JP2018517017A - 光拡散パウダーおよびその製造方法 - Google Patents

光拡散パウダーおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018517017A
JP2018517017A JP2017557131A JP2017557131A JP2018517017A JP 2018517017 A JP2018517017 A JP 2018517017A JP 2017557131 A JP2017557131 A JP 2017557131A JP 2017557131 A JP2017557131 A JP 2017557131A JP 2018517017 A JP2018517017 A JP 2018517017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
powder
light diffusing
weight
polyorganosilsesquioxane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017557131A
Other languages
English (en)
Inventor
ソン キム,ジュ
ソン キム,ジュ
ユ キム,ヒョン
ユ キム,ヒョン
ヨン イ,チ
ヨン イ,チ
キュ イ,ヨン
キュ イ,ヨン
キュ チュ,チョン
キュ チュ,チョン
ソプ チン,ヨン
ソプ チン,ヨン
Original Assignee
ロッテ アドバンスト マテリアルズ カンパニー リミテッド
ロッテ アドバンスト マテリアルズ カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ロッテ アドバンスト マテリアルズ カンパニー リミテッド, ロッテ アドバンスト マテリアルズ カンパニー リミテッド filed Critical ロッテ アドバンスト マテリアルズ カンパニー リミテッド
Publication of JP2018517017A publication Critical patent/JP2018517017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L25/00Compositions of, homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L25/02Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
    • C08L25/04Homopolymers or copolymers of styrene
    • C08L25/06Polystyrene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • C08L83/06Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/02Diffusing elements; Afocal elements

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)

Abstract

本発明の光拡散パウダーは、ポリスチレン系樹脂;および平均粒径(D50)が約0.1μmないし約0.9μmのポリオルガノシルセスキオキサン粒子を含むことを特徴とする。前記光拡散パウダーは、輝度及び光拡散性に優れ、その製造方法は、約0.5μm以下のポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の損失を最小化したものであって、経済性および工程性に優れる。

Description

本発明は、光拡散パウダーおよびその製造方法に関する。より具体的に、本発明は、光拡散板に適用される光拡散パウダーおよびその製造方法に関する。
シリカおよびポリオルガノシルセスキオキサンのようなシリコーン系微粒子は、一般的に各種高分子樹脂や有機物との相溶性に優れ、塗料、プラスチック、ゴム、紙、コーティング液の添加剤および高画質ビデオテープの走行安定性を高めるための活性剤等に多様に用いられている。
特に、ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、分子構造が3次元の網状構造になっていながら、流動性および樹脂との相溶性に優れ、光学的には低い屈折率を有している等、多くの特性によって、照明カバー、看板、液晶表示装置バックライト、光拡散板の(光)拡散剤、導光板の添加剤等として脚光を浴びている。
このようなポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、日本特許出願公開第2000−186148号公報等に記載されている方法のように、メチルトリアルコキシシラン単量体を用いて加水分解反応と縮合反応メカニズムとからなるゾルゲル法等によって多様に製造されている。
