JP2019007192A - 基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造およびその接合方法 - Google Patents

基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造およびその接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な作業で、基礎杭に対して接合部材を介して鋼製基礎梁を適切な位置に取り付けることができ、さらには、基礎杭から接合部材を簡単に取り外すことができる基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造を提供する。【解決手段】基礎杭10と鋼製基礎梁21の接合構造1は、基礎杭10と、杭頭部10aの先端を覆う被覆部材11と、杭頭部10aに対して水平方向に移動自在な大きさを有した収納凹部16aが形成され、かつ、鋼製基礎梁21を固定するための締結部材14が埋設されたプレキャストコンクリート製の接合部材13と、被覆部材11で覆われた杭頭部10aと接合部材13との収納凹部16a内の隙間に充填され、接合部材13と被覆部材11で覆われた杭頭部10aとを結合した結合材17と、接合部材13に載置され、締結部材14を介して接合部材13に固定された鋼製基礎梁21と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、基礎杭と鋼製基礎梁とを接合部材を介して接合した接合構造およびその接合方法に関する。
従来から、基礎杭に対して鋼製基礎梁が接合された接合構造が採用されている。たとえば、特許文献1には、鋼製主柱が上面に立設される鋼製基礎梁と、鋼製主柱の下で地盤に圧入された鋼管杭と、鋼管杭の上端と鋼製基礎梁の間に介在して両者を接合する接合金物(接合部材)とを備えた接合構造が提案されている。
この接合構造では、接合部材は、鋼製基礎梁を載せる台座部と、この台座部の下面に突出して鋼管基礎杭(基礎杭)の上端の内部に隙間をもって嵌まる嵌まり込み部と、を有している。基礎杭と接合部材とは、接合部材の高さ調整した後、鋼管杭の外周壁に穿設した貫通孔にボルトを挿通し、このボルトを嵌まり込み部の雌ねじ部に締め込むことにより固定されている。さらに、鋼製基礎梁と接合部材とに形成された長円状のルーズ孔を利用して、鋼製基礎梁の水平方向の位置合わせを行った後、ルーズ孔にボルトを挿通し、これにナットを締め込んで、鋼製基礎梁と接合部材が固定されている。
特許第4628838号公報
しかしながら、特許文献1に示す接合構造では、基礎杭と接合部材がボルトにより固定された状態で、この部分が埋戻し土に埋められており、接合構造の解体時に基礎杭から接合部材を取り外すことは簡単ではない。
また、接合部材の一部は、基礎杭の内部に入り込んでいるため、基礎杭に対して接合部材の水平方向の移動は拘束されている。このため、接合部材の水平方向の位置合わせは、鋼製基礎梁と接合部材とに形成された長円状のルーズ孔を利用しなければならず、鋼製基礎梁と接合部材との固定は簡単ではなく、その構造も複雑である。
本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、簡単な作業で、基礎杭に対して接合部材を介して鋼製基礎梁を適切な位置に取り付けることができ、さらには、基礎杭から接合部材を簡単に取り外すことができる基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造およびその接合方法を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造は、地面から突出した杭頭部を有した基礎杭と、前記杭頭部の少なくとも先端を覆う被覆部材と、前記杭頭部の全体を上方から収納した状態で、前記杭頭部に対して水平方向に移動自在な大きさを有した収納凹部が形成され、かつ、鋼製基礎梁を固定するための締結部材が埋設されたプレキャストコンクリート製の接合部材と、前記被覆部材で覆われた前記杭頭部と前記接合部材との前記収納凹部内の隙間に充填され、前記接合部材と前記被覆部材で覆われた前記杭頭部とを結合した結合材と、前記接合部材に載置され、前記締結部材を介して前記接合部材に固定された鋼製基礎梁と、を備えることを特徴する。
