JP2019012917A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーによる装置の利用を阻害することなく遠隔制御を受けることが可能な画像処理装置を提供すること。【解決手段】制御装置5は、通信装置6を通じて予め定められた管理装置8から遠隔制御コマンドCM0を受信した場合に、前記遠隔制御コマンドCM0に従って自装置を制御する。人感センサー7は、自装置の前に存在する人を検知する。前記制御装置5は、ジョブ処理装置によりジョブが実行されている状態、または、前記人感センサー7により人が検知されている状態を含む特定状態が生じているときに、前記遠隔制御コマンドに従った制御の実行を制限する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置に関する。
プリンターまたは複写機などの画像処理装置において、人感センサーが人を検知した場合に、制御部が、表示装置などの機器への給電を開始することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−113823号公報
ところで、前記画像処理装置が、遠隔制御によってメンテナンスされることが考えられる。前記遠隔制御は、前記画像処理装置における異常の発生の回避または異常からの早期復旧に寄与する。しかしながら、ユーザーによる前記画像処理装置の利用が、前記遠隔制御によって阻害されることは望ましくない。
本発明の目的は、ユーザーによる装置の利用を阻害することなく遠隔制御を受けることが可能な画像処理装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、ジョブ処理装置と、通信装置と、制御装置と、人感センサーと、を備える。前記ジョブ処理装置は、画像処理に関するジョブを実行する。前記通信装置は、ネットワークを通じて他装置との間で通信を行う。前記制御装置は、前記通信装置を通じて予め定められた管理装置から遠隔制御コマンドを受信した場合に、前記遠隔制御コマンドに従って自装置を制御する。前記人感センサーは、自装置の前に存在する人を検知する。前記制御装置は、前記ジョブ処理装置により前記ジョブが実行されている状態、または、前記人感センサーにより人が検知されている状態を含む特定状態が生じているときに、前記遠隔制御コマンドに従った制御の実行を制限する。
本発明によれば、ユーザーによる装置の利用を阻害することなく遠隔制御を受けることが可能な画像処理装置を提供することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る画像処理装置のブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る画像処理装置における第1遠隔制御管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図3は、第2実施形態に係る画像処理装置における第2遠隔制御管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図4は、第3実施形態に係る画像処理装置における第3遠隔制御管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態:画像処理装置10の構成]
第1実施形態に係る画像処理装置10は、シート92に画像を形成する印刷処理および原稿91から画像を読み取る画像読取処理などの画像処理に関するジョブを実行する装置である(図1参照)。例えば、画像処理装置10は、複写機または複写機能およびファクシミリ通信装置能を有する複合機などである。
本実施形態において、画像処理装置10は、インターネットまたはWAN(Wide Area Network)などのネットワーク80を通じて、予め定められた管理装置8などの他装置と通信可能である。管理装置8は、画像処理装置10と通信可能なコンピューターである。
管理装置8は、画像処理装置10のメンテナンスを担当する事業所に設置されている。メンテナンス事業者は、管理装置8から画像処理装置10をリモート制御することにより、画像処理装置10の状態を確認し、さらに、画像処理装置10にプログラムのバージョンアップ処理または画像調整処理などを実行させる。
図1に示されるように、画像処理装置10は、画像読取装置1、画像形成装置2,ユーザーインターフェイスユニット3、二次記憶装置4、制御装置5および通信装置6などを備える。
ユーザーインターフェイスユニット3は、操作器3aおよび表示装置3bを含むユーザーインターフェイスである。操作器3aは、ユーザーの操作を受け付ける装置であり、例えばタッチパネルを含む。表示装置3bは、情報を表示可能な液晶パネルなどの表示パネルを含む。
