JP2019006304A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠性の向上が可能な車両用表示装置を提供する。【解決手段】車両用表示装置は、車両のアイポイント側に向けた開口部を有する収容部と、収容部の内部に配置された環状の加飾部材2と、車両上下方向に対する加飾部材の傾斜角度を変化させる駆動装置と、収容部の内部に虚像を表示させる虚像表示装置と、を備え、虚像表示装置は、加飾部材2の姿勢が傾斜角度の大きい傾倒姿勢である場合に、加飾部材2によって囲まれた領域10に重畳させて車両に関連する鳥瞰画像21を表示させる。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
従来、加飾部材を有する車両用表示装置がある。特許文献1には、装飾部材と、装飾部材に対して光を照射する光源と、車両の運転者と装飾部材との間に虚像を表示する虚像発生手段と、を有する車両用表示装置の技術が開示されている。
特開2016−11863号公報
加飾部材を有する車両用表示装置において意匠性を向上させる点について、なお改良の余地がある。例えば、立体感や奥行き感の演出によって意匠性を向上できることが望ましい。
本発明の目的は、意匠性の向上が可能な車両用表示装置を提供することである。
本発明の車両用表示装置は、車両のアイポイント側に向けた開口部を有する収容部と、前記収容部の内部に配置された環状の加飾部材と、車両上下方向に対する前記加飾部材の傾斜角度を変化させる駆動装置と、前記収容部の内部に虚像を表示させる虚像表示装置と、を備え、前記虚像表示装置は、前記加飾部材の姿勢が前記傾斜角度の大きい傾倒姿勢である場合に、前記加飾部材によって囲まれた領域に重畳させて車両に関連する鳥瞰画像を表示させることを特徴とする。
本発明に係る車両用表示装置は、加飾部材の姿勢が傾倒姿勢である場合に、加飾部材によって囲まれた領域に重畳させて車両に関連する鳥瞰画像を表示させる。本発明に係る車両用表示装置によれば、傾倒姿勢の加飾部材と鳥瞰画像との組み合わせにより立体感や奥行き感を演出して意匠性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車両用表示装置の正面図である。 図2は、実施形態に係る車両用表示装置の側面図である。 図3は、実施形態に係る車両用表示装置の内部構成を示す側面図である。 図4は、実施形態に係る車両用表示装置の内部構成を示す他の側面図である。 図5は、実施形態に係るトルク画像を示す正面図である。 図6は、実施形態に係る加速度画像を示す正面図である。 図7は、出現アニメーションの開始前の加飾部材を示す正面図である。 図8は、表示画像の出現を示す正面図である。 図9は、表示画像の移動を示す正面図である。 図10は、移動が完了した表示画像を示す正面図である。 図11は、他の表示画像の出現を示す正面図である。 図12は、他の表示画像の移動を示す正面図である。 図13は、出現アニメーションの完了後を示す正面図である。 図14は、他の出現アニメーションを説明する正面図である。 図15は、他の出現アニメーションの完了後を示す正面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る車両用表示装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図15を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、車両用表示装置に関する。図1は、実施形態に係る車両用表示装置の正面図、図2は、実施形態に係る車両用表示装置の側面図、図3は、実施形態に係る車両用表示装置の内部構成を示す側面図、図4は、実施形態に係る車両用表示装置の内部構成を示す他の側面図、図5は、実施形態に係るトルク画像を示す正面図、図6は、実施形態に係る加速度画像を示す正面図である。
本実施形態の車両用表示装置1は、自動車等の車両に搭載される。図1から図3に示すように、本実施形態の車両用表示装置1は、収容部100と、加飾部材2と、虚像表示装置6と、駆動装置7と、第二の駆動装置8と、光源9と、を有する。収容部100は、一端が閉塞された筒状の部材である。収容部100は、遮光性の部材であり、金属や合成樹脂等によって形成されている。収容部100は、車両の運転席に対して車両前後方向の前方に配置される。収容部100は、例えば、インストルメントパネルの開口部に配置される。収容部100は、正面視した場合の形状が台形の部材である。
