JP2019020552A - 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ - Google Patents

現像カートリッジ、プロセスカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2019020552A
JP2019020552A JP2017137539A JP2017137539A JP2019020552A JP 2019020552 A JP2019020552 A JP 2019020552A JP 2017137539 A JP2017137539 A JP 2017137539A JP 2017137539 A JP2017137539 A JP 2017137539A JP 2019020552 A JP2019020552 A JP 2019020552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
seal member
blade
developing roller
cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017137539A
Other languages
English (en)
Inventor
浩志 宝田
Hiroshi Takarada
浩志 宝田
晃治 和田
Koji Wada
晃治 和田
翔平 勝箭
Shohei Katsuya
翔平 勝箭
成実 鴨志田
Shigemi Kamoshida
成実 鴨志田
広幸 宗次
Hiroyuki Munetsugi
広幸 宗次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2017137539A priority Critical patent/JP2019020552A/ja
Publication of JP2019020552A publication Critical patent/JP2019020552A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

【課題】第1シール部材が、シール押圧部材により押されても第2シール部材と現像ブレードの接触状態が維持される現像カートリッジ及びプロセスカートリッジを提供する。
【解決手段】現像ブレードと、現像ローラ両端部で現像容器に組み付ける第1シール部材51と、第1シール部材端面51a、51bを押圧するシール押圧部材と、現像容器に付属する第2シール部材57がある。第2シール部材は現像ブレードと現像容器間及び第1シール部材間に配置され、第2シール部材の一部が第1シール部材に密着し、第2シール部材の現像ブレード長手方向端部かつ自由端側に対向する形状の現像ブレードへの侵入量が現像ブレードの長手方向内側へ向け増加する。本構成により第2シール部材が傾いても現像ブレード長手方向端部かつ、現像ローラ13の軸線の直交方向において第2シール部材が現像ブレードと密着しトナー漏出を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真画像形成装置に用いられる、プロセスカートリッジ、及び現像カートリッジに関する。
ここで、プロセスカートリッジとは、現像剤、感光ドラム、及び、プロセス手段(例えば、現像剤担持体(以下、現像ローラと称す))のうち少なくとも一つを有し、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なものを指す。
また、プロセスカートリッジは、感光ドラムと現像ローラとを一体的にカートリッジ化したものや、感光ドラムと現像ローラとを別々にカートリッジ化したものがある。特に、現像ローラを有したものを現像カートリッジと称す。
さらに、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンター(LEDプリンター、レーザービームプリンター等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
電子写真画像形成装置本体(以下、「装置本体」と称する)は、画像データに対応した光を感光ドラムに照射して静電像を形成する。そして、この静電像に対して、現像カートリッジの現像ローラから現像剤(以下「トナー」と称する)を供給して、トナー像として顕像化する。このトナー像は、転写装置によって感光ドラムから記録紙などの記録材へ転写される。このトナー像を、定着装置で記録材上に定着することで記録画像が形成される。そして、トナーを用いる現像カートリッジにおいて、現像ローラ上のトナーの層厚を規制する現像ブレード端部のトナー漏出を防止する為に、現像ローラと現像容器の間にシール部材を設けたものが提案されている。
特許文献1には、現像容器と、現像ローラと、現像ブレードと、現像ローラの軸方向両端部に配置されたシール部材(以下「第1シール部材」と称する)と、第1シール部材の側面を押圧するシール押圧部材とが設けられ、シール押圧部材により押された第1シール部材が現像ブレード端部に接触してトナーを封止する構成が記載されている。
特許文献2には、現像容器に成形された弾性部材からなる成形シール部材が現像ブレード裏面と現像容器の隙間に配置され、その隙間からのトナー漏出を抑えるようにした構成が記載されている。ここで、現像ブレード裏面とは、現像ブレードの現像ローラと当接する面を表面とし、厚み方向で表面と逆側の面とする。
特開2016−66077号公報 特開2012−118566号公報
成形された弾性体からなるシール部材(以下、第2シール部材と称する)は第1シール部材及び現像ブレードと密着する。
しかし、シール押圧部材により第1シール部材の側面が押圧され、被押圧側と反対の側面を現像ブレードに当接させる過程で、第2シール部材が傾き、現像ブレードとの間に現像ローラの軸線に直交する方向に隙間を生じさせてしまう。
