JP2018518371A - 特にストリップ用のシャーの少なくとも1つのカッタを交換するための装置及び少なくとも1つの交換可能なカッタを有するシャー - Google Patents

特にストリップ用のシャーの少なくとも1つのカッタを交換するための装置及び少なくとも1つの交換可能なカッタを有するシャー Download PDF

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Abstract

本発明は、特にストリップ用のシャー(100)のカッタ(102)を交換するための装置(1)と、カッタ(102)が、荷重蓄積器(106)により予荷重を受けた引張棒(108)によって少なくとも1つのカッタキャリヤ(104)に自動的に(“A”)固定され得る、このようなシャー(100)とに関する。装置(1)は、少なくとも1つの調整機構(10)を有し、この調整機構は、カッタキャリヤ(104)からカッタ(102)を解離するために、調整機構の操作により引張棒(108)を軸方向(“B”)にその予荷重とは反対方向に移動させるように操作可能である。調整機構(10)は、カッタキャリヤ(104)の外面(105)又はカッタキャリヤ(104)の外側に配置することができる。

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の特にストリップ用のシャーの少なくとも1つのカッタを交換するための装置及び請求項13の上位概念に記載の少なくとも1つの交換可能なカッタを有するシャーに関する。
ストリップの切断もしくは裁断をするためのシャーの場合、通常は、シャーに取り付けられたカッタを交換することが必要である。何故なら、カッタは、シャーの稼働中に著しい摩耗の支配下にあるからである。相応に、カッタをシャーに取付ける固定手段は、カッタを適切に交換するために解離することができる。
従来技術では、このようなシャーのために、カッタを交換するために簡単に解離し得るネジ又はネジボルトの形態のカッタ固定手段が知られている。しかしながら、このような固定手段は、以下の欠点の支配下にある:即ち、シャーの稼働中の熱及び媒体の作用に基づいて、ネジ又はネジボルトは、しばらく稼働した後に固着することがあるので、カッタ交換は、時間がかかる。固定ネジを締めた後、カッタは、シャーの数回の切断に従うので、ネジは、カッタを締め付けるための張力を失う。最後に、このようなカッタ固定手段の別の欠点は、ネジ又はネジボルトの操作が通常は手で行なわれ、これが、相応に高いコストと共に長い換装時間を生じさせることにある。
前記の欠点を回避するため、カッタが、シャーのカッタキャリヤに、好ましくは皿バネの形態のべネ要素によって固定され、バネ要素の予荷重が、カッタキャリヤに対するカッタの自動的な締付けを生じさせるとの構成を備える従来の解決策が知られている。この場合、カッタを締め付けるための張力は、常に一定に保たれ続け、同時に、ネジ要素等の固着が回避され得る。シャーのカッタキャリヤからのカッタの解離は、油圧シリンダを使用して油圧で行なうことができ、これにより、カッタの交換が、有利には短時間で可能である。
従来技術によれば、即ち西独国特許出願公開第34 23 275号明細書、西独国特許出願公開第30 30 744号明細書又は中国実用新案第202 57 14 56号明細書から、油圧シリンダがドラムシャーのカッタドラム内に配置されているとの構成を備える、ドラムシャーにおいて油圧シリンダを使用することが公知である。この場合の欠点は、カッタドラムに埋設された油圧シリンダの解離荷重が、構造上の寸法が小さいために制限されていること、及び、同じ理由から、バネ要素の締付け力も制限されていること、である。更に、油圧シリンダのシールは熱に敏感であるので、カッタ及びカッタドラムは、部品温度を制限するために費用をかけて冷却しなければならない。別の欠点は、カッタドラム内の油圧シリンダへ作動油を供給するために必要な孔を費用をかけて作らなければならないこと、及び、油圧シリンダに対する作動油用の接続部を費用をかけてシャーの外面に設けなければならないこと、にある。
西独国特許出願公開第34 23 275号明細書 西独国特許出願公開第30 30 744号明細書 中国実用新案第202 57 14 56号明細書
相応に、本発明の根底にある課題は、特にストリップ用のシャーのカッタの交換を単純化し、省時間に形成することにある。
前記の課題は、請求項1の特徴を有する装置によって解決される。本発明の有利な発展形は、従属請求項に規定されている。
