JP2019024760A - 留置型医療機器及び繋止部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】医療機器の小型化を妨げることがなく、体内に埋め込まれた後に容易に識別できる標識部を有する留置型医療機器を提供する。
【解決手段】薬液を貯留する液溜り部50を有する本体100と、本体100に接続されるカテーテルを本体100に繋止する繋止部材200とによって薬液注入ポート1を構成する。そして、繋止部材200に、本体100よりもX線の透過率が低い部材を含み、薬液注入ポート1に関する文字、マーク及び図形の少なくとも一つを示す標識部250を設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、被術者の体内に留置される留置型医療機器及びこの留置型医療機器に使用される繋止部材に関する。
現在、数ヶ月から年単位で人体の内部に留置される留置型医療機器がある。このような留置型医療機器の一つに、抗癌剤投与等に用いられる薬液注入ポートが挙げられる。薬液注入ポートは、皮膚の下に埋設して用いられ、その中央部分に気密性の高い圧縮されたシリコーンゴム等で形成された隔壁(セプタム)が設けられており、このセプタムに専用の穿刺針を刺して薬液を注入することができる。注入された薬液は薬液注入ポートと共に皮膚下に埋設されたカテーテルを介して、血管内に投与される。
この種の薬液注入ポートとして、例えば、下記の特許文献1、2が例示される。
特許文献1には、薬液が貯留される空洞が画定された本体を有するアクセスポート(留置型医療機器)が記載されている。特許文献1に記載のアクセスポートは、このアクセスポートの形式や様式の他、製造年月日やロット等を識別可能に構成されている。特許文献1の構成では、アクセスポート本体の外面の形状をアクセスポート識別のための特徴に用いている。
特許文献2には、識別特徴部を有するアクセスポートが記載されている。特許文献2に記載の識別特徴部は、基部の下面(底面)に左右反転されて例えば「CT」等の文字を彫ることによって形成される。術者は、X線撮像等を行って識別特徴部を視認し、アクセスポートが被術者の身体内にある間に裏返しになっているまたは向きが誤っているかどうかなど、埋め込み後のポートに問題があるかどうかを判断することができる。
特開2012−236040号公報 特表2012−523284号公報
しかしながら、特許文献1のアクセスポートは、アクセスポートの外面に凹凸や開口等の特徴的な形状を形成し、このような形状を識別の特徴に利用している。また、特許文献2のアクセスポートは、上記したように、基部の底面に文字を形成している。このように、特許文献1及び特許文献2に記載のアクセスポートは、いずれもアクセスポート本体にアクセスポート識別のための特徴を付与したものといえる。
ところで、留置型医療機器は、機器が埋め込まれる被術者の負担軽減の観点から小型であることが望ましい。小型の機器にあっては、本体の識別の特徴を付与するための領域が小さくなり、識別の特徴も小さくなって識別し難くなるものと思われる。また、当然のことながら、アクセスポートの本体においては、医療機器としての目的が優先される。このため、識別のための特徴の付与を考慮して本体の構成を変更することは望ましくない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、医療機器の小型化を妨げることがなく、体内に埋め込まれた後に容易に識別できる標識部を有する留置型医療機器及び繋止部材に関する。
本発明の留置型医療機器は、薬液を貯留する貯留空間を有する留置型医療機器の本体と、前記本体に接続される管体を前記本体に繋止する繋止部材と、を有し、前記繋止部材は、前記本体よりもX線の透過率が低い部材を含み、前記留置型医療機器に関する文字、マーク及び図形の少なくとも一つを示す標識部を有する。
また、本発明の繋止部材は、薬液を貯留する貯留空間を有する留置型医療機器の本体に接続される管体を前記本体に繋止する繋止部材であって、前記本体よりもX線の透過率が低い部材を含み、前記留置型医療機器に関する文字、マーク及び図形の少なくとも一つを示す標識部を有する。
