JP2019016124A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

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秀郎 ▲高▼崎
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Abstract

【課題】PLCのデータ処理速度等の特性の向上に貢献可能な技術を提供する。【解決手段】PLC1aにおいて、シーケンス制御を実行する演算部10および内部メモリ21を有した演算回路部11と、バックアップ用データを記憶できる外部メモリ23と、を備える。演算回路部11は、演算部10からの制御信号により、内部メモリ21または外部メモリ23をアクセス先として決定するアクセスコントローラ32と、アクセスコントローラ32からの制御信号により、アクセス先に対するデータの読み書きを実行できるように動作するメモリコントローラ35と、を備える。そして、メモリコントローラ35により、内部メモリ21と外部メモリ23との両者間を接続し、当該内部メモリ21に書き込まれるデータと同じものを外部メモリ23に書き込む。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば各種機器の制御に適用されているプログラマブルコントローラに貢献する技術に係るものである。
各種設備(水処理設備,電力設備等)のシーケンス制御に適用されているプログラマブルコントローラ(以下、単にPLCと適宜称する)においては、演算部(CPU等の演算処理装置)による所望の演算処理や各種データのバックアップ等を図るだけでなく、データ処理速度の高速化を図ることが検討されている。
例えば、演算回路部に内蔵されたメモリ(以下、単に内部メモリと適宜称する)や当該演算回路部の外部のメモリ(以下、単に外部メモリと適宜称する)を利用するだけでなく、演算部と各メモリとの間に介在するアクセスコントローラ,メモリコントローラ等を利用し、各メモリに対するデータの読み書きを適宜実施する構成が挙げられる。
例えばバックアップ用データ等の大容量のデータの保存には、比較的大容量の外部メモリが適用されているが、このような比較的大容量のメモリはアクセス速度が比較的低速のものが多い。一方、内部メモリにおいては、アクセス速度が比較的高速であるものの、比較的小容量のものが多い。
そこで、バックアップ用データの書き込みにおいては外部メモリおよび内部メモリを併用し、データの読出しは内部メモリから実施する手法(以下、単に従来手法と適宜称する)により、読み出し速度の高速化を図ることが検討されている(例えば特許文献1)。
特開2002−341908号公報
前述のような従来手法によるバックアップ用データの書き込みに要する時間は、外部メモリへのデータ書き込みが完了するまでの時間になり易く、当該完了するまでの間は、演算部から内部メモリに対する動作が困難となる場合(例えばウェイト動作時間が長くなる場合)も起こり得る。その結果、PLCの特性(例えばデータ処理速度等)を向上することが困難になってしまう虞がある。
本発明は、前述のような課題を鑑みてなされたものであって、PLCの特性の向上に貢献可能な技術を提供することにある。
この発明に係るプログラマブルコントローラは、前述のような課題の解決に貢献できるものであり、その一態様としては、シーケンス制御を実行する演算部および内部メモリを有した演算回路部と、バックアップ用データを記憶できる外部メモリと、を備え、演算回路部は、演算部からの制御信号により、内部メモリまたは外部メモリをアクセス先として決定するアクセスコントローラと、アクセスコントローラからの制御信号により、アクセス先に対するデータの読み書きを実行できるように動作するメモリコントローラと、を備え、メモリコントローラにより、内部メモリと外部メモリとの両者間が接続され、当該内部メモリに書き込まれるデータと同じものが外部メモリに書き込まれることを特徴とする。
メモリコントローラは、内部メモリと外部メモリとの両者のデータを双方向に読み書きすることを特徴とするものでも良い。また、演算回路部は、アクセスコントローラから出力されたデータを記憶し、メモリコントローラからの制御信号により当該データを外部メモリに出力するFIFOバッファと、内部メモリおよび外部メモリの両者間に接続され、メモリコントローラからの制御信号により当該両者のデータをアクセスコントローラに対して選択的に入力するマルチプレクサと、を備えたことを特徴とするものでも良い。また、演算回路部は、内部メモリに書き込まれるデータのアドレスをそれぞれ1ビットで割り付けたビット群が記憶され、当該ビット群情報がメモリコントローラによって読み出される書き込みアドレスレジスタと、内部メモリおよび外部メモリの両者間に接続され、メモリコントローラからの制御信号により当該両者のデータをアクセスコントローラに対して選択的に入力するマルチプレクサと、を備え、メモリコントローラにより、内部メモリに記憶されているデータが外部メモリに出力されることを特徴とするものでも良い。また、内部メモリは、2ポート式であることを特徴とするものでも良い。また、演算回路部の電源断の状態を検出して当該演算回路部を制御する電源断検出回路を備えていることを特徴とするものでも良い。
