JP2019019847A - 配管接続ユニット、給排気筒および燃焼装置 - Google Patents

配管接続ユニット、給排気筒および燃焼装置 Download PDF

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Abstract

【課題】建物に設置された給排気用の管路と燃焼装置の給排気部との接続性を向上させるとともに、燃焼装置を設置する作業負荷の軽減を図る。【解決手段】管路(60、62)を通じて給排気を行う燃焼装置(給湯装置80)の配管接続ユニット(2)であって、燃焼装置の給気部(100)または排気部(102)と接続する装置側接続部(接続部44)と、装置側接続部よりも径大に、装置側接続部と連通して形成されており、開口部(24)から挿入される管路と接続する接続部(収納部22)と、収納部内に着脱可能であり、接続部の内径より径小な管径の管路と接続する場合に、少なくとも接続部の内壁と挿入される管路との間の空間部に設置され、接続部の内径と同等な管径の管路と接続する場合に、接続部から外されるスペーサ(8)とを備え、管路と給気部または排気部とを通気させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、燃焼装置の給気および排気を流す管の配管技術に関する。
屋内設置型の給湯装置などの燃焼装置は、燃焼状態の安定化や燃焼に対する利用者の安全性を高めるために、屋外の外気を取り込んで給気し、また燃焼排気を屋外に排出させている。しかし給湯装置の設置位置は、給気部および排気部が屋外に配置可能な位置とは限らない。そのため、建物には燃焼装置を設置する位置が決められており、その設置位置に対して予め屋外に通じる管路が配置されている。この管路は、屋内側の端部に給気部や排気部を接続し、他端が屋外に配置される。燃焼装置は、この管路を通じて外気に対して給気および排気を行う。
このように燃焼装置に対して外部の管路を接続する給排気筒として、一端側に、給湯装置側に接続するための開口部が形成され、他端側に、給湯装置側よりも径大な開口部が形成され、屋外に通じる排気管を接続する給排気筒を備えるものがある(たとえば、特許文献1)。
意匠登録第1377612号公報
ところで、給排気を外気に対して行うには、燃焼装置に備えられた給気部または排気部と、建物に設置された管路の管径を合せる必要がある。給気部または排気部よりも配管の径が小さい場合には、管路と燃焼装置が接続できなくなることや、十分に空気が流れずに必要な給気または排気が行えなくなるおそれがある。燃焼装置は、たとえば異なるメーカー間の製品や、燃焼性能や排気効率の向上などにより新旧の装置間で給気部や排気部の開口径が異なる場合がある。
管路は、たとえば建物の壁や天井などを貫通して配置するため、建物を建てるときや内部の改装時に設置される場合が多い。設置される装置側の管径が管路径と異なれば管路の交換が必要となるが、管路のみならず管路が設置される壁などの建物の一部の改修までも必要な場合もあり、作業負荷やコストの増加を招くおそれがある。
また、給気部や排気部よりも径大な管路が設置されている場合、この管路と装置との間に管径を縮小するように、一端側の開口径を大きくし、他端側の開口径を小さくしたジョイント部品を設ける必要がある。このジョイント部品を利用する場合、給気部や排気部とジョイント部品との間に新たに径小な管路を設ける必要があり、部品数の増加によるコストの増加などを招くおそれがある。また、ジョイント部品は、管路側の径が決められている。そのため燃焼装置を導入する度に、建物に設置された管路と装置側の径に応じて給気部や排気部からジョイント部品を着脱させることになり、配管作業の負荷が増加するという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、建物に設置された給排気用の管路と燃焼装置の給排気部との接続性を向上させることにある。
また、本発明の他の目的は上記課題に鑑み、燃焼装置を設置する作業負荷の軽減を図ることある。
上記目的を達成するため、本発明の配管接続ユニットの一側面は、管路を通じて給排気を行う燃焼装置の配管接続ユニットであって、燃焼装置の給気部または排気部と接続する装置側接続部と、前記装置側接続部よりも径大に、前記装置側接続部と連通して形成されており、開口部から挿入される管路と接続する接続部と、前記接続部内に着脱可能であり、前記接続部の内径より径小な管径の管路と接続する場合に、少なくとも前記接続部の内壁と挿入される管路との間の空間部に設置され、前記接続部の内径と同等な管径の管路と接続する場合に、前記接続部から外されるスペーサとを備え、前記管路と前記給気部または前記排気部とを通気させる。
上記配管接続ユニットにおいて、前記接続部は、前記装置側接続部と同心軸上で連通してよい。
上記配管接続ユニットにおいて、さらに、前記接続部の開口部に沿って形成され、前記接続部と同等またはそれに近い径で開口しており、挿入された前記管路の外周部分に接触して支持する支持部とを備え、前記支持部は、前記開口部に対して所定角度毎に、前記管路の挿抜方向に平行またはそれに近い角度で形成されたスリットを備えてよい。
上記配管接続ユニットにおいて、さらに、前記支持部の外周部に沿って設置され、前記支持部の開口径を狭める方向に押圧する押圧手段を備え、前記支持部は、前記押圧手段の押圧による変位で前記管路を押圧し、または前記スペーサを介して前記管路を押圧してよい。
上記配管接続ユニットにおいて、前記接続部の内壁面に設置され、前記管路もしくは前記スペーサとの間を封止する第1の封止手段を備えてよい。
上記配管接続ユニットにおいて、前記スペーサは、少なくとも前記支持部内で所定の角度毎に、前記管路の挿抜方向に平行またはそれに近い方向にスリットを備え、該スリットは、前記支持部に形成された前記スリットと重なる位置に形成されてよい。
上記配管接続ユニットにおいて、前記スペーサは、前記接続部の内周面に沿って形成され、かつ前記接続部の中心軸と同軸上に前記管路を貫通させる円環部を備え、該円管部の内壁には、前記管路との接触部分を封止する第2の封止部材が設置されてよい。
上記配管接続ユニットにおいて、前記接続部は、前記装置側接続部と連通し、第1の管径の管路と接続可能な第1の接続部と、前記第1の接続部を介して前記装置側接続部と連通し、前記第1の管径よりも径大な第2の管径の管路と接続可能な第2の接続部とを備え、前記スペーサは、前記第2の接続部の内径よりも径小な管路と接続する場合に、前記第2の接続部内に設置されてよい。