収容部100は、運転席と対向する開口部101を有する。車両用表示装置1の説明において、「奥行き方向X」は、収容部100の軸方向を示す。奥行き方向Xは、典型的には車両前後方向である。奥行き方向Xにおいて、「前面側」は運転席側であり、典型的には車両後側である。奥行き方向Xにおいて、「背面側」は運転席側とは反対側であり、典型的には車両前側である。開口部101は、収容部100の前面に設けられている。また、「高さ方向Z」は、収容部100が車両に配置された状態における高さ方向であり、典型的には車両上下方向である。幅方向Yは、奥行き方向Xおよび高さ方向Zと直交する方向であり、典型的には車幅方向である。幅方向Yにおいて、「左側」は運転席から見た場合の左側を示し、典型的には車両左側である。幅方向Yにおいて、「右側」は運転席から見た場合の右側を示し、典型的には車両右側である。
開口部101の形状は、幅方向Yの長さが高さ方向Zの長さよりも大きい横長の形状である。加飾部材2は、収容部100の内部に配置されている。加飾部材2は、円環状に形成された部材である。本実施形態の加飾部材2は、円筒形状に形成されている。加飾部材2は、例えば、合成樹脂やアルミニウム等の金属で形成される。加飾部材2の表面の色は、例えば、シルバーや白色等の淡色である。加飾部材2が合成樹脂で形成される場合、加飾部材2の表面にシルバーや白色等の淡色のメッキがなされてもよい。メッキは、光沢を有するものであってもよい。加飾部材2の表面には、鏡面加工やつや消し加工がなされてもよい。
加飾部材2の背面には、文字板3が配置されている。文字板3は、加飾部材2の内方の領域を背面側から閉塞している。文字板3は、円形の板状の部材であり、例えば、合成樹脂で成型されている。文字板3の色は、例えば、黒等の濃色である。文字板3の表面には、つや消し加工がなされてもよい。
図3に示すように、虚像表示装置6は、表示装置61と、ハーフミラー62と、表示制御装置63とを有する。ハーフミラー62は、半透過性の部材である。ハーフミラー62は、入射する光の一部を反射すると共に、入射する光の他の一部を透過させる。ハーフミラー62は、透明な樹脂やガラス等により形成された本体部と、ハーフミラー層とを有する。ハーフミラー層は、本体部の表面に蒸着等により形成された、金属または無機多層薄膜などである。ハーフミラー62は、奥行き方向Xにおける開口部101と加飾部材2との間に配置されている。ハーフミラー62は、高さ方向Zの上側へ向かうに従って奥行き方向Xの背面側へ向かうように傾斜している。ハーフミラー62は、上記の傾斜姿勢で収容部100によって保持されている。
表示装置61は、ハーフミラー62に向けて画像を投影する。表示装置61は、表示制御装置63によって制御される。表示装置61は、例えば、TFT−LCD(Thin Film Transistor−Liquid Crystal Display)等の液晶表示装置である。表示装置61は、ハーフミラー62に対して高さ方向Zの上側に配置されている。また、表示装置61は、高さ方向Zにおいてハーフミラー62と対向している。
表示装置61から投影される画像は、図3に矢印A1で示すように、ハーフミラー62によって奥行き方向Xの前面側に向けて反射される。ハーフミラー62によって反射された画像は、アイポイントEPから見た場合に、ハーフミラー62よりも背面側の位置で結像する虚像として視認される。アイポイントEPは、運転者の視点位置として予め定められた位置である。虚像が結像する位置は、例えば、加飾部材2の前面の位置や、加飾部材2の前面よりもわずかに前面側あるいは背面側の位置である。
本実施形態の車両用表示装置1では、加飾部材2および文字板3が可動式である。以下の説明では、加飾部材2および文字板3をまとめて「可動部材20」と称する。車両用表示装置1は、可動部材20を移動させる駆動装置7および第二の駆動装置8を有する。可動部材20は、図3に示す起立位置と、図4に示す傾倒位置とに位置づけることが可能である。可動部材20は、起立位置と傾倒位置との間の位置で停止させられてもよい。
起立位置は、可動部材20がアイポイントEPと対向する位置である。可動部材20が起立位置にある場合、図3に示すように、側面視した場合に加飾部材2の中心軸線X1上にアイポイントEPが位置する。可動部材20が起立位置にある場合、奥行き方向Xに対する可動部材20の中心軸線X1の傾斜角度θが最小となる。起立位置にある可動部材20は、上端部20aが下端部20bよりもわずかに背面側に位置するように傾斜している。なお、傾斜角度θは、車両上下方向に対する加飾部材2の傾斜角度でもある。すなわち、傾斜角度θが0であれば、加飾部材2は直立した姿勢となり、傾斜角度θが大きな角度となるほど、加飾部材2が車両上下方向に対して傾いた姿勢となる。
