JP2019011138A - キャリアテープ - Google Patents

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Wataru Yoshimasu
航 吉増
悠貴 中田
Yuki Nakata
悠貴 中田
誠二 島田
Seiji Shimada
誠二 島田
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Abstract

【課題】平坦部の傾斜が抑制されたキャリアテープを提供すること。【解決手段】平坦部(3)と、平坦部(3)に形成された凹状の収納部(2)とを有するシート(1)であるキャリアテープ(20)であって、前記シート(1)の裏側における、前記収納部(2)の側部と平坦部(3)との間に溝部(12)を有し、前記溝部(12)の深さが平坦部(3)のシート1の厚さの1/3以上2/3以下であることを特徴とするキャリアテープ。【選択図】図1A

Description

本発明は、キャリアテープに関する。本願は、2016年6月6日に、日本に出願された特願2016−112817号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
電子部品等を保管、輸送、装着する際には、電子部品等の製品を収納する凹状の収納部が一定間隔で設けられているキャリアテープが広く使用されている。
キャリアテープは、収納部に製品が収納された後、カバーテープでシールされ、各種サイズのリールに巻き取られて用いられる(特許文献1)。
キャリアテープは、収納部を形成する際の残留応力により、キャリアテープの長手方向及び/又は幅方向の断面において、収納部の開口周縁部からキャリアテープの両端又は縁部に向かうにつれて、上向き又は下向きに僅かに傾斜することがあった。
近年、収納部に製品を収納する際に、キャリアテープ上の収納部の窪みをセンサーで検知することによって、適切な位置に製品を収納する方法が用いられている。このように製品収納の工程にセンサーによる検出を含む場合、キャリアテープ平坦部の僅かな傾斜は、センサーが収納部の位置を適切に検知することを妨げる。そのため、平坦部の傾斜が抑制されたキャリアテープが求められていた。
特開2011−225257号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、平坦部の傾斜が抑制されたキャリアテープを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。
[1] 平坦部と、平坦部に形成された凹状の収納部とを有するシートであるキャリアテープであって、前記シートの裏側における、前記収納部の側部と平坦部との間に溝部を有し、前記溝部の深さが平坦部のシートの厚さの1/3以上2/3以下であることを特徴とするキャリアテープ。
[2] 前記溝部の深さが平坦部のシートの厚さの2/5以上3/5以下であることを特徴とする、[1]に記載のキャリアテープ。
[3] 前記溝部の幅が、前記溝部の深さより小さいことを特徴とする[1]又は[2]に記載のキャリアテープ。
本発明のキャリアテープは、平坦部の傾斜が抑制されている。この結果、キャリアテープの収納部をセンサーで検知することが容易になり、キャリアテープの取り扱い性が向上している。
本発明のキャリアテープの平面図である。 図1AにおけるX1−X1断面図である。 図1AにおけるY1−Y1断面図である。 平坦部が上向きに傾斜した場合のキャリアテープの、図1AのX1−X1断面に対応する断面の模式図である。 平坦部が下向きに傾斜した場合のキャリアテープの、図1AのX1−X1断面に対応する断面の模式図である。 本発明の第一実施形態にかかるキャリアテープの製造装置の一例を示す部分断面図である。 図3Aの製造装置の第二の金型の平面図である。 図3BにおけるX2−X2断面図である。 図3BにおけるY2−Y2断面図である。
(キャリアテープ)
本発明のキャリアテープの第一実施形態について、以下に図面を参照して説明する。