通信装置6は、ネットワーク80を通じて管理装置8などの前記他装置との間で通信を行う通信インターフェイスデバイスである。制御装置5は、前記他装置との間のデータの送信および受信の全てを通信装置6を通じて行う。
二次記憶装置4は、コンピューター読み取り可能な不揮発性のデータ記憶装置である。二次記憶装置4は、プログラムおよび各種のデータを記憶可能である。例えば、ハードディスクドライブおよびSSD(Solid State Drive)の一方または両方の組合せが、二次記憶装置4として採用される。
画像読取装置1は、原稿91の画像を読み取る読取処理を実行する装置である。画像読取装置1は、光源1a、走査機構1b、イメージセンサー1cおよびAFE(Analog Front End)1dなどを備える。
光源1aは、原稿91に対して光を出射する。走査機構1bは、光源1aの光を原稿91に対して走査させる。イメージセンサー1cは、原稿91からの反射光を受光し、受光量の検出信号を画像信号として出力する。
AFE(1d)は、前記画像信号をデジタルの画像データへ変換する。以下の説明において、画像読取装置1の前記読取処理によって原稿91から読み取られた画像のことを読取画像と称する。
画像形成装置2は、電子写真方式またはインクジェット方式などの予め定められた方式でシート92に画像を形成する印刷処理を実行する装置である。本実施形態において、画像形成装置2は、前記読取画像のデータまたは通信装置6を通じて前記他装置から受信した受信印刷データに基づいて前記印刷処理を実行可能である。
例えば、画像形成装置2が電子写真方式で前記印刷処理を実行する装置である場合、画像形成装置2は、シート搬送機構2a、感光体2b、帯電装置2c、レーザースキャニングユニット2d、現像装置2e、転写装置2fおよび定着装置2gなどを備える。
シート搬送機構2aは、予め定められた経路に沿ってシート92を搬送する。帯電装置2cは、感光体2bの表面を帯電させる。レーザースキャニングユニット2dは、帯電した感光体2bの表面に静電潜像を書き込む。
現像装置2eは、感光体2b上の前記静電潜像をトナー像へ現像する。転写装置2fは、感光体2b上の前記トナー像をシート92に転写する。定着装置2gは、シート92上の前記トナー像を加熱することにより、前記トナー像をシート92に定着させる。
制御装置5は、各種の演算、データ処理および画像処理装置10が備える各種の電気機器の制御を実行する。制御装置5は、画像読取装置1、画像形成装置2、ユーザーインターフェイスユニット3および通信装置6との間でデータおよび制御信号の受け渡しが可能である。
制御装置5は、CPU51、RAM(Random Access Memory)52および画像データ処理装置53を含む。CPU51は、二次記憶装置4などに記憶されたプログラムを実行することにより、ジョブ制御およびその他の制御を実行する。CPU51は、さらにユーザーインターフェイスユニット3および通信装置6を制御する。
前記ジョブ制御は、画像処理に関する各種のジョブを画像読取装置1および画像形成装置2の一方または両方に実行させる処理である。例えば、読取ジョブ、印刷ジョブおよびコピージョブなどが、前記ジョブの一例である。
前記読取ジョブは、画像読取装置1による前記画像読取処理である。前記印刷ジョブは、画像形成装置2による前記受信印刷データに基づく前記印刷処理である。前記コピージョブは、画像読取装置1による前記画像読取処理と、画像形成装置2による前記読取画像のデータに基づく前記印刷処理とを含む。
また、CPU51は、前記ジョブの条件を操作器3aに対する操作に応じて設定し、設定された前記ジョブの条件を表示装置3bに表示させる処理も実行する。例えば、前記ジョブの条件は、原稿91の片面および両面のいずれを前記読取処理の対象とするかを指定する条件、および前記印刷処理においてモノクロ印刷およびカラー印刷のいずれを行うかを指定する条件などを含む。
また、CPU51は、省電力制御を実行する。前記省電力制御は、画像処理装置10を状況に応じて前記ジョブの実行が可能な通常状態と、前記通常状態よりも電力消費が小さい低電力状態とに切り替える処理である。
例えば、CPU51は、前記低電力状態において、画像読取装置1、画像形成装置2および表示装置3bへの給電を遮断する。さらに、CPU51は、前記低電力状態において、自らも通常モードよりも電力消費が小さいスリープモードで動作する。例えば、CPU51は、前記スリープモードにおいて、前記通常モードよりも低い周波数のクロックで動作する。
なお、CPU51は、画像処理装置10が前記低電力状態であるときも、通信装置6を通じて遠隔制御コマンドCM0を受信することができる。
