JP2010230269A - 排気ダクト及びそれを用いたレンジフード - Google Patents

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Abstract

【課題】排気ガスの流れを損なわずに配管スペースを小さくできる排気ダクトを提供すること。
【解決手段】燃焼機器Hから排出される排気ガスを排気する排気口55と、室内と室外とを連通させる排気用通気口56とを接続する排気ダクト11をエルボ管14,14とストレート管16を接続して設け、直角に屈曲するエルボ管14の屈曲部分14aの内周P1を屈曲部分14aを形成するために必要な加工幅のみで構成し、屈曲部分14aの外周P2を曲面で構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼機器から排出される排気ガスを排気する排気口と、室内と室外とを連通させる排気用通気口とを接続し、前記燃焼機器で発生した排気ガスを室内から室外へ排気する排気ダクト及びそれを用いたレンジフードに関する。
最近の住宅や飲食店のキッチンには、廃ガス、油煙、蒸気、臭気などを集める集気能力の高さや、手入れの手軽さ、照明や風量調整などの使い勝手の良さなどの観点より、例えば図12に示すレンジフード101が普及している。レンジフード101は、加熱用調理器具Hを上方から覆うように配置されて壁102に取り付けられる。レンジフード101は、加熱用調理器具Hで発生した廃ガスや油煙、蒸気、臭気などの排気ガスを吸い込んで、上面に開口する排気口103から排出する。排気口103は、排気ダクト105を介して、壁102に開設された排気用通気口104に連通している。そのため、レンジフード101によって回収された排気ガスは、排気ダクト105と排気用通気口104を介して室外へ排気される。
近年、レンジフードは、その普及に伴い、機能別、設置形式別、形態別などに分けてラインナップされ、多様化している。そのため、レンジフード毎に排気ダクト105を設計したのでは、部品の無駄が生じる。そのため、排気ダクト105は、蛇腹状のパイプにより構成されている。蛇腹状の排気ダクト105は、レンジフード101の設置条件に応じて曲げる位置や曲げる角度、曲げる方向を自由自在に調整できるので、排気口103と排気用通気口104とを位置に関係なく簡単に接続できる(例えば特許文献1参照)。
実公昭63−2839号公報
しかしながら、蛇腹状の排気ダクト105は、蛇腹の伸縮率を内周と外周とで変えて屈曲させるため、図12に示すように、屈曲部分の内周P5に必ず大きな曲面が形成されていた。そのため、排気ダクト105は、配管を三次元方向へ引き回さなければならず、配管スペースを必要としていた。排気ダクト105の配管スペースが大きいことは、例えば、既存の換気扇を取り外してレンジフード101に付け替える場合に問題となる。
既存の換気扇を取り外してレンジフード101に付け替える場合、レンジフード101は、加熱用調理器具Hからどれくらい離れた位置に設置するかが法定され、しかもファンユニットなどを内蔵して高さ寸法が大きいため、レンジフード101の排気口103と排気用通気口104との間のスペースが自ずと狭くなっていた。蛇腹状の排気ダクト105は、上述したように、蛇腹を伸縮させて形成した屈曲部分の内周P5に大きな曲面が形成され、小回りがきかない。よって、蛇腹状の排気ダクト105は、排気口103と排気用通気口104との間のスペースが狭いと、排気ダクト105をくの字状の屈曲させて排気口103と排気用通気口104とを接続できないことがあった。この場合、排気ダクト105は、排気口103と排気用通気口104との間で3次元方向に引き回されて、排気口103と排気用通気口104とを接続するため、配管スペースが大きく、各屈曲部分で排出ガスの流れを悪くしていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、排気ガスの流れを損なわずに配管スペースを小さくできる排気ダクト及びそれを用いたレンジフードを提供することを目的とする。
本発明に係る排気ダクト及びそれを用いたレンジフードは、次のような構成を有している。