他の態様としては、シーケンス制御を実行する演算部および内部メモリを有した演算回路部と、バックアップ用データを記憶できる外部メモリと、を備え、演算回路部は、FPGAによって構成され、外部メモリに記憶されているコンフィグレーションデータによってコンフィグレーションし、演算部からの制御信号により内部メモリまたは外部メモリをアクセス先として決定するアクセスコントローラと、アクセスコントローラからの制御信号によりアクセス先に対するデータの読み書きを実行できるように動作するメモリコントローラと、を構成し、メモリコントローラにより、内部メモリと外部メモリとの両者間が接続され、当該内部メモリに書き込まれるデータと同じものが外部メモリに書き込まれ、メモリコントローラは、内部メモリと外部メモリとの両者のデータを双方向に変換するデータ変換機能を有していることを特徴とするものでも良い。
また、他の態様としては、シーケンス制御を実行する演算部および内部メモリを有した演算回路部と、バックアップ用データを記憶できる外部メモリと、を備え、演算回路部は、FPGAによって構成され、外部メモリに記憶されているコンフィグレーションデータによってコンフィグレーションし、演算部からの制御信号により内部メモリまたは外部メモリをアクセス先として決定するアクセスコントローラと、アクセスコントローラからの制御信号によりアクセス先に対するデータの読み書きを実行できるように動作するメモリコントローラと、を構成し、メモリコントローラにより、内部メモリと外部メモリとの両者間に接続され、当該内部メモリに書き込まれるデータと同じものが外部メモリに書き込まれ、
外部メモリと演算回路部との両者間が、両者のデータを双方向に変換するデータ変換回路部によって接続されていることを特徴とするものでも良い。
以上示したように本発明によれば、PLCの特性の向上に貢献可能となる。
実施例1によるPLC1aを説明するための概略構成図。 実施例2によるPLC1bを説明するための概略構成図。 実施例3によるPLC1cを説明するための概略構成図。 実施例4によるPLC1dを説明するための概略構成図。 実施例5によるPLC1eを説明するための概略構成図。
本発明の実施形態のPLCは、単なる従来手法のような構成とは全く異なるものであり、アクセスコントローラからの制御信号によりアクセス先に対するデータの読み書きを実行できるように動作するメモリコントローラを備え、そのメモリコントローラにより、内部メモリと外部メモリとの両者間が接続され、当該内部メモリに書き込まれるデータと同じものを、演算部に依らずに外部メモリに書き込むことが可能なものである。
この本実施形態のような構成によれば、例えば外部メモリに対してバックアップ用データ等の書き込み動作をしている間(例えば書き込みが完了する前)でも、演算部から内部メモリに対する動作が実行し易くなる。これにより、例えば全体的にデータ処理速度を高速化でき、PLCの特性の向上に貢献可能となる。
本実施形態のPLCは、種々の分野(例えば各種設備で適用されているPLC技術や情報処理技術の分野)の技術常識を適宜適用して設計することが可能であり、その一例として以下に示すものが挙げられる。
《実施例1》
図1のPLC1aは、本実施形態による実施例1を示すものであって、シーケンス制御を実行する演算部10および内部メモリ21を有した演算回路部11と、PLC1aに係る所望のアプリケーションプログラム(演算部10によって実行されるプログラム)が記憶されるプログラム用メモリ22と、バックアップ用データの保存を想定した外部メモリ(バッテリバックアップまたは不揮発性メモリ等)23と、演算回路部11に接続された電源断検出回路24と、を備えた構成となっている。
演算回路部11は、演算部10とプログラム用メモリ22との両者間を接続するメモリコントローラ31と、演算部10からの動作指令(例えば、データの授受や、読み出し要求,書き込み要求等の指令)となる制御信号に応じてアクセス先(図1では内部メモリ21,外部メモリ23の何れか)を決定するアクセスコントローラ32と、アクセスコントローラ32と外部メモリ23との両者間を接続するメモリコントローラ33と、アクセスコントローラ32と内部メモリ21との両者間を接続するメモリコントローラ34と、内部メモリ21と外部メモリ23との両者間を接続するメモリコントローラ35と、を内蔵した構成となっている。
メモリコントローラ31,33〜35は、種々の態様のものを適用することが可能であり、例えばアクセスコントローラ32からの動作指令となる制御信号等に応じて、アクセス先に対するデータの読み書きを実行できるように、それぞれが独立して動作可能(図1では例えば内部メモリ21や外部メモリ23に対してデータの読み書き等が可能)なものが挙げられる。メモリコントローラ35においては、内部メモリ21と外部メモリ23との両者間に接続され、後述するように適宜動作することにより、内部メモリ21に書き込まれるデータと同じものを外部メモリ23に書き込める構成となっている。
アクセスコントローラ32も、種々の態様のものを適用することが可能であり、例えばアクセス先(内部メモリ21および外部メモリ23)における使用領域等のアドレスを記憶して管理し、演算部10からの制御信号等に応じて決定したアクセス先に接続されているメモリコントローラ(図1では、例えばメモリコントローラ33〜35の何れか)に対し、データ,制御信号,アドレス等を適宜授受できるものが挙げられる(具体例としては後述の図2,3に示すような構成)。
