JP2018520370A - 低透過率サンプルバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】【解決手段】流体サンプルバッグは、可撓性ポリマー材料の第1のシート及び第2のシートで構成されている。各シートは、外周領域、内向き面、及び外向き面を有する。連続シームが可撓性ポリマー材料の第1及び第2のシートの各々の外周領域に位置付けられ、第1及び第2のシート間に隣接して配置され、第1及び第2のシートから得られた溶融ポリマー材料で構成されている。流体サンプルバッグは10ppm未満のガス透過率を有する。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2015年6月5日に出願された米国仮出願第62/171,289号に対する優先権を主張する。その内容は援用により本願に含まれるものとする。
本開示は周囲空気サンプリング容器に関する。更に、本開示は、自動車から排ガスを収集するための排ガスサンプル容器に関する。
自動車から排ガスを収集し、収集した排ガスを適切な試験機器によって分析する前に一時的に貯蔵するため、拡張可能な密封容器又はバッグが用いられる。そのような容器は、既知の量のガス状放出物を収集するため所定の体積に拡張可能である。
典型的には、複数のそのような容器、例えば6個の容器が、適切な導管や弁等を介して試験装置に接続され、車両から及び周囲空気から別々の量の排ガスを収集する。様々なエンジン動作条件に対応する規定の試験スケジュールに従って試験下の自動車を動作させながら、自動車からの放出物のサンプルを密封容器に収集する。
拡張可能容器は、それぞれの容器に密封して搭載された取付部品(fitting)を含む。取付部品は試験装置に接続され、試験下の車両から排ガスを受ける。この取付部品は、排ガスを貯蔵のために容器内へ誘導すると共に、貯蔵したガス内容物を以降の分析のために容器から排気することを可能とする。取付部品及び密封容器は、化学的に不活性の材料から作製される。この材料は、例えばフッ素化炭素プラスチック、すなわち、TEFLON(登録商標)、KYNAR、及び/又はTEDLARの登録商標で販売されているプラスチックである。
容器からガスを排気する際に容器のしわを防止するため、及び、容器が内部のデッドスポットなしに一定の体積まで完全に膨張することを保証するため、小径の中空の導管又はチューブが密封容器内に配置され、取付部品に流体流連通して接続されている。この導管は、容器の様々な部分からガスを取り入れる開口が導管の長さに沿って形成されて、容器内のガスの層状化(stratification)を防止すると共にガスの完全な混合を保証する。そのような導管は、例えば、円周方向に離間した複数の直線部分や湾曲部分等、多種多様な形状で設けられている。
排ガスサンプル装置において使用するのに適した取付部品及びガス導管機構の一例が、米国特許第5,074,155号に開示されている。この出願に開示された取付部品は小さい滑らかなテーパ形状を有し、これは取付部品のエリアで容器内のデッドスポットを最小限に抑える。更に、ガス流ポートが取付部品に形成され、容器内でガス導管が所定の形状に配置されるようにガス導管を受容して、容器が一定の体積まで完全に充填されること、及び容器から貯蔵されたガスが完全に排気されることを保証する。
しかしながら、小さいサンプル体積のための小さい排ガス容器には、内部で1つ又は複数のガス流導管を使用できる充分な内部空間がない。更に、そのような小さいサンプル容器の経済的側面は、ガス流導管と、それに関連付けられたもっと複雑な取付部品の使用に影響を及ぼす。しかしながら、そのような小さい排ガス容器もやはり、高精度の試験結果を得るために一定の体積まで充填すると共にガス内容物を完全に排気しなければならない。貯蔵の間、及び、特に容器からガスを排気する間、ガスを容器のあらゆる部分に均等に分布させると共に容器のあらゆる部分から引き出して、発生し得るガス状成分の層状化を克服することが重要である。
また、様々なフッ素重合体シート材料は不活性であるが、非反応性であり、理論的にガスを透過しないことがわかっている。TEFLON(登録商標)(ポリテトラフルオロエチレン)、TEDLAR(ポリビニルフルオライド)、KYNAR(ポリビニリジンフルオライド)、又はHALON(ポリクロロトリフルオロエチレン)等のフッ素重合体材料から成るサンプルバッグのガス透過性は、望ましいものよりも大きい。場合によっては、これは、これらのポリマー材料のうち1つ以上から成るポリマーシート間の不充分な結合特性に起因すると考えられる。このため、結合剤及び多層材料を用いて、接合される各フッ素重合体シート間にロバストな可撓性の連続シームを達成し、効果的な排ガス容器を生成しようとする試みが必要であった。これまで、そのような多層フッ素重合体材料及び結合領域は、あらゆる状況で可撓性のロバストな排ガス容器を提供できたわけではなかった。
排ガスサンプル装置のための容器であって、容器の内部にガス流導管を搭載する必要なく、容器を所定の体積まで完全に充填すると共に容器を完全に排気することを可能とする点において、これまでに考案された容器に伴う問題を克服する容器を提供することが望ましい。また、超低ガス透過性を可能とする排ガスサンプルバッグを提供することも望ましい。また、低い製造コストで簡単に構築できる排ガスサンプル装置のための容器を提供することも望ましい。また、貯蔵中及び/又は排気中、容器内に貯蔵されたガスの完全な混合を可能とする内部混合取付部品を有する排ガスサンプル容器を提供することも望ましい。
本明細書に開示されるのは、可撓性ポリマー材料の第1のシート及びポリマー材料の第2のシートで構成された流体サンプルバッグである。使用されるポリマー材料は横方向及び加工方向を有する。第1のシート及び第2のシートの各々は、外周領域、内向き面、及び外向き面を有する。可撓性ポリマー材料の第1及び第2のシートの外周領域に連続シームが位置付けられている。連続シームは、可撓性ポリマー材料の第1のシートの内向き面とポリマー材料の第2のシートの内向き面との間に連続的に配置され、第1及び第2のシートから得られた溶融ポリマー材料で構成されている。第1のシート、第2のシート、及び連続シームは、第1及び第2のシートの各内向き面の間に中空の拡張可能内部密封チャンバを画定し、流体サンプルバッグは10ppm未満のガス透過率を有する。