上記配管接続ユニットにおいて、前記第1の接続部は、内壁面に前記第1の管径の管路との間を封止する第3の封止手段を備えてよい。
上記目的を達成するため、本発明の給排気筒の一側面は、管路を通じて給排気を行う燃焼装置の給排気筒であって、外気を燃焼部側に流す給気部と、熱交換された燃焼排気を流す排気部と、前記給気部または前記排気部と接続する装置側接続部、前記装置側接続部よりも径大に、前記装置側接続部と連通して形成されており、開口部から挿入される管路と接続する接続部、前記接続部内に着脱可能であり、前記接続部の内径より径小な管径の管路と接続する場合に、少なくとも前記接続部の内壁と挿入される管路との間の空間部に設置され、前記接続部の内径と同等な管径の管路と接続する場合に、前記接続部から外されるスペーサとを備え、前記管路と前記給気部または前記排気部とを通気させる。
上記給排気筒において、さらに、前記接続部の開口部に沿って形成され、前記接続部と同等またはそれに近い径で開口しており、挿入された前記管路の外周部分に接触して支持する支持部とを備え、前記支持部は、前記開口部に対して所定角度毎に、前記管路の挿抜方向に平行またはそれに近い角度で形成されたスリットを備えてよい。
上記給排気筒において、前記接続部は、前記装置側接続部と連通し、第1の管径の管路と接続可能な第1の接続部と、前記第1の接続部を介して前記装置側接続部と連通し、前記第1の管径よりも径大な第2の管径の管路と接続可能な第2の接続部とを備え、前記スペーサは、前記第2の接続部の内径よりも径小な管路と接続する場合に、前記第2の接続部内に設置されてよい。
上記目的を達成するため、本発明の燃焼装置の一側面は、管路を通じて給排気を行う燃焼装置であって、外気を燃焼部側に流す給気部と、熱交換された燃焼排気を流す排気部と、前記給気部または前記排気部と接続する装置側接続部、前記装置側接続部よりも径大に、前記装置側接続部と連通して形成されており、開口部から挿入される管路と接続する接続部、前記接続部内に着脱可能であり、前記接続部の内径より径小な管径の管路と接続する場合に、少なくとも前記接続部の内壁と挿入される管路との間の空間部に設置され、前記接続部の内径と同等な管径の管路と接続する場合に、前記接続部から外されるスペーサとを備え、前記管路と前記給気部または前記排気部とを通気させる。
上記燃焼装置において、さらに、前記接続部の開口部に沿って形成され、前記接続部と同等またはそれに近い径で開口しており、挿入された前記管路の外周部分に接触して支持する支持部とを備え、前記支持部は、前記開口部に対して所定角度毎に、前記管路の挿抜方向に平行またはそれに近い角度で形成されたスリットを備えてよい。
上記燃焼装置において、前記接続部は、前記装置側接続部と連通し、第1の管径の管路と接続可能な第1の接続部と、前記第1の接続部を介して前記装置側接続部と連通し、前記第1の管径よりも径大な第2の管径の管路と接続可能な第2の接続部とを備え、前記スペーサは、前記第2の接続部の内径よりも径小な管路と接続する場合に、前記第2の接続部内に設置されてよい。
本発明によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 配管接続ユニットに燃焼装置の給排気に必要な径よりも径大な管路を接続可能な接続部を備え、既設されている管路の径に対応可能にすることで、管路交換の作業が不要となり燃焼装置の設置の作業負荷を減らすことができる。
(2) スペーサの交換のみで、管径の異なる管路と燃焼装置の給気部または排気部との間に流路を形成できる。
(3) 接続部の開口部よりも径小な管路に対し、接続部内にスペーサを介在させることで、配管接続ユニットと管路との接続性が向上し、燃焼装置の安全性の向上が図れる。
そして、本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面および各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係る配管接続ユニットの構成例を示す分解図である。 配管接続ユニットの本体部の正面を示す図である。 Aはスペーサなしの場合の本体部の平面を示す図、BはAのB−B線断面を示す図である。 本体部にスペーサを設置した状態例を示す図である。 Aはスペーサを設置した本体部の平面を示す図、BはAのB−B線断面を示す図である。 本体部の底面を示す図である。 Aは径小な管路を設置する場合の配管接続ユニットの一例を示す図、Bは接続する管路に対する押圧状態例を示す図である。 Aは径大な管路を設置する場合の配管接続ユニットの一例を示す図、Bは接続する管路に対する押圧状態例を示す図である。 機器側の給排気部と管路との接続状態の一例を示す断面図である。 第2の実施の形態に係る配管接続ユニットの構成例を示す分解図である。 Aはスペーサを設置した本体部の平面を示す図、BはAのB−B線断面を示す図である。 本体部にスペーサを設置した状態例を示す図である。 Aはスペーサを設置した場合の本体部の平面を示す図、BはAのB−B線断面を示す図である。 Aは径小な管路を設置する場合の配管接続ユニットの一例を示す図、Bは接続する管路に対する押圧状態例を示す図である。 Aは径大な管路を設置する場合の配管接続ユニットの一例を示す図、Bは接続する管路に対する押圧状態例を示す図である。 機器側の給排気部と管路との接続状態の一例を示す断面図である。 給湯装置の外観構成例を示す図である。 径小な管路を接続する場合の給湯装置の内部構成例を示す図である。 径大な管路を接続する場合の給排気部の構成例を示す図である。 他の実施の形態に係る配管接続ユニットの構成例を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
<配管接続ユニット2>
図1は、第1の実施の形態に係る配管接続ユニットの構成例を示している。図1に示す構成は一例であり、本発明は斯かる構成に限定されない。
この配管接続ユニット2は、屋内に設置された燃焼装置の給気部や排気部と、屋外から空気を導き、または屋外に排気させる管路とを接続させる手段の一例であり、たとえば給気部や排気部と同等な口径の管路のほか、口径の異なる管路を接続可能にしている。
燃焼装置は、たとえば燃料ガスを燃焼させる燃焼手段を備え、燃焼排気との熱交換により湯を生成して給湯する機能や、浴槽内の湯水を追焚する機能などを備える給湯装置が含まれる。
配管接続ユニット2は、たとえば図1に示すように、装置筐体4、この装置筐体の一端側に形成された支持部6、装置筐体4内部に設置されるスペーサ8、支持部6を締付ける固定バンド10を備える。装置筐体4と支持部6は、配管接続ユニット2の本体部の一例である。
