JP2019012523A - リメイク支援システム及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 販売されたジュエリー等の商品についてリメイクの手続を容易に実現できるリメイク支援システム及びそのプログラムを提供する。【解決手段】 販売されたジュエリー等の商品には商品ID(個別識別番号)と購入年月日が付与されており、購入者から商品をプレゼントされた使用者が、リメイク受付処理サーバ1にアクセスして、商品IDと購入年月日、使用者の氏名、住所、電子メールアドレス、アップグレードに関する情報を入力してリメイク申込を行うと、リメイク受付処理サーバ1が、入力された商品IDと購入年月日から販売された商品の商品情報を取得し、アップグレードに関する情報を参照して、リメイクに関する費用を使用者に通知して決済を促すものである。【選択図】 図1

Description

本発明は、ジュエリー等の商品のリメイクを支援するシステムに係り、特に、リメイクの手続を容易に行うことができるリメイク支援システム及びそのプログラムに関する。
[従来の技術]
従来、商品の作製をオンラインで行うシステムが提供され、また、ジュエリー等の販売、品質保証もネットワークを介して行うシステムが提供されている。
[関連技術]
尚、関連する先行技術文献として、特開2010−163731号公報「パターン生成装置及びその方法、並びに手袋注文製作装置及びその方法」(特許文献1)、特開2004−086828号公報「宝石の品質保証と盗難防止システム」(特許文献2)、特表2014−531075号公報「リモートコンサルタントとの双方向通信セッションを提供する為の方法及びシステム」(特許文献3)がある。
特許文献1には、計測注文処理装置から顧客情報と人体をスキャンしたデータを入力し、パターン生成装置で手袋製作のパターン情報を生成し、皮革加工装置に手袋製作を要求する注文管理サーバが記載されている。
つまり、特許文献1には、商品の製作をオンラインで行うシステムが示されている。
特許文献2には、ダイアモンドの表面にマークをレーザで書き込み、そのマークを読み込んでホストコンピュータにアクセスすると、宝石の鑑定結果等の情報を入手できる宝石情報オンラインシステムが記載されている。
つまり、特許文献2には、ジュエリーの品質保証のシステムが示されている。
特許文献3には、オンラインでジュエリーを販売するために、条件入力で宝石の選択を容易にし、選択した宝石についてジュエリーコンサルタントと双方向の通信を行い、購入者はコンサルタントに相談できるシステムが記載されている。
つまり、特許文献3には、ジュエリーの販売促進のシステムが示されている。
特開2010−163731号公報 特開2004−086828号公報 特表2014−531075号公報
しかしながら、上記従来のシステムでは、販売されたジュエリーを容易にリメイクするためのサービスが提供されていないという問題点があった。
本発明は上記実状に鑑みて為されたもので、販売されたジュエリー等の商品についてリメイクの手続を容易に実現できるリメイク支援システム及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、ジュエリーのリメイクを受け付ける処理を行うサーバを有するリメイク支援システムであって、サーバが、ジュエリーの商品IDと購入年月日のデータに対応してジュエリーの商品情報を記憶する記憶部に接続し、端末からジュエリーのリメイクのためのアクセスがあると、端末から商品IDと購入年月日のデータを入力し、商品IDと購入年月日のデータによって特定される商品情報に対して端末から指定されたリメイクの内容を示すリメイク情報がアップグレードに該当するか否かを判定し、アップグレードに該当する場合には、商品情報とリメイク情報に基づいてアップグレードに係る費用を算出して端末に通知することを特徴とする。
本発明は、上記リメイク支援システムにおいて、サーバが、アップグレードに係る費用を端末に通知すると共に、費用の決済を促して当該決済を実行することを特徴とする。