電源断検出回路24も、種々の態様のものを適用することが可能であり、例えば演算回路部11が電源断する状態を検出して動作するものであって、内部メモリ21および外部メモリ23に記憶されているデータ内容が電源再投入時において互いに一致するように、当該電源断時に演算回路部11の各動作を適宜制御(例えば演算回路部11に制御信号を出力してメモリコントローラの動作等を適宜制限)できるものが挙げられる。
演算部10,内部メモリ21,外部メモリ23においても、種々の態様のものを適用することが可能であり、例えば各種設備でのPLC技術や通信技術の分野で適用されているものが挙げられる。
演算回路部11においては、前述のような構成であれば、種々の態様を適用することが可能であり、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)によって構成されたものが挙げられる。また、メモリアクセスに係るウェイト動作を要する場合、例えば演算部10によって生成された制御信号や、アクセスコントローラ32自身によって生成された制御信号により、当該ウェイト動作を適宜実行(例えばウェイト動作時間を適宜設定して実行)して制御できるようにした構成が挙げられる。
〈読み出し動作例〉
PLC1aの演算部10による読み出し動作例を以下に説明する。まず、アクセスコントローラ32は、演算部10からの読み出し要求である制御信号を受けると、当該読み出し対象のデータが記憶されているアクセス先(図1では内部メモリ21,外部メモリ23の何れか)を決定し、その決定したアクセス先に接続されているメモリコントローラ(図1ではメモリコントローラ33,34の何れか)に、制御信号およびアドレス信号を出力する。
例えば、アクセス先が内部メモリ21である読み出し要求に対し、アクセスコントローラ32は、当該内部メモリ21に係るメモリコントローラ34に対して制御信号およびアドレス信号を出力する。次に、メモリコントローラ34は、前述のような制御信号やアドレス信号に基づいて、内部メモリ21から所望のデータを読み出し、そのデータをアクセスコントローラ32に入力するように動作する。そして、アクセスコントローラ32に対して入力されたデータが、演算部10に送られて演算処理等に利用される。
アクセス先が外部メモリ23である読み出し要求については、必要に応じてウェイト動作(例えば、演算部10またはアクセスコントローラ32で生成された制御信号によるウェイト動作)の状態としても良い。当該ウェイト動作完了後は、アクセスコントローラ32が、外部メモリ23に係るメモリコントローラ33に対して制御信号およびアドレス信号を出力する。次に、メモリコントローラ33が、前述のような制御信号やアドレス信号に基づいて、外部メモリ23から所望のデータを読み出し、そのデータをアクセスコントローラ32に入力するように動作する。そして、アクセスコントローラ32に対して入力されたデータが演算部10に送られて演算処理等に利用される。
〈書き込み動作例〉
PLC1aの演算部10による書き込み動作例を以下に説明する。まず、アクセスコントローラ32は、演算部10からのデータおよび当該データの書き込み要求である制御信号を受けると、当該書き込み対象のアクセス先(図1では内部メモリ21,外部メモリ23の何れか)を決定し、その決定したアクセス先に接続されているメモリコントローラ(図1ではメモリコントローラ33,34の何れか)にデータ,制御信号,アドレス信号を出力する。
例えば、アクセス先が内部メモリ21である書き込み要求に対し、アクセスコントローラ32は、当該内部メモリ21に係るメモリコントローラ34に対してデータ,制御信号,アドレス信号を出力する。次に、メモリコントローラ34によって、内部メモリ21に対してデータの書き込みが行われ、その書き込みのあったアドレスは、例えばアクセスコントローラ32にて管理されることとなる。そして、メモリコントローラ35が、内部メモリ21に書き込まれたデータを読み出し、例えば当該メモリコントローラ35に一時的に記憶(例えば、後述の図2のような構成により一時的に記憶)し、外部メモリ23に出力して記憶させる。
前述のように内部メモリ21への書き込み要求に係る動作が行われている間において、アクセス先がメモリコントローラ33経由の外部メモリ23である書き込み要求については、必要に応じてウェイト動作(例えば、演算部10またはアクセスコントローラ32で生成された制御信号によるウェイト動作)の状態としても良い。そして、当該ウェイト動作完了後、例えばアクセスコントローラ32が、当該外部メモリ23に係るメモリコントローラ33に対してデータ,制御信号,アドレス信号を出力し、当該メモリコントローラ33によって、内部メモリ21に対してデータの書き込みが行われ、その書き込みのあったアドレスは、例えばアクセスコントローラ32にて管理されることとなる。
以上のようなPLC1aによれば、従来手法による構成と比較して、例えば内部メモリ21に対する読み出し速度の高速化に貢献することが可能となる。また、演算部10に依らなくても、外部メモリ23に対するバックアップ用データの書き込みが可能であるため、例えば内部メモリ21に対してデータの書き込みを行う場合に、外部メモリ23に対するバックアップ用データの書き込み動作の完了を待たずに、内部メモリ21において次の動作を実行し易くなる。したがって、本実施例1によれば、PLCの特性の向上に貢献可能となる。
