JP2019012298A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信線を増やすことなく、外乱ノイズに強い調歩同期通信と、高速なデータ転送が容易な同期通信を適切に使い分け可能な優れた制御部間のシリアル通信を安価に実現すること。【解決手段】サブマスタ制御部330(図4)のシリアルI/F404に、調歩同期通信マスタ501と同期通信マスタ502を設け、スレーブ制御部331(図4)のシリアルI/F413に、調歩同期通信スレーブ503と同期通信スレーブ504を設け、調歩同期通信マスタ501と調歩同期通信スレーブ503が通信を行う通信線と、同期通信マスタ502と同期通信スレーブ504が通信を行う通信線を共通の通信線(506,507)とする。サブマスタ制御部330のCPU401(図4)は、印刷動作時には、調歩同期通信マスタ501を用いた調歩同期通信を行い、ログデータを取得する場合には、同期通信マスタ502を用いた同期通信を行うように切り替え制御する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置等の電子機器に関する。
電子写真方式を採用する画像形成装置は近年、プロダクションプリントへの要望により生産性の向上が求められている。この要望に伴い、装置が大型化し、モータなどの制御デバイス数が増加している。そのため、各デバイスを制御するマイクロコンピュータ(以下「マイコン」)が搭載された1つの基板から各デバイスの制御信号を通す束線の本数、長さが増大してきている。
この課題を解決するため、以下のような構成が考えられている。各機能でモジュール化し、各モジュールの全体制御を行うメインの基板に搭載されるマイコンが各モジュールへシリアル通信により指示し、各モジュールがその指示に従い、各モジュールが担当するデバイスの制御を行う。このような構成により、メイン基板から各デバイスの制御信号線がシリアル通信線に置き換わることで束線の数が減り、各デバイスの制御信号は各デバイスに近い基板から制御信号がつなげられるため、束線の増大を防ぐことができる。
一方で、印刷スピードの高速化、多機能化に伴い通信ボーレートが上がってきている。
特許文献1では、同期通信レーンの通信レートを上げる際に課題となる放射ノイズを軽減する技術が提案されている。
特開2010−4123号公報
しかし、一般的に特許文献1のようなクロック信号も転送する「同期通信」は、放射ノイズだけではなく、外乱ノイズに弱いという課題がある。
以下、図13を用いて、この課題について説明する。
図13は、同期通信を説明するタイミングチャートである。ここでは、マスタがスレーブに8ビットのデータを転送する同期通信を例に説明する。
図13(a)は、同期通信の構成を説明するブロック図である。
同期通信では、データ転送の基準となる同期クロックがあり、データ送受信はこのクロックに同期して行われる。この同期クロックは、同期通信マスタが駆動する。また、データは、同期通信マスタが転送したデータに対し、同期通信スレーブもデータ転送で応答する仕組みとなっており、同期通信マスタ、同期通信スレーブが共に双方向でデータを送受信する。
図13(b)は外乱ノイズが無い場合のタイミングチャートである。
図13(b)に示すように、同期通信マスタは、同期クロックがHighの間にデータを立ち下げること(図中「Start Condition(Low)」)で、通信の開始を指示する。その後、クロックを8回トグルさせ、その立ち上がりエッジで有効なデータを転送することで、8ビットのデータ(図中「Data(8bit)」)を、同期通信マスタから同期通信スレーブへ転送する。8ビット転送すると、同期通信マスタは、データの駆動をやめる。9回目のクロックのトグルで発生する立ち上がりエッジでデータが取れるように、同期通信スレーブは、8ビットのデータが受信できたことを示すACKを返す(図中「Ack」)。同期通信マスタは、このACKを受信することで、同期通信スレーブにデータ転送ができたことを認識する。その後、同期通信マスタは、クロックをHighのまま固定し、データをLowに駆動した後に、立ち上がりエッジを作ること(図中「Stop Condition(High)」)で、8ビットのデータ転送終了を同期通信スレーブに通知する。
図13(c)は、外乱ノイズが発生した場合のタイミングチャートである。
この例では、5回目のクロックの立ち上がりと6回目のクロックの立ち上がりの間にノイズが混入し、同期クロック波形が乱れている。そのため、同期通信スレーブは、このノイズも同期クロックの立ち上がりと認識し、データ転送の同期が同期通信マスタと同期通信スレーブでずれてしまい、正常な通信が行えなくなるという課題がある。
一方、シリアル通信には調歩同期式のような同期クロックを持たず、送信側受信側の転送ボーレートをそれぞれ予め決めることでデータを転送する方式がある。
図14は、調歩同期通信を説明するタイミングチャートである。
図14(a)は、調歩同期通信の構成を説明するブロック図である。
図14(a)のように、調歩同期式通信は、調歩同期通信マスタは基準clk1で決められたボーレートでデータ転送(送信線Tx)を行い、調歩同期通信スレーブは基準clk2で決められたボーレートでデータを受信する。Rxは受信線を示す。
図14(b)は、8ビットのデータを転送するタイミングチャートを示す。
調歩同期通信マスタは、データライン(Tx)を駆動することでデータ転送を行う。転送は、Start Bit(Low)、Data(8ビット)、パリティ(Parity(odd))、Stop Bit(Low)を順次基準clk1のボーレートで転送する。一方、調歩同期通信スレーブは、転送されたデータを基準clk2のボーレートで受信を行う。調歩同期通信スレーブは、Txの立下りを検知すると、基準clk2のボーレートに該当する1ビットの時間を決めるタイマ(1bitタイマ)が動作する。調歩同期通信スレーブは、このタイマの値が或る値と一致したポイントでTxデータをサンプリングすることでデータを受信する。このように、調歩同期通信では同期クロックを転送しない。このため、調歩同期通信では、送信側、受信側のボーレート誤差、つまり基準clk1と基準clk2の誤差が累積するため、ボーレートを上げることが難しく、高速なデータ転送が難しいという課題がある。
また、同期通信用の通信線と、調歩同期通信の通信線の両方を設けることも可能であるが、通信線が増えてしまい、コストの増大につながってしまうという課題がある。なお、これらの課題は、画像形成装置に限定されるものではなく、制御部間でシリアル通信を行う電子機器に共通の課題である。例えば負荷を制御する制御部とシリアル通信するような外部ノイズの影響が大きな電子機器には重要な課題である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、通信線を増やすことなく、外乱ノイズに強い通信と、ボーレートを上げた高速なデータ転送が容易な通信を適切に使い分け可能な優れた制御部間の通信を安価に実現することができる仕組みを提供することである。
