JP2019011158A - シート搬送切替装置及び画像形成システム - Google Patents

シート搬送切替装置及び画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】シートの搬送を停止することなく、また、シートの性状、大きさ等にかかわらずシートの搬送方向を切り替える。【解決手段】第1搬入路に配置された搬送ローラー対は、シートの搬送方向の下流側が上流側に比べて回転軸の第1搬入路に搬入されたシートに対する傾きが大きく、第1搬出路に配置された搬送ローラー対はシートの搬送方向の下流側が上流側に比べて回転軸の第1搬入路に搬入されたシートに対する傾きが小さい。【選択図】図4

Description

本発明は、シート搬送切替装置及び画像形成システムに関するものである。
プリンター等の画像形成装置では、搬送されたシートに対して画像を印刷し、印刷済みのシートを搬送して外部に搬出する。特許文献1の画像形成装置では、シートを挟持して搬送方向に対して水平方向に90度回転させる用紙回転部でシートを回転させて、シートの搬送方向を方向転換している。
特開2001−328571号公報
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、用紙回転部でシートを挟持して回転させるため、シートの搬送を一時的に停止する必要があり、生産性が低下する虞がある。また、用紙回転部でシートを挟持して回転させるため、用紙回転部よりも内外シートを回転させることは不可能である。また、全ての種類の用紙に対応するためには、用紙回転部が大きくなり、結果として画像形成装置が大きくなってしまう。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、シートの搬送を停止することなく、また、シートの性状、大きさ等にかかわらずシートの搬送方向を切り替えることができるシート搬送切替装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係るシート搬送切替装置は、シートを搬送する搬送路と、前記搬送路内に前記シート搬送方向に沿って配列されて前記シートを挟むとともに回転することで前記シートを搬送する複数の搬送ローラー対と、を備え、前記搬送路は、前記シートを搬送する第1搬入路と、前記第1搬入路に搬入された前記シートの上面に沿うとともに搬入方向と交差する方向にシートを搬送する第1搬出路と、前記第1搬出路で搬送された前記シートを外部に排出する第1排出口と、を有し、前記第1搬出路は、前記第1搬入路と前記第1排出口とを繋ぎ、前記第1搬入路において、前記シートの搬送方向の下流側の搬送ローラー対は、上流側の搬送ローラー対に比べて回転軸の両端の高低差が大きくなるように配置されており、前記第1搬出路において、前記シートの搬送方向の下流側の搬送ローラー対は、上流側の搬送ローラー対に比べて回転軸の両端の高低差が小さくなるように配置されている。
本発明によれば、シートの搬送を停止することなく、また、シートの性状、大きさ等にかかわらずシートの搬送方向を切り替えることができるシート搬送切替装置を提供すことができる。
画像形成システムの機能ブロック図である。 画像形成システムにおいてシートが搬送される順序を示す概略図である。 第1蓄積ユニットに備えられたシート搬送切替装置の概略構成を示す図である。 シート搬送切替装置の第1搬入部及び第1搬送部の概略構成を示す図ある。 第1傾斜ローラー対及び第10傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。 第2傾斜ローラー対及び第9傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。 第3傾斜ローラー対及び第8傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。 第4傾斜ローラー対及び第7傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。 第5傾斜ローラー対及び第6傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。 第2排出口からシートを排出しているときの画像形成システムの配列を示す斜視図である。 第1排出口からシートを排出している状態の第1蓄積ユニットの概略図であるである。 第1排出口からシートを排出しているときの画像形成システムの配列を示す斜視図である。 画像形成システムの他の例の機能ブロック図であるである。 シート搬送切替装置に用いられる搬送台の一例の動作を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず、単なる説明例にすぎない。
(第1実施形態)
図1は、画像形成システムの機能ブロック図である。図2は、画像形成システムにおいてシートが搬送される順序を示す概略図である。
(画像形成システム100)
