JP2018526462A - ヘアケア適用のためのシリコーン流体組成物を含むエマルジョン - Google Patents

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Abstract

本発明は、グリコシド基を含むシリコーン流体、およびヘアケア適用のためのヘアケア組成物において使用されるシリコーン流体の水中油エマルジョン組成物、それらの調製のためのプロセス、ならびにそれらの用途に関する。本発明の目的は、コンディショニング利点とともに輝きならびに扱いやすさと整列の容易さでヘアケア適用を助ける、シャンプー添加剤組成物として使用される水中油エマルジョンを提供することである。3マイクロメートル未満のD50粒径をもつエマルジョンは、シリコーン流体、非イオン性乳化剤の混合物、および水を含み、これにおいてシリコーン流体は、25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度のものである。

Description

本発明は、ヘアケア組成物用の、好ましくはヘアケア適用のための、グリコシド基を含むシリコーン流体の水中油エマルジョン組成物、それらの調製のためのプロセス、およびそれらの用途に関する。
現在、忙しいスケジュールとファストライフの中で、今日の消費者にはヘアスタイリングに費やす時間がない。今日の消費者は、長く続く所望の効果を与える素早くて簡単な溶液を必要としている。通常、日々のヘアケアにおいて消費者は、洗浄およびコンディショニング効果に加えて、輝きおよび扱いやすさを要求する。
毛髪適用に関連した文献がある。特許文献1は、光学的に不透明な分散物の形態にあるコンディショナーであって、少なくとも1つのカチオン性界面活性剤、b1)少なくとも1つのアルキルグリコシドおよび/またはアルキルオリゴクリコシド、b2)少なくとも1つの補助界面活性剤であってb1)の定義に該当しないもの、b3)有機油相、およびb4)水を含有するマイクロエマルジョンと、少なくとも1つの脂肪族アルコールと、任意でさらなる界面活性剤と、および任意でさらなる化粧品添加物とを含有し、これにおいて、コンディショナー中に存在する全界面活性剤の合計が最大でも該コンディショナーの10wt%の割合を占める、該コンディショナー記載する。この文献はまた、用途および製造にも関する。
特許文献2は、新規な毛髪処理剤であって、(a)真珠光沢ワックスと、(b)式(A)R 3−xSiO−[(SiRO)−(SiR O)−SiR 3−x [式中、Rは、水素か、または、1から18個の炭素原子をもつ任意に置換されたアルキルおよび/またはアルケニル基を表し、Rは、式(B)R(RO)[G]の基を表し、これにおいて、Rは、1から18個の炭素原子をもつアルキレン基を表し、Rは、2から4個の炭素原子をもつアルキレン基を表し、Gは、5から12個の炭素原子をもつグリコシド基を表し、pは、1から10までの数を表し、cは、0か、または1から20までの数を表し、mは、0か、または1から200までの数を表し、nは、0か、または1から1000までの数を表し、xは、0または1を表し、かつyは、0か、または1から1200までの数を表し、これらは(I)が少なくとも1つの基Rを含有する状態に関する]のグリコシド系シリコーン化合物とを含有する、該毛髪処理剤に関する。この文献の進歩的な剤は、真珠光沢の輝きをもち、毛髪を触り心地良くし、かつ真珠光沢結晶の粒径にかかわらず相分離に向かう傾向を示さない。
特許文献3は、(1)7未満(好ましくは5まで)のHLB(親水性/親油性バランス)をもつ少なくとも1つのアルキルポリグリコシドと、(2)少なくとも1つのオキシアルキレン化ポリジメチルシロキサンとを含む、乳化系を記載する。系は、15−60wt.%(活性物質当たり)の(1)と、および40−85wt.%(活性物質当たり)の(2)とを含有し、かつアルキルポリグリコシドのアルキル基に相当するアルキル基を含有する脂肪族アルコールも含有し得る。独立クレームはまた:(1)油相中に分散された水性相を含む化粧品組成物としての用途のための水/油エマルジョン(エマルジョンの全重量当たり油相含量5−50wt.%);好ましくはエマルジョンの全重量あたり0.5−20wt.%の量の、クレームされたような乳化系、ポリオールのアルキルエステルから選択される任意選択的な乳化補助系、および任意で少なくとも1つの充填剤;(2)皮膚、唇、および/または毛髪の処理、保護、ケア、メイクアップ除去、および/または洗浄のため、および/または、皮膚および/または唇のメイクアップのための、化粧品でクレームされたようなエマルジョンの用途;(3)クレームされたようなエマルジョンの適用を含む、皮膚、毛髪、および/または唇の化粧品処理のためのプロセス;(4)乾燥および/または敏感肌および乾燥唇の処理のための化粧品組成物の調製における、クレームされたようなエマルジョンの用途;および(5)水/油型エマルジョンの調製におけるクレームされたような乳化系の用途、についても含まれる。
特許文献4は、シリコーンまたはカチオン化セルロースと同様の滑らかさまたはしなやかさなどの感触向上効果を示し、ビルドアップ性をほとんど示さず、かつ染毛剤またはパーマネント毛髪処理剤の効果を阻害しない毛髪化粧料、および上述の効果を示す感触向上剤を記載する。毛髪化粧料は、4−8Cアルキル基をもつアルキルグルコシドと、グリコールモノアルキルエーテルとを特別の比率で含有する。
特許文献5は、グルコシド基を含有するポリジメチルシロキサンの、化粧品または皮膚科学的組成物における保湿剤としての用途を記載する。グルコシド基を含有するポリジメチルシロキサン化合物は、ヒトの皮膚および頭皮を処理するのに特に有効であり、また皮膚を保湿するためおよび乾燥肌を処理するために特に有効である。
特許文献6は、フェニルシロキシ単位をもつ毛髪繊維の輝きを記載する。
毛髪またはケラチン繊維に対する輝きの利点のための高い屈折率をもつフェニルシリコーンなどの、高屈折率化合物を列挙している先行技術がある。しかし、かかる高屈折率化合物は、長く続く輝きの利点を与えることはない。
パーソナルケア組成物中のアルキルポリグリコシドを記載する先行技術はあるが、それらは主として乳化剤として使用される。また、主としてスキンケア適用において、保湿剤としてグリコシド基を含有しかつ柔軟性特性を有するポリジメチルシロキサンに言及している先行技術はほとんどない。
毛髪ストランドを整列させること、およびまたより良好な感触特性および扱いやすさを与えることにより、長く続く輝きを与える、新規なパーソナルケア、好ましくはヘアケア溶液が必要とされている。
