JP2021162196A - 換気扇用配管隠蔽部材および換気扇システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇への取り換え工事において、部品手配の容易化が可能な換気扇用配管隠蔽部材を得ること。【解決手段】換気扇用配管隠蔽部材19は、建物の外壁に形成された開口と建物の室内に取り付けられる換気扇の天面との間を接続して設けられる配管部を隠蔽する換気扇用配管隠蔽部材19である。換気扇用配管隠蔽部材19は、上下対称の形状を有し、換気扇の天面よりも上方に位置する配管部の全体を隠蔽する第1の配管隠蔽部材と、前後対称の形状を有し、第1の配管隠蔽部材よりも下方に位置する配管部の全体を隠蔽する第2の配管隠蔽部材と、を備える。【選択図】図8

Description

本開示は、プロペラ換気扇を取り付けるために壁に形成された開口と、遠心送風機型換気扇との間に設けられる換気扇用配管部材を隠蔽する換気扇用配管隠蔽部材および換気扇システムに関する。
住宅の台所で用いられる換気扇は、台所の壁に形成された開口部分に取り付けて用いられるプロペラ換気扇と、調理用加熱器の上方に取り付けて用いられる遠心送風機型換気扇がある。近年では、プロペラ換気扇が用いられていた台所において、遠心送風機型換気扇への取り換えが行われることがある。この換気扇の取り換えにおいて、特許文献1に開示されているように、プロペラ換気扇が取り付けられていた開口に遠心送風機型換気扇を取り付けることができる。この場合、遠心送風機型換気扇の上方から遠心送風機型換気扇の側方の領域を経由して開口部分に向かう経路で配管が行われる。特許文献1では、遠心送風機型換気扇の上部から開口の外側に配置された屋外フードに至る経路に、ダクトと換気扇用配管部材とが配管されている。
また、一般的に、ダクト配管などの配管は、むき出しになって台所の外観を損なわないように、換気扇用配管隠蔽部材で隠蔽される。
特開2016−1093号公報
しかしながら、遠心送風機型換気扇の正面側から見た場合に、開口が形成された壁が遠心送風機型換気扇に向かって右側または左側のどちらに存在するかは、住宅の外壁となる壁に対する台所のレイアウトにより住居ごとに異なる。
このため、換気扇用配管隠蔽部材は、右側用の換気扇用配管隠蔽部材と左側用の換気扇用配管隠蔽部材とが存在する。右側用の換気扇用配管隠蔽部材は、開口が形成された壁が遠心送風機型換気扇に向かって右側に存在する場合に、ダクト配管などの配管を隠蔽するための換気扇用配管隠蔽部材である。左側用の換気扇用配管隠蔽部材は、開口が形成された壁が遠心送風機型換気扇に向かって左側に存在する場合に、ダクト配管などの配管を隠蔽するための換気扇用配管隠蔽部材である。
このため、右側用の換気扇用配管隠蔽部材および左側用の換気扇用配管隠蔽部材のそれぞれの生産ロット数が少なくなり、プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇への取り換え工事を行う場合には、配設方向の事前確認を行った後に換気扇用配管隠蔽部材を手配する必要があり、部品手配の手間がかかる、という問題があった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇への取り換え工事において、部品手配の容易化が可能な換気扇用配管隠蔽部材を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる換気扇用配管隠蔽部材は、建物の外壁に形成された開口と建物の室内に取り付けられる換気扇の天面との間を接続して設けられる配管部を隠蔽する換気扇用配管隠蔽部材である。換気扇用配管隠蔽部材は、上下対称の形状を有し、換気扇の天面よりも上方に位置する配管部の全体を隠蔽する第1の配管隠蔽部材と、前後対称の形状を有し、第1の配管隠蔽部材よりも下方に位置する配管部の全体を隠蔽する第2の配管隠蔽部材と、を備える。
本開示によれば、プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇への取り換え工事において、部品手配の容易化が可能である、という効果を奏する。
