JP2018514785A - ジャイロスコープの位相に基づく測定及び制御 - Google Patents

ジャイロスコープの位相に基づく測定及び制御 Download PDF

Info

Publication number
JP2018514785A
JP2018514785A JP2017559085A JP2017559085A JP2018514785A JP 2018514785 A JP2018514785 A JP 2018514785A JP 2017559085 A JP2017559085 A JP 2017559085A JP 2017559085 A JP2017559085 A JP 2017559085A JP 2018514785 A JP2018514785 A JP 2018514785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gyroscope
signal
resonator
transducer
output signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017559085A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6785795B2 (ja
Inventor
デウォル,ヨナ
Original Assignee
キオニクス,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キオニクス,インコーポレイテッド filed Critical キオニクス,インコーポレイテッド
Publication of JP2018514785A publication Critical patent/JP2018514785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6785795B2 publication Critical patent/JP6785795B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5705Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using masses driven in reciprocating rotary motion about an axis
    • G01C19/5712Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using masses driven in reciprocating rotary motion about an axis the devices involving a micromechanical structure
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5776Signal processing not specific to any of the devices covered by groups G01C19/5607 - G01C19/5719
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/567Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using the phase shift of a vibration node or antinode
    • G01C19/5677Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using the phase shift of a vibration node or antinode of essentially two-dimensional vibrators, e.g. ring-shaped vibrators
    • G01C19/5684Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using the phase shift of a vibration node or antinode of essentially two-dimensional vibrators, e.g. ring-shaped vibrators the devices involving a micromechanical structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)

Abstract

ジャイロスコープは、共振器と、トランスデューサと、比較器とを含む。比較器は、トランスデューサから入力信号を受信し、及び入力信号を基準信号と比較して出力信号を生成するように設計される。出力信号の立ち上がり及び立ち下がりエッジ遷移は、トランスデューサの検知軸に沿った共振器の運動と実質的に同期される。【選択図】 図2A

Description

本発明の実施形態は、信号位相に基づくジャイロスコープの検知及び制御スキームに関する。
微小電気機械システム(MEMS)は、集積回路(IC)と結合された1つ又は複数の機械構成要素からなる小型デバイスである。MEMSジャイロスコープ(又はジャイロ)は、角速度を測定するように設計されたMEMSデバイスである。例えば、十分に正確なジャイロは、地球の回転速度(約15度/時)を測定することができる。MEMSジャイロは、携帯電話、タブレット、カメラなどの家電において、ますます至る所に存在するようになっている。このような適用に含まれるには、ジャイロは、消費電力、物理的大きさ、及び性能に関する厳しい要件を忠実に守らなければならない。
MEMSジャイロは、一般的に、モードと呼ばれる複数の振動自由度を有する小型機械共振器を含む。三軸MEMSジャイロは、1つの駆動モード及び3つの検知モードを含み得る。このようなデバイスでは、駆動モードは、駆動アクチュエータを用いてその特性周波数で共振に至り、ロール、ピッチ、ヘッディングなどの直交方向に配向した3つの検知モードの運動が検知トランスデューサを用いて測定される。外部印加角速度にさらされると、駆動モードの振動運動の一部が検知モードの1つ又は複数を機械的に振動させる。従って、検知モードの運動の測定によって角速度を決定することができる。MEMSジャイロスコープの設計を提供する一例を、米国特許第6,626,039号に見出すことができ、その開示は全内容が本明細書に援用される。
MEMSジャイロの全体的な信号対雑音(S/N)は、アナログフロントエンド(AFE)回路網のダイナミックレンジ及び雑音特性に大きく左右される。一般に、AFE雑音を減少させるには消費電力の増加が必要とされる。従って、MEMSジャイロは、通常、消費電力と性能との間のトレードオフを示す。MEMSジャイロのAFEは、一般的に、高利得を提供する高インピーダンスフィードバックネットワークを有する増幅器フロントエンドからなる。抵抗フィードバックネットワークは、単純な受動ネットワークを提供するが、熱雑音に直面する。スイッチドキャパシタネットワークは、能動的にリセットされなければならず、レジスタの熱雑音に大きさが類似する雑音折り返し効果に直面する。好ましいフィードバックネットワークにもかかわらず、出力は、最良でも増幅器の電源電圧レール(Vss、Vdd)に制限され、最終的に、達成可能なダイナミックレンジを制限する。
本明細書に提示される実施形態では、ジャイロスコープの様々な検知及び制御スキームが記載される。検知及び制御スキームは、アナログフロントエンド(AFE)及びフィードバック制御回路網を用いて実施され得る。本明細書に提示される測定及び制御スキームは、消費電力と性能との間の通常のトレードオフを回避し、低電力及び低雑音動作の両方を可能にする。これは、低電力、低雑音、及び小型で動作する位相に基づくAFE回路網、及びS/Nを実質的に増加させる位相に基づく閉ループ動作を用いて達成される。
ある実施形態では、ジャイロスコープは、共振器と、トランスデューサと、比較器とを含む。比較器は、トランスデューサから入力信号を受信し、及び入力信号を基準信号と比較して出力信号を生成するように設計される。出力信号の立ち上がり及び立ち下がりエッジ遷移は、トランスデューサの検知軸に沿った共振器の運動と実質的に同期される。