本発明は、上記リメイク支援システムにおいて、サーバが、端末から商品IDを入力するのに、商品に付された2次元バーコードを端末が読み取ることにより商品IDの入力を行うことを特徴とする請求項2又は3記載のリメイク支援システム。
本発明は、上記リメイク支援システムにおいて、サーバが、端末からジュエリーのリメイクのためのアクセスがあると、当該端末のユーザを商品の使用者として使用者IDを付与し、当該使用者IDと使用者として入力された情報を使用者情報として記憶部に記憶することを特徴とする。
本発明は、上記リメイク支援システムにおいて、サーバが、端末からジュエリーの購入のためのアクセスがあると、当該端末のユーザを商品の購入者として購入者IDを付与すると共に購入商品の商品IDと購入年月日のデータを入力し、当該購入者IDと購入者として入力された情報を購入者情報として記憶部に記憶することを特徴とする。
本発明は、上記リメイク支援システムにおいて、サーバが、端末からジュエリーのリメイクを他人にリクエストするためのアクセスがあると、当該他人にリクエストを通知し、当該他人がリメイクの費用を支払った場合に、端末にリクエストの承認を通知してリメイクを受け付けることを特徴とする。
本発明は、上記リメイク支援システムにおいて、サーバが、端末からジュエリーをリメイクする権利を他人にギフトするためのアクセスがあると、端末にリメイクする権利をギフトチケットとして購入させる画面を表示し、端末でギフトチケットの購入が為されると、当該他人にギフトチケットの受け取りを促し、当該他人でギフトチケットの受け取りが為されると、端末にギフトチケットの受け取りを通知することを特徴とする。
本発明は、ジュエリーのリメイクを受け付ける処理を行うサーバで用いられるコンピュータプログラムであって、サーバを、端末からジュエリーのリメイクのためのアクセスがあると、端末から商品IDと購入年月日のデータを入力させ、商品IDと購入年月日のデータによって特定される商品情報に対して端末から指定されたリメイクの内容を示すリメイク情報がアップグレードに該当するか否かを判定させ、アップグレードに該当する場合には、商品情報とリメイク情報に基づいてアップグレードに係る費用を算出させて端末に通知させるよう機能させることを特徴とする。
本発明は、上記コンピュータプログラムであって、サーバを、アップグレードに係る費用を端末に通知させると共に、費用の決済を促して当該決済を実行させるよう機能させることを特徴とする。
本発明は、上記コンピュータプログラムであって、サーバを、端末からジュエリーのリメイクを他人にリクエストするためのアクセスがあると、当該他人にリクエストを通知し、当該他人がリメイクの費用を支払った場合に、端末にリクエストの承認を通知してリメイクを受け付けるよう機能させることを特徴とする。
本発明は、上記コンピュータプログラムであって、サーバを、端末からジュエリーをリメイクする権利を他人にギフトするためのアクセスがあると、端末にリメイクする権利をギフトチケットとして購入させる画面を表示し、端末でギフトチケットの購入が為されると、当該他人にギフトチケットの受け取りを促し、当該他人でギフトチケットの受け取りが為されると、端末にギフトチケットの受け取りを通知することを特徴とする。
本発明は、サーバが、ジュエリーの商品IDと購入年月日のデータに対応してジュエリーの商品情報を記憶する記憶部に接続し、端末からジュエリーのリメイクのためのアクセスがあると、端末から商品IDと購入年月日のデータを入力し、商品IDと購入年月日のデータによって特定される商品情報に対して端末から指定されたリメイクの内容を示すリメイク情報がアップグレードに該当するか否かを判定し、アップグレードに該当する場合には、商品情報とリメイク情報に基づいてアップグレードに係る費用を算出して端末に通知するリメイク支援システムとしているので、リメイクの受付処理等の手続を容易に行うことができる効果がある。