また、本明細書に開示されるのは、一定の体積の排ガスを受容、貯蔵、及び排出するための独立型の排ガスサンプル容器である。独立型の排ガスサンプル容器は、可撓性ポリマー材料の第1のシート及びポリマー材料の第2のシートを含む。ポリマー材料は横方向及び加工方向を有する。第1及び第2のシートの各々は、外周領域、内向き面、及び外向き面を有する。第1及び第2のシートは、各外周領域に位置付けられた連続シームによって接合されている。連続シームは、可撓性ポリマー材料の第1のシートの内向き面とポリマー材料の第2のシートの内向き面との間に連続的に配置され、第1及び第2のシートから得られた溶融ポリマー材料で構成されている。独立型の排ガスサンプル容器は、第1又は第2のシートのいずれかに画定された開口を通って延出する適切な取付部品機構も有する。第1のシート、第2のシート、連続シーム、及び取付部品は、第1及び第2のシートの各内向き面の間に中空の拡張可能内部密封チャンバを画定し、流体サンプルバッグは10ppm未満のガス透過率を有する。
本開示のこれら及びその他の態様は、以下に述べる実施形態の詳細な説明、添付の特許請求の範囲、及び添付図面に開示されている。
本発明は、以下の詳細な説明を添付図面と関連付けて読む場合に最良に理解される。一般的な慣習に従って、図面の様々な特徴は一定の縮尺通りでないことを強調しておく。むしろ、様々な特徴の寸法は明確さのため任意に拡大又は縮小されている。
本明細書に開示される独立型の密封排ガスサンプル容器の一実施形態に搭載された本発明の取付部品及びチューブ装置の平面図である。 概ね図1の線2−2に沿った断面図である。 概ね図2と同様の断面図であるが、密封排ガスサンプル容器の代替的な実施形態を示す。 図1に示す取付部品の拡大平面図である。 概ね図4の線5−5に沿った断面図である。 密封容器内における取付部品の搭載と取付部品に対するカップリングの取り付けを示す一部分解正面図である。 図1の独立型の密封排ガスサンプル容器において用いられるシート材料の一実施形態の詳細の断面図である。 本発明の容器の一方のシート上に形成された突起の一実施形態の一部拡大図である。 本発明の容器の一方のシート上に形成された突起の異なる実施形態の一部拡大図である。 本明細書に開示される連続シームの一実施形態の断面の一部拡大図である。
本明細書に開示されるのは、自動車排出試験を含むサンプリング技法及びデバイスにおいて使用できると共に、ガスや場合によっては特定の液体のような様々な流体サンプルの収集において使用される、排ガスサンプル容器等の流体サンプルバッグである。
ここで図面、特に図1を参照すると、排ガスサンプル容器10のようなサンプルバッグが図示されている。排ガスサンプル容器10は、図示しない適切な試験機器に接続可能であり、自動車から及び周囲空気から排ガスを収集すると共に、そのような貯蔵した排ガスを以降の分析のため排気する前に一時的に貯蔵する。
図1及び図2に示すように、排ガスサンプル容器10は、矩形、方形、円形のような任意の形状の密封筐体を含む。容器10の矩形の形状は単に例示として示すに過ぎないことは理解されよう。更に、容器10は、特定の試験用途の要件に応じて様々なサイズで提供され得る。サイズは、6インチ×6インチの小さい寸法を有する排ガスサンプル容器から、4フィート×6フィートの寸法を有するサンプル容器までの範囲に及ぶ可能性がある。
密封容器又はバッグ10は、一態様において、フッ素重合体材料のような熱接着可能(heat seamable)ポリマー材料の可撓性シート2枚で形成され、これら2枚の可撓性シートは相互に直接接触している。従来、TEFLON(登録商標)、TEDLAR、KYNAR、又はHALON等のフッ素重合体材料が密封容器又はバッグにおいて用いられる場合、2つの層間を効果的に結合するには、ポリテトラフルオロエチレン、ポリビニルフルオライド、又はポリクロロトリフルオロエチレン等のフッ素重合体フィルム材料に、適切な中間接着材料を挟むことが必要であった。これは、上述のフッ素重合体フィルムでは表面と表面との間に有効なヒートシールが得られなかったからである。様々な接着材料を用いた場合であっても、有効でロバストな熱シーム(heat seam)とそれに伴う排ガスサンプルバッグを取得して維持することは難しい。
特定のフッ素重合体フィルムを用いると、ガス透過率が10ppm未満であり、いくつかの実施形態では透過率が2ppm未満である流体サンプルバッグのような密封容器又はバッグを提供できることが思いがけなく発見された。いくつかの実施形態では、密封容器のガス透過率が1ppm未満であり、適用例によっては0.5ppm未満のガス透過率が可能であることが想定される。
いくつかの変形では、熱接着可能プラスチックシートは、クロロトリフルオロエチレン及び1,1−ジフルオロエテンのコポリマーを含み得る。いくつかの変形では、そのような熱接着可能プラスチックは融点が190℃より低く、いくつかの変形では融点が165〜175℃の範囲内であり、これは例えば示差走査熱量測定(DSC:differential scanning calorimetry)によって測定可能である。いくつかの変形では、最適なそういった熱接着可能プラスチックはガラス転移温度が50〜60℃の範囲内であり、これもDSCによって測定可能である。そういった適切な熱接着可能フッ素コポリマー(fluoro−copolymer)プラスチックの一例は、ACLARの商品名でHoneywell社により販売されている材料である。理論に束縛されるものではないが、ACLAR材料は、アルファ−オレフィン、フッ素化アルファ−オレフィン、及びフッ素化エーテルから成るクラスから選択されたエチレン性不飽和共重合性有機モノマーを最大で5%重量単位まで含有するクロロトリフルオロエチレンの半結晶コポリマーであり得ると考えられる。
様々な実施形態において使用できる他の適切なフッ素重合体材料は、以下のうち少なくとも1つを含むコポリマーを含む:約0.1wt%〜約50wt%のビニリジンフルオライド及び約50wt%〜約99.9wt%のフッ素化コモノマーを有するコポリマー;40〜60モルパーセントのエチレンをテトラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレンと共重合させたフッ化炭素コポリマー、又は、アルファ−オレフィン、フッ素化アルファ−オレフィン、及びフッ素化エーテルから成るクラスから選択されたエチレン性不飽和共重合性有機モノマーを最大で5%重量単位まで含有する半結晶ポリ(クロロトリフルオロエチレン)又はクロロトリフルオロエチレンの半結晶コポリマーのフッ化炭素コポリマー。
いくつかの実施形態では、フッ素化材料はフッ素重合体コポリマー(fluoropolymeric copolymer)においてコポリマーの約70wt%〜約95wt%の量で存在するコモノマーであり、ビニリジンフルオライドはコポリマーの約5wt%〜約30wt%存在すると考えられる。フッ素化コモノマーは、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペン、2−クロロ−ペンタフルオロプロペン、ヘキサフルオロプロピレン、トリフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、3,3,3−トリフルオロ−2−トリフルオロメチルプロペン、及びそれらの混合物から成る群から選択される。理論に束縛されるものではないが、これらの材料は、販売名PFX14−13のもとでHoneywell社から市販されていると考えられる。
