JP6376814B2 - 吸引装置及び異物回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体に浮上する油、スラッジ、又はごみ等の異物を吸引する吸引装置、及びこの吸引装置を用いた異物回収装置に関する。
例えば工作機械のクーラント液には、加工物から持ちこまれる油や工作機械本体摺動部からの潤滑油等の油が含まれており、クーラントタンク内で油がクーラント液との比重差によって浮上する。この浮上油をそのままにしておくと、クーラント液の劣化・腐敗が進行し、結果的に加工品の加工品質の低下・作業環境の悪化につながる。このため、浮上油を分離・回収する必要がある。洗浄ラインでの洗浄液又はその他の業種の処置加工液にも、浮上油や液表層を浮遊する微細スラッジが生ずるので、これらを分離・回収する必要がある。
異物回収装置の1種として、液体に浮上する浮上油を吸引する吸引装置と、吸引した浮上油を液体と油とに分離する分離槽と、を備えるものが知られている(特許文献1参照)。吸引装置は、浮上油を吸引する吸引パイプを備える。吸引パイプはフロートによって液体の所定の位置に浮上する。吸引パイプには、ホースを介して吸引ポンプが接続される。浮上油は吸引ポンプの負圧により、吸引パイプに吸い込まれる。浮上油は、吸引パイプに接続されるホース、吸引ポンプを介して分離槽に送られる。分離槽では、比重差によって回収した浮上油を油と液体とに分離する。分離槽で分離されたきれいな液体は、クーラントタンクに戻される。分離槽で分離された油は、廃油口から排出される。
図7は、特許文献1に開示された従来の吸引装置の斜視図を示す。図中符号51は、L字形に曲げられた吸引パイプ、符号52はフロート、符号53は吸引パイプの外側に上下方向に移動可能に嵌められた吸引ノズルである。吸引パイプ51には、放射状に張り出す3本のアーム54が結合される。3本のアーム54の先端に3個のフロート52が結合される。
フロート52が支持する吸引パイプ51の高さは、時間の経過と共に変動する。吸引ポンプで吸い込んだ浮上油に空気が含まれたり、フロート52に浮上油が付着したりすると、吸引パイプ51の高さが変動する。吸引パイプ51の高さが変動しても、できるだけ液面近傍で浮上油を吸引できるように吸引ノズル53が設けられる。吸引ノズル53は、液面近傍の油を効率的に吸い込めるように、液面近傍に浮上する。吸引パイプ51の先は、図示しないホースに連結される。ホースの他端は吸引ポンプに連結される。
特許第4837803号
しかし、従来の吸引装置にあっては、吸引パイプ51の先に連結されるホースの重み、剛性、特にねじれが原因で、吸引パイプ51を垂直に保つことが難しいという課題がある。ホースには、吸引ポンプの負圧に耐えられるように剛性が高いものが用いられるから、ホースがねじれると、ホースにつられて吸引パイプ51が傾く。吸引パイプ51が傾くと、吸引ノズル53の上面も水平面から傾くので、空気や浮上油以外のクーラント液を無駄に吸引してしまう。
そこで、本発明の目的は、吸引パイプの傾きを防止できる吸引装置を提供することにある。
以下、本発明を説明する。なお、本発明の理解を容易にするために、添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
上記課題を解決するために、本発明の1態様は、液体に浮上する異物を吸引する吸引装置(1)であって、L字形に曲げられた吸引パイプ(5)と、前記吸引パイプ(5)を液体中に浮かせることができるように、前記吸引パイプ(5)のL字形を構成する垂直部(5a)を支持するフロート(6)と、前記吸引パイプ(5)のL字形を構成する水平部(5b)に前記水平部(5b)の中心線(30)の回りを回転可能に配置され、吸引ポンプ(11)に接続されるホース(8)に連結されるホース連結部(28)と、を備え、前記ホース連結部(28)は、前記吸引パイプ(5)の前記水平部(5b)の外側に回転可能に嵌められる筒形のカラー(28,28a,28b)であり、前記カラー(28,28a,28b)の外側にホース(8,8´)が差し込まれる吸引装置である。
