JP2018522733A - 入口混合要素、関連する静的ミキサ、及び、混合方法 - Google Patents

入口混合要素、関連する静的ミキサ、及び、混合方法 Download PDF

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Abstract

入口混合要素が、第1及び第2の未混合成分を有して入ってくる流体の流れを混合するために提供され、流れ方向に対して垂直な横断面を規定するように配置される。当該入口混合要素は、前記入ってくる流体の流れの前記流れ方向と整列されるように構成された中央軸と、前記中央軸に平行に延在する入口分割壁と、を備え、前記入口分解壁は、前記入ってくる流体の流れを、第1流体流れ部と第2流体流れ部とに分割するように位置決めされており、前記第1流体流れ部及び前記第2流体流れ部の各々は、ある量の前記第1成分とある量の前記第2成分とを含んでいる。前記入口分割壁は、前記入ってくる流体の流れを、前記入ってくる流体の流れの横断面に対して前記中央軸回りに当該入口混合要素がどの回転向きであっても、前記第1及び第2流体流れ部に分割するように構成されている。関連する静的ミキサ、及び、混合方法もまた、提供される。

Description

本出願は、2015年8月7日出願の米国特許仮出願第62/202,554、及び、2016年3月10日出願の米国特許出願第15/066,319、の優先権を主張するものである。これらの出願は、その全体の内容が、当該参照によって本明細書に組み込まれる(incorporated by reference)。
本発明は、全体として、流体ディスペンサに関している。特には、複数成分の流体の流れを混合する静的ミキサ及び方法に関している。
様々なタイプの静的ミキサが、例えば並列流体カートリッジのような複数の流体カートリッジや、同様のディスペンシング装置から受容される流体の流れの複数成分を混合するために、存在している。一般に、従来のミキサは、流体の流れの複数成分を連続的に分割し、当該複数成分を重畳態様で再融合(recombining)させることで、当該複数成分を混合している。この混合は、交互の幾何形状を有する一連の混合要素(「混合バッフル」とも呼ばれる)を含む混合要素構造に沿って、複数の流体成分を差し向けることによって、達成される。このような分割及び再融合は、複数の流体成分の交互の層を生成する。この態様により、複数の流体成分の流れは、徐々に薄くなりながら拡散され、ミキサ出口において、当該複数の流体成分の全体に均一の混合物を生成する。このようなミキサは、全体として、入ってくる流体成分の塊(mass)の主要部分を混合する上で有効であるが、しばしば、ストリーキング現象に曝される。その場合、両流体成分のうちの一方のストリーク(筋)が、ミキサ出口において押し出される最終混合物内において全く混合されないで残される。
ミキサの入口端に配置された混合要素は、一般的に、入口混合要素や初期混合要素と呼ばれる。それは、静的ミキサに差し向けられて入ってくる流体の流れの最初の分割をもたらす。ストリーキングを緩和するのに十分な初期混合の程度を提供する上での、従来の入口混合要素の有効性は、入ってくる流体の流れの横断面に対しての当該入口混合要素の適切な回転方向の配置(整列)に依存する。例えば、図1Aは、従来の混合部1と、流体成分3を含んで(他の成分は図示されていない)入ってくる流体の流れの横断面に対して最適でない回転向きに位置決めされたその入口混合要素2と、を示している。図1Aに図示されるように、流体成分3は、入口混合要素2によって完全には分割されないで、ミキサ出口において押し出される混合物内における流体成分3の不所望のストリーキング(筋)に帰結する。比較のため、図1Bが、混合部1と、入ってくる流体の流れの横断面に対して最適な回転向きに位置決めされたその入口混合要素2と、を示している。これによれば、流体成分3は、少なくとも第1部分及び第2部分に分割されて、押し出される混合物内のストリーキングが実質的に回避される。
多くの静的ミキサにおいて、ミキサ導管が、当該ミキサを流体カートリッジないし同様のディスペンシング装置に螺合するための一体形成されたナットを含んでいる。ミキサがカートリッジ上に螺合される時、混合部は、しばしば、カートリッジに対してミキサ導管と共に回転する。従って、カートリッジの流体出口に対する混合部の最終的な回転向きは、混合されるべき流体の流れの横断面に対して、ユーザがカートリッジ上でミキサを締め付ける程度に依存する。異なるユーザが、あるいは、同じユーザであっても、特定のミキサを締め付ける時に、一定でない最終的な回転向きに当該ミキサを回転させてしまう。結果として、不所望なことに、入口混合要素の混合性能は、ユーザ毎に有意に異なり得るし、同じユーザでも使用の度毎に異なり得る。
従って、公知の入口混合要素及び静的ミキサのこれら及び他の欠点に対処するような、公知の入口混合要素及び対応する静的ミキサに対する改良のニーズが存在する。
本発明の例示的な一実施形態において、入口混合要素が、第1及び第2の未混合成分を有して入ってくる流体の流れを混合するために設けられ、前記入ってくる流体の流れの流れ方向に対して垂直な横断面を規定するように配置されるようになっている。当該入口混合要素は、前記入ってくる流体の流れの前記流れ方向と整列されるように構成された中央軸と、前記中央軸に平行に延在する入口分割壁と、を備える。前記入口分解壁は、前記入ってくる流体の流れを、第1流体流れ部と第2流体流れ部とに分割するように位置決めされる。前記第1流体流れ部及び前記第2流体流れ部の各々は、ある量の前記第1成分と、ある量の前記第2成分と、を含む。有利なことに、前記入口分割壁は、前記入ってくる流体の流れを、前記入ってくる流体の流れの横断面に対して前記中央軸回りに当該入口混合要素がどの回転向きであっても、前記第1及び第2流体流れ部に分割するように構成されている。
本発明の例示的な別の一実施形態において、方法が、ミキサ導管と、入口混合要素及び当該入口混合要素の下流に配置された複数の混合バッフルを有する混合部と、を有する静的ミキサを用いて、流体の流れの第1及び第2成分を混合するために提供される。本方法は、第1及び第2成分を有する流体の流れを前記ミキサ導管の入口端に導入する工程であって、前記第1及び第2成分は、前記流体の流れの流れ方向に対して垂直な横断面を規定するように配置されている、という工程を備えている。本方法は、更に、前記流体の流れを前記入口混合要素と接触するように強いる工程を備えている。より具体的には、前記流体の流れが、入口分割壁によって、第1流体流れ部と第2流体流れ部とに分割され、前記第1流体流れ部及び前記第2流体流れ部の各々はある量の前記第1成分とある量の前記第2成分とを含んでいる。続いて、前記第1流体流れ部と前記第2流体流れ部とが再融合されて、前記第1及び第2成分の混合物を形成する。当該混合物は、前記混合バッフルによって更に混合されるように、前記入口混合要素の下流側に差し向けられる。有利なことに、前記入口混合要素は、前記流体の流れを、当該流体の流れの横断面に対して前記中央軸回りに当該入口混合要素がどの回転向きであっても、前記第1及び第2流体流れ部に分割するように構成されている。