(1)燃焼機器から排出される排気ガスを排気する排気口と、室内と室外とを連通させる排気用通気口とを接続する排気ダクトにおいて、複数の筒状接続配管を接続して構成され、前記複数の筒状接続配管は、直角又は鋭角で屈曲するものであって、屈曲部分の内周が前記屈曲部分を形成するために必要な加工幅のみで構成され、屈曲部分の外周が曲面で構成されたエルボ管を含む。
尚、屈曲部分とは、折れ曲がって内周の距離と外周の距離とを異らせている部分をいう。
(2)(1)に記載の発明において、前記エルボ管は、前記屈曲部分の内周の流路軸線方向両側に第1開口部と第2開口部が設けられている。
(3)(1)又は(2)に記載の発明において、前記エルボ管は、少なくとも前記屈曲部分の内周を接合されて製造されたものである。
(4)(1)乃至(3)の何れか一つに記載の発明において、前記筒状接続配管は、一端開口部に沿って設けられ、周方向に沿って複数の長溝が形成された第1接続部と、他端開口部に沿って設けられ、前記筒状接続配管の接続部分を固定する固定部材が係合する係合部を複数有する第2接続部とを有する。
(5)(1)乃至(4)の何れか一つに記載の排気ダクトに接続されるレンジフード。
上記排気ダクトは、複数の筒状接続配管を接続して構成されている。複数の筒状接続配管には、直角又は鋭角で屈曲するものであって、屈曲部分の内周が屈曲部分を形成するために必要な加工幅のみで構成され、屈曲部分の外周が曲面で構成されたエルボ管が含まれている。このようなエルボ管は、屈曲部分の内周が屈曲部分を形成するために必要な加工幅のみで構成され、屈曲部分の内周の距離が短い。そのため、エルボ管を用いた排気ダクトは、小さい範囲で流路の向きを変えることができる。また、エルボ管の屈曲部分の外周が曲面で構成されているため、流体がエルボ管内を流れやすい。よって、上記排気ダクトによれば、排気ガスの流れを損なわずに配管スペースを小さくできる。
上記排気ダクトは、エルボ管が、屈曲部分の内周の流路軸線方向両側に第1開口部と第2開口部を設けられ、コンパクトであるので、エルボ管の屈曲部分の範囲内で流路方向を変えて他の筒状接続配管と接続することができ、配管スペースを小さくできる。
上記排気ダクトは、エルボ管が、少なくとも屈曲部分の内周上で接合されて製造されたものであるので、屈曲部分の内周の形成に必要な加工幅を小さくして、エルボ管をコンパクトにすることができる。
上記排気ダクトは、筒状接続配管が、一端開口部に沿って設けらた第1接続部の周方向に沿って複数の長溝を形成され、他端開口部に沿って設けられた第2接続部に筒状接続配管の接続部分を固定する固定部材が係合する係合部を複数設けられている。このような筒状接続配管は、エルボ管を他の筒状接続配管に接続する場合に、エルボ管の第1接続部に設けた長溝に固定部材を挿通し、その固定部材を他の筒状接続配管の第2接続部に設けた係合部に係合させることにより、エルボ管を他の筒状接続配管に対して回転させ、第2接続部の向きを調整できる。よって、上記排気ダクトによれば、エルボ管が流路の向きを変える方向を簡単に調整し、流路を構成することができる。
上記排気ダクトに接続するレンジフードは、排気ダクトがコンパクトであるので、例えば、既存の換気扇と交換して設置される場合でも、簡単に設置することができる。また、レンジフードは、排気ダクト内の排気ガスの流れが損なわれないため、良好な排気能力を得ることができる。
本発明の実施形態に係る排気ダクトを用いたレンジフードを示す図である。 第1エルボ管の側面図である。 図2のA矢視図である。 図2のB矢視図である。 図4のCC断面図である。 エルボ管の分解図である。 配管連結構造を示す図である。 エルボ管の第1変形例を示す側面図である。 図8に示すエルボ管の断面図である。 配管連結構造の別例を示す図である。 エルボ管の第2変形例を示す側面図である。 従来のレンジフードを示す図である。
以下に、本発明に係る排気ダクト及びそれを用いたレンジフードの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<レンジフードの全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る排気ダクト11を用いたレンジフード50を示す図である。