そこで本発明は、第1シール部材が、シール押圧部材により押されても第2シール部材と現像ブレードの接触状態が維持される現像カートリッジ及びプロセスカートリッジを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る現像カートリッジは、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像カートリッジ(B1)であって、
現像剤を担持する為の現像ローラ(13)と、
前記現像剤を収容し、前記現像ローラを回転可能に支持する現像容器(16)と、
前記現像容器に固定する固定部と前記現像ローラに接するニップ部(15c1)を有する、前記現像剤を規制する現像ブレード(15)と、
前記現像容器に固定され、前記現像ローラの両端部に現像容器(16)から現像剤が漏れるのを防止する第1シール部材(51)と、
前記第1シール部材の端面を前記現像ローラ回転軸線方向に押圧するシール押圧部材(46)と、
前記現像容器に対して、弾性樹脂を射出して成形され、前記現像ブレードと前記現像容器の間と前記第1シール部材と前記現像ブレードの間を封止して現像剤が漏れるのを防止する、第2シール部材(57)と、
を有し、
前記第2シール部材は、前記現像ブレードの固定部側対向部と、ニップ部側対向部と、前記固定部側対向部と前記ニップ部側対向部をつなぐ接続部と、を備え、
前記ニップ部側対向部は、前記第1シール部材に接着される接着部と、
前記現像ローラ回転軸線方向から見て、前記接着部から前記現像カートリッジ内側に向かうに従い前記現像ブレードに近付く傾斜面を備えることを特徴とする。
本発明に係る現像カートリッジによれば、第2シール部材と現像ブレードの密着性を確保できるため、第2シール部材と現像ブレード間からのトナーの漏出を防止することができる。
本発明を適用可能な第1の実施例に係る押圧部の組付け状態により第1シール部材が変形していく様子を時系列的に表した模式図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る電子写真画像形成装置の画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係るプロセスカートリッジの断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る現像カートリッジの組立を説明する斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る現像ローラ回転軸線方向に対する断面図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る現像カートリッジの構成を示す斜視説明である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る現像カートリッジの構成を示す斜視説明図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る第1シール部材の詳細構成を説明する斜視図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る第2シール部材の構成を示す斜視図と模式図である。 本発明を適用可能な第1の実施例に係る現像カートリッジの長手端部シール構成を示す短手方向の模式断面図(シールができないパターン)である。 本発明を適用可能な第2の実施例に係る現像ブレード15端部及びその断面を示す第2シール部材がリップ形状を有するときの組付けによる第2シール部材の変化を時系列的に示す部分拡大図及び断面図である。
本発明に係るプロセスカートリッジ、及び、装置本体を、図面に則して説明する。
尚、装置本体は、レーザビームプリンタ本体と、レーザビームプリンタ本体に着脱可能なドラムカートリッジ、および、現像カートリッジを例に挙げて説明する。
以下の説明において、ドラムカートリッジ、および、現像カートリッジの長手方向とは、感光ドラムの回転軸線、及び、現像ローラの回転軸線と略平行な方向である。また、感光ドラムの回転軸線、及び、現像ローラの回転軸線は、記録媒体の搬送方向と交差する方向である。また、ドラムカートリッジ、および、現像カートリッジの短手方向とは、感光ドラムの回転軸線、及び、現像ローラの回転軸線と略直交する方向である。本実施例では、ドラムカートリッジ、および、現像カートリッジをレーザビームプリンタ本体へ着脱する方向は、各カートリッジの短手方向である。また、説明文中の符号は、図面を参照するためのものであって、構成を限定するものではない。なお、以下の説明において、長手方向に関して装置本体から現像カートリッジに回転力が伝達される側を「駆動側」と称する。また、その反対側を「非駆動側」と称す。
(1)装置本体の全体説明
図2を用いて、本発明の一実施例を適用した装置本体の全体構成について説明する。
図2は、装置本体の側断面説明図である。
図2に示す装置本体は、パーソナルコンピュータなどの外部機器から通信された画像情報に応じて、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体2にトナーtによる画像を形成するものである。また、装置本体は、現像カートリッジB1とドラムカートリッジCとが、使用者によって装置本体A1に、取り付け、及び、取り外しが可能に設けられている。記録媒体2の一例として、記録紙、ラベル紙、OHPシート、布等が挙げられる。また、現像カートリッジB1は現像ローラ13等を有し、ドラムカートリッジCは感光ドラム10、帯電ローラ11等を有する。
感光ドラム10は、装置本体A1からの電圧印加によって、帯電ローラ11で感光ドラム10の表面を一様に帯電する。そして、光学手段1から画像情報に応じたレーザ光Lが、帯電した感光ドラム10に照射され、感光ドラム10に画像情報に応じた静電潜像が形成される。この静電潜像は、後述の現像装置によってトナーtで現像され、感光ドラム10表面にトナー像が形成される。
