JP2019015415A - 異常行動症状監視システム - Google Patents

異常行動症状監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019015415A
JP2019015415A JP2017130641A JP2017130641A JP2019015415A JP 2019015415 A JP2019015415 A JP 2019015415A JP 2017130641 A JP2017130641 A JP 2017130641A JP 2017130641 A JP2017130641 A JP 2017130641A JP 2019015415 A JP2019015415 A JP 2019015415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormal behavior
abnormal
operation data
server
heat source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017130641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6917808B2 (ja
Inventor
浩司 奥村
Koji Okumura
浩司 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2017130641A priority Critical patent/JP6917808B2/ja
Publication of JP2019015415A publication Critical patent/JP2019015415A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6917808B2 publication Critical patent/JP6917808B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】新たな部品を設置せず、且つ、対象者に決められた行動を強いることなく、異常行動症状を監視することができる異常行動症状監視システムを提供する。【解決手段】入浴者が浴室リモコン12を操作して、風呂設定温度での湯はり運転を実行すると、風呂設定温度、操作日時、及び操作内容を含む操作データが、外部ネットワークNWを介して解析サーバ5に送信される。解析サーバ5のサーバ用解析部42は、受信した新たな操作データを解析して、正常であるか否かを判定する。サーバ用解析部42により、新たな操作データが異常であると判定された場合、通信機器37の表示部37aに、操作データが異常であり、異常行動症状の発現の可能性があることを示すコメントを表示する。【選択図】図3

Description

本発明は、異常行動症状を監視する異常行動症状監視システムに関する。
近年、認知症等の異常行動症状を監視する技術が提案されている。特許文献1に記載の認知症初期状態見極めシステムでは、居宅に配置されたスイッチ手段が対象者により操作されると、操作が行われたことを、ネットワークを介して監視手段に送信する。そして、監視手段は、スイッチ手段の日常の操作状況の傾向に基づいて、日常の操作傾向と異なる操作を発見することで対象者の認知症を見極める。
特許文献2に記載の認知症診断支援システムでは、予め対象者のスケジュールを記憶し、この記憶されたスケジュールと、行動検知部により検知された対象者の行動とを比較することで、認知症を診断している。
特許文献3に記載の認知症リスク判定システムでは、対象者の睡眠時の生体データを、生体データ検出センサにより取得し、取得した生体データから、対象者の睡眠の深さ及び体動変化を含む睡眠データを生成し、生成した睡眠データに基づいて認知症のリスクを判定している。
特開2014−018341号公報 特開2016−221087号公報 特開2016−022310号公報
特許文献1では、対象者がスイッチ手段を操作することで、認知症を見極めることができるが、スイッチ手段を操作することを対象者に強いており、対象者にとっては煩わしいものであった。さらに、スイッチ手段を新たに設置する必要があり、コストがかかる。同様に、特許文献3では、生体センサを新たに設置する必要があり、コストがかかる。
特許文献2では、認知症と判断されないためには、予め記憶したスケジュール通りに行動することを対象者に強いており、対象者にとっては煩わしいものであった。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、新たな部品を設置せず、且つ、対象者に決められた行動を強いることなく、異常行動症状を監視することができる異常行動症状監視システムを提供することを目的とする。