図4に示す傾倒位置は、可動部材20が表示装置61と対向する位置である。可動部材20が傾倒位置にある場合、奥行き方向Xに対する可動部材20の中心軸線X1の傾斜角度θが最大となる。なお、奥行き方向Xに対する中心軸線X1の傾斜角度θは、車両上下方向に対する加飾部材2の傾斜角度でもある。つまり、可動部材20が傾倒位置にある場合、加飾部材2の可動範囲において車両上下方向に対する加飾部材2の傾斜角度が最も大きい。可動部材20が傾倒位置にある場合、図4に示すように、可動部材20の中心軸線X1上に表示装置61が位置する。
駆動装置7は、動力源71、動力伝達機構72、駆動制御装置73、および変換部材74を有する。駆動装置7は、可動部材20の背面側に配置されている。動力源71は、例えば、回転式のモータである。動力伝達機構72は、動力源71から出力される回転力によって軸部材75を回転させる。変換部材74は、軸部材75の回転によって軸部材75の軸線方向に沿って往復移動する。軸部材75は、高さ方向Zに沿って延在する円柱形状の部材である。軸部材75は、上端部が下端部よりもわずかに背面側に位置するように傾斜している。軸部材75の傾斜角度は、起立位置にある可動部材20の傾斜角度に対応している。
軸部材75の外周面には、螺旋状の溝部75aが形成されている。変換部材74は、溝部75aに係合するナット状の回転部材を有している。この回転部材は、軸部材75の回転運動を軸部材75の軸線方向に沿った直線運動に変換する。変換部材74は、軸部材75が軸線周りに回転することにより、軸部材75に沿って高さ方向Zに移動する。
変換部材74は、保持部材76を介して可動部材20と連結されている。保持部材76は、可動部材20の背面側に接続されており、可動部材20と共に高さ方向Zに移動する。変換部材74と保持部材76の上端部とは、回転軸76aを介して連結されている。回転軸76aの中心軸線の方向は、幅方向Yである。保持部材76は、回転軸76aを回転中心として回転自在である。
保持部材76の下端には、被ガイド部76bが設けられている。被ガイド部76bは、保持部材76における幅方向Yの両側に設けられている。本実施形態の被ガイド部76bは、回転自在に支持された車輪等の回転体である。収容部100の内部には、被ガイド部76bを案内するガイド部材11が配置されている。ガイド部材11は、ガイドレール11aを有する。被ガイド部76bは、ガイドレール11aに挿入されており、ガイドレール11aに沿って転動する。ガイドレール11aは、全体として奥行き方向Xに沿って延在している。ガイドレール11aにおける背面側の端部には、弧状部11bが設けられている。弧状部11bは、奥行き方向Xの背面側へ向かうに従って高さ方向Zの上側へ向かうように湾曲している。
駆動制御装置73は、動力源71が出力する回転力の大きさおよび回転方向を制御する。図3に示すように、可動部材20が起立位置にある場合、被ガイド部76bはガイドレール11aにおける背面側の端部に位置する。このときに、変換部材74は、軸部材75の上端部に位置している。可動部材20を起立位置から傾倒位置に向けて移動させる場合、駆動制御装置73は、変換部材74を下側に向けて移動させるように動力源71を制御する。より具体的には、駆動制御装置73は、動力源71によって、変換部材74を下側に向けて移動させる回転方向に軸部材75を回転させる。
変換部材74が軸部材75に沿って下側に向けて移動すると、被ガイド部76bがガイドレール11aに案内されて前面側に向けて移動する。変換部材74が下側に向けて移動するに従って、可動部材20の下端部20bが軸部材75に対して前面側に向けて離れるように相対移動していく。その結果、高さ方向Zに対する可動部材20の傾斜角度が増加していく。駆動制御装置73は、可動部材20が傾倒位置に到達すると、動力源71の出力を停止させる。傾倒位置は、車両上下方向に沿った加飾部材2の可動範囲における最も下側の位置である。
駆動制御装置73は、可動部材20を傾倒位置から起立位置に向けて移動させる場合、変換部材74を上側に向けて移動させるように動力源71を制御する。より具体的には、駆動制御装置73は、動力源71によって、変換部材74を上側に向けて移動させる回転方向に軸部材75を回転させる。変換部材74が軸部材75に沿って上側に向けて移動すると、被ガイド部76bがガイドレール11aに案内されて背面側に向けて移動する。変換部材74が上側に向けて移動するに従って、可動部材20の下端部20bが軸部材75に近づくように背面側に向けて相対移動する。その結果、高さ方向Zに対する可動部材20の傾斜角度が減少していく。駆動制御装置73は、可動部材20が起立位置に到達すると、動力源71の出力を停止させる。