画像形成システム100は、シートに画像を印刷するともに、印刷済みのシートを蓄積する印刷装置である。画像形成システム100は、シートの給紙及び給紙されたシートに画像を形成する(印刷する)画像形成装置Pt1と、画像形成装置Pt1で画像が形成されたシートを束ねたり、シートを綴じたり等の後処理を行う後処理装置Pt2とを含む。図1、図2に示すように、画像形成システム100は第1給紙ユニット101と、第2給紙ユニット102と、画像形成ユニット103と、第1蓄積ユニット104と、第2蓄積ユニット105と、後処理ユニット106とを備える。画像形成システム100において、画像形成装置Pt1は、第1給紙ユニット101、第2給紙ユニット102及び画像形成ユニット103を組み合わせている。また、後処理装置Pt2は、第1蓄積ユニット104、第2蓄積ユニット105及び後処理ユニット106を組み合わせている。そして、画像形成システム100には、各ユニットを統合的に制御する制御部200と、制御部200に接続されコンピューターCp、サーバーSv等の外部機器との通信を行う通信部201とを備えている。
(制御部200)
制御部200は、画像形成システム100の全体制御を司る。制御部200は、CPUを含む。そして、制御部200は、ROM、HDDやフラッシュROMのような不揮発性メモリー及びRAMのような揮発性のメモリーを含む記憶部(不図示)を備えている。制御部200は、記憶部に記憶されている、制御に関するプログラムやデータを利用して各ユニットを制御する。なお、図1に示すブロック図において、制御部200は、上述の各ユニットとは独立したものとして示されているが、これに限定されない。例えば、画像形成システム100のメインのユニットである画像形成ユニット103に内蔵されていてもよいし、他のユニットに内蔵されていてもよい。また、複数のユニットに備えられた制御部を連動させて全体の制御を行うようにしてもよい。
(第1給紙ユニット101、第2給紙ユニット102)
第1給紙ユニット101及び第2給紙ユニット102は、内部に備蓄されているシートを画像形成ユニット103に供給する。第1給紙ユニット101及び第2給紙ユニット102には、各々、シートを搬送するための搬送部(不図示)が備えられている。そして、第1給紙ユニット101及び第2給紙ユニット102には搬送モーター11及び12が備えられて、搬送モーター11及び12が、搬送部を駆動する。搬送モーター11及び搬送モーター12は、制御部200に制御される。
図2に示すように、第1給紙ユニット101と画像形成ユニット103との間に第2給紙ユニット102が配置される。第1給紙ユニット101及び第2給紙ユニット102は、性状(サイズ、厚み、色等)が同じシートを備蓄していてもよいし、性状が異なるシートを備蓄していてもよい。本実施形態にかかる画像形成システム100では、第2給紙ユニット102から供給されるシートは、直接画像形成ユニット103に搬送される。また、第1給紙ユニット101から供給されるシートは、第2給紙ユニット102を通過して(バイパスして)、画像形成ユニット103に送られる。
なお、第1給紙ユニット101と第2給紙ユニット102とで性状が同じシートを備蓄している場合、第2給紙ユニット102から優先的に画像形成ユニット103にシートを供給し、第1給紙ユニット101から第2給紙ユニット102にシートを補充するようにしてもよい。また、第1給紙ユニット101及び第2給紙ユニット102のいずれか一方に、原稿に形成されている画像を読み取る画像読取部及び画像読取部に原稿搬送部(いずれも不図示)を備えていてもよい。画像読取部及び原稿搬送部は画像形成ユニット103が備えていてもよい。画像形成システム100において、画像読取部及び原稿搬送部は、シート搬送方向において画像形成ユニット103の上流側に配置されるユニットに備えられるのが好ましい。
(画像形成ユニット103)
画像形成ユニット103は、搬送モーター13と、印刷部2とを備える。画像形成ユニット103はシートを搬送する搬送部(不図示)を備えており、搬送モーター13で搬送部が駆動される。印刷部2は、シートに対して画像を印刷する。印刷部2は、微粒子状のインクをシートに吹き付けるインクジェット方式であってもよいし、像担持体に形成されたトナー像をシートに転写して定着させる電子写真方式であってもよい。また、印刷部2は、従来公知の構成を有しており、詳細な説明は省略する。印刷部2で画像が形成された(印刷された)シートは、搬送部にて搬送されて、第1蓄積ユニット104に送られる。
(第1蓄積ユニット104)
第1蓄積ユニット104は、印刷済みのシートを蓄積する。また、第1蓄積ユニット104は、第2蓄積ユニット105に印刷済みのシートを送る。第1蓄積ユニット104には、本実施形態にかかるシート搬送切替装置3が備えられている。
(シート搬送切替装置3)
ここで、第1蓄積ユニット104に含まれるシート搬送切替装置3の詳細について図面を参照して説明する。図3は、第1蓄積ユニットに備えられたシート搬送切替装置の概略構成を示す図である。図4は、シート搬送切替装置の第1搬入部及び第1搬送部の概略構成を示す図ある。なお、図3は、各部の配置及び機能を説明するための図であり、シート搬送切替装置3の各部の寸法及び相対的な距離とは実際の装置とは異なる場合がある。
図3に示すように、シート搬送切替装置3は、搬送路30と、複数個の搬送ローラー対とを備える。なお、各搬送ローラー対を回転駆動するための搬送モーター14が設けられている。
