JP2019005904A - 包装材用フィルム、およびこれを用いた包装材、包装体 - Google Patents
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Abstract
Description
シーラントフィルム、および包装材、包装体を提供することを目的とする。
熱可塑性樹脂を主たる樹脂とする包装材用フィルムであって、
少なくとも一方の面には凹凸形状が形成され、JISB0601−1994で規定される前記凹凸形状の算術平均粗さRaが1.0μm以上2.0μm以下であり、
前記凹凸形状の算術平均粗さRaと、JISB0601−1994で規定される前記凹凸形状の平均間隔Smとの比Ra/Smが、0.04以上0.12以下であることを特徴とする包装材用フィルムである。
前記包装材用フィルムは、アンチブロッキング剤および滑剤が含まれないことを特徴とする、請求項1に記載の包装材用フィルムである。
前記熱可塑性樹脂は、主にポリエチレンもしくはその誘導体から構成され、
前記包装材用フィルムは、少なくとも2層からなり、
前記凹凸形状が形成された面から順に、第一層、第二層としたとき、
前記第一層の平均密度は0.910g/cm3〜0.920g/cm3で、かつ前記第一層の厚みは5μm〜30μmであり、
前記第二層の平均密度は0.925g/cm3〜0.940g/cm3で、かつ前記第二層の厚みは30μm〜100μmであることを特徴とする請求項1または2に記載の包装材用フィルムである。
請求項1〜3の何れか1項に記載の包装材用フィルムの前記凹凸形状が形成されていない面に、少なくとも基材層が積層されていることを特徴とする包装材である。
請求項1〜3の何れか1項に記載の包装材用フィルムの前記凹凸形状が形成されていない面に、少なくとも印刷層またはバリア層を含む機能層と基材層が積層されていることを特徴とする包装材である。
請求項4または5に記載の包装材を用いたことを特徴とする包装体である。
図1(1)は、本発明を実施するときに用いられる包装材用フィルム5の断面構成の一例を示す図である。本発明の包装材用フィルム5は、表面に大きな凹凸形状1のある熱可塑性樹脂から成っている。
一層3と同程度の密度の樹脂層を第三層11に使用しても良い。
一方、算術平均粗さRaが2.0μmよりも大きいと、フィルムを重ねてヒートシールをする際に空気を噛み込みやすくなり、結果として低温ヒートシール性が低下してしまうこととなる。さらには、算術平均粗さRaが大きすぎると、凹部分の厚みが局所的に薄くなってしまい、耐衝撃性や剛性が悪くなってしまうといった不具合が発生する。
観ムラやテンション変動、フィルム破断などの問題も生じてしまう。
一方、凹凸形状の算術平均粗さRaを凹凸形状の平均間隔Smで割った値が0.12より大きいと、フィルムの透明性が損なわれてしまい、包装材として使用するときの内容物の視認性が悪くなり、包装材としての用途範囲が限定されてしまう。
包装材用フィルム5において、凹凸形状の形成されている表面とは反対の面には、本発明の凹凸形状1を形成する必要はなく、反対面の粗さなどは限定されるものではない。包装材用シーラントフィルム5の耐ブロッキング性や滑り性などは、上記凹凸形状により確保することが出来るためである。また、包装材として使用するときの透明性については接着層等により凹凸形状が埋められるため、影響は見られない。
本発明の包装材用フィルム5を作製する方法は特に制限されるものではなく、公知の方法を使用する事が可能である。例えば、フィードブロックによる共押出や、ドライラミネート、押出ラミネートなどによる方法などがある。製造効率の観点からいえば、フィードブロックによる共押出方法により製造することが好ましい。冷却ロールに本発明の凹凸形状の逆形状を作製し、溶融樹脂を冷却固化する際にニップロールで押すことで、樹脂フィルム表面に凹凸形状を付与することができる。
図2に示すように、包装材用フィルム5に対して、凹凸形状1の形成されている表面とは反対の面に、基材7や、さらには、印刷層あるいはバリア層などを含む機能層8を形成することで、本発明の効果を備えた包装材9を得られる。
図2(1)では、包装材用フィルム5に接着剤層6を介して基材7を積層した構成を、図2(2)では基材7および機能層8を接着剤層6を介して積層した構成が示されているが、これに限らず、機能層8をさらに積層し、4層以上の多層構成としても良い。
基材7は、包装材9の支持体として機能する層であり、プラスチックを主とするフィルムが用いられ、内容物の種類や充填後の加熱処理の有無など使用条件によって適宜選択される。基材の材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンなどが使用されるが、特に限定されない。さらに、上記材料のうちの1つの材料からなる単層であってもよいし、こうした単層の積層によって上記材料のうちの複数の材料が組み合わされた層であってもよい。