本発明の異常行動症状監視システムは、対象者の異常行動症状を監視する異常行動症状監視システムであって、前記対象者が使用する住宅設備機器と、前記対象者の関係者が使用する外部通信機器と、前記住宅設備機器及び前記外部通信機器と外部ネットワークを介して通信可能なサーバとを備えており、前記住宅設備機器は、該住宅設備機器の操作部の操作履歴を示す操作情報を前記サーバに送信する機能を有するように構成されており、前記サーバは、前記住宅設備機器から受信した前記操作情報を記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された前記操作情報を解析することにより、前記住宅設備機器の操作部の操作が正常に行われているか否かを判定する第1解析手段と、前記第1解析手段により前記住宅設備機器の操作部の操作が正常でないと判定された場合に、前記対象者の異常行動症状の発現の可能性があることを示す異常信号を、前記外部ネットワークを介して前記外部通信機器に送信する制御手段とを有するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、住宅設備機器の操作部の操作履歴を示す操作情報を解析することにより、住宅設備機器の操作部の操作が正常であるか否かを判定し、正常でないと判定された場合に、対象者の異常行動症状の発現の可能性があることを示す異常信号を外部通信機器に送信するので、外部通信機器の所有者であり、対象者の関係者は、異常信号を外部通信機器で受信した場合には、対象者の異常行動症状の発現の可能性があることを知ることができる。
また、前記住宅設備機器は、前記操作情報を記憶する第2記憶手段と、前記第2記憶手段に記憶された前記操作情報を解析することにより、前記住宅設備機器の操作部の操作が正常に行われているか否かを判定する第2解析手段と、前記第2解析手段により前記住宅設備機器の操作部の操作が正常でないと判定された場合に、その旨を示す報知出力を前記対象者に対して発生する報知手段とを備えるように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、住宅設備機器の操作部の操作履歴を示す操作情報を解析することにより、住宅設備機器の操作部の操作が正常であるか否かを判定し、正常でないと判定された場合に、その旨を示す報知出力を対象者に対して発生するので、対象者は、操作情報が正常でないことを知ることができる。
本発明の一実施形態の異常行動症状監視システムの全体構成を概略的に示す図。 操作履歴データを示す図。 異常行動症状監視システムの制御処理を示すフローチャート。
図1に示すように、本発明の異常行動症状監視システム2は、浴室の浴槽(図示せず)の湯はり、追焚き等を行う風呂運転と、浴室及び台所等の給湯箇所への給湯を行う給湯運転とを実行可能な風呂給湯装置3(住宅設備機器)を備える。
また、異常行動症状監視システム2は、公衆通信網から構成される外部ネットワークNW(インターネット)を介して、風呂給湯装置3の台所リモコン13に接続される解析サーバ5を備える。
風呂給湯装置3は、熱源機11と、浴室に設置され、風呂給湯装置3の運転操作を入浴者が行うための浴室リモコン12と、浴室以外の箇所、例えば台所に設置され、風呂給湯装置3の運転操作を入浴者が行うための台所リモコン13とを備える。
浴室リモコン12又は台所リモコン13を操作することによって、風呂給湯装置3の各運転の実行指示、入浴者が希望する給湯温度あるいは浴槽内の湯温(風呂温度)の設定等を行うことが可能である。以下では、風呂温度の設定値を風呂設定温度と称する。
なお、風呂給湯装置3は、浴室リモコン12及び台所リモコン13以外の他の給湯・風呂運転用リモコンをさらに備えていてもよい。
熱源機11は、例えば、公知の構成のガス燃焼式の熱源機であり、図示を省略するバーナ(燃焼式加熱源)及び熱交換器等が搭載されている。
熱源機11は、熱源機11の作動制御を行う熱源機用マイコン16と、風呂給湯装置3の運転操作情報を解析する熱源機用解析部17(第2解析手段)と、風呂給湯装置3の操作データを記憶する熱源機用データベース18(第2記憶手段)とを備える。以下では、データベースをDBと称する。
さらに、熱源機11には、該熱源機11内に水道水等の給湯用水を導入する給水管と、熱源機11内で加熱した給湯用水(湯)を台所、浴室等の給湯箇所に供給する給湯管とが接続されていると共に、浴槽との間で温水を流通させる2本の浴槽配管(いずれも図示せず)が接続されている。
そして、熱源機11は、給湯運転時に、給水管から供給される給湯用水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱しつつ、加熱した給湯用水(湯)を、台所や浴室等の給湯箇所に給湯管を介して供給するという運転動作、浴槽の湯はり運転時に、給水管から供給される給湯用水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱しつつ、加熱した給湯用水(湯)を、浴槽に2本の浴槽配管の一方もしくは両方を介して供給するという運転動作、浴槽の追焚き運転時に、浴槽との間で2本の浴槽配管を介して温水を循環させつつ、該温水をバーナの燃焼熱により熱交換器を介して加熱するという運転動作等を実行可能である。
熱源機11の熱源機用マイコン16は、浴室リモコン12及び台所リモコン13と通信可能となるように有線接続されている。熱源機用マイコン16は、実装されたハードウェア構成及びプログラム(ソフトウェア構成)により実現される機能によって、浴室リモコン12又は台所リモコン13から与えられる運転指示データ等に応じて、熱源機11の作動制御を行う。