図1A〜図1Cに示すように、キャリアテープ20は、長尺状のシート1の一方の面(表側の面ともいう)に開口する複数の凹状の収納部2を有する。シート1には、複数の収納部2がシート1の長さ方向に離間して並設される。図示しないが、複数の収納部2はシート1の長さ方向に加えて、幅方向にも離間して並設されていてもよい。また、シート1には、収納部2とシート1の側縁との間に、複数のスプロケットホール(送り穴)4が、シート1の長さ方向に離間して並設されている。シート1において、収納部2を形成する部位及びスプロケットホール4以外の部分を、平坦部3という。平坦部3の表側の面及び裏面は平面である。
キャリアテープ20を形成するシート1の長さとしては、例えば、1m以上3,000m以下とすることができる。シート1の幅としては、例えば、4mm以上12mm以下とすることができる。シート1の長さ方向と幅方向は直交している。
シート1の長さ方向に離間して並設された隣り合う収納部2の離間距離としては、例えば0.5mm以上8mm以下とすることができる。隣り合うスプロケットホール4の離間距離としては、例えば2mm以上4mm以下とすることができる。
収納部2は、シート1の表側の面側に開口する凹状の窪みである。収納部2は、底部がシート1の他方の面(裏面ともいう)に膨出している。シート1の表側の面における、収納部2の平坦部3と隣接する曲面を、開口周縁部5という。
収納部2の側部を構成するシート1の部分の裏面を外側面7という。シート1の裏面における収納部2の外側面7が立ち上がる部分を、外周縁11という。
キャリアテープ20は、シート1の裏側において、収納部2の側部と平坦部3との間に溝部12を有する。溝部12は、2つの第一の溝部12aと、2つの第二の溝部12bとをいう。
第一の溝部12aは、シート1の裏面の収納部2の外周縁11(即ちシート1における収納部2の外側面7が立ち上がる部分)に、シート1の幅方向に延びている。2つの第一の溝部12aは、収納部2を挟んで互いに対向するように形成されている。第二の溝部12bは、収納部2の外周縁11に、シート1の長さ方向に延びている。2つの第二の溝部12bは、収納部2を挟んで互いに対向するように形成されている。第一の溝部12aと第二の溝部12bとは、収納部2の外周縁11の角部において、つながっていてもよく、離間していてもよい。
シート1の裏面から見て外周縁11に沿う溝部12を有することにより、後の製造方法に記載するように開口周縁部5の曲率半径Rを小さくすることができるため、リールに巻き取られた場合に収納部同士が嵌合しにくいキャリアテープとすることができる。
溝部12の底面から平坦部3を構成する面までの最短距離を、溝部12の深さDという。溝部12の深さDは、溝部12の長さ方向に渡って均一であることが好ましい。本発明のキャリアテープは、溝部12の深さDが平坦部3のシート1の厚さの1/3以上2/3以下である。溝部12の深さDは平坦部3のシート1の厚さの2/5以上3/5以下であることが好ましく、3/7以上4/7以下であることがより好ましい。溝部12の深さDが上記の下限値以上であることによって、収納部2の形成時の残留応力を小さくすることができ、キャリアテープ20の長手方向及び/又は幅方向の断面において、収納部2の開口周縁部5からキャリアテープ20の両端又は縁部に向かうにつれて、上向きに傾斜すること(図2A)を防ぐことができる。溝部12の深さDが上記の上限値以下であることによって、収納部2の形成後にシート1を型から外す際の残留応力を小さくすることができ、キャリアテープ20の長手方向及び/又は幅方向の断面において、収納部2の開口周縁部5からキャリアテープ20の両端又は縁部に向かうにつれて、下向きに傾斜すること(図2B)を防ぐことができる。
溝部12の深さDは、平坦部3のシート1の厚さの大きさに応じて決定できる。平坦部3のシート1の厚さとしては、例えば0.15mm〜0.25mmが好ましく、0.18〜0.22mmがより好ましい。
例えばシート1の厚さが0.20mmであれば、第一の溝部12aの深さD1及び第二の溝部12bの深さD2は、例えば0.066mm以上0.133mm以下であることがより好ましく、0.080mm以上0.120mm以下であることがより好ましく、0.086mm以上0.14mm以下であることがさらにより好ましい。第一の溝部12aの深さD1と第二の溝部12bの深さD2とは、それぞれ異なってもよく、同じでもよい。
