JP2019003741A - 非常停止用押しボタンスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】施錠作業以外の操作を不要として施錠を簡単に行うことができ、製品コストの低減化も図ることができる非常停止用押しボタンスイッチを提供する。【解決手段】押面8aから裏面8bまで連通した施錠穴12を形成したボタン部2と、ボタン部の裏面に操作軸21が着脱自在に連結され、ボタン部の押し込み操作でボタン部を押し込み位置にロックし、ボタン部の捻回操作でボタン部をノーマル位置に復帰させる操作部3と、を備えている。操作部は、ボタン部の裏面の近くまで延在するロックアウト部材5が着脱自在に装着され、ボタン部が押し込み位置にロックされた状態で施錠穴に錠前を掛けたときに、ロックアウト部材の錠前係合部32bが錠前に係合することでボタン部の捻回操作を妨げるようにした。【選択図】図9

Description

本発明は、非常時に負荷を停止させるために使用するプッシュロック・ターンリセット方式の非常停止用押しボタンスイッチに関する。
非常停止用押しボタンスイッチ(以下、単に押しボタンスイッチと称する)は、機械設備の緊急,保守点検時に押しボタンを押動操作して負荷(機械設備)の給電回路を強制断路する。
この押しボタンスイッチは、押しボタンの押し込み操作後に押しボタンから手を離しても接点機構を開路位置に自己保持して押し込み状態にロックされる(ロック状態となる)。そして、押しボタンのロック状態を待機位置(ノーマル位置)まで復帰(リセット)する方式として、押しボタンを捻回するもの(プッシュロック・ターンリセット方式)がある。
しかし、このプッシュロック・ターンリセット方式の装置は、負荷の停止状態で誤ってリセットしてしまうと、人命に関わる事故が発生する恐れがあり、極めて危険である。
そのため、押しボタンを施錠して容易にリセット操作できないようにするロックアウト方式の押しボタンスイッチが提案されている。
ロックアウト方式の押しボタンスイッチとして、押しボタンにカバーなどのアクセサリーを配置するものがある(例えば、特許文献1)。また、押しボタンの押し込み操作をした後に、ガードをスライドさせて施錠可能とするものもある(例えば、特許文献2)。
さらに、大型の操作部を形成し、施錠専用の部品を備えた押しボタンスイッチもある(例えば、特許文献3、4、5)。
欧州特許出願公開第1542251号明細書 欧州特許出願公開第1723660号明細書 特開2006−49176号公報 特開2007−66681号公報 特許第5476113号公報
ところで、特許文献1の押しボタンスイッチは、施錠の際にアクセサリーを外す必要があるので、施錠作業に手間がかかる。
特許文献2の押しボタンスイッチは、ガードをスライドさせることで施錠可能とするので、施錠作業以外の操作が必要となる。
また、特許文献3,4の押しボタンスイッチは、既設の押しボタンスイッチに使用する際にはボタン側を全て交換する必要があるとともに、施錠機能を備えた専用スイッチとするため製品コストが増大する。さらに、特許文献5の押しボタンスイッチも、既設の押しボタンスイッチに使用する場合には施錠専用の部品を装着しなければならず、製品コストが増大するおそれがある。
そこで、本発明は、施錠作業以外の操作を不要として施錠を簡単に行うことができ、製品コストの低減化も図ることができる非常停止用押しボタンスイッチを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る非常停止用押しボタンスイッチは、ボタン部と、操作部とを備えている。ボタン部は、押面から裏面まで連通した施錠穴を形成している。操作部は、ボタン部の裏面に操作軸が着脱自在に連結されている。そして、ボタン部の押し込み操作でボタン部を押し込み位置にロックし、ボタン部の捻回操作でボタン部をノーマル位置に復帰させる。また、操作部は、ボタン部の裏面の近くまで延在するロックアウト部材が着脱自在に装着されている。そして、ボタン部が押し込み位置にロックされた状態で施錠穴に錠前を掛けたときに、ロックアウト部材の錠前係合部が錠前に係合することでボタン部の捻回操作を妨げるようにした。
