JP2019018819A - 車両用レジスタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】拡散送風モードでの十分な吹き出し量を確保できる車両用レジスタ装置を提供する。【解決手段】レジスタ本体10の一対の主壁13、14は、外側に膨出する膨出部13b、14bと、吹き出し方向に向かって互いに離間するように傾斜した送風ガイド部13d、14dを、有している。通風路20は、膨出部13b、14b間に形成された拡張空間部22と、送風ガイド部13d、14d間に形成された吹出口部24と、拡張空間部22と吹出口部24の間に形成された首部23を、有している。一対の奥側モード切替ルーバ41が膨出部13b、14bの上流端近傍に回動可能に配置され、一対の吹出側モード切替ルーバ42が送風ガイド部13d、14dの上流端近傍に回動可能に配置されている。ルーバ操作機構は、ルーバ41、42を平行な姿勢にすることでスポット送風モードを実行し、ルーバ41、42を傾斜した姿勢にすることで拡散送風モードを実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両において空調装置からの空気を車室に吹き出すためのレジスタ装置に関する。
車両のインストルメントパネル等に設置されるレジスタ装置は、通風路を有するレジスタ本体と、通風路に配置された風向調節機構を備えている。風向調節だけを行うレジスタ装置では、比較的狭い範囲で空気が吹き出されるため、乗員が不快を感じることもある。そこで、選択的に比較的広い範囲に拡散送風することもできるレジスタ装置が開発されている。
特許文献1の図1、図2に開示されたレジスタ装置では、通風路において風向調節機構より上流側に一対のモード切替用のルーバが配置されている。これら一対のルーバを回動操作することにより、次の送風モードを選択的に実行することができる。
(a)スポット送風モード。このスポット送風モードでは、一対のルーバが通風路と平行をなし、一対のルーバ間に中央の流路が形成されるとともに、一対のルーバとレジスタ本体の上下の壁との間にそれぞれ上下の流路が形成される。このスポット送風モードでは、空気は拡散せずに比較的狭い範囲に吹き出す。
(b)拡散送風モード。この拡散送風モードでは、一対のルーバが吹き出し方向に向かって広がるように傾斜し、その下流側の縁部がレジスタ本体の上壁と下壁に当たっており、一対のルーバ間の中央流路だけが開かれている。この拡散送風モードでは、空気が拡散して比較的広い範囲に吹き出す。
(c)送風停止モード。一対のルーバが吹き出し方向に向かって狭まるように傾斜し、一対のルーバの上流側の縁部がレジスタ本体の上壁と下壁に当たり、下流側の縁部が互いに当接することにより、通風路が遮断される。
実開昭63−55046号公報
特許文献1の図1、図2に示すレジスタ装置では、拡散送風モードにおいて一対のルーバ間の中央の流路のみが開かれるが、この中央流路の上流側端部の流通断面積が小さいため、吹き出し量自体が大きく低減してしまい、良好な拡散送風を実現できない。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、空調装置からの空気を車室へ吹き出すための通風路を有するレジスタ本体と、上記通風路に配置された風向調節機構とを備えた車両用レジスタ装置において、
上記レジスタ本体における第1方向に対峙する一対の主壁は、吹き出し方向に沿って順に、上記第1方向外側に膨出する膨出部と、吹き出し方向に向かって互いに離間するように傾斜した送風ガイド部とを、それぞれ有し、
上記通風路は、上記一対の主壁の膨出部間に形成され流通断面積が上流側より大きい拡張空間部と、上記一対の主壁の送風ガイド部間に形成された吹出口部と、上記拡張空間部と上記吹出口部の間に形成され上記拡張空間部より流通断面積が小さい首部と、を有し、
さらに、
ア.上記一対の主壁の上記膨出部の上流端近傍で、それぞれ上記第1方向と直交する第2方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に配置された一対の奥側モード切替ルーバと、
イ.上記一対の主壁の上記送風ガイド部の上流端近傍で、それぞれ上記第2方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に配置された一対の吹出側モード切替ルーバと、
ウ.上記レジスタ本体の外側に配置され、上記奥側モード切替ルーバと上記吹出側モード切替ルーバを回動操作するルーバ操作機構と、
を備え、上記ルーバ操作機構は、
