JP2018528549A - インターネット接続問題を検出するための方法および装置 - Google Patents

インターネット接続問題を検出するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

複数のコンテンツサーバとISP通信デバイスとの間に結合される第1の通信媒体のデータパケット伝送速度に関する問題を判断する方法。この方法は、複数のコンテンツサーバそれぞれとISP通信デバイスとの間に結合される第1の通信媒体のデータパケット伝送速度を繰り返し計測する段階と、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISP通信デバイスとの間に結合される第1の通信媒体の繰り返し計測されるデータパケット伝送速度が複数のコンテンツサーバのうちの別のものとISP通信デバイスとの間に結合される第1の通信媒体の繰り返し計測されるデータパケット伝送速度とは実質的に異なるときに、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISP通信デバイスとの間に結合される第1の通信媒体のデータパケット伝送速度に問題があると判断する段階とを備える。

Description

[著作権表示]
本特許文献の本開示の一部には、著作権保護の対象となる内容が含まれる。本特許文献または本特許開示は、特許商標庁の特許ファイルまたは特許記録に掲載されているため、著作権所有者は、何人がそれを複製することにも異存がないが、その他の点では全ての著作権を所有している。
本発明の実施形態は、問題の所在およびその影響を判断するために、複数のサーバおよび複数の接続ポイントからの計測結果を用いてインターネット接続問題を検出および診断することに関する。
現代のインターネット経済には、インターネット接続性能についての洞察をもたらすのに役立つ様々なツールが存在する。一般的に言えば、これらのツールは「速度テスト」と呼ばれている。これらのテストは、様々な性能測定基準(ピング、待ち時間、ジッタなど)を提供するものであり、最もよく言及されるユビキタスなものは、インターネット接続のアップロード速度およびダウンロード速度である。消費者により最もよく使用されているツールは、Ookla/Ziff−Davis Publishing(http://www.ookla.com)のhttp://www.speedtest.netと考えられる。Ooklaは、ウェブブラウザベースのツールだけでなく、iOS、すなわちApple社から入手可能なモバイルオペレーティングシステム、およびAndroid(登録商標)スマートフォン/タブレット用のツールの変形形態も提供している。Ooklaは、自らのツールの「ブランド提携」バージョンも提供しており、このバージョンは、AT&Tなどのインターネットサービスプロバイダ、コムキャスト、および米国政府の連邦通信委員会(FCC)機関(Measuring Broadband America構想の一環で、「FCC速度テスト」と呼ばれる「モバイルブロードバンド計測ツール」として提供)にさえ使用されている。Ooklaの速度テスト製品に加えて、Testmy.net、Speedof.me、Myspeed.visualware.com、Bandwidthplace.comおよびPing−test.comを含む、同様のウェブブラウザツール(一部はモバイルiOSおよび/またはAndroid(登録商標)の拡張機能を備える)がある。
先に挙げた速度テストツールの現在の状況において、ユーザは、一般的にユーザのインターネットサービスプロバイダ内で、最も近い地理的テストサーバノードへの単一デバイス接続(パーソナルコンピュータ(PC)/ラップトップ、Apple iPhone(登録商標)/iPad(登録商標)、Android(登録商標)スマートフォン/タブレット)をテストすることが可能になる。これらのツールは主に、アップロードおよびダウンロードの単一速度を報告する。これらのツールのうちの幾つかは、別のサービスプロバイダの比較測定基準、同様の地理、同様の時間などにおける別のユーザの速度も提供しており、これらのツール全てが、他のユーザおよび他のネットワークと比べて結果がどうであるかをユーザが理解するのに役立つことを試みる。
限定ではなく例示として、複数の実施形態が示される。これらの実施形態は、以下の詳細な説明を参照し、次の図と関連させて考慮すると、より十分に理解することができる。
本発明のある実施形態が動作する環境を示す。
本発明の実施形態に関する方法の段階を描写したフローチャートである。
本発明の実施形態は、接続における「ボトルネック」/最も遅いリンクがどこにあるのかをインターネットユーザに通知し、次いで、可能であれば、ユーザに「解決策」/改善をもたらす。従来の先行技術の速度テスト測定基準は、辛うじて有用であるものの、インターネット接続の個別セグメントに何が起こっているのかをユーザに具体的に伝えるものでもなければ、例えば、ピアリングネットワーク、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)などのインターネットサービスプロバイダネットワークを越えて接続要素に関係するものでもなく、これらのネットワークは全て、状況への依存性が高いユーザ体験と関連性がある。
本発明の実施形態は、ユーザに以下の3つの速度計測結果を提供する。
関連がある(ユーザが特定のURLを入力することにより定義される)コンテンツサイトからのダウンロード速度。
ブロードバンド/固定回線速度(任意の地理的位置におけるインターネットサービスプロバイダネットワーク外の複数のテストサーバへのアップロードおよびダウンロード)。
無線速度(例えば、Wi−Fi(登録商標)またはモバイル3G/4G/LTEのことで、速度テストセッション中のユーザデバイスからインターネットへの物理的接続によって決まる)。
これら3つの関連性がある計測結果それぞれを得ることにより、ユーザは、接続セグメントの中でどれが最も遅く、ひいては、自らの接続体験のボトルネックとなっているのかを直ちに見極めることができる。
これらのテスト結果に加えて、本発明の実施形態は、全てのタイプのデジタル加入者線(xDSL)、Wi−Fiなどのローカルエリア無線コンピュータネットワーキング技術、およびモバイルWiFi(登録商標)/3G/4G/LTE接続のための監視サービスおよび最適化サービスもユーザに提供する。スループット性能が高められ得るそうした状況において、本発明の実施形態があれば、ユーザは、「クラウド」からユーザのホームWi−Fiルータ、xDSLおよび/またはモバイルWi−Fi/3G/4G/LTE接続を継続的に監視し、最大限の接続性能を確保するよう継続的に最適化する監視/最適化サービスを選択することができる。
コンテンツテストの結果と組み合わされる、本発明の実施形態に係るブロードバンドテストの結果は、サービスプロバイダのネット中立性違反を推測するのに使用され得る。本発明の実施形態をインストールおよび使用するユーザは、経時的なテスト結果、地理、コンテンツプロバイダおよびサービスプロバイダの統計データベースを蓄積し、そこからネットワークトラフィック輻輳の問題またはサービスプロバイダの積極的なスロットリング、ひいてはネット中立性違反を示す報告を引き出すことができる。
本発明の実施形態が計測および報告できる、ネットワーク中立性の報告および分析の例として、表1はサンフランシスコ・ベイエリアのユーザに関するものである。同ユーザは14日間にわたって毎正時にテストを行った。下の表1に示されるダウンロード速度のデータは、本発明のある実施形態と、www.amazon.com 西海岸CDNに対するコンテンツ計測と、Ooklaのspeedtest.netツールを用いた比較計測とに従って、本発明の譲受人であるASS IA社により運営されるカリフォルニア州サンタクララのテストノードサーバに接続されたブロードバンド計測の(14日間の)平均テスト結果を示す。本例のサービスプロバイダは、太平洋時間の午後5時から午後11時までの間にテストされ、太平洋時間の午後9時には速度性能が急速に40パーセントも落ちている。
同じテストが、同じ期間にわたり、同じ位置にいるが異なるサービスプロバイダに接続されている別のユーザにより実施された。その結果は下の表2に示す。
これら2つの表に示される結果は、第1のサービスプロバイダがwww.amazon.comからサンフランシスコ・ベイエリアの加入者へのトラフィックを太平洋時間の午後5時から午後1l時までの間に積極的にスロットリングしていたかも知れない一方で、第2のサービスプロバイダはそうしていなかったことを示唆する。
