JP2019019604A - 仕上げ材付き成形板 - Google Patents

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Abstract

【課題】仕上げ材の熱伸縮や成形板の乾燥収縮による変位に起因する仕上げ材の割れを抑制する。【解決手段】パネル状の仕上げ材1の裏面に、セメント系材料の打設養生によって成形される成形板が一体形成され、仕上げ材1の裏面の複数個所には、成形板内に埋設されるアンカー部材4の取付け部40が、取付け部40の挿通孔に挿通された締結具5で締結固定されていている仕上げ材付き成形板であって、アンカー部材4の挿通孔の内面と締結具5の外面との間には、アンカー部材4と締結具5との変位を吸収するクリアランス62が形成され、アンカー部材4の取付け部40と締結具5との間には、締結具5の締結力による仕上げ材1の裏面10側とアンカー部材4の取付け部40との間での摩擦抵抗を減じる摩擦低減用弾性体7が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、大形タイル等のパネル状の仕上げ材の裏面に、セメント系材料の打設養生によって成形される成形板が一体形成されている仕上げ材付き成形板に関する。
上述の仕上げ材付き成形板では、例えば、特許文献1に示すように、パネル状の仕上げ材の一例である大形タイルの裏面側に、セメント系材料の一例であるコンクリートを打設して一体化させる際に、予め、大形タイルの裏面の複数個所の各々に、成形板内に埋設されるアンカー部材が締結具で締結固定されている。
アンカー部材は、大形タイルの裏面に当接する板状の取付け部と、取付け部の両端から直角に延出する一対の板状の立設部と、両立設部の外側面の上下中間位置から直角に突出する板状の係止部と、から構成されている。取付け部の中央位置にはボルト挿通孔が形成されている。
締結具は、アンカー部材のボルト挿通孔に挿通された状態で大形タイルの裏面に形成されたボルト孔に螺合されるボルトから構成されている。
そして、型枠内に大形タイルを配置し、大形タイルの裏面上の複数個所にアンカー部材を配置する。各アンカー部材のボルト挿通孔に挿通されたボルトを大形タイルの裏面のボルト孔にねじ込み、且つ、接着剤で大形タイルに固定する。これにより、各アンカー部材は大形タイルの裏面に固定される。その後、型枠内にコンクリートを打設して養生し、表面側に大形タイルが一体化された成形板としてのプレキャストコンクリート板を製造する。
特開2005−139754号公報
上述の仕上げ材付き成形板では、大形タイルの裏面の複数個所に配置されたアンカー部材の各々がボルト及び接着剤で大形タイルの裏面に固定され、且つ、コンクリートで強固に固定されている。この固定状態では、ボルトの頭部とアンカー部材の取付け部の外側面とが一体化し、且つ、大形タイルの裏面とアンカー部材の取付け部の取付け面とが一体化した完全な固定状態にある。そのため、大形タイルの熱伸縮やプレキャストコンクリート板の乾燥収縮に起因する大形タイルとプレキャストコンクリート板との相対変位を吸収することができず、大形タイルに割れが発生する可能性があった。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、仕上げ材の熱伸縮や成形板の乾燥収縮による変位に起因する仕上げ材の割れを抑制することのできる仕上げ材付き成形板を提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、パネル状の仕上げ材の裏面に、セメント系材料の打設養生によって成形される成形板が一体形成され、前記仕上げ材の裏面の複数個所には、前記成形板内に埋設されるアンカー部材の取付け部が、当該取付け部の挿通孔に挿通された締結具で締結固定されている仕上げ材付き成形板であって、
前記アンカー部材の前記挿通孔の内面と前記締結具の外面との間には、前記アンカー部材と前記締結具との変位を吸収するクリアランスが形成され、前記アンカー部材の前記取付け部と前記締結具との間には、前記締結具の締結力による前記仕上げ材の裏面側と前記アンカー部材の前記取付け部との間での摩擦抵抗を減じる摩擦低減用弾性体が設けられている点にある。