上記一対の奥側モード切替ルーバを上記通風路に沿って互いに平行な姿勢にするとともに、上記一対の吹出側モード切替ルーバを上記通風路に沿って互いに平行な姿勢にすることにより、スポット送風モードを実行し、
上記一対の奥側モード切替ルーバを吹き出し方向に向かって互いに離れるように傾斜した姿勢にするとともに、上記一対の吹出側モード切替ルーバを上記送風ガイド部に沿って傾斜した姿勢にすることにより、拡散送風モードを実行することを特徴とする。
上記構成によれば、拡散送風モードにおいて、通風路の拡張空間部に流入した空気は、一旦流速を減じて滞留し、首部を通る際に再び流速を増大させて吹出口部に至るので、この吹出口部における一対の主壁の傾斜した送風ガイド部に沿って拡散しながら車室に向かって吹き出す。この時、一対の奥側モード切替ルーバと一対の吹出側モード切替ルーバは、それぞれ吹き出し方向に向かって互いに離れる方向に傾斜しているので、空気の流れを妨げることがなく、十分な吹き出し量で拡散送風モードを実行することができる。
好ましくは、上記レジスタ本体は、上記第1方向の寸法が上記第2方向の寸法より小さく、扁平形状をなしている。
上記のように拡散送風モードでの吹き出し量が減じられないので、薄型レジスタ装置でもスポット送風モードと拡散送風モードの切り替え機能を持つことができる。
好ましくは、上記主壁の膨出部は、吹き出し方向に向かって順に第1傾斜部と第2傾斜部を有して断面山形形状をなし、上記一対の主壁の上記第1傾斜部は吹き出し方向に向かって互いに離れるように傾斜し、上記一対の主壁の上記第2傾斜部は吹き出し方向に向かって互いに近づくように傾斜しており、上記一対の奥側モード切替ルーバは、上記拡散送風モードにおいて、上記第1傾斜部に沿う。
上記構成によれば、拡散送風モードにおいて、拡散送風モードにおいて拡張空間部の流通断面積を最大限に活用することができる。
好ましくは、上記風向調節機構は、上記奥側モード切替ルーバより下流側に配置されている。
より好ましくは、上記風向調節機構は、上記通風路の上記首部及び/又は上記吹出口部に配置され上記第2方向に延びる回動軸線を中心に回動可能な吹出側フィンと、上記拡張空間部において上記吹出側フィンと上記奥側モード切替ルーバとの間に配置され上記第1方向に延びる回動軸線を中心に回動可能な奥側フィンと、を含む。
上記構成によれば、風向調節機構とモード切替ルーバは、干渉せずに配置することができる。
好ましくは、上記ルーバ操作機構は、上記レジスタ本体の吹き出し側の端部に配置された操作部材と、上記操作部材に上記奥側モード切替ルーバおよび上記吹出側モード切替ルーバを連携させる連携手段とを有し、上記連携手段は、上記操作部材の操作に応答して、上記奥側モード切替ルーバと上記吹出側モード切替ルーバを、上記平行姿勢と上記傾斜姿勢との間で同時に回動させる。
上記構成によれば、送風モードの切り替えを円滑に行うことができる。
好ましくは、上記操作部材は、第1操作範囲と第2操作範囲で操作可能であり、上記連携手段は、上記操作部材の上記第1操作範囲での操作に応答して、上記奥側モード切替ルーバと上記吹出側モード切替ルーバを上記平行姿勢と上記傾斜姿勢との間で回動させ、上記連携手段は、上記操作部材の上記第2操作範囲での操作に応答して、上記吹出側モード切替ルーバを上記平行姿勢に維持したまま、上記一対の奥側モード切替ルーバだけを上記平行姿勢と上記通風路と直交した姿勢との間で回動させ、上記奥側モード切替ルーバが上記通風路と直交した姿勢にある時に、上記通風路が遮断されて送風が停止される。
上記構成によれば、スポット送風モードと拡散送風モードの切り替えのみならず、奥側モード切替ルーバにより送風を停止することもできる。
より具体的には、上記連携手段の操作部材が、上記レジスタ本体における上記第2方向に対峙する一対の副壁のうちの一方に回動可能に支持された操作ダイヤルであり、
上記連携手段は、
ア.上記操作ダイヤルより奥に配置されるとともに上記副壁に上記通風路の軸線方向に沿ってスライド可能に支持され、上記第1方向に離れた一対の第1カム溝を有する第1スライダと、
イ.上記操作ダイヤルより奥に配置されるとともに上記副壁に上記通風路の軸線方向に沿ってスライド可能に支持され、上記第1方向に離れた一対の第2カム溝を有する第2スライダと、
ウ.上記操作ダイヤルと上記第1スライダを連結し、上記操作ダイヤルの回動を上記第1スライダのスライドに変換する連結リンクと、
エ.上記第1スライダと上記第2スライダの一方に形成された係合凹部と他方に形成された係合凸部とを有し、上記係合凹部と上記係合凸部との係合により上記第1スライダと上記第2スライダを連結し、上記通風路の軸線方向の所定以上の力で係合状態を解除される係合手段と、