適切なフッ素重合体材料は、比重が1.9〜2.2であり、割線係数(横方向)が1000MPa〜1400MPaである、水蒸気透過率が0.4gms/m/日未満であると概説されるようなフッ素重合体とすることができる。PFX14−13等の材料は、3.0ミルフィルムとして試験を行い、華氏73度及び相対湿度50%で測定した場合、表Iにまとめた特性を有することができる単層フッ素重合体フィルムであると考えられる。
Figure 2018520370
本明細書に開示されるデバイスは、ポリマー材料の第1のシート12で構成された流体サンプルバッグとして記載できる。第1のシート12は外周領域Pを有する。デバイスは、ポリマー材料の第2のシート14も含み、これも外周領域Pを有する。デバイス10は、第1及び第2の可撓性シート12、14を接合する各外周領域Pに位置付けられた連続シーム16も含む。第1及び第2の可撓性シート12、14の各々は、外向き面11、15及び内向き面17、19を有し、これらの向きは、可撓性シート12、14が相互に重なり合う関係で位置決めされた場合のものである。連続シーム16は、可撓性ポリマー材料の第1のシート12の内向き面17とポリマー材料の第2のシート14の内向き面19との間に連続的に設けられ、第1及び第2のシート12、14から得られた熱処理済みポリマー材料から成る。
また、流体サンプルバッグ10は、第1及び第2のシート12、14の各々において、外周領域Pで連続シーム16の外側に位置付けられた外側縁部21も含むことができる。第1のシート、第2のシート12、14、及び連続シーム16は共に、第1及び第2のシート12、14の各内向き面17、19間に中空の拡張可能内部密封チャンバ22を画定する。
このようにして得られる流体サンプルバッグ10は、10ppm未満のガス透過率を有する。特定の実施形態では、流体サンプルバッグは5ppm未満のガス透過率を有し、いくつかの実施形態では0.5ppmのガス透過率を有すると想定される。
図2に示す一態様に図示するように、密封容器10は、単一の厚さ又は単一の層の上方の第1のシート12と下方の下部又は第2のシート14で形成されている。典型的に、単一層シート12及び14は厚さが2ミル又は4ミルである。しかしながら、環境によっては、1シート当たり1〜4ミルの厚さを使用できる。第1の(上方)及び第2の(下部)シート12及び14はそれぞれ、図示する熱シーム16のような任意の適切な手段により、外周縁部領域Pで密封して接続されている。連続熱シーム16は、第1及び第2のシート12、14を相互に結合関係で維持するのに充分な表面厚さTを有することができる。様々な実施形態において、連続シーム16の表面厚さTは2ミル〜1000ミルの間である。更なる密封性のため、上方及び下部のシート12及び14の周縁部21の周りで2つの離間した熱シーム16を用いることができる。
一態様において用いられる熱接着の方法は、図2に示すように、接合したシート12及び14の一方側に少なくとも1つのくぼみ18を、反対側の面に小さい突起又は隆起20を形成することができる。1つ又は複数の熱シーム16は、上方及び下部のシート12及び14の周縁部を密封し、密封した容器10の内部に、図6に見られる中空の拡張可能空洞22を形成する。
本明細書でシーム16に関連付けて用いる場合、「連続的(continuous)」という用語は、関連付けられた第1及び第2の可撓性シート12、14の外周領域Pを囲むように延出して、第1の可撓性シート12と第2の可撓性シート14との間に密封部材領域を提供し、チャンバ22を画定するシームであると定義される。シーム16は、アセンブリの一方の縁部端から他方まで延出する複数の個別の細長いシームストリップで構成することができ、これらが相互に交差して位置決めされてチャンバ22を形成することは理解されよう。
いくつかの態様では、連続シーム16は、ホットバーシーラ(hot bar sealer)又はインパルスバーシーラ(impulse bar sealer)等の直接接触ヒートシールマシンによって生成されるもののように、適切な熱接着方法によって生成できる。いくつかの処理の適用例において、直接接触シーラは、単一のヒータバーを第1のシート12又は第2のシート14の一方に接触するように配置し、圧力バーを対向させるように構成されている。加熱ワイヤは、関連付けられた熱可塑性材料の局所的な溶融を実施するのに充分な温度、典型的にはいくつかの適用例で華氏約450度〜750度を達成するように構成できる。いくつかの用途において、加熱装置は、高温から低温へ又は低温から高温へのいずれかの段階的温度の適用を提供するように構成できる。適切な直接接触シーラユニットの限定でない例は、PAC又はVerisimoの商品名で市販されている。
連続シーム16を生成するには、ポリマー材料の第2の可撓性シート14が重ねられたアセンブリ内の可撓性ポリマー材料の第1の(上方)シート12の外向き面11を、華氏450度〜750度の温度の圧力バンドヒータ等の熱源に露呈させればよい。この露呈は、熱源に近接した第1の又は上方シート12の外向き面の局所領域の外面領域に溶融温度を与えて、そのような熱を第1のシート12の内部へ、更に可撓性ポリマー材料の第2の又は下方シート14の内向き面19へと伝達させるのに充分な期間実行することができる。理論に束縛されるものではないが、シートアセンブリに与えた熱によって、第1のシート12に存在する局所ポリマー材料の温度が、第1のシート12の外向き面11に近接する材料のガラス転移温度よりも高くなると考えられる。熱源から熱を加え続けると、第1のシート12の外向き面11に近接する領域のポリマー材料の温度は、影響を受けるポリマー材料の温度がポリマー材料の結晶化温度Tを通り過ぎる際、初期温度ピークから局所的に低下する。この領域に熱を加え続けると、ポリマー材料温度が上昇し始め、関連するポリマー材料の溶融温度Tに到達するので、外向き面11に近接したポリマー材料の温度上昇は徐々になくなる。
理論に束縛されるものではないが、第1のシート12の外向き面11の局所領域のポリマー材料に与えられた熱は、内側に伝達されて第1のシート12の内向き面17に至り、第2の可撓性シート14の内向き面19のポリマー材料に至ると考えられる。熱の量及び熱を与える持続時間によって、関連するバッグの横方向において連続的なシーム16が得られる。
図10に示すようなシーム16の一実施形態は、第1の可撓性シート12の外向き面11に近接して位置付けられた第1の外側シーム領域210を含む断面シーム本体を有する。また、シーム16は、第1の外側領域210とは反対側の、第2の可撓性シート14の外向き面15に近接したポリマー材料から成る第2の外側シーム領域212、及び、第1の外側シーム領域210と第2の外側シーム領域212との間に配置されたポリマー材料の中間シーム領域214も有する。