本システムの構成概略図である。 商品DBのデータ構成を示す概略図である。 リメイク情報のデータ構成を示す概略図である。 顧客DBのデータ構成を示す概略図である。 購入者情報のデータ構成を示す概略図である。 使用者情報のデータ構成を示す概略図である。 リメイク受付画面を示す概略図である。 本システムでの処理の概略を示すフロー図である。 リメイクリクエスト処理を示すフロー図である。 リメイク権利ギフト処理を示すフロー図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係るリメイク支援システム(本システム)は、販売されたジュエリー等の商品には商品ID(個別識別番号)と購入年月日が付与されており、購入者から商品をプレゼントされた使用者が、リメイク受付処理サーバにアクセスして、商品IDと購入年月日、使用者の氏名、住所、電子メールアドレス、アップグレードに関する情報を入力してリメイク申込を行うと、リメイク受付処理サーバが、入力された商品IDと購入年月日から販売された商品の商品情報を取得し、アップグレードに関する情報を参照して、リメイクに関する費用を使用者に通知して決済を促すものであり、これにより、リメイクの受付処理等の手続を容易に行うことができるものである。
[本システム:図1]
本システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本システムの構成概略図である。
本システムは、図1に示すように、リメイク受付処理サーバ1と、商品データベース(DB)2と、顧客データベース(DB)3と、ネットワーク4と、パーソナルコンピュータ(PC)5と、スマートフォン6とを備えている。
尚、説明を簡単にするためにPC5とスマートフォン6を一台ずつ描画しているが、実際は、複数のPC5、スマートフォン6がネットワーク4に接続するものである。これら情報機器以外ではタブレット端末も接続可能である。
ここで、リメイク受付処理サーバ1が、商品DB2と、顧客DB3に接続する構成であるが、使用者からのリメイク手続を受け付ける受付処理サーバと、商品DB2と、顧客DB3を管理する管理サーバとを別に設け、受付処理サーバと管理サーバとをネットワークで接続する構成であってもよい。
また、商品DB2と顧客DB3とを別の構成としているが、一体のDBであってもよいし、それらの情報をリメイク受付処理サーバ1の記憶部12内に記憶するようにしてもよい。
[リメイク受付処理サーバ1]
リメイク受付処理サーバ1は、商品の使用者(場合によっては、商品の購入者又は店舗の販売員)のPC5又はスマートフォン6からリメイクの申込を受け付けて受付処理を行うもので、制御部11と、記憶部12と、インタフェース部13とを基本的に備えている。
制御部11は、記憶部12に記憶する処理プログラムを読み込んで後述する処理を実行する。
インタフェース部13は、外部のネットワーク4に接続し、更に商品DB2及び顧客DB3に接続する。
尚、リメイク受付処理サーバ1が、オンライン上で商品を掲載して、商品を販売するオンラインストアの販売サーバの役割を兼ね備えていてもよい。
[商品DB2:図2]
商品DB2のデータ構成について図2を参照しながら説明する。図2は、商品DBのデータ構成を示す概略図である。
商品DB2は、図2に示すように、商品情報を記憶するもので、商品ID(商品固有の識別番号)と購入年月日のデータ、商品の素材情報(ベースメタルの情報)、リメイクに関する情報(リメイク情報)を記憶する。
本システムでは、プレゼントされた宝石部分を取り外して、別の(新たな)種類のジュエリーにリメイクするものである。具体的には、プレゼント用では宝石を保持部で保持しており、使用者はその保持部から宝石を取り外すことができ、その宝石をリメイクに用いるものである。
そして、購入金額によってリメイクできるベースメタルが決められている。例えば、商品がリングである場合には、18K又はプラチナ等の素材情報が設定されている。
また、ネックレスにリメイクする場合には、購入金額に応じてベースメタルが決められている。
[リメイク情報:図3]
リメイク情報について図3を参照しながら説明する。図3は、リメイク情報のデータ構成を示す概略図である。
リメイク情報は、図3に示すように、リメイクの状態(リメイクの申込の有無、リメイク完了の有無)、リメイク商品の種類とタイプ、リメイクされた場合のアップグレードの有無、アップグレードされた場合にはランクの情報を含むものである。