本発明に係る非常停止用押しボタンスイッチによれば、施錠作業以外の操作を不要として施錠を簡単に行うことができ、製品コストの低減化も図ることができる。
本発明に係る第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチを示す斜視図である。 第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチを示す展開斜視図である。 第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチのノーマル状態を示す半断面図である。 第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチのノーマル状態をボタン部の押面から示した図である。 第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチのボタン部をフルストロークで押し込んだ状態を示す半断面図である。 第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチのロック状態を示す半断面図である。 第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチのロックアウト操作を示す斜視図である。 第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチのロックアウト状態としている第1の錠前の構造を示している図である。 第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチのロックアウト状態としている2個の錠前の構造を示している図である。
次に、図面を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す第1実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明で記載されている「上」、「下」、「底」、「前」、「後」等の方向を示す用語は、添付図面の方向を参照して用いられている。
[非常停止用押しボタンスイッチ(押しボタンスイッチ)]
以下、図1から図9を参照して第1実施形態の非常停止用押しボタンスイッチ1(以下、押しボタンスイッチ1と称する)の構造を説明する。なお、第1実施形態の押しボタンスイッチ1は、図2で示す取付けパネル36に取付けられるが、図1及び図3、図5〜図9では取付けパネル36を省略している。
図1に示すように、第1実施形態の押しボタンスイッチ1は、プッシュロック・ターンリセット方式の装置であり、ボタン部2と、操作部3と、取付け用グローブ4と、錠前受け部材5と、を備えている。
[ボタン部]
ボタン部2は、図3に示すように、GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)などを材料とした部材であり、ボタン本体8と、スライド筒部9と、ロッド連結筒部10と、を備えている。
ボタン本体8は、円盤形状の部位であり、符号8aが押面であり、押面8aの裏側を裏面8bと称している。このボタン本体8の軸方向一端から円筒形状のスライド筒部9が突出している。
ロッド連結筒部10は、ボタン本体8の中央部に形成したグローブ装着穴11に連通して形成され、スライド筒部9の内側に形成された円筒形状の部位である。
図1に示すように、ボタン本体8の外周側には、ボタン部2の軸対称位置に、後述する錠前を通すための2箇所の施錠穴12,12が形成されている。
[操作部]
操作部3は、ボタン部2の押し込み操作及び捻回操作に応じて接点部(不図示)の開閉動作を行うものであり、操作部3の後部に接点部が連結される。
操作部3は、図3に示すように、操作部ケース14と、大径フレーム15と、小径フレーム16と、操作ロッド17と、ロッド側係合突起18と、ケース側係合突起19と、復帰ばね20と、スライドロッド21と、を備えている。
操作部ケース14は、接点部の開閉動作を行う開閉動作部(不図示)を内蔵した箱型形状を有している。