搬送路30は、水平状態のシートPを、所定の(例えば、ユーザーが要求する)排出口から排出するようにシートPをガイドする。搬送路30は、主搬送路300と、第1搬入路311と、第1搬出路312(図4参照)と、第1排出口313(図4参照)と、第2搬出路321と、第2排出口322と、第3搬出路331と、第3排出口332と、第4搬出路341と、第4排出口343とを備える。なお、第1搬出路312及び第1排出路312及び第1排出口313は、図3において紙面手前側に配置される。また、搬送路30は主搬送路300のシート搬送方向の上流側に搬入口301を備える。搬入口301から、画像形成ユニット103から搬送されたシートPが搬入される。
図3に示すように、主搬送路300は、搬入口301から搬入されたシートPを上述した各搬送路及び排出口に向けて搬送する。主搬送路300は、シートPにストレスがかかりにくくガイドするため、シートPを直線的にガイドしている。そして、主搬送路300には、シートPを搬送するための搬送ローラー対302が並べて配置されている。搬送ローラー対302は、平行に配置された2本の回転軸Spと、回転軸Spに取り付けられたローラー部材Rとを備えている。2個の回転軸Spに取り付けられているローラー部材R同士は互いの外周面で接触している。この接触部をニップ部と称する。搬送ローラー対302は、ニップ部でシートPを挟み、回転することで、シートPを搬送する。
なお、搬送ローラー対302には、各回転軸Spの両端部分に1個ずつのローラー部材Rが取り付けられた構成を有するが、これに限定されない。例えば、両端のローラー部材に加えて中間部分に1個又は複数個のローラー部材が備えられてもよいし、回転軸Spに沿って延び、シートPの搬送方向と直交する方向の幅と同等の長さを有するローラー部材を備えていてもよい。なお、主搬送路300以外の搬送路では、搬送ローラー対の図示を省略しているが、シートPの搬送を円滑に行うために、主搬送路300に設けられているような搬送ローラー対が設けられていてもよい。また、主搬送路300以外の搬送路に配される搬送ローラー対には機能や配置場所に応じた名称がつけられる場合があるが、構造及び動作については、主搬送路300に備えられる搬送ローラー対と同じである。
主搬送路300のシート搬送方向の下流側は、第2搬出路321に接続している。第2搬出路321は、シートPを第2蓄積ユニット105に向けて排出する。第2搬出路321は、第2排出口322に接続しており、第2排出口322が第2蓄積ユニット105に接続される。なお、画像形成システム100が、第1蓄積ユニット104まで備える構成の場合、第2排出口322の外側に、排紙トレイ(不図示)を備えて、排出されるシートPを受けるようにしてもよい。図3に示すように、第2搬出路321は、主搬送路300の延長線上に設けられている。
そして、主搬送路300は、シートPの搬送方向を切り替える第1切替部303と、第2切替部304とを備えている。第1切替部303及び第2切替部304は、断面三角形状であり、回転することで、三角形の頂点が主搬送路300から隠れる位置又は主搬送路300を塞ぐ位置に移動する。三角形の頂点が隠れる位置にあるときには、シートPの搬送を切り替えない、すなわち、シートPは主搬送路300内を搬送される。三角形の頂点が塞ぐ位置にあるときには、シートPの搬送方向を切り替える。なお、第1切替部303は、シートPの搬送方向を図3中下方に延びる副搬送路309に切り替える。第2切替部304は、シートPの搬送方向を図3中上方に延びる第3搬出路331に切り替える。図3に示すように、第1切替部303は、第2切替部304よりもシートPの搬送方向において上流側に備えられる。
そして、副搬送路309の第1切替部303の近傍には、搬送方向が切り替えられたシートPを副搬送路309に引き込む第1引き込みローラー対305が備えられている。第1引き込みローラー対305は、搬送ローラー対の一つであり、主搬送路300の搬送ローラー対302と同様の構成を有する。
また、第3搬出路331の第2切替部304の近傍には、搬送方向が切り替えられたシートPを第3搬出路331に引き込む第2引き込みローラー対306が備えられている。第2引き込みローラー対306は、搬送ローラー対の一つであり、主搬送路300の搬送ローラー対302と同様の構成を有する。
第3搬出路331は、第2切替部304から上方に向かって延びている。そして、上部で主搬送路300におけるシート搬送方向と逆方向に湾曲している。第3搬出路331のシートP搬送方向の先端は、第3排出口332と接続している。第3排出口332は、第1蓄積ユニット104の上面に備えられた上面排紙トレイ333に向かって開口している。第3搬出路331を搬送されたシートPは、上面排紙トレイ333に排出される。画像形成システム100において印刷済みのシートPは、第1蓄積ユニット104の後述するシート蓄積部343にまとめて蓄積される場合が多い。そのため、印刷枚数が少ない場合には、上面排紙トレイ333に蓄積される場合があるが、多くの場合、上面排紙トレイ333は印刷状態を確認するための印刷済みのシートを排出するために用いられる場合が多い。例えば、確認が不要又は別の機器等で確認ができる場合には、第3搬出路331、第3排出口332及び上面排紙トレイ333は省略してもよい。
副搬送路309は、第1切替部304から下方に向かって延びている。そして、下部で主搬送路300におけるシート搬送方向と同方向に湾曲し、主搬送路300に沿って延びる。そして、副搬送路309には、第3切替部307が備えられている。第3切替部307は、第1切替部303と同じ構成を有しているため、詳細な説明は省略する。第3切替部307はシートPを、第4搬出路341に切り替える。