リメイク商品の種類とは、リングからネックレスに変更した場合には「ネックレス」となり、タイプは、予め用意されている複数のデザインの内、選択されたデザインのタイプとなる。
尚、図3では、リメイクが1回の場合を示したが、リメイクした商品を更にリメイクすることも可能で、その場合に、図3において、2回目のリメイク情報が記憶され、3回目以降も同様にリメイク情報が記憶される。
このようにして、リメイクの履歴情報が保持されることになる。
[顧客DB3:図4]
顧客DB3のデータ構成について図4を参照しながら説明する。図4は、顧客DBのデータ構成を示す概略図である。
顧客DB3は、図4に示すように、購入者情報、購入された商品の商品IDと購入年月日のデータ、商品の使用者情報を記憶している。
尚、使用者情報は、リメイク申込時にPC5又はスマートフォン6の端末から使用者によって入力され、その他の情報は、購入時に端末から入力されるものである。
[購入者情報:図5]
次に、購入者情報について図5を参照しながら説明する。図5は、購入者情報のデータ構成を示す概略図である。
購入者情報は、図5に示すように、商品の購入者のID(購入者ID)、氏名、住所、電子メールアドレス、その他である。
[使用者情報:図6]
次に、使用者情報について図6を参照しながら説明する。図6は、使用者情報のデータ構成を示す概略図である。
使用者情報は、図6に示すように、商品の使用者のID(使用者ID)、氏名、住所、電子メールアドレス、その他である。
購入者ID、使用者ID及び商品IDは、リメイク受付処理サーバ1から割り振られるものであり、購入年月日のデータも購入が為された年月日の情報がリメイク受付処理サーバ1から設定される。その他の情報は、購入者及び利用者によって入力されたデータが記憶される。
[その他の構成]
ネットワーク4は、インターネット等のオープンなネットワークを想定している。但し、クローズド(閉鎖型)のネットワークであっても構わない。
PC5又はスマートフォン6は、商品の使用者又は購入者が保有する機器(端末)である。尚、購入者が来店して購入手続を行う場合、または、購入者又は使用者が来店してリメイク申込手続を行う場合には、店舗のPC又はタブレットが、それらの代わりになり、店員によって購入手続又はリメイク申込手続が行われるものである。
つまり、商品の使用者又は購入者のPC5、スマートフォン6、店舗のPC又はタブレットがリメイク申込手続を行う場合の「端末」になるものである。
[処理内容]
[処理の概要]
リメイク受付処理サーバ1の制御部11は、記憶部12に記憶された処理プログラムを読み込んで実行し、実現する処理として、リメイク受付処理、アップグレード対応処理、リメイク通知処理、決済処理がある。
また、リメイク受付処理サーバ1が、オンラインストアの役割を果たす場合には、商品の購入者に対して購入処理も行う。
[処理プログラム]
従って、処理プログラムとしては、上記処理を実現する機能実現手段として、リメイク受付手段、アップグレード対応手段、リメイク通知手段、決済手段、購入手段がある。
制御部11が、処理プログラムを実行することで、各手段が以下の処理を行うものである。
[リメイク受付処理:図7]
リメイク受付処理におけるリメイク受付画面について図7を参照しながら説明する。図7は、リメイク受付画面を示す概略図である。
商品の使用者(または購入者)がPC5又はスマートフォン6の端末からネットワーク4を介してリメイク受付処理サーバ1にアクセスすると、図7に示すように、リメイク受付画面を表示し、商品IDと購入年月日、氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、電子メールアドレスの入力を促すと共に、アップグレードに関する情報の入力を促す。
アップグレードの情報の入力は、図7において、最初の入力項目である「ベースメタル」を選択することで行われるものである。
例えば、ベースメタルとして、シルバー、18K、プラチナ等が準備されていると、購入金額では、シルバーは無料で選択できるが、それ以外のベースメタル(18K、プラチナ等)を選択するとアップグレードになるものである。