本発明による装置は、カッタが荷重蓄積器により予荷重を受けた引張棒によってシャーのカッタキャリヤに自動的に固定できるように、シャーが形成されている、特にストリップ用のシャーのカッタを交換するために使用される。本発明による装置は、少なくとも1つの調整機構を有し、この調整機構は、カッタキャリヤからカッタを解離するために、調整機構の操作により引張棒を軸方向にその予荷重とは反対方向に移動させるように操作可能である。この場合、調整機構は、カッタキャリヤの外面又はカッタキャリヤの外側に配置可能である。
本発明の根底にある認識は、カッタキャリヤの外面とカッタキャリヤの完全な外側のどちらかに調整機構を位置決めすることによって、シャーの稼働中に生じる温度が、調整機構に対して僅かにしか又は全く作用しないので、非常に高い温度による調整機構の損傷が排除されていることである。同時に、本発明は、カッタキャリヤへのカッタの簡単かつ確実な固定を、同時に迅速なカッタの交換が可能であるにもかかわらず、保証する。別の利点は、カッタキャリヤの外側に配置された調整機構によって、高い解離荷重をシャーの引張棒へ伝達することができることにある。何故なら、この場合、調整機構に関して構造上の制限がないからである。同様に、カッタキャリヤ内の油圧シリンダの廃止によって、例えば皿バネ等の形態の、引張棒に作用する荷重蓄積器用の取付けスペースが増加するので、例えば大きい、これにより強い皿バネを−引張棒に作用する予荷重を発生させるための荷重蓄積器として−カッタキャリヤ内に取り付けることによって、カッタキャリヤにカッタを固定するための締付け荷重を高めることができる。
カッタの解離は、引張棒の予荷重を相殺し、その際にカッタをカッタキャリヤから解離し得るために、調整機構によって圧縮力又は引張力が引張棒へ加えられるように、行なわれる。
本発明の有利な発展形では、調整機構は、シャーにおいてカッタ交換を実行するための準備として、一時的にシャーのカッタキャリヤに取り付けることができる。これは、調整機構が、カッタ交換の終了後に再びカッタキャリヤから解離され、シャーの標準的な稼働時にカッタキャリヤとは作用結合していないとの利点を有する。同様に、カッタ交換を実行すべき時に、調整機構と作用結合している連接棒を一時的にカッタキャリヤと結合することも可能である。
本発明の有利な発展形では、調整機構は、カッタキャリヤの外面に存在するコンタクトブロックによって、このましくは噛合い係合式に固定することができる。これにより、特に、前で説明したように、調整機構がカッタ交換を実行するために一時的にだけカッタキャリヤに取付けられている場合のために、カッタキャリヤの外面への調整機構の信頼性の高いかつ迅速な固定が保証されている。
本発明の有利な発展形では、調整機構は、油圧シリンダとして形成することができ、これにより、高い荷重密度が小さいスペースで保証されており、これにより、シャーの引張棒をその軸方向に荷重蓄積器の予荷重に抗して移動させるために、高い解離荷重が可能である。油圧シリンダの形態の調整機構が一時的にだけカッタキャリヤに取付けられている場合、油圧シリンダを、カッタキャリヤから取り外されている時に簡単に工場内の生産ライン外で整備することができるとの利点も生じる。
本発明の選択的な実施形態によれば、調整機構は、純粋に機械的に機能することもでき、この場合、ネジの形態で形成することができる。カッタキャリヤの外面にコンタクトブロックが設けられている場合、このようなネジは、コンタクトブロックの雌ネジと係合させることができ、その場合、係合は、その端面でもってカッタキャリヤ内の引張棒に作用するために、即ちカッタキャリヤからカッタを解離するために、行なわれる。油圧シリンダの代わりに機械的な調整機構を使用することにより、本発明のための投資及び整備のコストが著しく低減される。
本発明は、シャーが、前で説明したカッタを交換するための装置と組み合わせて使用できる、との構成を備える少なくとも1つの交換可能なカッタを有するシャーにも関する。このようなシャーは、1つのカッタキャリヤを有し、このカッタキャリヤに、カッタは、荷重蓄積器により予荷重を受けた引張棒によって自動的に固定できる。その場合、カッタの解離は、本発明による装置の調整機構の操作によって行なわれ、調整機構の操作により、引張棒は、軸方向にその予荷重とは反対方向に移動され、これにより、カッタキャリヤに対するカッタの挟持が解除される。
本発明の有利な発展形では、シャーのカッタキャリヤが、その外面で引張棒の縦軸の延長部内に少なくとも1つのコンタクトブロックを備え、このコンタクトブロックに、装置の調整機構又は、選択的に、調整機構と連結可能な連接棒が、好ましくは噛合い係合式に固定できる。これにより、調整機構又は調整機構と連結可能な連接棒をカッタキャリヤの外面に短時間の間固定し、次いで再びカッタキャリヤの外面から解離することが可能である。コンタクトブロックは、これに調整機構が固定されている場合は、調整機構の操作時及びこれにより引張棒にその縦軸の方向に作用する圧縮力が発生した時に、必用な抗力をカッタキャリヤで支持するもしくはカッタキャリヤへ導入するとの機能を担う。同じことが、調整機構自身ではなく、調整機構と連結可能な連接棒が、その代わりにコンタクトブロックに固定されている場合に当て嵌まる。