本発明の実施形態は、従来の「速度テスト」のユーティリティよりもはるかに多くのものを提供する。消費者を当惑または混乱させる動機を持たない信頼できる第三者のユーティリティの管理下で、本発明の実施形態は、消費者および他の関係者のインターネット接続体験の性能を計測、監視、改善し、かつ、それについて消費者および他の関係者に報告するツールおよびサービスを提供し、「ボトルネック」がどこにあるかを解明する。更に、実施形態は、十分なユーザテストデータを用いて、サービスプロバイダがインターネット加入者の接続体験を積極的にスロットリングしているかどうかを判断するのに役立ち得る。
図1は、本発明の実施形態が動作し得るインターネットワーク100を示す。インターネット接続のアクセス部が、105および110と番号付けされたリンクセグメント、ならびに、108および112と番号付けされたリンクセグメントに表示される。リンクセグメント105、または単にセグメント105は、無線アクセスポイント102と、スマートフォンまたはタブレット(またはラップトップ、インターネットプロトコルテレビ(IPTV)など)のようなエンドユーザデバイス101との間で関連付けられたデータ伝送速度を有する。同様に、リンクセグメント108は、基地局102Bとエンドユーザデバイス101との間で関連付けられたデータ伝送速度を有する。本発明の実施形態は、Wi−Fi速度(セグメント108の場合は、セルラ速度)として一般的に報告されるセグメント105のデータ伝送速度、または単に速度を計測する。
製造者、運営者、および/または既存のインターネット基盤における他の接続デバイスとデータを交換することが可能となるよう、デバイス101は、いわゆる「モノのインターネット」、すなわち電子機器、ソフトウェア、センサおよび接続機能の埋め込まれた物理的物体または「モノ」のネットワークにおける任意の「モノ」であってよいことが解る。例として、「モノ」には、人間もしくは家畜のインプラントおよび/もしくはバイオチップトランスポンダ、センサの内蔵された自動車、または、救急隊員を支援する、現場でのデバイスなど、多種多様なデバイスが含まれる。これらのデバイスは、様々な既存の技術を用いてデータを収集し、次いで、そのデータを他のデバイス間で自律的に伝送する。現在の住宅市場の例には、遠隔監視のためにWi−Fiを利用するスマートサーモスタットシステムおよび洗濯/乾燥機が含まれる。
無線アクセスポイント102などのインターネットアクセスデバイス(IAD)は、ユーザの(インターネットサービスプロバイダ消費者の)住居用Wi−FiアクセスポイントまたはWi−Fiホットスポットのいずれかであってよい。代替的に、IADはモバイル3G/4G/LTE基地局102Bであってもよい。セグメント105は、住居用の加入者宅内機器(CPE)/ブロードバンドモデムへの固定されたEthernet(登録商標)接続であってもよい。セグメント105のデータ伝送速度は「Wi−Fi速度」と呼ばれてよく、セグメント108のデータ伝送速度は「セルラ速度」と呼ばれてよい。代替的な実施形態では、自宅(またはローカルエリアネットワーク)内の様々なデバイスが、ZigBee(登録商標)(IEEE 802.15.4規格に基づく、より低電力のRF無線ベースのパーソナルエリアネットワーク)、Zwave(照明、アクセス制御、エンターテイメントシステムおよび家庭用機器などの電子デバイスおよび電子システムに埋め込まれたまたは後付けされた低電力のRF無線を使用する、住居用環境およびちょっとした商用環境における遠隔制御アプリケーション専用のホームオートメーション向け無線通信プロトコル)、Bluetooth(登録商標)、または、電力線もしくはG now/G.hnなどの他の自宅内配信システムを介し、セグメント105を通じて通信してよい。G nowは、マーベルテクノロジーグループ社から入手可能なブロードバンドアクセスプラットフォームであり、G.hn技術、すなわち電話回線、電力線および同軸ケーブルを通じたホームネットワーキングを定義するITU−T勧告の一系統(G.996x)に基づいている。G nowシステムは、標準的なG.hnチップを使用し、システムレベルでのソフトウェア強化を施して、電話回線または同軸ケーブルを通じたアクセスに関する解決策を提供する。
セグメント110は、一般的に無線アクセスポイント102(時としてゲートウェイとも呼ばれる)とインターネットサービスプロバイダ(ISP)のネットワークとの間の固定回線接続であり、ISP通信デバイス103から始まる。そのようなセグメントは、アクセスポイントを103でISPのネットワークへ接続するために、ファイバ、同軸ケーブルもしくは銅電話回線、またはこれらの媒体の組み合わせを使用することができる。本発明の実施形態は、セグメント110のデータ伝送速度も計測する。同様に、セグメント112は、一般的に基地局102Bとインターネットサービスプロバイダ(ISP)のネットワークとの間の固定回線接続であり、ISP通信デバイス103Bから始まる。そのようなセグメントは、アクセスポイントを103BでISPのネットワークへ接続するために、ファイバ、同軸ケーブルもしくは銅電話回線、またはこれらの媒体の組み合わせを使用することができる。本発明の実施形態は、セグメント108のデータ伝送速度も計測する。図1に示される実施形態が2つの別個のISPデバイス103およびISPデバイス103Bを示している一方で、代替的な実施形態では、基地局102BおよびWAP102が両方とも、同じまたは別個のリンクを通じて同じISPデバイスに接続してよい。
幾つかの場合には、ネットワーク内の様々なポイント(例えば、ゲートウェイ、デジタル加入者線アクセスマルチプレクサ(DSLAM)、光回線終端装置(OLT))に存在するデバイス/ソフトウェアエージェントが本発明の実施形態に従って動作することにより、セグメント108および110における固定回線の物理的媒体速度だけを計測することが可能となる。他の場合において、ソフトウェアエージェントがそのようなポイントに存在しないときは、セグメント110と115との組み合わせ、またはセグメント108と112との組み合わせの速度が計測される。本明細書では、セグメントのこうした組み合わせの速度が消費者への報告における「ブロードバンド速度」のことを指しており、(セグメント108または110の速度が別々に記録されるか否かに関わらず)最もよく計測される。比較を目的として、Ookla速度テストなどの先行技術のツールは、組み合わされたセグメント105、110および115、または組み合わされたセグメント108、112および116の速度計測のみをOoklaサーバに報告する。
本発明の実施形態は、インターネット中の、他のサーバおよび適切に有効化されたアプリケーションサーバ106への速度、これらのサーバの間の速度も計測する。計測されるこれらの速度のうちの1つは、消費者に報告され、「コンテンツ速度」として知られ、図1の組み合わされたセグメント110および120、または組み合わされたセグメント112および122に対応する。消費者は、コンテンツサーバをプログラミング(例えば、1つの実施形態において、YouTube(登録商標)の速度テストについては、http://www.youtube.comと入力)することができる。1つの実施形態は、本発明の実施形態に従って有効化されたテストサーバ104からコンテンツサーバ106へのセグメント125の速度、または、本発明の実施形態に従って有効化されたテストサーバ104Bからコンテンツサーバ106へのセグメント126の速度も計測し、このことは様々な診断に有用であり得る。
これまでに述べられた本発明の実施形態は、デバイス101などのクライアントデバイスまたはエンドユーザデバイスがサーバと通信する、クライアント・サーバアーキテクチャを想定しているが、その一方で、本発明の実施形態は、アプリケーションサーバか、コンテンツサーバか、他のタイプのサーバかに関わらず、ピアツーピアネットワークに関わってもよいし、少なくともピアデバイス間のセグメントの速度を計測してもよい。例えば、実施形態は、デバイス101間のセグメント(不図示)の速度を計測してよい。
本発明の実施形態では、セグメント112、115、120、122、125および126などの様々なセグメントがそれぞれ、1つまたは複数のボンディングチャネルを含んでよい。例えば、より広い帯域幅を提供するために、複数のDSL回線がボンディングされてよい。本明細書で使用されるチャネルボンディングは、物理的インタフェース間におけるパケット(OSIモデル第3層)単位またはデータリンク(OSIモデル第2層)単位でのチャネルボンディングだけでなく、ブロードバンドボンディングすなわちOSIの第4層およびそれより上位の層での複数のチャネルの集約も想定している。ボンディングされるチャネルは、DSL回線などの有線リンク、または集約無線ボンディングリンクのためのセルラリンクであってよい。そのような実施形態では、集約リンクの速度だけでなく、集約リンクを含む個別リンクの速度も計測されてよい。次いで、この後者の情報は、例えば、データトラフィックをルーティングするのに最良の経路を判断するため、または、Wi−Fiもしくはオン/オフ式の3G/4Gセルラ通信および5Gセルラ通信を介して、ローカル、自宅内および/または移動先でのローミングのためのネットワークマップを提供するために使用されてよい。