本発明の様々な付加的な特徴及び利点が、添付の図面と関連して1または複数の例示的な実施形態の以下の詳細な説明を参酌することで、当業者にはより明らかとなるであろう。
図1Aは、従来の静的ミキサの混合部の前方斜視図である。入ってくる流体の流れに対して、最適でない回転向きで示されており、流体の流れの一成分のストリーキングに帰結する。
図1Bは、図1Aと類似の前方斜視図である。入ってくる流体の流れに対して、最適な回転向きで示されており、ストリーキングのリスクを低減する。
図2は、本発明の例示的な実施形態による、入口混合要素を有する混合部を含む静的ミキサの前方斜視図である。
図3は、図2の混合部の前方斜視図である。
図4は、図3の混合部の側面図である。
図5は、図3の混合部の平面図である。
図6は、図3の混合部の正面図である。入口混合要素の更なる詳細を図示している。
図7は、図2の入口混合要素の前方斜視図である。
図8は、図2の入口混合要素の後方斜視図である。
図9Aは、流れの図3の9A−9A線断面図である。
図9Bは、流れの図3の9B−9B線断面図である。
図9Cは、流れの図3の9C−9C線断面図である。
図9Dは、流れの図3の9D−9D線断面図である。
図10は、本発明の他の例示的な実施形態による、入口混合要素を有する混合部の前方斜視図である。
図11は、図10の入口混合要素の前方斜視図である。
図12は、図10の入口混合要素の後方斜視図である。
図13は、図10の入口混合要素の正面図である。
図14は、図10の入口混合要素の背面図である。
図15Aは、図10の入口混合要素の正面図である。1:1の成分体積比を有して入ってくる2成分流体の流れに対して、第1の回転向きで示されている。第1成分がシェーディングで示されている。
図15Bは、図15Aと同様の正面図である。入ってくる流体の流れに対して、第2の回転向きで入口混合要素を示している。
図15Cは、図10の入口混合要素の正面図である。10:1の成分体積比を有して入ってくる2成分流体の流れに対して、第1の回転向きで示されている。第1成分がシェーディングで示されている。
図15Dは、図15Cと同様の正面図である。入ってくる流体の流れに対して、第2の回転向きで入口混合要素を示している。
図15Eは、図15Dと同様の正面図である。入ってくる流体の流れに対して、第3の回転向きで入口混合要素を示している。
図15Fは、図15Eと同様の正面図である。入ってくる流体の流れに対して、第4の回転向きで入口混合要素を示している。
図16は、本発明の他の例示的な実施形態による、入口混合要素を有する混合部の前方斜視図である。
図17は、図16の入口混合要素の前方斜視図である。
図18は、図16の入口混合要素の正面図である。
図19は、図16の入口混合要素の背面図である。
図20は、図16の入口混合要素の平面図である。
図21は、図16の入口混合要素の側面図である。
図22Aは、図16の入口混合要素の正面図である。1:1の成分体積比を有して入ってくる2成分流体の流れに対して、第1の回転向きで示されている。第1成分がシェーディングで示されている。
図22Bは、図22Aと同様の正面図である。入ってくる流体の流れに対して、第2の回転向きで入口混合要素を示している。
図22Cは、図16の入口混合要素の正面図である。10:1の成分体積比を有して入ってくる2成分流体の流れに対して、第1の回転向きで示されている。第1成分がシェーディングで示されている。
図22Dは、図22Cと同様の正面図である。入ってくる流体の流れに対して、第2の回転向きで入口混合要素を示している。
図22Eは、図22Dと同様の正面図である。入ってくる流体の流れに対して、第3の回転向きで入口混合要素を示している。
図22Fは、図22Eと同様の正面図である。入ってくる流体の流れに対して、第4の回転向きで入口混合要素を示している。
図23は、本発明の他の例示的な実施形態による、入口混合要素を有する混合部の部分前方斜視図である。
図24は、図23の入口混合要素の正面図である。
図2及び図3を参照して、本発明の例示的な一実施形態の静的ミキサ10が図示されている。静的ミキサ10は、当該静的ミキサ10の長さに沿って、入ってくる流体の流れFの複数の成分を様々な態様で分割し、移動させ、再融合させるための、一連の混合要素(ないし「バッフル」)を有する混合部12を含んでいる。これらの様々な混合要素は、協働して、流体の流れFの複数の成分を完全に混合するように機能して、ミキサ10の出口20において押し出される流体混合物内の混合されていない流体成分のストリーク(筋)を最小化する。
静的ミキサ10は、混合部12が受容される外側導管14を含んでいる。外側導管14は、共に混合されるべき少なくとも2つの流体成分を含む、カートリッジ、カートリッジシステムまたは計測システム(いずれも不図示)に取り付けられるよう構成された入口端ソケット16を規定(画成)する。例えば、入口端ソケット16は、ノードソンコーポレーションによって入手可能とされている、2成分カートリッジシステムのいずれかに接続され得る。導管14は、混合部12を受容するように成形された本体部18と、当該本体部18から延在するノズル出口20と、を有している。本体部18と混合部12とは、実質的に正方形の断面輪郭を有するものとして図示されているが、様々な代替的な断面形状、例えば円形や全体に丸められた形状等、をも好適であり得ることを、当業者は理解するであろう。
混合部12の一連の混合要素は、入口端ソケット16に隣接配置されて静的ミキサ10内に差し向けられて入ってくる流体の流れFと接触する、入口混合要素22で始まる。入ってくる流体の流れFの複数の混合されていない成分が、例えば図9Aに図示されるように、流体の流れの流れ方向に垂直な横断面を規定するように、配置される。有利なことに、入口混合要素22が、流体の流れFの横断面に対する当該入口混合要素22の中心軸回りの当該入口混合要素22の回転向きに拘わらず、幾つかの初期分割と、流体の流れFの複数の成分の各々の混合と、を保証する。