本発明に係る接合構造によれば、プレキャストコンクリート製の接合部材の収納凹部に、基礎杭の杭頭部を収納した状態で、結合材により、接合部材と基礎杭とが結合されているため、より単純な構造で、基礎杭に接合部材を固定することができる。また、接合構造の解体時などには、接合部材を基礎杭に対して上方に引き上げれば、基礎杭から接合部材を簡単に取り外すことができる。このようにして、これまでのように基礎杭の外周壁に貫通孔等を設けることなく、接合部材を基礎杭に固定し、固定した接合部材を基礎杭から簡単に取り外すことができるので、基礎杭を再利用することも可能である。
また、結合材の充填前には、基礎杭の杭頭部を収納した状態で、杭頭部に対して接合部材が水平方向に移動できるため、接合部材の水平方向の位置合わせを簡単に行うことができる。このため、接合部材に埋設された締結部材を水平方向の適切な位置に位置合わせし、この締結部材を介して、接合部材に対して水平方向の適切な位置に、鋼製基礎梁を取り付けることができる。
さらに、接合構造の解体時に、鋼製基礎梁を接合部材に固定する締結部材の締結を緩めれば、鋼製基礎梁を接合部材から簡単に取り外すことができ、取り外した鋼製基礎梁を再利用することもできる。
ここで、接合部材の天端面の高さが適切な高さであれば、接合部材を地面に直接配置してもよい。しかしながら、より好ましい態様としては、前記杭頭部の周りの地面と前記接合部材との間に、前記接合部材の配置高さを調整する台座部を備え、前記台座部と前記接合部材とが非接着状態で接触するように、前記接合部材が前記台座部に載置されている。
この態様によれば、地面に設けた台座部に接合部材を載置することにより、接合部材の天端面を適切な高さにすることができる。また、接合部材は、非接着状態で接触した状態で台座部に載置されているので、接合部材を上方に引き上げれば、台座部から接合部材を簡単に引き離すことができ、基礎杭から接合部材を簡単に取り除くことができる。
また、被覆部材が杭頭部の先端を覆っているのであれば、被覆部材の取付け状態は特に限定されるものではなく、杭頭部の全体を覆っていてもよく、杭頭の全体を覆った状態で、杭頭部の外周面を覆っている部分が、台座部に埋設されていてもよい。しかしながら、より好ましくは、前記被覆部材は、前記台座部に埋設されずに、前記杭頭部に対して着脱自在に、前記杭頭部の先端を覆っている。
この態様によれば、被覆部材は、台座部に埋設されず、杭頭部に対して着脱自在であるので、接合構造の解体時に、接合部材を引き上げると、台座部を残した状態で、接合部材とともに被覆部材を基礎杭から簡単に取り外すことができる。
さらに、台座部を残して接合部材を簡単に引き上げるためには、接合部材の収納凹部に充填された結合材が、台座部に付着しない構造であることが好ましい。そこで、より好ましい態様としては、前記台座部の天端面に対して前記収納凹部内の前記結合材が仕切られるように、前記台座部の前記天端面と前記結合材との間に仕切り材が配置されている。
この態様によれば、台座部と結合材の間には、仕切り材が配置されているため、台座部は結合材に接触しない。これにより、接合構造の解体時には、台座部を残して、基礎杭から接合部材を簡単に引き離すことができる。
本明細書では、基礎杭と鋼製基礎梁との接合方法も開示する。本発明に係る基礎杭と鋼製基礎梁との接合方法は、地面から突出した基礎杭の杭頭部の少なくとも先端を被覆部材で覆う被覆工程と、前記被覆工程の後の前記杭頭部の全体を上方から収納した状態で、前記杭頭部に対して水平方向に移動自在な大きさを有した収納凹部が形成され、かつ、鋼製基礎梁を固定するための締結部材が埋設されたプレキャストコンクリート製の接合部材を、前記杭頭部の全体が前記収納凹部に収納された状態で、水平方向の位置合わせをしながら配置する配置工程と、前記配置工程の後の前記被覆部材で覆われた前記杭頭部と前記接合部材との前記収納凹部内の隙間に、前記接合部材と前記被覆部材で覆われた前記杭頭部とを結合する結合材を充填する充填工程と、前記充填工程の後の前記接合部材に鋼製基礎梁を載置し、前記締結部材により、前記接合部材に前記鋼製基礎梁を固定する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする。