実施形態では、セグメント110および115における幾つかのテストサーバ104のサーバ速度、または、セグメント112および116におけるテストサーバ104Bのサーバ速度を計測してよく、セグメント110および120、またはセグメント112および122における様々なコンテンツサーバ106のサーバ速度も計測してもよい。これらの速度の一部または全てが消費者に直接報告されなくてもよい。しかしながら、これらは、下記のように、ボトルネックとなっているインターネット接続を推測するのに使用することができる。
本発明の実施形態は、消費者のデバイスからコンテンツネットワークに至るまで、消費者のインターネット接続体験の各セグメントを任意の所定時点に計測し、接続のどこに「ボトルネック」があるのかを解明したいたいという欲求から生まれた。これに関連して、様々な実施形態が、上記のような「速度テスト」を提供することだけでなく、接続体験の構成部分それぞれを計測すること、および、「自らの接続のどこにボトルネックがあるのか」という質問に回答するために消費者へ結果を報告することの必要性を考慮している。
例えば、セグメント105の速度が、報告される中で最も遅かった場合は、ローカル接続、例えば、Wi−Fiが限定要素となっている。セグメント105の速度は、同じアクセスポイント102上の全てのデバイスに関して計測および報告される。代わりに、セグメント110の速度が最も遅いと報告された場合は、この固定回線110が限定的となっている。組み合わされたセグメント110および115の速度が最も遅いと報告された場合は、ゲートウェイ102からテストサーバ104に戻る接続が限定的となっている。このことは固定回線110の速度に起因することもあるし、ISPからテストサーバ104へのルーティングネットワーク内にある可能性もある。組み合わされたセグメント110および115の全ての速度計測がほぼ同じ低値である場合は、固定回線110の速度が、考えられるボトルネックとして特定されてよい。しかしながら、組み合わされたセグメント110および115の速度の計測が経時的に絶えず異なる場合は、ISPのネットワークが、複数のテストサーバ104のうちの1つに対してスロットリングしていること、または、そこで困難に遭遇していることを示唆する。
同様に、セグメント108の速度が報告される中で最も遅かった場合は、ローカル接続、例えば、エンドユーザデバイス101と基地局102Bとの間にあるセルラモバイル通信リンクが限定要素となっている。セグメント108の速度は、同じ基地局102B上の全てのデバイスに関して計測および報告される。代わりに、セグメント112の速度が最も遅いと報告された場合は、この固定回線が限定的となっている。組み合わされたセグメント112および116の速度が最も遅いと報告された場合は、基地局102Bからテストサーバ104Bに戻る接続が限定的となっている。これは固定回線112の速度に起因することもあるし、ISPからテストサーバ104Bへのルーティングネットワーク内にある可能性もある。組み合わされたセグメント112および116の全ての速度計測がほぼ同じ低値である場合は、固定回線112の速度が、考えられるボトルネックとして特定されてよい。しかしながら、組み合わされたセグメント112および116の速度の計測が経時的に絶えず異なる場合は、ISPのネットワークが、複数のテストサーバ104Bのうちの1つに対してスロットリングしていること、または、そこで困難に遭遇していることを示唆する。
本発明の実施形態は、ネットワーク100内の異なるポイントで経時的に多くの速度計測を行う統計アルゴリズムを提供し、どのネットワークセグメントが接続を最も大きく限定している可能性が(もしあれば)あるかについて更なる確信を持たせる。このセグメント(または、時として全てのセグメントが限定的である場合は、複数のセグメント)は、動的な最適化または何か他のタイプの機器交換もしくは接続改善といった修正措置の対象となり得る。
同様に、セグメント110と120との組み合わせ、またはセグメント112と122との組み合わせの速度計測が、1つのアプリケーションサーバ106が別のアプリケーションサーバより良い性能を得ていることを絶えず示す場合は、そのネットワーク内のアプリケーションのうちの1つをISPがスロットリングしていることを暗示する。本発明の実施形態は、サーバ106の位置、更にはテストサーバ104/104Bの位置を検出できるため、単なる地理的距離がスロットリングの原因として使用(または除外)され得る。テストサーバ104/104Bがスロットリングされなかった場合は、消費者がサーバ106に対してスロットリングされているかも知れないことを推測するために、セグメント125またはセグメント126の速度計測も使用され得る。以下の特許請求の範囲に記載されるように、および図2のフローチャート200を参照すると、本発明の実施形態は、複数のコンテンツサーバ106とISPデバイス103との間に結合される第1のセグメント120のデータパケット伝送速度をインターネットワークサービスプロバイダ(ISP)通信デバイスがスロットリングしていると判断する方法であって、複数のコンテンツサーバそれぞれとISPとの間に結合される第1のセグメント120のデータパケット伝送速度を205にて繰り返し計測する段階と、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPとの間に結合される第1のセグメント120の繰り返し計測されるデータパケット伝送速度が複数のコンテンツサーバのうちの別のものとISPとの間に結合される第1のセグメント120の繰り返し計測されるデータパケット伝送速度とは実質的に異なると210にて分かったときに、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPとの間に結合される第1のセグメント120のデータパケット伝送速度をISPがスロットリングしていると215にて判断する段階とを含む方法を提供する。
上記の実施形態では、第2のセグメント125が速度テストサーバ104と複数のコンテンツサーバ106との間に結合され、第3のセグメント115が速度テストサーバ104とISPとの間に結合され、方法は、速度テストサーバと複数のコンテンツサーバとの間に結合される第2のセグメント125のデータパケット伝送速度を220にて繰り返し計測する段階と、速度テストサーバとISPとの間に結合される第3のセグメント115のデータパケット伝送速度を225にて繰り返し計測する段階と、複数のコンテンツサーバそれぞれとISPとの間に結合される第1のセグメント120の、205にて繰り返し計測されるデータパケット伝送速度と、第3のセグメント115と第2のセグメント125との組み合わせの繰り返し計測されるデータパケット伝送速度とを比較する段階と、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPとの間に結合される第1のセグメント120の繰り返し計測されるデータパケット伝送速度が複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPとの間に結合される第2のセグメント125と第3のセグメント115との組み合わせのデータパケット伝送速度よりも実質的に遅いと230にて分かったときに、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPとの間に結合される第1のセグメント120のデータパケット伝送速度のスロットリングが起こっていると235にて判断する段階とを更に含んでよい。
上記の実施形態では、ファイバ、同軸ケーブルまたはツイストペア銅電話回線を利用した第4のセグメント110が、ISPデバイス103とインターネットワークアクセスデバイス102、例えば、Wi−Fiアクセスポイント、セルラ/モバイル基地局、ゲートウェイまたはCPE/ブロードバンドモデム、との間に結合される。本実施形態は、インターネットワークアクセスデバイス(IAD)102とISPデバイス103との間に結合される第4のセグメント110のデータパケット伝送速度を240にて繰り返し計測する段階と、速度テストサーバ104とISPデバイス103との間に結合される第3のセグメント115の繰り返し計測されるデータパケット伝送速度が実質的に同じ期間にわたって実質的に同じままである一方で、第4のセグメント110と第3のセグメント115との組み合わせの繰り返し計測されるデータパケット伝送速度がある期間にわたって変動すると分かったときに、ISPとIADとの間に結合される第4のセグメント110のデータパケット伝送速度のスロットリングを250にて判断する段階とを更に含んでよい。