米国特許出願公開第2014/0017185号明細書 独国特許発明第19719121号明細書 欧州特許出願公開第1093844号明細書 特開2005−336059号公報 米国特許第6066326号明細書 米国特許出願公開第2009/0041710号明細書
したがって、本発明の目的の一つは、先行技術の欠点を克服することである。
さらなる目的は、コンディショニング利点とともに輝きならびに扱いやすさと整列の容易さで、消費者のヘアケア適用を助けるスタイリング溶液を提供することである。
本発明の別の目的は、毛髪組成物とともに添加された場合、スタイリングおよびコンディショニング利点を提供する、安定な水中油エマルジョンを提供することである。
水中油エマルジョンであって:
a)式(I):
SiO(R SiO)(RSiO)(YRSiO)−SiR (I)
[式中、Yは、式Z(RO)−の基であり、
nおよびpは、0から10000までの数であり、かつmは200から10000までの数であり、
は、CからCまでのアルキル基から選択され、Rは、CからC18までのアルキル基であり、
は、CからCまでのアルキレン基であり、
は、CからCまでのアルキレン基であり、
は、CからCまでのアルキル基、CからCまでのアルコキシ基、ヒドロキシル基から選択され、
Zは、1から100個までの単糖単位またはその誘導体のグリコシド基である]
のシリコーン流体と、
b)1つ以上の非イオン性乳化剤を含む乳化剤の混合物と;および
c)水と
を含む該水中油エマルジョン。
1つの実施形態においては、エマルジョンを含むパーソナルケア組成物であって、
該エマルジョンは;
a)25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度をもつ式Iのシリコーン流体と;
b)非イオン性乳化剤の混合物と;および
c)水と
を含む。
別の一実施形態では、パーソナルケア組成物であって:
b)式(I):
SiO(R SiO)(RSiO)(YRSiO)−SiR (I)
[式中、Yは、式Z(RO)−の基であり、
nおよびpは、0から10000までの数であり、かつmは、200から10000までの数であり、
は、CからCまでのアルキル基から選択され、Rは、CからC18までのアルキル基であり、
は、CからCまでのアルキレン基であり、
は、CからCまでのアルキレン基であり、
は、CからCまでのアルキル基、CからCまでのアルコキシ基、ヒドロキシル基から選択され、
Zは、1から100個までの単糖単位またはその誘導体のグリコシド基である]
のシリコーン流体を含む。
さらなる実施形態は、3マイクロメートル未満のD50粒径をもつシリコーン水中油エマルジョンを調製する方法を含み、該方法は、25℃で40から100mPa.sまでの粘度のカプリリルジメチコンエトキシグルコシド(これは、SPG128VPとしてワッカー(Wacker)より市販されINCI名シクロペンタシロキサン、カプリリルジメチコンエトキシグルコシドを有する)を、25℃で40から100mPa.sまでの粘度のポリジメチルシロキサン、および25℃で5から50mPa.sまでの粘度のトリアルキル末端ポリジアルキルシロキサンを用いて、100から175℃の温度において転位して、25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度をもつ式Iのシリコーン流体の水中油エマルジョンを得ることを含む。
毛髪の整列は、輝きにとり極めて重要である。輝きを改善するためにより屈折率の高いシリコーンを使用することは、ヘアケア適用において容易に用いられるが(例えばフェニルシリコーン)、現実には、かかる高屈折率のシリコーン材料による静電気発生により、毛髪は決して整列せず、何ら輝きは見られない。理論によって拘束されることを望むものではないが、本発明者らは、本発明の高粘度のシリコーン組成物が一方では毛髪表面上に疎水性のコーティングを作り、そして同時にグリコシド基の存在によって静電気を放電することを見出した。それ故、シリコーングリコシドを有するシャンプーまたはコンディショナーの使用後は、毛髪は完全に整列され、そしてシリコーングリコシドの低い表面張力により毛髪に長く続く輝きが観察され、また消費者は、リンス中に毛髪からのシャンプー残留物のより迅速な除去のため、より迅速な清潔感も感じる。
上記に述べたような式(I):
SiO(R SiO)(RSiO)(YRSiO)−SiR (I)
のシリコーン溶液では、
これにおいて、Yは、式Z(RO)−の基であり、nおよびpは、0から10000までの数であり、かつmは、200から10000までの数であり、pは、好ましくはゼロよりも大きい。
1つの実施形態では、R基は、好ましくは式IにおけるCからC18のアルキル基である。
別の実施形態では、シリコーン流体がグリコシド基を含む場合、シリコーン流体は25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度のものである。
式Iのシリコーン流体は、単糖を少なくとも1つのSi結合水素を含有する有機シリコーン化合物と反応させることによる、ヒドロシリル化反応により調製される。
シリコーン流体は次に、非イオン性乳化剤と水との混合物を用いて乳化されてシリコーンの水中油エマルジョンが得られ、これにおいて、シリコーン流体はグリコシド基を含む。
好ましくは、本発明のパーソナルケア組成物は、25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度のシリコーン流体を含み、さらに好ましくは、パーソナルケア組成物はエマルジョンの形態にある。
さらなる実施形態においては、パーソナルケア組成物はさらに乳化剤を含む。1つの実施形態では、乳化剤は非イオン性乳化剤の混合物である。
式(I)のシリコーン流体のパーソナルケア組成物はさらに化粧品溶媒を含み、該溶媒は、パーソナルケア適用において使用される任意の溶媒から選択され、かつパーソナルケアグレードのシリコーンまたは非シリコーン流体から、および好ましくは、パーソナルケアグレードの低粘度のシリコーン溶媒、環状シリコーン、炭化水素またはその誘導体から、より好ましくはC10−C20アルカン溶媒からの溶媒から選択される。かかるパーソナルケア組成物は、一例では、毛髪のリーブオン適用に用い得る。