本発明の1態様によれば、吸引パイプのL字形を構成する水平部にホースを回転可能に連結できるので、ホースがねじれても、ホースのねじれのトルクを極力ゼロに近づけることができる。このため、ホースのねじれが吸引パイプに伝わって吸引パイプが傾くのを防止できる。
本発明の実施形態の異物回収装置の概要図である。 本発明の第1の実施形態の吸引装置の平面図である。 本発明の第1の実施形態の吸引装置の垂直断面図である。 ホースを接続することによる吸引パイプの傾きを示す模式図である(図4(a)はホースを接続する前の状態を示し、図4(b)はホースを接続した後の状態を示す)。 本発明の第2の実施形態の吸引装置の側面図である。 本発明の第2の実施形態の吸引装置の垂直断面図である。 従来の吸引装置の斜視図である。
以下添付図面に基づいて、本発明の実施形態の異物回収装置を説明する。図1は、本実施形態の異物回収装置の概要図を示す。異物回収装置は、吸引装置1と、分離槽2と、を備える。吸引装置1は、クーラントタンク4内に配置され、クーラント液の表層に浮上する浮上油を吸引する。分離槽2は、吸引装置1が回収した浮上油を比重差によってクーラント液と油とに分離する。分離槽2で分離された油は、缶等の容器3に回収される。分離槽2で分離されたきれいなクーラント液は、クーラントタンク4に戻される。
吸引装置1、分離槽2の概要は以下のとおりである。吸引装置1は、フロート6によって所定の高さに浮上する吸引パイプ5と、吸引パイプ5の外側に設けられる筒状の吸引ノズル19と、を備える。吸引パイプ5はL字型形に曲げられていて、吸引パイプ5の下端部の先端にはホース8が接続される。ホース8はクーラントタンク4の底を這い、クーラントタンク4の壁4aに乗り、クーラントタンク4の外部に取り出される。ホース8は柔軟性を保つようにゴム製であり、吸引ポンプ11の負圧に耐えられるように補強材で補強されている。ホース8の比重は1より大きく、ホース8の内側にはクーラント液が充満しているので、ホース8はクーラントタンク4内で沈む。ホース8の他端は、ストレーナ10を介して吸引ポンプ11の吸込み側に接続される。
吸引ポンプ11には、例えばエアー駆動ダイヤフラムポンプ等が用いられる。吸引ポンプ11の吐出側は、吐出管を介して分離槽2の投入装置12に接続される。吸引ポンプ11の吸引負圧によって、クーラントタンク4の浮上油が吸引装置1から吸引される。吸引された浮上油は、分離槽2の投入装置12から回収液貯留部21に投入される。
分離槽2の回収液貯留部21では、時間の経過と共に比重差によって油が上に、きれいなクーラント液が下に分離される。回収液貯留部21と水分回収部22とは連通管13を介して連通する。連通管13は、回収液貯留部21の浮上した油の表面の高さを調整するために設けられる。回収液貯留部21で浮上した油は、堰14を通過して油分回収部23に排出される。きれいなクーラント液は、連通管13から水分回収部22に排出される。水分回収部22に回収されたクーラント液は、戻し管15を介してクーラントタンク4に戻される。
吸引装置1の詳細な構造は以下のとおりである。図2は、本発明の第1の実施形態の吸引装置の平面図を示し、図3は、第1の実施形態の吸引装置の断面図を示す。図3において、フロート6はIII-III線断面図で示され、ホース8はIII-III´線断面図で示される。
図3に示すように、吸引パイプ5は、L字形に曲げられて、L字形を構成する垂直部5a及び水平部5bを備える。曲げの曲率半径は、特に限定されるものではなく、曲率半径の小さいエルボを使用することも、曲率半径の大きいベンドを使用することもできる。曲げの角度も90度に限られることはなく、流れをよくするために、90度よりも僅かに大きくすることもできる。
吸引パイプ5を液体中で浮かせることができるように、吸引パイプ5の垂直部5aはフロート6に支持される。図2に示すように、フロート6は、吸引パイプ5の垂直部5aに連結される連結具6bと、連結具6bにねじ等の結合手段によって結合されるフロート本体6aと、を備える。連結具6bは、リング形の中央部25と、中央部25から円周方向に180度均等間隔を空けて半径方向に張り出す2本のアーム24と、を備える。2本のアーム24の先端部には、2個のフロート本体6aがねじ等の結合手段によって結合される。フロート本体6aは、中空の球体からなる。フロート本体6aは、吸引パイプ5の垂直部5aの周囲に円周方向に180度の均等間隔を空けて配置される。