また、これまで、ポリオルガノシルセスキオキサン粒子を拡散剤として光拡散板に適用するために、粉体化されたポリオルガノシルセスキオキサン粒子をスチレン系樹脂等の熱可塑性樹脂と混合してマスターバッチ組成物をまず製造した後、これを別途の熱可塑性樹脂と再度混合して押出し、光拡散板を製造する方法が用いられている。しかし、粒径約0.5μm以下のポリオルガノシルセスキオキサン微粒子は、ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の粉体化工程(脱水工程等)でほとんど損失する恐れがあり、前記方法は拡散剤を粉体化し、これを高濃度で含むマスターバッチ組成物を製造しなければならない等工程が複雑であるという問題点がある。
そこで本発明者らは、粒径約0.5μm以下のポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の損失を最小化して、優れた光拡散性および輝度を具現できる光拡散パウダーを製造し、複雑な工程を単純化させて工程性を改善するために本発明の開発に至った。
本発明が解決しようとする課題は、優れた光拡散性および輝度を具現できる光拡散パウダーを提供することにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、粒径約0.5μm以下のポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の損失を最小化できる光拡散パウダーの製造方法を提供することにある。
本発明が解決しようとするまた他の課題は、経済性および工程性に優れた光拡散パウダーの製造方法を提供することにある。
本発明が解決しようとするまた他の課題は、前記光拡散パウダーを適用した光拡散板を提供することにある。
本発明の前記およびその他の目的は、以下に説明する本発明によってすべて達成することができる。
本発明の一つの側面は、光拡散パウダーに関する。前記光拡散パウダーは、ポリスチレン系樹脂;および平均粒径(D50)が約0.1μmないし約0.9μmのポリオルガノシルセスキオキサン粒子を含むことを特徴とする。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、前記ポリスチレン系樹脂約100重量部に対して、約0.1重量部ないし約45重量部で含まれていてもよい。
具体例において、前記ポリスチレン系樹脂は連続相であり、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は分散相であってもよい。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、粒径が約0.05μmないし約0.5μmの微粒子を全体のポリオルガノシルセスキオキサン粒子100重量%中、約30重量%ないし約99.9重量%で含んでいてもよい。
具体例において、前記光拡散パウダーは、粒径が約0.01mmないし約10mmの球状であるか、長径が約0.01mmないし約10mmのグラニュール形状であってもよい。
具体例において、前記光拡散パウダーは、光安定剤をさらに含んでいてもよい。
具体例において、前記光安定剤は、ベンゾトリアゾール系化合物およびトリアジン系化合物のうち、少なくとも1種を含んでもよい。
具体例において、前記光安定剤は分散相であり、前記ポリスチレン系樹脂約100重量部に対して約0.1重量部ないし約45重量部で含まれていてもよい。
本発明の他の側面は、光拡散パウダーの製造方法に関する。前記製造方法は、平均粒径(D50)が約0.1μmないし約0.9μmのポリオルガノシルセスキオキサン粒子を含む重合液(懸濁液)とスチレン系単量体とを混合する段階;および前記スチレン系単量体を重合して光拡散パウダーを製造する段階;を含み、前記光拡散パウダーは、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子およびポリスチレン系樹脂を含むことを特徴とする。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン重合液は、オルガノアルコキシシランをゾルゲル工程によって加水分解および縮合反応させて製造されてもよい。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン重合液とスチレン系単量体とを混合する段階で光安定剤をさらに添加してもよい。
具体例において、前記光拡散パウダーを脱水する段階;および前記脱水された光拡散パウダーを乾燥する段階をさらに含んでもよい。
具体例において、前記光拡散パウダーは、脱水後、水分含量が約5重量%以下であってもよい。
本発明のさらなる他の側面は、前記光拡散パウダーを用いて製造された光拡散板に関する。
本発明は、優れた光拡散性および輝度を具現できる光拡散パウダー、粒径約0.5μm以下のポリオルガノシルセスキオキサン微粒子の損失を最小化でき、経済性および工程性に優れた光拡散パウダーの製造方法および前記光拡散パウダーを適用した光拡散板を提供するという効果を有する。
以下、本発明を詳しく説明すると、次の通りである。
本発明に係る光拡散パウダーは、ポリスチレン系樹脂;および平均粒径(D50)が約0.1μmないし約0.9μmのポリオルガノシルセスキオキサン粒子を含むことを特徴とする。