本発明のシリコーン流体は、25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度を有する。1つの実施形態では、シリコーン流体は、25℃で4500から15000mPa.sまでの粘度を有する。シリコーン流体はまた、25℃で15,000から100,000までの高い粘度も有し得る。SPG128VPとして市販される、25℃で40から100mPa.sまでの粘度のカプリリルジメチコンエトキシグルコシドは、グリコシド基を含有する有機シリコーン化合物の調製のためのプロセスにより調製され、該プロセスは:
第1の工程において、有機溶媒の不在下に、単糖および/または式HO−−(RO)−−R (II)
[式中、Rは、アルキレン基であり、かつRは、アルケニル基である]
のオリゴ糖を、酸の存在下で反応させること、および
第2の工程において、酸を中和すること、および第1の工程で得られたグリコシド含有化合物を、少なくとも1つのSi結合水素を含有する有機シリコーン化合物と反応させることを含む。
グルコシド分子は、一群から選択され得るが、単糖、多糖に限定しなくてもよい。グルコシドまたはグリコシドは、本出願においては区別なく使用され得る。グリコシドは、糖がグリコシド結合を介して別の官能基へ結合される分子である。グルコシドは、グルコースから誘導されるグリコシドである。
グリコシド基Zがそれから構成され得る単糖の例は、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、タロース、アロース、アルトロース、イドース、アラビノース、キシロース、リキソース、およびリボースなどの、六炭糖および五炭糖であり、グルコースが好ましい。Zは、1から100個までの単糖単位またはその誘導体の、および好ましくは1から10個までの単糖単位またはその誘導体の、グリコシド基である。
アルキレン基の例は、メチレン、エチレン、プロピレン、ブチレン、ペンチレン、へキシレン、ヘプチレン、オクチレン、ノニレン、デシレン、およびオクタデシレン基である。
式Iにおける炭化水素R、Rの例は、アルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、1−n−ブチル、2−n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、およびtert−ペンチル基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基、オクチル基、例えばn−オクチル基、およびイソオクチル基、例えば2,2,4−トリメチルペンチル基、ノニル基、例えばn−ノニル基、デシル基、例えばn−デシル基、ドデシル基、例えばn−ドデシル基、およびオクタデシル基、例えばn−オクタデシル基;アルケニル基、例えばビニルおよびアリル基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペプチル、およびメチルシクロヘキシル基;アリール基、例えばフェニル、ナフチル、アントリル、およびフェナントリル基;アルカリル基、例えばo−、m−、およびp−トリル基、キシリル基、およびエチルフェニル基;およびアラルキル基、例えばベンジル基、および および −フェニルエチル基、またはカプリリル基である。最も好ましいRは、メチル基であり、かつRは、オクチルまたはカプリリル基である。
式Iにおける基Rは、好ましくはエチレン基および1,2−プロピレン基であり、エチレン基がより好ましい。
式Iにおける基Rは、好ましくは、2から20個までの炭素原子を有する直鎖アルキレン基、より好ましくは、2から8個までの炭素原子を有する直鎖アルキレン基、とりわけn−プロピレン基である。
式Iにおける基Yの例は、Z−−CHCHCH−, Z−(CHCHO)−CHCHCH−, Z−(CHCHO)−CHCHCH−, Z−(CHCH(CH)O)−CHCHCH−, Z−(CHCH(CH)O)−CHCHCH−, Z−(CHCHO)−CHCHCH(CH)CH−, Z−(CHCHO)−CHCHCH(CH)CH− [式中、Zは、グリコシド基(C11−)を表す]; Z−−CHCHCH−, Z−(CHCHO)−CHCHCH−, Z−(CHCHO)−CHCHCH−, Z−(CHCH(CH)O)−CHCHCH−, Z−(CHCH(CH)O)−CHCHCH−, Z−(CHCHO)−CHCHCH(CH)CH−, Z−(CHCHO)−CHCHCH(CH)CH− [式中、Zは、2つのグルコース単位から構成される]である。
グリコシド単位を含むシリコーン流体は、好ましくは、1000ppm未満の、ヒドロキシル末端もしくはメトキシ末端シリコーン流体、またはヒドロキシルおよびメトキシ末端シリコーン流体双方の混合物を有する。シリコーン流体は、1000重量ppm未満のヒドロキシル末端ジアルキルポリシロキサンもしくはメトキシ末端ジアルキルポリシロキサンまたはそれらの混合物を有する。
本発明のシリコーンエマルジョンの生成において使用されるトリアルキルシリル末端ジアルキルポリシロキサンは、好ましくは式:
R’SiO(R’SiO)SiR’ (III)
[式中、R’は、1から18個までの炭素原子を有する一価の炭化水素基であり、かつ
pは、500から2000まで、好ましくは1000から2000までの数である]
のものである。
トリアルキルシリル末端(または末端封鎖された)ジアルキルポリシロキサンは、25℃で5から100mPa.sまでの粘度、好ましくは25℃で40から70mPa.sまでの粘度を有する。トリアルキルシリル末端封鎖ポリジメチルシロキサンは、約100重量ppmの、ヒドロキシル末端基を有するポリジメチルシロキサンを有し得る。本発明のトリアルキルシリル末端ジアルキルポリシロキサンは、好ましくは直鎖であるが、式(I)のR’SiO2/2(D−単位)に加えて、RSiO3/2(T−単位)またはSiO4/2(Q−単位)[式中、R’は、1から18個までの炭素原子を有する一価の炭化水素基である]を含有してもよい。