なお、熱源機11の熱源機用マイコン16と浴室リモコン12及び台所リモコン13との間の通信を、無線により行うようにしてもよい。
浴室リモコン12は、温度等の各種設定を行うための複数の操作ボタンから構成される浴室用操作部21と、浴室リモコン12を制御する浴室用マイコン22と、表示部23(報知手段)と、スピーカ24(報知手段)とを備える。
入浴者(ユーザ)が浴室用操作部21を操作して所定データ(風呂設定温度等)を入力すると、その操作データ(操作日時、操作内容)は浴室用マイコン22に送信される。浴室用マイコン22は、受信した操作データに基づいて、表示部23に風呂設定温度を表示し、スピーカ24に音声信号を送信し、スピーカ24から音声(例えば、風呂設定温度)を出力させる。これにより、入浴者は、風呂設定温度を確認することができる。なお、浴室用マイコン22は、台所リモコン13から操作データを受信した場合にも、同様の報知制御を行う。
また、浴室リモコン12は、操作データを熱源機11の熱源機用マイコン16及び台所リモコン13に送信する。熱源機用マイコン16は、受信した操作データに基づいて熱源機11を駆動する。
台所リモコン13は、温度等の各種設定を行うための複数の操作ボタンから構成される台所用操作部31と、台所リモコン13を制御する台所用マイコン32と、表示部33(報知手段)と、スピーカ34(報知手段)とを備える。
入浴者が台所用操作部31を操作して所定データ(風呂設定温度等)を入力すると、その操作データ(操作日時、操作内容)は台所用マイコン32に送信される。台所用マイコン32は、受信した操作データに基づいて、表示部33に風呂設定温度を表示し、スピーカ34に音声信号を送信し、スピーカ34から音声(例えば、風呂設定温度)を出力させる。これにより、入浴者は、風呂設定温度を確認することができる。なお、台所用マイコン32は、浴室リモコン12から操作データを受信した場合にも、同様の報知制御を行う。
また、台所リモコン13は、操作データを熱源機11の熱源機用マイコン16及び浴室リモコン12に送信する。熱源機用マイコン16は、受信した操作データに基づいて熱源機11を駆動する。
台所リモコン13は、外部ネットワークNWを介して、解析サーバ5と、入浴者を監視する監視者(対象者の関係者)の通信機器37とに接続されている。通信機器37は、例えばタブレット端末により構成され、表示部37aと、スピーカ37bとを備える。
図2に示すように、熱源機用マイコン16は、受信した操作データを操作履歴データとして熱源機用DB18に記憶する。操作履歴データは、No、日付、時間、操作内容を含み、所定日数(例えば、8日)分の操作データ(新たな操作データと過去1週間分の操作データ)から構成される。
熱源機用マイコン16は、新たな操作データを受信すると、操作履歴データを更新する。この更新により、NO.8である最も古い操作データが削除され、NO.1〜NO.7の操作データがNO.2〜NO.8にシフトされ、新たな操作データがNO.1として記憶される。
熱源機用解析部17は、新たな操作データを受信すると、その操作データを解析して、正常であるか否かを判定する。この解析として、例えば、熱源機用解析部17は、図2の新たな操作データ(NO.1)の湯はり開始時間が、図2の過去1週間分の操作データ(NO.2〜NO.8)のうちの最も早い時間の所定時間(例えば、60分)前の時間と、図2の過去1週間分の操作データのうちの最も遅い時間の所定時間(例えば、60分)後の時間との間の範囲(以下、正常範囲と称する)内である場合には、新たな操作データは正常であると判定する。
一方、新たな操作データの湯はり開始時間が正常範囲外である場合には、熱源機用解析部17は、新たな操作データは異常であると判定する。
図1に示すように、解析サーバ5は、熱源機11と、熱源機11を統括的に制御するサーバ用マイコン41と、風呂給湯装置3の操作データを解析するサーバ用解析部42(第1解析手段)と、風呂給湯装置3の操作データを記憶するサーバ用DB43(第1記憶手段)とを備える。なお、サーバ用解析部42は、熱源機用解析部17に比べて処理能力が高く、サーバ用DB43は、熱源機用DB18に比べて記憶容量が大きい。
サーバ用マイコン41は、台所リモコン13から受信した操作データを、図2と同様の操作履歴データとしてサーバ用DB43に記憶する。サーバ用解析部42は、新たな操作データを受信すると、その操作データを解析して、正常であるか否かを判定する。この解析として、例えば、サーバ用解析部42は、新たな操作データの湯はり開始時間が、過去の全て(例えば、設置後1年経過の場合、1年間分)の操作データの平均時間の所定時間(例えば、60分)前後の間の範囲(以下、サーバ用正常範囲と称する)内である場合には、新たな操作データは正常であると判定する。なお、サーバ用DB43は、熱源機用DB18(8日間分の操作データを記憶)に比べて記憶容量が大きいので、大量のデータ(例えば1年間分の操作データ)を記憶することができる。
次に、図3のフローチャートを参照して、浴槽の湯はりを行う場合の異常行動症状監視システム2の作動を説明する。