本発明に用いられるポリスチレン系樹脂は、通常の光拡散板に用いられるポリスチレン系樹脂を制限なく用いることができ、スチレン系単量体を公知の重合方法によって重合して得られるものである。
具体例において、前記スチレン系単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、β−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−t−ブチルスチレン、エチルスチレン、ビニルキシレン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、ジブロモスチレン、ビニルナフタレン等を用いてもよいが、これに制限されるものではない。これらは単独または2種以上の混合物で適用してもよい。
具体例において、前記ポリスチレン系樹脂は、光拡散パウダーの連続相(マトリックス)を形成し得る。例えば、後述する前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子を含むポリオルガノシルセスキオキサン懸濁液と前記スチレン系単量体とを混合後、スチレン系単量体を重合することによって前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子(分散相)が分散されたポリスチレン系樹脂(連続相)を得ることができる。
具体例において、前記ポリスチレン系樹脂は、GPC(gel permeation chromatography)を用いて測定した重量平均分子量が約5,000g/molないし約50,000g/mol、例えば、約5,000g/molないし約30,000g/molでもよい。前記範囲であれば、重合されるポリスチレン系樹脂(連続相)内にポリオルガノシルセスキオキサン粒子(分散相)を均等に分散させることができ、拡散板の押出し時に光拡散パウダーがマトリックス内に均等に拡散分布される。
本発明に用いられるポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、光拡散剤の役割を果たせるものであって、レーザー散乱(laser scattering)粒度分析法で測定した平均粒径(D50)が約0.1μmないし約0.9μm、例えば、約0.3μmないし約0.6μmであってもよい。前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の平均粒径が約0.1μm未満であると、レイリー散乱(Rayleigh scattering)領域外で拡散性よりもむしろ透過性が増加する恐れがあり、前記平均粒径が約0.9μmを超えると、拡散性および輝度向上効果を得られず、光拡散剤を過量に使用しなければならない可能性がある。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、下記式1の繰り返し単位を含んでもよい。
前記式1において、Rは炭素数1ないし6のアルキル基、ビニル基またはアリール基であり、xは0ないし1.5の範囲を有する。例えば、Rは、メチル基、エチル基、フェニル基等でもよく、メチル基であることが工業的な側面において、好ましい。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、単量体としてオルガノアルコキシシランを用いてゾルゲル工程(加水分解および縮合反応)で製造されたものでもよいが、これに制限されない。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、粒径が約0.05μmないし約0.5μmの微粒子を全体のポリオルガノシルセスキオキサン粒子100重量%中、約30重量%ないし約99.9重量%、例えば、約40重量%ないし約99重量%で含んでいてもよい。前記範囲であれば、ポリオルガノシルセスキオキサン粒子の光拡散効率に優れ得るほか、同一透過度で光拡散板に投入される拡散剤(ポリオルガノシルセスキオキサン粒子)の投入量を減少させることができるため、製造コストを節減できるだけでなく、拡散剤と樹脂との相溶性の低下による強度低下およびクラック増加現象を低減させることができる。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、光拡散パウダーの分散相であってもよい。例えば、後述するポリオルガノシルセスキオキサン懸濁液を粉体化させず、懸濁液そのものを前記スチレン系単量体と混合した後、スチレン系単量体を重合することによってポリスチレン系樹脂(連続相)に分散された形態(分散相)で存在し得る。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、前記ポリスチレン系樹脂約100重量部に対して、約0.1重量部ないし約45重量部で、例えば、約3重量部ないし約10重量部で含まれていてもよい。前記範囲であれば、光拡散パウダーが優れた拡散効果および輝度を具現できる。
本発明の一実施例に係る光拡散パウダーは、光安定剤をさらに含んでもよい。