CPU51は、予め定められたスリープ条件が成立した場合に、画像処理装置10を前記通常状態から前記低電力状態へ移行させる。例えば、前記スリープ条件が、前記ジョブが実行されない状態が予め定められた時間継続したという条件であることが考えられる。
また、CPU51は、予め定められた復帰条件が成立した場合に、画像処理装置10を前記低電力状態から前記通常状態へ移行させる。例えば、前記復帰条件が、操作器3aに対する操作が行われたという条件と、通信装置6を通じて前記他装置から前記受信印刷データを受信したという条件とのOR条件であることが考えられる。
さらに、CPU51は、通信装置6を通じて管理装置8との間でデータ通信を行う。例えば、CPU51は、通信装置6を通じて予め定められた管理装置8から遠隔制御コマンドCM0を受信した場合に、遠隔制御コマンドCM0に従って画像処理装置10が備える機器を制御する。
なお、DSP(Digital Signal Processor)などの他のプロセッサーが、CPU51の代わりに前記ジョブ制御およびその他の処理を実行することも考えられる。
RAM52は、CPU51が実行する前記プログラムおよびCPU51が前記プログラムを実行する過程で出力および参照するデータを一次記憶する記憶装置である。
画像データ処理装置53は、前記読取画像のデータおよび前記受信印刷データについての加工処理またはデータ変換処理などの画像処理を実行する。例えば、画像データ処理装置53は、前記読取画像データまたは前記受信印刷データを印刷用のラスタデータへ変換する処理などを実行する。
例えば、画像データ処理装置53は、DSPなどのプロセッサーおよびASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの集積回路の一方または両方によって実現される。
以下の説明において、画像処理に関する前記ジョブを実行する画像読取装置1、画像形成装置2、ユーザーインターフェイスユニット3、通信装置6および画像データ処理装置53のことを、ジョブ処理装置と称する。
ところで、画像処理装置10が、管理装置8を利用した遠隔制御によってメンテナンスされる場合、前記遠隔制御は、画像処理装置10における異常の発生の回避または異常からの早期復旧に寄与する。しかしながら、ユーザーによる画像処理装置10の利用が、前記遠隔制御によって阻害されることは望ましくない。
画像処理装置10は、後述する第1遠隔制御管理処理を実行することにより、前記ユーザーによる画像処理装置10の利用を阻害することなく前記遠隔制御を受けることが可能である。
画像処理装置10は、人感センサー7をさらに備える。人感センサー7は、画像処理装置10の前に存在する人を検知するセンサーである。例えば、人感センサー7が、赤外線センサーまたは超音波センサーなどであることが考えられる。
[第1遠隔制御管理処理]
以下、図2に示されるフローチャートを参照しつつ、第1実施形態に係る画像処理装置10における前記第1遠隔制御管理処理の手順の一例について説明する。以下の説明において、S101,S102,…は、前記第1遠隔制御管理処理において実行される工程の識別符号を表す。
CPU51は、通信装置6を通じて管理装置8から遠隔制御コマンドCM0を受信した場合に、前記第1遠隔制御管理処理を開始する。
<工程S101,S102>
前記第1遠隔制御管理処理において、まず、CPU51は、前記ジョブ処理装置がジョブ実行状態であるか否かを判定する処理(S101)と、人感センサー7が人検知状態であるか否かを判定する処理(S102)とを実行する。
前記ジョブ実行状態は、前記ジョブ処理装置により前記ジョブが実行されている状態である。前記人検知状態は、人感センサー7により人が検知されている状態である。以下の説明において、前記ジョブ実行状態および前記人検知状態の少なくとも一方が検知された状態のことを特定状態と称する。
CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態であると判定した場合、処理を工程S104へ移行させ、そうではない場合、処理を工程S103へ移行させる。
<工程S103>
工程S103において、CPU51は、遠隔制御コマンドCM0に従った全ての制御を実行し、前記第1遠隔制御管理処理を終了させる。
<工程S104>
工程S104において、CPU51は、遠隔制御コマンドCM0が指示する制御が、予め定められた許容制御を含むか否かを判定する。前記許容制御は、前記ジョブ処理装置が前記ジョブを実行しているときに並行して実行されても、前記ジョブの結果および前記ジョブの実行に要する時間への影響がない処理、または、前記影響が小さい処理である。
前記許容制御は、前記ジョブの種類に応じて予め定められている。CPU51は、遠隔制御コマンドCM0が指示する制御が、実行中の前記ジョブの種類に応じた前記許容制御を含むか否かを判定する。
