JP2019010943A - 情報処理システム、及びその制御方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラを用いて、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしているかを確認可能にするための仕組みを提供する。【解決手段】第1のタイミングにおける無人飛行機103の第1の飛行位置(X1,Y1)と、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける前記無人飛行機の第2の飛行位置(X2,Y2)とを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記第1の飛行位置と前記第2の飛行位置とに基づいて、前記無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。【選択図】図4
Description
本発明は、情報処理システム、及びその制御方法、プログラムに関し、特に、第1のタイミングにおける無人飛行機の第1の飛行位置と、その後の第2のタイミングにおける無人飛行機の第2の飛行位置とに基づいて、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしているかを確認可能にするための仕組みに関する。
従来、人が搭乗していない航空機である無人航空機が存在する。無人航空機は、大型なものから小型なものまで様々であるが、特に近年では遠隔操縦可能な小型の無人航空機(通称:ドローン)が注目されている(以下、小型の無人航空機を単に無人航空機とも称する。)。
無人航空機は、クワッドコプターやマルチコプターとも呼ばれ、複数の回転翼を備えており、この回転翼の回転数を増減させることで、無人航空機の前進・後退・旋回・ホバリング等を行う。
こうした無人航空機は、プロポと呼ばれる遠隔操作端末からの動作指示に応じて動作するほか、モニタや入力装置が一体となった操作卓から制御することも可能である。
特許文献1には、撮影対象物に対して自動で飛行する無人航空機が提案されている。
ところで、ドローン近傍の風速の大きい場合にドローンを飛行させるとドローンが安定して飛行できないため、そのような場合には、ドローンの飛行を控えた方がよい。
また、所定の風速以上の場合には、ドローンを飛行させてはいなけないガイドラインもあり、ドローンの飛行前、又は飛行中に、風速に係るドローンの飛行基準(飛行条件)を満たしているかを確認する必要がある。
そこで、例えば、ドローンに風速計を搭載して、ドローン付近の風速を計測することも考えられるが、ドローンに搭載した風速計が、ドローンのプロペラの回転により発生する風も計測してしまうため、適切に風速を計測することは難しい。
また、ドローンに風速計を新たに設けると、新たなコストもかかってしまう。
そこで、本発明は、第1のタイミングにおける無人飛行機の第1の飛行位置と、その後の第2のタイミングにおける無人飛行機の第2の飛行位置とに基づいて、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしているかを確認可能にするための仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、第1のタイミングにおける前記無人飛行機の第1の飛行位置と、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける前記無人飛行機の第2の飛行位置とを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記第1の飛行位置と前記第2の飛行位置とに基づいて、前記無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、第1のタイミングにおける前記無人飛行機の第1の飛行位置と、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける前記無人飛行機の第2の飛行位置とを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記第1の飛行位置と前記第2の飛行位置とに基づいて、前記無人飛行機の近傍の風速を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された風速を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1のタイミングにおける無人飛行機の第1の飛行位置と、その後の第2のタイミングにおける無人飛行機の第2の飛行位置とに基づいて、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしているかを確認可能にすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載した構成の具体的な実施形態の1つである。
図1は、本実施形態における情報処理システムの構成を示す図の一例である。
本実施形態の情報処理システムは、情報処理装置101と、ドローン(飛行体や無人航空機とも言う)103とがネットワーク102を介して相互に有線又は無線で通信可能に接続されている。
図1では、無人航空機(無人飛行機)の一例として、ドローン103を用いて説明しているが、ドローンだけではなく、無人飛行機、UAVであってもよい。
