。これにより、浮遊物除去装置100は、単一のフロート1を備えるので、フロート1が複数ある場合と比較して、装置構成を簡素化するとともに、装置を小型化し、フロートの位置調整も容易に行うことができる。また、フロート1の直下の離間した位置に重量物である(装置全体の重心位置を定める)ポンプ本体4が配置されるので、単一のフロート1であっても、液面に浮遊させた状態で装置全体を安定させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、浮遊物吸入口3aを、水平方向において、単一のフロート1の外周面10の外側に配置する。これにより、水平方向において、浮遊物吸入口3aの周囲を取り囲むように複数のフロート1が配置される場合と比較して、浮遊物吸入口3aに向けて流れる浮遊物の障害を少なくすることができる。すなわち、浮遊物吸入口3aの周方向において、浮遊物吸入口3aに向けて流れる浮遊物の経路を広く確保することができる。このため、浮遊物吸入口3aから多くの浮遊物を吸入して、効果的に浮遊物を除去することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、浮遊物吸入口3aを、平面視において、フロート1に重ならないようにフロート1から離間しており、フロート1よりも小さく形成する。これにより、浮遊物吸入口3aがフロート1よりも大きい場合と比較して、装置をより小型化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、吸入管3を、ポンプ本体4のフロート1側の面40に設けられるポンプ吸入口4aに接続し、ポンプ吸入口4aを、フロート1の中心およびポンプ本体4を上下方向に通過する中心軸線α上に設ける。これにより、遠心式の羽根車41を用いる場合などには、ポンプ吸入口4aの下側(フロート1側とは反対側)で、かつ、中心軸線α上に羽根車41を配置するとともに、羽根車41の回転軸42aを中心軸線方向に延びるように配置することができるので、単一のフロート1であっても、液面に浮遊させた状態で装置全体をより安定させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、略直線状に上下方向に延びるとともに、フロート1とポンプ本体4とを接続する接続部2を設ける。これにより、接続部2が水平方向に湾曲する形状である場合と比較して、フロート1の中心およびポンプ本体4を上下方向に通過する中心軸線方向に延びるように、接続部2を配置することができるので、フロート1とポンプ本体4との相互の位置を一層確実に保持することができる。このため、単一のフロート1であっても、浮遊物吸入口3aを液面近傍位置に一層確実に配置することができる。単一のフロート1であっても、液面に浮遊させた状態で装置全体を一層安定させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、吸入管3を、ポンプ吸入口4a近傍で接続部2と一体的に設ける。これにより、吸入管3と接続部2とを別体とするよりも装置構成を簡素化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、単一のフロート1に、フロート1の略中央部に上下方向に延びるように設け、浮遊物吸入口3aに対するフロート1の高さ位置を調整する液面レベル調整部11を設ける。これにより、複数のフロート1を備え、フロート1ごとに液面レベルを調整する場合と比較して、液面レベルの調整作業を容易化することができる。また、吸入管3側(液面下)に液面レベルを調整するための構成が設けられている場合と比較して、液面上に浮遊して露出するフロート1に液面レベル調整部11が設けられているので、この点からも、液面レベルの調整作業を容易化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、浮遊物吸入口3aを、フロート1の周囲にフロート1から水平方向に離間して1つ設ける。これにより、浮遊物吸入口3aが複数設けられる場合と比較して、装置構成をより簡素化するとともに、装置をより小型化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ポンプ本体4のポンプ吐出口4bを、ポンプ本体4の側方を向くように設ける。これにより、ポンプ吐出口4bが上下方向を向く場合と比較して、一端がポンプ吐出口4bに接続され、他端が地上に設けられる浄化装置などに接続されるホースHの接続(取り回し)を容易に行うことができる。
[第2実施形態]
次に、図3および図4を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、浮遊物除去装置100の吸入管3が1つの浮遊物吸入口3aを有する上記第1実施形態と異なり、浮遊物除去装置200の吸入管203が3つの浮遊物吸入口3aを有する例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(浮遊物除去装置の構成)
本発明の第2実施形態による浮遊物除去装置200は、図3に示すように、吸入管203を備えている。
吸入管203は、複数(3つ)の浮遊物吸入口3aを有している。詳細には、吸入管203は、第1管部31(図4参照)の上端から水平方向へ放射状に分岐して延びる複数(3つ)の第2管部32と、各々の第2管部32の外側の端部から上方に延びる第3管部33とを有している。すなわち、第1実施形態では、吸入管3には、第2管部32と第3管部33とのセットが1組設けられていたが、第2実施形態では、吸入管203には、第2管部32と第3管部33とのセットが3組設けられている。