例えば、実行中の前記ジョブが前記読取ジョブである場合の前記許容制御が、帯電電圧および現像バイアス電圧などの画像形成装置2に関する制御パラメーターの変更、および、画像形成装置2に関する制御プログラムの新バージョンへの更新などを含むことが考えられる。
また、実行中の前記ジョブが前記印刷ジョブである場合の前記許容制御が、画像読取装置1における画像の読み取り色を調整する読取色調整処理、および、画像読取装置1に関する制御プログラムの新バージョンへの更新などを含むことが考えられる。
一方、遠隔制御コマンドCM0によって指示される制御が、前記許容制御以外の禁止制御を含む場合がある。例えば、前記制御プログラムが新バージョンへ更新された後に、画像処理装置10を再起動させるリセット処理は、前記禁止制御の一例である。前記リセット処理は、実行中の前記ジョブの種類に関わらず常に前記禁止制御である。
そして、CPU51は、遠隔制御コマンドCM0が指示する制御が前記許容制御を含むと判定した場合、処理を工程S105へ移行させ、そうでない場合、処理を工程S107へ移行させる。
本実施形態において、CPU51は、前記特定状態が生じているときに、遠隔制御コマンドCM0に従った制御のうち前記許容制御以外の制御の実行を制限する(S106)。
<工程S105,S106>
工程S105において、CPU51は、前記許容制御を実行する(S105)。前記許容制御は、遠隔制御コマンドCM0によって指示される制御の一部または全部である。
さらに、CPU51は、遠隔制御コマンドCM0によって指示される制御のうち前記許容制御以外の前記禁止制御を、実行せずに一次保留する(S106)。その後、CPU51は、処理を工程S108,S109へ移行させる。
<工程S107>
工程S107において、CPU51は、遠隔制御コマンドCM0によって指示される全ての制御を、実行せずに一次保留する。その後、CPU51は、処理を工程S108,S109へ移行させる。
<工程S108,S109>
工程S106またはS107に続いて、CPU51は、工程S101,S102と同様に、画像処理装置10が前記特定状態であるか否かを判定する。
CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態ではなくなったと判定するまで、画像処理装置10が前記特定状態であるか否かの判定を繰り返す。そして、CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態ではなくなったと判定すると、処理を工程S110へ移行させる。
<工程S110>
工程S110において、CPU51は、工程S106または工程S107において保留した前記禁止制御を実行する。その後、CPU51は、前記第1遠隔制御管理処理を終了させる。
画像処理装置10は、前記第1遠隔制御管理処理を実行することにより、前記ユーザーによる自装置の利用を阻害することなく管理装置8からの遠隔制御を受けることができる。
また、本実施形態において、CPU51は、前記特定状態が生じているときに制限した前記禁止制御を、前記特定状態が終了した後に自動的に実行する(S110)。これにより、管理装置8の操作員は、画像処理装置10の前記特定状態が終了するまで待ち続ける必要がない。
さらに、本実施形態において、CPU51は、前記特定状態が生じているときに受信した遠隔制御コマンドCM0が前記許容制御およびその他の前記禁止制御を指示するコマンドである場合に、前記特定状態の終了を待たずに前記許容制御を実行する(S105)。さらに、CPU51は、前記特定状態が終了した後に前記禁止の制御を実行する(S110)。
従って、CPU51は、前記ユーザーによる画像処理装置10の利用を阻害することなく、遠隔制御コマンドCM0によって指示される制御より速やかに実行することができる。
[第2実施形態:第2遠隔制御管理処理]
次に、図3に示されるフローチャートを参照しつつ、第2実施形態に係る画像処理装置10における第2遠隔制御管理処理の手順の一例について説明する。以下の説明において、S201,S202,…は、前記第2遠隔制御管理処理において実行される工程の識別符号を表す。
CPU51は、通信装置6を通じて管理装置8から遠隔制御コマンドCM0を受信した場合に、前記第2遠隔制御管理処理を開始する。
<工程S201,S202>
前記第2遠隔制御管理処理において、まず、CPU51は、図2の工程S101,S102と同様に、前記ジョブ処理装置が前記ジョブ実行状態であるか否かを判定する処理(S201)と、人感センサー7が前記人検知状態であるか否かを判定する処理(S202)とを実行する。これにより、画像処理装置10が前記特定状態であるか否かが判定される。