本実施形態の排気ダクト11は、加熱用調理器具H(燃焼機器の一例)の上部に取り付けられるレンジフード50に接続し、レンジフード50が回収した廃ガスや油煙、蒸気、臭気などの排気ガスを室外へ排出する。
レンジフード50は、レンジフード本体51とファンユニット52とを有する。レンジフード50は、ファンユニット52のオン・オフや照明の点灯などを操作するための操作スイッチ53がレンジフード本体51の前面に設けられている。ファンユニット52が駆動すると、加熱用調理器具Hで発生した排気ガスがレンジフード本体51を介してファンユニット52に吸い込まれる。ファンユニット52は、排気口55が上方に開口し、その排気口55に排気ダクト11を介して排気用通気口56が接続されている。カバー58は、ファンユニット52と排気ダクト11とを外部から見えないように覆い、レンジフード本体51と壁3に取り付けられる。
排気ダクト11は、エルボ管14,14(筒状接続配管の一例)とストレート管16(筒状接続配管の一例)とを接続して構成されている。エルボ管14及びストレート管16は、耐熱性及び防錆性を確保するために、ステンレスを材質とする。
<エルボ管の構成>
図2は、エルボ管14の側面図である。図3は、図2のA矢視図である。図4は、図2のB矢視図である。図5は、図4のCC断面図である。尚、図3及び図5では、蛇腹状のパイプとの差異を分かりやすくするために屈曲部分14aの内周P1を直角に記載しているが、屈曲部分14aの内周P1を形成するために必要な加工幅を確保する面(加工に必要な半径を有する曲面や、加工に必要な幅を有する平面等)があっても良い。尚、屈曲部分とは、折れ曲がって内周の距離と外周の距離とを異ならせている部分をいう。
図2、図3、図4に示すように、エルボ管14は、円筒形状をなし、流路軸線に対して直交する流路の断面が円形状である。エルボ管14は、90度屈曲している。エルボ管14は、図5に示すように、屈曲部分14aの内周P1が当該屈曲部分14aを形成するために必要な加工幅のみで構成され、短くされている。また、エルボ管14は、屈曲部分14aの外周P2が曲面で形成され、圧損を小さくしている。このようなエルボ管14は、屈曲部分14aの内周P1が短いため、屈曲部分の全高がエルボ管14の流路断面外径寸法と内周P1の加工幅とを加算した値となり、狭い範囲で流路の向きを変えることが可能である。エルボ管14は、屈曲部分14aの内周P1の流路軸線方向両側に、第1開口部21と第2開口部22が90度の位相差で設けられている。
図2及び図3に示すように、エルボ管14は、第1開口部21に沿って第1接続部23が環状に設けられている。第1接続部23は、他のエルボ管14の第2接続部25や後述するストレート管16の第2接続部35を差し込めるように、大径にされている。第1接続部23は、複数(本実施形態では4個)の長溝24が貫通して形成されている。長溝24は、第1接続部23の周方向に所定の角度θずつ形成されている。長溝24は、第1接続部23の円周方向に沿って等間隔に設けられている。
図2及び図4に示すように、エルボ管14は、第2開口部22の開口端部に沿って、第2接続部25が環状に設けられている。第2接続部25には、ビス部材17(固定部材の一例)が係合するねじ孔26(係合部の一例)が複数(本実施形態では2個)形成されている。ねじ孔26は、第2接続部25の対向する位置に形成されている。図4に示すように、ビス部材17は、ねじ孔26にねじ込む軸部18が長溝24の内壁に摺動可能な太さを有し、頭部19が軸部18より大径にされている。
このようなエルボ管14は、全高が、屈曲部分の全高(エルボ管14の流路断面外径寸法と内周P1の加工幅とを加算した値)に第1接続部23の幅寸法を加算した値となり、小さいスペースで流路方向を90度変更できる。
<エルボ管の製造方法>
図6は、エルボ管14の分解図である。