第一の溝部12aの深さD1及び第二の溝部12bの深さD2が互いに異なる場合であっても、これらの深さD1及び深さD2は、それぞれ平坦部3のシート1の厚さの1/3以上3/2以下である。対向する2つの第一の溝部12a同士の深さD1は同じであることが好ましい。対向する2つの第二の溝部12b同士の深さD2は同じであることが好ましい。
シート1の裏面から平面視した溝部12の開口部において、その溝部12が形成されている外周縁11の部分に沿う方向に垂直な方向の長さを、溝部12の幅Wという。すなわち、第一の溝部12aの幅W1はシート1の長手方向に沿う長さであり、第二の溝部12bの幅W2は、シート1の幅方向に沿う長さである。各溝部12の幅は、各溝部12の長さ方向に渡って均一であることが好ましい。
対向する2つの第一の溝部12a同士の幅W1は同じであることが好ましい。対向する2つの第二の溝部12b同士の幅W2は同じであることが好ましい。
本発明のキャリアテープは、溝部12の幅Wが、溝部12の深さDより小さいことが好ましい。
第一の溝部12aの幅W1と第二の溝部12bの幅W2とは、それぞれ異なってもよく、同じでもよい。第一の溝部12aの幅W1と第二の溝部12bの幅W2が異なる場合、第一の溝部12aの幅W1は第一の溝部12aの深さD1より小さく、第二の溝部12bの幅W2は第二の溝部12bの深さD2より小さいことが好ましい。
溝部12の幅Wが、溝部12の深さDより小さいことによって、収納部2の形成後にシート1を型から外す際の残留応力を小さくすることができ、キャリアテープの長手方向及び/又は幅方向の断面において、収納部の開口周縁部5からキャリアテープの両端又は縁部に向かうにつれて、下向きに傾斜すること(図2B)を防ぐことができる。
溝部12の幅Wは、収納部2の大きさに応じて決定できる。第一の溝部12aの幅W1及び第二の溝部12bの幅W2は、例えば0.03mm以上0.20mm以下であることが好ましく、0.03mm以上0.15mm以下であることがより好ましく、0.03mm以上0.10mm以下であることがさらに好ましい。
シート1の裏面から平面視した溝部12の開口部において、その溝部12が形成されている外周縁11の部分に沿う方向の長さを、溝部12の長さLという。すなわち、第一の溝部12aの長さL1はシート1の幅方向に沿う長さであり、第二の溝部12bの長さL2は、シート1の長手方向に沿う長さである。
対向する2つの第一の溝部12aの長さL1は互いに同じであることが好ましい。2つの長さL1が異なる場合、これらの長さの比は0.9〜1.1であることが好ましい。対向する2つの第二の溝部12bの長さL2は互いに同じであることが好ましい。2つの長さL2が異なる場合、これらの長さの比は0.9〜1.1であることが好ましい。
溝部12の長さLは、収納部2の大きさに応じて決定できる。第一の溝部12aの長さL1は、例えば0.2mm以上0.8mm以下であることが好ましく、0.3mm以上0.5mm以下であることがより好ましい。第二の溝部12bの長さL2は、例えば0.3mm以上0.5mm以下であることが好ましく、0.4mm以上0.6mm以下であることがより好ましい。
シート1の裏面から平面視した各溝部12の長さLは、各溝部12の長さ方向に沿う各外周縁11の長さを100%としたとき、50%以上120%以下が好ましく、60%以上110%以下がより好ましく、70%以上100%以下がさらに好ましい。第一の溝部12aと第二の溝部12bが重なる領域がある場合、その重なる領域は各々の溝部12の長さに含まれる。
収納部2の大きさは、収納部2をシート1の裏面から平面視した形状が略矩形である場合、外周縁11の長さと幅で決定される。本発明の効果がより一層発揮される観点から、収納部2は下記の大きさであることが好ましい。
シート1の長手方向(即ちキャリアテープ20の長手方向)に沿う外周縁11の長さは、0.20mm以上2.00mm以下が好ましく、0.30mm以上1.50mm以下がより好ましく、0.40以上1.00mm以下がさらに好ましい。