本発明は、医療機器の小型化を妨げることがなく、体内に埋め込まれた後に容易に識別できる標識部を有する留置型医療機器及び繋止部材を提供することができる。
本発明の一実施形態の留置型医療機器を説明するための斜視図である。 図1に示した薬液注入ポートの上面図である。 図1に示した薬液注入ポートの右側面図である。 図2に示した矢線IV−IVにおける薬液注入ポートの縦断面図である。 図3に示した矢線V−Vにおける薬液注入ポートの横断面図である。 図1に示した本体の薬液注入ポートに繋止部材が取り付けられる以前の状態を説明するための図である。 図6に示した本体に第一カバー部材が本体に取り付けられた状態を示す図である。 第一カバー部材を示す図である。 第一カバー部材を示す他の図である。 第一カバー部材及び第二カバー部材が本体に取り付けられた状態を示す図である。 第二カバー部材を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同様の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。また、本実施形態の説明において、図面は留置型医療機器を構成する部材、部材同士の位置関係や状態を説明するものであり、各構成の長さ、幅及び高さ等を限定するものではない。
図1は、本実施形態の留置型医療機器を説明するための斜視図である。本実施形態では、例えば、留置型医療機器として薬液注入ポート1を例に挙げて説明する。なお、留置型医療機器は、薬液注入ポート1に限定されるものでなく、被術者の体内に数ヶ月から年単位で留置されて機能する機器に特に好適に用いられるが、これに限定されるものではない。本実施形態が例示する薬液注入ポート1以外の医療機器としては、例えば、留置カテーテル等がある。
図2は、図1に示した薬液注入ポート1を図1中に示したx,y,z座標の−z方向に見た上面図である。図3は、薬液注入ポート1を図1に示したx方向に見た右側面図である。
<全体構成>
本実施形態の薬液注入ポート1は、薬液を貯留する貯留空間を有する薬液注入ポート1の本体と、本体に接続される管体(カテーテル)を本体に繋止する繋止部材と、を有している。そして、繋止部材は、本体よりもX線の透過率が低い部材を含み、薬液注入ポート1に関する文字、マーク及び図形の少なくとも一つを示す標識部(図5)を有している。
図1から図3に示したように、薬液注入ポート1は、本体100を備えている。本体100は、被術者の体内に埋設される部材であって、適宜血管に接続されるカテーテルを除く部分である。図1から図3に示すように、本体100の外観からは、蓋体12と、隔膜部20と、ロックトップ32が視認される。蓋体12は、基部14(図4)と共に包含部10を構成する部材であって、隔膜部20は圧縮されて包含部10(図4)に押し込まれている。隔膜部20には、図示しない穿刺針によって薬液が注入される。ロックトップ32は、本体100のコネクタ部(図4)とカテーテルとの接続部を保護する部材である。
なお、本実施形態では、本体100において、図1、図3に示した隔膜部20の側を「上」、下面21の側を「下」と記す。また、下面21から隔膜部20に向かう方向を「上方」と記し、反対に隔膜部20から下面21に向かう方向を「下方」と記す。また、上下方向を「縦」とも記し、縦と直交する方向を「横」とも記す。
<本体>
本体100は、全体に厚さ(z軸に沿う方向の長さ)を持った略円盤状の形状を有していて、本体100の径は、厚さが最大厚さの略1/2になる位置p1(図1、図3)において最大となる。また、本体100の径は、下面21から位置p1に向かって順次大きくなり、位置p1から隔膜部20に向かって順次小さくなる。本体100にはサブ標識部22、糸掛け部23a、23bが形成されている。サブ標識部22は、例えば社名や製品名といった文字や、マークや図形といった識別情報を有することができる。サブ標識部22により、本体100が使用目的に適した製品であることの確認や、本体100の表裏や方向を容易に確認することが可能となる。また、本体100を半透明な材料で構成することにより、裏返しにしても識別情報をよみとることができる。なお、識別情報を示す位置は、サブ標識部22の外側表面に限定されず、サブ標識部22と本体100の接触面である内側表面に設けてもよい。その場合、サブ標識部22において識別情報を構成する構成材料が被術者の体内と非接触となるので、構成材料が接触することで被術者に及ぼす影響を考えなくてもよく、材料の選択肢が増える。さらに、サブ標識部22はX線透過率が低い部材を含んでいてもよく、その場合はX線写真においても識別情報を読み取ることができる。糸掛け部23a、23bは、いずれも薬液注入ポート1を体内に縫い止めるための糸が掛けられる部位である。