混合要素12は、更に、入口混合要素22の下流に配置された一連の混合バッフル24を含んでいる。それは、交互の左手バージョン及び右手バージョン(それぞれ、符号24L、24R)の形態で示されている。ダブルくさび混合バッフル24の各々が、当該混合バッフルの先端縁において流体の流れを分割し、その後、流体を移動させ、あるいは、部分的な回転により時計回り方向または反時計回り方向に流体を回転させ、混合バッフル24の後端縁にて流体の流れを拡張させて再融合させる、というように機能する。
混合部12は、例えば一連の混合要素内のいくつかのダブルくさび混合バッフル24の各組の後に配置された、1または複数の流れシフタ要素26を更に含み得る。流れシフタ要素26は、導管14の一側から導管14の他側へと、流体の流れの少なくとも一部を移動させるように構成されている。これにより、異なるタイプの流体の動きをもたらし、ダブルくさび混合バッフル24と対照的な混合をもたらす。
図3乃至図6は、静的ミキサ10の残部から分離された、例示的な混合部12の一部を図示している。当該混合部12を規定(画成)する一連の混合要素及び混合バッフル22、24、26は、互いに一体的にモールド成形されて、混合部12の第1及び第2側壁28、30を規定(画成)している。第1及び第2側壁28、30は、少なくとも部分的に、混合部12の対向側を境界付けており、第1及び第2側壁28、30の間に延在する混合部12の他の側部(両側部)は、大きく開放された状態であるか、あるいは、導管14の関連する内面32に露出された状態である(当該内面の一部が、図2においては切除されて不図示となっている)。混合要素24、26の全体の量(数量)は、ミキサ10の異なる実施形態において異なり得る。更に、静的ミキサ10は、入口混合要素22が実装される例示的なミキサの単なる一例に過ぎない。
図6乃至図8を参照して、入口混合要素22の特徴が、より詳細に図示されている。入口混合要素22は、有利なことに、入ってくる流体の流れFの横断面に対する静的ミキサ10の中心軸回りの入口混合要素22のあらゆる回転向きにおいて、入ってくる流体の流れFの第1及び第2流体成分の各々の初期分割と混合とをもたらす。換言すれば、当該入口混合要素22は、静的ミキサ10が、そこから流体の流れFが差し向けられる流体カートリッジ(不図示)または同様のディスペンシング装置に螺合される程度に拘わらず、初期分割と混合とをもたらす上で効果的である。
以下に更に詳述されるように、入口混合要素22は、流体の流れFを分割して少なくとも第1及び第2の流体流れ部とすることによって、入ってくる流体の流れFを混合する。各流体流れ部は、入ってくる流体の流れFの未混合のある量の第1及び第2成分を含んでいる。入口混合要素22は、その後、当該第1及び第2の流体流れ部を再融合させて、当該混合物を、例えば混合バッフル24及び流れシフタ要素26のような更なる混合要素によって更に混合されるように、下流側へと差し向ける。この態様により、入ってくる流体の流れFの最初に混合されていない成分が、ミキサの出口に到達するまでには、均一な混合物を形成するべく、十分に混合され、押し出される混合物内の流体成分の一方または両方の不所望のストリーキング(筋)が、実質的に防止される。
以下で用いられる方向に関する用語、例えば「鉛直」「水平」「左」「右」「頂部」「底部」「上方」、「下方」、「上向き」、「下向き」及び同様の用語は、図面に示された例示的な実施形態の要素との関係で用いられ、単なる説明を目的として、図面に示された当該要素の例示的な向きに言及するものである。更に、図示された実施形態は、本発明の範囲内に含まれる様々な代替的な向きに、方向付けられ得る。従って、ここで用いられる方向に関する用語には、いずれかの特定の向きの実施形態に本発明の範囲を限定する意図はない。
図6乃至図8に最も良く示されているように、入口混合要素22は、略水平方向に延在する入口分割壁34を含んでおり、当該入口分割壁34は、入ってくる流体の流れFに直面する先端縁36と、後端縁38と、平坦上方面40と、対向する平坦下方面(不図示)と、を含んでいる。先端縁36は、上方面40から角度を伴って下方に延在する左前方傾斜面42と、底部面から角度を伴って上方に延在する右前方傾斜面44と、によって規定されている。後端縁38は、以下により詳細に説明される第1及び第2フック部46、48によって規定されている。
入口混合要素22は、更に、入口分割壁34及びミキサ10の長手方向軸を略横切って鉛直方向に延在する平坦前方面52を規定する平坦前方パネル50を含んでいる。当該前方パネル50は、入口混合要素22の右上象限内に主に延在する上前方パネル部54と、入口混合要素22の左下象限内に主に延在する一体成形された下前方パネル部56と、を含んでいる。上前方パネル部54は、入口混合要素22の頂部58と右側60とを規定し、下前方パネル部56は、入口混合要素22の底部62と左側64とを規定している。
上前方パネル部54及び下前方パネル部56は、同様の構成で形成されており、各々が、本体部66と、そこから延在する脚部68と、を含んでいる。上前方パネル部54の脚部68は、右下象限内に下向きに延在しており、下前方パネル部56の脚部68は、左上象限内に上向きに延在している。脚部68の各々は、入口混合要素22の左右側60、64のそれぞれから外方へ突出する楔部70を含んでいる。図6に示されるように、楔部70は、入口混合要素22の下流側に位置付けられた混合バッフル24の両側を超えて外方に突出している。
上流体ゲート72が、平坦前方パネル50の左上象限内において、上前方パネル部54の本体部66と下前方パネル部56の脚部68との間に規定されている。下流体ゲート74が、右下象限内において、下前方パネル部56の本体部66と上前方パネル部54の脚部68との間に規定されている。
図6において最も良く示されているように、混合要素22の平坦前方パネル50は、頂部58と底部62との間の特定の距離によって規定される高さHで形成されている。更に、平坦前方パネル50は、右側60と左側64との間の特定の距離によって規定される幅Wで形成されている。図示のように、入口混合要素22は、その高さHがその幅Wよりも小さい、というように形成され得て、それにより、正方形でない矩形形状を有する仮想的な外側周縁を規定している。更に、幅Wは、少なくとも直ぐ下流の混合バッフル24の対応する幅に略等しい場合がある。更に、高さHは、少なくとも直ぐ下流の混合バッフル24の対応する高さに略等しい場合がある。当該高さの差が、入口混合要素22の頂部58を横方向に渡って延在して、上流体ゲート72に対して横方向に開口する上流体スロット76と、入口混合要素22の底部62を横方向に渡って延在して、下流体ゲート74に対して横方向に開口する下流体スロット78と、を規定する。