本発明に係る接合方法によれば、配置工程において、接合部材の収納凹部に基礎杭の杭頭部を収納し、この収納状態で、充填工程において、結合材により接合部材と基礎杭とを結合するので、より単純な作業で、接合部材を基礎杭に固定することができる。また、得られた接合構造によれば、上述した如く、接合部材を基礎杭から簡単に取り外すことができ、基礎杭を再利用することができる。
また、杭頭部を収納した状態で接合部材の収納凹部の大きさが、杭頭部に対して接合部材が水平方向に移動自在な大きさであるので、配置工程において、接合部材の水平方向の位置合わせを簡単に行うことができる。このため、接合部材に埋設された締結部材を水平方向の適切な位置に位置合わせし、この締結部材を介して、接合部材に対して水平方向の適切な位置に、鋼製基礎梁を取り付けることができる。さらに、得られた接合構造によれば、鋼製基礎梁を接合部材に固定する締結部材の締結を緩めれば、鋼製基礎梁を接合部材から簡単に取り外すことができ、取り外した鋼製基礎梁を再利用することもできる。
ここで、接合部材を配置する際に、接合部材の天端面の配置高さが適切な高さとなるのであれば、接合部材を地面に直接配置してもよい。しかしながら、より好ましい態様としては、前記配置工程の前に、前記杭頭部の周りの地面に、前記接合部材の配置高さを調整する台座部を打設する打設工程を含み、前記台座部に非接着状態で接触するように、前記接合部材を前記台座部に載置する。
この態様によれば、打設工程において、台座部を打設し、この打設した台座部に接合部材を載置することにより、接合部材の天端面を適切な高さに調整することができる。また、台座部に非接着状態で接触するように、接合部材を台座部に載置するので、接合部材を上方に引き上げれば、台座部から接合部材を簡単に引き離すことができ、基礎杭から接合部材を簡単に取り除くことができる。
このような打設工程は、配置工程の前、被覆工程の後に行ってもよいが、より好ましくは、前記打設工程を前記被覆工程の前に行う。これにより、打設工程において打設された台座部に、被覆工程において被覆部材を被覆するので、被覆部材が台座部に埋設されることはない。これにより得られた接合構造によれば、その解体時に、接合部材を引き上げると、台座部を残した状態で、接合部材とともに被覆部材を基礎杭から簡単に取り外すことができる。
ここで、接合構造の解体時に、台座部と接合部材とを簡単に分離することができるのであれば、充填工程において、台座部と接合部材との間において、これらが接触するように結合材が充填されてもよい。しかしながら、より好ましい態様としては、前記結合材の充填時に前記台座部の天端面に対して、前記収納凹部内の前記結合材が仕切られるように、前記被覆工程において、前記台座部の前記天端面に仕切り材を配置する。
この態様によれば、被覆工程において配置された仕切り材により、充填工程において、結合材が台座部に接触しない。これにより得られた接合構造に対して、台座部を残して、基礎杭から仕切り材と共に接合部材を簡単に引き離すことができる。
本発明によれば、簡単な作業で、基礎杭に対して接合部材を介して鋼製基礎梁を適切な位置に取り付けることができ、さらには、基礎杭から接合部材を簡単に取り外すことができる。