一方、給紙トレイ4に収容された記録媒体2は、前記トナー像の形成と同期して、給紙ローラ3aとこれに圧接する分離パット3bに規制され、一枚ずつ分離給送される。そして、記録媒体2は、搬送ガイド3dにより、転写手段としての転写ローラ6へと搬送される。転写ローラ6は、感光ドラム10表面に接触するように付勢されている。
次いで、記録媒体2は、感光ドラム10と転写ローラ6とで形成される転写ニップ部6aを通る。このとき、転写ローラ6にトナー像と逆極性の電圧を印加することで、感光ドラム10表面上に形成されたトナー像が、記録媒体2に転写される。
トナー像が転写された記録媒体2は、搬送ガイド3fに規制され定着手段5へ搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5a、及び、ヒータ5bを内蔵した定着ローラ5cを備えている。そして、記録媒体2は、駆動ローラ5aと定着ローラ5cとで形成されるニップ部5dを通過する際に、熱、及び、圧力を印加され、記録媒体2に転写されたトナー像が記録媒体2に定着される。これによって、記録媒体2に画像が形成される。
その後、記録媒体2は、排出ローラ対3gによって搬送されて、排出部3hへ排出される。
(2)電子写真画像形成プロセスの説明
次に、図3を用いて、本発明の一実施例を適用した電子写真画像形成プロセスについて説明する。
図3は、現像カートリッジB1及びドラムカートリッジCの断面説明図である。
図3に示すように、現像カートリッジB1は、現像容器16に、現像装置としての現像ローラ13や現像ブレード15等を備えている。また、ドラムカートリッジCは、クリーニング枠体21に、感光ドラム10や帯電ローラ11等を備えている。
現像容器16のトナー収納部16aに収納されたトナーtは、現像容器16に回転可能に支持されたトナー搬送部材17が矢印X17方向に回転することによって、現像容器16の開口部16bから現像室16c内へ送り出される。現像容器16には、マグネットローラ12を内蔵した現像ローラ13が設けられている。具体的には、現像ローラ13は、軸部13eとゴム部13dから構成される(図6参照)。軸部13eは、アルミ等の導電性の細長い円筒状であり、その長手方向で中央部はゴム部13dで覆われている(図6参照)。ここで、ゴム部13dは、外形形状が軸部13eと同軸線上になるように軸部13eに被覆されている。現像ローラ13は、マグネットローラ12の磁力によって、現像室16cのトナーtを現像ローラ13の表面に引き寄せる。また、トナーtは現像ブレード15によって摩擦帯電されつつ、現像ローラ13周面の層厚が規制される。そして、装置本体A1から電圧が印加された現像ローラ13を感光ドラム10と接触させた状態で、回転方向X5に回転させることにより、感光ドラム10の現像領域へトナーtを供給する。
ここで、本実施例のような接触現像方式の場合、常に図3に示すような現像ローラ13が感光ドラム10に接触したままの状態が維持されると、現像ローラ13のゴム部13dが変形する恐れがある。このため、非現像時には、現像ローラ13を感光ドラム10から離間しておくことが好ましい。
感光ドラム10の外周面には、クリーニング枠体21に回転可能に支持され感光ドラム10方向に付勢された帯電ローラ11が接触して設けられている。詳細構成については後述する。帯電ローラ11は、装置本体A1からの電圧印加によって、感光ドラム10の表面を一様に帯電する。帯電ローラ11に印加する電圧は、感光ドラム10の表面と帯電ローラ11との電位差が放電開始電圧以上となるような値に設定されており、具体的には帯電バイアスとして−1300Vの直流電圧を印加している。このとき、感光ドラム10の表面を帯電電位(暗部電位)−700Vに一様に接触帯電させている。また、本例ではこの帯電ローラ11は感光ドラム10の回転に対して駆動回転する(詳細は後述)。そして、光学手段1のレーザ光Lにより、感光ドラム10の表面に静電潜像が形成される。その後、感光ドラム10の静電潜像に応じてトナーtを転移させて静電潜像を可視像化し、感光ドラム10にトナー像を形成する。
(3)現像カートリッジの構成、組立説明
次に、図4〜図7を用いて、本発明の一実施例を適用した現像カートリッジB1の構成及びトナー封止に係る部品の組み立て方法について概略を説明する。但し、第1シール部材51及び第2シール部材57のシール構成については次項で詳説する。
図4は現像カートリッジB1の組立を説明する斜視図である。図5は現像ローラ13回転軸線方向を法線とする断面図であり、図5(a)は現像ブレード15を現像容器16に組み付けた時の断面図、図5(b)は現像ローラ13を現像容器16に組み付けた時の断面図、図5(c)は弾性樹脂部材15cの拡大図である。
図6は現像カートリッジB1の構成を示す斜視説明図であり、図6(a)が駆動側、図6(b)が非駆動側である。図7は現像カートリッジB1の構成を示す斜視説明図であり、図7(a)が駆動側、図7(b)が非駆動側である。
図4、図6、図7に示すように、現像カートリッジB1は、現像容器16、現像ブレード15、駆動側現像軸受36、非駆動側現像軸受46、現像ローラ13、現像ローラギア29、駆動入力ギア27、カップリング部材180を備えている。
さらに、現像カートリッジB1は、現像サイドカバー34、第1可動部材120、第2可動部材(不図示)、第1シール部材51、第2シール部材57、第3シール部材58を備えている。
図4(a)に示すように、第1シール部材51は駆動側と非駆動側の現像ローラ13端部にそれぞれ設けられる1対のシール部材である。第1シール部材51は接合手段としての貼り付け層51gを有し、貼り付け層51gを現像容器16に設けられた第1固定面16d及び第2固定面16eに沿うように貼り付けることで、現像容器16に組み付けられる。
次に、図4(b)に示すように金型(不図示)が現像容器16の面16kに接触した後、エラストマ樹脂を射出成形することで、第2シール部材57が面16k上に長手方向に渡って成形される。ここで、第2シール部材57の第1接着部57a1は第1シール部材51の長手方向内側の側面51b(以下、「第1シール部材他端面」と称する)に接着している。詳細は図1で説明する