入口混合要素22は、様々な代替的な互いに対する関係を有する高さH及び幅Wで形成され得て、直ぐ下流の混合バッフル24の対応する高さ及び幅は、図示されて説明される上流体スロット76及び下流体スロット78に類似する第1及び第2流体スロットを規定するのに好適であり得る。
図8において最も良く示されているように、上前方パネル部54の下流側が、入口分割壁34の上面40から鉛直上向きに延在する上偏向面80を規定する。同様に、下前方パネル部56の下流側が、入口分割壁34の下面から鉛直下向きに延在する下偏向面82を規定する。偏向面80、82の各々は、流体の流れに対して異なる角度に向けられた第1及び第2平坦面84、86を含んでいる。第2平坦面86は、第1平坦面84よりも、流体の流れに対してより鋭い角度に向けられている。
例示的な入口混合要素22の構造的な特徴が説明されたが、ここから、静的ミキサ10内に向けられて入ってくる2成分の流れFに対して入口混合要素22によって与えられる方向運動が説明される。
流体の流れFが導管14の入口16を通って静的ミキサ10内に導入される時、当該流体の流れFは、入口混合要素22の平坦前方面52に接触する。流体の流れFは、その時、入口分割壁34の先端縁36によって水平方向に分割され、且つ、前方パネル部の本体部66の内側縁によって鉛直方向に分割され、上方流体流れ部と下方流体流れ部とに分割される。その各々が、元の入ってくる流体の流れFの複数の成分の各々のある量を含んでいる。例えば、上流体流れ部は、流体流れFの第1成分の第1量と、流体流れFの第2成分の第1量と、を含み得る。一方、下流体流れ部は、第1成分の第2量と、第2成分の第2量と、を含み得る。従って、入ってくる流体の流れFの複数の成分の各々が、入口混合要素22によって分割される。前述のように、入口混合要素22の特有の構造形態が、入ってくる流体の流れFの横断面に対する混合部12及びその入口混合要素22の回転向きに拘わらず、入ってくる流体の流れの複数の成分の同様の分割を可能にする。
上流体流れ部は、上流体ゲート72と上流体スロット76とを通るように、圧縮されて方向付けられる。一方、下流体流れ部は、下流体ゲート74と下流体スロット78とを通るように、圧縮されて方向付けられる。上流体ゲート72を通過しながら、上流体流れ部は、入口分割壁34の上面40を渡るように流れて、横方向に広がって上偏向面80と接触する。同様に、下流体ゲート74を通過しながら、下流体流れ部は、入口分割壁34の下面を渡るように流れて、横方向に広がって下偏向面82と接触する。
横方向に広がった後、上流体流れ部及び下流体流れ部は、入口分割壁34の後端縁38に向かって前進する。第1フック部46が、下流体流れ部を上向きに案内し、第2フック部48が、上流体流れ部を下向きに案内して、上流体流れ部及び下流体流れ部を再融合させる。再融合された流体流れは、その後、更なる混合のために混合バッフル24に向けて下流側に進む。
有利には、入口混合要素22によって規定された上流体スロット76及び下流体スロット78が、下流側に配置された混合バッフル24の先端縁上に形成された上分割フック部88及び下分割フック部90、あるいは同様の流体分割要素、への流体流れの露出(衝突)を増大させる。これは、図3及び図6に最も良く示されている。より具体的には、上流体スロット76は、上流体流れ部と整列されており、当該上流体流れ部を上フック部88の外側先端に向けて案内する。下流体スロット78は、下流体流れ部と整列されており、当該下流体流れ部を下フック部90の外側先端に向けて案内する。このような下流の混合バッフル24のフック部88、90への上及び下流体流れ部の直接的な露出が、入口混合要素22の下流における第1及び第2流体成分の高められた混合を可能にし、これによって、前述された不所望のストリーキング(筋)効果を低減する。
前述の全体の流れの説明の図示として、図9A乃至図9Dは、概略的に、静的ミキサ10の混合部12を通って案内される流体流れのサンプルについて取られた一連の流れ横断面を図示している。これらの流れの横断面は、流体流れの流れ方向を略横断するように取られている。当該流体流れのサンプルは、第1及び第2流体成分A、Bの1:1の体積比を有している。流れ横断面が取られた混合部12に沿った特定の位置は、図3に示されている。当該目的のため、図9A及び図9Bは、入口混合要素22に沿った位置に対応する流れ断面を図示しており、図9C及び図9Dは、入口混合要素22の下流に配置された混合バッフル24に沿った位置に対応する流れ断面を図示している。
図9Aに図示されているように、また、図3において仮想線で示されているように、入ってくる流体の流れの2つの流体成分A,Bは、それらが入口混合要素22の前方パネル50に近づいてくる時、未混合である。図9Bは、入口分割壁34及び平坦前方パネル50によって上及び下流体流れ部に分割された後、上及び下流体ゲート72、74及び上及び下流体スロット76、78を通過している流体流れを図示している。特に、成分Aは、上流体ゲート72及び下流体スロット78を通過するように分割され、一方、成分Bは、下流体ゲート74及び上流体スロット76を通過するように分割されている。従って、流体流れの成分A、Bの各々が、入口混合要素22によって、上及び下流れ部に分割されている。
図面内に示された2つの流体成分A、Bに対する混合部12の例示的な回転向きに基づいて、当該成分A、Bによって規定される横断面に対する混合部12の回転向きに拘わらず、入口混合要素22が複数の成分A、Bの各々を少なくとも第1部及び第2部に分割する上で効果的であることが、当業者には明らかである。更に、図9A乃至図9Dの流体流れのサンプルは、成分Aの成分Bに対する1:1の体積比を有するものとして示されているが、入口混合要素22を含む混合部12は、例えば1:1:から10:1まで(10:1を含む)の第1成分と第2成分との様々な代替的な体積比を有する流体流れを、同様に混合する、ということが当業者には明らかである。同様のことは、本明細書で説明される別の実施形態でも理解される。
最初に混合された流体流れが入口混合要素22から下流に進む時、それは、混合バッフル24によって更に混合されて、例えば図9C及び図9Dに示されるように、流体流れ部内の成分A、Bの層の量(数)を次第に増大させ、同時に、各層の厚みを次第に低減させる。この態様で、2つの流体成分A、Bは、混合されていない流体成分のストリーク(筋)無しで静的ミキサ10から押し出されるべき略均一の混合物を形成するように、共に混合される。