CPU51は、人感センサー7が前記人検知状態であると判定した場合、処理を工程S203へ移行させる。また、CPU51は、前記ジョブ処理装置が前記ジョブ実行状態であると判定した場合、処理を工程S206へ移行させる。一方、CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態ではないと判定した場合、処理を工程S205へ移行させる。
<工程S203>
工程S202において人感センサー7が前記人検知状態であると判定された場合、表示装置3bが、CPU51の指令に従って、遠隔制御の可否を問う可否通知を出力する。
即ち、表示装置3bは、人感センサー7により人が検知されているときに遠隔制御コマンドCM0が通信装置6によって受信された場合に、前記可否通知を出力する。なお、表示装置3bは、通知装置の一例である。
<工程S204>
さらに、CPU51は、操作器3aが前記可否通知に対する許可操作または不可操作を受け付けたか否かを判定する。なお、操作器3aは、操作入力装置の一例である。
前記許可操作は、前記ユーザーが遠隔制御コマンドCM0に従った制御の実行を優先することを許可する意思を表す操作である。一方、前記不可操作は、前記ユーザーが遠隔制御コマンドCM0に従った制御よりも自らによる画像処理装置10の利用を優先したい意思を表す操作である。
CPU51は、前記許可操作が操作器3aによって受け付けられたと判定した場合、処理を工程S205へ移行させる。一方、CPU51は、前記不可操作が操作器3aによって受け付けられたと判定した場合、処理を工程S206へ移行させる。
<工程S205>
工程S205において、CPU51は、前記特定状態の終了を待たずに、遠隔制御コマンドCM0に従った全ての制御を実行し、前記第2遠隔制御管理処理を終了させる。
<工程S206>
工程S205において、CPU51は、遠隔制御コマンドCM0によって指示される全ての制御を、実行せずに一次保留する。その後、CPU51は、処理を工程S207,S208へ移行させる。
<工程S207,S208>
工程S206に続いて、CPU51は、工程S201,S202と同様に、画像処理装置10が前記特定状態であるか否かを判定する。
CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態ではなくなったと判定するまで、画像処理装置10が前記特定状態であるか否かの判定を繰り返す。そして、CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態ではなくなったと判定すると、処理を工程S209へ移行させる。
<工程S209>
工程S209において、CPU51は、工程S206において保留した制御を実行する。その後、CPU51は、前記第2遠隔制御管理処理を終了させる。即ち、CPU51は、操作器3aにより前記可否通知に対する前記不可操作が受け付けられた場合に、前記特定状態が終了した後に遠隔制御コマンドCM0に従った制御を実行する(S209)。
本実施形態が採用される場合も、画像処理装置10は、前記ユーザーによる自装置の利用を阻害することなく管理装置8からの遠隔制御を受けることができる。
また、本実施形態においては、前記ユーザーが許容すれば、遠隔制御コマンドCM0に従った制御が速やかに実行される(S205)。
[第3実施形態:第3遠隔制御管理処理]
次に、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、第3実施形態に係る画像処理装置10における第3遠隔制御管理処理の手順の一例について説明する。以下の説明において、S301,S302,…は、前記第3遠隔制御管理処理において実行される工程の識別符号を表す。
CPU51は、通信装置6を通じて管理装置8から遠隔制御コマンドCM0を受信した場合に、前記第3遠隔制御管理処理を開始する。
<工程S301,S302>
前記第3遠隔制御管理処理において、まず、CPU51は、図2の工程S101,S102と同様に、前記ジョブ処理装置が前記ジョブ実行状態であるか否かを判定する処理(S201)と、人感センサー7が前記人検知状態であるか否かを判定する処理(S202)とを実行する。これにより、画像処理装置10が前記特定状態であるか否かが判定される。
CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態であると判定した場合、処理を工程S304へ移行させる。一方、CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態ではないと判定した場合、処理を工程S303へ移行させる。
<工程S303>