入浴者が浴室リモコン12を操作して、風呂設定温度での湯はり運転の実行を指示すると、熱源機11の熱源機用マイコン16に運転指示情報が送信され、熱源機用マイコン16は、運転指示情報に応じて、熱源機11の作動制御を行い、風呂設定温度での湯はり運転を実行させる(STEP1で「YES」)。
風呂設定温度での湯はり運転が実行される(STEP1で「YES」)と、浴室リモコン12は、風呂設定温度、操作日時、及び操作内容を含む操作データを熱源機11及び台所リモコン13に送信し、台所リモコン13は、受信した操作データを、外部ネットワークNWを介して解析サーバ5に送信する(STEP2)。
一方、風呂設定温度での湯はり運転が実行されていない場合(STEP1で「NO」)、再びSTEP1を行う。
熱源機11の熱源機用マイコン16は、受信した操作データを熱源機用DB18に記憶する(STEP3)。本実施形態では、新たに記憶した操作データは、図2の操作履歴データベースのNO.1のデータ(日付:2017.06.08、時間:9:50、操作内容:41°Cの湯はり開始)である。
熱源機11の熱源機用解析部17は、熱源機用DB18に記憶された操作データを解析して、新たな操作データが正常な情報であるか否かを判定する(STEP4)。
STEP4では、熱源機用解析部17は、図2の新たな操作データ(NO.1)の湯はり開始時間(9:50)が、図2の過去1週間分の操作データ(NO.2〜NO.8)のうちの最も早い時間(10:03)の60分前の時間(9:03)と、図2の過去1週間分の操作データのうちの最も遅い時間(10:55)の60分後の時間(11:55)との間の正常範囲(9:03〜11:55)内である場合には、新たな操作データは正常であると判定する。
一方、熱源機用解析部17は、新たな操作データの湯はり開始時間が正常範囲(9:03〜11:55)外である場合には、新たな操作データは異常であると判定する。例えば、新たな操作データの湯はり開始時間が、8:30や12:20の場合には、新たな操作データは異常であると判定する。
風呂給湯装置3の熱源機用解析部17により、新たな操作データが正常であると判定された場合(STEP5で「YES」)、処理を終了する。
一方、風呂給湯装置3の熱源機用解析部17により、新たな操作データが異常であると判定された場合(STEP5で「NO」)、風呂給湯装置3の熱源機用マイコン16は、新たな操作データが異常であることを示す操作異常信号を浴室リモコン12及び台所リモコン13に送信する。
浴室リモコン12は、受信した操作異常信号に応じて、異常な操作であることを示すコメント(例えば、「異常な操作です」)を表示部23に表示し、異常な操作であることを示す音声をスピーカ24かを出力させる(STEP6)。
(STEP6)。
また、STEP6では、台所リモコン13は、受信した操作異常信号に応じて、異常な操作であることを示すコメント(例えば、「異常な操作です」)を表示部33に表示し、異常な操作であることを示す音声をスピーカ34から出力させる。これにより、入浴者は、操作が異常であることを知ることができる。なお、浴室リモコン12の表示部23、及び、台所リモコン13の表示部33には、認知症等の異常行動症状の発現の可能性があることは表示しない。これは、入浴者にショックを与えるのを防ぐためである。なお、STEP3〜STEP6は、行わなくてもよい。
一方、解析サーバ5のサーバ用マイコン41は、受信した新たな操作データをサーバ用DB43に記憶する(STEP7)。
解析サーバ5のサーバ用解析部42は、新たな操作データを解析して、正常であるか否かを判定する(STEP8)。
STEP8では、サーバ用解析部42は、図2の新たな操作データ(NO.1)の湯はり開始時間(9:50)が、図2の過去1年間分の操作データ(NO.2〜NO.8を含む過去1年間分)の平均時間(例えば、10:28)の60分前後の間のサーバ用正常範囲(9:28〜11:28)内である場合には、新たな操作データは正常であると判定する。
一方、サーバ用解析部42は、新たな操作データの湯はり開始時間がサーバ用正常範囲(9:28〜11:28)外である場合には、新たな操作データは異常であると判定する。例えば、新たな操作データの湯はり開始時間が、8:30や12:20の場合には、新たな操作データは異常であると判定する。
解析サーバ5のサーバ用解析部42により、新たな操作データが正常であると判定された場合(STEP9で「YES」)、処理を終了する。
一方、解析サーバ5のサーバ用解析部42により、新たな操作データが異常であると判定された場合(STEP9で「NO」)、解析サーバ5は、新たな操作データが異常であり、認知症等の異常行動症状の発現の可能性があることを示す行動異常信号を、外部ネットワークNWを介して監視者の通信機器37に送信する(STEP10)。
また、STEP10において、通信機器37は、受信した行動異常信号に応じて、異常な操作であり、異常行動症状の発現の可能性があることを示すコメント(例えば、「異常な操作です、異常行動症状の発現の可能性があります」)を表示部37aに表示し、さらに、異常な操作であり、異常行動症状の発現の可能性があることを示す音声(例えば、「異常な操作です、異常行動症状の発現の可能性があります」)をスピーカ37bから出力させる。これにより、監視者は、操作が異常であり、異常行動症状の発現の可能性があることを知ることができる。