別の実施形態では、ジャイロスコープは、アクチュエータと、トランスデューサと、比較器と、駆動モジュールとを含む。比較器は、トランスデューサから入力信号を受信し、及び入力信号を基準信号と比較して出力信号を生成する。駆動モジュールは、出力信号を受信し、及びアクチュエータに印加される駆動信号を生成する。
別の実施形態では、ジャイロスコープは、共振器、位相検出及びフィードバック制御回路網を含み、及び外部印加角速度に応じて位相シフトを示す。フィードバック信号は、共振器に印加されて位相シフトを打ち消し、一定の(又はゼロ)位相を維持する。位相シフトを打ち消すために必要とされるフィードバックの大きさは、外部印加角速度の測定値を提供する。
本明細書に包含され、且つ本明細書の一部を形成する添付の図面は、本発明の実施形態を示し、及び説明と共に本発明の原理を解説し、且つ当業者が本発明を製造及び使用することを可能にするのにさらに役立つ。
ある実施形態による共振器システムのブロック図を示す。 ある実施形態による、1つの比較器を用いた位相に基づくジャイロスコープ測定スキームを示す。 ある実施形態による、1つの比較器を用いた位相に基づくジャイロスコープ測定スキームを示す。 ある実施形態による、1つの比較器を用いた位相に基づくジャイロスコープ測定スキームを示す。 ある実施形態による、複数の比較器を用いた位相に基づくジャイロスコープ測定スキームを示す。 ある実施形態による、複数の比較器を用いた位相に基づくジャイロスコープ測定スキームを示す。 ある実施形態による比較器のデューティサイクル動作を示す。 ある実施形態による、デューティサイクル比較器を用いたジャイロスコープ測定及び制御スキームを示す。 ある実施形態による、フィードバックを用いたジャイロスコープ制御スキームを示す。 ある実施形態による、フィードバックを用いたジャイロスコープ制御スキームを示す。 ある実施形態による、フィードバックを用いたジャイロスコープ制御スキームを示す。 ある実施形態による、位相に基づく閉ループジャイロスコープの図を示す。 ある実施形態による、位相に基づく閉ループジャイロスコープの図を示す。 ある実施形態による、図5A〜5Bの例に関する波形例を示す。
本発明の実施形態は、添付の図面を参照して説明される。
詳細な説明
具体的な構成及び配置が説明されるが、これは、単なる説明目的で行われることを理解されたい。当業者は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の構成及び配置を用い得ることを認識するであろう。本発明を様々な他の適用にも用い得ることが当業者に明らかとなるであろう。
本明細書における、「一実施形態」、「ある実施形態」、「実施形態例」等への言及は、記載される実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含み得るが、全ての実施形態が必ずしもその特定の特徴、構造、又は特性を含まなくてもよいことを示すことに留意されたい。また、このような語句は、必ずしも同じ実施形態を指さない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性がある実施形態との関連で記載される場合、明示的に記載されるか否かにかかわらず、他の実施形態との関連でそのような特徴、構造、又は特性を生じさせることは当業者の知識の範囲内であろう。
図1は、ある実施形態による例示的ジャイロスコープシステム100を示す。ジャイロスコープシステム100は、共振器102、少なくとも1つのトランスデューサ104、及びトランスデューサ104とインタフェースで接続する回路106を含む。トランスデューサ104は、1つ又は複数のトランスデューサを表す。共振器102は、例えば、微小加工音叉、バルク音響波(BAW)共振器、表面音響波(SAW)共振器、又は他の種類の共振器などのMEMS共振器であり得る。ここで、共振器の識別に多自由度MEMSジャイロ共振器が使用されるが、他の共振器構造が同様に使用され得ることを理解されたい。
トランスデューサ104は、あるエネルギー形態から別のエネルギー形態へと変換することができる任意の構成要素であり得る。例えば、トランスデューサ104は、機械的運動に比例する電気信号を生成し得る。このようなトランスデューサは、センサとして知られている場合がある。別の例では、トランスデューサ104は、受信した電気信号に比例する力を生じさせ得る。このようなトランスデューサは、アクチュエータとして知られている場合がある。一般的なジャイロスコープは、ロール、ピッチ、及びヘッディングを測定するために直交方向に配向された複数の検知トランスデューサと共に、1つ又は複数の駆動アクチュエータを含む。一般的に、2つの駆動アクチュエータが駆動モード軸に沿った反対方向に配向され、2つの検知トランスデューサが各検知モード軸に沿って反対方向に配向される。トランスデューサ104は、共振器102の一体的部分と見なされ得、又は回路106の構成要素と見なされ得る。
回路106は、直接トランスデューサ104とインタラクトするフロントエンド回路網であり得る。ある実施形態によれば、回路106は、トランスデューサ104の検知軸に沿って共振器102の運動を検出する比較器を含む。回路106は、全アナログ構成要素、アナログ及びデジタル構成要素の混合、又はアナログ−デジタル変換器を用いた全デジタル構成要素を含み得る。共振器102がMEMS共振器である例では、回路106は、共振器102の製作に使用されるものと同じ半導体基板にモノリシックに集積され得る。回路106の信号対雑音比を最大にすることにより、共振器システム100全体のより良い性能がもたらされる。回路106の様々な実施形態が本明細書にさらに記載される。回路106の出力108は、1つ又は複数の追加の回路によって受信され得る。一例では、出力108は、共振器102のアクチュエータを制御して閉ループフィードバックを提供するために共振器102にフィードバックされ得る。
ジャイロ共振器の場合、検知軸トランスデューサによって検出される運動は、必ずしも単一モードの運動に限定されない。意図されるか否かにかかわらず、検知軸トランスデューサが、通常、駆動モードの構成要素を測定する事実により、直角位相が生じる。振動駆動モード運動を実現及び維持し、且つ振動検知モード信号を使用可能な出力に変換するため、一部のジャイロは、位相ロックループ(PLL)として知られるシステムを使用する場合がある。PLLは、高周波発振器(又は均等物)を駆動モード運動に同期させる。同期クロックは、駆動モード刺激の生成及び振動検知モード出力の復調の時間的基礎を提供する。復調の目的は、直角位相を除去し、関心のある周波数帯域(例えば、1kHz未満)の角速度に比例する出力信号を提供することである。しかしながら、機械共振器に対する発振器のいかなる非同期も最終出力に大きい誤差をもたらし得る。
ある実施形態によれば、位相に基づくジャイロ構造は、PLL又は高周波同期発振器に依存しない。代わりに、機械共振器が駆動及び検知システムの両方にそれ自体の時間的基礎を提供し、電気システムに時間的基礎を提供する必要があるいずれの発振器も機械共振器の運動と非同期であり得る。
ある実施形態によれば、位相に基づく方法を最大限に活用するために、比較器フロントエンド(CFE)回路網が、通常非常に高い利得を有する増幅器からなる従来の回路網の代わりに使用され得る。これは、重要な信号経路において、振幅ではなく位相情報のみが必要とされることから可能である。比較器は、入力信号を基準と比較することによって混合信号波形(MSW)を生成する回路である。入力信号が基準信号よりも大きい場合に出力が高く(又はその逆も同様)、入力信号が基準信号よりも小さい場合に出力が低い(又はその逆も同様)。従って、比較器は、出力が高又は低レール(Vdd又はVss)である飽和状態で動作するように設計される点で増幅器と異なる。また、フィードバックループの欠如は、雑音を低減し、回路網を単純化する。さらに、振幅情報の代わりに位相が使用されるため、CFEのダイナミックレンジ(位相で測定)は、振幅を測定する従来の回路のものよりもはるかに高くすることができる。
図2Aは、ある実施形態による、回路200に結合された例示的共振器204を示す。なお、この図及び後続の図では、トランスデューサは回路の構成要素と見なされる。ただし、トランスデューサは共振器204の構成要素と見なされ得る。
共振器204は、ジャイロスコープシステムの要素であり得る。ある実施形態では、共振器204はMEMS共振器である。回路200は、比較器201及びトランスデューサ202を含む。トランスデューサ202は、共振器204に関連付けられた機械信号205を、比較器201によって受信される電気信号206に変換するために使用され得る。