第1の外側シーム領域210に存在するポリマー材料はポリマー溶融特性を示す。図10において、溶融したポリマー材料領域は概略的に複数の円として示されている。
中間シーム領域214に存在するポリマー材料は、第1の外側シーム領域210又は第2の外側シーム領域212のいずれかに存在するポリマー材料よりも高い結晶度を示す。図10において、結晶領域は複数のダイアモンド形によって示されている。
第1及び第2のシート12、14に使用されるポリマー材料が配向されている場合、例えば識別できる横方向及び/又は識別できる加工方向を有する場合、連続シーム16の第2の外側シーム領域212の断面特性は、第2の外側シーム領域212に隣接する各ポリマー領域の特性と本質的に同様の横配向及び/又は加工配向特性を示すのに対し、第1の外側シーム領域210のポリマー材料は、より高い非配向又は非晶質の特性を示す。図10において、配向されたポリマーの領域は一連の破線で示されている。
前述のように、更なる密封性のため、流体サンプルバッグ10は、第1の又は上方シート12及び第2の又は下部シート14の外周縁部よりも内側の外周領域において2つの離間した熱シーム16を含むことができる。2つの離間したシームは同様の断面特性を示すと想定される。
様々な図に示す実施形態において、第1及び第2のシート12、14が相互に重なり合う関係にある場合、これらのシートの外縁部に近接して位置付けられた外周領域Pは、ある距離だけ内側に延出し得る。いくつかの実施形態において、外周領域Pは、第1及び第2のシートから成るアセンブリの細長い表面エリアの5%〜20%を構成する。様々な実施形態において、容器10はシーム16よりも外側の縁部領域を含むことができる。しかしながら、所望の場合又は必要な場合、1つの連続した熱シーム又は複数の熱シーム16が上方及び下部シート12及び14の外周縁部を密封し得ることは本開示の範囲内であると見なされる。連続的な熱シーム16は、密封容器10の内部に中空の拡張可能空洞22を形成する。
流体サンプルバッグ等の容器を用いて、ガスのような収集した流体の密封貯蔵器を提供することができる。ガスのサンプリングを容易にするため、図1に示し、図4、図5、及び図6に更に詳しく示すような取付部品32を密封流体サンプルバッグ10内に搭載できる。これは、ガスのような流体物質の密封サンプルバッグ10の内部22への流れ及び内部22からの流れを制御するためのものである。これについて以下で詳述する。
取付部品32は、化学的に不活性の材料で形成された本体34を含む。フッ化炭素又はフッ素化プラスチックのような任意の適切な材料を使用することができる。一例として、TEFLON(登録商標)の商標で販売されているフッ化炭素、並びにTFE、PTFE、FEP、PFA、及びECTFEの商品名又は化学名で販売されているものを使用できる。他のフッ化炭素プラスチックは、FLOUNS、HALON、HALARS、及びKYNARの商標で販売されている。使用される材料は、関連するサンプルバッグ10に構造的な安定性を与えるものである。
取付部品32の本体34は、図1及び図4に示すように、平面視で概ね円形である。本体34は上部36及び反対側の離間した下部38を含み、これら双方は概ね平面状の構成である。
上部36は、本体34の主要部分から上方に延出するボス40上に形成されている。本体34は、ボス40の上部36から半径方向外側に周縁部又はリム44へと滑らかに湾曲する壁42を含む上面を有する。同様に、本体34は、壁46が下部38から半径方向外側に周縁部又はリム44へと滑らかに湾曲する下面を含む。このため、周縁部又はリム44は上部及び下部36及び38間で離間している。
穴50が、本体34の上部36の中央に位置付けられ、ボス40を通って本体34の内部へ延出している。穴50は内側をねじ切りすることができる。追加の強度のため、図5で詳細に示すように、内側をねじ切りした金属製スリーブ52が穴50内に取り付けられている。
図4及び図5に示されるように、ガス流ポート54、56、58、及び60のような複数のガス流ポートは、穴62のような穴を含み、これらは本体34を通って延出し、本体34の中央穴50と流体流連通して接続されている。本体34の上部及び下部の壁面42及び46は、ガス流ポート54、56、58、及び60の各々の位置において、本体34の周縁部44でわずかに上方にテーパ状となっていることに留意すべきである。
取付部品32をフェルトによって用いて容器10内に及び容器10外へガスを伝達できるが、導管手段を密封容器10内に配置し、取付部品32のガス流ポートのうち選択されたものに接続して、取付部品32を介して密封容器10の内部22に供給されるガスを交替に伝達すること、また、容器10の内部22に貯蔵されたガスを取付部品32を介して適切な試験機器に引き出すことができる。これについて以下で説明する。
一態様では、図1に示すように、ガス導管手段は中空の可撓性管状部材70を含む。限定ではなく一例として、本発明の一実施形態では2つのガス流導管70が使用される。取付部品32を適切に変形して、1つ、3つのような他の数のガス流導管も密封容器10において使用され得ることは理解されよう。
ガス流管状部材70は、TEFLON(登録商標)もしくはTEDLARの商標で販売されているもの又はフッ素コポリマーACLARのような化学的に不活性の材料で形成されると好ましい中空の管状部材を含む。ガス流導管70には、導管70の長さに沿って側壁に形成された複数の離間した開口72が、第1及び第2の端部74、76の間に設けられている。開口72は、ガス流部材70の中空内部と密封容器10の内部22との間の流体流経路を与える。
一態様において、2つの別個の管状部材70及び71は、それらの第1及び第2の端部において、取付部品32のガスポートのうち選択されたものに接続されている。例えば、第1のガス流部材70の第1の端部74は取付部品32のガス流ポート54に接続されている。部材70の第2の端部76はガス流ポート56に接続されている。同様に、第2のガス流部材71の第1及び第2の端部78及び80は、それぞれ取付部品32のガス流ポート58及び60に接続されている。従って、ガス流ポートは、第1の対のポート54及び56及び第2の対のポート58及び60で形成された対応する対として構成されている。取付部品32のポート54、56、58、及び60の各々の角度間隔は、ガス部材70及び71の各々に対して所望の形状及び構成を与えるように選択される。図4に示すように、例えば参照符号82で示されるポート54及び56の間のような各ポート対のポート間の角度間隔は、ほぼ70度である。反対側のポート対58及び60の間に、参照符号82で示される同じ間隔が設けられている。これによって、例えばポート54と58又はポート56と60の間のような各ポート対のポートと反対側のポート対の隣接ポートとの間には、参照符号86で示すように、ほぼ110度の間隔が設けられる。