本発明の有利な発展形では、本発明によるシャーが、回転式のシャーであり得、カッタキャリヤが、カッタドラムとして形成されている。カッタドラムの回転を顧慮して、前で説明したように、調整機構が、カッタを交換するために一時的にだけカッタキャリヤの外面に取り付けられるが、シャーの標準的な稼働中は、カッタキャリヤもしくはカッタドラムから取り外されている場合が大変有利である。その場合、相応に、カッタドラムの回転時に、若干のアンバランスが生じ、カッタドラムに通じる制御ライン等は、必要ない。
合目的に、本発明は、平板に圧延されたスチールを製造するための熱間ストリップトレイン内のドラムシャーにおいて使用することができ、このようなドラムシャーによってストリップが切断される。特にエンドレス圧延設備のために、本発明は使用することができる。何故なら、ここでは、連続的な稼働によって、高い温度によるシールの損傷があるために従来技術による油圧式のカッタ締付け手段の使用を許さない、カッタ及びカッタキャリヤへの高い熱作用が存在するからである。それにもかかわらず、本発明は、クランクシャー、ペンデュラムシャー又は円形カッタシャーのような他のシャータイプへの取付けのためにも適している。
少なくとも1つのカッタが締付けによってカッタキャリヤに固定され、固定手段が、カッタを交換するために解離可能に形成されている、即ちこのために適した調整機構の操作によって解離可能に形成されている、との構成を備える全ての形式のシャーのために適していることを指摘したい。いずれにしても、本発明によって、カッタ固定手段の信頼性の高いかつ整備の少ない形成が保証されている。
本発明の有利な発展形では、張力調整システム内の全てのシールは、金属シールとして形成することができる。これは、熱作用によるシールの損傷又は完全な破壊が回避されるとの利点を生じさせる。
以下で、本発明の実施例を、概略的に単純化した図面により詳細に説明する。
本発明によるシャーの単純化した横からの横断面図 シャーのカッタを交換するための本発明による装置と組み合わせた図1のシャーの単純化した横からの横断面図 別の実施形態のシャーのカッタを交換するための本発明による装置の単純化した横からの横断面図 別の実施形態の本発明によるシャー及びシャーのカッタを交換するための装置の単純化した横からの横断面図 別の実施形態の本発明によるシャー及びシャーのカッタを交換するための装置の単純化した横からの横断面図 図5のカッタを交換するための装置の固定装置の横断面図 図5のカッタを交換するための装置の固定装置の横断面図 別の実施形態の本発明によるシャーの単純化した横からの横断面図 別の実施形態の本発明によるシャーの単純化した横からの横断面図 別の実施形態の本発明によるシャー及びシャーのカッタを交換するための装置の部分的に断面図にされている単純化した横からの正面図 シャー及びシャーに取り付けられたカッタを交換するための稼働状態にある図10の装置 シャーに取り付けられたカッタを交換するための稼働状態にある、別の実施形態の本発明によるシャー及びシャーのカッタを交換するための装置の部分的に断面図にされている単純化した横からの横断面図 カッタを交換するための本発明による装置が使用できる、別のシャータイプの単純化した横からの横断面図 図2の本発明による装置の実施形態に対するバリエーション
図1は、少なくとも1つのカッタ102が、締付けによってカッタキャリヤ104に固定され得る、本発明によるシャー100の単純化した横からの横断面図を示す。シャー100は、回転式のシャーとして形成することができ、その場合、カッタキャリヤ104は、回転式のカッタドラムである。カッタドラム104に対するカッタ102の締付けは、荷重蓄積器106によって行なわれ、この荷重蓄積器により、カッタ102に作用する引張棒108が予荷重を与えられる。荷重蓄積器106は、好ましくは皿バネの形態で形成され、以下では常に皿バネとしか呼ばれないが、これを、このタイプの荷重蓄積器への限定であると理解すべきでない。
カッタドラム104には、その中に皿バネ106及び引張棒108を収容するために孔110が形成されている。皿バネ106は、引張棒108の一端に取り付けられ、皿バネ106に隣接するように引張棒108の端面にベース要素112が固定され、このベース要素は、カッタドラム104の外面105に設けられたコンタクトブロック114に当接する。引張棒108の反対側の端面に、ネジ116によって締付け部材118が取り付けられ、この締付け部材は、カッタ102と相互作用させることができる。
