JP3173520U - 移動式浮上油回収装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液層2内にフロート31により浮かびながら液面に浮上する回収部3と、液層外に配置されると共に回収部に回収管5を介して接続される分離部6とを有する。回収部と回収管との接続部4は、回収部の下部にフリージョイント機構を介して略水平方向に回動可能に接続されると共に、通液方向を下向きから横向きに変えるL字形通液路を有する第1接続部と、該第1接続部の側方に、フリージョイント機構を介して該側方である通液方向を回動軸として回動可能に接続されると共に、通液方向を略直角方向に変える横L字形通液路を有する第2接続部と、を有し、第2接続部の下流側部分に回収管を接続する。
【選択図】図1
Description
は、先提案技術について更に研究を続けた結果、回収管の撓み性や長さ、形状・材質の癖、取り回し等の諸条件や、或いは液面変動等による様々な影響を受けた場合であっても回収部の流入口部分を可能な限り液面に追従させることがより重要であり、この追従性の点で更なる改良の余地があることが判った。
液層外に配置されると共に前記回収部に回収管を介して接続して前記回収部により回収した油・スカムを水から分離する分離部と、
を有して成る移動式浮上油回収装置において、
前記回収部と前記回収管との接続部が、
回収部の下部にフリージョイント機構を介して略水平方向に回動可能に接続されると共に、通液方向を略下向きから略横向きに変えるL字形通液路を有する第1接続部と、
該第1接続部の側方に、フリージョイント機構を介して該側方である通液方向を回動軸として回動可能に接続されると共に、通液方向を略直角方向に変える横L字形通液路を有する第2接続部と、
を有し、
前記第2接続部の下流側に直接又は間接的に前記回収管を接続する構成であること、
を特徴とする移動式浮上油回収装置。
具体的構成としては、例えば、図1〜図5に示す実施例では、
油・スカム等が水に混入した液層2内にフロート31により浮かびながら該液層2の液面付近から該液面に浮上する油・スカムを回収する回収部3と、液層2外に配置されると共に前記回収部3に回収管5を介して接続して前記回収部3により回収した油・スカムを水から分離する分離部6と、
を有して成る移動式浮上油回収装置1において、
前記回収部3と前記回収管5との接続部4が、
回収部3の下部にフリージョイント機構(第1被ジョイント部3A及び第1ジョイント部41A)を介して略水平方向(図4の矢符X方向)に回動可能に接続されると共に、通液方向を略下向きから略横向きに変えるL字形通液路を有する第1接続部41と、
該第1接続部41の側方に、フリージョイント機構(第2被ジョイント部41B及び第2ジョイント部42A)を介して該側方である通液方向を回動軸として(図2及び図4の矢符Y方向に)回動可能に接続されると共に、通液方向を略直角方向に変える横L字形通液路を有する第2接続部42と、
を有し、
前記第2接続部42の下流側部分に直接又は間接的(本実施例では第3接続部43を介して間接的)に前記回収管5を接続する構成を主構成とするものである。
2 液層
3 回収部
3A 第1被ジョイント部
31 フロート
31A 本体フロート部
31B 流入口フロート部
32 流入口部分
33 フロートガイド棒
34 フロート支持バー
4 接続部
41 第1接続部
41A 第1ジョイント部
41B 第2被ジョイント部
42 第2接続部
42A 第2ジョイント部
42B 第3被ジョイント部
43 第3接続部
43A 第3ジョイント部
5 回収管
6 分離部
61 油水分離槽
62 ポンプ
63 処理後戻り管
64 ストレーナ
65 廃油槽
66 台車部
Claims (7)
- 油・スカムが水に混入した液層内にフロートにより浮かびながら該液層の液面付近から該液面に浮上する油・スカムを回収する回収部と、
液層外に配置されると共に前記回収部に回収管を介して接続して前記回収部により回収した油・スカムを水から分離する分離部と、
を有して成る移動式浮上油回収装置において、
前記回収部と前記回収管との接続部が、
回収部の下部にフリージョイント機構を介して略水平方向に回動可能に接続されると共に、通液方向を略下向きから略横向きに変えるL字形通液路を有する第1接続部と、
該第1接続部の側方に、フリージョイント機構を介して該側方である通液方向を回動軸として回動可能に接続されると共に、通液方向を略直角方向に変える横L字形通液路を有する第2接続部と、
を有し、
前記第2接続部の下流側に直接又は間接的に前記回収管を接続する構成であること、
を特徴とする移動式浮上油回収装置。 - 前記第1接続部の回動範囲が、360度であることを特徴とする請求項1に記載の移動式浮上油回収装置。
- 前記第2接続部の回動範囲が、下方に円弧を描く略180度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動式浮上油回収装置。
- 前記第2接続部の下流側に、360度の回動範囲を有する第3接続部が接続され、該第3接続部に回収管が接続される構成であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の移動式浮上油回収装置。
- 前記分離部が、前記回収部により回収した油・スカムを水から分離する油水分離槽と、前記回収部より回収した油・スカム及び水を吸引して前記油水分離槽内に送り込むポンプと、油・スカムを分離した水を排出又は前記液層内に戻す処理後戻り管と、を有する構成であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動式浮上油回収装置。
- 前記フロートが、浮上油・スカムを取り込むための前記回収部の流入口部分が液面付近に保持されるように前記回収部全体を浮上させるシングルフロート構成であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の移動式浮上油回収装置。
- 前記フロートが、前記回収部の全体を浮上させる本体フロート部と、浮上油・スカムを取り込むための前記回収部の流入口部分を液面付近の任意の浮上位置に保持設定する浮力調整可能な流入口フロート部と、から構成されるダブルフロート構成であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の移動式浮上油回収装置。
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JP2011006971U JP3173520U (ja) | 2011-11-28 | 2011-11-28 | 移動式浮上油回収装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3173520U true JP3173520U (ja) | 2012-02-09 |
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015199025A (ja) * | 2014-04-07 | 2015-11-12 | 産機テクノス株式会社 | 吸引装置及び異物回収装置 |
JP2019195759A (ja) * | 2018-05-09 | 2019-11-14 | 住友重機械工業株式会社 | スカム処理ロボット |
CN117225013A (zh) * | 2023-11-14 | 2023-12-15 | 广东铨冠智能科技有限公司 | 一种油水分离装置 |
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2011
- 2011-11-28 JP JP2011006971U patent/JP3173520U/ja not_active Expired - Fee Related
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