ドローン103は、ドローン103の操作端末として機能する情報処理装置101からの操作指示に従って飛行する無人の航空機である。また、ドローン103は、プログラムに従って自動飛行することができる航空機である。
ドローン103は、情報処理装置101からの指示に応じて、複数の回転翼を動作させて飛行する。この回転翼の回転数を増減させることで、無人航空機の前進・後退・旋回・ホバリング等を行う。尚、図1に示すドローン103の回転翼は4枚であるが、これに限らない。3枚であっても、6枚であっても、8枚であってもよい。
ドローン103は、カメラを有し、カメラは、その撮影方向を可変させるため、カメラのレンズの向きを左右に動かすパン、上下に動かすチルト、そして、望遠にしたり広角にしたりするズームの機能を有し、遠隔地から操作(PTZ制御)できるようになっている。
また、情報処理装置101は、操作部を備え、この操作部は、ドローン103と、ドローン103に搭載されたカメラ271とを操作する部である。
また、ドローン103は、GPS受信機を備えており、当該GPS受信機によりGPS衛星からの信号を受信することでドローン103の現在位置(緯度、経度)を特定することができる。
情報処理装置101を操作するユーザは、情報処理装置101の操作部を操作して、ドローン103の飛行方向や、飛行速度の操作を行う。
そして、情報処理装置101は、操作部の操作を受け付けると、ドローン103に、当該受け付けた操作内容の通りに飛行するように指示を送信して、ドローン103は、当該指示を受信すると、当該指示の通りに飛行するようにプロペラ213を制御する。このように、情報処理装置101は、操作部で操作された操作指示内容をドローン103に送信して、ドローン103の飛行を操作する。
また、ユーザは、情報処理装置101の操作部を操作して、ドローン103に搭載されたカメラ271のズームイン動作、ズームアウト動作、パン動作、チルト動作の操作を行う。情報処理装置101は、操作部の操作を受け付けると、カメラ271に、当該受け付けた操作内容の通りに動作するように指示を送信して、カメラ271は、当該指示を受信すると、当該指示の通りに動作するようにカメラ271内のレンズ等の各部材を動作して、PTZの調整を行うことができる。このように、情報処理装置101は、操作部で操作された操作指示内容をカメラ271に送信して、カメラ271のレンズのズーム動作、撮影方向のパン動作、チルト動作を操作する。
また、後述する図8に示す各種データは、情報処理装置101のメモリに記憶されており、図6、図7に示すフローチャートに示す各処理は、情報処理装置101のCPU等の制御手段が実行し実現される。
本実施形態では、図6、図7に示すフローチャートに示す各処理を、情報処理装置101のCPU等の制御手段が実行し実現する例として説明するが、後述する図8に示す各種データをドローン103のメモリに記憶し、ドローン103のCPU等の制御手段が実行し実現することもできる。
次に、図2を用いて、図1に示したドローン103のハードウェア構成について説明する。
図2は、ドローン103のハードウェア構成の一例を示す図である。
なお、図2に示すドローン103のハードウェア構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
フライトコントローラ200は、ドローン103の飛行制御を行うためのマイクロコントローラであり、CPU201、ROM202、RAM203、周辺バスインタフェース204(以下、周辺バスI/F204という。)を備えている。
CPU201は、システムバスに接続される各デバイスを統括的に制御する。また、ROM202あるいは周辺バスI/F204に接続される外部メモリ280には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラムが記憶されている。
また、外部メモリ280(記憶手段)には、ドローン103の実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM203(記憶手段)は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを読み取り実行することで各種動作を実現するものである。
周辺バスI/F204は、各種周辺デバイスと接続するためのインタフェースである。周辺バスI/F204には、PMU210、無線LAN用BBユニット230、GPSユニット250、センサ260、GCU270、外部メモリ280が接続されている。
PMU210は、パワーマネジメントユニットであり、ドローン103が備えるバッテリからESC211への電源供給を制御することができる。ESC211は、エレクトロニックスピードコントローラであり、ESC211に接続されるモータ212の回転数を制御することができる。ESC211によってモータ212を回転させることで、モータ212に接続されるプロペラ213(回転翼)を回転させる。
なお、ESC211、モータ212、プロペラ213のセットは、プロペラ213の数に応じて複数備えられている。例えば、クアッドコプターであれば、プロペラ213の数は、4枚であるので、このセットが4つ必要となる。
無線LAN用BBユニット230は、無線LANを介して通信を行うためのベースバンドユニットである。無線LAN用BBユニット230は、送信したいデータや信号からベースバンド信号を生成して変復調回路へ送出することができる。更に、受信したベースバンド信号から元のデータや信号を得ることができる。