《実施例2》
図2のPLC1bは、本実施形態による実施例2を示すものであるが、実施例1と同様のものには同一符号を付する等により、その詳細な説明を適宜省略する。なお、図2(および後述の図3)では、アクセスコントローラ32,FIFO(first in , first out)バッファ41(後述の図3ではアクセスコントローラ32,内部メモリ25)によるデータの入出力や、制御信号およびアドレス信号の入出力を把握し易くするために、各入出力位置を適宜区分した描写としている。
PLC1bの演算回路部12は、PLC1aの演算回路部11と同様に演算部10,内部メモリ21,メモリコントローラ31,アクセスコントローラ32を有し、メモリコントローラ33〜35の替わりに、メモリコントローラ36,FIFOバッファ41,マルチプレクサ42a〜42cを有した構成となっている。
メモリコントローラ36は、メモリコントローラ31,33〜35と同様に、アクセスコントローラ32からの動作要求に応じて動作可能なものを適用することが挙げられる。図2のメモリコントローラ36の場合は、FIFOバッファ41やマルチプレクサ42a〜42cを介して内部メモリ21と外部メモリ23との両者間に接続され、後述するように適宜動作し、内部メモリ21に書き込まれるデータと同じものを外部メモリ23に書き込める構成となっている。具体例としては、演算部10からの読み出し要求である制御信号に基づいて、マルチプレクサ42aを介して内部メモリ21,外部メモリ23からのデータを選択的にアクセスコントローラ32に入力させる構成となっている。また、演算部10からの書き込み要求である制御信号に基づいて、FIFOバッファ41内のデータを外部メモリ23に対して書き込ませる構成となっている。
FIFOバッファ41は、種々の態様のものを適用することが可能であり、図2では、アクセスコントローラ32からのデータおよびアドレスを一時的に記憶し、メモリコントローラ36によって、当該データを外部メモリ23に書き込める構成となっている。また、図2のFIFOバッファ41の場合、マルチプレクサ42bを介してデータを出力し、マルチプレクサ42cを介してアドレス信号を出力できる構成となっている。
演算回路部12においては、メモリコントローラ36やFIFOバッファ41等を経由せずに、アクセスコントローラ32から外部メモリ23に対して直接的(図2中の矢印のように直接的)にデータの書き込みを行えるような構成となっている。
〈読み出し動作例〉
PLC1bの演算部10による読み出し動作は、前述のPLC1aと同様に、アクセスコントローラ32が、演算部10からの読み出し要求である制御信号を受けると、当該読み出し対象のデータが記憶されているアクセス先を決定し、メモリコントローラ36に制御信号およびアドレス信号を出力する。
例えば、アクセス先が内部メモリ21である読み出し要求に対し、アクセスコントローラ32は、当該内部メモリ21のデータを読み出せるように、メモリコントローラ36に対して制御信号を出力し、当該読み出し要求に対応するアドレス信号を内部メモリ21に出力する。次に、メモリコントローラ36は、内部メモリ21の所望のデータがマルチプレクサ42aを介してアクセスコントローラ32に出力するように、当該マルチプレクサ42aに制御信号を出力する。そして、アクセスコントローラ32に対して入力されたデータが、演算部10に送られて演算処理等に利用される。
前述のように内部メモリ21への読み出し要求に係る動作が行われている間において、アクセス先が外部メモリ23である読み出し要求に対しては、必要に応じてウェイト動作(例えば、演算部10またはアクセスコントローラ32で生成された制御信号によるウェイト動作)の状態としても良く、当該ウェイト動作完了後、当該読み出し要求に対する動作が適宜実行される。例えば、メモリコントローラ36を経由する外部メモリ23への読み出し要求に対し、アクセスコントローラ32は、当該外部メモリ23のデータを読み出せるように、メモリコントローラ36に対して制御信号を出力し、当該読み出し要求に対応するアドレス信号を外部メモリ23に出力(例えばFIFOバッファ41等を経由せずに、マルチプレクサ42cを介して直接的に出力)する。次に、メモリコントローラ36は、外部メモリ23の所望のデータがマルチプレクサ42aを介してアクセスコントローラ32に出力するように、当該マルチプレクサ42aに制御信号を出力する。そして、アクセスコントローラ32に対して入力されたデータが、演算部10に送られて演算処理等に利用される。
〈書き込み動作例〉
PLC1bの演算部10による書き込み動作例を以下に説明する。まず、アクセスコントローラ32は、演算部10からのデータおよび当該データの書き込み要求である制御信号を受けると、当該書き込み対象のアクセス先を決定し、データ,制御信号,アドレス信号を適宜出力する。
例えば、アクセス先が内部メモリ21である書き込み要求に対し、アクセスコントローラ32は、当該内部メモリ21に対しデータ,アドレス信号を出力して当該データの書き込みを行い、当該データ,アドレス信号をFIFOバッファ41にも出力して一時的に記憶する。この場合、内部メモリ21は、当該書き込みが完了した後に、次の動作に移行できる状態となる。