上記の実施形態は、第1のセグメント120の繰り返し計測されるデータパケット伝送速度が第4のセグメント110の計測されるデータパケット伝送速度と比べて実質的に同じ期間にわたって実質的に異なるときに、第1のセグメント120がボトルネックである(235)と255にて判断する段階を更に含んでよい。
1つの実施形態は、1つまたは複数のコンテンツサーバ106それぞれ、およびISP104の地理的位置を260にて特定する段階であって、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPとの間にあるセグメント120のデータパケット伝送速度をISPがスロットリングしていると上記のように215にて判断する段階は、ISPの地理的位置に対する、複数のコンテンツサーバのうちの別のものそれぞれの地理的位置と比較した複数のコンテンツサーバのうちの1つの地理的位置が、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPとの間にあるセグメント120のデータパケット伝送速度が複数のコンテンツサーバのうちの別のものとISPとの間に結合されるセグメント120のデータパケット伝送速度と比べて実質的に異なることの一因となる程度を265にて評価する段階を含む、特定する段階を備える。ISPの地理的位置に対する、複数のコンテンツサーバのうちの別のものそれぞれの地理的位置と比較した複数のコンテンツサーバのうちの1つの地理的位置が、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPとの間にあるセグメント120のデータパケット伝送速度が複数のコンテンツサーバのうちの別のものとISPとの間に結合されるセグメント120のデータパケット伝送速度と比べて実質的に異なることの一因となる場合は、ISPスロットリングが起こっていないと270にて判断される。逆に、ISPの地理的位置に対する、複数のコンテンツサーバのうちの別のものそれぞれの地理的位置と比較した複数のコンテンツサーバのうちの1つの地理的位置が、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPとの間にあるセグメント120のデータパケット伝送速度が複数のコンテンツサーバのうちの別のものとISPとの間に結合されるセグメント120のデータパケット伝送速度と比べて実質的に異なることの一因とならない場合は、ISPスロットリングが起こっていると215にて判断される。
1つの実施形態は、ISPデバイス103と通信して結合されるエンドユーザデバイス101またはこの上で実行するアプリケーションと交換されるデータパケットのフローを、複数のコンテンツサーバ106それぞれとISPデバイス103との間にあるセグメント120を通じて伝送されるデータパケットの中から特定および選択する段階であって、複数のコンテンツサーバそれぞれとISPとの間に結合されるセグメント120のデータパケット伝送速度を繰り返し計測する段階は、エンドユーザデバイスと交換されるデータパケットの選択されたフローのデータパケット伝送速度を繰り返し計測する段階を有し、セグメント120のデータパケット伝送速度をISPがスロットリングしていると判断する段階は、データパケットの選択されたフローの繰り返し計測されるデータパケット伝送速度が複数のコンテンツサーバとISPとの間にあるセグメント120のデータパケット伝送速度とは実質的に異なるときに、セグメント120のデータパケット伝送速度をISPがスロットリングしていると判断する段階を有する、特定および選択する段階を更に備えてよい。本実施形態は、エンドユーザデバイスと交換されるデータパケットまたはエンドユーザデバイス上で実行するソフトウェアアプリケーションと交換されるデータパケットのフローを特定および選択するために、エンドユーザデバイス101で入力を受信する段階を更に備えてよい。
本発明の1つの実施形態は、複数のコンテンツサーバのうちの1つとISPの通信媒体との間でインターネットワークアクセスデバイス102に結合されるセグメント120のデータパケット伝送速度をISPがスロットリングしていると判断する段階に応答して、ノイズ除去を最適化する段階、およびデバイス102とISPデバイス103とを結合する別の通信媒体を自動的に再プロファイリングする段階のうちの一方または両方を更に備える。本実施形態は、1つまたは複数のエンドユーザデバイス101とインターネットワークアクセスデバイス102とを結合する新たな通信媒体105を最適化する段階を更に備えてよい。本発明の本実施形態では、Wi−Fi接続、DSLリンクまたは他のタイプの媒体セグメントのためのプロファイルオプティマイザにより適応的に設定されたプロファイルへ速度計測がマッピングされ得る。オプティマイザは、回線速度と、回線性能に影響を与え得る回線不安定性、例えば、無線伝送、気象、使用形態、近接機器および近所工事、との間の適正なバランスを判断する。そのような製品の1つである、本発明の実施形態の譲受人から入手可能なDSLエクスプレス・プロファイルオプティマイザ(PO)は、サービスプロバイダが、ビジネスロジックの定義および主体的な実施をハードウェアのプラットフォームに関わらずネットワーク全体で自動的に行い、このバランスを最適化することに役立つ。プロファイルオプティマイザは、収集データを用いて、サービスプロバイダにより定義されるようなカスタマイズされたビジネスルール(例えば、速度範囲、安定性およびサービス品質の要件)に従って回線が機能しているかどうかを判断する。次いで、これらのルールが確実に守られるよう、回線パラメータを自動的に調整する。
別の実施形態において、ユーザデバイス101は、無線(セルラ通信)リンク108を介してモバイル基地局102Bなどのインターネットワークアクセスデバイスに接続されてよく、および/または、無線(WiFi)リンク105を介して無線アクセスポイント102に接続されてよい。モバイル基地局102Bは、有線リンク112を介して、ISP通信デバイス103Bを介するクラウド/インターネットに接続される。本実施形態に応じて、ISP通信デバイス103およびISP通信デバイス103Bは、同じISP通信デバイスまたは別個のISP通信デバイスであってよい。1つの実施形態において、図2に関して先に説明された速度テストは、一方または両方のリンク上で実施されてよく、一方のテストはWAP102を介して実施され、他方のテストはモバイル基地局102Bを介して実施される。ユーザデバイス101からの情報は、WAP102を介するブロードバンドサービス接続、および、モバイルBS102Bを介するモバイルサービス接続の両方に関して収集される。この情報は、保存、例えば、データベース内もしくはデータサーバ上に、および/または、管理サーバ上にローカルにもしくは遠隔的に、記憶されてもよい。
特に、ユーザデバイス101が接続に関する問題に遭遇したときは、問題を改善するにあたって、その収集された情報が処理、分析および使用されてよい。1つの実施形態では、複数のユーザが同時にオンラインであり得る。ほとんどの屋内環境において、ユーザデバイスは、WAP102およびWiFiリンク105をインターネットに接続するための1番目の選択肢として、モバイルBS102Bおよびセルラ通信リンク108をインターネットに接続するための2番目の選択肢として使用している可能性がある。1つの実施形態では、WiFiを使用しているユーザデバイスの数、または、複数のユーザデバイスにより伝送および/もしくは受信されているデータの量が多いことがあり、その結果、そのいずれかがWiFi接続の数を超過させるか、WiFi接続問題を引き起こす。そのような状況では、1つまたは複数のユーザデバイスを、それぞれのモバイル接続を介し、リンク108を通じてインターネットに接続させることでWiFiアクセスポイント102に対する負荷を軽減するために、ユーザデバイスから収集された情報が分析および使用され得る。例えば、リンク105を介するユーザデバイスのブロードバンド接続が、リンク108を介する同じユーザのモバイル接続の速度よりも遅い速度で動作する場合は、そのユーザデバイスを、インターネットへのアクセスのためにモバイル接続へ切り替えることができる。