本発明は、シリアル通信線を介して通信可能な第1制御部と、第2制御部とを有する電子機器であって、前記第1制御部は、クロックを生成し、該クロックに同期して前記第2制御部と前記シリアル通信線を介してデータを送受信する第1通信を行う第1通信手段と、予め決められた通信ボーレートで前記第2制御部と前記シリアル通信線を介してデータを送受信する第2通信を行う第2通信手段と、前記第1通信と前記第2通信のいずれで前記第2制御部との通信を行うかを切り換え制御する第1制御手段と、を有し、前記第2制御部は、前記クロックを用いて前記第1通信手段と前記シリアル通信線を介してデータを送受信する第3通信手段と、前記通信ボーレートで前記第2通信手段と前記シリアル通信線を介してデータを送受信する第4通信手段と、を有し、前記シリアル通信線は、前記第1通信と、前記第2通信とで共通の通信線であることを特徴とする。
本発明によれば、通信線を増やすことなく、外乱ノイズに強い通信と、ボーレートを上げた高速なデータ転送が容易な通信を適切に使い分け可能な優れた制御部間の通信を安価に実現することができる。
本実施例の画像形成装置を説明する概観図 本実施例の画像形成装置の画像形成部を説明する断面図 本実施例の画像形成装置における制御システムの構成図 本実施例の制御システムの作像モジュールの構成図 サブマスタ制御部とスレーブ制御部のシリアルI/Fの構成図 サブマスタ制御部とスレーブ制御部間の調歩同期通信のタイミングチャート 本実施例の調歩同期通信で転送するパケットの構成例を示す図 サブマスタ制御部とスレーブ制御部間の同期通信のタイミングチャート 本実施例の同期通信で転送するコマンドの構成例を示す図 実施例1におけるスレーブ制御部の制御処理のフローチャート 調歩同期通信の方法を説明するタイミングチャート 実施例2におけるスレーブ制御部の制御処理のフローチャート 同期通信を説明するタイミングチャート 調歩同期通信を説明するタイミングチャート
以下、本発明を実施するための形態について説明する。本実施の形態に記載する装置の構成や手段は本発明を説明するための一例であり、記載される内容に限定されるものではない。例えば、以下、4つの感光体をタンデムに配した4ドラム系のカラー複合装置に適用した実施例について説明するが、これに限定されるものではない。
図1は、本発明の電子機器の一実施例を示す画像形成装置の一例を説明する概観図である。
図1に示すように、本実施例の画像形成装置1000は、自動原稿搬送装置100、画像読取部200、画像形成部300、及び操作部10を備える。画像形成装置1000は、複数の制御部(CPU)を用いて分散制御を実現する。
画像読取部200は、画像形成部300の上に載置されている。さらに、画像読取部200上には、自動原稿搬送装置(DF)100が載置されている。
自動原稿搬送装置100は、原稿を自動で原稿台ガラス上に搬送する。
画像読取部200は、自動原稿搬送装置100から搬送された原稿を読み取って画像データを出力する。
画像形成部300は、画像読取部200から出力された画像データやネットワークを介して接続された外部装置から入力された画像データに従って記録材(記録紙等のシート)に画像を形成する。
操作部10は、ユーザが各種操作を行うためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)を有する。さらに、操作部10は、タッチパネル等の表示部を有し、ユーザに対して情報を提示することもできる。
図2は、画像形成部300の詳細を説明する断面図である。
本実施例の画像形成部300は、電子写真方式を採用している。なお、図2の参照番号の末尾に示すアルファベットY、M、C、Kは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーに対応した各エンジンを示す。以下では、全てのトナーに対応するエンジンを示す場合は末尾のアルファベットY、M、C、Kを省略して参照番号を記載し、個別に示す場合は参照番号の末尾にアルファベットY、M、C、Kを付記して記載する。
感光ドラム225は、像担持体としてフルカラー静電画像を形成するための感光体である。以下、感光ドラムを単に「感光体」という。感光体225は、モータで矢印Aの方向に回転可能に設けられる。感光体225の周囲には、一次帯電装置221、露光装置218、現像装置223、転写装置220、クリーナー装置222、除電装置271が配置されている。
現像装置223Kは、モノクロ現像のための現像装置である。現像装置223Kは、感光体225K上の潜像をKのトナーで現像する。また、現像装置223Y、223M、223Cは、フルカラー現像のための現像装置である。現像装置223Y、223M、223Cは、感光体225Y、225M、225C上の潜像をそれぞれY、M、Cのトナーで現像する。感光体225上に現像された各色のトナー像は、転写装置220によって中間転写体である転写ベルト226に一括で多重転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。
転写ベルト226は、ローラ227、228、229に張架されている。ローラ227は、駆動源に結合されて転写ベルト226を駆動する駆動ローラとして機能する。また、ローラ228は、転写ベルト226の張力を調節するテンションローラとして機能する。また、ローラ229は、2次転写装置231としての転写ローラのバックアップローラとして機能する。
転写ローラ脱着ユニット250は、2次転写装置231を転写ベルト226に接着させるか、又は離脱させるための駆動ユニットである。2次転写装置231を通過した後の転写ベルト226の下部にはクリーナーブレード232が設けられており、転写ベルト226上の残留トナーがクリーナーブレード232で掻き落とされる。
カセット240、241及び手差し給紙部253に格納された記録材は、レジストローラ255、給紙ローラ対235及び縦パスローラ対236、237によってニップ部、つまり2次転写装置231と転写ベルト226との当接部に給送される。なお、その際、2次転写装置231は、転写ローラ脱着ユニット250によって転写ベルト226に当接されている。転写ベルト226上に形成されたトナー像は、このニップ部で記録材上に転写される。その後、トナー像が転写された記録材は、定着装置234でトナー像が熱定着されて装置外へ排出される。
カセット240、241及び手差し給紙部253は、それぞれ記録材の有無を検知するためのシートなし検知センサ243、244、245を備える。また、カセット240、241及び手差し給紙部253は、それぞれ記録材のピックアップ不良を検知するための給紙センサ247、248、249を備える。
ここで、画像形成部300による画像形成動作について説明する。
画像形成が開始されると、カセット240、241及び手差し給紙部253に格納された記録材は、ピックアップローラ238、239、254により1枚毎に給紙ローラ対235に搬送される。記録材は、給紙ローラ対235によりレジストローラ255へと搬送されると、その直前のレジストセンサ256により記録材の通過が検知される。
給紙ローラ対235は、レジストセンサ256により記録材の通過が検知された時点(もしくは所定の時間が経過した後)で、一端搬送動作を中断する。その結果、記録材は停止しているレジストローラ255に突き当たり搬送が停止されるが、その際、記録材の進行方向端部が搬送経路に対して垂直になるように搬送位置が固定され、記録材の搬送方向が搬送経路に対してずれた状態の斜行が補正される。以下、この処理を位置補正と称する。
位置補正は、以降の記録材に対する画像形成方向の傾きを最小化するために必要となる。位置補正後、レジストローラ255を起動させることにより、記録材は2次転写装置231へ供給される。なお、レジストローラ255は、駆動源に結合され、クラッチによって駆動が伝えられることで回転駆動を行う。