ある実施形態では、トランスデューサ202は、共振器204の検知軸に沿ってアライメントされ、及び共振器204の1つ又は複数のモードの運動(変位又は速度)を検出するように配向される。比較器201は、受信した電気信号206を基準電源203によって生成された基準信号207(電流又は電圧)と比較する。基準電源203は電流又は電圧源であり得る。比較器201は、トランスデューサ202の検知軸に沿った共振器204の運動に同期された遷移(立ち上がり及び立ち下がりエッジ)を有する出力信号208を生成する。一例では、出力信号208は混合信号波形(MSW)である。そのため、出力信号208は、振幅に関してデジタル及び時間に関してアナログと見なすことができる。
基準電源203は、基準信号207が入力信号206とコモンモード誤差を共有するように選択され得る。その場合、比較動作中の相殺によって生じる出力信号208から誤差を実質的に取り除くことができる。一般的にこのように相殺されるコモンモード誤差は、電圧源雑音又は温度に関する変動などの他の相関誤差を含む。
図2Bは、ある実施形態よる、別の回路220と結合された共振器204を示す。回路220は、単一の入力信号206を受け取るシングルエンド比較器201を含む。基準電源209及び基準信号210は、比較器201に内在する。例えば、基準電源209は、内部電圧バイアス(電圧モード比較器の場合)、又はH. Traeff, “Novel approach to high speed CMOS current comparators” Electronics Letters 28.3, (1992), pp. 310-311に記載されるもののような、電流モード比較器の第1のレッグにおける静止電流であり得る。比較器201は、基準信号210と比較した入力信号206の電流又は電圧レベルに基づく出力信号211を生成する。
図2Cは、ある実施形態による、別の回路230と結合された共振器204を示す。ある外部電源から基準電圧を受け取るのではなく、比較器201は、トランスデューサ202及び213の差動対に結合され、信号を名目上2倍にしながら、トランスデューサによって共有されるコモンモード誤差を相殺する利点を有する。トランスデューサ202及び213の各々は、共振器204の異なる軸に沿ってアライメントされ得る。このような構成では、トランスデューサ213が基準信号214を提供する間、トランスデューサ202は入力信号206を供給する。一例では、トランスデューサ202及び213は、名目上逆平行の検知軸の周りの運動を検知する。比較器201は、基準信号214と比較した入力信号206の電流又は電圧レベルに基づく出力信号215を生成する。
一例では、トランスデューサ202の検知軸を共振器204の駆動モードに配向させることにより、駆動運動と同期されたMSWが生成される。この駆動同期信号は、システムにおいて多くの同期/トリガ目的で利用することができ、基本的にシステムクロックの目的を果たす。別の例では、トランスデューサ202の検知軸を共振器204の検知モードに配向させることにより、検知運動と同期されたMSWが生成される。この検知同期信号は、駆動同期信号又は外部印加角速度による別の検知同期信号に対して位相シフトされた状態となり得る。誘起位相シフトは、印加角速度に比例し、最終ジャイロスコープ出力の生成に使用される。
図2Dは、ある実施形態による、別の回路240と結合された共振器204を示す。この例では、回路240は、2つの検知トランスデューサ202及び216と、2つの比較器201及び217(シングルエンドとして示されるが、必須ではない)とを含む。比較器の出力は、パルス幅が第1及び第2の比較器出力(B1及びB2)間の位相シフトに比例する出力信号(C1及びC2)を生成する位相検出回路218に供給される。図2Eは、回路240内の様々な信号間の関係を描く。図2Eに描かれる実施形態では、位相検出回路218は、C1のパルス幅がB1とB2との間の位相に比例し、C2のパルス幅がB2とB1との間の位相に比例するように、相補パルス幅変調(PWM)信号C1及びC2を生成する。このように、ある実施形態によれば、相補信号C1及びC2は、示差測定の基礎を提供する。
ある実施形態によれば、回路240は、信号処理モジュール219を含む。信号処理モジュール219を用いて、位相検出信号を受信し、それらに対して利得及び/又はフィルタリング動作などの信号処理動作を行い、印加角速度に比例する低周波(例えば、<1kHz)出力信号を生成することができる。
一例では、検知トランスデューサ202が共振器204の検知軸とアライメントされ、及び検知トランスデューサ216が共振器204の駆動モードとアライメントされる。比較器201は、直角位相による検知軸に沿った運動と実質的に同期されたMSWを生成するように設計され得、比較器217は、駆動モード運動と実質的に同期されたMSWを生成するように設計され得る。角速度が印加された状態では、図2Eに示されるように、比較器出力B1及びB2は、ある実施形態によれば、位相検出回路218によって検出される位相シフトされた状態となる。
別の例では、検知トランスデューサ202及び216は、共振器204の逆平行の検知軸対とアライメントされ、及び共通構成要素駆動モード運動を検知するように部分的にアライメントされる。角速度が印加されていない状態では、比較器出力B1及びB2は、図2Eの2番目の列に描かれるように、名目上同相にある。角速度が印加された状態では、ある実施形態によれば、図2Eの3番目の列に描かれるように、比較器出力B1及びB2は、反対方向に位相シフトされた状態となり、この位相シフトは印加角速度に比例する。
フロントエンド回路網に比較器を使用する利点の1つは、全デューティサイクルの大部分の間、比較器の出力が一定値(高(Vdd)又は低(Vss))を維持することである。さらに、多くの共振器に関して、比較器によって受信される入力信号は、非常に安定した明確に規定された周波数を有する。これは、比較器の動作のデューティサイクリングを可能にする。
図3Aは、ある実施形態による比較器201の例示的入力信号302及び生成された出力信号303を示す。第1の位相信号(φa)304は、予期されるゼロ交差付近で規定され得、第2の位相信号(φb)305は、出力信号303が一定のままであると予期されるデューティサイクルの部分中に規定され得る。第2の位相信号305が論理HIGHの間、例えば、消費電力を低減するために比較器及び関連の回路網の電源をオフにすること、又は力フィードバック信号を適用した運動の任意の必要な作動により検出を多重化することなどの他の動作が可能である。後者の場合、検知トランスデューサ及びフィードバックアクチュエータを単一の構成要素に統合し、従って複雑さを低減し、及び共振器上の貴重なスペースを節約することができる点で魅力的である。
図3Bは、ある実施形態による、別の回路300に結合された共振器204を示す。回路300は、比較器201のデューティサイクル動作を制御するための第1のスイッチ309及び第2のスイッチ310を含む。なお、比較器201の基準信号は、この図には示されていない。第1のスイッチ309は、第1の位相信号304によって制御され得、一方、第2のスイッチ310は、第2の位相信号305によって制御される。各スイッチは、それに対応する制御信号が論理HIGH電圧である間、閉と見なすことができ、それに対応する制御信号が論理LOW電圧である間、開と見なすことができる。第1の位相信号304及び第2の位相信号305は、所望の量だけ遅延された駆動同期信号(上述の通り)によってトリガされ得る。
ある実施形態によれば、回路300は、センサ及びアクチュエータの両方として機能するトランスデューサ306も含む。トランスデューサ306は、それが共振器204の軸に沿ってアライメントされたセンサ及び共振器204の1つ又は複数のモードを励起するアクチュエータの両方として機能するように、機械エネルギーを電気エネルギーに、及び電気エネルギーを機械エネルギーに変換することが可能であり得る。ある実施形態によれば、スイッチ309及び310の動作は、トランスデューサ306の動作状態を決定する。例えば、第1のスイッチ309が閉であり、且つ第2のスイッチ310が開である場合、トランスデューサ306は、電気信号を比較器201に提供する検知トランスデューサとして機能する。第1のスイッチ309が開であり、且つ第2のスイッチ310が閉である場合、トランスデューサ306は、アクチュエータとして機能し、共振器204に与えるトランスデューサ306の機械エネルギーレベルを決定する制御信号308を受信する。制御信号308は、回路300に結合された別の回路からのフィードバック信号であり得る。比較器201は、出力信号307を生成する。