アップグレードの基準は、図7の個別識別番号(商品ID)と購入年月日を入力することで、リメイク受付処理サーバ1が商品DB2を検索して、商品の素材(ベースメタル)情報を取得し、その取得したベースメタル情報に基づいて選択されたベースメタルについてアップグレードの有無を判断し、更にアップグレードの幅(差額)を算出するようになっている。
差額の算出方法は、例えば、購入された商品IDによって特定されるベースメタルの金額を読み込んで、アップグレードされた商品のベースメタルの金額を読み込み、両金額の差分を演算するものである。
尚、図7で、個別識別番号と購入年月日が入力されると、ベースメタルの欄に、対応するベースメタルを商品DB2から検索して自動的に表示するようにしてもよい。
つまり、アップグレードに関する情報とは、商品IDから特定される商品の素材(ベースメタル)の品質に対してそれ以上の品質(ランク)への変更を使用者が希望した場合の情報となる。
例えば、購入された商品がリングである場合に、その商品のブックレット又は品質保証書に記載されたベースメタルが選択される場合にはアップグレードは「なし」となるが、そのベースメタルよりグレード(ランク)の高いメタルへの変更はアップグレードが「あり」となる。具体的には、ベースメタルを金からプラチナに変更する場合に、アップグレードに該当する。
ここでは、商品IDと購入年月日を入力させるようにしているが、販売商品の品質保証書等に二次元バーコードを印刷しておき、その二次元バーコードを読み込んでリメイク受付サイトに移行させ、そのサイト画面からリメイク申込受付を行うようにしてもよい。
更に、この二次元バーコードに購入した商品の商品IDを含めるようにして、商品IDを使用者が入力するのを省略できるようにしてもよい。
これら情報が入力されると、リメイク受付処理サーバ1は商品の使用者にID(使用者ID)を付与し、使用者に関する情報(使用者情報)は顧客DB3に記憶される。
また、リメイクに関する情報(リメイク情報)は、商品DB2に記憶される。
尚、リメイク受付処理サーバ1は、入力された商品IDと購入年月日の両方の情報を用いて商品DB2を参照し、商品を特定し、適正に購入された商品であるか否かを判定している。
[アップグレード対応処理]
アップグレード「あり」の場合は、アップグレードに関する費用を基本的には商品の使用者が負担することになるので、リメイク受付処理サーバ1は商品DB2を参照し、商品IDと購入年月日で特定される商品についてアップグレード対象商品の素材(種類)とアップグレードの幅に応じてアップグレードの費用を算出する。
尚、アップグレードの要求が、商品の使用者ではなく、購入者から為される場合がある。この場合、アップグレードの費用は、購入者の負担になるが、後述する返却キットの送付先として使用者の情報を登録してもらう。
[リメイク通知処理]
リメイク受付処理とアップグレード対応処理が終了すると、リメイク受付処理サーバ1は商品の使用者のメールアドレスにリメイク情報を通知する。
リメイク情報は、上述したように、購入商品が、例えばリング、ネックレス、ブレスレット等のどのような種類の商品に変更され、デザインがどのタイプになったのか、更に素材が変更になった(アップグレードされた)か否かの情報(アップグレードの有無の情報)とアップグレードのランク情報を含むものである。リメイク情報は、商品DB2に記憶される。
尚、使用者が希望するオリジナルデザイン又は別のデザインになった場合にもアップグレードとして扱うことがある。加えて、アップグレード対応処理で算出されたアップグレードの費用も通知される。
本システムでは、宝石をそのまま再利用してリメイクするものとなっているが、宝石の数を増やしてリメイクするものに適用してもよい。
[決済処理]
リメイク受付処理サーバ1は、使用者にリメイク情報を通知して、アップグレードによる使用者に費用負担が発生した場合には、費用の決済を促す画面を表示して、決済を行わせる。
決済は、サードパーティーの支払いサイトを利用することも可能である。
リメイク通知処理で、使用者IDを使用者に通知し、その使用者IDに使用者のパスワードを設定して会員登録してもらい、使用者IDとパスワードによって会員サイトにログインしてもらい、その会員サイトで以下の決済処理を行わせるようにしてもよい。