皿バネ106により、引張棒108に予荷重が加えられ、この予荷重は、図1では矢印“A”で象徴化されている。この予荷重により、締付け部材118は、カッタ102と接触し、これにより、カッタ102は、カッタドラム104に固定もしくは挟持される。
図1によるシャー100の場合、カッタ02は、皿バネ106により予荷重を受けた引張棒108によって自動的にカッタドラム104に固定される。カッタドラム104の回転は、本発明によれば、カッタ102の解離もしくは交換をするための手段が永久にカッタドラム104に取り付けられているのではないことによって容易化される。相応に、回転式のカッタドラム104ようの制御ライン等を設けることも必要ない。
図2は、カッタ102を交換するための本発明による装置1と組み合わせた図1のシャー100を示す。この場合、装置1は、調整機構10を有し、この調整機構は、カッタドラム104の外面105、即ちコンタクトブロック114に噛合い係合式に固定されている。調整機構10は、操作ピン12を備え、この操作ピンは、引張棒108の縦軸Lの方向に可動である。詳細には、操作ピン12は、操作ピンの移動により締付け部材118とカッタ102の間の締付けを解除し、次いでカッタ102をカッタドラム104から取り除き得るために、矢印“B”の方向に、即ち引張棒108の予荷重方向とは反対方向に移動させることができる。カッタドラム104から取り外すためのカッタ102の取外し方向は、図2では矢印“C”によって象徴化されている。
図2に示した実施形態の場合、調整機構10は、油圧シリンダ14として形成され、装置1の操作ピン12は、油圧シリンダ14のピストン16と結合されている。油圧シリンダ14の油室18が圧力の作用を受けている場合、ピストン16は、操作ピン12と組み合わせて引張棒108の方向−図2の図で右に向かって−に移動される。その結果、操作ピン12の端面は、これに隣接するベース要素112の端面と接触し、これにより、引張棒108は、締付け部材118とカッタ102の間の締付けを解除するように、皿バネ106によって加えられた予荷重に反して孔110内を移動される。次いで、更に、カッタ102は、方向“C”にカッタドラム104から取り除き、これにより取り外すこともしくは交換することができる。
新しいカッタ102の取付け時に、カッタ102がカッタドラム104での位置にもたらされ、締付け部材118と接触した後で、油圧シリンダ14の油室18は、無圧にされるので、その場合、皿バネ106の予荷重は、方向“A”(図1参照)の引張棒108の運動を生じさせ、これによりカッタドラム104に対するカッタ102の自動的な緊締を生じさせる。
油圧シリンダ14には、外面に、内側に向かって突出するウェブ20が形成され、これらウェブは、コンタクトブロック114に形成されたショルダ部分120と係合させることができる。これにより、コンタクトブロック114と油圧シリンダ14の噛合い係合式の固定が可能であり、これにより、装置1は、外面105に、短時間の間取り付けることができる。これに関して、カッタドラム104の外面105に対する装置1のこのような固定が、一時的にだけ、即ちカッタ102の交換のためにだけ行なわれることを指摘したい。これは、カッタ102の交換を行なった後、装置1が、再びコンタクトブロック114から取り外され、シャー100から除去されるので、回転式のカッタドラム104を有するシャー100の標準的な稼働が、装置1を含めないで行なわれることを意味する。
図3は、別の実施形態による本発明の単純化した横からの横断面図を示す。この場合、カッタドラム104に2つの孔110が形成され、これら孔は、互いに平行に延在し、それぞれ引張棒108及びこれに取り付けられた皿バネ106を収容するために使用される。引張棒108によりそれぞれカッタ102がカッタドラム104に緊締される。締付けメカニズムは、同様に図1もしくは図2の実施形態に一致するので、繰返しを避けるためにそれを参照されたい。
図3の実施形態の場合、コンタクトブロック114は、それぞれ180°だけ互いに位置をずらしてカッタドラム104の外面105に取り付けられている。これにより、カッタ102を同様に180°だけ互いに位置をずらしてカッタドラム104に緊締することが可能である。