大径フレーム15は、操作部ケース14から一体に突出している円筒形状の部位であり、外周に雄ねじが形成されている先端側フレーム15aと、外周に雄ねじが形成されていない基端側フレーム15bとを備えている。
小径フレーム16は、操作部ケース14から一体に突出して大径フレーム15の内側で同軸に形成された部位である。
操作ロッド17は円筒形状の部材であり、その先端側(図3の上部)の外周に円筒形状のスライドロッド21が連結している。
図3に示すように、操作ロッド17の先端側には軸方向に延在するスリット17aが形成されており、このスリット17aにスライドロッド21の突起部21aが挿入されており、スリット17aの軸方向の長さだけ突起部21aが移動する。これにより、スライドロッド21は、操作ロッド17の軸方向に所定距離だけスライド自在とされ、操作ロッド17に対して相対回転が不可能とされて連結している。
スライドロッド21の外周は、小径フレーム16の内周面に摺動して支持されているとともに、その先端側外周には雄ねじ23が形成されている。
ロッド側係合突起18は、操作部ケース14の内部に配置されている操作ロッド17の基端側で径方向外方に膨出した部位である。
ケース側係合突起19は、操作部ケース14の内部に配置され、ロッド側係合突起18に係合している。
操作部ケース14の内部には、ロッド側係合突起18に接触した状態でケース側係合突起19が配置されている。
[復帰ばね]
復帰ばね20は、圧縮ばねと捩じりばねとを兼ねた円筒状のコイルばねであり、両端がスライドロッド21及び操作部ケース14にそれぞれ結合され、操作ロッド17のスライドロッド21に対して軸方向および回転方向の両方向にばね力を与える。
[錠前受け部材]
錠前受け部材5は、金属板をプレス加工で形成した部材であり、図2に示すように、円環形状の固定部30と、一対の腕部31,31と、これら一対の腕部31,31の先端で直角に折り曲げて形成した折曲部32aと、この折曲部32aの端部を折り曲げて形成した錠前係合部32bと、を備えている。
固定部30の内周面には、周方向に所定間隔をあけて複数の凸部33が形成されている。一対の腕部31,31は、固定部30の軸対称位置から同一の軸方向に延在している。錠前係合部32,32は、一対の腕部31,31の先端部を折り曲げることで形成されている。
図2及び図3に示すように、操作部3の大径フレーム15の外側に装着した防水パッキン34が操作部ケース14に接触した状態で配置されている。
ここで、操作部3の大径フレーム15の外周には、錠前受け部材5の固定部30に形成した複数の凸部33が嵌まり込む軸方向に延在した複数の溝35が形成されている。
図2で示す取付けパネル36にはパネル穴37が形成されており、このパネル穴37に、操作部3の大径フレーム15を挿通することで、取付けパネル36に防水パッキン34を密着させる。
そして、錠前受け部材5の凸部33を大径フレーム15の溝35に嵌め込んで錠前受け部材5の固定部30を取付けパネル36に接触させた後、締付けナット6の雌ねじを、大径フレーム15の先端側フレーム15aの外周に形成した雄ねじにねじ込む。これにより、固定部30が取付けパネル36及び締付けナット6に挟持された状態で、錠前受け部材5が操作部3に固定される。
[取付け用グローブ]
一方、取付け用グローブ4は、図3に示すように、内周面に雌ねじ24が形成されたキャップ形状の部材であり、ボタン部2のグローブ装着穴11に装着してスライドロッド21の雄ねじ23に雌ねじ24をねじ込む。これにより、ボタン部2のロッド連結筒部10を取付け用グローブ4及びスライドロッド21が軸方向から挟み込むことでスライドロッド21にボタン部2が取付けられる。
この際、ボタン部2のスライド筒部9が、操作部3の大径フレーム15及び小径フレーム16の間に入り込んでスライド自在に配置される。また、図2に示すように、ボタン部2のグローブ装着穴11の内周面に、軸方向に延在する溝25が複数形成され、操作ロッド17の先端側外周には複数の突起26が形成されており、複数の溝25に、対応する複数の突起26が嵌め込まれることで、ボタン部2及び操作ロッド17の相対回転が規制されるようになっている。