シート1の幅方向(即ちキャリアテープ20の幅方向)に沿う外周縁11の長さは、0.50mm以上3.00mm以下が好ましく、0.80mm以上2.00mm以下がより好ましく、1.00以上1.50mm以下がさらに好ましい。
シート1の長手方向に沿う外周縁11の長さは、シート1の幅方向に沿う外周縁11の長さよりも短いことが好ましい。
具体的な収納部2の大きさとしては、例えば、シート1の幅方向に沿う外周縁11の長さが0.75mm以上1.10mm以下であり、且つ、シート1の長手方向に沿う外周縁11の長さが0.50mm以上0.75mm未満である大きさが挙げられる。
本発明のキャリアテープの平坦部のシートの厚さは、拡大鏡を用いてキャリアテープの断面を観察し、5箇所の平坦部のシートの厚さを測定し、平均した値である。同様に、溝部の深さ及び幅は、前記断面における溝部の深さ及び幅を測定した値である。前記断面は、収納部の開口部の中央付近を含む断面とする。溝部の長さは、キャリアテープの裏面から平面視した溝部を拡大鏡で観察し、測定した値である。キャリアテープに形成された収納部の各辺の長さは、キャリアテープの裏面から外周縁を拡大鏡で観察して各辺の長さを測定した値である。
(キャリアテープの製造方法)
本発明のキャリアテープは、第一の金型と第二の金型とで、シート1を挟圧し、収納部2を形成することによって製造することができる。
本発明の第一実施形態のキャリアテープの製造方法の一例について、図3A〜図3Dの製造装置200を用いて製造を行う場合を説明する。
図3Aにおいて、製造装置200は第一の金型110と第二の金型220とを有する。まず、第一の金型110の挟圧面111と第二の金型220の挟圧面221とが、図3Aに示すように対向離間した状態で、第一の金型110と第二の金型220とを配置する。
挟圧面111と挟圧面221との間に、任意の温度のシート1を送り込む。
次いで、ドローパンチ112をパンチ受入孔222に挿入するようにパンチ孔113から突出させる。突出されたドローパンチ112は、そのパンチ端面114をシート1に押し当てた状態で、シート1をパンチ受入孔222に押し込む。押し込まれたシート1は、パンチ受入孔222内で延伸されて、収納部2が形成される。
第二の金型220は、第一のリブ223と第二のリブ224とを有するため、ドローパンチ112を突出させることにより、シート1をパンチ受入孔222に押し込む際、挟圧面221に形成された第一のリブ223がシート1を圧縮することで第一の溝部12aが形成され、第二のリブ224がシート1を圧縮することで第二の溝部12bが形成される。この際、シート1は、第一のリブ223及び第二のリブ224で強固に挟持されているため、シート1がパンチ受入孔222に向かってずれたりせず、十分に延伸される。
シート1を構成する高分子材料としては、従来のプレス加工に用いられる樹脂シートの高分子材料が適用でき、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリエーテルイミド等が挙げられる。なかでも、高分子の全モノマー構成単位に対するスチレンのモノマー単位の含有量が50モル%以上100モル%以下であるポリスチレン系樹脂が好ましい。スチレンモノマー以外のモノマーとしては、スチレンと共重合可能な公知のモノマーが適用可能である。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によっては限定されない。
(傾きの評価)
キャリアテープの幅方向の断面における、収納部の開口周縁部からキャリアテープの縁部に向かうにつれての傾斜を、レーザー変位計(株式会社キーエンス製、LT−9010M)を用いて測定した。測定は、シート上の任意の点を選択して位置(ただし、各測定サンプル同士の前記任意の点は互いに対応する同じ位置)を測定し、収納部形成前後のその点の位置の鉛直方向の差異を算出した。
表1に示した結果について、正の値は上向きの傾斜(図2A)の度合いを表し、負の値は下向きの傾斜(図2B)の度合いを表す。数値の絶対値が小さい程、傾斜が少なく、優れている。
評価結果において、上向きの傾斜と下向きの傾斜が同じ絶対値である場合、キャリアテープの取り扱いが容易であることから、上向きの傾斜の方が好ましい。評価結果において、下向きの傾斜が10μm以上である(絶対値が10μm以上の負の測定値を示す)キャリアテープは、取り扱いが不便である。