工程S303において、CPU51は、遠隔制御コマンドCM0に従った全ての制御を実行し、前記第3遠隔制御管理処理を終了させる。
<工程S304>
工程S304において、CPU51は、遠隔制御コマンドCM0によって指示される全ての制御を、実行せずに一次保留する。
<工程S305,S306>
工程S304に続いて、CPU51は、工程S301,S302と同様に、画像処理装置10が前記特定状態であるか否かを判定する。
CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態ではなくなったと判定するまで、画像処理装置10が前記特定状態であるか否かの判定を繰り返す。そして、CPU51は、画像処理装置10が前記特定状態ではなくなったと判定すると、処理を工程S307へ移行させる。
<工程S307>
工程S307において、CPU51は、工程S304において保留した制御を実行する。その後、CPU51は、前記第3遠隔制御管理処理を終了させる。
本実施形態において、CPU51は、遠隔制御コマンドCM0を受信したときに画像処理装置10が前記特定状態である場合、遠隔制御コマンドCM0によって指示される全ての制御を保留する。
本実施形態が採用される場合も、画像処理装置10は、前記ユーザーによる自装置の利用を阻害することなく管理装置8からの遠隔制御を受けることができる。
[応用例]
第1実施形態において、図2の工程S108,S109の処理が実行される前に、表示装置3bが、CPU51の指令に従って、前記可否通知を出力することが考えられる。この場合、CPU51は、操作器3aが前記可否通知に対する前記許可操作または前記不可操作を受け付けたか否かを判定する。
さらに、CPU51は、前記不可操作が操作器3aによって受け付けられたと判定した場合に、工程S108,S109をスキップして工程S110の処理を実行し、そうでない場合、処理を工程S108,S109へ移行させる。
本応用例においては、前記ユーザーが許容すれば、遠隔制御コマンドCM0に従った前記禁止制御が速やかに実行される。
1 :画像読取装置
1a :光源
1b :走査機構
1c :イメージセンサー
2 :画像形成装置
2a :シート搬送機構
2b :感光体
2c :帯電装置
2d :レーザースキャニングユニット
2e :現像装置
2f :転写装置
2g :定着装置
3 :ユーザーインターフェイスユニット
3a :操作器
3b :表示装置
4 :二次記憶装置
5 :制御装置
6 :通信装置
7 :人感センサー
8 :管理装置
10 :画像処理装置
51 :CPU
52 :RAM
53 :画像データ処理装置
80 :ネットワーク
91 :原稿
92 :シート
CM0 :遠隔制御コマンド

Claims (4)

  1. 画像処理に関するジョブを実行するジョブ処理装置と、
    ネットワークを通じて他装置との間で通信を行う通信装置と、
    前記通信装置を通じて予め定められた管理装置から遠隔制御コマンドを受信した場合に、前記遠隔制御コマンドに従って自装置を制御する制御装置と、
    自装置の前に存在する人を検知する人感センサーと、を備え、
    前記制御装置は、前記ジョブ処理装置により前記ジョブが実行されている状態、または、前記人感センサーにより人が検知されている状態を含む特定状態が生じているときに、前記遠隔制御コマンドに従った制御の実行を制限する、画像処理装置。
  2. 前記制御装置は、前記特定状態が生じているときに制限した前記遠隔制御コマンドに従った制御を、前記特定状態が終了した後に実行する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御装置は、前記特定状態が生じているときに受信した前記遠隔制御コマンドが予め定められた許容制御およびその他の制御を指示するコマンドである場合に、前記特定状態の終了を待たずに前記許容制御を実行し、前記特定状態が終了した後に前記その他の制御を実行する、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記人感センサーにより人が検知されているときに前記遠隔制御コマンドが受信された場合に、遠隔制御の可否を問う可否通知を出力する通知装置と、
    前記可否通知に対する許可操作または不可操作を受け付ける操作入力装置と、をさらに備え、
    前記制御装置は、前記操作入力装置により前記許可操作が受け付けられた場合に、前記特定状態の終了を待たずに前記遠隔制御コマンドに従った制御を実行し、前記操作入力装置により前記不可操作が受け付けられた場合に、前記特定状態が終了した後に前記遠隔制御コマンドに従った制御を実行する、請求項1に記載の画像処理装置。
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