実施の形態1において、プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇への取り換えが行われた台所の斜視図 図1に示す台所を遠心送風機型換気扇の正面側から見た模式図 実施の形態1にかかる換気扇用配管部材の概略構成を示す図 図3に示すA部分を拡大した部分拡大図 実施の形態1にかかる換気扇用配管部材の第1チャンバーの分解斜視図 実施の形態1にかかる換気扇用配管部材の第2チャンバーの分解斜視図 実施の形態1にかかる板部材の平面図 実施の形態1において、プロペラ換気扇から取り換えが行われた遠心送風機型換気扇に対して壁面が右側にある台所に設置された換気扇システムを示す正面図 実施の形態1において、プロペラ換気扇から取り換えが行われた遠心送風機型換気扇に対して壁面が右側にある台所に設置された換気扇システムを示す側面図 実施の形態1において、プロペラ換気扇から取り換えが行われた遠心送風機型換気扇に対して壁面が左側にある台所に設置された換気扇システムを示す正面図 実施の形態1において、プロペラ換気扇から取り換えが行われた遠心送風機型換気扇に対して壁面が左側にある台所に設置された換気扇システムを示す側面図 実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材を取り付ける前の換気扇システムの状態を示す斜視図 実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材の上方隠蔽部材を示す図 実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材の側方隠蔽部材を示す図 実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材の据付固定方法を示す図 実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材の据付固定方法を示す図であり、側方隠蔽部材と換気扇との斜視図 実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材の据付固定方法を示す図であり、上方隠蔽部材と側方隠蔽部材と換気扇との斜視図 実施の形態1における側方隠蔽部材と吊戸と換気扇との奥行方向の位置関係を示す側面図
以下に、実施の形態にかかる換気扇用配管隠蔽部材および換気扇システムを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1において、プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇2への取り換えが行われた台所の斜視図である。図2は、図1に示す台所を遠心送風機型換気扇2の正面側から見た模式図である。なお、図2では、壁7については開口3の位置における断面を示している。
まず、プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇2への取り換えが行われた建物の台所について説明する。換気扇である遠心送風機型換気扇2は、調理用加熱器1の上方に取り付けられる。遠心送風機型換気扇2は、調理用加熱器1で発生する油分、湯気を捕集する。台所の壁7には、開口3が形成されている。壁7は、住宅の外壁となる壁であり、建物の室内である台所と、建物の外部である屋外とを仕切る壁である。
開口3は、図示しないプロペラ換気扇を取り付けるために形成された開口である。開口3は、壁7の厚み方向において壁7を貫通して設けられている。開口3は、一般的に四角形形状を呈しており、JIS規格では、□175(mm)、□250(mm)、□300(mm)、□350(mm)と規定されている。ここでの□は、JISにおいて指定されている、正方形の辺の長さを指示する寸法補助記号である。実施の形態1では、開口3部分に取り付けられていたプロペラ換気扇は取り外されている。開口3の外側には、屋外フード18が取り付けられている。屋外フード18と開口3との隙間は、板部材などの閉塞部材によって塞がれている。
遠心送風機型換気扇2の天面2aには、図示しない吹出口が形成されており、吹出口にはダクト8が接続されている。ダクト8は、遠心送風機型換気扇2の天面2aから遠心送風機型換気扇2の上方に向かい、さらに壁7に向かって屈曲し、壁7の近くまで延びている。開口3とダクト8との間は、壁7に沿って延びる換気扇用配管部材6で接続されている。
図3は、実施の形態1にかかる換気扇用配管部材6の概略構成を示す図である。図4は、図3に示すA部分を拡大した部分拡大図である。換気扇用配管部材6は、第1チャンバー4と第2チャンバー5とを備える。第1チャンバー4は、下端4a側が開放された筒状形状を呈している。第1チャンバー4は、耐蝕性のあるメッキ鋼板を用いて形成される。
第2チャンバー5は、上端5a側が開放された筒状形状を呈している。第2チャンバー5は、塗装板金を用いて形成される。第1チャンバー4の下端4a部分は、第2チャンバー5の上端5a部分よりも小さく形成されており、第1チャンバー4の下端4a部分は、第2チャンバー5の上端5a部分において内側に挿入される。
第1チャンバー4には、遠心送風機型換気扇2から延びるダクト8が接続されるダクト接続口10が形成されている。第2チャンバー5には、屋外フード18と接続される屋外フード接続口9が形成されている。図2に示すように、開口3を通して屋外フード18と屋外フード接続口9とが接続される。