機能層8として例えば印刷層やバリア層の付与が挙げられる。バリア層は、空気中に含まれる酸素等の気体や水蒸気、封入した内容物等から包装材を保護するためのバリア性を高める機能を有する層であり、材料としては、例えば、EVOH(エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂)やアルミニウム等の金属などが挙げられ、包装材の用途に合わせて適宜使用することができる。
包装材用フィルム5および基材7には、フィルムならびにシート成形時の加工適性、またフィルム、シートを使用する際の適性向上のため、フィルムに一般的に使用する材料を適宜添加する事が可能である。例えば、加工安定性を付与するための酸化防止剤などを適宜添加する事が可能である。
本発明の包装材用フィルム5を包装体30に使用する際の製造方法について、図3を参照して説明する。図3に示すように、まず、包装材9から包装体30を金型による形状を付与する等で2丁取りする。その後、最外層に配置した第1の樹脂層1同士が対向するように表裏を折り曲げる。最後に周縁をヒートシールすることで製袋を行うことで、上述した本発明の効果を備えた包装体30を得られる。
包装体30の一例として、本発明の包装材9をスタンディングパウチに採用した場合の構造並びに製造方法を、図4、図5を参照して説明する。スタンディングパウチとは、液体洗剤、柔軟剤、シャンプー、リンスなどのトイレタリー用品や、食用油、インスタントコーヒーなどの食品等、液体、粉体、固体を問わず収納する容器の一種である。上述の包装体30と同様の製袋方法に加え、包装材9を底テープとし、本体表面と本体裏面の間に挿入して周縁をシールすることで、容易に自立可能であることを特徴とする。
図4はスタンディングパウチ10の平面図を、図5はスタンディングパウチ10形成前のウェブ搬送時の状態を示した模式図である。
図5に示すように、スタンディングパウチ10では、本発明の包装材9の包装材用シーラントフィルム5を内側にして折り曲げることで、パウチ表面12、パウチ裏面13を有する。その際に、図5中の斜線部で表示した左右のサイドシール部22とボトムシール部23からなる周縁シール部をヒ―トシールして包装体を形成する。
包装材用フィルム5は二層積層フィルムとし、第一層3の熱可塑性樹脂として、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(密度0.913g/cm3、MFR3.8)及び低密度ポリエチレン樹脂(密度0.924g/cm3、MFR1.0)を80:20の割合でブレンドした。この第一層の平均密度は0.9152g/cm3となる。
また、第二層4の熱可塑性樹脂として、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(密度0.931g/cm3、MFR3.2)及び低密度ポリエチレン樹脂(密度0.924g/cm3、MFR1.0)を80:20の割合でブレンドした。この第二層の平均密度は0.9296g/cm3となる。
なお、滑剤やアンチブロッキング剤は二層ともに添加されていない。これら第一層3、第二層4を吐出温度260℃に加熱溶融し、共押出により押出製膜した。また上記MFR(メルトフローレート)は溶液状態の樹脂の流動性を示す値である。
冷却ロール表面にあらかじめ、フィルムの凹凸形状1が算術平均粗さRa=1.8μm、算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが0.12となるような凹凸形状を付与したものを用意し、第一層3の面に表面形状を付与した冷却ロールが接するように配置し、溶融樹脂をニップロール挟み込むことで製膜した。それ以外の箇所は、実施例1と同様にし、包装材用フィルム5を得た。
冷却ロール表面にあらかじめ、フィルムの凹凸形状1が算術平均粗さRa=2.0μm、算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが0.10となるような凹凸形状を付与したものを用意し、第一層3の面に表面形状を付与した冷却ロールが接するように配置し、溶融樹脂をニップロール挟み込むことで製膜した。それ以外の箇所は、実施例1と同様にし、包装材用フィルム5を得た。
冷却ロール表面にあらかじめ、フィルムの凹凸形状1が算術平均粗さRa=1.0μm、算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが0.04となるような凹凸形状を付与したものを用意し、第一層3の面に表面形状を付与した冷却ロールが接するように配置し、溶融樹脂をニップロール挟み込むことで製膜した。それ以外の箇所は、実施例1と同様にし、包装材用フィルム5を得た。