次に、画像形成部300は、一次帯電装置221に電圧を印加して感光体225の表面を予定の帯電部電位で一様にマイナス帯電させる。続いて、画像形成部300は、帯電された感光体225上の画像部分が所定の露光部電位になるようにレーザスキャナ部からなる露光装置218で露光を行い、感光体225上に潜像を形成する。露光装置218は、プリンタ制御I/F215を介してコントローラ460より送られてくる画像データに基づいてレーザ光をオン、オフすることによって、画像に対応した潜像を感光体225上に形成する。
また、現像装置223の現像ローラには、色毎に予め設定された現像バイアスが印加されており、上記潜像は現像ローラの位置を通過する際にトナーで現像され、トナー像として可視化される。トナー像は、転写装置220により転写ベルト226に転写され、さらに2次転写装置231で、給紙部より搬送された記録材に転写された後、レジスト後搬送パス268を通過し、定着搬送ベルト230を介して、定着装置234へと搬送される。
定着装置234では、記録材は、まずトナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器251、252で帯電され、さらに定着ローラ233でトナー画像が熱定着される。その後、記録材は、排紙フラッパ257により排紙パス258側に搬送パスが切り替えられることにより、排紙ローラ270によってそのまま排紙トレー242に排紙される。
感光体225上に残留したトナーは、クリーナー装置222で除去、回収される。最後に、感光体225は、除電装置271で一様に0ボルト付近まで除電されて、次の画像形成サイクルに備える。
画像形成装置1000によるカラーの画像形成開始タイミングは、Y、M、C、Kの同時転写であるため、転写ベルト226上の任意の位置に画像形成を行うことが可能である。しかし、感光体225Y、M、C上のトナー像を転写する位置のずれ分をタイミング的にシフトさせながら画像形成開始タイミングを決定する必要がある。
なお、画像形成部300においては、記録材を連続的にカセット240、241及び手差し給紙部253より給送させることが可能である。この場合、画像形成部300は、先行する記録材のシート長を考慮し、記録材が重なり合わないような最短の間隔でカセット240、241及び手差し給紙部253からの給紙を行う。上述したように、位置補正後に、レジストローラ255を起動させることにより、記録材は2次転写装置231へ供給されるが、記録材は2次転写装置231に到達すると、再びレジストローラ255が一時停止される。これは、後続の記録材に対して先行する記録材と同様に位置補正を行うためである。
次に、記録材の裏面に画像を形成する場合の動作について詳細に説明する。
記録材の裏面に画像を形成する際には、画像形成部300は、まず記録材の表面への画像形成が先行して実行する。表面のみの画像形成であれば、画像形成部300は、定着装置234でトナー像を熱定着した後に、記録材をそのまま排紙トレー242に排紙する。一方、引き続き裏面の画像形成を行う場合、画像形成部300は、センサ269で記録材が検知されると排紙フラッパ257により裏面パス259側に搬送パスを切り替え、それに併せた反転ローラ260の回転駆動により記録材を両面反転パス261に搬送する。その後、画像形成部300は、記録材を送り方向幅の分だけ両面反転パス261に搬送した後に反転ローラ260の逆回転駆動により進行方向を切り替え、表面に形成された画像面を下向きにして両面パス搬送ローラ262の駆動により両面パス263に搬送する。
続いて、画像形成部300は、記録材を、両面パス263を再給紙ローラ264に向かって搬送し、その直前の再給紙センサ265により通過を検知する。画像形成部300は、再給紙センサ265により記録材の通過を検知すると、本実施例では所定の時間が経過した後に一端搬送動作を中断する。その結果、記録材は、停止している再給紙ローラ264に突き当たり搬送が一時停止されるが、その際、記録材の進行方向端部が搬送経路に対して垂直になるように位置が固定され、記録材の搬送方向が再給紙パス内の搬送経路に対してずれる斜行が補正される。以下では、この処理を再位置補正と称する。
再位置補正は、以降の記録材裏面に対する画像形成方向の傾きを最小化するために必要となる。再位置補正後、画像形成部300は、再給紙ローラ264を起動させることにより、記録材を、表裏が逆転した状態で再度給紙パス266上に搬送する。その後の画像形成動作については、上述した表面の画像形成動作と同じであるためここでは省略する。このように表裏両面に画像形成された記録材は、そのまま排紙フラッパ257より排紙パス258側に搬送パスが切り替えられることにより、排紙トレー242に排紙される。
なお、本実施例の画像形成部300においては、両面印刷時においても、記録材の連続給送が可能である。しかし、画像形成部300では、記録材への画像形成や形成されたトナー像の定着などを行うための装置を1系統しか有していないため、表面への印刷と裏面への印刷を同時に行うことはできない。したがって、両面印刷時においては、画像形成部300に対し、カセット240、241及び手差し給紙部253からの記録材と、裏面印刷のために反転させて画像形成部に再度給送された記録材とは交互に画像形成されることとなる。
画像形成部300は、図3に示す搬送モジュールA302、搬送モジュールB303、作像モジュール304、定着モジュール305を有し、図2に示す各制御負荷を、これら4つの制御ブロックに分けて各々で自律的に制御する構成を有する。さらに、画像形成部300は、これらの4つの制御ブロックを統括して画像形成装置として機能させるためのマスタモジュール306を有する。以下では、各モジュールの制御構成について図3を用いて説明する。
図3は、画像形成装置1000における制御システムの構成例を示す図である。
図3において、コントローラ460は、画像形成装置1000全体を制御する。図3に示すように、コントローラ460は、プリンタ制御I/F215を介して、画像形成部300と通信可能に接続される。
画像形成部300において、マスタ制御部301は、プリンタ制御I/F215を介して、コントローラ460より送られる指示及び画像データに基づいて画像形成部300の全体を制御する。
また、画像形成部300は、画像形成を実行するための搬送モジュールA302、搬送モジュールB303、作像モジュール304、及び定着モジュール305等の各機能モジュールを有する。
搬送モジュールA302はサブマスタ制御部310、搬送モジュールB303はサブマスタ制御部320、作像モジュール304はサブマスタ制御部330、定着モジュール305はサブマスタ制御部340を備える。サブマスタ制御部310、320、330、340は、マスタ制御部301により制御される。
さらに、各機能モジュール302〜305は、各機能を実行するための制御負荷を動作させるためのスレーブ制御部を備える。例えば、搬送モジュールA302は、スレーブ制御部311、312、313、314を備える。また、搬送モジュールB303は、スレーブ制御部321、322を備える。また、作像モジュール304は、スレーブ制御部331、332、333、334、335を備える。また、定着モジュール305は、スレーブ制御部341、342を備える。