装置筐体4は、内部で燃焼装置の給気部や排気部の一端と管路の一端とを接続させる装置本体部の一例であり、たとえば内部に、連通した開口径の異なる2つ収納部22、44(図3)を備える。装置筐体4は、たとえば給気部や排気部を内部に配置させる第1の筐体部12と、管路を内部に配置させる第2の筐体部14を備える。
第1の筐体部12と第2の筐体部14は、たとえば同心軸上で内径および外径が異なる筒状である。
第2の筐体部14は、第1の筐体部12よりも内径および外径が大きく形成される。つまり、この配管接続ユニット2は、燃焼装置の給気部や排気部よりも径大な管路が接続可能となる。
第1の筐体部12は、第2の筐体部14と接続しない一端側に、図示しない燃焼装置の筐体などに載置させるフランジ16や、外周面に複数のリブ18を備える。そのほか、燃焼筐体4は、図示しない燃焼装置に固定するための締結部品20として、ボルトなどがフランジ16に設置される。
装置筐体4は、たとえばたとえば樹脂材料や金属材料で一体に形成されればよく、または部品毎にそれぞれ形成して溶接などによって接合させてもよい。
支持部6は、第2の筐体部14内に挿入された管路を支持する手段の一例であり、たとえば第2の筐体部14の開口部に沿って複数の支持切片6−1、6−2、6−3、6−4が設置される。これにより支持部6は、第2の筐体部14内の収納部22と連通した開口部24が形成される。支持部6は、たとえば隣り合う支持切片6−1、6−2、6−3、6−4間に複数のスリット26を備える。この支持切片6−1、6−2、6−3、6−4は、たとえば金属材料や樹脂材料で形成されており、第2の筐体部14の開口部と一体に成形されればよく、または溶接などにより接続してもよい。支持部6は、スリット26が介在することによって、支持切片6−1、6−2、6−3、6−4毎に変位可能となっている。各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4は、たとえば外周側から押圧されると、第2の筐体部14との接合部分を支点として開口方向に向けて前後に変位可能である。これらのスリット26は、たとえば開口部24に対する管路の挿抜方向に平行またはそれに近い方向に形成される。各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4の変位方向は、スリット26の形成方向によって異なる。
スペーサ8は、管路を挿入する収納部22や開口部24に対する間隔調整部材の一例であり、たとえば所定の剛性を備えるとともに弾性変形可能な材料として、ウレタンで形成されるほか、樹脂材料やゴム材料を用いてもよい。このスペーサ8は、連通する第2の筐体14内の収納部22や開口部24内に配置されることで、挿入された管路と収納部22や開口部24との間の隙間を埋める。
スペーサ8は、たとえば筒状に形成されており、一端の開口部側に所定深さのスリット32が形成されている。これによりスペーサ8は、複数の切片30−1、30−2、30−3、30−4を備える。スリット32は、たとえば支持切片6−1、6−2、6−3、6−4のスリット26と同じ方向に形成すればよい。
固定バンド10は、本開示の押圧手段の一例であり、たとえば帯状に形成された金属材料の両端を重ねて円形としたバンド部34と、バンド部34の重ねた両端を支持するとともに、その重なり量の増減によって、バンド部34で形成された円の内径を変化させて締付ける内径調整部36とを備える。固定バンド10は、たとえば金属製のホースクランプやバンドの重なり調整可能なバックルなどを用いればよい。
各支持切片6−2、6−3には、たとえば図2に示すように、配管接続ユニット2の本体部の開口端側に所定厚さの縁部42が形成される。この縁部42は、たとえば支持切片6−2、6−3の開口端の強度を高める。この縁部42を含む支持部6の形成幅W1は、たとえば本体部の他端側にあるフランジ16の幅W2よりも小さく設定される。また本体部は、たとえば装置筐体4と支持部6が左右対称に形成されればよい。そのほか、支持部6−2、6−3には、外周方向に所定幅で突出した突出部40を備える。この突出部40は、たとえば縁部42との間に固定バンド10のバンド部34が配置可能な幅を設ける位置に形成される。すなわち、この突出部40は、固定バンド10の位置決めおよび配置位置を固定する手段の一例である。
そのほか、支持切片6−2、6−3の間のスリット26の幅W3は、たとえば支持切片6−2、6−3がそれぞれ独立して変位可能な間隔が設定されればよい。
なお、配管接続ユニット2の本体部は、両側面および背面が図2と同様の形状である。したがって、図示しない支持切片6−1、6−4も支持切片6−2、6−3と同様に、縁部42や、外周面に突出部40が形成される。支持切片6−1、6−2、6−3、6−4に形成された突出部40の形成幅は、少なくとも縁部42の幅と同等である。そして、各突出部40が同じ高さに形成されればよい。
図3のAは、スペーサ8を外した状態の配管接続ユニット2の平面図であり、図3のBは、図3のAの断面図である。
配管接続ユニット2は、収納部22と開口部24が同心軸上であって、同径の内径L1で形成されている。また、第1の筐体部12内には、この内径L1よりも径小な内径L2で形成された収納部44が形成されている。この収納部44は、収納部22や開口部24と同心軸上に形成される。収納部44は、収納部22と開口部24に連通している。
この収納部44は、燃焼装置の給気部や排気部と接続する本開示の装置側接続部の一例である。また、第2の筐体部14内の収納部22は、管路と接続する本開示の接続部の一例である。
収納部22内には、開口する内径の違いにより、収納部44との間に所定幅の載置面部23が形成される。この載置面部23には、収納部22内に配置される内径L2よりも径大な管路の一部や、スペーサ8の一部が載置される。つまり、この載置面部23は、管路やスペーサ8等に接触して、収納部22内への挿入位置や配置位置の位置決め手段、または挿入を止めるストッパとして機能する。
また収納部22の内周面には、管路やスペーサ8の外周部分に接触するOリング46が設置されている。このOリング46は、本開示の第1の封止手段の一例であり、収納部22に挿入された管路またはスペーサ8と収納部22の内壁との間で空気やその他の物質が開口部24側に流れるのを遮断する。
このOリング46は、たとえば断面形状が銀杏型のものが用いられてもよく、または封止機能を確保できれば、断面が円形やその他の形状のものを用いてもよい。