上記構成によれば、アンカー部材の挿通孔の内面と締結具の外面との間に形成されたクリアランスにより、大形タイル等の仕上げ材の熱伸縮や成形板の乾燥収縮等に起因するアンカー部材と締結具との変位を吸収することができる。
しかも、アンカー部材の前記取付け部と締結具との間に設けられた摩擦低減用弾性体によって、締結具の締結力による仕上げ材の裏面側とアンカー部材の取付け面との間での面圧を下げることができる。この面圧低下により、仕上げ材の裏面側とアンカー部材の取付け面との間での摩擦抵抗を減じることができる。
したがって、アンカー部材と締結具との間での変位吸収と摩擦抵抗の低減による仕上げ材とアンカー部材との間での滑動性の改善とにより、仕上げ材の熱伸縮や成形板の乾燥収縮等に起因する仕上げ材の割れ等を抑制することができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記仕上げ材の裏面と前記アンカー部材の前記取付け面との間には、前記仕上げ材の裏面よりも滑動抵抗の小さな下地プレートが配設されている点にある。
上記構成によれば、アンカー部材は、仕上げ材の裏面よりも滑動抵抗の小さな下地プレートに接触するため、仕上げ材の熱伸縮や成形板の乾燥収縮等に起因して仕上げ材と成形板との間で相対変位が発生したとき、成形板側と一体となるアンカー部材を下地プレートに沿ってスムーズに滑動させることができる。
特に、仕上げ材が大形タイルであっても、大形タイルの裏足でアンカー部材の動きが阻害されることを抑制することができる。しかも、大形タイルの裏足形状に拘わらずアンカー部材を適正に設置することができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記摩擦低減用弾性体及び前記締結具の外側押圧部を囲繞して打設された前記セメント系材料との接触を断つ弾性変位可能な絶縁囲繞構造が設けられている点にある。
上記構成によれば、摩擦低減用弾性体及び締結具の外側押圧部は、弾性変位可能な絶縁囲繞構造で囲繞されているので、打設されたセメント系材料が摩擦低減用弾性体及び締結具の外側押圧部に接触することがない。それ故に、締結具の外側押圧部が成形板によって変位不能に固定化されることがない。これにより、アンカー部材と締結具との間での変位、及び締結具と成形板との間での変位を適正に吸収することができる。
本発明による第4の特徴構成は、前記絶縁囲繞構造は、前記アンカー部材の前記取付け部から前記締結具の外側押圧部までの高さよりも大きな高さで前記摩擦低減用弾性体及び前記締結具の外側押圧部の外周側を囲繞する弾性囲繞筒体と、当該弾性囲繞筒体の開口部を密封する弾性密封材から構成されている点にある。
上記構成によれば、絶縁囲繞構造を構成するにあたっては、弾性囲繞筒体を、摩擦低減用弾性体及び締結具の外側押圧部の外周側を囲繞する状態で配置し、この弾性囲繞筒体の開口部を弾性密封材で密封するだけであるから、絶縁囲繞構造を簡易に構築することができる。
本発明による第5の特徴構成は、前記絶縁囲繞構造の前記弾性囲繞筒体は、前記摩擦低減用弾性体と一体形成されている点にある。
上記構成によれば、締結具の外側押圧部とアンカー部材の取付け部との間に摩擦低減用弾性体を配置した時点で、絶縁囲繞構造の弾性囲繞筒体の配置が完了する。アンカー部材の変位追従性を簡易な構造で確保することができる。
本発明による第6の特徴構成は、前記下地プレートの周囲には、当該下地プレートの周縁部分と打設された前記セメント系材料との接触を断つ弾性密封材の絶縁囲繞層が形成されている点にある。
上記構成によれば、下地プレートの周縁部分は、弾性密封材の絶縁囲繞層で囲繞されているので、打設されたセメント系材料が下地プレートの周縁部分に接触することがない。それ故に、下地プレートの周縁部分が成形板によって変位不能に固定化されることがない。これにより、下地プレートと成形板との間での変位を吸収することができる。
本発明による第7の特徴構成は、前記締結具はブラインドリベットである点にある。
上記構成によれば、締結具がボルト・ナットで構成されている場合のような緩みな対策が不要で、仕上げ材とアンカー部材との締結固定状態を長期にわたって初期固定状態に維持することができる。