冷却ロール表面にあらかじめ、フィルムの凹凸形状1が算術平均粗さRa=1.6μm、算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが0.04となるような凹凸形状を付与したものを用意し、第一層3の面に表面形状を付与した冷却ロールが接するように配置し、溶融樹脂をニップロール挟み込むことで製膜した。それ以外の箇所は、実施例1と同様にし、包装材用フィルム5を得た。
冷却ロール表面にあらかじめ、フィルムの凹凸形状1が算術平均粗さRa=2.0μm、算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが0.04となるような凹凸形状を付与したものを用意し、第一層3の面に表面形状を付与した冷却ロールが接するように配置し、溶融樹脂をニップロール挟み込むことで製膜した。それ以外の箇所は、実施例1と同様にし、包装材用フィルム5を得た。
冷却ロール表面にあらかじめ、フィルムの凹凸形状1が算術平均粗さRa=0.8μm、算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが0.08となるような凹凸形状を付与したものを用意し、第一層3の面に表面形状を付与した冷却ロールが接するように配置し、溶融樹脂をニップロール挟み込むことで製膜した。それ以外の箇所は、実施例1と同様にし、包装材用フィルム5を得た。
冷却ロール表面にあらかじめ、フィルムの凹凸形状1が算術平均粗さRa=2.2μm、算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが0.09となるような凹凸形状を付与したものを用意し、第一層3の面に表面形状を付与した冷却ロールが接するように配置し、溶融樹脂をニップロール挟み込むことで製膜した。それ以外の箇所は、実施例1と同様にし、包装材用フィルム5を得た。
冷却ロール表面にあらかじめ、フィルムの凹凸形状1が算術平均粗さRa=1.4μm
、算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが0.14となるような凹凸形状を付与したものを用意し、第一層3の面に表面形状を付与した冷却ロールが接するように配置し、溶融樹脂をニップロール挟み込むことで製膜した。それ以外の箇所は、実施例1と同様にし、包装材用フィルム5を得た。
冷却ロール表面にあらかじめ、フィルムの凹凸形状1が算術平均粗さRa=1.4μm、算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが0.03となるような凹凸形状を付与したものを用意し、第一層3の面に表面形状を付与した冷却ロールが接するように配置し、溶融樹脂をニップロール挟み込むことで製膜した。それ以外の箇所は、実施例1と同様にし、包装材用フィルム5を得た。
別の比較例として、冷却ロール表面の粗さのないものを用意し、熱可塑性樹脂に滑剤とアンチブロッキング剤を処方したものを用意した。第一層3への添加として、平均粒径5μmサイズの無機系粒子(ゼオライト)を20000ppm、有機滑剤としてエルカ酸アミドを100ppm添加した。また、第二層4への添加として、平均粒径5μmサイズの無機系粒子(ゼオライト)を3000ppm、有機滑剤としてエルカ酸アミドを100ppm添加し、製膜をすることで包装材用フィルム5を得た。
ヒートシール性評価は、テスター産業製のヒートシーラー(型番TP−701−B)を用いてシール圧力0.2MPa、シール時間を1秒、シール幅を10mmとし、シール温度を130℃、包装材用フィルムの凹凸形状のある表面同士を重ねてシールした。シールしたフィルムを15mm幅×100mmに切り出し、チャック間距離を50mm、引張り速度を300mm/minとして島津製作所株式会社製引張試験機(型番AGS−500NX)を用いて、T字剥離強度を測定し、シール強度とした。シール強度が10[N/15mm]以上のものを「〇」とし、10[N/15mm]よりも低いものを「×」とした。
滑り性評価は、東洋精機製作所製の滑り傾斜角測定装置を用いて、傾斜角度を徐々に上げていった際の錘の滑り始める角度から静摩擦係数を算出する傾斜法により、包装材用シーラントフィルムの凹凸形状のある表面同士の静摩擦係数を評価した。錘は30mm幅×40mm長さ×30mm高さで重量197gの金属性ブロックを使用した。
包装材用フィルムに関する滑り性評価は、製膜直後、および7日後で測定し、経時変化の影響を確認した。また、包装材に関する滑り性評価は、ドライラミネート後のエージング直後、および7日後で測定を実施した。評価結果は、静摩擦係数が0.2〜0.8の範囲内に入っているものは「〇」とし、それ以外のものを「×」とした。
包装材用フィルムに関する耐ブロッキング性評価は、包装材用シーラントフィルムを10枚重ね、テスター産業製の圧縮試験装置にて0.3MPaの荷重をかけた状態で2日保持した後に、ブロッキング強度の測定をした。ブロッキング強度の測定は、ブロッキングしたフィルムを30mm×30mmの範囲のみブロッキングされているように30mm幅×100mm長に切出し、チャック間距離を50mm、引張り速度を300mm/minとして、島津製作所株式会社製引張試験機(型番AGS−500NX)を用いてせん断剥離強度を測定し、ブロッキング強度とした。ブロッキング強度が10[N/30mm]以下のものを「〇」とし、10[N/30mm]以上のものを「×」とした。なお、全くブロッキングが観測されなかったものは表中でせん断剥離強度を0と記載し、「〇」判定とした。