本実施形態では、生体に適合性の高いシリコンや、ヘパリン化親水性材料がコーティングされたポリウレタンを本体100の材料としている。このような材料はいずれも樹脂材料であって、X線の高い透過率を有している。このため、X線写真において、本体100は半透明あるいは白色の像となる。
図4は、図2に示した矢線IV−IVにおける薬液注入ポート1の縦断面図である。図5は、図3に示した矢線V−Vにおける薬液注入ポート1の横断面図である。図4、図5に示すように、本体100は、外部から注入された薬液を貯留する液溜り部50を包含する包含部10を有している。包含部10は、開口部59を有する基部14と、開口部59の少なくとも一部を閉じる蓋体12とを有している。また、薬液注入ポート1は、蓋体12及び基部14内に圧入される隔膜部20と、隔膜部20を介して注入された薬液を血管に注入する図示しないカテーテルを保護するロックトップ32と、を有している。
また、薬液注入ポート1は、コネクタ部85及び複数の剛性フレーム(上方フレーム60及び下方フレーム70)を備えている。コネクタ部85は、液溜り部50から包含部10の外方に連通している。上方フレーム60及び下方フレーム70は、包含部10より高い剛性を有しており、互いに組み合わされて環状の枠体を構成している。隔膜部20は、枠体の中に押し込められている弾性体によって形成され、開口部59を覆っている。
液溜り部50は、隔膜部20に刺した穿刺針(図示せず)を介して注液された薬液等が貯留される部位である。本実施形態の基部14と液溜り部50は、前記したように、一材で形成されている。従って、液溜り部50の底面52は樹脂材料で形成されている。このように液溜り部50を形成することにより、薬液を注入するための穿刺針(図示せず)が液溜り部50の内壁に衝突して破損するリスクが低減されている。また、破損した穿刺針を隔膜部20から引き抜いて隔膜部20が損傷するリスクも低減されている。
なお、本実施形態では液溜り部50が基部14と一材となっている態様で説明したが、個別の部材であってもよい。このとき、液溜り部50は、樹脂材料で形成されてもよいし、その他の材料で形成されていてもよい。
また、液溜り部50は、下方フレーム70と一材になっている態様であってもよい。この態様である場合、液溜り部50は下方フレーム70と同一の金属製となる。この場合、液溜り部50を囲っている壁面に穿刺針(図示せず)が衝突しても当該壁面に穿刺針が刺さらないので、液溜り部50が破損し難くなる。
<繋止部材>
薬液注入ポート1は、以上説明した本体100の他、本体100にカテーテルを繋止する繋止部材200を有している。繋止部材200は、上記したように、本体よりもX線の透過率が低い部材を含み、薬液注入ポート1に関する文字、マーク及び図形の少なくとも一つを示す標識部250(図5等)を有している。
図4、図5に示すように、本実施形態の繋止部材200は、本体100において薬液を外部に流出させる流路孔36と接続される第一カバー部材80と、第一カバー部材80と嵌合する第二カバー部材90と、を備えている。本実施形態の標識部250は、第二カバー部材90に設けられている。
さらに、薬液注入ポート1は、コネクタ部85を有している。コネクタ部85は、図示しないカテーテルに挿通されて薬液注入ポート1にカテーテルを装着するための部材である。このため、コネクタ部85の先端は鏃形状になっていて、図示しないカテーテルが抜け落ちることを防いでいる。
