JP2019001439A - サスペンションメンバ構造 - Google Patents

サスペンションメンバ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2019001439A
JP2019001439A JP2017120340A JP2017120340A JP2019001439A JP 2019001439 A JP2019001439 A JP 2019001439A JP 2017120340 A JP2017120340 A JP 2017120340A JP 2017120340 A JP2017120340 A JP 2017120340A JP 2019001439 A JP2019001439 A JP 2019001439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross member
side rails
pair
vehicle
suspension member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017120340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6881069B2 (ja
Inventor
和貴 清水
Kazuki Shimizu
和貴 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017120340A priority Critical patent/JP6881069B2/ja
Publication of JP2019001439A publication Critical patent/JP2019001439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6881069B2 publication Critical patent/JP6881069B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】左右のサイドレールの左右方向への間隔が異なる車種間で、構成部品を共用することができるサスペンションメンバ構造を得る。
【解決手段】サスペンションメンバ10は、車両の左右方向に間隔をあけて設けられ、車両の前後方向に延在する左右一対のサイドレール12、14と、左右一対のサイドレールの間に配置されたクロスメンバ16、18と、を備えている。クロスメンバ16、18がボルト及びナットを介して左右一対のサイドレール12、14に接合されることで、左右一対のサイドレール12、14の左右方向への間隔が調節可能とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、サスペンションメンバ構造に関する。
下記特許文献1には、左右方向に間隔をあけて設けられていると共に車両前後方向に延在するサイドレールと、左右のサイドレールの前端部間及び後端部間を左右方向につなぐクロスメンバと、を有するサスペンションメンバが開示されている。この文献に記載されたサスペンションメンバでは、サイドレールとスタビライザとの接合部の強度が調節されていることにより、サスペンションメンバの衝撃吸収性能が確保されている。
特開2017−047863号公報
ところで、左右のサイドレールの左右方向(車幅方向)への間隔が異なる車種間では、サスペンションメンバをそれぞれ設定することが必要になるが、サスペンションメンバの製造コストを低減させるという観点では、サスペンションメンバを構成する部品を共用できることが望ましい。
本発明は上記事実を考慮し、左右のサイドレールの左右方向への間隔が異なる車種間で、構成部品を共用することができるサスペンションメンバ構造を得ることが目的である。
請求項1記載のサスペンションメンバ構造は、車両の左右方向に間隔をあけて設けられ、車両の前後方向に延在する左右一対のサイドレールと、前記左右一対のサイドレールの間に配置され、締結部材を介して前記左右一対のサイドレールに接合されることで、前記左右一対のサイドレールの左右方向への間隔が調節可能とされたクロスメンバと、を備えている。
請求項1記載のサスペンションメンバ構造によれば、左右一対のサイドレールの間に配置されたクロスメンバが、当該左右一対のサイドレールに締結部材を介して接合されている。ここで、請求項1記載のサスペンションメンバ構造では、クロスメンバが左右一対のサイドレールに締結部材を介して接合されることで、左右一対のサイドレールの左右方向への間隔が調節される。これにより、左右一対のサイドレールの左右方向への間隔が異なる車種においても、左右一対のサイドレール及びクロスメンバを共用することができる。
本発明に係るサスペンションメンバ構造は、左右のサイドレールの左右方向への間隔が異なる車種間で、構成部品を共用することができる、という優れた効果を有する。
本実施形態のサスペンションメンバを示す斜視図である。 右側のサイドレールの前側クロスメンバ接合部と前側のクロスメンバの右側の接合部との接合部分を模式的に示した拡大斜視図である。 右側のサイドレールの前側クロスメンバ接合部と前側のクロスメンバの右側の接合部との接合部分を模式的に示した拡大斜視図である。 図2Aとは異なる形態の右側のサイドレールの前側クロスメンバ接合部と前側のクロスメンバの右側の接合部との接合部分を模式的に示した拡大斜視図である。 図2Bとは異なる形態の右側のサイドレールの前側クロスメンバ接合部と前側のクロスメンバの右側の接合部との接合部分を模式的に示した拡大斜視図である。
図1〜図2Bを用いて本発明の実施形態に係るサスペンションメンバ構造が適用されたサスペンションメンバについて説明する。なお、各図に適宜記す矢印UP、矢印FR,矢印LH及び矢印RHは、車両の上方向、車両の前方向、車両左右方向(車幅方向)の左側及び右側方向をそれぞれ示している。また以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態のサスペンションメンバ10は、車体の前部に設けられたフロントサスペンションメンバである。このサスペンションメンバ10は、左右方向に間隔をあけて設けられた左右一対のサイドレール12、14と、左右一対のサイドレール12、14の前方側の部分及び後方側の部分を左右方向につなぐ前後一対のクロスメンバ16、18と、を備えている。なお、サスペンションメンバ10の前端部には、ロアバンパリインフォースメント20が接合されており、サスペンションメンバ10の後端部には、リヤブレース22が接合されている。
右側のサイドレール12は、アルミダイキャスト製とされている。このサイドレール12は、車両前後方向に延在されていると共に上方側から見て車幅方向外側(右側)が凹状となるように湾曲されたサイドレール本体部24を備えている。このサイドレール本体部24は、車幅方向及び上下方向に沿って切断した断面視で略H状断面に形成されている。ここで、サイドレール本体部24における車幅方向外側の部分を外側壁部26とし、車幅方向内側の部分を内側壁部28とし、外側壁部26と内側壁部28とをつないでいる部分を接合壁部30とする。また、接合壁部30の前端部及び後端部には、サスペンションメンバ10を車体に固定するためのボルトが挿通される筒状のボス部32が立設されている。