比較器の使用に関する潜在的問題点の1つは、雑音の多い入力信号の存在下でのその挙動である。より具体的には、理想的な入力が単一の遷移を生じさせる瞬間において、入力に対する雑音の存在は、複数の誤った遷移をもたらし得る。これはチャタリングとして知られ、比較器設計に閾値ヒステリシスを導入することによって克服することができる。
図4Aは、ある実施形態による、別の回路400に結合された共振器204を示す。回路400は、比較器201(シングルエンドとして示されるが、必須ではない)、共振器204の駆動モードとアライメントされたトランスデューサ202、駆動モードとアライメントされたアクチュエータ401、及び駆動モジュール402を利用する正のフィードバック駆動モード励起を提供する。一実施形態では、駆動モジュール402は、比較器201からの出力信号403によってトリガされる、低電圧(V1)と高電圧(V2)との間のトグリングによって一定振幅の駆動信号406を生成する。その結果生じる駆動信号404は、アクチュエータ401に印加され得、駆動モード運動に同期された印加力を生じさせる。運動が変位であるか又は速度であるかに応じて、共振器204を共振で駆動させるための印加力の正しい位相及び極性を実現するために、トランスデューサ202及びアクチュエータ401の設計及び選択に注意が必要である。例えば、出力信号403が、電流モード比較器に供給する容量性速度−電流トランスデューサによって生成される場合、正しい位相整合を実現することができる。その結果生じる駆動同期は、極性が負ではなく正のフィードバックを生成するのに正しい場合、容量性電圧−力アクチュエータに印加された際に共振で駆動するのに正しい位相である。さらに、意図した適用の動態及び他の特性によって必要とされるフィルタリング、利得、及び/又は遅延などの追加の処理が駆動信号404に行われ得る。
位相に基づく方法は、重要なデータ経路において振幅情報を必要としないが、何らかの補助機能性又は制御が振幅測定を必要とし得る。通常、このような測定は、名目上の動作点に関する小さい逸脱に対して行われるのみでよい。従って、広い範囲にわたる直線性は必要とされない。図4Bは、ある実施形態による、振幅測定も利用する別の回路420に結合された共振器204を示す。ある実施形態によれば、比較器201内部からの既存の(又は容易に得られる)信号を用いてピーク振幅検出を実施することができる。例えば、全波整流器は、比較器201の内部のミラー及び/又は誘導電流によって給電することができる。次に、その結果がローパスフィルタリングされることにより、比較器の入力信号206の振幅に比例する信号406を提供し得る。
ある実施形態によれば、回路420は、駆動モード励起のための自動利得制御(AGC)ループを含む。共振器204の駆動モードとアライメントされたトランスデューサ202の出力が比較器201(シングルエンドとして示されるが、必須ではない)の入力に供給される。比較器201は、出力信号405及び振幅信号406を生成する。振幅信号406は、AGC回路407内の目標値と比較されて、駆動信号409の振幅を規定するAGC出力408を生成する。
例えば、図3Bの回路300によって示されるように、駆動モジュール402と一緒の比較器201の動作はデューティサイクリングされ得る。
図4Cは、ある実施形態による、比較器201及び駆動モジュール402のデューティサイクル動作を含む別の回路430と結合された共振器204を示す。第1のスイッチ309及び第2のスイッチ310は、図3A及び3Bを参照して先に述べたものと類似の方式で動作し得る。比較器201からの出力信号411が駆動モジュール402に供給される。駆動モジュール402は、第2のスイッチ310が閉の場合に共振器204のアクチュエータを励起するフィードバック制御信号412を生成する。
位相ロックループ(PLL)に類似した閉ループ方式でシステムを動作させることにより、性能を大きく向上させることができる。この構成では、検知軸毎に、角速度に応答して生じる位相シフトを打ち消すために、検知軸アクチュエータにフィードバック信号が印加される。定位相を維持するために必要とされるフィードバックの大きさをモニタリングすることにより、外部印加角速度の表示が提供される。この位相に基づく閉ループ動作は、フィードバック信号が速度による信号にのみ影響を与える一方、直角位相などの他の存在する信号が影響を受けない点において、従来の力再平衡閉ループ動作を上回る利点を有する。従って、位相に基づく閉ループ動作は、複雑な同期復調及び/又は直角位相ヌリングスキームを回避し、比較的単純な回路網を用いて実施することができる。
ジャイロスコープの信号対雑音(S/N)は、駆動モードと検知モードとの間の小さい周波数分離で動作することによって大きく増加させることができる。これを達成する方法の1つは、上述の位相に基づく閉ループ実装形態を用いることである。類推により、これは、MEMS共振器がVCOに取って代わり、同期に使用される基準信号も生成するPLL回路に類似する。位相に基づく閉ループジャイロスコープの場合、外部印加角速度によって生じる位相シフトは、共振器に印加されるフィードバックによって打ち消される。位相シフトを打ち消すために必要とされるフィードバックの大きさを用いて、印加速度を決定することができる。従来の閉ループジャイロスコープは、フィードバックが完全ヌル検知運動に適用される力再平衡方法を用いる。この方法は、速度による信号と、直角位相などの不要の信号とを区別する追加の機能性を必要とする。それに対して、位相に基づく閉ループ方法は、速度による信号をゼロにするのみであり、速度による信号を直角位相などの不要の信号から本質的に分離する。
図5Aは、ある実施形態による、基本的な位相に基づく閉ループジャイロスコープを示す。この例では、外部印加角速度が、2つの検知モジュールの出力である信号B1とB2との間の位相シフトを生じさせるように、検知モジュール501が共振器204の検知軸とアライメントされ、及び検知モジュール502が共振器204の別の(例えば、同一線上にない)軸とアライメントされる。図5Cに描かれるように、信号B1及びB2は、ある実施形態によれば、混合信号波形(MSW)である。位相検出回路503が信号B1及びB2間の位相シフトを測定し、フィードバック制御回路504が、測定された位相シフトに比例してフィードバック信号を生成する。ある実施形態によれば、アクチュエータ505は、フィードバック信号を受信し、位相シフトが打ち消されるように共振器に機械的に影響を与える。一例では、アクチュエータは、速度による位相シフトを打ち消すための振動機械力を生成する。別の例では、アクチュエータは、速度による位相シフトを打ち消す静電減衰を生じさせる。別の例では、アクチュエータは、速度による位相シフトを打ち消す静電剛性を生じさせる。
ある実施形態では、検知モジュール501は、名目上、共振器204の検知軸とアライメントされ、及び検知モジュール502は、名目上、共振器の駆動モードとアライメントされる。角速度の非印加時、検知軸の直角位相及び駆動モードの運動による応答が一定の(又はゼロ)位相シフトを有する。角速度の印加時、検知モジュール501の出力は、検知モジュール502の出力に対して位相シフトされた状態となり、この位相シフトは外部印加角速度に比例する。
ある実施形態では、検知モジュール501及び502は、共振器の逆平行の検知軸と名目上アライメントされる。加えて、コモンモード応答が名目上同相にあり、且つ類似の大きさを有するように、検知モジュールは、部分的にコモンモード軸とアライメントされる。一例では、検知モジュールは、コモンモード信号を生成する駆動モードと部分的にアライメントされる。別の例では、検知モジュールは、コモンモード信号を生成する共振器の補助モードと部分的にアライメントされる。角速度の非印加時、検知モジュールの出力B1及びB2が一定の(又はゼロ)位相シフトを有する。角速度の印加時、出力B1及びB2は、互いに対して位相シフトされた状態となり、この位相シフトは外部印加角速度に比例する。