本実施形態の車両用表示装置1は、更に、可動部材20を幅方向Yに移動させる第二の駆動装置8を有する。第二の駆動装置8は、保持部材76に配置されている。第二の駆動装置8は、例えば、モータ等の第二の動力源と、第二の動力伝達機構とを有する。第二の動力伝達機構は、第二の動力源の出力による回転運動を幅方向Yに沿った直線運動に変換する。第二の駆動装置8は、保持部材76と可動部材20との間に介在している。第二の駆動装置8は、可動部材20を保持部材76に対して幅方向Yに相対移動させる。
図3に示すように、光源9は、収容部100の内部空間における高さ方向Zの上部に配置されている。光源9は、可動部材20よりも高さ方向Zの上側に配置されている。光源9は、可動部材20の構成要素に対して上側から光を照射する。光源9は、例えば、加飾部材2に対して光を照射して加飾部材2をアイポイントEPから視認可能とする。光源9は、加飾部材2に対して直接光を照射しても、間接的に光を照射してもよい。光源9は、例えば、表示制御装置63によって制御される。また、本実施形態の車両用表示装置1では、表示制御装置63が駆動制御装置73と通信可能に接続されている。駆動制御装置73は、表示制御装置63の指令に応じて可動部材20の姿勢および位置を制御する。
本実施形態の虚像表示装置6は、加飾部材2の姿勢が傾倒姿勢である場合に、内方領域10に重畳させて、車両に関連する鳥瞰画像を表示させる。内方領域10は、図5等に示すように、加飾部材2よりも半径方向内側の領域である。言い換えると、内方領域10は、加飾部材2によって囲まれた領域である。本実施形態の虚像表示装置6は、内方領域10に重畳させて車両に関連する各種の鳥瞰画像を表示させる。以下の説明では、車両に関連する鳥瞰画像を単に「関連画像RI」と称する。
図5には、関連画像RIの一例としてトルク画像21が示されている。トルク画像21は、自車両の制動トルクや駆動トルクを表示する画像である。トルク画像21は、車両画像21a、左インジケータ画像21b、右インジケータ画像21c、制動指標画像21d、および加速指標画像21eを含む。トルク画像21を構成する各画像21a,21b,21c,21d,21eは、それぞれ鳥瞰画像である。
車両画像21aは、斜め後方から鳥瞰した車両の画像である。左インジケータ画像21bは、左側の車輪で発生する制動トルクおよび駆動トルクを表示する。右インジケータ画像21cは、車両の右側の車輪で発生する制動トルクおよび駆動トルクを表示する。虚像表示装置6は、例えば、制動トルクや駆動トルクの大きさに応じて各インジケータ画像21b,21cの長さを変化させる。ここで、本実施形態では、トルク画像21が鳥瞰画像である。インジケータ画像21b,21cは、車両画像21aの側方に、車両画像21aの輪郭に沿って表示されている。従って、各インジケータ画像21b,21cは、車両に沿って車両前後方向に延在しているかのように見える。
虚像表示装置6は、例えば、駆動トルクの値が大きくなるに従って各インジケータ画像21b,21cを下側へ向けて伸ばす。各インジケータ画像21b,21cのこの伸びは、運転者にとって車両後方への伸びに見える。言い換えると、インジケータ画像21b,21cが画面奥行き方向に沿って伸びるように見える。よって、トルク画像21は、立体的でかつ運転者の感覚に合致したトルク表示を行うことができる。なお、虚像表示装置6は、制動トルクと駆動トルクとで各インジケータ画像21b,21cの表示色を変化させてもよい。
本実施形態のトルク画像21の消失点VPは、傾倒姿勢にある加飾部材2の傾斜角度θに基づいている。言い換えると、傾倒姿勢の加飾部材2の傾斜角度θに基づいて鳥瞰画像の消失点VPが定められる。各画像21a,21b,21c,21d,21eは、傾倒姿勢の加飾部材2に対するアイポイントEPの相対位置に基づいて算出された鳥瞰画像である。つまり、鳥瞰画像における視点位置と加飾部材2に対するアイポイントEPの相対位置とが対応している。よって、本実施形態の車両用表示装置1は、加飾部材2の姿勢に対応した三次元空間が鳥瞰画像によって表現される。言い換えると、加飾部材2は、鳥瞰画像による三次元空間を構成する要素の一つとして三次元空間と融合する。
また、虚像表示装置6は、加飾部材2の周囲に水温インジケータ画像22a、燃料インジケータ画像22b、車速画像22c等を表示させる。水温インジケータ画像22aおよび燃料インジケータ画像22bは、それぞれ鳥瞰画像である。外方領域にも鳥瞰画像が表示されることで、更に立体感や奥行き感が向上する。
図6には、関連画像RIの他の例として加速度画像23が示されている。加速度画像23は、自車両に作用する加速度を表示する画像である。加速度画像23は、内方領域10に重畳して表示される。加速度画像23は、横軸画像23a、縦軸画像23b、球画像23c、指標画像23d,23e,23f,23g、および数値画像23h,23i,32j,23kを含む。加速度画像23を構成する各画像23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23i,32j,23kは、鳥瞰画像である。なお、数値画像23h,23i,32j,23kは鳥瞰画像でなくてもよい。