遠隔的またはローカルの管理システムが収集接続情報を記憶および分析し、ユーザによる入力、またはリンク105および108の品質の観察を通して、ブロードバンド接続サービスとモバイル接続サービスとの間でどのように接続を割り当てるか、および/または分散させるかを判断してよい。1つの実施形態において、そのような管理システムは、ユーザデバイスへの論理的接続だけでなく、モバイルBS102BおよびWAP102への論理的接続も有してよく、この論理的接続を介して接続に関するデータを収集することができる。
ランダムアクセスプロトコルである多重アクセスプロトコルをWiFiが使用していると仮定すると、WiFi接続の上記割り当ては、非線形アクセス問題を起こす。特に、WiFiは、搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式(CSMA/CA)を採用するIEEE std 802.1la/b/g/n/acに従って動作する。CSMA/CAによると、各WiFiデバイス(例えば、局またはアクセスポイント)は無線帯域を検知し、無線帯域にアクセスしているデバイスが他にない場合は、データを伝送する。しかしながら、全ての伝送が受信者により受信確認されるため、伝送デバイスにより受信確認が受領されなかった場合は、衝突があったものと推測し、そのような場合は、データを再び伝送しようと試みる前に、ランダム期間にわたって伝送速度を落とす。この非線形スキームは、WiFiデバイスが任意の時点にデータを伝送および/または受信できることを意味する。本発明の1つの実施形態では、そのような割り当ての複雑さを軽減すべく、幾つかの段階および幾つかの基準が提案される。
第1に、屋内環境では、WiFiまたはブロードバンド接続がモバイル接続よりも優先される。そのような基準には、モバイル接続が一般的にWiFiまたはブロードバンド接続よりも信頼性が低く高価であるといった様々な理由がある。更に、ユーザデバイスにモバイル接続機能がない場合は、まず、そのようなデバイスがWiFi接続に割り振られるであろう。
更に、ユーザデバイスがデータレートの高い接続を必要とする場合は、まず、そのようなデバイスがWiFi接続に割り振られる。ユーザデバイスの接続は、データレートの要件に基づいて順序付けされてよい。すなわち、まず、より高いデータレートを要件とする接続が割り振られ、次いで、より低いデータレートを要件とする接続が割り振られる。
要約すると、本発明のある実施形態に従って、以下の段階が取られる。これらの段階が下記の順序で取られる必要はなく、全ての段階が必要とされるわけではないことに留意すべきである。1.全てのユーザデバイスは、モバイル接続を有するもの、または有さないものに分類される。モバイル機能がないデバイスは、WAP102を介するブロードバンド接続にのみ割り振られてよい。2.デバイスは、データ速度/スループットの要件に基づいて順序付けされる。データ速度/スループットの要件に関する情報は、接続が動作している速度/スループットを観察することにより収集されてよい。前述された本発明の実施形態は、そのような情報を提供する。3.デバイスは優先度または重みを付けられてよい。そうしたものは、ユーザ、または管理者、または管理システムが判断してよい。例えば、ユーザデバイスには、それが実行している特定のアプリケーション(例えば、ゲームなど)に基づく待ち時間の要件があってよく、従って、より速い速度、より高いスループットを要件とし得る別のユーザデバイスよりも高い優先度が付けられる。この要件は、1つまたは複数のユーザデバイスに関する前述の順序付け基準に置き換わることができる。4.ユーザデバイスのブロードバンド接続105の速度が同じユーザのモバイル接続108の速度よりも遅い場合は、ユーザデバイスがモバイル接続に切り替えられ得る。5.最後に、優先度のより高い、または順序付けのより高い、またはモバイル機能のないユーザデバイスは、上記に基づいてWiFi接続に割り振られる。残りのユーザデバイスは、十分な容量があればWiFi接続に割り振られ、そうでなければモバイル接続に切り替えられる。
別の実施形態では、ブロードバンド接続に問題があるとき、診断目的でモバイル接続が使用される。多くの場合は、セグメント105またはセグメント110などのセグメントのうちの1つにリンク障害が起こっている可能性の方が、他の接続の場合よりも高い。そのような場合、これらのリンクの速度テストは実行不可能である。例えば、ISP通信デバイス103へのリンク110が切れている場合、または、当該リンクに接続問題がある場合、エンドユーザデバイス101は、その接続問題がリンク105の問題により引き起こされているのか、リンク110の問題により引き起こされているのか解明することができない。そのような実施形態では、リンク管理エンティティまたはWAP102上のエージェントのみが、接続問題をリンク110またはリンク105と特定することができる。しかしながら、エンドユーザデバイス101への接続が切れている場合は、そのような情報をエンドユーザデバイス101に直接通信することができない。そのような場合は、そのような情報を通信するために、モバイルBS102Bを介するデバイス101への代替的な接続が使用されてよい。1つの実施形態では、管理エンティティまたはサーバがWAP102およびエンドユーザデバイス101へ通信可能に接続され、これらからクラウド/インターネットを介してWAPおよびその接続に関する情報を収集する。管理エンティティまたはサーバは、インターネットを介し、接続108、112および122を通じて、エンドユーザデバイス101とその情報を共有することもできる。代替的に、WAP102上にエージェントが存在してもよく、エンドユーザデバイス101は、このエージェントを介して情報を直接的に通信および収集することができる。接続問題がリンク110に起因する場合、そのような時間にエンドユーザデバイス101と関連付けられている、または当該デバイスを使用しているユーザまたは加入者は、その問題を解決してもらうためにサービスプロバイダへ連絡する必要がある。しかしながら、リンク105に問題がある場合は、ユーザが場所を変えること、または別のエンドユーザデバイスを介して接続することなどにより、その問題を解決することができるかも知れない。いずれの場合も、接続問題の原因を知れば、適切な改善措置が早く見つかる。
接続問題がリンク110により引き起こされる(すなわち、ブロードバンド接続に問題がある)場合、管理エンティティはWAP102と通信することができない。従って、管理エンティティは、接続問題がブロードバンド接続にあると結論付けてよい。そのような場合、管理エンティティは、ユーザデバイス101を介し、モバイル接続108を通じて、WAP102と潜在的に通信することができる。しかしながら、接続問題がリンク105にあり、リンク110にはない場合、管理エンティティは、WAP102と通信し、接続問題がリンク105にあると結論付け、それを示すメッセージをモバイルリンク108を介してユーザデバイス101に伝えてよい。更に、そのような場合は、ユーザデバイス101を介し、モバイル接続108を通じて、WAP102と通信しようとする試みが失敗したことに伴い、管理エンティティが問題を検証することもできる。
本発明の実施形態は、1つもしくは複数の汎用コンピュータシステムまたは特殊用途向けコンピュータシステムに実装されてよく、本明細書に記載される方法のうちの任意の1つまたは複数を上述のデバイスに実施させるための一組の命令が当該コンピュータシステムの中で実行されてよい。代替的な実施形態では、これらのデバイスと、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク、イントラネット、エクストラネットまたはインターネット内の他の機械との接続、ネットワーク接続、インタフェース接続などが行われてよい。デバイスのうちの1つまたは複数は、クライアントサーバネットワーク環境におけるサーバもしくはクライアントとして、または、ピアツーピア(または分散型)ネットワーク環境におけるピアとして動作してよい。特定の実施形態において、デバイスはそれぞれ、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレットPC、セットトップボックス(STB)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セルラ電話、ウェブ機器、サーバ、ネットワーク用のルータ、スイッチもしくはブリッジ、コンピューティングシステム、インターネット対応テレビ、または、取るべき措置を特定する(順次的な、またはそうでない)一組の命令を実行することが可能な任意の機械の形態をなしてよい。更に、単一の機械のみが示される場合、「機械」という用語は、本明細書に記載される方法のうちの任意の1つまたは複数を実施させる一組(または複数組)の命令を個別にまたは共同で実行する機械(例えば、コンピュータ)の任意の集合を含むとも解釈されるものとする。