エルボ管14は、第1部品27と第2部品28とを溶接やロウ付け、接着材などで接合し、一体にしたものである。第1部品27と第2部品28は、屈曲部分14aの内周P1(図5参照)上を通り、且つ、流路軸線を通る断面でエルボ管14を分割した形状をなし、射出成形などで形成されている。そのため、第1及び第2部品27,28に形成された流路面には凹凸がない。エルボ管14は、第1及び第2部品27,28の分割面を、溶接やロウ付け、接着材などで接合される。このようなエルボ管14は、屈曲部分14aの内周P1上で溶接やロウ付け、接着材等で接合されるため、屈曲部分14aの内周P1は流路軸線方向に溶接やロウ付け、接着材等の接合加工に必要な長さを有している。例えば、屈曲部分14aの内周P1を溶接で加工する場合には、その加工幅は、0mm以上10mm以下となる。また例えば、屈曲部分14aの内周P1をロウ付けで加工する場合には、その加工幅は、0mm以上15mm以下となる。更に例えば、屈曲部分14aの内周P1を接着材で接合する場合には、その加工幅は、0mm以上5mm以下となる。従って、エルボ管14は、屈曲部分14aの内周P1の加工幅が、0mm以上15mm以下となり、屈曲部分14aの内周の半径が0mm以上15mm以下と小さい。レンジフード50に使用される排気ダクト11には一般的に流路断面外径が150mmから160mmのものが使用されるが、この場合、エルボ管14の内周P1の加工幅は、流路断面外径の11%以下となる。そのため、エルボ管14は、ほぼ流路断面外径寸法の範囲で流路方向を90度変えることが可能である。このようなエルボ管14は、第1及び第2部品27,28を接合した後、長溝24とねじ孔26が打ち抜きや切削加工などにより形成される。
<ストレート管の構成>
図7は、排気ダクト連結構造を示す図である。尚、図7では、排気ダクト11の連結構造を概念的に理解するように、エルボ管14とストレート管16の形状を単純にしている。
ストレート管16は、筒形状をなし、両端が開口している。ストレート管16は、引抜加工や押出加工などにより形成され、流路面に凹凸がない。第1開口部41の外周には、複数(本実施形態では4個)の長溝44を周方向に形成された第1接続部43が設けられている。第2開口部42の外周には、複数(本実施形態では2個)のねじ孔46を形成された第2接続部45が設けられている。第1接続部43、長溝44、第2接続部45、ねじ孔46は、エルボ管14の第1接続部23、長溝24、第2接続部25、ねじ孔26と同様に設けられているので、説明を省略する。ストレート管16は、施工現場で任意の長さに切断し、長溝44やねじ孔46を形成するようにしても良い。
<レンジフードの取付方法>
既存の換気扇をレンジフード50に交換する場合を例に挙げて、レンジフード50の取付方法を説明する。
先ず、既存の換気扇を壁3に開設した穴61から取り外す。そして、図1に示すように、穴61を換気扇穴塞ぎ板60で塞ぎ、換気扇穴塞ぎ板60を壁3に固定する。換気扇穴塞ぎ板60には、排気ダクト11の太さに適した排気用通気口56が設けられ、その排気用通気口56により室内と室外が連通している。
そして、加熱用調理器具Hから上方に法定で定められた距離離れた位置にレンジフード50を取り付ける。レンジフード50は、レンジフード本体51の上面にファンユニット52が取り付けられ、高さ寸法が大きい。そのため、ファンユニット52の排気口55と換気扇穴塞ぎ板60の排気用通気口56との間に形成されるスペースが狭くなっている。この狭いスペースに排気ダクト11を設置する。
排気ダクト11は、排気口55にエルボ管14が接続される。そして、当該エルボ管14に別のエルボ管14を介してストレート管16が接続され、換気扇穴塞ぎ板60に開設された排気用通気口56にストレート管16が接続される。
排気ダクト11の連結方法を具体的に説明する。説明を分かりやすくする便宜上、排気口55に接続するエルボ管14を排気口接続側エルボ管14といい、排気口接続側エルボ管14とストレート管16とを接続するエルボ管14を中間連結側エルボ管14ということにする。
図7に示すように、排気口接続側エルボ管14の第2接続部25を中間連結側エルボ管14の第1接続部23に挿入し、2本のビス部材17を中間連結側エルボ管14の長溝24に挿通して排気口接続側エルボ管14のねじ孔26にねじ込む。そして、長溝24をビス部材17に沿わせながら中間連結側エルボ管14を排気口接続側エルボ管14に対して回転させ、中間連結側エルボ管14の第2接続部25を排気用通気口56に向ける。このとき、ビス部材17の軸部18が長溝24に摺接して中間連結側エルボ管14を排気口接続側エルボ管14に対してガイドするため、中間連結側エルボ管14を第1接続部23の軸線を中心に安定して回転させることができる。そして、中間連結側エルボ管14の第2接続部25をストレート管16の第1接続部43に挿入し、2本のビス部材17をストレート管16の長溝44に挿通して中間連結側エルボ管14のねじ孔26にねじ込む。そして、ストレート管16の第2接続部45を排気用通気口56に接続する。このようにして、エルボ管14,14とストレート管16の配置が決まったら、全てのビス部材17をきつく締め、中間連結側エルボ管14を排気口接続側エルボ管14とストレート管16に対してしっかり固定する。