<スペーサ8を設置する状態例>
図4は、本体部内にスペーサ8を配置した状態例を示している。
スペーサ8は、支持部6の開口部24側から挿入され、第2の筐体部14の収納部22内に配置される。スペーサ8は、支持部6のスリット26に対してスリット32の位置を合せることで、各切片30−1、30−2、30−3、30−4と各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4とが中心軸方向に向けて重なって配置される。また、スペーサ8は、収納部22および開口部24内に配置されることで、中空部分が管路を収納する収納部48となる。
スペーサ8の長さは、管路の挿抜方向に対する収納部22の長さおよび支持部6の長さの合計値と同等、またはそれ以下に設定されればよい。またスペーサ8の長さは、少なくとも収納部22の長さよりも長く設定し、支持部6の一部に切片30−1、30−2、30−3、30−4が接触すればよい。
図5のAは、スペーサ8を設置した状態の配管接続ユニット2の平面図であり、図5のBは図5のAの断面図である。
スペーサ8は、円周方向に均等な厚さであり、その外周部分が収納部22や開口部24に接触することで、内部の収納部48は、収納部22、開口部24、収納部44と同心軸上に形成される。
収納部48の内径L3は、たとえば図5のBに示すように、収納部44の内径L2よりも径小である。
またスペーサ8は、たとえばスリット32の長さを支持部6と同等の長さに設定し、これにより、各切片30−1、30−2、30−3、30−4の長さが支持部6と同等の長さとなる。そして、スペーサ8は、たとえば収納部22内にスリット32を備えない円環部50を備える。この円環部50は、収納部48内に挿入された径小な管路を、接続部である収納部22に接続させる手段の一例である。すなわち、収納部48の一部であり、円環部50内に形成された収納部52は、円環部50を介して径小な管路と接続する第2の接続部の一例である。
円環部50の内周面には、径小な管路の外周部分に接触するOリング54が設置されている。このOリング54は、本開示の第2の封止手段の一例であり、収納部52に挿入された管路と収納部52の内壁との間で空気やその他の物質が収納部48側に流れるのを遮断する。このOリング54は、たとえば断面形状が銀杏型のものが用いられてもよく、または封止機能を確保できれば、断面が円形やその他の形状のものを用いてもよい。
図6は、配管接続ユニット2の底面を示している。
配管接続ユニット2の本体部は、たとえば図6のAに示すように、収納部22内にスペーサ8を設置しない場合、底部の開口部分から収納部44が露出するとともに支持部6の開口部24側まで貫通状態となる。
また、本体部は、たとえば図6のBに示すように、収納部22内にスペーサ8が設置されると、収納部44を通じて円環部50の一部とともに、その内部に内径L3の収納部52が露出する。
そのほか配管接続ユニット2のフランジ16には、締結部品20を貫通させるための孔56を複数備えている。
<径小な管路を設置する場合>
図7は、径小な管路を設置する場合の構成例を示している。図7に示す構成は一例である。
配管接続ユニット2には、たとえば第2の筐体部14の収納部22や、支持部6の開口部24の内径L1よりも径小な管径LAの管路60が挿入されている。この配管接続ユニット2には、たとえば図7のBに示すように開口部24側から円環部50の収納部52の端部側の位置まで管路60が挿入される。
管路60がたとえば所定位置として、収納部52の端部まで挿入されると、たとえば固定バンド10の内径調整部36が締め込まれることで、バンド部34で形成される円環の内径が縮小する。そして、円環の内径が縮小することで、バンド部34が各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4を押圧する。各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4から付与される押圧力Fは、たとえば各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4により開口部24の中心軸方向に向けてスペーサ8の切片30−1、30−2、30−3、30−4を介して管路60の外周面に付与される。これにより管路60は、少なくともスペーサ8との接触部において、その外周面に対して圧接されて支持される。
<径大な管路を設置する場合>
図8は、径大な管路を設置する場合の構成例を示している。図8に示す構成は一例である。
配管接続ユニット2には、たとえば第2の筐体部14の収納部22や、支持部6の開口部24の内径と同等な管径LBの管路62が挿入されている。この管路62と接続する場合、開口部24からスペーサ8が取りはずされ、各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4が管路62の外周面に接触する。また、本体部の内部では、たとえば図8のBに示すように、接続部である収納部22の内壁面が管路62の外周面に接触する。このとき収納部22内に挿入された管路62は、挿入された側の端部が載置面部23に接触して配置されることで、挿入位置が特定される。
配管接続ユニット2は、たとえば管路62が所定位置まで挿入されると、固定バンド10の内径調整部36が締め込まれることで、バンド部34で形成される円環の内径が縮小する。そして、円環の内径が縮小することで、バンド部34が各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4を押圧する。各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4から付与される押圧力Fは、たとえば管路62の外周面に直接付与される。これにより管路62は、少なくとも支持部6との接触部において、その外周面に対して圧接により支持される。
<給気部や排気部の接続>
図9は、給排気部と管路との接続状態の一例を示している。
配管接続ユニット2には、たとえば燃焼装置の筐体部などの設置部66に対してフランジ16が載置され、このフランジ16を介して締結部品20によって設置部66に固定されている。
第1の筐体部12の収納部44内には、燃焼装置の給気部または排気部の管路67の接続管68が配置される。接続管68の外周面には、収納部44と密着させるための封止部69が設置される。この管路67は、たとえば先端側の接続管68が内径LXである。また、管路62は、たとえば接続管68と同様に内径LXである。この内径LXは、たとえば燃焼装置に対する給気または排気に最低限必要な管径であり、たとえば2〔in〕である。