デバイスのうちの1つまたは複数は、本明細書で説明される方法または機能のうちの任意の1つまたは複数を具現化する一組または複数組の命令(例えば、ソフトウェア)が記憶される非一時的機械可読記憶媒体(またはより具体的には、非一時的機械アクセス可能記憶媒体)を含んでよい。ソフトウェアは、コンピューティングシステムによる実行中、デバイスのメインメモリ内に存在しても代替的に存在してもよく、更には、プロセッサ内に完全にまたは少なくとも部分的に存在してよい。メインメモリおよびプロセッサはまた、機械可読記憶媒体を構成する。ソフトウェアは更に、ネットワークを通じ、ネットワークインタフェースカードを介して伝送または受信されてよい。
本明細書で開示される主題は、例示として、特定の実施形態の観点から説明されているが、特許請求の範囲に記載される実施形態は、明示的に列挙される、開示の実施形態に限定されないことを理解すべきである。反対に、本開示は、様々な変更形態、および当業者にとって明らかなほど同様の構成を網羅することを意図している。従って、そのような変更形態および同様の構成を全て包含するために、添付の特許請求の範囲には、最も広範な解釈が与えられるべきである。上記の説明は、例示的であることを意図しており、限定的であることは意図していないことを理解すべきである。上記の説明を読んで理解したときに、多くの他の実施形態が当業者にとって明らかとなるであろう。従って、開示される主題の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照して、そのような特許請求の範囲が法的権利を有する均等物の全範囲と共に決定されるべきである。

Claims (28)

  1. 複数のコンテンツサーバとISP通信デバイスとの間に結合される第1の通信媒体のデータパケット伝送速度に関する問題を判断する方法であって、
    前記複数のコンテンツサーバそれぞれと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する段階と、
    前記複数のコンテンツサーバのうちの1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が前記複数のコンテンツサーバのうちの別のものと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度とは異なるときに、前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する段階と
    を備える方法。
  2. 第2の通信媒体が速度テストサーバと前記複数のコンテンツサーバとの間に結合され、第3の通信媒体が前記速度テストサーバと前記ISP通信デバイスとの間に結合され、前記方法は、
    前記速度テストサーバと前記複数のコンテンツサーバとの間に結合される前記第2の通信媒体のデータパケット伝送速度を繰り返し計測する段階と、
    前記速度テストサーバと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第3の通信媒体のデータパケット伝送速度を繰り返し計測する段階と、
    前記複数のコンテンツサーバそれぞれと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度と、前記第2の通信媒体と前記第3の通信媒体との組み合わせの繰り返し計測される前記データパケット伝送速度とを比較する段階と、
    前記複数のコンテンツサーバのうちの1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第2の通信媒体と前記第3の通信媒体との前記組み合わせのデータパケット伝送速度よりも遅いときに、前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する段階と
    を更に備える請求項1に記載の方法。
  3. 第4の通信媒体が前記ISP通信デバイスとインターネットワークアクセスデバイスとの間に結合され、前記方法は、
    前記インターネットワークアクセスデバイス(IAD)と前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第4の通信媒体のデータパケット伝送速度を繰り返し計測する段階と、
    前記速度テストサーバと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第3の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が実質的に同じ期間にわたって実質的に同じままである一方で、前記第3の通信媒体と前記第4の通信媒体との前記組み合わせの繰り返し計測される前記データパケット伝送速度がある期間にわたって変動するときに、前記ISP通信デバイスと前記IADとの間に結合される前記第4の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する段階と
    を更に備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の通信媒体および前記第4の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が実質的に同じ期間にわたって異なるときに、前記第1の通信媒体をボトルネックと判断する段階を更に備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記方法は、前記複数のコンテンツサーバそれぞれおよび前記ISP通信デバイスの地理的位置を特定する段階を更に備え、
    前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つと前記ISP通信デバイスとの間にある前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する段階は、前記ISP通信デバイスの前記地理的位置に対する、前記複数のコンテンツサーバのうちの前記別のものそれぞれの地理的位置と比較した前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つの前記地理的位置が、前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つと前記ISP通信デバイスとの間にある前記第1の通信媒体のデータパケット伝送速度が前記複数のコンテンツサーバのうちの別のものと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度と比べて異なることの一因となる程度を評価する段階を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記方法は、前記ISP通信デバイスと通信して結合されるエンドユーザデバイスまたはその上で実行するアプリケーションと交換されるデータパケットのフローを、前記複数のコンテンツサーバそれぞれと前記ISP通信デバイスとの間にある前記第1の通信媒体を通じて伝送される前記データパケットの中から特定および選択する段階を更に備え、
    前記複数のコンテンツサーバそれぞれと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する段階は、前記エンドユーザデバイスと交換されるデータパケットの選択された前記フローの前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する段階を有し、
    前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する段階は、データパケットの選択された前記フローの繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が前記複数のコンテンツサーバと前記ISP通信デバイスとの間にある前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度とは異なるときに、前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度を前記ISP通信デバイスがスロットリングしていると判断する段階を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記エンドユーザデバイスと交換されるデータパケットまたは前記エンドユーザデバイス上で実行するソフトウェアアプリケーションと交換されるデータパケットの前記フローを特定および選択するために、前記エンドユーザデバイスで入力を受信する段階を更に備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記複数のコンテンツサーバのうちの1つと前記ISP通信デバイスの通信媒体との間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する段階に応答して、ノイズ除去を最適化する段階、およびインターネットワークアクセスデバイスと前記ISP通信デバイスとを結合する第2の通信媒体を自動的に再プロファイリングする段階のうちの一方または両方を更に備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 1つまたは複数のエンドユーザデバイスと前記インターネットワークアクセスデバイスとを結合する第3の通信媒体を最適化する段階を更に備える、請求項8に記載の方法。