本発明の例示的な代替的な実施形態による付加的な混合要素が、図10乃至図24との関連で、以下に説明される。入口混合要素22に類似して、例示的な代替的な混合要素の各々は、入ってくる流体の流れの横断面に対する入口混合要素の当該混合部の中心軸回りの回転向きに拘わらず、入ってくる流体の流れの複数の成分の各々の初期分割及び混合を保証する。より具体的には、流れの横断面に対する入口混合要素の回転向きに拘わらず、入口混合要素の入口分割壁が、入ってくる流体の流れを内側流体流れ部と当該内側流体流れ部を取り囲む外側流体流れ部とに分割する。内側及び外側流体流れ部の各々は、入ってくる流体の流れの第1流体成分のある量と、入ってくる流体の流れの第2流体成分のある量と、を含んでいる。
図10乃至図14を参照して、本発明の他の例示的な実施形態による入口混合要素102を有する混合部100が図示されている。入口混合要素102は、混合部100の軸方向に沿って延在する入口分割壁104を含んでおり、入ってくる流体の流れFを、周方向に、内側流体流れ部と当該内側流体流れ部を取り囲む外側流体流れ部とに分割するようになっている。
入口分割壁104は、それを通って内側流体流れ部が案内される開口106を規定する。入口分割壁104は、閉じた断面形状を有する開口106を規定するように形成され得る。従って、入口分割壁104が、内側流体流れ部を完全に取り囲み、当該内側流体流れ部を外側流体流れ部から完全に分離する。図10乃至図14に図示されるように、入口分割壁104は、概ね逆D字状を有する断面で形成され得て、同様の形状で開口106を提供する。図10及び図13に最も良く示されているように、入口分割壁104は、混合部100の入口端から延在し得て、開口106の中心は、混合部100の中心軸及び入口混合要素102の対応する軸心から横方向にオフセットされている。
入口分割壁104は、入口混合要素の後壁108から軸方向外側に突出している。後壁108は、下流の混合バッフル24と一体形成されているか、あるいは、それと結合されている。後壁108は、主に、入口混合要素102の左半分に形成されており、入口分割壁104から径方向外側に延在して、入口混合要素102の左側110、頂部112及び底部114を規定している。入口分割壁104は、入口混合要素102の右側116を規定している。後壁108は、入口混合要素102の左側110から軸心に向けて横方向内側に延在する平坦部118と、当該平坦部118から下流方向に延在する曲面部120と、を含んでいる。後壁108の平坦部108及び曲面部120は、外側流体流れ部を下流方向に偏向させるように位置決めされている。
内側偏向壁122が、入口分割壁104の上側、下側及び右側の各部に結合していて、これら分割壁104の各部との結合部において丸められ得て、内側流体流れ部を、後壁108を通って延在する内側通路124へと漏斗状に案内し得る。内側偏向壁122と入口分割壁104の内面とは、同様に概ね逆D字状に内側通路124を形成するよう、成形され得る。
使用時、図11乃至図14を主に参照して、第1流体成分及び第2流体成分を有して入ってくる流体の流れが、入口混合要素102に向けて案内され、入口分割壁104によって内側流体流れ部と当該内側流体流れ部を取り囲む外側流体流れ部とに分割される。より具体的には、入ってくる流体の流れは、内側流体流れ部及び外側流体流れ部の各々が第1流体成分のある量と第2流体成分のある量とを含む、というように分割される。
内側流体流れ部は、入口分割壁104の開口106を通って内側通路124に向かって流れる。内側流体流れ部の一部は、内側偏向壁122に接触し得て、その内側曲率が、内側流体流れ部を、内側通路124に向けてそれを通るように、漏斗状に案内する。同時に、外側流体流れ部は、入口分割壁104の外側を流れて(通過して)、内側流体流れ部を取り囲む。外側流体流れ部の一部は、後壁108の平坦部118及び曲面部120に接触し得て、それが、外側流体流れ部を、混合部100の中心軸に向けて内方へ、及び下流へ、偏向させる。図12及び図14に示されるように、入口混合要素102の下流側で、更なる混合のために下流の混合バッフル24へと移動する前に、内側流体流れ部及び外側流体流れ部が再融合される。
図15A及び図15Bを参照して、入口混合要素102は、それぞれ、入ってくる流体の流れの横断面に対して、第1及び第2の例示的な回転向きで示されている。流体の流れは、第1流体成分及び第2流体成分の1:1の成分体積比を有するものとして示されており、第1成分(符号A)がシェーディングで示されている。第2流体成分は、第1流体成分によって占められていない流れ断面の少なくとも主要部を占め得る(例えば、図9A参照)。図15A及び図15Bに示されるように、流れ横断面に対する入口混合要素102の回転向きに拘わらず、入口分割壁104は、第1流体成分及び第2流体成分の各々を、内側流体流れ部及び外側流体流れ部に分割する。
図15C乃至図15Fを参照して、入口混合要素102は、それぞれ、入ってくる流体の流れの横断面に対して、4つの例示的な回転向きで示されている。流体の流れは、第1流体成分及び第2流体成分の10:1の成分体積比を有するものとして示されており、第1成分(符号A)がシェーディングで示されている。またしても、流れ横断面に対する入口混合要素102の回転向きに拘わらず、入口分割壁104は、第1流体成分及び第2流体成分の各々を、内側流体流れ部及び外側流体流れ部に分割する。
図16乃至図21を参照して、本発明の他の例示的な実施形態による入口混合要素132を有する混合部130が図示されている。図10乃至図15Fの入口混合要素102と同様に、入口混合要素132は、混合部130の軸方向に沿って延在する入口分割壁134を含んでおり、入ってくる流体の流れFを、周方向に、内側流体流れ部と当該内側流体流れ部を取り囲む外側流体流れ部とに分割するようになっている。
図17及び図18に最も良く示されているように、入口分割壁134は、略環状であって、後壁構造136から軸方向外側に突出している。入口分割壁134は、略環状の外側分割壁部138と、当該外側分割壁部138の径方向内側に位置決めされてそれによって取り囲まれた略環状の内側分割壁部140と、を含んでいる。内側分割壁部140は、図18及び図19に最も良く示されているように、後壁構造136から延在する水平分割パネル144及び鉛直分割パネル146に向けて流体を差し向ける円形の中央開口142を規定している。鉛直分割パネル146は、当該鉛直分割パネル145の先端部を規定するように上流方向に鋭角に延在する上及び下フック部148、150を含んでいる。ある実施形態では、鉛直分割パネル146及びそのフック部148、150は、図16に示されるように、下流の混合バッフル24と一体成形され得る。