図5Bは、ある実施形態による、二次制御ループが駆動モードと検知モードとの間の一定周波数分離を維持する、位相に基づく閉ループ構成を示す。この例では、検知モジュール501及び502が逆平行の検知軸とアライメントされ、位相検出回路網503が位相シフトに応答してPWM信号D1及びD2を生成し、フィードバック制御回路網504が、位相シフトを打ち消すためのアクチュエータ505によって受信されるフィードバック信号を生成する。加えて、ある実施形態によれば、第3の検知モジュール506が駆動モードとアライメントされ得、及び第2の位相検出回路507が、駆動同期信号B3と、2つの検知モード検知モジュール501及び502の出力の論理結合との間の位相シフトを検出する。第2の位相検出回路507の出力D3は、平均値が駆動及び検知モードの運動間の位相オフセットに比例する別のPWM信号であり得る。フィードバック制御回路網508は、位相検出出力D3を受信し、第2のアクチュエータ509によって受信されるフィードバック信号を生成する。ある実施形態では、アクチュエータ509は、共振器204の検知モードに印加される静電剛性を変調することにより、駆動モードと検知モードとの間の一定周波数分離を維持する。別の実施形態では、アクチュエータ509は、共振器204の検知モードに対する振動力を生じさせることにより、駆動モードと検知モードとの間の一定周波数分離を維持する。
容量性、圧電性、ピエゾ抵抗性、トランジスタベースの、又は振動運動(変位又は速度)に比例する電気信号(電流又は電圧)を生成するその他の技術を含む様々な検知トランスデューサ技術がマイクロジャイロにおける実施に適している。入力ドメイン(変位又は速度)は、出力の位相に対する影響を有する。従って、意図された適用に対して正しい位相を実現するようにトランスデューサの選択が行われるべきである。出力ドメイン(電流又は電圧)は、使用される回路の種類に関して密接な関係を有する。同様に、容量性又は圧電性などの様々なアクチュエータ技術も利用可能であり、共振器の励起の正しい位相整合に関して密接な関係を有する。
概要及び要約の項目ではなく、詳細な説明の項目は、特許請求の範囲を解釈するために使用されることが意図されることを認識されたい。概要及び要約の項目は、本発明者によって企図された本発明の1つ又は複数の(ただし、全てではない)例示的実施形態を記載するものであり、従って、本発明及び添付の特許請求の範囲を限定することを決して意図しない。
特定の機能及びそれらの関係性の実施を示す機能構成ブロックを用いて、本発明の実施形態を上記に説明した。これらの機能構成ブロックの境界線は、説明の便宜上、本明細書において任意に規定されたものである。特定の機能及びそれらの関係性が適切に行われる限り、別の境界線を規定することができる。
具体的な実施形態の上述の説明は、本発明の一般的性質を完全に明らかにするため、他の人々は、本発明の一般概念から逸脱することなく、過度の実験なしに当該技術分野の技術の範囲内の知識を適用することにより、様々な用途のために、上記の具体的な実施形態を容易に変更及び/又は適応させることができる。従って、このような適応形態及び変更形態は、本明細書に提示された教示及び指導に基づく開示の実施形態の均等物の意味及び範囲内であることが意図される。本明細書における表現又は専門用語は、説明のためのものであり、限定を目的としたものではなく、本明細書の専門用語又は表現は、教示及び指導を考慮して当業者によって解釈されるものとする。
本発明の広がり及び範囲は、上記の例示的な実施形態のいずれによっても限定されるものではなく、以下の請求項及びそれらの均等物に従ってのみ規定されるものとする。

Claims (43)

  1. 共振器と、
    トランスデューサと、
    前記トランスデューサから入力信号を受信し、及び前記入力信号を基準信号と比較して出力信号を生成するように構成された比較器と
    を含み、
    前記出力信号の立ち上がり及び立ち下がりエッジ遷移が、前記トランスデューサの検知軸に沿った前記共振器の運動と実質的に同期される、ジャイロスコープ。
  2. 前記出力信号が混合信号波形(MSW)である、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  3. 前記トランスデューサの前記検知軸が前記共振器の駆動モードとアライメントされる、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  4. 前記トランスデューサの前記検知軸が前記共振器の検知モードとアライメントされる、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  5. 前記基準信号が、前記入力信号と共有される少なくとも1つのコモンモード誤差を含む、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  6. 前記コモンモード誤差が電圧源雑音である、請求項5に記載のジャイロスコープ。
  7. 前記コモンモード誤差が温度変動によって引き起こされる、請求項5に記載のジャイロスコープ。
  8. 前記比較器が前記比較器の外部の基準電源から前記基準信号を受信する、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  9. 前記比較器が前記比較器内の基準電源から前記基準信号を受信する、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  10. 前記トランスデューサと前記比較器の入力との間の電気経路を開又は閉にするように構成された第1のスイッチと、
    前記ジャイロスコープのアクチュエータと外部信号源との間の電気経路を開又は閉にするように構成された第2のスイッチと
    をさらに含む、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  11. 前記第1のスイッチが前記出力信号の前記立ち上がり及び立ち下がりエッジ遷移中に閉じられ、及び前記第1のスイッチが、前記出力信号が実質的に一定の電圧を有する期間中に開かれているように、前記第1のスイッチが第1の制御信号によって制御される、請求項10に記載のジャイロスコープ。
  12. 前記比較器が、前記出力信号が実質的に一定の電圧を有する期間中に電源をオフにされる、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  13. 前記第2のスイッチが前記出力信号の前記立ち上がり及び立ち下がりエッジ遷移中に開かれており、及び前記第2のスイッチが、前記出力信号が実質的に一定の電圧を有する期間中に閉じられるように、前記第2のスイッチが第2の制御信号によって制御される、請求項10に記載のジャイロスコープ。
  14. 前記外部信号源が、前記第2のスイッチが閉であるときに前記アクチュエータによって前記共振器の運動を引き起こすように構成された信号を生成する、請求項13に記載のジャイロスコープ。
  15. 前記基準信号が、前記比較器の第2の入力において、前記ジャイロスコープの第2のトランスデューサから受信される、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  16. 前記第1のトランスデューサ及び前記第2のトランスデューサが、名目上逆平行の検知軸の周りの運動を検知するように構成される、請求項15に記載のジャイロスコープ。
  17. 前記出力信号が第1の出力信号であり、及び前記ジャイロスコープが、
    第2のトランスデューサと、
    前記第2のトランスデューサから第2の入力信号を受信し、及び前記第2の入力信号を第2の基準信号と比較して第2の出力信号を生成するように構成された第2の比較器と
    をさらに含み、
    前記第2の出力信号の立ち上がり及び立ち下がりエッジ遷移が、前記第2のトランスデューサの検知軸に沿った前記共振器の運動と実質的に同期され、
    前記第1の出力信号と前記第2の出力信号との間の位相シフトが外部印加角速度に比例する、請求項1に記載のジャイロスコープ。
  18. 前記第1の出力信号及び前記第2の出力信号を受信し、及び前記第1の出力信号と前記第2の出力信号との間の前記位相シフトに比例するパルス幅を有する1つ又は複数の追加の出力信号を生成するように構成された位相検出モジュールをさらに含む、請求項17に記載のジャイロスコープ。
  19. 前記1つ又は複数の追加の出力信号を受信し、
    前記受信された1つ又は複数の追加の出力信号に対して信号処理機能を行い、及び
    前記外部印加角速度に比例する処理された出力信号を生成するように構成された信号処理モジュールをさらに含む、請求項18に記載のジャイロスコープ。