図3に示すように、吸引パイプ5の垂直部5aには上下一対のワッシャ26a,26bが溶接等によって結合される。フロート6の連結具6bは、ワッシャ26a,26b間に垂直部5aの中心線27の回りを回転可能に挟まれる。吸引パイプ5は、フロート6に対して垂直部5aの中心線27の回りを相対的に回転可能である。
吸引パイプ5の垂直部5aの上端部には、上下方向に移動可能に吸引ノズル19が嵌められる。吸引ノズル19は、液面近傍に浮上する。吸引ノズル19を浮上させる原理は、特に限定されるものではなく、例えば、吸引ノズル19の材質に比重が1より小さい樹脂を用いることもできるし、吸引ポンプ11を作動させるときに発生するクーラント液の流れを利用することもできるし、吸引ノズル19を専用のフロートで浮かせることもできる。
吸引パイプ5の水平部5bの外側には、ホース連結部としての円筒形のカラー28が嵌められる。カラー28と吸引パイプ5の水平部5bとの間には隙間が空き、カラー28は水平部5bに対して水平部5bの中心線30の回りを回転可能である。カラー28は樹脂製又はステンレス等の金属製である。典型的なホース8の内径は、例えばφ13.5mm、φ19mmの2種類である。吸引パイプ5の外径は、例えばφ12mmである。内径φ13.5mmのホース8を使用する場合、カラー28の強度を考慮して金属製のカラー28を使用する。内径φ19mmのホース8を使用する場合、カラー28の肉厚が確保できるので、後述する傾き防止のために、比重が1よりも小さい樹脂製のカラー28を使用する。カラー28の外側にホース8が差し込まれる。ホース8は止め輪29でカラー28に結合される。
吸引パイプ5の水平部5bには、カラー28が垂直部5aに向かって水平部5bの軸方向に移動するのを制限する環状のストッパ31が溶接等の結合手段によって結合される。吸引パイプ5の垂直部5aと水平部5bとが交差する部分は湾曲する。カラー28が垂直部5aに向かって移動し、湾曲部に到達すると、カラー28の自由な回転が妨げられる。ストッパ31は、カラー28の移動を制限して、カラー28の自由な回転を保証する。水平部5bの先端には、カラー28の抜け防止用のストッパ32が設けられる。抜け防止用のストッパ32は、水平部5bの先端部を拡開することによって形成される。
ホース8の他端部は、上述のようにストレーナ10を介して吸引ポンプ11に接続される。吸引ポンプ11を作動させると、吸引ポンプ11の負圧によって吸引ノズル19から浮上油が吸い込まれる。浮上油は、吸引パイプ5、ホース8、ストレーナ10を経由して吸引ポンプ11に至る。
本実施形態の吸引装置によれば、以下の効果を奏する。吸引パイプ5のL字を構成する水平部5bにホース8を回転可能に連結するので、ホース8がねじれても、ホース8のねじれのトルクを極力ゼロに近づけることができる。このため、ホース8のねじれが吸引パイプ5に伝わって吸引パイプ5が傾くのを防止できる。
吸引パイプ5の垂直部5aは、フロート6に垂直部5aの中心線27の回りを回転可能に支持されるので、図2に示すように、吸引装置を平面視したとき、ホース8を任意の角度に向けても、ホース8に無理な力がかかることを防止できる。フロート6とホース8の位置関係は、クーラントタンク4の開口部の位置、ホース8の引き回しに応じて千差万別である。ホース8に無理な力がかかることを防止することで、吸引パイプ5が傾くのをより防止できる。
吸引パイプ5の外側にカラー28を嵌め、カラー28の外側にホース8を差し込むことで、浮上油の流れの途中に流路の径が狭まる部分を無くすことができ、スラッジが詰まるのを防止することができる。なお、流路の径が狭まる部分を無くすことは、粘性が高い流体を流す流路には、極めて大事なことである。水道水等の粘性が低い流体の場合には、径が狭まる部分があっても大体は問題なく流れる。しかし、浮上油等の粘性が高い流体の場合には、径が狭まる部分があると、そこにスラッジがあっという間に溜まり、浮上油が流れなくなるからである。