第4搬送路341の第3切替部307の近傍には、搬送方向が切り替えられたシートPを第34搬出路341に引き込む第3引き込みローラー対308が備えられている。第3引き込みローラー対308は、搬送ローラー対の一つであり、主搬送路300の搬送ローラー対302と同様の構成を有する。
第4搬出路341は、第3切替部307から下方に向かって延びている。そして、下部で主搬送路300におけるシート搬送方向と同方向に湾曲している。第4搬出路341のシートP搬送方向の先端は、第4排出口342と接続している。第4排出口342は、第1蓄積ユニット104の内部に備えられたシート蓄積部343に向かって開口している。第4搬出路341を搬送されたシートPは、シート蓄積部343に排出されて、蓄積される。
第3切替部307によって切り替えられずに搬送されたシートPは、第1搬入路311に搬入される。図3、図4に示すように、第1搬入路311から搬入されるシートPの搬入方向は、主搬送路300における用紙搬送方向に沿う方向である。そして、第1搬出路312から排出されるシートPの搬送方向は、第1搬入路311から搬入されるシートPの搬送方向に対して直交する方向である。以下に、第1搬入路311及び第2搬入路312による、シート搬送方向の直交する方向への切り替えについて説明する。
図5は、第1傾斜ローラー対及び第10傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。図6は、第2傾斜ローラー対及び第9傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。図7は、第3傾斜ローラー対及び第8傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。図8は、第4傾斜ローラー対及び第7傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。図9は、第5傾斜ローラー対及び第6傾斜ローラー対の傾斜状態を示す図である。
第1搬入路311は、シートの搬送方向に配列された5個の傾斜ローラー対を備える、また、第1搬出路312は、5個の傾斜ローラー対を備える。なお、第1搬入路311に備えられた傾斜ローラー対を、シート搬送方向の上流側から下流側に向かって、第1傾斜ローラー対41、第2傾斜ローラー対42、第3傾斜ローラー対43、第4傾斜ローラー対44及び第5傾斜ローラー対45とする。また、第1搬出路312に備えられた傾斜ローラー対を、シート搬送方向の上流側から下流側に向かって、第6傾斜ローラー対46、第7傾斜ローラー対47、第8傾斜ローラー対48、第9傾斜ローラー対49及び第10傾斜ローラー対410とする。さらに、第1搬入路311と第2搬入路312の接続部には、中間ローラー対40が備えられている。なお、傾斜ローラー対41〜410、中間ローラー対40は、搬送ローラー対の一つであり、主搬送路300の搬送ローラー対302と同様の構成を有する。
第1搬入路311及び第1搬出路312では、水平状態で搬送されるシートPをシート搬送方向を軸としてシートPが搬送中のシートPに対して90°ねじれた状態になるまでねじる。そして、シートPがねじれた状態で、シートPの搬送方向を元の搬送方向に対して90°変更した後、再度シートPをねじって、水平状態に戻す。
第1搬入路311及び第1搬出路312は、傾斜ローラー対41〜410を傾斜させることで、シートPをねじっている。図4及び図5に示すように、第1搬入路311のシートPの搬送方向の最も上流側の第1傾斜ローラー対41は、回転軸Spが水平又は略水平である。これにより、第1傾斜ローラー対41のローラー部材Rは、シートPを水平又は略水平に挟む。
図4、図6に示すように、搬送方向の第1傾斜ローラー対41の次の第2傾斜ローラー対42の回転軸Spは、第1搬出路312と反対側が上になるように傾斜している。図4、図7に示すように、搬送方向の第2傾斜ローラー対42の次の第3傾斜ローラー対43の回転軸Spは、第2傾斜ローラー対42よりも傾斜角度が大きくなっている。図4、図8に示すように、搬送方向の第3傾斜ローラー対43の次の第4傾斜ローラー対44の回転軸Spは、第3傾斜ローラー対43よりも傾斜角度が大きくなっている。図4、図9に示すように、搬送方向の第4傾斜ローラー対44の次の第5傾斜ローラー対45の回転軸Spは、垂直又は略垂直、すなわち、第1傾斜ローラー対41の回転軸Spに対して略90°傾いている。
すなわち、第1搬入路311に配置された傾斜ローラー対41〜45は、シート搬送方向において下流側の回転軸が上流側に比べて傾斜角度が大きくなるように配置されている。また、傾斜ローラー対42〜45の傾斜方向は、第1搬出路312と反対側、すなわち、切り替わったシート搬送方向と反対側が高くなる方向である。
このように、搬送ローラー対である傾斜ローラー対を徐々に、傾けることで、搬送されるシートを搬送方向を中心軸としたねじれ方向にねじってシートPを傾斜させることができる。
第5傾斜ローラー対45に搬送されたシートPは、中間ローラー対40に搬送されて、第6傾斜ローラー対46に到る。図4、図9に示すように、第5傾斜ローラー対45、中間ローラー対40及び第6傾斜ローラー対46の回転軸Spはいずれも略垂直、すなわち、第1傾斜ローラー対41の回転軸Spに対して略90°傾いている。