横軸画像23aは、車幅方向に対応する数値軸の画像である。縦軸画像23bは、車両前後方向に対応する数値軸の画像である。球画像23cは、車両に発生している現在の加速度を示す画像である。球画像23cは、球を模した画像であり、陰影を有する。
指標画像23d,23eは、それぞれ車両左側および車両右側を示す画像である。指標画像23f,23gは、それぞれ減速および加速を示す画像である。数値画像23h,23i,32j,23kは、現在の加速度の値を示す数値の画像である。数値画像23hは、車両前後方向における負の加速度、すなわち減速度の数値を示す。数値画像23iは、車両前後方向における正の加速度の数値を示す。数値画像23jは、車両左側へ向けての加速度の数値を示す。数値画像23kは、車両右側へ向けての加速度の数値を示す。
虚像表示装置6は、加速度の変化に応じて球画像23cの表示位置を変化させる。例えば、車両が減速している場合、虚像表示装置6は、横軸画像23aよりも画像上下方向の上側に球画像23cを表示させる。虚像表示装置6は、車両の減速度が大きいほど画像表示領域12における上側の位置に球画像23cを表示させ、かつ球画像23cの大きさを小さくする。一方、虚像表示装置6は、車両が加速している場合、横軸画像23aよりも画像上下方向の下側に球画像23cを表示させる。虚像表示装置6は、車両の加速度が大きいほど画像表示領域12における下側の位置に球画像23cを表示させ、かつ球画像23cの大きさを大きくする。
虚像表示装置6は、車両に対して左側へ向かう加速度が生じている場合、縦軸画像23bよりも左側の位置に球画像23cを表示させる。虚像表示装置6は、左側へ向かう加速度が大きいほど画像表示領域12における左側の位置に球画像23cを表示させる。一方、虚像表示装置6は、車両に対して右側へ向かう加速度が生じている場合、縦軸画像23bよりも右側の位置に球画像23cを表示させる。虚像表示装置6は、右側へ向かう加速度が大きいほど画像表示領域12における右側の位置に球画像23cを表示させる。
本実施形態では、加速度画像23が鳥瞰画像であるため、球画像23cの上下方向の移動が奥行き方向Xの移動であるように見える。また、傾倒姿勢にある加飾部材2の内方領域10に加速度画像23が表示されることで、更に立体感や奥行き感が増す。運転者にとって、球画像23cが運転者の体感する加速度の方向へ移動するように見える。よって、加速度画像23の表示内容が、運転者の感覚に合致したものとなる。なお、図6の表示例においても、水温インジケータ画像22a、燃料インジケータ画像22b、車速画像22c等が表示される。
本実施形態の虚像表示装置6は、関連画像RIの表示に加えて、以下に説明する出現アニメーションおよび消失アニメーションを実行する。出現アニメーションは、内方領域10に画像を出現させるアニメーションである。消失アニメーションは、内方領域10で画像を消失させるアニメーションである。図7には、出現アニメーションが開始される前の加飾部材2が示されている。図7の加飾部材2の姿勢は傾倒姿勢であり、加飾部材2は光源9の光によって照らされている。
図8には、出現アニメーションにおいて内方領域10に表示画像24が出現してくる様子が示されている。虚像表示装置6は、例えば、加飾部材2における半径方向内側の縁部から表示画像24をスライドイン表示させる。虚像表示装置6は、図8に矢印Y1で示すように、内方領域10の下側の縁部から表示画像24を上側に向けてスライドインさせる。なお虚像表示装置6は、内方領域10において表示画像24をフェードインさせてもよい。虚像表示装置6は、表示させた表示画像24を予め定められた表示位置まで移動させるアニメーションを行う。表示画像24の最終的な表示位置は、画像表示領域12における加飾部材2よりも上側の位置である。虚像表示装置6は、加飾部材2よりも上側の領域に向けて表示画像24を移動させる。
図9には、表示画像24が内方領域10から加飾部材2よりも外側の領域に向けて移動する様子が示されている。以下の説明では、画像表示領域12における加飾部材2よりも外側の領域を「外方領域」と称する。虚像表示装置6は、移動途中の表示画像24を加飾部材2に重畳させて表示する。虚像表示装置6は、加飾部材2における表示画像24と重畳する部分が視認され難くなるような調整を行ってもよい。例えば、虚像表示装置6は、表示画像24によって加飾部材2をマスキングしてもよい。あるいは、虚像表示装置6は、表示画像24が加飾部材2と重畳している間は光源9の光量を低下させてもよい。