本発明による第8の特徴構成は、前記締結具は、前記仕上げ材の裏面に捻じ込み可能なねじである点にある。
上記構成によれば、仕上げ材の裏面にねじが捻じ込み固定された状態では、ブラインドリベットに比較して径方向外方への支圧力が小さく、かつ、捻じ込み領域で係合状態にあるため、仕上げ材の割れを抑制しながら、アンカー部材を仕上げ材の裏面に締結固定することができる。
第1実施形態のタイル付きプレキャストコンクリート板の断面図 アンカー取付け部の拡大断面図 アンカー取付け部の拡大平面図 アンカー取付け部の分解断面図 第2実施形態のアンカー取付け部の拡大断面図 第3実施形態のアンカー取付け部の拡大断面図 第4実施形態のアンカー取付け部の拡大断面図 第4実施形態の変形例を示すアンカー取付け部の拡大断面図 第5実施形態のアンカー取付け部の拡大断面図
〔第1実施形態〕
図1は、仕上げ材付き成形板の一例であるタイル付きプレキャストコンクリート板(PCa板)を示す。このタイル付きPCa板は、パネル状の仕上げ材の一例である複数枚の大形タイル1の裏面10に、セメント系材料の一例であるコンクリートの打設養生によって成形されるプレキャストコンクリート板(成形板の一例)2が一体形成されている。
このタイル付きPCa板は、図外の型枠内に複数の大形タイル1を配置し、配置された大形タイル1の裏面10に飛散防止兼用の裏面処理剤(例えば、1成分形弾性エポキシ樹脂等の弾性接着剤)3を塗布する。この状態で型枠内に鉄筋を配筋したのちコンクリートを打設して養生し、表面側に大形タイル1が一体化されたプレキャストコンクリート板2を先付工法により製作する。
そのため、大形タイル1とプレキャストコンクリート板2とは、大形タイル1の裏面10に塗布した飛散防止兼用の裏面処理剤3によって絶縁され、温度変化等の変位を弾性の裏面処理剤3で吸収することにより、大形タイル1に余分な応力がかかることを抑制している。
また、各大形タイル1の裏面10の複数のアンカー取付け部位には、プレキャストコンクリート板2に埋設されるアンカー部材4が、締結具の一例であるブラインドリベット5で締結固定されている。
アンカー部材4は、図2〜図4に示すように、ステンレス鋼等の金属製板材をハット形に折り曲げ形成して構成されている。具体的には、アンカー部材4は、大形タイル1の裏面10側に対する取付け面40aを備えた略正方形の板状の取付け部40と、当該取付け部40の相対向する一組の両側辺から直角に折り曲げ形成される一対の板状の立設部41と、両立設部41の先端から外方側に直角に折り曲げ形成される板状の係止部42と、が備えられている。
図2〜図4に示すように、アンカー部材4の取付け部40におけるアンカー長手方向に沿う一辺長さL1、及びアンカー幅方向に沿う一辺長さL2は、大形タイル1の裏面10の裏足11を構成する複数の凸条部11Aの1ピッチP1よりも大に構成されている。本実施形態においては、取付け部40の一辺長さL1、L2の各々は、図4に示すように、大形タイル1の隣接する両凸条部11Aの外側面間寸法P2よりも大に構成されている。そのため、アンカー部材4が大形タイル1に取付けられた状態では、アンカー部材4の取付け部40におけるアンカー長手方向の両端部は、図2に示すように、隣接する両凸条部11Aの外側面よりも外方側に張り出し配置される。
アンカー部材4の取付け部40の中央部には、図4に示すように、ブラインドリベット5のスリーブ50が十分な余裕をもって挿通可能なルーズ孔状の挿通孔43が貫通形成されている。この挿通孔43の内径D1は、例えば、本実施形態においては、ブラインドリベット5の頭部であるフランジ51の外径D2よりも大きく、且つ、当該フランジ51に当接した状態でブラインドリベット5のスリーブ50に外装される円形状の金属製(例えば、ステンレス鋼製)のワッシャー55の外径D3よりも小に設定されている。
要するに、アンカー部材4の取付け部40に形成されている挿通孔43の内周面43aとブラインドリベット5のスリーブ50の外周面との間には、円周方向で均等な円環状のクリアランス62(図2参照)が形成されている。このクリアランス62は、後述するように、大形タイル1の熱伸縮やプレキャストコンクリート板2の乾燥収縮等に起因するブラインドリベット5のスリーブ50とアンカー部材4の取付け部40との滑動方向での変位を吸収することのできるクリアランス寸法に設定されている。