このようにして構成された排気ダクト11は、排気口接続側エルボ管14の第1接続部23が排気口55に接続され、ストレート管16の第2接続部45が排気用通気口56に接続される。各排気ダクト11の各配管接続部分は、アルミテープを巻いたり、コーキング材を塗布することにより、配管接続部分の隙間をなくし、排気ガス漏れが防止される。尚、ストレート管16やエルボ管14は、レンジフード50との間に支持部材を配置して配管接続部分の撓みを防ぎ、排気ガス漏れを予防しても良い。
<作用効果>
本実施形態の排気ダクト11では、図5に示すように、エルボ管14の屈曲部分14aの内周P1が屈曲部分14aを形成するために必要な加工幅のみで構成され、屈曲部分14aの内周P1の距離を、加工上可能な範囲で最小にしている。そのため、エルボ管14を用いた排気ダクト11は、図1に示すように、小さい範囲で流路の向きを変え、排気口55と排気用通気口56とを短い距離で接続できる。また、エルボ管14の屈曲部分14aの外周P2が曲面で構成されているため、排気ガスがエルボ管14内を流れやすい。よって、上記排気ダクト11によれば、排気ガスの流れを損なわずに配管スペースを小さくできる。
より具体的には、図1の二点鎖線に示すように、蛇腹状の排気ダクト105を使用した場合、排気ダクト105を90度屈曲させようとすると、屈曲部分14aの内周に大きな曲面が形成されるため、排気口55と排気用通気口56との間に排気ダクト105を90度屈曲させて配置することができない。そのため、排気ダクト105は、排気口55と排気用通気口56との間で排気ダクト105を三次元方向に引き回して、排気口55と排気用通気口56とを接続しなければならず、配管スペースが大きい。しかも、排気ダクト105は、配管距離が長く、何度も屈曲しているため、排気ガスが流れにくい。これに対して、本実施形態の排気ダクト11は、屈曲部分14aの内周P1(図5参照)が小さいエルボ管14を排気口55に接続して流路の向きを上方から側方に変え、更にそのエルボ管14に別のエルボ管14を接続して流路の向きを側方から後方(排気用通気口56側)へ変え、別のエルボ管14にストレート管16を接続することにより、排気口55と排気用通気口56とを接続している。排気ダクト11は、屈曲部分14aの全高がエルボ管14の流路断面外径寸法と屈曲部分14aの内周P1の加工幅とを加算した値となるコンパクトなエルボ管14を用いて流路方向を小さい範囲で三次元方向に変えているため、排気口55と排気用通気口56とを簡単且つ短い流路で接続できる。よって、本実施形態の排気ダクト11は、従来の蛇腹状の排気ダクト105と比べて配管スペースが小さい。また、本実施形態の排気ダクト11は、配管距離が短く、エルボ管14の外周を曲面にして圧損を小さくしているので、排気ガスが流れやすい。従って、本実施形態の排気ダクト11は、従来の排気ダクト105と比べ、排気ガスの流れを損なわず配管スペースを小さくすることができる。そして、排気口55と排気用通気口56との間のスペースが狭くても、全高の低いエルボ管14を用いれば、エルボ管14(排気ダクト11)の流路断面外径寸法とほぼ同じ高さで流路方向を90度変えることができるので、排気ダクト11の配管施工工事を行いやすい。
また、本実施形態の排気ダクト11は、図5に示すように、エルボ管14が、屈曲部分14aの内周P1の流路軸線方向両側に第1開口部21と第2開口部22を設けられ、コンパクトであるので、エルボ管14の屈曲部分14aの範囲内で流路方向を変えて他の筒状接続配管(エルボ管14、ストレート管16)に接続することができ、配管スペースを小さくできる。