また、図示しないカテーテルの外径は第一孔部116aの内径に一致している。このため、カテーテルを116aに挿入してコネクタ部85を挿通させることにより、第一孔部116aの内壁とコネクタ部85の外周との間に図示しないカテーテルが入り込み、コネクタ部85は第一孔部116aの内部で固定される。
上記した「X線の透過率が低い部材」とは、本体100の材料として先に例示したシリコン等よりX線の透過率が低い部材をいう。このような部材には、金属部材と非金属部材とが含まれる。金属部材としては、例えば、鉛、ステンレス、マグネシウム及びアルミニウム等が考えられる。また、非金属部材としては、例えば、金属の酸化物、金属の化合物及びハロゲンの少なくとも一つを含むものがある。本実施形態では、金属の酸化物(MO)として、例えば、酸化ビスマス(Bi)が使用できる。金属塩としては、例えば、硫酸バリウム(BaSO)が使用できる。さらに、ハロゲンとしては、例えば、臭素(Br)やヨウ素(I)が使用できる。
また、「薬液注入ポートに関する」とは、例えば、薬液注入ポート1の仕様、性能(耐圧等)、型式、製造あるいは販売元及び留置状態等を指す。また、文字は情報を伝達する機能を有する記号であり、数字も含むものとする。マークとは、上記薬液注入ポートに関する情報を表す文字の組み合わせ、文字と線図の組み合わせ、さらには文字と図形の組み合わせをいう。さらに、図形は幾何学模様、物の形を表したもの及びそれらの組み合わせをいう。
また、ロックトップ32は、可視光線を透過し、第一カバー部材80に嵌合された状態の第二カバー部材90の少なくとも一部を覆うカバー状の軟質樹脂部材である。軟質樹脂部材は、軟質樹脂を材料にしている。ロックトップ32に使用される軟質樹脂材としては、例えば、ポリ塩化ビニルやオレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー及び酢酸ビニル、シリコーンゴム等がある。ロックトップ32の材料を軟性樹脂とすることにより、繋止部材200及び被術者の体内の両方を傷つけることを防ぐことができる。また、ロックトップ32が可視光を透過することにより、ロックトップ32の内部が術者から目視で確認できてカテーテルの接続作業が容易になる。
図6(a)、図6(b)及び図6(c)は、繋止部材200が取り付けられる以前の本体100の状態を説明するための図である。図6(a)は、このような本体100の斜視図である。図6(b)は、図6(a)に示したx,y,z座標の−y方向に本体100を見た正面図である。図6(c)は、x方向に本体100を見た右側面図である。図6(a)から図6(c)に示すように、本実施形態では、本体100が正面に第一カバー部材80の取付部111を備えている。取付部111は、本体100の正面の本体面114に形成された孔部113と、二つの取付凸部112及び本体面114の横方向端部両側に形成された嵌合溝115aを有している。孔部113にはコネクタ部85が係合し、コネクタ部85から流れ出た薬液はカテーテルに向かう。二つの取付凸部112は、後に説明する取付凹部120と係合する。嵌合溝115aは、本体面114よりもy方向に向かって(以下、「前方」とも記す)突出する壁面115に形成されている。
なお、本実施形態の本体100を繋止部材200と接続する構成は、このような構成に限定されるものではなく、本体100に繋止部材200を必要な強度と信頼性を持って取り付ける構成であれば、どのような形状であってもよい。
(第一カバー部材)
次に、繋止部材200のうちの第一カバー部材80について説明する。図7及び図8は、第一カバー部材80を説明するための図であって、図7(a)、図7(b)及び図7(c)は、第一カバー部材80が本体100に取り付けられた状態を示す図である。図7(a)は、第一カバー部材80及び本体100の斜視図である。図7(b)は、図7(a)に示したx,y,z座標の−y方向に図7(a)に示した構成を見た正面図である。図7(c)は、図7(a)に示した構成をx方向に見た右側面図である。