スレーブ制御部311、312、313、314は、サブマスタ制御部310に制御される。スレーブ制御部321、322は、サブマスタ制御部320に制御される。スレーブ制御部331、332、333、334、335は、サブマスタ制御部330に制御される。スレーブ制御部341、342は、サブマスタ制御部340に制御される。
図3に示すように、マスタ制御部301と、複数のサブマスタ制御部310、320、330、340はそれぞれ、1対1接続(ピアツーピア接続)型シリアル通信バス(第1信号線)350、351、352、353によって接続される。
サブマスタ制御部310は、さらにシリアル通信バス(第2信号線)360、361、362、363を介して、複数のスレーブ制御部311、312、313、314のそれぞれと1対1接続(ピアツーピア接続)されている。同様に、サブマスタ制御部320は、シリアル通信バス370、371を介して、複数のスレーブ制御部321、322のそれぞれと接続されている。また、サブマスタ制御部330は、シリアル通信バス380、381、382、383、384を介して、複数のスレーブ制御部331、332、333、334、335のそれぞれと接続されている。また、サブマスタ制御部340は、シリアル通信バス390、391を介して、複数のスレーブ制御部341、342のそれぞれと接続される。以下、シリアル通信バスは「シリアル通信線」ともいう。
以下、機能モジュール302〜305の構成について説明する。ここでは、作像モジュール304を例にして説明する。
図4は、作像モジュール304の構成の一例を説明する図である。
サブマスタ制御部330は、CPU401により、装置機能の一つである作像に関わる動作、及びシーケンス制御を行っている。RAM402は、CPU401の一時記憶の領域として使われる。ROM403は、作像動作に関わるプログラムと、マスタ制御部301、スレーブ制御部331、332、333、334、335と通信するためのプログラム等を格納している。
シリアルI/F(Serial I/F)404(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はシリアル通信線380、381、382、383、384を通して、それぞれスレーブ制御部331、332、333、334、335と1対1のシリアル通信を行う。また、サブマスタ制御部330は、図示しないシリアルI/Fを有し、シリアル通信線352(図3)を通して、マスタ制御部301と1対1のシリアル通信を行う。なお、マスタ制御部301は、各サブマスタ制御部と各々で同時に異なる通信速度で異なるデータ通信が可能である。
スレーブ制御部331は、露光装置218Yに内蔵されているポリゴンミラー駆動モータ415の制御を行う。CPU410は、ポリゴンミラーの起動から所定の回転速度で安定制御し、作像終了後は停止制御する。RAM411は、CPU410の一時記憶の領域として使われる。また、RAM411には、後述するACC/DEC制御部414の制御結果情報等を一時的に格納する。ROM412は、ポリゴンミラー制御に関わるプログラムと、サブマスタ制御部330と通信するためのプログラム等を格納している。シリアルI/F413は、シリアル通信線380を通して、サブマスタ制御部330と1対1のシリアル通信を行う。ACC/DEC制御部414は、ポリゴンミラー駆動モータ415を回転駆動する駆動部である。BDセンサ416は、ポリゴンミラーにより走査されたレーザ光路上に配置されて、走査毎にレーザ光の検知を行う。また、BDセンサ416は、レーザのAPC(オートパワーコントロール)の参照光検知にも用いられる。ACC/DEC制御部414は、BDセンサ416が予めきめられた周期で検知するようにポリゴンミラー駆動モータ415を加速または減速する制御を行う。ポリゴンミラー駆動モータ415は、ポリゴンミラーを回転させるモータである。露光装置218M、218C、218Kに内蔵されるポリゴンミラーについても同様に図示しない他のスレーブ制御部で制御される。
スレーブ制御部332は、感光体225Yを回転駆動する感光体(ドラム)駆動制御を行う。以下、感光体の回転駆動を「ドラム駆動」と記述する。CPU420は、感光体225Yを一定の作像速度で回転するように制御する。ただし、感光体225Yの回転の開始と停止、回転速度の制御は、複数の感光体225M、225C、225K、及び転写ベルト226と同期して制御される。RAM421は、CPU420の一時記憶の領域として使われる。ROM422は、感光体225Yの駆動制御に関わるプログラムと、サブマスタ制御部330と通信するためのプログラム等を格納している。シリアルI/F423は、シリアル通信線381を通して、サブマスタ制御部330と1対1のシリアル通信を行う。ドラムモータ駆動424は、感光体225Yを回転駆動するドラムモータ425の駆動部である。ドラム駆動モータ425は、感光体225Yを回転駆動するモータである。図示しないが、感光体225M、225C、225Kの制御に関わるスレーブ制御部も同様の構成である。これらのスレーブ制御部により、感光体225はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)で個別制御される。
スレーブ制御部333は、ローラ227を駆動制御して、ローラ227、228、229に張架されている転写ベルト226を制御する。CPU430は、ローラ227を駆動して転写ベルト226を感光体225Y、225M、225C、225Kの回転駆動に同期するように予め決められた回転速度で回転駆動制御を行う。スレーブ制御部332と同様に、転写ベルト226の回転の開始と停止、回転速度の制御は、複数の感光体225Y、225M、225C、225Kと同期して制御される。RAM431は、CPU430の一時記憶の領域として使われる。ROM432は、ローラ227の駆動制御、つまり転写ベルト制御に関わるプログラムと、サブマスタ制御部330と通信するためのプログラム等を格納している。シリアルI/F433は、シリアル通信線382を通して、サブマスタ制御部330と1対1のシリアル通信を行う。ローラ駆動434は、転写ベルト226を所定速度で回転させるローラ227の駆動制御を行う。ローラ駆動モータ435は、ローラを回転駆動するモータである。
スレーブ制御部334は、一次帯電装置221Yに供給する高電圧信号の制御を行う。CPU440は、感光体225Yの駆動と共に高電圧を生成し、感光体225Yの表面を帯電させる。一次帯電装置221M、221C、221Kについても同様に図示しない他のスレーブ制御部で制御される。RAM441は、CPU440の一時記憶の領域として使われる。ROM442は、一次帯電装置221Yの制御に関わるプログラムと、サブマスタ制御部330と通信するためのプログラム等を格納している。シリアルI/F443は、シリアル通信線383を通して、サブマスタ制御部330と1対1のシリアル通信を行う。高圧生成444は、昇圧コイル445を駆動するPWM信号を生成する。昇圧コイル445は、一次帯電の電圧を生成する。
なお、スレーブ制御部335の構成は、スレーブ制御部333と同様であるので、説明を省略する。
以下、図5を用いて、サブマスタ制御部330とポリゴンミラー駆動モータ415の制御を行うスレーブ制御部331との通信を行う、シリアルI/F404(a)とシリアルI/F413の詳細な構成を説明する。