具体例において、前記光安定剤としては、トルエン中、約20mg/Lの濃度で、波長約380nmでの吸光度が約0.25AU以上、例えば、約0.5AUないし約1.0AUの光安定剤を用いてもよい。前記範囲で製造された光拡散パウダーは、外光中、波長約380nmないし約390nmの光を十分に吸収でき、透過率が低下することによって、ディスプレイ素子の外光安定性を高めることができる。
具体例において、前記光安定剤は、ベンゾトリアゾール系化合物およびトリアジン系化合物のうち、少なくとも1種を含んでいてもよく、商品化されている光安定剤を用いてもよい。具体的に、チバ社のTinuvin−770、Tinuvin−P、Tinuvin−477、Tinuvin−326等の光安定剤を用いてもよいが、これに制限されない。
具体例において、前記光安定剤は、前記ポリスチレン系樹脂(連続相、マトリックス)に分散された形態(分散相)であってもよい。例えば、前記光安定剤および後述するポリオルガノシルセスキオキサン懸濁液を前記スチレン系単量体と混合した後、スチレン系単量体を重合することによって、ポリスチレン系樹脂(連続相、マトリックス)に前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子(分散相)および光安定剤(分散相)が分散された光拡散パウダーを得ることができる。
具体例において、前記光安定剤は、前記ポリスチレン系樹脂約100重量部に対して、約0.1重量部ないし約45重量部、例えば、約0.5重量部ないし約30重量部、具体的に、約1重量部ないし約20重量部で含まれていてもよい。前記範囲であれば、波長約380nmないし約390nmで透過率約1%以下を確保できるため外光安定性を高めることができ、かつ過量に含まれる光安定化剤が白色の斑点として析出することを低減できる。
本発明の一実施例に係る光拡散パウダーは、粒径が約0.01mmないし約10mm、例えば、約0.03mmないし約5mm、具体的には、約0.03mmないし約1mmの球状であるか、長径が約0.01mmないし約10mm、例えば、約0.1mmないし約5mm、具体的には、約0.1mmないし約1mmのグラニュール形状であってもよい。また、光拡散パウダーがグラニュール形状の場合、長径および短径の比(長径:短径)は、約4:約1ないし約1:約1、例えば、約2:約1ないし約1.5:約1であってもよい。前記範囲であれば、光拡散パウダーに優れた拡散効果および輝度を具現できる。
本発明の一実施例に係る光拡散パウダーの製造方法は、前記平均粒径(D50)が約0.1μmないし約0.9μmのポリオルガノシルセスキオキサン粒子を含む重合液(懸濁液)とスチレン系単量体とを混合する段階;および前記スチレン系単量体を重合して光拡散パウダーを製造する段階;を含んでもよい。
前記ポリオルガノシルセスキオキサン重合液(懸濁液、ラテックス)の製造方法は、当業者によく知られている。例えば、前記ポリオルガノシルセスキオキサン重合液は、単量体としてオルガノアルコキシシランを用いてゾル−ゲル法(sol−gel method)によって製造してもよい。より具体的に、オルガノトリアルコキシシランを水中で酸または塩基触媒の存在下で加水分解および縮合反応させることによって、ポリオルガノシルセスキオキサン重合液を製造することができる。
具体例において、前記オルガノトリアルコキシシランは、下記式2で表すことができる。
前記式2において、Rは前記式1で定義した通りであり、Rは炭素数1ないし5のアルキル基である。例えば、Rはメチル基、エチル基、またはフェニル基等であってもよく、Rはメチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基でもあってもよい。具体的に、RおよびRがメチル基であることが工業的な側面において好ましい。
具体例において、前記ゾル−ゲル工程(加水分解および縮合反応)は当業者に通常的に知られている。具体的に、加水分解および縮合反応はオルガノアルコキシシランを含む単量体と所定の溶剤とを混合して遂行されてもよいが、反応速度を調節するために触媒をさらに含んでもよい。触媒としては、塩酸、アセト酸、フッ化水素、硝酸、硫酸、クロロスルホン酸、ヨウ素酸等の酸触媒;アンモニア、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化バリウム、イミダゾール等の塩基触媒;等が用いられてもよい。より具体的に、塩基触媒を用いて、pH約8.5ないし約13、例えば、pH約10ないし約13の条件で遂行されてもよい。前記範囲であれば、平均粒径(D50)が約0.1μmないし約0.9μmのポリオルガノシルセスキオキサン粒子を含むポリオルガノシルセスキオキサン重合液を得ることができる。前記加水分解および縮合反応は、常温では約1時間ないし約24時間遂行されてもよく、反応を促進するためには、約60℃ないし約100℃で約1時間ないし約8時間遂行されてもよいが、これに制限されない。加水分解および縮合反応において、溶剤としては特に制限されないが、例えば、水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、tert−ブタノール、メトキシプロパノール等を単独または2種以上混合して用いることができる。