ワッシャー55の貫通孔55aの内径D4は、図4に示すように、ブラインドリベット5のスリーブ50の外径D5よりも僅かに大きく、且つ、ブラインドリベット5のフランジ51の外径D2よりも小に設定されている。ブラインドリベット5のフランジ51とワッシャー55とは、リベット長手方向から面当たり状態で当接する。
そして、上述のブラインドリベット5のフランジ51及びワッシャー55は、アンカー部材4の取付け部40を大形タイル1の裏面10側に押圧する外側押圧部53として機能する。
ブラインドリベット5としては、従来から種々の形状のものが存在し、そのいずれも好適に使用することができる。本実施形態で使用されるブラインドリベット5は、図2、図4に示すように、大形タイル1の裏面10のアンカー取付け部位に削孔されたアンカー孔12内に挿入可能なスリーブ50と、当該スリーブ50の外端側に鍔状に一体形成されるフランジ51と、スリーブ50及びフランジ51内に挿通され、且つ、先端にスリーブ50を拡径変形させるための拡径部52Aが形成されたマンドレル52と、を備えている。
マンドレル52における拡径部52Aの根元側部位には、他の部位よりも小径で引張切断強度の弱い脆弱部52Bが形成されている。
マンドレル52とスリーブ50及びフランジ51は、アルミニウム合金や鋼鉄、ステンレス鋼等の金属材料で製作されている。
上述のブラインドリベット5の取付け方法の一例を挙げると、ブラインドリベット5のマンドレル52を図外のブラインドリベット締結装置に装着し、マンドレル52を軸方向に引き込む。これにより、マンドレル52の拡径部52Aがスリーブ50内に入り込み、拡径部52Aでスリーブ50を拡径変形させる。拡径変形されたスリーブ50の外周面は大形タイル1のアンカー孔12の内周面に圧接される。これにより、図2に示すように、圧接力によって大形タイル1のアンカー孔12に強固に抜止め固定されたスリーブ50の拡径変形部分50aと、ブラインドリベット5の外側押圧部53を構成するフランジ51及びワッシャー55とにより、アンカー部材4の取付け部40を大形タイル1の裏面10側に締結固定することができる。
そして、ブラインドリベット締結装置の引き込み作動に伴う引張力がマンドレル52の脆弱部52Bの引張切断強度を超えた時点で、脆弱部52Bにおいてマンドレル52が切断される。
そして、上述のタイル付きPCa板において、本発明では、図2、図4に示すように、大形タイル1の裏面10とアンカー部材4の取付け部40の取付け面40aとの間に、裏足11を備えた大形タイル1の裏面10よりも滑動抵抗の小さな両平滑面6a,6bを備えた下地プレート6が配設されている。
この下地プレート6は、図3に示すように、アンカー部材4の取付け部40の輪郭形状と略相似形のステンレス鋼等の金属製板材で構成されている。下地プレート6におけるアンカー長手方向に沿う一辺長さL3、及びアンカー幅方向に沿う一辺長さL4は、大形タイル1の裏足11を構成する凸条部11Aの1ピッチP1よりも大で、且つ、アンカー部材4の取付け部40におけるアンカー長手方向に沿う一辺長さL1、及びアンカー幅方向に沿う一辺長さL2よりも小に構成されている。
そして、アンカー部材4の取付け部40の取付け面40aは、裏足11を備えた大形タイル1の裏面10よりも滑動抵抗の小さな下地プレート6の外方側の平滑面6aに接触するため、大形タイル1の熱伸縮やプレキャストコンクリート板2の乾燥収縮等に起因して大形タイル1とプレキャストコンクリート板2との間で相対変位が発生したとき、プレキャストコンクリート板2側と一体となるアンカー部材4を下地プレート6の平滑面6aに沿ってスムーズに滑動させることができる。
特に、大形タイル1の裏足11でアンカー部材4の動きが阻害されることを抑制することができる。しかも、大形タイル1の裏足11の形状に拘わらずアンカー部材4を適正に設置することができる。