オ.上記一対の奥側モード切替ルーバにそれぞれ連結され、これら奥側モード切替ルーバの回動軸線から離れた位置に上記第1カム溝に嵌る第1フォロア突起を有する一対の第1回動リンクと、
カ.上記一対の吹出側モード切替ルーバにそれぞれ連結され、これら吹出側モード切替ルーバの回動軸線から離れた位置に上記第2カム溝に嵌る第2フォロア突起を有する一対の第2回動リンクと、
キ.上記操作ダイヤルが上記第1操作範囲にある時、上記第1、第2スライダのスライドを許容し、上記操作ダイヤルが上記第2操作範囲にある時、上記第1スライダのみのスライドを許容し、上記第2スライダのスライドを禁じるストッパ手段と、
を備え、
上記操作ダイヤルの上記第1操作範囲での回動操作に伴い、上記第1カム溝と上記第1回動リンクの第1フォロア突起とのカム作用により上記奥側ルーバは上記傾斜姿勢と上記平行姿勢との間を回動するとともに、上記第2カム溝と上記第2回動リンクの第2フォロア突起とのカム作用により上記吹出側ルーバも上記傾斜姿勢と上記平行姿勢との間を回動し、上記操作ダイヤルの上記第2操作範囲での回動操作に伴い、上記第1カム溝と上記第1回動リンクの第1フォロア突起とのカム作用により、上記奥側モード切替ルーバは、上記平行姿勢と上記通風路と直交した姿勢との間を回動する。
本発明によれば、スポット送風モードと拡散送風モードを選択的に実行することができ、しかも拡散送風モードにおいて、十分な吹き出し量を確保することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用レジスタ装置の縦断面図であり、(A)は拡散送風モード実行中の状態、(B)はスポット送風モード実行中の状態、(C)は送風停止の状態をそれぞれ示す。 (A)は上記レジスタ装置における、奥側モード切替ルーバと吹出側モード切替ルーバと、これらルーバを操作するルーバ操作機構を示す側面図であり、(B)は上記奥側モード切替ルーバと上記ルーバ操作機構の第1スライダのサブアッセンブリと、上記吹出側モード切替ルーバと上記ルーバ操作機構の第2スライダのサブアッセンブリを、分解して示す側面図であり、それぞれ拡散送風モード実行中の状態で示す。 (A)は上記奥側、吹出側のモード切替ルーバとルーバ操作機構を示す側面図であり、(B)は上記奥側モード切替ルーバと上記第1スライダのサブアッセンブリと、上記吹出側モード切替ルーバと上記第2スライダのサブアッセンブリを、分解して示す側面図であり、それぞれスポット送風モード実行中の状態で示す。 (A)は上記奥側、吹出側のモード切替ルーバとルーバ操作機構を示す側面図であり、(B)は上記奥側モード切替ルーバと上記第1スライダのサブアッセンブリと、上記吹出側モード切替ルーバと上記第2スライダのサブアッセンブリを、分解して示す側面図であり、それぞれ送風停止の状態で示す。 上記レジスタ装置のレジスタ本体と上記奥側、吹出側のモード切替ルーバとルーバ操作機構を分解して示す斜視図である。 上記レジスタ本体と上記第1、第2のスライダの係合状態を示す拡大断面図である。 上記第1、第2のスライダの連結状態を示す拡大断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図示のレジスタ装置は、車両のインストルメントパネル(図示しない)の助手席または運転席に臨んで設置されるものであり、図1、図5に示すレジスタ本体10を備えている。レジスタ本体10は筒形状をなして車両の前後方向に延びており、その上流端がダクトを介して空調装置(いずれも図示しない)に接続されている。レジスタ本体10の内部空間が通風路20として提供され、空調装置からの空気が通風路20を通って車室に供給される。
本実施形態のレジスタ装置は薄型であり、図5に示すようにレジスタ本体10は、上下方向(第1方向)の寸法が左右方向(第2方向)の寸法に比べて小さい扁平形状をなしている。レジスタ本体10の横断面形状は矩形をなし、左右の側壁11(副壁)と、上壁13(主壁)と下壁14(主壁)とを有している。
図1に概略的に示すように、通風路20には、一般的なレジスタ装置と同様の風向調節機構30が配置されている。この風向調節機構30は、1枚の吹出側フィン31と、この吹出側フィン31より上流側すなわち奥側に配置された複数例えば9枚の奥側フィン32とを有している。
吹出側フィン31は、例えば左右方向に延びる細長い板形状をなし、その両端が、一対の側壁11に回動可能に支持されている。吹出側フィン31には、操作つまみ35が取り付けられている。この操作つまみ35を掴んで、吹出側フィン31を左右方向に延びる回動軸線を中心に回わすことにより、吹き出し方向を上下に調節することができる。