ここで、本願発明に係るボタン部がボタン部2に対応し、本発明に係る操作軸が操作ロッド17及びスライドロッド21に対応している。また、本発明に係るロックアウト部材が錠前受け部材5に対応している。また、本発明に係る錠前が南京錠41、シザースロック44(図7参照)に対応している。また、本発明に係るケースが操作部ケース14に対応している。また、本発明に係るボタン部を押面側から見たときにボタン部の施錠穴からロックアウト部材の錠前係合部が望めるように、という文言は、ノーマル状態の押しボタンスイッチ1をボタン部2側から示すと、ボタン本体8に形成した2箇所の施錠穴12から錠前係合部32bのみが目視できるように配置されている、ことに対応している。さらに、本発明に係る位置決め部が、錠前受け部材5の固定部30に形成した凸部及び操作部3の大径フレーム15の外周に形成した溝35に対応している。
[非常停止用押しボタンスイッチの動作]
次に、第1実施形態の押しボタンスイッチ1のノーマル状態、ロック状態、リセット操作、ロックアウト操作について、図3から図9を参照して説明する。
なお、押しボタンスイッチ1のノーマル状態とは、ボタン部2が操作部3の前方に突き出している状態である。また、押しボタンスイッチ1のロック状態とは、接点部の接点をONからOFFに切り換えるとともにボタン部2から手を離しても接点機構を開路位置に自己保持して押し込み位置に保持される状態である。さらに、押しボタンスイッチ1のリセット操作とは、ボタン部2を時計方向に回転させる操作である。さらにまた、押しボタンスイッチ1のロックアウト操作とは、ロック状態を保持させる操作である。
押しボタンスイッチ1のノーマル状態では、図3に示すように、操作部3に固定した錠前受け部材5の一対の腕部31,31と、これら一対の腕部31,31の先端に形成した折曲部32a及び錠前係合部32bがボタン部2に対して離間配置されている。
また、図4に示すように、ノーマル状態の押しボタンスイッチ1をボタン部2側から示すと、ボタン本体8に形成した2箇所の施錠穴12から錠前係合部32bのみが目視できるように配置されている。
次に、図5は、押しボタンスイッチ1の押し込み操作を示している。
ボタン部2の押面8aをフルストロークまで押し込むと、錠前受け部材5の錠前係合部32bが、ボタン本体8に形成した2箇所の施錠穴12の内部に入り込む。
そして、ボタン部2の押し込みにより、スライドロッド21が操作部ケース14側に移動していくとともに、スライドロッド21に従動して操作ロッド17も操作部ケース14側(図5の下方)に移動していく。
操作ロッド17が操作部ケース14側に移動すると、操作部3に連結した接点部の接点がONからOFFに切り換ると同時に、ロッド側係合突起18がケース側係合突起19を乗り越えることで、操作ロッド17が押し込み位置に保持される。
次に、図6は、押しボタンスイッチ1のロック状態を示している。
図5の押しボタンスイッチ1の押し込み操作では、スライドロッド21の操作部ケース14側への移動により復帰ばね20が圧縮ばねとなっている。このため、このロック状態では、スライドロッド21は、突起部21aがスリット17aの一端に当接するまで復帰ばね20のばね力でノーマル位置(ボタン部2を押す前の位置)側に移動していく。
そして、スライドロッド21に取付けられているボタン部2もノーマル位置側に移動していくので、ロック状態では、ボタン部2の施錠穴12の内部に入り込んでいた錠前係合部32bが施錠穴12から離間した位置となる。
また、押しボタンスイッチ1のリセット操作は、ボタン部2を図1の矢印で示す時計方向(リセット方向)に45°程度まで捻回する(図9参照)。この操作により、操作ロッド17のロッド側係合突起18が、ケース側係合突起19の周方向の一部に設けた切欠き部(不図示)をすり抜けて軸方向に移動可能とされる。そして、操作ロッド17及びスライドロッド21は、復帰ばね20のばね力を受けて操作部ケース14から離間する方向に移動し、スライドロッド21に従動してボタン部2もノーマル状態の位置まで復帰する。そして、操作ロッド17が操作部ケース14から離間する方向に移動することで、接点部の接点がOFFからONに切り換る。