図5は、本実施例に係るシリアルI/F404(a)とシリアルI/F413の構成を説明するブロック図である。なお、サブマスタ制御部330は、スレーブ制御部331以外にも複数のスレーブ制御部332〜335に接続されているが、これらの構成は同一のものとする。また、マスタ制御部301とサブマスタ制御部310、320、330、340等のシリアル通信構成も、図5に示すものと同様とする。
図5に示すように、シリアルI/F404(a)は、調歩同期通信のマスタとなる調歩同期通信マスタ501と、同期通信のマスタとなる同期通信マスタ502を有している。また、シリアルI/F404(a)は、選択レジスタ500を有している。選択レジスタ500は、シリアルI/F413と接続される2線のシリアル通信線506、507をどちらの通信マスタで使用するかを選択するためのものである。即ち、選択レジスタ500は、どちらの通信マスタを使用してシリアルI/F413との通信を行うかを選択するためのものである。選択レジスタ500は「0」又は「1」が設定可能なレジスタである
シリアルI/F413は、調歩同期通信スレーブ503と、同期通信スレーブ504を有している。また、シリアルI/F413は、選択レジスタ505を有している。選択レジスタ505は、どちらの通信スレーブを使うかを選択するためのものである。選択レジスタ505は「0」又は「1」が設定可能なレジスタである
即ち、調歩同期通信マスタ501と調歩同期通信スレーブ503が調歩同期通信を行う通信線と、同期通信マスタ502と同期通信スレーブ504が同期通信を行う通信線を共通の通信線(506,507)とする。以下、シリアル通信線を単に「通信線」又は「信号線」ともいう。
〔調歩同期通信〕
まず、図6、図7、図11を用いて、サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331が調歩同期通信を行う場合について説明する。選択レジスタ500に調歩同期通信を選択する値「0」が設定され、且つ選択レジスタ505にも調歩同期通信を選択する値「0」が設定されている場合、サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331は、通信線506、507を用いて調歩同期通信を行う。
図6は、サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331間の調歩同期通信を表すタイミングチャートである。
図6(a)は、通信のフォーマットを説明する図である。
通信はStart Bit(Low)を送信することで開始する。その後、8ビットのDataが送信される。その後、Dataに対する奇数パリティ(Parity Bit(odd))を送信し、最後のStop Bit(Low)を送信する。この一連の11ビットのビット列をフレーム(Frame)と呼ぶ。サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331のやりとりは、複数のフレームで構成したパケットでやり取りを行う。
図6(b)は、通信線506と507を用いて、サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331が行うパケット交換の一例を示すタイミングチャートである。
調歩同期通信マスタ501は、信号線506に上記に従ったパケットを転送することで通信を開始する。調歩同期通信スレーブ503は、信号線506を介して転送されるパケットを受信する。調歩同期通信スレーブ503は、パケットの受信結果を、バス418を介してCPU410に通知する。CPU410は、受信したパケットに応じた応答を、調歩同期通信スレーブ503に指示する。調歩同期通信スレーブ503は、CPU410に応じて応答パケットを、信号線507を介して転送する。調歩同期通信マスタ501が転送するパケットも、調歩同期通信スレーブ503が転送するパケットも、どちらもこのタイミングチャートに従ったフレーム構成で転送が行われる。
図11は、調歩同期通信マスタ501、および調歩同期通信スレーブ503がフレームを受信する仕組みを表すタイミングチャートである。
受信部には、ボーレートに応じた1bitの転送時間をカウントする1bitタイマがある。この1bitタイマは、通信線の受信信号に立下りを検知するとカウントアップを始め、1bitの転送時間となるとまた「0」に戻る、ことを繰り返し、これを11bit分繰り返すと停止する。受信部は、この1bitタイマの値があるポイントの時に受信データをサンプリングする。サンプリングは、1bitで3回発生するようになっており、この3回の多数決によりそのbitがHighかLowかを確定するようになっている。そのため、通信線にスパイク状の外乱ノイズが混入しても転送エラーが発生しにくい。本実施例では、調歩同期通信の通信ボーレートを1Mbpsとする。
図7は、調歩同期通信で実際に転送を行うパケットの構成の一例を示す図である。
図7(a)〜(d)は、サブマスタ制御部330のCPU401がスレーブ制御部331のCPU410に指示を出すために、調歩同期通信マスタ、および信号線506を介して転送するパケットに対応する。
図7(e)〜(j)は、CPU410が、CPU401からの指示に対する応答として、調歩同期通信スレーブ503、および通信線507を介してCPU401に転送するパケットに対応する。以下、具体的に説明する。
例えば、CPU401がCPU410に対し、ポリゴン回転開始を指示する場合、図7の(a)の3バイトのデータ(3フレーム分)のパケットを転送する。CPU410は、このパケットを受信すると、ポリゴンが回せる状態になっていれば、図7(e)の2バイトのデータ(2フレーム分)のパケットをCPU401に送信する。この例のように、サブマスタ制御部330は、スレーブ制御部331に対してコマンドとなるパケットを転送し、スレーブ制御部331はそれに応じたパケットをサブマスタ制御部330に転送することで制御を行っている。
なお、各パケットには、チェックサムが付随されており、チェックサムのフレーム以前のフレームデータを全部加算した下位8ビットがチェックサムとして転送される。
また、CPU401がCPU410に対し、ポリゴンの回転状態を問い合わせる場合、図7の(b)の2バイトのデータ(2フレーム分)のパケットを送信する。CPU410は、このパケットを受信すると、ポリゴンの回転状態に応じて、図7(f)〜(i)のいずれかの2バイトのデータ(2フレーム分)のパケットをCPU401に送信する。例えば、起動中の場合には図7(f)のパケット、安定回転中の場合には図7(g)のパケット、停止中の場合には図7(h)のパケット、異常状態の場合には図7(i)のパケットを転送する。
また、CPU401がCPU410に対し、ポリゴンの回転停止を指示する場合、図7の(c)の2バイトのデータ(2フレーム分)のパケットを転送する。CPU410は、このパケットを受信すると、ポリゴンの回転を停止する。
また、CPU401がCPU410に対し、通信モードの切り替えを指示する場合、図7の(d)の2バイトのデータ(2フレーム分)のパケットを転送する。CPU410は、このパケットを受信すると、選択レジスタ505の値を変更する。
また、CPU410は、パケットを受信できなかった場合、図7(j)の2バイトのデータ(2フレーム分)のパケットをCPU401に送信する。
〔同期通信〕