具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン重合液(懸濁液)は、スチレン系単量体の重合を容易にするために水をさらに用いてもよい。この場合、ポリオルガノシルセスキオキサン粒子および水の重量比は、約0.02:約1ないし約0.9:約1でもよいが、これに制限されない。
次に、前記ポリオルガノシルセスキオキサン重合液(懸濁液)を前記スチレン系単量体と混合した後、スチレン系単量体を重合してポリスチレン系樹脂にポリオルガノシルセスキオキサンが分散された形態の光拡散パウダーを製造できる。この通り、ポリオルガノシルセスキオキサン懸濁液を粉体化させず、スチレン系単量体と重合する場合、従来の粉体化されたポリオルガノシルセスキオキサン粒子をポリスチレン系樹脂と混合してマスターバッチ組成物を製造する工程を省略できるため、工程性を向上させることができ、粉体化によって損失される約0.5μm以下のポリオルガノシルセスキオキサン微粒子もまた光拡散効果に寄与できるため、優れた経済性および光拡散性を確保できる。
前記スチレン系単量体の重合反応は、当業者に通常的に知られている。例えば、公知の懸濁重合方法を用いてもよい。具体的に、スチレン系単量体および必要に応じて、重合開始剤、連鎖移動剤等を投入し、これを分散安定剤等が溶解された水溶液に投入して懸濁重合を遂行してもよい。本発明では、前記ポリオルガノシルセスキオキサン懸濁液にスチレン系単量体等を投入および混合し、懸濁重合を遂行することができる。前記懸濁重合において、重合温度および重合時間は適切に調節できる。例えば、約65℃ないし約125℃、具体的に、約70℃ないし約120℃の重合温度で約1時間ないし約8時間反応させてもよいが、これに制限されない。
具体例において、前記重合開始剤としては、重合分野で知られている通常のラジカル重合開始剤を用いることができ、例えば、ペルオキソ二硫酸カリウム、オクタノイルパーオキサイド、デカノイルパーキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、モノクロロベンゾイルパーオキサイド、ジクロロベンゾイルパーオキサイド、p−メチルベンゾイルパーオキサイド、tert−ブチルパーベンゾエイト、アゾビスイソブチロニトリルおよびアゾビス−(2,4−ジメチル)−バレロニトリル等を用いてもよいが、これに制限されるものではない。前記重合開始剤は、単独または2種以上混合して適用されてもよい。前記重合開始剤は、前記スチレン系重合体約100重量部に対して、約0.01重量部ないし約10重量部、例えば、約0.03ないし約5重量部で含まれていてもよいが、これに制限されない。
一具体例において、前記ポリオルガノシルセスキオキサン懸濁液とスチレン系単量体とを混合する段階で、上述の光安定剤をさらに添加してもよい。この場合、スチレン系単量体から製造されたポリスチレン系樹脂(連続相、マトリックス)に前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子(分散相)および光安定剤(分散相)が分散された光拡散パウダーを得ることができる。
一具体例において、粉体化された光拡散パウダーを収得するために前記光拡散パウダーの脱水工程が遂行されてもよい。前記脱水工程は、遠心分離機、フィルタープレス、振動スクリーン(vibrating screen)等を用いて1次脱水されたスラリー水洗工程を経て精製した後、約60℃ないし約200℃、例えば、約70℃ないし約90℃の範囲内で流動層乾燥機、スピンフラッシュドライヤー(spin flash dryer)、真空乾燥機、対流式オーブン(convection oven)等を用いて乾燥させることによって、白色のパウダー形態の光拡散パウダーを製造できる。前記粉体化された光拡散パウダーは水分含量が約5重量%以下、例えば、約3重量%ないし約5重量%であってもよい。
本発明に係る光拡散板は、前記光拡散パウダーを用いて製造されたものである。本発明の光拡散パウダーを光拡散板製造に適用する場合、優れた輝度および光拡散性を具現することができ、前記光拡散板はLCD−TV等に用いられる拡散板として特に有用である。
具体例において、前記光拡散板は、熱可塑性樹脂約100重量部および前記光拡散パウダー約0.1重量部ないし約10重量部、例えば、約0.5重量部ないし約8重量部を含んでいてもよい。前記範囲であれば、熱可塑性樹脂の透過率が低下するため拡散板に適し、輝度、光拡散性、耐光特性等に優れ得る。
具体例において、前記熱可塑性樹脂としては、通常の拡散板に用いられる塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリロニトリル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、アクリル−スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ABS系樹脂またはポリカーボネート樹脂等を制限なく用いることができる。
このような光拡散板の製造方法は、本発明の属する分野の通常の知識を有する者によって容易に実施できる。例えば、前記熱可塑性樹脂、光拡散パウダー、および必要に応じてその他添加剤を混合した後、押出機内で溶融押出してペレット形態に製造し、これを射出成形、押出形成、真空成形、キャスティング成形等の多様な成形方法によって多様な光拡散板(成形品)として製造することができる。