第2チャンバー5への第1チャンバー4の挿入量を変えることで、換気扇用配管部材6の長さを変えることができる。これは、第2チャンバー5への第1チャンバー4の挿入量を変えることで、ダクト接続口10と屋外フード接続口9との距離を変えることができると換言することができる。
図5は、実施の形態1にかかる換気扇用配管部材6の第1チャンバー4の分解斜視図である。図5に示すように、第1チャンバー4は、コ字状に折り曲げられた第1部材11と、第1部材11の開放部分を塞ぐ第2部材12とで筒状体を形成し、筒状体の一端の開口を第3部材13で塞ぐことで形成される。この筒状体の内側が風路となる。第2部材12には、孔12aが形成され、孔12a部分にダクト接続口10が取り付けられる。
図6は、実施の形態1にかかる換気扇用配管部材6の第2チャンバー5の分解斜視図である。図6に示すように、第2チャンバー5は、コ字状に折り曲げられた第1部材14と、第1部材14の開放部分を塞ぐ第2部材15とで筒状体を形成する。この筒状体の内側が風路となる。第1部材14の下端には、第2部材15側から見た場合に半円形状を呈する突出部14aが形成される。第2部材15の下端には、半円形状の切欠き15aが形成される。
筒状体の下端には、屋外フード接続口9となる丸型直管16が取り付けられる。丸型直管16は、円筒形状のダクトの一端側において側面に切欠き16aを形成したものである。切欠き16aは、丸型直管16の側面に第2チャンバー5の風路形状を投影した部分を切り欠いて形成される。
図7は、実施の形態1にかかる板部材17の平面図である。図7に示すように、四角形の2つの角部を切り欠いて切欠き17aとしたT字形状の板部材17を用意する。この板部材17をロール加工して辺17bと辺17cとを接合させれば、切欠き16aが形成された丸型直管16となる。辺17bと辺17cとの接合方法の例としては、溶接が挙げられる。
第1部材14と第2部材15とを組み合わせた筒状体の下端に丸型直管16を接合することで、第2チャンバー5の下端に屋外フード接続口9が設けられる。第2チャンバー5の底面は、丸型直管16の内側面で形成される。
つぎに、本実施の形態1にかかる換気扇システム100について説明する。上記においては、開口3が形成された壁7が、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に遠心送風機型換気扇2に向かって右側にある場合について示した。一方、開口3が形成された壁7に対する台所のレイアウトにより、開口3が形成された壁7が、遠心送風機型換気扇2に向かって右側または左側のどちらに存在するかは住居ごとに異なる。すなわち、開口3が形成された壁7に対する台所のレイアウトにより、開口3が形成された壁7が、遠心送風機型換気扇2に向かって左側に存在する住居もある。
以下では、開口3が形成された壁7が、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に遠心送風機型換気扇2に向かって右側にある場合の、壁7に対する台所のレイアウトを第1のレイアウトと呼ぶ場合がある。また、開口3が形成された壁7が、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に遠心送風機型換気扇2に向かって左側にある場合の、壁7に対する台所のレイアウトを第2のレイアウトと呼ぶ場合がある。
図8は、実施の形態1において、プロペラ換気扇から取り換えが行われた遠心送風機型換気扇2に対して壁7が右側にある台所に設置された換気扇システム100を示す正面図である。図9は、実施の形態1において、プロペラ換気扇から取り換えが行われた遠心送風機型換気扇2に対して壁7が右側にある台所に設置された換気扇システム100を示す側面図である。図9では、壁7を外側から透過して見た状態を示している。すなわち、図8および図9では、壁7に対する台所のレイアウトが第1のレイアウトである場合について示している。
図10は、実施の形態1において、プロペラ換気扇から取り換えが行われた遠心送風機型換気扇2に対して壁7が左側にある台所に設置された換気扇システム100を示す正面図である。図11は、実施の形態1において、プロペラ換気扇から取り換えが行われた遠心送風機型換気扇2に対して壁7が左側にある台所に設置された換気扇システム100を示す側面図である。図11では、壁7を外側から透過して見た状態を示している。すなわち、図10および図11では、壁7に対する台所のレイアウトが第2のレイアウトである場合について示している。図12は、実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材19を取り付ける前の換気扇システム100の状態を示す斜視図である。図12では、壁7に対する台所のレイアウトが第1のレイアウトである場合について示している。