会員サイトでは、会員の保有する商品の情報と、商品のこれまでのリメイク情報の履歴、リメイクの状態の情報を確認できるようになっている。
[その後の管理者の作業]
上記の一連の処理が完了すると、リメイク受付処理サーバ1の管理者は、商品の使用者の住所に返却キット(リメイクのために商品を管理者が指定する工房等に返却するための配送用の箱)を送付し、使用者から返却キットを管理者が受領するとリメイク情報を参照して商品のリメイクを開始し、リメイクが完了すると、リメイク商品を元の使用者に送付する。
リメイクが完了すると、商品DB2のリメイク完了の有無の欄に、完了日の情報が設定される。
また、アップグレードの費用が発生した場合には、使用者からその費用の入金があるまでは返却キットは送付しないようにする。
[購入処理]
商品の購入処理では、PC又はスマートフォンを用いて商品の紹介サイトに購入者がアクセスすると、購入の手続が行われる。
購入の手続は、商品の選択と、購入者情報の入力と決済になる。商品の選択により、購入商品には商品IDと購入年月日を付与され、購入者情報としては、購入者の氏名、住所、電子メールアドレス等を入力することになる。また、商品の選択では、商品の販売形態(プレゼント用の商品形態)と素材が選択される。
リメイク受付処理サーバ1は、商品DB2に商品ID、購入年月日のデータ、商品の素材情報等が記憶され、顧客DB3に購入者情報と商品ID,購入年月日のデータを記憶する。
[処理フロー:図8]
本システムにおける処理フローについて図8を参照しながら説明する。図8は、本システムでの処理の概略を示すフロー図である。
図8に示すように、リメイク受付処理サーバ1は、リメイク受付処理(S1)を行い、リメイクに関して入力された情報から、アップグレードがあるか否かを判定し(S2)、アップグレードがある場合(Yesの場合)にはアップグレード対応処理(S3)を行い、リメイク通知処理(S4)に移行する。アップグレードがない場合(Noの場合)は処理S3を行わず処理S4に移行する。
そして、アップグレードによる決済が必要な場合(Yesの場合)には決済処理(S6)を行って処理を終了し、決済が必要でない場合(Noの場合)には決済処理を行わず処理を終了する。
[その他]
会員サイトで会員登録された会員が、2回目以降のリメイクを行う場合は、ベースメタルが同じであっても有料のリメイクとなる。
また、商品の譲渡は自由である。譲り受けた商品について、その商品IDで会員登録を行うことができる。その場合、その商品の元の所有者の会員には、商品移転のメールをリメイク受付処理サーバ1が送信して通知する。
また、会員サイトは、複数のSNS(Social Networking Service)と連動しており、SNSの顧客情報を共有して、利便性を高めている。
[応用例]
次に、本システムの応用例について説明する。応用例としては、リメイクリクエスト処理とリメイク権利ギフト処理がある。
リメイクリクエスト処理とは、商品を保有する会員(使用者)が他者にリメイクをリクエストして、他者に決済を行わせるものである。
また、リメイク権利ギフト処理とは、リメイクの権利を購入して会員(使用者)にプレゼントするものである。
[リメイクリクエスト処理:図9]
本システムのリメイクリクエスト処理について図9を参照しながら説明する。図9は、リメイクリクエスト処理を示すフロー図である。
図9に示すように、リメイク受付処理サーバ1は、リメイクリクエスト関連情報の受付処理を行う(S11)。リメイクリクエスト関連情報とは、リクエストを行う会員情報(会員ID/使用者ID)と商品ID、それにリクエストされる他者のメールアドレスである。
そして、リメイク受付処理サーバ1は、リクエストされる他者へリメイクリクエストを通知する(S12)。当該通知には、リクエストした会員の情報とリメイクの費用等が含まれており、更に、決済を行うサイトの情報も含まれている。
次に、当該他者が、リクエスト内容を承諾して決済サイトで決済が為されたか否かを判定する(S13)。決済が為されなければ(Noの場合)、処理S13を繰り返す。決済が為されない期間が特定期間経過したら、処理を終了してもよい。