取付部品32のガス流ポート54、56、58、及び60のこの角度の向きによって、図1に示すように、ガス部材70及び71には細長い実質的な涙滴形状が与えられる。このようにして、ガス導管70及び71は密封容器10の内部22の実質的に大きい部分を占めるので、取付部品32を介して供給された排ガスで容器10の内部22を完全に充填すること、及びそのような貯蔵した排ガスを密封容器10のあらゆる部分から完全に引き出すことを可能とする。
取付部品32は、図1及び図6に全体的に参照符号90で示されているカップリングによって、排ガス源及び/又は排出試験装置に接続されている。カップリング90は、好ましくはナット92及び中空本体94を含む。本体94は、概ねエルボ形状(elbow shape)を有するものとして示されているが、直線的な形状の本体94を設けてもよい。本体94は、本体94の両側端部の間に延出する中空内部穴96を含む。本体94の第1の端部98には複数の外側ねじ山が設けられ、これが取付部品32の中央穴50に搭載された挿入部52のねじ山とねじ山によって係合することで、本体94を取付部品32に取り付ける。本体94のねじ切りされた第1の端部98の端部のくぼみには、Oリング100等のシール部材が搭載されている。このシール部材は、密封容器10の上方シート12に密封して接触して、本体94を密封容器10に密封して接続すると共に容器10の上方シート12の開口13を密封して閉鎖するためのものである。本体94の第2の端部102にも複数の外側ねじ山104が設けられている。
ナット92は、中空の導管又はチューブ108の一端を摺動可能に受容するように適合された中央の貫通孔106を含む。導管108は、反対側の端部で試験機器に取り付けられて、本発明の装置に排ガスを供給する、及び/又は貯蔵されたそのような排ガスを分析のため試験装置へ接続する。ナット92は、例えば米国特許第3,977,708号に記載されFluoroware,Inc.によって製造されるもののような任意の従来のナットとすればよい。この特許の内容は、ナット92の構成に関して、援用により本願に含まれるものとする。
図6に示すように、ナット92は、本体94の第2の端部102の外側ねじ山104とねじ山によって係合する複数の内側ねじ山110を含む。更に、ナット92は、内部の細長い比較的薄いスリーブ112を含む。スリーブ112の側壁は一端から終端まで内側にテーパ状であり、対向するねじ山110から離間している。この構成は、ナット92を本体94の第2の端部102に嵌め込む際に導管108の端部を捕らえて、導管108を本体94に密封接続する。
使用時、最初に密封容器10から内容物を完全に排気することで、上方及び下部のシート12及び14を実質的に整合させ、ガス流管状部材70及び71を取り囲んで取付部品32の滑らかに湾曲した壁面42及び46に沿うようにする。図6に示すガス導管108は、試験下の自動車のエンジン等、適切な排ガス源に接続されている。本体94が取付部品32に密封して嵌め込まれ、上方シート12の上面の開口13に隣接して上方シート12と密封係合した後、導管108の他端は本体94に接続される。
次いで、自動車からの排ガス又は周囲空気からのガスを、導管108、本体94、及び取付部品32を介して中空ガス部材70及び71へ、次いで密封容器10の内部22へ供給する。密封容器10は一定の体積に膨張し、容器10の密封性のため、所定の時間量この排ガスを維持する。
続いて、密封容器10内に貯蔵されたガスの内容物を分析することが望まれる場合、そのようなガス内容物を密封容器10から、ガス流部材70及び71の開口72を介し、更に取付部品32、本体94、及び導管108を介して、適切な試験機器に排気する。
別の態様では、図8に示すように、容器10の下部シート14のようなシートの少なくとも1つは、複数の離間した個別の突起124を含む。突起124は、下部シート14の一面から対向する上方シート12の方へ、密封容器10の内部空洞22内に延出している。図9に示すように、突起124は不規則な形状を有し、不規則な間隔で配置され得る。突起124は下部シート14のほぼ全面に形成することができる。
突起124は、下部シート14を所望の突起形状及び位置へと永続的に変形させるローラ又はプレス機の使用等、任意の適切な手段によって下部シート14に形成される。図8及び図9に示すように、突起124は下部シート14の表面から頂点125まで概ねテーパ状である。他の任意の形状を有する突起124も使用され得ることは理解されよう。
図8に示すように、離間した隣接突起124の間に複数のガス流経路126が形成されている。ガス流経路126はシート14の全面上に延出し、容器10が排気されて対向シート12がシート14とぴったり整合するか又は密接に接触した場合でも維持される。従って、ガス流経路126は、ガスが取付部品32を介して容器10の内部空洞22に導入された場合に容器10の完全な充填を保証し、更に、取付部品32を介して容器10からガスの全量が完全に排気されることを保証する。
一態様において、密封容器10は第1及び第2の対の可撓性シートで形成され、各シート対が容器10の1つのパネル又は側壁を形成する。図3に示す態様において、第1及び第2の対のシートは各々、第1のフッ素コポリマーシート14及び第2の可撓性ビニルシート140で形成されている。単なる例示であるが、第1のシート14は厚さ1〜2ミルであり、第2のシート140は厚さ3ミルである。この態様において、第1のシート14の一方の表面142は、第1のシート14を第2のシート140に接合するため、図示しない接着剤を受容するように処理されている。第1のシート14とは反対側の表面144は剥離可能又はヒートシール可能である。
多数の層を有するシートで容器10を構築する際、第1及び第2の対のシートを相互に逆さにして、第1及び第2の対のシートの各々の第1のシート14を相互に向かい合わせる。これにより、第1のシート14の各々の剥離可能又はヒートシール可能な表面144を相互に整合した状態に配置し、層14の外周全体を一周するようにヒートシール146を形成して、容器10内に密封内部チャンバを形成することができる。
図7はシートアセンブリ130を示す。これは、一例として、ACLARのようなフッ素重合体の外側シート対で形成されて、図7の1つ以上の中間シートに対し、無孔の湿度又は流体を通さないバリアを与えている。シート132、134、及び136は、積層されるか又は他の方法で共に固定されることで単一のシート構造となっている。
層132、134、及び136は、シート130全体の所望の強度、可撓性、又は他の特性を与えるように任意の厚さで設ければよい。一例として、外側シート132及び134は0.5ミルの厚さを有し、少なくとも1つの中間シート136は1.0ミル以上の厚さを有し得る。いくつかの実施形態では、合計シート厚さは2ミルより大きく、いくつかの用途では3ミル又は4ミルの厚さが可能である。同様に、可撓性シートが単一層材料から成る場合、厚さは2ミルより大きく、いくつかの用途では3ミルより大きい厚さが可能である。