サイドレール本体部24の前端部及び後端部からは、後述する前側のクロスメンバ16及び後側のクロスメンバ18がそれぞれ接合される前側クロスメンバ接合部34及び後側クロスメンバ接合部36が延出されている。この前側クロスメンバ接合部34及び後側クロスメンバ接合部36は、前後方向及び上下方向に沿って切断した断面視で略H状断面に形成されている。ここで、前側クロスメンバ接合部34の前側の部分を前側壁部38とし、前側クロスメンバ接合部34の後側の部分から後側クロスメンバ接合部36の前側の部分にかけての部分を中央壁部40とし、後側クロスメンバ接合部36の後側の部分を後側壁部42とする。また、前側壁部38と中央壁部40とをつなぐと共に、中央壁部40と後側壁部42とをつなぐ部分を平壁部44とする。
左側のサイドレール14は、右側のサイドレール12と同様にアルミダイキャスト製とされている。なお、左側のサイドレール14の構成は、右側のサイドレール12の構成と車両中心線を挟んで車幅方向に対称に構成されている。そのため、左側のサイドレール14において右側のサイドレール12と対応する部分については当該右側のサイドレール12と同じ符号を付してその説明を省略する。
前側のクロスメンバ16及び後側のクロスメンバ18は、所定の長さに形成されたアルミニウム合金製の押し出し材である。このクロスメンバ16、18は、前後方向及び上下方向に沿って切断した断面視で矩形状の筒状断面に形成されている。前側のクロスメンバ16の右側の端部及び左側の端部は、右側のサイドレール12の前側クロスメンバ接合部34及び左側のサイドレール14の前側クロスメンバ接合部34にそれぞれ接合される接合部46とされている。また、後側のクロスメンバ18の右側の端部及び左側の端部は、右側のサイドレール12の後側クロスメンバ接合部36及び左側のサイドレール14の後側クロスメンバ接合部36にそれぞれ接合される接合部48とされている。
次に、本実施形態の要部である左右のサイドレール12、14と前後のクロスメンバ16、18との接合構造について説明する。なお、右側のサイドレール12の前側クロスメンバ接合部34と前側のクロスメンバ16の右側の接合部46との接合構造は、左側のサイドレール14の前側クロスメンバ接合部34と前側のクロスメンバ16の左側の接合部46との接合構造、右側のサイドレール12の後側クロスメンバ接合部36と後側のクロスメンバ18の右側の接合部48との接合構造、及び左側のサイドレール14の後側クロスメンバ接合部36と後側のクロスメンバ18の左側の接合部48との接合構造と同様の構造である。そのため、以下においては、右側のサイドレール12の前側クロスメンバ接合部34と前側のクロスメンバ16の右側の接合部46との接合構造について説明し、その他の部分の接合構造についての説明は省略する。
図2Aには、右側のサイドレール12の前側クロスメンバ接合部34と前側のクロスメンバ16の右側の接合部46との接合部分を模式的に示した拡大斜視図が示されている。この図に示されるように、前側クロスメンバ接合部34の前側壁部38及び中央壁部40には、左右方向を長手方向とすると共に締結部材としてのボルト52が挿通される長孔50が形成されていると共に、前側のクロスメンバ16の右側の接合部46には、ボルト52が挿通される図示しない円形の孔が形成されている。そして、この長孔50等に挿通されたボルト52が締結部材としてのナット53に螺合されることで、右側のサイドレール12の前側クロスメンバ接合部34と前側のクロスメンバ16の右側の接合部46とが接合される。そして、本実施形態では、長孔50の内部におけるボルト52の位置を調節することで、左右のサイドレール12、14の左右方向への間隔が調節された状態で、左右のサイドレール12、14と前後のクロスメンバ16、18とが接合されるようになっている。
また、図2Bに示されるように、前側クロスメンバ接合部34の平壁部44及び前側のクロスメンバ16の右側の接合部46に、左右方向を長手方向とする長孔50を形成して、この長孔50等に挿通されたボルト52がナットに螺合されることで、右側のサイドレール12の前側クロスメンバ接合部34と前側のクロスメンバ16の右側の接合部46とが接合されていてもよい。当該構成は、エンジンマウント等の重量物を支える部材がクロスメンバ16、18に接合されている場合に有効である。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1、図2A及び図2Bに示されるように、本実施形態のサスペンションメンバ10では、左右のサイドレール12、14の間に配置された前後のクロスメンバ16、18が、当該左右のサイドレール12、14にボルト52を介して接合されている。
ここで、本実施形態では、長孔50の内部におけるボルト52の位置を調節することで、左右のサイドレール12、14の左右方向への間隔が調節された状態で、左右のサイドレール12、14と前後のクロスメンバ16、18とが接合される。これにより、左右のサイドレール12、14の左右方向への間隔が異なる車種においても、左右一対のサイドレール12、14及び前後のクロスメンバ16、18を共用することができる。
また、本実施形態では、左右のサイドレール12、14が、アルミダイキャスト製とされている。これにより、当該左右のサイドレール12、14の形状自由度を高めることができる。その結果、一例として、左右のサイドレール12、14に他の部品が取付けられる被取付部を容易に設けることができる。また、被取付部の周縁部を補剛するために、当該周縁部を不要に厚くすること等が不要となり、左右のサイドレール12、14の重量の増加を抑制することができる。
なお、本実施形態では、図2A及び図2Bに示されるように、長孔50の内部におけるボルト52の位置を調節することで、左右のサイドレール12、14の左右方向への間隔が調節された状態で、左右のサイドレール12、14と前後のクロスメンバ16、18とが接合される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図3A及び図3Bに示されるように、長孔50(図2A等参照)に代えて複数のボルト挿通孔54を形成し、ボルト52を挿通するボルト挿通孔54を選択することで、左右のサイドレール12、14の左右方向への間隔が調節されるように構成してもよい。
また、本実施形態等では、長孔50及び複数のボルト挿通孔54をサイドレール12、14側に形成した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、長孔50及び複数のボルト挿通孔54に対応する孔をクロスメンバ16、18側に形成してもよい。
また、本実施形態では、サスペンションメンバ10の前端部及び後端部に、ロアバンパリインフォースメント20及びリヤブレース22が接合されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ロアバンパリインフォースメント20やリヤブレース22等が接合されないサスペンションメンバに本発明を適用することもできる。
また、本実施形態では、フロントサスペンションメンバに本発明を適用した例について説明した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、車両後部に設けられたリヤサスペンションメンバに本発明を適用することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 サスペンションメンバ
12 サイドレール
14 サイドレール
16 クロスメンバ
18 クロスメンバ
52 ボルト(締結部材)
53 ナット(締結部材)