第3シール部材58は可撓性シートで形成される。第3シール部材58の短手方向一端側58aは現像容器16に設けられた第5固定面16jに両面テープ等の接合手段により固定される。この時、第5固定面16jから第1シール部材51が突出しており、第3シール部材58が第1シール部材51を第5固定面16jまで圧縮するため、第1シール部材51と第3シール部材は隙間なく密着する。
現像ブレード15は、図5に示すように、板金からなる導電性の支持部材15a及びSUS板で可撓性の弾性部材15b、弾性樹脂部材15cからなる。
弾性部材15bは長手方向と直交する方向に固定端15b2、自由端15b1を備えている。そして固定端15b2は支持部材15aとYAGもしくは溶接等により固定されており、自由端15b1は、弾性樹脂部材15cによって覆われている。
この弾性樹脂部材15cは、現像ローラ13と接触するニップ部15c1、ニップ部15c1を含む第一凸部15c2、第一凸部15c2と反対方向に突出する第二凸部15c3を有する。第一凸部15c2で現像ローラ13と当接することで、現像ブレード15と現像ローラ13の当接圧のピーク値を高くでき、画質向上につながる。
支持部材15aは、長手方向の駆動側端部15a1、非駆動側端部15a2はそれぞれ現像容器16の第3固定面16g、第4固定面16hに対してビス52、ビス53で固定される(図4参照)。
図4(c)に示すように、現像ローラ13は組立治具によって、現像容器16に対して、画像形成時の位置に精度よく配置される。この時、現像ローラ13は第1シール部材51を現像ローラ13の径方向に圧縮することで、現像ローラ13の長手両端からトナーが漏出するのを防ぐ。また、図5に示すように、現像ローラ13は現像ブレード15のニップ部15c1と当接しながら、弾性部材15bを撓ませる。弾性部材15bが撓むと、ニップ部15c1と現像ローラ13の間に所定の接触圧が働くとともに、第2シール部材57は長手に渡って弾性部材15bと密着し、現像ブレード15と現像容器16の間からトナーが漏出するのを防ぐ。さらに、図4(b)に示すように、現像ローラ13は第3シール部材58と当接し、現像容器16と現像ローラ13の隙間からトナーが漏出するのを防ぐ。
そして、現像ローラ13は精度よく配置されたまま、非駆動側押圧部46aを有する非駆動側現像軸受46が矢印F方向に組まれる。始めに、非駆動側現像軸受46の嵌合部46dが現像容器16の第2位置決め穴16mと嵌合し、その後現像ローラ13の非駆動側端部13gが非駆動側現像軸受46の支持部46bと嵌合する。
さらに、非駆動側現像軸受46は矢印F方向に挿入され、シール押圧部46aは第1シール部材端面51aを押圧する。押圧力を受けた第1シール部材51は矢印F方向に動き、第1シール部材他端面51bが現像ブレード15の端面15c4に接触する。かくして、現像ブレード15と第1シール部材51の間からトナーが漏出するのを防ぐ。
一方、図4(c)に示すように、駆動側現像軸受36も非駆動側軸受46と同様に且つ同時に組み付けられる。駆動側現像軸受36及び非駆動側軸受46が組付けられると、現像ローラ13は駆動側現像軸受36の穴36b及び非駆動側軸受46の支持部46bと嵌合し、回転可能に支持される。
図6、図7に示すように、駆動側現像軸受36よりも長手方向外側では、現像ローラギア29が現像ローラ13と一体的に回転できるように現像ローラ軸13aに係合している。また、駆動側現像軸受36は、その長手外側で駆動入力ギア27を回転可能に支持している。駆動入力ギア27は現像ローラギア29と噛み合っている。さらに、駆動入力ギア27と係合するようにカップリング部材180が設けられている。
現像カートリッジB1の駆動側最端部には、駆動入力ギア27等を長手外側から覆うように現像サイドカバー34が設けられている。現像サイドカバー34の穴34aを通して、カップリング部材180が長手外側に突出している。カップリング部材180は、装置本体A1に設けられた本体側駆動部材(不図示)と係合し、回転力が伝達される構成となっている。カップリング部材180に入力された回転力は、駆動入力ギア27、現像ローラギア29を介して、回転部材としての現像ローラ13へ伝達される構成となっている。
また、駆動側現像軸受36には、第1可動部材120が設けられている。そして、その第1可動部材120は、第1本体部としての駆動側当接離間レバー70、および、第1弾性部としての駆動側現像加圧バネ71で構成されている。一方、非駆動側現像軸受46にも同様に非駆動側当接離間レバー72(図7(b)参照)及び非駆動側加圧バネ(不図示)からなる第2可動部材が設けられている。駆動側当接離間レバー70と非駆動側当接離間レバー72に本体側スライド部材(不図示)が当接することによって、現像ローラ13が感光ドラム10に当接あるいは離間するように現像カートリッジB1が動く。
(4)シールの構成説明
現像カートリッジ20の第1シール部材51及び第2シール部材57のシール詳細構成について図1、図8、図9を用いて詳述する。なお、本説明は非駆動側のみで行っているが駆動側も同構成である。
図1は第1シール部材51周辺部及び断面を示した図で、シール押圧部46aの組付け状態により第1シール部材51が変形していく様子を時系列的に表した模式図である。
それぞれ、図1(a)は現像ブレード15が組まれる直前の図、(b)はその断面図、図1(c)は現像ローラ13が組まれた時の図、(d)はその断面図、図1(e)はシール押圧部46aが第1シール部材51を押圧後の図、(f)はその断面図である。
図8は第1シール部材51の詳細構成を説明する斜視図である。図9はブレードを組み込む前の第2シール部材57を説明する斜視図で、第1シール部材あり(a)、第1シール部材なし(b)である。
まず、図8を用いて第1シール部材51について説明する。