複数の奥側フィン32は、上下方向に延びる細長い板形状をなし、左右方向に間隔をおいて配置されている。複数の奥側フィン32の上下端は、上壁部13と下壁部14に回動可能に支持されている。複数の奥側フィン32は左右方向に延びる連動リンク(図示しない)に回動可能に連結されており、これにより複数の奥側フィン32が連動するようになっている。
上記操作つまみ35は吹出側フィン31に左右方向のスライド可能に支持されている。この操作つまみ35には、奥に向かって突出する係合部材(図示しない)が上下方向に揺動可能に支持されており、この係合部材が左右方向中央に位置する奥側フィン32に係合されている。操作つまみ35を吹出側フィン31に沿って左右方向にスライドさせると、複数の奥側フィン32が上下方向に延びる回動軸線を中心に回動し、これにより、吹き出し方向を左右に調節することができる。
次に、拡散送風モード、スポット送風モード、送風停止を選択的に実行するためのモード切替構造について説明する。
図1に示すように、レジスタ本体10の上壁13と下壁14は特殊な形状を有しており、それぞれ上流側から下流側に向かって順に、第1平行部13a,14a、膨出部13b,14b、第2平行部13c,14c、送風ガイド部13d、14dを有している。
上壁13と下壁14の第1平行部13a,14aは互いに平行をなし通風路20の軸線に沿ってほぼ水平に延びている。
上壁13と下壁14の膨出部13b,14bは、上下方向外側に膨出して断面山形をなしており、第1平行部13a,14aの下流端に連なり吹き出し方向に向かって互いに離れる第1傾斜部13x、14xと、第1傾斜部13x、14yに連なり吹き出し方向に向かって互いに近づく第2傾斜部13y、14yと、を有している。第1傾斜部13x、14xには、通風路20に臨み左右方向に延びる浅い凹部13z、14zがそれぞれ形成されている。
上壁13と下壁14の第2平行部13c,14cは互いに平行をなして通風路20の軸線に沿ってほぼ水平に延びている。第2平行部13c、14cの間隔は、第1平行部13a,14aの間隔と略等しい。第2平行部13c、14cの軸線方向寸法は、第1平行部13a,14aおよび膨出部13b、14bの軸方向寸法より小さい。
上壁13と下壁14の送風ガイド部13d、14dは、吹き出し方向に向かって互いに離れるように傾斜している。
通風路20は、吹き出し方向に向かって順に、上記第1平行部13a,14a間の上流部21と、上記膨出部13b,14b間の拡張空間部22と、上記第2平行部13c,14c間の首部23と、上記送風ガイド部13d、14d間の吹出口部24と、を有している。
上流部21では流通断面積は一定である。首部23の流通断面積も一定であり上流部21とほぼ等しい。
拡張空間部22の流通断面積は上流部21より大きい。より詳しくは、第1傾斜部13x、14x間で吹き出し方向に向かって流通断面積が増大し、第2傾斜部13y、14y間で流通断面積が減少して首部23の流通断面積に近づく。
吹出口部24では吹き出し方向に向かって流通断面積が増大する。
レジスタ装置はさらに、一対の奥側モード切替ルーバ41と、一対の吹出側モード切替ルーバ42を備えている。
一対の奥側モード切替ルーバ41は、それぞれ膨出部13b、14bの上流端近傍において、左右方向に延びる回動軸線を中心に回動可能にしてレジスタ本体10の一対の側壁11に支持されている。
一対の吹出側モード切替ルーバ42は、それぞれ送風ガイド部13d、14dの上流端近傍において、左右方向に延びる回動軸線を中心に回動可能にしてレジスタ本体10の一対の側壁11に支持されている。
ルーバ41,42は、図2、図5に示すルーバ操作機構50により姿勢を制御され、図1(A)に示す拡散送風モードと、図1(B)に示すスポット送風モードと、図1(C)に示す送風停止を選択的に実行することができる。
ルーバ操作機構50は、一方の例えば左側の側壁11の外側に配置されており、操作ダイヤル51(操作部材)と、この操作ダイヤル51とルーバ41,42とを連携させる連携手段52とを備えている。
操作ダイヤル51は、左側の側壁11の吹出側端部の外側面に回動可能に支持されており、その一部がインストルメントパネルから車室側に突出している。
連携手段52は、第1スライダ53と、第2スライダ54と、連結リンク55と、一対の第1回動リンク56と、一対の第2回動リンク57と、を有している。