[発明を実施するため最善の形態]
以下、本発明の好ましい実施例によって本発明の構成および作用をより詳しく説明する。但し、下記実施例は、本発明の理解を促すためのもので、本発明の範囲が下記実施例に限定されるものではない。ここに記載されていない内容は、本技術分野で熟練された者であれば十分に技術的に類推できるもののため、その説明を省略する。
製造例1:光拡散パウダーの製造
メチルトリメトキシシランに240gをイオン交換水 1,760gに入れ、30分間攪拌した後、アンモニア水を添加してpHを9.6に調整し、4時間静置し、ポリメチルシルセスキオキサン重合液(懸濁液)を製造した。ここで、レーザー散乱(laser scattering)粒度分析法で測定した前記ポリメチルシルセスキオキサン重合液中、ポリメチルシルセスキオキサン粒子の平均粒径(D50)は0.3μmであり、0.5μm以下の微粒子の含量は、99%であった。製造されたポリメチルシルセスキオキサン重合液50重量部とイオン交換水50重量部とを混合した後、スチレン単量体10重量部、重合開始剤(硫酸カリウム)0.1重量部、ならびに光安定剤としてチバ社のTinuvin−770およびTinuvin−Pそれぞれ3重量部を添加し、30分間攪拌して混合液滴(droplet)を製造した。必要に応じて、イオン交換水2.5重量部に溶解させたリン酸三カルシウム(tricalcium phosphate)0.025重量部を添加した後、温度を75℃ないし95℃で5時間程度維持して反応を完了した。得られた光拡散パウダー(重合物)を粉体化するために脱水工程を遂行した後、80℃で12時間乾燥して粉体化された光拡散パウダーを収得した(収率:98%以上)。製造された光拡散パウダーは、ポリスチレン系樹脂およびポリメチルシルセスキオキサン粒子の重量比(PS:PMSQ)が100:3.36で、レーザー散乱(laser scattering)粒度分析法で測定した粒径が0.1mmないし2mmの球状および長径が0.5mmないし5mmのグラニュール形状が混合された形態であった。
実施例1
ポリスチレン樹脂(重量平均分子量:340,000g/mol)100重量部および前記製造例1の光拡散パウダー24.5重量部をΦ=45mmの二軸押出機で混合および押出してペレットを製造し、10oz射出機を用いて成形温度240℃で厚さ1.5mmの平板試験片を製造し、下記物性測定方法によって透過率(全光線透過率、TT)およびヘイズ(Haze)を測定後、その結果を下記表1に表した。
実施例2
前記製造例1の光拡散パウダーを30重量部用いたことを除いては、前記実施例1と同様の方法で平板試験片を製造し、透過率およびヘイズを測定してその結果を下記表1に表した。
実施例3
前記製造例1の光拡散パウダーを40重量部用いたことを除いては、前記実施例1と同様の方法で平板試験片を製造し、透過率およびヘイズを測定してその結果を下記表1に表した。
比較例1
ポリスチレン樹脂(重量平均分子量:340,000g/mol)100重量部、ポリメチルシルセスキオキサン粒子(製造社:サムスンSDI、製品名:SL−100M、平均粒径(D50):1μm、平均粒径(D50)0.5μm以下の微粒子の含量:50%)15重量部、ならびに光安定剤としてチバ社Tinuvin−770およびTinuvin−P(重量比1:1)それぞれ5重量部を混合し、マスターバッチ組成物を形成した。次いで、ポリスチレン樹脂(重量平均分子量:340,000g/mol)100重量部および前記マスターバッチ組成物15重量部をΦ=45mmの二軸押出機で混合および押出してペレットを製造し、10oz射出機を用いて成形温度240℃で厚さ1.5mmの平板試験片を製造し、下記物性測定方法によって透過率(全光線透過率、T.T)およびヘイズ(Haze)を測定した後、その結果を下記表1に表した。
比較例2
前記マスターバッチ組成物を20重量部用いたことを除いては、前記比較例1と同様の方法で平板試験片を製造し、透過率およびヘイズを測定してその結果を下記表1に表した。
物性評価方法
(1)透過率(TT)(単位:%):ヘイズメーター(NDH 5000W、日本電色工業株式会社)を用いて測定した。
(2)ヘイズ(Haze)(単位:%):ヘイズメーター(NDH 5000W、日本電色工業株式会社)を用いて測定した。
前記表1の結果から、本発明の光拡散パウダーを用いた試験片は、平均粒径が0.3μmのポリメチルシルセスキオキサン粒子を1.3重量%という少ない含量で含んでいても、拡散性能に優れることが分かる。
一方で、平均粒径(D50)が1.0μmのポリオルガノシルセスキオキサン粒子を用いた比較例1および2の場合、実施例に比べて過量に用いても、透過率が高いか、ヘイズが低く、拡散性能が落ちることが分かる。
本発明の単純な変形ないし変更は、本分野の通常の知識を有する者によって容易に実施でき、このような変形や変更はすべて本発明の領域に含むものと見做される。

Claims (14)

  1. ポリスチレン系樹脂;および平均粒径(D50)が約0.1μmないし約0.9μmのポリオルガノシルセスキオキサン粒子を含むことを特徴とする光拡散パウダー。