図3の図で、上の引張棒108は、コンタクトブロック114に固定された油圧シリンダ14によって、図2の場合と同様に、カッタ102とカッタドラム104の間の締付けを解除するために、引張棒108が矢印“B”の方向に孔110内を移動されるように作用を受けている。カッタ102を完全に取り外すために、締付け部材118は、例えばバヨネット固定手段によって引張棒108から除去することができ、これによれば、その場合、カッタ102は、所望の取外しのために完全に露出している。下の引張棒108は、皿バネ106の予荷重によって矢印“A”の方向に予荷重を受け、これにより、カッタ102は、カッタドラム104に締め付けられる。図3の下の引張棒108に関して、図3の上の引張棒108の場合と同様に、カッタ102の解離を生じさせるために、付設されたコンタクトブロック114に同様に油圧シリンダ14を固定することができることを指摘したい。
図4は、支持プレート24の雌ネジに係合するネジ22を調整機構10の操作ピン12が有する、本発明の別の実施形態を示す。支持プレート24は、その外面にウェブ20を備え、これらウェブによって、支持プレート24は、油圧シリンダ14と同様に、カッタドラム104の外面105のコンタクトブロック114に噛合い係合式に固定することができる。
図4の実施形態の場合、カッタドラム104には、図3の実施形態の場合と同様に、互いに平行に延在する2つの孔110が形成されているので、カッタ102は、180°の角度で互いに位置をずらしてカッタドラム104に取り付けること又は緊締することができる。
カッタ102を解離するために、図4の実施形態の場合、支持プレート24は、カッタドラム104の外面105のコンタクトブロック114に固定され、次いで、ネジ22は、ネジ22の自由な端面がベース要素112と接触し、これにより引張棒108が矢印“B”の方向に孔110内を移動されるように、支持プレート24の雌ネジ内へねじ込まれる。これは、図4で上の引張棒108のために図解され、締付け部材118による締付けを解除した後、カッタ102は、カッタドラム104から取り除くことができる。図4の下の引張棒108の場合、支持プレート24の雌ネジ内のネジ22は、付設されたカッタ102(図の範囲内で左側に示した)がカッタドラムに緊締されるまで緩められる。
図4の実施形態による調整機構10に関して、その支持プレート24が好ましくは一時的にだけ、即ちカッタ102の交換のためにだけコンタクトブロック114に固定され得ることを指摘したい。相応に、カッタドラム104は、シャー100の標準的な稼働時に回転されるが、その際に、その外面105に支持プレート24が固定されていることはない。
この場で、図4の実施形態が、その単純さ及び認識可能な頑丈さに基づいて、カッタドラム104に永久に取り付けられているためにも適していることを指摘したい。
更に、図4の実施形態による調整機構10を有する装置1が、図4の図とは違ってカッタドラム104に1つの孔しか形成されていないシャー100と組み合わせて使用することもできることを指摘したい。
図5は、調整機構10が、コンタクトブロック114に固定されたハウジング26を備え、このハウジング内に、第1の楔面30を有する可動の調整要素28が収容されている、本発明の別の実施形態を明らかにする。カッタドラム104内に、図4の実施形態の場合と同様に、互いに平行な2つの孔110が形成され、これら孔内に、説明したように、皿バネ106によって予荷重下に置かれた引張棒108が収容されている。図5の図で、模範的に調整機構10は、そのハウジング26でもって、上の引張棒108に付設されたコンタクトブロック114に固定されている。ハウジング26及びこれに収容された調整要素28を形成するための詳細は、図6a,6bのための根拠となる線I−Iに沿った断面図からわかる。
調整要素28は、ハウジング26内で軸“D”の方向に可動である。調整要素28は、第1の楔面30を備える。引張棒108とは反対の位置にある操作ピン12の端面に、第1の楔面30に対して相補的な第2の楔面32が形成されている。
図6aには、引張棒108が、皿バネ106によって加えられた予荷重によって作用方向“A”に押し付けられる、コンタクトブロック114に固定された初期位置にある状態で、調整機構10が示されている。調整機構10は、アクチュエータ34を有し、このアクチュエータにより、図6bで図解したように、調整要素28が軸Dに沿って移動され、その際、この移動は、操作ピン12が作用方向“B”へ移動されるように行なわれる。この場合、調整要素28の移動は、バネ36の予荷重に抗して行なわれる。その結果、引張棒108は、カッタドラム104によるカッタ102の締付けを解除するために、その予荷重の方向とは反対に孔110内を移動される。アクチュエータ34は、油圧シリンダ又は同じ作用のネジであり得る。両楔面30,32の相対移動に関して、軸D−この軸に沿って調整要素28がアクチュエータ34によって移動される−が、引張棒108の縦軸Lに対して直角に延在することが重要である。