  20. 前記1つ又は複数の追加の出力信号が相補出力信号を含み、第1の相補出力信号のパルス幅が、前記第2の出力信号の位相に対する前記第1の出力信号の位相に比例し、及び第2の相補出力信号のパルス幅が、前記第1の出力信号の前記位相に対する前記第2の出力信号の前記位相に比例する、請求項18に記載のジャイロスコープ。
  21. 前記第1のトランスデューサが前記共振器の検知軸とアライメントされ、及び前記第2のトランスデューサが前記共振器の駆動モードとアライメントされる、請求項17に記載のジャイロスコープ。
  22. 前記第1及び第2のトランスデューサが、名目上逆平行の検知軸の周りの運動を検知し、及びコモンモード運動を検知するように構成される、請求項17に記載のジャイロスコープ。
  23. 前記コモンモード運動が駆動モード運動である、請求項22に記載のジャイロスコープ。
  24. 前記コモンモード運動が補助共振器モードの運動である、請求項22に記載のジャイロスコープ。
  25. アクチュエータと、
    トランスデューサと、
    前記トランスデューサから入力信号を受信し、及び前記入力信号を基準信号と比較して出力信号を生成するように構成された比較器と、
    前記出力信号を受信し、及び前記アクチュエータに印加される駆動信号を生成するように構成された駆動モジュールと
    を含むジャイロスコープ。
  26. 前記駆動モジュールが、第1の電圧と第2の電圧との間をトグルで切り換える駆動信号を生成するように構成される、請求項25に記載のジャイロスコープ。
  27. 前記比較器からピーク振幅信号を受信し、
    前記ピーク振幅信号を目標値と比較し、及び
    前記駆動モジュールによって受信され、及び前記駆動信号の振幅を制御するように構成された駆動振幅信号を生成するように構成された利得制御モジュールをさらに含む、請求項25に記載のジャイロスコープ。
  28. 前記トランスデューサと前記比較器の入力との間の電気経路を開又は閉にするように構成された第1のスイッチと、
    前記アクチュエータと前記駆動モジュールとの間の電気経路を開又は閉にするように構成された第2のスイッチと
    をさらに含む、請求項25に記載のジャイロスコープ。
  29. 共振器と、
    第1のトランスデューサ及び第2のトランスデューサであって、前記第1のトランスデューサが前記共振器の第1の軸とアライメントされ、及び前記第2のトランスデューサが前記共振器の第2の軸とアライメントされる、第1のトランスデューサ及び第2のトランスデューサと、
    前記第1のトランスデューサの出力と前記第2のトランスデューサの出力との間の位相シフトを検出するように構成された位相検出回路であって、前記位相シフトが外部印加角速度に比例する、位相検出回路と、
    前記検出された位相シフトに基づいてフィードバック信号を生成するように構成されたフィードバック制御回路であって、前記フィードバック信号が、前記共振器の動作に影響を与えることにより、前記検出された位相シフトを打ち消す、フィードバック制御回路と
    を含む、ジャイロスコープ。
  30. 前記第1のトランスデューサの前記出力が、前記共振器の前記第1の軸に沿った運動と実質的に同期された第1の電気信号であり、及び前記第2のトランスデューサの前記出力が、前記共振器の前記第2の軸に沿った運動と実質的に同期された第2の電気信号である、請求項29に記載のジャイロスコープ。
  31. 前記第1の軸が前記共振器の検知軸と名目上アライメントされ、及び前記第2の軸が前記共振器の駆動モードと名目上アライメントされる、請求項30に記載のジャイロスコープ。
  32. 前記第1及び第2の軸が逆平行の検知軸と主にアライメントされ、及び前記共振器のコモンモード軸と部分的にアライメントされる、請求項30に記載のジャイロスコープ。
  33. 前記コモンモード軸が前記共振器の駆動モードである、請求項32に記載のジャイロスコープ。
  34. 前記コモンモード軸が前記共振器の補助モードである、請求項32に記載のジャイロスコープ。
  35. 前記フィードバック信号を受信するように構成されたアクチュエータをさらに含む、請求項29に記載のジャイロスコープ。
  36. 前記アクチュエータが、前記共振器に対する振動力を生じさせることによって前記位相シフトを打ち消すように構成される、請求項35に記載のジャイロスコープ。
  37. 前記アクチュエータが、前記共振器に対する静電減衰を生じさせることによって前記位相シフトを打ち消すように構成される、請求項35に記載のジャイロスコープ。
  38. 前記アクチュエータが、前記共振器に対する静電剛性を生じさせることによって前記位相シフトを打ち消すように構成される、請求項35に記載のジャイロスコープ。
  39. 前記共振器の駆動モードとアライメントされる第3のトランスデューサと、
    前記第1及び第2のトランスデューサの前記出力と、前記第3のトランスデューサの出力とに基づいて第2の位相シフトを検出するように構成された第2の位相検出回路と、
    前記検出された第2の位相シフトに基づいて第2のフィードバック信号を生成するように構成された第2のフィードバック制御回路であって、前記第2のフィードバック信号が前記共振器の前記駆動モードと検知モードとの間の実質的に一定の周波数分離を維持する、第2のフィードバック制御回路と
    をさらに含む、請求項29に記載のジャイロスコープ。
  40. 前記第2のフィードバック信号が前記駆動モードと前記検知モードとの間の一定の位相シフトも維持する、請求項39に記載のジャイロスコープ。
  41. 前記第2のフィードバック信号を受信するように構成された第2のアクチュエータをさらに含む、請求項39に記載のジャイロスコープ。
  42. 前記第2のアクチュエータが、前記第2のフィードバック信号に基づいて前記共振器に対する振動力を生じさせるように構成される、請求項41に記載のジャイロスコープ。
  43. 前記第2のアクチュエータが、前記第2のフィードバック信号に基づいて前記共振器に対する静電剛性を生じさせるように構成される、請求項41に記載のジャイロスコープ。
JP2017559085A 2015-05-13 2016-05-09 ジャイロスコープの位相に基づく測定及び制御 Active JP6785795B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/710,991 US10030976B2 (en) 2015-05-13 2015-05-13 Phase-based measurement and control of a gyroscope
US14/710,991 2015-05-13
PCT/US2016/031443 WO2016182993A2 (en) 2015-05-13 2016-05-09 Phase-based measurement and control of a gyroscope

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018514785A true JP2018514785A (ja) 2018-06-07
JP6785795B2 JP6785795B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=56027216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017559085A Active JP6785795B2 (ja) 2015-05-13 2016-05-09 ジャイロスコープの位相に基づく測定及び制御

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10030976B2 (ja)
EP (1) EP3295123B1 (ja)
JP (1) JP6785795B2 (ja)
KR (1) KR20180006929A (ja)
CN (1) CN107810385B (ja)
TW (1) TWI744231B (ja)
WO (1) WO2016182993A2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016164543A1 (en) 2015-04-07 2016-10-13 Analog Devices, Inc. Quality factor estimation for resonators