また、決済が為されれば(Yesの場合)、当該他者によるリメイクリクエストが承認されたことを、リクエストを行ったユーザ(会員)に通知して(S14)リメイクの受付を完了する。
[リメイク権利ギフト処理:図10]
次に、リメイク権利ギフト処理について図10を参照しながら説明する。図10は、リメイク権利ギフト処理を示すフロー図である。
図10に示すように、リメイク受付処理サーバ1は、リメイク権利を会員にギフトしたい人(ギフト希望者)からのアクセスにより、リメイク権利のプランを表示する(S21)。
リメイク権利のプランとは、リメイクの内容及び料金が複数プランとして準備されており、ギフト希望者がその複数のプランから選択するようになっている。
ギフト希望者が、画面からリメイク権利のプランを選択し、ギフト先の情報入力を受け付ける(S22)。ギフト先の情報は、メールアドレスとなる。ここで、ギフト希望者もギフト先も会員でなくてもよいし、会員であってもよい。
次に、ギフト希望者が決済画面で決済処理を行う(S23)。これにより、ギフトチケットが購入されたことになり、ギフト希望者はギフトチケット購入者となる。
ギフトチケットは、シリアルコードと購入日の情報を含むデジタルチケットである。
そして、ギフト先にリメイク権利がギフトされたことを通知し(S24)、ギフト先がギフトチケットを受け取ったか否かを判定する(S25)。
ギフト先がギフトチケットを受け取らない場合(Noの場合)、判定処理S25を繰り返す。特定期間、ギフトチケットの受け取りがない場合には、ギフト購入者に受け取りがないことを通知して払い戻しの処理を行い、処理を終了してもよい。
ギフト先がギフトチケットを受け取った場合(Yesの場合)、ギフトチケット購入者にギフトチケットの受け取りを通知して(S26)、処理を終了する。
その後に、ギフトチケットを受け取った人が、リメイクの権利を行使して商品のリメイクを行うことになる。
尚、ギフトチケットを受け取るためには、ギフト先は会員サイトで会員登録を行う必要がある。
[実施の形態の効果]
本システムによれば、リメイク受付処理サーバ1が、使用者等の端末(PC5又はスマートフォン6)から入力された商品IDと購入年月日を用いて商品DB2を参照して購入商品を特定し、その商品のリメイクを受け付けるものであり、リメイクによりアップグレードが発生する場合には、その内容に応じて追加費用を算出して端末に通知し、更に追加費用の決済を促して、リメイク受付処理を容易に行うことができる効果がある。
本システムは、購入商品のリメイク申込受付を主に説明したが、リメイク商品の再リメイク申込受付を行うようにしてもよい。この場合は、アップグレードしない場合でもリメイク費用を使用者に負担させるようにしてもよい。
本発明は、販売されたジュエリー等の商品についてリメイクの手続を容易に実現できるリメイク支援システム及びそのプログラムに好適である。
1…リメイク受付処理サーバ、 2…商品データベース(DB)、 3…顧客データベース(DB)、 4…ネットワーク、 5…パーソナルコンピュータ(PC)、 6…スマートフォン、 11…制御部、 12…記憶部、 13…インタフェース部

Claims (11)

  1. ジュエリーのリメイクを受け付ける処理を行うサーバを有するリメイク支援システムであって、
    前記サーバが、ジュエリーの商品IDと購入年月日のデータに対応してジュエリーの商品情報を記憶する記憶部に接続し、
    端末からジュエリーのリメイクのためのアクセスがあると、前記端末から商品IDと購入年月日のデータを入力し、
    前記商品IDと前記購入年月日のデータによって特定される商品情報に対して前記端末から指定されたリメイクの内容を示すリメイク情報がアップグレードに該当するか否かを判定し、アップグレードに該当する場合には、前記商品情報と前記リメイク情報に基づいてアップグレードに係る費用を算出して前記端末に通知することを特徴とするリメイク支援システム。
  2. サーバが、アップグレードに係る費用を端末に通知すると共に、前記費用の決済を促して当該決済を実行することを特徴とする請求項1記載のリメイク支援システム。