図10には、最終的な表示位置に表示された表示画像24が示されている。虚像表示装置6は、表示画像24を最終的な表示位置に移動させるまでの間に、表示画像24の表示サイズを徐々に増加させる。表示画像24は、車両画像29、車線画像30、標識画像31、および距離表示画像32を含む。車両画像29、車線画像30、および距離表示画像32は、鳥瞰画像である。車両画像29、車線画像30、および距離表示画像32の視点位置は、例えば、トルク画像21や加速度画像23の視点位置と共通である。
車両画像29は、例えば、先行車両を示す画像である。車線画像30は、自車両が走行する車線の境界線の目安の画像である。車線画像30は、前方道路上の白線を検出した結果に基づいて作成されてもよい。標識画像31は、車両の現在位置に関連する案内や規制等を示すものである。標識画像31は、例えば、制限速度等を表示する。距離表示画像32は、自車両と先行車両との車間距離の目安として表示される。
虚像表示装置6は、先行車両と自車両との車間距離の検出結果に応じて車両画像29を変化させる。例えば、虚像表示装置6は、検出された車間距離が大きいほど車両画像29の大きさを小さくし、かつ表示位置を上側の位置とする。加飾部材2が傾倒しており、かつ車両画像29、車線画像30、および距離表示画像32が加飾部材2の傾斜角度に応じた鳥瞰画像で表示される。よって、運転者は、加飾部材2を自車両として、先行車両との間隔を直感的に把握することができる。
虚像表示装置6は、表示画像24の移動が完了すると、図11に示すように、他の表示画像41,42の出現アニメーションを実行する。左表示画像41は、加飾部材2よりも左側に表示される画像である。右表示画像42は、加飾部材2よりも右側に表示される画像である。虚像表示装置6は、表示画像24と同様にして、表示画像41,42を内方領域10にスライドイン表示させる。虚像表示装置6は、表示画像41,42をフェードインさせてもよい。虚像表示装置6は、表示画像41,42を図12に示すようにそれぞれの最終的な表示位置まで移動させる。虚像表示装置6は、加飾部材2における表示画像41,42と重畳する部分が視認され難くなるような調整を行ってもよい。
虚像表示装置6は、表示画像41,42を最終的な表示位置に移動させるまでの間に、表示画像41,42の表示サイズを徐々に増加させる。図13には、最終的な表示位置に表示された表示画像41,42が示されている。図13に示すように、左表示画像41は、水温インジケータ画像43および走行距離画像44を含む。右表示画像42は、時刻画像45および燃料インジケータ画像46を含む。水温インジケータ画像43および燃料インジケータ画像46は、鳥瞰画像であってもよい。
虚像表示装置6は、表示画像41,42の出現アニメーションが完了すると、内方領域10にモード表示画像25、指標画像26、指針画像27、および車速画像28を表示させる。虚像表示装置6は、これらの画像25,26,27,28に対して出現アニメーションを実行してもよい。例えば、虚像表示装置6は、画像25,26,27,28を内方領域10にスライドイン表示させてもよい。指標画像26および指針画像27は、鳥瞰画像である。図13に示す指標画像26は、機関の回転速度を示す文字画像および目盛り画像を含む。指針画像27は、機関の回転速度の現在値を指し示す位置に表示される。
虚像表示装置6は、表示画像24の表示を終了させるときに、表示画像24の消失アニメーションを実行する。消失アニメーションは、例えば、出現アニメーションの順序を逆転させたアニメーションである。虚像表示装置6は消失アニメーションを開始する前に、内方領域10の画像25,26,27,28を非表示とする。
虚像表示装置6は、消失アニメーションにおいて、まず、左表示画像41および右表示画像42を内方領域10へ移動させる。このときの表示画像41,42の移動経路は、例えば、出現アニメーションにおける移動経路を逆行するものである。虚像表示装置6は、表示画像41,42を縮小させながら内方領域10へ移動させる。虚像表示装置6は、表示画像41,42を内方領域10において消失させる。虚像表示装置6は、例えば、加飾部材2における半径方向内側の縁部において表示画像41,42をスライドアウトさせる。なお、虚像表示装置6は、表示画像41,42を内方領域10においてフェードアウトさせてもよい。
虚像表示装置6は、表示画像41,42を消失させると、表示画像24の消失アニメーションを実行する。消失アニメーションにおける表示画像24の移動経路は、例えば、出現アニメーションにおける移動経路を逆行するものである。虚像表示装置6は、表示画像24を縮小させながら内方領域10へ移動させる。虚像表示装置6は、表示画像24を内方領域10においてスライドアウトやフェードアウト等によって消失させる。