次に、図8、図9を用いて、サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331が同期通信を行う場合について説明する。選択レジスタ500に同期通信を選択する値「1」が設定され、選択レジスタ505にも同期通信を選択する値「1」が設定されている場合、サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331は、通信線506、507を用いて同期通信を行う。
図8は、サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331間の同期通信を表すタイミングチャートである。
図8(a)は、通信のフォーマットを説明する図である。
通信線506は、データ同期用クロック信号として用いられ、同期通信マスタ502が必要な時に駆動する。サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331は、通信線507でデータを送受信するため、互いに必要な時に通信線507を双方が駆動する。通信は、データ同期用クロック信号(通信線506)がHighの時に、同期通信マスタ502がLowを駆動することにより立ち下がりエッジが発生することで開始される(Start Condition(Low))。その後、Dataが8ビット転送されるたびにAckが転送される。なお、通信は、データ同期用クロック信号(通信線506)がHighの時に、同期通信マスタ502が通信線507の駆動をやめると、通信線507はプルアップ抵抗によりHighとなり、立ち上がりエッジが発生することで完了する(Stop Condition(High))。
同期通信マスタ502、および同期通信スレーブ504は、同期通信マスタ502が駆動するデータ同期用クロック信号の立ち上がりでデータをサンプリングする。そのため、クロック信号に外乱ノイズが混入すると同期通信スレーブ504が正常にデータを受信できない場合が発生する。しかし、同期通信の場合、同期通信クロックの周波数を上げるだけでボーレートを上げることが可能であり、大容量のデータを高速に転送することができる。本実施例の場合、同期通信クロックは4MHzとする(通信ボーレートは4Mbpsとなり、調歩同期通信の4倍となる)。
図8(b)は、通信線506と507を用いて、サブマスタ制御部330とスレーブ制御部331が行うデータの送受信の一例を示すタイミングチャートである。
この例では「Start Condition」を発行してから2byte分、同期通信マスタ502が動作を指示するコマンドの転送を行うとコマンドに応じたデータを同期通信スレーブ504が転送し、「Stop Condition」で通信が終了する。本例では、同期通信スレーブ504は、2byte分しかコマンドに応じたデータを転送していないが、このコマンドやコマンドに応じたデータのデータ量は同期通信マスタ502が転送するコマンドによって異なる。
図9は、同期通信で実際に転送を行うコマンドの構成の一例を示す図である。
印刷ジョブの終了後、回転周期やレーザ光量等がどのような状態だったかを知るために、CPU401は、同期通信マスタ502を介して、図9(a)のように、ログ取得コマンドであるコマンドデータを1バイト送信する。これに応じて、CPU410は、前回のポリゴンが安定回転中に測定した最短および最長BD信号の間隔や、レーザ光量の最高光量、最低光量値をCPU401に転送する。これにより、CPU401は、CPU410が制御したポリゴンモータのログが取得できる。
また、CPU410が動作するためのプログラムが格納されているROM412の書込み、読み出しを行うためのコマンドも用意されている(図9(b)、(c))。このコマンドでは、それぞれの開始アドレスと転送バイト数を指定し、書き込みの場合は、転送バイト数分の転送データ(書込みデータ)を送ることで書込みが行える(図9(b))。一方、読み出しの場合は、指定した転送バイト数分だけROMの読み出し結果を転送することで読み出しを行うことができる(図9(c))。なお、この書込みと読み出しを行うコマンドは、CPU410を介することなくROM412に同期通信スレーブ504がWrite・Readを行う。
また、通信モードを同期通信から調歩同期に切り替えるコマンドも用意されている(図9(d))。通信切替モードを受信し、一連の通信が完了すると、同期通信スレーブ504は、選択レジスタ505を書き換えることで、以降の通信が調歩同期となる。
さらに、ステータス確認コマンドも用意されている(図9(e))。ステータス確認コマンドは、電源投入後に、スレーブ制御部331全体が作像するための準備が整っているか否かを判定するためのコマンドである。このコマンドが送られると、CPU410は、準備ができていれば、準備完了を示す「0x01」を、準備中なら「0x10」を、同期通信スレーブ504を介してCPU401に転送する。これにより、CPU401は、スレーブ制御部331の状態を認識することが可能となる。
次に、図10を用いて、実施例1における同期通信と調歩同期通信の切り替え処理を説明する。
図10は、実施例1においてCPU401が行うスレーブ制御部331の制御処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートの処理は、CPU401がROM403に格納されたプログラムを実行することにより実現されるものである。
CPU401は電源が投入され通常起動すると、S1001において、同期通信マスタ502を用いて、ステータス確認コマンドを送信する。本実施例では、選択レジスタ500、および選択レジスタ505の初期値は「1」で「同期通信」が選択されているものとする。
次に、S1002において、CPU401は、ステータス確認コマンド(図9(e))を送信して得られるステータス値からスレーブ制御部331がポリゴンミラーを制御できる状態にあるかどうかを判断する。CPU401は、まだ準備ができていないと判定した場合(S1002でNoの場合)、S1025に処理を進める。
S1025において、CPU401は、一定時間待ち、S1001に処理を戻し、再度ステータス確認コマンドを送信することで準備が完了するのを待つ。
一方、上記S1002において、CPU401は、準備ができたと判定した場合(S1002でYesの場合)、S1003に処理を進める。
S1003において、CPU401は、通信モード切替コマンド(図9(d))を送信し、さらに選択レジスタ500の値を「0」に変更して、通信を同期通信から調歩同期通信に変更するように制御し、S1004に処理を進める。
S1004において、CPU401は印刷ジョブ(JOB)が投入されるまで待つ。CPU401は、印刷ジョブの投入を受け付けたと判定した場合(S1004でYesの場合)、S1005に処理を進める。
S1005において、CPU401は、調歩同期通信マスタ501を用いて、ポリゴン回転開始のパケット(図7(a))を送信する。
その後、S1006において、CPU401は、一定時間待した後、S1007に処理を進める。
S1007において、CPU401は、回転状態問い合わせパケット(図7(b))をスレーブ制御部331に送信し、問い合わせ結果を取得する。
次に、S1008において、CPU401は、上記S1005の問い合わせの結果を判定する。CPU401は、上記問い合わせの結果、まだ安定回転していないと判定した場合(S1008でNoの場合)、S1006に処理を戻し、再度一定時間待ち、安定回転ができるまで繰り返す。