また、本発明のタイル付きPCa板においては、図2、図4に示すように、アンカー部材4の取付け部40のうち、大形タイル1の裏面10側である下地プレート6の平滑面6aと接触する取付け面40aを除く残余部分の少なくとも一部とブラインドリベット5の外側押圧部53との間に、ブラインドリベット5の締結力による下地プレート6の平滑面6aとアンカー部材4の取付け面40aとの間での摩擦抵抗を減じるゴムワッシャー等の摩擦低減用弾性体7が設けられている。
本実施形態においては、摩擦低減用弾性体7は、ブラインドリベット5のスリーブ50が挿通される第2挿通孔7aを備えた円筒形状に形成され、アンカー部材4の取付け部40の外側面40bとブラインドリベット5の外側押圧部53を構成するワッシャー55との間に配設されている。
また、本実施形態においては、摩擦低減用弾性体7は、後述の絶縁囲繞構造8の弾性囲繞筒体81と一体形成され、且つ、後述の弾性筒状体70とも一体形成されている。そのため、図2、図4に示すように、摩擦低減用弾性体7は、弾性囲繞筒体81との境界線(破線a)と弾性筒状体70との境界線(破線b)で囲まれた領域に形成されている。
そして、アンカー部材4の取付け部40の外側面40bとブラインドリベット5の外側押圧部53との間に設けられた摩擦低減用弾性体7によって、ブラインドリベット5の締結力による大形タイル1の裏面10側となる下地プレート6の平滑面6aとアンカー部材4の取付け面40aとの間での面圧を下げることができる。この面圧低下により、下地プレート6の平滑面6aとアンカー部材4の取付け面40aとの間での摩擦抵抗を減じることができる。
しかも、摩擦低減用弾性体7は、アンカー部材4の取付け面40a側には存在しないので、大形タイル1の裏面10側である下地プレート6の平滑面6aとアンカー部材4の取付け面40aとの滑動範囲を適正に設定することができる。
これにより、大形タイル1の熱伸縮やプレキャストコンクリート板2の乾燥収縮等に起因する大形タイル1とプレキャストコンクリート板2との間で相対変位を適性に吸収することができ、大形タイル1の割れ等を抑制することができる。
さらに、本発明のタイル付きPCa板においては、図2〜図4に示すように、摩擦低減用弾性体7及びブラインドリベット5の外側押圧部53を囲繞して打設されたコンクリートとの接触を断つ弾性変位可能な絶縁囲繞構造8が設けられている。
絶縁囲繞構造8は、摩擦低減用弾性体7及びブラインドリベット5の外側押圧部53の外周側を囲繞するゴム製の弾性囲繞筒体81と、当該弾性囲繞筒体81の開口部を密封する弾性密封材(不定形弾性止水材を含む)82から構成されている。そのうち、弾性囲繞筒体81は、アンカー部材4の取付け部40の外側面40bからブラインドリベット5の外側押圧部53を構成するフランジ51の外側面頂部までの高さよりも大きな高さを有する円筒状の絶縁ゴムから構成されている。
また、弾性密封材82としては、従来から種々の組成のものが存在し、その中から好適なものを選定して使用することができる。本実施形態においては、耐熱性、耐候性、柔軟性を備えた変成シリコン系シーリング材が用いられている。
上述のように、摩擦低減用弾性体7及びブラインドリベット5の外側押圧部53は、弾性変位可能な絶縁囲繞構造8で囲繞されているので、打設されたコンクリートが摩擦低減用弾性体7及びブラインドリベット5の外側押圧部53に接触することがない。それ故に、ブラインドリベット5の外側押圧部53がプレキャストコンクリート板2によって変位不能に固定化されることがない。これにより、アンカー部材4とブラインドリベット5との間での変位、及びブラインドリベット5とプレキャストコンクリート板2との間での変位を適正に吸収することができる。
絶縁囲繞構造8の弾性囲繞筒体81は、図4に示すように、摩擦低減用弾性体7と一体形成され、この摩擦低減用弾性体7の外側面7bと弾性囲繞筒体81の内周面81aとにより、ブラインドリベット5のフランジ51とワッシャー55が入り込む充填用凹部83が形成されている。
そのため、充填用凹部83内にそれの開口位置にまで弾性密封材82を充填することにより、ブラインドリベット5の外側押圧部53を構成するフランジ51及びワッシャー55を弾性密封材82で密封することができる。