この給気部または排気部に対し、管径LAの管路60を設置すると、たとえば図9のAに示すように、円環部50の収納部52において接続管68と管路60が連通する。このとき管路60と接続管68とは同径の管径LAであり、共に同心軸上に配置されることで、接続部分において段差の少ない給気流路または排気流路が形成される。
管径LBの管路62を設置すると、たとえば図9のBに示すように、収納部22において接続管68と管路62が連通する。この管路62は、内径LYとしてたとえば3〔in〕である。このとき管路62と接続管68は、同心軸上に配置されるため、給気部または排気部の内径LXが管路62の内部に配置される。この給気部または排気部に対し、管路LBの管路62を設置すると、たとえば図9のBに示すように、収納部22において接続管68と管路62が連通する。
〔第1の実施の形態の効果〕
斯かる構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1) 管径の異なる管路に対し、接続部内に設置したスペーサの一部を介して径小な管路と接続し、この接続部と連通した接続管を備える燃焼装置側の給気部または排気部との間で通気経路を形成することができる。
(2) 燃焼装置側の給気部または排気部の口径と異なる口径の管路を利用して、燃焼装置に対する給気または排気の流路を形成でき、配管の交換作業やコストの低減が図れる。
(3) 管径の異なる管路を、スペーサの着脱によって筐体内の接続部に接続させることで、配管接続ユニットの小型化や部品数の低減などが図れる。
(4) 配管接続ユニットの筐体内部に設置したスペーサにより、管径の異なる管路の配置位置を同心軸上に維持することで、管径の違う給気部または排気部に対する管路の配置位置のズレを防止し、給気機能または排気機能の安定化を図ることができる。
(5) 燃焼装置の給気部または排気部に対し管径の異なる管路を利用可能にすることで、燃焼装置の設置作業の容易化や作業負荷の軽減が図れる。
〔第2の実施の形態〕
図10は、第2の実施の形態に係る配管接続ユニットの外観構成例を示している。図10において、図1と同一の構成には同一符号を付している。
この配管接続ユニット70は、たとえば図10に示すように、装置筐体4、支持部6、スペーサ72−1、72−2、固定バンド10を備える。
装置筐体4は、内部で燃焼装置の給気部や排気部の一端と管路の一端とを接続させる装置本体部の一例であり、連通した開口径の異なる収納部22、44、貫通部74(図11)を備える。
スペーサ72−1、72−2は、管路を挿入する収納部22や開口部24に対する間隔調整部材の一例であり、それぞれ中空な半円弧形状に形成されており、両端面を対向させることで、内側に円形の中空部が形成される。
図11のAは、スペーサを外した状態の配管接続ユニットの平面図であり、図11のBは図11のAの断面図である。
配管接続ユニット70は、第2の筐体部14内の収納部22と支持部6内の開口部24が同心軸上であって、同径の内径L1で形成されている。また、配管接続ユニット70の第1の筐体部12には、底部側に形成された収納部44とともに、この収納部44と第2の筐体部14の収納部22との間に形成された貫通部74を備える。
この貫通部74は、収納部22と収納部44とを連通させる管路であり、たとえば図11のBに示すように、収納部22や開口部24よりも径小な内径L4で形成されている。この貫通部74は、収納部22、44と同心軸上に形成される。
また貫通部74は、第1の管径である径小な管径LAの管路60が挿入され(図14)、その内壁部で接続する、本開示の第1の接続部の一例である。貫通孔74の内壁には、第3の封止手段の一例として、配置された管路60の外周部と接触するOリング76が設置される。
収納部22には、たとえば径小な貫通部74が連通することで、底部側に径大な管路やスペーサ72−1、72−2を載置する載置面部23が形成される。
また、貫通部74の内径L4は、収納部44の内径L2よりも径小に設定される。これにより収納部44に配置される給気部や排気部は、収納部44から貫通部74側に侵入することはできないように形成されている。
<スペーサ72−1、72−2を設置する状態例>
図12は、本体部内にスペーサを配置した状態例を示している。
スペーサ72−1、72−2は、支持部6の開口部24側から挿入され、第2の筐体部14の収納部22内に配置される。スペーサ72−1、72−2は、支持部6のスリット26の一部に対して、対向面部を配置させることで、スペーサ72−1に対して支持切片6−2、6−3が中心軸方向に向けて重なって配置され、スペーサ72−2に対して支持切片6−1、6−4が中心軸方向に向けて重なって配置される。また、スペーサ72−1、72−2は、収納部22および開口部24内に配置されることで、中空部分に径小な管路60を収納する収納部78を形成する。
スペーサ72−1、72−2の長さは、たとえば管路の挿抜方向に対する収納部22の長さおよび支持部6の長さの合計値と同等、またはそれ以下に設定されればよい。またスペーサ72−1、72−2の長さは、少なくとも収納部22の長さよりも長く設定し、支持部6の一部に接触する長さに設定される。
図13のAは、スペーサを設置した状態の配管接続ユニット70の平面図であり、図13のBは図13のAの断面図である。
スペーサ72−1、72−2は、円周方向に均等な厚さd1であり、その外周部分が収納部22や開口部24に接触することで、内部の収納部78は、収納部22、開口部24、収納部44および貫通部74と同心軸上に形成される。
収納部78の内径L5は、たとえば図13のBに示すように、収納部44の内径L2よりも径小である。また収納部78の内径L5は、貫通部74の内径L4と同径となるように設定されている。
<径小な管路を設置する場合>
図14は、径小な管路を設置する場合の構成例を示している。図14に示す構成は一例である。
配管接続ユニット70には、たとえば第2の筐体部14の収納部22や、支持部6の開口部24の内径L1よりも径小な管径LAの管路60が挿入される。
この配管接続ユニット70には、たとえば開口部24側から貫通部74の端部側まで管路60が挿入される。
管路60が所定位置まで挿入されると、たとえば固定バンド10の内径調整部36が締め込まれることで、バンド部34で形成される円環の内径が縮小する。固定バンド10による管路60の外周面に対する力Fの負荷状態は、第1の実施の形態と同様である。