Claims (1)

  1. 車両の左右方向に間隔をあけて設けられ、車両の前後方向に延在する左右一対のサイドレールと、
    前記左右一対のサイドレールの間に配置され、締結部材を介して前記左右一対のサイドレールに接合されることで、前記左右一対のサイドレールの左右方向への間隔が調節可能とされたクロスメンバと、
    を備えたサスペンションメンバ構造。
JP2017120340A 2017-06-20 2017-06-20 サスペンションメンバ構造 Active JP6881069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017120340A JP6881069B2 (ja) 2017-06-20 2017-06-20 サスペンションメンバ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017120340A JP6881069B2 (ja) 2017-06-20 2017-06-20 サスペンションメンバ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019001439A true JP2019001439A (ja) 2019-01-10
JP6881069B2 JP6881069B2 (ja) 2021-06-02

Family

ID=65005450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017120340A Active JP6881069B2 (ja) 2017-06-20 2017-06-20 サスペンションメンバ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6881069B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6881069B2 (ja) 2021-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6791045B2 (ja) 車体前部構造
JP6350461B2 (ja) スタビライザ支持構造
US8967671B2 (en) Bolting structure of sub-frame
JP6565892B2 (ja) 車両前部構造
US8662566B1 (en) Multi extension front bumper beam
US10005412B2 (en) Vehicle front portion structure
JP6186341B2 (ja) 車体前部構造
JP6376186B2 (ja) サスペンションメンバ
JP2007186080A (ja) 車両のアンダーランプロテクタ取付構造
WO2016038987A1 (ja) 車体前部構造
JP6299701B2 (ja) 車両下部構造
JP2019155965A (ja) 車体構造
US20170050676A1 (en) Vehicle front portion structure
JP2018043673A (ja) 牽引フックの取り付け構造
JP6575917B2 (ja) 車体後部構造
JP2019018686A (ja) 車体構造
JP2015080968A (ja) 車両前部構造
JP2019001439A (ja) サスペンションメンバ構造
JP2005225360A (ja) 車両用マウント構造
JP2015193282A (ja) 車両用バンパー装置の補強部材
JP6508136B2 (ja) 車両前部構造
KR101575460B1 (ko) 자동차 차체의 프론트 서브 프레임
JP2016147571A (ja) フロントクロスメンバの取付部構造
JP6696444B2 (ja) サスペンションメンバ
JP6460460B2 (ja) フロントクロスメンバの取付部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210119

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210119

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210205

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210419

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6881069

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151