炭化水素R’の例は、アルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、1−n−ブチル、2−n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、およびtert−ペンチル基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基、オクチル基、例えばn−オクチル基、およびイソオクチル基、例えば2,2,4−トリメチルペンチル基、ノニル基、例えばn−ノニル基、デシル基、例えばn−デシル基、ドデシル基、例えばn−ドデシル基、およびオクタデシル基、例えばn−オクタデシル基;アルケニル基、例えばビニルおよびアリル基;シクロアルキル基、例えばシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロへプチル、およびメチルシクロヘキシル基;アリール基、例えばフェニル、ナフチル、アントリル、およびフェナントリル基;アルカリル基、例えばo−、m−、およびp−トリル基、キシリル基、およびエチルフェニル基;およびアラルキル基、例えばベンジル基、および および フェニルエチル基である。最も好ましいのはメチル基である。
この種の最も有用な乳化剤は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、およびポリオキシアルキレンソルビタンエステルである。10−16の間のHLB値を有するいくつかの有用な乳化剤は、ポリエチレングリコールオクチルエーテル;ポリエチレングリコールラウリルエーテル;ポリエチレングリコールトリデシルエーテル;ポリエチレングリコールセチルエーテル;ポリエチレングリコールステアリルエーテル;ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル;ポリエチレングリコールドデシルフェニルエーテル;ポリエチレングリコールセチルフェニルエーテル;ポリエチレングリコールステアリルフェニルエーテル;ポリエチレングリコールソルビタンモノステアラート、および、ポリエチレングリコールソルビタンモノオレアラートである。10−16の間のHLB値を有する非イオン性乳化剤またはその混合物は、本発明ではプロセスを単純化するために非常に重要である。別の実施形態では、乳化剤は最も好ましくは非イオン性乳化剤の混合物である。
本発明の乳化剤は、PEG−100ステアラート(STEARATE)およびトリデセス(TRIDECETH)−10である。PEG−100ステアラートは、化学式CH(CH16CO(OCHCH100OH(HLB値18.8)のものであり、トリデセス−10は、化学式CH(CH12(OCHCH10−OH(HLB値13.25)のものである。
別の実施形態では、カチオン性乳化剤が、乳化剤として選択され得る。カチオン性乳化剤の例は、テトラアルキルアンモニウムハライド、テトラアリールアンモニウムハライド、テトラアルキルアリールアンモニウムハライドから選択され、また塩、塩を含む第四級アンモニウム化合物、前記非イオン性乳化剤と一緒に使用されるINCI名ポリクオタニウム1から75を有するポリクオタニウム化合物も包含する。最も好ましいカチオン性乳化剤は、セチルトリメチルアンモニウムクロリド(CTAC)である。かかる乳化剤は、アルクワド(Arquad)としてアクゾノーベル(AkzoNobel)から、セチルトリメチルアンモニウムクロリド溶液としてシグマ−アルドリッチ(Sigma−Aldrich)から入手される。
1つの実施形態では、アニオン性界面活性剤は、アルキルアリールスルホン酸;アルキルアリールポリオキシエチレンスルホン酸;アルキルスルホン酸、アルキルポリオキシエチレンスルホン酸、およびそれらの混合物からなる群から選択される。本発明において使用される最も好ましいアニオン性界面活性剤は、オクチルベンゼンスルホン酸;ドデシルベンゼンスルホン酸;セチルベンゼンスルホン酸;アルファ−オクチルスルホン酸;アルファ−ドデシルスルホン酸;アルファ−セチルスルホン酸;ポリオキシエチレンオクチルベンゼンスルホン酸;ポリオキシエチレンドデシルベンゼンスルホン酸;ポリオキシエチレンセチルベンゼンスルホン酸;ポリオキシエチレンオクチルスルホン酸;ポリオキシエチレンドデシルスルホン酸;およびポリオキシエチレンセチルスルホン酸である。一般に、1から15%のアニオン性界面活性剤が本発明のエマルジョンプロセスにおいて使用される。
1つの実施形態では、非イオン性乳化剤は、ポリアルキレングリコールのアルキルエーテル、およびポリアルキレングリコールのアルキルエステル、またはそれらの混合物から選択される。
別の実施形態では、乳化剤の混合物であるエマルジョンはさらに、任意で1つ以上のカチオン性もしくはアニオン性乳化剤またはそれらの混合物を含む。
HLB値は、典型的には室温における値を指す。温度が変われば、界面活性剤のHLB値もまた変わり得る。非イオン性界面活性剤のHLB値の計算は、Griffin,W.C、同誌、1954年、第5巻、p.249により紹介された、乳化剤分類のHLBシステムの条件に従って与えられる等式により計算される。
イオン性界面活性剤については、個々の界面活性剤分子のHLB値は、Davies JT,“A quantitative kinetic theory of emulsion type I.Physical chemistry of the emulsifying agent”Gas/Liquid and Liquid/Liquid Interface(Proceedings of the International Congress of Surface Activity)、1957年、p.426−38において記載された通りのデイビス式を適用して計算できる。該式によれば、HLBは、界面活性剤の構造成分によって与えられる親水性/疎水性寄与を合計することにより誘導される。
HLB=(疎水性基数)−n(CH基当たりの基数)+7
例えば、テトラデシルトリメチルアンモニウムクロリドは、以下の構造を有する:
CH−(CH13−(CHCl
疎水性基のグループ寄与:−CH/−CH −0.475
親水性基のグループ寄与:N−(CHCl 22.0
HLB=22−(14x0.475)+7=22.4
いくつかのカチオン性乳化剤についてのおよそのHLB値は、K.M.Godfrey、Cationic emulsifiers in cosmetics,J.Soc.Cosmetic Chemists、1966年、第17巻、p.17−27において、表IVに示されている。
本発明による組成物は、水中油エマルジョンである。エマルジョンでは、1つの液体(分散相)が他方(連続相)の中に分散される。本発明の水中油エマルジョンにおいては、シリコーン混合物(分散相)は、連続した水相中に分散される。エマルジョンは、マイクロエマルジョンまたはマクロエマルジョンでよい。組成物はまた、油中水もしくはマルチプルエマルジョン、溶液、懸濁液、分散物、エアロゾル、マイクロカプセル、または微小粒子の形態であってもよい。好ましくは、本発明による組成物は、水中油または油中水エマルジョンであってよい。より好ましくは、本発明による組成物は、水中油エマルジョンである。