本発明の第1実施形態に係る基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造を備えた接合構造の要部を示した模式的断面図である。 図1に示す接合構造の要部斜視図である。 図1に示す接合部材を配置した状態の平面図である。 (a)〜(c)は、図1に示す接合構造を解体する方法を説明するためのである。 (a)〜(e)は、図1に示す接合構造を得るための接合方法を説明するための模式的断面図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係る基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造を示した模式的断面図であり、(b)は、(a)の接合構造を解体する方法を説明するための断面図である。 (a)〜(e)は、図6(a)に示す接合構造を得るための接合方法を説明するための模式的断面図である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係る基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造を示した模式的断面図であり、(b)は、(a)の接合構造を解体する方法を説明するための断面図である。 (a)〜(e)は、図8(a)に示す接合構造を得るための接合方法を説明するための模式的断面図である。
以下、実施形態に係る接合構造および接合方法のいくつかの実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る接合構造および接合方法を、図1〜図5に基づき詳細に説明する。
1−1.接合構造1について
図1および図2に示すように、本実施形態に係る接合構造1は、基礎杭10と鋼製基礎梁21とを、接合部材13を介して接合した構造であり、建物の基礎構造である。接合構造1は、基礎杭10と、基礎杭10の杭頭部10aを覆う被覆部材11と、杭頭部10aに結合材17を介して固定する接合部材13と、接合部材13に固定される鋼製基礎梁21と、少なくとも備えている。なお、本実施形態では、接合構造1には、地面Gと接合部材13との間に、接合部材13の配置高さ(天端面の高さ)を調整する台座部12が、必要に応じて設けられている。
図1に示すように、接合構造1には、鋼製基礎梁21と直交する方向に延在した鋼製基礎梁22が配置されており、これらは、ガセットプレート35を介して、ボルトおよびナットで構成される締結部材36で締結することにより、連結されている。鋼製基礎梁21と鋼製基礎梁22の天端面には、床版部材41が配置され、床版部材41の上には、床仕上げ材42が配置されている。
図2に示すように、鋼製基礎梁21の上フランジの上には、角形鋼管からなる鋼製主柱25が、ベースプレートを介してボルト接合により立設されており、鋼製基礎梁21における鋼製主柱25の下方には基礎杭10が配置さている。一方、鋼製基礎梁22の上には、角形鋼管からなる鋼製間柱26が、ベースプレートを介してボルト34とナット33による接合により立設されている。さらに、鋼製基礎梁22における鋼製間柱26の下方には基礎杭10は配置されず、鋼製間柱26の軸力は鋼製基礎梁22の曲げで伝達される。図1に示すように、隣接する鋼製主柱25と鋼製間柱26の間には、パネルフレーム材52が取り付けられており、その外側には、外壁パネル51が取付けられている。
基礎杭10は、地面Gから突出した杭頭部10aを有しており、地盤に圧入された鋼管杭、コンクリート杭(例えばPHC杭、PRC杭)、または合成杭(例えばSC杭)などで構成され、その素材は特に限定されない。基礎杭10は、上下方向に軸が延在した円筒形状の杭であり、地面Gから突出した杭頭部10aの先端は開口している。
被覆部材11は、たとえば、金属材料または樹脂材料からなり、杭頭部10aの先端(具体的には杭頭部10aの開口)を覆うように配置されており、有底円筒状の形状である。この有底円筒状の被覆部材11の底部で、杭頭部10aの開口は覆われている。なお、後述する接合方法の充填工程において、杭頭部10aの開口に結合材17が浸入することを防止することができるのであれば、被覆部材11の形状および材質は特に限定されるものではない。
接合部材13は、ブロック状のプレキャストコンクリート製の部材であり、基礎杭10と鋼製基礎梁21とを接合し、鋼製基礎梁21からの荷重を、接合部材13を介して基礎杭10に伝えるものである。接合部材13は、杭頭部10aの周りの地面Gと接合部材13との間に、モルタルにより地面Gに打設された台座部12に載置されている。台座部12は、地面Gに対する接合部材13の配置高さ(天端面の高さ)を調整する高さ調整部としての機能を果たし、これにより、接合部材13に固定される鋼製基礎梁21の据え付け高さを調整することができる。