また、無線LAN用RFユニット231は、無線LANを介して通信を行うためのRF(Radio Frequency)ユニットである。無線LAN用RFユニット231は、無線LAN用BBユニット230から送出されたベースバンド信号を無線LANの周波数帯に変調してアンテナから送信することができる。更に、無線LANの周波数帯の信号を受信すると、これをベースバンド信号に復調することができる。
GPSユニット250は、グローバルポジショニングシステムにより、ドローン103の現在位置を取得することの可能な受信機である。GPSユニット250は、GPS衛星からの信号を受信し、現在位置を推定することができる。
センサ260は、ドローン103の傾き、向き、速度や周りの環境を計測するためのセンサである。ドローン103はセンサ260として、ジャイロセンサ、加速度センサ、気圧センサ、磁気センサ、超音波センサ等を備えている。これらのセンサから取得したデータに基づいて、CPU201がドローン103の姿勢や移動を制御する。
GCU270は、ジンバルコントロールユニットであり、カメラ271とジンバル272の動作を制御するためのユニットである。ドローン103が飛行することにより機体に振動が発生したり、機体が不安定になったりするため、カメラ271で撮影した際にブレが発生しないよう、ジンバル272によってドローン103の振動を吸収し水平を維持する。また、ジンバル272によってカメラ271の遠隔操作を行うことも可能である。
ドローン103が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等は外部メモリ280に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
次に、図3を用いて図1に示した情報処理装置101に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図3は、図1に示した情報処理装置101に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3において、301は、CPUで、システムバス304に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM302あるいは外部メモリ311には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
303は、RAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM302あるいは外部メモリ311からRAM303にロードして、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、305は入力コントローラで、キーボード(KB)や各操作を受け付ける操作部309(1005、1010、1015)等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。306は、ビデオコントローラで、液晶ディスプレイなどの表示部310への表示を制御する。
307は、メモリコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ311へのアクセスを制御する。
308は、通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と無線又は優先で接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU301は、例えばRAM303内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、表示部310上での表示を可能としている。また、CPU301は、表示部310上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ311に記録されており、必要に応じてRAM303にロードされることによりCPU301によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる設定ファイル等も外部メモリ311に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
図6を用いて、情報処理装置101のCPUが実行する処理の一例について説明する。
図6は、情報処理装置101のCPUが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、情報処理装置101は、ドローン103が飛行中であるか否かを判定する(S601)。そして、ドローン103が飛行中であると判定された場合には(S601:YES)、処理をS618に移行し、一方、ドローン103が飛行中ではないと判定された場合には(S601:NO)、処理をS602に移行する。
情報処理装置101は、ユーザにより、ドローンの飛行指示を受け付けたか、又は上空の風速計測指示を受け付けたかを判定する(S602)。
そして、情報処理装置101は、ユーザにより、ドローンの飛行指示を受け付けたか、又は上空の風速計測指示を受け付けたと判定された場合には(S602:YES)、処理をS603に移行し、一方、いずれの指示も受け付けていないと判定された場合には(S602:NO)、処理をS601に戻す。
情報処理装置101は、S603において、ドローン飛行補正機能の設定を解除する(OFF設定にする)。すなわち、ドローン飛行補正機能が実行されないように制御する。