さらに、摩擦低減用弾性体7には、図2、図4に示すように、アンカー部材4の取付け部40に形成されている挿通孔43の内周面43aとブラインドリベット5のスリーブ50の外周面との間の円環状のクリアランス62内に密着状態で嵌合装着される変位吸収用の円筒状の弾性筒状体70が一体形成されている。この弾性筒状体70の弾性変形により、ブラインドリベット5のスリーブ50とアンカー部材4の取付け部40との滑動方向での相対移動を許容する。
上述の構成により、弾性筒状体70は、大形タイル1の熱伸縮やプレキャストコンクリート板2の乾燥収縮等に起因するブラインドリベット5のスリーブ50とアンカー部材4の取付け部40との滑動方向での変位を吸収することができる。しかも、ブラインドリベット5のスリーブ50の軸芯とアンカー部材4の取付け部40の挿通孔43の中心とを合致させる芯合わせ機能を有する。
本発明のタイル付きPCa板においては、図2〜図4に示すように、下地プレート6の周縁部分の一例である外周端面6cと、アンカー部材4の取付け面40aと、大形タイル1の裏面10に塗布された飛散防止兼用の裏面処理剤3との間には、全周にわたって外方側に開口する環状凹部60が形成されている。この環状凹部60を埋める状態で弾性密封材の絶縁囲繞層9が形成されている。この絶縁囲繞層9により、打設されたコンクリートと下地プレート6の外周端面6cとの接触を断つことができる。それ故に、下地プレート6の外周端面6cがプレキャストコンクリート板2によって変位不能に固定化されることがない。これにより、下地プレート6とプレキャストコンクリート板2との間での変位を吸収することができる。
尚、大形タイル1のアンカー孔12内はエポキシ系接着剤65が充填されている。これにより、アンカー孔12内の水分の気化、凍結によるブラインドリベット5の固定部の破壊を回避することができる。
〔第2実施形態〕
図5は、タイル付きPCa板の別実施形態を示す。本実施形態では、摩擦低減用弾性体7と絶縁囲繞構造8の弾性囲繞筒体81と弾性筒状体70との三者がそれぞれ別部材から構成されている。
アンカー部材4の取付け部40に形成されている挿通孔43の内周面43aとブラインドリベット5のスリーブ50の外周面との間の円環状のクリアランス62内には、弾性筒状体70としてのゴムワッシャー又はOリング(例えば、ニトリルゴム等)71が密着状態で嵌合装着されている。
本実施形態では、摩擦低減用弾性体7と弾性筒状体70とが各別に構成されているので、それぞれの役割に応じてゴムの硬さを変えて最適化できる。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第3実施形態〕
図6は、タイル付きPCa板の別実施形態を示す。本実施形態では、上述の第1実施形態と同様に、摩擦低減用弾性体7と絶縁囲繞構造8の弾性囲繞筒体81とは一体形成されているが、摩擦低減用弾性体7と弾性筒状体70とは別体に構成されている。つまり、上述の第2実施形態と同様に、アンカー部材4の取付け部40に形成されている挿通孔43の内周面43aとブラインドリベット5のスリーブ50の外周面との間の円環状のクリアランス62内には、第2実施形態と同様に、弾性筒状体70としてのゴムワッシャー又はゴム製のOリング71が密着状態で嵌合装着されている。
図6の破線aは、弾性囲繞筒体81と摩擦低減用弾性体7との境界線を示す。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔第4実施形態〕
図7は、タイル付きPCa板の別実施形態を示す。この実施形態では、摩擦低減用弾性体7と絶縁囲繞構造8の弾性囲繞筒体81と弾性筒状体70との三者がそれぞれ別部材から構成されている。さらに、摩擦低減用弾性体7とアンカー部材4の取付け部40の外側面40bとの間に、ブラインドリベット5のスリーブ50に外装される円形状の金属製(例えば、ステンレス鋼製)のワッシャー90が配置されている。
摩擦低減用弾性体7とアンカー部材4の取付け部40の外側面40bとの間に配置した金属製のワッシャー90により、アンカー部材4の滑動性を高めることができる。