第1シール部材51は、表層51d、中間層51c、表層51dと中間層51cを接着する接着層51f、中間層を現像容器16に固定する貼り付け層51gで構成される。表層51dは基布51d2と基布51d2から起毛しているパイル糸51d1から成る。パイル糸51d1の材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレートといった合成繊維、レーヨンといった半合成繊維綿、コットン等の天然繊維等、または、これらの組み合わせや撚糸加工を施したものが挙げられる。基布51d2の材質としてはポリエステル等が挙げられ、編物や織物として形成される。また、基布51d2には樹脂性接着剤を染み込ませており、パイル糸51d1が基布51d2から抜けないようにしている。中間層51cは弾性体で形成されるクッション層であり、材質はポリウレタンのような合成樹脂の発泡体である。第1シール部材51は現像ローラ13と現像容器16の間に縮設されるため、弾性力を持って現像ローラ13と当接し、現像ローラ13の長手両端からトナーが漏出するのを防ぐ。
但し、各層には他の材質を用いてもよく、弾性力を付与した表層51dと固定部51gの2層の構造や、より多層の構造にしてもよい。
次に図1、図5、図8、及び図9を用いて、第2シール部材57について説明する。
前述したように、第2シール部材57は第1シール部材51が貼り付けられた現像容器16にエラストマ樹脂を成形したものである。
まず始めに図1、図5及び図9に示すように第2シール部材57は、長手両端に配置された第2シール部材端部57a、長手に伸びて第2シール部材端部57aをつなぐ第2シール部材中央部57bを有している。
また第2シール部材端部57aは、第1接触部57a1、第2接触部57a2、第3接触部57a3及び、第4接触部57a4を有している。
次に図9に示すように、短手方向において現像ブレード15を取り付ける現像容器16の第4固定面16hを基準にして第3接触部57a3が最も高い位置にあり、第4接触部57a4が最も低い位置にある。そして、第2接触部57a2は、第3接触部57a3から第4接触部57a4に向かってなだらかに下っており、互いを接続する。
ここで、現像ローラ13の回転軸線と直交する方向における、現像ブレード15と第2シール部材57の隙間のシールについて説明する。
図1に示すように、第1接着部57a1は第1シール部材51の第1シール部材他端面端面51bと密着している。ここで、第1接着部57a1は図9(b)に示すような面で、第1シール部材他端面端面51bと密着している。
そして、図5を併用して説明すると、現像ブレード15を現像容器16へ組み付けると、第2シール部材57の第2接触部57a2と第2シール部材中央部57bは支持部材15aと干渉し、弾性変形をして当接する。
このとき、図1(b)に示すように、第4接触部57a4は弾性部材15bと干渉しない位置関係にある。
次に、図1(d)に示すように、現像ローラ13が組立治具によって画像形成時と同じになる位置に精度よく配置されると、弾性部材15bは矢印N方向に撓み、第4接触部57a4が弾性部材15bと干渉し弾性変形して当接する。
そして、第2接触部57a2及び、第4接触部57a4は現像ブレード15の弾性部材15bに接触し、第3接触部57a3は現像ブレード15の弾性部材15bと支持部材15aで作られる隅部15b5(図5(a)参照)と接触する。
そして図1(f)に示すように、押圧部46aにより第1シール部材51がF方向に押されると、第1シール部材他端面51bが現像ブレード端面15c4に接触して第1シール部材51と現像ブレード15の長手方向の隙間を埋めてトナーの漏出を防止する。
以上説明したように、現像ブレード15と第2シール部材57を長手方向及び短手方向において隙間なく密着させることで、現像ブレード15と第2シール部材57間の短手方向における隙間及び、現像ブレード15と第1シール部材51間の長手方向における隙間のトナーの漏出を防ぐことができる。
次に図1、図9、図10を用いて第2シール部材57(157)の第4接触部57a4(157a)について説明する。
図10は本件の提案構成の優位性を説明するための図である。また図10は第4接触部157a4が現像ブレード15長手方向において高低差がない形状かつ、力F2により押されて現像ブレード15に対して滑り、第1シール部材他端面151bが現像ブレード端面115c4に接触し長手方向の隙間が埋まっている状態を示している。
まず始めに、図1(b)で示すように第2シール部材57の第4接触部57a4上の現像ブレード長手方向端部15c4に対向する位置の点57a41は長手方向内側に位置する点57a42を結ぶように傾斜している。そして、点57a42の方が点57a41に比べて現像ブレード15に近い相対関係になっている。
図1(d)に示すように現像ローラ13が組付けられると第4接触部57a4が現像ブレード15に押圧され、隙間Lが無くなる。
次に、図1(e)及び(f)に示すように押圧部46aが組付けられることにより、押圧面46a1が第1シール部材端面51aを矢印F方向に押す時、第1シール部材51の表層部51dは矢印F方向に動く。一方、固定部51gは現像容器16に固定されており動かない。
さらに、第1シール部材51は矢印F方向に力F1が加わる。基布51d2が硬いため、第1接着部57a1もほぼ同じ力F2を受ける(F1≒F2)。
そして、力F2により第2シール部材57が押され、第1シール部材51の傾きに従って第2シール部材57の第4接触部57a4もT方向に傾く。
ここで、第2シール部材端部57aは弾性部材15bによって圧縮変形しながら弾性部材15bに当接しているため、弾性部材15bとの間に摩擦力が発生している。このとき、摩擦力の最大静止摩擦力を摩擦力F3とする(図1(f)参照)。
そして、力F2と摩擦力F3がF3<F2となるような関係となると、第2シール部材端部57aの第4接触部57a4は、弾性部材15bと接触しながら矢印F方向に滑る(図1(f)参照)。