また、図8−A(a)から図8−A(c)及び図8−B(d)から図8−B(f)は、第一カバー部材80を示す図であって、図8−A(a)は、第一カバー部材80を背面側から見た斜視図である。図8−A(b)は図8−A(a)に示したx,y,z座標の−z方向に第一カバー部材80を見た上面図であり、図8−A(c)は第一カバー部材80を正面側から見た斜視図、図8−B(d)は第一カバー部材80をy方向に見た背面図、図8−B(e)は第一カバー部材80を−y方向に見た正面図、図8−B(f)は第一カバー部材80をx方向に見た右側面図である。
図7、図8−A、図8−Bに示すように、第一カバー部材80は、カテーテルが挿通される第一孔部116aを有する嵌合凸部116を備えている。すなわち、図8−A(a)から図8−B(f)に示すように、第一カバー部材80は、正面視において(図7(b)、図8−B(e))楕円形状の楕円板部材119及び嵌合凸部116を有している。嵌合凸部116は、楕円板部材119の本体100と反対側を向く表面119aから突出している。
第一カバー部材80は、本体100と同様に、シリコン等のX線を透過する部材を材料としている。そして、後述する標識部250の張出部252と嵌合する張出嵌合部である嵌合溝118を有している。嵌合溝118は、表面119aに形成されていて、嵌合溝118には標識部250の張出部252の端部が嵌め込まれて張出部252を支持している。
また、楕円板部材119の背面119bには取付凹部120が形成されていて、楕円板部材119には楕円板部材119を貫通すると共に第一孔部116aと連通する連通孔121が形成されている。取付凹部120は、図6(a)及び図6(b)に示した取付凸部112と嵌合して第一カバー部材80を本体100に固定する。
図8−A(a)及び図8−B(d)に示すように、取付凹部120は、背面119bに連通孔121を中心にして4つ形成されている。このような構成により、本実施形態は、第一カバー部材80を図7(b)に示したように本体100に取り付けることができ、また、180度反転させても第一カバー部材80を本体100に取り付けることができる。このような構成は、薬液注入ポート1の組立てや薬液注入ポート1とカテーテルとを接続する作業の簡易化に有効である。
また、図8−A(a)、図8−A(b)及び図8−B(f)に示すように、楕円板部材119は、その厚さが両端部において相対的に厚く、中央部分において相対的に薄くなっている。表面119aが平面であるのに対し、背面119bは全体が図6(a)及び図6(b)に示した本体面114に沿う凹曲面になっている。
さらに、本実施形態の楕円板部材119は、表面119aと背面119bとの間の周面119cに、嵌合凸部119dを備えている。嵌合凸部119dは、周面119c上であって、楕円板部材119の長軸上に形成されている。嵌合凸部119dは、第一カバー部材80が本体100に取り付けられた際、図6(a)及び図6(b)に示した嵌合溝115aとの間で摩擦力を生じ、壁面115に圧力をかけて第一カバー部材80が本体100から外れることを防いでいる。嵌合凸部119dは、このような機能、用途に好適な弾性力、硬度及び柔軟性を有する樹脂部材を材料とすることが好ましい。
なお、本実施形態は、第一カバー部材80を上記構成に限定するものではない。例えば、第一カバー部材80を本体100に取り付ける構成は、取付凸部112と取付凹部120とを嵌合させる構成に限定されるものでなく、第一カバー部材80と本体100との接続に必要な強度及び信頼性が得られるものであればどのような構成であってもよい。また、第一カバー部材80は、楕円板部材119と嵌合凸部116とを有するものに限定されず、カテーテルをコネクタ部85に繋止(ロック)し、カテーテルの本体100からの脱落を防ぐものであれば具体的な構成や形状はどのようなものであってもよい。
(第二カバー部材、標識部)
次に、繋止部材200のうちの第二カバー部材90及び標識部250について説明する。図9及び図10は、第二カバー部材90及び標識部250を説明するための図であって、図9(a)、図9(b)及び図9(c)は、第一カバー部材80、第二カバー部材90及び標識部250が本体100に取り付けられた状態を示す図である。図9(a)は、第一カバー部材80、第二カバー部材90及び本体100の斜視図である。図9(b)は、図9(a)に示した構成を−y方向に見た正面図である。図9(c)は、図9(a)に示した構成をx方向に見た右側面図である。