S603、図7は、本発明の制御手段の適用例であり、第1のタイミングから、第2のタイミングまでは、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行する無人飛行機が、当該指示された飛行位置又は飛行軌道を飛行するように無人飛行機を制御しないように制御する。
ここで、ドローン飛行補正機能の処理については、図7を用いて説明する。
図7は、ドローン飛行補正機能の処理を示すフローチャートの一例を示す図である。
図7に示す処理は、情報処理装置101のCPUが実行する処理を示しているが、ドローン103のCPUが実行することもできる。
図7に示すフローチャートに示す処理は、図6に示すフローチャートの各処理と並行して実行されている(並行処理されている)。
まず、情報処理装置101は、ドローン飛行補正機能の設定がされているか(ON設定になっているか)否かを判定する(S701)。
そして、情報処理装置101は、ドローン飛行補正機能の設定がされている(ON設定になっている)と判定された場合には(S701:YES)、処理をS702に移行し、一方、ドローン飛行補正機能の設定が解除されている(OFF設定になっている)と判定された場合には(S701:NO)、処理をS706に移行する。
情報処理装置101は、S702において、前回のS702の判定処理を実行した時から、所定時間が経過しているか否かを判定する。所定時間を経過していると判定されると(S702:YES)、ドローン103の現在の位置を示す位置情報をGPSユニット250から取得する(S703)。このように、ドローン103の位置情報を取得する際には、GPSユニット250から取得する。
そして、情報処理装置101は、S703で取得した位置情報が示す位置が、指示された飛行軌道又は飛行位置から、ずれているか否かを判定する(S704)。
情報処理装置101は、S703で取得した位置情報が示す位置が、指示された飛行軌道又は飛行位置から、ずれていると判定された場合には(S704:YES)、指示された飛行軌道又は飛行位置の方向に向けて飛行できるように、現在飛行しているドローン103の飛行方向を修正する。すなわち、例えば、指示された位置でホバリングするように飛行指示を受け、そのように飛行しているドローン103が、風で流されてしまい、当該指示された位置からずれてしまった場合には、当該指示された位置に戻るようにドローン103に対して飛行指示を行う。
このように、情報処理装置101は、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行するドローン103(無人飛行機)が、当該指示された飛行位置又は飛行軌道を飛行するようにドローン103(無人飛行機)の飛行動作を制御する。
また、情報処理装置101は、S703で取得した位置情報が示す位置が、指示された飛行軌道又は飛行位置から、ずれていないと判定された場合には(S704:NO)、処理をS701に戻す。
また、情報処理装置101は、S701において、ドローン飛行補正機能の設定がされていない(OFF設定になっている)と判定された場合には(S701:NO)、処理をS706に移行して、ドローン103(無人飛行機)が、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行していたとしても、S705のドローン飛行補正機能のドローン飛行補正処理を実行することなく、ユーザから受け付けた指示通りに、ドローン103を飛行させる(S706)。
すなわち、情報処理装置101は、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行するドローン103(無人飛行機)が、当該指示された飛行位置又は飛行軌道を飛行するようにドローン103(無人飛行機)を制御しないように制御する。
そして、情報処理装置101は、S706の処理を実行すると、処理をS701に戻す。
図6の説明に戻る。
次に、情報処理装置101は、S604において、ドローン103を鉛直方向(重力方向)上部に浮上させる。具体的には、情報処理装置101は、ドローン103に対して、ドローン103を鉛直方向(重力方向)上部に浮上させる指示を行い、ドローン103が当該指示を受信して、当該指示の通りに飛行動作を行う。
図4は、ドローン103が地面から鉛直方向(重力方向)上部に浮上し、風により流される様子の一例を示す図である。
S604の処理により、例えば、図4(A)に示すように地面401に着陸しているドローン103が、図4(B)に示すように鉛直方向(重力方向)上部に浮上する。
そして、情報処理装置101は、ドローン103から、ドローン103に搭載された高度計が示す高度を受信して、当該高度に基づいてドローン103が所定の高度(高度域(例えば、10.0m〜10.5m))に到達したか否かを判定する(S605)。すなわち、情報処理装置101は、ドローン103から、ドローン103に搭載された高度計が示す高度を受信して、当該高度が所定幅(例えば、10.0m〜10.5m)の範囲内の値であるか否かを判定する。
そして、情報処理装置101は、ドローン103が所定の高度(高度域)に到達した判定された場合には(S605:YES)、処理をS606に移行し、ドローン103が所定の高度(高度域)に到達していないと判定された場合には(S605:NO)、処理をS504に移行する。
そして、情報処理装置101は、S606において、ドローン103を当該所定の高度(高度域)で留まるホバリング動作を行う指示を、ドローン103に対して送信して、ドローン103に対してホバリング動作を行わせる。