複数(3つ)の浮遊物吸入口3aは、単一のフロート1の周囲に、フロート1から水平方向に離間して設けられている。複数(3つ)の浮遊物吸入口3aは、平面視において、フロート1の周方向に略等角度間隔(略120度間隔)で配置されている。複数(3つ)の浮遊物吸入口3aは、それぞれ、フロート1の中心(中心軸線α)から略等距離d1だけ離間して配置されている。複数(3つ)の浮遊物吸入口3aは、平面視において、フロート1の中心軸線αを中心(重心)とする正三角形の各頂点に位置している。フロート1(中心軸線α)の直下のフロート1から離間した位置には、ポンプ本体4が配置されている。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、浮遊物吸入口3aを、フロート1の周囲にフロート1から水平方向に離間して複数設け、複数の浮遊物吸入口3aを、平面視において、フロート1の周方向において略等角度間隔で配置する。これにより、複数の浮遊物吸入口3aにより、浮遊物除去装置200の周囲のより広い角度範囲から浮遊物を引き寄せることができるので、効果的に浮遊物を除去することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、浮遊物吸入口3aを、フロート1の周囲にフロート1から水平方向に離間して複数設け、複数の浮遊物吸入口3aを、それぞれ、フロート1の中心から略等距離だけ離間して配置する。これにより、浮遊物吸入口3aが1つ設けられる場合と比較して、浮遊物除去装置200を液面に浮かべた際のバランスを向上させることができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態(実施例)は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態(実施例)の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、フロートから離間させて浮遊物吸入口(吸入管)を配置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、たとえば、図5および図6に示す第1変形例の浮遊物除去装置300のように、浮遊物吸入口303a(吸入管303)をフロート1に接触させて配置してもよい。詳細には、浮遊物除去装置300を以下のように構成してもよい。浮遊物除去装置300には、下方に向かうにつれて小さく(細く)なる漏斗状の吸入管303が設けられている。フロート1は、吸入管303の内側で、かつ、上方に配置されている。吸入管303は、フロート1の半径方向に設けられる複数の浮遊物吸入口303aを有している。浮遊物吸入口303aは、フロート1の外周面10に隣接している。
また、上記第1および第2実施形態では、ポンプ吐出口を側方に向くように構成した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、図7に示す第2変形例の浮遊物除去装置400のように、ポンプ吐出口404bを下方に向くように構成してもよい。この場合、L字形状(一端開口および他端開口の向く方向が略直交する形状)の管部材(例えばストリートエルボ等)Eの一端をポンプ吐出口404bに接続して、管部材Eの他端にホースHを側方から取り付けてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、平面視において、浮遊物吸入口をフロートよりも小さく形成した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、平面視において、浮遊物吸入口をフロートよりも大きく形成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、液面下に浮遊物吸入口を配置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、液面上に浮遊物吸入口の一部を配置するとともに、液面下に浮遊物吸入口の一部を配置してもよい。
また、上記第2実施形態では、平面視において、複数の浮遊物吸入口をフロートの周方向に略等角度間隔で配置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、平面視において、複数の浮遊物吸入口をフロートの周方向に略等角度間隔で配置するのではなくてもよい。たとえば、平面視において、吸入管に2つの浮遊物吸入口を設け、2つの浮遊物吸入口をフロートの周方向に90度間隔で配置してもよい。
また、上記第2実施形態では、複数の浮遊物吸入口を、それぞれ、フロートの中心から略等距離だけ離間させて配置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、複数の浮遊物吸入口を、それぞれ、フロートの中心から互いに異なる距離だけ離間させて配置してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、吸入管の浮遊物吸入口側の一端において、吸入管とフロートとの間隔を、浮遊物吸入口の直径よりも小さくした例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、吸入管の浮遊物吸入口側の一端において、吸入管とフロートとの間隔を、浮遊物吸入口の直径以上にしてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、ポンプ本体の回転軸を上下方向に延びるように配置した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、ポンプ本体の回転軸を水平方向または斜め方向に延びるように配置してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、フロートを球形状に形成した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、たとえば、フロートを円柱形状や角柱形状などの球形状以外の形状に形成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、フロートを中空の形状に形成した例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、たとえば、フロートを中実の形状に形成してもよい。