FIFOバッファ41においては、例えばメモリコントローラ36の制御により、当該FIFOバッファ41に記憶されているデータ,アドレス信号を外部メモリ23に出力して当該データを書き込むように動作する。このFIFOバッファ41を経由する書き込み動作においては、例えばアクセスコントローラ32からメモリコントローラ36に出力した制御信号による動作(例えばライトバック処理)、電源断検出回路24から出力(演算回路部12が電源断する状態を検出して動作)した制御信号による動作が挙げられ、必要に応じて、ウェイト動作の状態としても良い。
また、前述のように内部メモリ21への書き込み要求に係る動作が行われている間において、FIFOバッファ41を経由せずに外部メモリ23に対して直接的に書き込む要求についても、必要に応じて、ウェイト動作の状態としても良い。そして、当該ウェイト動作完了後、アクセスコントローラ32は、当該外部メモリ23に対してデータ,アドレス信号を出力して書き込みむように動作する。
以上のようなPLC1bによれば、PLC1aと同様に、例えば内部メモリ21に対する読み出し速度の高速化に貢献することが可能となる。また、演算部10に依らなくても、外部メモリ23に対するバックアップ用データの書き込みが可能であるため、例えば内部メモリ21に対してデータの書き込みを行う場合に、外部メモリ23に対するバックアップ用データの書き込み動作の完了を待たずに、内部メモリ21において次の動作を実行し易くなる。したがって、本実施例2によれば、PLCの特性の向上に貢献可能となる。
《実施例3》
図3のPLC1cは、本実施形態による実施例3を示すものであるが、実施例1,2と同様のものには同一符号を付する等により、その詳細な説明を適宜省略する。また、PLC1cによる読み込み動作や、メモリコントローラ36を経由せずに外部メモリ23に対して直接的に書き込む動作について、それぞれ実施例2と同様の手法によって実現可能なものであり、その詳細な説明を適宜省略する。
PLC1cの演算回路部13は、PLC1bの演算回路部12と同様に演算部10,メモリコントローラ31,36,アクセスコントローラ32,マルチプレクサ42a〜42cを有し、内部メモリ21,FIFOバッファ41の替わりに、2ポート式の内部メモリ25,書き込みアドレスレジスタ43を有した構成となっている。
図3のメモリコントローラ36の場合は、書き込みアドレスレジスタ43やマルチプレクサ42a,42cを介して内部メモリ21と外部メモリ23との両者間に接続され、後述するように適宜動作し、内部メモリ21に書き込まれるデータと同じものを外部メモリ23に書き込める構成となっている。内部メモリ25は、2ポート式のものであれば、種々の態様のものを適用することが可能であり、内部メモリ21と同様に例えば各種設備でのPLC技術や通信技術の分野で適用されているものが挙げられる。図3の内部メモリ25の場合、メモリコントローラ36から入力された制御信号,アドレス信号によって、書き込まれたデータを外部メモリ23に対して出力できる構成となっている。
書き込みアドレスレジスタ43は、種々の態様のものを適用することが可能であり、メモリ等のようにデータを保存できる機能を有した態様であって、例えば内部メモリ21に書き込まれるデータのアドレスをそれぞれ1ビットで割り付けたビット群を記憶でき、当該ビット群情報がメモリコントローラ36によって読み出される構成が挙げられる。図3の書き込みアドレスレジスタ43では、アクセスコントローラ32からのアドレス信号に基づいて、各ビットが0または1にセットされ、そのセット状況をメモリコントローラ36に出力でき、アドレスの分の領域(例えば、アドレス領域が0000〜FFFFの場合には65536ビットの領域)を具備した構成となっている。
〈書き込み動作例〉
PLC1cの演算部10による書き込み動作例を以下に説明する。まず、アクセスコントローラ32は、演算部10からのデータおよび当該データの書き込み要求である制御信号を受けると、当該書き込み対象のアクセス先を決定し、データ,制御信号,アドレス信号を適宜出力する。
例えば、アクセス先が内部メモリ25である書き込み要求に対し、アクセスコントローラ32は、当該内部メモリ25に対しデータ,アドレス信号を出力して当該データの書き込みを行い、当該アドレス信号を書き込みアドレスレジスタ43にも出力しアドレスに対応するビットを1にする。この場合、内部メモリ25は、当該書き込みが完了した後に、次の動作に移行できる状態となる。
書き込みアドレスレジスタ43においてビットが1にセットされたアドレスは、例えばアクセスコントローラ32からの制御信号によって動作するメモリコントローラ36により検出され、当該メモリコントローラ36にてアドレスが生成される。そして、メモリコントローラ36から内部メモリ25に対して制御信号,アドレス信号が出力され、当該アドレスに係るデータが外部メモリ23に出力されて書き込まれ、当該書き込みが完了後、書き込みアドレスレジスタ43における当該データにかかるアドレスのビットが0にセットされることとなる。
メモリコントローラ36は、前述のようにアクセスコントローラ32からの制御信号によって動作するだけでなく、電源断検出回路24から出力(演算回路部12が電源断する状態を検出して動作)された制御信号によっても動作し、書き込みアドレスレジスタ43において前述のように1にセットされているビットがいくつか存在している場合には、全てのビットが0になるまで(すなわち、ビットが1にセットされていたアドレスに係る内部メモリ25のデータの全てが外部メモリ23に書き込まれるように)動作する。