一方、上記S1008において、CPU401は、安定回転したと判定した場合(S1008でYesの場合)、印刷が可能と判断し、S1009に処理を進める。
S1009において、CPU401は、一定時間待ち、S1010に処理を進める。
S1010において、CPU401は、再度、回転状態問い合わせパケット(図7(b))を送信する。
次に、S1011において、CPU401は、上記S1010の問い合わせの結果を判定する。まだ安定回転していないと判定した場合(S1011でNoの場合)、スレーブ制御部331が正常にポリゴンモータの制御ができていないと判断し、S1019に処理を移行させる。
S1019において、CPU401は、ポリゴン回転停止のパケット(図7(c))を送信する。
その後、S1020において、CPU401は、一定時間待ち、S1021に処理を進める。
S1021において、CPU401は、回転状態問い合わせパケット(図7(b))をスレーブ制御部331に送信して問い合わせ結果を取得し、該問い合わせ結果に基づいて、ポリゴンモータの回転が停止したか否かを判定する。CPU401は、まだ停止していないと判定した場合(S1021でNoの場合)、S1020に処理を戻し、再度一定時間待ち、停止するまで確認を行う。
一方、上記S1021において、CPU401は、ポリゴンモータの回転が停止したと判定した場合(S1021でYesの場合)、S1022に処理を進める。
S1022において、CPU401は、通信モード切替パケット(図7(d))を送信し、さらに選択レジスタ500の値を「1」に変更して、調歩同期通信から同期通信に変更するように制御する。
その後、S1023において、CPU401は、ログ取得コマンド(図9(a))を送信し、ログ情報を取得し、S1024に処理を進める。S1024の処理は後述する。
また、上記S1011において、CPU401は、上記問い合わせの結果、安定回転したと判定した場合(S1011でYesの場合)、S1012に処理を進める。
S1012において、CPU401は、印刷ジョブが終了したか否かを判定する。CPU401は、印刷ジョブが続くと判定した場合(S1012でNoの場合)、S1009に処理を戻し、再度一定時間待ち、回転状態を監視することで作像中に異常な状態になっていないかを監視する。
一方、上記S1012において、CPU401は、印刷ジョブが終了したと判定した場合(S1012でYesの場合)、S1013に処理を進める。
S1013において、CPU401は、ポリゴン回転停止のパケット(図7(c))を送信する。
その後、CPU401は、S1014において、一定時間待ち、S1015に処理を進める。
S1015において、CPU401は、回転状態問い合わせパケット(図7(b))をスレーブ制御部331に送信して問い合わせ結果を取得し、該問い合わせ結果に基づいて、ポリゴンモータの回転が停止したか否かを判定する。CPU401は、まだ停止していないと判定した場合(S1015でNoの場合)、S1013に処理を戻し、再度ポリゴン回転停止のパケットを送信し、停止するまで繰り返す。
一方、上記S1015において、CPU401は、ポリゴンモータの回転が停止したと判定した場合(S1015でYesの場合)、S1016に処理を進める。
S1016において、CPU401は、通信モード切替パケット(図7(d))を送信し、さらに選択レジスタ500の値を「1」に変更して、調歩同期通信から同期通信に変更するように制御する。
その後、S1017において、CPU401は、ログ取得コマンド(図9(a))を送信し、ログ情報を取得し、S1018に処理を進める。
S1018において、CPU401は、上記S1017で取得したログ情報が正常か否かを判定する。CPU401は、上記S1017で取得したログ情報が正常であると判定した場合(S1017でYesの場合)、S1003に処理を移行させ、再び調歩同期通信に変更し、次の印刷ジョブが投入されるまで待つ。
上記S1018において、CPU401は、上記S1017で取得したログ情報が正常でないと判定した場合(S1017でNoの場合)、S1024に処理を移行させる。
S1024において、CPU401は、上記S1017又は上記S1023で取得したログ情報から異常個所を特定し、その異常個所に該当するエラー通知を行う。このエラー通知は、マスタ制御部301に対して行う。そして、CPU401は、制御を異常終了とし、本フローチャートの処理を終了する。
以上示したように、本実施例によれば、印刷動作(プリント動作)を行う前や、印刷動作後のようなモータなどの負荷が停止しているときには外乱ノイズが少ないため、大量のログデータなどのデータ転送が高速に行える同期通信を選択する。これにより、大量のログデータなどのデータ転送を高速に行うことができる。また、印刷動作時等のモータ等の負荷が動作していて外乱ノイズが多く且つ通信エラーによる停止が極力少なくしないとリアルタイムな動作が遅れてしまうような場合には、調歩同期通信を行う。これにより、外乱ノイズによる通信エラー発生を抑えることで安定した印刷動作を行うことができる。
本実施例2では、画像形成装置1000におけるスレーブ制御部331に内蔵されているCPU410のプログラムのダウンロード、およびプログラムの更新時の動作について説明する。以下、実施例1と異なる部分のみを説明し、同一の部分については説明を省略する。
以下、図12を用いて、実施例2におけるCPU401の処理について説明する。
図12は、実施例2においてCPU401が行うスレーブ制御部331の制御処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートの処理は、CPU401がROM403に格納されたプログラムを実行することにより実現されるものである。
CPU401は電源が投入され通常起動すると、S1201において、ダウンロードモードか否かを判定する。この判定は、例えばCPU401のある端子がHighになっている等で判定する。
上記S1201において、CPU401は、ダウンロードモードではないと判定した場合(S1201でNoの場合)、S1207に処理を移行し、実施例1で説明した図10の処理を実行する。
一方、CPU401は、ダウンロードモードであると判定した場合(S1201でYesの場合)、S1202に処理を進める。
S1202において、CPU401は、プログラム書込みコマンド(図9(b))を送信する。なお、実施例1と同様に、通信選択を行う選択レジスタ500および選択レジスタ505は、電源投入後、初期値「1」に設定され、「同期通信」が選択されているものとする。このプログラム書込みコマンドにより、スレーブ制御部331のROM412に格納されているプログラムが更新される。なお、CPU401は、上記プログラム書込みコマンドで書き込みしたデータ(プログラム)を全てRAM402に格納しておくものとする。
その後、S1203において、CPU401は、全てのプログラムを転送した(全てのプログラムのROM412への書き込みを完了した)か否かを判定する。CPU401は、まだ一部のプログラムを転送していない、すなわちROM412に対して一部のプログラムの書込みが終わっていないと判定した場合(S1203でNoの場合)、S1202に処理を戻し、全てのプログラムの書込みが終わるまで繰り返す。
一方、上記S1203において、CPU401は、全てのプログラムを転送した(全てのプログラムのROM412への書き込みを完了した)と判定した場合(S1203でYesの場合)、S1204に処理を進める。