また、図10(a)から図10(d)は、第二カバー部材90及び標識部250を示す図であって、図10(a)は、第二カバー部材90及び標識部250の斜視図である。図10(b)は図10(a)に示した構成を−z方向に見た上面図であり、図10(c)は、図10(a)に示した構成を−y方向に見た正面図である。図10(d)は、図10(a)に示した構成をx方向に見た右側面図である。
図9、図10に示すように、第二カバー部材90は、嵌合凸部116の少なくとも一部に嵌合される嵌合部94(図10(c))と、を備えている。本実施形態の嵌合部94は、第二カバー部材90の内壁93及び内壁93に形成された内壁凸部92を含んでいる。標識部250は、第二カバー部材90の嵌合部94の外部に設けられている。このため、標識部250は外部に露出し、X線写真等で撮影した場合に識別し易くなる。
つまり、本実施形態では、第二カバー部材90が筒体であって、筒体の軸方向に形成された第二孔部91に嵌合凸部116が嵌合される。嵌合凸部116の外径と第二孔部91の内径は、両者の間に嵌合が容易であって、かつ、嵌合凸部116が抜け難くなる程度の摩擦力が生じるように設計されている。また、内壁凸部92は、嵌合凸部116の挿入を妨げず、嵌合凸部116の挿入後には嵌合凸部116に対して両側から圧力を加えて嵌合凸部116が抜け落ちることを防いでいる。第二カバー部材90は、上記機能を満たす弾性力、硬度及び柔軟性を有する樹脂を材料にすることが好ましい。
(標識部)
標識部250は、嵌合部94の外周面から嵌合凸部116の突出方向と交差する方向に張り出した張出部252を有している。本実施形態の張出部252には、文字をX線撮影機等に対して正対させた状態で表す切欠251a、同じ文字を第二孔部91の中心軸を中心にして180度回転させた状態の切欠251bが形成されていて、切欠251a、251bは張出部252を貫通している。また、張出部252は上記したX線の透過率の低い金属部材または非金属部材を含んでいる。このために、標識部250は、X線写真において黒い張出部252を背景に文字が白抜きで表示されるようになる。
なお、上記した「金属部材または非金属部材」は、張出部252が金属部材または非金属部材のみによって構成される他、他の部材を含むものであってもよいことを示す。他の部材としては、例えばペースト等が考えられる。このような場合、本実施形態では、ペーストに金属部材または非金属部材を混入し、板状に加工して張出部252とすることができる。
本実施形態では、張出部252が張り出す方向を、本体100の横断面と平行とする。このようにすれば、被術者の正面からX線写真を撮影する場合、薬液注入ポート1が被術者の体内に適正な向きに埋め込まれた状態であれば張出部252が撮影機に正対する。張出部252が撮影機に正対することにより、切欠251a、251bは撮影機に正対した文字の画像としてX線写真に写る。このことから、本実施形態は、薬液注入ポート1の被術者の体内における状態(向き)を体外から知ることができる。
また、このような構成によれば、本実施形態は、標識部250を設けたことによって薬液注入ポート1の上下方向の長さ(高さ)が長くなることをなくし、薬液注入ポート1の大型化を防ぐことができる。
また、本実施形態では、張出部252を、上面視において、張出部252の張出方向の長さを本体100の張出方向の長さより短くしている。以下、このような構成を説明する。
本実施形態は、薬液注入ポート1の小型化を妨げず、標識部250を識別し易いものにすることを目的としている。このため、薬液注入ポート1の本体100とは別に標識部250を設け、本体100を充分に小型化している。このような本実施形態においては、識別力を高めるために標識部250を本体100以上の大きさとすると、上記目的が果たせなくなる。
このことから、本実施形態は、図5に示すように、本体100の上面視において、張出部252の本体100の径方向の最大長さAを本体100の径以下としている。このようにすれば、標識部250が薬液注入ポート1を幅方向に大型化することがなく、張出部252の切欠251a、251bを形成する領域も本体100の径の範囲内で制限を受けることがない。
