JP2018527407A5

JP2018527407A5 -

Info

Publication number: JP2018527407A5
Application number: JP2018530677A
Authority: JP
Filing date: 2016-09-13
Publication date: 2020-02-13
Anticipated expiration: 2036-09-13

Claims

Ｎ，Ｎ，Ｎ’，Ｎ’−テトラキス−（２−ピリジルメチル）−エチレンジアミン（ＴＰＥＮ）又はその医薬的に許容可能な塩と、アルギネート化合物と、医薬的に許容可能な担体からなる、医薬組成物。
前記アルギネート化合物がアルギン酸ナトリウムである、請求項１に記載の医薬組成物。
前記アルギネート化合物の平均分子量が約１０〜約３００ｋＤａである、請求項１に記載の医薬組成物。
前記アルギネート化合物の平均分子量が約１０〜約５０ｋＤａである、請求項１に記載の医薬組成物。
前記医薬組成物中の前記アルギネート化合物の濃度が約０．１〜約１０％（ｗ／ｖ）の範囲である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記医薬組成物中の前記アルギネート化合物の濃度が約１〜約４％（ｗ／ｖ）の範囲である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記医薬組成物中の前記アルギネート化合物の濃度が約２％（ｗ／ｖ）である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記医薬組成物中の前記アルギネート化合物の濃度が約１％（ｗ／ｖ）である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記医薬組成物中の前記ＴＰＥＮの濃度が０．１〜１００μＭの範囲である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記医薬組成物中の前記ＴＰＥＮの濃度が１〜５０μＭの範囲である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記医薬組成物中の前記ＴＰＥＮの濃度が１〜１０μＭの範囲である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記医薬組成物中の前記ＴＰＥＮの濃度が３〜５μＭの範囲である、請求項１に記載の医薬組成物。
前記アルギネート化合物が、１：１〜３：１の範囲のモノマー比でα−Ｌ−グルロン酸とβ−Ｄ−マンヌロン酸を含む、請求項１に記載の医薬組成物。
虚血再灌流傷害、心臓血管疾患、虚血性心疾患、急性心筋梗塞、心筋低酸素症、虚血性脳状態、虚血性脳卒中、神経変性疾患、黄斑変性症、眼の虚血性症候群、虚血性視神経症（ＩＯＮ）、糖尿病性網膜症、及び関節炎からなる群から選択される低酸素関連疾患を治療するための、請求項１〜１３のいずれか１つに記載の医薬組成物。
急性心筋梗塞を治療するための、請求項１４に記載の医薬組成物。
虚血性脳卒中を治療するための、請求項１４に記載の医薬組成物。
医薬組成物が、静脈内投与又はカテーテル法によって投与される、請求項１４又は１５又は１６に記載の医薬組成物。
医薬組成物が、静脈内投与によって投与される、請求項１５又は１６に記載の医薬組成物。
静脈内投与が、静脈内注射又は静脈内点滴である、請求項１７に記載の医薬組成物。
前記カテーテル法が、動脈内カテーテル法である、請求項１７に記載の医薬組成物。
治療有効量が約０．１〜約１０ｍｌの範囲である、請求項１４に記載の医薬組成物。
治療有効量が約０．５〜約５ｍｌの範囲である、請求項１４に記載の医薬組成物。
医薬組成物が、動脈内カテーテル法によって投与される、請求項１６に記載の医薬組成物。
医薬組成物が、再灌流の開始、その間、又はその後に投与される、請求項１５又は１６に記載の医薬組成物。