図5による実施形態の場合、調整機構10は、単純化のために、模範的に上の引張棒108に付設されたコンタクトブロック114だけに固定されている。この実施形態による調整機構10が、下の引張棒108に付設されたコンタクトブロック114にも、カッタ102を解離するために固定できることがわかる。
カッタドラム104に形成された孔110に関して、これら孔は、互いに平行に形成するだけでなく、90°の角度で互いに位置をずらして形成できることを指摘したい。これは、図7の単純化された横からの横断面図に図解されている。本発明の別の選択的な実施形態によれば、カッタドラム104に2つよりも多くの孔110、例えば図8の図によれば全部で3つの孔110が形成されていることが、企図されている。図7及び図8による孔110に関して、これら孔が、カッタドラム104に互いに位置をずらして、即ちカッタドラム104の縦軸に沿って(図7,8による図平面に対して垂直に)形成されていることがわかる。複数の孔110により、複数のカッタ102を互いに異なる角度でカッタドラム104に挟持することが可能である。これは、前で説明したのと同じ締付け及び解離メカニズムにより、即ち、引張棒108の一端で、カッタドラム104の外面105に配置されたコンタクトブロック114−このコンタクトブロックに、装置1は、その調整機構10でもって好ましくは一時的に固定することができる−の所に締付け部材118を使用して、行なわれる。
引張棒の予荷重を相殺し、次いでカッタ102をカッタドラム104から取り外し得るため、前記実施形態の場合、調整機構からカッタ102を解離するために、圧縮力が引張棒108に加えられる。
図9は、シャー100の少なくとも1つのブレード102を交換するための装置1が、外側に位置する支持部122に取り付けられている、本発明によるシャー100の正面図を単純化して示す。このような外側に位置する支持部は、例えば直立フレーム122の形態で形成することができ、以下では、これを限定であると理解すべきでないが、常に直立フレームとしか呼ばれない。この場合、装置1は、一時的又は持続的に直立フレーム122に固定することができる。図9によれば、装置1の調整機構10とカッタドラム104内に収容された引張棒108との間に接続手段がない場合、シャー100は、稼働位置にある。
図9による直立フレーム122に装置1を固定する形式であるにもかかわらず、装置1のこのような配置によって、連接棒11を、引張棒108に付設されたコンタクトブロック114に固定し、操作ピン12と結合することで、調整機構10を連接棒11によってカッタドラム104内に収容された引張棒108と連結することが可能である。これは、図10の図で、引張棒108の縦軸が調整機構10の方向の接続区間と整列するように、その回転軸を中心として位置決めされた下のカッタドラムに関して示されている。連接棒11が示したように調整機構10とコンタクトブロック114の間でカッタドラム104の外面105に取り付けられた後に、調整機構10の操作は、カッタを解離するための作用方向“B”に引張棒108を移動させるため、前で説明したのと同様に、連接棒11によって引張棒108に伝達することができる。
図11は、上のカッタドラム104に隣接するように別個の装置1が設けられている、図10の実施形態のバリエーションを示す。これは、カッタの交換が同時にシャー100の上及び下のカッタドラム104に対して可能であるとの利点を有する。
カッタ102に関して、これらカッタが、例えばカッタバーの形態の縦長の広がりを備え得ることを指摘したい。相応に、この場合のために、カッタドラム104に複数の孔110が形成され、これら孔が、カッタドラム104の中心軸に沿って、一列かつ互いに平行に形成されている。その場合、これら孔110のそれぞれに、説明したようにカッタ102を締め付けるための引張棒108が収容されている。カッタ102の縦方向の広がりに応じて、装置1も、個々の孔110に付設されたコンタクトブロック114にそれぞれ固定することができる複数の調整機構10を有する縦方向の広がりを備える。このようにして、カッタバーの形態でもカッタ102の迅速な交換が保証されている。
本発明の前で説明した実施形態の全てに関して、シャー100が、平板に圧延されたスチールを製造するための熱間ストリップトレイン内に使用することができ、これにより、ストリップ材料もしくはストリップを切断するために使用されることを指摘したい。それにもかかわらず、シャー100は、他の材料を切断するためにも使用することができる。