次に、図7から図9は、押しボタンスイッチ1のロックアウト操作を示している。
図7に示すように、ロック状態のボタン部2の2箇所の施錠穴12の一方に、シャックル40を通過させた南京錠41を掛け、他方の施錠穴12に爪42,43を通過させたシザースロック44を掛ける。
一方の施錠穴12を通過した南京錠41のシャックル40には、図8及び図9に示すように、錠前受け部材の一方の錠前係合部32bが近接する。
また、他方の施錠穴12を通過したシザースロック44の爪42,43も、図9に示すように、錠前受け部材の一方の錠前係合部32bが近接する。
このため、ボタン部2を時計方向に45°程度まで捻回しようとしても、南京錠41のシャックル40及びシザースロック44の爪42,43が錠前受け部材の錠前係合部32bに係合してボタン部2の捻回操作を妨げるので、押しボタンスイッチ1のロックアウトが保持される。なお、一方及び他方の施錠穴12に対して、南京錠41及びシザースロック44を逆に掛けてもよい。
[押しボタンスイッチの効果]
第1実施形態の押しボタンスイッチ1によると、既存の押しボタンスイッチにロックアウト方式を採用する場合には、既存のボタン部に替えて施錠穴12が形成されているボタン部2をスライドロッド21に取付けるとともに、操作部ケース14に錠前受け部材5を装着すればよいので、既存の押しボタンスイッチを廃棄する必要がない。
また、錠前受け部材5をボタン部2の裏側の操作部ケース14に装着すればよいので、ボタン部2への接近性や、非常時にこぶしや手のひらでボタン部2を押す際の操作性を損なうことがない。
また、ロックアウト操作を行う際には、カバーを被せるなどのアクションが不要となる。
したがって、第1実施形態の押しボタンスイッチ1は、施錠作業以外の操作を不要として施錠を簡単に行うことができ、製品コストの低減化も図ることができる。
1 押しボタンスイッチ
2 ボタン部
3 操作部
4 取付け用グローブ
5 錠前受け部材
6 締付けナット
8 ボタン本体
8a 押面
8b 裏面
9 スライド筒部
10 ロッド連結筒部
11 グローブ装着穴
12 施錠穴
14 操作部ケース
15 大径フレーム
15a 先端側フレーム
15b 基端側フレーム
16 小径フレーム
17 操作ロッド
17a スリット
18 ロッド側係合突起
19 ケース側係合突起
20 復帰ばね
21 スライドロッド
21a 突起部
23 雄ねじ
24 雌ねじ
25 溝
26 突起
30 固定部
31 腕部
32a 折曲部
32b 錠前係合部
33 凸部
35 溝
40 シャックル
41 南京錠
42,43 爪
44 シザースロック

Claims (5)

  1. 押面から裏面まで連通した施錠穴を形成したボタン部と、
    前記ボタン部の前記裏面に操作軸が着脱自在に連結され、前記ボタン部の押し込み操作で前記ボタン部を押し込み位置にロックし、前記ボタン部の捻回操作で前記ボタン部をノーマル位置に復帰させる操作部と、を備え、
    前記操作部は、前記ボタン部の前記裏面の近くまで延在するロックアウト部材が着脱自在に装着され、前記ボタン部が押し込み位置にロックされた状態で前記施錠穴に錠前を掛けたときに、前記ロックアウト部材の錠前係合部が前記錠前に係合する非常停止用押しボタンスイッチ。
  2. 前記ロックアウト部材は、
    前記操作部のケースの外周に着脱自在に装着される環状の固定部と、
    前記固定部から前記ボタン部の裏面側に向かって延在している腕部と、
    前記腕部の先端に設けた前記錠前係合部と、を備えている請求項1記載の非常停止用押しボタンスイッチ。
  3. 前記ケース及び前記固定部に位置決め部を形成した請求項2記載の非常停止用押しボタンスイッチ。
  4. 前記ボタン部をフルストロークまで押し込んだ際に、前記錠前係合部が前記施錠穴の内部に位置する請求項1から請求項3の何れか1項に記載の非常停止用押しボタンスイッチ。
  5. 前記ボタン部に少なくとも2箇所の前記施錠穴が形成されている請求項1から請求項4の何れか1項に記載の非常停止用押しボタンスイッチ。
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