カラー28に比重が1よりも小さい樹脂を使用することで、ホース8の自重によって吸引パイプ5が傾くのを防止できる。図4を参照しつつこの理由を説明する。図4には、図2の2個のフロート本体を結ぶIII-III線に対してホース8が直交する状態を示す。図2のIII-III線に対してホース8が直交する状態では、ホース8の自重によって吸引パイプ5が最も倒れ易くなる。
図4(a)は、吸引パイプ5にホース8を接続しない状態を示す。符号Bは、フロート6の浮心であり、符号Gは、吸引パイプ5の重心である。実際にはL字を構成する水平部5bの重さにより、吸引パイプ5の重心Gは、図4(a)の位置よりも左側に位置するが、ここでは分かり易くするために、垂直部5a上に位置すると仮定する。
図4(a)に示す状態の吸引パイプ5にホース8とカラー28を接続すると、G点回りに図中(F−F)×bの反時計回りのモーメントが働き、吸引パイプ5が図4(b)に示す状態に傾く。このときの吸引パイプ5の重心G回りのモーメントMの釣り合いから、以下の数式1が成立する。
(数1)
M=F´×b−(F−F)×b=0
また、垂直力のバランスから以下の数式2が成立する。
(数2)
F´=W+(F−F
ここで、Fb,F´はフロート6の浮力であり、Wは吸引パイプ5の自重であり、Fはホースの自重であり、Fはカラー28の浮力である。
ホース8の自重が加わっても、吸引パイプ5の垂直部5aの傾きを小さくするためには、bを小さくする必要がある。カラー28を比重1より小さい樹脂にすることで、カラー28の浮力Fを大きくすることができる。このことにより、bを小さくすることができる。したがって、吸引パイプ5の傾きを小さくすることができる。
図5は、本発明の第2の実施形態の吸引装置を示す。この実施形態では、吸引パイプ5の水平部5bに、第1及び第2のカラー28a,28bが取り付けられている点、吸引パイプ5のワッシャ26bに、水平部5bとは反対方向に突出するバランサとしての錘33が取り付けられる点が第1の実施形態と異なる。錘33は、ホース8の自重とバランスを取り、吸引パイプ5の傾きを防止するために設けられる。なお、図5では、フロート本体6a、吸引ノズル19が省略されている。
第1のカラー28aの外径は、第2のカラー28bの外径よりも大きい。第1のカラー28aは樹脂製である。第1のカラー28aの外径φAは、例えば内径φ19mmのホース8を差し込むことができるようにφ19mmに設定される。図中φCは吸引パイプ5の外径であり、例えばφ12mmに設定される。第1のカラー28aの内径は、第1のカラー28aが水平部5bに対して回転できるように、水平部5bの外径よりも僅かに大きい。
第2のカラー28bは、ステンレス製である。第2のカラー28bの外径φBは、例えば内径φ13.5mmのホース8を差し込むことができるようにφ13.5mmに設定される。第2のカラー28bの内径は、第2のカラー28bが水平部5bに対して回転できるように、水平部5bの外径よりも僅かに大きい。第1のカラー28aと第2のカラー28bとは、水平部5bの軸方向に並べられる。
図6は、第1及び第2のカラー28a,28bにホース8,8´を差し込んだ吸引装置の断面図を示す。第1のカラー28a又は第2のカラー28bには選択的にホース8,8´が差し込まれる。ホース8,8´は止め輪29,29´で第1のカラー28a又は第2のカラー28bに結合される。図6には、第1のカラー28a及び第2のカラー28bが示されているが、実際にはいずれか一方のみにホース8又は8´が連結される。この実施形態の吸引装置によれば、吸引パイプ5に内径の異なる2種類のホース8,8´を接続することが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々な実施形態に変更可能である。
例えば、上記実施形態では、吸引パイプの外側に上下方向に移動可能に吸引ノズルを嵌めているが、吸引ノズルを省略し、吸引パイプの上面から浮上油を吸引することもできる。