図8から図12に示すように、換気扇システム100は、台所の後ろの壁72に取り付けられた遠心送風機型換気扇2と、遠心送風機型換気扇2から屋外フード18までを接続する配管部25と、換気扇用配管部材6を隠蔽するための換気扇用配管隠蔽部材19と、を備える。
配管部25は、ダクト8と、換気扇用配管部材6と、によって構成される。ダクト8は、配管部25のうち、遠心送風機型換気扇2側の配管部25である第1配管部を構成する。換気扇用配管部材6は、配管部25のうち、屋外フード18側の配管部25である第2配管部を構成する。
図13は、実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材19の上方隠蔽部材20を示す図である。図13では、中央に示された正面図と、正面図の左側に示された左側面図と、正面図の右側に示された右側面図と、正面図の上側に示された上面図と、正面図の下側に示された下面図と、が示されている。図14は、実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材19の側方隠蔽部材21を示す図である。図14では、中央に示された右側面図と、右側面図の左側に示された正面図と、右側面図の右側に示された背面図と、右側面図の下側に示された下面図と、が示されている。図15は、実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材19の据付固定方法を示す図である。図16は、実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材19の据付固定方法を示す図であり、側方隠蔽部材21と遠心送風機型換気扇2との斜視図である。図17は、実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材19の据付固定方法を示す図であり、上方隠蔽部材20と側方隠蔽部材21と遠心送風機型換気扇2との斜視図である。
換気扇用配管隠蔽部材19は、台所に取り付けられた遠心送風機型換気扇2と壁7に形成された開口3との間に設けられる配管部25を隠蔽するために、配管部25よりも台所の手前側に設けられる。台所の手前側は、遠心送風機型換気扇2の奥行き方向において、調理用加熱器1および遠心送風機型換気扇2に対して、使用者が立つ側であり、室内の手前側と換言できる。
換気扇用配管隠蔽部材19は、遠心送風機型換気扇2の上方を隠蔽する第1の配管隠蔽部材である上方隠蔽部材20と、第2の配管隠蔽部材である遠心送風機型換気扇2の側方を隠蔽する側方隠蔽部材21と、を有する。
上方隠蔽部材20は、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に、遠心送風機型換気扇2の天面2aよりも上方を隠蔽するように配置される。そして、上方隠蔽部材20は、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に、配管部25である、ダクト8の全体と換気扇用配管部材6の一部とを隠蔽する。すなわち、上方隠蔽部材20は、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に、遠心送風機型換気扇2の天面2aよりも上方に位置する配管部25を隠蔽する。
上方隠蔽部材20は、端部が折込まれた平板形状を有する。上方隠蔽部材20は、たとえば塗装板金を用いて形成される。また、上方隠蔽部材20は、図13に示すように上下対称の形状を有する。ここで、上方隠蔽部材20の上下方向は、図13における上下方向に対応し、上方隠蔽部材20が遠心送風機型換気扇2の上方を隠蔽するように適正な位置に配置された状態における上下方向、すなわち鉛直方向に対応する。また、上方隠蔽部材20の幅方向は、遠心送風機型換気扇2の幅方向と同じ方向であり、図8における左右方向に対応する。
上方隠蔽部材20は、図13に示すように、遠心送風機型換気扇2の天面2aの左右固定部2bにネジ固定される第1固定部である、第1上方隠蔽部材固定部201、第2上方隠蔽部材固定部202、第3上方隠蔽部材固定部203、および第4上方隠蔽部材固定部204を、正面208に有する。すなわち、上方隠蔽部材20は、遠心送風機型換気扇2とネジ固定されて接続される接続部を備えている。第1上方隠蔽部材固定部201、第2上方隠蔽部材固定部202、第3上方隠蔽部材固定部203および第4上方隠蔽部材固定部204には、ネジ固定用のネジ穴207が設けられている。第1上方隠蔽部材固定部201と第3上方隠蔽部材固定部203とは、上方隠蔽部材20において、上下対称の位置に設けられている。また、第2上方隠蔽部材固定部202と第4上方隠蔽部材固定部204とは、上下対称の位置に設けられている。