また、ブラインドリベット5のフランジ51とワッシャー90との間には、ブラインドリベット5の締結力による下地プレート6の平滑面6aとアンカー部材4の取付け面40aとの間での摩擦抵抗を減じる摩擦低減用弾性体7が設けられている。そのため、本実施形態では、ブラインドリベット5のフランジ51のみをもって外側押圧部53が構成されている。
アンカー部材4の取付け部40に形成されている挿通孔43の内周面43aとブラインドリベット5のスリーブ50の外周面との間の円環状のクリアランス62内には、第2実施形態と同様に、弾性筒状体70としてのゴムワッシャー又はゴム製のOリング71が密着状態で嵌合装着されている。
絶縁囲繞構造8の弾性囲繞筒体81の外周面とアンカー部材4の取付け部40の外側面40bとで形成される円環状の入隅部には、打設されたコンクリートとの接触を断つ弾性密封材の絶縁囲繞層91が形成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
図8は、上述の第4実施形態の変形例を示す。この変形例では、ブラインドリベット5のフランジ51と摩擦低減用弾性体7との間に、円形状の金属製(例えば、ステンレス鋼製)のワッシャー92が配置されている。このワッシャー92の配置により、ブラインドリベット5を垂直に打ち易くなる。
〔第5実施形態〕
図9は、タイル付きPCa板の別実施形態を示す。この別実施形態では、上述の第1実施形態〜第4実施形態で使用していたブラインドリベット5に換えて、締結具の他の一例であるねじ95を用いている。ねじ95としては、種々の材質、形態のものが存在し、その中から適宜適切なものを自由に選択することができる。本実施形態では、耐塩化物腐食特性、応力腐食割れ抵抗を有するオーステナイト系ステンレス鋼製のタッピンねじ95が用いられている。
大形タイル1の裏面10の複数のアンカー取付け部位には、タッピンねじ95の捻じ込みに伴って雌ねじ山が形成される下穴96が形成されている。プレキャストコンクリート板2に埋設されるアンカー部材4は、大形タイル1の裏面10側の下穴96に捻じ込まれるタッピンねじ95により大形タイル1の裏面10に締結固定されている。
タッピンねじ95は、雌ねじ加工がされていない下穴96にねじ自身のねじ山で雌ねじ山を塑性成形させながら捻じ込むため、ブラインドリベット5に比較して径方向外方への支圧力が小さくなる。そのため、大形タイル1の割れを抑制しながら、アンカー部材4を緩みの無い状態で大形タイル1の裏面10に締結固定することができる。
尚、本実施形態においては、大形タイル1のねじ孔96内に接着剤を充填するか、接着剤付きのねじ95を使用する。
また、本実施形態では、摩擦低減用弾性体7と、絶縁囲繞構造8の弾性囲繞筒体81と、弾性筒状体70との三者がそれぞれ別部材から構成されている。さらに、摩擦低減用弾性体7は、ねじ95の締結力による下地プレート6の平滑面6aとアンカー部材4の取付け面40aとの間での摩擦抵抗を減じるべく、ねじ95のねじ軸95Aの外面と弾性囲繞筒体81の内周面との間において、アンカー部材4の取付け部40の外側面40bと接触する状態で配置されている。
また、ねじ95の頭部95Bと摩擦低減用弾性体7との間には、ねじ95のねじ軸95Aに外装される円環状の金属製(例えば、ステンレス鋼製)のワッシャー97が配置されている。このワッシャー97とねじ95の頭部95Bとをもって外側押圧部53が構成されている。
アンカー部材4の取付け部40に形成されている挿通孔43の内周面43aとねじ95のねじ軸95Aの外周面との間の円環状のクリアランス62内には、第7実施形態と同様に、弾性筒状体70としてのゴムワッシャー又はゴム製のOリング71が密着状態で嵌合装着されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
また、上述の第5実施形態では、タッピンねじ95を用いたが、この構成に限定されるものではない。例えば、大形タイル1の裏面10に形成された下穴96の内周面に、タップで雌ねじ山を形成し、この雌ねじ山を備えたねじ穴に通常のねじ95を螺合することにより、アンカー部材4を大形タイル1の裏面10に締結固定してもよい。