図12は、前で説明したようにカッタを解離するために、装置1が、他のシャータイプのカッタキャリヤに取り付け得る、図1の実施形態のバリエーションを示す。この実施形態は、例えばペンデュラムシャー及びクランクシャーのために適している。その他、この実施形態の機能原理は、図2の実施形態のものであるので、繰返しを避けるために、それを参照されたい。
図13は、引張棒108の予荷重を相殺するために装置1の調整機構10によって引張力が加えられるように、装置1が形成されている、図2の実施形態のバリエーションを示す。この場合、カッタドラム104に、盲穴124(図13、上の図)が形成され、この盲穴に、解放レバー128(図13、下の図)を導入することができ、この解放レバーに、調整機構10が取り付けられている。この実施形態の場合、調整機構は、操作ピン12と協働するネジ22を有することができる。操作ピン12は、例えば噛合い係合式に追加要素128と連結可能であり、この追加要素は、例えばバヨネット継手を介して引張棒108のネジ16又は選択的に締付け部材118と結合することができる。このようにして、ネジ22の操作時に、引張力は、カッタ102を解離するために引張棒108に加えることができる。この場で、この実施形態の場合、調整機構は、例えば図2の実施形態の場合のように選択的に油圧シリンダの形態で形成することもできることを指摘したい。
1 装置
10 調整機構
11 連接棒
12 操作ピン
14 油圧シリンダ
16 ピストン
20 噛合い係合式の連接棒
24 支持プレート
28 調整要素
30 第1の楔面
32 第2の楔面
34 アクチュエータ
100 シャー
102 カッタ
104 カッタキャリヤ
105 外面
106 荷重蓄積器
108 引張棒
110 孔
112 ベース要素
114 コンタクトブロック
122 噛合い係合式の連接棒
124 盲穴
126 解放レバー
128 追加要素
A 荷重蓄積器106の作用方向(軸方向の)
B 調整機構10の作用方向(軸方向)
D 縦軸に対して横の軸
L 縦軸

Claims (17)

  1. カッタ(102)が荷重蓄積器(106)により予荷重を受けた引張棒(108)によってカッタキャリヤ(104)に自動的に固定可能であるように、シャー(100)が形成されている、特にストリップ用のシャー(100)の少なくとも1つのカッタ(102)を交換するための装置(1)であって、この装置が、少なくとも1つの調整機構(10)を有し、この調整機構が、カッタキャリヤ(104)からカッタ(102)を解離するために、調整機構の操作により引張棒(108)を軸方向(“B”)にその予荷重とは反対方向に移動させるように操作可能である、との構成を備えるものにおいて、
    調整機構(10)が、カッタキャリヤ(104)の外面(105)又はカッタキャリヤ(104)の外側に配置可能であること、を特徴とする装置(1)。
  2. 前記少なくとも1つの調整機構(10)が、カッタ交換を実行するために一時的にカッタキャリヤ(104)に取り付けられているか、連接棒(11)によってカッタキャリヤ(104)と一時的に作用結合しており、調整機構(10)が、カッタ交換の終了後にカッタキャリヤ(104)から解離されること、を特徴とする請求項1に記載の装置(1)。
  3. 前記少なくとも1つの調整機構(10)又は調整機構(10)と作用結合している連接棒(11)が、好ましくは噛合い係合(20,122)式にカッタキャリヤ(104)に固定可能であり、好ましくは、調整機構(10)又は連接棒(11)をカッタキャリヤ(104)に固定するために、コンタクトブロック(114)が設けられていること、を特徴とする請求項1又は2に記載の装置(1)。
  4. 前記少なくとも1つの調整機構(10)が、操作ピン(12)を備え、この操作ピンが、引張棒(108)の縦軸(L)の方向に可動であり、直接的に又は間接的に、好ましくは連接棒(11)によって、引張棒(108)の端面と接触可能であること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置(1)。
  5. 前記少なくとも1つの調整機構(10)が、油圧シリンダ(14)の形態で形成され、操作ピン(12)が、油圧シリンダ(14)のピストン(16)と結合されていること、を特徴とする請求項4に記載の装置(1)。
  6. 前記少なくとも1つの調整機構(10)が、ネジ(22)を有し、このネジが、コンタクトブロック(114)に好ましくは噛合い係合(20,122)式に固定可能な支持プレート(24)の雌ネジと係合可能であること、を特徴とする請求項4又は5に記載の装置(1)。