第1スライダ53の上下部には通風路20の軸線方向に延びる一対のスリット53aが形成されており、第2スライダ54の上下部にも通風路20の軸線方向に延びる一対のスリット54aが形成されている。スリット54aはスリット53aより短い。
図2および図6に示すようにレジスタ本体10の側壁11には、上下に離れた一対の係合突起11aが形成されており、これら係合突起11aが上記スライダ53,54のスリット53a,54aに挿入されることにより、スライダ53,54は通風路20の軸線方向にスライド可能に支持されている。
上記スリット54aと係合突起11aは、後述の作用をなすストッパ手段Sを構成している。
なお、第1スライダ53は上下方向中央部にもスリット53aと平行なスリット53bを有している。図2に示すように、このスリット53bに側壁11の別の係合突起11bが挿入されることにより、第1スライダ53はより安定してスライドすることができる。このスリット53bはスリット53aとほぼ等しい長さを有している。
連結リンク55はその両端に突起(図示しない)を有しており、一方の突起が走査ダイヤル51の係合穴51a(図5参照)に回動可能に嵌り、他方の突起が第1スライダ53の係合穴53c(図5参照)に回動可能に嵌っている。これにより、操作ダイヤル51を回すと連結リンク55を介して第1スライダ53が通風路20の軸線方向にスライドするようになっている。
第1スライダ53と第2スライダ54は一部が重なり合っている。図2、図7に示すように、第1スライダ53には上下に離れた一対の係合凸部53dが形成されており、第2スライダ54には上下に離れた一対の係合凹部54dが形成されている。係合凸部53dと係合凹部54dが嵌ることにより、両スライダ53,54が連結され、上記操作ダイヤル51の操作に伴い第1スライダ53がスライドすると、第2スライダ54が同方向に一緒にスライドするようになっている。係合凸部53dと係合凹部54dにより係合手段Kが構成されている。
上記係合凸部53dと係合凹部54dは、後述するように通風路20の軸線方向に所定以上の力が付与された時に、係合状態が解除されるようになっている。
図2、図5に示すように、第1スライダ53には上下に離れた一対の第1カム溝53mが形成されている。これら第1カム溝53mは、吹き出し方向に向かって互いに近づく傾斜部53xと、互いに平行をなす平行部53yと、吹き出し方向に向かって互いに離れる傾斜部53zとを有して、略U字形をなしている。
第2スライダ54は吹き出し側の端部に上下に離れた一対の第2カム溝54mを有している。これら第2カム溝54mは吹き出し方向に向かって互いに離れるように傾斜している。
第1回動リンク56は、奥側モード切替ルーバ41の左端部に相対回動不能に連結されており、このルーバ41の回動軸線から離れた位置にフォロア突起56aを有している。このフォロア突起56aが上記第1スライダ53の第1カム溝53mに挿入されている。
第2回動リンク57は、吹出側モード切替ルーバ42の左端部に相対回動不能に連結されており、このルーバ42の回動軸線から離れた位置にフォロア突起57aを有している。このフォロア突起57aが上記第2スライダ54の第2カム溝54mに挿入されている。
風向調節機構30は、奥側モード切替ルーバ41より下流側に配置されている。以下、詳述する。
吹出側フィン31は、通風路20の首部23から吹出口部24にわたって配置されているが、吹出側モード切替ルーバ42の回動軸線と平行な回動軸線を中心に回動するので、互いに干渉しない。
奥側フィン32は、拡張空間部22において吹出側フィン31と奥側モード切替ルーバ41との間に配置されているので、奥側モード切替ルーバ41と干渉しない。
上記構成をなすレジスタ装置は、操作ダイヤル51の回動操作に伴い、拡散送風モードとスポット送風モードと送風停止モードを実行することができる。以下、図1を参照しながら説明する。
図1(A)に示す拡散送風モードを実行している状態では、一対の奥側モード切替ルーバ41が吹き出し方向に向かって互いに広がるように傾斜しており、上壁13と下壁14の第1傾斜部13x、14xに沿って配置され、凹部13z、14zに収容されている。一対の吹出側モード切替ルーバ42は、送風ガイド部13d、14dに沿って傾斜している。
図1(A)の状態では、通風路20の上流部21を通過した空気は、拡張空間部22において流速を減じて滞留した後、流速を増大させながら首部23を通過し、吹出口部24に向かう。このように拡張空間部22で一旦滞留した空気が勢いよく吹き出すため、一対の送風ガイド部13dの壁面に沿う流れが生じ、その結果、比較的広範囲に空気を吹き出すことができる。なお、モード切替ルーバ41,42が傾斜姿勢にあり、流路を狭めないので、十分な吹き出し量を確保しながら拡散送風を実行することができる。