また、本実施形態の排気ダクト11は、図6に示すように、エルボ管14が、第1及び第2部品27,28の分割面を溶接やロウ付け、接着材などで接合して製造されたものであり、屈曲部分14aの内周P1を接合されているので、屈曲部分14aの内周P1の形成に必要な加工幅を小さくして、エルボ管14をコンパクトにすることができる。
また、本実施形態の排気ダクト11は、例えば図7に示すように、中間連結側エルボ管14の第1接続部23に排気口接続側エルボ管14の第2接続部25が挿入され、中間連結側エルボ管14の長溝24にビス部材17を挿通して排気口接続側エルボ管14のねじ孔26にねじ込んで係合させることにより、中間連結側エルボ管14を排気口接続側エルボ管14に接続する。このとき、中間連結側エルボ管14は、長溝24をビス部材17に沿わせながら排気口接続側エルボ管14に対して回転させ、第2接続部25の向きを調整できる。また逆に、ストレート配管16の第1接続部43に中間連結側エルボ管14の第2接続部25を挿入し、ビス部材17を長溝44に挿通してねじ孔26にねじ込むと、中間連結側エルボ管14がねじ孔26に係合するビス部材17を長溝44に沿わせながらストレート管16に対して回転可能に接続され、第1接続部23の向きを調整することが可能である。よって、本実施形態の排気ダクト11によれば、エルボ管14が流路の向きを変える方向を簡単に調整し、流路を構成することができる。
また、排気ダクト11は、ストレート管16とエルボ管14の流路面に蛇腹やシワなどによる凹凸がないため、油などが溜まりにくく、汚れにくい。
また、排気ダクト11に接続するレンジフード50は、排気ダクト11がコンパクトであるので、例えば、既存の換気扇と交換して設置される場合でも、簡単に設置することができる。また、レンジフード50は、排気ダクト11内の排気ガスの流れが損なわれないため、良好な排気能力を得ることができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、上記実施形態では、エルボ管14とストレート管16の材質をステンレスにしたが、アルミを材質として軽量化を図っても良い。また、エルボ管14とストレート管16の材質を鉄としても良い。すなわち、エルボ管14は、金属など、排気ガスの熱に対する耐熱性を確保できる材質であれば良い。
例えば、上記実施形態では、ビス部材17を固定部材の一例に挙げたが、リベットや止めバンドなどを固定部材の一例として使用しても良い。
例えば、上記実施形態では、排気専用のレンジフード50の排気ダクト11にエルボ管14を用いたが、レンジフードに排気ダクトと給気ダクトを接続する場合には、排気ダクトと給気ダクトにエルボ管14を用いても良い。
例えば、上記実施形態では、排気ダクト11をレンジフード50に用いたが、給湯器など他の燃焼機器の排気口を排気用通気口に排気ダクト11を用いて接続し、排気ガスを室内から室外に排気するようにしても良い。
例えば、上記実施形態では、エルボ管14の屈曲角度を90度にした。これに対して、例えば図8及び図9に示すように、屈曲角度が鋭角(例えば45度、60度、30度など)のエルボ管15を排気ダクト11に用いてもよい。エルボ管15は、図8及び図9に示すように、円筒形状をなし、図9に示すように、屈曲部分15aの内周P3が屈曲部分15aを形成するために必要な加工幅で構成され、屈曲部分15aの外周P4が曲面で構成されている。エルボ管15の第1及び第2開口部31,32は、屈曲部分15aの内周P3の流路軸線方向両側に例えば45度の位相差で設けられている。エルボ管15の第1及び第2接続部33,35、長溝34、ねじ孔36、第1部品37、第2部品38は、エルボ管14の第1及び第2接続部23,25、長溝24、ねじ孔26、第1部品27、第2部品28と同様に構成する。このようなエルボ管15を用いることにより、小さい範囲で流路を他方向に向けることができるようになり、流路をフレキシブルに設計できるようになる。
例えば、図10(連結構造を概念的に理解するために、図10にはエルボ管14,15の形状を簡単に記載している。)に示すように、直角のエルボ管14と鋭角のエルボ管15を任意に接続して、流路の向きを小さい範囲で簡単に変えても良い。