以上のようなPLC1cによれば、PLC1a,1bと同様に、例えば内部メモリ25に対する読み出し速度の高速化に貢献することが可能となる。また、演算部10に依らなくても、外部メモリ23に対するバックアップ用データの書き込みが可能であるため、例えば内部メモリ25に対してデータの書き込みを行う場合に、外部メモリ23に対するバックアップ用データの書き込み動作の完了を待たずに、内部メモリ25において次の動作を実行し易くなる。
また、PLC1bの場合には、FIFOバッファ41において、内部メモリ25に対して書き込んだものと同じデータを保存できる大きさの領域や、当該データにかかるアドレス自体を保存できる大きさの領域が必要となるが、PLC1cの書き込みアドレスレジスタ43においては、各書き込みアドレスの分の領域を具備したものであれば良い。
したがって、本実施例3によれば、PLCの特性の向上に貢献できるだけでなく、当該PLCの小型化やコスト削減等にも貢献可能となる。
《実施例4》
前述のPLC1a〜1cにおいては、例えば演算回路部11〜13をFPGA(Field Programmable Gate Array)によって構成し、当該FPGAの起動時(演算回路部11〜13の起動時)にコンフィグレーションデータ(以下、単にコンフィグデータと適宜称する)を読み込んでコンフィグレーションして適宜動作させることが可能であり、図4に示すPLC1dのように構成した場合には、例えばメモリの有効利用にも貢献できる。なお、図4において、実施例1〜3と同様のものには同一符号を付する等により、その詳細な説明を適宜省略する。
図4のPLC1dにおいては、例えば各種設備でのPLC技術や通信技術の分野で適用されているFPGAによって構成された演算回路部14を備え、外部メモリ23の替わりに、コンフィグデータが記憶される外部メモリ51を備えたものとなっている。
外部メモリ51は、コンフィグデータの他にバックアップ用データ等のデータを記憶できるものであれば、種々の態様のものを適用することができ、例えばFPGAのコンフィグレーションROMとして利用可能な不揮発性のもの(フラッシュメモリ等)が挙げられる。具体的に、一般的なFPGAのコンフィグレーションの場合、SPI(Serial Peripheral Interface)形式によって通信されるコンフィグデータ等のデータを授受することがあることから、図4の外部メモリ51では、SPI形式によるデータの授受が可能な構成(例えばSPIインターフェースを持った構成)となっている。
演算回路部14は、起動時に、外部メモリ51に記憶されているコンフィグデータを読み込んでコンフィグレーションし所望の回路を構成できるものであれば、種々の態様を適用することが可能である。図4の演算回路部14の場合、当該コンフィグレーションにより、PLC1aの演算回路部11と同様の演算部10,内部メモリ21,メモリコントローラ31,34,アクセスコントローラ32を構成し、メモリコントローラ33,35の替わりに、コンフィグレーションに対応して内部メモリ21,アクセスコントローラ32,外部メモリ51の三者間を接続するメモリコントローラ37を構成するものとなっている。
また、メモリコントローラ37においては、コンフィグレーションに対応してコンフィグデータ等の授受ができるもの、例えば、単にアクセスコントローラ32からの動作要求によって動作する構成ではなく、内部メモリ21,アクセスコントローラ32,外部メモリ51の三者間で授受されるデータの形式等を考慮した構成が挙げられる。具体的に、一般的なFPGAに内蔵されている内部メモリではパラレル形式のデータが授受され、外部メモリ51では前述のようにSPI形式のデータが授受されることを踏まえて、図4のメモリコントローラ37では、パラレル形式のデータとSPI形式のデータを双方向に変換できる機能を持った構成となっている。
〈読み込み,書き込み動作例〉
PLC1dの演算部10による読み込み動作,書き込み動作は、基本的には実施例1〜3と同様の手法によって実現可能であるため、その詳細な説明は適宜省略し、以下ではメモリコントローラ37を中心とした動作例を説明する。
まず、演算回路部14は、起動時に、外部メモリ51に記憶されているコンフィグデータを読み込んでコンフィグレーションし、メモリコントローラ37等が動作可能な状態となる。
外部メモリ51に記憶されているバックアップ用データ等は、例えばメモリコントローラ37によって読み込んでパラレル形式に変換してから内部メモリ21に書き込むことにより、通常動作時において、当該内部メモリ21上での動作が可能となる。
また、例えばアクセスコントローラ32からメモリコントローラ34経由で内部メモリ21に書き込まれたデータは、例えばメモリコントローラ37によって読み込んでSPI形式に変換してから外部メモリ51に書き込むことが可能である。
以上のようなPLC1dによれば、PLC1a〜1cと同様に、例えば内部メモリ21に対する読み出し速度の高速化に貢献することが可能となる。また、演算部10に依らなくても、外部メモリ51に対するバックアップ用データの書き込みが可能であるため、例えば内部メモリ21に対してデータの書き込みを行う場合に、外部メモリ51に対するバックアップ用データの書き込み動作の完了を待たずに、内部メモリ21において次の動作を実行し易くなる。