<径大な管路を設置する場合>
図15は、径大な管路を設置する場合の構成例を示している。図15に示す構成は一例である。
配管接続ユニット70は、たとえば第2の管径の管路として、管径LAよりも径大な管径LBの管路62が挿入される場合、開口部24からスペーサ72−1、72−2が取り外され、各支持切片6−1、6−2、6−3、6−4が管路62の外周面に接触する。本体内部では、たとえば図15のBに示すように、接続部22の内壁面が管路62の外周面に接触する。このとき収納部22内に挿入された管路62は、挿入された側の端部が載置面部23に接触して配置されることで、挿入位置が特定される。この収納部22は、径大な管路62と接続する配管接続ユニット70の第2の接続部の一例である。
このとき配管接続ユニット70の貫通部74には、管路62は挿入されない。したがって、管路62を通じて給気または排気される空気は、貫通部74の内部を通過する。すなわち、貫通部74は、径小な管路60に対する接続部として機能するとともに、径大な管路62と収納部44側とを連通させる流路として機能する。
そのほか、固定バンド10による管路62の外周部への押圧状態は、第1の実施の形態と同様である。
<給気部や排気部の接続>
図16は、給排気部と管路との接続状態の一例を示している。
配管接続ユニット70は、たとえば燃焼装置の筐体部などの設置部66に対してフランジ16を介して接続される。
径小な管路60が接続された配管接続ユニット70には、たとえば図16のAに示すように、管路60の先端部が貫通部74内部に配置され、収納部44に配置された給気部または排気部の接続管68の端部と直接接続されて通気流路が形成される。このとき管路60と接続管68は共に口径LXとして、たとえば2〔in〕の流路となっている。管路60と接続管68とは同径の管径LAであり、共に同心軸上に配置されることで、接続部分において段差の少ない給気流路または排気流路が形成される。
また径大な管路62が接続された配管接続ユニット70は、たとえば図16のBに示すように、収納部22に配置された管路62に対して、口径LXの接続管68よりも径大な開口径L4の貫通部74を介して接続管68に連通される。これにより、配管接続ユニット70は、たとえば給気を行う場合には、径大な管路62から給気部の接続管68に向けて段階的に内径を減少させた流路を形成する。また、逆に、配管接続ユニット70は、たとえば排気を行う場合には、排気部の径小な接続管68から貫通部74を介して管路62へ向けて段階的に内径を拡大させた流路を形成する。
〔第2の実施の形態の効果〕
斯かる構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1) 管径の異なる管路を利用して、燃焼装置の給気部または排気部と通気流路を形成することができる。
(2) 燃焼装置の設置時に、給気または排気用の管路の交換作業が不要となり、作業負荷の軽減や利用者の利便性、コストの低減を図ることができる。
(3) 給気部側または排気部側の接続部と連通する貫通部に対し、径小な管径の場合は、貫通部内で管路と接続させ、径大な管径の場合は、貫通部と隣接する収納部の内壁および載置面部に接触して管路を接続させて、管路の接続強度を維持している。
(4) 径大な管径に対応した収納部に対して、スペーサを外すことにより接触面積を多くとることができ、管路の接続強度が高められる。
(5) 径の異なる複数の接続部と、給気部または排気部を配置する接続部とを同軸上に配置して連通させている。また管路の挿入量を異ならせるとともに、スペーサを介在させる。これにより、管径の異なる管路に対し、設置向きや設置状態を共通化でき、組立て作業の容易化や作業負荷の軽減が図れる。
(6) 管径の異なる管路に対し、管路の接続位置を異ならせ、給気部または排気部に対して段階的に流路の径を変化させることで、流路内に空気が滞留するのを防止でき、給気または排気機能の維持が図れる。
〔実施例〕
図17は、実施例に係る給湯装置の構成例を示している。図17に示す構成は一例であり本発明が斯かる構成に限定されない。
この給湯装置80は、本開示の燃焼装置の一例であり、供給された空気と燃料ガスによりバーナなどの燃焼手段を燃焼させ、この燃焼排気で加熱した湯を給湯し、または浴槽水の追焚などを行う。
給湯装置80は、たとえば図17に示すように、本体部82、給排気筒部84、配管部86、配管接続部88を備える。
本体部82は、たとえば金属製の箱型の外装筐体90で構成され、内部に燃焼手段や熱交換器、給排気部などが収納された収納部92を備える。給排気筒部84は、収納部92内の燃焼手段に対して給気する給気部や、または燃焼手段から発生し、熱交換された燃焼排気を外部に排出する排気部を備える機能部品の一例である。この給排気筒部84には、本開示の配管接続ユニット2、70が含まれる。
配管部86は、給湯装置80が設置される建物の屋外まで配管された給気管96、排気管98を含む配管設備の一例である。
配管接続部88は、給湯装置80に対して供給する燃料ガスや熱交換前の水を取り込む給水管、または熱交換後の湯を排出する給湯管などを接続する接続機能部の一例である。
その他、給湯装置80には、外装筐体の一部として、たとえば前面部分に配置され、表示部や操作ボタンなどが設置された表示操作部94を備える。表示操作部94は、たとえば給湯装置80の給湯温度の設定や給湯動作入力や、温度表示などの機能を備える。
給湯装置80には、たとえば図18に示すように、給排気筒部84を構成する配管接続ユニットを介して給気管96と給気部100が接続されるとともに、排気管98と排気部102が接続される。
また、収納部92は、たとえば給気部100と接続された給気ファン104、この給気ファン104を通じて給気された空気と燃料ガスを燃焼するバーナ106、第1の熱交換部108、第2の熱交換部110、排気管路112を備える。
給気ファン104は、給気部100を通じて外気を取込み、圧縮空気をバーナ106側に供給する手段の一例である。
バーナ106は、燃焼手段の一例であり、たとえば平面上に炎孔が配置され、燃焼排気を生成する面バーナを備える。このバーナ106は、たとえば炎孔面にメタルニットを配置したバーナなども含まれる。
第1の熱交換部108は、たとえば図示しない複数の円環が配置されており、内部に被加熱流体である水などが流され、バーナ106で生成された燃焼排気のうち、主に顕熱を回収する手段の一例である。また、第2の熱交管部110は、第1の熱交管部108と同様に、内部に水などを流す複数の管路が配置され、バーナ106が生成した燃焼排気から主に潜熱を回収する手段の一例である。