図1および図3に示すように、接合部材13には、H形鋼などの形鋼からなる鋼製基礎梁21を固定するための4つの締結部材14が埋設されている。本実施形態では、締結部材14は、雌ねじが形成された金属製のインサート材であるが、鋼製基礎梁21を接合部材13に固定することができるのであれば、雄ねじが本体から突出した金属製のインサート材であってもよい。型内で接合部材13をコンクリートでプレキャストする際に、これらの締結部材14を型内に配置することにより、接合部材13の内部に締結部材14を埋設することができる。鋼製基礎梁21を接合部材13に載置した状態で、鋼製基礎梁21の下フランジに形成された貫通孔(図示せず)にボルト(他方の締結部材)31を挿通し、雌ねじが形成された締結部材14にボルト31を螺着させて締め込むことにより、鋼製基礎梁21を接合部材13に固定することができる。
接合部材13には、被覆部材11に覆われた杭頭部10aの全体を収納する大きさを有した収納凹部16aが形成され、収納凹部16aは下方に開口している。より具体的には、図3に示すように、収納凹部16aの大きさは、被覆部材11が被覆された杭頭部10aを上方から収納した状態で、杭頭部10aに対して接合部材13が少なくとも水平方向に移動自在な大きさとなっている。これにより、接合部材13に埋設された締結部材14を水平方向の適切な位置に位置合わせを行い、締結部材14を介して水平方向の適切な位置で、鋼製基礎梁21を接合部材13に固定することができる。なお、本実施形態では、水平方向の適切な位置への位置合わせとは、鋼製基礎梁21を接合部材13に固定した状態で、基礎杭10の軸芯と、鋼製基礎梁21のウェブとが上下方向において一致するように、鋼製基礎梁21を固定する締結部材14の位置を合わせることをいう。これにより、鋼製基礎梁21の荷重を、接合部材13を介して基礎杭10でより効果的に受けることができる。
本実施形態では、接合部材13に上述した収納凹部16aを設けることにより、被覆部材11が被覆された杭頭部10aの水平方向および鉛直方向に隙間が形成され、この隙間には結合材17が充填されている。図1および図3に示すように、接合部材13の収納凹部16aには、結合材17を注入する4つの注入孔16bが連通している。注入孔16bと収納凹部16aには、固化した状態の結合材17が充填されている。図1に示す結合材17は、後述する施工時において流動可能な状態の結合材が固化したものである。
ここで、結合材17は、被覆部材11が被覆された杭頭部10aと接合部材13とを結合するものである。結合材17は、これを注入孔16bから注入する際には、流動可能であり、その後固化することにより、杭頭部10aに接合部材13を固定することができるのであれば、その素材は限定されるものではなく、たとえば、本実施形態ではモルタルであり、より好ましく、無収縮モルタルである。結合材17に無収縮モルタルを用いることにより、接合部材13と、被覆部材11が被覆された杭頭部10aとの結合性を高めることができる。
鋼製基礎梁21は、H形鋼などの形鋼からなり、その下フランジには、上述した如く、ボルト31を挿通するための貫通孔が形成されている。鋼製基礎梁21は、接合部材13に載置され、ボルト31を、下フランジの貫通孔に挿通し、締結部材14の雌ねじに締め込むことにより、接合部材13に固定されている。
本実施形態に係る接合構造1によれば、接合部材13の収納凹部16aに、基礎杭10の杭頭部10aを収納した状態で、結合材17によりこれらが結合されているため、より単純な構造で、基礎杭10の杭頭部10aに接合部材13を固定することができる。
また、接合構造1の解体時などには、図4(a)、(b)に示すように、鋼製基礎梁21を固定するボルト31と締結部材14の締結を緩めれば、鋼製基礎梁21を接合部材13から簡単に取り外すことができ、取り外した鋼製基礎梁21を再利用することが可能である。