エマルジョンの安定性は、45℃で3ヶ月間エマルジョンを循環させることにより測定され、安定性はエマルジョンの特性に変化がないことで測定できる。上記の条件において特性が変化するか、または油および水相が分離する場合、エマルジョンは不安定であると言われる。
流体、その混合物、および流体により調製されたエマルジョンの粘度は、25℃において、アントンパールレオメータ(Anton Paar Rheometer);モデルMCR101、ジオメトリーシングルギャップシリンダー:CC27スピンドルにより測定され、そして25℃で2分間にわたる剪断速度1s−1が、1000から15,000mPa.sの間の粘度に使用される。各サンプルにつき3回の測定が行われ、粘度値は60秒において取得される。MCRレオメータシリーズの製品は、USP(米国薬局方協会)912−回転式レオメータ法に準拠して作業する。
エマルジョンの粒径は、光子相関分光(PCS)法に基づく装置である、マルバーン(Malvern、英国)からのゼータサイザー(ZetaSizer)モデルNano−ZSを用いることにより測定される。粒径のD50値(平均流体力学的粒子直径)が測定され、これにおいて、評価アルゴリズムは「キュムラント解析」である。0.5gのエマルジョンサンプルを250mlビーカーにとり、それに100mlのDM水を注入し、次いで適切に混合してサンプル試験溶液を得る。サンプル試験溶液をキュベットセルに注入し、それを装置のスロット内に置いてエマルジョンの粒径を測定する。D50は、累積分布の50%における粒子直径の値である。例えば、D50=170nmであれば、サンプル中の粒子の50%が170nmよりも大きく、かつ50%が170nmよりも小さいか、あるいは前記エマルジョン中の全ての小滴の約50体積%が170nmである。
1つの実施形態では、マイクロエマルジョンの粒径は、500ナノメートル未満、および好ましくは350ナノメートル未満である。別の実施形態では、マクロエマルジョンの粒径は、5マイクロメートル未満、および好ましくは3マイクロメートル未満である。
本発明の水中油エマルジョンは、好ましくは皮膚またはヘアケア組成物などのパーソナルケア製品を含む消費者製品において使用される。好ましくは、本発明の水中油エマルジョンは、好ましくはヘアケア組成物において、好ましくは、ヘアケア組成物を基準として1から15重量パーセントの量で使用される。
エマルジョンを調製する方法はさらに、殺生物剤を添加することを含む。殺生物剤は、微生物汚染に対しエマルジョンを保存するために添加された。殺生物剤は、微生物汚染に対しエマルジョン保存するためおよび前記エマルジョンを得るためのレベルにおいて添加される。殺生物剤の量は、殺生物剤のタイプに依存し、かつ製造業者により推奨された通りである。
ヘアケア組成物のさらなる成分は、例えば界面活性剤、脂肪族アルコール、レオロジー変性剤、パールライザー、有機酸、フレグランス、防腐剤、ビタミン、サンスクリーン、塩、染料、および当業者に公知のヘアケア組成物のさらなる成分である。
「消費者製品」は本明細書で用いる場合、パーソナルおよびホームケア用の、消費者のために製されかつ消費者により使用される製品として定義される。パーソナルケアは、主としてヘアケアおよびスキンケアの領域である。ヘアケア組成物は、例えばシャンプー、リンス、クリーム、スプレー、シャンプーであってよく、またソープ、液浴などのスキンケア製品であってもよい。これらのケア組成物は、ドライ時およびウェット時双方の櫛通り、およびまたウェットおよびドライヘアにおける手触りに対する感触も改善する。適用は、例えば洗浄中、洗浄後、前−もしくは後−処理としてブリーチング中に、直接染料または酸化染料を用いたカラリング中に、および毛髪のパーマネントシェーピング(例えば、パーマネントウェーブ)中に起きてもよい。本発明はさらに、他の所望の特性とともにより良い輝き特性を与えるエマルジョンを含む、ヘアケア組成物を提供する。他の所望の特性とは、限定するものではないが、毛髪の整列、良好な感触、および、すすぎ中に毛髪からシャンプー残留物がより迅速に除去されることで消費者がより迅速に清潔感を感じることを含む。組成物はさらに、繊維(天然または合成)の整列、およびそれ故輝きの改善、ならびにさらなる感触向上のような、他の適用においても使用され得る。
本発明の詳細、その特徴および目的は、以下の非限定的な実施例に関連して、以下により詳細に説明される。
合成実施例:
実施例1:グリコシド単位を含むシリコーン流体の合成:
1000gのカプリリルジメチコンエトキシグルコシド(ワッカー(Wacker)より市販のSPG128VP、INCI名CYCLOPENTASILOXANE、CAPRYLYL DIMETHICONE ETHOXY GLUCOSIDEを有する)、4000gのポリジメチルシロキサン(PDM)流体、および25℃で粘度50mPa.sの100gのトリメチル末端ジメチルシロキサン(ワッカーより市販のAK−10流体)を、反応器内に充填する。温度は、N下(5LPH)で150℃にセットする。温度が150℃に達すれば、5gのKOH−HO溶液触媒を添加して、N(10LPH)下で1.5時間攪拌を継続する。1.5時間後、再び5gのKOH−HO触媒を150℃において添加して、N(30LPH)下で1.5時間攪拌を継続する;この触媒添加後に還流を開始する。1.5時間後、3gmのKOH−HO触媒(13gのKOHでKOHの50%溶液を生成)を150℃において添加して、N(40LPH)下で攪拌を継続する。ポリマーの粘度を150℃において時々チェックし、粘度が750−850mPa.s(150℃で)に達すれば、13.7gの酸を用いて150℃/N(5LPH)において40分間攪拌しながら混合物を中和する。重量減少:200℃15分0.5gで17.7%;蒸留物=70g;HO=9.1g。その後、全ての揮発性物質を完全真空下で、150℃で2時間にわたり剥離する。材料を冷却し、400メッシュクロスを通して濾過した後に収集する。外観=25℃で粘度=9700cpsの透明な深紅の油。重量減少=200℃15分0.5gで1.34%。収率=4055g(79%) 蒸留物=778g。
実施例2(a):非イオン性乳化剤を用いた、実施例1のシリコーン流体の水中油エマルジョンの調製:
エマルジョンは、ホモジナイゼーションにより20℃で調製される。まず、48グラムのトリデセス10でペーストを作り、そして次に90グラムのPEG−100ステアラート(3.36%)および120グラムの水(4.48%)を50℃で加熱することにより添加する。次にペーストを冷却し、1205グラムのシリコーン流体および34グラムの2−フェノキシエタノールとともにホモジナイズする。最後に、エマルジョンを1180グラムの水で希釈して45%活性とし、D50粒径200nmの水中油エマルジョンを得る。
実施例2(b):非イオン性乳化剤およびカチオン性乳化剤を用いた、実施例1のシリコーン流体の水中油エマルジョンの調製:
エマルジョンは、ホモジナイゼーションにより20℃で調製される。まず、17.6グラムのトリデセス10(1.77%)でペーストを作り、そして次に34グラムのPEG−100ステアラート(3.42%)および48.2グラムの水を50℃で加熱することにより添加する。次にペーストを冷却し、450グラムのシリコーン流体(45.20%)、2gのグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(0.2%)、および10グラムの2−フェノキシエタノール(1%)とともにホモジナイズする。最後に、エマルジョンを433.8グラムの水で希釈して、(48.41%)活性、D50粒径255nmの水中油エマルジョンを得る。
実施例2(c):非イオン性乳化剤およびアニオン性乳化剤を用いた、実施例1のシリコーン流体の水中油エマルジョンの調製:
エマルジョンは、ホモジナイゼーションにより20℃で調製される。まず、17.6グラムのトリデセス10(1.77%)でペーストを作り、そして次に34グラムのPEG−100ステアラート(3.42%)および46.4グラムの水を50℃で加熱することにより添加する。次にペーストを冷却し、450グラムのシリコーン流体(45.20%)、20gのTEA−ドデシルベンゼンスルホナート(2.01%)、および10グラムの2−フェノキシエタノール(1%)とともにホモジナイズする。最後に、エマルジョンを417.6グラムの水で希釈して、(46.61%)活性、D50粒径292nmの水中油エマルジョンを得る。
比較実施例1:グリコシド単位を含む低粘度シリコーン流体の合成:
1000gのカプリリルジメチコンエトキシグルコシド(ワッカー(Wacker)より市販のSPG128VP、INCI名CYCLOPENTASILOXANE、CAPRYLYL DIMETHICONE ETHOXY GLUCOSIDEを有する)、4000gのポリジメチルシロキサン(PDM)流体、および25℃で粘度50mPa.sの200gのトリメチル末端ジメチルシロキサン(ワッカーより市販のAK−10流体)を、反応器内に充填する。温度は、N下(5LPH)で150℃にセットする。温度が150℃に達すれば、4gのKOH−HO溶液触媒を添加して、N(10LPH)下で1.5時間攪拌を継続する。1.5時間後、再び5gのKOH−HO触媒を150℃において添加して、N(30LPH)下で1.5時間攪拌を継続する;この触媒添加後に還流を開始する。1.5時間後、3gmのKOH−HO触媒(13gのKOHでKOHの50%溶液を生成)を150℃において添加して、N(40LPH)下で攪拌を継続する。ポリマーの粘度を150℃において時々チェックし、粘度が500−600mPa.s(150℃で)に達すれば、13.7gの酸を用いて150℃/N(5LPH)において40分間攪拌しながら混合物を中和する。重量減少:200℃15分0.5gで14.6%、;蒸留物=177g;HO=10.3g。その後、全ての揮発性物質を完全真空下で、150℃で2時間にわたり剥離する。材料を冷却し、400メッシュクロスを通して濾過した後に収集して、低粘度のシリコーン流体を得る。外観=25℃で粘度=4200mPa.sの透明な深紅の油。重量減少=200℃15分0.5gで1.29%。収率=4180g(80%) 蒸留物=697g。
比較実施例2:比較実施例1のシリコーン流体の水中油エマルジョンの調製:
エマルジョンは、ホモジナイゼーションにより20℃で調製される。まず、17.6グラム(1.77%)のトリデセス10でペーストを作り、そして次に34グラムのPEG−100ステアラート(3.42%)および45gの水(4.52%)を50℃で加熱することにより添加する。次にペーストを冷却し、1205グラムの比較実施例1の低粘度シリコーン流体および10グラムの2−フェノキシエタノールとともにホモジナイズする。最後に、エマルジョンを429グラムの水で希釈して43%活性とし、pH6.87でD50粒径300nmの水中油エマルジョンを得る。
比較実施例3:シクロペンタシロキサン(D5)溶液中の20%SPG128VPのエマルジョン:
エマルジョンは、ホモジナイゼーションにより20℃で調製される。まず、トリデセス 5=1%でペーストを作る、次いでPEG−100 STEARATE=5.32%、セテアレス−20=1%、および水=4.52%を50℃での加熱により。次にペーストを冷却し、シクロペンタシロキサン(D5)溶液中の20%SPG128VPおよびフェノキシエタノールとともにホモジナイズする。次いで、残りのトリデセス−5=4.32%を添加し、そして最後にエマルジョンを水で希釈して32%活性とする。D50エマルジョン粒径は、pH6.87において150−230nmである、エマルジョンは安定ではなく、時間とともに不安定化する。
比較実施例4:アルキルポリグリコシド(アルキルポリグリコシドC8−10)乳化剤およびポリジメチルシロキサン流体を用いたエマルジョン:
300gのアルキルポリグリコシドC−C10(CAS番号68515−73−1)(30%)、25℃で粘度10000mPa.sの300gのポリジメチルシロキサン(PDM)流体(30%)、および360gの水(30%)を一緒に添加し、そして40gの融解されたグリセリルモノステアラート(4%)を添加してホモジナイズした。
実施例3:シャンプー基剤の調製
表1に記載された通りのリスト1の成分を反応器内にとり、室温、即ち25℃で1時間攪拌し、次いで徐々に温度を45から50℃に上昇させる。
リスト2の成分を加えて2時間攪拌し、次いで室温に冷却する。
次にリスト3の全ての成分を添加して、2時間攪拌する。標準的なシャンプー(スタンダードシャンプー)組成物は、評価試験を実施するために、本発明のシリコーン流体エマルジョンの代わりに、INCIジメチコノール(および)TEA−ドデシルベンゼンスルホナートをもつシリコーンエマルジョンを加えることにより別個に調製される。
Figure 2018526462