いくつかの実施形態において、使用されるフッ素重合体を調製できるプロセスは、第1の反応ゾーンにおいて、開始剤と、2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペン(CFCF=CH)と、任意選択的に、これと共重合できる少なくとも1つの第1のエチレン性不飽和コモノマーと、を接触させるステップを含む。この接触は、フルオロオレフィンポリマーを生成するのに充分な第1の温度、圧力、及び時間長で実行される。アクリルポリマーを調製するプロセスは、第2の反応ゾーンにおいて、開始剤と、アクリル酸、メタクリル酸、アクリレートエステル、メタクリレートエステル、及びそれらの混合物から成る群から選択された少なくとも1つのアクリルモノマーと、任意選択的に、これと共重合できる少なくとも1つのエチレン性不飽和コモノマーと、を接触させるステップを含む。この接触は、アクリルポリマーを生成するのに充分な第2の温度、圧力、及び時間長で実行される。所望の場合又は必要な場合、フルオロオレフィンポリマーは、2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンホモポリマー、コポリマー、ターポリマー、及びそれらの混合物から成る群から選択され、アクリルポリマーは、アクリルホモポリマー、コポリマー、ターポリマー、及びそれらの混合物から成る群から選択される。フルオロオレフィンは、2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンコポリマーであり得る。第1及び第2の反応ゾーンは更に、エステル、ケトン、エーテル、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、塩素化炭化水素、酢酸エチル、ブチル酢酸、1−メトキシ−2−プロパノールアセテート、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、2−ヘプタノン、及び1,1,1−トリ−クロロエタン、及びそれらの混合物から成る群から選択された溶媒を含み得る。いくつかの実施形態において、2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンはフッ素重合体においてポリマー材料の全重量の約20wt%〜約100wt%存在し、フッ素重合体は約70wt%〜約100wt%存在し得る。
デバイスが、ガスを受容、貯蔵、及び排出するためのガス貯蔵容器であり、相互に重なり合う関係に配置されフッ素コポリマーACLARフィルムで形成された第1及び第2の別個のシートと、重なり合う第1及び第2のシートの外周縁部を完全に一周するように形成されて第1及び第2のシートの最も内側の非密封部分の間に中空の拡張可能密封チャンバを形成する熱シームと、を含むことは、本開示の範囲内である。この容器は更に、第1及び第2のシートのうち一方に密封して搭載され、この一方のシートにおける整合させた開口を通って延出し、第1及び第2のシートの最も内側の非密封部分内に配置されたガス流取付部品を含み得る。また、これは、第1及び第2のシートの最も内側の非密封部分内に配置されたガス流導管も含むことができ、流体流導管は取付部品に結合されて、第1及び第2のシートの最も内側の非密封部分と取付部品との間でガスを分配できる。
相互に重なり合う関係に配置されフッ素コポリマーACLARフィルムで形成された第1及び第2の別個のシートと、重なり合う第1及び第2のシートの外周縁部を完全に一周するように形成されて第1及び第2のシートの最も内側の非密封部分の間に中空の拡張可能密封チャンバを形成する熱シームとに加えて、ガスを受容、貯蔵、及び排出するためのガス貯蔵容器は、少なくとも1つのフッ素重合体シートを含むことができる。このフッ素重合体シート上の少なくとも1つの層は、第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの第2の表面を有し、これは第1及び第2のシートの別のものに熱接着することができる。所望の場合又は必要な場合、第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの第2の表面は相互に向かい合うように配置され、第2のシートは第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの最も外側に配置される。
いくつかの実施形態において、第1及び第2のシートの少なくとも一方には、複数の個別の離間した突起が形成されている。第1及び第2のシートが接合されている場合、これらの突起は、第1及び第2のシートのうち少なくとも一方のシートの1つの主要面から第1及び第2のシートの他方へと外側に延出する。少なくとも一方のシートのほぼ全面にわたって、隣接した突起の間にガス流経路が形成されている。所望の場合又は必要な場合、突起は不規則な形状であり、少なくとも一方のシート上で不規則に離間されている。いくつかの実施形態において、突起は同一の形状であり、少なくとも一方のシート上で同一の距離に離間している。第1及び第2のシートの双方に複数の個別の離間した突起を形成し、第1及び第2のシートが接合された場合に突起が他方のシート上の突起と向き合うように形成することができる。
また、フッ素コポリマーACLAR又はPFX14−13で形成された第1及び第2の外側配置シートと、第1及び第2の外側配置シートの間に配置された少なくとも1つのフッ素コポリマーでない層と、を含む無孔の非透湿性シートも開示される。第1及び第2の外側配置シートと少なくとも1つの中間シートは積層されて単一のシートになっている。
また、本明細書に開示されるデバイスが一定の体積の排ガスを受容、貯蔵、及び排出するための独立型の排ガスサンプル容器であり得ることも、本開示の範囲内である。排ガスサンプル容器は第1及び第2の対の可撓性プラスチックシートを含むことができ、第1及び第2の対のシートの各々は、相互に縁部が重なり合う関係に配置された少なくとも第1及び第2の別個のシートで形成されている。第1及び第2の対のシートは、第1及び第2の対のシートの外周縁部全体に沿って密封して接合されて、第1及び第2の対のシートの最も内側の向かい合うシート間に所定の一定の体積の中空の拡張可能密封空洞を形成する。第1及び第2の対のシートの第1及び第2のシートの一方は、ガスを通さない化学的に不活性のフッ素コポリマーフィルムで形成されている。
所望の場合又は必要な場合、独立型の排ガスサンプル容器における第1及び第2の対のシートの少なくとも第1及び第2のシートは全て同一の材料で形成される。