左右固定部2bは、遠心送風機型換気扇2の天面2aにおける左端側および右端側に設けられた、上方隠蔽部材20がネジ固定される換気扇側固定部である。換気扇用配管隠蔽部材19が設置される場合、遠心送風機型換気扇2の天面2aに左右固定部2bが取り付けられる。左右固定部2bには、ネジ固定用のネジ穴2cが設けられている。
また、上方隠蔽部材20は、側方隠蔽部材21がネジ固定される第2固定部である第5上方隠蔽部材固定部205および第6上方隠蔽部材固定部206を、正面208に有する。すなわち、上方隠蔽部材20は、側方隠蔽部材21とネジ固定されて接続される接続部を備えている。第5上方隠蔽部材固定部205と第6上方隠蔽部材固定部206とには、ネジ固定用のネジ穴207が設けられている。第5上方隠蔽部材固定部205と第6上方隠蔽部材固定部206とは、上方隠蔽部材20において、上下対称の位置に設けられている。第2固定部である第5上方隠蔽部材固定部205および第6上方隠蔽部材固定部206は、側方隠蔽部材21と接続するための接続部と換言できる。
上方隠蔽部材20の幅W1は、配管部25を隠蔽できる幅であればよい。ただし、上方隠蔽部材20の幅W1は、外観の美観の観点から、上方隠蔽部材20の幅方向において、遠心送風機型換気扇2における壁7と反対側の端部から壁7までを覆う幅とされることが好ましい。
上方隠蔽部材20の高さH1は、配管部25を隠蔽できる高さであればよい。ただし、上方隠蔽部材20の高さH1は、外観の美観の観点から、上方隠蔽部材20の上下方向において、遠心送風機型換気扇2の天面2aから台所の天井71までを覆う高さとされることが好ましい。
壁7に対する台所のレイアウトが第1のレイアウトである場合、すなわち開口3が形成された壁7が、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に遠心送風機型換気扇2に向かって右側にある場合には、第1上方隠蔽部材固定部201と第2上方隠蔽部材固定部202とが、遠心送風機型換気扇2の天面2aの左右固定部2bに上方隠蔽部材20をネジ固定する際に用いられる。
一方、壁7に対する台所のレイアウトが第2のレイアウトである場合、すなわち開口3が形成された壁7が、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に遠心送風機型換気扇2に向かって左側にある場合には、第3上方隠蔽部材固定部203と第4上方隠蔽部材固定部204とが、遠心送風機型換気扇2の天面2aの左右固定部2bに上方隠蔽部材20をネジ固定する際に用いられる。
すなわち、上方隠蔽部材20は、上下方向を反転させることにより、壁7に対する台所のレイアウトが第1のレイアウトである場合、および壁7に対する台所のレイアウトが第2のレイアウトである場合のいずれの場合においても、遠心送風機型換気扇2の天面2aに設けられた2つの左右固定部2bに対して固定可能である。そして、上方隠蔽部材20は、壁7に対する台所のレイアウトが第1のレイアウトである場合、および壁7に対する台所のレイアウトが第2のレイアウトである場合のいずれの場合においても、遠心送風機型換気扇2の天面2aよりも上方に位置する配管部25を隠蔽することが可能である。
また、上方隠蔽部材20は、上下方向を反転させた場合でも、壁7に対する台所のレイアウトが第1のレイアウトである場合と、壁7に対する台所のレイアウトが第2のレイアウトである場合とにおいて対称な、予め決められた適正な姿勢で側方隠蔽部材21を上方隠蔽部材20に固定することができる。
これにより、上方隠蔽部材20は、壁7に対する台所のレイアウトが第1のレイアウトである場合、および壁7に対する台所のレイアウトが第2のレイアウトである場合の、いずれの場合においても使用可能であり、両方の場合に対して共用可能に標準化が図られている。
側方隠蔽部材21は、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に、開口3が形成された壁7が位置する側の、遠心送風機型換気扇2の側方に配置された配管部25を隠蔽するように配置される。そして、側方隠蔽部材21は、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に、遠心送風機型換気扇2よりも壁7側に位置する配管部25である、換気扇用配管部材6の一部を隠蔽する。すなわち、側方隠蔽部材21は、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に、上方隠蔽部材20よりも下方に位置する配管部25である、換気扇用配管部材6の一部を隠蔽する。