図1(B)に示すスポット送風モードを実行している状態では、一対の奥側モード切替ルーバ41は互いに平行をなし、通風路20の軸線方向に沿った姿勢となり、一対の吹出側モード切替ルーバ42も互いに平行をなし、通風路20の軸線方向に沿った姿勢となっている。上流部21からの空気は一対の奥側モード切替ルーバ41に規制されるため拡張空間部22で広がらずに首部23に達し、さらに吹出側モード切替ルーバ42に案内されて広がらずに比較的狭い範囲で車室に吹き出される。
図1(C)に示す状態では、吹出側モード切替ルーバ42は図1(B)のスポット送風モードの時と同様に、互いに平行をなしている。一対の奥側モード切替ルーバ41は、通風路20の軸線方向と直交した姿勢となり、互いの先端縁がほぼ当接している。これにより通風路20が遮断され、送風が停止される。
次に、上記モード切替ルーバ41,42の姿勢制御について、図2〜図4を参照しながら詳細に説明する。
図2に示す拡散送風モード実行時には、第1スライダ53と第2スライダ54は係合手段Kにより連結されているとともに、操作ダイヤル51に最も近い位置にある。側壁11の突起11aは、第1スライダ53と第2スライダ54のスリット53a,54aの奥端に位置している。同様に突起11bもスリット53bの奥端に位置している。また、第1回動リンク56のフォロア突起56aが第1スライダ53の第1カム溝53mの傾斜部53xの先端(奥端)に位置し、第2回動リンク57のフォロア突起57aが第2スライダ54の第2カム溝54mの奥端に位置している。
図2に示す状態において、操作ダイヤル51を反時計回りに回動させると、図3に示すスポット送風モード実行状態となる。詳述すると、連結リンク55を介して第1スライダ53が奥へと進み、係合手段Kを介して第2スライダ54も第1スライダ53と一緒に移動する。この過程で、第1回動リンク56のフォロア突起56aが第1カム溝53mの傾斜部53xに沿って移動し、傾斜部53xと平行部53yとの交差部に達する。このフォロア突起56aと第1カム溝53mの傾斜部53xのカム作用により第1回動リンク56が回動し、奥側モード切替ルーバ41が平行姿勢になる。また、第2回動リンク57のフォロア突起57aが第2カム溝54mに沿って移動し、その吹出側の端に至る。このフォロア突起57aと第2カム溝54mのカム作用により、第2回動リンク57が回動し、吹出側モード切替ルーバ42が平行姿勢になる。
モード切替ルーバ41,42を傾斜姿勢にする回動位置(拡散送風モード実行位置)から、モード切替ルーバ41,42を平行姿勢にする回動位置(スポット送風モード実行位置)までの操作ダイヤル51の回動操作範囲を、第1操作範囲と言う。上述したようにこの第1操作範囲では、第1スライダ53と第2スライダ54は一緒にスライドし、モード切替ルーバ41,42は一緒に回動する。
図3に示すようにスポット送風モードが実行されている状態では、側壁11の突起11a,11bは、第1スライダ53のスリット53a,53bの中間位置にあるので、第1スライダ53はさらに奥へのスライドが可能である。しかし、側壁11の突起11aは、第2スライダ54のスリット54aの吹出側の端に達しているため、第2スライダ55は更なる奥へのスライドが禁じられている。
図3に示す状態において、操作ダイヤル51をさらに反時計回りに回そうとすると、第1スライダ53に奥への力が加わるが、第2スライダ54は突起11aとスリット54aの係止作用により奥への移動を禁じられており、第2回動リンク57は回動せず、吹出側モード切替ルーバ42は平行姿勢を維持される。
係合凸部53dと係合凹部54dに作用する力が所定の力を越えた時に、両者の係合状態が解除され、第1スライダ53が単独で奥へと移動する。図4に示すように、この第1スライダ53の移動に伴い、第1回動リンク56のフォロア突起56aは第1カム溝53mの平行部53yを経て傾斜部53zを通り、傾斜部53zの先端(吹き出し側の端)に至る。フォロア突起56aが平行部53yを通過する過程では、第1回動リンク56は回動せず、奥側モード切替ルーバ41の平行状態が維持される。フォロア突起56aと傾斜部53zとのカム作用により、第1回動リンク56が回動し、奥側モード切替ルーバ41が通風路20と直交する姿勢になるまで回動し、通風路20を遮断する。