実施例3で調製されたシャンプー基剤を用いた評価試験:
摩擦およびコーミング力の測定
試験されるべき髪の房をとり、Pet−エーテル(60−80℃、沸騰域)中に1時間浸漬する。1時間後、それらを開放空気中で乾燥させる。次にラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)で洗浄する。それらを再度開放空気中で乾燥させる。
コンディショニング特性を測定するために行われる試験法は、本発明のシリコーン流体エマルジョンをシャンプーにおいて髪の房に対し適用した後、摩擦およびコーミング力を、ステイブルマイクロシステムズマシン(Stable Micro Systems Machine)からのテクスチャーアナライザの使用により測定することである。金属製の櫛を水平にとりつけ、ネジで締める。次に上部ジグのクリップ内に髪の房を固定する。櫛の高さがキャリブレートされる。櫛の速度は5mm/sであり、試験は10回行われる。結果はミリニュートンで得られる。試験結果は表2に表されており、本発明の実施例2(a)、(b)、および(c)のシリコーン流体エマルジョンを用いたシャンプー基剤の、ドライ時のより低いコーミング力および摩擦力を示しており、このことは、より良いシリコーン付着特性、およびそれ故改善されたコンディショニング特性を示している。
シリコーン付着試験
ヘアケア組成物による最初の処理後のヘアサンプルに対するシリコーンの付着量を、X線回折(XRD)を用いて測定した。各ヘアケア組成物につき3つのヘアサンプルをブレンドし、毛髪表面の%相対シリコーン濃度について分析した。XRD統計学は、5つの測定値から最高および最低の結果を廃棄して引き出した。
各ヘアサンプルを、12%のラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)を有する0.5mLの洗剤溶液により洗浄する。洗剤溶液は、手作業により、下向きの動きを30秒間にわたって繰返すことにより、上から下までヘアサンプルの長さに沿ってヘアサンプル全体に行き渡らせた。次にヘアサンプルを100から110°Fの間の温流水下に置き、30秒間すすいだ。ヘアサンプルを次に、ブロードライヤーを用いて25℃および相対湿度(RH)40−50%において乾燥させた。洗浄および乾燥工程は、2回繰り返した。2回目の洗浄後のヘアサンプル上のシリコーンの付着量を、XRDを用いて測定した。理想的なシリコーン付着レベルは、750ppmから850ppmのレベルにあると判断される。
輝きの測定
最初の輝き評価は、回答者の感覚に広がりを持たせるよう、10名の参加者によって視覚的に行われる。各参加者は、表1に記載された通りのシャンプー1から4およびスタンダードシャンプーで処理されたときの、他よりも優れる、に従ってフィードバックを提供した。輝き評価は、次のような高い輝き評価から低い輝きまでが以下に述べられる:
シャンプー1(a)〜シャンプー1(b)〜シャンプー1(c)>シャンプー2〜スタンダードシャンプー>シャンプー3〜シャンプー4
Figure 2018526462
サロンテスト
結果を再度確認するため、本発明の実施例2のシリコーン流体エマルジョン(シャンプー1)について、以下の表3に表したようにスタンダードシャンプーに関連してサロンテストを実施した。
サロンテストは、ハーフヘッドサロン−シャンプーのみを実施することにより実施し、これにおいてターゲット群は、年齢層:18−35歳の女性である。サロンは、2つの異なる場所における3つの異なるサロンにおいて、回答者の感覚に良好な広がりを持たせるよう、サロンごとに14名の参加者(合計で84名の参加者)で実施された。各参加者は、プロトタイプシャンプーおよびスタンダードシャンプーで処理されたときの、他よりも優れる、に従ってフィードバックを提供した。
サロン試験に先立ち、参加者は一様に以下のスケジュールに従った:
−市販のシャンプーのレギュラー&カレントユーザー
−参加者は少なくとも週に3回洗髪する
サロンテストのフィードバックは、表3に取り込まれている。
Figure 2018526462
以下の評価試験は、輝きおよびすすぎ所要時間の信頼度パーセントが99.98%であることを示唆している。このように、改善された輝きと改善されたすすぎ利点を、乾燥時のコーミング力の低減および付着の増大とともに示すことは、それ故改善されたコンディショニング特性を示している。
実施例4:水中油ビッグブロッブエマルジョンの調製
エマルジョンは、ホモジナイゼーションにより20℃で調製される。まず、1.6グラムのトリデセス10でペーストを作る。そして次に32グラムのPEG−100ステアラートおよび150gの水を50℃で加熱することにより添加する。次にペーストを冷却し、384グラムの実施例1のシリコーン流体および8グラムの2−フェノキシエタノールとともにホモジナイズする。最後に、60gの水を添加して、pH7でD50粒径2.5ミクロンを有する65.6%活性の安定な水中油エマルジョンを得る。
実施例5:ビューティコンディショナー基剤の調製
表3のリスト1の全成分を55℃において、各成分をそれぞれ20分間攪拌しながら順次混合し、相が均一であることを確認する。次に表3のリスト2の成分を、冷却後に30℃において10分間混合する。次いで表3のリスト3の成分を30℃において15分間混合する。スタンダードコンディショナー組成物を調製するためには、本発明の実施例4の水中油ビッグブロッブエマルジョンを、同量の、標準的なコンディショナーを生成するINCI名ジメチコン/アミノシリコンエマルジョンのシリコン水中油エマルジョン組成物で置き換え、表3のビューティコンディショナー基剤の全成分は同じままである。
Figure 2018526462
評価試験
髪の房に対するシリコーンコンディショナーの手作業による評価
試験されるべき髪の房をとり、Pet−エーテル(60−80℃、沸騰域)中に2時間浸漬する。2時間後、洗浄溶媒をデカンテーションし、再び新鮮なPetエーテルを添加して、さらに2時間再度浸漬する。それらを開放空気中で乾燥させる。次に洗剤(毛髪100gm当たり2gmの洗剤を使用)で洗浄する。それらを再度開放空気中で乾燥させる。適用されるべきコンディショナーの半分(通常は全2gmのうち1gm)を取り、それを房の全長に沿って30秒間にわたり適用する。30秒間そのままにしておく。次にそれを適切に洗い落す。再びコンディショナー組成物の残りの部分を同様の方法で60秒間にわたり適用し、それを60秒間そのままにしておく。そして最後にそれを水で適切に洗い落す。