このとき、図10に示すように、仮に第4接触部157a4がフラット(以下、長手方向においてブレードとの隙間Lが図1(b)に示すものとは異なり変化しない形状を指す)だった場合、第2シール部材157がT方向に傾くことにより弾性部材115bと第4接触部157a4の間に隙間K9が生じてしまう。
そこで、図1で示す第4接触部57a4のように弾性部材15bに対する侵入量を現像ブレード15の長手方向内側に向かって増加(図1のK2→K3)させることで、弾性部材15bと第4接触部57a4の隙間(図10でいうところのK9)が埋まり接触状態を維持できる。そして現像ブレード15と第4接触部57a4の間からのトナー漏出を防止することができる。
ここでより詳細に説明すると、図1(d)、(f)に示すように、現像ブレード15に対する第4接触部57a4の長手方向内側の点57a42の侵入量をK3、外側の点57a41の侵入量をK2とする。

第1シール部材51が押圧部46aにより押されると、第4接触部57a4が矢印F方向に弾性部材15bに対して滑りながらT方向に傾く。
その時、弾性部材15bに対する第4接触部57a4の長手方向外側の点57a41(図1)は弾性部材15bに接触した状態を維持するが、第4接触部57a4の長手方向内側の点57a42の侵入量K3は侵入量K7まで小さくなる。(ただし隙間が空くことは無い)。
ここで摩擦低減による滑り性を向上させるために侵入量K2、K3はシール性を満足させる最低限の侵入量に設定することが望ましい。
また、第2シール部材端部57aと現像ブレード15の侵入量が大きくなると、第2シール部材端部57aの復元力が増大し弾性部材15bの長手方向両端部の現像ローラ13に対する圧が高くなってしまい現像ブレード15と現像ローラ13の間でトナー融着が発生してしまう恐れがある。そこで、これを解消するために、第2シール部材57と現像ブレード15を低圧接触させることが好ましい。そこで本実施例のように第2シール部材57の現像ブレード15の弾性部材15bに対する侵入量を長手方向において変化させる。これにより第4接触部57a4長手全域の侵入量を増やす場合と比較して、第2シール部材57が傾いて侵入量が減少することを考慮して片側(図1でいうところの点57a42)の侵入量を増やしても(第2シール部材57の傾き後の)端部全体の侵入量少なくすることができる。そのため弾性部材15bの長手方向両端部の圧上昇を抑え、さらに密着性を確保できるので現像ブレード15と第4接触部57a4間のトナー漏出の防止や現像ブレード15と現像ローラ13間のトナーの融着を防止することができる。
次に図11を用いて、第2シール部材の第2形態について説明する。
図11は第1シール部材51周辺部及び断面を示した図であって、現像ブレード15、現像ローラ13、押圧部46aの組付け状態により第1シール部材51が傾いていく様子を時系列的に表した図である。図11(b)は現像ブレード15を組付ける直前の断面図、図11(d)は現像ローラ13が組まれた時の断面図、図11(f)は押圧部46aが組まれて第1シール部材51に力F1が加えられた時の断面図である。
第2シール部材257は、リップ形状257a5を有する。
リップ形状257a5は第4接触部257a4上にあって、第2接触部257a4の稜線に沿って備えられている。
図11(d)に示すように現像ローラ13が組立治具によって画像形成時と同じになる位置に精度よく配置されると、現像ブレード15の弾性部材15bは矢印N方向に撓み、リップ形状257a5が弾性部材15bと干渉し弾性変形して当接する(図11(d)参照)。
次に図11(f)に示すように、押圧部46aにより第1シール部材51がF方向に押されると、被押圧部と逆側51bが現像ブレード端面15c4に接触して第1シール部材51と現像ブレード15間の長手隙間を埋めてトナーの漏出を防止する。
次に押圧部46aを組付けた際の第2シール部材257及びリップ形状257a5の動きについて説明を行う。
図11(d)及び(f)に示すように、現像ローラ13が組付けられると矢印N方向に現像ブレード15の弾性部材15bによりリップ形状257a5が撓まされる。
そして、押圧部46aが組付けられると、第1シール部材51が矢印F方向に押され、第1シール部材51を介して、第2シール部材の第1接触部257a1に力F2が加わる。
そして、力F2が第2シール部材257にかかり、第1シール部材51の傾きに従ってリップ形状257a5の根本(土台)である第2シール部材257の第4接触部257a4をT方向に傾ける。
このとき、リップ形状257a5の土台である第4接触部257a4がT方向に傾いたとしても、リップ形状257a5は撓み量が変化するだけで弾性部材15bに対する接触が維持される。
これは、第4接触部257a4の傾きにより弾性部材15bから離れる量をリップ形状257a5の撓みで吸収できるためである。
そのため、第4接触部257a4が長手方向に力を受けて変形してもリップ形状257a5と弾性部材15bの接触状態は維持される。
また、現像ブレード15の組付け位置が短手方向へずれた場合であっても、そのずれ量をリップ形状257a5の撓みによって吸収できるので、弾性部材15bへの密着状態を維持できる。
それにより弾性部材15bとの接触状態が維持でき、リップ形状257a5(第2シール部材257)と現像ブレード15間のトナーの漏出を防止することができる。
さらに、押圧部46aにより第1シール部材51を介して第2シール部材257が押されても、第4接触部257a4が積極的に変形する(傾く)ことでリップ形状257a5への影響を軽減できる。そのためリップ形状でないものと比較した場合、現像ブレード15への侵入量が同じであっても接触圧を低くすることができる。
また、現像ブレード15の弾性部材15bの長手方向における端部の現像ローラ13に対する圧を抑えることができるので現像ローラ13と現像ブレード15間のトナー融着の発生を抑えることができる。
A1 画像形成装置、B1 現像カートリッジ、C ドラムユニット、
P プロセスカートリッジ、T トナーボトル、t トナー、2 記録媒体、