側方隠蔽部材21は、直方体形状において、壁7に対向する側および上端側が開放された有底形状を有している。側方隠蔽部材21は、たとえば塗装板金を用いて形成される。また、側方隠蔽部材21は、図14に示すように前後対称の形状を有する。側方隠蔽部材21の前後方向は、図14における左右方向に対応し、側方隠蔽部材21が配管部25を隠蔽するように適正な位置に配置された状態における前後方向、すなわち遠心送風機型換気扇2の奥行き方向に対応する。また、側方隠蔽部材21の上下方向は、図14における上下方向に対応し、側方隠蔽部材21が適正な位置に配置された状態における上下方向、すなわち鉛直方向に対応する。また、側方隠蔽部材21の幅方向は、遠心送風機型換気扇2の幅方向と同じ方向であり、図8における左右方向に対応する。
側方隠蔽部材21は、図14に示すように、遠心送風機型換気扇2の下面2dの不図示の下面側方固定部にネジ固定される第3固定部である第1側方隠蔽部材固定部211を、遠心送風機型換気扇2の側を向く側面217に有する。すなわち、側方隠蔽部材21は、遠心送風機型換気扇2とネジ固定されて接続される接続部を備えている。第1側方隠蔽部材固定部211には、ネジ固定用のネジ穴214が設けられている。
側方隠蔽部材21は、上方隠蔽部材20の第5上方隠蔽部材固定部205または第6上方隠蔽部材固定部206がネジ固定される第4固定部である第2側方隠蔽部材固定部212を正面215に有する。また、側方隠蔽部材21は、上方隠蔽部材20の第5上方隠蔽部材固定部205または第6上方隠蔽部材固定部206がネジ固定される第4固定部である第3側方隠蔽部材固定部213を背面216に有する。すなわち、側方隠蔽部材21は、上方隠蔽部材20とネジ固定されて接続される接続部を備えている。第2側方隠蔽部材固定部212と第3側方隠蔽部材固定部213とには、ネジ固定用のネジ穴214が設けられている。第4固定部である第2側方隠蔽部材固定部212および第3側方隠蔽部材固定部213は、上方隠蔽部材20と接続するための接続部と換言できる。
側方隠蔽部材21の幅W2は、遠心送風機型換気扇2と壁7との間に位置する配管部25である、換気扇用配管部材6を隠蔽できる幅であればよい。ただし、側方隠蔽部材21の幅W2は、外観の美観の観点から、側方隠蔽部材21の幅方向において、遠心送風機型換気扇2と壁7との間の全体を覆う幅とされることが好ましい。側方隠蔽部材21の幅W2は、側方隠蔽部材21の正面215の幅である。
側方隠蔽部材21の高さH2は、上方隠蔽部材20よりも下方に位置する配管部25を隠蔽できる高さであればよい。側方隠蔽部材21の高さH2は、側方隠蔽部材21の正面215の高さである。
側面217には、上部から下部に向かって四角形状の切欠き217aが形成されている。切欠き217aの下端部は、第1側方隠蔽部材固定部211の位置とされている。側方隠蔽部材21は、側面217に切欠き217aが形成されることにより、側方隠蔽部材21の軽量化および材料コストの低減が可能である。
つぎに、換気扇用配管隠蔽部材19の据付固定方法について説明する。ここでは、図15から図17を参照して、壁7に対する台所のレイアウトが第1のレイアウトである場合について説明する。まず、図15に示すように、側方隠蔽部材21は、遠心送風機型換気扇2の下面2dに設けられた不図示の下面側方固定部に第1側方隠蔽部材固定部211がネジ218を用いてネジ固定されることにより、遠心送風機型換気扇2に固定される。また、図16および図17に示すように、上方隠蔽部材20が、遠心送風機型換気扇2の左右固定部2bに第1上方隠蔽部材固定部201と第2上方隠蔽部材固定部202とがネジ209を用いてネジ固定されることにより、遠心送風機型換気扇2に固定される。
また、図17に示すように、上方隠蔽部材20と側方隠蔽部材21とは、上方隠蔽部材20の第5上方隠蔽部材固定部205と側方隠蔽部材21の第2側方隠蔽部材固定部212とが、前方から、すなわち遠心送風機型換気扇2の正面側からネジ209を用いて互いにネジ固定される。このように上方隠蔽部材20および側方隠蔽部材21が、前方から互いに固定される接続部を備えることにより、遠心送風機型換気扇2の正面側から容易に上方隠蔽部材20と側方隠蔽部材21とを固定することができる。なお、壁7に対する台所のレイアウトが第2のレイアウトである場合には、上方隠蔽部材20の第6上方隠蔽部材固定部206と側方隠蔽部材21の第3側方隠蔽部材固定部213とが、前方から、すなわち遠心送風機型換気扇2の正面側からネジ209を用いて互いにネジ固定される。