上記実施形態では、フロート本体の数が2個の例を説明したが、フロート本体の数を3個以上にすることもできる。確かに、吸引パイプの周囲に3個のフロート本体を配置した場合は、2個のフロート本体を配置した場合に比べて、吸引パイプを安定して支持することができる。しかし、3個のフロート本体を配置しても、吸引パイプの傾きは発生する。また、工作機械のクーラントタンクに吸引装置を入れる場合、開口部が小さいことが多く、スペースを取らない2個のフロート本体のニーズが高い。
上記実施形態では、エアー駆動式の吸引ポンプを用いているが、電気駆動式の吸引ポンプを用いることもできる。
上記実施形態では、ホースを吸引ポンプにストレーナを介して接続しているが、ホースを吸引ポンプに直接接続することもできる。
上記実施形態では、比重差によって油とクーラント液を分離する分離槽を用いているが、油のかきあげ分離をするベルト式オイルスキマーを用いることもできる。
上記実施形態では、吸引装置でクーラント液に浮上する浮上油を吸引する例を説明したが、海水に浮上する重油、プールに浮上するごみ、排液に浮上するスラッジ等の異物を吸引することもできる。
上記実施形態では、吸引装置を工作機械のクーラントタンクに設置する例を説明したが、洗浄機又はメッキ装置のタンク、下水処理場又は食品工場のグリーストラップ、プール、海等に設置することもできる。
1…吸引装置
2…分離槽
3…容器
4…クーラントタンク
5…吸引パイプ
5a…垂直部
5b…水平部
6…フロート
6a…フロート本体
6b…連結具
8…ホース
10…ストレーナ
11…吸引ポンプ
12…投入装置
13…連通管
14…堰
15…戻し管
19…吸引ノズル
21…回収液貯留部
22…水分回収部
23…油分回収部
24…連結具のアーム
25…連結具の中央部
26a,26b…ワッシャ
27…垂直部の中心線
28…カラー(ホース連結部)
28a…第1のカラー
28b…第2のカラー
29…止め輪
30…水平部の中心線
31…ストッパ
32…ストッパ
33…錘

Claims (6)

  1. 液体に浮上する異物を吸引する吸引装置であって、
    L字形に曲げられた吸引パイプと、
    前記吸引パイプを液体中に浮かせることができるように、前記吸引パイプのL字形を構成する垂直部を支持するフロートと、
    前記吸引パイプのL字形を構成する水平部に前記水平部の中心線の回りを回転可能に配置され、吸引ポンプに接続されるホースに連結されるホース連結部と、
    を備え
    前記ホース連結部は、前記吸引パイプの前記水平部の外側に回転可能に嵌められる筒形のカラーであり、
    前記カラーの外側にホースが差し込まれる吸引装置。
  2. 前記フロートは、前記吸引パイプが前記フロートに対して前記吸引パイプの前記垂直部の中心線の回りを回転できるように、前記吸引パイプの前記垂直部を支持することを特徴とする請求項1に記載の吸引装置。
  3. 前記吸引パイプの前記水平部には、前記カラーが前記吸引パイプの前記垂直部に向かって前記水平部の軸方向に移動するのを制限する環状のストッパが結合されることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸引装置。
  4. 前記カラーは、樹脂製又は金属製であることを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の吸引装置。
  5. 前記カラーは、互いに外径が異なる第1及び第2のカラーを備えることを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の吸引装置。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の吸引装置と、
    前記吸引パイプに連結されるホースと、
    前記ホースに接続される吸引ポンプと、
    前記吸引装置が吸引した異物を比重差によって液体と異物とに分離する分離槽と、を備える異物回収装置。
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