中間ローラー対40及び第6傾斜ローラー対46は、第5傾斜ローラー対45からのシートPの搬送方向を、その厚み方向に変更するように配置されている。第5傾斜ローラー対45に搬送されたシートPが、第6傾斜ローラー対46に搬送されるときには、その搬送方向は、第1搬入路311に搬入されたときのシートPの搬送方向に対して、シートPに沿う方向に一定の角度(90度)切り替わっている。シートPは、第6傾斜ローラー対46から第1搬出路312内を搬送される。
図4、図8に示すように、搬送方向の第6傾斜ローラー対46の次の第7傾斜ローラー対47の回転軸Spは、第6傾斜ローラー対46よりも傾斜角度が小さくなっている。なお、第7傾斜ローラー対47の回転軸Spは、上部が第1搬入路311側に傾斜している。そして、図4、図7に示すように、搬送方向の第7傾斜ローラー対47の次の第8傾斜ローラー対48の回転軸Spは、第7傾斜ローラー対47よりも傾斜角度が小さくなっている。図4、図6に示すように、搬送方向の第8傾斜ローラー対48の次の第9傾斜ローラー対49の回転軸Spは、第8傾斜ローラー対48よりも傾斜角度が小さくなっている。そして、図4、図5に示すように、搬送方向の第9傾斜ローラー対49の次の第10傾斜ローラー対410の回転軸Spは、水平又は略水平、すなわち、第1傾斜ローラー対41にて搬入されるシートPと平行になっている。そして、第10傾斜ローラー対410で搬送されたシートPは、第1排出口313から排出される。
シート搬送切替装置3は、第1搬入路311の傾斜ローラー対を順次、水平方向に対する傾きが大きくなるように傾斜させることで、シートPを搬送方向を軸としてねじる。そして、ねじれたシートの搬送方向を厚み方向に切り替える。その後、第1搬出路312の傾斜ローラー対を順次、水平方向に対する傾きが小さくなるように傾斜させることで、シートPを搬送方向を軸としてねじる。これにより、シートPは、搬送されている状態の面に沿う方向で、搬送方向と交差する方向に搬送方向を切り替えることができる。また、傾斜ローラー対で徐々にシートをねじるため、搬送方向を切り替えるためにシートの搬送を止める必要がなく、生産性を高めることが可能である。
なお、シート搬送切替装置3では、第1搬入路311から搬入されたシートPを90°ねじっていたが、これに限定されない。シートPの搬送方向の切り替えが可能な程度にねじれれば、90°にこだわらない。例えば、シートPが柔軟性を有するとともに、破れにくい場合、90°以下のねじり角度で搬送方向を曲げることが可能である。このとき、第5傾斜ローラー対45及び第6傾斜ローラー対46の回転軸Spは、垂直にならなくてよい。また、中間ローラー対40は、回転軸Spが垂直であってもよいし、垂直でなくてもよい。また、シート搬送切替装置3では、搬入されたシートPは、第1搬入路311及び第1搬出路312で反転される。しかしながら、これに限定されるものではなく、例えば、第1搬入路311又は第1搬出路312のいずれか一方のねじり方向を逆にすることで、反転しないようにすることも可能である。
また、上述の例では、第1搬入路311に5個の傾斜ローラー対が設けられて、等間隔に並んで配置されている。また、第1搬出路312に5個の傾斜ローラー対が設けられて、等間隔に並んで配置されている。しかしながら、これに限定されるものではなく、第1搬入路及び第1搬出路には、少なくとも2個の傾斜ローラー対が配置されていればよい。しかしながら、シートに負担をかけることなく、確実にねじるためには、傾斜ローラー対が多い方が好ましい。また、傾斜ローラー対の搬送方向の隙間は、均等であってもよいし、不均等であってもよい。ねじられて搬送されるシートにかかる負荷が少なくなるような配列を広く採用することができる。
(第2蓄積ユニット105)
第2蓄積ユニット105は、シートを搬送する搬送部(不図示)を備えており、搬送モーター15で搬送部が駆動される。内部のシート蓄積部にシートを蓄積可能であるとともに、後処理ユニット106にシートを供給することができる構成を有している。第2蓄積ユニット105は、第1蓄積ユニット104と同じ構成を有していてもよい。また、第1蓄積ユニット104から、第1搬入路311、第1搬出路312、第1排出口313を除いた構成としてもよい。第3搬出路331、第3排出口332及び上面排紙トレイ333を除いた構成としてもよい。
(後処理ユニット106)
後処理ユニット106は、印刷済みの用紙に対して、ステープル処理や部数単位で区分ける区分け処理等の印刷後の処理を行う。後処理ユニット106は、シートを搬送する搬送部(不図示)を備えており、搬送モーター16で搬送部が駆動される。
(ユニットの配列)
画像形成システム100の各ユニット各ユニットの配列について図面を参照して説明する。図10は、第2排出口からシートを排出しているときの画像形成システムの配列を示す斜視図である。
画像形成システム100において、制御部200は、第1切替部303及び第2切替部304を搬送方向を切り替えない位置(図3参照)にあるように制御している。これにより、搬入口301から搬入されたシートPは、直線的に搬送されて、第2排出口322から排出される。第2排出口322からシートPが排出される場合、第1給紙ユニット101、第2給紙ユニット102、画像形成ユニット103、第1蓄積ユニット104、第2蓄積ユニット105及び後処理ユニット106は、一直線上に配置される(図10参照)。このとき、画像形成システム100の最長部は長さL1となる。