さらに、図4(c)に示すように、接合部材13を基礎杭10に対して上方に引き上げれば、基礎杭10の杭頭部10aから接合部材13を簡単に取り外すことができる。このようにして、基礎杭の外周壁に貫通孔等を設けることなく、接合部材13を基礎杭10に固定し、固定した接合部材13を基礎杭10から簡単に取り外すことができるので、基礎杭10を再利用することも可能である。
特に、本実施形態では、接合部材13は、これらが非接着状態で接触するように、台座部12に載置されているので、接合部材13を上方に引き上げれば、台座部12から接合部材13を簡単に引き離すことができ、基礎杭10から接合部材13を簡単に取り除くことができる。
1−2.接合方法について
以下に、図5を参照して、上述した接合構造1を得るための基礎杭10と接合部材13との接合方法を説明する。まず、地面から突出した基礎杭10の杭頭部10aの天端面が所定の高さになるように杭頭部10aの先端を切断し、図5(a)に示すように、杭頭部10aの先端を被覆部材11で覆う(被覆工程)。
次に、図5(b)に示すように、杭頭部10aの周りの地面Gに、接合部材13の設置高さ(接合部材13の天端面の高さ)を調整するための台座部12をモルタルで打設する(打設工程)。なお、本実施形態では、被覆部材11の一部が、台座部12に埋設されている。
次に、図5(c)に示すように、被覆部材11で覆われた杭頭部10aの全体が、接合部材13の収納凹部16aに収納されるように接合部材13を配置する(配置工程)。接合部材13の収納凹部16aの大きさが、基礎杭10の杭頭部10aに対して接合部材13が水平方向に移動自在な大きさとなっているので、杭頭部10aを収納凹部16aに収納した状態で、接合部材13(具体的には締結部材14)の水平方向の位置合わせを簡単に行うことができる。
次に、図5(c)、(d)に示すように、注入孔16bから、結合材17を注入し、被覆部材11で覆われた杭頭部10aと接合部材13との収納凹部16a内の隙間に、結合材17を充填する。杭頭部10aの先端は、被覆部材11で覆われているため、杭頭部10aの先端から、結合材17が、基礎杭10の内部に入り込むことはない。ここで、本実施形態では、図3に示すように、収納凹部16aの四隅に連通する4つの注入孔16bから、結合材17を注入したが、これらのうち、1つまたは2つの注入孔16bを、収納凹部16aの空気を排出する排出孔として用いてもよい。
その後、充填した結合材(たとえば無収縮モルタル)17が固化すれば、接合部材13と、被覆部材11で覆われた杭頭部10aとが結合され、杭頭部10aに接合部材13を固定することができる。最後に、図5(e)に示すように、接合部材13に鋼製基礎梁21を載置し、締結部材14にボルト31を締め込んで、接合部材13に鋼製基礎梁21を固定する。
本実施形態では、接合部材13の収納凹部16aに基礎杭10の杭頭部10aを収納し、この収納状態で、結合材17により接合部材13と基礎杭10とを結合するので、より単純な作業で、接合部材13を基礎杭10に固定することができる。また、接合部材13に埋設された締結部材14にボルト31を締め込むだけで、接合部材13に鋼製基礎梁21を簡単に固定することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る接合構造および接合方法を、図6および図7に基づき詳細に説明する。本実施形態に係る接合構造が、第1実施形態のものと相違する点は、被覆部材の形状であり、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
2−1.接合構造1について
本実施形態に係る接合構造1は、図6(a)に示すように、被覆部材11は台座部12に埋設されずに、杭頭部10aに対して着脱自在に、杭頭部10aの先端を覆っている。より具体的には、本実施形態では、被覆部材11は、台座部12に非接触の状態で、杭頭部10aの先端を覆っている。
このように構成することにより、図6(b)に示すように、接合構造1を解体する際には、接合部材13を上方に引き上げると、被覆部材11は台座部12に拘束されないので、台座部12を残した状態で、接合部材13とともに被覆部材11を基礎杭10から簡単に取り外すことができる。
2−2.接合方法について