モード切替ルーバ41,42を平行姿勢にする回動位置(スポット送風モード実行位置)から奥側モード切替ルーバ41を通風路20と直交する姿勢にする回動位置(送風停止実行位置)までの操作ダイヤル51の回動操作範囲を、第2操作範囲と言う。上述したようにこの第2操作範囲では、第1スライダ53だけが単独でスライドし、奥側モード切替ルーバ41だけが回動する。
図4に示す送風停止状態から、上記とは逆に操作ダイヤル51を時計回りに回すと、第1スライダ41が図3に示す位置まで戻り、ここで再び係合凸部53dと係合凹部54dが係合して第1スライダ53と第2スライダ54が連結状態になる。さらに操作ダイヤル51を時計回りに回すと、第1スライダ53と第2スライダ54が一緒に吹き出し方向にスライドして図2に示す拡散送風モード実行状態に戻る。
本発明は上記実施形態に制約されず、さらに種々の態様が可能である。
上記実施形態では薄型レジスタ装置を横に設置したが、縦に設置してもよい。この場合、吹出側フィンと吹出側及び奥側のモード切替ルーバの回動軸線が上下方向に延び、奥側フィンの回動軸線が左右方向に延びる。
本発明は、薄型でないレジスタ装置にも適用可能である。この場合、吹出側フィンを複数枚設けるのが好ましい。
本発明は、車両の空調のためのレジスタ装置に適用できる。
10 レジスタ本体
11 側壁(副壁)
13 上壁(主壁)
14 下壁(主壁)
13b、14b 膨出部
13x、14x 第1傾斜部
13y、14y 第2傾斜部
13d、14d 送風ガイド部
20 通風路
22 拡張空間部
23 首部
24 吹出口部
30 風向調節機構
31 吹出側フィン
32 奥側フィン
41 奥側モード切替ルーバ
42 吹出側モード切替ルーバ
50 ルーバ操作機構
51 操作ダイヤル(操作部材)
52 連携手段
53 第1スライダ
53d 係合凸部
53m 第1カム溝
54 第2スライダ
54d 係合凹部
54m 第2カム溝
55 連結リンク
56 第1回動リンク
57 第2回動リンク
S ストッパ手段
K 係合手段

Claims (8)

  1. 空調装置からの空気を車室へ吹き出すための通風路を有するレジスタ本体と、上記通風路に配置された風向調節機構とを備えた車両用レジスタ装置において、
    上記レジスタ本体における第1方向に対峙する一対の主壁は、吹き出し方向に沿って順に、上記第1方向外側に膨出する膨出部と、吹き出し方向に向かって互いに離間するように傾斜した送風ガイド部とを、それぞれ有し、
    上記通風路は、上記一対の主壁の膨出部間に形成され流通断面積が上流側より大きい拡張空間部と、上記一対の主壁の送風ガイド部間に形成された吹出口部と、上記拡張空間部と上記吹出口部の間に形成され上記拡張空間部より流通断面積が小さい首部と、を有し、
    さらに、
    ア.上記一対の主壁の上記膨出部の上流端近傍で、それぞれ上記第1方向と直交する第2方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に配置された一対の奥側モード切替ルーバと、
    イ.上記一対の主壁の上記送風ガイド部の上流端近傍で、それぞれ上記第2方向に延びる回動軸線を中心に回動可能に配置された一対の吹出側モード切替ルーバと、
    ウ.上記レジスタ本体の外側に配置され、上記奥側モード切替ルーバと上記吹出側モード切替ルーバを回動操作するルーバ操作機構と、
    を備え、上記ルーバ操作機構は、
    上記一対の奥側モード切替ルーバを上記通風路に沿って互いに平行な姿勢にするとともに、上記一対の吹出側モード切替ルーバを上記通風路に沿って互いに平行な姿勢にすることにより、スポット送風モードを実行し、
    上記一対の奥側モード切替ルーバを吹き出し方向に向かって互いに離れるように傾斜した姿勢にするとともに、上記一対の吹出側モード切替ルーバを上記送風ガイド部に沿って傾斜した姿勢にすることにより、拡散送風モードを実行することを特徴とする車両用レジスタ装置。
  2. 上記レジスタ本体は、上記第1方向の寸法が上記第2方向の寸法より小さく、扁平形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載の車両用レジスタ装置。
  3. 上記主壁の膨出部は、吹き出し方向に向かって順に第1傾斜部と第2傾斜部を有して断面山形形状をなし、上記一対の主壁の上記第1傾斜部は吹き出し方向に向かって互いに離れるように傾斜し、上記一対の主壁の上記第2傾斜部は吹き出し方向に向かって互いに近づくように傾斜しており、
    上記一対の奥側モード切替ルーバは、上記拡散送風モードにおいて、上記第1傾斜部に沿うことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用レジスタ装置。