GB2547415A (en) * 2016-02-09 2017-08-23 Atlantic Inertial Systems Ltd Inertial sensors
JP6660849B2 (ja) * 2016-08-04 2020-03-11 三菱プレシジョン株式会社 バイアス補正機能を有する振動型ジャイロ、及び振動型ジャイロの使用方法
WO2019050517A1 (en) * 2017-09-07 2019-03-14 Georgia Tech Research Corporation HIGH CORIOLIS COUPLING TUBING / ROLLING GYROSCOPE DISCHARGED FROM THE SUBSTRATE
US10578435B2 (en) * 2018-01-12 2020-03-03 Analog Devices, Inc. Quality factor compensation in microelectromechanical system (MEMS) gyroscopes
US11041722B2 (en) 2018-07-23 2021-06-22 Analog Devices, Inc. Systems and methods for sensing angular motion in the presence of low-frequency noise
CN109931959B (zh) * 2019-03-27 2023-03-31 河海大学常州校区 硅微陀螺仪正交误差校正方法
EP3786581B1 (en) * 2019-08-29 2023-06-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Offset-cancelling capacitive mems gyroscope
EP3882571B1 (en) * 2020-03-16 2022-08-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Gyroscope with locked secondary oscillation frequency
FR3108897B1 (fr) * 2020-04-03 2022-04-08 Commissariat Energie Atomique Procédé de commande d’un capteur
US11885647B2 (en) 2021-02-05 2024-01-30 Rohm Co., Ltd. Accelerometer apparatuses and systems for noise rejection
AT524956B1 (de) * 2021-04-23 2022-11-15 Univ Wien Tech Mikro-elektro-mechanisches system

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4951508A (en) * 1983-10-31 1990-08-28 General Motors Corporation Vibratory rotation sensor
US5196905A (en) * 1988-06-22 1993-03-23 Litton Systems, Inc. Radio frequency excited ring laser gyroscope
US5197331A (en) * 1987-12-30 1993-03-30 Yazaki Corporation Oscillatory angular speed detecting apparatus
US5696420A (en) * 1993-11-17 1997-12-09 Sony Corporation Vibration type gyroscope apparatus
JP3288597B2 (ja) * 1997-01-27 2002-06-04 アルプス電気株式会社 振動型ジャイロスコープ
GB2335322B (en) * 1998-03-13 2002-04-24 Ericsson Telefon Ab L M Phase detector
DE60041472D1 (de) * 1999-05-28 2009-03-19 Alps Electric Co Ltd Anregungsvorrichtung eines piezoelektrischen Vibrators
WO2001020259A1 (en) 1999-09-17 2001-03-22 Kionix, Inc. Electrically decoupled micromachined gyroscope
JP4694681B2 (ja) * 1999-11-26 2011-06-08 セイコーインスツル株式会社 超音波モータ及び超音波モータ付き電子機器
JP2001356017A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Alps Electric Co Ltd 振動子の駆動検出装置
TW593981B (en) * 2001-07-20 2004-06-21 American Gnc Corp Micro integrated global positioning system/inertial measurement unit system
US6597083B2 (en) * 2001-12-19 2003-07-22 Caterpillar Inc. Method and apparatus for compensating for temperature induced deformation of a piezoelectric device
JP2004312938A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Olympus Corp 超音波モータ装置
US6995622B2 (en) * 2004-01-09 2006-02-07 Robert Bosh Gmbh Frequency and/or phase compensated microelectromechanical oscillator
US7437253B2 (en) * 2004-07-29 2008-10-14 The Boeing Company Parametrically disciplined operation of a vibratory gyroscope
EP1624286B1 (en) 2004-08-03 2017-10-04 STMicroelectronics Srl Micro-electro-mechanical sensor with force feedback loop
US7281426B1 (en) * 2006-06-15 2007-10-16 Innalabs Technologies, Inc. Stemless hemispherical resonator gyroscope
US7950281B2 (en) * 2007-02-28 2011-05-31 Infineon Technologies Ag Sensor and method for sensing linear acceleration and angular velocity
FI120921B (fi) * 2007-06-01 2010-04-30 Vti Technologies Oy Menetelmä kulmanopeuden mittaamiseksi ja värähtelevä mikromekaaninen kulmanopeusanturi
JP4450029B2 (ja) * 2007-07-24 2010-04-14 セイコーエプソン株式会社 発振駆動回路、発振駆動装置、物理量測定回路、物理量測定装置および電子機器
JP2010185714A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Panasonic Corp 物理量センサシステム、物理量センサ装置
US8156805B2 (en) * 2009-04-15 2012-04-17 Freescale Semiconductor, Inc. MEMS inertial sensor with frequency control and method