このホバリングの動作は、少なくともS609で位置情報を取得するまでは、ホバリングの動作を継続している。すなわち、無人飛行機は、第1のタイミングから、第2のタイミングまでは、ホバリングしている。この第1のタイミングから第2のタイミングまでの期間は所定の期間(S608の所定の時間)である。
次に、情報処理装置101は、ドローン103がS605で説明した所定の高度(高度域)に到達した時点のドローン103の位置情報(例えば、位置情報1(緯度X1:経度Y1))を、ドローン103から取得する(S607)。
S607は、本発明の取得手段の適用例であり、第1のタイミングにおける無人飛行機の第1の飛行位置を取得する。
そして、情報処理装置101は、ドローン103がS505で説明した所定の高度(高度域)に到達した時点から、所定の時間(例えば、10秒)が経過したか否かを判定する(S608)。
そして、情報処理装置101は、ドローン103がS605で説明した所定の高度(高度域)に到達した時点から、所定の時間(例えば、10秒)が経過したと判定された場合には(S608:YES)、現在のドローン103の位置情報(例えば、位置情報2(緯度X2:経度Y2))を取得する(S609)。この時点で、例えば、ドローン103は、図4(C)に示すように、ドローンの飛行補正機能の設定を解除しているため、ドローン103Aの位置に風で流されている。
S609は、本発明の取得手段の適用例であり、上述の第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける無人飛行機の第2の飛行位置を取得する。
次に、情報処理装置101は、S607で取得したドローン103の位置情報(例えば、位置情報1(緯度X1:経度Y1))と、S609で取得したドローン103の位置情報(例えば、位置情報2(緯度X2:経度Y2))との差を算出して特定する。
図8(A)は、S607で取得したドローン103の位置情報と、S609で取得したドローン103の位置情報の一例を示す図である。
図8(A)に示す「高度10m到着直後の位置」のレコードは、S607で取得したドローン103の位置情報を示し、図8(A)に示す「高度10m到着してから10秒後の位置」は、S609で取得したドローン103の位置情報を示している。
緯度1秒あたり30.86mであり、経度1秒あたり25.37mであるため、ここで算出された差の位置情報(緯度X3:経度Y3)に、乗算することで、緯度、経度の移動距離を計算する。例えば、緯度の移動距離は、X3×30.86mであり、経度の移動距離はY3×25.37mである。
そして、緯度の移動距離を2乗した値と経度の移動距離を2乗した値との和の平方根を計算することで、ドローン103の移動距離を算出することができる。
そして、情報処理装置101は、ここで算出された移動距離を、上記の所定の時間(例えば、10秒)で除算することにより、ドローン103の移動速度を風速として計測する。また、ここで算出されたドローン103の移動速度に、実験などにより予め得られた所定の係数を乗算することで、より実測に近い風速を算出することもできる。(S610)
次に、情報処理装置101は、S610で算出された、S607で取得した位置情報とS609で取得した位置情報との差の値、S610で算出された移動距離、又は風速が、所定値以上であるか否かを判定する。ここで所定値とは、ドローン103による飛行を制限する風速(例えば、10m/s)に対応する所定値(飛行条件)である。例えば、S610で算出された移動距離が所定値(5.0m)以上である場合には、ドローン103周辺の環境の風速は10m/s以上となる。
次に、情報処理装置101は、S610で算出された、S607で取得した位置情報とS609で取得した位置情報との差の値、S610で算出された移動距離、又は風速が、所定値以上であるか否かを判定する。ここで所定値とは、ドローン103による飛行を制限する風速(例えば、10m/s)に対応する所定値(飛行条件)である。例えば、S610で算出された移動距離が所定値(5.0m)以上である場合には、ドローン103周辺の環境の風速は10m/s以上となる。
そして、情報処理装置101は、S610で算出された差の値、移動距離、又は風速が、所定値以上であるか否かを判定する(S611)。
S611は、本発明の判定手段の適用例であり、S607の取得手段により取得された第1の飛行位置と、S609の取得手段により取得された第2の飛行位置とに基づいて、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定する。
すなわち、S611の判定手段は、S607の取得手段により取得された第1の飛行位置と、S609の取得手段により取得された第2の飛行位置との差が所定値以上であるか否かを判定することにより、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定する。
そして、情報処理装置101は、S610で算出された差の値、移動距離、又は風速が、所定値以上であると判定された場合(無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たさないと判定された場合)には(S611:YES)、判定結果として、ドローン103(無人飛行機)による飛行に係るアラートを出力する。ここでは、情報処理装置101の表示部に当該アラートを表示してもよいし、音声などでアラートを出力してもよい。