このような接合構造1は、以下の接合方法により得ることができる。具体的には、図7(a)に示すように、地面から突出した基礎杭10の杭頭部10aの天端面を所定の高さになるように切断し、第1実施形態とは異なり、杭頭部10aの先端を被覆部材11で覆う前に、台座部12をモルタルで打設する(打設工程)。
次に、図7(b)に示すように、杭頭部10aの先端を被覆部材11で覆う(被覆工程)。これにより、より簡単な作業で、台座部12に被覆部材11が埋設されることなく、被覆部材11を杭頭部10aに対して着脱自在に配置することができる。
次に、第1実施形態と同様に、被覆部材11で覆われた杭頭部10aの全体が、接合部材13の収納凹部16aに収納されるように、接合部材13を台座部12に載置する(図7(c)参照)。次に、被覆部材11で覆われた杭頭部10aと接合部材13との収納凹部16a内の隙間に、注入孔16bを介して、結合材17を充填する(図7(d)参照)。最後に、接合部材13に鋼製基礎梁21を載置し、接合部材13に鋼製基礎梁21を固定する(図7(e)参照)。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係る接合構造および接合方法を、図8および図9に基づき詳細に説明する。本実施形態に係る接合構造が、第1実施形態のものと相違する点は、仕切り材を設けた点であり、他の実質的に同等の構成については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
3−1.接合構造1について
本実施形態に係る接合構造1は、図8(a)に示すように、台座部12の天端面12aに対して収納凹部16a内の結合材17が仕切られるように、台座部12の天端面12aと結合材17との間に配置された仕切り材18を備えている。
具体的には、仕切り材18は、収納凹部16aの下方に開口した開口部と略同じ大きさの矩形状の金属材料、樹脂材料、またはこれらの複合材料からなるプレートであり、台座部12に対して非接着の状態で載置されている。本実施形態では、仕切り材18の大きさおよび形状(具体的には矩形状)は、収納凹部16aの下方に開口した開口部の大きさおよび形状と略同じであるが、たとえば、この仕切り材の周縁が、台座部12の天端面12aと接合部材13との間に一部張り込んでいてもよい。
このようにして、図8(b)に示すように、台座部12は、仕切り材18により、結合材17に接触しないため、接合構造1を解体する際には、台座部12を残した状態で、接合部材13を基礎杭10から簡単に取り外すことができる。
3−2.接合方法について
このような接合構造1は、以下の接合方法により得ることができる。具体的には、図9(a)に示すように、地面から突出した基礎杭10の杭頭部10aの天端面を所定の高さになるように切断し、第1実施形態とは異なり、杭頭部10aの先端を被覆部材11で覆う前に、台座部12をモルタルで打設する(打設工程)。
次に、図9(b)に示すように、杭頭部10aの先端を被覆部材11で覆うとともに、その後の結合材17の充填時に台座部12の天端面12aに対して、収納凹部16a内の結合材17が仕切られるように、台座部12の天端面12aに仕切り材18を配置する。
次に、第1実施形態と同様に、被覆部材11で覆われた杭頭部10aの全体が、接合部材13の収納凹部16aに収納されるように、接合部材13を台座部12に載置する(図9(c)参照)。次に、被覆部材11で覆われた杭頭部10aと接合部材13との収納凹部16a内の隙間に、注入孔16bを介して、結合材17を充填する(図9(d)参照)。この際、仕切り材18により、充填された結合材17が、台座部12の天端面12aに接触することを回避することができる。最後に、接合部材13に鋼製基礎梁21を載置し、接合部材13に鋼製基礎梁21を固定する(図9(e)参照)。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
たとえば、第2および第3実施形態では、台座部を打設後に、被覆部材を配置したが、台座部を打設前に被覆部材を配置してもよい。また、第3実施形態では、被覆部材を配置する際に、仕切り材を配置したが、たとえば、接合部材の開口部を覆うように接合部材に仕切り材を設けてもよい。