  2. 前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、前記ポリスチレン系樹脂約100重量部に対して、約0.1重量部ないし約45重量部で含まれることを特徴とする、請求項1に記載の光拡散パウダー。
  3. 前記ポリスチレン系樹脂は連続相であり、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は分散相であることを特徴とする、請求項1に記載の光拡散パウダー。
  4. 前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子は、粒径が約0.05μmないし約0.5μmの微粒子を全体のポリオルガノシルセスキオキサン粒子100重量%中、約30重量%ないし約99.9重量%で含むことを特徴とする、請求項1に記載の光拡散パウダー。
  5. 前記光拡散パウダーは、粒径が約0.01mmないし約10mmの球状であるか、長径が約0.01mmないし約10mmのグラニュール形状であることを特徴とする、請求項1に記載の光拡散パウダー。
  6. 前記光拡散パウダーは、光安定剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の光拡散パウダー。
  7. 前記光安定剤は、ベンゾトリアゾール系化合物およびトリアジン系化合物のうち少なくとも1種を含むことを特徴とする、請求項6に記載の光拡散パウダー。
  8. 前記光安定剤は分散相であり、前記ポリスチレン系樹脂約100重量部に対して、約0.1重量部ないし約45重量部で含まれることを特徴とする、請求項6に記載の光拡散パウダー。
  9. 平均粒径(D50)が約0.1μmないし約0.9μmのポリオルガノシルセスキオキサン粒子を含む重合液(懸濁液)とスチレン系単量体とを混合する段階;および前記スチレン系単量体を重合して光拡散パウダーを製造する段階;を含み、前記光拡散パウダーは、前記ポリオルガノシルセスキオキサン粒子およびポリスチレン系樹脂を含むことを特徴とする光拡散パウダーの製造方法。
  10. 前記ポリオルガノシルセスキオキサン重合液は、オルガノアルコキシシランをゾルゲル工程によって加水分解および縮合反応させて製造されることを特徴とする、請求項9に記載の光拡散パウダーの製造方法。
  11. 前記ポリオルガノシルセスキオキサン重合液とスチレン系単量体とを混合する段階で光安定剤をさらに添加することを特徴とする、請求項9に記載の光拡散パウダーの製造方法。
  12. 前記光拡散パウダーを脱水する段階;および前記脱水された光拡散パウダーを乾燥する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の光拡散パウダーの製造方法。
  13. 前記光拡散パウダーは、脱水後、水分含量が約5重量%以下であることを特徴とする、請求項12に記載の光拡散パウダーの製造方法。
  14. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の光拡散パウダーを用いて製造された光拡散板。
JP2017557131A 2015-05-27 2016-05-02 光拡散パウダーおよびその製造方法 Pending JP2018517017A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020150074319A KR20160141078A (ko) 2015-05-27 2015-05-27 광확산 파우더 및 그 제조방법
KR10-2015-0074319 2015-05-27
PCT/KR2016/004602 WO2016190560A1 (ko) 2015-05-27 2016-05-02 광확산 파우더 및 그 제조방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018517017A true JP2018517017A (ja) 2018-06-28

Family

ID=57394010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017557131A Pending JP2018517017A (ja) 2015-05-27 2016-05-02 光拡散パウダーおよびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2018517017A (ja)
KR (1) KR20160141078A (ja)
CN (1) CN107667142B (ja)
WO (1) WO2016190560A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3745164A1 (en) 2019-05-31 2020-12-02 Lotte Chemical Corporation Thermoplastic resin composition and light diffusion sheet produced therefrom