包装材に関する耐ブロッキング性評価は、包装材を10枚重ね、テスター産業製の圧縮試験装置にて0.3MPaの荷重をかけた状態で、50℃環境で2日保持した後に、ブロッキング強度の測定をした。ブロッキング強度の測定方法は同上である。ブロッキングが観測はされたがブロッキング強度が20[N/30mm]以下のものは「〇」とし、20[N/30mm]を超えるものを「×」とした。全くブロッキングが観測されなかったものは表中でせん断剥離強度を0と記載し、「〇」判定とした。
包装材用フィルムに関する透明性評価は、株式会社村上色彩技術研究所製HAZEMETER HM−150を用いてヘーズの測定を行い(JIS K7136)、ヘーズ値50[%]以下のものは「〇」とし、50[%]を超えるものを「×」とした。
総合判定として、上記の包装材用フィルム5に関するヒートシール性評価、滑り性評価、耐ブロッキング性評価、透明性、および包装材9に関する滑り性評価、耐ブロッキング性評価が全て「〇」評価のものを「〇」とし、一つでも「×」評価であったものを「×」とした。
各実施例、各比較例の包装材用フィルム及び包装材の評価結果を表1に記載する。
一方、比較例1では、凹凸形状の算術平均粗さRaが小さすぎるため、滑り性が悪くなる結果となった。
また、比較例2では、凹凸形状の算術平均粗さRaが大きすぎるため、ヒートシール時に空気が噛み込んでしまい、ヒートシール強度が低下する結果となった。
比較例3では、凹凸形状の算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが大きすぎるため、透明性が低下する結果となった。
比較例4では、凹凸形状の算術平均粗さRa/凹凸の平均間隔Smが小さすぎるため、耐ブロッキング性が低下する結果となった。
比較例5では、凹凸形状の代わりに滑剤とアンチブロッキング剤を入れたが、滑剤は徐々にブリードアウトするため経時で不安定であり、特に包装材とした直後では滑り性が不足となった。また、耐ブロッキング性も不十分な結果となった。
程での良好な滑り性、耐ブロッキング性を有するとともに、低温ヒートシール性、透明性が良好である包装材用フィルム、包装材、包装体を提供することができる。
3 第一層
4 第二層
5 包装材用フィルム
6 接着剤層
7 基材
8 機能層
9 包装材
10 スタンディングパウチ
11 第三層
12 パウチ表面
13 パウチ裏面
16 注出ノズル
17 開封用切目線
18 開封つまみ
19 ハーフカット線
20 底テープ
21 折り曲げ部稜線
22 左右のサイドシール部
23 ボトムシール部
24 注出ノズルシール部
25 注出ノズル先端シール部
26 エンボス加工部
30、30a 包装体
Claims (6)
- 熱可塑性樹脂を主たる樹脂とする包装材用フィルムであって、
少なくとも一方の面には凹凸形状が形成され、JISB0601−1994で規定される前記凹凸形状の算術平均粗さRaが1.0μm以上2.0μm以下であり、
前記凹凸形状の算術平均粗さRaと、JISB0601−1994で規定される前記凹凸形状の平均間隔Smとの比Ra/Smが、0.04以上0.12以下であることを特徴とする包装材用フィルム。 - 前記包装材用フィルムはアンチブロッキング剤および滑剤が含まれないことを特徴とする、請求項1に記載の包装材用フィルム。
- 前記熱可塑性樹脂は、主にポリエチレンもしくはその誘導体から構成され、
前記包装材用フィルムは、少なくとも2層からなり、
前記凹凸形状が形成された面から順に、第一層、第二層としたとき、
前記第一層の平均密度は0.910g/cm3〜0.920g/cm3で、
かつ前記第一層の厚みは5μm〜30μmであり、
前記第二層の平均密度は0.925g/cm3〜0.940g/cm3で、
かつ、前記第二層の厚みは30μm〜100μmであることを特徴とする請求項1または2に記載の包装材用フィルム。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載の包装材用フィルムの前記凹凸形状が形成されていない面に、少なくとも基材層が積層されていることを特徴とする包装材。
- 請求項1〜3の何れか1項に記載の包装材用フィルムの前記凹凸形状が形成されていない面に、少なくとも印刷層またはバリア層を含む機能層と基材層が積層されていることを特徴とする包装材。
- 請求項4または5に記載の包装材を用いたことを特徴とする包装体。
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