3a 給紙ローラ、3b 分離パット、3d 搬送ガイド、3f 搬送ガイド、
3g 排出ローラ対、3h 排出部、5 定着手段、5a 駆動ローラ、
5b ヒータ、5c 定着ローラ、5d ニップ部、6 転写ローラ、
6a 転写ニップ部、10 感光体ドラム、11 帯電ローラ、
12 マグネットローラ、13 現像ローラ、13a 軸部、13b ゴム部、
13e 軸部、13g 非駆動側端部、15 現像ブレード、15a 支持部材、
15b 弾性部材、15b1 自由端、15b2 固定端、15c 導電性樹脂部、
15c1 ニップ部、15c2 ひさし部、15c3 突出部、15c4 端面、
16 現像容器、16a トナー収納部、16b 開口部、16c 現像室、
16d 第1固定面、16e 第2固定面、16f 注入部、16g 第3固定面、
16h 第4固定面、16j 第5固定面、16k 面、16l 第1位置決め穴、
16m 第2位置決め穴、17 トナー搬送部材、17X 矢印X方向、
21 クリーニング枠体、27 駆動入力ギア、29 現像ローラギア、
34 現像サイドカバー、34a 穴、36 駆動側現像軸受、
36a 駆動側押圧部、46 非駆動側現像軸受、46a 非駆動側押圧部、
51 第1シール部材(D端シール部材)、51a 第1シール部材端面、
51b 第1シール部材他端面、51c 弾性層、51d 表層、
51d1 パイル糸、51d2 基布、51g 貼り付け層、51h 最上部、
57 第2シール部材(成形シール部材)、57a 第2シール部材端部、
57a1 第1接触部、57a2 第2接触部、57a3 第3接触部、
57a4 第4接触部、57a41 第4接触部の現像ブレード端部のポイント、
57a42 第4接触部の現像ブレード端部より内側によったポイント、
58 第3シール部材(吹き出し防止シート)、70 駆動側当接離間レバー、
71 駆動側現像加圧バネ、72 非駆動側当接離間レバー、
73 非駆動側現像加圧バネ、100 本体側駆動部材、
115 本提案構成が無い場合を説明する際の現像ブレード、
115c4 本提案構成が無い場合を説明する際の端面、
146a 本提案構成が無い場合を説明する際の非駆動側押圧部、
151 本提案構成が無い場合を説明する際の第1シール部材(D端シール部材)、
151b 本提案構成が無い場合を説明する際の第1シール部材他端面、
151h 本提案構成が無い場合を説明する際の最上部、
157 本提案構成が無い場合を説明する際の第2シール部材(成形シール部材)、
157a1 本提案構成が無い場合を説明する際の第1接触部、
157a4 本提案構成が無い場合を説明する際の第4接触部、
150 現像ブレード、150c3 現像ブレード先端部、
180 カップリング部材、185 カップリングバネ、
257 第2の実施例に係る第2シール部材(成形シール部材)、
257a 第2の実施例に係る第2シール部材端部、
257a1 第2の実施例に係る第1接触部、
257a2 第2の実施例に係る第2接触部、
257a3 第2の実施例に係る第3接触部、
257a4 第2の実施例に係る第4接触部、
257a41 第2の実施例に係る第4接触部の現像ブレード端部のポイント、
257a42 第2の実施例に係る第4接触部の現像ブレード端部より内側によったポイント、
257a5 第2の実施例に係るリップ形状、G 回転軸線、
K2 第4接触部の長手方向外側における現像ブレードへの侵入量、
K3 第4接触部の長手方向内側における現像ブレードへの侵入量、
K7 現像ローラ組付け時のK3が変化した後の現像ブレードへの侵入量、
K9 第4接触部がフラット面時の長手方向内側における現像ブレードとの隙間、
L3 回転軸線、L9 回転軸線、M1 潜り込み量、M2 もぐ鋳込み量、
N1 現像ブレードから押圧部までの距離、N2 第1シール部材の幅、
N3 突出部における現像ブレードの厚み、
N4 突出部と対向する位置での第1シール部材表層の厚み、X5 回転方向、
X6 正回転方向

Claims (4)

  1. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像カートリッジ(B1)であって、
    現像剤を担持する為の現像ローラ(13)と、
    前記現像剤を収容し、前記現像ローラを回転可能に支持する現像容器(16)と、
    前記現像容器に固定する固定部と前記現像ローラに接するニップ部(15c1)を有する、前記現像剤を規制する現像ブレード(15)と、
    前記現像容器に固定され、前記現像ローラの両端部に現像容器(16)から現像剤が漏れるのを防止する第1シール部材(51)と、
    前記第1シール部材の端面を前記現像ローラ回転軸線方向に押圧するシール押圧部材(46)と、
    前記現像容器に対して、弾性樹脂を射出して成形され、前記現像ブレードと前記現像容器の間と前記第1シール部材と前記現像ブレードの間を封止して現像剤が漏れるのを防止する、第2シール部材(57)と、
    を有し、
    前記第2シール部材は、前記現像ブレードの固定部側対向部と、ニップ部側対向部と、前記固定部側対向部と前記ニップ部側対向部をつなぐ接続部と、を備え、
    前記ニップ部側対向部は、前記第1シール部材に接着される接着部と、
    前記現像ローラ回転軸線方向から見て、前記接着部から前記現像カートリッジ内側に向かうに従い前記現像ブレードに近付く傾斜面を備えることを特徴とする現像カートリッジ。
  2. 前記現像ローラ回転軸線方向から見て、前記ニップ部側対向面は、前記ニップ部側対向面の稜線に沿って前記現像ブレードに向かって伸びるリップ形状を備えることを特徴とする請求項1に記載の現像カートリッジ。
  3. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ(B1)であって、
    現像剤を担持する為の現像ローラ(13)と、
    前記現像剤を収容し、前記現像ローラを回転可能に支持する現像容器(16)と、