また、PLC1dの場合には、コンフィグデータが記憶される外部メモリ51を、バックアップ用データを記憶するためにも適用(例えば、バックアップ用データの領域をコンフィグレーションROMと共有)し、メモリの有効利用を図ることができる。
したがって、本実施例4によれば、PLCの特性の向上に貢献できるだけでなく、当該PLCの小型化やコスト削減等にも貢献可能となる。
《実施例5》
図5のPLC1eは、本実施形態による実施例5を示すものであるが、実施例1〜4と同様のものには同一符号を付する等により、その詳細な説明を適宜省略する。
図5のPLC1eにおいては、PLC1dと同様にFPGAによって構成された演算回路部15を備え、外部メモリ51の替わりに、コンフィグデータが記憶される外部メモリ52と、データ変換回路部53と、を備えたものとなっている。
外部メモリ52は、コンフィグデータの他にバックアップ用データ等のデータを記憶できる不揮発性のものであれば、種々の態様のものを適用することが可能であり、例えば外部メモリ51のようにコンフィグレーションROM等に限定されることなく、汎用性のある不揮発性メモリ等であっても良い。図5では、コンフィグデータ,バックアップ用データ等をパラレル形式で記憶できる構成となっている。
データ変換回路部53は、演算回路部15と外部メモリ52との両者間を接続し、パラレル形式のデータとSPI形式のデータを双方向に適宜変換できる機能を持った構成であれば、種々の態様を適用することが可能である。
演算回路部15は、起動時に、外部メモリ52に記憶されているコンフィグデータをデータ変換回路部53経由により読み込んでコンフィグレーションし所望の回路を構成できるものであれば、種々の態様を適用することが可能である。図5の演算回路部15の場合、当該コンフィグレーションにより、PLC1dの演算回路部14と同様の演算部10,内部メモリ21,メモリコントローラ31,34,アクセスコントローラ32を構成し、メモリコントローラ37の替わりに、内部メモリ21,アクセスコントローラ32,外部メモリ52の三者間を接続するメモリコントローラ38を構成するものとなっている。
メモリコントローラ38は、メモリコントローラ31,33〜35と同様に、アクセスコントローラ32からの動作要求に応じて動作可能なものを適用することが挙げられ、例えば、PLC1dのメモリコントローラ37のようにSPI形式のコンフィグデータ等の授受を考慮する必要はない。図5のメモリコントローラ38では、内部メモリ21,アクセスコントローラ32,外部メモリ52の三者間で授受されるパラレル形式のデータの授受等を考慮した構成となっている。
〈読み込み,書き込み動作例〉
PLC1eの演算部10による読み込み動作,書き込み動作は、基本的には実施例1〜4と同様の手法によって実現可能であるため、その詳細な説明は適宜省略し、以下ではメモリコントローラ38およびデータ変換回路部53を中心とした動作例を説明する。
まず、起動時に、外部メモリ52に記憶されているパラレル形式のコンフィグデータがデータ変換回路部53によりSPI形式に変換され、その変換後のコンフィグデータを演算回路部15によって読み込んでコンフィグレーションし、メモリコントローラ38等が動作可能な状態となる。
外部メモリ52に記憶されているパラレル形式のバックアップデータ等は、例えばメモリコントローラ38によって読み込んで内部メモリ21に書き込むことにより、通常動作時において、当該内部メモリ21上での動作が可能となる。
また、例えばアクセスコントローラ32からメモリコントローラ34経由で内部メモリ21に書き込まれたパラレル形式のデータは、例えばメモリコントローラ38によって読み込んで、データ変換することなく外部メモリ52に書き込むことが可能である。
以上のようなPLC1eによれば、PLC1a〜1dと同様に、例えば内部メモリ21に対する読み出し速度の高速化に貢献することが可能となる。また、演算部10に依らなくても、外部メモリ52に対するバックアップ用データの書き込みが可能であるため、例えば内部メモリ21に対してデータの書き込みを行う場合に、外部メモリ52に対するバックアップ用データの書き込み動作の完了を待たずに、内部メモリ21において次の動作を実行し易くなる。
また、PLC1eの場合には、コンフィグデータが記憶される外部メモリ52を、バックアップ用データを記憶するためにも適用(例えば、バックアップ用データの領域をコンフィグレーションROMと共有)し、メモリの有効利用を図ることができる。また、例えば外部メモリ52においては、コンフィグレーションROM等に限定されることなく、汎用性のある不揮発性メモリ等を適用できるため、例えば回路設計等が容易になる。
したがって、本実施例5によれば、PLCの特性の向上に貢献できるだけでなく、当該PLCの小型化やコスト削減等にも貢献可能となる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変更等が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変更等が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、PLC1a〜1eの演算回路部11〜15においては、使用可能な容量ブロック等を考慮して適宜設計変更することが可能である。具体例としては、実施例3の演算回路部13において、実施例2のFIFOバッファ41を加えて2ポート式の内部メモリ25と適宜組み合わせ、アクセスコントローラ32から出力されるアドレスを当該FIFOバッファ41に一時的に記憶し、そのアドレスを用いて内部メモリ25のデータを外部メモリ23に出力させて書き込むように構成することが挙げられる。このような構成においても、実施例2,3と同様の作用効果を奏することが可能となる。