この給湯装置80では、第1の熱交換部108、第2の熱交換部110を備えた、所謂二次熱交換器の場合を示したがこれに限らない。燃焼排気に対して1の熱交換部のみを備えたものであってもよい。
排気管路112は、熱交換後の燃焼排気を排気部102側に流す管路の一例である。
この給湯装置80には、給気部100や排気部102と同径の給気管96や排気管98が設置されている。この場合、給排気筒部84の配管接続ユニット2は、装置筐体4の収納部22および開口部24内にスペーサ8を介在させることで給気管96や排気管98を接続可能としている。
また、給湯装置80は、たとえば図19に示すように、給気部100や排気部102に対して径大な給気管96や排気管98が設置されている。この場合、配管接続ユニット2は、収納部22からスペーサ8を取り外し、収納部22、開口部24の内壁に給気管96や排気管98の外周面を接触させて接続される。
給湯装置80は、配管接続ユニット2を介して接続された給気管96を通じて燃焼用の空気CAを取込むとともに、熱交換部108、110で熱交換された燃焼排気HAを排出する。
なお、この実施例では、給湯装置80の給排気筒部の構成として、第1の実施の形態に係る配管接続ユニット2を利用する場合を示したが、これに限らない。給湯装置80は、第2の実施の形態に係る配管接続ユニット70を利用してもよい。
〔実施例の効果〕
斯かる構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1) 管径の異なる管路を利用して、給湯装置の給気部または排気部と通気流路を形成することができる。
(2) 給湯装置の設置時に、給気または排気用の管路の交換作業が不要となり、作業負荷を軽減し、利用者の利便性を高め、コストの低減を図ることができる。
(3) 建物に既設の給気管や排気管の管径に関わらず、設置する給湯装置が限定されないため、利用者の利便性が高められる。
(4) 給湯装置80側の給排気部と管路との管径が異なる場合、管径を合せるために複数の管路を接続させる必要がなく配管の連結部の数を減らすことができるため、給気漏れや排気漏れの可能性を低減でき、安全性を高められる。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記第2の実施の形態では、スペーサ72−1、72−2を2つの構成としたが、これに限られない。3以上のスペーサであってもよい。また、スペーサの数と支持部6の支持切片の数を同一にしてもよい。
(2) 支持部6およびスペーサ8のスリット32は、管路の挿抜方向に対して平行またはそれに近い角度で直線状に形成するものに限らない。スリットは、たとえば管路の挿抜方向に対して斜め方向に形成してもよい。支持部6やスリットを押圧する固定バンド10の締付け方向や締付け力が作用する方向に応じて、スリットの方向を調整することで、管路の外周面に対して均等に力が作用するようにしてもよく、または管路の一部分側に強く押圧するようにしてもよい。
(3) 上記実施の形態および実施例では、配管接続ユニット2、70に接続する管路60、62として、管径LAの径小な管路60と管径LBの径大な管路62の場合を示したがこれに限らない。管路は、燃焼装置の給気機能または排気機能を維持できる管径を備えるものであれば、どのような径の管路を利用してもよい。
具体的には、配管接続ユニット120は、たとえば図20のAに示すように、支持部6および収納部22の内径よりも径小な管径L6の管路を利用してもよい。この場合、配管接続ユニット120は、たとえば収納部22や開口部24の内径L1に対し、管径L6の差分の厚さd2を備えたスペーサ122−1、122−2、122−3、122−4を用いればよい。スペーサ122−1、122−2、122−3、122−4は、たとえば収納部22の内壁に沿って円環部124が形成されてもよい。この円環部124の内壁には、管路60の外周部に接触するOリング54が設置されている。
同様に、配管接続ユニット130は、たとえば図20のBに示すように、管径L6に対応した厚さd2のスペーサ132−1、132−2を利用し、収納部22、開口部24内に管路60を収納すればよい。このスペーサ132−1、132−2は、たとえば収納部22の内壁に沿って円環部134が形成されてもよい。この円環部134の内壁には、管路60の外周部に接触するOリング54が設置されている。
すなわち、配管接続ユニット120、130は、給気および排気に必要な口径LZのよりも大きく、収納部22内に収納できる管径L1よりも径小であれば、どのような管径の管路を利用してもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明の配管接続ユニット、給排気筒、燃焼装置によれば、機器側の給気部または排気部の管径と同等な管路またはこれよりも径大な管路に対して、管路の交換せずに接続させることができ、有用である。
2、70、120、130 配管接続ユニット
4 装置筐体
6 支持部
6−1、6−2、6−3、6−4 支持切片
8、72−1、72−2、
122−1、122−2、122−3、122−4、132−1、132−2 スペーサ
10 固定バンド
12 第1の筐体部
14 第2の筐体部
16 フランジ
18 リブ
20 締結部品
22、44、48、78 収納部
23 載置面部
24 開口部
26 スリット
30−1、30−2、30−3、30−4 切片
32 スリット
34 バンド部
36 内径調整部
40 突出部
42 縁部
46、54、76 Oリング
50、124、134 円環部
52 収納部
60、62、67 管路
66 設置部
68 接続管
69 封止部
74 貫通部
80 給湯装置
82 本体部
84 給排気筒部
86 配管部
88 配管接続部
90 外装筐体
92 収納部
94 表示操作部
96 給気管
98 排気管
100 給気部
102 排気部
104 給気ファン
106 バーナ
108 第1の熱交換部
110 第2の熱交換部
112 排気管路

Claims (15)

  1. 管路を通じて給排気を行う燃焼装置の配管接続ユニットであって、
    燃焼装置の給気部または排気部と接続する装置側接続部と、
    前記装置側接続部よりも径大に、前記装置側接続部と連通して形成されており、開口部から挿入される管路と接続する接続部と、