所望の場合又は必要な場合、独立型の排ガスサンプル容器は第1及び第2の離間した熱シームを含むことができ、これら熱シームの各々は、第1及び第2の対のシートの外周縁部を完全に一周して延出する。
所望の場合又は必要な場合、独立型の排ガスサンプル容器は、第1及び第2の対のシートのうち一方の第1及び第2のシートにおいて所定の位置に形成された、整合させた開口と、第1及び第2の対のシートのうち一方において密封して搭載され、整合させた開口を通って延出して中空の空洞と流体流連通するガス流取付部品であって、中空の空洞へのガス流経路を形成して中空の空洞内で一定の体積の排ガスを貯蔵するため、及び、中空の空洞から一定の体積の排ガスを放出するためのガス流取付部品と、を含むことができる。
本明細書に開示されるように、独立型の排ガスサンプル容器は、第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの第2の表面が第1及び第2のシートの別のものに熱接着できるものであり、いくつかの実施形態では、第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの第2の表面は相互に向かい合うように配置され、第2のシートは第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの最も外側に配置されている。
また、本明細書に開示されるのは、第1及び第2の対の可撓性プラスチックシートを含む独立型の排ガスサンプル容器である。第1及び第2の対のシートの各々は、相互に縁部が重なり合う関係に配置された少なくとも第1及び第2の別個のシートで形成され、第1及び第2の対のシートは、第1及び第2の対のシートの外周縁部全体に沿って密封して接合されて、第1及び第2の対のシートの最も内側の向かい合うシート間に所定の一定の体積の中空の拡張可能密封空洞を形成する。第1及び第2の対のシートの第1及び第2のシートの一方は、ガスを通さない化学的に不活性のフッ素コポリマーフィルムで形成され、第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの第2の表面は、第1及び第2のシートの別のものに熱接着することができる。
いくつかの実施形態では、独立型の排ガス容器において、第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの第2の表面が相互に向かい合うように配置され、第2のシートは第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの最も外側に配置されている。いくつかの実施形態において、この独立型の排ガス容器は、第1及び第2のパネルの第1のシートの第2の表面の外周縁部に形成された熱シームを含む。他の実施形態において、独立型の排ガス容器は、相互に向かい合うように配置された第2のシートを有し、第1のシートは第2のシートの最も外側に配置されている。いくつかの実施形態において、独立型の排ガス容器は、第1及び第2のパネルの第2のシートの対向表面の外周縁部に形成された熱シームを含むことができる。
また、本明細書に開示されるのは、第1及び第2の対の可撓性プラスチックシートを含む独立型の排ガスサンプル容器である。第1及び第2の対のシートの各々は、相互に縁部が重なり合う関係に配置された少なくとも第1及び第2の別個のシートで形成され、第1及び第2の対のシートは、第1及び第2の対のシートの外周縁部全体に沿って密封して接合されて、第1及び第2の対のシートの最も内側の向かい合うシート間に所定の一定の体積の中空の拡張可能密封空洞を形成する。第1及び第2の対のシートの第1及び第2のシートの一方は、ガスを通さない化学的に不活性のフッ素コポリマーフィルムで形成され、第1及び第2のパネルの各々の第1のシートの第2の表面は、第1及び第2のシートの別のものに熱接着することができ、第1のシートは、接着剤を受容するように処理された第1及び第2の表面の双方を有し、熱接着可能でない。第1のシートは、第1及び第2のパネルの各々において第2のシートの最も外側に配置されている。いくつかの実施形態において、独立型の排ガス容器は、第1及び第2のパネルの第2のシートの対向表面の外周縁部に形成された熱シームを含む。
本発明について、いくつかの実施形態に関連付けて記載したが、本発明は開示された実施形態に限定されるのではなく、添付の特許請求の範囲内に含まれる様々な変形及び均等の構成を包含することが意図されることは理解されよう。この範囲は、法律の下で許される全てのそのような変形及び均等の構造を包含するように、最も広い解釈が与えられる。

Claims (21)

  1. 流体サンプルバッグであって、
    横方向及び加工方向を有する可撓性ポリマー材料の第1のシートであって、外周領域、内向き面、及び外向き面を有する第1のシートと、
    横方向及び加工方向を有する可撓性ポリマー材料の第2のシートであって、外周領域、内向き面、及び外向き面を有する第2のシートと、
    可撓性ポリマー材料の前記各第1及び第2のシートの前記外周領域に位置付けられた連続シームであって、可撓性ポリマー材料の前記第1のシートの前記内向き面とポリマー材料の前記第2のシートの前記内向き面との間に隣接して配置され、前記第1及び第2のシートから得られた溶融ポリマー材料で構成される連続シームと、
    前記外周領域において前記連続シームの外側に位置付けられた外側縁部と、
    を備え、前記第1のシート、前記第2のシート、及び前記連続シームは、前記第1及び第2のシートの前記各内向き面の間に中空の拡張可能内部密封チャンバを画定し、前記流体サンプルバッグは10ppm未満のガス透過率を有する、流体サンプルバッグ。
  2. 前記第1のシート及び前記第2のシートのうち少なくとも一方における前記ポリマー材料は、比重が1.9〜2.2であり、割線係数(横方向)が1000MPa〜1400MPaであり、水蒸気透過率が0.4gms/m/日未満であるフッ素重合体である、請求項1に記載の流体サンプルバッグ。
  3. 前記第1のシート及び前記第2のシートにおける前記ポリマー材料は、0.1wt%〜
    50wt%のビニリジンフルオライド及び50wt%〜99.9wt%のフッ素化コモノマーを含むフッ素重合体コポリマー、又は、40〜60モルパーセントのエチレンをテトラフルオロエチレンもしくはクロロトリフルオロエチレンと共重合させたフッ化炭素コポリマー、又は、アルファ−オレフィン、フッ素化アルファ−オレフィン、及びフッ素化エーテルから成るクラスから選択されたエチレン性不飽和共重合性有機モノマーを最大で5%重量単位まで含有するクロロトリフルオロエチレンの半結晶コポリマーのフッ化炭素コポリマーである、請求項2に記載の流体サンプルバッグ。
  4. 前記フッ素化コモノマーは前記フッ素重合体コポリマーにおいて前記コポリマーの70wt%〜95wt%の量で存在し、前記ビニリジンフルオライドは前記コポリマーの約5wt%〜30wt%存在する、請求項3に記載の流体サンプルバッグ。