1a〜1e…PLC
10…演算部
11〜15…演算回路部
21,25…内部メモリ
23,51,52…外部メモリ
24…電源断検出回路
31,33〜38…メモリコントローラ
32…アクセスコントローラ
41…FIFOバッファ
42…書き込みアドレスレジスタ
53…データ変換回路部

Claims (8)

  1. シーケンス制御を実行する演算部および内部メモリを有した演算回路部と、バックアップ用データを記憶できる外部メモリと、を備え、
    演算回路部は、
    演算部からの制御信号により、内部メモリまたは外部メモリをアクセス先として決定するアクセスコントローラと、
    アクセスコントローラからの制御信号により、アクセス先に対するデータの読み書きを実行できるように動作するメモリコントローラと、を備え、
    メモリコントローラにより、内部メモリと外部メモリとの両者間が接続され、当該内部メモリに書き込まれるデータと同じものが外部メモリに書き込まれることを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. メモリコントローラは、内部メモリと外部メモリとの両者のデータを双方向に読み書きすることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 演算回路部は、
    アクセスコントローラから出力されたデータを記憶し、メモリコントローラからの制御信号により当該データを外部メモリに出力するFIFOバッファと、
    内部メモリおよび外部メモリの両者間に接続され、メモリコントローラからの制御信号により当該両者のデータをアクセスコントローラに対して選択的に入力するマルチプレクサと、を備えたことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 演算回路部は、
    内部メモリに書き込まれるデータのアドレスをそれぞれ1ビットで割り付けたビット群が記憶され、当該ビット群情報がメモリコントローラによって読み出される書き込みアドレスレジスタと、
    内部メモリおよび外部メモリの両者間に接続され、メモリコントローラからの制御信号により当該両者のデータをアクセスコントローラに対して選択的に入力するマルチプレクサと、を備え、
    メモリコントローラにより、内部メモリに記憶されているデータが外部メモリに出力されることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 内部メモリは、2ポート式であることを特徴とする請求項3または4記載のプログラマブルコントローラ。
  6. 演算回路部の電源断の状態を検出して当該演算回路部を制御する電源断検出回路を備えていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のプログラマブルコントローラ。
  7. シーケンス制御を実行する演算部および内部メモリを有した演算回路部と、バックアップ用データを記憶できる外部メモリと、を備え、
    演算回路部は、FPGAによって構成され、外部メモリに記憶されているコンフィグレーションデータによってコンフィグレーションし、
    演算部からの制御信号により内部メモリまたは外部メモリをアクセス先として決定するアクセスコントローラと、
    アクセスコントローラからの制御信号によりアクセス先に対するデータの読み書きを実行できるように動作するメモリコントローラと、を構成し、
    メモリコントローラにより、内部メモリと外部メモリとの両者間が接続され、当該内部メモリに書き込まれるデータと同じものが外部メモリに書き込まれ、
    メモリコントローラは、内部メモリと外部メモリとの両者のデータを双方向に変換するデータ変換機能を有していることを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  8. シーケンス制御を実行する演算部および内部メモリを有した演算回路部と、バックアップ用データを記憶できる外部メモリと、を備え、
    演算回路部は、FPGAによって構成され、外部メモリに記憶されているコンフィグレーションデータによってコンフィグレーションし、
    演算部からの制御信号により内部メモリまたは外部メモリをアクセス先として決定するアクセスコントローラと、
    アクセスコントローラからの制御信号によりアクセス先に対するデータの読み書きを実行できるように動作するメモリコントローラと、を構成し、
    メモリコントローラにより、内部メモリと外部メモリとの両者間に接続され、当該内部メモリに書き込まれるデータと同じものが外部メモリに書き込まれ、
    外部メモリと演算回路部との両者間が、両者のデータを双方向に変換するデータ変換回路部によって接続されていることを特徴とするプログラマブルコントローラ。
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