次に、第1蓄積ユニット104に搬入されたシートを第1排出口313(図4参照)から排出するようにした場合について説明する。図11は、第1排出口からシートを排出している状態の第1蓄積ユニットの概略図である。図12は、第1排出口からシートを排出しているときの画像形成システムの配列を示す斜視図である。
画像形成システム100において、制御部200は、第1切替部303を搬送方向を切り替える位置にあるように制御している。図11に示すように、搬入口301から搬入されたシートPは、副搬送路309に分岐される。また、制御部200は、副搬送路309に備えられた第3切替部307を搬送方向を切り替えない位置にあるように制御している。これにより、副搬送路309を搬送されたシートPは、第1搬入路311に搬入される。そして、第1搬入路311に搬入されたシートPは、搬送方向に対してシートの面に沿う方向で直交する方向に搬送方向が切り替えられる。
このように、第1蓄積ユニット104で、第1排出口313を利用することで、画像形成システム100の各ユニットの配列は以下のようになる。第1給紙ユニット101、第2給紙ユニット102、画像形成ユニット103及び第1蓄積ユニット10は直線的に配列する。そして、第2蓄積ユニット105及び後処理ユニット106の配列方向は、第1給紙ユニット101から第1蓄積ユニット104までの並び方向に対して直交する方向に切り替わる(図12参照)。このとき、画像形成システム100の最長部は長さL2となる。
シート搬送切替装置3は、シートPの排出方向を、搬入方向の延長線上と、搬送されたシートPの表面に沿うとともに搬入方向と直交する方向に切り替えることが可能である。そして、搬入方向を切り替えることで、各ユニットの配列方向を途中で屈曲させることが可能である。そして、画像形成システム100の各ユニットの配列方向を屈曲させた場合の長さL2は、各ユニットの配列方向を直線的にした場合の画像形成システム100の長さL1よりも短い。これにより、同じ機能を有する画像形成システム100を設置可能な空間の要件が緩和される(一辺の長さが短くて済む)ので、多くの場所に設置可能である。
なお、本実施形態において、画像形成システムとして、2個の給紙ユニット(第1給紙ユニット101及び第2給紙ユニット102)、1個の画像形成ユニット103、2個の蓄積ユニット(第1蓄積ユニット104及び第2蓄積ユニット105)、及び1個の後処理ユニット106を備えた構成を有しているが、これに限定されない。ユニットの数が多くなってもよいし、少なくてもよい。また、これら以外のユニットを備えていてもよい。また、シート搬送切替装置3が、第1蓄積ユニット104に備えられているが、これに限定されない。他のユニットに備えられていてもよい。
本実施形態にかかるシート搬送切替装置では、シートPの搬送を止めることなく、シートをその表面に沿うとともに搬送方向と交差する方向に、シートの搬送方向を切り替えることが可能である。これにより、シートPが既定値よりも長いものや大きいものであっても、搬送方向を切り替えることが可能である。
(第2実施形態)
本発明にかかる、シート搬送切替装置の他の例について図面を参照して説明する。図13は、画像形成システムの他の例の機能ブロック図である。図14は、シート搬送切替装置に用いられる搬送台の一例の動作を示す図である。本実施形態において、シート搬送切替装置は、傾斜ローラー対が回転可能に支持される搬送台6と、傾斜ローラー対を含む搬送台6を傾斜させる角度切替部5とを備えている。それ以外の点において、本実施形態のシート搬送切替装置は、第1実施形態のシート搬送切替装置と同じ構成を有している。そのため、実質上同じ部分には、同じ符号を付し、同じ部分の詳細な説明は省略する。
搬送台6について説明する。なお、以下の説明において、特に区別が必要な場合を除いて、傾斜ローラー対41〜410を代表して、傾斜ローラー対4として説明する。図14に示すように、搬送台6は、台座61と、台座61から立設された支持脚部62とを備える。支持脚部62は、台座61の両端部に設けられており、傾斜ローラー対4の回転軸Spを回転可能に支持する。この時、傾斜ローラー対4は、ローラー部材Rの外周面が接触するように支持される。なお、台座61と支持脚部62とは、一体であってもよいし、別体であってもよい。
図14に示すように、角度切替部5は、台座部61に取り付けられており、台座部61の角度を切り替える。なお、図14において、角度切替部5は、台座61の端部に配置されているがこれに限定されない。例えば、中央に配置されていてもよい。
角度切替部5は、例えば、ステッピングモーター等の駆動角度を細かく且つ正確に調整可能なものが用いられる。また、図13に示すように、角度切替部5は、制御部200に接続されており、制御部200によって制御される。すなわち、制御部200は、角度切替部5を制御することで、傾斜ローラー対41〜410の角度を制御している。