図14には、出現アニメーションの他の例が示されている。虚像表示装置6は、表示画像50を内方領域10に出現させる出現アニメーションを行う。虚像表示装置6は、例えば、内方領域10の下端から表示画像50をスライドイン表示させる。虚像表示装置6は、スライドイン表示された表示画像50を最終的な表示位置まで移動させる。表示画像50の最終的な表示位置は、図15に示すように、加飾部材2の上部と重畳する位置である。
虚像表示装置6は、表示画像50を最終的な表示位置まで移動させる間に、表示画像50の表示サイズを増加させる。虚像表示装置6は、表示画像50を移動させている間は加飾部材2における表示画像50と重畳する部分が視認され難くなるような調整を行ってもよい。
図15には、最終的な表示位置に移動した後の表示画像50が示されている。図15に示すように、表示画像50は、モード表示画像51、車速画像52、負荷情報画像53を含む。負荷情報画像53は、鳥瞰画像である。負荷情報画像53の一部は、加飾部材2と重畳する。負荷情報画像53は、自車両の駆動系の動作状態や負荷の大きさを示す画像である。
虚像表示装置6は、表示画像50の出現アニメーションが完了すると、水温インジケータ画像43、走行距離画像44、時刻画像45、および燃料インジケータ画像46を表示させる。
加飾部材2と重畳して鳥瞰画像である負荷情報画像53が表示されることで、負荷情報画像53が加飾部材2の上方に浮かんでいるように見える。よって、立体感を向上させ、車両用表示装置1の意匠性を向上させることができる。
なお、虚像表示装置6は、加飾部材2の姿勢が起立姿勢である場合に出現アニメーションおよび消失アニメーションの少なくとも一方を実行してもよい。起立姿勢の加飾部材2に対して行う出現アニメーションにおいて、虚像表示装置6は、表示画像が無限遠方から近づいてくるように内方領域10に出現させてもよい。虚像表示装置6は、スライドインやフェードインによって表示画像を出現させてもよい。
虚像表示装置6は、内方領域10に出現した表示画像を外方領域に移動させてもよく、そのまま内方領域10に表示させてもよく、加飾部材2に重畳して表示させてもよい。虚像表示装置6は、表示画像を加飾部材2に重畳させる場合、表示画像を内方領域および外方領域の両方に重畳して表示させてもよい。
起立姿勢の加飾部材2に対して行う消失アニメーションにおいて、虚像表示装置6は、表示画像を無限遠方に遠ざかるように消失させてもよい。虚像表示装置6は、表示画像をスライドアウトやフェードアウトによって消失させてもよい。
加飾部材2の姿勢が傾倒姿勢である場合、起立姿勢の場合と比較して、アイポイントEPから見たときの加飾部材2および内方領域10の面積が小さい。言い換えると、加飾部材2の姿勢が傾倒姿勢である場合、画像表示領域12において加飾部材2および内方領域10の占める面積が小さい。よって、出現アニメーションによって外方領域に移動させた表示画像を大きなサイズで表示可能である。また、複数の画像を加飾部材2の周囲に配置しようとする場合に、狭い範囲で複数の画像を表示させることが可能である。また、加飾部材2が傾倒姿勢である場合、表示画像を内方領域10から外方領域へ移動させるときの画面上における移動距離が少なくて済む。
本実施形態の車両用表示装置1では、加飾部材2の傾倒位置は、画像表示領域12における下部と重なる位置である。従って、加飾部材2が傾倒位置にある場合、画像表示領域12において、加飾部材2よりも上側にまとまった大きな表示スペースが確保される。よって、傾倒姿勢の加飾部材2と様々な画像との組み合わせによって多様な演出が可能となる。加飾部材2が傾倒姿勢にある場合、内方領域10が空間にあいた穴のように見える。よって、内方領域10から表示画像が出現する場合、空間の穴から画像が飛び出してくるかのように見える。また、実際に傾斜している加飾部材2から鳥瞰画像が出現することで、画像表示領域12における立体感をよりリアルに感じさせることができる。
以上説明したように、本実施形態の車両用表示装置1は、収容部100と、加飾部材2と、駆動装置7と、虚像表示装置6と、を有する。収容部100は、車両のアイポイントEP側に向けた開口部101を有する。加飾部材2は、収容部100の内部に配置された環状の部材である。駆動装置7は、車両上下方向に対する加飾部材2の傾斜角度θを変化させる装置である。虚像表示装置6は、収容部100の内部に虚像を表示させる装置である。
虚像表示装置6は、加飾部材2の姿勢が傾倒姿勢である場合に、加飾部材2によって囲まれた領域(内方領域10)に重畳させて車両に関連する鳥瞰画像を表示させる。傾倒姿勢の加飾部材2と鳥瞰画像との組み合わせにより、立体感や奥行き感が演出される。よって、本実施形態の車両用表示装置1は、立体感や奥行き感により意匠性を向上させることができる。