また、本実施形態の第二カバー部材90は、前記したように、嵌合凸部116に嵌合可能な位置(表面位置)、この表面位置を基準にして180度回転した位置(裏面位置)のいずれにあっても嵌合凸部116に嵌合可能である。つまり、本実施形態の第二カバー部材90は、図10(c)に示したように、二つの内壁凸部92が対称であって、第二カバー部材90が図10(c)の状態であっても180度回転(反転)した状態であっても嵌合凸部116と嵌合することができる。このことから、本実施形態は、標識部250が、文字、マーク及び図形の少なくとも一つを少なくとも二つ有し、文字、マーク及び図形の少なくとも一つは、一方と他方とが互いに表裏反転した状態で示されるものとした。
具体的には、図10(b)に示すように、2つの張出部252において、一方には撮影機の位置から見て「PC」の文字であると識別される切欠251aが形成されている。また、他方には、鏡面反転した「PC」の文字であると識別される切欠251bが形成されている。このような構成により、本実施形態は、第二カバー部材90を表面位置、裏面位置のいずれであっても嵌合凸部116と嵌合可能にし、第二カバー部材90の組立てやカテーテルとの接続を容易にすることができる。さらに、本実施形態は、第二カバー部材90が表面位置、裏面位置のいずれにあっても切欠251aまたは切欠251bを適正な側から読みとることができるので、標識部250が誤って識別される可能性を低減することができる。
なお、本実施形態の切欠251a、251bは、「PC」の文字を表すことに限定されるものでなく、薬液注入ポート1にかかる機能等(例えば耐圧)を示す情報にかかるものであればどのような文字や記号等であってもよい。
なお、本実施形態の標識部250は、以上の構成に限定されるものではない。例えば、標識部250は、X線の透過性の低い部材を切り欠いて文字等を表すものに限定されるものではない。本実施形態は、X線の透過性の低い部材に対し、この部材よりもX線の透過性の低い部材を練り込んだペースト等を使って文字等のパターンを形成するものであってもよい。このようにすると、文字等は、X線写真中に白地に黒色の像としてX線写真に写る。
また、本実施形態の標識部250は、張出部252を有する構成に限定されるものではない。例えば、第二孔部91のサイズを維持したままで第二カバー部材90の外径を大きくし(第二カバー部材90を厚くし)て第二カバー部材90の外周面の面積を大きくし、この外周面に文字等を形成してもよい。
上記実施形態および実施例は以下の技術思想を包含するものである。
<1>薬液を貯留する貯留空間を有する留置型医療機器の本体と、前記本体に接続される管体を前記本体に繋止する繋止部材と、を有し、前記繋止部材は、前記本体よりもX線の透過率が低い部材を含み、前記留置型医療機器に関する文字、マーク及び図形の少なくとも一つを示す標識部を有する、留置型医療機器。
<2>前記本体において前記薬液を外部に流出させるコネクタ部と接続される第一カバー部材と、前記第一カバー部材と嵌合する第二カバー部材と、を備え、前記第一カバー部材は、前記管体が挿通される第一孔部を有する凸部を備え、前記第二カバー部材は、前記凸部の少なくとも一部に嵌合される凸嵌合部を備え、前記標識部は、前記凸嵌合部の外部に設けられる、<1>の留置型医療機器。
<3>前記標識部は、前記凸嵌合部の外周面から前記凸部の突出方向と交差する方向に張り出した張出部を有する、<2>の留置型医療機器。
<4>前記張出部が張り出す方向は、前記本体の横断面と平行である、<3>の留置型医療機器。
<5>上面視において、前記張出部の前記張出方向の長さは、前記本体の前記張出方向の長さより短い、<4>の留置型医療機器。
<6>前記第一カバー部材は、X線を透過し、かつ、前記張出部と嵌合する嵌合部を有する、<3>から<5>のいずれか一つの留置型医療機器。
<7>前記第二カバー部材は、前記凸部に嵌合可能な表面位置、当該表面位置を基準にして180度回転した裏面位置のいずれにあっても前記凸部に嵌合可能であって、前記標識部は、前記文字、前記マーク及び前記図形の少なくとも一つを少なくとも二つ有し、前記文字、前記マーク及び前記図形の少なくとも一つは、一方と他方とが互いに表裏反転した状態で示される、<2>から<6>のいずれか一つの留置型医療機器。