また、このアラートの内容は、ドローン103の近傍の風速が、ドローンの飛行が禁止されている所定値(例えば、10m/s)以上であり、ドローンの飛行を許可できない旨の内容であり、この旨が表示または音声で出力される。
また、情報処理装置101は、S610で算出された差の値、、移動距離、又は風速を表示または音声で出力(通知)する。
また、また、情報処理装置101は、ユーザによる飛行指示に基づくドローン103の飛行を不許可(禁止)させ、元の地点に飛行して戻ってくるようにドローン103を制御する(S612)。そして、処理をS601に移行する。
また、また、情報処理装置101は、ユーザによる飛行指示に基づくドローン103の飛行を不許可(禁止)させ、元の地点に飛行して戻ってくるようにドローン103を制御する(S612)。そして、処理をS601に移行する。
また、情報処理装置101は、S610で算出された差の値、移動距離、又は風速が、所定値未満であると判定された場合(無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たすと判定された場合)には(S611:NO)、処理をS613に移行する。
情報処理装置101は、S602で、ユーザにより、ドローンの飛行指示を受け付けたか、上空の風速計測指示を受け付けたかを判定する(S613)。
そして、情報処理装置101は、ユーザにより、ドローンの飛行指示を受け付けたと判定された場合には(S613:ドローンの飛行指示)、処理をS616に移行し、一方、上空の風速計測指示を受け付けたと判定された場合には(S613:上空の風速計測指示)、処理をS614に移行する。
情報処理装置101は、ドローン飛行補正機能を設定する(ON設定にする)。すなわち、ドローン飛行補正機能の処理(S705)が実行されるように制御する(S614)。
そして、情報処理装置101は、S612のように、ドローン103(無人飛行機)による飛行に係るアラートを出力せずに、S610で算出された差の値、移動距離、又は風速を表示または音声で出力(通知)する(S615)。
また、情報処理装置101は、ドローン飛行補正機能を設定する(ON設定にする)。すなわち、ドローン飛行補正機能の処理(S705)が実行されるように制御する(S616)。
そして、ユーザによる飛行指示に基づくドローン105の飛行を許可し、当該飛行指示に基づきドローン103を飛行させる。また、S610で算出された差の値、移動距離、又は風速を表示または音声で出力(通知)する(S617)。そして、処理をS601に戻す。
S617、S615、S612は、本発明の出力手段の適用例であり、S611の判定手段による判定結果を出力する。
上述の通り、S612の出力手段は、S611の判定手段により、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしていないと判定された場合に、判定結果として、無人飛行機による飛行に係るアラートを出力する。
情報処理装置101は、S601において、ドローン103が飛行中であると判定された場合に(S601:YES)、風速を計測する風速計測指示を受け付けたか否かを判定する(S618)。
情報処理装置101は、風速を計測する風速計測指示を受け付けたと判定された場合には(S618:YES)、S619において、ドローン飛行補正機能の設定を解除する(OFF設定にする)。すなわち、ドローン飛行補正機能が実行されないように制御する。
S619、図7は、本発明の制御手段の適用例であり、第1のタイミングから、第2のタイミングまでは、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行する無人飛行機が、当該指示された飛行位置又は飛行軌道を飛行するように無人飛行機を制御しないように制御する。
そして、情報処理装置101は、現在のドローン103の飛行位置の位置情報をドローン103から取得する。(S620)
S620で取得する位置情報の例として、図8(B)、(C)に示す「現在地の位置(基準位置)」のレコードを示す。
S620で取得する位置情報の例として、図8(B)、(C)に示す「現在地の位置(基準位置)」のレコードを示す。
図5は、ドローン103が飛行中に風速計測指示を受け付けた場合に、ドローン103の飛行補正機能の設定を解除して、ユーザにより設定された目標飛行位置まで飛行するようにドローン103が動作したが、風の影響で当該目標飛行位置まで飛行することが出来ず、ドローン103Bの位置までしか飛行できなかった様子を示す図である。
情報処理装置101は、例えば、S620において、図5の基準位置に示されたる現在のドローン103の飛行位置の位置情報をドローン103から取得する(S620)。
そして、ドローン103は、ユーザにより指示された目標飛行位置(図5のドローン103Aの位置)まで所定時間後(例えば1秒後)に到達できるように飛行動作する。
そして、情報処理装置101は、所定時間(例えば1秒)が経過したかを判定する(S621)。そして、所定時間(例えば1秒)が経過したと判定した場合には、現在のドローン103Bの位置情報(例えば、図5の緯度X3:経度Y3)を取得する(S622)。
S622で取得する位置情報の例として、図8(C)の「所定時間後のドローンの位置」のレコードの位置情報を示す。
そして、情報処理装置101は、所定時間(例えば1秒)後に位置すべきドローン103の位置情報(目標飛行位置の位置情報(例えば、図5の緯度X2:経度Y2))を取得する(S623)。ここで、S623で取得する位置情報の例として、図8(B)の「飛行目標地の位置(所定時間後に位置すべきドローンの位置)」のレコードに当該位置情報を示す。