    前記接続部内に着脱可能であり、前記接続部の内径より径小な管径の管路と接続する場合に、少なくとも前記接続部の内壁と挿入される管路との間の空間部に設置され、前記接続部の内径と同等な管径の管路と接続する場合に、前記接続部から外されるスペーサと、
    を備え、前記管路と前記給気部または前記排気部とを通気させることを特徴とする配管接続ユニット。
  2. 前記接続部は、前記装置側接続部と同心軸上で連通することを特徴とする請求項1に記載の配管接続ユニット。
  3. さらに、前記接続部の開口部に沿って形成され、前記接続部と同等またはそれに近い径で開口しており、挿入された前記管路の外周部分に接触して支持する支持部と、
    を備え、
    前記支持部は、前記開口部に対して所定角度毎に、前記管路の挿抜方向に平行またはそれに近い角度で形成されたスリットを備えることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の配管接続ユニット。
  4. さらに、前記支持部の外周部に沿って設置され、前記支持部の開口径を狭める方向に押圧する押圧手段を備え、
    前記支持部は、前記押圧手段の押圧による変位で前記管路を押圧し、または前記スペーサを介して前記管路を押圧することを特徴とする、請求項3に記載の配管接続ユニット。
  5. 前記接続部の内壁面に設置され、前記管路もしくは前記スペーサとの間を封止する第1の封止手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管接続ユニット。
  6. 前記スペーサは、少なくとも前記支持部内で所定の角度毎に、前記管路の挿抜方向に平行またはそれに近い方向にスリットを備え、
    該スリットは、前記支持部に形成された前記スリットと重なる位置に形成されることを特徴とする請求項3に記載の配管接続ユニット。
  7. 前記スペーサは、前記接続部の内周面に沿って形成され、かつ前記接続部の中心軸と同軸上に前記管路を貫通させる円環部を備え、
    該円管部の内壁には、前記管路との接触部分を封止する第2の封止部材が設置されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の配管接続ユニット。
  8. 前記接続部は、
    前記装置側接続部と連通し、第1の管径の管路と接続可能な第1の接続部と、
    前記第1の接続部を介して前記装置側接続部と連通し、前記第1の管径よりも径大な第2の管径の管路と接続可能な第2の接続部と、
    を備え、
    前記スペーサは、前記第2の接続部の内径よりも径小な管路と接続する場合に、前記第2の接続部内に設置されることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の配管接続ユニット。
  9. 前記第1の接続部は、内壁面に前記第1の管径の管路との間を封止する第3の封止手段を備えることを特徴とする、請求項8に記載の配管接続ユニット。
  10. 管路を通じて給排気を行う燃焼装置の給排気筒であって、
    外気を燃焼部側に流す給気部と、
    熱交換された燃焼排気を流す排気部と、
    前記給気部または前記排気部と接続する装置側接続部、前記装置側接続部よりも径大に、前記装置側接続部と連通して形成されており、開口部から挿入される管路と接続する接続部、前記接続部内に着脱可能であり、前記接続部の内径より径小な管径の管路と接続する場合に、少なくとも前記接続部の内壁と挿入される管路との間の空間部に設置され、前記接続部の内径と同等な管径の管路と接続する場合に、前記接続部から外されるスペーサとを備え、前記管路と前記給気部または前記排気部とを通気させることを特徴とする給排気筒。
  11. さらに、前記接続部の開口部に沿って形成され、前記接続部と同等またはそれに近い径で開口しており、挿入された前記管路の外周部分に接触して支持する支持部と、
    を備え、
    前記支持部は、前記開口部に対して所定角度毎に、前記管路の挿抜方向に平行またはそれに近い角度で形成されたスリットを備えることを特徴とする、請求項10に記載の給排気筒。
  12. 前記接続部は、
    前記装置側接続部と連通し、第1の管径の管路と接続可能な第1の接続部と、
    前記第1の接続部を介して前記装置側接続部と連通し、前記第1の管径よりも径大な第2の管径の管路と接続可能な第2の接続部と、
    を備え、
    前記スペーサは、前記第2の接続部の内径よりも径小な管路と接続する場合に、前記第2の接続部内に設置されることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の給排気筒。
  13. 管路を通じて給排気を行う燃焼装置であって、
    外気を燃焼部側に流す給気部と、
    熱交換された燃焼排気を流す排気部と、
    前記給気部または前記排気部と接続する装置側接続部、前記装置側接続部よりも径大に、前記装置側接続部と連通して形成されており、開口部から挿入される管路と接続する接続部、前記接続部内に着脱可能であり、前記接続部の内径より径小な管径の管路と接続する場合に、少なくとも前記接続部の内壁と挿入される管路との間の空間部に設置され、前記接続部の内径と同等な管径の管路と接続する場合に、前記接続部から外されるスペーサとを備え、前記管路と前記給気部または前記排気部とを通気させることを特徴とする燃焼装置。
  14. さらに、前記接続部の開口部に沿って形成され、前記接続部と同等またはそれに近い径で開口しており、挿入された前記管路の外周部分に接触して支持する支持部と、
    を備え、
    前記支持部は、前記開口部に対して所定角度毎に、前記管路の挿抜方向に平行またはそれに近い角度で形成されたスリットを備えることを特徴とする、請求項13に記載の燃焼装置。
  15. 前記接続部は、
    前記装置側接続部と連通し、第1の管径の管路と接続可能な第1の接続部と、
    前記第1の接続部を介して前記装置側接続部と連通し、前記第1の管径よりも径大な第2の管径の管路と接続可能な第2の接続部と、
    を備え、
    前記スペーサは、前記第2の接続部の内径よりも径小な管路と接続する場合に、前記第2の接続部内に設置されることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の燃焼装置。


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