  10. 第2の通信媒体が前記ISP通信デバイスと第1のインターネットワークアクセスデバイス(IAD、例えば、WAPデバイス)との間に結合され、第3の通信媒体が第1のIADとエンドユーザデバイスとの間に結合され、第4の通信媒体が前記ISP通信デバイスと第2のIAD(例えば、セルラモバイル基地局)との間に結合され、第5の通信媒体が前記第2のIADと前記エンドユーザデバイスとの間に結合され、(前記第5の通信媒体を介さず)前記第3の通信媒体を介して、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間に通信が確立され、前記方法は、
    前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する段階と、
    前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する段階に応答して、前記第3の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間の通信を終了し、前記第5の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第2のIADとの間の通信を確立する段階と
    を更に備える、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第3の通信媒体は、前記第5の通信媒体よりも優先され、
    前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する前記段階に応答して、前記第3の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間の通信を終了し、前記第5の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第2のIADとの間の通信を確立する段階は、前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を検出する段階を有する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記エンドユーザデバイスのデータ伝送レート要件、前記エンドユーザデバイスのデータ伝送最低待ち時間要件、または、前記エンドユーザデバイスの前記データ伝送レート要件もしくはデータ伝送待ち時間要件を少なくとも満たす、前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度およびデータスループットの少なくとも一方のうちの1つに基づき、前記第3の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間の通信が確立される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する前記問題を検出する段階は、前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度が前記エンドユーザデバイスの前記データ伝送レート要件または前記データ伝送待ち時間要件のうちの1つを少なくとも満たせないことを検出する段階を有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する段階に応答して、前記第3の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間の通信を終了し、前記第5の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第2のIADとの間の通信を確立する段階は、前記第5の通信媒体を通じて前記第1の通信媒体および前記第2の通信媒体の少なくとも一方に関する診断情報を前記エンドユーザデバイスに伝送する段階を更に有する、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. コンピューティングシステムに、
    複数のコンテンツサーバそれぞれとISP通信デバイスとの間に結合される第1の通信媒体のデータパケット伝送速度を繰り返し計測する手順と、
    前記複数のコンテンツサーバのうちの1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が前記複数のコンテンツサーバのうちの別のものと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度とは異なるときに、前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する手順と
    を実施することにより、前記複数のコンテンツサーバと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する手順を実行させるためのプログラム。
  16. 第2の通信媒体が速度テストサーバと前記複数のコンテンツサーバとの間に結合され、第3の通信媒体が前記速度テストサーバと前記ISP通信デバイスとの間に結合され、
    前記プログラムは、前記コンピューティングシステムに、
    前記速度テストサーバと前記複数のコンテンツサーバとの間に結合される前記第2の通信媒体のデータパケット伝送速度を繰り返し計測する手順と、
    前記速度テストサーバと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第3の通信媒体のデータパケット伝送速度を繰り返し計測する手順と、
    前記複数のコンテンツサーバそれぞれと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度と、前記第2の通信媒体と前記第3の通信媒体との組み合わせの繰り返し計測される前記データパケット伝送速度とを比較する手順と、
    前記複数のコンテンツサーバのうちの1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が前記複数のコンテンツサーバのうちの1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第2の通信媒体と前記第3の通信媒体との前記組み合わせの前記データパケット伝送速度よりも遅いときに、前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する手順と
    を更に実行させる、請求項15に記載のプログラム。
  17. 第4の通信媒体が前記ISP通信デバイスとインターネットワークアクセスデバイスとの間に結合され、
    前記プログラムは、前記コンピューティングシステムに、
    前記インターネットワークアクセスデバイス(IAD)と前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第4の通信媒体のデータパケット伝送速度を繰り返し計測する手順と、
    前記速度テストサーバと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第3の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が実質的に同じ期間にわたって実質的に同じままである一方で、前記第3の通信媒体と前記第4の通信媒体との前記組み合わせの繰り返し計測される前記データパケット伝送速度がある期間にわたって変動するときに、前記ISP通信デバイスと前記IADとの間に結合される前記第4の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する手順と