CN102686976B (zh) * 2009-10-13 2015-03-25 松下电器产业株式会社 角速度传感器
US8539834B2 (en) * 2010-02-15 2013-09-24 Stmicroelectronics S.R.L. Microelectromechanical gyroscope with calibrated synchronization of actuation and method for actuating a microelectromechanical gyroscope
FI123529B (fi) * 2010-04-22 2013-06-28 Aalto Korkeakoulusaeaetioe Mikromekaaniseen oskillaattoriin perustuva lämpötilakompensoitu taajuusreferenssi
US8395427B1 (en) * 2010-12-20 2013-03-12 National Semiconductor Corporation Low power and low spur sampling PLL
US8884710B2 (en) * 2011-10-25 2014-11-11 Invensense, Inc. Gyroscope with phase and duty-cycle locked loop
US9130505B2 (en) * 2011-11-10 2015-09-08 Qualcomm Incorporated Multi-frequency reconfigurable voltage controlled oscillator (VCO) and method of providing same
GB201120536D0 (en) * 2011-11-29 2012-01-11 Atlantic Inertial Systems Ltd Fault detection using skewed transducers
US9069006B2 (en) 2012-04-05 2015-06-30 Fairchild Semiconductor Corporation Self test of MEMS gyroscope with ASICs integrated capacitors
KR20140000996A (ko) * 2012-06-27 2014-01-06 삼성전기주식회사 관성 센서의 자동이득제어 장치 및 방법
WO2014072762A1 (en) 2012-11-06 2014-05-15 Freescale Semiconductor, Inc. Method and apparatus for generating a proof-mass drive signal
US9146109B2 (en) * 2012-11-26 2015-09-29 Stmicroelectronics S.R.L. Microelectromechanical gyroscope with improved start-up phase, system including the microelectromechanical gyroscope, and method for speeding-up the start up phase
CN103162681B (zh) * 2013-03-19 2015-06-24 中国人民解放军国防科学技术大学 用于微机械陀螺的信号检测方法及装置
CN103759722B (zh) * 2013-12-30 2016-07-06 北京时代民芯科技有限公司 一种环形陀螺仪的静电调整方法及静电调整系统
CN103983260B (zh) * 2014-05-06 2018-01-16 华侨大学 一种静电驱动电容式微机械陀螺仪有效抑制正交误差的方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN107810385B (zh) 2021-07-09
WO2016182993A3 (en) 2017-01-26
KR20180006929A (ko) 2018-01-19
US20160334213A1 (en) 2016-11-17
EP3295123A2 (en) 2018-03-21
EP3295123B1 (en) 2020-06-24
TW201706568A (zh) 2017-02-16
WO2016182993A2 (en) 2016-11-17
US10030976B2 (en) 2018-07-24
CN107810385A (zh) 2018-03-16
JP6785795B2 (ja) 2020-11-18
TWI744231B (zh) 2021-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6785795B2 (ja) ジャイロスコープの位相に基づく測定及び制御
US9003883B2 (en) Angular velocity sensor and synchronous detection circuit used therein
US8754694B2 (en) Accurate ninety-degree phase shifter
US9341476B2 (en) Rate sensor with quadrature rejection
JP5136016B2 (ja) 駆動装置、物理量測定装置及び電子機器
US20190339077A1 (en) Sensor with low power with closed-loop-force-feedback loop
US10055975B2 (en) Circuit device, physical quantity detection device, electronic apparatus, and moving object
US8656775B2 (en) Vibratory gyro-sensor and vibratory gyro circuit
US20130160546A1 (en) Gyro sensor drive circuit, gyro sensor system and method for driving gyro sensor
Wu et al. A novel amplitude-phase information extraction architecture for MEMS vibratory gyroscopes using a modified double side-band demodulation configuration
US20210108921A1 (en) Readout circuit for a mems gyroscope and method for operating such a readout circuit
US20150260755A1 (en) Gyro sensor driving apparatus and method for controlling thereof
Gourlat et al. Dual-mode NEMS self-oscillator for mass sensing
Kumar et al. A frequency scan scheme for PLL-based locking to high-Q MEMS resonators
Sowmya et al. CMOS interfacing and signal conditioning circuit for MEMS gyroscope
JP2008070132A (ja) 角速度センサ
Ahmed et al. A 3-axis PZT-based MEMS gyroscope in 0.18 μm CMOS
Tao et al. A closed-loop system with DC sensing method for vibratory gyroscopes
WO2015079678A1 (ja) 角速度センサ駆動回路及び角速度センサ並びにその励振方法及び駆動icチップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6785795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250