<8>前記第一カバー部材に嵌合された状態の前記第二カバー部材の少なくとも一部を覆う軟質樹脂材をさらに備える、<2>から<7>のいずれか一つの留置型医療機器。
<9>薬液を貯留する貯留空間を有する留置型医療機器の本体に接続される管体を前記本体に繋止する繋止部材であって、前記本体よりもX線の透過率が低い部材を含み、前記留置型医療機器に関する文字、マーク及び図形の少なくとも一つを示す標識部を有する、繋止部材。
1...薬液注入ポート
10...包含部
12...蓋体
14...基部
20...隔膜部
21...下面
22...サブ標識部
23a、23b...糸掛け部
32...ロックトップ
36...流路孔
50...液溜り部
52...底面
59...開口部
60...上方フレーム
70...下方フレーム
80...第一カバー部材
85...コネクタ部
90...第二カバー部材
91...第二孔部
92...内壁凸部
93...内壁
94...嵌合部
100...本体
111...取付部
112...取付凸部
113...孔部
114...本体面
115...壁面
115a...嵌合溝
116...嵌合凸部
116a...第一孔部
118...嵌合溝
119...楕円板部材
119a...表面
119b...背面
119c...周面
119d...嵌合凸部
120...取付凹部
121...連通孔
200...繋止部材
250...標識部
251a,251b...切欠
252...張出部

Claims (9)

  1. 薬液を貯留する貯留空間を有する留置型医療機器の本体と、
    前記本体に接続される管体を前記本体に繋止する繋止部材と、を有し、
    前記繋止部材は、前記本体よりもX線の透過率が低い部材を含み、前記留置型医療機器に関する文字、マークまたは図形の少なくとも一つである標識体を示す標識部を有する、留置型医療機器。
  2. 前記本体は、前記貯留空間に貯留された前記薬液を外部に流出させるコネクタ部を備え、
    前記繋止部材は、前記コネクタ部と接続される第一カバー部材と、当該第一カバー部材と嵌合する第二カバー部材と、を備え、
    前記第一カバー部材は、前記管体が挿通される第一孔部を有する凸部を備え、
    前記第二カバー部材は、前記凸部の少なくとも一部と嵌合される凸嵌合部を備え、
    前記標識部は、前記凸嵌合部の外部に設けられる、請求項1に記載の留置型医療機器。
  3. 前記標識部は、前記凸嵌合部の外周面から前記凸部の突出方向と交差する方向に張り出した張出部を有する、請求項2に記載の留置型医療機器。
  4. 前記張出部が張り出す張出方向は、前記本体の横断面と平行である、請求項3に記載の留置型医療機器。
  5. 上面視において、前記張出部の前記張出方向の長さは、前記本体の前記張出方向の長さより短い、請求項4に記載の留置型医療機器。
  6. 前記第一カバー部材は、X線を透過し、かつ、前記張出部と嵌合する張出嵌合部を有する、請求項3から5のいずれか一項に記載の留置型医療機器。
  7. 前記第二カバー部材は、前記凸部に嵌合可能な位置である表面位置、当該表面位置を基準にして180度回転した位置である裏面位置のいずれにあっても前記凸部に嵌合可能であって、
    前記標識部は、前記標識体を少なくとも二つ有し、前記標識体の一方と他方とは互いに表裏反転した状態に設けられる、請求項2から6のいずれか一項に記載の留置型医療機器。
  8. 前記第一カバー部材に嵌合された状態の前記第二カバー部材の少なくとも一部を覆い、かつ可視光線を透過する軟質樹脂材をさらに備える、請求項2から7のいずれか一項に記載の留置型医療機器。
  9. 薬液を貯留する貯留空間を有する留置型医療機器の本体に接続される管体を前記本体に繋止する繋止部材であって、
    前記本体よりもX線の透過率が低い部材を含み、前記留置型医療機器に関する文字、マーク及び図形の少なくとも一つを示す標識部を有する、繋止部材。
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