    を更に実行させる、請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記第1の通信媒体および前記第4の通信媒体の繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が実質的に同じ期間にわたって異なるときに、前記コンピューティングシステムに、前記第1の通信媒体をボトルネックと判断する手順を更に実行させる、請求項17に記載のプログラム。
  19. 前記プログラムは、前記コンピューティングシステムに、前記複数のコンテンツサーバそれぞれおよび前記ISP通信デバイスの地理的位置を特定する手順を更に実行させ、
    前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つと前記ISP通信デバイスとの間にある前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する手順は、前記ISP通信デバイスの前記地理的位置に対する、前記複数のコンテンツサーバのうちの前記別のものそれぞれの地理的位置と比較した前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つの前記地理的位置が、前記複数のコンテンツサーバのうちの前記1つと前記ISP通信デバイスとの間にある前記第1の通信媒体のデータパケット伝送速度が前記複数のコンテンツサーバのうちの別のものと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度と比べて異なることの一因となる程度を評価する手順を有する、請求項15から18のいずれか一項に記載のプログラム。
  20. 前記プログラムは、前記コンピューティングシステムに、前記ISP通信デバイスと通信して結合されるエンドユーザデバイスまたはその上で実行するアプリケーションと交換されるデータパケットのフローを、前記複数のコンテンツサーバそれぞれと前記ISP通信デバイスとの間にある前記第1の通信媒体を通じて伝送される前記データパケットの中から特定および選択する手順を更に実行させ、
    前記複数のコンテンツサーバそれぞれと前記ISP通信デバイスとの間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する手順は、前記エンドユーザデバイスと交換されるデータパケットの選択された前記フローの前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する手順を有し、
    前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する手順は、データパケットの選択された前記フローの繰り返し計測される前記データパケット伝送速度が前記複数のコンテンツサーバと前記ISP通信デバイスとの間にある前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度とは異なるときに、前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度を前記ISP通信デバイスがスロットリングしていると判断する手順を有する、請求項15から19のいずれか一項に記載のプログラム。
  21. 前記エンドユーザデバイスと交換されるデータパケットまたは前記エンドユーザデバイス上で実行するソフトウェアアプリケーションと交換されるデータパケットの前記フローを特定および選択するために、前記コンピューティングシステムに前記エンドユーザデバイスで入力を受信する手順を更に実行させる、請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記複数のコンテンツサーバのうちの1つと前記ISP通信デバイスの通信媒体との間に結合される前記第1の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する問題を判断する手順に応答して、ノイズ除去を最適化する手順、およびインターネットワークアクセスデバイスと前記ISP通信デバイスとを結合する第2の通信媒体を自動的に再プロファイリングする手順のうちの一方または両方を前記コンピューティングシステムに更に実行させる、請求項15から21のいずれか一項に記載のプログラム。
  23. 1つまたは複数のエンドユーザデバイスと前記インターネットワークアクセスデバイスとを結合する第3の通信媒体を最適化する手順を前記コンピューティングシステムに更に実行させる、請求項22に記載のプログラム。
  24. 第2の通信媒体が前記ISP通信デバイスと第1のインターネットワークアクセスデバイス(IAD、例えば、WAPデバイス)との間に結合され、第3の通信媒体が第1のIADとエンドユーザデバイスとの間に結合され、第4の通信媒体が前記ISP通信デバイスと第2のIAD(例えば、セルラモバイル基地局)との間に結合され、第5の通信媒体が前記第2のIADと前記エンドユーザデバイスとの間に結合され、
    (前記第5の通信媒体を介さず)前記第3の通信媒体を介して、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間に通信が確立され、
    前記プログラムは、前記コンピューティングシステムに、
    前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する手順と、
    前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する手順に応答して、前記第3の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間の通信を終了し、前記第5の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第2のIADとの間の通信を確立する手順と
    を更に実行させる、請求項15から23のいずれか一項に記載のプログラム。
  25. 前記第3の通信媒体は、前記第5の通信媒体よりも優先され、
    前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する前記手順に応答して、前記第3の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間の通信を終了し、前記第5の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第2のIADとの間の通信を確立する手順は、第3の通信媒体のデータパケット伝送速度に関する問題を検出する手順を有する、請求項24に記載のプログラム。
  26. 前記エンドユーザデバイスのデータ伝送レート要件、前記エンドユーザデバイスのデータ伝送最低待ち時間要件、または、前記エンドユーザデバイスの前記データ伝送レート要件もしくはデータ伝送待ち時間要件を少なくとも満たす、前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度およびデータスループットの少なくとも一方のうちの1つに基づき、前記第3の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間の通信が確立される、請求項25に記載のプログラム。
  27. 前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度に関する前記問題を検出する手順は、前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度が前記エンドユーザデバイスの前記データ伝送レート要件または前記データ伝送待ち時間要件のうちの1つを少なくとも満たせないことを検出する手順を有する、請求項26に記載のプログラム。
  28. 前記第3の通信媒体の前記データパケット伝送速度を繰り返し計測する手順に応答して、前記第3の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第1のIADとの間の通信を終了し、前記第5の通信媒体を介する、前記エンドユーザデバイスと前記第2のIADとの間の通信を確立する手順は、前記第5の通信媒体を通じて前記第1の通信媒体および前記第2の通信媒体の少なくとも一方に関する診断情報を前記エンドユーザデバイスに伝送する手順を更に有する、請求項24から27のいずれか一項に記載のプログラム。
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