画像形成システム100では、例えば、厚みが異なるシートや、長さ、幅が異なるシート、柔軟性が異なるシート等、性状が異なる様々なシートを使用する場合がある。シート搬送切替部3で、搬送方向を切り替える場合、シートによっては、ねじれにくいものや、しわが入りやすいもの、カールしやすいもの等がある。そこで、制御部200は、予め搬送されるシートPの性状の情報を取得し、そのシート性状に合わせて、各傾斜ローラー対41〜410の角度を適切な角度に切り替える。例えば、ねじれにくいシートの場合、第1傾斜ローラー対41も少し傾斜させるようにする。このようにすることで、最初の第1傾斜ローラー対41でシートPをねじれやすくできる。
このとき、制御部200は、シートの搬送速度を調整する。すなわち、シートがねじれにくい用紙の場合、ゆっくり搬送することで次の傾斜ローラー対に接触したときにも、シートが曲がったり折れたりしにくくなる。なお、シートの搬送速度を調整する場合、シート搬送切替装置3内での搬送速度を落とすだけでは、シートが詰まってしまう虞がある。そのため、制御部200は、シート搬送切替装置3で、搬送速度を変更する場合には、第1蓄積ユニット104以外のユニットに備えられた搬送部の搬送モーター11、12、13、15及び16を同期させて制御するようにしてもよい。
このような構成とすることで、シートPの性状(大きさ、厚み、柔軟性等)にかかわらず、正確にシートPを搬送することが可能である。また、図14において、角度調整部5は、搬送台6を90°回転させる構成としているが、これに限定されない。例えば、水平状態から、反時計回り及び時計回りの両方に90°回転するようにしてもよい。このようにすることで、第1搬入路311及び(又は)第1搬出路312を搬送されるシートのねじれ方向を反転させることが可能である。これにより、第1排出口313から排出されるシートPの表裏を搬入時と同じとすることも反転させることも可能である。すなわち、制御部200は、必要に応じて、第1排出口313から排出されるシートPを反転させることが可能である。
(変形例)
本実施形態では、角度調整部5は、傾斜ローラー対の回転軸Spの角度の調整が可能な構成であった。角度調整部5が、傾斜ローラー対を支持している搬送台6をシート搬送方向又は搬送されているシートと直交する方向に移動させるようにしてもよい。
傾斜ローラー対4の間隔をシートの性状に合わせて変更可能である。そして、その位置での最適な角度に傾斜ローラー対4の回転軸Spの傾斜を調整することができる。これにより、シートにかかる負担を抑えつつシートを確実に搬送することが可能である。また、第1傾斜ローラー対41〜第5傾斜ローラー対45を水平、すなわち、回転軸SpをシートPが搬入された時のシート面と平行又は略平行になるようにしたときに、第2搬出路321に接続するようにしてもよい。このようにすることで、シート搬送切替部3を小型化することが可能である。なお、第1搬入路311から第2搬出路321にシートが搬送されるときには、第1搬出路312に備えられる傾斜ローラー対46〜410や中間ローラー対40を回転軸SpがシートPと平行又は略平行になるように移動させて、さらに、シートPの厚み方向に退避させるようにすることで、邪魔になりにくい。
本発明にかかるシート搬送切替装置の一例は、シートを搬送する搬送路と、前記搬送路内に前記シート搬送方向に沿って配列されて前記シートを挟むとともに回転することで前記シートを搬送する複数の搬送ローラー対と、を備え、前記搬送路は、前記シートを搬送する第1搬入路と、前記第1搬入路に搬入された前記シートの上面に沿うとともに搬入方向と交差する方向にシートを搬送する第1搬出路と、前記第1搬出路で搬送された前記シートを外部に排出する第1排出口と、を有し、前記第1搬出路は、前記第1搬入路と前記第1排出口とを繋ぎ、前記第1搬入路において、前記シートの搬送方向の下流側の搬送ローラー対は、上流側の搬送ローラー対に比べて回転軸の両端の高低差が大きくなるように配置されており、前記第1搬出路において、前記シートの搬送方向の下流側の搬送ローラー対は、上流側の搬送ローラー対に比べて回転軸の両端の高低差が小さくなるように配置されていることを特徴とする。
このようにすることで、シートの性状、大きさ等にかかわらず、シートの面に沿う方向で搬送方向と交差(直交)する方向に、シートの搬送方向を切り替えることが可能である。
上記構成において、前記第1搬入路の搬送方向の最下流に配された前記搬送ローラー対及び前記第1搬出路の最上流に配された前記搬送ローラー対は回転軸が搬入されたシートの表面に対して直交するように配置されていてもよい。このようにすることで、シートの搬送方向を円滑に直交方向に切り替えることが可能である。
上記構成において、前記搬送路は、前記第1搬入路と分岐された第2搬送路と、前記第1排出口と異なる方向に前記シートを排出する第2排出口と、をさらに備え、前記第2搬送路は、前記第1搬入路との分岐部分と前記第2排出口とを繋ぐようにしてもよい。
上記構成において、前記搬送路は、前記第2搬出路から分岐した第3搬出路と、前記第2排出口の上方又は下方に配置された第3排出口と、をさらに備え、前記第3搬送路は、前記第2搬送路との分岐部分と前記第3排出口とを繋ぐようにしてもよい。
上記構成において、前記第1搬入路及び前記第1搬出路に配置された前記搬送ローラー対の各々を傾斜させて前記回転軸の傾きを切り替えることができる角度切替部をさらに備え、前記搬送ローラー対の回転軸の角度が、搬送されるシートの性状に基づいて変更されるようにしてもよい。このようにすることで、シートの性状に合わせて、確実にシートの搬送方向をシートの表面に沿うとともに搬送方向と交差する方向に切り替えることが可能である。