上記のように、ダクト8は、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に、上方隠蔽部材20によって全体が隠蔽される。換気扇用配管部材6は、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に、上方隠蔽部材20と側方隠蔽部材21とによって全体が隠蔽される。すなわち、配管部25は、遠心送風機型換気扇2の正面側から見た場合に、換気扇用配管隠蔽部材19によって全体が隠蔽されている。
そして、換気扇用配管隠蔽部材19は、上方隠蔽部材20と側方隠蔽部材21とが上記の構造を有するため、上方隠蔽部材20を上下反転させ、側方隠蔽部材21を前後反転させることにより、開口3が形成された壁7が遠心送風機型換気扇2に向かって右側または左側のどちらに存在する場合でも、配管部25の全体を隠蔽することができる。すなわち、開口3が形成された壁7が遠心送風機型換気扇2に向かって右側または左側のどちらに存在する場合でも、同一の換気扇用配管隠蔽部材19によって、配管部25の全体を隠蔽することができる。
したがって、換気扇システム100では、開口3が形成された壁7が遠心送風機型換気扇2に向かって右側または左側のどちらに存在するかによって、配管部25を隠蔽する換気扇用配管隠蔽部材を個別に用意し、選択する必要がない。
図18は、実施の形態1における側方隠蔽部材21と吊戸22と遠心送風機型換気扇2との奥行方向の位置関係を示す側面図である。吊戸22は、遠心送風機型換気扇2を挟んで壁7と反対側において遠心送風機型換気扇2と隣り合わせに設けられ、台所の調理器具等が収納される収納部である。
側方隠蔽部材21の奥行寸法D1は、吊戸22の奥行寸法D2と同一とされており、具体的には400mmである。換気扇用配管隠蔽部材19の据付手順を、先に側方隠蔽部材21を取付け、次に上方隠蔽部材20を取り付ける手順とすると、吊戸22と側方隠蔽部材21との奥行方向の位置が、墨出し作業等することなく自然と予め決めた位置に合致するようになる。
側方隠蔽部材21は、台所の後ろの壁72との間に、予め決められた厚さの緩衝材などの部材を介して配置される。側方隠蔽部材21は、側方隠蔽部材21の奥行寸法D1と吊戸22の奥行寸法D2とが同一とされ、適正な位置に配置されることで、奥行方向の位置が吊戸22の奥行方向の位置と合致する。すなわち、側方隠蔽部材21は、側方隠蔽部材21の奥行寸法D1と吊戸22の奥行寸法D2とが同一とされ、適正な位置に配置されることで、吊戸22の正面と側方隠蔽部材21の正面215との、奥行方向の位置が同じになる。
その後、上方隠蔽部材20を側方隠蔽部材21に取り付けることにより、上方隠蔽部材20の奥行き方向の位置が、適正な位置に配置される。ここで、上方隠蔽部材20は、側方隠蔽部材21に一部が重なった状態で固定されるため、上方隠蔽部材20の正面215と側方隠蔽部材21の正面208とは、奥行き方向の位置がわずかに異なる状態となるが、ほぼ合致した状態となる。吊戸22と、側方隠蔽部材21と、上方隠蔽部材20との奥行方向の位置をあらかじめ合致させた方が良いのは、台所の意匠性を向上させるためである。
上述したように、本実施の形態1にかかる換気扇用配管隠蔽部材19および換気扇システム100によれば、プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇2への取り換え工事において、開口3が形成された壁7が遠心送風機型換気扇2に向かって右側または左側のどちらに存在する場合でも、同一の換気扇用配管隠蔽部材19によって、配管部25の全体、すなわちダクト8と換気扇用配管部材6との全体を隠蔽することができる。すなわち、換気扇用配管隠蔽部材19は、開口3が形成された壁7が遠心送風機型換気扇2に向かって右側または左側のどちらに存在する場合でも使用できるように、標準化が図られている。
このため、換気扇システム100では、換気扇用配管隠蔽部材19の標準化により、開口3が形成された壁7が遠心送風機型換気扇2に向かって右側または左側のどちらに存在するかによって、配管部25を隠蔽する換気扇用配管隠蔽部材を個別に用意し、選択する必要がない。したがって、換気扇システム100では、プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇2への取り換え工事において、換気扇用配管隠蔽部材の手配の手間および換気扇用配管隠蔽部材の手配の間違いの削減が可能である。また、換気扇システム100では、配管方向の現地での事前確認時間の削減が可能であり、施工コストの抑制を図ることができる。
また、換気扇システム100では、換気扇用配管隠蔽部材19の標準化により、右側用の換気扇用配管隠蔽部材と左側用の換気扇用配管隠蔽部材とを個別に作成する必要がなく、換気扇用配管隠蔽部材19の製造ロット数が増えることによる換気扇用配管隠蔽部材19のコストダウンが可能である。