さらに、締結具の他の一例であるねじ95を用いる上述の第5実施形態において、ねじ95のトルク調整が出来る場合には、摩擦低減用弾性体7を省略する形態で実施することも可能である。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の各実施形態では、アンカー部材4の取付け部40を大形タイル1の裏面10に締結固定する締結具としてブラインドリベット5を用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、締結具としてアンカーボルト・ナットやアンカーナット・ボルト等を用いてもよい。
(2)上述の各実施形態では、ハット形に折り曲げ形成されたアンカー部材4を用いたが、アンカー部材4は任意の好適な形態に変更可能である。例えば、アンカー部材4をループ形状に構成してもよい。さらに、ループ形状のアンカー部材4を複数の部品から構成してもよい。
(3)上述の各実施形態では、パネル状の仕上げ材として大形タイル1を例示したが、石板、ALC板、珪カル板、石綿セメント板、石膏ボード等の建造物壁面仕上げ材であってもよい。
(4)上述の各実施形態では、大形タイル1の裏面10に形成される成形板として、コンクリートの打設養生によって成形されるプレキャストコンクリート板2を例示したが、気泡コンクリート板(ALC板)等であってもよい。
(5)上述の各実施形態では、大形タイル1の裏面10とアンカー部材4の取付け部40の取付け面40aとの間に、裏足11を備えた大形タイル1の裏面10よりも滑動抵抗の小さな両平滑面6a,6bを備えた下地プレート6を配設したが、この下地プレート6が存在しない形態で実施してもよい。
1 仕上げ材(大形タイル)
2 成形板(プレキャストコンクリート板)
4 アンカー部材
5 締結具(ブラインドリベット)
6 下地プレート
7 摩擦低減用弾性体
7a 挿通孔(第2挿通孔)
8 絶縁囲繞構造
9 絶縁囲繞層
10 裏面
40 取付け部
40a 取付け面
53 外側押圧部
62 クリアランス
81 弾性囲繞筒体
82 弾性密封材

Claims (8)

  1. パネル状の仕上げ材の裏面に、セメント系材料の打設養生によって成形される成形板が一体形成され、前記仕上げ材の裏面の複数個所には、前記成形板内に埋設されるアンカー部材の取付け部が、当該取付け部の挿通孔に挿通された締結具で締結固定されている仕上げ材付き成形板であって、
    前記アンカー部材の前記挿通孔の内面と前記締結具の外面との間には、前記アンカー部材と前記締結具との変位を吸収するクリアランスが形成され、前記アンカー部材の前記取付け部と前記締結具との間には、前記締結具の締結力による前記仕上げ材の裏面側と前記アンカー部材の前記取付け部との間での摩擦抵抗を減じる摩擦低減用弾性体が設けられている仕上げ材付き成形板。
  2. 前記仕上げ材の裏面と前記アンカー部材の前記取付け部との間には、前記仕上げ材の裏面よりも滑動抵抗の小さな下地プレートが配設されている請求項1記載の仕上げ材付き成形板。
  3. 前記摩擦低減用弾性体及び前記締結具の外側押圧部を囲繞して打設された前記セメント系材料との接触を断つ弾性変位可能な絶縁囲繞構造が設けられている請求項1又は2記載の仕上げ材付き成形板。
  4. 前記絶縁囲繞構造は、前記アンカー部材の前記取付け部から前記締結具の外側押圧部までの高さよりも大きな高さで前記摩擦低減用弾性体及び前記締結具の外側押圧部の外周側を囲繞する弾性囲繞筒体と、当該弾性囲繞筒体の開口部を密封する弾性密封材から構成されている請求項3記載の仕上げ材付き成形板。
  5. 前記絶縁囲繞構造の前記弾性囲繞筒体は、前記摩擦低減用弾性体と一体形成されている請求項4記載の仕上げ材付き成形板。
  6. 前記下地プレートの周囲には、当該下地プレートの周縁部分と打設された前記セメント系材料との接触を断つ弾性密封材の絶縁囲繞層が形成されている請求項2記載の仕上げ材付き成形板。
  7. 前記締結具はブラインドリベットである請求項1〜6のいずれか1項に記載の仕上げ材付き成形板。
  8. 前記締結具は、前記仕上げ材の裏面に捻じ込み可能なねじである請求項1〜6のいずれか1項に記載の仕上げ材付き成形板。

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