上記構成において、前記第1搬入路及び前記第1搬送路に配置された前記搬送ローラー対の各々を回転可能に支持する複数個の搬送台をさらに備え、前記角度切替部は、前記搬送台の角度を変更するようにしてもよい。このようにすることで、搬送ローラー対の角度の切り替えが容易である。
上記構成において、前記複数個の搬送ローラー対の各々は、回転速度を切り替えることが可能であり、前記搬送ローラー対の回転速度が、搬送されるシートの性状に基づいて変更されるようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、複数のユニットを連結して構成される印刷装置に利用可能である。
100 画像形成システム 101 第1給紙ユニット
11、12、13、14、15、16 搬送モーター
102 第2給紙ユニット 103 画像形成ユニット
104 第1蓄積ユニット 104 第2蓄積ユニット
106 後処理ユニット 200 制御部
201 通信部 3 シート搬送切替装置
301 搬入口 302 搬送ローラー対
303 第1切替部 304 第2切替部
305 第1引き込みローラー対 306 第2引き込みローラー対
307 第3切替部 308 第3引き込みローラー対
300 主搬送路 309 副搬送路
311 第1搬入路 312 第1搬出路
313 第1排出口 321 第2排出路
322 第2排出口 331 第3搬出路
332 第3排出口 333 上面排紙トレイ
4(41〜410)傾斜ローラー対(第1傾斜ローラー対〜第10傾斜ローラー対)
5 角度切替部 6 搬送台
61 台座 62 支持脚部
R ローラー部材 Sp 回転軸

Claims (8)

  1. シートを搬送する搬送路と、
    前記搬送路内に前記シート搬送方向に沿って配列されて前記シートを挟むとともに回転することで前記シートを搬送する複数の搬送ローラー対と、を備え、
    前記搬送路は、
    前記シートを搬送する第1搬入路と、
    前記第1搬入路に搬入された前記シートの上面に沿うとともに搬入方向と交差する方向にシートを搬送する第1搬出路と、
    前記第1搬出路で搬送された前記シートを外部に排出する第1排出口と、を有し、
    前記第1搬出路は、前記第1搬入路と前記第1排出口とを繋ぎ、
    前記第1搬入路において、前記シートの搬送方向の下流側の搬送ローラー対は、上流側の搬送ローラー対に比べて回転軸の両端の高低差が大きくなるように配置されており、
    前記第1搬出路において、前記シートの搬送方向の下流側の搬送ローラー対は、上流側の搬送ローラー対に比べて回転軸の両端の高低差が小さくなるように配置されているシート搬送切替装置。
  2. 前記第1搬入路の搬送方向の最下流に配された前記搬送ローラー対及び前記第1搬出路の最上流に配された前記搬送ローラー対は回転軸が搬入されたシートの表面に対して直交するように配置されている請求項1に記載のシート搬送切替装置。
  3. 前記搬送路は、
    前記第1搬入路と分岐された第2搬送路と、
    前記第1排出口と異なる方向に前記シートを排出する第2排出口と、をさらに備え、
    前記第2搬送路は、前記第1搬入路との分岐部分と前記第2排出口とを繋ぐ請求項1又は請求項2に記載のシート搬送切替装置。
  4. 前記搬送路は、
    前記第2搬出路から分岐した第3搬出路と、
    前記第2排出口の上方又は下方に配置された第3排出口と、をさらに備え、
    前記第3搬送路は、前記第2搬送路との分岐部分と前記第3排出口とを繋ぐ請求項3に記載のシート搬送切替装置。
  5. 前記第1搬入路及び前記第1搬出路に配置された前記搬送ローラー対の各々を傾斜させて前記回転軸の傾きを切り替えることができる角度切替部をさらに備え、
    前記搬送ローラー対の回転軸の角度が、搬送されるシートの性状に基づいて変更される請求項1から請求項4のいずれかに記載のシート搬送切替装置。
  6. 前記第1搬入路及び前記第1搬送路に配置された前記搬送ローラー対の各々を回転可能に支持する複数個の搬送台をさらに備え、
    前記角度切替部は、前記搬送台の角度を変更する請求項5に記載のシート搬送切替装置。
  7. 前記複数個の搬送ローラー対の各々は、回転速度を切り替えることが可能であり、
    前記搬送ローラー対の回転速度が、搬送されるシートの性状に基づいて変更される請求項1から請求項6のいずれかに記載のシート搬送切替装置。
  8. 搬送されたシートに画像を印刷する画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットに前記シートを供給する給紙ユニットと、
    前記画像形成ユニットで印刷された印刷済みのシートを蓄積する蓄積ユニットと、
    印刷済みのシートに後処理を施す後処理ユニットと、を備え、
    前記給紙ユニット、前記画像形成ユニット、前記蓄積ユニット及び前記後処理ユニットは、この順番にシートが搬送されるように配置されているとともにそれぞれの間で前記シートの搬送が可能なように連結されており、
    前記蓄積ユニットは、請求項1から請求項7のいずれかに記載のシート搬送切替装置を備えている画像形成システム。
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