  3. サーバが、端末から商品IDを入力するのに、商品に付された2次元バーコードを前記端末が読み取ることにより前記商品IDの入力を行うことを特徴とする請求項2又は3記載のリメイク支援システム。
  4. サーバが、端末からジュエリーのリメイクのためのアクセスがあると、当該端末のユーザを商品の使用者として使用者IDを付与し、当該使用者IDと前記使用者として入力された情報を使用者情報として記憶部に記憶することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のリメイク支援システム。
  5. サーバが、端末からジュエリーの購入のためのアクセスがあると、当該端末のユーザを商品の購入者として購入者IDを付与すると共に購入商品の商品IDと購入年月日のデータを入力し、当該購入者IDと前記購入者として入力された情報を購入者情報として記憶部に記憶することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のリメイク支援システム。
  6. サーバが、端末からジュエリーのリメイクを他人にリクエストするためのアクセスがあると、当該他人に前記リクエストを通知し、当該他人がリメイクの費用を支払った場合に、前記端末に前記リクエストの承認を通知して前記リメイクを受け付けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のリメイク支援システム。
  7. サーバが、端末からジュエリーをリメイクする権利を他人にギフトするためのアクセスがあると、前記端末に前記リメイクする権利をギフトチケットとして購入させる画面を表示し、前記端末で前記ギフトチケットの購入が為されると、当該他人に前記ギフトチケットの受け取りを促し、当該他人で前記ギフトチケットの受け取りが為されると、前記端末に前記ギフトチケットの受け取りを通知することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載のリメイク支援システム。
  8. ジュエリーのリメイクを受け付ける処理を行うサーバで用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記サーバを、
    端末からジュエリーのリメイクのためのアクセスがあると、前記端末から商品IDと購入年月日のデータを入力させ、
    前記商品IDと前記購入年月日のデータによって特定される商品情報に対して前記端末から指定されたリメイクの内容を示すリメイク情報がアップグレードに該当するか否かを判定させ、
    アップグレードに該当する場合には、前記商品情報と前記リメイク情報に基づいてアップグレードに係る費用を算出させて前記端末に通知させるよう機能させることを特徴とするプログラム。
  9. サーバを、アップグレードに係る費用を端末に通知させると共に、前記費用の決済を促して当該決済を実行させるよう機能させることを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  10. サーバを、端末からジュエリーのリメイクを他人にリクエストするためのアクセスがあると、当該他人に前記リクエストを通知し、当該他人がリメイクの費用を支払った場合に、前記端末に前記リクエストの承認を通知して前記リメイクを受け付けるよう機能させることを特徴とする請求項8又は9記載のプログラム。
  11. サーバを、端末からジュエリーをリメイクする権利を他人にギフトするためのアクセスがあると、前記端末に前記リメイクする権利をギフトチケットとして購入させる画面を表示し、前記端末で前記ギフトチケットの購入が為されると、当該他人に前記ギフトチケットの受け取りを促し、当該他人で前記ギフトチケットの受け取りが為されると、前記端末に前記ギフトチケットの受け取りを通知することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか記載のプログラム。

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