そして、情報処理装置101は、S620で取得した位置情報が示す位置と、S623で取得した位置情報が示す位置とから、S620で取得した位置情報が示す位置から、S623で取得した位置情報が示す位置までの距離を算出する。
また、情報処理装置101は、S620で取得した位置情報が示す位置と、S622で取得した位置情報が示す位置とから、S620で取得した位置情報が示す位置から、S622で取得した位置情報が示す位置までの距離を算出する。
ここでの算出方法は、上記での説明と同様の方法であるため、ここでは説明を省略する。
そして、情報処理装置101は、S620で取得した位置情報が示す位置から、S623で取得した位置情報が示す位置までの距離と、S620で取得した位置情報が示す位置から、S622で取得した位置情報が示す位置までの距離との差を算出して特定する。
また、情報処理装置101は、当該算出された距離の差に、実験などにより予め得られた所定の係数を乗ずることにより、ドローン103近傍の風速を計算して計測する(S6234)。
そして、情報処理装置101は、S624で算出された距離の差が所定値(例えば5.0m)以上であるか否か、又はS624で算出された風速が所定値(例えば10m/s)以上であるかを判定する(S625)。
ここで所定値とは、ドローン103による飛行を制限する風速(例えば、10m/s)に対応する所定値(飛行条件)である。例えば、S624で算出された差が所定値(5.0m)以上である場合には、ドローン103周辺の環境の風速は、ドローンの飛行が禁止されている10m/s以上となる。この所定値(5.0m)は、実験により予め得られた値である。
そして、情報処理装置101は、S624で算出された距離の差が所定値以上であると判定された場合、または、S624で算出された風速が所定値(例えば10m/s)以上であると判定された場合は(S625:YES)、ドローン飛行補正機能を設定する(ON設定にする)。すなわち、ドローン飛行補正機能の処理(S705)が実行されるように制御する(S626)。そして、情報処理装置101は、処理をS612に移行する。
また、情報処理装置101は、S624で算出された距離の差が所定値(例えば5.0m)未満である、又は、S624で算出された風速が所定値(例えば10m/s)未満であると判定された場合には(S625:NO)、処理をS616に移行する。
S625は、本発明の判定手段の適用例であり、S620の取得手段により取得された第1の飛行位置から所定時間後の飛行目標位置までの距離と、第1の飛行位置から当該所定時間後の第2の飛行位置(S622で取得した位置情報が示す位置)までの距離との差が所定値以上であるか否かを判定することにより、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定する。
図6のS603、S619、S614、S616、S626、及び図7は、本発明の制御手段の適用例であり、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定する場合には、第1のタイミングから、第2のタイミングまでは、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行する無人飛行機が、指示された飛行位置又は飛行軌道を飛行するように無人飛行機を制御しないように制御し、また、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定しない場合には、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行する無人飛行機が、指示された飛行位置又は飛行軌道を飛行するように無人飛行機を制御する。
上述のS610、S624は、本発明の算出手段の適用例であり、取得手段により取得された第1の飛行位置と第2の飛行位置とに基づいて、無人飛行機の近傍の風速を算出する。
また、S617、S615、S612は、本発明の出力手段の適用例であり、算出手段により算出された風速を出力する。
このように、ドローン103が目標飛行位置(目的地)に所定時間後に到着するように飛行している際に、風501により、当該目標飛行位置に当該所定時間後に到着できない場合に、風501により、どれだけ進めなかったかを確認することで、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしているかを確認可能になる。
以上、本発明によれば、第1のタイミングにおける無人飛行機の第1の飛行位置と、その後の第2のタイミングにおける無人飛行機の第2の飛行位置とに基づいて、無人飛行機の飛行環境が、風速に係る無人飛行機の飛行条件を満たしているかを確認可能にすることができる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、読み取り実行可能なプログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 情報処理装置
102 ネットワーク
103 ドローン(飛行体)
102 ネットワーク
103 ドローン(飛行体)
Claims (11)