WO2023198790A1 (en) 2022-04-15 2023-10-19 Sabic Global Technologies B.V. Light diffusing thermoplastic composition

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5230056B2 (ja) * 2004-04-14 2013-07-10 出光興産株式会社 光拡散性樹脂組成物
US7297381B2 (en) * 2005-05-20 2007-11-20 General Electric Company Light diffusing films, methods of making the same, and articles using the same
KR100856718B1 (ko) * 2006-12-15 2008-09-04 제일모직주식회사 이중크기분포를 갖는 실리콘계 확산제, 그 제조 방법, 및이를 이용한 광확산판
KR100859498B1 (ko) * 2006-12-20 2008-09-22 제일모직주식회사 휘도 및 내광특성이 우수한 실리콘 미립자, 그 제조방법 및이를 이용한 광확산판
KR100837090B1 (ko) * 2007-03-20 2008-06-12 제일모직주식회사 광확산용 미립자, 그 제조 방법 및 이를 이용한 광확산판
KR101400323B1 (ko) * 2007-12-21 2014-05-28 코오롱인더스트리 주식회사 코어-쉘 구조의 폴리머 비드 및 그의 제조방법
WO2013064874A1 (en) * 2011-10-31 2013-05-10 Dow Corning India Private Limited Light diffusing thermoplastic resin compositions and light diffusing members

Also Published As

Publication number Publication date
CN107667142B (zh) 2021-03-16
WO2016190560A1 (ko) 2016-12-01
CN107667142A (zh) 2018-02-06
KR20160141078A (ko) 2016-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100756676B1 (ko) 실리콘계 미립자, 그 제조 방법, 및 그 미립자가 함유된열가소성 수지 조성물
KR101190718B1 (ko) 코어-쉘 구조를 갖는 (메타)아크릴계 미립자 및 그 제조방법
JP6189413B2 (ja) ハシゴ状シルセスキオキサン高分子を含む光学フィルム用樹脂組成物
JP2009271536A (ja) 防幻フィルムとその製造方法
CN113278115B (zh) 一种核壳聚合物及其制备方法和应用
KR100859498B1 (ko) 휘도 및 내광특성이 우수한 실리콘 미립자, 그 제조방법 및이를 이용한 광확산판
JP2018517017A (ja) 光拡散パウダーおよびその製造方法
TW201233689A (en) Methyl methacrylate polymer production method
KR20030049007A (ko) 나노 크기의 은 입자를 함유한 수지 조성물 및 그 제조 방법
KR101827053B1 (ko) 광확산 입자 및 이를 포함하는 광확산판
KR101330606B1 (ko) 반구형 폴리메틸메타크릴레이트 비드
KR100837090B1 (ko) 광확산용 미립자, 그 제조 방법 및 이를 이용한 광확산판
TW202302674A (zh) 增黏劑及接著劑組合物
KR101422666B1 (ko) 아크릴계 미립자 및 이를 포함하는 확산필름
JP2012193244A (ja) 光拡散剤用樹脂粒子、その製造方法およびそれを含む光拡散フィルム
KR20110000352A (ko) 폴리머 비드 제조용 조성물 및 이를 이용한 폴리머 비드의 제조방법
JP2021195521A (ja) 成形体及び成形体の製造方法
KR20070121199A (ko) 특수형상 고분자 입자 및 이의 제조방법
JP2902524B2 (ja) 透明性に優れた複合体組成物およびその製造方法
KR20150115727A (ko) 복합 응집 수지 입자 및 이 입자를 함유하는 조성물
JP7198037B2 (ja) Tacフィルム用組成物及びその製造方法、並びにtacフィルム
JP2009179691A (ja) メタクリル樹脂組成物の製造方法
KR100856718B1 (ko) 이중크기분포를 갖는 실리콘계 확산제, 그 제조 방법, 및이를 이용한 광확산판
WO2010077094A2 (en) Spherical polymer beads and preparation method thereof
JP2877520B2 (ja) 複合体及び該複合体を含有する成形品