    前記現像容器に固定する固定部と前記現像ローラに接するニップ部(15c1)を有する、前記現像剤を規制する現像ブレード(15)と、
    前記現像容器に固定され、前記現像ローラの両端部に現像容器(16)から現像剤が漏れるのを防止する第1シール部材(51)と、
    前記第1シール部材の端面を前記現像ローラ回転軸線方向に押圧するシール押圧部材(46)と、
    前記現像容器に対して、弾性樹脂を射出して成形され、前記現像ブレードと前記現像容器の間と前記第1シール部材と前記現像ブレードの間を封止して現像剤が漏れるのを防止する、第2シール部材(57)と、
    を有し、
    前記第2シール部材は、前記現像ブレードの固定部側対向部と、ニップ部側対向部と、前記固定部側対向部と前記ニップ部側対向部をつなぐ接続部と、を備え、
    前記ニップ部側対向部は、前記第1シール部材に接着される接着部と、
    前記現像ローラ回転軸線方向から見て、前記接着部から前記現像カートリッジ内側に向かうに従い前記現像ブレードに近付く傾斜面を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 前記現像ローラ回転軸線方向から見て、前記ニップ部側対向面は、前記ニップ部側対向面の稜線に沿って前記現像ブレードに向かって伸びるリップ形状を備えることを特徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
JP2017137539A 2017-07-14 2017-07-14 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ Pending JP2019020552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017137539A JP2019020552A (ja) 2017-07-14 2017-07-14 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017137539A JP2019020552A (ja) 2017-07-14 2017-07-14 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019020552A true JP2019020552A (ja) 2019-02-07

Family

ID=65353112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017137539A Pending JP2019020552A (ja) 2017-07-14 2017-07-14 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019020552A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3450741B2 (ja) トナー補給容器
JP5333540B2 (ja) 現像装置
US9348264B2 (en) Unit, cleaning unit, process cartridge, and image forming apparatus
JP2014081620A (ja) クリーニングユニット、クリーニングユニットを備えるプロセスカートリッジ、クリーニングユニットを備える画像形成装置
KR102007552B1 (ko) 시일 부재, 유닛 및 화상 형성 장치
US6044237A (en) Developing apparatus
JP4052356B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置
JP2019020552A (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ
JP2006208552A (ja) 現像ユニット及びプロセスカートリッジ
JP2019020551A (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ
JP4944481B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
JP4981346B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
JP2004151228A (ja) 現像装置
JP2006079025A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP2019020695A (ja) 現像ブレード、現像装置及びカートリッジ
CN107810449B (zh) 密封部件、单元和成像设备
US9442417B2 (en) Developing device, developer regulating process, and image forming device
JP2014238569A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP4011882B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2018049053A (ja) トナー搬送装置、画像形成装置
JP2007072176A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ
JPH05307326A (ja) 現像装置及びこれを装着したプロセスカートリッジ
JP6213237B2 (ja) 現像装置
JP6213236B2 (ja) 現像装置
JP2016142749A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20191125