[実施例1]
図3Aの製造装置200と同様の金型を用い、厚み0.20mmのポリスチレン系樹脂シートに収納部を設けた。収納部の底部を押し込むことにより、図1A〜図1Cに示すキャリアテープ20と同様のキャリアテープとした。
第二の金型は、図3A〜図3Dに示すものと同様とし、下記の仕様とした。
ドローパンチのパンチ端面:長手0.7mm、短手0.4mm
受入孔開口部:長手0.9mm、短手0.6mm
押出深さ:0.15mm
第一のリブの長さl1:1mm
第一のリブの幅w1:0.06mm
第一のリブの高さh1:0.1mm
第二のリブの長さl2:0.7mm
第二のリブの幅w2:0.06mm
第二のリブの高さh2:0.1mm
これにより、深さDが0.10mm、幅Wが0.03mmである溝部を有するキャリアテープ(長さ350m、幅8mm、長手方向に沿って1列に並設した収納部を備える)を得た。各収納部において、対向する2つの第一の溝部同士の形状及びサイズは同じであり、対向する2つの第二の溝部同士の形状及びサイズは同じであった。得られたキャリアテープについて、上記方法により傾きの評価を行った。結果を表1に示す。
Figure 2019011138
[実施例2〜14、比較例1〜22]
キャリアテープの溝部の深さD、幅Wを表1、2に示すものになるように第二の金型を変更した以外は、実施例1と同様にして表1、2に記載のキャリアテープを得た。得られたキャリアテープについて、上記方法により傾きの評価を行った。結果を表1、2に示す。
Figure 2019011138
溝部の深さが平坦部のシートの厚さの1/3以上2/3以下である場合に、傾きが抑制された。
実施例1〜7は、溝部の深さが平坦部のシートの厚さの1/2であり、傾き評価がより優れていた。実施例1〜4及び実施例8〜11は、溝部の幅が溝部の深さよりも小さいので、傾き評価結果が優れていた。実施例1〜4の傾き評価結果は特に優れていた。
なお、実施例5〜14は、比較例である。
本発明のキャリアテープは、平坦部の傾斜が抑制されている。したがって、本発明のキャリアテープは、センサーが収納部の位置を適切に検知することを妨げず、製品を適性に出し入れ、収納でき、好適に利用できる。
20 キャリアテープ
1 シート
2 収納部
3 平坦部
4 スプロケットホール
5 開口周縁部
11 外周縁
12 溝部
12a 第一の溝部
12b 第二の溝部
200 製造装置
110 第一の金型
111 挟圧面
112 ドローパンチ
113 パンチ孔
114 パンチ端面
220 第二の金型
221 挟圧面
222 パンチ受入孔
223 第一のリブ 224 第二のリブ

Claims (2)

  1. 平坦部と、前記平坦部に形成された凹状の収納部とを有するシートであり、前記平坦部のシートの厚さが0.15mm以上0.25mm以下のキャリアテープであって、前記シートの裏側における、前記収納部の側部と前記平坦部との間に溝部を有し、
    前記溝部の深さが前記平坦部のシートの厚さの2/5以上3/5以下であり、
    前記溝部の幅が、0.03mm以上であり、且つ、前記溝部の深さより小さく、
    前記収納部を前記シートの裏側から平面視した形状が略矩形であり、
    前記収納部における前記キャリアテープの幅方向に沿う外周縁の長さが0.80mm以上2.00mm以下であり、
    前記収納部における前記キャリアテープの長手方向に沿う外周縁の長さが0.40mm以上1.00mm以下であり、
    前記キャリアテープの幅方向において、前記溝部の長さが、前記外周縁の長さの70%以上120%以下であり、
    前記キャリアテープの長手方向において、前記溝部の長さが、前記外周縁の長さの70%以上120%以下であることを特徴とするキャリアテープ。
  2. 前記溝部として、前記収納部を挟んで互いに対向する2つの第一の溝部と、前記収納部を挟んで互いに対向する2つの第二の溝部とを有し、
    前記第一の溝部の深さと前記第二の溝部の深さが同じである、請求項1に記載のキャリアテープ。
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