また、上記第1実施形態では、浮遊物吸入口を1つ設け、上記第2実施形態では、浮遊物吸入口を3つ設けた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、浮遊物吸入口を2つ、または、4つ以上設けてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、遠心式の羽根車をポンプ本体に用いた例を示したが、本発明はこれに限らない。本発明では、軸流式や、斜流式などの遠心式以外の羽根車をポンプ本体に用いてもよい。
1 フロート
2 接続部
3、203 吸入管
3a、303a 浮遊物吸入口
4 ポンプ本体
4a ポンプ吸入口
4b、404b ポンプ吐出口
10 外周面
11 液面レベル調整部
40 ポンプ本体のフロート側の面
100、200、300、400 浮遊物除去装置
α 中心軸線

Claims (11)

  1. 液面に浮かぶ単一のフロートと、
    前記フロートの直下の離間した位置で前記フロートに接続され、液面近傍の浮遊物を吸引する吸引力を発生させるポンプ本体と、
    前記ポンプ本体に接続され、液面近傍位置に配置される浮遊物吸入口を有する吸入管と、を備える、浮遊物除去装置。
  2. 前記浮遊物吸入口は、水平方向において、前記単一のフロートの外周面の外側に配置されている、請求項1に記載の浮遊物除去装置。
  3. 前記浮遊物吸入口は、平面視において、前記フロートに重ならないように前記フロートから離間しており、前記フロートよりも小さく形成されている、請求項2に記載の浮遊物除去装置。
  4. 前記吸入管は、前記ポンプ本体の前記フロート側の面に設けられるポンプ吸入口に接続され、
    前記ポンプ吸入口は、前記フロートの中心および前記ポンプ本体を上下方向に通過する軸線上に設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の浮遊物除去装置。
  5. 略直線状に上下方向に延びるとともに、前記フロートと前記ポンプ本体とを接続する接続部をさらに備える、請求項4に記載の浮遊物除去装置。
  6. 前記吸入管は、前記ポンプ吸入口近傍で前記接続部と一体的に設けられている、請求項5に記載の浮遊物除去装置。
  7. 前記単一のフロートは、前記フロートの略中央部に上下方向に延びるように設けられ、前記浮遊物吸入口に対する前記フロートの高さ位置を調整する液面レベル調整部を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の浮遊物除去装置。
  8. 前記浮遊物吸入口は、前記フロートの周囲に前記フロートから水平方向に離間して1つ設けられている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の浮遊物除去装置。
  9. 前記浮遊物吸入口は、前記フロートの周囲に前記フロートから水平方向に離間して複数設けられ、
    複数の前記浮遊物吸入口は、平面視において、前記フロートの周方向において略等角度間隔で配置されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の浮遊物除去装置。
  10. 前記浮遊物吸入口は、前記フロートの周囲に前記フロートから水平方向に離間して複数設けられ、
    複数の前記浮遊物吸入口は、それぞれ、前記フロートの中心から略等距離だけ離間して配置されている、請求項1〜7および9のいずれか1項に記載の浮遊物除去装置。
  11. 前記ポンプ本体のポンプ吐出口は、前記ポンプ本体の側方を向くように設けられている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の浮遊物除去装置。
JP2017146705A 2017-07-28 2017-07-28 浮遊物除去装置 Active JP6833641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146705A JP6833641B2 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 浮遊物除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146705A JP6833641B2 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 浮遊物除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019025407A true JP2019025407A (ja) 2019-02-21
JP6833641B2 JP6833641B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=65477090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017146705A Active JP6833641B2 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 浮遊物除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6833641B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020116489A (ja) * 2019-01-21 2020-08-06 株式会社鶴見製作所 浮遊物除去装置