- 第1のタイミングにおける前記無人飛行機の第1の飛行位置と、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける前記無人飛行機の第2の飛行位置とを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記第1の飛行位置と前記第2の飛行位置とに基づいて、前記無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 前記判定手段は、前記取得手段により取得された前記第1の飛行位置と前記第2の飛行位置との差が所定値以上であるか否かを判定することにより、前記無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
- 前記出力手段は、前記判定手段により、前記無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしていないと判定された場合に、前記判定結果として、前記無人飛行機による飛行に係るアラートを出力することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理システム。
- 前記無人飛行機は、前記第1のタイミングから、前記第2のタイミングまでは、ホバリングしていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理システム。
- 前記第1のタイミングから前記第2のタイミングまでの期間は所定の期間であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理システム。
- 前記判定手段は、前記取得手段により取得された前記第1の飛行位置から所定時間後の飛行目標位置までの距離と、前記第1の飛行位置から前記所定時間後の前記第2の飛行位置までの距離との差が所定値以上であるか否かを判定することにより、前記無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定することを特徴とする請求項1又は3に記載の情報処理システム。
- 前記第1のタイミングから、前記第2のタイミングまでは、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行する前記無人飛行機が、前記指示された飛行位置又は飛行軌道を飛行するように前記無人飛行機を制御しないように制御する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理システム。
- 前記制御手段は、前記無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定する場合には、前記第1のタイミングから、前記第2のタイミングまでは、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行する前記無人飛行機が、前記指示された飛行位置又は飛行軌道を飛行するように前記無人飛行機を制御しないように制御し、また、前記無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定しない場合には、指示された飛行位置又は飛行軌道からずれた飛行位置又は飛行軌道を飛行する前記無人飛行機が、前記指示された飛行位置又は飛行軌道を飛行するように前記無人飛行機を制御することを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
- 第1のタイミングにおける前記無人飛行機の第1の飛行位置と、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける前記無人飛行機の第2の飛行位置とを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記第1の飛行位置と前記第2の飛行位置とに基づいて、前記無人飛行機の近傍の風速を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された風速を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 第1のタイミングにおける前記無人飛行機の第1の飛行位置と、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける前記無人飛行機の第2の飛行位置とを取得する取得工程と、
前記取得工程により取得された前記第1の飛行位置と前記第2の飛行位置とに基づいて、前記無人飛行機の飛行環境が、風速に係る前記無人飛行機の飛行条件を満たしているかを判定する判定工程と、
前記判定工程による判定結果を出力する出力工程と、
を備えることを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至9の何れか1項の情報処理システムの各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (2)
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WO2020189493A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社Nttドコモ | 情報処理装置及び情報処理方法 |
CN113906361A (zh) * | 2020-05-07 | 2022-01-07 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 无人机的控制方法和设备 |
-
2017
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