上流体ゲート152が、後壁構造136及び入口分割壁134の左上象限を通って径方向内側に延在し、中央開口142に開口している。同様に、下流体ゲート154が、後壁構造136及び入口分割壁134の右上象限を通って径方向内側に延在し、中央開口142に開口している。上流体ゲート152及び下流体ゲート154の各々が、当該流体ゲート152、154が中央開口142に近づく時、幅においてテーパ状であり得る。結果的に、上流体ゲート152及び下流体ゲート154は、後壁構造136及び入口分割壁134を、左部156と右部158とに分割する。それらは、図18乃至図120に示されるように、入口混合要素132の下流側において、水平分割パネル144及び鉛直分割パネル146によって共に結合されている。
図17及び図18に最も良く示されているように、後壁構造136は、外側流体流れ部に時計回りの回転を与えるように、成形されており、入口分割壁134は、内側流体流れ部の外側部に反時計回りの回転を与えるように、成形されている。より具体的には、後壁構造136は、入口混合要素132の左部156上に形成された第1外側バッフル160と、入口混合要素132の右部158上に形成された第2外側バッフル162と、を含んでいる。外側バッフル160、162は、各々、図18の方向矢印で示されているように、時計回りの回転方向に外側流体流れを偏向させるように傾斜されている。
入口分割壁134は、入口混合要素132の左部156において、内側分割壁部149と外側分割壁部138との間で環状に延在する第1内側バッフル164を伴って形成されている。第2内側バッフル166が、入口混合要素132の右部158において、内側分割壁部149と外側分割壁部138との間で環状に延在している。内側バッフル164、166は、各々、図18の方向矢印で示されているように、反時計回りの回転方向に内側流体流れの外側部を偏向させるように傾斜されている。前述のように、内側流体流れ部の最内側部は、それが入口混合要素132の下流側で水平分割パネル144及び鉛直分割パネル146に接触するまで、内側分割壁部140によって規定された中央開口142を妨害されないで通過する。
図20及び図21は、それぞれ、入口混合要素132の平面図及び右側側面図であり、前述された入口分割壁134及び後壁構造136の更なる構造的詳細を図示している。例えば、図20に示されるように、鉛直分割パネル146の先端縁は、上及び下フック部148、150によって規定されているが、水平分割パネル144の先端縁の下流に位置決めされ得る。
使用時、図17乃至図19を主に参照して、第1流体成分及び第2流体成分を有して入ってくる流体の流れが、入口混合要素132に向けて案内される。当該入ってくる流体の流れは、外側分割壁部138によって、当該外側分割壁部138の径方向内側を通過する内側流体流れ部と、当該内側流体流れ部を取り囲んで外側分割壁部138の径方向外側を通過する外側流体流れ部と、に分割される。内側流体流れ部及び外側流体流れ部の各々は、第1流体成分のある量と第2流体成分のある量とを含む。
内側分割壁部140は、更に、内側流体流れ部を、内側分割壁部140及び外側分割壁部138の間を通過する外側部と、内側分割壁部140の径方向内側を通過して中央開口を通過する最内側部と、に分割する。外側部は、その後、第1及び第2内側バッフル164、166によって反時計回りの回転方向に偏向される。より具体的には、第1内側バッフル164が、外側部の対応する部分を、下流体ゲート154に向けてそれを通るように差し向けて、第2内側バッフル166が、外側部の対応する部分を、上流体ゲート152に向けてそれを通るように差し向ける。同様に、内側流体流れ部の最内側部は、妨害されないで中央開口142を通過して、水平及び鉛直分割パネル144、146から上流の位置で、外側部と、少なくとも部分的に再融合され得る。
流体流れの内側流体流れ部は、全体として前述のように案内されるが、外側流体流れ部は、第1及び第2外側バッフル160、162によって時計回り方向に偏向される。より具体的には、第1外側バッフル160が、外側流体流れ部の対応する部分を、上流体ゲート152に向けてそれを通るように差し向けて、第2外側バッフル162が、外側流体流れ部の対応する部分を、下流体ゲート154に向けてそれを通るように差し向ける。結果として、外側流体流れ部は、水平及び鉛直分割パネル144、146から上流の位置で、少なくとも内側流体流れ部の外側部と、少なくとも部分的に再融合され得る。
入口混合要素132は、外側流体流れ部に時計回りの回転を与え、内側流体流れ部に反時計回りの回転を与えるように、図示されて説明されているが、内側及び外側バッフル160、162、164、166は、様々な代替的な回転効果を流体流れ部に与えるように成形され得る。
内側及び外側流体流れ部が上及び下流体ゲート152、154を通って中央開口142を通って下流に案内される時、少なくとも内側流体流れ部の最内側部が、更に、水平分割パネル144によって上部及び下部に分割され得る。当該上部は、更に、鉛直分割パネル146の上フック部148によって鉛直方向に分割され得て、当該下部は、更に、鉛直分割パネル146の下フック部150によって鉛直方向に分割され得る。入口混合要素132から下流に流れる様々な流体流れ部の混合物が、その後、混合部130の混合バッフル24によって更に混合される。
図22A及び図22Bを参照して、入口混合要素132は、それぞれ、入ってくる流体の流れの横断面に対して、第1及び第2の例示的な回転向きで示されている。流体の流れは、第1流体成分及び第2流体成分の1:1の成分体積比を有するものとして示されており、第1成分(符号A)がシェーディングで示されている。第2流体成分は、第1流体成分によって占められていない流れ断面の少なくとも主要部を占め得る(例えば、図9A参照)。図22及び図22Bに示されるように、流れ横断面に対する入口混合要素132の回転向きに拘わらず、外側分割壁部138は、前述のように、第1流体成分及び第2流体成分の各々を、内側流体流れ部及び外側流体流れ部に分割する。
図22C乃至図22Fを参照して、入口混合要素132は、それぞれ、入ってくる流体の流れの横断面に対して、4つの例示的な回転向きで示されている。流体の流れは、第1流体成分及び第2流体成分の10:1の成分体積比を有するものとして示されており、第1成分(符号A)がシェーディングで示されている。またしても、流れ横断面に対する入口混合要素102の回転向きに拘わらず、入口分割壁134は、第1流体成分及び第2流体成分の各々を、内側流体流れ部及び外側流体流れ部に分割する。
入口混合要素132の様々な特徴の相対的なサイズは、代替的な実施形態において変更され得る。例えば、図23及び図24は、入口混合要素172の所定の特徴の相対的なサイズが入口混合要素132のそれらと異なっている、例示的な代替的な実施形態による入口混合要素172を有する混合部170を図示している。これに関して、入口混合要素172は、以下に説明される点を除いて、入口混合要素132と構造的にかなり類似しており、同様の参照符号を用いて示されている。