WO2021137683A1 (en) * 2019-12-30 2021-07-08 Ntk Industrial Sdn. Bhd. A waterway debris disposal arrangement and method of collecting and disposal of debris from within all waterway (surface, below surface and flood moving debris)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5245770A (en) * 1975-10-07 1977-04-11 Jun Sakaguchi Floating skimmer
JPS5578791U (ja) * 1978-11-27 1980-05-30
JPS59127791U (ja) * 1983-02-15 1984-08-28 本橋 久由 水槽内の浮遊物回収装置
JPH10258276A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Toyo Denki Kogyosho:Kk 浮遊油回収装置
JP2011255381A (ja) * 2009-07-28 2011-12-22 Eishin Techno Kk 浮上油回収装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5245770A (en) * 1975-10-07 1977-04-11 Jun Sakaguchi Floating skimmer
JPS5578791U (ja) * 1978-11-27 1980-05-30
JPS59127791U (ja) * 1983-02-15 1984-08-28 本橋 久由 水槽内の浮遊物回収装置
JPH10258276A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Toyo Denki Kogyosho:Kk 浮遊油回収装置
JP2011255381A (ja) * 2009-07-28 2011-12-22 Eishin Techno Kk 浮上油回収装置
US20120111779A1 (en) * 2009-07-28 2012-05-10 Eishin Techno Ltd. Floating oil collecting system having surface-level following type suction apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020116489A (ja) * 2019-01-21 2020-08-06 株式会社鶴見製作所 浮遊物除去装置
JP7188116B2 (ja) 2019-01-21 2022-12-13 株式会社鶴見製作所 浮遊物除去装置
WO2021137683A1 (en) * 2019-12-30 2021-07-08 Ntk Industrial Sdn. Bhd. A waterway debris disposal arrangement and method of collecting and disposal of debris from within all waterway (surface, below surface and flood moving debris)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6833641B2 (ja) 2021-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3194045B1 (en) Adjustable overflow system
EP2842615B1 (en) A device for recovering floating materials on the liquid surface
JP6833641B2 (ja) 浮遊物除去装置
EP2373585B1 (en) Method and apparatus for sewage grit removal
KR101556558B1 (ko) 부유물 회수펌프
CN102626560A (zh) 一种旋流气浮油水分离装置及气浮发生器
JP6858677B2 (ja) 浮遊物除去装置
KR940021839A (ko) 액체회수장치
JP2010104880A (ja) 浮遊物・表層液の回収装置
JP7188116B2 (ja) 浮遊物除去装置
JP3153557U (ja) 浮遊物の除去装置
KR101321389B1 (ko) 부유식 오일 방제장치
JP2019055391A (ja) 浮遊物除去装置
JP2010104975A (ja) 浮遊物・表層液の回収装置
JP6376814B2 (ja) 吸引装置及び異物回収装置
JP6091988B2 (ja) 水中撹乱ポンプ
JP2009148753A (ja) スカム除去装置
KR101442232B1 (ko) 광범위한 부유물 회수가 가능한 부유물 회수 처리장치
JPH0866680A (ja) 渦流式浮上汚染流体回収装置
US20110024339A1 (en) Swimming pool cleaner
CN207632529U (zh) 一种油漆漆渣过滤装置
JP2012239951A (ja) 液体回収フロート装置
JP4060276B2 (ja) 遠心分離機
WO2023148608A1 (en) Liquid intake
CN105923702B (zh) 一种处理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6833641

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250