  7. 前記少なくとも1つの調整機構(10)が、第1の楔面(30)を有する調整要素(28)を備え、この第1の楔面が、引張棒(108)とは反対の位置にある操作ピン(12)の端面と、直接的に又は連接棒(11)によって協働し、好ましくは、引張棒(108)とは反対の位置にある操作ピン(12)の端面に、第1の楔面(30)に対して相補的な第2の楔面(32)が形成されていること、を特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の装置(1)。
  8. カッタ(102)を解離するために作用方向(B)に引張棒(108)の縦軸(L)に沿ってかつ荷重蓄積器(106)の予荷重に抗して操作ピン(12)を移動させるために、調整要素(28)が、アクチュエータ(34)の操作によって引張棒(108)の縦軸(L)に対して横の軸(“D”)に沿って移動可能であること、を特徴とする請求項7に記載の装置(1)。
  9. 前記少なくとも1つの調整機構(10)を取り付ける少なくとも1つの外側に位置する支持部(122)が設けられ、調整機構(10)が、連接棒(11)を介して、シャー(100)のカッタキャリヤ(104)内に収容された引張棒(108)と連結可能であり、これにより、調整機構(10)の操作が、連接棒(11)によって引張棒(108)へ伝達され、好ましくは、外側に位置する支持部(122)に、複数の調整機構(10)が取り付けられ、これら調整機構が、それぞれ、連接棒(11)を介して、カッタキャリヤ(104)内に収容された引張棒(108)と連結可能であること、を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置(1)。
  10. 複数の調整機構(10)が設けられ、これら調整機構が、1つの縦長のカッタ(102)のため又は複数のカッタのセットのために、カッタキャリヤ(104)の外面(105)の1つの列に沿って、好ましくはカッタドラム(104)の中心軸に沿って配置可能であること、を特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置(1)。
  11. カッタ(102)をカッタキャリヤ(104)から解離するため、調整機構(10)は、引張棒(108)に対してその予荷重を相殺するために圧縮力が加えられるように形成されていること、を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置(1)。
  12. カッタ(102)をカッタキャリヤ(104)から解離するため、調整機構(10)は、引張棒(108)に対してその予荷重を相殺するために引張力が加えられるように形成されていること、を特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置(1)。
  13. 少なくとも1つの交換可能なカッタ(102)を有するシャー(100)であって、このシャー(100)が、少なくとも1つのカッタキャリヤ(104)を有し、このカッタキャリヤに、カッタ(102)が、カッタキャリヤ(104)に形成された孔(110)内に可動に収容されかつ荷重蓄積器(106)により予荷重を受けた引張棒(108)によって自動的に固定可能である、との構成を備えるものにおいて、
    シャー(100)が、請求項1〜12のいずれか1項に記載の装置(1)と共に使用可能であること、を特徴とするシャー(100)。
  14. カッタキャリヤ(104)が、その外面(105)で引張棒(108)の縦軸(L)の延長部内に少なくとも1つのコンタクトブロック(114)を備え、このコンタクトブロックに、調整機構(10)又は調整機構(10)と連結可能な連接棒(11)が、好ましくは噛合い係合式に固定可能であること、を特徴とする請求項13に記載のシャー(100)。
  15. シャー(100)が、回転式のシャー(100)であり、カッタキャリヤが、カッタドラム(104)として形成されていること、を特徴とする請求項13又は14に記載のシャー(100)。
  16. カッタドラム(104)に、複数のカッタ(102)が取り付けられ、それぞれのカッタ(102)に付設された引張棒(108)が、互いに異なった角度で延在し、引張棒(108)用のカッタドラム(104)内の孔(110)が、それぞれ位置をずらして形成されていること、を特徴とする請求項15に記載のシャー(100)。
  17. カッタドラム(104)に、少なくとも2つのカッタ(102)又は複数のカッタ対が固定され、付設されたその引張棒(108)が、カッタドラム内に互いに平行に延在し、これにより、カッタ(102)又はカッタ対が、互いにある角度、好ましくは90°又は180°の角度で配置されていること、を特徴とする請求項15に記載のシャー(100)。
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