また、第1〜第3の実施形態では台座部を設けたが、接合部材の天端面の高さを適切な高さに確保することができるのであれば、接合部材を地面に直接載置してもよい。
1:接合構造、10:基礎杭、10a:杭頭部、11:被覆部材、12:台座部、13接合部材、14:締結部材、16a:収納凹部、16b:注入孔、17:結合材、21:鋼製基礎梁、G:地面

Claims (8)

  1. 地面から突出した杭頭部を有した基礎杭と、
    前記杭頭部の少なくとも先端を覆う被覆部材と、
    前記杭頭部の全体を上方から収納した状態で、前記杭頭部に対して水平方向に移動自在な大きさを有した収納凹部が形成され、かつ、鋼製基礎梁を固定するための締結部材が埋設されたプレキャストコンクリート製の接合部材と、
    前記被覆部材で覆われた前記杭頭部と前記接合部材との前記収納凹部内の隙間に充填され、前記接合部材と前記被覆部材で覆われた前記杭頭部とを結合した結合材と、
    前記接合部材に載置され、前記締結部材を介して前記接合部材に固定された鋼製基礎梁と、を備えることを特徴する基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造。
  2. 前記杭頭部の周りの地面と前記接合部材との間に、前記接合部材の配置高さを調整する台座部を備え、前記台座部と前記接合部材とが非接着状態で接触するように、前記接合部材が前記台座部に載置されていることを特徴とする請求項1に記載の基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造。
  3. 前記被覆部材は、前記台座部に埋設されずに、前記杭頭部に対して着脱自在に、前記杭頭部の先端を覆っていることを特徴とする請求項2に記載の基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造。
  4. 前記台座部の天端面に対して前記収納凹部内の前記結合材が仕切られるように、前記台座部の前記天端面と前記結合材との間に仕切り材が配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の基礎杭と鋼製基礎梁の接合構造。
  5. 地面から突出した基礎杭の杭頭部の少なくとも先端を被覆部材で覆う被覆工程と、
    前記被覆工程の後の前記杭頭部の全体を上方から収納した状態で、前記杭頭部に対して水平方向に移動自在な大きさを有した収納凹部が形成され、かつ、鋼製基礎梁を固定するための締結部材が埋設されたプレキャストコンクリート製の接合部材を、前記杭頭部の全体が前記収納凹部に収納された状態で、水平方向の位置合わせをしながら配置する配置工程と、
    前記配置工程の後の前記被覆部材で覆われた前記杭頭部と前記接合部材との前記収納凹部内の隙間に、前記接合部材と前記被覆部材で覆われた前記杭頭部とを結合する結合材を充填する充填工程と、
    前記充填工程の後の前記接合部材に鋼製基礎梁を載置し、前記締結部材により、前記接合部材に前記鋼製基礎梁を固定する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする基礎杭と鋼製基礎梁の接合方法。
  6. 前記配置工程の前に、前記杭頭部の周りの地面に、前記接合部材の配置高さを調整する台座部を打設する打設工程を含み、
    前記台座部に非接着状態で接触するように、前記接合部材を前記台座部に載置することを特徴とする請求項5に記載の基礎杭と鋼製基礎梁の接合方法。
  7. 前記打設工程を前記被覆工程の前に行うことを特徴とする請求項6に記載の基礎杭と鋼製基礎梁の接合方法。
  8. 前記結合材の充填時に前記台座部の天端面に対して、前記収納凹部内の前記結合材が仕切られるように、前記被覆工程において、前記台座部の前記天端面に仕切り材を配置することを特徴とする請求項6または7に記載の基礎杭と鋼製基礎梁の接合方法。
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