本実施形態において、車両に関連する鳥瞰画像の消失点VPは、傾倒姿勢にある加飾部材2の傾斜角度θに基づいている。よって、鳥瞰画像が加飾部材2の姿勢となじみやすく、意匠性が向上する。
車両に関連する鳥瞰画像は、例えば、車両の進行方向に関する画像である。本実施形態では、車両の進行方向に関する画像として、トルク画像21および加速度画像23が例示されている。鳥瞰画像によれば、車両の進行方向に関する情報を直感的に理解しやすく表示することができる。なお、進行方向に関する画像は、方位を示す画像、地図の画像、車線の画像、先行車両の画像、ターンバイターンの画像等であってもよい。
車両に関連する鳥瞰画像は、例えば、車両の挙動に関する画像である。本実施形態では、車両の挙動に関する画像として、トルク画像21および加速度画像23が例示されている。鳥瞰画像によれば、車両の挙動に関する情報を直感的に理解しやすく表示することができる。なお、車両の挙動に関する画像は、車両のヨーレート、ピッチ、ロールを示す画像等であってもよい。
本実施形態の虚像表示装置6は、更に、加飾部材2の外側の領域にも鳥瞰画像を表示させる。外方領域にも鳥瞰画像が表示されることで、立体感や奥行き感が更に向上し、車両用表示装置1の意匠性が向上する。
[実施形態の変形例]
関連画像RIは、実施形態で例示したトルク画像21、加速度画像23、指標画像26、指針画像27、情報画像53等には限定されない。関連画像RIは、車両に関連する画像であればよい。関連画像RIは、方位を示す画像、地図の画像、ターンバイターンの画像、タイヤの空気圧を示す画像、車両において開放しているドアを表示する画像、先行車から送信された情報を示す画像、LKA(Lane Keeping Assist)等の車両制御についての画像、車両周辺の監視結果の画像などであってもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 車両用表示装置
2 加飾部材
3 文字板
6 虚像表示装置
7 駆動装置
8 第二の駆動装置
9 光源
10 内方領域
11 ガイド部材
11a ガイドレール
20 可動部材
21 トルク画像
21a 車両画像
21b 左インジケータ画像
21c 右インジケータ画像
21d 制動指標画像
21e 加速指標画像
22a,43 水温インジケータ画像
22b,46 燃料インジケータ画像
22c,28,52 車速画像
23 加速度画像
23a 横軸画像
23b 縦軸画像
23c 球画像
23d,23e,23f,23g 指標画像
23h,23i,32j,23k 数値画像
24,50 表示画像
25,51 モード表示画像
26 指標画像
27 指針画像
29 車両画像
30 車線画像
31 標識画像
32 距離表示画像
41 左表示画像
42 右表示画像
44 走行距離画像
45 時刻画像
53 負荷情報画像
61 表示装置
62 ハーフミラー
63 表示制御装置
71 動力源
72 動力伝達機構
73 駆動制御装置
74 変換部材
75 軸部材
75a 溝部
76 保持部材
76a 回転軸
76b 被ガイド部
100 収容部
101 開口部
X 奥行き方向
Y 幅方向
Z 高さ方向

Claims (5)

  1. 車両のアイポイント側に向けた開口部を有する収容部と、
    前記収容部の内部に配置された環状の加飾部材と、
    車両上下方向に対する前記加飾部材の傾斜角度を変化させる駆動装置と、
    前記収容部の内部に虚像を表示させる虚像表示装置と、
    を備え、
    前記虚像表示装置は、前記加飾部材の姿勢が前記傾斜角度の大きい傾倒姿勢である場合に、前記加飾部材によって囲まれた領域に重畳させて車両に関連する鳥瞰画像を表示させる
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記車両に関連する鳥瞰画像の消失点は、前記傾倒姿勢にある前記加飾部材の前記傾斜角度に基づいている
    請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記車両に関連する鳥瞰画像は、前記車両の進行方向に関する画像である
    請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記車両に関連する鳥瞰画像は、前記車両の挙動に関する画像である
    請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  5. 前記虚像表示装置は、更に、前記加飾部材の外側の領域にも鳥瞰画像を表示させる
    請求項1から4の何れか1項に記載の車両用表示装置。
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