  5. 前記フッ素化コモノマーは、2,3,3,3−テトラフルオロプロペン、1,1,3,3,3−ペンタフルオロプロペン、2−クロロ−ペンタフルオロプロペン、ヘキサフルオロプロピレン、トリフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、3,3,3−トリフルオロ−2−トリフルオロメチルプロペン、及びそれらの混合物から成る群から選択される、請求項4に記載の流体サンプルバッグ。
  6. 前記第1及び第2のシートにおける前記ポリマー材料は、50wt%〜99.9wt%のフルオロオレフィンポリマー及び0.1〜50wt%のアクリルポリマーのフッ素重合体ブレンドである、請求項1に記載の流体サンプルバッグ。
  7. 前記フッ素重合体はポリマーブレンドであり、前記ポリマーブレンドは、前記ポリマーブレンドの全重量の20wt%〜100wt%の量で存在する2,3,3,3−テトラフルオロ−1−プロペンを含むフルオロオレフィンポリマーと、任意選択的にそれと共重合させた少なくとも1つのコモノマーと、アクリル酸、メタクリル酸、アクリレートエステル、メタクリレートエステル、及びそれらの混合物をフルオロオレフィンコモノマーと共に含むアクリルポリマーと、を含む、請求項2に記載の流体サンプルバッグ。
  8. 前記連続シームは断面本体を有し、前記断面本体は、
    前記第1のシートの前記外向き面に近接した第1の外側領域と、
    前記第2のシートの前記外向き面に近接し、前記第1の外側領域とは反対側の第2の外側領域と、
    前記第1の外側領域と前記第2の外側領域との間に配置された中間領域と、
    を含み、前記第1の外側領域に存在するポリマー材料は溶融ポリマー材料の特性を示し、前記中間領域に存在するポリマー材料は高い結晶度を示し、前記第2の外側領域は前記第2のシートにおける近接した前記ポリマー材料の前記横方向及び前記加工方向を示す、請求項2に記載の流体サンプルバッグ。
  9. 前記第1及び第2のシートのうち一方に密封して搭載され、この一方のシートにおける整合させた開口を通って延出し、前記第1及び第2のシートの最も内側の非密封部分内に配置された流体流取付部品を更に備える、請求項2に記載の流体サンプルバッグ。
  10. 前記第1及び第2のシートの前記最も内側の非密封部分内に配置された流体流導管を更に備え、前記流体流導管は、前記取付部品に結合されて、前記第1及び第2のシートの前記最も内側の非密封部分と前記取付部品との間で導入された流体を分配する、請求項9に記載の流体サンプルバッグ。
  11. 前記流体サンプルバッグは幅Wを有し、前記シームは幅Wを有し、Wはある値を有し、Wはある値を有し、WsはWの0.001%〜1%である、請求項2に記載の流体サンプルバッグ。
  12. 前記第1及び第2のシートの各々の厚さは1ミル〜4ミルであり、前記シームの厚さは2ミル〜100ミルである、請求項9に記載の流体サンプルバッグ。
  13. 前記第1のシート及び前記第2のシートのうち少なくとも一方は単層である、請求項12に記載の流体サンプルバッグ。
  14. 一定の体積の排ガスを受容、貯蔵、及び排出するための独立型の排ガスサンプル容器であって、
    横方向及び加工方向を有する可撓性ポリマー材料の第1のシートであって、外周領域、内向き面、及び外向き面を有する第1のシートと、
    横方向及び加工方向を有する可撓性ポリマー材料の第2のシートであって、外周領域、内向き面、及び外向き面を有する第2のシートと、
    前記外周領域に位置付けられた連続シームであって、可撓性ポリマー材料の前記第1のシートの前記内向き面とポリマー材料の前記第2のシートの前記内向き面との間に隣接して配置され、前記第1及び第2のシートから得られた溶融ポリマー材料で構成される連続シームと、
    前記外周領域において前記連続シームの外側に位置付けられた外側縁部と、
    を備え、前記第1のシート、前記第2のシート、及び前記連続シームは、前記第1及び第2のシートの前記各内向き面の間に拡張可能な内部密封型の中空の空洞を画定し、前記流体サンプル容器は10ppm未満のガス透過率を有する、独立型の排ガスサンプル容器。
  15. 前記第1及び第2のシートは同一のポリマー材料で形成されている、請求項14に記載の独立型の排ガスサンプル容器。
  16. 前記第1及び第2の対のシートのうち一方において所定の位置に形成された開口と、
    前記第1又は第2のシートのうち前記一方に密封して搭載され、前記一方のシートにおける前記整合させた開口を通って延出して前記中空の空洞と流体流連通するガス流取付部品であって、前記中空の空洞へのガス流経路を形成して前記中空の空洞内に一定の体積の排ガスを貯蔵するため、及び、前記中空の空洞から前記一定の体積の排ガスを排出するための、ガス流取付部品と、
    を更に備える、請求項14に記載の独立型の排ガスサンプル容器。
  17. 前記第1及び第2の対のシートのうち一方の前記第1及び第2のシートにおいて所定の位置に形成された、整合させた開口と、
    前記第1又は第2のシートのうち前記一方に密封して搭載され、前記一方のシートにおける前記整合させた開口を通って延出して前記中空の空洞と流体流連通するガス流取付部品であって、前記中空の空洞へのガス流経路を形成して前記中空の空洞内に一定の体積の排ガスを貯蔵するため、及び、前記中空の空洞から前記一定の体積の排ガスを排出するための、ガス流取付部品と、
    を更に備える、請求項14に記載の独立型の排ガスサンプル容器。
  18. 前記第1及び第2のシートの前記内向き面における前記ポリマー材料は相互に熱接着することができる、請求項14に記載の独立型の排ガスサンプル容器。
  19. 前記第1のシート及び前記及び第2のシートのうち少なくとも一方における前記ポリマー材料は、比重が1.9〜2.2であり、割線係数(横方向)が1000MPa〜1400MPaであり、水蒸気透過率が0.4gms/m/日未満であるフッ素重合体である、請求項14に記載の独立型の排ガスサンプル容器。
  20. 前記第1及び第2のシートの前記ポリマー材料はフッ素重合体であり、前記第1及び第2のシートは相互に同一である、請求項19に記載の独立型の排ガスサンプル容器。
  21. 前記連続シームは断面本体を有し、前記断面本体は、
    前記第1のシートの前記外向き面に近接した第1の外側領域と、
    前記第2のシートの前記外向き面に近接し、前記第1の外側領域とは反対側の第2の外側領域と、
    前記第1の外側領域と前記第2の外側領域との間に配置された中間領域と、
    を含む、請求項14に記載の独立型の排ガスサンプル容器。
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