例えば、図11(連結構造を概念的に理解するために、図11にはエルボ管14Aとストレート管16Aの形状を簡単に記載している。)に示すエルボ管14A,ストレート管16Aのように、第1接続部23,43の内周面であって長溝24,44より内側にOリング67を装着するための環状シール溝65,65を形成し、第2接続部25,45の外周面であってねじ孔26,46より内側にOリング67を装着するための環状シール溝66,66を形成しても良い。この場合、エルボ管14Aをストレート管16Aに接続する部分がOリング67でシールされ、流体漏れをより確実に防止できる。
例えば、上記実施形態では、排気口55が上方に開口するが、側方や後方に開口していても良い。
例えば、上記実施形態では、エルボ管14,15の屈曲部分14a,15aの流路軸線方向両側に第1開口部21,31と第2開口部22,32を設けたが、屈曲部分14a,15aの流路軸線方向両側にストレート部を設け、そのストレート部の端部に第1開口部と第2開口部をそれぞれ設けても良い。これによれば、ストレート管16をエルボ管14に接続して流路を形成する手間を軽減できる。
例えば、ビス部材17がねじ込まれるねじ孔を排気口55に設け、長溝を排気用通気口56に形成しても良い。この場合、排気口55や排気用通気口56に接続したエルボ管14等の筒状接続配管を回転させて流路方向を任意に調整することができ、便利である。
例えば、上記実施形態では、エルボ管14を2つの部品27,28で構成したが、3以上の部品で構成しても良い。このようなエルボ管も、少なくとも屈曲部分の内周を接合されることにより、屈曲部分の内周の加工幅を小さくしてコンパクトに構成できる。
例えば、上記実施形態では、射出成形品である第1部品27と第2部品28を接合してエルボ管14を製造した。これに対して、例えば、1枚の金属板を所定形状に打ち抜き、その金属板を加圧して筒状に丸め、金属板の端同士を溶接やロウ付け、接着材などで接合することによりエルボ管14を製造しても良い。この場合にも、エルボ管14の屈曲部分14aの内周P1を接合するようにすれば、屈曲部分14aの内周P1を小さくしてエルボ管14をコンパクトにできる。
11 排気ダクト
17 ビス部材(固定部材の一例)
14,14A,15 エルボ管
14a,15a 屈曲部分
16,16A ストレート管(筒状接続配管の一例)
21,31 第1開口部
22,32 第2開口部
24,34,44 長溝
26,36,46 ねじ孔(係合部の一例)
50,50A レンジフード
55 排気口
56 排気用通気口
P1,P3 屈曲部分の内周
P2,P4 屈曲部分の外周

Claims (5)

  1. 燃焼機器から排出される排気ガスを排気する排気口と、室内と室外とを連通させる排気用通気口とを接続する排気ダクトにおいて、
    複数の筒状接続配管を接続して構成され、
    前記複数の筒状接続配管は、直角又は鋭角で屈曲するものであって、屈曲部分の内周が前記屈曲部分を形成するために必要な加工幅のみで構成され、前記屈曲部分の外周が曲面で構成されたエルボ管を含む
    ことを特徴とする排気ダクト。
  2. 請求項1に記載する排気ダクトにおいて、
    前記エルボ管は、前記屈曲部分の内周の流路軸線方向両側に第1開口部と第2開口部が設けられている
    ことを特徴とする排気ダクト。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する排気ダクトにおいて、
    前記エルボ管は、少なくとも前記屈曲部分の内周を接合されて製造されたものである
    ことを特徴とする排気ダクト。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載する排気ダクトにおいて、
    前記筒状接続配管は、一端開口部に沿って設けられ、周方向に沿って複数の長溝が形成された第1接続部と、他端開口部に沿って設けられ、前記筒状接続配管の接続部分を固定する固定部材が係合する係合部を複数有する第2接続部とを有する
    ことを特徴とする排気ダクト。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載する排気ダクトに接続されることを特徴とするレンジフード。
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