S1204において、CPU401は、プログラム読み出しコマンド(図9(c))を送信する。なお、CPU401は、上記プログラム読み出しコマンドで読み出したデータ(プログラム)を全てRAM402に格納しておくものとする。
次に、S1205において、CPU401は、全てのプログラムの読み出しが完了したか否かを判定する。まだ読み出せていないプログラムがあると判定した場合(S1205でNoの場合)、S1204に処理を戻し、再度プログラム読み出しコマンドを送信する。
一方、上記S1205において、CPU401は、全てのプログラムの読み出しが完了したと判定した場合(S1205でYesの場合)、S1206に処理を進める。
S1206において、CPU401は、上記S1202〜S1203で書き込みしたデータ(プログラム)と、上記S1204〜S1205で読み出したデータ(プログラム)が一致しているか否かを判定する。CPU401は、書き込みしたデータと読み出したデータが一致していないと判定した場合(S1206でNoの場合)、S1202に処理を戻し、再度書込みからやり直すように制御する。
一方、上記S1206において、CPU401は、書き込みしたデータと読み出したデータが一致したと判定した場合(S1206でYesの場合)、プログラムのダウンロード処理を完了し、本フローチャートの処理を終了する。
以上のように、実施例2によれば、プログラムのダウンロード等は大容量のデータの転送が行われるため、同期通信を選択して行う。これにより、工場でのプログラム書込みや、商品化後のプログラム更新を短時間で行うことができる。
なお、本実施例では画像形成装置を例に説明したが、これに限定されるものではない。上述した各実施例の構成は、シリアル通信の技術であり、複数の制御部を有し、制御部間でシリアル通信を行う電子機器に適用可能である。例えば負荷を制御する制御部とシリアル通信するような外部ノイズの影響が大きな電子機器に適用することにより、優れた効果を奏する。
例えば、負荷が停止しているときには外乱ノイズが少ないため、大量のデータ転送が高速に行える同期通信を選択し、負荷が動作していて外乱ノイズが多く且つ通信エラーによる停止が極力少なくしない場合には、外乱ノイズに強い調歩同期通信を選択する。これにより、電子機器の動作状態に応じて、大量のデータ転送を高速に行う通信と、外乱ノイズによる通信エラー発生を抑えて安定した動作を可能にする通信とを適切に使い分けることができる。よって、シリアル通信では、同期通信はボーレートを上げやすいが外乱ノイズに弱く、調歩同期通信は外乱ノイズに強いがボーレートがあげるのが難しいという課題を解決することができる。また、同期通信と調歩同期通信の両方の通信方式を備えると、それぞれに通信線が必要となり、結果、通信線が増えてコストも増加してしまう等の課題も解決することができる。
また、上述した各構成は、複数の機器(例えばコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタ等)がシリアル通信を行うシステムに適用してもよい。
以上により、通信線を増やすことなく、外乱ノイズに強い調歩同期通信と、ボーレートを上げた高速なデータ転送が容易な同期通信を適切に使い分け可能な優れた通信を安価に実現することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
1000 画像形成装置
330 サブマスタ制御部
401 CPU
404 シリアルI/F
331 スレーブ制御部
410 CPU
413 シリアルI/F
500 選択レジスタ
501 調歩同期通信マスタ
502 同期通信マスタ
503 調歩同期通信スレーブ
504 同期通信スレーブ
505 選択レジスタ
506,507 シリアル通信線

Claims (6)

  1. シリアル通信線を介して通信可能な第1制御部と、第2制御部とを有する電子機器であって、
    前記第1制御部は、
    クロックを生成し、該クロックに同期して前記第2制御部と前記シリアル通信線を介してデータを送受信する第1通信を行う第1通信手段と、
    予め決められた通信ボーレートで前記第2制御部と前記シリアル通信線を介してデータを送受信する第2通信を行う第2通信手段と、
    前記第1通信と前記第2通信のいずれで前記第2制御部との通信を行うかを切り換え制御する第1制御手段と、を有し、
    前記第2制御部は、
    前記クロックを用いて前記第1通信手段と前記シリアル通信線を介してデータを送受信する第3通信手段と、
    前記通信ボーレートで前記第2通信手段と前記シリアル通信線を介してデータを送受信する第4通信手段と、を有し、
    前記シリアル通信線は、前記第1通信と、前記第2通信とで共通の通信線であることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1制御部は、第1の値又は第2の値を設定可能な第1設定手段を有し、
    前記第2制御部は、第3の値又は第4の値を設定可能な第2設定手段と、前記第1制御部から受信したデータに基づく制御を行う第2制御手段と、を有し、
    前記第1設定手段に前記第1の値が設定され、且つ、前記第2設定手段に前記第3の値が設定されている場合、前記第1通信手段と前記第3通信手段とが前記第1通信を行い、
    前記第2設定手段に前記第2の値が設定され、且つ、前記第2設定手段に前記第4の値が設定されている場合、前記第2通信手段と前記第4通信手段とが前記第2通信を行い、
    前記第1制御手段は、前記切り換えを行う場合、前記第1通信又は前記第2通信により前記切り換え指示を前記第2制御部に送信し、前記第1設定手段の値を変更するように制御し、
    前記第2制御手段は、前記第1通信又は前記第2通信により前記第1制御部から前記切り換え指示を受信した場合、前記第2設定手段の値を変更するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2制御部は、負荷の動作を制御し、
    前記第1制御手段は、前記負荷が動作している場合には前記第2通信を用い、前記負荷が動作していない場合には前記第1通信を用いるように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記電子機器は、記録材に画像を形成する印刷動作が可能な画像形成装置であり、
    前記第2制御部は、前記印刷動作に係る負荷の動作を制御し、
    前記第1制御手段は、前記印刷動作時には前記第2通信を用いるように制御することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記第1制御手段は、前記第2制御部からログデータを取得する場合には、前記第1通信を用いるように制御することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第2制御部は、該第2制御部で実行するプログラムを記憶しておくための記憶手段を有し、
    前記第1制御手段は、前記記憶手段に記憶すべきプログラムを前記第1制御部から前記第2制御部に送信する場合には、前記第1通信を用いるように制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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