ウェット時の柔らかさの感触を調べ、支持するフィードバックをした参加者の人数として評価した。ウェット状態で完全に髪をほぐすためのストローク数を数え、支持するフィードバックをした参加者の人数を評価した。それを開放空気中で乾燥させる。
ドライ時の柔らかさの感触を調べ、それを、支持するフィードバックをした参加者の人数として評価された通りに評価する。ドライ条件で完全に髪をほぐすためのストローク数を数える。
毛髪の輝きの研究
ホステック(HOSTECH)からのGTIミニマッチャ(Minimatcher)により、毛髪の輝き特性を視覚的に研究すること。髪の房を処理してブースのビューイング面に置く。髪の房は、機械自体に内蔵された3つの照明条件−店舗の照明、白熱灯、および昼光、の下で観察される。14名のパネルが、評価のために形成された。最終的なランキングは、14名の個々のランキングの平均として理解される。
Figure 2018526462
このように表4から、輝きおよびコンディショニングの利点が、シリコーン流体エマルジョンを用いたコンディショナーを改善することがわかる。

Claims (12)

  1. 水中油エマルジョンであって:
    a)式(I):
    SiO(R SiO)(RSiO)(YRSiO)−SiR (I)
    [式中、Yは、式Z(RO)−の基であり、
    nおよびpは、0から10000までであり、かつmは、200から10000までであり、
    は、CからCまでのアルキル基から選択され、Rは、CからC18までのアルキル基であり、
    は、CからCまでのアルキレン基であり、
    は、CからCまでのアルキレン基であり、
    は、CからCまでのアルキル基、CからCまでのアルコキシ基、ヒドロキシル基から選択され、
    Zは、1から100個までの単糖単位またはその誘導体のグリコシド基である]
    のシリコーン流体と、
    b)1つ以上の非イオン性乳化剤を含む乳化剤の混合物と;および
    c)水と
    を含み、これにおいて、前記シリコーン流体が、25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度のものであり、かつ前記非イオン性乳化剤が、ポリアルキレングリコールのアルキルエーテル、およびポリアルキレングリコールのアルキルエステル、またはそれらの混合物から選択される、該水中油エマルジョン。
  2. 3マイクロメートル未満のD50粒径をもつ、請求項1に記載のエマルジョン。
  3. が、CからC18までのアルキル基である、請求項1に記載のエマルジョン。
  4. Zが、1から10個までの単糖単位またはその誘導体からなるグリコシド基である、請求項1に記載のエマルジョン。
  5. 前記乳化剤の混合物がさらに、1つ以上のカチオン性もしくはアニオン性乳化剤またはそれらの混合物を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のエマルジョン。
  6. 前記シリコーン流体が、1000重量ppm未満のヒドロキシル末端ジアルキルポリシロキサンもしくはメトキシ末端ジアルキルポリシロキサンまたはそれらの混合物を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のシリコーン流体。
  7. エマルジョンを含むパーソナルケア組成物であって、
    該エマルジョンが;
    a)25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度をもつ式Iのシリコーン流体と;
    b)非イオン性乳化剤の混合物と;および
    c)水と
    を含み、これにおいて、前記シリコーン流体が、25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度のものであり、かつ前記非イオン性乳化剤が、ポリアルキレングリコールのアルキルエーテル、およびポリアルキレングリコールのアルキルエステル、またはそれらの混合物から選択される、該パーソナルケア組成物。
  8. コンディショナー、またはシャンプー、ソープ、液浴、スキンケア製品の形態にある、請求項7に記載のパーソナルケア組成物。
  9. 3マイクロメートル未満のD50粒径をもつシリコーン水中油エマルジョンを調製する方法であって:
    25℃で40から100mPa.sまでの粘度のカプリリルジメチコンエトキシグルコシドを、25℃で40から100mPa.sまでの粘度のポリジメチルシロキサン、および25℃で5から50mPa.sまでの粘度のトリアルキル末端ポリジアルキルシロキサンを用いて、100から175℃の温度において転位して、25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度のシリコーン流体を得ること;
    前記シリコーン流体を、1つ以上の非イオン性乳化剤と水とを含む乳化剤の混合物を用いて乳化して、シリコーン水中油エマルジョンを得ることを含む、該方法。
  10. 前記乳化剤の混合物がさらに、1つ以上のカチオン性もしくはアニオン性乳化剤またはそれらの混合物を含む、請求項9に記載のプロセス。
  11. パーソナルケア組成物であって:
    式(I):
    SiO(R SiO)(RSiO)(YRSiO)−SiR (I)
    [式中、Yは、式Z(RO)−の基であり、
    nおよびpは、0から10000までの数であり、かつmは、200から10000までの数であり、
    は、CからCまでのアルキル基から選択され、Rは、CからC18までのアルキル基であり、
    は、CからCまでのアルキレン基であり、
    は、CからCまでのアルキレン基であり、
    は、CからCまでのアルキル基、CからCまでのアルコキシ基、ヒドロキシル基から選択され、
    Zは、1から100個までの単糖単位またはその誘導体のグリコシド基である]
    のシリコーン流体を含み、これにおいて、前記シリコーン流体が、25℃で少なくとも4500mPa.sの粘度のものであり、かつ前記非イオン性乳化剤が、ポリアルキレングリコールのアルキルエーテル、およびポリアルキレングリコールのアルキルエステル、またはそれらの混合物から選択される、該パーソナルケア組成物。
  12. さらに化粧品溶媒を含む、請求項11に記載のパーソナルケア組成物。
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