なお、STEP3〜STEP6は行わなくてもよいとしているが、その場合のSTEP10を実行した後に、STEP6と同様、浴室リモコン12による操作が異常であることの報知を行ってもよい。
このように、浴室リモコン12の操作データに基づいて、異常行動症状を監視することができるので、新たな部品を設置せず、且つ、対象者に決められた行動を強いることなく、異常行動症状を監視することができる。
また、サーバ用DB43は、熱源機用DB18に比べて記憶容量が大きいので、大量のデータを記憶することができる。さらに、サーバ用解析部42は、熱源機用解析部17に比べて処理能力が高い。これにより、解析サーバ5では、熱源機11に比べて高度な検索を行うことができ、精度よく異常の判定を行うことができる。
なお、上記実施形態では、風呂給湯装置の操作データが正常であるか否かを解析・判定しているが、住宅設備機器であれば実施可能であり、例えば、ガスコンロやガス衣類乾燥機等の操作データ(例えば、1日における使用開始時間や、1日における操作回数等)が正常であるか否かを解析・判定してもよい。
上記実施形態では、浴室リモコン12を操作して湯はりを開始した時間に基づいて、異常行動症状の発現の可能性を判定しているが、これに限らず、湯はり温度に基づいて、異常行動症状の発現の可能性を判定するようにしてもよい。さらに、追焚きを行うための操作データに基づいて、異常行動症状の発現の可能性を判定するようにしてもよい。
上記実施形態では、熱源機に解析部とDBとを設けているが、浴室リモコンや台所リモコンに解析部とDBとを設けるようにしてもよい。
2…異常行動症状監視システム、3…風呂給湯装置(住宅設備機器)、5…解析サーバ、11…熱源機、12…浴室リモコン、13…台所リモコン、16…熱源機用マイコン、17…熱源機用解析部(第2解析手段)、18…熱源機用DB(第2記憶手段)、21…浴室用操作部、22…浴室用マイコン、23,33…表示部(報知手段)、24,34…スピーカ(報知手段)、37…通信機器(外部通信機器)、41…サーバ用マイコン、42…サーバ用解析部(第1解析手段)、43…サーバ用DB(第1記憶手段)

Claims (2)

  1. 対象者の異常行動症状を監視する異常行動症状監視システムであって、
    前記対象者が使用する住宅設備機器と、前記対象者の関係者が使用する外部通信機器と、前記住宅設備機器及び前記外部通信機器と外部ネットワークを介して通信可能なサーバとを備えており、
    前記住宅設備機器は、該住宅設備機器の操作部の操作履歴を示す操作情報を前記サーバに送信する機能を有するように構成されており、
    前記サーバは、前記住宅設備機器から受信した前記操作情報を記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶された前記操作情報を解析することにより、前記住宅設備機器の操作部の操作が正常に行われているか否かを判定する第1解析手段と、前記第1解析手段により前記住宅設備機器の操作部の操作が正常でないと判定された場合に、前記対象者の異常行動症状の発現の可能性があることを示す異常信号を、前記外部ネットワークを介して前記外部通信機器に送信する制御手段とを有するように構成されていることを特徴とする異常行動症状監視システム。
  2. 請求項1に記載の異常行動症状監視システムにおいて、
    前記住宅設備機器は、前記操作情報を記憶する第2記憶手段と、前記第2記憶手段に記憶された前記操作情報を解析することにより、前記住宅設備機器の操作部の操作が正常に行われているか否かを判定する第2解析手段と、前記第2解析手段により前記住宅設備機器の操作部の操作が正常でないと判定された場合に、その旨を示す報知出力を前記対象者に対して発生する報知手段とを備えるように構成されていることを特徴とする異常行動症状監視システム。
JP2017130641A 2017-07-03 2017-07-03 異常行動症状監視システム Active JP6917808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017130641A JP6917808B2 (ja) 2017-07-03 2017-07-03 異常行動症状監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017130641A JP6917808B2 (ja) 2017-07-03 2017-07-03 異常行動症状監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019015415A true JP2019015415A (ja) 2019-01-31
JP6917808B2 JP6917808B2 (ja) 2021-08-11

Family