  4. 上記風向調節機構は、上記奥側モード切替ルーバより下流側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用レジスタ装置。
  5. 上記風向調節機構は、上記通風路の上記首部及び/又は上記吹出口部に配置され上記第2方向に延びる回動軸線を中心に回動可能な吹出側フィンと、上記拡張空間部において上記吹出側フィンと上記奥側モード切替ルーバとの間に配置され上記第1方向に延びる回動軸線を中心に回動可能な奥側フィンと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の車両用レジスタ装置。
  6. 上記ルーバ操作機構は、上記レジスタ本体の吹き出し側の端部に配置された操作部材と、上記操作部材に上記奥側モード切替ルーバおよび上記吹出側モード切替ルーバを連携させる連携手段とを有し、
    上記連携手段は、上記操作部材の操作に応答して、上記奥側モード切替ルーバと上記吹出側モード切替ルーバを、上記平行姿勢と上記傾斜姿勢との間で同時に回動させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両用レジスタ装置。
  7. 上記操作部材は、第1操作範囲と第2操作範囲で操作可能であり、
    上記連携手段は、上記操作部材の上記第1操作範囲での操作に応答して、上記奥側モード切替ルーバと上記吹出側モード切替ルーバを上記平行姿勢と上記傾斜姿勢との間で回動させ、
    上記連携手段は、上記操作部材の上記第2操作範囲での操作に応答して、上記吹出側モード切替ルーバを上記平行姿勢に維持したまま、上記一対の奥側モード切替ルーバだけを上記平行姿勢と上記通風路と直交した姿勢との間で回動させ、
    上記奥側モード切替ルーバが上記通風路と直交した姿勢にある時に、上記通風路が遮断されて送風が停止されることを特徴とする請求項6に記載の車両用レジスタ装置。
  8. 上記連携手段の操作部材が、上記レジスタ本体における上記第2方向に対峙する一対の副壁のうちの一方に回動可能に支持された操作ダイヤルであり、
    上記連携手段は、
    ア.上記操作ダイヤルより奥に配置されるとともに上記副壁に上記通風路の軸線方向に沿ってスライド可能に支持され、上記第1方向に離れた一対の第1カム溝を有する第1スライダと、
    イ.上記操作ダイヤルより奥に配置されるとともに上記副壁に上記通風路の軸線方向に沿ってスライド可能に支持され、上記第1方向に離れた一対の第2カム溝を有する第2スライダと、
    ウ.上記操作ダイヤルと上記第1スライダを連結し、上記操作ダイヤルの回動を上記第1スライダのスライドに変換する連結リンクと、
    エ.上記第1スライダと上記第2スライダの一方に形成された係合凹部と他方に形成された係合凸部とを有し、上記係合凹部と上記係合凸部との係合により上記第1スライダと上記第2スライダを連結し、上記通風路の軸線方向の所定以上の力で係合状態を解除される係合手段と、
    オ.上記一対の奥側モード切替ルーバにそれぞれ連結され、これら奥側モード切替ルーバの回動軸線から離れた位置に上記第1カム溝に嵌る第1フォロア突起を有する一対の第1回動リンクと、
    カ.上記一対の吹出側モード切替ルーバにそれぞれ連結され、これら吹出側モード切替ルーバの回動軸線から離れた位置に上記第2カム溝に嵌る第2フォロア突起を有する一対の第2回動リンクと、
    キ.上記操作ダイヤルが上記第1操作範囲にある時、上記第1、第2スライダのスライドを許容し、上記操作ダイヤルが上記第2操作範囲にある時、上記第1スライダのみのスライドを許容し、上記第2スライダのスライドを禁じるストッパ手段と、
    を備え、
    上記操作ダイヤルの上記第1操作範囲での回動操作に伴い、上記第1カム溝と上記第1回動リンクの第1フォロア突起とのカム作用により上記奥側ルーバは上記傾斜姿勢と上記平行姿勢との間を回動するとともに、上記第2カム溝と上記第2回動リンクの第2フォロア突起とのカム作用により上記吹出側ルーバも上記傾斜姿勢と上記平行姿勢との間を回動し、
    上記操作ダイヤルの上記第2操作範囲での回動操作に伴い、上記第1カム溝と上記第1回動リンクの第1フォロア突起とのカム作用により、上記奥側モード切替ルーバは、上記平行姿勢と上記通風路と直交した姿勢との間を回動することを特徴とする請求項7に記載の車両用レジスタ装置。
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