とりわけ、入口混合要素172の入口分割壁174は、入口混合要素132の内側分割壁部140よりも全体的に小径に形成された内側分割壁部176を含んでいる。結果的に、外側分割壁部の直径の、内側分割壁部の直径に対する比が、入口混合要素132におけるよりも、入口混合要素172における方が大きい。この目的で、例示的な一実施形態では、入口混合要素172の分割壁部の直径比は、約2:1:1であり得て、入口混合要素132の対応する分割壁部の直径比は、約1:7:1であり得る。結果として、入口混合要素172の第1及び第2内側バッフル178、180の径方向の幅は、入口混合要素132の第1及び第2内側バッフル164、166の径方向よりも大きい。これは、例えば、図18と図24との比較から理解される。
付加的に、入口混合要素172の上及び下流体ゲート182、184は、入口混合要素132の上及び下流体ゲート152、154よりも、より小さな周方向幅に形成され得る。結果として、入口混合要素172の第1及び第2内側バッフル178、180は、入口混合要素132の第1及び第2内側バッフル164、166よりも、より大きい周方向長さで形成される。これは、例えば、図18と図24との比較から理解される。
本発明は、特定の実施形態についての記述によって説明され、当該実施形態は、かなり詳しく説明された。しかしながら、添付の特許請求の範囲の請求項の範囲を、そのような詳細に制限することや、何らかの態様で限定することは、意図されていない。ここで説明された様々な特徴は、単独でも、任意の組合せでも、利用可能である。付加的な利点及び修正は、当業者にとって容易である。本発明は、その広い観点では、特定の詳細や代表的な装置及び方法や図示の例に限定されない。従って、本発明の概念の範囲から逸脱することなく、そのような詳細からの発展がなされ得る。

Claims (24)

  1. 第1及び第2の未混合成分を有して入ってくる流体の流れを混合するための入口混合要素であって、
    前記入ってくる流体の流れの流れ方向に対して垂直な横断面を規定するように配置されるようになっており、
    当該入口混合要素は、
    前記入ってくる流体の流れの前記流れ方向と整列されるように構成された中央軸と、
    前記中央軸に平行に延在する入口分割壁と、
    を備え、
    前記入口分解壁は、前記入ってくる流体の流れを、第1流体流れ部と第2流体流れ部とに分割するように位置決めされており、
    前記第1流体流れ部及び前記第2流体流れ部の各々は、ある量の前記第1成分とある量の前記第2成分とを含んでおり、
    前記入口分割壁は、前記入ってくる流体の流れを、前記入ってくる流体の流れの横断面に対して前記中央軸回りに当該入口混合要素がどの回転向きであっても、前記第1及び第2流体流れ部に分割するように構成されている
    ことを特徴とする入口混合要素。
  2. 前記入ってくる流体の流れは、1:1〜10:1という前記第2成分に対する前記第1成分の体積比を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の入口混合要素。
  3. 前記入口分割壁の先端縁に配置され、前記中央軸を略横断して延在する平坦前方パネルを更に備え、
    前記平坦前方パネルは、前記入ってくる流体の流れを前記第1及び第2流体流れ部に分割する際に、前記入口分割壁をアシストする
    ことを特徴とする請求項1に記載の入口混合要素。
  4. 前記平坦前方パネルと前記入口分割壁とは、それを通って前記第1流体流れ部が方向付けられる第1流体ゲートを、前記平坦前方パネルの第1象限部内に規定すると共に、それを通って前記第2流体流れ部が方向付けられる第2流体ゲートを、前記平坦前方パネルの第2象限部内に規定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の入口混合要素。
  5. 前記平坦前方パネルは、更に、当該平坦前方パネルの第1縁に沿って横方向に延びて前記第1流体ゲートに開口する第1流体スロットと、当該平坦前方パネルの第2縁に沿って横方向に延びて前記第2流体ゲートに開口する第2流体スロットと、を規定し、
    前記第1流体流れ部は、前記第1流体ゲートに加えて前記第1流体スロットをも通るように差し向けられ、前記第2流体流れ部は、前記第2流体ゲートに加えて前記第2流体スロットをも通るように差し向けられる
    ことを特徴とする請求項4に記載の入口混合要素。
  6. 前記平坦前方パネルは、前記中央軸を横切る第1方向に測定される第1寸法と、前記中央軸を横切る第2方向に測定される第2寸法と、を有しており、
    前記第1方向及び前記第2方向は、互いに垂直であり、
    前記第1及び第2流体スロットを規定するため、前記第1寸法は、前記第2寸法よりも小さい
    ことを特徴とする請求項5に記載の入口混合要素。
  7. 前記第1流体流れ部は、内側流体流れ部を含み、
    前記第2流体流れ部は、前記内側流体流れ部を少なくとも部分的に取り囲む外側流体流れ部を含み、
    前記入口分割壁は、前記内側流体流れ部と前記外側流体流れ部との間の境界と、前記内側流体流れ部がそれを通って差し向けられる開口と、を規定するように、少なくとも部分的に周方向に延びている
    ことを特徴とする請求項1に記載の入口混合要素。
  8. 前記開口は、前記入口分割壁が前記内側流体流れ部を完全に取り囲むように、前記流れ方向の横断面が閉じた形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の入口混合要素。
  9. 前記開口は、前記流れ方向の横断面が逆D字状に形成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の入口混合要素。
  10. 前記開口の中心が、当該入口混合要素の前記中央軸から横方向にオフセットされている
    ことを特徴とする請求項7に記載の入口混合要素。
  11. 前記開口は、前記流れ方向の横断面が略円形に形成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の入口混合要素。
  12. 前記入口分割壁は、内側分割壁部と、当該内側分割壁部の径方向外側に位置決めされた外側分割壁部と、を含んでおり、