ID=65358436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017130641A Active JP6917808B2 (ja) 2017-07-03 2017-07-03 異常行動症状監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6917808B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010178920A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Anthrax Spores Killer Co Ltd 認知症・物忘れ検査装置
US20140370469A1 (en) * 2013-06-12 2014-12-18 International Business Machines Corporation Utilizing appliance operating patterns to detect cognitive impairment
JP2017104289A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 株式会社東芝 認知症判定装置、認知症判定システム、認知症判定方法、およびプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010178920A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Anthrax Spores Killer Co Ltd 認知症・物忘れ検査装置
US20140370469A1 (en) * 2013-06-12 2014-12-18 International Business Machines Corporation Utilizing appliance operating patterns to detect cognitive impairment
JP2017104289A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 株式会社東芝 認知症判定装置、認知症判定システム、認知症判定方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6917808B2 (ja) 2021-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160358443A1 (en) Managing a smart appliance with a mobile device
EP1861839B1 (en) Accessory controlling and tracking the operation of household appliances and entertainment equipment
WO2014178920A2 (en) Intelligent electronic water flow regulation system
JP2015223362A (ja) 電子装置、入浴管理プログラムおよび給湯システム
JP2012017880A (ja) 給湯システム
JP2007167619A (ja) 電気炊飯器の自己診断情報処理システム
JP2015046950A (ja) 宅内機器、ホームシステム、制御方法、および、プログラム
JP6445815B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
US20220317643A1 (en) System And Method For Providing Notifications
JP2014212496A (ja) 冷凍サイクル機器の遠隔制御システム
WO2016147298A1 (ja) 推薦装置、推薦決定方法、およびコンピュータプログラム
JP2019114107A (ja) 浴室見守り装置及び方法、外部機器並びにプログラム
JP6906387B2 (ja) 浴室監視システム及び浴室監視機能付き給湯装置
JP2019015415A (ja) 異常行動症状監視システム
JP5592730B2 (ja) 電気料金可視化装置
WO2018146184A1 (en) A method and apparatus for monitoring a subject
JP6617083B2 (ja) 宅内機器制御装置及び宅内機器制御システム
JP2011239924A (ja) 入浴方法アドバイス方法および入浴方法アドバイスシステム
JP2019015444A (ja) 浴室システム
JP6920903B2 (ja) 風呂システム
WO2014174766A1 (ja) 情報管理方法
JP7398230B2 (ja) 住居内アシストシステム及び住居内アシスト方法
JP5331336B2 (ja) 警備装置および方法
JP2003303019A (ja) 装置監視システム、装置監視方法、及びプログラム
GB2564230A (en) Automatic assistance for a kitchen appliance

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6917808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250