また、上方隠蔽部材20および側方隠蔽部材21は、遠心送風機型換気扇2への接続部を備えているので、遠心送風機型換気扇2と上方隠蔽部材20、側方隠蔽部材21との間に隙間が発生しにくいため、見栄えが良くなり意匠性向上の効果が得られる。また、上方隠蔽部材20および側方隠蔽部材21は、遠心送風機型換気扇2へと接続部において強固にネジ固定できるため、強固な据付状態による信頼性の向上効果を得ることができる。なお、上方隠蔽部材20と側方隠蔽部材21とがネジ固定されて接続されるため、上方隠蔽部材20と側方隠蔽部材21との少なくとも一方が遠心送風機型換気扇2への接続部を備える構成とすることも可能である。この場合も、上方隠蔽部材20と側方隠蔽部材21との適切な据付が可能である。
また、上方隠蔽部材20および側方隠蔽部材21は、前方から互いにネジ固定される接続部を備えているので、容易な据付作業で、強固な据付状態を実現でき、信頼性の向上を得ることができる。
また、側方隠蔽部材21の奥行寸法は、吊戸22の奥行寸法と同一であるので、吊戸22と、側方隠蔽部材21と、上方隠蔽部材20の奥行方向の位置を容易に適正な位置に合致させて、台所の意匠性を向上させることができる。
したがって、本実施の形態1によれば、プロペラ換気扇から遠心送風機型換気扇2への取り換え工事において、部品手配の容易化が可能である、という効果を奏する。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 調理用加熱器、2 遠心送風機型換気扇、2a 天面、2b 左右固定部、2c ネジ穴、2d 下面、3 開口、4 第1チャンバー、4a 下端、5 第2チャンバー、5a 上端、6 換気扇用配管部材、7 壁、8 ダクト、9 屋外フード接続口、10 ダクト接続口、11,14 第1部材、12,15 第2部材、12a 孔、13 第3部材、14a 突出部、15a,16a,17a,217a 切欠き、16 丸型直管、17 板部材、17b,17c 辺、18 屋外フード、19 換気扇用配管隠蔽部材、20 上方隠蔽部材、21 側方隠蔽部材、22 吊戸、25 配管部、71 天井、72 台所の後ろの壁、100 換気扇システム、201 第1上方隠蔽部材固定部、202 第2上方隠蔽部材固定部、203 第3上方隠蔽部材固定部、204 第4上方隠蔽部材固定部、205 第5上方隠蔽部材固定部、206 第6上方隠蔽部材固定部、207,214 ネジ穴、208,215 正面、209,218 ネジ、211 第1側方隠蔽部材固定部、212 第2側方隠蔽部材固定部、213 第3側方隠蔽部材固定部、216 背面、217 側面、D1,D2 奥行寸法、H1,H2 高さ、W1,W2 幅。

Claims (6)

  1. 建物の外壁に形成された開口と前記建物の室内に取り付けられる換気扇の天面との間を接続して設けられる配管部を隠蔽する換気扇用配管隠蔽部材であって、
    上下対称の形状を有し、前記換気扇の天面よりも上方に位置する前記配管部の全体を隠蔽する第1の配管隠蔽部材と、
    前後対称の形状を有し、前記第1の配管隠蔽部材よりも下方に位置する前記配管部の全体を隠蔽する第2の配管隠蔽部材と、
    を備えることを特徴とする換気扇用配管隠蔽部材。
  2. 前記第1の配管隠蔽部材は、前記第2の配管隠蔽部材と接続するための接続部を正面に備え、
    前記第2の配管隠蔽部材は、前記第1の配管隠蔽部材と接続するための接続部を正面に備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の換気扇用配管隠蔽部材。
  3. 前記第1の配管隠蔽部材と前記第2の配管隠蔽部材との少なくとも一方が、前記換気扇と接続される接続部を備えること、
    を特徴とする請求項2に記載の換気扇用配管隠蔽部材。
  4. 前記第2の配管隠蔽部材の奥行寸法が、前記換気扇を挟んで前記外壁と反対側において前記換気扇と隣り合わせに設けられる吊戸の奥行寸法と同一であること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の換気扇用配管隠蔽部材。
  5. 前記第1の配管隠蔽部材は、前記第2の配管隠蔽部材との接続部を正面に備えること、
    を特徴とする請求項4に記載の換気扇用配管隠蔽部材。
  6. 建物の室内に取り付けられる換気扇と、
    前記建物の外壁に形成された開口と前記換気扇の天面との間を接続して設けられる配管部と、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の換気扇用配管隠蔽部材と、
    を備えることを特徴とする換気扇システム。
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