    当該入口混合要素は、更に、前記内側分割壁部と前記外側分割壁部との間に位置決めされて前記内側流体流れ部の少なくとも一部を時計回り方向及び反時計回り方向の一方に差し向けるように成形された少なくとも1つの内側バッフル、を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の入口混合要素。
  13. 前記外側分割壁部の外側に位置決めされて前記外側流体流れ部を前記時計回り方向及び前記反時計回り方向の他方に差し向けるように成形された、少なくとも1つの外側バッフル
    を更に備えたことを特徴とする請求項12に記載の入口混合要素。
  14. 前記入口分割壁の下流に位置決めされ、前記開口を通るように差し向けられる前記内側流体流れ部の最内側部を分割するように構成された分割パネル
    を更に備えたことを特徴とする請求項13に記載の入口混合要素。
  15. 第1及び第2成分を有する流体流れを混合するための静的ミキサであって、
    前記流体流れの前記第1及び第2成分を受容する入口端と、前記第1及び第2成分の混合物をディスペンスする出口端と、を有するミキサ導管と、
    前記ミキサ導管内に配置され、前記第1及び第2成分を混合して前記混合物を形成するように構成された混合部と、
    を備え、
    前記混合部は、前記入口端に近接配置された請求項1に記載の入口混合要素と、当該入口混合要素の下流に配置された複数の混合バッフルと、を含んでいる
    ことを特徴とする静的ミキサ。
  16. ミキサ導管と、入口混合要素及び当該入口混合要素の下流に配置された複数の混合バッフルを有する混合部と、を有する静的ミキサを用いて、流体の流れの第1及び第2成分を混合する方法であって、
    第1及び第2成分を有する流体の流れを前記ミキサ導管の入口端に導入する工程であって、前記第1及び第2成分は、前記流体の流れの流れ方向に対して垂直な横断面を規定するように配置されている、という工程と、
    前記流体の流れを前記入口混合要素と接触するように強いる工程と、
    を備え、
    前記強いる工程は、
    前記流体の流れを、入口分割壁によって、第1流体流れ部と第2流体流れ部とに分割する工程であって、前記第1流体流れ部及び前記第2流体流れ部の各々はある量の前記第1成分とある量の前記第2成分とを含んでいる、という工程と、
    前記第1流体流れ部と前記第2流体流れ部とを再融合させて、前記第1及び第2成分の混合物を形成する工程と、
    を有しており、
    当該方法は、更に、
    前記混合バッフルによって更に混合されるように、前記入口混合要素の下流側に前記混合物を差し向ける工程
    を備え、
    前記入口混合要素は、前記流体の流れを、当該流体の流れの横断面に対して前記中央軸回りに当該入口混合要素がどの回転向きであっても、前記第1及び第2流体流れ部に分割するように構成されている
    ことを特徴とする方法。
  17. 前記流体の流れは、1:1〜10:1という前記第2成分に対する前記第1成分の体積比を有している
    ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記流体の流れを前記入口混合要素と接触するように強いる工程は、更に、
    前記流体の流れを前記第1及び第2流体流れ部に分割することをアシストするべく、平坦前方パネルによって前記流体の流れを偏向する工程であって、当該平坦前方パネル及び前記入口分割壁が第1及び第2流体ゲートを当該平坦前方パネルの各象限に規定し、当該平坦前方パネルは前記第1流体ゲートに開口する第1流体スロットと前記第2流体ゲートに開口する第2流体スロットとを規定する、という工程と、
    前記第1流体流れ部を前記第1流体ゲート及び第1流体スロットを通るように差し向ける工程と、
    前記第2流体流れ部を前記第2流体ゲート及び第2流体スロットを通るように差し向ける工程と、
    を有することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 前記第1流体流れ部を前記第1流体ゲートを通るように差し向ける工程は、前記第1流体流れ部が前記入口分割壁の第1側を渡る第1方向に横方向に広がることを許容する工程を含み、
    前記第2流体流れ部を前記第2流体ゲートを通るように差し向ける工程は、前記第2流体流れ部が前記入口分割壁の第2側を渡る第2方向に横方向に広がることを許容する工程を含む
    ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1及び第2流体流れ部を前記第1及び第2流体スリットを通るように差し向ける工程は、前記第1及び第2流体流れ部を、前記入口混合要素の下流に配置された混合バッフルの少なくとも1つ上に設けられた分割要素に向けて差し向ける工程を含んでいる
    ことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  21. 前記流体の流れを前記第1流体流れ部と前記第2流体流れ部とに分割する工程は、前記流体の流れを、前記入口分割壁によって、内側流体流れ部と、当該内側流体流れ部を少なくとも部分的に取り囲む外側流体流れ部と、に分割する工程を含んでおり、
    前記内側流体流れ部及び前記外側流体流れ部の各々は、ある量の前記第1成分とある量の前記第2成分とを含んでいる
    ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  22. 前記内側流体流れ部が前記外側流体流れ部から完全に分離されてそれによって取り囲まれるように、前記内側流体流れ部を前記入口分割壁によって規定される開口を通るように差し向ける工程
    を更に備えたことを特徴とする請求項21に記載の方法
  23. 前記流体の流れを前記入口混合要素と接触するように強いる工程は、更に、
    前記内側流体流れ部の少なくとも一部を、時計回り方向または反時計回り方向の一方に方向付ける工程と、
    前記外側流体流れ部を、時計回り方向または反時計回り方向の他方に方向付ける工程と、
    を含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  24. 前記流体の流れを前記入口混合要素と接触するように強いる工程は、更に、
    前記内側流体流れ部の最内側部を時計回り方向または反時計回り方向に方向付けること無しで、当該最内側部を前記入口混合要素の開口を通るように差し向ける工程
    を含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
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